Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2005216019A - 可搬型記録媒体 - Google Patents

可搬型記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005216019A
JP2005216019A JP2004022374A JP2004022374A JP2005216019A JP 2005216019 A JP2005216019 A JP 2005216019A JP 2004022374 A JP2004022374 A JP 2004022374A JP 2004022374 A JP2004022374 A JP 2004022374A JP 2005216019 A JP2005216019 A JP 2005216019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
recording medium
usb memory
portable recording
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004022374A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Nakaoka
康 中岡
Masanori Mukoyama
昌典 向山
Masaaki Hanaoka
正明 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004022374A priority Critical patent/JP2005216019A/ja
Priority to US11/042,357 priority patent/US20050190399A1/en
Publication of JP2005216019A publication Critical patent/JP2005216019A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 クライアントコンピュータに、プリンタ固有のプリンタドライバをインストールすることなく、プリンタを利用可能とする
【解決手段】 USBメモリ10には、インストーラー106が記録されている。設定情報109は、USBメモリ10の型番110(「MU−AS12」)と印刷端末ID111(「5555」)が記録されている。ユーザPC200は、USBメモリ10から汎用プリンタドライバ107等のインストールを行う。ユーザPC200は、ユーザからの印刷指示を受け付けると、EMFファイルを作成する。そして、設定情報109を参照して型番110を取得し、自装置に接続されているデバイスのうち「MU−AS12」という型番を持つデバイス、すなわち、USBメモリ10をEMFファイルの保存先として自動的に指定し保存する。印刷端末100は、EMFファイルの印刷を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアントコンピュータに、プリンタ固有のプリンタドライバをインストールすることなく、プリンタを利用可能とする技術に関する。
近年、ノート型コンピュータの普及などに伴い、空港のロビーや図書館など公共の場で印刷を行う印刷態様が普及しつつある。例えば、公共の場所に設置されたプリンタで印刷を所望する印刷データを、携帯電話等からインターネット上のサーバに、パスワードと共に一時的に格納しておき、正しいパスワードが入力された場合にのみ、格納された印刷データを印刷するという態様が上げられる(特許文献1参照)。
特開2002−196898号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ユーザの使用する携帯電話などの印刷データ発信装置と、プリンタとの間に、情報を中継するためのサーバを設置しなければならず、費用が非常にかかるという問題点や、かかるサーバのメンテナンス等の煩雑な作業が必要となるという問題点があった。
また、サーバを設置せずに、公共の場所に設置されたプリンタにおいて印刷を行いたい場合には、ユーザは、プリンタの機種毎に用意されたプリンタドライバを自己のコンピュータにインストールすることが必要である。そのため、ユーザは、利用を所望するプリンタに対応するプリンタドライバを、予め、インターネットやCD−ROM等から入手する必要があり、非常に煩雑であるという問題点もあった。
これらの問題点は、プリンタに特化した問題ではなく、ディスプレイ、プロジェクタなどの種々の出力装置に共通する課題であった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、サーバを設置することなく、かつ、予め特別な設定や、出力装置固有のドライバのインストールを行うことなく、簡易な構成で、公共に設置された出力装置において出力を行う技術を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明では、以下のような態様を採ることとした。すなわち、
可搬型記録媒体であって、
出力すべき情報である出力データを、出力装置に依存しない描画コマンドによって記録された中間データに変換する機能と、
保存先の指定に関わらず、前記可搬型記録媒体を、前記中間データの保存先とする機能を備えるコンピュータプログラムを、コンピュータ読み取り可能に記録していることを要旨とする。
出力装置とは、例えば、プリンタ、プロジェクタ、ディスプレイ等としてもよい。コンピュータが読み取り可能な可搬型記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクや光磁気ディスク、ICカード等種々の媒体としてもよい。コンピュータプログラムとは、例えば、出力装置の汎用ドライバとしてもよい。
