JP2005008250A - Food packaging container - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品包装容器に係わり、更に詳細には、密封可能な食品包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
キムチ、金山寺味噌、ワサビ付けなどの発酵食品を収容する密封可能な食品包装容器が知られている。この食品包装容器を流通させたとき、収容している食品が発酵して、食品包装容器の内圧が上昇し、食品包装容器が膨れることがある。また、この食品包装容器の内圧の上昇を防ぐために、食品包装容器の内部と外部とを連通させる連通溝や連通孔を、食品包装容器の容器本体又は蓋に設けた半密封式の食品包装容器も知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0003】
【特許文献1】
登録実用新案3020547号公報 (第4図、第5図、第8図)
【特許文献2】
特開平11−314679号公報 (第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の半密封式の食品包装容器では、容器の内部と外部とが常に連通した状態にあるため、発酵によって生じた食品包装容器の内部の匂いが常に外部に漏れる。また、特に液体を含む食品、例えば、キムチの場合には、容器を傾けると、液体が外に流れ出たり、連通溝や連通孔を塞いだ液体が食品包装容器の内圧の上昇によって押出されたりして、食品包装容器の周りを汚してしまう。更に、連通溝や連通溝を通じて雑菌が混入するおそれがある。雑菌が混入すると、食品の腐敗を早めたり、発酵食品本来の風味が損なわれるおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、半密封式の食品包装容器よりも密封性を向上させながら、食品包装容器の内圧の上昇を抑制することができる食品包装容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による食品包装容器は、密封可能な食品包装容器であって、内面を有する容器本体を有し、天板と、この天板の周縁から上方に延び且つ容器本体の内面に密封的に押付け可能な内壁と、を含む蓋を更に有し、容器本体及び蓋の少なくとも一方は、食品包装容器が密封されているときに食品包装容器の外部と連通し且つその内部と隔絶した空気通路を有し、天板及び内壁は、食品包装容器の内部と空気通路とを連通させるように、食品包装容器の内圧の上昇によって変形又は移動できるようになっていることを特徴としている。
【0007】
このように構成された食品包装容器では、食品を食品包装容器に収容した直後、食品包装容器を容器本体の内面とこの内面に押付けられる蓋の内壁とによって密封することができる。その後、食品が発酵等して、食品包装容器の内圧が徐々に上昇すると、蓋の天板及び内壁が変形又は移動する。例えば、天板がその中央部分が持ち上がるように撓んだり、蓋全体が上方に押しやられる。それにより、隔絶されていた空気通路と食品包装容器の内部とを連通させる。かくして、食品包装容器の内部の空気が空気通路を通って食品包装容器の外部に抜け、食品包装容器の内圧の上昇を抑制することができる。本発明の食品包装容器は、従来技術の半密封式の食品包装容器と異なり、食品を収容した直後から食品包装容器の内部の空気が抜けるまでの間、密封状態が保たれる。その結果、密封状態が保たれている間、食品の匂いや液体成分の漏れ及び雑菌の混入を防止することができる。
【0008】
空気通路は、本体容器に設けられていても良いし、蓋に設けられていても良いし、両方に設けられていても良い。また、空気通路は、例えば、溝、孔である。本体容器の形状は、円筒形であるのが好ましいが、密封できれば、輪郭が多角形の筒形状であっても良い。
【0009】
本発明の食品包装容器において、好ましくは、蓋の内壁は、容器本体の内面に密封的に押付けられる下端部を有し、空気通路の端部は、下端部の上方に配置され、食品包装容器の内圧が上昇したとき、天板は、内壁の下端部を横方向内方に移動させるように弾性的に変形し、且つ、内壁は、その下端部の上方に隣接した部分が内面から離れて空気通路の端部と食品包装容器の内部とを連通させるように弾性的に変形する。
【0010】
