JP2005157097A - ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 物体側より順に、全体として負の屈折力を有する前群GFと、全体として正の屈折力を有する後群GBとから成り、後群GBが少なくとも2つの正レンズ群G2,G4を有し、少なくとも前群GF及び2つの正レンズ群のレンズ群G2,G4間の空気間隔を変化させて変倍を行うズームレンズである。後群GBの最も像面側に配置された最終レンズ群G4が、全体として正の屈折力を有し、2つの接合面を有する3枚のレンズL42〜L44から成る接合レンズを有するとともに、正レンズL41,L42を該接合レンズの物体側及び像側に少なくとも1枚配置している。
【選択図】 図2
Description
0.18<1/(1−dfrw×Φfw+Φw×hrw)<0.30 ・・・(1)
但し、Φwは広角時の全系の屈折力、Φfwは広角時の前群の屈折力、dfrwは広角時の前群の主点と後群の主点との間隔、hrwは広角時の後群の後側主点位置である。
0.60<f1_w/IH<0.83 …(5)
但し、f1_wは短焦点距離端の焦点距離、IHは像高である。
レトロフォーカスタイプの群構成とすることは、バックフォーカスを長くとる設計手法として、従来からの周知の技術である。所望のスペックを満たしながら、負・正の屈折力を持つレンズ群の2群構成でバックフォーカスを確保するためには、先行する負レンズ群の屈折力を強めるか、前群と後群の間隔を十分にとれば良い。
しかし、負レンズ群の屈折力を強くした場合には、それに応じて正レンズ群の屈折力も強くしなければならない。その結果、各レンズ群における残存収差が除去しきれなくなり、良好な収差補正が困難となる。また、前群と後群との間隔を長くとることは、そのまま全長の増大につながるうえ、カメラレンズのように画角の広い光学系に関しては、著しい有効径の増大を招きレンズの大型化を起こしてしまう。
そこで、本発明のズームレンズでは、これらの問題を解消するために、後群を2つ以上の正レンズ群で構成している。
しかるに、本発明のズームレンズでは、最終レンズ群を、収差補正をするために3枚のレンズで構成した接合レンズを備えて構成している。これは、主に前群で発生した倍率色収差を補正することを目的とするものである。十分な色収差の効果を得るためには、最終レンズ群内において、接合面が1面では不十分である。このため、2面の接合面を有する手段として3枚接合の接合レンズを用いている。このように構成すれば、該接合面内で倍率色収差を良好に補正することができ、組立てのばらつきによる性能劣化を低減でき、更には、レンズの組立て性の向上も図ることができる。
0.18<1/(1−dfrw×Φfw+Φw×hrw)<0.30 ・・・(1)
但し、Φwは広角時の全系の屈折力、Φfwは広角時の前群の屈折力、dfrwは広角時の前群の主点と後群の主点との間隔、hrwは広角時の後群の後側主点位置である。
条件式(1)の下限値を下回ると、結果的に前群の負の屈折力が著しく大きくなり、歪曲収差やコマ収差及び倍率色収差などが補正できなくなり、良好な画像が得られなくなる。また、前群の屈折力の増大に伴い、前玉径が著しく大きくなり光学系の大型化を引き起こしてしまう。また、後群の主点位置が像側に配置され後群の構造の非対称性が強くなり、少ない枚数で収差補正を行うのが難しくなる。
一方、条件式(1)の上限値を上回ると、本発明の目的であるところの十分にバックフォーカスの長い光学系が達成できなくなってしまう。
なお、本発明のズームレンズにおいては、条件式(1)の下限値を0.20としてもよい。
また、本発明のズームレンズにおいては、条件式(1)の上限値を0.25としてもよい。
0.5<|ΦIII/ΦL|<1.7 ・・・(2)
但し、ΦIIIは前記2つの接合面を有する3枚のレンズから成る接合レンズの屈
折力、ΦLは前記最終レンズ群の屈折力である。
条件式(2)の下限値を下回るほどに収差を十分に補正すると、最終群の全長が長くなりすぎてしまう。
一方、条件式(2)の上限値を上回ると、色収差の補正が困難になる。
なお、本発明のズームレンズにおいては、条件式(2)の下限値を0.7としてもよい。
また、本発明のズームレンズにおいては、条件式(2)の上限値を1.5としてもよい。
しかるに、本発明のズームレンズにおいて、第1レンズ及び第2レンズを負レンズ、特に物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズで構成すれば、瞳収差を大きく発生させ開口効率1以上を確保し、周辺光量の低下を抑えることができる。
しかるに、本発明のズームレンズにおいて、第2レンズを非球面を有して構成すれば、歪曲収差を効率良く補正することが可能となる。
0.45<|Φu1/Φfw|<1.0 ・・・(3)
但し、Φu1は前記第1サブユニットの屈折力、Φfwは広角時の前記前群の屈折力である。
条件式(3)の上限値を上回ると、第1レンズ及び第2レンズの2枚のレンズで100°を上回る画角での軸外収差の補正をすることが困難となる。また、レンズの枚数を増やすと前玉径が著しく大きくなり、好ましくない。
一方、条件式(3)の下限値を下回ると、第1サブユニットでの収差補正が困難となる。
なお、本発明のズームレンズにおいては、条件式(3)の下限値を0.5としてもよい。
また、本発明のズームレンズにおいては、条件式(3)の上限値を0.9としてもよい。
本発明のように、第2レンズ群を正の屈折力を有して構成すれば、入射瞳位置を物体側へ移動させる効果があり、これにより前玉系の短縮化が図れる。また、第2レンズ群と、第4レンズ群とで後群の正の屈折力を分担することで収差の発生を低減させる効果がある。また、後群の光軸上における略中央に位置する第3レンズ群に絞りを配置すれば、後群内の径を短縮化できる。また、絞り近傍の面では球面収差及び軸上の色収差への影響が大きいが、第3レンズ群を接合レンズで構成すれば、簡易な構成で球面収差及び軸上色収差を良好に補正をすることができる。
