JP2005213125A - 電子管と電子管の気密容器の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 対向する基板と側面部材からなる気密容器を備えた電子管において、金型を用いずに側面部材を形成し、気密性が高く、封着時のガスの発生が少なく、かつ組立て時の位置合せ等が簡単な電子管の製造方法を提供すること。
【解決手段】 ガラスの第1基板11に、ディスペンサロボットによって結晶性ガラスのペースト23Pを塗布し、焼成して結晶化ガラスの側面部材23を形成する。側面部材23に封着用ガラスペースト24Pを塗布し、焼成して接着剤層24を形成する。第1基板11とガラスの第2基板を真空チャンバーに収納して排気し、排気後接着剤層24に第2基板を重ねて加熱し、接着剤層24を軟化・溶融して側面部材23に第2基板を融着し封着・封止する。
【選択図】図2
【解決手段】 ガラスの第1基板11に、ディスペンサロボットによって結晶性ガラスのペースト23Pを塗布し、焼成して結晶化ガラスの側面部材23を形成する。側面部材23に封着用ガラスペースト24Pを塗布し、焼成して接着剤層24を形成する。第1基板11とガラスの第2基板を真空チャンバーに収納して排気し、排気後接着剤層24に第2基板を重ねて加熱し、接着剤層24を軟化・溶融して側面部材23に第2基板を融着し封着・封止する。
【選択図】図2
Description
本願発明は、蛍光表示管、プラズマディスプレイ、電界放出型ディスプレイ、平面陰極線管等の気密容器(外囲器)を備えた電子管に関し、特にその電子管の気密容器の製造方法とその製造方法によって作製にした電子管に関する。
図6、図7を用いて、従来の電子管及びその電子管の製造方法を説明する。
図6は、対向する第1基板と第2基板の間に枠状の側面部材(スペーサ)が介在する電子管の概要を示す(例えば特許文献1参照)。
図6(a)は、平面断面図、図6(b)は、図6(a)のX1部分の矢印方向の断面図であり、図6(c)は、図6(a)のX3部分の矢印方向の断面図である。図7(a)は、図6(a)のX2部分の矢印方向の拡大断面図(一部)であり、図7(b)は、側面部材の斜視図である。
図6は、対向する第1基板と第2基板の間に枠状の側面部材(スペーサ)が介在する電子管の概要を示す(例えば特許文献1参照)。
図6(a)は、平面断面図、図6(b)は、図6(a)のX1部分の矢印方向の断面図であり、図6(c)は、図6(a)のX3部分の矢印方向の断面図である。図7(a)は、図6(a)のX2部分の矢印方向の拡大断面図(一部)であり、図7(b)は、側面部材の斜視図である。
ガラス等の絶縁材からなる第1基板11(アノード基板)と第2基板12の間に枠状の側面部材13が介在し、それらは、封着用ガラス等の接着剤層141,142によって一体的に接着され、気密容器(外囲器)を構成している。第1基板11には、蛍光体を塗布したアノード電極A1,A2,・・・を形成し、フィラメントFを支持するアンカー151,152を取付けてある。フィラメントFとアノード電極A1,A2,・・・の間には、グリッドG1,G2,・・・を配置してある。グリッドG1,G2,・・・は、第1基板11又は第2基板12に取付けた支持部材(図示せず)によって支持されている。アンカー151,152は、カソード配線FC1、FC2を、アノード電極A1,A2,・・・は、アノード配線AC1,AC2,・・・を有し、それらは、第1基板11に形成されている。なおグリッドG1,G2,・・・の配線は、省略してある。
側面部材13は、ガラス粉末を金型によって成形し、その成形体を焼結して作製する。側面部材13は、切欠き部131を有し、その切欠き部131に排気管16を接着剤により固定してある。気密容器の組立ては、側面部材13の両面に封着用ガラス等の接着剤を塗布し、その側面部材13を第1基板11に重ね、さらに第2基板12を重ねて加熱し封着する。接着剤は、溶融して接着剤層141,142を形成し、第1基板11、第2基板12、側面部材13を一体的に接着する。気密容器は、封着後排気管16にから排気して封止する。
従来の気密容器は、金型を用いて側面部材13を成形するから高価な金型が必要になる。また気密容器を組立てるとき、事前に成形・焼結した側面部材13を用い、その側面部材13の両面に接着剤を塗布し、その側面部材13を第1基板11に重ね、さらに第2基板12を重ねなければならないから、位置合せが難しく、組立て作業が複雑になる。また気密容器を組立てるとき、切欠き部131に排気管を装着し、接着剤を充填しなければならないが、接着剤の充填が不充分なために気密性が不完全になることがある。また第1基板11、第2基板12及び側面部材13は、封着が終了するまで治具によって一体的に仮固定して作業しなければならないから、作業が面倒になる。かつ封着のとき、側面部材13に塗布した接着剤を加熱すると、大量のガスが発生するため排気に長時間を要する。
本願発明は、それらの問題点に鑑み、高価な金型を用いることなく側面部材を形成でき、気密性が高く、排気、封着・封止時のガスの発生が少なく、仮固定の治具を用いることなく組立て作業のできる電子管の気密容器の製造方法とその製造方法によって作製した電子管を提供することを目的とする。
