JP2004521846A - 可動端部分を有する階段リフト用レールシステム - Google Patents
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Abstract
この発明は、階段に沿ったガイド装置、たとえば、移動可能な階段歩行補助器具又は階段リフトの移動台座が移動可能なガイド装置に関する。ガイド装置は、少なくとも1つの細長いチューブと移動台座用係合手段を備えている。上記チューブは、固定セグメント9と少なくとも1つの可傾セグメントを備え、可傾セグメントは傾動機構により固定セグメントに傾動可能に連結され、固定セグメントの延長線上にくる状態と該延長線から離れた状態とに選択的に位置変更可能である。傾動機構は、実質的に固定セグメントと可傾セグメント10の少なくとも一方の内部に配置されている。
Description
【0001】
本発明は、階段に沿うガイド装置、たとえば階段リフト又は階段歩行補助器具のために階段に沿って配設することができるガイド装置に関する。
【0002】
この種のガイド装置は、階段リフトのように階段に沿って配設されるが、必ずしも階段リフトに限定されるものではない。前記ガイド装置は、たとえば、移動台座や階段歩行補助器具をガイド装置に沿ってガイドするためにも使用される。前記階段リフトの場合、移動台座は、たとえば、人を運ぶための椅子として利用される。
【0003】
公知の従来技術によると、前記ガイド装置は移動台座用の係合手段を有する単一のチューブによって形成することができ、前記移動台座は、チューブ形状のガイド装置に沿って移動されるものである。ガイド装置は、チューブの形態で複数本備えられることもある。
【0004】
前記従来技術の欠点は、移動台座としての機能を適切に発揮させるためには、チューブ形態のガイド装置を、他の人の邪魔になるスペースまで延設しなければならないことである。たとえば、階段リフトの場合、チューブ形態のガイド装置は階段の基端部において廊下内まで延設しなければならず、該廊下内において障害物となることである。このような障害物は、その障害物は、誰かが廊下を歩いて通る時にぶつかる危険性を有している。このような欠点は、たとえば階段リフトを利用する者の立場に立って考えた場合でも、通行上、常に考慮すべき問題となっている。階段リフトのガイド装置は、階段を上り下りする場合の補助としても利用されるが、階段を上り下りする場合、前記同じ利用者にとっては非常に邪魔な障害物となる。
【0005】
本発明は、前記欠点を軽減又は解消するものであり、固定セグメントと少なくとも1つの可傾セグメントから構成されるチューブ形態のガイド装置であって、両セグメントは傾動気候により傾動可能に連結されることにより、可傾セグメントが、固定セグメントと同一直線上に突出状になる位置と、該位置から退去した位置との間で位置変更可能となっている。このようなガイド装置において、傾動機構は、実質的に可傾セグメント及び固定セグメントの少なくとも一方のセグメントの内部に配置されている。階段リフトに適用する場合、可傾セグメントは、好ましくは、チューブ形態のガイド装置全体のうち、たとえば廊下内で障害物となる可能性のある部分に含まれる。チューブ形態のガイド装置の前記部分を傾動可能に製作することによって、ガイド装置の一部が障害物とならないように、固定セグメントに対して可傾セグメントを折り畳むことができる。
【0006】
傾動機構はガイド装置内部に組み込まれているので、傾動機構自体が、階段歩行補助器具又は階段リフトのように、傾動機構と協同して動く各部品の動作を妨げることはない。本発明により構成された新規でかつ発明性を有するガイド装置及び装置において、傾動機構がガイド装置内に一体的に組み込まれていることは非常に有益である。ガイド装置用のスペース以外に他の部品配置用スペースは必要なくなり、前記課題を解消して、非常にコンパクトで強固な装置を提供できるからである。
【0007】