このように構成された食品包装容器では、食品包装容器の内部の空気が空気通路を通って抜けた後、空気通路と食品包装容器内部とを再び隔絶させることができる。詳細に説明すると、食品包装容器は、最初、蓋の内壁の下端部が容器本体の内面に弾性的に押付けられることによって密封されている。食品包装容器の内圧が徐々に上昇すると、天板の中央部分が持ち上がるように撓み、それに応じて、内壁の下端部が内面から離れるように横方向内方に移動する。更に、食品包装容器の内圧が上昇すると、内壁の下端部及びその上方に隣接した部分が内面から離れ、内壁と本体容器の間に隙間ができ、空気通路の端部と食品包装容器の内部とを連通させる。その結果、食品包装容器の内部の空気が空気通路を通って食品包装容器の外部に抜ける。空気が抜けると、食品包装容器の内圧が減少する。天板及び内壁の弾性により、天板の撓みが減少し、内壁の下端部が横方向外方に移動し、再び、蓋の内壁の下端部が容器本体の内面に密封的に押付けられる。かくして、空気通路と食品包装容器の内部とが再び隔絶される。その結果、食品を収容した直後から食品包装容器の内部の空気が抜けるまでの間だけでなく食品包装容器の内部の空気を抜いた後も、食品包装容器を密封状態に保つことができる。空気通路の端部は、下端部の近傍にあることが好ましい。
【0011】
本発明の食品包装容器において、好ましくは、蓋の内壁は、容器本体の内面に密封的に押付けられる下端部を有し、空気通路の端部は、容器本体に且つ下端部の上方に配置され、食品包装容器の内圧が上昇したとき、天板及び内壁は、下端部を内面に沿って上方に移動させるように上方に移動する。
【0012】
このように構成された食品包装容器では、蓋の天板の撓みを利用する上述の構成と異なる構成で、食品包装容器の内部の空気を空気通路を通して抜くことができる。詳細に説明すると、食品包装容器は、最初、蓋の内壁の下端部が容器本体の内面に密封的に押付けられることによって密封されている。食品包装容器の内圧が徐々に上昇すると、蓋全体が上方に移動し、それに応じて、内壁の下端部が容器本体の内面に沿って上方に移動する。更に、食品包装容器の内圧が上昇すると、内壁の下端部は、空気通路の端部まで移動し、空気通路の端部と食品包装容器の内部とを連通させる。その結果、食品包装容器の内部の空気が空気通路を通って食品包装容器の外部に抜ける。その結果、食品包装容器は、食品を収容した直後から食品包装容器の内部の空気が抜けるまでの間、密封状態が保たれる。
【0013】
この食品包装容器において、更に好ましくは、食品包装容器は、食品包装容器の内圧が減少したときに天板及び内壁を下方に移動させるように付勢する付勢手段を有する。
【0014】
このように構成された食品包装容器では、空気通路と食品包装容器内部とを再び隔絶させることができる。詳細に説明すると、付勢手段による天板及び内壁を下方に移動させる力よりも食品包装容器の内圧が大きくなると、上述のように、蓋全体が上方に移動し、空気通路の端部と食品包装容器の内部とを連通させる。その結果、食品包装容器の内部の空気が空気通路を通って食品包装容器の外部に抜ける。空気が抜けると、食品包装容器の内圧が減少する。付勢手段による天板及び内壁を下方に移動させる力が食品包装容器の内圧よりも大きくなり、天板及び内壁を下方に移動させる。それに応じて、内壁の下端部は、内面に沿って下方に移動して、溝の端部から離れる。かくして、溝と食品包装容器の内部とが再び隔絶される。付勢手段は、例えば、一端が本体容器に固定され且つ他端が蓋を下方に押し下げるように蓋に当接する弾性的な板等である。
【0015】
この食品包装容器において、更に好ましくは、蓋は、内壁の上端から横方向外方に延びる上壁と、上壁の周縁から下方に延びる外壁を更に有し、内壁及び外壁は、それらの間隔が上方から下方に向って小さくなるように配置され且つそれらの間隔を弾性的に広げることできるように構成され、容器本体は、内壁、上壁及び外壁に係合する本体側壁を有し、この本体側壁は、天板、内壁、上壁及び外壁が上方に移動したときに前記内壁と前記外壁の間隔を広げるための拡張部を含み、付勢手段は、内壁、上壁、外壁及び本体側壁によって構成される。
【0016】
このように構成された食品包装容器では、食品包装容器が密封されているとき、蓋の容器の内壁、上壁及び外壁は、本体容器の側壁に係合している。食品包装容器の内圧が徐々に上昇して蓋全体を上方に移動させると、拡張部によって、内壁と外壁の間隔が弾性的に広げられる。内壁と外壁が元に戻ろうとする力は、拡張部によって、蓋全体を下方に移動させる力に変換される。空気が抜け、食品包装容器の内圧が減少すると、上述の変換された力により、蓋全体が下方に移動する。
【0017】
また、天板及び内壁が上方に移動する上述の食品包装容器において、好ましくは、食品包装容器は、上方に移動した天板及び内壁を係止させる係止手段を有する。
【0018】
