【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブル上に載置された被加工材を、該テーブルの上方に配置された丸鋸本体を上下に移動させることにより該丸鋸本体のブレードにより切断することができる卓上丸鋸に関し、詳しくはブレードの下部側を覆うために備えられるセーフティカバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の卓上丸鋸では、被加工材を切断するためのブレードを有する丸鋸本体は、被加工材の切断作業に用いられていない状態では、上昇端位置に保持されている。丸鋸本体が上昇端位置にあるとき、ブレードは、その下部側をセーフティカバーによって覆われている。
上記のセーフティカバーとしては、前後に分割された形式のものとして、双方が回動するタイプと、前側セーフティカバーのみが回動し、後側セーフティカバーが固定されたタイプとが知られている。前後双方のセーフティカバーが回動するタイプのものは、被加工材を加工するために丸鋸本体を下方へ揺動（下降）させたとき、例えば被加工材に接触して上方へ回動するように構成されている（特許文献１参照。）。また、後側セーフティカバーが固定された後者のものは、丸鋸本体を下方へ揺動（下降）させたときに、後側セーフティカバーが被加工材に干渉しないように設定されている（特許文献２参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
実開平０３−１０８４０１号公報
【特許文献２】
特公平０６−９８６０１号公報
【０００４】
【発明が解決しょうとする課題】
上記特許文献１に記載の双方回動タイプの場合、前後のセーフティカバーは、丸鋸本体側において、ブレードの回転中心線上に設定された共通の回動軸を中心にして個別的に回動するように取り付けられている。そして、後側のセーフティカバーは、被加工材の切断時に被加工材に接触することによって上方へ回動される構造である。したがって、後側セーフティカバーは、丸鋸本体に対する取付部からブレードの外周縁まで延在させて形成しなければならない。その結果、後側セーフティカバーとしては、ブレードの側面から外周部を含む広い面積のものが必要になり、後側セーフティカバーが大型化してしまうという問題がある。
他方、後者の後側セーフティカバーが固定タイプの場合、丸鋸本体を下側へ揺動させたとき、後側セーフティカバーについて被加工材との干渉問題を考慮して位置や形状等を設計しなければならず、設計上の自由度に制約を受けるという問題がある。
【０００５】
本発明は、上述した従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、卓上丸鋸において、ブレードを覆う後側セーフティカバーにつき、コンパクト化を図るとともに、形状や位置に関して合理的に構成することができる技術を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明に係る卓上丸鋸は、請求項１および２に記載のとおりに構成される。各請求項に記載の発明は、被加工材を載置可能なテーブルを有するベースと、当該ベースの上方に配置された付設物として、被加工材を切断するためのブレードを有する丸鋸本体、および丸鋸本体を上下方向に揺動可能に支持する本体支持部を備えた卓上丸鋸において、ブレードを覆う後側セーフティカバーにつき、コンパクト化を図るとともに、形状や位置に関して合理的に構成することができるようにしたことに特徴を有する。
【０００７】
請求項１に記載の卓上丸鋸は、ブレードの下部を覆う前後に分割されたセーフティカバーを備えている。なお、本明細書における「前後」とは、ブレードの回転中心線を挟んで、丸鋸本体の揺動中心側を後側といい、その反対側（作業者による操作側）を前側という。後側セーフティカバーは、付設物におけるブレードの回転中心を通る水平線よりも下方の領域であってかつ当該回転中心を通る垂直線よりも後方の領域に支持され、丸鋸本体による被加工材の切断時に上方へ変位可能とされている。かかる付設物としては、典型的には丸鋸本体支持用としてベースに一体的に突設される本体支持部、本体支持部と丸鋸本体との間に介在される傾動部、および丸鋸本体を構成するブレードケース等がこれに該当するが、これらのほか、前側セーフティカバーを回動動作させるために備えられるリンクアーム等が含まれる。
【０００８】
請求項１の発明によれば、上記のような構成を採用したことにより、丸鋸本体を下方へ揺動させてテーブル上に置かれた被加工材をブレードにより切断するとき、後側セーフティカバーは、例えば被加工材に接触して上方へ変位される。これにより丸鋸本体の下方への揺動を許容する。このときの後側セーフティカバーの変位の形態としては、例えば一つの軸線周りに回動する、いわゆる回動（揺動）形式あるいはガイドに沿って直線的に移動する形式等が考えられる。
このように、後側セーフティカバーが上方へ変位することで、ブレードによる被加工材の切断作業を支障なく実施することができる。このため、被加工材との干渉問題を考慮する必要がなく、固定式の場合に見受けられるような形状あるいは位置に関する制約を受けることが少なくなり、設計上の自由度を得ることができる。また、コンパクト化を合理的になすことが可能となる。
【０００９】
（請求項２に記載の発明）
請求項２の発明では、請求項１に記載の卓上丸鋸において、前側セーフティカバーが丸鋸本体の上下方向の揺動に対応して回動可能に備えられている。そして、前側セーフティカバーは、ブレードを覆う位置にあるとき、後側セーフティカバーに係合して該後側セーフティカバーの上方への変位を規制する構成としている。これにより、後側セーフティカバーが常には前側セーフティカバーによってブレードの刃先を覆う位置にロックされることになる。
【００１０】
なお、上記各請求項に記載の卓上丸鋸は、例えば丸鋸本体に上部テーブルを備えた態様の、いわゆるテーブルソーとしても使用できる上部テーブル付卓上丸鋸に適用することが特に有効である。この上部テーブル付卓上丸鋸は、被加工材を切断するブレードの上部を丸鋸本体に備えられた上部テーブルの下方からスリットを通してテーブル上面に突出させた構成であり、被加工材を上部テーブルの上面に載せて滑らせることにより切断することができる。すなわち、丸鋸本体を下方に揺動させつつブレードの下縁部を用いて、いわゆる卓上丸鋸として使用するとともに、上部テーブルを概ね水平状態にするために、丸鋸本体を下方位置で固定した上で、当該上部テーブルの上面へと突出したブレードの上縁部を用いてテーブルソーとして併用することが可能とされる。このような上部テーブル付卓上丸鋸では、上部テーブルを丸鋸本体に付設する関係で、例えばセーフティカバーの移動範囲に制約を受ける等の理由から、セーフティカバーを前後に分割して配置する場合が生じ易く、特にセーフティカバーの合理的配置の要請が高く、本件発明を一層良好に適用することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図１〜図５に基づいて説明する。本実施の形態に係る卓上丸鋸１００は、丸鋸本体１３０に上部テーブル１４０が付設された、いわゆる上部テーブル付卓上丸鋸である。図１〜図３は上部テーブル付卓上丸鋸１００を示す側面図であり、図１は丸鋸本体１３０が上昇端に位置した通常状態を示し、図２および図３は丸鋸本体１３０の下方への揺動状態を段階的に示している。