−0.5<(r2f−r2r)/(r2f+r2r)<0.2 ・・・(4)
但し、0<r2f かつ 0<r2r
また、r2fは前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面の曲率半径、r2rは前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面の曲率半径である。
条件式(4)を満足すれば、後群のみでみた場合の開口絞りを中心としたパワー配置の対称性が確保しやすく、少ない枚数での収差補正が容易になり好ましい。
なお、本発明のズームレンズにおいては、条件式(4)の下限値を−0.4としてもよい。
また、本発明のズームレンズにおいては、条件式(4)の上限値を0.1としてもよい。
このようにすれば、負レンズで構成される第2レンズ群第2サブユニットを長焦点距離端において第3レンズに配置された絞り近傍に接近するようにすることで、長焦点距離端におけるコマ収差の補正を行うことができる。
本発明のように、接合レンズの2つの接合面に発散性の屈折力を持たせると、色消し効果を得ることができる。
また、最終レンズを、接合レンズの前後にそれぞれ正の単レンズを配置して構成すれば、最終レンズ群としての構成を非常に簡素化することができ、最終レンズ群の組立て時における構成レンズの位置調整が容易になり、組立て精度が向上する。
また、本発明のように、入射側の正レンズを非球面を有して構成すれば、最終レンズ群の入射面近傍で大きく発生する球面収差やコマ収差の補正に大いに有利となる。
0.60<f1_w/IH<0.83 …(5)
但し、f1_wは短焦点距離端の焦点距離、IHは像高である。
条件式(5)は本発明のズームレンズにおける短焦点距離端の焦点距離と像高の比を規定したものである。
条件式(5)の下限値を下回ると、前群の前玉径が著しく大きくなり、現構成において歪曲収差やコマ収差及び倍率色収差などが補正できなくなり、良好な画像を得ることができない。
一方、条件式(5)の上限値を上回ると、本発明の目的である超広角ズームレンズを達成することができず、また、現発明のような構成をとる上での有効性が乏しくなってしまう。
2.0<Da/Do<4.0 ・・・(6)
但し、Doは短焦点距離端における開放時(Fナンバーが最も小さくなる絞り状態)の光軸上での、光軸を含む面に沿った方向におけるマージナル光線束の径、Daは短焦点距離端における開放時(Fナンバーが最も小さくなる絞り状態)の入射全画角100°での、光軸を含む面に沿った方向におけるマージナル光線束の径であり、光軸方向から見たときの径である。
条件式(6)は、本発明のズームレンズにおける短焦点距離端の周辺光量を規定したものである。
条件式(6)の上限値を上回ると、前群の前玉径が著しく大きくなり、歪曲収差やコマ収差及び倍率色収差などが補正できなくなり、良好な画像を得ることができない。
一方、条件式(6)の下限値を下回ると、本発明の目的である超広角ズームレンズで周辺光量を確保することができない。つまり、本発明において周辺での光量を確保しやすくするために採用した第1レンズ群による機能を十分に生かすことができなくなる。
なお、本発明のズームレンズにおいては、条件式(6)の下限値を2.3としてもよい。
また、本発明のズームレンズにおいては、条件式(6)の上限値を3.5としてもよい。
前群GFは、第1レンズ群を構成しており、物体側より順に、第1サブユニットG11と、第2サブユニットG12とで構成されている。
第1サブユニットG11は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凹レンズL12とで構成されている。
第2サブユニットG12は、両凹レンズL13と、両凸レンズL14と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL15とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群第1サブユニットG21と、第2レンズ群第2サブユニットG22とで構成されている。
第2レンズ群第1サブユニットG21は、両凸レンズL21と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との接合レンズと、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL23とで構成されている。第2レンズ群第2サブユニットG22は、両凹レンズL24で構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、開口絞りSと、両凸レンズL31と両凹レンズL32との接合レンズで構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側より順に、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43と両凹レンズL44との接合レンズと、両凸レンズL45と、両凸レンズL46とで構成されている。
また、実施例1のズームレンズでは、非球面は、負メニスカスレンズL11の両面、両凹レンズL12の両面、両凸レンズL31の物体側面、両凸レンズL41の両面、両凸レンズL46の像側面に設けられている。