係止手段により、蓋が上方に移動して蓋が外れてしまうことを防止することができる。更に付勢手段を有している食品包装容器においては、天板及び内壁を確実に下方に移動させるために、天板及び内壁の移動距離を制限することができる。
【0019】
本発明の食品包装容器において、好ましくは、空気通路は、容器本体の内面に設けられた溝である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明による食品包装容器の実施形態を説明する。図1は、本発明による食品包装容器の分解縦断面図である。本実施形態の食品包装容器は、ほぼ円筒形である。以下、用語「内」は、半径方向内方を指示し、用語「外」は、半径方向外方を指示するものとする。
【0021】
図1に示すように、食品包装容器1は、容器本体2及び蓋4を有している。容器本体2は、底壁6と、底壁6の周縁から上方に延びる本体側壁8と、本体側壁8の外側に配置された環状の本体外壁10とを有している。底壁6は、ほぼ円盤状である。本体側壁8は、ほぼ円筒形であるが、上に向って広がっている。本体側壁8は、底壁6に隣接した下部分12と、下部分12に隣接してその上に配置された上部分14とを含んでいる。上部分14は、下部分12よりも肉厚である。上部分14は、内面16と、上面18と、外面20とを有している。本体外壁10は、本体側壁8の上部分14の周りに配置されている。本体外壁10は、本体側壁8の下部分12と上部分14との間の境界から横方向外方に延びる環状の底部分22と、底部分22の周縁から上方に延びる環状の筒部分24とを有している。筒部分24と本体側壁8の上部分14との間の距離は、本体側壁8の円周方向にほぼ一定である。
【0022】
蓋4は、天板26と、天板26の周りに配置された環状の蓋側壁28とを有している。天板26は、ほぼ円盤状である。蓋側壁28は、その断面がほぼ逆U字形状である。詳細には、蓋側壁28は、天板26の周縁から上方に延びる蓋内壁30と、蓋内壁30の上端から横方向外方に延びる蓋上壁32と、蓋上壁32の周縁から下方に延びる蓋外壁34とを有している。容器本体2に取りつけた蓋4を一点鎖線で図1に示す。蓋内壁30、蓋上壁32及び蓋外壁34はそれぞれ、本体側壁8の上部分14の内面16、上面18及び外面20に係合可能である。容器本体2と蓋4との係合については、後で詳細に説明する。
【0023】
容器本体2及び蓋4は、好ましくは、プラスチック材料を成形して作られる。プラスチック材料は、例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレートである。容器本体2の底壁6、本体側壁8、蓋の天板26等は、強度及びデザイン等の観点から、凹凸が設けられていることが好ましい。
【0024】
次に、図1〜図4を参照して、容器本体2を更に詳細に説明する。図2は、容器本体の部分的な平面図である。図3は、容器本体の一部分の拡大右側面図である。図4は、本体外壁の一部分を取外した容器本体の一部分の拡大右側面図である。
【0025】
図1〜図3に示すように、本体外壁10の筒部分24は、容器本体2から取外し可能な取外し部38を含んでいる。詳細には、本体外壁10の筒部分24は、円周方向に間隔を隔てた2つの薄肉部40を有しており、この薄肉部40の間の部分により、取外し部38が構成されている。取外し部38と隣接した本体外壁10の底部分22は、切欠き42を有している。薄肉部40の肉厚は、取外し部38を容器本体2から手で取外すことができるような厚さであり、例えば、0.1mm〜0.3mmである。取外し部38は、その上端部から外方に延びる拡張部44と、その上下方向中間部から内方に延びる突出部46とを有する。突出部46については、後で詳細に説明する。
【0026】
図4には、薄肉部40を破壊して、取外し部38を取外した容器本体2を示している。図1及び4に示すように、取り外し部38と対向する本体側壁8の上部分14の外面20に、凹部48が設けられている。凹部48は、本体側壁8の下部分12と面一に且つ連続に形成されている。また、本体側壁8の上部分14の内面16には、上下方向に延びる溝50が設けられている。溝50については、後で詳細に説明する。
【0027】
次に、図5を参照して、容器本体2と蓋4との係合部分を詳細に説明する。図5は、食品包装容器の係合部分の拡大断面図である。
【0028】
