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JP2005282144A - 建物におけるブレース取付け構造及びブレースパネル - Google Patents

建物におけるブレース取付け構造及びブレースパネル Download PDF

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JP2005282144A
JP2005282144A JP2004097895A JP2004097895A JP2005282144A JP 2005282144 A JP2005282144 A JP 2005282144A JP 2004097895 A JP2004097895 A JP 2004097895A JP 2004097895 A JP2004097895 A JP 2004097895A JP 2005282144 A JP2005282144 A JP 2005282144A
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JP
Japan
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brace
building
panel
frame
joint hardware
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Pending
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JP2004097895A
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English (en)
Inventor
Kaneyuki Ito
兼之 伊藤
Haruo Gen
晴夫 玄
Hiroshi Kamiyoshi
博士 神吉
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Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】建物へのブレースの組込みを施工容易に行うことができ、しかも、建物に対する構造設計の負担を軽くすることができる、建物におけるブレース取付け構造等を提供する。
【解決手段】ブレース5をパネルフレーム4に組み付けたブレースパネル1を用い、これを建物に組み付けることで建物にブレース5を備えさせる、建物におけるブレースの取付け構造において、前記ブレースパネル1のブレース5の両端部に、ジョイント用金物6が備えられ、該ジョイント用金物6が、建物の柱2や梁3に接合され、ブレース5にかかる力がジョイント用金物6を通じて柱2や梁3に直接伝えられるようになされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物におけるブレース取付け構造及びブレースパネルに関する。
軸組ブレース構法では、建築の現場で、柱及び横架材にブレースを取り付けるのが一般的であるが、現場でのブレースの取付けは非常に厄介であることから、現場での省力化を目的として、ブレースをパネルフレームに組み付けたブレースパネルを予め工場で製作しておき、このブレースパネルを用い、現場で、このブレースパネルのパネルフレームを建物の柱や横架材に接合してブレースを建物に備えさせる構法が提案されている。
しかしながら、ブレースパネルを用いた上記の構法では、ブレースにかかる力がブレースパネルのパネルフレームに流れるため、ブレースパネルがそれに耐えられるだけの性能をもったものでなければならず、そのため、建物の構造設計では、柱や横架材についての設計のほか、ブレースパネルのパネルフレームについての設計も行わなければならず、構造設計の負担が大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、建物へのブレースの組込みを施工容易に行うことができ、しかも、建物に対する構造設計の負担を軽くすることができる、建物におけるブレース取付け構造及びブレースパネルを提供することを課題とする。
上記の課題は、ブレースをパネルフレームに組み付けたブレースパネルを用い、これを建物に組み付けることで建物にブレースを備えさせる、建物におけるブレースの取付け構造において、
前記ブレースパネルのブレースの両端部に、ジョイント用金物が備えられ、該ジョイント用金物が、建物の柱及び/又は横架材に接合され、ブレースにかかる力がジョイント用金物を通じて柱及び/又は横架材に直接伝えられるようになされていることを特徴とする、建物におけるブレース取付け構造によって解決される。
また、ブレースをパネルフレームに組み付けたブレースパネルであって、
ブレースの両端部に、建物の柱及び/又は横架材に接合されてブレースにかかる力を柱及び/又は横架材に直接伝えさせるジョイント用金物が備えられていることを特徴とするブレースパネルによって解決される。
上記の取付け構造及びブレースパネルでは、ブレースの両端部に、ジョイント用金物が備えられ、該ジョイント用金物が、建物の柱及び/又は横架材に接合され、ブレースにかかる力がジョイント用金物を通じて柱及び/又は横架材に直接伝えられるようになされているので、ブレースパネルのパネルフレームに、ブレースから伝えられる力に耐える耐力をもたせる必要がなく、建物の構造設計の負担を軽くすることができる。