本発明によれば、中間データに変換する機能を備えるコンピュータプログラムを、可搬型記録媒体に記録することとしているため、かかるコンピュータプログラムを格納、配布するためのサーバなど、高価な装置を設置する必要がなく、費用の抑制を図ることができる。
また、コンピュータプログラムを可搬型記録媒体に記録することとしているため、ユーザは、予め、コンピュータプログラムを自己のコンピュータにインストールしておく等の手間を省略することができ、利便性が向上する。
また、コンピュータプログラムは、かかるコンピュータプログラムが記録されている可搬型記録媒体を、中間データの保存先として指定するため、ユーザによる中間データの指定等の操作を省略することができるため、利便性が向上する。ユーザは、このようにして可搬型記録媒体に記録された中間データを、出力装置に読み取らせ出力させることにより、所望の出力内容を簡易に出力することができる。
前記可搬型記録媒体は、活線挿抜可能な記録媒体であることとしてもよい。
活線挿抜可能な記録媒体とは、コンピュータの電源をいれたまま、抜き差しすることが可能な記録媒体を指し、例えば、USBメモリが挙げられる。このような構成をとることにより、ユーザは、コンピュータの再起動や、ファイルの指定を必要とすることなく、可搬型記録媒体に記録されているコンピュータプログラムを実行することができる。
本発明の可搬型記録媒体において、
前記コンピュータプログラムは、前記出力装置の所定の特性を表す特性データに基づき、前記変換を行うこととしてもよい。
こうすれば、出力を所望する出力装置の特定を考慮した出力データを生成することができるため、利便性が向上する。
本発明の可搬型記録媒体において、
前記可搬型記録媒体は、自己を識別可能な識別情報を有しており、
前記コンピュータプログラムは、前記識別情報に基づき、前記保存先を特定することとしてもよい。
自己を識別可能な識別情報とは、例えば、可搬型記録媒体の型番や、製品番号などとしてもよい。こうすれば、簡易に可搬型記録媒体を特定することができ、好適である。
前記中間データは、EMF形式のデータであることとしてもよい。こうすれば、汎用的な形式のデータを使用することができるため、簡易に中間データを生成することができ、好適である。
本発明において、上述した種々の態様は、適宜、組み合わせたり、一部を省略したりして適用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する
A.第1実施例:
A1.システム概要
A2.機能ブロック:
A3.印刷処理:
A3−1.ユーザPCにおける印刷処理:
A3−2.記録内容判断処理:
A3−3.印刷端末における印刷処理:
B.第2実施例:
B1.記録内容判断処理:
C.変形例:
A.第1実施例:
A1.システム概要:
図1は、本発明の第1実施例における印刷システム1000を例示する説明図である。印刷システム1000は、印刷端末100と、ユーザPC200と、USBメモリ10とから構成されており、印刷端末100およびユーザPC200との間で、USBメモリ10を介して情報の授受を行い、印刷を実行する。印刷端末100は、プリンタとコンピュータとの組み合わせにより構成されているものとする。印刷端末100には、固有に付与された印刷端末ID「5555」が予め設定されている。また、ユーザPCには、Windows(登録商標)系オペレーションシステム(以下、Windows系OSと呼ぶこととする)がインストールされている。
USBメモリ10は、予め、印刷端末100のUSBポート101に接続されている。USBメモリ10のメモリ領域は、図に実線吹き出しで示すように、読み出しのみ可能なROM領域11と、読み書き可能なリライタブル領域13とから構成されている。ROM領域11には、製品情報12と、インストーラ106が記録されている。製品情報12は、USBメモリ10の型番など、製品に設定されている情報であり、本実施例では、USBメモリ10の型番が、図示するように「MU−AS12」と設定されている。インストーラ106は、汎用プリンタドライバ107、特性データ108、設定情報109から構成されている。特性データ108は、印刷端末100の所定の特性を表すデータであり、例えば、印刷端末100のサポートする用紙のサイズや解像度、両面印刷機能の有無、カラー印刷機能の有無などの特性が定義されている。設定情報109は、図示するように、型番110と印刷端末ID111が記録されている。これらの情報は、USBメモリ10の型番「MU−AS12」と、印刷端末ID「5555」が予め記録されているものとする。
ユーザは、実線矢印に示すように、印刷端末100のUSBポートに接続されているUSBメモリ10を抜き、ユーザPC200に差し替える。ユーザPC200は、USBポート201にUSBメモリ10が接続されたことを検出すると、プラグアンドプレイ機能により、USBメモリ10をUSBデバイスとして自動的に認識し、オートラン機能により汎用プリンタドライバ107等のインストールを行う。
ユーザは、インストーラ106によるインストールが終了すると、通常時に印刷を行う場合と同様に、アプリケーションの印刷メニューから印刷を行う。ユーザPC200は、ユーザからの印刷指示を受け付けると、インストールされた設定情報109を参照し、印刷端末IDをヘッダに含むEMFファイル300を生成する。
ユーザPC200は、設定情報109を参照して型番110を取得し、自装置に接続されているデバイスのうち「MU−AS12」という型番を持つデバイスを特定し、かかるデバイスをEMFファイルの保存先とする。すなわち、USBメモリ10をEMFファイルの保存先として自動的に指定する。USBメモリ10には、図に破線吹き出しで示すように、リライタブル領域13に、EMFファイル300が記録される。EMFファイル300のヘッダには、印刷端末ID「5555」が含まれている。また、ROM領域11は、EMFファイル300が記録される前と変化はない。
ユーザは、図に破線矢印で示すように、ユーザPC200のUSBポート201に接続されているUSBメモリ10を抜き、印刷端末100のUSBポート101に差し替える。ユーザPC200は、USBメモリ10が抜かれたことを検出すると、汎用プリンタドライバ107などUSBメモリ10を介してインストールされたファイルを全てアンインストールする。
