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JP2005229092A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コネクタの多極化を、構造を大型化することなく実現できる電子制御装置を提供すること。
【解決手段】 電子制御装置1は、筐体3内に多層フレキシブル基板5やスペーサ7が配置されたものである。筐体3内には、第1〜第4のスペーサ7が積層され、各スペーサ7に挟まれる様に、多層フレキシブル基板5が曲げられて配置されている。つまり、第1リジッド部21aは、最下層になる様に配置され、第2リジッド部21bは、下から2層目となるように、第1フレキシブル部23aにて上向きに180度曲げられ、第3リジッド部21cは、最上層となる様に、第2フレキシブル部23bにて上向きに180度曲げられる。これにより、全てのカードエッジ型コネクタ25が、開口部13に配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車の制御等に用いられる回路基板等を筐体内に収容する電子制御装置に関する。
従来より、自動車等の制御に用いられる電子制御装置としては、図25に示す構造のものが知られている(特許文献1参照)。
この電子制御装置P1は、電子部品P2やヒートシンクP3等が実装された回路基板P4が、筐体P5内に収容されたものであり、回路基板P4の端部には、回路基板P4とは別体のコネクタP6が取り付けられていた。
特開2003−229678号公報 (第5頁、図1)
しかしながら、上述した従来技術では、コネクタ構造が複雑になるばかりでなく、部品点数も多く、高価となってしまう。
しかも、従来の電子制御装置では、制御仕様の増加要求等によるコネクタの多極化に対応するには、大型の多極コネクタを別体で実装するしかなく、その結果、構造の複雑化、高コスト化はもとより、電子制御装置自体も大きくなってしまうという問題があった。
また、前記多極化に対応するために、コネクタピンを細くすることや、コネクタピンの間隔を狭めること等により、コネクタサイズを小さくすることが考えられるが、その場合には、大電流駆動制御等を行うためのコネクタ仕様の制限や、全コネクタピンを支えるコネクタ筐体の自身のサイズの限界などの別の問題がある。
つまり、従来の様な別体コネクタを使用する等の構造である以上、電子制御装置の小型化には、それほどの改善は期待できないのが現状である。
本発明は上記問題点を解決するものであり、その目的は、コネクタの多極化を、構造を大型化することなく実現できる電子制御装置を提供することである。
(1)請求項1の発明(電子制御装置)は、電子部品を搭載する複数のリジッド部と、該リジッド部より柔軟で曲げ可能で且つ該リジッド部同士を電気的に接続するフレキシブル部と、を備えた多層フレキシブル基板を、筐体内に収容した電子制御装置であって、前記リジッド部の外周の端部(例えば長方形のリジッド部の1辺)に、該リジッド部と一体に形成されたカードエッジ型コネクタを備えるとともに、前記多層フレキシブル基板を、前記フレキシブル部にて曲げて、前記リジッド部をその厚み方向に多段に積層配置したことを特徴とする。
本発明では、多層フレキシブル基板のフレキシブル部を曲げて、(端部にカードエッジ型コネクタを備えた)リジッド部を多段に積層配置したので、従来技術の別体のコネクタを用いる場合に比べて、コネクタ構造を簡易化できる。それによって、部品点数が少なくなり、コストを低減することができる。
また、本発明では、各リジッド部にカードエッジ型コネクタを設けて各リジッド部を積層配置することにより、制御仕様の増加要求等によるコネクタの多極化に容易に対応でき、電子制御装置自体もコンパクトにすることができる。
尚、前記カードエッジ型コネクタは、全てのリジッド部に設けることが考えられるが、それ以外に、任意の2以上の複数のリジッド部に設けても良い。また、場合によっては、単一のリジッド部に1又は複数のカードエッジ型コネクタを設けてもよい。
また、前記積層配置とは、主として、スペーサ等を用いて、リジッド部を所定の間隔を保って積層方向に配置することを意味しているが、その間に絶縁部材等を配置する場合には、隙間を開けずに積層してもよい。尚、前記リジッド部の表面は、通常、絶縁性を有する樹脂の層で覆われている。
更に、前記カードエッジ型コネクタとは、リジッド部の端部にリジッド部と一体に形成されて、リジッド部の延長方向に伸びる板状のコネクタである。
(2)請求項2の発明は、2以上の前記リジッド部に前記カードエッジ型コネクタを設けるとともに、前記多層フレキシブル基板を曲げて前記リジッド部を積層配置することにより、前記カードエッジ型コネクタをその端子方向を揃えて多段に積層配置したことを特徴とする。
本発明は、カードエッジ型コネクタの配置状態を例示したものである。これにより、カードエッジ型コネクタを多段に配置できるので、多極化に容易に対応することができる。
尚、多層フレキシブル基板には、多層フレキシブル基板を曲げて積層配置する際に、各カードエッジ型コネクタの端子方向が揃うように、予め多層フレキシブル基板の外周の端部に、カードエッジ型コネクタを設けておく。これにより、多層フレキシブル基板を曲げるだけで、所望の位置(即ち電子制御装置におけるコネクタ形成位置)にカードエッジ型コネクタを配置することができる。
また、前記端子方向とは、端子を構成する導電部材が伸びる方向であり、接続する際に相手コネクタが接続される方向(接続方向:コネクタの取出方向)である。
(3)請求項3の発明は、前記各リジッド部に設けた前記カードエッジ型コネクタの端子方向を、各リジッド部毎に変更したことを特徴とする。
本発明は、電子制御装置において、各カードエッジ型コネクタの端子方向を違えたものである。これにより、コネクタの取出方向も、回路機能別(例えば入力と出力)に設定することができ、車両からの配線長の最適化を図ることができる。
尚、1つのリジッド部に複数のカードエッジ型コネクタを設けてもよい。例えば長方形のリジッド部の異なる辺に、それぞれカードエッジ型コネクタを設けてもよい。
(4)請求項4の発明は、前記筐体の端部に、前記カードエッジ型コネクタが露出する筐体開口部を設けたことを特徴とする。
本発明では、筐体開口部にカードエッジ型コネクタが露出するので、この筐体開口部を介して、カードエッジ型コネクタに相手コネクタを接続することができる。
(5)請求項5の発明は、前記筐体開口部には、該筐体開口部を塞ぐ様に、整列部材(例えば整列板)を配置するとともに、該整列部材には、前記各カードエッジ型コネクタがそれぞれ貫挿される複数の貫通孔を備えたことを特徴とする。
本発明では、筐体開口部に配置された整列部材の複数の貫通孔に、それぞれカードエッジ型コネクタが貫挿された構造であるので、相手コネクタとの嵌合性が向上するという利点がある。
尚、整列部材を、例えば金属で構成して、接地電位(GND)とすることで、外部からのノイズによる悪影響を防止できる。
尚、本整列部材は、例えばカードエッジ型コネクタ部位と前記リジッド部の表面の絶縁性を有する樹脂の層で覆われた部位との境界部分まで貫挿される。
(6)請求項6の発明は、前記積層配置される各リジッド部の間に、スペーサを配置したことを特徴とする。
本発明では、各リジッド部の間に(リジッド部間に所定の隙間をあけるための)スペーサを配置するので、各リジッド部に電子部品を搭載した場合でも、電子部品同士が当たって干渉することがない。尚、リジッド部と筐体との間にスペーサを配置してもよい。
(7)請求項7の発明は、前記スペーサは、樹脂製であることを特徴とする。
本発明は、スペーサの材料を例示したものである。これにより、軽量化を図ることができ、絶縁性も高めることもできる。
(8)請求項8の発明は、前記樹脂製のスペーサの前記積層方向に、金属製のカラー(例えば積層方向に伸びる筒状体)を配置したことを特徴とする。
本発明では、樹脂製のスペーサの積層方向に(例えばスペーサに埋め込まれた)金属製のカラーを備えているので、積層方向に押圧力を受けた場合でも、スペーサが変形しにくく、よって、電子部品が破損しにくいという利点がある。また、個々のリジッド部を精度良く多段に積層することができる。
(9)請求項9の発明は、前記スペーサは、金属製であることを特徴とする。
本発明は、スペーサの材料を例示したものである。これにより、積層方向に押圧力を受けた場合でも、スペーサが変形しにくく、よって、電子部品が破損しにくいという利点がある。また、金属製のスペーサは熱伝導性に優れているので、放熱性が高いという効果がある。
尚、多層フレキシブル基板は、通常、その表面が絶縁性を有する樹脂の層で覆われているので、多層フレキシブル基板に金属製のスペーサが接触しても、絶縁性に問題は生じない。
(10)請求項10の発明は、前記スペーサとして、前記リジッド部の表面を覆う板状の部材を用いたことを特徴とする。
本発明は、スペーサの形状を例示したものである。金属製の板状のスペーサによって、リジッド部の表面を覆うことにより、上下のリジッド部の電子部品間の電磁気的な干渉を低減することができる。また、放熱性も向上する。
(11)請求項11の発明は、前記スペーサに、前記リジッド部に搭載された電子部品に当接しないような凹部を設けたことを特徴とする。
本発明は、スペーサの形状を例示したものである。本発明の様に、スペーサに(逃げとなる)凹部を設けることにより、スペーサを直接にリジッド部に重ねても、電子部品に当たることがない。よって、電子制御装置をコンパクトにすることができる。
尚、筐体にも、前記凹部を設けることにより、筐体と電子部品との機械的な干渉を防止することができる。
(12)請求項12の発明は、前記リジッド部の一方の面に電子部品を搭載するとともに、電子部品を搭載しない他方の面に接触するように、前記金属製のスペーサを配置したことを特徴とする。
本発明では、リジッド部の片側には電子部品を搭載しないので、その表面に直接に金属製のスペーサを重ねることができる。これにより、一層放熱性を向上することができる。
(13)請求項13の発明は、前記金属製のスペーサの電位を、接地電位としたことを特徴とする。
これにより、電子制御装置の内外からのノイズによる悪影響を防止することができる。
(14)請求項14の発明は、前記リジッド部と前記スペーサとの間に、放熱ゲルを配置したことを特徴とする。
リジッド部と筐体(及びその凹部)との間に、放熱ゲルを配置することで、より一層放熱性を高めることができる。
(15)請求項15の発明は、前記電子部品として、Si背面露出パッケージ品を用いることを特徴とする。
これにより、例えば金属製のスペーサ等にダイレクトに放熱することが可能であり、一層放熱性が向上する。
(16)請求項16の発明は、前記各リジッド部に搭載する電子部品の機能を、各電子部品間の電磁気的な干渉を抑制するように、各リジッド部毎に変更したことを特徴とする。
本発明では、例えばあるリジッド部に電源関係の電子部品を配置し、他のリジッド部に演算関係の電子部品を配置する様に、例えば使用電力の状態等が異なる電子部品を分離して配置できるので、電子部品間での干渉ノイズによる影響や、各カードエッジ型コネクタ部間での干渉ノイズによる影響を低減できる。
(17)請求項17の発明は、前記筐体が樹脂製であることを特徴とする。
これにより軽量化が可能になる。
(18)請求項18の発明は、前記筐体が金属製であることを特徴とする。
例えば筐体にアースをとることで、筐体全体がGND電位になり、耐ノイズ性を向上できる。
(19)請求項19の発明は、前記筐体が、主として前記各リジッド部の積層方向に配置される第1筐体部材と第2筐体部材とを組み合わせた構造を有し、前第1筐体部材と第2筐体部材とにより構成される空間内に、前記多層フレキシブル基板を収容したことを特徴とする。
本発明は、筐体の構成を例示したものであり、各リジッド部の積層方向に配置された第1筐体部材と第2筐体部材とを結合することにより筐体を構成することができる。
ここで、第1筐体部材と第2筐体部材としては、例えば多層フレキシブル基板が搭載される板状のベース等と、多層フレキシブル基板を覆うようにベースにかぶせられる箱状のカバー等とが挙げられる。
尚、第1筐体部材と第2筐体部材とは、これらを組み合わせることにより、多層フレキシブル基板を収容し、外部コネクタがカードエッジ型コネクタに接続できる筐体を構成できればよく、第1筐体部材や第2筐体部材が、板状であっても箱状のケースであってもよい。
(20)請求項20の発明は、前記第1筐体部材と第2筐体部材とを、前記第1筐体部材及び第2筐体部材のうち少なくとも一方を貫く筐体用ネジ部材により結合したことを特徴とする。
本発明は、第1筐体部材と第2筐体部材とを結合する構成を例示したものである。例えば、図1に例示する様に、カバー(又はベース)に貫通孔を開け、そのカバー(又はベース)をリジッド部の積層方向に貫くような筐体用ネジ部材を用い、筐体用ネジ部材を結合相手であるベース(又はカバー)にネジ止めすることにより、ベースとカバーとを強固に一体化することができる。
(21)請求項21の発明は、前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサには、前記筐体用ネジ部材が貫挿されるスペーサ貫通孔を設けたことを特徴とする。
従って、筐体用ネジ部材をスペーサ貫通孔に貫挿することにより、スペーサの位置決めを行うことができる。
(22)請求項22の発明は、前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、前記リジッド部には、前記筐体用ネジ部材が貫挿されるリジッド部貫通孔を設けたことを特徴とする。
従って、筐体用ネジ部材をリジッド部貫通孔に貫挿することにより、リジッド部の位置決めを行うことができる。
(23)請求項23の発明は、前記第1筐体部材に嵌合凸部又は嵌合凹部を設けるとともに、前記第2筐体部材に嵌合凹部又は嵌合凸部を設け、前記嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合させることにより、前記第1筐体部材と第2筐体部材とを結合したことを特徴とする。
本発明は、第1筐体部材と第2筐体部材とを結合する構成を例示したものである。例えば、図14に例示する様に、ベースに嵌合凸部を設けるとともにカバーに嵌合凹部を設け、この嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合させることにより、ベースとカバーとを結合することができる(この逆の構成も可能である)。
これにより、筐体用ネジ部材で固定する場合と比べて、例えばベースとカバーとの結合(ロック等)や分解が容易になり、組み立て作業も容易になる。よって、生産性が向上する。また、筐体外から筐体用ネジ部材を挿入する場合に用いられるシーリングゴムを廃止でき、部品点数の少なくすることができる。よって、低コスト化に寄与する。
尚、ここでは、前記嵌合凹部は嵌合孔を含む概念である。つまり、嵌合凹部が貫通孔となっていてもよい。
(24)請求項24の発明は、前記筐体に対して、リジッド部用ネジ部材により、前記リジッド部を固定したことを特徴とする。
本発明は、リジッド部を固定する構成を例示したものである。つまり、図14に例示する様に、リジッド部用ネジ部材を用いることにより、リジッド部をベースやカバーにネジ止めすることができる。
(25)請求項25の発明は、
前記筐体の内側面に筐体側固定突起を設け、該筐体側固定突起により、前記リジッド部を固定したことを特徴とする。
本発明は、リジッド部を固定する構成を例示したものである。つまり、図15に例示する様に、筐体側固定突起を例えばリジッド部に設けられた係止用の貫通孔などに通して係止することにより、リジッド部をベースやカバーに固定することができる。
(26)請求項26の発明は、前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサにスペーサ側固定突起を設け、該スペーサ側固定突起により前記リジッド部を固定したことを特徴とする。
本発明は、リジッド部を固定する構成を例示したものである。つまり、図15に例示する様に、スペーサ側固定突起を例えばリジッド部に設けられた係止用の貫通穴(例えばリジッド部貫通孔)などに通して係止することにより、リジッド部を例えばベースやカバーに固定することができる。
(27)請求項27の発明は、前記筐体の内側面に筐体側固定突起を設け、前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサに前記筐体側固定突起が係止する係止部を設け、該係止部により前記スペーサを前記筐体に固定したことを特徴とする。
本発明では、図15に例示する様に、筐体側固定突起をスペーサの係止部(例えばスペーサに開けられた嵌合孔及び交差孔からなる係止部)に係止することにより、スペーサを筐体に固定することができる。従って、スペーサと筐体との間にリジッド部を配置することにより、例えば筐体側固定突起をリジッド部のリジッド部貫通穴に挿通することにより、リジッド部の位置決めや固定も同時に行うことが可能である。
(28)請求項28の発明は、前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサとして、金属製の板材を前記各リジッド部間に嵌るように屈曲させた形状の部材を用いたことを特徴とする。
本発明は、スペーサの構成を例示したものである。図19に例示する様に、屈曲された金属板を用いることにより、スペーサの個数を低減でき、部品点数の低減や生産性の向上による低コスト化を実現できる。
(29)請求項29の発明は、前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサとして、予め前記リジッド部の表面に固定した部材を用いたことを特徴とする。
本発明では、図20に例示する様に、予めリジッド部に接合等によりスペーサを固定している。従って、電子制御部品を組み付ける際に、別途スペーサを配置する手間が入らず、作業性が向上する。
特にスペーサを半田付けする場合には、電子部品の搭載と同様な作業により行うことができるので、一層作業性が向上するという利点がある。
(30)請求項30の発明は、前記筐体の内側面に、前記各リジッド部の平面方向に沿って、前記各リジッド部の側端が嵌入するリジッド部用スライド溝を設けたことを特徴とする。
本発明では、図22に例示する様に、リジッド部の側端を筐体のリジッド部用スライド溝に嵌めて押し込むことにより、多層フレキシブル基板を筐体内に配置できるので、極めて作業性に優れている。
尚、リジッド部の側端には、図23に例示する様に、スライド固定片などの突出部分を設けることで、フレキシブル部294の干渉を受けることなく、スライドが容易に行え、一層好適である。
(31)請求項31の発明は、前記筐体が、前記リジッド部用スライド溝の形成方向の一方に筐体開口部を有する一体の部材からなり、前記筐体開口部から前記リジッド部用スライド溝に沿って、前記各リジッド部をスライドさせて嵌め込む構成としたことを特徴とする。
本発明では、図24に例示する様に、筐体として、例えば筐体を樹脂等により一体に成形したものを用いるので、部品点数の低減や組み付けの作業性が一層向上するという利点がある。
尚、筐体を、例えば板状のベースやそれを覆う略箱状のカバーの様に、異なる部材により形成した場合には、それぞれの部材の材料として、樹脂や金属をそれぞれ採用できる。その場合には、各材料を採用したことによる効果が得られる。
次に、本発明の最良の形態の例(実施例)について説明する。
a)まず、本実施例の電子制御装置の構成を説明する。尚、図1は電子制御装置を分解し破断して示す正面図、図2は電子制御装置を組み立てた状態を破断して示す正面図である。
図1及び図2に示す様に、電子制御装置1は、直方体形状の筐体3内に、多層フレキシブル基板5や複数のスペーサ7a、7b、7c、7d(7と総称する)等が配置されたものである。
前記筐体3は、樹脂製(又は金属製)の板状のベース9と、該ベース9の上面側に嵌合する樹脂製(又は金属製)の箱状のカバー11とにより構成され、その一方の側面側(同図右側)には、外部コネクタ10(図3参照)が嵌め込まれる筐体開口部13を有している。
この筐体3は、ベース9の上面側に、四角枠状の第1シーリングゴム部材15を備えるとともに、カバー11の上面側に、円形のキャップ状の4個の第2シーリングゴム部材17を備えており、ベース9と第1シーリングゴム部材15とスペーサ7と多層フレキシブル基板5とカバー11とは、筐体用ネジ部材19により一体に固定されている。尚、筐体用ネジ部材19の頭部19aには、頭部19aを覆うように第2シーリングゴム部材17が嵌め込まれている。
また、カバー11の天板11aの内側面(筐体開口部13における内側面)には、断面が三角形で開口側が垂直の嵌合溝12が設けられている。この嵌合溝12は、外部コネクタ10を筐体開口部13に嵌め込む際に、外部コネクタ10の上部に設けられた係止凸部10a(図3参照)が係合して、外部コネクタ10を固定するためのものである。
更に、カバー11の図1の紙面に垂直な方向には一対の側板11bがあり、その側板11bの内側面(筐体開口部13における内側面)には、図1の左右方向(水平方向)に沿って伸びるコネクタ用スライド溝14が設けられている。このコネクタ用スライド溝14は、外部コネクタ10を筐体開口部13に嵌め込む際に、外部コネクタ10の両側面のガイド凸部10b(即ち、水平方向に伸び且つ紙面と垂直に突出するガイド凸部10b:図3参照)を案内し、外部コネクタ10をスムーズに結合させるためのものである。
また、前記筐体3内には、樹脂製の第1〜第4のスペーサ7が積層されるとともに、各スペーサ7に挟まれる様に、多層フレキシブル基板5が折り曲げられて配置されている。
この多層フレキシブル基板5は、展開した状態を図4(a)に示す様に、硬質で板状の長方形の第1〜第3リジッド部21a、21b、21c(21と総称する)がL字状に配置されるとともに、リジッド部21より柔軟で曲げ可能なシート状の第1及び第2フレキシブル部23a、23b(23と総称する)が、各リジッド部21間を(電気的に)接続する様に設けられたものである。ここでは、各リジッド部21の上下両側に、電子部品27(図1参照)が搭載されている。
尚、前記多層フレキシブル基板5は、リジッドフレキ基板とも称されるものであり、周知の様に、シート状の部材が多層に積層されて硬質となったリジッド部21と、シート状の部材が(リジッド部21より少なく)積層された柔軟なフレキシブル部23とから構成されたものである。
更に、前記各リジッド部21には、その端部(即ち長方形の1辺)に、第1〜第3カードエッジ型コネクタ25a、25b、25c(25と総称する)が、それぞれ形成されている。このカードエッジ型コネクタ25とは、リジッド部21が延設されたものであり、その一方(又は上下両方)の表面側に、長方形の1辺に沿って多数の(導電層からなる)端子が並列に配置されたものである。
そして、前記多層フレキシブル基板5は、各フレキシブル部23にて曲げられて、図1に示す様に配置される。つまり、第1リジッド部21aは、最下層になる様に配置され、第2リジッド部21bは、下から2層目となるように、第1フレキシブル部23aにて上向きに180度曲げられ、第3リジッド部21cは、最上層となる様に、第2フレキシブル部23bにて上向きに180度曲げられる。これにより、全てのカードエッジ型コネクタ25が、同図右側の筐体開口部13に、(所定の間隔を保って)積層されるように多段に配置されることになる。よって、端子方向、即ち外部コネクタ10が接続される外部コネクタ10の取出方向は、同図右側となる。
尚、前記各カードエッジ型コネクタ25は、多層フレキシブル基板5を折り曲げた際に、同じ側に位置する様に、前記図4(a)に示す位置に形成されている。また、各カードエッジ型コネクタ25には、その四隅に、多層フレキシブル基板5を折り曲げて固定する際に、各リジッド部21の位置がずれないように、前記筐体用ネジ部材19が貫挿されるリジッド部貫通孔(基板位置決め孔)26が開けられている。
また、図5に示す様に、前記スペーサ7は、筐体3内部及びリジッド部21の形状に合わせた四角枠状であり、4辺を構成する枠部29とその4隅に配置されて上方に伸びる柱部31とから構成されている。更に、各柱部31の中心には、柱部31を上下方向に貫いて、前記筐体用ネジ部材19が貫挿されるスペーサ貫通孔33が形成されている。
従って、このスペーサ7、特に柱部31により、各リジッド部21が所定の間隔を保って配置されることになる。尚、第4スペーサ7dにより、第3リジッド部21cとカバー11との間隔が保たれる。
b)次に、本実施例の電子制御装置1の組み付け方法等について説明する。
本実施例では、多層フレキシブル基板5を筐体3内に収容する場合には、図1に示す様に、第1〜第4スペーサ7を順次重ね合わせるとともに、その間に各リジッド部21が配置されるように多層フレキシブル基板5を、そのフレキシブル部23にて、湾曲する様に折り曲げて配置する。このとき、各リジッド部21の左右の端部が、各スペーサ7の左右の枠部29に載置される。
これにより、各リジッド部21の下面に搭載された電子部品27は、スペーサ7の枠部29に囲まれた空間内に収容されるととともに、各リジッド部21の上面に搭載された電子部品27は、スペーサ7の柱部31にて形成される空間に収容されることになる。
そして、図2に示す様に、各部材を重ね合わせた状態で、即ち、下側より、ベース9、第1シーリングゴム部材15、第1スペーサ7a、第1リジッド部21a、第2スペーサ7b、第2リジッド部21b、第3スペーサ7c、第3リジッド部21c、第4スペーサ7d、カバー11を、順次重ね合わせた状態で、筐体用ネジ部材19により固定する。
即ち、筐体用ネジ部材19を、カバー11の孔部37、各スペーサ7のスペーサ貫通孔33、各リジッド部21のリジッド貫通孔26に通し、ベース9のネジ孔39に嵌め、(筐体用ネジ部材19によって)ネジ締めして一体に固定することにより、本実施例の電子制御装置1が得られる。尚、筐体用ネジ部材19の頭部19aには、第2シーリングゴム部材17が嵌め込まれて、接着剤により接合されている。
c)この様に、本実施例では、多層フレキシブル基板5のフレキシブル部23を曲げて、端部にカードエッジ型コネクタ25を備えたリジッド部21を多段に積層配置したので、従来技術の別体のコネクタを用いる場合に比べて、コネクタ構造を簡易化できる。それによって、部品点数が少なくなり、コストを低減することができる。
また、本実施例では、各リジッド部21にカードエッジ型コネクタ25を設けて各リジッド部21を積層配置することにより、カードエッジ型コネクタ25の端子方向を揃えて多段に配置できるので、制御仕様の増加要求等によるコネクタの多極化に容易に対応でき、電子制御装置1自体もコンパクトにすることができる。
更に、本実施例では、筐体開口部13にカードエッジ型コネクタ25が露出するので、この筐体開口部13を介して、カードエッジ型コネクタ25に相手となる外部コネクタ10を接続することができる。
その上、本実施例では、各リジッド部21の間に樹脂製のスペーサ7を配置するので、各リジッド部21に電子部品27を搭載した場合でも、電子部品27同士が当たって干渉することがない。
また、筐体3の筐体開口部13には、嵌合溝12及びコネクタ用スライド溝14を設けたので、外部コネクタ10の案内及び結合を確実に行うことができる。
d)また、本実施例では、下記の様な変形例も採用できる。
・例えば図4(b)に示す様に、各リジッド部41及び各フレキシブル部43を一列に配置して、多層フレキシブル基板45を帯状に形成してもよい。この多層フレキシブル基板45を折り曲げることにより、図1とほぼ同様に、各リジッド部41を積層配置することができる。
・また、図6に示す様に、前記枠状のスペーサ7の柱部31のスペーサ貫通孔33に、金属製のカラー(円筒状の部材)47を配置してもよい。これにより、上下方向に圧縮する応力を受けた場合でも、スペーサ7の変形を抑制することができる。
・更に、図7に示す様に、スペーサ51として、長方形の板材53の四隅に上下両面に突出する様に柱部55を設けてもよい。これにより、板材53の両側に十分な空間を確保できるので、積層される各リジッド部の両側に多くの(又は大きな)電子部品が搭載された場合でも、電子部品同士が当たって干渉することがない。
・尚、前記スペーサ7を金属によって構成することにより、放熱性を高めることができる。この場合、多層フレキシブル基板5は、その基板回路の表面を覆う様に薄膜の樹脂にて覆われているので、スペーサ7と多層フレキシブル基板5との間でショートが発生することはない。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
a)まず、本実施例の電子制御装置の構成を説明する。尚、図8は電子制御装置を分解し破断して示す正面図である。
図8に示す様に、電子制御装置61は、ベース63及びカバー65からなる筐体67内に、多層フレキシブル基板69及び一対のスペーサ71a、71b(71と総称する)等が配置されたものである。
本実施例においても、多層フレキシブル基板69は、そのフレキシブル部70a、70b(70と総称する)にて折り曲げられて、第1〜第3リジッド部73a、73b、73c(73と総称する)及び各カードエッジ型コネクタ74が、多段に積層配置されている。
また、前記ベース63の上面には、多層フレキシブル基板69の第1リジッド部73aの下面側に配置された電子部品75の形状に合わせて、凹状に形成されたキャビティ部(凹部)77が設けられている。一方、カバー65の下面には、多層フレキシブル基板69の第3リジッド部73cの上面側に配置された電子部品75に合わせて、凹部79が設けられている。
特に、前記各スペーサ71は、各リジッド部73の間に配置される金属製の板材であり、各スペーサ71は、第1リジッド部73a及び第2リジッド部73b上に直接に載置されて、各リジッド部73に接触している。また、スペーサ71の上下面には、それぞれ電子部品75と干渉しないように凹部81、83が設けられている。
尚、リジッド部73の表面は、絶縁性を有する樹脂層により覆われているので、金属製のスペーサ71を載置しても、ショートすることはない。
更に、電子制御装置61の筐体開口部85には、筐体開口部85を覆うように、樹脂製の整列板87が配置されている。この整列板87は、図9に示す様に、長方形の板材であり、三段に平行にスリット状の間隙89が設けられている。
図8に示す様に、各間隙89は、整列板87を筐体67に組み付けた場合に、各リジッド部73の端部に設けられた各カードエッジ型コネクタ74が、それぞれ貫挿されるものである。
尚、筐体開口部85に面するベース63及びカバー65の内側面には、整列板87を固定するために、整列板87の上部と下部とが嵌合する凹部63a、65aがそれぞれ設けられている。
b)本実施例では、上述した様に、上下に積層された各リジッド部73の間には、金属製で板状のスペーサ71が配置されている。よって、放熱性に優れているとともに、各リジッド部73に搭載された電子部品75間の電気的なノイズ等による干渉を抑制することができる。
また、ベース63、カバー65、スペーサ71には、それぞれ凹部77、79、81、83が設けられているので、多数の電子部品75が搭載された多層フレキシブル基板69を筐体67に収容する場合でも、電子制御装置61をコンパクトに構成することができる。
その上、整列板87の間隙89に、カードエッジ型コネクタ74を貫挿して配置するので、カードエッジ型コネクタ74を精度良く配置することができ、外部コネクタとの嵌合性を高めることができる。
c)また、本実施例では、下記の様な変形例も採用できる。
・例えば、整列板87を金属によって形成して、整列板87を接地電位(GND)とすることにより、外部からのノイズを防止することができる。
・各スペーサ71を接地電位(GND)とすることにより、各リジッド部73間の電磁気的な干渉を防止することができる。
・各リジッド部73と各スペーサ71、ベース63、カバー65との間に、放熱ゲルを塗布したり注入することにより、熱伝導性を高めて、電子制御装置61の放熱性を高めることができる。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図10に示す様に、本実施例の電子制御装置91は、ベース93及びカバー95からなる筐体97内に、多層フレキシブル基板99や金属製のスペーサ101a、101b、101c(101と総称する)等が配置されたものである。
本実施例においても、多層フレキシブル基板99は、そのフレキシブル部100a、100b(100と総称する)にて折り曲げられて、各リジッド部103及び各カードエッジ型コネクタ104が、多段に積層配置されている。
前記多層フレキシブル基板99には、各リジッド部103の上面側のみに電子部品109が搭載されている。
また、前記スペーサ101は、図11に示す様に、机状の部材であり、板状部105とその四隅に配置されて下面側のみに立設された柱部107とを備えている。
本実施例においても、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、リジッド部103の片側には電子部品109を搭載しないので、その表面に直接に金属製のスペーサ101を重ねることができる。これにより、一層放熱性を向上することができる。
次に、実施例4について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図12及び図13に示す様に、本実施例の電子制御装置111は、ベース113及びカバー115からなる筐体117内に、第1〜第3リジッド部119a、119b、119c(119と総称する)を備えた多層フレキシブル基板121や、一対の金属製のスペーサ123a、123b(123と総称する)等が配置されたものである。
本実施例では、電子部品125は、多層フレキシブル基板121を展開した場合において、各リジッド部119の同じ平面側に配置されている。従って、多層フレキシブル基板121を折り曲げて筐体117に配置した場合には、電子部品125は、第1リジッド部119aの上面側、第1リジッド部119bの下面側、第3リジッド部119cの下面側に位置することになる。
これによって、展開した多層フレキシブル基板121の同じ側の面に対して電子部品125を搭載する作業を行うことができるので、作業性が向上するという効果がある。
また、第3リジッド部119cに搭載した電子部品125は、筐体117に収容した場合は下側に位置するので、前記実施例3のようなカバー115側のスペーサを省略できる。つまり、スペーサの部品点数を低減できる。
更に、本実施例では、筐体開口部127におけるカバー115の天板129の内側面には、段差131が設けられている。
これによって、筐体開口部127に外部コネクタを嵌め込む際に、外部コネクタが段差131に当たり、スペーサ123と同様に段差131分クリアランスが確保できるので、嵌合性が向上するという効果がある。
次に、実施例5について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図14に示す様に、本実施例の電子制御装置141は、ベース143及びカバー145からなる筐体147内に、第1〜第3リジッド部149a、149b、149c(149と総称する)を備えた多層フレキシブル基板151や、1個の金属製のスペーサ153等が配置されたものである。
本実施例では、電子部品155は、各リジッド部149の両面に配置されているため、ベース143及びカバー145には、キャビティ155、157が形成されている。
また、本実施例では、第3リジッド部149cの四隅にはリジッド部貫通孔159が設けられており、このリジッド部貫通孔159に通されたリジッド部用ネジ部材161が、カバー145のネジ孔163に螺号することにより、第3リジッド部149cがカバー145に固定される。
更に、第1、第2リジッド部149a、149b及びスペーサ153の四隅にも、同様なリジッド部貫通孔163、165、167が設けられており、このリジッド部貫通孔163〜167に通されたリジッド部用ネジ部材169が、ベース143のネジ孔171に螺号することにより、第1、第2リジッド部149a、149b及びスペーサ153が一体にベース143に固定される。
しかも、本実施例では、カバー145の(紙面に垂直方向の)一対の側板145aにおける内側の下部に、左右一対の嵌合孔173を有しており、それに対応して、ベース143の(紙面に垂直方向の)一対の側面にも、左右一対の嵌合凸部(図示せず)を有している。従って、カバー145をベース143にかぶせる際に、ベース143の嵌合凸部がカバー145の嵌合孔173に嵌り込み、これにより、カバー145とベース143とが一体に固定される。
上述した構成により、本実施例では、電子制御装置141の組み立てが容易になる。また、スペーサ153の数を低減できるとともに、ネジ止めの廃止によってシーリングゴムを廃止できるので、部品点数の低減による低コスト化を実現できる。しかも、キャビティ155、157を設けることにより、電子部品155の両面実装も可能である。
次に、実施例6について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図15に示す様に、本実施例の電子制御装置181は、ベース183及びカバー185からなる樹脂製の筐体187内に、第1〜第3リジッド部189a、189b、189c(189と総称する)を備えた多層フレキシブル基板191や、1個の樹脂製のスペーサ193等が配置されたものである。
本実施例では、第3リジッド部189cの四隅にはリジッド部貫通孔195が開けられており、一方、カバー185の天板197の下面の四隅には、前記リジッド部貫通孔195に対応して筐体側固定突起199が下方に突出している。従って、筐体側固定突起199をリジッド部貫通孔195に通して第3リジッド部189cに係止することにより、第3リジッド部189cがカバー185に固定される。
尚、筐体側固定突起199は、図16に示す様に、軸部199aの先端にてフック199bが径方向に突出したものであり、フック199bが変形してリジッド部貫通孔195を通過して第3リジッド部189cの表面に係止することにより、第3リジッド部189cをしっかりと固定できる。
図15に戻り、スペーサ193の四隅には、上下方向に突出する柱部201が設けられており、柱部201の上面には、前記筐体側固定突起199と同様な形状のスペーサ側固定突起203が上方に突出している。一方、第2リジッド部189bの四隅にも、前記第1リジッド部189aと同様なリジッド部貫通孔205が開けられている。従って、スペーサ側固定突起203をリジッド部貫通孔205に通して第2リジッド部189bに係止することにより、第2リジッド部189bがスペーサ193に固定される。
また、第1リジッド部189aの四隅にも同様にリジッド部貫通孔207が開けられており、一方、ベース183の四隅には、前記カバー185の固定側固定突起199とほぼ同様な筐体側固定突起209(筐体側固定突起209の方が軸方向の寸法がやや長い)が、上方に突出している。更に、スペーサ193の柱部201の下面には、筐体側固定突起209が嵌入する嵌入孔211が設けられている。尚、嵌入孔211の先端には、嵌入孔211と垂直に交差する交差孔213が設けられている。
従って、筐体側固定突起209をリジッド部貫通孔207に通してスペーサ193の嵌合孔211に嵌め、筐体側固定突起209のフック215を交差孔213に係止することにより、第1リジッド部189aがベース183に固定される。
尚、筐体側固定突起209によってスペーサ193がベース183に固定されるので、スペーサ193に固定された第2リジッド部189bもベース183に固定されることになる。
上述した構成により、本実施例では、ネジによる固定を廃止できるので、電子制御装置181の組み立てや分解が容易になる。また、スペーサ193の数を低減でき、ネジ止めの廃止によりシーリングゴムを廃止できる。よって、部品点数の低減による低コスト化を実現できる。
尚、筐体側固定突起199、209としては、図17に示す形状の筐体側固定突起217を採用できる(スペーサ側固定突起203としても採用可能)。この筐体側固定突起217は頭部217a、217bが二つに分かれているので、弾力に富み曲がり易く、容易且つ確実に相手部材との結合が可能であるという利点がある。
次に、実施例7について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図18に示す様に、本実施例の電子制御装置221は、ベース223及びカバー225からなる筐体227内に、第1〜第3リジッド部229a、229b、229c(229と総称する)を備えた多層フレキシブル基板231や、4個の金属製のスペーサ233等が配置されたものである。
前記スペーサ233は、上下方向に伸びるようにリジッド部229の四隅に配置されるものである。このスペーサ233は、図19に示す様に、金属板を直角に何度も曲げた形状をしており、この屈曲した形状によってリジッド部229を所定の間隔で保持している。尚、下板233aには貫通孔235が設けられている。
つまり、下板233a上にて第1リジッド部239aを保持し、第1凹部233bにて第2リジッド部239bを保持し、第2凹部233cにて第3リジッド部239cを保持している。
図18に戻り、ベース223の四隅には、前記実施例6と同様な筐体側固定突起237が設けられている。そして、この筐体側固定突起237がスペーサ233のスペーサ貫通孔235を通されて、第1リジッド部229aの四隅に設けられたリジッド部貫通孔239に係止することにより、ベース223とスペーサ233と第1リジッド部229aとを一体に固定している。
この構成により、本実施例では、電子制御装置221の組み立てや分解が容易になるという効果がある。
また、本実施例では、カバー225の天板241の筐体開口部243における内側面には、下方に突出する一対のストッパ245が設けられている。このストッパ245は、筐体開口部243の紙面と垂直方向の両側にて、スペーサ233と同様な幅にて、スペーサ233の筐体開口部243側に当接するように突出するものである。
従って、多層フレキシブル基板231のカードエッジ型コネクタ247に接続した外部コネクタ(図示せず)を、矢印A方向に取り外す場合に、カードエッジ型コネクタ247を引き出す方向に応力が加わっても、ストッパ245にてスペーサ233の上部の移動を阻止できる(引張応力が緩和される)という効果がある。
次に、実施例8について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図20に示す様に、本実施例の電子制御装置251は、ベース253及びカバー255からなる筐体257内に、第1〜第3リジッド部259a、259b、259c(259と総称する)を備えた多層フレキシブル基板261や、12個の樹脂製のスペーサ263等が配置されたものである。尚、ベース253には、電子部品254が当たらないようにキャビティ256が設けてある。
前記スペーサ263は、各リジッド部259の四隅に半田により接合されて配置されるものである。このスペーサ263は、図21に示す様に、円柱部263aと、円柱部の下面から突出する凸部263bと、円柱部263aの上面に開けられた凹部263cを備えており、(凸部263bの周囲の)下面はメッキ面263dとされている。
図20に戻り、各リジッド部259の四隅にはリジッド部貫通孔265があけられており、このリジッド部貫通孔265に各スペーサ263の凸部263bが嵌り込み、メッキ面163dにて各リジッド部259の上面に接合されている。
そして、ベース253の四隅に開けられた嵌合孔267に第1リジッド部259aのスペーサ263の凸部263bが嵌合し、第1リジッド部259aのスペーサ263の凹部263cに第2リジッド部259bのスペーサ263の凸部263bが嵌合し、第2リジッド部259bのスペーサ263の凹部263cに第3リジッド部259cのスペーサ263の凸部263bが嵌合するようにして、順次各リジッド部259が所定間隔をあけて積層されている。
この構成により、本実施例では、電子制御装置221の組み立てや分解が容易になるという効果がある。しかも、屈曲状態で多層フレキシブル基板261を容易に保持できるので、作業性及び生産性が向上するという利点がある。
特にスペーサ263を、電子部品254を実装する際に半田付けする場合には、電子部品254の搭載とスペーサ263の接合とを同様な作業により行うことができるので、一層作業性が向上するという利点がある。
また、本実施例でも、カバー255の天板269の筐体開口部271における内側面には、下方に突出する一対のストッパ273が設けられている。このストッパ273は、筐体開口部271の紙面と垂直方向の両側にて、スペーサ263の筐体開口部271側に当接するように突出するものである。
従って、多層フレキシブル基板261のカードエッジ型コネクタ275に接続した外部コネクタ(図示せず)を、矢印A方向に取り外す場合に応力が加わっても、ストッパ273にてスペーサ263の上部の移動を阻止できる(引張応力が緩和される)という効果がある。
尚、スペーサ263にメッキ面263dを設けずに、リジッド部259の貫通孔265にスペーサ263の凸部263bを嵌め込むようにしてもよい。また、スペーサ263の上下は逆にしてもよく、カバー255に、スペーサ263の凸部263bが嵌合する嵌合孔を設けてもよい。更に、スペーサ263の凸部263bなどの長さを調節することにより、キャビティ256を省略することも可能である。
次に、実施例9について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図22に示す様に、本実施例の電子制御装置281は、ベース283及びカバー285からなる筐体287内に、第1〜第3リジッド部289a、289b、289c(289と総称する)を備えた多層フレキシブル基板291等が配置されたものである。
前記カバー285の内側には、多層フレキシブル基板291の各リジッド部289の平面方向に沿って水平に、リジッド部用スライド溝293が形成されている。

また、図23(a)の示す様に、多層フレキシブル基板291の各リジッド部289には、その上下方向(即ち筐体287内に配置された場合には、図22の紙面に垂直となる方向)の両側端に、リジッド部用スライド溝293に嵌り込むスライド固定片295が、片側につき左右一対ずつ、突出するように設けられている。このスライド固定片295は、リジッド部289をスライドさせる際に、フレキシブル部294が筐体287等に当たって干渉することを防止するためのものである。尚、図23(b)のように、多層フレキシブル基板291の各リジッド部289を構成することもできる。
従って、本実施例では、多層フレキシブル基板291を折り曲げて、筐体開口部297から挿入する場合には、各リジッド部289のスライド固定片295を、リジッド部用スライド溝293に嵌め込んで押し込むことにより、前記干渉を生ずることなく、容易に電子制御装置281を組み立てることができる。
また、本実施例には、前記実施例2と同様に、筐体開口部297には、筐体開口部297を覆う樹脂製の整列板299が配置されている。これに対応して、カバー285の天板301の内側面には、整列板299の上部が嵌合する固定溝303が設けられている。
この構成により、本実施例では、電子制御装置281の組み立てや分解が一層容易になるという効果がある。しかも、容易に屈曲状態で多層フレキシブル基板291を保持できるので、作業性及び生産性が向上するという利点がある。
次に、実施例10について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
図24に示す様に、本実施例の電子制御装置311は、ベース313とカバー315とが一体に成形されたから樹脂製の筐体317内に、多層フレキシブル基板319や整列板321等が配置されたものである。
尚、筐体317の筐体開口部323における上下の内側面に、固定溝325、327が設けられている。
本実施例では、筐体317が一体構造であるので、電子制御装置311の組み付け作業が一層容易である。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)例えばリジッド部に実装された電子部品を、Si背面パッケージ品とすることで、部品からの熱伝達効率を向上でき、電子部品の放熱性を高めることができる。
(2)また、各カードエッジ型コネクタの端子方向を違えるようにしてもよい。これにより、コネクタの取出方向も、回路機能別(例えば入力と出力)に設定することができ、車両からの配線長の最適化を図ることができる。
(3)更に、各リジッド部に搭載する電子部品の機能を、各リジッド部毎に変更してもよい。例えばあるリジッド部に電源関係の電子部品を配置し、他のリジッド部に演算関係の電子部品を配置する様に、例えば使用電力の状態等が異なる電子部品を分離して配置することにより、電子部品間での干渉ノイズによる影響や、各カードエッジ型コネクタ部間での干渉ノイズによる影響を低減できる。
(4)ネジ部材は、少なくとも相手部材に螺号する箇所にネジ部が設けられていればよい。
実施例1の電子制御装置を分解して示す正面図である。 実施例1の電子制御装置を組み立てた状態を破断して示す正面図である。 実施例1の外部コネクタの側面を示す説明図である。 (a)は実施例1における多層フレキシブル基板の展開した状態を示す説明図であり、(b)は他の多層フレキシブル基板の展開した状態を示す説明図である。 実施例1におけるスペーサを示す斜視図である。 他のスペーサを示す斜視図である。 更に他のスペーサを示す斜視図である。 実施例2の電子制御装置を分解して示す正面図である。 実施例2における整列板を示す斜視図である。 実施例3の電子制御装置を分解して示す正面図である。 実施例3におけるスペーサを示す斜視図である。 実施例4の電子制御装置を分解して示す正面図である。 実施例4の電子制御装置を組み立てた状態を破断して示す正面図である。 実施例5の電子制御装置を分解して示す正面図である。 実施例6の電子制御装置を分解して示す正面図である。 実施例6における筐体側固定突起を示す斜視図である。 他の筐体側固定突起を示す斜視図である。 実施例7の電子制御装置を分解して示す正面図である。 実施例7におけるスペーサを示す斜視図である。 実施例8の電子制御装置を分解して示す正面図である。 実施例8におけるスペーサを示す斜視図である。 実施例9の電子制御装置を分解して示す正面図である。 (a)は実施例9における多層フレキシブル基板の展開した状態を示す説明図であり、(b)は他の多層フレキシブル基板の展開した状態を示す説明図である。 実施例10の電子制御装置を分解して示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。
符号の説明
1、61、91、111、141、181、221、251、281、311…電子制御装置
3、67、97、117、147、187、227、257、287、317…ケース(筐体)
5、45、69、99、121、151、191、231、261、291、290、319…多層フレキシブル基板
7、7a、7b、7c、7d、51、71、71a、71b、71c、101、101a、101b、101c、123、123a、123b、153、193、233、263…スペーサ
9、63、93、113、143、183、223、253、283、313…ベース
11、65、95、115、145、185、225、255、285、315…カバー
21、21a、21b、21c、41、73、73a、73b、73c、103、119a、119b、119c、149、149a、149b、149c、189a、189b、189c、229、229a、229b、229c、259、259a、259b、259c、289、289a、289b、289c、292…リジッド部
23a、23b、43、70a、70b、100a、100b、294…フレキシブル部
25、25a、25b、25c、74、104…カードエッジ型コネクタ
27、75、109、125、155…電子部品

Claims (31)

  1. 電子部品を搭載する複数のリジッド部と、該リジッド部より柔軟で曲げ可能で且つ該リジッド部同士を電気的に接続するフレキシブル部と、を備えた多層フレキシブル基板を、筐体内に収容した電子制御装置であって、
    前記リジッド部の外周の端部に、該リジッド部と一体に形成されたカードエッジ型コネクタを備えるとともに、
    前記多層フレキシブル基板を、前記フレキシブル部にて曲げて、前記リジッド部をその厚み方向に多段に積層配置したことを特徴とする電子制御装置。
  2. 2以上の前記リジッド部に前記カードエッジ型コネクタを設けるとともに、前記多層フレキシブル基板を曲げて前記リジッド部を積層配置することにより、前記カードエッジ型コネクタをその端子方向を揃えて多段に積層配置したことを特徴とする前記請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記各リジッド部に設けた前記カードエッジ型コネクタの端子方向を、各リジッド部毎に変更したことを特徴とする前記請求項1に記載の電子制御装置。
  4. 前記筐体の端部に、前記カードエッジ型コネクタが露出する筐体開口部を設けたことを特徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の電子制御装置。
  5. 前記筐体開口部には、該筐体開口部を塞ぐ様に、整列部材を配置するとともに、該整列部材には、前記各カードエッジ型コネクタがそれぞれ貫挿される複数の貫通孔を備えたことを特徴とする前記請求項4に記載の電子制御装置。
  6. 前記積層配置される各リジッド部の間に、スペーサを配置したことを特徴とする前記請求項1〜5のいずれかに記載の電子制御装置。
  7. 前記スペーサは、樹脂製であることを特徴とする前記請求項6に記載の電子制御装置。
  8. 前記樹脂製のスペーサの前記積層方向に、金属製のカラーを配置したことを特徴とする前記請求項7に記載の電子制御装置。
  9. 前記スペーサは、金属製であることを特徴とする前記請求項6〜8に記載の電子制御装置。
  10. 前記スペーサとして、前記リジッド部の表面を覆う板状の部材を用いたことを特徴とする前記請求項9に記載の電子制御装置。
  11. 前記スペーサに、前記リジッド部に搭載された電子部品に当接しないような凹部を設けたことを特徴とする前記請求項10に記載の電子制御装置。
  12. 前記リジッド部の一方の面に電子部品を搭載するとともに、電子部品を搭載しない他方の面に接触するように、前記金属製のスペーサを配置したことを特徴とする前記請求項9〜11のいずれかに記載の電子制御装置。
  13. 前記金属製のスペーサの電位を、接地電位としたことを特徴とする前記請求項9〜12のいずれかに記載の電子制御装置。
  14. 前記リジッド部と前記スペーサとの間に、放熱ゲルを配置したことを特徴とする前記請求項10〜13のいずれかに記載の電子制御装置。
  15. 前記電子部品として、Si背面露出パッケージ品を用いることを特徴とする前記請求項1〜14のいずれかに記載の電子制御装置。
  16. 前記各リジッド部に搭載する電子部品の機能を、各電子部品間の電磁気的な干渉を抑制するように、各リジッド部毎に変更したことを特徴とする前記請求項1〜15のいずれかに記載の電子制御装置。
  17. 前記筐体が樹脂製であることを特徴とする前記請求項1〜16のいずれかに記載の電子制御装置。
  18. 前記筐体が金属製であることを特徴とする前記請求項1〜16のいずれかに記載の電子制御装置。
  19. 前記筐体が、主として前記各リジッド部の積層方向に配置される第1筐体部材と第2筐体部材とを組み合わせた構造を有し、前記第1筐体部材と第2筐体部材とにより構成される空間内に、前記多層フレキシブル基板を収容したことを特徴とする前記請求項1〜18のいずれかに記載の電子制御装置。
  20. 前記第1筐体部材と第2筐体部材とを、前記第1筐体部材及び第2筐体部材のうち少なくとも一方を貫く筐体用ネジ部材により結合したことを特徴とする前記請求項19に記載の電子制御装置。
  21. 前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサには、前記筐体用ネジ部材が貫挿されるスペーサ貫通孔を設けたことを特徴とする前記請求項20に記載の電子制御装置。
  22. 前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、前記リジッド部には、前記筐体用ネジ部材が貫挿されるリジッド部貫通孔を設けたことを特徴とする前記請求項20又は21に記載の電子制御装置。
  23. 前記第1筐体部材に嵌合凸部又は嵌合凹部を設けるとともに、前記第2筐体部材に嵌合凹部又は嵌合凸部を設け、前記嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合させることにより、前記第1筐体部材と第2筐体部材とを結合したことを特徴とする前記請求項19に記載の電子制御装置。
  24. 前記筐体に対して、リジッド部用ネジ部材により、前記リジッド部を固定したことを特徴とする前記請求項1〜19、23のいずれかに記載の電子制御装置。
  25. 前記筐体の内側面に筐体側固定突起を設け、該筐体側固定突起により、前記リジッド部を固定したことを特徴とする前記請求項1〜19、23、24のいずれかに記載の電子制御装置。
  26. 前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサにスペーサ側固定突起を設け、該スペーサ側固定突起により前記リジッド部を固定したことを特徴とする前記請求項1〜19、23〜25のいずれかに記載の電子制御装置。
  27. 前記筐体の内側面に筐体側固定突起を設け、前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサに前記筐体側固定突起が係止する係止部を設け、該係止部により前記スペーサを前記筐体に固定したことを特徴とする前記請求項1〜19、23、24のいずれかに記載の電子制御装置。
  28. 前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサとして、金属製の板材を前記各リジッド部間に嵌るように屈曲させた形状の部材を用いたことを特徴とする前記請求項1〜25のいずれかに記載の電子制御装置。
  29. 前記各リジッド部間にスペーサを配置するとともに、該スペーサとして、予め前記リジッド部の表面に固定した部材を用いたことを特徴とする前記請求項1〜19、23〜27のいずれかに記載の電子制御装置。
  30. 前記筐体の内側面に、前記各リジッド部の平面方向に沿って、前記各リジッド部の側端が嵌入するリジッド部用スライド溝を設けたことを特徴とする前記請求項1〜19、23のいずれかに記載の電子制御装置。
  31. 前記筐体が、前記リジッド部用スライド溝の形成方向の一方に筐体開口部を有する一体の部材からなり、前記筐体開口部から前記リジッド部用スライド溝に沿って、前記各リジッド部をスライドさせて嵌め込む構成としたことを特徴とする前記請求項30に記載の電子制御装置。
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