JP2005247722A - 水中油型乳化組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 水相と、該水相中に分散した油相と、該油相中に分散した粉体とを含み、
前記油相は、油相全量に対して50質量%以上のシリコーン油と、シリコーン油に相溶するHLB5以下の両親媒性物質と、前記粉体の分散剤として下記一般式(I)で示されるアクリルシリコーンとを含むことを特徴とする水中油型乳化組成物。
【化1】
(一般式(I)中、Rは炭素数10〜20未満のアルキル基、a+b+c=1、a,b,c共に0.2以上、nは5〜100の整数である)
前記組成物において、上記粉体に対し、上記一般式(I)で示されるアクリルシリコーンを10〜30質量%含むことが好適である。
前記組成物は、粉体を2種類以上含むことが可能である。
Description
一方、酸化チタンや酸化亜鉛等の無機粉体表面を疎水化処理して得た疎水化処理粉体を配合した水中油型乳化組成物が開発されている。疎水化処理粉体は、肌上での耐水性が高く化粧持ちが良いことから、これを配合することで、塗布時の使用感と共に塗布後の特性にも優れた組成物が得られる。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑み為されたものであり、その目的は優れた分散安定性と良好な使用感とを有する水中油型乳化組成物を提供することにある。
すなわち、本発明に係る水中油型乳化組成物は、水相と、該水相中に分散した油相と、該油相中に分散した粉体とを含み、
前記油相は、油相全量に対して50質量%以上のシリコーン油と、シリコーン油に相溶するHLB5以下の両親媒性物質と、前記粉体の分散剤として下記一般式(I)で示されるアクリルシリコーンとを含むことを特徴とする。
(化1)
(一般式(I)中、Rは炭素数10〜20未満のアルキル基、a+b+c=1、a,b,c共に0.2以上、nは5〜100の整数である)
前記組成物は、粉体を2種類以上含むことが可能である。
前記組成物において、さらにサクシノグリカン、キサンタンガム及びアクリルアミド系共重合体から選択される1種又は2種以上の増粘剤を含むことが好適である。
前記組成物において、さらにカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ゼラチンから選択される1種又は2種以上の乳化助剤を含むことが好適である。
前記組成物は、粉体を2種類以上含むことが可能である。
さらに、耐塩性を有する増粘剤を配合することにより、粉体の分散安定性がさらに向上すると共に経時による乳化粒子の沈降やクリーミングを防止し得るので、経時安定性のよい水中油型乳化組成物が得られる。
また、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ゼラチンから選択される1種または2種以上の乳化助剤を配合することにより、乳化物の温度安定性、粉体の分散安定性をさらに改善することができる。
粉体の分散安定性を向上して凝集を防ぐために、粉体を微粉砕し、油相に分散する際に分散剤を添加する。この時、粉体粒子を分散剤が十分に被覆して凝集を防ぎ得るような分散剤と油相成分の適切な組み合わせが必要であるが、特に以下の組み合わせが粉体の分散安定性について顕著に有効である。
(化2)
(一般式(I)中、Rは炭素数10〜20のアルキル基、a+b+c=1、a,b,c共に0.2以上、nは5〜100の整数である)
特にR2がイソステアリル基であることが好ましい。
上記一般式(I)のアクリルシリコーンの配合量は、油相成分の総量に対して0.1〜50質量%であることが好適である。0.1質量%未満では分散が不十分なことがあり、50質量%を超えると塗布時の使用感触が劣化することがあり好ましくない。
また、上記一般式(I)のアクリルシリコーンの配合量は、粉体に対して10〜30質量%であることが好適である。10質量%未満では分散が不十分なことがある。
また、油相には、シリコーン油以外の他の油相成分として、油脂、ロウ類、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、天然エステル油等から選ばれる任意の成分を配合することができ、本発明の効果を損なわない限りにおいて特に限定されない。
粉体の配合量としては、処方形態により異なるが、乳化ファンデーションの場合は、10〜60質量%、プロテクター(乳液状日焼け止め)の場合は、10〜35質量%程度であることが好ましい。
この際、生成する乳化粒子径(乳化油滴径)より大きい粒子径を有する粉体粒子が存在すると、ホモミキサー処理により、粉体の一部が乳化油相から水相へ移行し、凝集物を形成してしまうので、粉体の平均粒子径は、油相である乳化粒子の平均粒子径より小さいことが必要である。例えばビーズミルを使用する場合には、分散液のミル内滞留時間を増やす、すなわちパス回数を増やすことで破砕粉末の粒子径を十分小さくし、乳化粒子径よりも十分小さい破砕粉末を得ることができる。特に、粉体として紫外線散乱剤を使用する場合には湿式分散機で破砕後の平均粒子径が100nm以下であることが好ましい。
