JP2005018222A - Operation input automatic deciding program - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Webブラウザ又はメールソフトウエアにおける操作入力自動確定技術において、予期せぬアクションが開始されることを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
PC(Personal Computer)を操作するときに、ジョイスティックやトラックボールなどを利用してカーソルを移動させることが可能であるが、操作入力を確定するクリック操作が困難な肢体不自由者向けに、操作入力を自動確定する技術が実用化されている。その一例として、特許文献1に記載されるように、画面における視点位置が所定時間固定されたときに、クリックイベントを自動的に発生させてアクションを開始させる技術が提案されている。また、非特許文献1に公開されるように、アプリケーションにおけるカーソル位置が所定時間固定されたときに、クリックイベントを自動的に発生させる技術も提供されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−212287号公報
【非特許文献1】
町田 健治、“「できクリック。」のご紹介”、[online]、[平成15年6月10日検索、インターネット<URL:http://deki.psv.org/DekiClk.htm>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、Webブラウザにおいては、カーソルを移動させずに、Webページを長時間閲覧することが常であるため、従来技術をそのまま適用したのでは、カーソル位置によっては予期せぬアクションが開始されてしまうおそれがある。例えば、リンクが設定されている領域にカーソルが所定時間固定されると、利用者の意思に反して、その位置でクリックイベントが発生し、リンク先のWebページが表示されてしまう。殊に肢体不自由者にとっては、カーソル移動すら大変な労力を要するものであるから、閲覧を希望するWebページを再表示させる操作を課すことはあまりにも酷であり、できるだけ避けなければならない。なお、電子メールを送受信及び閲覧するメールソフトウエアにおいても、同様な不具合が発生するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、クリックイベントを自動的に発生させるまでの時間を視覚及び聴覚を通して報知することで、予期せぬアクションが開始されることを防止した操作入力自動確定技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明に係る操作入力自動確定技術では、カーソルの移動状態を監視し、カーソルの移動が第1の所定時間停止したことが監視されたときに、クリックイベントを自動発生させると共に、カーソルの移動が停止したことが監視されたときに、クリックイベント発生までの時間をカウントダウン表示することを特徴とする。ここで、カウントダウン表示は、カーソルの移動が停止したことが監視されてから第2の所定時間経過したときに開始することが望ましい。また、第1の所定時間は、利用者により任意に設定できることが望ましい。
【0007】
かかる構成によれば、カーソルの移動が第1の所定時間停止すると、クリック操作と同様な効果を発揮するクリックイベントが自動発生される。このため、利用者がクリック操作を行なわなくとも、クリック操作に対応した何らかの処理を開始することが可能となり、その労力を軽減することができる。また、カーソルの移動が停止したときに、クリックイベント発生までの時間をカウントダウン表示することで、利用者に対してクリックイベントが自動発生することを事前に報知することが可能となる。そして、利用者がクリックイベントの自動発生を望まないときには、カウントダウン表示がなされている間にカーソルを移動させれば、予期せぬアクションが開始されることを防止できる。このとき、カウントダウン表示は、カーソルの移動が停止してから第2の所定時間経過後に開始されるので、カーソルが停止するやいなやカウントダウン表示が開始することがなく、利用者が「うるさい」と感じることが防止される。さらに、利用者により第1の所定時間を設定可能であれば、その障害程度に応じたカーソル移動操作時間を確保することができる。
【0008】
また、クリックイベント発生及びカウントダウン表示は、カーソルがアクション領域にあることを付加条件とすることが望ましい。ここで、「アクション領域」とは、その上でクリックイベントが発生したときに、何らかのアクション(例えば、リンク先のWebページの表示)を開始する領域のことをいう。さらに、自動発生されたクリックイベントに対応したアクションを開始することが望ましい。
【0009】
かかる構成によれば、カーソルがアクション領域にあるときのみ、クリックイベント発生及びカウントダウン表示がなされる。このため、アクションが開始されない領域にカーソルがあるときには、クリックイベントの自動発生を防止するためのカーソル移動操作が不要となることから、Webページ又は電子メールの閲覧に専念することができる。また、クリックイベントに対応したアクションが開始されれば、Webページ又は電子メールの閲覧に係る操作性を向上することができる。
【0010】
さらに、自動発生されたクリックイベントに対応してテキスト入力領域が入力可能な状態になったときに、ソフトウエアキーボードを表示することが望ましい。例えば、クリックイベントがテキスト入力領域で自動発生してキャレットが表示されると、ソフトウエアキーボードが自動的に表示される。このため、テキスト入力領域にテキストを入力する際、所定操作によりソフトウエアキーボードを表示する必要性がなく、必要操作数が減ることから、Webページ閲覧又は電子メール作成などに要する労力を軽減することができる。
【0011】
その他、カーソルの移動が停止したときに、クリックイベント発生までの間、所定のサウンドを再生することが望ましい。また、クリックイベントが自動発生されたときに、クリック音を発生させることが望ましい。カーソル移動停止後クリックイベント発生までの間、所定のサウンドを再生するようにすれば、聴覚を介してクリックイベント発生までの時間を把握することができる。一方、クリックイベントが自動発生したときにクリック音を発生させれば、クリックイベントが自動発生したことを認識することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、マウス,ジョイスティック,トラックボールなどのカーソル移動デバイスを備えたコンピュータシステムに対して本発明を適用し、操作入力自動確定装置(以下「操作入力自動確定装置」という)を構築した全体構成を示す。なお、コンピュータシステムは、少なくとも中央処理装置(CPU)とメモリとを備え、メモリにロードされたプログラムによって、操作入力自動確定に関する各種機能が実現される。
