Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2005223418A - 波長ルータ及び光波長多重伝送システム - Google Patents

波長ルータ及び光波長多重伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005223418A
JP2005223418A JP2004026817A JP2004026817A JP2005223418A JP 2005223418 A JP2005223418 A JP 2005223418A JP 2004026817 A JP2004026817 A JP 2004026817A JP 2004026817 A JP2004026817 A JP 2004026817A JP 2005223418 A JP2005223418 A JP 2005223418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
wavelength
optical multiplexing
multiplexing
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004026817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4376647B2 (ja
Inventor
Kazuto Noguchi
一人 野口
Senta Suzuki
扇太 鈴木
Shigeto Matsuoka
茂登 松岡
Setsu Moriwaki
摂 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2004026817A priority Critical patent/JP4376647B2/ja
Publication of JP2005223418A publication Critical patent/JP2005223418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4376647B2 publication Critical patent/JP4376647B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】 ポート間のクロストーク特性を緩和し、CWDMシステム,波長群ルーティングシステム,高速伝送システムにて、低損失かつ透過帯域の広い波長ルータを提供する。
【解決手段】 本発明の波長ルータは、N本の入力ポート及び出力ポートを備え、第1及び第2の光合分波回路,N個の光合波回路を有し、第1及び第2の光合分波回路がN本の入力ポート及び出力ポートを備え、入力された波長多重光信号を波長により所定の出力ポートに出力し、光合波回路が2本の入力ポートと1本の出力ポートを備え、波長ルータのM番目(1≦M≦N)の入力ポートが、Mが奇数の場合、第1の光合分波回路のM番目の入力ポートに接続され、Mが偶数の場合は第2の光合分波回路のM番目の入力ポートに接続され、2つの光合分波回路のM番目の出力ポートが、M番目の前記光合波回路の入力ポートに接続されており、M番目の光合波回路の出力ポートが波長ルータのM番目の出力ポートに接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光波長多重された複数の光信号を波長によって経路振り分けを行う波長ルータと、この波長ルータを用いて複数の送受信装置間において伝送する光波長多重伝送通信システムに関する。
光波長多重(WDM)伝送システムは、複数の光信号を異なる光周波数に割り当てることで、1本の光ファイバにより伝送できる伝送容量を大幅に増大させるだけでなく、波長に対して、信号の行き先情報を割り当てる波長アドレッシングが可能である。
さらに、スター型光波長分割多重ネットワークシステムは、周期的な入出力関係の分波特性を有する波長ルータを中心に、N個の送受信装置間が接続されるように配置されており、N波長の光信号を用いるだけで装置間を相互接続するN×Nの信号路を独立にフルメッシュ接続することが可能な光波長多重通信システムを実現できる(特許文献1参照)。
図5は、上述した従来の波長ルータを用いて構成した、光波長多重通信システムを示す概略図である。
この図5において、符号501〜507はWDM信号(波長λ1〜λnの光信号を合波した信号)を送受信する送受信装置であり、 符号508はNポートの入出力を持つ周期的な入出力関係の分波特性を有する波長ルータである。
図5の例においては、波長ルータ508としてアレイ導波路回折格子型合分波回路(AWG)を用いており、波長ルータ508と各送受信装置501〜507とはそれぞれ上りと下りの2本の光ファイバで接続されている。