なお、実施例1の数値データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面の曲率半径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気間隔、nd1、nd2、…は各レンズのd線での屈折率、νd1、νd2、…は各レンズのアッベ数、FNOはFナンバー、fは全系焦点距離、fbはバックフォーカス、IHは像高を表している。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A10としたとき、次の式で表される。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+K)(y/r)2}1/2]
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10
これらの記号は、以下の各実施例においても共通である。
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
f 8.15 12.00 17.70
FNO 2.8 2.8 2.8
fb 34.99 43.25 55.22
D10 12.68 4.64 1.00
D15 1.01 4.71 7.23
D17 21.58 10.84 2.46
D21 18.26 7.98 1.00
r1=89.583(非球面) d1=2.70 nd1=1.62299 νd1=58.12
r2=12.697(非球面) d2=12.02
r3=-1030.840(非球面) d3=2.00 nd3=1.78800 νd3=47.37
r4=40.738(非球面) d4=6.64
r5=-67.211 d5=2.00 nd5=1.88300 νd5=40.76
r6=64.191 d6=0.20
r7=40.986 d7=9.86 nd7=1.63980 νd7=34.46
r8=-27.752 d8=2.34
r9=-46.012 d9=1.80 nd9=1.88300 νd9=40.76
r10=-1052.028 d10=D10
r11=50.672 d11=7.90 nd11=1.68893 νd11=31.07
r12=-21.585 d12=1.50 nd12=1.92286 νd12=18.90
r13=-46.383 d13=0.20
r14=-265.871 d14=2.77 nd14=1.69895 νd14=30.13
r15=-45.720 d15=D15
r16=-109.455 d16=1.80 nd16=1.88300 νd16=40.76
r17=49.527 d17=D17
r18=∞(絞り) d18=1.40
r19=27.864(非球面) d19=5.68 nd19=1.68893 νd19=31.07
r20=-26.052 d20=1.80 nd20=1.88300 νd20=40.76
r21=52.918 d21=D21
r22=24.693(非球面) d22=6.15 nd22=1.49700 νd22=81.54
r23=-58.114(非球面) d23=0.20
r24=724.292 d24=1.80 nd24=1.78800 νd24=47.37
r25=21.526 d25=9.38 nd25=1.49700 νd25=81.54
r26=-22.367 d26=1.80 nd26=1.88300 νd26=40.76
r27=112.171 d27=0.20
r28=29.568 d28=9.58 nd28=1.49700 νd28=81.54
r29=-31.380 d29=0.20
r30=849.375 d30=3.00 nd30=1.74320 νd30=49.34
r31=-108.950(非球面) d31=fb
面番号 K A4 A6 A8 A10
1 9.0000 2.2064×10-6 -9.9726×10-10 4.4347×10-12 -3.6399×10-15
2 -1.9008 4.8983×10-5 -1.4855×10-7 2.6861×10-10 -3.8728×10-13
3 0 -1.1306×10-5 3.9732×10-8 -7.9403×10-11 6.3600×10-14
4 0 3.1931×10-5 1.2372×10-7 1.9020×10-10 -2.4071×10-13
19 0.1289 -2.0047×10-6 1.9172×10-10 -4.9984×10-11 9.1967×10-14
22 -0.9351 3.2027×10-6 -1.9556×10-8 1.0951×10-10 -2.4772×10-12
23 0 2.3250×10-6 -2.3497×10-8 -1.1452×10-10 -1.4674×10-12
31 0 1.4561×10-5 3.1402×10-8 -1.3227×10-11 3.7783×10-13
IH(像高):11.14
前群GFは、第1レンズ群を構成しており、物体側より順に、第1サブユニットG11と、第2サブユニットG12とで構成されている。
第1サブユニットG11は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凹レンズL12とで構成されている。
第2サブユニットG12は、両凹レンズL13と、両凸レンズL14と、両凹レンズL15’とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群第1サブユニットG21と、第2レンズ群第2サブユニットG22とで構成されている。
第2レンズ群第1サブユニットG21は、両凸レンズL21と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との接合レンズで構成されている。第2レンズ群第2サブユニットG22は、両凸レンズL23’と両凹レンズL24との接合レンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、開口絞りSと、両凸レンズL31と両凹レンズL32との接合レンズで構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側より順に、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43と両凹レンズL44との接合レンズと、両凸レンズL45とで構成されている。
