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JP2005238606A - 塗布具 - Google Patents

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JP2005238606A
JP2005238606A JP2004050759A JP2004050759A JP2005238606A JP 2005238606 A JP2005238606 A JP 2005238606A JP 2004050759 A JP2004050759 A JP 2004050759A JP 2004050759 A JP2004050759 A JP 2004050759A JP 2005238606 A JP2005238606 A JP 2005238606A
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JP
Japan
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rib
ink tank
applicator
tip
ribs
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JP2004050759A
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Yasushi Miyashita
泰 宮下
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】 リブの前端における内側の縁部分がエッジ状になっている為、ペン先を圧入する過程でペン先の外周が削れてしまい、リブのペン先に対する保持機能が失われてしまうばかりでなく、削れたかすが空気流通隙間に入り込み空気交換できなくなり、その結果、軸筒内の内圧が上昇しインキが漏れ出してしまったり、連続筆記の際にはカスレが発生してしまったりしていた。
【構成】 インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具であって、前記リブの先端部を後方に向けて傾斜させたことを第1の要旨とし、インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具であって、前記リブの中間部に内接円径が小径な第2リブを形成し、その第2リブの先端部を後方に向けて傾斜させたことを第2の要旨とする塗布具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具に関する。
1例として、「軸筒の先端部内周面に軸線方向に延びる複数のリブを一体に設け、前記リブによりペン先を軸筒先端部に保持させ、且つ前記リブの間に空気流通間隙を形成してなるペン先保持構造であって、前記リブの前端を軸筒の前端から前方へ突出させ、前記リブの前端にペン先の段部を当接させてなるペン先保持構造。」が知られている。
特開平8−310180号
しかし、リブの前端における内側の縁部分がエッジ状になっている為、ペン先を圧入する過程でペン先の外周が削れてしまい、リブのペン先に対する保持機能が失われてしまうばかりでなく、削れたかすが空気流通隙間に入り込み空気交換できなくなり、その結果、軸筒内の内圧が上昇しインキが漏れ出してしまったり、連続筆記の際にはカスレが発生してしまったりしていた。
そこで、リブの内接円形とペン先の外径との差を少なくし、圧入作用を少なくすることの考えられるが、誤って落下させてしまった場合にはペン先が抜け出てしまったり、特に、中綿を用いその中綿を後部から交換する方式の塗布具にあっては、その中綿の交換過程でペン先の後部が押圧され、その結果、ペン先が脱落してしまう危険性があった。
又、前記リブを極力薄く形成することによって空気流通隙間の溝の幅を広く形成することも考えられるが、ペン先を保持する作用が弱くなってしまい、筆記の最中に没入してしまう危険性があり現実的ではない。
本発明は、インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具であって、前記リブの先端部を後方に向けて傾斜させたことを第1の要旨とし、インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具であって、前記リブの中間部に内接円径が小径な第2リブを形成し、その第2リブの先端部を後方に向けて傾斜させたことを第2の要旨とする。
本発明は、インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具であって、前記リブの先端部を後方に向けて傾斜させたことを第1の要旨とし、インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具であって、前記リブの中間部に内接円径が小径な第2リブを形成し、その第2リブの先端部を後方に向けて傾斜させたことを第2の要旨としているので、空気交換が良好な優れた塗布具を提供することができる。
図1〜図4に示し説明する。軸筒1の内部には、弾撥部材7を介して移動不能に樹脂成形品からなるシール筒部3がセットされている。そのシール筒部3の後方内面には、樹脂材質から形成されたインキタンク(筆記体)2の前方の外壁と密閉を保つための内方リブが円周上に形成されている。また、樹脂材質からなるシール蓋4には、3本の細線部51、52(図示されず)、53が放射状にしかも等間隔(120度間隔)な位置に一体に射出成形などの手段によって形成されている。これらの細線部51、52、53の表面には、潤滑剤が塗布されているが、成形と同時に樹脂中に混練りさせても良い。その潤滑剤の例としては、シリコーンオイルやロウ、タルク、グリスなどが良好なものとして挙げられるが、塗布する作業性を考慮すると、シリコーンオイルと言った液状物が好ましい。尚、その細線部52、53の後端はガイド筒6に固定されているが、細線部51はガイド筒6に摺動可能に取り付けられてる。そして、ガイド筒6とシール筒部3との間には、前記弾発部材7が張設されており、その弾撥部材7の付勢によって、前記シール蓋4が後方に押し当てられ、そのシール蓋4とシール筒部3との密閉が保たれている。