【0013】
なお、当該各種機能は、予めWebブラウザプログラムに組み込まれ、Webブラウザの標準機能として提供することも可能であり、あるいは、Webブラウザプログラムとは独立したプログラムによって提供され、当該独立したプログラムが、コンピュータシステム上で動作するWebブラウザに対して、本発明の各種機能を制御する形態を採用することも可能である。本実施例では、前者の場合を想定している。
【0014】
操作入力自動確定装置10は、各種Webページが提供されるインターネット20に接続されると共に、作動条件ファイル10A,作動条件設定部10B,カーソル移動監視部10C(移動監視機能及び移動監視手段),作動制御部10D,カウントダウン表示部10E,サウンド再生部10F,クリックイベント発生部10G並びにソフトウエアキーボード提示部10Hを含んで構成される。
【0015】
なお、Webブラウザにより表示可能なコンテンツが、コンピュータシステム内の記憶装置、あるいは、コンピュータシステムに接続された外部記憶装置、あるいは、記録媒体に存在する場合には、操作入力自動確定装置10は必ずしもインターネット20に接続される必要はない。
【0016】
作動条件ファイル10Aには、操作入力自動確定のための各種作動条件、具体的には、図2に示すように、クリックイベント自動発生,クリックイベント自動発生秒数,サウンド再生,カウントダウン表示,ソフトウエアキーボード提示及び指定アクションの各項目が夫々保存される。クリックイベント自動発生には、クリック操作をしたときと同様な効果を発揮するクリックイベントを自動発生させるか否かが設定される。クリックイベント自動発生秒数には、カーソルが停止してからクリックイベントを自動発生させるまでの第1の所定時間が設定される。サウンド再生及びカウントダウン表示には、クリックイベントが自動発生することを事前に報知すべく、クリックイベントを自動発生させる所定時間前(本実施形態では3秒前)、即ち、カーソルの移動が停止してから第2の所定時間経過したときに、サウンド再生及びカウントダウン表示を開始するか否かが夫々設定される。ソフトウエアキーボード提示には、テキスト入力領域でクリックイベントが発生したときに、カーソル移動デバイスを用いて任意の文字を入力可能とすべく、ソフトウエアキーボードを提示するか否かが設定される。指定アクションには、クリックイベントを自動発生させる対象、例えば、ボタン,テキスト入力領域,リンクの種別が設定される。
【0017】
作動条件設定部10Bでは、時間設定機能としての作用が奏されると共に、作動条件を設定するための機能が提供される。即ち、Webブラウザのメニューから「作動条件設定」を選択すると、図3に示すような作動条件設定処理が起動される。
【0018】
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)では、図4に示すような作動条件設定画面が表示される。作動条件設定画面では、カーソル滞留時(停止時)にクリックイベントを自動発生させるか否かに加え、クリックイベントを自動発生させるときには、その自動発生秒数,サウンドを再生させるか否か及びカウントダウンを表示させるか否かを夫々設定する機能が提供される。また、作動条件設定画面では、クリックイベントを自動発生させる対象を限定すべく、ボタン,テキスト入力領域,リンクなどの何らかのアクションが開始する対象を設定する機能、並びに、ソフトウエアキーボードを自動的に表示するか否かを設定する機能が夫々提供される。
【0019】
ステップ2では、カーソルの移動が停止してからクリックイベントを自動発生させるまでの秒数(第1の所定時間)が設定される。なお、ステップ2の処理が、時間設定機能に該当する。
【0020】
ステップ3では、クリックイベントが自動発生することを事前に報知すべく、クリックイベントが自動発生される所定時間前からサウンドを再生するか否かが設定される。
【0021】
ステップ4では、クリックイベントが自動発生することを事前に報知すべく、クリックイベントが自動発生される所定時間前からカウントダウン表示を行うか否かが設定される。
【0022】
ステップ5では、テキスト入力領域でクリックイベントが自動発生してキャレットが表示されたときに、ソフトウエアキーボードを提示するか否かが設定される。
【0023】
ステップ6では、クリックイベントを自動発生させる対象を限定すべく、何らかのアクションが開始される指定アクションが設定される。
ステップ7では、ステップ2〜ステップ6により設定された内容が、作動条件として、作動条件ファイル10Aに保存される。
【0024】
以上説明したステップ1〜ステップ7の一連の処理によれば、クリックイベントを自動発生させるか否かに加え、その作動条件が作動条件ファイル10Aに保存される。このため、以後の処理においては、作動条件ファイル10Aに保存された作動条件を参照することで、利用者の意思に沿った作動条件で操作入力自動確定装置10を稼動させることができる。特に、肢体不自由者にあっては、その障害程度が多様であり、カーソルを移動させるのに要する時間が異なるので、利用者の障害程度に応じて第1の所定時間を設定することで、操作性を向上させることができる。
【0025】
カーソル移動監視部10Cでは、Webブラウザにおけるカーソルの移動状態が監視される。作動制御部10Dでは、カーソル移動監視部10Cによりカーソルの移動が停止したことが監視されたときに、作動条件ファイル10Aに保存された作動条件に沿って、カウントダウン表示部10E,サウンド再生部10F,クリックイベント発生部10G及びソフトウエアキーボード提示部10Hを選択起動させる。カウントダウン表示部10Eでは、カウントダウン表示が行われる。サウンド再生部10Eでは、所定のサウンドが再生される。クリックイベント発生部10Gでは、クリック音発生機能としての作用が奏されると共に、クリック操作が行われたときと同様な効果を発揮するクリックイベントが自動的に発生される。ソフトウエアキーボード提示部10Hでは、ソフトウエアキーボードが提示(表示)される。
【0026】
なお、作動制御部10D及びクリックイベント発生部10Gにより、イベント発生機能及びイベント発生手段が夫々実現される。作動制御部10D及びカウントダウン表示部10Eにより、カウントダウン表示機能及びカウントダウン表示手段が夫々実現される。作動制御部10D及びソフトウエアキーボード表示部10Hにより、キーボード表示機能が実現される。作動制御部10D及びサウンド再生部10Fにより、サウンド再生機能が実現される。また、作動制御部10Dにより、領域判定機能,テキスト入力判定機能及び領域判定手段が夫々実現される。
【0027】
図5及び図6は、カーソル移動監視部10Cによりカーソルの移動が停止したことが監視されたときに、作動条件制御部10D,カウントダウン表示部10E,サウンド再生部10F,クリックイベント発生部10G及びソフトウエアキーボード提示部10Hが協働して行うクリックイベント自動発生処理を示す。
【0028】