図5に示すように、蓋内壁30、蓋上壁32及び蓋外壁34はそれぞれ、本体側壁8の上部分14の内面16、上面18及び外面20に係合している。蓋内壁30は、下端部52を含んでいる。この下端部52の外径は、下端部52が係合する上部分14の内面16の内径よりも僅かに大きくなっており、その結果、下端部52が内面16と係合するとき、蓋内壁30、特に、その下端部52が内面16に弾性的に押し付けられるようになっている。この弾性的な押し付けにより、容器本体2と蓋4とは密封される。これに対し、蓋上壁32と上面18及び蓋外壁34と外面20は、互いに弾性的に押付けられていない。そのため、蓋上壁32と上面18の間及び蓋外壁34と外面20の間の少なくとも一部分には、空気が通る通路が形成されている(図示せず)。
【0029】
溝50は、本体側壁8の上部分14の内面16に形成されている。溝50は、上面18から下方に延び、その下方の端部は、蓋内壁30の下端部52の上方に配置されている。かくして、食品包装容器1が密封されているとき、溝50は、食品包装容器1の外部と連通しているが、食品包装容器1の内部とは隔絶されている。溝50は、好ましくは、幅が0.5〜1.5mmであり、深さが0.1〜0.5mmである。
【0030】
蓋4の天板26は、食品包装容器1の内圧が上昇したとき、天板26の中央部分が持ち上がるように撓み可能である。それに応じて、蓋内壁30の下端部52は、本体側壁8の上部分14の内面16から離れるように横方向内方に移動可能である。(図6参照)。また、蓋内壁30の下端部52は、上部分14の内面16に沿って上下方向に移動可能である。それに伴い、蓋4全体、即ち、天板26、蓋内壁30、蓋上壁32及び蓋外壁34も上下方向に移動可能である(図6参照)。
【0031】
蓋内壁30と蓋外壁34は、それらの間隔が上方から下方に向って小さくなるように配置されている。更に、蓋内壁30と蓋外壁34は、それらの間隔を弾性的に広げることが可能である。また、本体側壁8の上部分14の外面20は、外方に拡張され且つ丸みが付けられた拡張部54を含んでいる。拡張部54は、蓋4、即ち、天板26及び蓋側壁28が上方に移動したときに蓋内壁30と蓋外壁34の間隔を広げることが可能である。天板26及び蓋側壁28が上方に移動したときに蓋内壁30と蓋外壁34が弾性的に元に戻ろうとする力は、拡張部54によって、蓋4全体を下方に移動させる力に変換される。かくして、蓋側壁28及び本体側壁8は、蓋4全体を下方に付勢させる要素を構成する。上述の下方に移動させる力は、蓋4の上方への移動距離が大きいとき、生じないことがある。蓋4の移動距離は、0.5〜1.0mmであるのが好ましい。
【0032】
蓋外壁34は、それから下方に且つ外方に延びる延長部56を有している。延長部56は、蓋4が上方に移動したとき、取り外し部38の突出部46に当接するようになっている。それにより、上方に移動した蓋4が係止される。延長部56と突出部46との位置関係を、蓋4の上方への移動距離を制限するように構成することが好ましい。
【0033】
次に、本発明の実施形態である食品包装容器の作用について説明する。
【0034】
先ず、蓋4の取付け及び取外しについて説明する。取外し部38は、最初、本体外壁10の筒部分24に連結されている。食品を本体容器2に収容し、蓋4を本体容器2に取付けると、蓋外壁34がその全周にわたって筒部分24によって覆われるので、蓋外壁34を下方から押上げることができなくなる。その結果、蓋4を本体容器2から取外せなくなる。蓋を取外すときには、取外し部38の拡張部44を手で押し下げて、薄肉部40を破壊し、取外し部38を容器本体2から取外す。それにより、蓋外壁34の一部が本体外壁10の筒部分24から露出する。蓋外壁34を下方から押上げ、蓋4を本体容器2から取外す。凹部48が設けられているので、蓋外壁34の下方に指を配置して、蓋外壁を指で容易に押上げることができる。蓋4の取外しを更に容易にするために、溝50を取り外し部38と整列させて設けることが好ましい。
【0035】
次に、図5及び図6を参照して、食品包装容器の内圧が上昇したときの食品包装容器の動作を説明する。図6は、食品包装容器の内圧が上昇したときの、食品包装容器の係合部分の拡大断面図である。
【0036】
食品を本体容器2に収容した直後、蓋4を本体容器2に取付けることによって、食品包装容器1を密封する。食品包装容器1は、蓋内壁30、特にその下端部52が内面16に弾性的に押付けられることによって密封されている(図5参照)。その後、食品が発酵等すると、食品包装容器1の内圧が徐々に上昇する。それにより、蓋4の天板26は、その中央部分が持ち上がるように撓み、それと同時に、蓋4全体が本体容器2に対して上方に押され、移動する(図6参照)。以下、天板26の撓みと、蓋4全体の移動とを別々に説明する。
【0037】