次に、図6は図5に示す光波長多重通信システムの概略構成を説明する概念図である。図6における符号601〜604は送受信装置であり、符号605はWDM信号(波長λ1〜λnの光信号を合波した信号)を受信する受信装置であり、符号606はWDM信号(波長λ1〜λnの光信号を合波した信号)を送信する送信装置であり、符号607は1本の光ファイバに波長多重されたWDM信号を分波するための分波器であり、符号608は送信装置606からの波長の異なる複数の光信号を1本の光ファイバに合波するための合波器であり、符号609は波長ルータ(AWG)であり、符号610〜613は送受信装置601〜604と波長ルータ609との入出力ポートを光学的に接続する光ファイバである。
なお,送受信装置602〜604の構成は、送受信装置601と同様である。1台の送受信装置と波長ルータ609とは、上り及び下りあわせて2本の光ファイバで接続されている。
特開2002−201112号公報
上述した従来の波長ルータを用いて構成した光波長多重通信システムにおいては、この波長ルータにおいて、隣接する送受信装置のポートからのクロストークによる信号劣化を防ぐ必要がある。
また、通信システムにおける波長ルータは、透過帯域の中心波長において、透過損失が最小となり、かつクロストークも最小となるように設計されている。
ここで,信号波長が透過帯域の中心波長からずれると損失が増大すると同時に,隣接チャネルへのクロストークが増大する。
特に、レーザの温度制御をしないCWDM(CoarseWDM)システムにおいては、図7に示すように、環境温度の変化によって、送信機におけるレーザの発光波長がシフトして、波長ルータの隣接するポートへの光信号にクロストークが生じる。
これを避けるため、上記波長ルータにおけるクロストークを低減しようとすると、波長ルータの透過帯域を狭める必要がある。
しかしながら、透過帯域を狭めると、そのため光信号の透過損失が増大し、CWDMシステムにおいては、使用する周囲の環境温度を制限するなどの対策が必要となる。
また、文献(2002年電子情報通信学通信ソサイエティ大会B−12−2)に示されているような波長ルータの透過帯域の中に、複数の波長の信号群(波長群)を割り当て、同時にルーティングする波長群ルーティングがある。
この波長群ルーティングにおいては、波長ルータの透過帯域の中央から外れた波長の光信号を用いるため、隣接チャネルへのクロストーク成分が大きくなる。
この場合,所望のクロストーク特性を得ようとして、波長ルータの透過帯域を狭くすると、使用できる波長数を減らす必要があり、伝送効率を低下させることになる。
さらに、伝送速度40Gbit/sなどの高遮光伝送システムにおいては、透過帯域の狭い波長ルータを用いると、変調側波帯が歪むことにより、光信号の伝送エラーが生じるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、波長ルーティング回路に要求されるクロストーク特性を緩和し、CWDMシステムや波長群ルーティングシステム、あるいは高速伝送システムにおいて、低損失かつ透過帯域の広い波長ルータを提供するとともに、高性能な光波長多重通信システムを安価に提供することを目的とする。
本発明の波長ルータは、N本(Nは1以上の整数)の入力ポートとN本の出力ポートを備え、第一の光合分波回路と第二の光合分波回路と、N個の光合波回路を具備する波長ルータであって、前記第一の光合分波回路および第二の光合分波回路は、N本の入力ポートとN本の出力ポートとを各々備え、入力された波長多重光信号を波長により所定の出力ポートに出力する機能を有し、前記光合波回路が2本の入力ポートと1本の出力ポートとを備え、前記波長ルータのM番目(Mは1≦M≦Nの範囲の整数)の入力ポートが、Mが奇数の場合前記第一の光合分波回路のM番目の入力ポートに、接続され、Mが偶数の場合は前記第二の光合分波回路のM番目の入力ポートに接続され、前記2つの光合分波回路のM番目の出力ポートが、M番目の前記光合波回路の入力ポートにそれぞれ接続されており、M番目の前記光合波回路の出力ポートが前記波長ルータのM番目の出力ポートに接続されていること特徴とする。
本発明の波長ルータは、前記光合波回路が、インターリーバで構成されることを特徴とする。
本発明の波長ルータは、前記光合分波回路が、N本の入力ポートと2N本の出力ポートを備えた光分波回路と、N個の光合流回路とを有していることを特徴とする。
本発明の波長ルータは、前記光合分波回路が、アレイ導波路回折格子であることを特徴とする。
