JP2005250583A - 健康度推定システム、信頼度情報記憶装置及び健康度推定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 信頼性の高い健康度推定を可能とする。
【解決手段】 情報源200等からの情報を情報入力装置2によって受け付ける。情報入力装置によって収集された情報は、健康度推定システム1に入力される。健康度推定システム1には、情報信頼度判定装置3、健康度推定装置4、基本属性情報データベース51、健康度推定用基礎情報データベース52、健康度推定結果データベース53が設けられている。情報源から入力された情報には、各情報源に関する情報が付加される。情報信頼度判定装置3は、情報源に関する情報から、健康に関する情報の信頼度を判定する。健康度推定装置4は、情報の信頼度を加味し、健康度を推定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 情報源200等からの情報を情報入力装置2によって受け付ける。情報入力装置によって収集された情報は、健康度推定システム1に入力される。健康度推定システム1には、情報信頼度判定装置3、健康度推定装置4、基本属性情報データベース51、健康度推定用基礎情報データベース52、健康度推定結果データベース53が設けられている。情報源から入力された情報には、各情報源に関する情報が付加される。情報信頼度判定装置3は、情報源に関する情報から、健康に関する情報の信頼度を判定する。健康度推定装置4は、情報の信頼度を加味し、健康度を推定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、健康維持、増進等の健康管理に関わるシステムに関し、さらに、このシステムに用いる健康度推定情報の信頼性判定機能を有するシステムに関する。
従来、健康管理に関わるシステムとしては、特許文献1に記載されたような健康に関する学習歴、健康診断データ、生活習慣などの各人の健康に関する情報から算出される健康度に基づき、保険料の割引率や保険料の総額、還付金、配当金等の各人の生成価値を算出する健康目標管理システムが提案されている。
特開2000−276525号公報
しかしながら、このような健康目標管理システムにあっては、
(1)実施者は、信頼のおける健康増進施設で健康に関する情報を定期的に提供する必要がある。
(2)収集された各データは保健婦等の認定が求められる。
という構成であり、情報が信頼できるものであることが前提条件である。
(1)実施者は、信頼のおける健康増進施設で健康に関する情報を定期的に提供する必要がある。
(2)収集された各データは保健婦等の認定が求められる。
という構成であり、情報が信頼できるものであることが前提条件である。
このため、
(1)情報自体に含まれる精度について考慮されておらず、客観的な情報と、主観的な情報とが混在したり、精度の低い計測機器の出力と精度の高い計測機器の出力が同様に評価されたりしてしまう。
(2)情報評価者が介在する場合には、情報評価者自体の信頼性が加味されず、健康度推定方式に関する情報補正の考え方が反映されていない。
(3)精度を維持するためには特定施設を利用することが不可欠であり、データが離散的(すなわち特定施設の訪問時)にしか収集できない。
等という問題点があった。
(1)情報自体に含まれる精度について考慮されておらず、客観的な情報と、主観的な情報とが混在したり、精度の低い計測機器の出力と精度の高い計測機器の出力が同様に評価されたりしてしまう。
(2)情報評価者が介在する場合には、情報評価者自体の信頼性が加味されず、健康度推定方式に関する情報補正の考え方が反映されていない。
(3)精度を維持するためには特定施設を利用することが不可欠であり、データが離散的(すなわち特定施設の訪問時)にしか収集できない。
等という問題点があった。
本発明は、かかる従来技術の課題を解決するためになされたものであって、信頼性の高い健康度推定を可能とすることにある。
上記目的を達成するために、本発明は、健康度を推定するための情報を受け付ける情報入力手段と、前記健康度を推定するための情報に基づいて健康度を推定する健康度推定手段と、前記健康度を推定するための情報を前記情報入力手段に提供する情報源に関する情報に基づいて、前記健康度を推定するための情報の信頼度を判定する情報信頼度判定手段と、を備え、前記健康度推定手段は、前記情報信頼度判定手段によって判定された信頼度を加味して前記健康度を推定する機能を有する健康度推定システムである。
ここで、健康度を推定するための情報には、健康に関する情報及び情報源に関する情報の少なくともいずれか一方が含まれる。
このようにすれば、信頼性の高い健康度推定が可能となる。また、本発明によれば、健康度を推定するため情報の収集を情報が信頼できる機会のみに限定する必要がないので、信頼度のレベルにあわせて情報収集の機会を増やすことができる。
本発明に係る健康度推定システムは、複数のコンピュータ装置を通信ネットワークによって接続して構成することができるが、単一のコンピュータ装置として構成することもできる。