印刷端末100は、USBメモリ10が接続されたことを検出すると、USBメモリ10のリライタブル領域13に、EMF形式のファイルが記録されているか、EMFファイルが、自装置での印刷に適しているか否かなどを判断する。かかる判断処理は後述する。EMFファイルが自装置での印刷に適している場合には、USBメモリ10から、かかるEMFファイル300を読み出し、RAW形式に変換して印刷を実行する。
A2.機能ブロック:
図2は、本実施例における印刷端末100およびユーザPC200の機能ブロックを例示する説明図である。ユーザPC200は、ハードウェアとして、USBポート201と、USBコントローラ202と、ソフトウェアとして、スプーラ203と、GDI204と、印刷アプリケーション205と、USBメモリ10からインストールされた汎用プリンタドライバ107と、特性データ108と、設定情報109とから構成される。
USBコントローラ202は、USBポート201に接続されるUSBデバイスを制御するためのコントローラである。
印刷アプリケーション205は、文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェア、あるいは、画像処理ソフトウェアといった印刷機能を備えるソフトウェアである。印刷アプリケーション205は、ユーザから印刷指示があると、OSのカーネルを構成するモジュールの一つであるGDI204の描画コマンドを呼び出し、EMF形式のファイルを生成する。
印刷アプリケーション205は、EMFファイルの作成に際して、特性データ108を利用して、用紙サイズや解像度などの印刷設定を行うとともに、設定情報109を参照してEMFファイルのヘッダに、印刷を行うべき印刷端末の印刷端末IDを含める。
汎用プリンタドライバ107は、設定情報109を参照し、型番110から、EMFファイルの保存先の情報を取得する。本実施例では、型番110にはUSBメモリ10の型番が設定されているため、USBメモリ10を保存先と特定する。汎用プリンタドライバ107は、スプーラ203に蓄積されたEMFファイルを順次読み出してUSBメモリ10へ書き込む。
印刷端末100は、USBポート101と、USBコントローラ102と、記録内容判断部103と、データ読み取り部104と、データ変換部112と、プリンタドライバ113と、印刷処理部114とから構成されている。記録内容判断部103、データ読み取り部104、データ変換部112、プリンタドライバ113は、ソフトウェアとして構成されている。
USBコントローラ102は、USBポート101に接続されるUSBデバイスを制御するためのコントローラである。
記録内容判断部103は、USBメモリ10がUSBポート101に接続されたことを検出すると、USBメモリ10に、EMFファイルが記録されているか否かを判断する。更に、USBメモリ10に、EMFファイルが記録されている場合には、かかるEMFファイルのヘッダを参照し、自装置での印刷に適したファイルであるか否かを判断する。具体的には、本実施例では、EMFファイルのヘッダに自装置の印刷端末IDが設定されていれば、自装置に適した形式、すなわち、印刷端末100の特性データ108に基づいてEMFファイルが作成されていると判断する。また、記録内容判断部103は、USBメモリ10に、EMFファイルが記録されていない場合や、EMFファイルが記録されていても、自装置に適した形式でないと判断した場合には、エラーメッセージを表示し、処理を中止する。
データ読み取り部104は、記録内容判断部103において、USBメモリ10に自装置での印刷に適したEMFファイルが記録されていると判断された場合に、かかるEMFファイルを読み取り、データ変換部112へ受け渡す機能を奏する。
データ変換部112は、プリンタドライバ113から印刷端末100のデバイスコンテキストを取得し、EMFファイルに記録されたGDIコマンドにより印刷内容を再生する。プリンタドライバ113は、かかる印刷内容に応じて印刷端末100が解釈可能なRAWデータを作成し、印刷処理部114に受け渡す機能を奏する。印刷処理部114は、受け渡されたRAWデータを印刷する。
本実施例では、印刷端末100は、USBメモリ10に、EMFファイルが記録されていない場合や、EMFファイルが記録されていても、自装置に適した形式でないと判断した場合には、エラーメッセージを表示し、処理を中止することとしたが、かかる場合に、インストーラを作成し、USBメモリ10に記録することとしてもよい。ユーザは、USBメモリ10からユーザPC200に汎用プリンタドライバ107等をインストールすることにより、ユーザPC200において、印刷を所望する内容を、印刷端末100での印刷に適したEMFファイルとして生成することができる。
かかる処理を実現するために、印刷端末100は、図に破線枠で示すように、インストーラ作成部120と、インストーラ記録部105とを備える。インストーラ作成部120は、印刷端末100の印刷端末IDおよびUSBメモリ10の型番を取得し、設定情報109を作成する。そして、設定情報109、汎用プリンタドライバ107、および、特性データ108を含むインストーラを作成する。インストーラ記録部105は、作成されたインストーラを、USBメモリ10に記録する。かかる処理については、第2実施例で説明する。
A3.印刷処理:
図3は、本実施例における印刷処理を説明するフローチャートである。ユーザPC200と、印刷端末100とが、USBメモリ10を介してデータの授受を行うことにより、この処理は行われる。