軸筒1の先端部はインキタンク2の先端が出没可能に摺動する先端開口穴が設けられ、後端はインキタンク2を構成するノック部材2bを摺動可能に配置できる後端開口穴が設けられている。また、軸筒1の側面には、前記インキタンク2と連結された摺動駒9が長手方向に摺動可能で、先端方向に係止部1bを形成した案内溝1aが形成されている。その案内溝1aの後方は軸筒1の後端開口部と連接されず、案内溝1aは軸筒1の側面で閉じた窓部を形成している。また、案内溝1aの後端部は、インキタンク2が軸筒1に収納されているときの摺動駒9の係止部ともなっている。即ち、インキタンク2の先端に挿着されている塗布部10を突出させたい場合には、摺動駒9を係止部1bに係止されれば良く、塗布部10を収納したい場合にはノック駒9を案内溝1aの後端に当接させておけばよいのである。
ここで、前記インキタンク2について詳述する。インキタンク2は、前記ノック部材2bとそのノック部材2bの前方に着脱自在に螺着されるインキタンク部2aと、そのインキタンク部2aの先端に圧入される塗布部10とから構成されている。その塗布部10の1例としては、繊維束芯やウレタン芯フェルト芯などが挙げられる。又、インキタンク部2aの内部には、インキを含浸させた繊維集束体からなるインキ吸蔵体11が挿着されているが、スポンジやウレタン、綿などの多孔質体であっても良い。そして、前記繊維集束体からなるインキ吸蔵体の表面には、薄いフイルム状部材からなる被覆体が巻き付けられているが、その被覆体には微細な貫通孔を複数形成しても良い。尚、このインキ吸蔵体11は、インキタンク部2aとノック部材2bを分離させることによって、交換が可能なものとなっている。
又、前記インキタンク部2aの前方部には細径部2cが形成されており、その細径部2cの前端に前記塗布部10が挿着されている。具体的に説明すると、細径部2cの前方内面には軸線方向に延びるリブ12が放射状に2個形成されている。そのリブ12はインキタンク部2aの先端から突出した状態で延設形成されている。そして、隣り合うリブ12間で形成される溝13がインキが消費された際に空気がインキタンク2内に侵入する空流通路となっている。尚、リブ12の先端近傍は幅広部12aとなっており、後述する塗布部10の中間段部が当接し得るようになっており、塗布部10の没入防止を確実なものとしている。
前記リブ12の内面には、第2リブ14が形成されており、その第2リブ14の前方には後方に向けて傾斜させた円弧部14aが形成されている。一方、第2リブ14の後端には前記インキタンク2内面とのなす角を直角とした係止部14bが形成されているが、図5に示すようにインキタンク2内面とのなす角θを鋭角としても良い。ここで、前記塗布部10の後部には小径部10aが形成されており、その小径部10aの外径が前記リブ12の内接円形とほぼ同径をなしている。即ち、前記第2リブ14が塗布部10の小径部10aに食い込んだ状態になっていると共に、小径部10aを形成することによって形成される段部10bが前記リブ12の先端平面部12bに当接しているのである。つまり、リブ12の内接円形と塗布部10の小径部10aの外径をほぼ同径とすることによって塗布部10を挿着する際の削れを極力防止し、又、円弧部14aを形成することによって塗布部10のインキタンク2への挿着作業が容易なものとなり、更に、挿着後においては塗布部10の小径部10aが直角の係止部14bに食い付く為抜け防止効果が向上しているのである。
変形例を図6に示し説明する。前記リブ12の高さを第2リブ14の高さと同じくした例である。挿着の容易を維持しつつ、万が一、塗布部10が破損した場合におけるその塗布部10の交換を容易なものとした例である。尚、リブ12の後部における塗布部10との圧入距離を十分に採っている為、脱落防止作用も前例と同様に得られている。
次ぎに、動作について説明する。ノック部材2bを軸筒1に対して前進させると、前記弾撥部材7の弾撥力に抗してインキタンク部2aが前進する。この時、前記細線部51、52、53も前進すると共に緊張状態から開放され、シール蓋4が開放する。更に、ノック部材2bを前進させると、インキタンク部2aが前進し塗布部10が軸筒1の先端開口部から突出する。この突出過程で、前記細線部52、53は軸筒1の内面を摺接しながら撓んだ状態となるが、前記潤滑剤が塗布されている為、スムーズに摺接移動し、その結果、円弧を描いたような湾曲した状態となる(図7参照)。
ここで、更にノック部材2bを前進させると、前記摺動駒9が軸筒1の鋭角な係止部1bに係止され筆記状態を保つことができる。この状態で摺動駒9を長手軸を中心に適宜回転させることにより、摺動駒9と係止部1bの係止が解除され、インキタンク2は収納状態に移ることができる。
以上、本例においては、インキタンク2を軸筒1内に出没可能に配置した塗布具を例示したが、軸筒自体をインキタンクとし、その軸筒の先端に塗布部10を圧入・固定するような塗布具に適用させても良い。
本発明の1例を示す要部縦断面図(塗布部収納状態)。 インキタンクの縦半断面図。 図2の要部拡大図。 インキタンクと塗布部の要部拡大斜視図。 閉経例を示す要部縦断面図。 塗布部の突出状態を示す要部斜視図。 分解斜視図。
符号の説明
1 軸筒
1a 案内溝
1b 係止部
2 インキタンク(筆記体)
2a インキタンク部
2b ノック部材
3 シール筒部
4 シール蓋
5 細径部
6 ガイド筒
7 弾撥部材
8 クリップ
9 摺動駒
10 塗布部
10a 小径部
10b 段部
11 インキ吸蔵体
12 リブ
12a 幅広部
12b 先端平面部
13 溝(空気流通路)
14 第2リブ
14a 円弧部
14b 係止部

Claims (5)

  1. インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具であって、前記リブの先端部を後方に向けて傾斜させたことを特徴とする塗布具。
  2. 前記リブの先端部に平面部を形成すると共に、前記塗布部の中間部には段部を形成し、その塗布部の段部を前記平面部に当接させたことを特徴とする請求項1記載の塗布具。
  3. インキタンクの前方内面に軸線方向に延びるリブが形成され、そのリブに塗布部が保持された塗布具であって、前記リブの中間部に内接円径が小径な第2リブを形成し、その第2リブの先端部を後方に向けて傾斜させたことを特徴とする塗布具。
  4. 前記リブ、或いは、第2リブの後端とインキタンク内面とのなす角を90度以下としたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の塗布具。
  5. 前記リブ、或いは、第2リブをインキタンクの先端部から突出させた状態で形成したことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の塗布具。
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