前記健康度を推定するための情報を前記情報入力手段に提供する情報源が、健康度を推定するための情報を提供する一次情報源に関する信頼度を評価し、該評価結果を前記情報入力手段に提供する中間評価手段を含み、前記情報信頼度判定手段は、少なくとも前記中間評価手段に関する情報に基づいて、前記健康度を推定するための情報の信頼度を判定する機能を有し、前記健康度推定手段は、前記中間評価手段による評価結果と、前記情報信頼度判定手段によって判定された信頼度とを加味して前記健康度を推定する機能を有することが好適である。
このようにすれば、中間評価手段の信頼度に応じて健康度の推定結果を補正することができる。
前記情報信頼度判定手段は、少なくとも前記情報源に関する信頼度を評価する評価手段に関する情報に基づいて、前記健康度を推定するための情報の信頼度を判定する機能を有し、前記健康度推定手段は、前記評価手段による評価結果と、前記情報信頼度判定手段によって判定された信頼度とを加味して前記健康度を推定する機能を有することが好適である。
前記情報源に関する情報を、前記健康度を推定するための情報に付加して前記情報入力手段に提供する情報源情報付加手段を備えることが好適である。
前記一次情報源に関する情報を、前記健康度を推定するための情報に付加して前記中間評価手段及び前記情報入力手段に提供する一次情報源情報付加手段を備えることが好適である。
健康度を推定するための情報を格納したデータベースを備えることが好適である。
過去の健康度を推定した結果を格納したデータベースを備えることが好適である。
また、本発明は、健康度を推定するための情報に基づいて健康度を推定するシステムに使用される信頼度情報記憶装置であって、健康度を推定するための情報を出力する情報源に関する情報と、該情報源から出力される健康度を推定するための情報の信頼度とを関連付けて記憶した信頼度情報記憶装置である。
また、本発明は、健康に関する情報を取得するステップと、健康に関する情報を出力する情報源に関する情報を取得するステップと、前記情報源に関する情報に基づいて該情報源から出力される情報の信頼度を判定するステップと、前記健康に関する情報に、前記判定された信頼度を加味して健康度を推定するステップと、を含む健康度推定方法である。
また、本発明は、コンピュータに、健康に関する情報を取得するステップと、健康に関する情報を出力する情報源に関する情報を取得するステップと、前記情報源に関する情報に基づいて該情報源から出力される情報の信頼度を判定するステップと、前記健康に関する情報に、前記判定された信頼度を加味して健康度を推定するステップと、を実行させるためのプログラムである。
また、本発明は、コンピュータに、健康に関する情報を取得するステップと、健康に関する情報を出力する情報源に関する情報を取得するステップと、前記情報源に関する情報
に基づいて該情報源から出力される情報の信頼度を判定するステップと、前記健康に関する情報に、前記判定された信頼度を加味して健康度を推定するステップと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
に基づいて該情報源から出力される情報の信頼度を判定するステップと、前記健康に関する情報に、前記判定された信頼度を加味して健康度を推定するステップと、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
ここで、コンピュータに読み取り可能な記録媒体は、ハードディスク、半導体メモリのような内蔵型の記憶媒体、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型の記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、又は、他のコンピュータ及びそのデータベースも含む。
本発明によれば、信頼性の高い健康度推定を実現することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る健康度推定システム1の基本的な構成を示す図である。健康度推定システム1は、利用者100の健康度関連情報を受け取る情報入力装置(情報入力手段)2、入力された健康関連情報に含まれている情報源200に関する情報に基づいて、健康関連情報の信頼度を判定する情報信頼度判定装置(情報信頼度判定手段)3、入力された健康関連情報に判定された情報の信頼度を加味して利用者100の健康度を推定する健康度推定装置(健康度推定手段)4、入力された健康関連情報、判定された情報の信頼度、推定された利用者100の健康度、および情報の信頼度の判定や健康度の推定に必要なデータ等を記憶する記憶装置(信頼度情報記憶装置)5、および推定された健康度等を出力する出力装置6を基本構成としている。