ユーザPC200は、USBメモリ10が接続されたことを検出する(ステップS10)と、USBメモリ10に記録されているオートランプログラムを実行する(ステップS11)。かかるオートランプログラムが実行されると、USBメモリ10からユーザPC200へ、汎用プリンタドライバ107、特性データ108および設定情報109を含むインストーラが受け渡される。ユーザPC200は、インストール処理を行い(ステップS12)、汎用プリンタドライバ107を起動して、印刷アプリケーション205から印刷処理を実行する(ステップS13)。印刷処理では、EMFファイルを作成し、USBメモリ10に保存する。かかる処理の詳細は、後述する。
USBメモリ10にEMFファイルの保存が終了すると、ユーザは、USBメモリ10を抜き取り、印刷端末100に差し替える。
ユーザPC200は、USBメモリ10が抜き取られたことを検出する(ステップS14)と、汎用プリンタドライバ107などインストールされたデータを、すべてアンインストールする(ステップS15)。
印刷端末100は、USBメモリ10が、接続されたことを検出する(ステップS20)、と、USBメモリ10の記録内容を判断し(ステップS21)、USBメモリ10内に、印刷端末100での印刷に適した形式のEMFファイルが記録されている場合には、かかるEMFファイルの印刷処理を実行する(ステップS22)。ステップS21の記録内容判断処理、および、ステップS22の印刷処理の詳細は、後述する。
A3−1.ユーザPCにおける印刷処理:
図4は、本実施例におけるユーザPC200における印刷処理を説明するフローチャートである。図3のステップS13に相当する処理である。
ユーザPC200は、印刷アプリケーション205の印刷に先立ち、必要に応じて印刷設定を行う(ステップS30)。図中に、かかる印刷設定時にモニタ上に表示される設定ダイアログの一例を示した。この設定ダイアログは、USBメモリ10からインストールされた特性データ108に基づき汎用プリンタドライバ107の働きによって表示される。本実施例では、両面印刷するか否か、カラー/モノクロの指定、用紙サイズの選択が可能であることとした。
次に、印刷アプリケーション205は、例えば、印刷ボタンの押下などの操作により、ユーザから印刷実行の要求を受信する(ステップS31)と、GDIコマンドによって印刷内容に相当するEMFデータを作成し、設定情報109を参照して、ヘッダに印刷端末IDを付与して、EMFファイルを作成する(ステップS32)。そして、作成したEMFファイルを、スプーラ203に蓄積する(ステップS33)。
汎用プリンタドライバ107は、スプーラ203からEMFファイルを読み出し(ステップS34)、設定情報109を参照して、保存先デバイスの型番を取得し、EMFファイルの保存先を特定する(ステップS35)。本実施例では、保存先デバイスには、USBメモリ10の型番が設定されているため、ユーザPC200は、EMFファイルをUSBメモリ10に保存する(ステップS36)。
A3−2.記録内容判断処理:
図5は、本実施例における記録内容判断処理を説明するフローチャートである。図3のステップS21に相当する処理である。
印刷端末100は、USBメモリ10の記録内容を参照し(ステップS40)、EMFファイルが記録されているか否かを判断する(ステップS41)。EMFファイルが記録されていない場合(ステップS41:NO)には、印刷すべきEMFファイルが存在せず、印刷処理を実行することが出来ない旨のエラー表示を行う(ステップS44)。
EMFファイルが記録されている場合(ステップS41:YES)には、かかるEMFファイルのヘッダを参照し(ステップS42)、ヘッダに含まれる印刷端末IDが、自端末の印刷端末IDと同一であるか否かを判断する(ステップS43)。本実施例では、印刷端末100の印刷端末IDは、「5555」であるため、印刷端末IDが同一である場合(ステップS43:YES)、すなわち、ヘッダに含まれる印刷端末IDが「5555」である場合には、印刷処理を続行する。同一でない場合(ステップS43:NO)には、
印刷処理を実行することが出来ない旨のエラー表示を行う(ステップS44)。
A3−3.印刷端末における印刷処理:
図6は、本実施例における印刷端末100における印刷処理を説明するフローチャートである。図3のステップS22に相当する処理である。
印刷端末100は、USBメモリ10から、EMFファイルを読み出し(ステップS50)、プリンタドライバ113から、印刷端末100のデバイスコンテキストを取得して(ステップS51)、EMFファイルに記録されたGDIコマンドによって印刷内容を再生する(ステップS52)。
印刷端末100は、再生された印刷内容をレンダリングして、RAWデータを作成し(ステップS53)、かかるRAWデータを印刷する(ステップS54)。
以上説明した第1実施例の印刷システム1000によれば、印刷端末100は、印刷端末100に依存しない描画コマンドによって出力内容が記録されたEMFファイルをUSBメモリ10から読み取ることとしているため、印刷端末の機種に関わりなく印刷を行うことが可能となる。従って、予め印刷端末の機種に応じたドライバ等を用意する必要がなく、簡便に出力を行うことができる。また、EMFファイルの受け渡しに、USBメモリ10を使用することとしているため、サーバなどの高価な装置を設置することなく印刷を行うことができ、システム構築の費用を抑制することができる。また、印刷端末100は、EMFファイルのヘッダに含まれる印刷端末IDを参照することにより、両面印刷や用紙サイズの選択などEMFファイルの種々の印刷設定が、自装置での印刷に適しているか否かを容易に判断することができる。
B.第2実施例:
上述した第1実施例では、印刷端末100は、USBメモリ10の記録内容を参照し、EMFファイルが記録されていない場合には、エラー表示を行い、印刷処理を中止することとした。本実施例では、USBメモリ10にEMFファイルが記録されていない場合には、汎用プリンタドライバ107、特性データ108、設定情報109を含むインストーラを作成し、USBメモリ10に記録しすることとした。ユーザは、かかるインストーラを使用して汎用プリンタドライバ107等を印刷端末100にインストールし、印刷端末100は、印刷端末100での印刷に適したEMFファイルを作成する。本実施例は、第1実施例のシステム構成と同様である。ただし、印刷端末100には、図2に破線枠で示した機能ブロックが備わっているものとする。