図示のように、上部テーブル付卓上丸鋸１００は、丸鋸本体１３０、ベース１１０および丸鋸本体１３０とベース１１０とを結合する本体支持部１５０とを主体として構成される。
【００１２】
丸鋸本体１３０は、図示省略の電動モータによって回転駆動されるブレード１３１と、当該ブレード１３１を覆うブレードケース１３２、セーフティカバー１３３、上部テーブル１４０、さらに図示省略のハンドグリップやそのハンドグリップに設けられたトリガースイッチ等を有し、揺動中心１３０ａを中心として上下方向に揺動可能に構成される。
また、丸鋸本体１３０は、本体支持部１５０に設けられた傾動部１５１を介して左右方向（図１〜図３における紙面に直交する方向）に傾動自在に支持され、止着ネジ１５２により所定の傾動角にて固定されるように構成される。これにより、ブレード１３１による被加工材Ｗの垂直切りのみならず、傾斜切りが可能とされる。
なお、本体支持部１５０は、ベース１１０に一体的に突設された支持部１５０ａと、その支持部１５０ａに傾動可能とされる傾動部１５１とによって構成されている。
【００１３】
ベース１１０は、本体支持部１５０を介して丸鋸本体１３０に結合されるとともに、上部にターンテーブル１１１を有する。ターンテーブル１１１の上面側には切断すべき被加工材Ｗが載置される。ターンテーブル１１１は、被加工材Ｗをブレード１３１による切断線に対して直角に突き当てるためのフェンス状の位置決め部材１１２を有するとともに、ベース１１０に対して適宜水平面内で回転可能に支持されており、ターンレバー１１３を回動操作することで水平回転できるように構成される。これにより、ブレード１３１による前後方向（水平方向）に傾斜した角度切りが可能となる。ここで、「前後」とは、ブレード１３１の回転中心１３１ａを挟んで、丸鋸本体１３０の揺動中心１３０ａ側を後側といい、その反対側（作業者による操作側）を前側という。
【００１４】
また、丸鋸本体１３０には、上面を被加工材の載置面とする上部テーブル１４０が備えられている。上部テーブル１４０は、ブレードケース１３２に固定的に設けられており、ブレード１３１の上縁部が、上部テーブル１４０の下方からスリット（図示省略）を通してテーブル上面側へ所定高さで突出される。テーブル上面に突出されたブレード１３１の突出部は、上部カバー１４１によって覆われる。上部カバー１４１は、後部側において、ブレードケース１３２に対し回動中心１４１ａを中心にして上下方向に回動可能とされ、丸鋸本体１３０が上昇端位置に保持されている状態では、下縁部が上部テーブル１４０の上面に当接した位置に保持されてブレード１３１のテーブル上面からの突出部を覆っている。
【００１５】
したがって、上部テーブル１４０を概ね水平状に固定（例えば、丸鋸本体１３０を下降端へ揺動した状態で、図示省略のロック装置にて固定）した状態で、その前側上面（図１〜図３における右側上部）に被加工材（図示省略）を載せて後方へ滑らせることにより、ブレード１３１の上縁部を用いて被加工材を切断することが可能とされる。なお、上部カバー１４１は、切断加工される被加工材の後方への送り込みに伴い当該被加工材によって上方へ押し退けられる。
【００１６】
このように、丸鋸本体１３０に上部テーブル１４０が備えられた上部テーブル付卓上丸鋸１００は、ブレード１３１の下縁部を用いて被加工材Ｗを切断する、いわゆる卓上丸鋸としての使用のほか、ブレード１３１の上縁部を用いて被加工材を切断する、いわゆるテーブルソーとしての併用が可能とされる。
【００１７】
上記のような上部テーブル付卓上丸鋸１００において、ブレード１３１の下部側を覆うセーフティカバー１３３は、前後に分割された前側セーフティカバー１３４と後側セーフティカバー１３５とから構成されている。前側セーフティカバー１３４は、ブレード１３１の下部前側Ａを覆い、後側セーフティカバー１３５は、ブレード１３１の下部後側Ｂを覆うように配置される。
【００１８】
前側セーフティカバー１３４は、概ね断面Ｕ字形に形成されており、ブレード１３１およびブレードケース１３２に被さるように配置されるとともに、ブレード１３１の回転中心１３１ａの近傍においてブレードケース１３２に回動可能に取り付けられている。すなわち、前側セーフティカバー１３４は、ブレード１３１の周方向に回動される構成とされる。そして、丸鋸本体１３０が上昇端位置にある状態では、自重によりあるいはスプリングにより下方（図１〜図３において右回り方向）に付勢されるとともに、突片部１３４ａがリンクアーム１３６の先端に係合することでブレード１３１の下部前側Ａを覆う閉じ位置（図１参照）に保持されている。リンクアーム１３６は本体支持部１５０の傾動部１５１に回動中心１３６ａを中心にして回動可能に取り付けられるとともに、アーム長さ方向に延びる円弧状の長孔１３６ｂに有し、その長孔１３６ｂにブレードケース１３２に取り付けられたガイドピン１３７が嵌め込まれている。
【００１９】
これにより、丸鋸本体１３０を下方へ揺動させたとき、その揺動に伴いリンクアーム１３６の先端で突片部１３４ａを介して前側セーフティカバー１３４が上方へ回動される。すなわち、前側セーフティカバー１３４は、丸鋸本体１３０の揺動に連動して上下方向に回動され、ブレード１３１の下部前側Ａを覆う閉じ位置と、下部前側Ａを露出する開き位置（図３参照）との間で回動される構成となっている。
【００２０】
一方、後側セーフティカバー１３５は、図５に示すように、ブレード１３１を左右両側から挟むように配置される２枚のプレート１３５ａ，１３５ｂを平行に配置させたコの字型の一体形状になっている。後側セーフティカバー１３５は、一端部がブレードケース１３２の後側の丸鋸本体１３０の揺動中心１３０ａの近傍において、回動中心１３５ｃを中心として上下方向に回動可能に取り付けられるとともに、その取付部を起点にしてブレード１３１の後側下部における外周縁を覆うように概ね水平状に延在されている。そして、その延在部によってブレード１３１の下部後側を覆う覆蓋部１３５ｅを形成している。
【００２１】