ステップ11では、カーソルが指定アクションとして設定されたアクション領域にあるか否かが判定される。ここで、カーソルがアクション領域にあるか否かは、例えば、Webブラウザに備えられる機能(リンク部分の色が変わる,カーソルの形状が変わるなど)を利用して判定することができる。また、アクション領域とは、何らかのアクションが開始される領域のことをいう。そして、カーソルがアクション領域にあればステップ12へと進み(Yes)、カーソルがアクション領域になければ処理を終了する(No)。なお、ステップ11の処理が、領域判定機能及び領域判定手段に夫々該当する。
【0029】
ステップ12では、カーソルがアクション領域で停止した後の滞留状態が監視される。そして、カーソル停止状態が第2の所定時間(第1の所定時間−3[秒])継続したならばステップ13へと進み、その間にカーソルが移動したならば処理を終了する。
【0030】
ステップ13では、サウンドありか否か、即ち、作動条件のサウンド再生が「する」に設定されているか否かが判定される。そして、サウンドありであればステップ14へと進み(Yes)、所定のサウンドファイルが再生される。一方、サウンドなしであればステップ15へと進む(No)。なお、ステップ13及びステップ14の処理が、サウンド再生機能に該当する。
【0031】
ステップ15では、カウントダウンありか否か、即ち、作動条件のカウントダウン表示が「する」に設定されているか否かが判定される。そして、カウントダウンありであればステップ16へと進み(Yes)、カウントダウン表示が行われる。ここで、カウントダウン表示としては、クリックイベント自動発生までの時間を可視的に表示すべく、カーソル形状を順次変更したり、カーソル近傍に数字を表示したりなど、公知の技術による種々多様な表示形態が適用可能である。一方、カウントダウンなしであればステップ17へと進む(No)。
【0032】
ここで、ステップ12,ステップ15及びステップ16の処理が、カウントダウン表示機能及びカウントダウン表示手段に夫々該当する。
ステップ17では、カーソルの移動が停止してから第1の所定時間経過したか否か、換言すると、カウントダウン表示が終了したか否かが判定される。そして、カーソルがアクション領域で停止した後の滞留時間が第1の所定時間経過したならばステップ18へと進む(Yes)。一方、第1の所定時間経過していなければステップ19へと進み(No)、クリックイベント発生3秒前から今までにカーソルが移動したか否かが判定される。そして、カーソルが移動したならば処理を終了する一方(Yes)、カーソルが移動しなければステップ13へと戻る(No)。
【0033】
ステップ18では、クリックイベントが自動発生される。このとき、クリックイベントの発生に併せて、クリックイベントが発生したことを聴覚を介して報知すべく、いわゆる「クリック音」を発生させるようにしてもよい。なお、「クリック音」を発生させる処理が、クリック音発生機能に該当する。
【0034】
ここで、ステップ17〜ステップ19の処理が、イベント発生機能及びイベント発生手段に夫々該当する。
ステップ20では、クリックイベントの発生結果としてキャレットが表示されたか否か、即ち、テキスト入力領域でクリックイベントが発生したか否かが判定される。そして、キャレットが表示されたならばステップ21へと進む(Yes)。一方、キャレットが表示されなければステップ23へと進み(No)、クリックイベントが発生したアクション領域に対応したアクションが開始される。なお、ステップ20の処理が、テキスト入力判定機能に該当する。
【0035】
ステップ21では、ソフトウエアキーボードを提示するか否か、即ち、作動条件のソフトウエアキーボード提示が「する」に設定されているか否かが判定される。そして、ソフトウエアキーボードを提示するのであればステップ22へと進み(Yes)、ソフトウエアキーボードが提示される。一方、ソフトウエアキーボードを提示しないのであれば処理を終了する(No)。なお、ステップ21及びステップ22の処理が、キーボード表示機能に該当する。
【0036】
以上説明したステップ11〜ステップ23の一連の処理によれば、カーソルがアクション領域に停止した後、作動条件として設定された第1の所定時間が経過すると、クリック操作と同様な効果が発揮されるクリックイベントが自動発生される。このとき、クリックイベントが発生する所定時間前(3秒前)から、利用者の設定内容に応じて、クリックイベントが自動発生することを事前に報知するサウンド再生又は/及びカウントダウン表示が適宜行われる。そして、クリックイベントの自動発生を望まないときには、サウンド再生又は/及びカウントダウン表示がなされている間に、カーソル移動デバイスを操作してカーソルを移動させれば、クリックイベントの自動発生を防止することができる。このため、予期せぬアクションが開始されることが防止され、閲覧中のWebページを再表示させる操作が不要となることから、利用者に優しいWebブラウザを提供することができる。
【0037】
また、クリックイベントがテキスト入力領域で自動発生したときであって、ソフトウエアキーボードを提示する設定がなされていると、キャレットの表示に伴ってソフトウエアキーボードが自動的に提示される。このため、テキスト入力領域にテキストを入力する際、所定操作によりソフトウエアキーボードを表示する必要性がなく、必要操作数が減ることから、Webページ閲覧に要する労力を軽減することできる。
【0038】
具体的な事例をもって説明すると、カーソルがリンク上にあるときには、図7に示すように、その位置においてカウントダウン表示が開始される。そして、カウントダウン表示が終了すると、クリックイベントが自動発生し、図8に示すように、リンクをクリック操作したのと同様な効果を発揮すべく、そのリンク先のWebページが表示される。図7は、3秒間カウントダウン表示している間、カーソルが移動しているかのように図示したが、これは1秒毎にカウントダウンの数字が変化して表示されることを示すために便宜上このような描写をしている。本実施例においては、実際には、カーソル位置は移動せず同一の場所に固定されたままで、カウントダウンを示す数字のみが順次変化していく。図9,図11もこれと同様である。但し、他の実施例として、カーソルが移動しても、同一アクション領域内に滞留していると判断してクリックイベントを発生させることも可能である。この場合、図5のステップ12及びステップ19は、カーソル移動の有無判定ではなく、アクション領域内にカーソルが位置しているか否かの判定を行うことで、実現することができる。
【0039】
一方、カーソルがボタン上にあるときには、図9に示すように、その位置においてカウントダウン表示が開始される。そして、カウントダウン表示が終了すると、クリックイベントが自動発生し、図10に示すように、ボタンをクリック操作したのと同様な効果を発揮すべく、そのボタンに対応したアクションが開始される。また、カーソルがテキスト入力領域上にあるときには、図11に示すように、その位置においてカウントダウン表示が開始される。そして、カウントダウン表示が終了すると、クリックイベントが自動発生し、図12に示すように、テキスト入力領域にキャレットが表示される。このとき、ソフトウエアキーボードを提示する設定がなされていると、図13に示すように、キャレットの表示を契機として、ソフトウエアキーボードが表示される。
