JP2005211757A - 水素同位体の分離方法、及び水素同位体の分離装置 - Google Patents
水素同位体の分離方法、及び水素同位体の分離装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005211757A JP2005211757A JP2004020086A JP2004020086A JP2005211757A JP 2005211757 A JP2005211757 A JP 2005211757A JP 2004020086 A JP2004020086 A JP 2004020086A JP 2004020086 A JP2004020086 A JP 2004020086A JP 2005211757 A JP2005211757 A JP 2005211757A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen
- atmosphere
- water
- separation
- isotope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D59/00—Separation of different isotopes of the same chemical element
- B01D59/28—Separation by chemical exchange
- B01D59/32—Separation by chemical exchange by exchange between fluids
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V23/00—Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
- F21V23/02—Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices the elements being transformers, impedances or power supply units, e.g. a transformer with a rectifier
- F21V23/026—Fastening of transformers or ballasts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B5/00—Water
- C01B5/02—Heavy water; Preparation by chemical reaction of hydrogen isotopes or their compounds, e.g. 4ND3 + 7O2 ---> 4NO2 + 6D2O, 2D2 + O2 ---> 2D2O
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/02—Details
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Abstract
【課題】 水素−水化学交換反応を利用した水素同位体の分離性能を向上させる。
【解決手段】 水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を分離カラム11及び12内所定の減圧下に配置する。次いで、前記雰囲気内の圧力に応じて前記雰囲気に対するプロセス温度を制御し、前記雰囲気内における前記水素ガスの分圧及び前記水蒸気の分圧を制御し、水素−水化学交換反応を通じた前記水素ガスからの前記水素同位体の分離性能を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】 水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を分離カラム11及び12内所定の減圧下に配置する。次いで、前記雰囲気内の圧力に応じて前記雰囲気に対するプロセス温度を制御し、前記雰囲気内における前記水素ガスの分圧及び前記水蒸気の分圧を制御し、水素−水化学交換反応を通じた前記水素ガスからの前記水素同位体の分離性能を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、水素同位体の分離方法及び水素同位体の分離装置に関する。
トリチウム含有水からトリチウムを分離及び濃縮する方法として、分離係数が大きく大量処理が可能な水素−水化学交換反応を用いた方法が提案されている。このような化学反応において、水素ガスと水蒸気との間、及び水蒸気と水との間の同位体交換反応の平衡定数は温度が低いほど大きいため、プロセス温度を下げることによって、前記トリチウムの分離性能を向上できることが期待されている。
しかしながら、前記プロセス温度を減少させると、前記化学交換反応に供する水蒸気の分圧が減少してしまい、上述した理論に反して、前記トリチウムの分離性能が低下してしまうという問題があった。
本発明は、水素−水化学交換反応を利用した水素同位体の分離性能を向上させることを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、
水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を所定の減圧下に配置する工程と、
前記雰囲気内の圧力に応じて前記雰囲気に対するプロセス温度を制御し、前記雰囲気内における前記水素ガスの分圧及び前記水蒸気の分圧を制御し、水素−水化学交換反応を通じた前記水素ガスからの前記水素同位体の分離性能を制御する工程と、
を具えることを特徴とする、水素同位体の分離方法に関する。
水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を所定の減圧下に配置する工程と、