すなわち、後側セーフティカバー１３５は、ブレード１３１の回転中心を通る水平線よりも下方の領域であってかつ当該回転中心を通る垂直線よりも後方の領域において、丸鋸本体１３０の構成部材であるブレードケース１３２に取り付けられ、ブレード１３１の径方向に回動される構成となっている。上記のブレードケース１３２が本発明でいう「付設物」に対応する。そして、後側セーフティカバー１３５は、丸鋸本体１３０が上昇端位置にある状態では、ブレードケース１３２に形成した図示省略のストッパーによってブレード１３１の後側下部Ｂを覆う閉じ位置（図１に示す位置）に保持され、上向きの外力（押上力）を受けたときには、上方（ブレード１３１の回転中心側）へ回動され、ブレード１３１の後側下部Ｂを露出する開き位置（図３に示す位置）へ変位される構成となっている。
【００２２】
また、図１および図４に示すように、後側セーフティカバー１３５は、閉じ位置にあるとき、その覆蓋部１３５ｅの延出方向端部が同じく閉じ位置にある前側セーフティカバー１３４の一端部と側面方向において相互に重なり合うように位置する。これによりブレード１３１の下部を隙間なく覆っている。そして、この位置では、前側セーフティカバー１３４は、図４に示すように、下縁端部１３４ｂが後側セーフティカバー１３５の延在端部に形成された係合片１３５ｄの上面に係合し、これにより後側セーフティカバー１３５の上方への変位を規制する構成となっている。
【００２３】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態に係る卓上丸鋸１００を用いて被加工材Ｗを切断するときは、作業者は図示省略のハンドグリップを保持するとともに、当該ハンドグリップに設けられたトリガースイッチを投入してブレード１３１を回転駆動させる。その後、丸鋸本体１３０を下方へ押圧し、揺動中心１３０ａを中心にして下方へ揺動させる。これにより、ターンテーブル１１１上面にセットされた被加工材Ｗを切断することができる。この切断作業時において、ブレード１３１が被加工材Ｗに近づくに伴い前側セーフティカバー１３４が丸鋸本体１３０の下方への揺動動作に連動してリンクアーム１３６を介して上方へ順次回動され、ブレード１３１の下部前側Ａを露出させる（図３参照）。
【００２４】
この回動初期段階で、前側セーフティカバー１３４の下縁端部１３４ｂが後側セーフティカバー１３５の係合片１３５ｄから外れ、回動規制を解除する（図２参照）。したがって、その後において、後側セーフティカバー１３５は、被加工材Ｗの上面に接触するに伴い上方へ回動する（図３参照）。したがって、ブレード１３１による被加工材Ｗの切断作業を支障なく行うことができる。このため、後側セーフティカバーが固定構造の固定式の場合に見受けられるような形状あるいは位置に関する制約を受けることが少なくなり、設計上の自由度を得ることができる。
【００２５】
また、本実施の形態においては、後側セーフティカバー１３５をブレードケース１３２の後側に取り付け、そして、リンクアーム１３６に対する取付部を起点としてブレード１３１の外周縁を覆うように延在する構成としている。換言すれば、後側セーフティカバー１３５は、ブレード１３１の下部後側の外周縁を覆う覆蓋部１３５ｅが設定され、その覆蓋部１３５ｅをブレード１３１の外周縁の接線方向に沿って延長させるとともに、延長端部に本体支持部１５０に対する取付部が形成された構成である。そのため、回動式の後側セーフティカバーを構成する場合において、例えば後側セーフティカバー１３５の回動中心を、ブレード１３１の回転中心１３１ａと同軸線上または回転中心１３０ａの近傍に設定する場合に比べて、後側セーフティカバー１３５を必要最小限の領域でブレード１３１の下縁部を覆うことが可能なコンパクトな形状に形成することが可能となる。
【００２６】
一方、切断作業を行っていない状態では、丸鋸本体１３０は図１に示す上昇端位置にあり、その位置では後側セーフティカバー１３５は前側セーフティカバー１３４によって上方への回動を規制、すなわち、ロックされている。これにより、後側セーフティカバー１３５の固定状態を安定的に維持することができる。
【００２７】
本実施の形態は、丸鋸本体１３０に上部テーブル１４０を備えた上部テーブル付卓上丸鋸１００に適用している。本実施の形態では、ブレード１３１の下部を覆うセーフティカバー１３３を前後に分割して配置する構成を採用することで、丸鋸本体１３０を下降端まで揺動させたときの、前後の各セーフティカバー１３４，１３５の上方への変位量（逃がし量）を少なくでき、しかも上述した如く後側セーフティカバー１３５をコンパクト化している。このことは、丸鋸本体１３０に上部テーブル１４０が備えられている関係で、セーフティカバーの配置スペースに制約を受ける上部テーブル付卓上丸鋸１００に適用した場合において、特に有効となる。
【００２８】
なお、本発明の趣旨により、下記の態様が構成可能である。
（態様１） 「請求項１または２に記載の卓上丸鋸であって、前記前側セーフティカバーは、前記付設物に対する取付部を起点にして前記ブレードの外周縁を覆うように延在することを特徴とする卓上丸鋸。」
この態様１によれば、後側セーフティカバーは、例えばブレードの外周縁を覆う部位を覆蓋部とし、その覆蓋部をブレードの外周縁の接線方向に沿って延長させるとともに、その延長端部を取付部とするといった設定が可能であり、これによりブレードを確実に覆いつつも、後側セーフティカバーによる覆蓋面積を最小限に維持し、コンパクト化を合理的になすことが可能となる。
【００２９】
（態様２） 「請求項１または２に記載の卓上丸鋸であって、前記丸鋸本体には、被加工材を載置可能な上部テーブルが備えられ、その上部テーブルの上面側に前記ブレードの上部が貫通して突出されていることを特徴とする卓上丸鋸。」
この態様２によれば、上部テーブルを丸鋸本体に付設する関係で、例えばセーフティカバーの移動範囲に制約を受ける等の理由から、セーフティカバーを前後に分割して配置する場合が生じ易く、特にセーフティカバーの合理的配置の要請が高く、本件発明を一層良好に適用することができる。
【００３０】
本実施の形態では、後側セーフティカバー１３５をブレードケース１３２に回動可能に取り付けて上方へ変位できる構成としたが、この回動による上方への変位形式に変えて、例えば本体支持部１５０の支持部１５０ａあるいは傾動部１５１に上下方向に延在するガイド部材を設け、そのガイド部材を用いて直線的に変位する構成としてもよい。また、後側セーフティカバー１３５をブレードケース１３２に変えてリンクアーム１３６に回動可能に取り付けてもよい。したがって、このときの支持部１５０ａ、傾動部１５１およびリンクアーム１３６が、本発明でいう「付設物」に対応する。