さらに、傾動機構がガイド装置内部に組み込まれていることにより、最大限の安全性が確保できる。すなわち、利用者は、傾動機構を構成する突出部分で傷付き、あるいは怪我をすることがなくなる。その理由は、傾動機構がコンパクトでかつ強固であることにより、玄関や廊下のような通行路内に突出状に配置されるガイド装置の一部と違って、ガイド装置に沿った任意の位置に配置できるからである。傾動機構は、いかなる理由でも、必要な箇所であればガイド装置に沿った任意の位置に配置できるのである。
【0008】
本発明によるガイド装置には、各種の好ましい形態があり、それらを以下の説明により明確にする。それらの幾つかは、従属請求項に定義つけられている。
【0009】
第1の形態は、傾動機構は傾動アームを駆動するための回転モータを備えており、前記傾動アームは、遊星ギヤシステムを介して回転モータに連結している。遊星ギヤシステムを用いることにより、モータを非常に軽量小型化することができ、モータによって発生する回転軸芯回りの回転運動は、傾動軸回りの傾動アームの回転運動又は傾動運動に変換される。前記傾動軸はモータの回転軸とほぼ直角である。しかし、本発明としては、ねじ軸を用いることも解決手段として可能であり、該ねじ軸は、ロッド構造体を介して可傾セグメントに動力を伝達するようになっている。本発明は、可傾セグメントの位置を予め定義するための記憶材料を使用する形態を排除するものではない。
【0010】
さらに本発明の好ましい形態では、固定セグメントと可傾セグメントの間に、可傾セグメントを固定セグメントに対して相対的に傾動軸回りに傾動させる傾動軸を備えることができる。別の形態として、傾動軸の代わりにたとえばヒンジを用いることもできる。前記傾動軸は正確な寸法取りが必要になるけれども、可傾セグメントを折畳み退去位置まで移動した場合に、固定セグメントに対して可傾セグメントを非常に精度良く密着させることができる。
【0011】
本発明の非常に好ましい形態において、傾動機構はハウジングを有しており、このハウジングは、一側が可傾セグメント内に嵌合し、他側が固定セグメント内に嵌合するか又は少なくとも固定セグメントに連結しており、ハウジングの中間部の外周面の形状及び寸法が可傾セグメントと固定セグメントの外周形状及び寸法に対応している。傾動機構が両セグメントの一方の内部に直接に配置されるときは、ハウジングの強度にも関係するが、ガイド装置の内壁の強度に頼らない強度及び耐久性等を有するモジュラー構造とすることも可能である。モジュラー構造を採用すると、組立時、傾動機構のハウジングは固定セグメントと可傾セグメントのみに固定すればよいので、組立を簡素化することができる。この場合、ハウジングの中間部の両側に小径部を形成し、該小径部の外周形状及び外周寸法を各セグメントの内周形状及び内周寸法に対応させることにより、ハウジング11を両セグメントに嵌合する。さらに賢明なことは、傾動機構のハウジングの外周形状及び外周寸法を、固定セグメント及び可傾エレメントの各外周形状及び外周寸法(固定セグメントと可傾セグメントとは同じ外周形状及び外周寸法を有する)に対応させれば、階段リフト又は階段歩行補助器具において、上記中間部を挟んだ固定セグメントと可傾セグメントとの間を移動する場合に、特別な処置を施すことなく中間部を通過することができる。
【0012】
ハウジングは、好ましくは、中間部の両側に小径部を備えており、両小径部は、固定セグメントと可傾セグメントの内面形状及び内径に対応する外周形状と外径を有している。これにより、ハウジングは、又は少なくともハウジングの両端部は、それぞれ固定セグメントと可傾セグメント内に嵌合することができる。
【0013】
前記のようなハウジングの中間部は、ハウジングが互いに傾動可能に配置された2つのハウジング部品から構成される場合には、ガイド装置の固定セグメントと可傾セグメントの間に分割境界線を形成することができる。当業者にとっては、そのような構成が非常に組立容易な構成であることは明らかであり、その点で、傾動機構を内蔵するハウジングはモジュラーユニットとして提供されかつ現場にて簡単に組み立てることができる。
【0014】