先ず、天板26の撓みについて説明する。天板26の中央部分が持ち上がるように撓むと、それに応じて、蓋内壁30の下端部52が本体側壁8の上部分14の内面16から離れるように横方向内方に移動する。更に、食品包装容器1の内圧が上昇すると、蓋内壁30の下端部52及びその上方に隣接した部分が内面16から離れ、蓋内壁30と本体容器2の内面16との間に隙間ができる。この隙間は上方に広がり、ついには、溝50の端部に達する。かくして、空気通路の端部と食品包装容器1の内部とを連通させる。その結果、食品包装容器1の内部の空気が溝50を通って食品包装容器1の外部に抜ける。空気が抜けると、食品包装容器1の内圧が減少する。天板26及び蓋内壁30の弾性により、天板26の撓みが減少し、下端部52が横方向外方に移動し、再び、蓋内壁30、特にその下端部52が内面16に押付けられ、密封される。かくして、溝50と食品包装容器1の内部とが再び隔絶される。
【0038】
次に、蓋4全体の移動について説明する。食品包装容器1の内圧が徐々に上昇すると、蓋側壁28及び本体側壁8が蓋4を下方に付勢する力よりも内圧が大きくなり、蓋4全体が上方に移動する。それに応じて、蓋内壁30の下端部52は、内面16に沿って上方に移動する。更に、食品包装容器1の内圧が上昇すると、下端部52は、溝50の端部まで移動し、溝50と食品包装容器1の内部とを連通させる。その結果、食品包装容器1の内部の空気が溝50を通って食品包装容器1の外部に抜ける。この時点で、延長部56が突出部46に当接していることが好ましい。空気が抜けると、食品包装容器1の内圧が減少する。蓋側壁28及び本体側壁8が蓋4を下方に付勢する力が内圧よりもが大きくなると、蓋4全体が下方に移動する。それに応じて、蓋内壁30の下端部52は、内面16に沿って下方に移動して、溝50の端部から離れる。かくして、溝50と食品包装容器1の内部とが再び隔絶される。
【0039】
本発明の実施形態では、上述した天板26の撓みによる作用と蓋4全体の移動による作用とが組み合わされている。蓋、本体容器の厚さ及びその他の寸法等に応じて、天板26の撓みによる作用の方が主となったり、蓋4全体の移動による作用が主となったりする。
【0040】
以上、本発明の実施形態を説明したけれども、本発明は、この実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0041】
上述の実施形態では、食品包装容器1は、1つの溝50を有していたけれども、溝50の寸法、数、配置等は任意である。食品包装容器1の内圧が徐々に上昇する場合には、溝50の数は、一般的には、1つで十分である。また、主として天板26の撓みによる作用を利用する場合には、溝50の端部は、蓋内壁30の下端部52の近傍に配置することが好ましい。また、主として蓋4全体の移動による作用を利用する場合には、溝50の端部と蓋内壁30の下端部52とは離れていても良い。
【0042】
上述の実施形態では、溝50を用いたけれども、孔であっても良い。
【0043】
上述の実施形態では、食品包装容器1は、ほぼ円筒形であったが、蓋と本体容器とが密封されれば、食品包装容器1の形状は、輪郭が多角形、例えば四角形の筒形状であっても良い。
【0044】
上述の実施形態では、突出部46を取り外し部38に設けたが、突出部46の個数及び配置は任意である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の食品包装容器によれば、半密封式の食品包装容器よりも密封性を向上させながら、食品包装容器の内圧の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の線I−Iにおける本発明による食品包装容器の分解縦断面図である。
【図2】本発明による食品包装容器の容器本体の部分的な平面図である。
【図3】図2の容器本体の一部分の拡大右側面図である。
【図4】外壁の一部分を取外した図2の容器本体の一部分の拡大右側面図である。
【図5】本発明による食品包装容器の一部分の拡大断面図である。
【図6】食品包装容器の内圧が上昇したときの、本発明による食品包装容器の一部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 食品包装容器
2 容器本体
4 蓋
8 本体側壁
16 内面
18 上面
20 外面
26 天板
28 蓋側壁
30 蓋内壁
32 蓋上壁
34 蓋外壁
46 突出部
50 溝
52 下端部
54 拡張部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a food packaging container, and more particularly, to a sealable food packaging container.