前記雰囲気内の圧力に応じて前記雰囲気に対するプロセス温度を制御し、前記雰囲気内における前記水素ガスの分圧及び前記水蒸気の分圧を制御し、水素−水化学交換反応を通じた前記水素ガスからの前記水素同位体の分離性能を制御する工程と、
を具えることを特徴とする、水素同位体の分離方法に関する。
また、本発明は、
水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を保持し、水素−水化学交換反応を通じて前記水素ガスから前記水素同位体を分離するための分離カラムと、
前記雰囲気内の圧力に応じて前記雰囲気に対するプロセス温度を制御し、前記雰囲気内における前記水素ガスの分圧及び前記水蒸気の分圧を制御し、前記水素ガスからの前記水素同位体の分離性能を制御するための温度制御手段と、
を具えることを特徴とする、水素同位体の分離装置に関する。
水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を保持し、水素−水化学交換反応を通じて前記水素ガスから前記水素同位体を分離するための分離カラムと、
前記雰囲気内の圧力に応じて前記雰囲気に対するプロセス温度を制御し、前記雰囲気内における前記水素ガスの分圧及び前記水蒸気の分圧を制御し、前記水素ガスからの前記水素同位体の分離性能を制御するための温度制御手段と、
を具えることを特徴とする、水素同位体の分離装置に関する。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を実施した。その結果、水素−水化学交換反応に供すべく、所定の水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気ガスを含む雰囲気を減圧状態とすることにより、前記雰囲気の、所定の設定圧力に対して前記水素同位体の分離性能が最も良くなる最適な温度が存在することを見出した。したがって、所定の分離カラム内で、所定の減圧状態に前記雰囲気を形成した後、所定の温度制御手段で前記雰囲気のプロセス温度をモニタリングするとともに、前記雰囲気の圧力に対して前記雰囲気の前記プロセス温度が最適となるように制御することによって、前記水素ガスからの水素同位体の分離性能を最大限に高めることができる。
なお、前記雰囲気のプロセス温度は、必ずしも前記雰囲気の圧力に対して最適な温度に設定する必要はなく、所望する水素同位体の分離性能に基づいて適宜に設定することができる。
また、本発明の好ましい態様においては、前記雰囲気の圧力を90kPa以下とする。この場合、前記水素−水化学交換反応同位体の分離性能をさらに向上させることができる。
さらに、本発明の他の好ましい態様においては、水素−水化学交換反応を利用した定常的な分離過程にある、前記分離カラム中における前記雰囲気の、前記プロセス温度からの温度上昇を検出することによって、前記雰囲気、すなわち前記分離カラムの外部リークを検出する。これによって、分離カラムを含む装置全体のリークを早期に検知し、水素爆発などの致命的な事故を防止することが可能となる。
なお、このような外部リークの検出は、本発明に従った、前記雰囲気圧力に対する前記雰囲気の最適プロセス温度の設定如何によらず、水素−水化学交換反応を利用した水素同位体の分離に対して一般的に用いることができる。
以上説明したように、本発明によれば、水素−水化学交換反応を利用した水素同位体の分離性能を向上させることができる。
以下、本発明の詳細、並びにその他の特徴及び利点について、最良の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の水素同位体の分離装置の一例を示す構成図である。なお、本例においては、図1に示す装置を用いて軽水からトリチウムを分離する場合について説明する。
図1に示す分離装置は、上下2段で設けられた分離カラム11及び12と、これら分離カラムの下方に連続的に設けた加湿器13及びSPE電解槽14と、前記分離カラムの上方に連続的に設けた凝縮器15及び真空ポンプ16と、分離カラム11及び12間に連続的に設けたトリチウムモニタ17及び温度モニタプロセスコントローラ18とを具えている。
分離カラム11及び12内には、水素ガス−水蒸気間の第1の化学交換反応を生ぜしめる白金触媒が担持された図示しない触媒層と、水蒸気−液体水間の第2の化学交換反応を生ぜしめる図示しない吸収層とが形成されている。
分離カラム11及び12の外周にはヒータ111及び121が設けられ、分離カラム11及び12中の雰囲気を、温度調節器112及び122を介して所定のプロセス温度に設定するように構成されている。また、加湿器13の外方にもヒータ131が設けられており、加湿器13内の水を加熱して水蒸気を生成するように構成されている。
原料水であるトリチウムを含む軽水は分離カラム11及び12間に供給され、分離カラム12から加湿器13を下方に通過してSPE電解槽14に至る。前記トリチウムを含む軽水はSPE電解槽14において電気分解され、水素ガス及び酸素ガスに転換される。前記水素ガスは水素同位体であるトリチウムを含んでおり、加湿器13を上方に通過し、加湿器13内で水蒸気と飽和した状態で分離カラム11及び12内に導入される。
一方、前記水素ガス及び前記水蒸気の一部は、真空ポンプ16による排気に伴って、分離カラム11及び12を通過して凝縮器15に至る。このとき、前記水蒸気の前記一部は凝縮器15で熱交換を通じて凝縮され、液体水として分離カラム11及び12に還流される。また、前記水素ガスの前記一部は真空ポンプ16を通じて外部に放出される。
以上のような操作を経ることにより、分離カラム11及び12内には、トリチウムを含む水素ガスと水蒸気とを含む雰囲気が形成される。前記雰囲気は、バルブ161及び圧力調整器162を介して真空ポンプ16により所定の圧力に保持されるとともに、ヒータ111及び121で所定のプロセス温度に設定される。
このとき、分離カラム11及び12内の前記触媒層では、
H2O(vapor)+HT(gas)⇔HTO(vapor)+H2(gas) (1)