本願発明は、その目的を達成するため、請求項1に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成する工程、その側面部材の封着・封止部分に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して接着剤層を形成する工程、前記側面部材及び接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を真空チャンバーに収納して排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後前記接着剤層に前記他方の基板を重ね、前記接着剤層を軟化・溶融して封着・封止する工程からなることを特徴とする。
請求項2に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成する工程、その側面部材の封着・封止部分に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して接着剤層を形成する工程、前記側面部材及び前記接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を重ね、その接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、その封着後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後封止する工程からなることを特徴とする。
請求項3に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストに非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、前記両ペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材及び接着剤層を形成する工程、その側面部材及び接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を真空チャンバーに収納して排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後前記接着剤層に前記他方の基板を重ね、前記接着剤層を軟化・溶融して封着・封止する工程からなることを特徴とする。
請求項4に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストに非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、前記両ペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材及び接着剤層を形成する工程、その側面部材及び接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を重ね、その接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、その封着後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後封止する工程からなることを特徴とする。
請求項5に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する1個の基板からなる第1基板と2個の部材からなる第2基板の内、第1基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成する工程、その側面部材の封着・封止部分の内、前記第2基板の一方の部材を接着する部分に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して接着剤層を形成する工程、前記第2基板の一方の部材をその接着剤層に重ね、接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、前記側面部材の前記第2基板の他方の部材を接着する部分及び前記第2基板の一方の部材の端面に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを塗布した後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後前記第2基板の他方の部材を封着・封止する工程からなることを特徴とする。
請求項6に記載の電子管の気密容器の製造方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の電子管の気密容器の製造方法において、前記電子管は、蛍光表示管、プラズマディスプレイ、電界放出型ディスプレイのいずれかであることを特徴とする。
請求項7に記載の電子管の気密容器の製造方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載の電子管の気密容器の製造方法において、前記結晶性ガラス粉末のペースト及び前記接着用ガラス粉末のペーストの塗布は、ディスペンサロボットによって行うことを特徴とする。
請求項2に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成する工程、その側面部材の封着・封止部分に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して接着剤層を形成する工程、前記側面部材及び前記接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を重ね、その接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、その封着後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後封止する工程からなることを特徴とする。