利用者100の健康関連情報の情報源200とは、利用者100の健康関連情報を健康度推定システム1に対して出力するものである。疾病治療や各種検査、健康診断を受診する医療機関や保健機関、健康維持・増進のための運動を行うフィットネス施設や、処方に基づいた投薬や健康食品等を購入する薬局等といった施設201、利用者自身が自らの生体情報(血圧値、血糖値等)や運動情報(歩数、消費カロリー等)等を計測する計測装置202等が情報源200に相当する。情報源200は、利用者100の健康関連情報を健康度推定システム1に対して出力する手段として前記施設201に備えられた端末装置211、前記計測装置202に備えられたデータ出力部212等を備えた構成とすることができる。また、情報源200が利用者100の健康関連情報を健康度推定システム1に出力する手段を備えていない場合は、利用者100自身がパーソナルコンピュータや携帯電話、ファクシミリ機器等の情報送信装置220を操作して健康度推定システム1に対して健康関連情報を直接出力することも可能である。
ここで、情報信頼度判定装置3および健康度推定装置4は、具体的には、プログラムが展開され、データを一時的に記憶し、作業領域を形成するRAM(Random Access Memory)ならびにデータおよびプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)等の記憶装置とプログラムに従って所定の演算等の情報処理を行う機能を有するCPU(Central Processing Unit)とを含む。
また記憶装置5には、利用者、情報源の基本属性情報を蓄積した基本属性情報データベース51、情報の信頼度の判定や健康度の推定のために収集した情報を蓄積した健康度推定用基礎情報データベース52、情報の信頼度の判定結果や健康度の推定結果を蓄積した健康度推定結果データベース53が構築されている。
(健康関連情報)
健康度推定システム1に入力される健康関連情報は、利用者の健康度を推定するための健康に関する情報に、その情報源に関する情報を加えたものとして構成される。健康に関
する情報としては、例えば、
・医療機関/保健機関における各種検査の受診実績および結果
・医療記録(医療機関での診察、治療等の記録)
・問診結果(各施設による生活習慣、自覚症状、メンタル情報、既往歴等の問診)
・健康行動情報(フィットネス施設等の利用実績、健康食品等の購入実績等)
・在宅での計測装置による生体情報等の計測結果
・コンプライアンス情報(通院状況、処方に基づく服薬状況、専門家の管理下におけるプログラムの実行状況等)
・利用者自身の情報入力(運動実施の有無、生活習慣等)
等があるが、これらに限られない。
健康度推定システム1に入力される健康関連情報は、利用者の健康度を推定するための健康に関する情報に、その情報源に関する情報を加えたものとして構成される。健康に関
する情報としては、例えば、
・医療機関/保健機関における各種検査の受診実績および結果
・医療記録(医療機関での診察、治療等の記録)
・問診結果(各施設による生活習慣、自覚症状、メンタル情報、既往歴等の問診)
・健康行動情報(フィットネス施設等の利用実績、健康食品等の購入実績等)
・在宅での計測装置による生体情報等の計測結果
・コンプライアンス情報(通院状況、処方に基づく服薬状況、専門家の管理下におけるプログラムの実行状況等)
・利用者自身の情報入力(運動実施の有無、生活習慣等)
等があるが、これらに限られない。
情報源に関する情報は、例えば、被計測者ID、設置場所ID、操作者ID、機器ID、情報種ID、中間評価者ID等があるが、これらに限られない。
被計測者IDとは、健康に関する情報が正しい被計測者から計測されたことの情報源による確認結果を示すための情報である。正しい被計測者であることを確認するための手段としては、暗証番号、IDカード、電波タグ、生体認証等があり、情報源に応じた適切な手段を適宜選択すればよい。例えば、医療機関や保健機関、フィットネス施設等では施設内で電波タグを利用して検査、運動等のたびにID識別を行うことができるし、計測機器では計測開始時に暗証番号の入力を求めたり、計測している生体情報や計測中に接触している指紋、静脈紋等の身体的特徴、さらには体液に含まれるDNAを識別したりすることにより正しい被計測者であることを確認するができる。
設置場所IDとは、情報源としての計測機器がどのような場所に設置されているかを示すための情報である。例えば、計測機器は固定式か移動式かで大別し、固定式であれば設置場所は専門施設/医療機関/民間施設/自宅等のどの区分に該当するか、移動式であれば設置場所の区分としてプロユース(移動診察・健康診断や介護等で専門職の操作者が利用することを前提としているか)とされているか、個人使用となっているか等の情報が含まれる。また、上記のように設置場所の分類を示す情報に限らず、設置場所の固有名を示す情報を用いてもよい。
操作者IDとは、情報源としての計測機器を直接操作した人間が誰かを示すための情報である。例えば、利用者自身、家族、保健機関の職員、医療機関の職員、フィットネス施設のインストラクター、介護ヘルパー等のどの区分に該当するかの情報が含まれる。また、上記のように操作者の分類を示す情報に限らず、操作者個人を示す情報を用いてもよい。
機器IDとは、情報源としての計測機器の特性を示すための情報であり、例えば下記のようなサブIDより構成される。
・製造元ID(メーカー名)
・型式ID(製品型式)
・製造番号ID(製造番号)