【0040】
なお、かかる実施形態では、カーソルがアクション領域にあるときに、サウンド再生又は/及びカウントダウン表示を行う構成が採用されているが、カーソルがWebブラウザ上のどこにあっても、サウンド再生又は/及びカウントダウン表示を行う構成としてもよい。このときには、作動条件設定画面及び作動条件ファイル10Aには、指定アクションを設定する機能及び項目が不要であることはいうまでもない。また、本発明は、Webブラウザに限らず、例えば、電子メールの送受信及び閲覧を行うメールソフトウエアに対しても適用可能である。
【0041】
このような機能を実現するプログラムを、CD−ROM,DVD−ROM,DVD−Rなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に記録しておけば、本発明に係る操作入力自動確定プログラムを市場に流通させることができる。そして、かかる記録媒体を入手した者は、そのプログラムをコンピュータシステムにインストールすることで、本発明に係る操作入力自動確定装置を容易に構築することができる。
【0042】
(付記1)カーソルの移動状態を監視する移動監視機能と、前記移動監視機能によりカーソルの移動が第1の所定時間停止したことが監視されたときに、クリックイベントを自動発生させるイベント発生機能と、前記移動監視機能によりカーソルの移動が停止したことが監視されたときに、前記イベント発生機能によるクリックイベント発生までの時間をカウントダウン表示するカウントダウン表示機能と、をコンピュータに実現させるための操作入力自動確定プログラム。
【0043】
(付記2)前記カウントダウン表示機能は、前記移動監視機能によりカーソルの移動が停止したことが監視されてから第2の所定時間経過したときに、カウントダウン表示を開始することを特徴とする付記1記載の操作入力自動確定プログラム。
【0044】
(付記3)カーソルがアクション領域にあるか否かを判定する領域判定機能を備え、前記イベント発生機能及びカウントダウン表示機能は、前記領域判定機能によりカーソルがアクション領域にあると判定されたときに、夫々の処理を開始することを特徴とする付記1又は付記2に記載の操作入力自動確定プログラム。
【0045】
(付記4)前記イベント発生機能は、前記移動監視機能により、カーソルの移動があっても、カーソルが前記アクション領域内に第1の所定時間滞留したことが監視されたときに、クリックイベントを自動発生させることを特徴とする付記3記載の操作入力自動確定プログラム。
【0046】
(付記5)前記イベント発生機能により自動発生されたクリックイベントに対応して、テキスト入力領域が入力可能な状態か否かを判定するテキスト入力判定機能と、前記テキスト入力判定機能によりテキスト入力可能な状態であると判定されたときに、ソフトウエアキーボードを表示するキーボード表示機能と、を備えたことを特徴とする付記1〜付記4のいずれか1つに記載の操作入力自動確定プログラム。
【0047】
(付記6)前記移動監視機能によりカーソルの移動が停止したことが監視されたときに、前記イベント発生機能によるクリックイベント発生までの間、所定のサウンドを再生するサウンド再生機能を備えたことを特徴とする付記1〜付記5のいずれか1つに記載の操作入力自動確定プログラム。
【0048】
(付記7)前記イベント発生機能によりクリックイベントが自動発生されたときに、クリック音を発生させるクリック音発生機能を備えたことを特徴とする付記1〜付記6のいずれか1つに記載の操作入力自動確定プログラム。
【0049】
(付記8)前記第1の所定時間を任意に設定する時間設定機能を備えたことを特徴とする付記1〜付記7のいずれか1つに記載の操作入力自動確定プログラム。
【0050】
(付記9)カーソルの移動状態を監視する移動監視機能と、前記カーソルがアクション領域にあるか否かを判定する領域判定機能と、前記移動監視機能によりカーソルの移動が第1の所定時間停止したことが監視され、かつ、前記領域判定機能によりカーソルがアクション領域にあると判定されたときに、クリックイベントを自動発生させるイベント発生機能と、前記移動監視機能によりカーソルの移動が停止したことが監視されてから第2の所定時間経過したときに、前記イベント発生機能によるクリックイベント発生までの時間をカウントダウン表示するカウントダウン表示機能と、をコンピュータに実現させるための操作入力自動確定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0051】
(付記10)コンピュータに表示されたカーソルの移動状態を監視するステップと、カーソルがアクション領域にあるか否かを判定するステップと、カーソルの移動が第1の所定時間停止したことが監視され、かつ、カーソルがアクション領域にあると判定されたときに、クリックイベントを自動発生させるステップと、カーソルの移動が停止したことが監視されてから第2の所定時間経過したときに、前記クリックイベント発生までの時間をカウントダウン表示するステップと、備えたことを特徴とする操作入力自動確定方法。
【0052】
(付記11)カーソルの移動状態を監視する移動監視手段と、前記カーソルがアクション領域にあるか否かを判定する領域判定手段と、前記移動監視手段によりカーソルの移動が第1の所定時間停止したことが監視され、かつ、前記領域判定手段によりカーソルがアクション領域にあると判定されたときに、クリックイベントを自動発生させるイベント発生手段と、前記移動監視手段によりカーソルの移動が停止したことが監視されてから第2の所定時間経過したときに、前記イベント発生手段によるクリックイベント発生までの時間をカウントダウン表示するカウントダウン表示手段と、を含んで構成されたことを特徴とする操作入力自動確定装置。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る操作入力自動確定技術によれば、カーソルの移動が停止したときに、クリックイベント発生までの時間をカウントダウン表示することで、利用者に対してクリックイベントが自動発生することを事前に報知することが可能となる。そして、利用者がクリックイベントの自動発生を望まないときには、カウントダウン表示がなされている間にカーソルを移動させれば、予期せぬアクションの開示を防止することができる。このため、閲覧中のWebページ又は電子メールを再表示させる操作が不要となり、利用者に優しいWebブラウザ又はメールソフトウエアを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操作入力自動確定装置の全体構成図
【図2】作動条件の説明図
【図3】作動条件設定処理を示すフローチャート
【図4】作動条件設定画面の説明図