また、本実施の形態は、上部テーブル付卓上丸鋸１００で説明したが、テーブルソーを併用しない構成の卓上丸鋸に適用することは何ら差し支えない。
【００３１】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、卓上丸鋸において、ブレードを覆う後側セーフティカバーにつき、コンパクト化を図るとともに、形状や位置に関して合理的に構成することができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施の形態に係る上部テーブル付卓上丸鋸を示す側面図であり、丸鋸本体が上端に位置している状態を示す。
【図２】本実施の形態に係る上部テーブル付卓上丸鋸を示す側面図であり、丸鋸本体の下降途中を示す。
【図３】本実施の形態に係る上部テーブル付卓上丸鋸を示す側面図であり、ブレードによる切断途中状態を示す。
【図４】前側セーフティカバーによる後側セーフティカバーの回動ロックを示す一部切断拡大図である。
【図５】図１のＶ−Ｖ線断面図である。
【符号の説明】
１００ 卓上丸鋸
１１０ ベース
１１１ ターンテーブル
１３０ 丸鋸本体
１３１ ブレード
１３２ ブレードケース
１３３ セーフティカバー
１３４ 前側セーフティカバー
１３４ｂ 下縁端部
１３５ 後側セーフティカバー
１３５ｄ 係合片
１３６ リンクアーム
１４０ 上部テーブル
１５０ 本体支持部
１５０ａ 支持部
１５１ 傾動部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tabletop circular saw capable of cutting a workpiece placed on a table by moving a circular saw body disposed above the table up and down by a blade of the circular saw body. More particularly, the present invention relates to a safety cover provided to cover a lower side of a blade.
[0002]
[Prior art]
In this type of tabletop circular saw, a circular saw body having a blade for cutting a workpiece is held at a rising end position when not used for cutting the workpiece. When the circular saw body is at the raised end position, the blade is covered on its lower side by a safety cover.
As the above-mentioned safety cover, there are known a type that is divided into front and rear, a type in which both are rotated, and a type in which only the front safety cover is rotated and the rear safety cover is fixed. In the type in which the front and rear safety covers rotate, when the circular saw main body is swung down (down) to process the workpiece, it rotates upward, for example, in contact with the workpiece. (See Patent Document 1). Further, in the case of the latter in which the rear safety cover is fixed, the rear safety cover is set so that the rear safety cover does not interfere with the workpiece when the circular saw body is swung downward (downward). Reference 2).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 03-108401 [Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. 06-98601
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the bi-rotation type described in Patent Document 1, the front and rear safety covers individually rotate around the common rotation axis set on the rotation center line of the blade on the circular saw main body side. So that it is attached. The rear safety cover has a structure in which the rear safety cover is rotated upward by contacting the workpiece when cutting the workpiece. Therefore, the rear safety cover must be formed so as to extend from the attachment portion to the circular saw main body to the outer peripheral edge of the blade. As a result, the rear safety cover needs to have a large area including the outer peripheral portion from the side surface of the blade, and there is a problem that the rear safety cover becomes large.