情報種IDとは、健康に関する情報自体の種別を示すための情報であり、例えば生体情報/専門職による診断結果/問診結果/利用者自身の情報入力等のどの区分に該当するかの情報が含まれる。また、生体情報であることを示すIDについてはより詳細な計測項目の区分を示す情報を含むように設定する。
・製造元ID(メーカー名)
・型式ID(製品型式)
・製造番号ID(製造番号)
情報種IDとは、健康に関する情報自体の種別を示すための情報であり、例えば生体情報/専門職による診断結果/問診結果/利用者自身の情報入力等のどの区分に該当するかの情報が含まれる。また、生体情報であることを示すIDについてはより詳細な計測項目の区分を示す情報を含むように設定する。
中間評価者IDとは、健康関連情報が情報源から健康度推定システム1に入力されるよりも前に外部の中間評価者(中間評価手段又は評価手段)によって評価・補正(事前評価)された場合、その中間評価者が誰かを示すための情報であり、健康に関する情報の事前
評価の段階で健康関連情報に付加される。事前評価は、健康関連情報に含まれている情報源に関する情報(上記の各ID)に対しても実行されるが、これに加えて健康に関する情報に対して実行されるようにしてもよい。中間評価者IDとしては、例えば医療機関の評価を行う外部機関、フィットネスインストラクターの認証機関等のどの区分に該当するかの情報が含まれる。なお、事前評価については変形例として後述する。
評価の段階で健康関連情報に付加される。事前評価は、健康関連情報に含まれている情報源に関する情報(上記の各ID)に対しても実行されるが、これに加えて健康に関する情報に対して実行されるようにしてもよい。中間評価者IDとしては、例えば医療機関の評価を行う外部機関、フィットネスインストラクターの認証機関等のどの区分に該当するかの情報が含まれる。なお、事前評価については変形例として後述する。
(情報入力装置)
これらの健康関連情報は、各施設に設置されたコンピュータ装置、利用者100が使用している計測装置、端末等、種々の情報源200からネットワークを介して健康度推定システム1に送信される。この場合、ネットワークに対する健康度推定システム1の送受信部が情報入力装置2に相当する。健康関連情報の伝達および入力は上記の方法に限られるものではなく、例えば文書や記憶媒体等により送付されてきた健康関連情報を情報入力装置2としてのスキャナや媒体読取装置(ディスクドライブ)等で読み取って健康度推定システム1に入力するようにしてもよいし、キーボード等を用いてデータ入力してもよい。入力された健康関連情報は、健康度推定用基礎情報データベース52に格納される。ここでは、各施設に設置されたコンピュータ装置、利用者100が使用している計測装置、端末等が、情報源情報付加手段又は後述する変形例における一次情報源情報付加手段に相当するが、このように健康度推定システム1にネットワークを介して接続されている場合に限られず、健康度推定システム1に含まれるように構成することもできる。
これらの健康関連情報は、各施設に設置されたコンピュータ装置、利用者100が使用している計測装置、端末等、種々の情報源200からネットワークを介して健康度推定システム1に送信される。この場合、ネットワークに対する健康度推定システム1の送受信部が情報入力装置2に相当する。健康関連情報の伝達および入力は上記の方法に限られるものではなく、例えば文書や記憶媒体等により送付されてきた健康関連情報を情報入力装置2としてのスキャナや媒体読取装置(ディスクドライブ)等で読み取って健康度推定システム1に入力するようにしてもよいし、キーボード等を用いてデータ入力してもよい。入力された健康関連情報は、健康度推定用基礎情報データベース52に格納される。ここでは、各施設に設置されたコンピュータ装置、利用者100が使用している計測装置、端末等が、情報源情報付加手段又は後述する変形例における一次情報源情報付加手段に相当するが、このように健康度推定システム1にネットワークを介して接続されている場合に限られず、健康度推定システム1に含まれるように構成することもできる。
(情報信頼度判定装置)
情報信頼度判定装置3は、主に信頼度判定機能と信頼度補正機能とを有する。
情報信頼度判定装置3は、主に信頼度判定機能と信頼度補正機能とを有する。
信頼度判定機能は、健康関連情報に含まれている情報源に関する情報に基づいて健康関連情報の信頼度を判定する機能である。信頼度の定義は、例えば健康度推定用基礎情報データベース52内に情報源に関する情報としての各IDに対する信頼度係数をテーブルとして事前に割り付けておいてもよいし、健康度推定システム1外の評価機関等による評価結果を読み込むことにより、外部に定義しておいたものを用いるようにしてもよい。
信頼度の判定は、具体的には、情報源に関する情報に基づいて健康関連情報の信頼度(定義された信頼度係数等)を健康関連情報に付加する、という処理であり、判定結果は健康度推定結果データベース53内に格納する。これにより、健康関連情報が例えば医療機関等の専門機関の検査結果や記録、または特定の健康管理プログラムと契約している施設を情報源としている場合は信頼度が高く、特定のメーカーの計測機器による計測結果や問診結果、利用者自身の情報入力である場合は信頼度が低い、というように定義、判定することができ、後述する健康度の推定において、健康関連情報の信頼度を加味して利用者の健康度を推定することができる。