請求項3に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストに非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、前記両ペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材及び接着剤層を形成する工程、その側面部材及び接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を真空チャンバーに収納して排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後前記接着剤層に前記他方の基板を重ね、前記接着剤層を軟化・溶融して封着・封止する工程からなることを特徴とする。
請求項4に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストに非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、前記両ペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材及び接着剤層を形成する工程、その側面部材及び接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を重ね、その接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、その封着後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後封止する工程からなることを特徴とする。
請求項5に記載の電子管の気密容器の製造方法は、側面部材を介して対向する1個の基板からなる第1基板と2個の部材からなる第2基板の内、第1基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成する工程、その側面部材の封着・封止部分の内、前記第2基板の一方の部材を接着する部分に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して接着剤層を形成する工程、前記第2基板の一方の部材をその接着剤層に重ね、接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、前記側面部材の前記第2基板の他方の部材を接着する部分及び前記第2基板の一方の部材の端面に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを塗布した後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後前記第2基板の他方の部材を封着・封止する工程からなることを特徴とする。
請求項6に記載の電子管の気密容器の製造方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の電子管の気密容器の製造方法において、前記電子管は、蛍光表示管、プラズマディスプレイ、電界放出型ディスプレイのいずれかであることを特徴とする。
請求項7に記載の電子管の気密容器の製造方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載の電子管の気密容器の製造方法において、前記結晶性ガラス粉末のペースト及び前記接着用ガラス粉末のペーストの塗布は、ディスペンサロボットによって行うことを特徴とする。
請求項8に記載の電子管は、側面部材を介して対向する一対の基板からなる気密容器を備えた電子管において、側面部材は、一方の基板に融着した結晶化ガラスからなり、側面部材と他方の基板は、接着用ガラスによって接着されていることを特徴とする。
請求項9に記載の電子管は、側面部材を介して対向する一対の第1基板と第2基板からなる気密容器を備えた電子管において、第1基板は1個の基板からなり、第2基板は2個の部材からなり、側面部材は第1基板に融着した結晶化ガラスからなり、側面部材と第2基板は接着用ガラスによって接着されていることを特徴とする。
請求項10に記載の電子管は、請求項8又は請求項9に記載の電子管において、前記電子管は、蛍光表示管、プラズマディスプレイ、電界放出型ディスプレイのいずれかであることを特徴とする。
請求項9に記載の電子管は、側面部材を介して対向する一対の第1基板と第2基板からなる気密容器を備えた電子管において、第1基板は1個の基板からなり、第2基板は2個の部材からなり、側面部材は第1基板に融着した結晶化ガラスからなり、側面部材と第2基板は接着用ガラスによって接着されていることを特徴とする。
請求項10に記載の電子管は、請求項8又は請求項9に記載の電子管において、前記電子管は、蛍光表示管、プラズマディスプレイ、電界放出型ディスプレイのいずれかであることを特徴とする。