また、実施例2のズームレンズでは、非球面は、負メニスカスレンズL11の両面、両凹レンズL12の両面、両凸レンズL31の物体側面、両凸レンズL41の両面、両凸レンズL45の像側面に設けられている。
数値データ2
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
f 8.15 11.31 15.69
FNO 4.05 4.07 4.06
fb 34.68 41.22 51.28
D10 5.28 5.33 4.61
D16 20.00 8.24 2.30
D20 16.50 9.23 3.11
r1=89.583(非球面) d1=2.70 nd1=1.62299 νd1=58.12
r2=12.697(非球面) d2=12.02
r3=-1030.840(非球面) d3=2.00 nd3=1.78800 νd3=47.37
r4=40.738(非球面) d4=6.74
r5=-67.211 d5=2.00 nd5=1.88300 νd5=40.76
r6=64.191 d6=0.20
r7=37.111 d7=9.40 nd7=1.74950 νd7=35.28
r8=-34.775 d8=2.34
r9=-81.925 d9=1.80 nd9=1.88300 νd9=40.76
r10=45.044 d10=D10
r11=32.038 d11=8.80 nd11=1.74000 νd11=28.30
r12=-19.730 d12=1.50 nd12=1.92286 νd12=18.90
r13=-41.039 d13=2.00
r14=65.000 d14=4.20 nd14=1.48749 νd14=70.23
r15=-56.948 d15=1.80 nd15=1.88300 νd15=40.76
r16=40.006 d16=D16
r17=∞(絞り) d17=1.40
r18=28.655(非球面) d18=5.80 nd18=1.68893 νd18=31.07
r19=-20.684 d19=1.60 nd19=1.88300 νd19=40.76
r20= 51.989 d20=D20
r21=19.350(非球面) d21=7.45 nd21=1.49700 νd21=81.54
r22=-42.857(非球面) d22=0.40
r23=83.881 d23=1.50 nd23=1.88300 νd23=40.76
r24= 20.799 d24=8.80 nd24=1.49700 νd24=81.54
r25=-18.099 d25=1.65 nd25=1.78800 νd25=47.37
r26=145.000 d26=0.40
r27=140.451 d27=5.80 nd27=1.49700 νd27=81.54
r28=-20.680(非球面) d28=fb
面番号 K A4 A6 A8 A10
1 9.0000 2.2064×10-6 -9.9726×10-10 4.4347×10-12 -3.6399×10-15
2 -1.9008 4.8983×10-5 -1.4855×10-7 2.6861×10-10 -3.8728×10-13
3 0 -1.1306×10-5 3.9732×10-8 -7.9403×10-11 6.3600×10-14
4 0 3.1931×10-5 1.2372×10-7 1.9020×10-10 -2.4071×10-13
18 -0.7490 3.6375×10-6 2.9519×10-9 -1.2015×10-10 7.1395×10-13
21 -3.2397 4.7032×10-5 -5.5153×10-8 2.5636×10-10 -8.8251×10-13
22 -19.0804 -7.7839×10-6 1.4237×10-7 -7.3094×10-10 7.0923×10-13
28 -1.5685 -5.9280×10-6 5.2227×10-8 -2.9500×10-11 2.0018×10-12
IH(像高):11.14
前群GFは、第1レンズ群を構成しており、物体側より順に、第1サブユニットG11と、第2サブユニットG12とで構成されている。
第1サブユニットG11は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12’とで構成されている。
第2サブユニットG12は、両凹レンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14’とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群第1サブユニットG21と、第2レンズ群第2サブユニットG22とで構成されている。
第2レンズ群第1サブユニットG21は、両凸レンズL21と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との接合レンズで構成されている。第2レンズ群第2サブユニットG22は、両凸レンズL23’と両凹レンズL24との接合レンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、開口絞りSと、両凸レンズL31と両凹レンズL32との接合レンズで構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側より順に、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL44’との接合レンズと、両凸レンズL45とで構成されている。