On the other hand, when the rear safety cover is a fixed type, when the circular saw body is swung down, the position and shape of the rear safety cover should be designed in consideration of the problem of interference with the workpiece. And there is a problem that the degree of freedom in design is restricted.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to reduce the size of a rear safety cover that covers a blade in a tabletop circular saw and to reduce the size and position of the rear safety cover. It is an object of the present invention to provide a technology that can be configured in a specific manner.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a tabletop circular saw according to the present invention is configured as described in claims 1 and 2. The invention described in each claim has a base having a table on which a work material can be placed, and a circular saw body having a blade for cutting the work material as an accessory disposed above the base, In a tabletop circular saw equipped with a main body support that supports the circular saw main body so that it can swing up and down, the rear safety cover that covers the blades should be compact and reasonably configured with respect to shape and position. The feature is that it is made possible.
[0007]
The desk circular saw according to the first aspect includes a safety cover divided into front and rear portions that covers a lower portion of the blade. In the present specification, the term “front and rear” refers to the swing center side of the circular saw body with respect to the rotation center line of the blade as the rear side, and the opposite side (operating side by the operator) as the front side. The rear safety cover is supported in a region below a horizontal line passing through the rotation center of the blade of the attachment and behind a vertical line passing through the rotation center, and cuts the workpiece by the circular saw body. Sometimes it can be displaced upward. Examples of such attachments include a main body support portion, which is typically protruded integrally with the base for supporting the circular saw main body, a tilting portion interposed between the main body support portion and the circular saw main body, and a circular saw main body. And the like, but also include a link arm and the like provided for rotating the front safety cover.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, by adopting the above-described configuration, the rear safety cover can be used when the work body placed on the table is cut by the blade by swinging the circular saw body downward. Is displaced upward, for example, in contact with the workpiece. This allows downward swinging of the circular saw body. At this time, as a form of displacement of the rear safety cover, for example, a so-called rotating (swinging) type that rotates around one axis line or a type that linearly moves along a guide can be considered.