B1.記録内容判断処理:
図7は、第2実施例における記録内容判断処理を説明するフローチャートである。第1実施例の図3におけるステップS21に相当する処理である。
印刷端末100は、USBメモリ10の記録内容を参照し(ステップS60)、印刷端末100での印刷に適したEMFファイルが記録されているか否かを判断する(ステップS61)。かかる判断処理は、図5におけるステップS41〜ステップS43までの処理に相当する。すなわち、ステップS41およびステップS43において、「NO」と判断された場合に、処理はステップS62に続行する。
印刷端末100は、自端末での印刷に適したEMFファイルが記録されていると判断した場合(ステップS61:YES)には、印刷処理を続行する。
印刷端末100は、USBメモリ10に、自端末での印刷に適したEMFファイルが記録されていない場合(ステップS61:NO)には、USBメモリ10を参照してUSBメモリ10の型番を取得する(ステップS62)とともに、自端末の印刷端末IDを参照する(ステップS63)。次に、印刷端末100は、これらの情報を含む設定情報109を作成し(ステップS64)、かかる設定情報109、および、汎用プリンタドライバ107、特性データ108を含むインストーラを作成する(ステップ65)。そして、印刷端末100は、かかるインストーラを、USBメモリ10に記録する(ステップS66)。
以上説明した第2実施例の印刷端末100によれば、接続されたUSBメモリ10に、自端末での印刷に適したEMFファイルが記録されていない場合にも、接続されたUSBメモリ10の型番や自端末の印刷端末IDから設定情報109を作成し、自端末での印刷に適したEMFファイルを生成するためのインストーラを、簡易に作成し、USBメモリ10に記録することができる。従って、ユーザはUSBメモリ10に記録されたインストーラを、ユーザPC200にインストールし、印刷すべき内容を印刷端末100での印刷に適したEMFファイルとして作成することができるため、印刷を所望する内容を、簡易に印刷端末で印刷することができ、利便性が向上する。
C.変形例:
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらに限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の構成を採ることができることは言うまでもない。例えば、印刷端末を、プロジェクタ、ディスプレイなどの機能を備える出力端末として構成することとしてもよい。
C1.変形例1:
上述した実施例では、可搬型記録媒体としてUSBメモリを使用することとしたが、これに限られない。例えば、フレキシブルディスクやCD−ROMなどとしてもよい。容易に搬送可能な記録媒体であればよい。
C2.変形例2:
本実施例では、印刷端末での印刷に適しているか否かの判断を行うために、印刷端末に固有に割り振られた印刷端末IDを、EMFファイルのヘッダに含むこととしたが、これに限られない。印刷端末の型番や、用紙サイズ、両面印刷などの印刷特性に基づき、印刷端末での印刷に適しているか否かを判断することとしてもよい。
第1実施例における印刷システムを例示する説明図である。 第1実施例における印刷端末およびユーザPCの機能ブロックを例示する説明図である。 第1実施例における印刷処理を説明するフローチャートである。 第1実施例におけるユーザPCにおける印刷処理を説明するフローチャートである。 第1実施例における記録内容判断処理を説明するフローチャートである。 第1実施例における印刷端末における印刷処理を説明するフローチャートである。 第2実施例における記録内容判断処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1000...印刷システム
10...USBメモリ
11...ROM領域
12...製品情報
13...リライタブル領域
100...印刷端末
101...USBポート
102...USBコントローラ
103...記録内容判断部
104...データ読み取り部
105...インストーラ記録部
106...インストーラ
107...汎用プリンタドライバ
108...特性データ
109...設定情報
110...型番
111...印刷端末ID
112...データ変換部
113...プリンタドライバ
114...印刷処理部
120...インストーラ作成部
200...ユーザPC
201...USBポート
202...USBコントローラ
203...スプーラ
204...GDI
205...印刷アプリケーション

Claims (5)

  1. 可搬型記録媒体であって、
    出力すべき画像もしくは文書である出力データを、出力装置に依存しない描画コマンドによって記録された中間データに変換する機能と、
    保存先の指定に関わらず、前記可搬型記録媒体を、前記中間データの保存先とする機能をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを、コンピュータ読み取り可能に記録した可搬型記録媒体。
  2. 前記可搬型記録媒体は、活線挿抜可能な記録媒体である請求項1記載の可搬型記録媒体。
  3. 請求項1記載の可搬型記録媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、前記出力装置の所定の特性を表す特性データに基づき、前記変換を行う可搬型記録媒体。
  4. 請求項1記載の可搬型記録媒体であって、
    前記可搬型記録媒体は、自己を識別可能な識別情報を有しており、
    前記コンピュータプログラムは、前記識別情報に基づき、前記保存先を特定する可搬型記録媒体。
  5. 前記中間データは、EMF形式のデータである請求項1記載の可搬型記録媒体。