信頼度補正機能は、健康度推定用基礎情報データベース52および健康度推定結果データベース53の統計的な解析や健康度推定システム1外からの情報等に基づいて、定義されている情報の信頼度を補正または修正する機能である。例えば、医療機関や医師が医療過誤を引き起こした場合には当該医療機関や医師については定義されている信頼度を低く設定し直すような修正をしたり、蓄積されたデータから特定の利用者についてコンプライアンスが低い(指示どおりに服薬しない、通院しない等)ことが判明した場合には当該利用者(被計測者)に対する信頼度を低く設定し直すような修正をしたりする。これにより、健康関連情報の信頼度の判定がより客観的に実行される。
(基本属性情報データベース)
記憶装置5に構築された基本属性情報データベース51は、利用者の基本情報、職環境に関わる情報、生活状況に関わる情報、外部環境に関わる情報や情報源の基本情報等が格
納されている。
記憶装置5に構築された基本属性情報データベース51は、利用者の基本情報、職環境に関わる情報、生活状況に関わる情報、外部環境に関わる情報や情報源の基本情報等が格
納されている。
利用者の基本情報としては、例えば氏名、住所、生年月日、家族構成、住民基本台帳番号等がある。
利用者の職環境に関わる情報としては、例えば勤務先、保険者番号、被保険者番号、職掌、勤務形態等がある。
利用者の生活状況に関わる情報としては、損害保険番号、生命保険番号、年収、かかりつけ医、フィットネス施設会員番号等がある。
利用者の外部環境に関わる情報としては、利用者が利用している医療機関に関する情報(例えば、施設特性、治療実績、得意分野、レベル等)、居住地域や職場のバイアスデータ(例えば、大気汚染地域である、健康管理に熱心な企業である等)等がある。これらのうち、例えば医療機関に関する情報等は健康関連情報の情報源に関する情報となる。
このように、基本属性情報は利用者の健康状態にかかわらず外部環境等によりほぼ一意に定めることが可能なもの、または外部環境そのものの情報である。基本属性情報には外部システムを動的に結合することにより得られる情報もあれば、健康度推定システム1内で各データベースに格納された情報から独自に算出した情報も含まれる。例えば、医療機関に関する情報においては、外部評価機関による評価結果は外部システムから得られた情報に相当し、健康度推定用基礎情報データベース52に蓄積された診療記録や診療報酬明細書等の情報から推定される評価結果は健康度推定システム1内で独自に算出した情報に相当する。
(健康度推定用基礎情報データベース)
記憶装置5に構築された健康度推定用基礎情報データベース52は、情報の信頼度の判定や健康度の推定のために収集した情報が格納されている。具体的には、情報源から情報入力装置2に入力された利用者の健康関連情報、情報源に関する情報としての各IDに割り付けられた信頼度係数テーブル、各計測機器に関する定義情報、後述する健康度推定の際に参照する健康度係数テーブル等である。
記憶装置5に構築された健康度推定用基礎情報データベース52は、情報の信頼度の判定や健康度の推定のために収集した情報が格納されている。具体的には、情報源から情報入力装置2に入力された利用者の健康関連情報、情報源に関する情報としての各IDに割り付けられた信頼度係数テーブル、各計測機器に関する定義情報、後述する健康度推定の際に参照する健康度係数テーブル等である。
(健康度推定結果データベース)
記憶装置5に構築された健康度推定結果データベース53は、情報の信頼度の判定結果や健康度の推定結果が格納されている。具体的には、情報信頼度判定装置3による健康関連情報の信頼度の判定結果、後述する健康度推定装置4による利用者の健康度の推定結果等である。
記憶装置5に構築された健康度推定結果データベース53は、情報の信頼度の判定結果や健康度の推定結果が格納されている。具体的には、情報信頼度判定装置3による健康関連情報の信頼度の判定結果、後述する健康度推定装置4による利用者の健康度の推定結果等である。
(健康度推定装置)
健康度推定装置4は、主に健康度推定機能と推定健康度出力機能とを有する。
健康度推定装置4は、主に健康度推定機能と推定健康度出力機能とを有する。
健康度推定機能は、健康関連情報を健康度推定用基礎情報データベース52から、また情報信頼度判定装置3において判定された当該情報の信頼度を健康度推定結果データベース53から読み出し、基本属性情報データベース51と健康度推定用基礎情報データベース52とを照会しながら利用者の健康度を推定する機能である。健康度の推定結果は、健康度推定結果データベース53に格納する。
推定健康度出力機能は、健康度推定結果データベース53に格納した健康度の推定結果を利用方法に応じて出力する機能である。推定した健康度は、例えば保険管理システム、医療管理システム、保健指導システム等や、これらのシステムに関わるいわゆるコールセ
ンターシステムで利用することが可能であり、健康度の推定結果を利用目的に応じた出力形態として出力する。