As described above, since the rear safety cover is displaced upward, the work of cutting the workpiece by the blade can be performed without any trouble. For this reason, there is no need to consider the problem of interference with the workpiece, and there is less restriction on the shape or position found in the case of the fixed type, and the degree of freedom in design can be obtained. Also, it is possible to make the system compact.
[0009]
(Invention of claim 2)
According to a second aspect of the present invention, in the desk circular saw according to the first aspect, the front safety cover is rotatably provided in accordance with the vertical swing of the circular saw main body. When the front safety cover is located at a position covering the blade, the front safety cover is configured to engage with the rear safety cover to restrict upward displacement of the rear safety cover. As a result, the rear safety cover is always locked at the position where the front safety cover covers the cutting edge of the blade.
[0010]
The tabletop circular saw described in each of the above claims is particularly effective to be applied to a tabletop circular saw with an upper table that can be used as a so-called table saw, for example, in a mode in which an upper table is provided in a circular saw body. This tabletop circular saw with an upper table has a configuration in which the upper part of a blade for cutting a workpiece is projected from below the upper table provided on the circular saw main body through a slit to the upper surface of the table, and the workpiece is placed on the upper table. It can be cut by sliding on the top surface. That is, using the lower edge of the blade while swinging the circular saw body downward, the circular saw body was fixed at the lower position in order to use it as a so-called desk circular saw and to make the upper table substantially horizontal. Above, the upper edge of the blade protruding to the upper surface of the upper table can be used together as a table saw. In such a tabletop circular saw with an upper table, the upper cover is attached to the circular saw body. This is likely to occur, and in particular, there is a high demand for a rational arrangement of the safety cover, and the present invention can be applied more favorably.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The tabletop circular saw 100 according to the present embodiment is a so-called tabletop circular saw with an upper table in which an upper table 140 is attached to a circular saw main body 130. 1 to 3 are side views showing a desk circular saw 100 with an upper table. FIG. 1 shows a normal state in which the circular saw main body 130 is located at a rising end, and FIGS. The oscillating state is shown in a stepwise manner.
As shown in the drawing, the tabletop circular saw 100 with an upper table mainly includes a circular saw main body 130, a base 110, and a main body support 150 for connecting the circular saw main body 130 and the base 110.
[0012]
The circular saw body 130 is provided on a blade 131 that is rotationally driven by an electric motor (not shown), a blade case 132 that covers the blade 131, a safety cover 133, an upper table 140, and a hand grip (not shown) and the hand grip thereof. And has a trigger switch and the like, and is configured to be able to swing vertically about the swing center 130a.
Further, the circular saw main body 130 is supported by a tilting part 151 provided on the main body supporting part 150 so as to be tiltable in the left-right direction (a direction perpendicular to the plane of FIG. 1 to FIG. 3). It is configured to be fixed at a tilt angle of. This allows not only the vertical cutting of the workpiece W by the blade 131 but also the inclined cutting.
The main body support 150 includes a support 150 a that is integrally provided with the base 110 and a tiltable portion 151 that can be tilted to the support 150 a.
[0013]
The base 110 is coupled to the circular saw main body 130 via the main body support 150, and has a turntable 111 on an upper part. A workpiece W to be cut is placed on the upper surface of the turntable 111. The turntable 111 has a fence-shaped positioning member 112 for abutting the workpiece W at right angles to a cutting line by the blade 131, and is supported rotatably in a horizontal plane with respect to the base 110 as appropriate. The turn lever 113 is configured to be able to rotate horizontally by rotating. Thus, the blade 131 can perform angle cutting inclined in the front-rear direction (horizontal direction). Here, the “front and rear” refers to the side of the swing center 130 a of the circular saw main body 130 with respect to the rotation center 131 a of the blade 131 as the rear side, and the opposite side (operating side by the operator) as the front side.
[0014]
Further, the circular saw main body 130 is provided with an upper table 140 whose upper surface is used as a surface on which a workpiece is placed. The upper table 140 is fixedly provided on the blade case 132, and the upper edge of the blade 131 projects from a lower portion of the upper table 140 through a slit (not shown) to a table upper surface side at a predetermined height. The protruding portion of the blade 131 protruding from the table upper surface is covered by the upper cover 141. The upper cover 141 is rotatable in the vertical direction about the rotation center 141 a with respect to the blade case 132 on the rear side, and when the circular saw main body 130 is held at the rising end position, the lower edge Is held at a position in contact with the upper surface of the upper table 140 to cover the protruding portion of the blade 131 from the upper surface of the table.