本願発明は、結晶化ガラスと非結晶ガラスの特性、即ち結晶性ガラス粉末は、溶融すると基板に融着し、かつ高融点の結晶化ガラスに変わり、一方非結晶ガラス粉末は、溶融して硬化しても低融点ガラスである点に着目して、前者によって側面部材を形成し、後者を接着剤として使用することにより、側面部材を容易に形成でき、気密性の高い電子管を容易に製造できる。即ち気密容器の対向する基板の一方に、結晶性ガラス粉末のペーストを塗布し焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成するから、側面部材は、金型を用いずに作製でき、かつ接着剤を用いずに基板に融着できる。そしてその側面部材に非結晶ガラス粉末のペーストを塗布し焼成して接着剤層を形成して、その接着剤層を他方の基板の接着に使用するから、気密容器の組立てが簡単になる。かつ塗布した両ペーストは、排気や封着・封止の前に焼成してガスを放出してあるから、排気や封着・封止の際発生するガスが少なく、したがって排気が簡単になり、封着・封止後のゲッターによるガスの吸収も少なくなる。
本願発明の側面部材は、基板に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布して形成するから、基板に形成した配線等の周囲に密着して形成されるから、気密容器の気密性を高めることができ、かつ塗布するペーストの厚さを変えることにより、対向する基板の間隔を任意に設定できる。
本願発明は、ディスペンサロボットにより結晶性ガラス粉末のペーストや接着用ガラス粉末のペーストを塗布するから、その塗布の際の位置合わせが容易になる。
本願発明は、ディスペンサロボットにより結晶性ガラス粉末のペーストや接着用ガラス粉末のペーストを塗布するから、その塗布の際の位置合わせが容易になる。
図1〜図5により本願発明の実施例を説明する。なお各図に共通の部分は、同じ符号を使用している。
図1は、電子管の一種である蛍光表示管の構造を示し、図2〜図4は、図1の蛍光表示管の製造方法を示す。
まず図1について説明する。
図1(a)は、平面断面図、図1(b)は、図1(a)のY1部分の矢印方向の断面図、図1(c)は、図1(a)のY3部分の矢印方向の断面図、図1(d)は、図1(a)のY2部分の矢印方向の拡大断面図(一部)である。
図1は、電子管の一種である蛍光表示管の構造を示し、図2〜図4は、図1の蛍光表示管の製造方法を示す。
まず図1について説明する。
図1(a)は、平面断面図、図1(b)は、図1(a)のY1部分の矢印方向の断面図、図1(c)は、図1(a)のY3部分の矢印方向の断面図、図1(d)は、図1(a)のY2部分の矢印方向の拡大断面図(一部)である。
図1において、11はガラス等の絶縁材からなる第1基板(アノード基板)、12はガラス等の絶縁材からなる第2基板、23は枠状に形成した側面部材、24は接着剤層、151,152はフィラメントFを支持するアンカー、A1,A2,・・・はアノード電極、G1,G2,・・・はグリッド、Fはフィラメント、FC1、FC2はカソード配線、AC1,AC2,・・・はアノード配線である。
一対の第1基板11と第2基板12は、側面部材23を介して対向し、それらは、接着剤層24によって一体的に接着され、気密容器(外囲器)を構成している。
第1基板11には、アノード電極A1,A2,・・・が形成され、アンカー151,152を取付けてある。アンカー151,152には、フィラメントFを取付けてある。フィラメントFとアノード電極A1,A2,・・・の間には、グリッドG1,G2,・・・を配置してある。グリッドG1,G2,・・・は、第1基板11又は第2基板12に取付けた支持部材(図示せず)によって支持されている。アノード電極A1,A2,・・・は、アノード配線AC1,AC2,・・・を有し、アンカー151,152は、カソード配線FC1、FC2を有する。それらの配線は、第1基板11に形成されている。なおグリッドG1,G2,・・・の配線は、省略してある。
第1基板11には、アノード電極A1,A2,・・・が形成され、アンカー151,152を取付けてある。アンカー151,152には、フィラメントFを取付けてある。フィラメントFとアノード電極A1,A2,・・・の間には、グリッドG1,G2,・・・を配置してある。グリッドG1,G2,・・・は、第1基板11又は第2基板12に取付けた支持部材(図示せず)によって支持されている。アノード電極A1,A2,・・・は、アノード配線AC1,AC2,・・・を有し、アンカー151,152は、カソード配線FC1、FC2を有する。それらの配線は、第1基板11に形成されている。なおグリッドG1,G2,・・・の配線は、省略してある。
側面部材23は、結晶化ガラス(結晶性はんだガラス)からなり、接着剤層24は、非結晶性の接着用ガラスからなる。側面部材23は、結晶性ガラス粉末のペースを塗布し、焼成して形成する。結晶性ガラス粉末のペーストは、そのペーストを塗布するとき、図1(d)のように、陰極配線FC1、アノード配線AC1等の配線の周囲に密着し、かつ焼成したとき第1基板11に融着するから、接着剤を用いることなく第1基板11に接着する。また結晶性ガラス粉末は、焼成したとき溶融して結晶化し、高融点の結晶化ガラスに変わるから封着の際接着剤層24のように溶融することがない。
側面部材23は、第1基板11と第2基板12の間隔を規定するが、結晶性ガラス粉末のペースを塗布するとき、その塗布するペーストの厚さを変えることにより、第1基板11と第2基板12の間隔を任意に設定でき、かつ焼成後は封着のとき溶融乃至軟化することがないから、その間隔は、以後の工程において変わることがない。ここで本実施例は、第1基板11と第2基板12の間隔を約1mmに設定した。
なお図1の蛍光表示管は、後述するように真空チャンバー内で、排気、封着・封止を行うため、排気管を設けてないが、排気管を備えた蛍光表示管であってもよい。排気管を備えた蛍光表示管の場合には、結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する際、そのペーストは、排気管の周囲に密着するから、高い気密性を保持できる。