[0002]
[Prior art]
Sealable food packaging containers that contain fermented foods such as kimchi, kanayamadera miso, and wasabi are known. When this food packaging container is distributed, the stored food may be fermented, the internal pressure of the food packaging container will rise, and the food packaging container may swell. In addition, in order to prevent an increase in the internal pressure of the food packaging container, a semi-sealed food packaging container in which a communication groove or a communication hole for communicating the inside and the outside of the food packaging container is provided in the container body or lid of the food packaging container. Are also known (see, for example,
[0003]
[Patent Document 1]
Registered Utility Model No. 3020547 (FIGS. 4, 5, and 8)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-314679 (FIG. 3)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described semi-sealed food packaging container, the inside and outside of the container are always in communication with each other, so the smell inside the food packaging container caused by fermentation always leaks to the outside. In particular, in the case of food containing liquid, for example, kimchi, if the container is tilted, the liquid flows out or the liquid that blocks the communication groove or hole is pushed out due to an increase in the internal pressure of the food packaging container. And dirty around the food packaging container. Furthermore, there is a possibility that various germs may be mixed through the communication groove or the communication groove. When various germs are mixed, there is a possibility that the food may be spoiled or the original flavor of the fermented food may be impaired.
[0005]
Then, this invention is providing the food packaging container which can suppress the raise of the internal pressure of a food packaging container, improving a sealing performance rather than a semi-sealing type food packaging container.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a food packaging container according to the present invention is a food packaging container which can be sealed, has a container body having an inner surface, and extends upward from the peripheral edge of the top plate and the top plate. A lid including an inner wall sealably pressable against the inner surface of the main body, and at least one of the container main body and the lid communicates with the outside of the food packaging container when the food packaging container is sealed and It has an air passage isolated from the inside, and the top plate and the inner wall can be deformed or moved by increasing the internal pressure of the food packaging container so that the inside of the food packaging container and the air passage are communicated. It is a feature.
[0007]
In the food packaging container configured as described above, immediately after the food is stored in the food packaging container, the food packaging container can be sealed by the inner surface of the container body and the inner wall of the lid pressed against the inner surface. Thereafter, when the food is fermented or the like and the internal pressure of the food packaging container is gradually increased, the top plate and the inner wall of the lid are deformed or moved. For example, the top plate is bent so that the central portion thereof is lifted, or the entire lid is pushed upward. Thereby, the isolated air passage and the inside of the food packaging container are communicated. Thus, air inside the food packaging container passes through the air passage to the outside of the food packaging container, and an increase in the internal pressure of the food packaging container can be suppressed. Unlike the semi-sealed food packaging container of the prior art, the food packaging container of the present invention maintains a sealed state immediately after the food is stored until the air inside the food packaging container is released. As a result, while the sealed state is maintained, it is possible to prevent the smell of food, leakage of liquid components, and contamination with germs.
[0008]
The air passage may be provided in the main body container, may be provided in the lid, or may be provided in both. The air passage is, for example, a groove or a hole. The shape of the main body container is preferably a cylindrical shape, but may be a cylindrical shape having a polygonal outline as long as it can be sealed.
[0009]
In the food packaging container of the present invention, preferably, the inner wall of the lid has a lower end portion that is hermetically pressed against the inner surface of the container body, and an end portion of the air passage is disposed above the lower end portion. When the internal pressure rises, the top plate is elastically deformed so that the lower end of the inner wall is moved inward in the lateral direction, and the inner wall has a portion adjacent to the upper end of the lower end away from the inner surface. It elastically deforms so as to allow the end of the air passage to communicate with the inside of the food packaging container.