なる化学交換反応式で表される第1の化学交換反応が生じ、分離カラム11及び12の前記吸収層では、反応式(1)で得た水蒸気中間物HTO(vapor)と、凝縮器15で凝縮されて還流した液体水H2O(liquid)とが向流し、
H2O(liquid)+HTO(vapor)⇔HTO(liquid)+H2O(vapor) (2)
なる化学交換反応式で表される第2の化学交換反応が生じる。この結果、前記水素ガス中の前記トリチウムは、液体反応水HTO(liquid)として分離され濃縮される。
H2O(vapor)+HT(gas)⇔HTO(vapor)+H2(gas) (1)
なる化学交換反応式で表される第1の化学交換反応が生じ、分離カラム11及び12の前記吸収層では、反応式(1)で得た水蒸気中間物HTO(vapor)と、凝縮器15で凝縮されて還流した液体水H2O(liquid)とが向流し、
H2O(liquid)+HTO(vapor)⇔HTO(liquid)+H2O(vapor) (2)
なる化学交換反応式で表される第2の化学交換反応が生じる。この結果、前記水素ガス中の前記トリチウムは、液体反応水HTO(liquid)として分離され濃縮される。
前記液体反応水は分離カラム11及び12を下り、SPE電解槽14を介して外部に取り出す。一方、反応式(1)において得たトリチウム分離の水素ガスH2(gas)は、分離カラム11及び12の上方より外部に取り出す。
図2は、上述したトリチウム分離工程の、分離カラム11及び12内における前記雰囲気の圧力及びプロセス温度に対するトリチウムの分離性能の依存性を示すグラフである。図2から明らかなように、分離カラム11及び12内の前記雰囲気の各設定圧力に応じて、前記トリチウム分離性能はプロセス温度に対して異なる依存性を呈する。そして、前記雰囲気の各設定圧力に対して、前記トリチウム分離性能を最適な状態(最大)にするためのプロセス温度が異なることが分かる。
なお、図1に示す分離装置において、トリチウムは液体反応水HTO(liquid)として分離され濃縮されて下方に流されるため、その濃度は分離カラム11及び12内の上方で小さく、下方で大きくなる。したがって、前記トリチウムの分離性能が向上すれば、より多くの前記液体反応水が生成されるようになるので、前記トリチウムの分離性能は、分離カラム11及び12内の下部及び上部のトリチウムの濃度比(分離カラム下部のトリチウム濃度/分離カラム上部のトリチウム濃度)で表されることになる。
したがって、図2におけるトリチウムの分離性能は分離カラム11及び12内における前記トリチウム濃度比(分離カラム下部のトリチウム濃度/分離カラム上部のトリチウム濃度)によって間接的に規定したものである。
本例においては、トリチウムモニタ17で前記トリチウム濃度比をモニタしている。具体的には、分離カラム12上部のトリチウム濃度をモニタし、このトリチウム濃度が最小となる(したがって、分離カラム12下部のトリチウム濃度は最大となり、トリチウム分離性能が最大となる)ように、温度モニタプロセスコントローラ18で温度調節器112及び122を駆動し、ヒータ111及び121で分離カラム11及び12内の前記雰囲気に対するプロセス温度を調節するようにしている。
なお、図2から明らかなように、分離カラム11及び12内の前記雰囲気の設定圧力が、小さくなるに従って、トリチウム分離性能が増大していることが分かる。例えば、実用に足る十分高いトリチウム分離性能を得るためには、前記雰囲気の圧力を90kPa以下とする。但し、水素−水蒸気化学交換反応を利用したトリチウムの分離を実効あらしめるためには、前記雰囲気の圧力の下限は10kPaである。
また、上述した操作は、トリチウム分離性能を設定圧力に対して最大限に高める場合のみならず、所望のトリチウム分離性能を得るために適用することもできる。この場合、前記プロセス温度は、前記所望のトリチウム分離性能が得られるように適宜に制御する。
一方、図1に示す分離装置を用いたトリチウム分離工程においては、分離カラム11及び12内の前記雰囲気は減圧下に設定されるため、分離カラム11及び/又は12で外部リークなどが発生すると、例えば分離カラム11及び12内に設けた前記触媒上における水素及び酸素間の反応によって前記雰囲気の温度は前記プロセス温度から急激に上昇するようになる。したがって、このような温度上昇を温度モニタプロセスコントローラ18でモニタすることによって、分離カラム11及び12の外部リークを検出することができるようになる。
なお、外部リークが発生した場合は、温度モニタプロセスコントローラ18からの制御信号に基づいて、SPE電解槽14の動作を停止し、分離カラム11及び12の加熱を停止する。また、緊急バルブ181を閉とし、緊急バルブ182及び183を開とし、分離カラム11及び12内を窒素で置換する。
また、温度モニタプロセスコントローラ18を用いた分離カラム11及び12の外部リークの検出は、上述した雰囲気圧力及びプロセス温度の最適化によるトリチウム分離性能向上のための操作に加えて行うこともできるし、これと分離して単独の操作として行うこともできる。
以上、具体例を挙げながら発明の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明してきたが、本発明は上記内容に限定されるものではなく、本発明の範疇を逸脱しない限りにおいてあらゆる変形や変更が可能である。特に、軽水中のトリチウム分離・濃縮だけでなく、重水中のトリチウム分離・濃縮にも本発明がそのまま適用できる。
11、12 分離カラム
13 加湿器
14 SPE電解槽
15 凝縮器
16 真空ポンプ
17 トリチウムモニタ
18 温度モニタプロセスコントローラ
13 加湿器
14 SPE電解槽
15 凝縮器
16 真空ポンプ
17 トリチウムモニタ
18 温度モニタプロセスコントローラ
Claims (17)
- 水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を所定の減圧下に配置する工程と、