可傾セグメントの傾動範囲は、好ましくは、いずれの傾動機構を採用するかは関係なく、可傾セグメントの折畳み退去位置として、可傾エレメントが固定セグメントの上面に接触して寄り掛かる状態になるまで大きく採ることができる。このように、可傾セグメントを固定セグメントに寄り掛かかった状態まで移動すると、可傾セグメントは見えない所まで離して退去できると共に、階段の吹き抜け内において、できる限り通路外に退去させることができ、これにより通行及び美観のいずれに関しても殆ど邪魔になることはなくなる。
【0015】
ガイド装置の特性、利点及び特徴は、概ね斜めに走行するリフトの特性、利点及び特徴に明らかに関連付けられるので、本発明は、本質的に、移動台座と実質的な固定ガイド装置とを備え、人及び物品を階段に沿って運搬する装置に関するものともなる。前記移動台座はガイド装置に沿って位置変更可能であり、ガイド装置は、以下に詳しく述べる構成を有している。
【0016】
本発明は、さらに、以下の説明と添付図面によって明確になる。図面には、同一又は類似の部分と構成部品が同じ参照符号により特定されている。
【0017】
図1には、本発明が適用される階段リフト1の斜視図が示されている。階段リフト1は、ガイド装置2に沿って移動可能な移動台座(キャリッジ)3を備えており、前記ガイド装置2は本質的に本発明に従って構成されている。移動台座3は、モータケーシング4に内蔵されたモータ(図示せず)により、ガイド装置2に沿って移動可能となっている。前記モータケーシング4内のモータは、たとえば電動式である。ガイド装置2には、ガイド装置2に沿って延びるギヤラック5が設けられており、該ギヤラック5上のギヤが前記モータに連結している。
【0018】
図1と図2とを比較することにより、前記階段リフト1の課題が明確になる。すなわち、階段リフト1、又は少なくとも階段リフト1のガイド装置2は階段7に沿って延びており、移動台座3がガイド装置2に沿って上方へ移動した時、階段7用のスペース6内にガイド装置2の一部が突出した状態となる。ガイド装置2が傾動機構8を備えてないと仮定した場合には、前記課題で説明したようにガイド装置2の一部が障害物となってしまうが、ガイド装置2は、固定セグメント9と傾動可能な可傾セグメント10とに分割され、可傾セグメント10は、傾動機構8によってガイド装置2の固定セグメント9の上面まで折り畳む(折り返す)ことができるようになっている。これにより、可傾セグメント10は、もはや階段7用のスペース6内の障害又は邪魔物を構成しなくなる。可傾セグメント10の傾動運動の状態は図2において矢印Aで示しており、これにより、固定セグメント9に対して傾動された状態の可傾セグメント10は、階段7用のスペース6内で、もはや障害物又は邪魔物になっていないことが明確になっている。
【0019】
図3は、傾動機構8を切断して示す例であり、本発明によるガイド装置2内に備えることができる。傾動機構8は、たとえば電動モータのようなモータ12を内蔵するハウジング11を備えている。モータ12は、ブラケット13を通って遊星ギヤシステム15に連結しており、該遊星ギヤシステム15はアーム14にモータの回転運動を伝達する。
【0020】
ハウジング11は2つのハウジング部品17から構成されており、該ハウジング部品17は相互に傾動可能となるように、傾動軸16によって互いに連結されている。アーム14は、図3の左側のハウジング部品17から図3の右側のハウジング部品17の凹部18に係合している。左側ハウジング部品17内には当然遊星ギヤシステム15及びモータ12等が収納されている。
【0021】
図に示されたハウジング11の左側ハウジング部品17は、傾動動作中にアーム14が通過できるように、傾動軸16のいずれか一側に2つの通路19を備えている。モータ12によって傾動動作が始まると、遊星ギヤシステム15により、アーム14は通路を通って上方に回動し、それと共に、図3の右側ハウジング部品17は傾動軸16回りに引っ張られて傾き、それにより、左側ハウジング部品17上に横たわった状態となる。