そして、耐塩性を有する増粘剤、特にサクシノグリカン、キサンタンガムまたはアクリルアミド系共重合体を配合することで経時による乳化油滴の沈降、クリーミングに対する安定性、さらには粉体の凝集に対する安定性が改善される。これは、通常の増粘剤を使用した場合、無機粉体微粒子から水相へ、経時的に徐々に溶出する塩が増粘剤に作用し粘度を低下させるが、サクシノグリカン等の耐塩性に優れた増粘剤を使用した場合には、溶出塩による影響を受けず、長期にわたり乳化粒子の沈降を防ぐからであると考えられる。耐塩性を有する増粘剤の配合量としては、組成物全量に対して0.1〜1質量%が好ましい。0.1質量%未満であると上記効果が十分でなく、1質量%を超えるとよれが生じるなど使用感が悪くなることがある。
また、温度変化に対して保持力が大きく、大きな降伏値を有することからサクシノグリカンを用いることが特に好ましく、粉っぽさがなく、みずみずしい使用感を持つなどの使用性の効果に優れる。
より具体的にはサクシノグリカンは、ガラクトース単位:1,グルコース単位:7,コハク酸単位:0.8及びピルビン酸単位:1に、随意成分である酢酸単位を含むことのある平均分子量が約600万の下記構造式で表される水溶性高分子である。
(化3)
(式中、Glucはグルコース単位を、Galacはガラクトース単位を表す。また.括弧内の表示は糖単位同士の結合様式を表す。例えば(β1,4)は,β1−4結合を表す。)
なお、乳化組成物中にサクシノグリカンをそのまま配合し得ることは勿論、必要に応じて酸分解、アルカリ分解、酵素分解、超音波処理等の分解処理物も同様に配合することができる。
保湿剤としては、グリセリン、ジエチレングリコール、ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、アミノ酸、核酸、コラーゲン、エラスチン等のタンパク質、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等のムコ多糖類等が挙げられる。
サクシノグリカンを増粘剤として配合した場合、場合によっては組成物を肌へ塗布した際に粉体のよれを生じることがある。これを改善するためには、保湿剤としてダイナマイトグリセリンを併用することが特に好適であり、粉体のよれをなくして使用感触を改善することができる。
pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。
酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
防腐剤、抗菌剤としては、パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素等が挙げられる。
<粉体の分散状態と使用感触>
表1の処方に基づき、各種の製法で水中油型乳化組成物(試験例1〜4)を製造した。各試験例の組成物を被験者の肌へ塗布し、塗布時の使用感触の官能評価を行った。
(表1)
処方
油相成分
(1)アルキル変性シリコーン樹脂被覆微粒子酸化チタン 4.0
(2)アルキル変性シリコーン樹脂被覆酸化チタン 6.0
(3)アルキル変性シリコーン樹脂被覆酸化鉄赤 0.4
(4)アルキル変性シリコーン樹脂被覆酸化鉄黄 2.0
(5)アルキル変性シリコーン樹脂被覆酸化鉄黒 0.2
(6)一般式(I)で示されるアクリルシリコーン 3.0
(7)POE変性シロキサン 1.0
(EO変性率20%、分子量6000〜8000)
(8)シクロペンタジメチルシロキサン 10.0
(9)オクタン酸セチル 1.0
(10)メチルフェニルポリシロキサン 3.4
水相成分
(11)1,3−ブチレングリコール 5.0
(12)EO−POブロック共重合体 1.5
(EO/PO:200モル/40モル)
(13)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.15
(14)サクシノグリカン 0.35
(15)イオン交換水 残余
(16)EDTA・3Na2H2O 0.1
(17)ジプロピレングリコール 3.0
(18)メチルパラベン 0.15
製法:油相成分(1)〜(10)を混合し、混合液をビーズミルにおいてパス回数5回で処理して十分に疎水化処理酸化チタンを破砕、分散した後、(11)〜(18)の水相成分からなる水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加する。
試験例2
製法:油相成分(1)〜(10)を混合し、混合液をビーズミルにおいてパス回数3回で処理して十分に疎水化処理酸化チタンを破砕、分散した後、(11)〜(18)の水相成分からなる水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加する。