【図5】クリックイベント自動発生処理を示すフローチャート
【図6】クリックイベント自動発生処理を示すフローチャート
【図7】カーソルがリンク上にあるときのカウントダウン表示の説明図
【図8】リンク上でクリックイベントが発生したときの説明図
【図9】カーソルがボタン上にあるときのカウントダウン表示の説明図
【図10】ボタン上でクリックイベントが発生したときの説明図
【図11】カーソルがテキスト入力領域上にあるときのカウントダウン表示の説明図
【図12】テキスト入力領域上でクリックイベントが発生したときの説明図
【図13】ソフトウエアキーボードが提示されたときの説明図
【符号の説明】
10 操作入力自動確定装置
10A 作動条件ファイル
10B 作動条件設定部
10C カーソル移動監視部
10D 作動制御部
10E カウントダウン表示部
10F サウンド再生部
10G クリックイベント発生部
10H ソフトウエアキーボード提示部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for preventing an unexpected action from being started in an operation input automatic determination technique in a Web browser or mail software.
[0002]
[Prior art]
When operating a PC (Personal Computer), it is possible to move the cursor using a joystick, trackball, etc., but for the physically handicapped who have difficulty in clicking to confirm the operation input A technology for automatically confirming the above has been put into practical use. As an example thereof, as described in
[0003]
[Patent Document 1]
JP 9-212287 A
[Non-Patent Document 1]
Kenji Machida, “Introduction of“ I can click ””, [online], [Search June 10, 2003, Internet <URL: http://deki.psv.org/DekiClk.html>
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in a Web browser, it is usual to browse a Web page for a long time without moving the cursor. Therefore, if the conventional technology is applied as it is, an unexpected action is started depending on the cursor position. There is a fear. For example, if the cursor is fixed in a region where a link is set for a predetermined time, a click event occurs at that position against the user's intention, and the linked web page is displayed. Especially for the physically handicapped person, even moving the cursor requires a lot of labor, so imposing an operation for redisplaying the Web page desired to be browsed is too severe and should be avoided as much as possible. Note that the same problem may occur in mail software for sending / receiving and browsing electronic mail.
[0005]
Therefore, in view of the conventional problems as described above, the present invention notifies the time until the click event is automatically generated through visual and auditory senses, thereby preventing an unexpected action from being started. The purpose is to provide automatic input confirmation technology.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
For this reason, in the operation input automatic determination technique according to the present invention, the movement state of the cursor is monitored, and when it is monitored that the movement of the cursor is stopped for the first predetermined time, the click event is automatically generated, When it is monitored that the movement of is stopped, the time until the click event occurs is displayed in a countdown manner. Here, it is desirable that the countdown display be started when a second predetermined time has elapsed since it was monitored that the movement of the cursor was stopped. Further, it is desirable that the first predetermined time can be arbitrarily set by the user.