前記雰囲気内の圧力に応じて前記雰囲気に対するプロセス温度を制御し、前記雰囲気内における前記水素ガスの分圧及び前記水蒸気の分圧を制御し、水素−水化学交換反応を通じた前記水素ガスからの前記水素同位体の分離性能を制御する工程と、
を具えることを特徴とする、水素同位体の分離方法。 - 前記雰囲気内の前記圧力及び前記雰囲気に対する前記プロセス温度を制御することにより、前記水素同位体の分離性能を最適化することを特徴とする、請求項1に記載の水素同位体の分離方法。
- 前記雰囲気内の前記圧力を90kPa以下に設定することを特徴とする、請求項1又は2に記載の水素同位体の分離方法。
- 前記水素同位体は、前記水素同位体を含む前記水素ガス及び前記水蒸気間の化学交換反応を通じて前記水素同位体を含む水蒸気中間物を得る第1の化学交換反応、並びに前記水蒸気中間物及び液体水間の化学交換反応を通じて前記水素同位体を含む液体反応水を得る第2の化学交換反応を経て、前記液体反応水として分離することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載の水素同位体の分離方法。
- 前記第1の化学交換反応は、所定の分離カラム中に配置した触媒を介して行うことを特徴とする、請求項4に記載の水素同位体の分離方法。
- 前記第2の化学交換反応は、所定の分離カラム中において、前記水蒸気中間物及び前記液体水を向流接触させて行うことを特徴とする、請求項4又は5に記載の水素同位体の分離方法。
- 前記水素同位体は、トリチウムであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載の水素同位体の分離方法。
- 前記水素ガスは水を電気分解して得ることを特徴とする、請求項7に記載の水素同位体の分離方法。
- 定常的な分離過程にある前記雰囲気内の、前記プロセス温度の上昇から、前記雰囲気の外部リークを検出する工程を具えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一に記載の水素同位体の分離方法。
- 水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を所定の減圧下及びプロセス温度に配置し、前記水素ガスから前記水素同位体を分離する方法であって、
定常的な分離過程にある前記雰囲気内の、前記プロセス温度の上昇から、前記雰囲気の外部リークを検出することを特徴とする、水素同位体の分離方法。 - 水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を保持し、水素−水化学交換反応を通じて前記水素ガスから前記水素同位体を分離するための分離カラムと、
前記雰囲気内の圧力に応じて前記雰囲気に対するプロセス温度を制御し、前記雰囲気内における前記水素ガスの分圧及び前記水蒸気の分圧を制御し、前記水素ガスからの前記水素同位体の分離性能を制御するための温度制御手段と、
を具えることを特徴とする、水素同位体の分離装置。 - 前記温度制御手段は、前記雰囲気内の前記圧力及び前記雰囲気に対する前記プロセス温度を制御することにより、前記水素同位体の分離性能を最適化するように構成したことを特徴とする、請求項11に記載の水素同位体の分離装置。
- 前記温度制御手段は、前記分離カラムの外部リークに伴う前記雰囲気の、前記プロセス温度からの温度上昇を検出し、前記分離カラム内での前記水素−水化学交換反応を通じて前記水素ガスから前記水素同位体を分離する操作を停止させることを特徴とする、請求項11又は12に記載の水素同位体の分離装置。
- 前記分離カラムは、前記水素同位体を含む前記水素ガス及び前記水蒸気間の化学交換反応を通じて前記水素同位体を含む水蒸気中間物を得る第1の化学交換反応を実施するための触媒を含むことを特徴とする。請求項11〜13のいずれか一に記載の水素同位体の分離装置。
- 前記分離カラムは、前記水蒸気中間物及び液体水間の化学交換反応を通じて前記水素同位体を含む液体反応水を得る第2の化学交換反応を実施すべく、その内部において前記水蒸気中間物及び前記液体水を向流接触させることを特徴とする、請求項14に記載の水素同位体の分離装置。
- 前記水素同位体はトリチウムであって、水から前記トリチウムを含む水素ガスを電気分解して得るための電解槽を具えることを特徴とする、請求項11〜15のいずれか一に記載の水素同位体の分離装置。
- 水素同位体を含む水素ガス,水及び水蒸気を含む雰囲気を保持し、水素−水化学交換反応を通じて前記水素ガスから前記水素同位体を分離するための分離カラムと、
前記分離カラムの外部リークに伴う前記雰囲気の、前記プロセス温度からの温度上昇を検出し、前記分離カラム内での前記水素−水化学交換反応を通じて前記水素ガスから前記水素同位体を分離する操作を停止させるための温度制御手段と、
を具えることを特徴とする、水素同位体の分離装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004020086A JP2005211757A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 水素同位体の分離方法、及び水素同位体の分離装置 |
KR1020040014200A KR100571317B1 (ko) | 2004-01-28 | 2004-03-03 | 수소동위체의 분리방법 및 수소동위체의 분리장치 |
US10/928,241 US20050163703A1 (en) | 2004-01-28 | 2004-08-30 | Method for separating a hydrogen isotope, and apparatus for separating the same hydrogen isotope |
EP04020633A EP1559471A1 (en) | 2004-01-28 | 2004-08-31 | Method for separating a hydrogen isotope, and apparatus for separating the same hydrogen isotope |