本発明の光波長多重伝送システムは、互いに波長の異なる光信号を発生する複数の光送信器、及びこの複数の光送信器の出力光信号を多重化する合波器を含む光送信手段と、この光送信手段の出力光信号が入力される光ファイバ伝送路と、この光ファイバ伝送路における光信号を波長によって経路振り分けを行う波長ルータと、この光ファイバ伝送路が伝送した光信号を波長毎に分波する分波器と、この分波器により分波された波長毎に光信号を受信する複数の光受信器とを含む光受信手段とを備えた光波長多重伝送システムにおいて、前記波長ルータが、N本(Nは整数)の入力ポートとN本の出力ポートを備え、第一の光合分波回路と第二の光合分波回路と、N個の光合波回路を具備する波長ルータであり、前記第一の光合分波回路および第二の光合分波回路は、N本の入力ポートとN本の出力ポートとを各々備え、入力された波長多重光信号を波長により所定の出力ポートに出力する機能を有しており、前記光合波回路が2本の入力ポートと1本の出力ポートとを備え、前記波長ルータのM番目(Mは1≦M≦Nの範囲の整数)の入力ポートが、Mが奇数の場合前記第一の光合分波回路のM番目の入力ポートに、接続され、Mが偶数の場合は前記第二の光合分波回路のM番目の入力ポートに接続され、前記2つの光合分波回路のM番目の出力ポートが、M番目の前記光合波回路の入力ポートにそれぞれ接続されており、M番目の前記光合波回路の出力ポートが前記波長ルータのM番目の出力ポートに接続されていること特徴とする。
以上説明したように、本発明の波長ルータによれば、波長ルーティング回路に要求されるクロストーク特性を緩和し、CWDMシステムや波長群ルーティングシステムにおいて、低損失な波長ルータを提供し、かつ高性能な光波長多重通信システムを安価に提供することが可能となる。
本発明の波長ルータは、N本(Nは1以上の整数)の入力ポートとN本の出力ポートを備えており、第一の光合分波回路と第二の光合分波回路との2つの光合分波回路と、N個の光合波回路を具備している。
そして、上記第一の光合分波回路および第二の光合分波回路は、各々N本の入力ポートとN本の出力ポートとを有しており、入力された波長多重光信号を波長により所定の出力ポートに出力する機能を備えている。
また、上記光合波回路各々は2本の入力ポートと1本の出力ポートとを備えており、上記波長ルータのM番目(Mは1≦M≦Nの範囲の整数)の入力ポートが、Mが奇数の場合に、上記第一の光合分波回路のM番目の入力ポートに接続され、Mが偶数の場合に、上記第二の光合分波回路のM番目の入力ポートに接続され、これら2つの光合分波回路のM番目の出力ポートが、M番目の光合波回路の入力ポートにそれぞれ接続されており、M番目の光合波回路の出力ポートが波長ルータのM番目の出力ポートに接続されている。
そして、本発明のルータは、例えば、図6に示すような、互いに波長の異なる光信号を発生して、少なくとも一部の伝送速度が異なる複数の光送信装置(606)と、この複数の光送信器の出力光信号を多重化する合波器(608)と、多重化した光信号を増幅する増幅手段とを含む光送信器(図示せず)と、この光送信手段の出力光信号が入力される光ファイバ伝送路(光ファイバ610〜613)と、この光ファイバ伝送路における光信号を波長によって経路振り分けを行う波長ルータ(本発明の波長ルータを使用)と、この光ファイバ伝送路が伝送した光信号を波長毎に分波する分波器(607)と、この分波器により分波された波長毎に光信号を受信する複数の光受信装置(605)とを備えた光波長多重伝送システムの波長ルータとして用いられる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態による波長ルータを図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態の波長ルータを用いた光波長多重通信システムの構成例を示すブロック図である。
この図において、符号101〜104はWDM信号(波長λ1〜λ4の光信号を合波した信号)を送信する送信装置であり, 105〜108はWDM信号(波長λ1〜λ4の光信号を合波した信号)を受信する受信装置である。
そして、符号123は、4ポートの入出力、すなわち、入力ポートII1〜II4,出力ポートOO1〜OO4を有し、周期的な入出力関係の分波特性を有する4×4波長ルータでありる。
符号109〜116は、送受信装置101〜108と波長ルータ123とを接続する光ファイバである。
なお、送受信装置101〜108の構成は、図5に示した従来例の送受信装置801〜804と同様である。
ここで、本実施形態の波長ルータ123において、送受信装置101〜108は、図5に示した従来例と異なる点として、2つの光合分波回路117及び118と、光合波回路119〜122とを有している。
例えば、図1においては、光合分波回路117及び118として、波長周回性アレイ導波路回折格子型合分波回路(AWG)が用いられ、光合波回路119〜122としてインタリーバ(導波路型波長スプリッタ)を用いられている。
光合分波回路117及び118は、入力されたWDM信号を、後に説明する図2のテーブルの波長と入力及び出力ポートとの関係に基づき、一端、個々の光信号に分波して、このテーブルの関係に対応するように、分波した光信号を多重化して出力する。
ここで、波長ルータ123は、1番目の入力ポートII1が第一の光合分波回路117の1番目の入力ポートI1に接続されており、2番目の入力ポートII2が第二の光合分波回路118の2番目の入力ポートI2に接続されている。
また、2つの上記光合分波回路117及び118は、各々1番目の出力ポートO1が1番目の光合波回路119の入力ポートに接続されている。