図2、図3は、図1の蛍光表示管の製造工程を示す。なお図2、図3は、第1基板上のアノード電極等の部品は省略してある。
図2において、図2(a)は、平面図、図2(b)は、図2(a)のY4部分の矢印方向の断面図である。以下図2(b)〜図3(c)は、断面図である。
図2において、図2(a)は、平面図、図2(b)は、図2(a)のY4部分の矢印方向の断面図である。以下図2(b)〜図3(c)は、断面図である。
まずガラスの第1基板11に結晶性ガラス粉末(結晶性はんだガラス)のペースト23Pを枠状に塗布する(図2(a)、(b))。
ペースト23Pは、結晶性ガラス粉末、フィラーからなるフリットガラスと、高分子樹脂を溶剤に溶解したビークルとを混合して作製する。その際、溶剤には、ブチルカルビトール、テレピネオール、ブチルカルビートルアセテート等を用いる。また高分子樹脂は、アクリル樹脂、セルロース系の高分子樹脂を用いる。
ペースト23Pは、結晶性ガラス粉末、フィラーからなるフリットガラスと、高分子樹脂を溶剤に溶解したビークルとを混合して作製する。その際、溶剤には、ブチルカルビトール、テレピネオール、ブチルカルビートルアセテート等を用いる。また高分子樹脂は、アクリル樹脂、セルロース系の高分子樹脂を用いる。
ペースト23の塗布は、周知のディスペンサロボットを用いて行う。ディスペンサロボットは、ペースト23を詰めたシリンジ(ディスペンサ)を第1基板11の周囲に沿って、シリンジのノズルからペーストを押出しながら移動して、ペースト23を枠状に塗布する。ペースト23の厚さ及び幅は、ノズルの内径、ノズルと第1基板11の距離、ペーストを押出す圧力、塗布速度によって所定の大きさに設定できる。本実施例は、ノズルの内径1.5mm、ノズルと第1基板11の距離1mm、ペーストを押出すエア圧力0.15MPa、塗布速度20mm/sに設定して、ペースト23Pを、厚さ1mm、幅1.5mm程度に塗布した。
なおペースト23の厚みは、ノズルと第1基板11の距離に依存し、ノズルと第1基板11の距離と略同じか、若干小さくなる。また、ペースト23Pの幅は、ノズルの内径と略同じか、若干大きくなる。それらの関係は、塗布速度、エアの圧力によっても若干変化する。
なおペースト23の厚みは、ノズルと第1基板11の距離に依存し、ノズルと第1基板11の距離と略同じか、若干小さくなる。また、ペースト23Pの幅は、ノズルの内径と略同じか、若干大きくなる。それらの関係は、塗布速度、エアの圧力によっても若干変化する。
次にペースト23Pを400℃から500℃で、所定時間(例えば5分から20分)焼成して結晶性ガラス粉末を結晶化し、枠状の結晶化ガラスの側面部材23を作製する(図2(c))。この焼成により、結晶性ガラス粉末は、結晶化して高融点(約550℃)の結晶化ガラスに変わるから、以後の工程において溶融乃至軟化することはない。
次に側面部材23に接着用ガラス粉末のペースト24Pを、ディスペンサロボットにより厚さ0.2mm程度に塗布し(図2(d))、焼成して接着剤層24を形成する(図2(e))。
図2(c)と図2(e)の焼成により、ペースト中の溶剤等はガス化して放出されるから、以後の排気工程等において大量のガスを発生することはない。
なお図2(b)、図2(d)の工程において、塗布するペースト23P及びペースト24Pは、焼き縮みを考慮して少し厚く塗布する。
次に側面部材23に接着用ガラス粉末のペースト24Pを、ディスペンサロボットにより厚さ0.2mm程度に塗布し(図2(d))、焼成して接着剤層24を形成する(図2(e))。
図2(c)と図2(e)の焼成により、ペースト中の溶剤等はガス化して放出されるから、以後の排気工程等において大量のガスを発生することはない。
なお図2(b)、図2(d)の工程において、塗布するペースト23P及びペースト24Pは、焼き縮みを考慮して少し厚く塗布する。
次に図2(e)の第1基板11と第2基板12を、図3(a)の真空チャンバー31内に収納して、第1基板11は、保持部材331に保持し、第2基板12は、保持部材332に保持する。真空チャンバー31は、排気装置32によって排気する(図3(a))。この排気の際、側面部材23及び接着剤層24は、前記焼成工程においてガスを放出してあるから、ガスの発生は少ない。したがって排気時間を短縮できる。
排気後、接着剤層24を400℃から500℃に加熱して軟化・溶融した後、保持部材332をY5方向に下降させて、その軟化・溶融した接着剤層24に第2基板12を重ねて押圧し、側面部材23に第2基板12を融着して封着・封止する(図3(b))。この封着・封止の際、接着剤層24を軟化・溶融するため加熱するが、側面部材23は、結晶化して融点が高くなっているから軟化乃至溶融することはない。
次に真空チャンバー31を冷却して接着剤層24を硬化し、真空チャンバー31から取出して蛍光表示管の作製を完了する(図3(c))。
なお作製する電子管がプラズマディスプレイの場合には、排気後特定のガスを加えてから(封入してから)封着・封止する。
次に真空チャンバー31を冷却して接着剤層24を硬化し、真空チャンバー31から取出して蛍光表示管の作製を完了する(図3(c))。
なお作製する電子管がプラズマディスプレイの場合には、排気後特定のガスを加えてから(封入してから)封着・封止する。
前記工程において、図2(c)の焼成工程を省略して、図2(b)のペースト23Pに図2(d)のペースト24Pを重ねて塗布し、図2(e)の焼成工程において、両ペーストを同時に焼成することもできる。