CA002479588A CA2479588A1 (en) | 2004-01-28 | 2004-08-31 | Method for separating a hydrogen isotope, and apparatus for separating the same hydrogen isotope |
RU2004127163/06A RU2285305C2 (ru) | 2004-01-28 | 2004-09-09 | Способ (варианты) и устройство для выделения изотопа водорода (варианты) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004020086A JP2005211757A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 水素同位体の分離方法、及び水素同位体の分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005211757A true JP2005211757A (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=34650796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004020086A Pending JP2005211757A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 水素同位体の分離方法、及び水素同位体の分離装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050163703A1 (ja) |
EP (1) | EP1559471A1 (ja) |
JP (1) | JP2005211757A (ja) |
KR (1) | KR100571317B1 (ja) |
CA (1) | CA2479588A1 (ja) |
RU (1) | RU2285305C2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10486969B2 (en) * | 2013-05-31 | 2019-11-26 | Kurion, Inc. | Balanced closed loop continuous extraction process for hydrogen isotopes |
CN108802267B (zh) * | 2018-06-15 | 2021-01-05 | 哈尔滨工程大学 | 氢同位素气相交换疏水催化剂活性评价装置及评价方法 |
US11307129B2 (en) | 2020-03-23 | 2022-04-19 | Savannah River Nuclear Solutions, Llc | Automatic gas sorption apparatus and method |
US11981613B2 (en) * | 2022-01-20 | 2024-05-14 | Battelle Savannah River Alliance, Llc | Hydrogen isotope exchange methods and systems for organic and organosilicon materials |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1014515A (en) * | 1974-05-03 | 1977-07-26 | Her Majesty In Right Of Canada As Represented By Atomic Energy Of Canada Limited | Method of producing heavy water involving catalytic-electrolytic exchange processes |
US4217332A (en) * | 1976-06-17 | 1980-08-12 | Engelhard Minerals & Chemicals Corporation | Process for exchanging hydrogen isotopes between gaseous hydrogen and water |
CA1072720A (en) * | 1976-06-25 | 1980-03-04 | John P. Butler | Process for the exchange of hydrogen isotopes using a catalyst packed bed assembly |
ATE118091T1 (de) * | 1985-04-12 | 1995-02-15 | Martin Lehmann | Verfahren und vorrichtung zur wärmemessung an einem offenen behältnis sowie verwendung des verfahrens bzw. der vorrichtung für offene dosenkörper. |
US4732581A (en) * | 1986-05-08 | 1988-03-22 | Cheh Christopher H | Gas chromatographic method for separating hydrogen isotopes |
US6866756B2 (en) * | 2002-10-22 | 2005-03-15 | Dennis Klein | Hydrogen generator for uses in a vehicle fuel system |