[0007]
According to this configuration, when the movement of the cursor is stopped for the first predetermined time, a click event that exhibits the same effect as the click operation is automatically generated. Therefore, even if the user does not perform the click operation, it is possible to start some processing corresponding to the click operation, and the labor can be reduced. Further, when the movement of the cursor is stopped, the time until the click event is generated is displayed in a countdown manner, so that it is possible to notify the user in advance that the click event is automatically generated. When the user does not want to automatically generate a click event, it is possible to prevent an unexpected action from starting by moving the cursor while the countdown display is being made. At this time, since the countdown display is started after the second predetermined time has elapsed since the movement of the cursor is stopped, the countdown display does not start as soon as the cursor stops, and the user feels “noisy”. Is prevented. Furthermore, if the first predetermined time can be set by the user, it is possible to secure a cursor movement operation time corresponding to the degree of the failure.
[0008]
In addition, it is desirable that the occurrence of the click event and the countdown display be an additional condition that the cursor is in the action area. Here, the “action area” refers to an area where an action (for example, display of a linked Web page) is started when a click event occurs. Furthermore, it is desirable to start an action corresponding to the automatically generated click event.
[0009]
According to this configuration, the click event is generated and the countdown display is performed only when the cursor is in the action area. For this reason, when the cursor is in an area where no action is started, the cursor moving operation for preventing the automatic occurrence of the click event is not necessary, and therefore, it is possible to concentrate on browsing the Web page or the e-mail. In addition, if an action corresponding to a click event is started, operability related to browsing a Web page or an e-mail can be improved.
[0010]
Furthermore, it is desirable to display a software keyboard when the text input area becomes ready for input in response to an automatically generated click event. For example, when a click event is automatically generated in a text input area and a caret is displayed, a software keyboard is automatically displayed. For this reason, when inputting text into the text input area, there is no need to display a software keyboard by a predetermined operation, and the number of necessary operations is reduced, thereby reducing the labor required for browsing web pages or creating e-mails. Can do.
[0011]
In addition, when the movement of the cursor is stopped, it is desirable to reproduce a predetermined sound until the click event occurs. It is also desirable to generate a click sound when a click event is automatically generated. If a predetermined sound is played after the cursor movement is stopped until the click event occurs, the time until the click event occurs can be grasped through hearing. On the other hand, if a click sound is generated when a click event automatically occurs, it can be recognized that the click event has automatically occurred.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows an overall configuration in which an operation input automatic determination device (hereinafter referred to as “operation input automatic determination device”) is constructed by applying the present invention to a computer system having a cursor movement device such as a mouse, joystick, or trackball. Indicates. The computer system includes at least a central processing unit (CPU) and a memory, and various functions related to automatic operation input confirmation are realized by a program loaded in the memory.
[0013]
The various functions can be incorporated in advance in a Web browser program and provided as a standard function of the Web browser, or can be provided by a program independent of the Web browser program. It is also possible to adopt a form for controlling various functions of the present invention for a Web browser operating on the system. In the present embodiment, the former case is assumed.
[0014]
The operation input
[0015]
When content that can be displayed by a Web browser exists in a storage device in a computer system, an external storage device connected to the computer system, or a recording medium, the operation input
[0016]
In the operation condition file 10A, various operation conditions for automatic operation input confirmation, specifically, as shown in FIG. 2, automatic click event generation, click event automatic generation seconds, sound playback, countdown display, software Each item of keyboard presentation and designated action is stored. In the automatic generation of a click event, whether or not to automatically generate a click event that exhibits the same effect as when a click operation is performed is set. The first predetermined time from when the cursor is stopped until the click event is automatically generated is set as the click event automatic generation seconds. In sound playback and countdown display, in order to notify in advance that a click event automatically occurs, a predetermined time before the click event is automatically generated (in this embodiment, 3 seconds before), that is, the movement of the cursor is stopped. Whether or not to start sound reproduction and countdown display when a second predetermined time elapses is set. In the software keyboard presentation, whether or not to present the software keyboard is set so that an arbitrary character can be input using the cursor moving device when a click event occurs in the text input area. In the designated action, an object for automatically generating a click event, for example, a button, a text input area, and a link type is set.
[0017]
In the operation condition setting unit 10B, an effect as a time setting function is provided and a function for setting the operation condition is provided. That is, when “operation condition setting” is selected from the menu of the Web browser, an operation condition setting process as shown in FIG. 3 is started.
[0018]
In step 1 (abbreviated as “S1” in the figure, the same applies hereinafter), an operation condition setting screen as shown in FIG. 4 is displayed. In the operating condition setting screen, in addition to whether or not the click event is automatically generated when the cursor is staying (when stopped), when the click event is automatically generated, the automatic generation number of seconds, whether to play the sound, and the countdown are displayed. A function for setting whether or not to display each is provided. In addition, on the operation condition setting screen, a function that sets the target for starting some action such as a button, text input area, link, etc., and a software keyboard are automatically displayed to limit the target for automatically generating a click event. A function for setting whether or not to perform is provided.
[0019]
In
[0020]
In
[0021]
In
[0022]
In step 5, whether or not to present the software keyboard when a click event is automatically generated in the text input area and the caret is displayed is set.