また、実施例3のズームレンズでは、非球面は、負メニスカスレンズL11の両面、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12’の像側面、両凸レンズL31の物体側面、両凸レンズL41の両面、両凸レンズL45の像側面に設けられている。
数値データ3
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
f 7.13 9.90 13.75
FNO 4.03 4.05 4.06
fb 34.307 40.619 50.141
D8 2.80 6.67 8.42
D14 19.00 9.30 2.30
D18 12.81 6.31 1.87
r1=1619.019(非球面) d1=2.70 nd1=1.74320 νd1=49.34
r2=18.073(非球面) d2=7.35
r3=49.500 d3=2.00 nd3=1.80610 νd3=40.92
r4=21.524(非球面) d4=9.45
r5=-57.800 d5=2.00 nd5=1.88300 νd5=40.76
r6=44.758 d6=2.35
r7=24.896 d7=4.82 nd7=1.67270 νd7=32.10
r8=51.555 d8=D8
r9=27.338 d9=8.65 nd9=1.84666 νd9=23.78
r10=-22.622 d10=1.50 nd10=1.92286 νd10=18.90
r11=-119.130 d11=1.50
r12=33.825 d12=4.80 nd12=1.48749 νd12=70.23
r13=-22.256 d13=1.50 nd13=1.88300 νd13=40.76
r14=27.591 d14=D14
r15=∞(絞り) d15=1.90
r16=28.587(非球面) d16=5.00 nd16=1.68893 νd16=31.07
r17=-17.508 d17=1.60 nd17=1.88300 νd17=40.76
r18=151.598 d18=D18
r19=19.480(非球面) d19=7.53 nd19=1.49700 νd19=81.54
r20=-28.629(非球面) d20=0.50
r21=165.671 d21=1.50 nd21=1.88300 νd21=40.76
r22=15.259 d22=10.00 nd22=1.49700 νd22=81.54
r23=-16.245 d23=1.50 nd23=1.88300 νd23=40.76
r24=-114.496 d24=0.50
r25=165.465 d25=6.10 nd25=1.51633 νd25=64.14
r26=-19.682(非球面) d26=fb
面番号 K A4 A6 A8 A10
1 0 3.6051×10-5 -5.8517×10-8 4.9736×10-11 3.8122×10-15
2 -0.3817 -4.3349×10-5 3.3049×10-7 -1.5662×10-9 2.5871×10-12
4 0 8.9469×10-5 -2.1155×10-7 2.5535×10-9 -6.5154×10-12
16 -2.0431 7.8956×10-6 -2.4559×10-8 5.1991×10-10 -3.5788×10-12
19 -4.5805 5.9489×10-5 -1.7561×10-7 7.6987×10-10 -2.0538×10-12
20 -3.4963 5.3703×10-6 3.8142×10-8 -4.8367×10-11 -8.2682×10-13
26 -1.0488 -5.6314×10-6 1.5451×10-8 -8.5560×10-11 5.6385×10-13
IH(像高):11.14
前群GFは、第1レンズ群を構成しており、物体側より順に、第1サブユニットG11と、第2サブユニットG12とで構成されている。
第1サブユニットG11は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12’とで構成されている。
第2サブユニットG12は、物体側が平面で像側が凹面の平凹レンズL13’と、両凹レンズL14”と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL15”とで構成されている。
後群GBは、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSを有し接合レンズで構成される第3レンズ群G3と、全体として正の屈折力を有する第4レンズ群G4とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群第1サブユニットG21と、第2レンズ群第2サブユニットG22とで構成されている。
第2レンズ群第1サブユニットG21は、両凸レンズL21と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との接合レンズで構成されている。第2レンズ群第2サブユニットG22は、両凸レンズL23’と両凹レンズL24との接合レンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、開口絞りSと、両凸レンズL31と両凹レンズL32との接合レンズで構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側より順に、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL44’との接合レンズと、両凸レンズL45とで構成されている。