【0022】
さらに、ハウジング11は、図3に示された状態において長さ方向の両端部に小径部20を有している。これらの小径部20は、ガイド装置2の固定セグメント9及び可傾セグメント10にそれぞれ嵌合接続し、そして、ハウジング11の前記両小径部20間の中間部は、好ましくは、ガイド装置2の外周径に対応する外径を有している。それにより、ガイド装置2の固定セグメント9と可傾エレメント10との間を傾動機構8で結合する場合に、段差なく仕上げることが可能となる。このことは特に可動部品にとって好ましいことである。可動部品とは、図示しないが、モータケーシング4内に収納され、傾動機構8によっては決して邪魔されないような形状であり、傾動機構8は、ガイド装置2の可傾セグメント10と固定セグメント9の間の遮蔽物を形成するが、可動部品の動きを邪魔することはない。
【0023】
以上説明した発明は、傾動機構のケース内に駆動部を組み込んだ構成であるが、傾動機構は、たとえば、出力不足や、モータが全く動かなくなった場合等には、手動で駆動することも可能である。その場合、可傾セグメントの傾動動作は、手動力のみによって行われる。
【0024】
特許請求の範囲の請求項に記載された本発明の範囲内においては、多くの変形、追加例が考えられる。それは、たとえば遊星ギヤシステム以外の伝動装置を利用することもでき、この伝動装置は、モータ12によって発生する力を実質的に利用することができる。また、ロッド構造体を介して傾動力を可傾セグメントに伝達するねじ軸を使用することも可能である。また、可傾セグメントの位置を予め設定するための記憶部材を使用する形態を、本発明から排除することはない。さらに、傾動機構8は、分離したハウジング11を備えていることが絶対的な条件ではなく、モータ、伝動装置及びアーム14はガイド装置2のチューブ内に直接取り付けることも可能である。たとえば、ガイド装置2の固定セグメント9に取り付けることも可能である。この構造は、組立性を考慮すると、それほど好ましいとはいえないが、本発明から排除されるものではない。図2に示す状態は、ガイド装置2の可傾エレメント10を、固定セグメント9の上面まで折り畳んでいるが、これも本発明の必要条件ではない。実質的に垂直な姿勢にまで可傾セグメントを折り畳むことができれば、もはや階段用のスペース内で邪魔物を構成しなくなるからである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明によるガイド装置2を備えた階段リフト1の斜視図である。
【図2】ガイド装置に沿って移動可能な移動台座3を上昇させた状態を示す図1に対応する斜視図である。
【図3】図1及び図2の構造に使用される傾動機構を切断して示す斜視図である。
本発明は、階段に沿うガイド装置、たとえば階段リフト又は階段歩行補助器具のために階段に沿って配設することができるガイド装置に関する。
【0002】
この種のガイド装置は、階段リフトのように階段に沿って配設されるが、必ずしも階段リフトに限定されるものではない。前記ガイド装置は、たとえば、移動台座や階段歩行補助器具をガイド装置に沿ってガイドするためにも使用される。前記階段リフトの場合、移動台座は、たとえば、人を運ぶための椅子として利用される。
【0003】
公知の従来技術によると、前記ガイド装置は移動台座用の係合手段を有する単一のチューブによって形成することができ、前記移動台座は、チューブ形状のガイド装置に沿って移動されるものである。ガイド装置は、チューブの形態で複数本備えられることもある。
【0004】
前記従来技術の欠点は、移動台座としての機能を適切に発揮させるためには、チューブ形態のガイド装置を、他の人の邪魔になるスペースまで延設しなければならないことである。たとえば、階段リフトの場合、チューブ形態のガイド装置は階段の基端部において廊下内まで延設しなければならず、該廊下内において障害物となることである。このような障害物は、その障害物は、誰かが廊下を歩いて通る時にぶつかる危険性を有している。このような欠点は、たとえば階段リフトを利用する者の立場に立って考えた場合でも、通行上、常に考慮すべき問題となっている。階段リフトのガイド装置は、階段を上り下りする場合の補助としても利用されるが、階段を上り下りする場合、前記同じ利用者にとっては非常に邪魔な障害物となる。
【0005】
本発明は、前記欠点を軽減又は解消するものであり、固定セグメントと少なくとも1つの可傾セグメントから構成されるチューブ形態のガイド装置であって、両セグメントは傾動気候により傾動可能に連結されることにより、可傾セグメントが、固定セグメントと同一直線上に突出状になる位置と、該位置から退去した位置との間で位置変更可能となっている。このようなガイド装置において、傾動機構は、実質的に可傾セグメント及び固定セグメントの少なくとも一方のセグメントの内部に配置されている。階段リフトに適用する場合、可傾セグメントは、好ましくは、チューブ形態のガイド装置全体のうち、たとえば廊下内で障害物となる可能性のある部分に含まれる。チューブ形態のガイド装置の前記部分を傾動可能に製作することによって、ガイド装置の一部が障害物とならないように、固定セグメントに対して可傾セグメントを折り畳むことができる。
【0006】
傾動機構はガイド装置内部に組み込まれているので、傾動機構自体が、階段歩行補助器具又は階段リフトのように、傾動機構と協同して動く各部品の動作を妨げることはない。本発明により構成された新規でかつ発明性を有するガイド装置及び装置において、傾動機構がガイド装置内に一体的に組み込まれていることは非常に有益である。ガイド装置用のスペース以外に他の部品配置用スペースは必要なくなり、前記課題を解消して、非常にコンパクトで強固な装置を提供できるからである。
【0007】
さらに、傾動機構がガイド装置内部に組み込まれていることにより、最大限の安全性が確保できる。すなわち、利用者は、傾動機構を構成する突出部分で傷付き、あるいは怪我をすることがなくなる。その理由は、傾動機構がコンパクトでかつ強固であることにより、玄関や廊下のような通行路内に突出状に配置されるガイド装置の一部と違って、ガイド装置に沿った任意の位置に配置できるからである。傾動機構は、いかなる理由でも、必要な箇所であればガイド装置に沿った任意の位置に配置できるのである。
【0008】
本発明によるガイド装置には、各種の好ましい形態があり、それらを以下の説明により明確にする。それらの幾つかは、従属請求項に定義つけられている。
【0009】
第1の形態は、傾動機構は傾動アームを駆動するための回転モータを備えており、前記傾動アームは、遊星ギヤシステムを介して回転モータに連結している。遊星ギヤシステムを用いることにより、モータを非常に軽量小型化することができ、モータによって発生する回転軸芯回りの回転運動は、傾動軸回りの傾動アームの回転運動又は傾動運動に変換される。前記傾動軸はモータの回転軸とほぼ直角である。しかし、本発明としては、ねじ軸を用いることも解決手段として可能であり、該ねじ軸は、ロッド構造体を介して可傾セグメントに動力を伝達するようになっている。本発明は、可傾セグメントの位置を予め定義するための記憶材料を使用する形態を排除するものではない。
【0010】
さらに本発明の好ましい形態では、固定セグメントと可傾セグメントの間に、可傾セグメントを固定セグメントに対して相対的に傾動軸回りに傾動させる傾動軸を備えることができる。別の形態として、傾動軸の代わりにたとえばヒンジを用いることもできる。前記傾動軸は正確な寸法取りが必要になるけれども、可傾セグメントを折畳み退去位置まで移動した場合に、固定セグメントに対して可傾セグメントを非常に精度良く密着させることができる。
【0011】
本発明の非常に好ましい形態において、傾動機構はハウジングを有しており、このハウジングは、一側が可傾セグメント内に嵌合し、他側が固定セグメント内に嵌合するか又は少なくとも固定セグメントに連結しており、ハウジングの中間部の外周面の形状及び寸法が可傾セグメントと固定セグメントの外周形状及び寸法に対応している。傾動機構が両セグメントの一方の内部に直接に配置されるときは、ハウジングの強度にも関係するが、ガイド装置の内壁の強度に頼らない強度及び耐久性等を有するモジュラー構造とすることも可能である。モジュラー構造を採用すると、組立時、傾動機構のハウジングは固定セグメントと可傾セグメントのみに固定すればよいので、組立を簡素化することができる。この場合、ハウジングの中間部の両側に小径部を形成し、該小径部の外周形状及び外周寸法を各セグメントの内周形状及び内周寸法に対応させることにより、ハウジング11を両セグメントに嵌合する。さらに賢明なことは、傾動機構のハウジングの外周形状及び外周寸法を、固定セグメント及び可傾エレメントの各外周形状及び外周寸法(固定セグメントと可傾セグメントとは同じ外周形状及び外周寸法を有する)に対応させれば、階段リフト又は階段歩行補助器具において、上記中間部を挟んだ固定セグメントと可傾セグメントとの間を移動する場合に、特別な処置を施すことなく中間部を通過することができる。
【0012】
ハウジングは、好ましくは、中間部の両側に小径部を備えており、両小径部は、固定セグメントと可傾セグメントの内面形状及び内径に対応する外周形状と外径を有している。これにより、ハウジングは、又は少なくともハウジングの両端部は、それぞれ固定セグメントと可傾セグメント内に嵌合することができる。
【0013】
前記のようなハウジングの中間部は、ハウジングが互いに傾動可能に配置された2つのハウジング部品から構成される場合には、ガイド装置の固定セグメントと可傾セグメントの間に分割境界線を形成することができる。当業者にとっては、そのような構成が非常に組立容易な構成であることは明らかであり、その点で、傾動機構を内蔵するハウジングはモジュラーユニットとして提供されかつ現場にて簡単に組み立てることができる。
【0014】
可傾セグメントの傾動範囲は、好ましくは、いずれの傾動機構を採用するかは関係なく、可傾セグメントの折畳み退去位置として、可傾エレメントが固定セグメントの上面に接触して寄り掛かる状態になるまで大きく採ることができる。このように、可傾セグメントを固定セグメントに寄り掛かかった状態まで移動すると、可傾セグメントは見えない所まで離して退去できると共に、階段の吹き抜け内において、できる限り通路外に退去させることができ、これにより通行及び美観のいずれに関しても殆ど邪魔になることはなくなる。
【0015】
ガイド装置の特性、利点及び特徴は、概ね斜めに走行するリフトの特性、利点及び特徴に明らかに関連付けられるので、本発明は、本質的に、移動台座と実質的な固定ガイド装置とを備え、人及び物品を階段に沿って運搬する装置に関するものともなる。前記移動台座はガイド装置に沿って位置変更可能であり、ガイド装置は、以下に詳しく述べる構成を有している。
【0016】
本発明は、さらに、以下の説明と添付図面によって明確になる。図面には、同一又は類似の部分と構成部品が同じ参照符号により特定されている。
【0017】
図1には、本発明が適用される階段リフト1の斜視図が示されている。階段リフト1は、ガイド装置2に沿って移動可能な移動台座(キャリッジ)3を備えており、前記ガイド装置2は本質的に本発明に従って構成されている。移動台座3は、モータケーシング4に内蔵されたモータ(図示せず)により、ガイド装置2に沿って移動可能となっている。前記モータケーシング4内のモータは、たとえば電動式である。ガイド装置2には、ガイド装置2に沿って延びるギヤラック5が設けられており、該ギヤラック5上のギヤが前記モータに連結している。
【0018】
図1と図2とを比較することにより、前記階段リフト1の課題が明確になる。すなわち、階段リフト1、又は少なくとも階段リフト1のガイド装置2は階段7に沿って延びており、移動台座3がガイド装置2に沿って上方へ移動した時、階段7用のスペース6内にガイド装置2の一部が突出した状態となる。ガイド装置2が傾動機構8を備えてないと仮定した場合には、前記課題で説明したようにガイド装置2の一部が障害物となってしまうが、ガイド装置2は、固定セグメント9と傾動可能な可傾セグメント10とに分割され、可傾セグメント10は、傾動機構8によってガイド装置2の固定セグメント9の上面まで折り畳む(折り返す)ことができるようになっている。これにより、可傾セグメント10は、もはや階段7用のスペース6内の障害又は邪魔物を構成しなくなる。可傾セグメント10の傾動運動の状態は図2において矢印Aで示しており、これにより、固定セグメント9に対して傾動された状態の可傾セグメント10は、階段7用のスペース6内で、もはや障害物又は邪魔物になっていないことが明確になっている。
【0019】
図3は、傾動機構8を切断して示す例であり、本発明によるガイド装置2内に備えることができる。傾動機構8は、たとえば電動モータのようなモータ12を内蔵するハウジング11を備えている。モータ12は、ブラケット13を通って遊星ギヤシステム15に連結しており、該遊星ギヤシステム15はアーム14にモータの回転運動を伝達する。
【0020】
ハウジング11は2つのハウジング部品17から構成されており、該ハウジング部品17は相互に傾動可能となるように、傾動軸16によって互いに連結されている。アーム14は、図3の左側のハウジング部品17から図3の右側のハウジング部品17の凹部18に係合している。左側ハウジング部品17内には当然遊星ギヤシステム15及びモータ12等が収納されている。
【0021】
図に示されたハウジング11の左側ハウジング部品17は、傾動動作中にアーム14が通過できるように、傾動軸16のいずれか一側に2つの通路19を備えている。モータ12によって傾動動作が始まると、遊星ギヤシステム15により、アーム14は通路を通って上方に回動し、それと共に、図3の右側ハウジング部品17は傾動軸16回りに引っ張られて傾き、それにより、左側ハウジング部品17上に横たわった状態となる。
【0022】
さらに、ハウジング11は、図3に示された状態において長さ方向の両端部に小径部20を有している。これらの小径部20は、ガイド装置2の固定セグメント9及び可傾セグメント10にそれぞれ嵌合接続し、そして、ハウジング11の前記両小径部20間の中間部は、好ましくは、ガイド装置2の外周径に対応する外径を有している。それにより、ガイド装置2の固定セグメント9と可傾エレメント10との間を傾動機構8で結合する場合に、段差なく仕上げることが可能となる。このことは特に可動部品にとって好ましいことである。可動部品とは、図示しないが、モータケーシング4内に収納され、傾動機構8によっては決して邪魔されないような形状であり、傾動機構8は、ガイド装置2の可傾セグメント10と固定セグメント9の間の遮蔽物を形成するが、可動部品の動きを邪魔することはない。
【0023】
以上説明した発明は、傾動機構のケース内に駆動部を組み込んだ構成であるが、傾動機構は、たとえば、出力不足や、モータが全く動かなくなった場合等には、手動で駆動することも可能である。その場合、可傾セグメントの傾動動作は、手動力のみによって行われる。
【0024】
特許請求の範囲の請求項に記載された本発明の範囲内においては、多くの変形、追加例が考えられる。それは、たとえば遊星ギヤシステム以外の伝動装置を利用することもでき、この伝動装置は、モータ12によって発生する力を実質的に利用することができる。また、ロッド構造体を介して傾動力を可傾セグメントに伝達するねじ軸を使用することも可能である。また、可傾セグメントの位置を予め設定するための記憶部材を使用する形態を、本発明から排除することはない。さらに、傾動機構8は、分離したハウジング11を備えていることが絶対的な条件ではなく、モータ、伝動装置及びアーム14はガイド装置2のチューブ内に直接取り付けることも可能である。たとえば、ガイド装置2の固定セグメント9に取り付けることも可能である。この構造は、組立性を考慮すると、それほど好ましいとはいえないが、本発明から排除されるものではない。図2に示す状態は、ガイド装置2の可傾エレメント10を、固定セグメント9の上面まで折り畳んでいるが、これも本発明の必要条件ではない。実質的に垂直な姿勢にまで可傾セグメントを折り畳むことができれば、もはや階段用のスペース内で邪魔物を構成しなくなるからである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明によるガイド装置2を備えた階段リフト1の斜視図である。