図3の排気工程、封着・封止工程は、同一の真空チャンバー31を用いて説明したが、各工程の加熱温度等は異なるから、蛍光表示管を連続して大量に作製する場合には、各工程毎に別々の真空チャンバーを用いる方がよい。
また排気管を備えた蛍光表示管を作製する場合には、図3の真空チャンバー31を省略できる。その場合には、図2(e)の焼成工程に続いて、接着剤層24に第2基板12を重ね、接着剤層24を軟化・溶融して封着し、排気管から排気して封止する。
なお作製する電子管がプラズマディスプレイの場合には、排気後特定のガスを加えてから(封入してから)封止する。
図3の排気工程、封着・封止工程は、同一の真空チャンバー31を用いて説明したが、各工程の加熱温度等は異なるから、蛍光表示管を連続して大量に作製する場合には、各工程毎に別々の真空チャンバーを用いる方がよい。
また排気管を備えた蛍光表示管を作製する場合には、図3の真空チャンバー31を省略できる。その場合には、図2(e)の焼成工程に続いて、接着剤層24に第2基板12を重ね、接着剤層24を軟化・溶融して封着し、排気管から排気して封止する。
なお作製する電子管がプラズマディスプレイの場合には、排気後特定のガスを加えてから(封入してから)封止する。
本実施例は、第1基板11に、結晶性ガラス粉末のペースト23Pを塗布し焼成して結晶化ガラスの側面部材23を形成するから、側面部材23は、金型を用いずに作製でき、かつ接着剤を用いずに第1基板11に融着できる。そしてその側面部材23に非結晶ガラス粉末の接着用ガラス粉末のペースト24Pを塗布し焼成して接着層24を形成して、その接着層24を第2基板12の接着に使用するから、気密容器の組立てが簡単になる。かつ塗布した両ペーストは、排気や封着・封止の前に焼成してガスを放出してあるから、排気や封着・封止の際発生するガスを少なくすることができ、したがって排気が容易になり、封着・封止後ゲッターによるガスの吸収も少なくなる。
本実施例は、ディスペンサロボットにより結晶性ガラス粉末のペースト23Pや接着用ガラス粉末のペースト24Pを塗布するから、その塗布の際の位置合わせが容易になる。
本実施例の側面部材23は、第1基板12に結晶性ガラス粉末のペースト23Pを塗布して形成するから、第1基板11に形成した配線等の周囲にペーストを密着させることができ、気密容器の気密性を高めることができきる。かつ塗布する結晶性ガラス粉末のペースト23Pの厚さを変えることにより、対向する第1基板11と第2基板12の間隔を任意に設定できる。
本実施例の側面部材23は、第1基板12に結晶性ガラス粉末のペースト23Pを塗布して形成するから、第1基板11に形成した配線等の周囲にペーストを密着させることができ、気密容器の気密性を高めることができきる。かつ塗布する結晶性ガラス粉末のペースト23Pの厚さを変えることにより、対向する第1基板11と第2基板12の間隔を任意に設定できる。
図4は、大型のガラス板を用い、多連封着によって多数の蛍光表示管を同時に製造する工程を示す。なお図4は、第1基板上のアノード電極等の部品は省略してある。
図4において、図4(a)は、平面図、図4(b)は、図4(a)のY6部分の矢印方向の断面図、図2(b)〜(f)は、断面図、図2(g)は、平面図である。
図4の製造工程は、図2、図3の製造工程と同様であるが、図3の真空チャンバー31は省略してある。
図4において、図4(a)は、平面図、図4(b)は、図4(a)のY6部分の矢印方向の断面図、図2(b)〜(f)は、断面図、図2(g)は、平面図である。
図4の製造工程は、図2、図3の製造工程と同様であるが、図3の真空チャンバー31は省略してある。
まず大型の第1ガラス板11Lに、ディスペンサロボットにより結晶性ガラス粉末のペースト23Pを、蛍光表示管6個分枠状に塗布する(図4(a)、(b))。次にペースト23Pを焼成して結晶性ガラス粉末を結晶化して、結晶化ガラスの枠状の側面部材23を形成する(図4(c))。
次に側面部材23に接着用ガラス粉末のペースト24Pを、ディスペンサロボットにより塗布し(図4(d))、焼成して接着剤層24を形成する(図4(e))。
次に図4(e)の大型の第1ガラス板11Lと大型の第2ガラス板12Lを真空チャンバー内(図示せず)に収納し、排気装置(図示せず)によって真空チャンバーを排気し、接着剤層24を加熱して軟化・溶融し、その軟化・溶融した接着剤層24に大型の第2ガラス板12Lを重ねて押圧し、多連封着・封止を行う(図4(f))。
次に封着・封止した大型の第1ガラス板11Lと大型の第2ガラス板12Lを、6個に切断して、6個の蛍光表示管V1〜V6を作製する(図4(g))。
次に側面部材23に接着用ガラス粉末のペースト24Pを、ディスペンサロボットにより塗布し(図4(d))、焼成して接着剤層24を形成する(図4(e))。
次に図4(e)の大型の第1ガラス板11Lと大型の第2ガラス板12Lを真空チャンバー内(図示せず)に収納し、排気装置(図示せず)によって真空チャンバーを排気し、接着剤層24を加熱して軟化・溶融し、その軟化・溶融した接着剤層24に大型の第2ガラス板12Lを重ねて押圧し、多連封着・封止を行う(図4(f))。
次に封着・封止した大型の第1ガラス板11Lと大型の第2ガラス板12Lを、6個に切断して、6個の蛍光表示管V1〜V6を作製する(図4(g))。
前記実施例は、ディスペンサを用いて結晶性ガラス粉末のペース23Pや接着用ガラス粉末のペースト24Pを塗布する例について説明したが、スクリーン印刷等他の塗布方法であってもよい。また1回の塗布だけでなく、複数回重ねて塗布することもできる。