また、実施例4のズームレンズでは、非球面は、負メニスカスレンズL11の両面、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12’の像側面、両凸レンズL41の両面、両凸レンズL45の像側面に設けられている。
数値データ4
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
f 7.13 9.90 13.75
FNO 4.03 4.04 4.04
fb 34.37 41.87 54.01
D10 2.70 3.94 2.30
D16 11.73 5.55 2.30
D20 8.45 3.83 1.00
r1=212.757(非球面) d1=2.70 nd1=1.74320 νd1=49.34
r2=21.766(非球面) d2=8.80
r3=61.000 d3=2.00 nd3=1.80610 νd3=40.92
r4=21.489(非球面) d4=6.11
r5=∞ d5=2.00 nd5=1.88300 νd5=40.76
r6=48.459 d6=3.00
r7=-45.756 d7=2.50 nd7=1.77250 νd7=49.60
r8= 56.880 d8=2.00
r9=-76.431 d9=4.73 nd9=1.84666 νd9=23.78
r10=-34.222 d10=D10
r11=19.592 d11=11.00 nd11=1.61756 νd11=34.70
r12=-22.782 d12=1.50 nd12=1.88300 νd12=40.76
r13=-51.957 d13=1.04
r14=99.550 d14=4.00 nd14=1.48749 νd14=70.23
r15=-22.878 d15=1.50 nd15=1.88300 νd15=40.76
r16=43.760 d16=D16
r17=∞(絞り) d17=1.90
r18=24.051 d18=5.30 nd18=1.62588 νd18=35.70
r19=-14.390 d19=1.60 nd19=1.88300 νd19=40.76
r20=63.311 d20=d20
r21=19.727(非球面) d21=7.40 nd21=1.49700 νd21=81.54
r22=-25.844(非球面) d22=0.30
r23=67.010 d23=1.50 nd23=1.88300 νd23=40.76
r24=17.750 d24=9.00 nd24=1.48749 νd24=70.23
r25=-18.550 d25=1.50 nd25=1.88300 νd25=40.76
r26=-700.000 d26=0.30
r27=110.629 d27=5.60 nd27=1.58313 νd27=59.38
r28=-21.309(非球面) d28=fb
面番号 K A4 A6 A8 A10
1 0 2.7248×10-5 -1.0364×10-8 -1.4518×10-11 3.0151×10-14
2 0 -2.3471×10-5 1.6099×10-7 -2.5721×10-10 -2.0219×10-13
4 0 6.3553×10-5 -3.3448×10-8 -1.0083×10-9 9.0140×10-12
21 -2.9946 2.4976×10-5 -1.6638×10-8 1.9932×10-10 1.9558×10-12
22 -2.1536 1.0174×10-5 1.7214×10-9 -2.5289×10-10 4.9094×10-12
28 -1.1426 -2.4725×10-6 5.0490×10-8 -1.6382×10-10 1.1272×10-12
IH(像高):11.14
前群GFは、第1レンズ群を構成しており、物体側より順に、第1サブユニットG11と、第2サブユニットG12とで構成されている。
第1サブユニットG11は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凹レンズL12とで構成されている。
第2サブユニットG12は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13”と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL14”’とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群第1サブユニットG21と、第2レンズ群第2サブユニットG22とで構成されている。
第2レンズ群第1サブユニットG21は、両凸レンズL21と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との接合レンズで構成されている。第2レンズ群第2サブユニットG22は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL23と両凹レンズL24との接合レンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、開口絞りSと、両凸レンズL31と両凹レンズL32との接合レンズで構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側より順に、両凸レンズL41と、両凹レンズL42’と両凸レンズL43と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL44’との接合レンズと、両凸レンズL45とで構成されている。
また、実施例5のズームレンズでは、非球面は、負メニスカスレンズL11の両面、両凹レンズL12の像側面、両凸レンズL31の物体側面、両凸レンズL41の両面、両凸レンズL45の像側面に設けられている。
数値データ5
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