ンターシステムで利用することが可能であり、健康度の推定結果を利用目的に応じた出力形態として出力する。
健康度の利用形態について詳述する。保険管理システムにおいては、健康保険の給付、公的または民間の医療保険の給付、料率補正等に健康度を用いることができる。例えば、健康度を利用する各種保険商品における料率算定、保険金給付、虚偽申告検出機能などを自動化することができる。また、保険商品に限らず、健康度を利用する懸賞を実施する場合の虚偽申告の排除等にも利用することができる。
医療管理システムにおいては、特定のリスク群に対する疾病管理プログラムの構築・評価、治療中の各種データを管理する電子カルテシステム等に健康度を用いることができる。例えば、健康度推定結果の精度を高めることにより、虚偽の申告や医療提供側の過剰治療等の検出が可能となり、リスクの高い群を明確にして重点管理対象の選別と予備治療や健康増進プログラムの実行等の手厚い管理をより確実に実施できるとともに、結果として医療費の抑制も図ることができる。
保健指導システムにおいては、健康増進や疾病予防に関わる情報処理システムに健康度を用いることができる。例えば、健康管理のために医師等の指導に従って利用者自身が自宅で服薬、運動、食事、計測等を行う場合には、その健康管理のための情報に信頼度が付加されれば、医師等も指示どおりの服薬等が行われているか否かを信頼度に基づいて判断でき、医療において在宅健康管理情報を有効に活用することができる。また、医療に限らず、フィットネス施設等の健康管理を目的とする事業者においても、信頼度の高い情報に基づいて管理を行うことができ、管理効率の改善を図ることができる。
(処理例)
次に、健康度推定システム1の本実施形態における健康度推定処理について説明する。ここでは例として利用者100の在宅での計測機器による生体情報(血圧値)の計測結果から過去1ヶ月間の健康度を推定する処理を説明する。図2にこの処理のフローチャートを示す。
次に、健康度推定システム1の本実施形態における健康度推定処理について説明する。ここでは例として利用者100の在宅での計測機器による生体情報(血圧値)の計測結果から過去1ヶ月間の健康度を推定する処理を説明する。図2にこの処理のフローチャートを示す。
はじめに、図2のステップ(以下、ST)1で情報入力装置2が、情報源200として利用者100が所有する在宅用計測装置(血圧計)からネットワークを介して送信されてきた健康関連情報を受け取り、記憶装置5の健康度推定用基礎情報データベース52に格納する。図3に当該健康関連情報のデータ例を示す。ここで計測結果(計測データと計測日時)が利用者100の健康に関する情報、その他が情報源に関する情報である。なお、情報源に関する情報として被計測者IDと機器IDの2項目が含まれているが、それ以外の各IDについては項目として含まれていない。これは、機器IDから当該計測機器のメーカ名、計測機器の製品型式が把握でき、他の各IDに関する区分も把握できるため、他の各IDについてはデータが不要であるからである。例えば、ここでは当該計測機器は家庭向けの上腕式血圧計であり、他の各IDに関する区分は、設置場所ID=「移動式・個人使用」、操作者ID=「利用者自身」、情報種ID=「生体情報・血圧値」、中間評価者ID=「なし」が健康度推定用基礎情報データベース52の各計測機器の定義情報として予め格納されている。
次に、ST2で情報信頼度判定装置3が当該健康関連情報の信頼度を判定する。図4に信頼度判定処理のフローチャートを示す。情報信頼度判定装置3は、ST11で健康度推定用基礎情報データベース52に格納された当該健康関連情報を、ST12で当該健康関連情報に含まれている情報源に関する情報に基づいて健康度推定用基礎情報データベース52に格納されている各IDに対する信頼度定義テーブルをそれぞれ読み出す。図5にここで用いた計測機器に関する信頼度定義テーブルの例を示す。ここでは、信頼度を0.0
〜1.0の間で定義し、値が大きいほど信頼度が高いことを意味する。
〜1.0の間で定義し、値が大きいほど信頼度が高いことを意味する。
そして、情報信頼度判定装置3はST13でテーブルの定義内容に基づいて当該健康関連情報の信頼度を判定し、ST14で判定結果を健康度推定結果データベースに書き込む。図6に信頼度判定結果の書き込みデータの例を示す。
次に、ST3で健康度推定装置4が当該健康関連情報に基づき利用者100の健康度を推定する。図7に健康度推定処理のフローチャートを示す。健康度推定装置4は、ST21で健康度推定用基礎情報データベース52に格納された当該健康関連情報を、ST22で健康度推定結果データベース53に格納されている当該健康関連情報の信頼度の判定結果を、ST23で当該健康関連情報に含まれている利用者100の健康に関する情報に基づいて健康度推定用基礎情報データベース52に格納されている健康度定義テーブルを、ST24で健康度推定用基礎情報データベース52に格納された当該利用者の過去1ヶ月間の血圧に関する計測結果をそれぞれ読み出す。図8にここで用いた血圧に関する健康度定義テーブルの例を示す。テーブルにおいて、SYSは最高血圧、DIAは最低血圧(単位はそれぞれmmHg)を示す。ここでは、健康度を0.0〜1.0の間で定義し、値が大きいほど健康度が高いことを意味する。