前記実施例は、陰極用フィラメントを備えた蛍光表示管について説明したが、その他電界電子放出型陰極(FEC)を備えた蛍光表示管、プラズマディスプレイ、平面陰極線管等、側面部材を介して対向する一対の基板からなる気密容器を備えた電子管であってもよい。
前記実施例は、陰極用フィラメントを備えた蛍光表示管について説明したが、その他電界電子放出型陰極(FEC)を備えた蛍光表示管、プラズマディスプレイ、平面陰極線管等、側面部材を介して対向する一対の基板からなる気密容器を備えた電子管であってもよい。
図5は、図1の蛍光表示管の変形例を示す。
図5(a)は、平面図、図5(b)は、図5(a)のY7部分の矢印方向の断面図、図5(c)は、図5(b)において部材122を外した状態を示す。
一対の第1基板11と第2基板12は、側面部材23を介して対向し、第2基板12は、2個の部材121,122からなる。側面部材23は、図1の場合と同様に第1基板11に融着した結晶化ガラスからなり、第1基板11に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布し、焼成して形成する。側面部材23と第2基板12の部材121は、接着剤層241によって接着され、側面部材23と第2基板12の部材122は、接着剤層242によって接着されている。また第2基板12の部材121と部材122の対向する面は、接着剤層25によって接着されている。
図5(a)は、平面図、図5(b)は、図5(a)のY7部分の矢印方向の断面図、図5(c)は、図5(b)において部材122を外した状態を示す。
一対の第1基板11と第2基板12は、側面部材23を介して対向し、第2基板12は、2個の部材121,122からなる。側面部材23は、図1の場合と同様に第1基板11に融着した結晶化ガラスからなり、第1基板11に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布し、焼成して形成する。側面部材23と第2基板12の部材121は、接着剤層241によって接着され、側面部材23と第2基板12の部材122は、接着剤層242によって接着されている。また第2基板12の部材121と部材122の対向する面は、接着剤層25によって接着されている。
図5の蛍光表示管は、図5(c)のように、まず第1基板11に形成した側面部材23と第2基板12の部材121を、図1の場合と同様に接着剤層241によって接着する。なお接着剤層241は、図1の場合と同様に側面部材23の部材121を接着する部分に、接着用ガラス粉末のペーストを塗布し焼成して形成し、接着時(封着時)に軟化・溶融して側面部材23と部材121を接着する。この状態で開放部26(部材122を接着してない部分)から排気し、その排気の後、接着剤層242によって側面部材23に部材122を接着して開放部26を塞ぎ、封止する。同時に第2基板12の部材121と部材122の間は、接着剤層25によって接着する。なお接着剤層242は、側面部材23の部材122を接着する部分に塗布して形成し、接着剤層25は、部材121の端面(部材122の対向する面)に塗布して形成する。
開放部26からの排気は、真空チャンバー内で行う。図5の蛍光表示管の場合には、側面部材23と部材121を接着するまで真空チャンバーの外で組立作業を行うことができるから、真空チャンバーに発生するガスが少なくなり、排気が容易になる。
接着剤層241,242,25には、図1と同様に非結晶性の接着用ガラスを用いるが、接着剤242,25は、接着剤241よりも融点が低いものを用いる。
なおプラズマディスプレイの場合には、封止の際特定のガスを封入する。
接着剤層241,242,25には、図1と同様に非結晶性の接着用ガラスを用いるが、接着剤242,25は、接着剤241よりも融点が低いものを用いる。
なおプラズマディスプレイの場合には、封止の際特定のガスを封入する。
11 ガラスの第1基板
11L 大型の第1ガラス板
12 ガラスの第2基板
121,122 ガラスの第2基板の部材
12L 大型の第2ガラス板
151,152 フィラメントのアンカー
23 側面部材
23P 結晶性ガラスのペースト
24,241,242,25 接着剤層
24P 接着用ガラスのペースト
26 開放部
31 真空チャンバー
32 排気装置
331,332 保持部材
A1,A2 アノード電極
AC1,AC2 アノード配線
G1,G2 グリッド
F フィラメント
FC1,FC2 カソード配線
11L 大型の第1ガラス板
12 ガラスの第2基板
121,122 ガラスの第2基板の部材
12L 大型の第2ガラス板
151,152 フィラメントのアンカー
23 側面部材
23P 結晶性ガラスのペースト
24,241,242,25 接着剤層
24P 接着用ガラスのペースト
26 開放部
31 真空チャンバー
32 排気装置
331,332 保持部材
A1,A2 アノード電極
AC1,AC2 アノード配線
G1,G2 グリッド
F フィラメント
FC1,FC2 カソード配線
Claims (10)
- 側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成する工程、その側面部材の封着・封止部分に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して接着剤層を形成する工程、前記側面部材及び接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を真空チャンバーに収納して排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後前記接着剤層に前記他方の基板を重ね、前記接着剤層を軟化・溶融して封着・封止する工程からなることを特徴とする電子管の気密容器の製造方法。