-
2004
- 2004-01-28 JP JP2004020086A patent/JP2005211757A/ja active Pending
- 2004-03-03 KR KR1020040014200A patent/KR100571317B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2004-08-30 US US10/928,241 patent/US20050163703A1/en not_active Abandoned
- 2004-08-31 EP EP04020633A patent/EP1559471A1/en not_active Withdrawn
- 2004-08-31 CA CA002479588A patent/CA2479588A1/en not_active Abandoned
- 2004-09-09 RU RU2004127163/06A patent/RU2285305C2/ru not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100571317B1 (ko) | 2006-04-14 |
US20050163703A1 (en) | 2005-07-28 |
RU2004127163A (ru) | 2006-02-20 |
EP1559471A1 (en) | 2005-08-03 |
RU2285305C2 (ru) | 2006-10-10 |
KR20050077466A (ko) | 2005-08-02 |
CA2479588A1 (en) | 2005-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101407920B (zh) | 一种由水电解连续生产高纯氢的工艺 | |
US9080131B2 (en) | Method for producing high concentration ozonated water and device for producing high concentration ozonated water | |
KR101759101B1 (ko) | 제철 부생가스로부터 이산화탄소 포집, 수소 회수 방법 및 장치 | |
ATE523468T1 (de) | Reaktor mit einem wärmegradienten, der zur produktion von reinem wasserstoff gesteuert wird | |
CN107128877B (zh) | 一种液相催化交换工艺制备低氘水的方法及装置 | |
JP2005211757A (ja) | 水素同位体の分離方法、及び水素同位体の分離装置 | |
EP1736439A3 (en) | Method and apparatus for concentrating tritiated water | |
KR20240050383A (ko) | 탑 장비를 이용한 중수소화 화합물의 생산 방법 | |
JP5846641B2 (ja) | ヘリウムガスの精製方法および精製装置 | |
EP3488914A1 (en) | A method and an apparatus for separating chlorine gas from a gaseous anode outlet stream of an electrochemical reactor | |
Wilson et al. | Adsorption of synthesis gas-mixture components on activated carbon | |
US20230076096A1 (en) | Method and plant for the electrochemical production of oxygen | |
US9682860B2 (en) | Processes and apparatuses for reclamation and purification of tritium | |
KR20140139970A (ko) | 아르곤 정제 방법 및 아르곤 정제 장치 | |
CN106554015B (zh) | Co原料气脱氢净化工艺中规避临氧爆炸风险的方法 | |
Couves et al. | The activity and selectivity of oxygen atoms adsorbed on a Ag/α-Al 2 O 3 catalyst in ethene epoxidation | |
GB2507209A (en) | Hydrogen production method by multi-step copper-chlorine thermochemical cycle | |
JPS5838207B2 (ja) | デユ−テリウムおよびトリチウムを含む混合物からヘリウム等の不純物を除去する方法 | |
JP6271561B2 (ja) | 水素を獲得するための方法および獲得のための装置 | |
JPS6412524A (en) | Vertical type diffusion cvd device | |
RU2218320C1 (ru) | Способ получения метана и его производных | |
CN220405214U (zh) | 一种乙炔提浓过程中高级炔深度解吸装置 | |
CN210458372U (zh) | 一种高稳定性氢气发生器结构 | |
SU1426943A1 (ru) | Способ получени оксида углерода | |
JPH0745602A (ja) | 半導体ウエハ熱処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080401 |