製法:油相成分(1)〜(10)を混合し、混合液を(11)〜(18)の水相成分からなる水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加する。
試験例4
製法:油相成分(1)〜(10)を混合した後、(11)〜(18)の水相成分からなる水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加し水中油型乳化物を得る。一方、ホモミキサー処理後の乳化粒子径より十分に微細である疎水化処理微粒子酸化チタン(平均粒子径100nm)をイオン交換水に分散し、これを得られた水中油型乳化物へディスパーで分散する。
◎:被験者の80%以上が、粉末感がなくみずみずしくさっぱりした感触であると回答
○:被験者の50%以上80%未満が、粉末感がなくみずみずしくさっぱりした感触であると回答
△:被験者の30%以上50%未満が、粉末感がなくみずみずしくさっぱりした感触であると回答
×:被験者の30%未満が、粉末感がなくみずみずしくさっぱりした感触であると回答
(表2)
試験例1 試験例2 試験例3 試験例4
塗布時の使用感触 ◎ △ × △
表2より明らかなように、試験例1ではビーズミルで十分に破砕された疎水性粉体が乳化油相中に分散した構造を有するため、塗布時に粉末感がなく良好な使用感触であった。さらに、塗布後の肌上での分散状態がよいため、紫外線遮蔽効果にも特に優れていた。
一方、試験例2ではビーズミルによる粉体の破砕が十分でなく、試験例3では破砕処理を行わなかったため、ホモミキサー処理時に、乳化粒子径より大きい粒子径を有する粉体微粒子が乳化油相から水相へ移行し、凝集物が発生した。このため塗布時に粉末感があった。
以上より、使用感の良い水中油型乳化組成物を得るためには、疎水性粉体を十分微細に粉砕し、乳化油相中に分散することが必要であり、そのためには乳化に先立ち、予め粉体をビーズミル等で微粉砕して油相へ分散し、その後得られた粉体分散液を、水相と混合、乳化することが好ましい。
表3の処方に基づき、前述の試験例1と同様の製法で水中油型乳化組成物(試験例5〜10)を製造した。これらの各試験例の組成物を、50mlのサンプル管(直径3cm)に入れ、室温において45rpmの速度で4時間回転させ、粉体の凝集度合いを視覚にて評価した。
粉体の分散安定性の評価基準
○:目視で粉末凝集物は観察されなかった。
△:目視でやや粉末凝集物が観察された。
×:目視で相当量の粉末凝集物が観察された。
各試験例についての評価結果を表3に示す。
試 験 例
処方 5 6 7 8 9 10 11 12
油相成分
(1)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆微粒子酸化チタン
4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0
(2)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン
6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0
(3)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化鉄赤
0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4
(4)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化鉄黄
2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0
(5)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化鉄黒
0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2
(6)一般式(I)で示されるアクリルシリコーン(I)※1
3.0 3.0 3.0 3.0 − − − 3.0
(7)アクリルシリコーン(II)※2
− − − − 3.0 − − −
(8)セスキイソステアリン酸ソルビタン
− − − − − 3.0 − −
(9)トリメチルシロキシケイ酸
− − − − − − 3.0 −
(10)POE変性シロキサン
(EO変性率20%、分子量6000〜8000)
1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 −
(11)シクロペンタジメチルシロキサン
10.0 7.0 3.0 − 10.0 10.0 10.0 10.0
(12)オクタン酸セチル 1.0 − − − 1.0 1.0 1.0 1.0
(13)メチルフェニルポリシロキサン
3.4 3.4 3.4 − 3.4 3.4 3.4 3.4
(14)パラメトキシ桂皮酸オクチル
− 4.0 8.0 14.4 − − − −
水相成分
(15)1,3-ブチレングリコール
5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0
(16)EO‐POブロック共重合体
(EO/PO:200モル/40モル)
1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5
(17)カルボキシメチルセルロースナトリウム
0.15 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15
(18)サクシノグリカン 0.35 0.35 0.35 0.35 0.35 0.35 0.35 0.35
(19)イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余
(20)EDTA・3Na2H2O
0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1
(21)ジプロピレングリコール
3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0
(22)メチルパラベン 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15
粉体の分散安定性 ○ ○ △ × × × × △
※1 一般式(I)中、Rがイソステアリル基(C18)のもの
※2 一般式(I)において、Rがエチルヘキシル基(C8)のもの
以上より、本発明の水中油型乳化組成物は、シリコーン油を50質量%以上含む油相に、分散剤として上記一般式(I)で示されるアクリルシリコーンを配合することにより、分散安定性が良好なものとなり、さらに両親媒性物質を用いることにより、分散安定性がより良好になることがわかる。
表4の処方に基づき、前述の試験例1と同様の製法で水中油型乳化組成物(試験例13〜16)を製造した。これらの各試験例の組成物について製造から1ヵ月経過後の乳化物の状態を視覚にて評価した。
乳化粒子の経時安定性の評価基準
○:組成物は分散状態を保っていた。
×:組成物中の乳化粒子が沈降、合一して油相が分離した。
各試験例についての評価結果を表4に示す。
試 験 例
処方 13 14 15 16
油相成分
(1)ステアリン酸アルミニウム処理微粒子酸化チタン
4.0 4.0 4.0 4.0
(2)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン
6.0 6.0 6.0 6.0
(3)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化鉄赤
0.4 0.4 0.4 0.4
(4)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化鉄黄
2.0 2.0 2.0 2.0
(5)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化鉄黒
0.2 0.2 0.2 0.2
(6)一般式(I)で示されるアクリルシリコーン 3.0 3.0 3.0 3.0
(7)POE変性シロキサン 1.0 1.0 1.0 1.0
(EO変性率20%、分子量6000〜8000)
(8)シクロペンタジメチルシロキサン 10.0 10.0 10.0 10.0
(9)オクタン酸セチル 1.0 1.0 1.0 1.0
(10)メチルフェニルポリシロキサン 3.4 3.4 3.4 3.4
水相成分
(11)1,3−ブチレングリコール 5.0 5.0 5.0 5.0
(12)EO−POブロック共重合体 1.5 1.5 1.5 1.5
(EO/PO:200モル/40モル)
(13)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.15 0.15 0.15 0.15
(14)サクシノグリカン 0.35 − − −
(15)キサンタンガム − 0.35 − −
(16)ジメチルアクリルアミド/2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸共重合体 − − 0.35 −
(17)ポリアクリル酸Na − − − 0.35
(18)イオン交換水 残余 残余 残余 残余
(19)EDTA・3Na2H2O 0.1 0.1 0.1 0.1
(20)ジプロピレングリコール 3.0 3.0 3.0 3.0
(21)メチルパラベン 0.15 0.15 0.15 0.15
乳化粒子の経時安定性 ○ ○ ○ △
処方例1:サンカット水中油型乳液
(1)疎水化処理二酸化チタン 7.5
(2)一般式(I)で示されるアクリルシリコーン 1.5
(3)POE変性メチルポリシロキサン 1
(EO変性率20%、分子量6000〜8000)
(4)デカメチルペンタシクロシロキサン 10
(5)パラメトキシ桂皮酸オクチル 5
(6)PEG−60水添ヒマシ油 2
(7)ダイナマイトグリセリン 6