[0015]
Therefore, in a state where the upper table 140 is fixed substantially horizontally (for example, the circular saw body 130 is swung to the lower end and fixed by a lock device not shown), its front upper surface (FIGS. 1 to 3) By placing a workpiece (not shown) on the upper right side of the blade and sliding it backward, it is possible to cut the workpiece using the upper edge of the blade 131. Note that the upper cover 141 is pushed upward by the workpiece as the workpiece to be cut is fed rearward.
[0016]
Thus, the tabletop circular saw 100 with the upper table provided with the upper table 140 on the circular saw main body 130 cuts the workpiece W using the lower edge of the blade 131, and is used as a so-called tabletop circular saw. In addition, the blade 131 can be used in combination with a so-called table saw for cutting a workpiece using the upper edge portion.
[0017]
In the tabletop circular saw 100 with the upper table as described above, the safety cover 133 that covers the lower side of the blade 131 includes a front safety cover 134 and a rear safety cover 135 that are divided into front and rear parts. The front safety cover 134 covers the lower front side A of the blade 131, and the rear safety cover 135 covers the lower rear B of the blade 131.
[0018]
The front safety cover 134 has a substantially U-shaped cross section, is disposed so as to cover the blade 131 and the blade case 132, and is rotatably attached to the blade case 132 near the rotation center 131a of the blade 131. ing. That is, the front safety cover 134 is configured to rotate in the circumferential direction of the blade 131. When the circular saw body 130 is at the rising end position, the circular saw body 130 is urged downward (rightward in FIGS. 1 to 3) by its own weight or by a spring, and the projecting piece 134 a is When engaged, the blade 131 is held at a closed position (see FIG. 1) covering the lower front side A. The link arm 136 is attached to the tilting portion 151 of the main body supporting portion 150 so as to be rotatable around a rotation center 136a, and has a circular arc-shaped long hole 136b extending in the arm length direction. A guide pin 137 attached to the blade case 132 is fitted.
[0019]
Thus, when the circular saw main body 130 is swung downward, the front safety cover 134 is turned upward at the tip of the link arm 136 via the projecting piece 134a with the swing. That is, the front safety cover 134 is vertically rotated in conjunction with the swing of the circular saw main body 130, and the closed position covering the lower front side A of the blade 131 and the open position exposing the lower front side A (see FIG. 3). ).
[0020]
On the other hand, as shown in FIG. 5, the rear safety cover 135 has a U-shape integral shape in which two plates 135a and 135b arranged so as to sandwich the blade 131 from both left and right sides are arranged in parallel. ing. One end of the rear safety cover 135 is attached near the swing center 130a of the circular saw body 130 on the rear side of the blade case 132 so as to be rotatable up and down around a rotation center 135c. It extends substantially horizontally so as to cover the outer peripheral edge of the lower rear portion of the blade 131 with the portion as a starting point. The extending portion forms a cover 135e that covers the lower rear side of the blade 131.
[0021]
That is, the rear safety cover 135 is a blade that is a component of the circular saw body 130 in a region below a horizontal line passing through the rotation center of the blade 131 and behind a vertical line passing through the rotation center. It is configured to be attached to the case 132 and to be rotated in the radial direction of the blade 131. The blade case 132 corresponds to the “attachment” in the present invention. When the circular saw body 130 is at the raised end position, the rear safety cover 135 closes the rear lower portion B of the blade 131 with a stopper (not shown) formed on the blade case 132 (the position shown in FIG. 1). ), And when it receives an upward external force (push-up force), it is pivoted upward (toward the center of rotation of the blade 131) to open the rear lower portion B of the blade 131 (position shown in FIG. 3). It is configured to be displaced.
[0022]
As shown in FIGS. 1 and 4, when the rear safety cover 135 is in the closed position, one end and the side of the front safety cover 134 in which the end of the cover 135e in the extending direction is also in the closed position. Located so as to overlap each other in the direction. Thus, the lower portion of the blade 131 is covered without any gap. In this position, the front safety cover 134 engages the lower edge 134b with the upper surface of the engagement piece 135d formed at the extending end of the rear safety cover 135, as shown in FIG. Thereby, the rear safety cover 135 is configured to restrict upward displacement.
[0023]
Next, the operation of the present embodiment will be described. When cutting the workpiece W using the desk circular saw 100 according to the present embodiment, the operator holds a hand grip (not shown) and turns on a trigger switch provided on the hand grip to turn the blade. 131 is driven to rotate. Thereafter, the circular saw main body 130 is pressed downward, and swings downward around the swing center 130a. Thereby, the workpiece W set on the upper surface of the turntable 111 can be cut. During this cutting operation, as the blade 131 approaches the workpiece W, the front safety cover 134 is sequentially rotated upward through the link arm 136 in conjunction with the downward swinging operation of the circular saw main body 130, The lower front side A of the blade 131 is exposed (see FIG. 3).