f 7.13 9.90 13.75
FNO 4.06 4.05 4.05
fb 34.35 41.45 51.57
D8 5.87 5.83 5.57
D14 19.00 8.69 2.30
D18 8.37 4.45 1.00
r1=90.750(非球面) d1=2.70 nd1=1.74320 νd1=49.34
r2=12.255(非球面) d2=14.12
r3=-79.277 d3=2.00 nd3=1.78800 νd3=47.37
r4=28.516(非球面) d4=3.70
r5=24.692 d5=4.70 nd5=1.80100 νd5=34.97
r6=113.998 d6=2.35
r7=33.793 d7=1.80 nd7=1.88300 νd7=40.76
r8=17.737 d8=D8
r9=22.953 d9=9.50 nd9=1.72825 νd9=28.46
r10=-18.200 d10=1.50 nd10=1.92286 νd10=18.90
r11=-33.426 d11=1.50
r12=279.952 d12=3.80 nd12=1.48749 νd12=70.23
r13=-30.278 d13=1.50 nd13=1.88300 νd13=40.76
r14=33.190 d14=D14
r15=∞(絞り) d15=1.90
r16=39.153(非球面) d16=5.20 nd16=1.68893 νd16=31.07
r17=-12.863 d17=1.60 nd17=1.88300 νd17=40.76
r18=292.764 d18=D18
r19=18.154(非球面) d19=7.60 nd19=1.49700 νd19=81.54
r20=-22.150(非球面) d20=0.50
r21=-221.592 d21=1.50 nd21=1.88300 νd21=40.76
r22=17.310 d22=8.80 nd22=1.49700 νd22=81.54
r23=-18.616 d23=1.65 nd23=1.88300 νd23=40.76
r24=-213.823 d24=0.50
r25=90.085 d25=6.15 nd25=1.51633 νd25=64.14
r26=-18.197(非球面) d26=fb
面番号 K A4 A6 A8 A10
1 8.0000 2.2064×10-6 -9.9726×10-10 4.4347×10-12 -3.6399×10-15
2 -1.2476 -1.8646×10-7 7.5733×10-8 -2.0013×10-10 7.3746×10-13
4 0 3.3476×10-5 -6.6100×10-8 2.2344×10-10 -4.3613×10-13
16 0.6192 1.2941×10-5 -4.2864×10-8 6.6912×10-10 -6.0476×10-12
19 -2.1983 1.3102×10-5 6.3100×10-8 -3.6171×10-10 -2.7267×10-12
20 -2.3606 1.3340×10-5 -8.7264×10-9 -1.6358×10-10 -3.5812×10-12
26 -1.1138 -5.9273×10-6 1.3632×10-8 1.0125×10-10 7.2927×10-14
IH(像高):11.14
次に、各実施例の条件式パラメータの値を表1に示す。
表1
なお、図12に示すように、撮像素子面4における、撮像後の画像表示及び印刷に使用する撮像領域の対角長は、2IHとなっている。
とを特徴とする請求項1又は3に記載のズームレンズ。
0.5<|ΦIII/ΦL|<1.7 ・・・(2)
0.45<|Φu1/Φfw|<1.0 ・・・(3)
−0.5<(r2f−r2r)/(r2f+r2r)<0.2 ・・・(4)
但し、0<r2f かつ 0<r2r
2.0<Da/Do<4.0 ・・・(6)
0.20<1/(1−dfrw×Φfw+Φw×hrw)<0.25 ・・・(1')
但し、Φwは広角時の全系の屈折力、Φfwは広角時の前群の屈折力、dfrwは広角時の前群の主点と後群の主点との間隔、hrwは広角時の後群の後側主点位置である。
とを特徴とする請求項1又は3に記載のズームレンズ。
0.7<|ΦIII/ΦL|<1.5 ・・・(2')
0.5<|Φu1/Φfw|<0.9 ・・・(3')
−0.4<(r2f−r2r)/(r2f+r2r)<0.1 ・・・(4')
但し、0<r2f かつ 0<r2r
0.63<f1_w/IH<0.75 …(5')
但し、f1_wは短焦点距離端の焦点距離、IHは像高である。
2.3<Da/Do<3.5 ・・・(6')
GB 後群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
I 撮像面
G11 (第1レンズ群)第1サブユニット
G12 (第1レンズ群)第2サブユニット
G21 (第2レンズ群)第1サブユニット
G22 (第2レンズ群)第2サブユニット
L11 物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
L12 両凹レンズ
L12’ 物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
L13 両凹レンズ
L13’ 物体側が平面で像側が凹面の平凹レンズ
L13” 物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ
L14 両凸レンズ
L14’ 物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ
L14” 両凹レンズ
L14”’ 物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