ここで、第一の光合分波回路117の1番目の出力ポートO1が波長λ1,3に対応しており、第二の光合分波回路118の1番目の出力ポートO1波長λ2,4に対応している。
1番目の光合波回路119は、出力ポートが波長ルータ123の1番目の出力ポートOO1に接続されている。
同様に、2番目,3番目,4番目の光合波回路120,121,122各々は、波長ルータ123の2番目,3番目,4番目の出力ポートOO2,OO3,OO4にそれぞれ接続されている。
また、図2は、本発明による、入力ポート及び出力ポートにおける波長の関係、すなわち、光合分波回路117及び118において、入力ポートから入力される波長と、出力ポートから出力される波長との対応関係を示すテーブルである。
縦の欄に記載された番号I1〜I4は光合分波回路117及び118の入力ポート番号であり、横の欄に記載された番号O1〜O4は光合分波回路117及び118の出力ポート番号である。
例えば、光合分波回路117及び118においては、上記図2に示すテーブルから、入力ポートI1から出力ポートO2へ光信号を送信するため、波長λ2の光信号を使用し、逆に入力ポートI2から出力ポートO1へ光信号を送るには、波長λ2を使えばよいことがわかる。光合分波回路117及び118における他の入力及び出力ポート間においても同様である。
図1の実施形態において、送信装置101(ノード1)及び103(ノード3)から送られたWDM信号は、光合分波回路117に入力され、一方、送信装置102(ノード2)及び104(ノード4)から送られたWDM信号は光合分波回路118に入り、それぞれ波長ルーティングされる。
ここで、波長ルータ123の入力ポートII1,II2,II3,II4各々は、送信装置101,102,103,104にそれぞれ対応して接続されている。
そして、インタリーバ119〜122は、波長ルーティングされたWDM信号を合波して、各々対応する受信装置105〜108へ送信される。
ここで、隣り合うノード(例えば、ノード1及びノード2)からのWDM信号は、それぞれ異なった光合分波回路117及び118で波長ルーティングされるため、波長ルータ123における隣接ポートからのクロストーク成分は、光合波回路119〜122のインターリーブ機能によって除去される。上記隣接ポートとしては、例えば、図1に示すように、入力ポートII1とII2とが、または、入力ポートII3とII4とが、各々対応している。
また、非隣接ポートからのクロストークを、−40dB以下に遮蔽する特性を容易に実現できるので、クロストークによる信号劣化が生じない。上記非隣接ポートとしては、例えば、図1に示すように、入力ポートII1とII3とが、または、入力ポートII2とII4と、または入力ポートII1とII4とが、各々対応している。
<第2の実施形態>
図3は、本発明の第2の実施形態の波長ルータを用いて構成した光波長多重通信システムの構成例を示すブロック図である。
この図において、符号231〜304は、WDM信号(波長λ1〜λ4の光信号を合波した信号)を送信する送信装置である。
符号305〜308は、WDM信号(波長λ1〜λ4の光信号を合波した信号)を受信する受信装置である。
符号331は、4ポートの入出力、すなわち入力ポートII1〜II4,出力ポートOO1〜OO4を有し、周期的な入出力関係の分波特性を有する4×4波長ルータである。
符号309〜316は、送受信装置301〜308と波長ルータ331とを接続する光ファイバである。
なお、送受信装置301〜308の構成は、図6に示した従来例の送受信装置601〜604と同様である。
ここで、波長ルータ331は、2つの光合分波回路317及び318と、入力される複数の光信号を合波する光合流回路319〜330とを有している。
図3に示す構成例においては、光合分波回路317及び318として、4×8アレイ導波路回折格子型合分波回路(AWG)を用い、光合波回路329〜322としてインタリーバを用い、光合流回路323〜330として光カプラを用いている。
光合分波回路317及び318は、N本の入力ポートと2N本の出力ポートを備え、入力されたWDM信号を、後に説明する図4のテーブルの波長と入力及び出力ポートとの関係に基づき、一端、個々の光信号に分波して、このテーブルの関係に対応するように、分波した光信号を多重化して出力する。
ここで、波長ルータ331は、1番目の入力ポートII1が、第一の光合分波回路317の1番目の入力ポートI1に接続され、2番目の入力ポートII2が、第二の光合分波回路318の2番目の入力ポートI2に接続されている。
一方、光合分波回路317は、1番目および5番目の出力ポートO1,O5が、1番目の光合流回路323の入力ポートに接続されている。
また、光合分波回路318は、1番目および5番目の出力ポートO1,O5が、5番目の光合流回路327の入力ポートに接続されている。
さらに、1番目の光合流回路323および5番目の光合流回路327各々の出力ポートは、1番目の光合波回路319の入力ポートに接続され、この1番目の光合波回路319の出力ポートは、波長ルータ123の1番目の出力ポートOO1に接続されている。