【図2】ガイド装置に沿って移動可能な移動台座3を上昇させた状態を示す図1に対応する斜視図である。
【図3】図1及び図2の構造に使用される傾動機構を切断して示す斜視図である。
Claims (10)
- 階段に沿ったガイド装置であって、少なくとも1つの細長いチューブと移動台座用係合手段を備え、たとえば階段リフト(1)又は階段歩行補助器具がガイド装置に沿ってガイドされると共に、リフト(1)又は階段歩行補助器具の移動台座がガイド装置に沿って移動可能となっているガイド装置において、
前記チューブは、固定セグメント(9)と少なくとも1つの可傾セグメント(10)から構成されており、
前記可傾セグメント(10)が、固定セグメント(9)と同一直線上に突出状に横たわる位置と、該位置から退去した位置とに位置変更可能となるように、両セグメント(9,10)は傾動機構(8)により傾動可能に連結され、
前記傾動機構(8)は、実質的に固定セグメント(9)と可傾セグメント(10)の少なくとも一方の内部に配置されているガイド装置。 - 傾動機構は、傾動アーム(14)を駆動するための回転モータ(12)を備え、前記傾動アーム(14)は、遊星ギヤシステム(15)を介して前記モータ(12)に連結していることを特徴とする請求項1記載のガイド装置。
- 傾動機構(8)は、固定セグメント(9)内に配置されたモータ(12)と、該モータ(12)によって選択的に駆動される傾動アーム(14)を備え、
傾動アーム(14)は、固定セグメント(9)と可傾セグメント(10)に亘って傾動可能に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のガイド装置。 - 固定セグメント(9)と可傾セグメント(10)の間に傾動軸(16)を配置し、可傾セグメント(10)は、前記固定セグメント(9)に対して前記傾動軸(16)回りに相対的に傾動可能であることを特徴とする請求項1、2又は3のいずれかに記載のガイド装置。
- 傾動機構(8)は、一側が可傾セグメント(10)に嵌合し他側が固定セグメント(9)に嵌合するハウジング(11)を備え、
ハウジング(11)は小径部(20)間に中間部を備え、
該中間部は、両セグメント(9,10)の外周形状及び外径に対応する外周形状及び外径を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガイド装置。 - 中間部の両側に形成された小径部(20)は、両セグメント(9,10)の内周形状及び内径に対応する外周形状及び外径を有していることを特徴とする請求項5記載のガイド装置。
- ハウジング(11)の中間部は、相互に傾動可能な2つのハウジング部品(17)を有していることを特徴とする請求項5又は6記載のガイド装置。
- 両セグメントの1つ又は中間部は、可傾セグメント(10)が回動運動を行っている間、傾動アーム(14)が通過しうる少なくとも1つの通路(19)を有していることを特徴とする請求項3及び請求項4〜7のいずれかに記載のガイド装置。
- 傾動機構(8)は、可傾セグメントの折畳み退去位置において、可傾セグメント(10)が固定セグメントの上面に寄り掛かるように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のガイド装置。
- 階段リフト又は階段歩行補助器具のように、階段に沿って人及び物を運ぶ装置であって、移動台座及び実質的に固定ガイド装置を備えた装置において、
移動台座がガイド装置に沿って移動可能であり、ガイド装置は、前記請求項1〜9のいずれかに記載の特徴を有していることを特徴とする装置。
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