L15 物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ
L15’ 両凹レンズ
L15” 物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ
L21 両凸レンズ
L22 物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ
L23 物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ
L23’ 両凸レンズ
L24 両凹レンズ
L31 両凸レンズ
L32 両凹レンズ
L41 両凸レンズ
L42 物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
L43 両凸レンズ
L44 両凹レンズ
L44’ 物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ
L45 両凸レンズ
L46 両凸レンズ
S 開口絞り
P 光路折り曲げプリズム
E 観察者の眼球
LF 光学的ローパスフィルタ
a コンパクトカメラ撮影用対物レンズ
Lb 撮影用光路
Le ファインダ用光路
1 一眼レフレックスカメラ
2 撮影レンズ
3 マウント部
4 撮像素子面
5 クイックリターンミラー
6 撮影レンズの光路
7 ファインダースクリーン
8 ペンタプリズム
9 ファインダ
Claims (9)
- 物体側より順に、全体として負の屈折力を有する前群と、全体として正の屈折力を有する後群とから成り、該後群が少なくとも2つの正レンズ群を有し、かつ、少なくとも前記前群及び2つの正レンズ群のレンズ群間の空気間隔を変化させることによって変倍を行うズームレンズであって、
前記後群の最も像面側に配置された最終レンズ群が、全体として正の屈折力を有し、2つの接合面を有する3枚のレンズから成る接合レンズを有するとともに、正レンズを該接合レンズの物体側及び像側にそれぞれ少なくとも1枚配置して構成されていることを特徴とするズームレンズ。 - 物体側より順に、全体として負の屈折力を有する前群と、全体として正の屈折力を有する後群とから成り、該後群が少なくとも2つの正レンズ群を有し、かつ、少なくとも前記前群及び2つの正レンズ群のレンズ群間の空気間隔を変化させることによって変倍を行うズームレンズであって、
次の条件式(1)を満足することを特徴とするズームレンズ。
0.18<1/(1−dfrw×Φfw+Φw×hrw)<0.30 ・・・(1)
但し、Φwは広角時の全系の屈折力、Φfwは広角時の前群の屈折力、dfrwは広角時の前群の主点と後群の主点との間隔、hrwは広角時の後群の後側主点位置である。 - 前記後群の最も像側に配置された最終レンズ群が、全体として正の屈折力を有し、2つの接合面を有する3枚のレンズから成る接合レンズを有するとともに、正レンズを該接合レンズの物体側及び像側にそれぞれ少なくとも1枚配置して構成されていることを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
- 前記前群が、物体側より順に、物体側に凸面を向けた第1負メニスカスレンズと少なくとも1面の非球面を有する物体側に凸面を向けた第2負メニスカスレンズとで構成される第1サブユニットと、少なくとも1枚以上の正レンズと少なくとも1枚以上の負レンズとを有する第2サブユニットとで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のズームレンズ。
- 前記後群が、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りを有し接合レンズで構成される第3レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第4レンズ群とで構成され、変倍の際に、第2〜第4レンズ群それぞれの空気間隔を変化させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のズームレンズ。
- 前記後群が、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口絞りを有し接合レンズで構成される第3レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第4レンズ群とで構成され、
前記第2レンズ群が、物体側より順に、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群第1サブユニットと、負の単レンズで構成される第2レンズ群第2サブユニットとで構成され、
変倍の際に、該第2レンズ群第1サブユニットと、第2レンズ群第2サブユニットとの空気間隔を変化させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のズームレンズ。 - 前記最終レンズ群が、物体側より順に、少なくとも1つの非球面を有する正の単レンズと、負レンズと両凸レンズと負レンズとで構成され2つの発散面を有する接合レンズと、正の単レンズとで構成されていることを特徴とする請求項1,3〜6のいずれかに記載のズームレンズ。
- 次の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のズームレンズ。
0.60<f1_w/IH<0.83 …(5)
但し、f1_wは短焦点距離端の焦点距離、IHは像高である。 - 請求項1〜8のいずれかに記載のズームレンズと、その像側に配置された撮像領域を決定する撮像部分を備えたことを特徴とする撮像装置。
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