[0023]
In
In
[0024]
According to the series of processes from
[0025]
The cursor
[0026]
The
[0027]
5 and 6 show the operating
[0028]
In step 11, it is determined whether or not the cursor is in the action area set as the designated action. Here, whether or not the cursor is in the action area can be determined using, for example, functions provided in the Web browser (the color of the link portion changes, the shape of the cursor changes, etc.). The action area is an area where some action is started. If the cursor is in the action area, the process proceeds to step 12 (Yes), and if the cursor is not in the action area, the process is terminated (No). Note that the processing in step 11 corresponds to an area determination function and an area determination unit, respectively.
[0029]
In
[0030]
In
[0031]
In step 15, it is determined whether or not there is a countdown, that is, whether or not the countdown display of the operating condition is set to “Yes”. If there is a countdown, the process proceeds to step 16 (Yes), and a countdown display is performed. Here, as the countdown display, various display modes by a known technique such as sequentially changing the cursor shape or displaying a number in the vicinity of the cursor in order to visually display the time until the click event automatically occurs. Is applicable. On the other hand, if there is no countdown, the process proceeds to step 17 (No).
[0032]
Here, the processing of
In
[0033]
In
[0034]
Here, the processing of
In
[0035]
In step 21, it is determined whether or not the software keyboard is presented, that is, whether or not the software keyboard presentation of the operating condition is set to “Yes”. If the software keyboard is to be presented, the process proceeds to step 22 (Yes), and the software keyboard is presented. On the other hand, if the software keyboard is not presented, the process ends (No). Note that the processing of step 21 and
[0036]
According to the series of processes from step 11 to step 23 described above, after the cursor is stopped in the action area, the same effect as the click operation is exhibited when the first predetermined time set as the operation condition has elapsed. Click event is automatically generated. At this time, sound reproduction and / or countdown display for notifying in advance that the click event is automatically generated according to the setting contents of the user is appropriately performed from a predetermined time (3 seconds) before the click event occurs. . When the automatic generation of the click event is not desired, the automatic operation of the click event can be prevented by operating the cursor moving device and moving the cursor while the sound is being reproduced or / and the countdown display is being performed. it can. For this reason, an unexpected action is prevented from being started, and an operation for redisplaying the web page being browsed is not required. Therefore, a user-friendly web browser can be provided.
[0037]
Further, when the click event is automatically generated in the text input area and the software keyboard is set to be presented, the software keyboard is automatically presented as the caret is displayed. For this reason, when inputting text into the text input area, it is not necessary to display a software keyboard by a predetermined operation, and the number of necessary operations is reduced. Therefore, labor required for browsing a Web page can be reduced.
[0038]
To explain with a specific example, when the cursor is on the link, a countdown display is started at that position as shown in FIG. When the countdown display is completed, a click event is automatically generated, and the linked web page is displayed in order to achieve the same effect as clicking the link, as shown in FIG. FIG. 7 illustrates the cursor as if it was moving during the countdown display for 3 seconds, but this is for convenience only to show that the countdown number changes every second. Is described. In the present embodiment, in reality, the cursor position does not move and remains fixed at the same place, and only the numbers indicating the countdown change sequentially. 9 and 11 are similar to this. However, as another example, even if the cursor moves, it is possible to generate a click event by determining that the cursor is staying in the same action area. In this case,
[0039]
On the other hand, when the cursor is on the button, a countdown display is started at that position as shown in FIG. When the countdown display is completed, a click event is automatically generated and, as shown in FIG. 10, an action corresponding to the button is started so as to exert the same effect as when the button is clicked. When the cursor is on the text input area, a countdown display is started at that position as shown in FIG. When the countdown display is completed, a click event is automatically generated, and a caret is displayed in the text input area as shown in FIG. At this time, if the setting to present the software keyboard is made, the software keyboard is displayed with the display of the caret as shown in FIG.
[0040]
In this embodiment, the sound reproduction or / and countdown display is adopted when the cursor is in the action area. However, the sound reproduction or / and countdown is performed wherever the cursor is on the Web browser. It is good also as a structure which performs a display. At this time, it goes without saying that the function and item for setting the designated action are unnecessary in the operation condition setting screen and the operation condition file 10A. The present invention is not limited to a Web browser, and can be applied to, for example, mail software that transmits / receives and browses electronic mail.
[0041]
If a program that realizes such a function is recorded on a computer-readable recording medium such as a CD-ROM, DVD-ROM, or DVD-R, the operation input automatic determination program according to the present invention is distributed to the market. be able to. A person who has obtained such a recording medium can easily construct the operation input automatic determination device according to the present invention by installing the program in a computer system.
[0042]
(Appendix 1) A movement monitoring function for monitoring the movement state of the cursor, and an event generation function for automatically generating a click event when it is monitored by the movement monitoring function that the movement of the cursor has stopped for a first predetermined time; Automatic operation input for causing a computer to realize a countdown display function for counting down the time until the click event is generated by the event generation function when it is monitored that the movement of the cursor is stopped by the movement monitoring function A fixed program.
[0043]
(Supplementary note 2) The countdown display function starts a countdown display when a second predetermined time has elapsed since it was monitored that the movement of the cursor was stopped by the movement monitoring function. Operation input automatic confirmation program.