図4は,本発明による光合分波回路217及び318における入力ポートと出力ポートとの波長の関係、すなわち、光合分波回路117及び118において、入力ポートから入力される波長と、出力ポートから出力される波長との対応関係を示すテーブルである。
番号II1〜II4は波長ルータの入力ポート番号であり、番号OO1〜OO4は出力ポート番号である。
光合分波回路217は、図4に示すテーブルに基づいて、入力ポートI1から入力されたWDM信号において、波長λ1〜λ4各々の光信号を、出力ポートO5〜O8に対して順次出力する。
同様に、光合分波回路217は、入力ポートI2から入力されたWDM信号において、波長λ1〜λ4の光信号を、出力ポートO4〜O7へ順次出力する。
図3において、各ノード(送受信装置301〜304)から送られたWDM信号は、光合分波回路317及び318において分波され、光カプラ323〜330において合波され、さらにインタリーバ319〜322において合波されてWDM信号となり、出力光ファイバ313〜316各々に出力される。
ここで、隣り合うノード(例えば、ノード1及びノード2)からのWDM信号は、それぞれ異なった光合分波回路317及び318により波長ルーティングされる。
これにより、波長ルータ123においては、図7で説明したような隣接ポートからのクロストーク成分が、光合波回路319〜322のインターリーブ機能により除去される。上記隣接ポートとしては、例えば、図3に示すように、入力ポートII1とII2とが、または、入力ポートII3とII4とが、各々対応している。
また、非隣接ポートからのクロストークを、−40dB以下に遮蔽する特性を容易に実現できるので、クロストークによる信号劣化が生じない。上記非隣接ポートとしては、例えば、図1に示すように、入力ポートII1とII3とが、または、入力ポートII2とII4と、または入力ポートII1とII4とが、各々対応している。。
ここで,光合流回路323〜330として、光カプラの替わりにインタリーバを用いることもできる。
以上の第1及び第2の実施形態においては、光合波回路や光合分波回路として単一素子のAWGを用いたが、他の素子、例えば分波AWGとファイバ配線の組み合わせ、あるいは誘電体多層膜を用いた合分波回路とファイバ配線の組み合わせでも、同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態による波長ルータを用いて構成した光波長多重通信システムを示す概略図である。 本発明の第1の実施形態による波長ルータの入力及び出力ポートの波長の関係を示すテーブルである。 本発明の第2の実施形態による波長ルータを用いて構成した光波長多重通信システムを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態による波長ルータの入出力ポートの波長の関係を示す表である。 従来の波長ルータを用いて構成した光波長多重通信システムを示す概略図である。 従来の波長ルータを用いた光波長多重通信システムの概略構成例を示すブロック図である。 従来の波長ルータにおける隣接チャネルへのクロストークを説明する図である。
符号の説明
101,102,103,104…送信装置
105,106,107,108…受信装置
109,110,111,112,113,114,115,116…光ファイバ
117,118…光合分波回路
119,120,121,122…光合波回路
301,302,303,304…送信装置
305,306,307,308…受信装置
309,310,311,312,313,314,315,316…光ファイバ
317,318…光合分波回路
319,320,321,322…光合波回路

Claims (5)

  1. N本(Nは1以上の整数)の入力ポートとN本の出力ポートを備え、第一の光合分波回路と第二の光合分波回路と、N個の光合波回路を具備する波長ルータであって、
    前記第一の光合分波回路および第二の光合分波回路は、N本の入力ポートとN本の出力ポートとを各々備え、入力された波長多重光信号を波長により所定の出力ポートに出力する機能を有し、
    前記光合波回路が2本の入力ポートと1本の出力ポートとを備え、
    前記波長ルータのM番目(Mは1≦M≦Nの範囲の整数)の入力ポートが、Mが奇数の場合前記第一の光合分波回路のM番目の入力ポートに、接続され、Mが偶数の場合は前記第二の光合分波回路のM番目の入力ポートに接続され、
    前記2つの光合分波回路のM番目の出力ポートが、M番目の前記光合波回路の入力ポートにそれぞれ接続されており、
    M番目の前記光合波回路の出力ポートが前記波長ルータのM番目の出力ポートに接続されていること特徴とする波長ルータ。
  2. 前記光合波回路が、インターリーバで構成されることを特徴とする特許請求項1に記載の波長ルータ。