- 側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成する工程、その側面部材の封着・封止部分に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して接着剤層を形成する工程、前記側面部材及び前記接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を重ね、その接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、その封着後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後封止する工程からなることを特徴とする電子管の気密容器の製造方法。
- 側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストに非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、前記両ペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材及び接着剤層を形成する工程、その側面部材及び接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を真空チャンバーに収納して排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後前記接着剤層に前記他方の基板を重ね、前記接着剤層を軟化・溶融して封着・封止する工程からなることを特徴とする電子管の気密容器の製造方法。
- 側面部材を介して対向する一対の基板の一方の基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストに非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、前記両ペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材及び接着剤層を形成する工程、その側面部材及び接着剤層を形成した前記一方の基板と前記対向する他方の基板を重ね、その接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、その封着後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後封止する工程からなることを特徴とする電子管の気密容器の製造方法。
- 側面部材を介して対向する1個の基板からなる第1基板と2個の部材からなる第2基板の内、第1基板の周囲の側面部材を形成する部分に結晶性ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して結晶化ガラスの側面部材を形成する工程、その側面部材の封着・封止部分の内、前記第2基板の一方の部材を接着する部分に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを焼成して接着剤層を形成する工程、前記第2基板の一方の部材をその接着剤層に重ね、接着剤層を軟化・溶融して封着する工程、前記側面部材の前記第2基板の他方の部材を接着する部分及び前記第2基板の一方の部材の端面に非結晶性の接着用ガラス粉末のペーストを塗布する工程、そのペーストを塗布した後排気する工程、その排気後排気した状態を維持した状態で又はその排気後特定ガスを加えた後前記第2基板の他方の部材を封着・封止する工程からなることを特徴とする電子管の気密容器の製造方法。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の電子管の気密容器の製造方法において、前記電子管は、蛍光表示管、プラズマディスプレイ、電界放出型ディスプレイのいずれかであることを特徴とする電子管の気密容器の製造方法。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載の電子管の気密容器の製造方法において、前記結晶性ガラス粉末のペースト及び前記接着用ガラス粉末のペーストの塗布は、ディスペンサロボットによって行うことを特徴とする電子管の気密容器の製造方法。
- 側面部材を介して対向する一対の基板からなる気密容器を備えた電子管において、側面部材は、一方の基板に融着した結晶化ガラスからなり、側面部材と他方の基板は、接着用ガラスによって接着されていることを特徴とする電子管。
- 側面部材を介して対向する一対の第1基板と第2基板からなる気密容器を備えた電子管において、第1基板は1個の基板からなり、第2基板は2個の部材からなり、側面部材は第1基板に融着した結晶化ガラスからなり、側面部材と第2基板は接着用ガラスによって接着されていることを特徴とする電子管。
- 請求項8又は請求項9に記載の電子管において、前記電子管は、蛍光表示管、プラズマディスプレイ、電界放出型ディスプレイのいずれかであることを特徴とする電子管。
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