そして、健康度推定装置4はST25で信頼度の判定結果とテーブルの定義内容に基づいて当該健康関連情報から利用者100の健康度を推定する。図9に各データから健康度を推定した経過を示す。ここでは定義された健康度に情報源の信頼度係数を乗ずることで各健康関連情報の健康度を推定し、当該期間(過去1ヶ月間)の健康関連情報の健康度の平均値を算出し当該期間の健康度としている。
そして、ST26で推定結果を健康度推定結果データベースに書き込む。図10に健康度推定結果の書き込みデータの例を示す。
なお、ここでは血圧値の計測結果のみを用いて健康度を推定したが、図9に示すように当該利用者の血圧計測に関するコンプライアンス、あるいは計測結果の変遷が改善傾向にあるか否か等を含めて血圧に関する健康度を推定するようにしてもよい。また、コンプライアンスや変遷等の分析結果は、情報信頼度判定装置3の信頼度補正機能により、健康度推定用基礎情報データベース52に格納されている信頼度定義テーブルの補正等に活用される。
このように情報の信頼度を加味して推定された利用者100の健康度は出力装置6により画像、書面および電子データ等の形態で適宜出力し、上述したような外部システムで利用することができる。
なお、信頼度および健康度の定義や算出方法についてはこの処理例に記載したものに限らず、他の定義、算出方法を用いてもよい。また、本実施形態による健康度推定システム1では複数の計測項目や時系列的な分析等に対応するために記憶装置5内にデータベースを構築したが、計測項目を限定したり入力された健康関連情報のみの健康度を推定したりするように機能を制限することでデータベースを構築することなく情報の信頼度を加味した健康度を推定するシステムを構成することも可能である。
(変形例)
図11は、本発明の実施形態における変形例による健康度推定システム11の基本的な構成を示す図である。上述の実施形態による健康度推定システム1と共通の構成については同じ符号を付しており、上述の実施形態と同様の説明は省略する。
図11は、本発明の実施形態における変形例による健康度推定システム11の基本的な構成を示す図である。上述の実施形態による健康度推定システム1と共通の構成については同じ符号を付しており、上述の実施形態と同様の説明は省略する。
変形例による健康度推定システム11の特徴は、健康度推定基礎情報データベース521に図12に示すような中間評価者IDに関する信頼度定義テーブルが格納されていることである。利用者100の健康関連情報の情報源200と情報入力装置2との間には、情報源に関する信頼度を中間評価する中間評価者300が介在している。例えば、情報源200である医療機関が利用者100の診察結果を含んだ健康関連情報を中間評価者300に送信し、中間評価者300はこの健康関連情報に情報源200である医療機関に関する信頼度の評価結果を付加して、健康度推定システム11に送信するという形態等である。そして、当該健康関連情報には中間評価者300による情報源に関する信頼度の評価結果と中間評価者IDが付加されて情報入力装置2に送られる。健康度推定システム11は、情報信頼度判定装置3による情報信頼度の判定の際に健康度推定基礎情報データベース521から中間評価者IDに関する信頼度定義テーブルを読み出し、中間評価者に関する信頼度係数も加味する。
図13に、ある利用者が職場での健康診断で発見された高血圧症に対して医療機関の治療を受け、その際の健康関連情報から健康度を推定した経過の例を示す。ここでは定義された健康度、情報源に関する信頼度係数、中間評価者に関する信頼度係数及び中間評価者による情報源に関する信頼度の評価結果を乗ずることで各健康関連情報の健康度を推定している。
このように、変形例による健康度推定システム11によれば、利用者の健康関連情報から健康度を推定する際に、予め定義された情報源に関する信頼度に加えて中間評価者による情報源に関する信頼度の中間評価や中間評価者自体に関する信頼度も考慮されるため、健康度の推定の信頼度がより向上する。
なお、ここでは健康度推定システム11には予め情報源に関する信頼度を定義しておく構成について説明したが、例えば健康度推定システム11に情報源に関する信頼度が予め定義されていない場合に中間評価者による情報源に関する信頼度の中間評価を用いて利用者の健康関連情報から健康度を推定するようにしてもよいし、健康度推定システム11に入力された健康関連情報に中間評価者による情報源に関する信頼度が含まれている場合は、健康度の推定において健康度推定基礎情報データベースに定義された情報源に関する信頼度を用いずに中間評価者による情報源に関する信頼度の評価結果のみを用いるようにしても構わない。