[0010]
In the food packaging container configured as described above, after the air inside the food packaging container has passed through the air passage, the air passage and the food packaging container can be isolated from each other again. More specifically, the food packaging container is initially sealed by elastically pressing the lower end of the inner wall of the lid against the inner surface of the container body. When the internal pressure of the food packaging container gradually increases, the central portion of the top plate is bent so as to be lifted, and accordingly, the lower end portion of the inner wall moves laterally inward so as to be separated from the inner surface. Furthermore, when the internal pressure of the food packaging container rises, the lower end portion of the inner wall and the portion adjacent above the inner wall are separated from the inner surface, a gap is formed between the inner wall and the main body container, and the end of the air passage and the interior of the food packaging container To communicate. As a result, the air inside the food packaging container escapes through the air passage to the outside of the food packaging container. When the air escapes, the internal pressure of the food packaging container decreases. Due to the elasticity of the top plate and the inner wall, the bending of the top plate is reduced, the lower end portion of the inner wall moves laterally outward, and the lower end portion of the inner wall of the lid is again pressed against the inner surface of the container body. Thus, the air passage and the interior of the food packaging container are again isolated. As a result, the food packaging container can be maintained in a sealed state not only after the food is stored but before the air inside the food packaging container is vented, as well as after the air inside the food packaging container is evacuated. The end of the air passage is preferably in the vicinity of the lower end.
[0011]
In the food packaging container of the present invention, preferably, the inner wall of the lid has a lower end portion that is hermetically pressed against the inner surface of the container body, and the end portion of the air passage is disposed on the container body and above the lower end portion. When the internal pressure of the food packaging container rises, the top plate and the inner wall move upward so as to move the lower end portion upward along the inner surface.
[0012]
In the food packaging container configured as described above, the air inside the food packaging container can be extracted through the air passage with a configuration different from the above-described configuration using the bending of the top plate of the lid. Specifically, the food packaging container is initially sealed by sealingly pressing the lower end of the inner wall of the lid against the inner surface of the container body. When the internal pressure of the food packaging container gradually increases, the entire lid moves upward, and accordingly, the lower end portion of the inner wall moves upward along the inner surface of the container body. Further, when the internal pressure of the food packaging container rises, the lower end portion of the inner wall moves to the end portion of the air passage, and the end portion of the air passage and the inside of the food packaging container communicate with each other. As a result, the air inside the food packaging container escapes through the air passage to the outside of the food packaging container. As a result, the food packaging container is kept sealed immediately after the food is stored until the air inside the food packaging container is released.
[0013]
In this food packaging container, more preferably, the food packaging container has biasing means for biasing the top plate and the inner wall to move downward when the internal pressure of the food packaging container decreases.
[0014]
In the food packaging container configured as described above, the air passage and the food packaging container can be isolated from each other again. More specifically, when the internal pressure of the food packaging container becomes larger than the force that moves the top plate and the inner wall downward by the biasing means, the entire lid moves upward as described above, and the end of the air passage and the food Communicate with the inside of the packaging container. As a result, the air inside the food packaging container escapes through the air passage to the outside of the food packaging container. When the air escapes, the internal pressure of the food packaging container decreases. The force for moving the top plate and the inner wall downward by the urging means becomes larger than the internal pressure of the food packaging container, and the top plate and the inner wall are moved downward. Accordingly, the lower end portion of the inner wall moves downward along the inner surface and moves away from the end portion of the groove. Thus, the groove and the interior of the food packaging container are again isolated. The urging means is, for example, an elastic plate or the like that is fixed to the main body container at one end and abutted against the lid so that the other end pushes the lid downward.
[0015]
In this food packaging container, more preferably, the lid further has an upper wall extending laterally outward from the upper end of the inner wall, and an outer wall extending downward from the periphery of the upper wall, and the inner wall and the outer wall are spaced apart from each other. The container body is arranged so as to become smaller from the upper side toward the lower side and can be elastically widened, and the container body has a body side wall that engages with the inner wall, the upper wall, and the outer wall. The side wall includes an extension for widening the distance between the inner wall and the outer wall when the top plate, the inner wall, the upper wall, and the outer wall move upward, and the biasing means includes the inner wall, the upper wall, the outer wall, and the main body side wall. Composed.