  3. 前記光合分波回路が、N本の入力ポートと2N本の出力ポートを備えた光分波回路と、N個の光合流回路とを有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の波長ルータ。
  4. 前記光合分波回路が、アレイ導波路回折格子であることを特徴とする請求項3に記載の波長ルータ。
  5. 互いに波長の異なる光信号を発生する複数の光送信器、及びこの複数の光送信器の出力光信号を多重化する合波器を含む光送信手段と、この光送信手段の出力光信号が入力される光ファイバ伝送路と、この光ファイバ伝送路における光信号を波長によって経路振り分けを行う波長ルータと、この光ファイバ伝送路が伝送した光信号を波長毎に分波する分波器と、この分波器により分波された波長毎に光信号を受信する複数の光受信器とを含む光受信手段とを備えた光波長多重伝送システムにおいて、
    前記波長ルータが、N本(Nは整数)の入力ポートとN本の出力ポートを備え、第一の光合分波回路と第二の光合分波回路と、N個の光合波回路を具備する波長ルータであり、
    前記第一の光合分波回路および第二の光合分波回路は、N本の入力ポートとN本の出力ポートとを各々備え、入力された波長多重光信号を波長により所定の出力ポートに出力する機能を有しており、
    前記光合波回路が2本の入力ポートと1本の出力ポートとを備え、
    前記波長ルータのM番目(Mは1≦M≦Nの範囲の整数)の入力ポートが、Mが奇数の場合前記第一の光合分波回路のM番目の入力ポートに、接続され、Mが偶数の場合は前記第二の光合分波回路のM番目の入力ポートに接続され、
    前記2つの光合分波回路のM番目の出力ポートが、M番目の前記光合波回路の入力ポートにそれぞれ接続されており、
    M番目の前記光合波回路の出力ポートが前記波長ルータのM番目の出力ポートに接続されていること特徴とする光波長多重伝送システム。
JP2004026817A 2004-02-03 2004-02-03 波長ルータ及び光波長多重伝送システム Expired - Fee Related JP4376647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004026817A JP4376647B2 (ja) 2004-02-03 2004-02-03 波長ルータ及び光波長多重伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004026817A JP4376647B2 (ja) 2004-02-03 2004-02-03 波長ルータ及び光波長多重伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005223418A true JP2005223418A (ja) 2005-08-18
JP4376647B2 JP4376647B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=34998746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004026817A Expired - Fee Related JP4376647B2 (ja) 2004-02-03 2004-02-03 波長ルータ及び光波長多重伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4376647B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ300812B6 (cs) * 2007-12-04 2009-08-12 Cesnet Modulární programovatelná platforma pro vysokorychlostní hardwarové zpracování paketu
CZ300811B6 (cs) * 2007-12-04 2009-08-12 Cesnet Zarízení pro skupinové vysílání optických signálu v Internetu a jiných sítích
JPWO2009004682A1 (ja) * 2007-06-29 2010-08-26 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光受信回路

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009004682A1 (ja) * 2007-06-29 2010-08-26 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光受信回路
JP4894924B2 (ja) * 2007-06-29 2012-03-14 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光受信回路