JP2004022374A 2004-01-30 2004-01-30 可搬型記録媒体 Pending JP2005216019A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004022374A JP2005216019A (ja) 2004-01-30 2004-01-30 可搬型記録媒体
US11/042,357 US20050190399A1 (en) 2004-01-30 2005-01-26 Image output device and image output system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004022374A JP2005216019A (ja) 2004-01-30 2004-01-30 可搬型記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005216019A true JP2005216019A (ja) 2005-08-11

Family

ID=34905743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004022374A Pending JP2005216019A (ja) 2004-01-30 2004-01-30 可搬型記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005216019A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098724A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2007108898A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Konica Minolta Business Technologies Inc プリンタ装置および印刷システムならびに印刷方法
JP2007206819A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Seiko Epson Corp 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム
JP2007233781A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像出力装置および画像出力プログラム
JP2009037323A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Riso Kagaku Corp 印刷データ出力装置及びその方法
JP2010113404A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Canon Inc プリンタ及びその制御方法、並びにプログラム
US7827332B2 (en) 2007-03-30 2010-11-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Portable storage medium
US8042174B2 (en) 2007-02-21 2011-10-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
US8161213B2 (en) 2007-03-30 2012-04-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Storage medium
JP2013233766A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Brother Industries Ltd 印字ラベル作成装置、コンテンツ処理プログラム、コンテンツ処理方法
JP2014157521A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Canon Inc デバイス装置、ソフトウェア設置方法およびコンピュータプログラム
JP2019046061A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 ブラザー工業株式会社 プログラムおよび印刷システム

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098724A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP4725275B2 (ja) * 2005-10-03 2011-07-13 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
JP2007108898A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Konica Minolta Business Technologies Inc プリンタ装置および印刷システムならびに印刷方法
JP4645402B2 (ja) * 2005-10-12 2011-03-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 プリンタ装置および印刷システムならびに印刷方法
JP2007206819A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Seiko Epson Corp 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム
JP4577225B2 (ja) * 2006-01-31 2010-11-10 セイコーエプソン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム
JP2007233781A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像出力装置および画像出力プログラム
US8042174B2 (en) 2007-02-21 2011-10-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
US8161213B2 (en) 2007-03-30 2012-04-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Storage medium
US7827332B2 (en) 2007-03-30 2010-11-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Portable storage medium
JP2009037323A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Riso Kagaku Corp 印刷データ出力装置及びその方法
US8422065B2 (en) 2007-07-31 2013-04-16 Riso Kagaku Corporation Print data output apparatus and method
JP2010113404A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Canon Inc プリンタ及びその制御方法、並びにプログラム
JP2013233766A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Brother Industries Ltd 印字ラベル作成装置、コンテンツ処理プログラム、コンテンツ処理方法
JP2014157521A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Canon Inc デバイス装置、ソフトウェア設置方法およびコンピュータプログラム
JP2019046061A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 ブラザー工業株式会社 プログラムおよび印刷システム
JP7000746B2 (ja) 2017-08-31 2022-01-19 ブラザー工業株式会社 プログラムおよび印刷システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050190399A1 (en) Image output device and image output system
US20050162688A1 (en) Printing terminal, printing data outputting device, and computer and peripheral device using therefor
JP5321929B2 (ja) ユニバーサルデバイスドライバ、デバイス制御プログラム、情報処理装置、サーバ装置、及び、方法
JP4306479B2 (ja) 画像出力装置、および、画像出力システム
JP2017102901A (ja) プログラム、情報処理装置、設定方法および情報処理システム
JP2005216019A (ja) 可搬型記録媒体
JP2014127126A (ja) プログラム及び出力システム
US8407727B2 (en) Method and apparatus for driving printer driver according to a determined application and method and apparatus for installing the printer driver
JP2010089288A (ja) 印刷装置及びその制御方法
KR100518829B1 (ko) 프린터 에러 처리 시스템 및 그 에러 처리방법
US8214848B2 (en) Method and apparatus for installing printer drivers of image forming apparatuses in printing environment employing universal printer driver
US7265857B1 (en) Medium where status information printing program is recorded, printer, print controller, status information printing method, and status information printing system
JP4532354B2 (ja) プログラムと記録媒体および印刷システム
JP5215802B2 (ja) 印刷装置
JP2005115427A (ja) コンピュータにローカル接続される周辺装置
JP2005011066A (ja) 印刷システム、印刷装置選択処理プログラム及び記録媒体
JP2005275483A (ja) 可搬型記録媒体
JP2005063128A (ja) 印刷ターミナルおよび印刷データ出力装置
JP2007219576A (ja) プリンタドライバ選択プログラム及び記録媒体
JP5003365B2 (ja) 印刷システム、印刷プログラム
JP2015060291A (ja) プログラム、情報処理装置及び情報処理システム
JP2005115440A (ja) コンピュータにアンインストールを行わせるためのコンピュータプログラム
JP4501470B2 (ja) ネットワークデバイスおよびそのセットアップ方法
JP2000298721A (ja) 画像処理装置およびその方法、コンピュータ可読メモリ
JP2005084762A (ja) 印刷ターミナル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090526