[0044]
(Additional remark 3) It is provided with the area | region determination function which determines whether a cursor exists in an action area | region, The event generation function and the countdown display function are determined when the cursor is in the action area by the area determination function. The operation input automatic determination program according to
[0045]
(Supplementary Note 4) The event generation function automatically detects a click event when it is monitored by the movement monitoring function that the cursor stays in the action area for a first predetermined time even if the cursor is moved. The program for automatically determining an operation input according to
[0046]
(Supplementary Note 5) A text input determination function for determining whether or not a text input area can be input in response to a click event automatically generated by the event generation function, and text input by the text input determination function An operation input automatic determination program according to any one of
[0047]
(Appendix 6) A sound playback function for playing back a predetermined sound until a click event is generated by the event generation function when it is monitored by the movement monitoring function that the cursor has stopped moving is provided. The operation input automatic determination program according to any one of
[0048]
(Supplementary note 7) The operation according to any one of
[0049]
(Supplementary note 8) The operation input automatic determination program according to any one of
[0050]
(Supplementary note 9) The movement monitoring function for monitoring the movement state of the cursor, the area determination function for determining whether or not the cursor is in the action area, and the movement monitoring function stopped the cursor movement for a first predetermined time. And the event generation function that automatically generates a click event when the area determination function determines that the cursor is in the action area, and the movement monitoring function monitors that the cursor has stopped moving. A computer-readable recording of an operation input automatic determination program for causing a computer to realize a countdown display function that counts down the time until the click event occurs by the event generation function when a second predetermined time has elapsed since Possible recording media.
[0051]
(Additional remark 10) It is monitored that the step which monitors the movement state of the cursor displayed on the computer, the step which determines whether a cursor exists in an action area | region, and the movement of the cursor stopped for the 1st predetermined time, And a step of automatically generating a click event when it is determined that the cursor is in the action area, and the occurrence of the click event when a second predetermined time has elapsed since it was monitored that the movement of the cursor was stopped. And an operation input automatic determination method characterized by comprising a step of displaying a countdown time until the operation time.
[0052]
(Supplementary Note 11) Movement monitoring means for monitoring the movement state of the cursor, area determination means for determining whether or not the cursor is in the action area, and movement of the cursor is stopped by the movement monitoring means for a first predetermined time. And when the area determination means determines that the cursor is in the action area, the event generation means for automatically generating a click event and the movement monitoring means monitor that the movement of the cursor is stopped. And a countdown display means for counting down the time until the click event is generated by the event generation means when a second predetermined time has elapsed since the start of the operation input automatic confirmation device.
[0053]
【The invention's effect】
As described above, according to the operation input automatic determination technology according to the present invention, when the movement of the cursor is stopped, the click event is automatically displayed to the user by displaying the countdown time until the click event occurs. It is possible to notify in advance that this occurs. If the user does not want to automatically generate a click event, the user can prevent the unexpected action from being disclosed by moving the cursor while the countdown display is being made. For this reason, an operation for redisplaying the web page or e-mail being browsed becomes unnecessary, and a user-friendly web browser or mail software can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of an operation input automatic determination device according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of operating conditions.
FIG. 3 is a flowchart showing an operation condition setting process.
FIG. 4 is an explanatory diagram of an operating condition setting screen.
FIG. 5 is a flowchart showing click event automatic generation processing;
FIG. 6 is a flowchart showing click event automatic generation processing;
FIG. 7 is an explanatory diagram of a countdown display when the cursor is on a link
FIG. 8 is an explanatory diagram when a click event occurs on a link.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a countdown display when the cursor is on the button.
FIG. 10 is an explanatory diagram when a click event occurs on a button.
FIG. 11 is an explanatory diagram of a countdown display when the cursor is on the text input area.
FIG. 12 is an explanatory diagram when a click event occurs in a text input area.
FIG. 13 is an explanatory diagram when a software keyboard is presented.
[Explanation of symbols]
10 Operation input automatic confirmation device
10A Operating condition file
10B Operating condition setting section
10C Cursor movement monitoring unit
10D operation controller
10E countdown display
10F Sound playback unit
10G Click event generator
10H Software keyboard presentation part
Claims (5)
前記移動監視機能によりカーソルの移動が第1の所定時間停止したことが監視されたときに、クリックイベントを自動発生させるイベント発生機能と、
前記移動監視機能によりカーソルの移動が停止したことが監視されたときに、前記イベント発生機能によるクリックイベント発生までの時間をカウントダウン表示するカウントダウン表示機能と、
をコンピュータに実現させるための操作入力自動確定プログラム。A movement monitoring function for monitoring the movement state of the cursor;
An event generating function for automatically generating a click event when it is monitored by the movement monitoring function that the movement of the cursor has stopped for a first predetermined time;
A countdown display function that counts down the time until the click event occurs by the event generation function when it is monitored that the movement of the cursor is stopped by the movement monitoring function;
An automatic operation input confirmation program for realizing a computer
前記イベント発生機能及びカウントダウン表示機能は、前記領域判定機能によりカーソルがアクション領域にあると判定されたときに、夫々の処理を開始することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操作入力自動確定プログラム。Has an area determination function to determine whether the cursor is in the action area,
3. The operation according to claim 1, wherein the event generation function and the countdown display function start the respective processes when the cursor is determined to be in the action area by the area determination function. Automatic input confirmation program.
前記テキスト入力判定機能によりテキスト入力可能な状態であると判定されたときに、ソフトウエアキーボードを表示するキーボード表示機能と、を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の操作入力自動確定プログラム。In response to a click event automatically generated by the event generation function, a text input determination function for determining whether or not the text input area is ready for input;
5. A keyboard display function for displaying a software keyboard when it is determined by the text input determination function that text input is possible. 5. Operation input automatic confirmation program described in 1.
Priority Applications (1)
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