US8184994B2 (en) 2007-06-29 2012-05-22 Fujitsu Limited Optical receiving circuit
CZ300812B6 (cs) * 2007-12-04 2009-08-12 Cesnet Modulární programovatelná platforma pro vysokorychlostní hardwarové zpracování paketu
CZ300811B6 (cs) * 2007-12-04 2009-08-12 Cesnet Zarízení pro skupinové vysílání optických signálu v Internetu a jiných sítích
US8582967B2 (en) 2007-12-04 2013-11-12 Cesnet, Zajmove Sdruzeni Právnických Osob Device for multicast of optical signals in the internet and other networks

Also Published As

Publication number Publication date
JP4376647B2 (ja) 2009-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7088922B2 (en) Wavelength division multiplexing optical communication system
JP6015365B2 (ja) 伝送装置及び伝送方法
JP4252219B2 (ja) 光ノード装置及び該装置を備えたシステム
EP2946506B1 (en) Photonic cross-connect with reconfigurable add-drop-functionality
US8811817B2 (en) Optical signal transmission device, optical signal reception device, wavelength division multiplexing optical communication device, and wavelength path system
JP4152932B2 (ja) 光分波方法および光合波方法、並びに、それを用いた光伝送装置
JP2006217599A (ja) 漏話のない波長分割多重方式の受動型光加入者網とその漏話の除去方法
WO2013018867A1 (ja) 空間スイッチ装置
US20030206743A1 (en) Cross connecting device and optical communication system
US20220368446A1 (en) Apparatus and Method for Coherent Optical Multiplexing 1+1 Protection
JP3439162B2 (ja) 光波長分割多重伝送ネットワーク装置
JP4677195B2 (ja) 光ネットワークシステム及び光合分波装置
JP3292843B2 (ja) 光波長分割多重伝送ネットワーク装置
JP4376647B2 (ja) 波長ルータ及び光波長多重伝送システム
JP2009033543A (ja) 波長選択スイッチ及び光クロスコネクトスイッチ機能部及び光クロスコネクト装置
EP1427122B1 (en) Bidirectional wavelength division multiplexing self-healing ring network
WO2019021972A1 (ja) 光波長分離装置及び光波長分離方法
JP3889721B2 (ja) 光波長分割多重伝送ネットワーク装置
JP4102392B2 (ja) 双方向光アッド−ドロップ多重化器
EP1146681A2 (en) Apparatus for demultiplexing/multiplexing optical signals modulated with different data rates in WDM systems
JP3971331B2 (ja) 光波長分割多重伝送ネットワーク装置、波長ルータおよび送受信装置
JP2005064864A (ja) 波長多重光信号送信装置、波長多重光信号受信装置及び光波長多重通信システム
JP4233973B2 (ja) 光通信ネットワークシステム
JP4069130B2 (ja) 双方向光アド/ドロップマルチプレクサー及びこれを用いた双方向波長分割多重方式の環状ネットワーク
JP4176608B2 (ja) 光通信ネットワークシステム及びその波長ルーティング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090909

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees