JP2005183342A - コネクタ - Google Patents
コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005183342A JP2005183342A JP2003426488A JP2003426488A JP2005183342A JP 2005183342 A JP2005183342 A JP 2005183342A JP 2003426488 A JP2003426488 A JP 2003426488A JP 2003426488 A JP2003426488 A JP 2003426488A JP 2005183342 A JP2005183342 A JP 2005183342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- locking
- lock arm
- connector
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
【課題】 コネクタ嵌合時のがたつきを低減することを目的とする。
【解決手段】 雌ハウジング20の上面にはロック孔52を備えたロックアーム50が設けられる一方、雄ハウジング10は雌ハウジング20の前部側を収容可能なフード部12が設けられるとともに、フード部12の外周側にはロックアーム50のロック孔52に対して係止可能なロック突部13が形成されている。ロック孔52とロック突部13は、ロック孔52の係止面53の後方にロック突部13の係止面13aが対面して位置することで両ハウジング10,20が抜止め状態に保持されるが、抜止め状態に有るときに両係止面13a、53が密着する構成であるため嵌合時のがたつきが低減される。また、これら両係止面13a、53はロックアーム50の揺動中心を中心点とする円弧面であり互いに摺接する構成である。従って、ロック解除動作に支障を来すこともない。
【選択図】 図7
Description
このようなロック形式のものでは、図13に示すように、係止面2と受け面6との間にロックアーム1のロック動作或いはロック解除動作を円滑(受け部5との干渉なくロック動作等行うため)に行うための隙間が確保されている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタ嵌合時のがたつきを低減することを目的とする。
請求項1の発明によれば、正規嵌合状態においては、係止受け部(少なくともその一部)が係止部に当接する構成であるから嵌合時における両コネクタハウジングの嵌合方向に関するがたつきが抑制される。また、係止受け部は係止部の最内側軌道の内側にあるからロックアームのロック及びロック解除動作に支障を来すことがない。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、正規嵌合状態において両対向面同士が密着状態となるからロックに対する信頼性が高まる。
本発明の実施形態1を図1ないし図11を参照して説明する。
本実施形態は防水コネクタを例示しており、図1に示すように、互いに嵌合可能な雄コネクタハウジング10(以下、単に雄ハウジング10という)と雌コネクタハウジング20(以下、単に雌ハウジング20という)とを備え、このうち雌ハウジング20側に両ハウジング10,20間をシールするためのゴムリング42が装着されている。なお、以下では両ハウジング10,20における嵌合面側を前方として説明する。
ランス29はキャビティ23内に雌端子金具70が挿入される途中では本体部71の底壁72により押圧されることでランス撓み空間28内に退避するが、雌端子金具70が正規深さに至ると、弾性復帰するとともに本体部71の底壁72に穿設された係止孔72A内に進入してその前側の孔縁に係止されるようになっている。また、ランス撓み空間28へは、開口側より次述するフロントリテーナ30の突入片33が進入可能とされている。
フロントリテーナ30の上部外壁36はタワー部21の外周に外嵌可能とされるとともに、その端面36aは次述するゴムリング42の押さえとなっており、コネクタ嵌合方向に関するゴムリング42の位置ずれを規制可能とされている。 また、リテーナ30は図示しない保持手段を備えており、突入片33がランス29のランス撓み空間28の手前に退避した仮係止位置(図3参照)と、突入片33がランス29のランス撓み空間28内に突入した本係止位置(図1参照)とでそれぞれ保持可能とされている。
ロックアーム50のロック端(図5、図6における左側の端部であって、本発明の係止部に相当)50A寄りの位置であって、支持部51の前側には上下方向に貫通してロック孔52が形成されている。このロック孔52は雄ハウジング10のロック突部13を収容可能な大きさに形成されるとともに、ロック端50Aの後側の壁(ロック孔52の前側の内壁)はロック突部13に対する係止面(本発明の対向面に相当する)53とされている。
一方、ロック突部13の後端面はロックアーム50に対する係止面(本発明の対向面に相当)13aとされている。尚、詳細には後述するが、これら両係止面13a、53はいずれも円弧面とされている。
また、ロック突部13の前端面は傾斜しておりロックアーム50の乗り上げを円滑にするための案内面13bとされている。
より具体的に説明すると、ロックアーム50の係止面53は、その中心点がロックアーム50の揺動中心点(図7のO点)とほぼ整合するような円弧面(半径の大きさはR)とされている。一方、ロック突部13側の係止面13aは、両ハウジング10、20が正規嵌合状態に有るときに、ロックアーム50の係止面53に整合して密着するような円弧面、すなわちロックアーム50の係止面53と同じ大きさの曲率をもち、かつ、その中心点がロックアーム50の揺動中心点と整合するような円弧面とされている。
両ハウジング10、20を組み付けには、まず、雌ハウジング20を雄ハウジング10のフード部12に対して正対させる。この状態では、雌ハウジング20のロックアーム50が雄ハウジング10のロック突部13に対面して位置する。そのため、雌ハウジング20のタワー部21をフード部12に宛って内部に押し込んでゆくとタワー部21はフード部12内に差し込まれてゆき、やがて、ロックアーム50の先端がロック突部13の案内面13bに当接する。
また、これら両面13a、53は同じ曲率をもって形成され、しかも、その中心点はロックアーム50の揺動中心と一致する構成である。そのため、係止面53のロック並びに解除軌跡Lが係止面13aに沿ったものとなるからロックアーム50のロック・ロック解除動作に支障を来すことがない。
本発明の実施形態2を図12を参照して説明する。
実施形態2は実施形態1の構成に対して、解除規制部材91を付加してロックの信頼性を向上させたものであり、その他の構成については実施形態1と同様であるため重複した説明は省略するものとする。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
13…ロック突起(係止受け部)
13a…係止面(対向面)
20…雌ハウジング
50…ロックアーム
50A…ロック端(係止部)
53…係止面(対向面)
Claims (2)
- 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングを備え、一方側のコネクタハウジングには支持部と、同支持部を中心として揺動変位可能とされた片持ちのロックアームが設けられ、かつ当該ロックアームの自由端側には係止部が形成される一方、
他方側のコネクタハウジングには、両コネクタハウジングが正規嵌合状態に至ると前記係止部に係止して両コネクタハウジングをロック状態に保持する係止受け部が設けられたコネクタであって、
前記係止受け部は前記揺動変位中における前記係止部の前記支持部を中心とする最内側軌道の内側にあって、かつ少なくともその一部が前記正規嵌合状態において、前記係止部のうち最内側軌道をとる部分に当接する構成であることを特徴とするコネクタ。 - 前記係止部並びに前記係止受け部には、前記正規嵌合状態において向かい合う一対の対向面が設けられるとともに、これら両対向面は共に前記支持部を中心とする円弧面よりなり、前記正規嵌合状態において互いに密着可能な構成であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003426488A JP2005183342A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003426488A JP2005183342A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005183342A true JP2005183342A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34786010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003426488A Abandoned JP2005183342A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005183342A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146845A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ロック構造 |
DE102007061629A1 (de) | 2006-12-28 | 2008-07-31 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi | Fluiddichter Verbinder |
US7588454B2 (en) | 2007-10-24 | 2009-09-15 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector device and locking structure |
CN102651511A (zh) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | 住友电装株式会社 | 端子接头和具有该端子接头的防流体连接器 |
EP2493025A2 (en) | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector |
KR101307084B1 (ko) * | 2011-06-06 | 2013-09-11 | 스미토모 덴소 가부시키가이샤 | 커넥터 및 그 조립 방법 |
CN108814235A (zh) * | 2018-08-14 | 2018-11-16 | 广州嘉伦橡塑有限公司 | 一种隔间帘 |
-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003426488A patent/JP2005183342A/ja not_active Abandoned
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146845A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ロック構造 |
DE102007061629A1 (de) | 2006-12-28 | 2008-07-31 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi | Fluiddichter Verbinder |
US7458838B2 (en) | 2006-12-28 | 2008-12-02 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Fluidtight connector |
DE102007061629B4 (de) * | 2006-12-28 | 2011-03-10 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi-shi | Fluiddichter Verbinder |
US7588454B2 (en) | 2007-10-24 | 2009-09-15 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector device and locking structure |
KR100993558B1 (ko) | 2007-10-24 | 2010-11-11 | 스미토모 덴소 가부시키가이샤 | 커넥터 장치 및 로킹 구조 |
CN102651511A (zh) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | 住友电装株式会社 | 端子接头和具有该端子接头的防流体连接器 |
EP2493025A2 (en) | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector |
KR101307084B1 (ko) * | 2011-06-06 | 2013-09-11 | 스미토모 덴소 가부시키가이샤 | 커넥터 및 그 조립 방법 |
CN108814235A (zh) * | 2018-08-14 | 2018-11-16 | 广州嘉伦橡塑有限公司 | 一种隔间帘 |
CN108814235B (zh) * | 2018-08-14 | 2024-03-12 | 广州嘉伦橡塑有限公司 | 一种隔间帘 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1764879B1 (en) | A connector, a connector assembly and an assembling method thereof | |
JP3140371B2 (ja) | 対向接点用コネクタ | |
JP6656206B2 (ja) | コネクタ | |
JP2002008769A (ja) | コネクタ | |
JP2012079552A (ja) | コネクタ | |
JP4554376B2 (ja) | コネクタ | |
US20210066847A1 (en) | Connector | |
JPH11273787A (ja) | コネクタ | |
JP4168906B2 (ja) | 分割コネクタ | |
JP2020035550A (ja) | コネクタ構造 | |
JP2002008764A (ja) | コネクタ | |
JP2005183342A (ja) | コネクタ | |
JP3856768B2 (ja) | コネクタ | |
JP6224041B2 (ja) | コネクタの防水構造 | |
JP2006147474A (ja) | 防水コネクタ | |
JP4544065B2 (ja) | コネクタ | |
JP4987624B2 (ja) | 分割式コネクタ | |
CN112038818B (zh) | 连接器 | |
WO2017217208A1 (ja) | コネクタ | |
JP2007059153A (ja) | コネクタ | |
JP2002033149A (ja) | コネクタ | |
JP4781885B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP2011023201A (ja) | コネクタ | |
CN107919556B (zh) | 保护帽 | |
JP2005044643A (ja) | コネクタ構成部品のがたつき防止構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060323 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20061025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071204 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20080121 |