[0016]
In the food packaging container configured as described above, when the food packaging container is sealed, the inner wall, the upper wall, and the outer wall of the lid container are engaged with the side wall of the main body container. When the internal pressure of the food packaging container gradually rises and the entire lid is moved upward, the space between the inner wall and the outer wall is elastically widened by the expansion portion. The force for returning the inner wall and the outer wall to the original state is converted into a force for moving the entire lid downward by the extension portion. When the air escapes and the internal pressure of the food packaging container decreases, the entire lid moves downward by the converted force described above.
[0017]
Moreover, in the above-mentioned food packaging container in which the top plate and the inner wall move upward, preferably, the food packaging container has locking means for locking the top plate and the inner wall moved upward.
[0018]
The locking means can prevent the lid from moving upward and coming off. Furthermore, in the food packaging container having the urging means, the moving distance of the top plate and the inner wall can be limited in order to reliably move the top plate and the inner wall downward.
[0019]
In the food packaging container of the present invention, the air passage is preferably a groove provided on the inner surface of the container body.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a food packaging container according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an exploded longitudinal sectional view of a food packaging container according to the present invention. The food packaging container of this embodiment is substantially cylindrical. Hereinafter, the term “inner” indicates the radially inner direction, and the term “outer” indicates the radially outer direction.
[0021]
As shown in FIG. 1, the
[0022]
The lid 4 has a
[0023]
The
[0024]
Next, the
[0025]
As shown in FIGS. 1 to 3, the
[0026]
FIG. 4 shows the
[0027]
Next, with reference to FIG. 5, the engaging part of the container
[0028]
As shown in FIG. 5, the lid
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The lid
[0032]
The lid
[0033]
Next, the effect | action of the food packaging container which is embodiment of this invention is demonstrated.
[0034]
First, attachment and removal of the lid 4 will be described. The
[0035]
Next, the operation of the food packaging container when the internal pressure of the food packaging container rises will be described with reference to FIGS. 5 and 6. FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of the engaging portion of the food packaging container when the internal pressure of the food packaging container increases.
[0036]
Immediately after the food is stored in the
[0037]
First, the bending of the
[0038]
Next, the movement of the entire lid 4 will be described. When the internal pressure of the
[0039]
In the embodiment of the present invention, the above-described action due to the bending of the
[0040]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this embodiment, and various modifications can be made within the scope of the invention described in the claims. Needless to say, these are included in the scope of the invention.
[0041]
In the above-described embodiment, the
[0042]
In the above-described embodiment, the
[0043]
In the above-described embodiment, the
[0044]
In the above-described embodiment, the
[0045]
【The invention's effect】
As described above, according to the food packaging container of the present invention, it is possible to suppress an increase in the internal pressure of the food packaging container while improving the sealing performance as compared with the semi-sealed food packaging container.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded longitudinal sectional view of a food packaging container according to the present invention taken along line II in FIG.
FIG. 2 is a partial plan view of a container body of a food packaging container according to the present invention.
FIG. 3 is an enlarged right side view of a part of the container body of FIG. 2;
4 is an enlarged right side view of a portion of the container body of FIG. 2 with a portion of the outer wall removed.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view of a portion of a food packaging container according to the present invention.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of a portion of the food packaging container according to the present invention when the internal pressure of the food packaging container increases.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
内面を有する容器本体と、
天板と、この天板の周縁から上方に延び且つ前記容器本体の内面に密封的に押付け可能な内壁と、を含む蓋と、を有し、
前記容器本体及び前記蓋の少なくとも一方は、食品包装容器が密封されているときに食品包装容器の外部と連通し且つその内部と隔絶した空気通路を有し、
前記天板及び前記内壁は、食品包装容器の内部と前記空気通路とを連通させるように、食品包装容器の内圧の上昇によって変形又は移動できるようになっていることを特徴とする食品包装容器。A sealable food packaging container,
A container body having an inner surface;
A lid that includes a top plate and an inner wall that extends upward from the periphery of the top plate and can be hermetically pressed against the inner surface of the container body;
At least one of the container body and the lid has an air passage that communicates with and is isolated from the outside of the food packaging container when the food packaging container is sealed;
The food packaging container, wherein the top plate and the inner wall can be deformed or moved by increasing the internal pressure of the food packaging container so that the inside of the food packaging container communicates with the air passage.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2003-06-20 JP JP2003176858A patent/JP2005008250A/en active Pending
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