また、健康度推定システム11に予め登録されていない利用者が初めて本システムを利用する場合は、当該利用者は中間評価者300に対してシステム利用の登録申請をすることとし、中間評価者300が被計測者IDをはじめとする当該新規利用者に関する情報を収集し、当該利用者の健康関連情報とともに健康度推定システム11に送信するようにしても構わない。当該利用者が中間評価者300を介さずに直接健康度推定システム11に健康関連情報を送信してきた場合等、健康度推定システム11内に当該利用者に関する情報が定義されていない場合は、健康度推定システム11が中間評価者に対して当該利用者に関する情報収集を要求し、その情報収集結果に基づいて当該利用者に関する情報を定義するようにしても構わない。この場合、当該利用者に関する情報収集は健康関連情報の情報源を中間評価する中間評価者300が実施してもよいし、図14に示すように別の中間評価者301が実施しても構わない。
1、11 健康度推定システム
2 情報入力装置
3 情報信頼度判定装置
4 健康度推定装置
5 記憶装置
6 出力装置
51 基本属性情報データベース
52、521 健康度推定用基礎情報データベース
53 健康度推定結果データベース
100 利用者
200 情報源
201 施設
202 計測装置
211 端末装置
212 データ出力部
220 情報送信装置
2 情報入力装置
3 情報信頼度判定装置
4 健康度推定装置
5 記憶装置
6 出力装置
51 基本属性情報データベース
52、521 健康度推定用基礎情報データベース
53 健康度推定結果データベース
100 利用者
200 情報源
201 施設
202 計測装置
211 端末装置
212 データ出力部
220 情報送信装置
Claims (11)
- 健康度を推定するための情報を受け付ける情報入力手段と、
前記健康度を推定するための情報に基づいて健康度を推定する健康度推定手段と、前記健康度を推定するための情報を前記情報入力手段に提供する情報源に関する情報に基づいて、前記健康度を推定するための情報の信頼度を判定する情報信頼度判定手段と、
を備え、
前記健康度推定手段は、前記情報信頼度判定手段によって判定された信頼度を加味して前記健康度を推定する機能を有する健康度推定システム。 - 前記健康度を推定するための情報を前記情報入力手段に提供する情報源が、健康度を推定するための情報を提供する一次情報源に関する信頼度を評価し、該評価結果を前記情報入力手段に提供する中間評価手段を含み、
前記情報信頼度判定手段は、少なくとも前記中間評価手段に関する情報に基づいて、前記健康度を推定するための情報の信頼度を判定する機能を有し、
前記健康度推定手段は、前記中間評価手段による評価結果と、前記情報信頼度判定手段によって判定された信頼度とを加味して前記健康度を推定する機能を有する請求項1に記載の健康度推定システム。 - 前記情報信頼度判定手段は、少なくとも前記情報源に関する信頼度を評価する評価手段に関する情報に基づいて、前記健康度を推定するための情報の信頼度を判定する機能を有し、
前記健康度推定手段は、前記評価手段による評価結果と、前記情報信頼度判定手段によって判定された信頼度とを加味して前記健康度を推定する機能を有する請求項1に記載の健康度推定システム。 - 前記情報源に関する情報を、前記健康度を推定するための情報に付加して前記情報入力手段に提供する情報源情報付加手段を備えた請求項1に記載の健康度推定システム。
- 前記一次情報源に関する情報を、前記健康度を推定するための情報に付加して前記中間評価手段及び前記情報入力手段に提供する一次情報源情報付加手段を備えた請求項2に記載の健康度推定システム。
- 健康度を推定するための情報を格納したデータベースを備えた請求項1乃至5のいずれかに記載の健康度推定システム。
- 過去の健康度を推定した結果を格納したデータベースを備えた請求項1乃至6のいずれかに記載の健康度推定システム。
- 健康度を推定するための情報に基づいて健康度を推定するシステムに使用される信頼度情報記憶装置であって、
健康度を推定するための情報を出力する情報源に関する情報と、該情報源から出力される健康度を推定するための情報の信頼度とを関連付けて記憶した信頼度情報記憶装置。 - 健康に関する情報を取得するステップと、
健康に関する情報を出力する情報源に関する情報を取得するステップと、
前記情報源に関する情報に基づいて該情報源から出力される情報の信頼度を判定するステップと、
前記健康に関する情報に、前記判定された信頼度を加味して健康度を推定するステップと、
を含む健康度推定方法。 - コンピュータに、
健康に関する情報を取得するステップと、
健康に関する情報を出力する情報源に関する情報を取得するステップと、
前記情報源に関する情報に基づいて該情報源から出力される情報の信頼度を判定するステップと、
前記健康に関する情報に、前記判定された信頼度を加味して健康度を推定するステップと、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
健康に関する情報を取得するステップと、
健康に関する情報を出力する情報源に関する情報を取得するステップと、
前記情報源に関する情報に基づいて該情報源から出力される情報の信頼度を判定するステップと、
前記健康に関する情報に、前記判定された信頼度を加味して健康度を推定するステップと、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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