(8)サクシノグリカン 0.3
(9)カルボキシメチルセルロース 0.3
(10)エタノール 5
(11)イオン交換水 残余
製法
(1)〜(5)を混合し、ビーズミルで分散破砕した後、(6)〜(11)を溶解した水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加する。
(1)疎水化処理微粒子酸化チタン 5
(2)疎水化処理酸化亜鉛 5
(3)一般式(I)で示されるアクリルシリコーン 2
(4)POE変性メチルポリシロキサン 1
(EO変性率20%、分子量6000〜8000)
(5)デカメチルペンタシクロシロキサン 10
(6)パラメトキシ桂皮酸オクチル 5
(7)PEG−60水添ヒマシ油 2
(8)ダイナマイトグリセリン 6
(9)キサンタンガム 0.3
(10)カルボキシメチルセルロース 0.3
(11)エタノール 5
(12)イオン交換水 残余
製法
(1)〜(6)を混合し、ビーズミルで分散破砕した後、(7)〜(12)を溶解した水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加する。
(1)疎水化処理微粒子酸化チタン 5
(2)一般式(I)で示されるアクリルシリコーン 1
(3)イソステアリン酸 1
(4)デカメチルペンタシクロシロキサン 10
(5)パラメトキシ桂皮酸オクチル 5
(6)PEG−60水添ヒマシ油 2
(7)ダイナマイトグリセリン 6
(8)サクシノグリカン 0.3
(9)カルボキシメチルセルロース 0.3
(10)エタノール 6
(11)クエン酸 適量
(12)クエン酸ナトリウム 適量
(13)アスコルビン酸グリコシド 2
(14)苛性カリ 適量
(15)イオン交換水 残余
製法
(1)〜(5)を混合し、ビーズミルで分散破砕した後、(6)〜(15)を溶解した水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加する。
(1)疎水化処理二酸化チタン 10
(2)疎水化処理タルク 3
(3)疎水化処理黄酸化鉄 0.8
(4)疎水化処理黒酸化鉄 0.16
(5)疎水化処理ベンガラ 0.36
(6)一般式(I)で示されるアクリルシリコーン 1
(7)POE変性メチルポリシロキサン 1
(EO変性率20%、分子量6000〜8000)
(8)デカメチルペンタシクロシロキサン 10
(9)パラメトキシ桂皮酸オクチル 5
(10)PEG−60水添ヒマシ油 2
(11)ダイナマイトグリセリン 6
(12)キサンタンガム 0.3
(13)カルボキシメチルセルロース 0.3
(14)エタノール 5
(15)イオン交換水 残余
製法
(1)〜(9)を混合し、ビーズミルで分散破砕した後、(10)〜(15)を溶解した水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加する。
(1)疎水化処理二酸化チタン 10
(2)疎水化処理タルク 3
(3)疎水化処理黄酸化鉄 0.8
(4)疎水化処理黒酸化鉄 0.16
(5)疎水化処理ベンガラ 0.36
(6)一般式(I)で示されるアクリルシリコーン 1
(7)POE変性メチルポリシロキサン 1
(EO変性率20%、分子量6000〜8000)
(8)デカメチルペンタシクロシロキサン 10
(9)パラメトキシ桂皮酸オクチル 5
(10)PEG−60水添ヒマシ油 2
(11)ダイナマイトグリセリン 6
(12)ジメチルアクリルアミド
/2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体 0.3
(13)カルボキシメチルセルロース 0.3
(14)エタノール 5
(15)イオン交換水 残余
製法
(1)〜(9)を混合し、ビーズミルで分散破砕した後、(10)〜(15)を溶解した水相に対して、ホモミキサーをかけながら添加する。
Claims (5)
- 請求項1記載の組成物において、上記粉体に対し、上記一般式(I)で示されるアクリルシリコーンを10〜30質量%含むことを特徴とする水中油型乳化組成物。
- 請求項1又は2記載の組成物において、粉体を2種類以上含むことを特徴とする水中油型乳化組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の組成物において、さらにサクシノグリカン、キサンタンガム及びアクリルアミド系共重合体から選択される1種又は2種以上の増粘剤を含むことを特徴とする水中油型乳化組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の組成物において、さらにカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ゼラチンから選択される1種又は2種以上の乳化助剤を含むことを特徴とする水中油型乳化組成物。
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