しかも、ブレースをパネルフレームに組み付けたブレースパネルを用い、これを建物に組み付けることで建物にブレースを備えさせる取付け構造であり、それを実現することのできるブレースパネルであるから、建物へのブレースの組込みを施工容易に行うことができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、建物へのブレースの組込みを施工容易に行うことができ、しかも、建物に対する構造設計の負担を軽くすることができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4に示す実施形態の取付け構造は、鉄骨軸組構造において用いられるもので、1はブレースパネル、2は建物の軸組を構成する鋼製柱、3,3は同横架材としての鋼製梁である。
ブレースパネル1は、図4に示すように、パネルフレーム4にブレース5,5を取り付けたもので、パネルフレーム4は、溝形材からなる左右の縦枠4a,4aと上下の横枠4b,4bとを、溝を内向きにして、方形環状に組んで一体化したものである。なお、4cは鋼製の縦桟、4dは同じく鋼製の横桟である。そして、ブレース5,5は、鋼製のフラットバーからなっていて、それらの両端部がパネルフレーム4の四隅部にジョイントされて正面視X字状に備えられている。
パネルフレーム4の四隅部へのブレース5,5の端部のジョイントは、図1〜図3に示すように、各ブレース5の両端部に溶接などで接合されて備えられたジョイント用の金物6…を介して行われている。
即ち、このジョイント用金物6は、図2等に示すように、ピース状のアングル材7の側部にプレート8を溶接などで接合一体化させたもので、ブレース5の端部は、プレート8に溶接などで接合されている。また、アングル材7は、パネルフレーム4の隅部において、一方の板部7aが縦枠4aの溝内底面に沿わされると共に、もう一方の板部7bが横枠4bの溝内底面に沿わされ、それらの板部7a,7bが各枠4a,4bに溶接などで接合されている。これにより、両ブレース5,5がジョイント用金物6…を介してパネルフレーム4に組み付けられている。また、各ジョイント用金物6のアングル材7の各板部7a,7bにはそれぞれ、ジョイント用金物6を柱2や梁3,3にジョイントするためのボルトやナット等からなるネジ金具9,10…が取り付けられている。
建物へのブレースの組込みは、上記のブレースパネル1を用い、図1及び図2に示すように、パネルフレーム4の縦枠4aと横枠4bを、建物の柱2と梁3,3に沿わせるように設置し、ジョイント用金物6のアングル材7の各板部7a,7bを柱2と梁3にネジ結合してジョイントすることにより行われている。
上記の取付け構造によれば、ブレース5,5にかかる力がジョイント用金物6…を通じて柱2や梁3,3に直接伝えられるので、ブレースパネル1のパネルフレーム4に、ブレース5,5から伝えられる力に耐える耐力をもたせる必要がなく、そのため、建物の構造設計の負担を軽くすることができる。しかも、ブレース5をパネルフレーム4に組み付けたブレースパネル1を用い、これを建物に組み付けることで建物にブレース5を備えさせる構造であるので、建物へのブレースの組込みを施工容易に行うことができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、鋼製軸組構造の建物をブレースの取付け対象とした場合を示しているが、取付け対象は材質や構造に関係なく各種建物であってよい。また、ブレースパネルは、パネルフレームにブレースを備えさせた骨組み構造のパネルであってもよいし、パネルフレームにブレースを備えさせ、更に外装面材を取り付けた外装パネルからなっていてもよく、要はブレースが予め組み付けられたパネルであればよい。
実施形態の取付け構造を示すもので、図(イ)は建物の柱梁とブレースパネルとを分離状態にして示す上側隅部の正面図、図(ロ)はブレースパネルのジョイント用金物に建物の柱梁に接合した状態を示す同正面図である。 図(イ)はブレースパネルの隅部を示す斜視図、図(ロ)は同隅部において、パネルフレームとジョイント用金物とブレースパネルとを分離状態にして示す斜視図である。 図(イ)は建物の柱梁とブレースパネルとを分離状態にして示す下側隅部の正面図、図(ロ)はブレースパネルのジョイント用金物に建物の柱梁に接合した状態を示す同正面図である。 ブレースパネルの全体正面図である。
符号の説明
1…ブレースパネル
2…柱
3…梁(横架材)
4…パネルフレーム
5…ブレース
6…ジョイント用金物

Claims (2)

  1. ブレースをパネルフレームに組み付けたブレースパネルを用い、これを建物に組み付けることで建物にブレースを備えさせる、建物におけるブレースの取付け構造において、
    前記ブレースパネルのブレースの両端部に、ジョイント用金物が備えられ、該ジョイント用金物が、建物の柱及び/又は横架材に接合され、ブレースにかかる力がジョイント用金物を通じて柱及び/又は横架材に直接伝えられるようになされていることを特徴とする、建物におけるブレース取付け構造。
  2. ブレースをパネルフレームに組み付けたブレースパネルであって、
    ブレースの両端部に、建物の柱及び/又は横架材に接合されてブレースにかかる力を柱及び/又は横架材に直接伝えさせるジョイント用金物が備えられていることを特徴とするブレースパネル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8701359B2 (en) 2006-04-27 2014-04-22 Jeffrey Alan Packer Cast structural connectors

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