[0024]
In this rotation initial stage, the lower edge 134b of the front safety cover 134 is disengaged from the engagement piece 135d of the rear safety cover 135, and the rotation restriction is released (see FIG. 2). Therefore, thereafter, the rear safety cover 135 rotates upward as it comes into contact with the upper surface of the workpiece W (see FIG. 3). Therefore, the work of cutting the workpiece W by the blade 131 can be performed without any trouble. For this reason, there is less restriction on the shape or position as seen in the case where the rear safety cover is of a fixed type having a fixed structure, and the degree of freedom in design can be obtained.
[0025]
Further, in the present embodiment, the rear safety cover 135 is attached to the rear side of the blade case 132, and extends so as to cover the outer peripheral edge of the blade 131 with the attachment portion for the link arm 136 as a starting point. . In other words, the rear safety cover 135 is provided with a cover 135 e that covers the lower rear outer periphery of the blade 131, and extends the cover 135 e along the tangential direction of the outer periphery of the blade 131. This is a configuration in which an attachment portion to the main body support portion 150 is formed at an end. For this reason, in the case of configuring the rotating rear safety cover, for example, the rotation center of the rear safety cover 135 is set coaxially with the rotation center 131a of the blade 131 or in the vicinity of the rotation center 130a. The rear safety cover 135 can be formed in a compact shape that can cover the lower edge of the blade 131 in a minimum necessary area.
[0026]
On the other hand, when the cutting operation is not performed, the circular saw main body 130 is at the rising end position shown in FIG. 1, and in this position, the rear safety cover 135 restricts the upward rotation by the front safety cover 134, that is, Locked. Thereby, the fixed state of the rear safety cover 135 can be stably maintained.
[0027]
The present embodiment is applied to a tabletop circular saw 100 with an upper table provided with an upper table 140 on a circular saw body 130. In the present embodiment, by adopting a configuration in which the safety cover 133 covering the lower portion of the blade 131 is divided and arranged in front and rear, each of the front and rear safety covers when the circular saw body 130 is swung to the lower end is adopted. The amount of upward displacement (relief) of 134 and 135 can be reduced, and the rear safety cover 135 is made compact as described above. This is particularly effective when applied to the tabletop circular saw 100 with the upper table, which is limited by the space in which the safety cover is arranged, because the circular saw body 130 is provided with the upper table 140.
[0028]
In addition, the following aspects can be comprised by the meaning of this invention.
(Aspect 1) "The desk circular saw according to claim 1 or 2, wherein the front safety cover extends so as to cover an outer peripheral edge of the blade starting from a mounting portion for the attachment. A characteristic tabletop circular saw. "
According to the first aspect, for example, the rear safety cover has a portion that covers the outer peripheral edge of the blade as a cover, extends the cover along the tangential direction of the outer peripheral edge of the blade, and attaches the extended end. It is possible to set such that it is a part, and thereby, while securely covering the blade, the cover area of the rear safety cover can be kept to a minimum, and the compactness can be achieved rationally.
[0029]
(Aspect 2) The desktop circular saw according to claim 1 or 2, wherein the circular saw main body is provided with an upper table on which a workpiece can be placed, and the blade is provided on an upper surface side of the upper table. A tabletop circular saw characterized by the upper part of which is projected through. "
According to the second aspect, since the upper table is attached to the circular saw main body, the safety cover is likely to be divided and arranged in front and rear, for example, because the movement range of the safety cover is restricted, etc. There is a high demand for a rational arrangement of the safety cover, and the present invention can be applied more favorably.
[0030]
In the present embodiment, the rear safety cover 135 is rotatably attached to the blade case 132 so as to be displaceable upward. However, instead of being displaced upward by this rotation, for example, the main body support 150 A guide member extending in the up-down direction may be provided on the supporting portion 150a or the tilting portion 151, and the guide member may be used to linearly displace. Further, the rear safety cover 135 may be rotatably attached to the link arm 136 instead of the blade case 132. Therefore, the supporting portion 150a, the tilting portion 151, and the link arm 136 at this time correspond to the "attachment" in the present invention.
Although the present embodiment has been described with the tabletop circular saw 100 with the upper table, application to a tabletop circular saw that does not use a table saw is also acceptable.
[0031]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, in a tabletop circular saw, there is provided a technique that can reduce the size of a rear safety cover that covers a blade and that can be rationally configured in terms of shape and position. Can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a tabletop circular saw with an upper table according to the present embodiment, showing a state where a circular saw main body is located at an upper end.
FIG. 2 is a side view showing the tabletop circular saw with the upper table according to the present embodiment, showing a lower part of the circular saw body;
FIG. 3 is a side view showing the tabletop circular saw with the upper table according to the present embodiment, showing a state in the middle of cutting by a blade.
FIG. 4 is a partially cut-away enlarged view showing a rotation lock of a rear safety cover by a front safety cover.
FIG. 5 is a sectional view taken along line VV of FIG. 1;
[Explanation of symbols]
100 Desktop circular saw 110 Base 111 Turntable 130 Circular saw main body 131 Blade 132 Blade case 133 Safety cover 134 Front safety cover 134b Lower edge 135 Rear safety cover 135d Engagement piece 136 Link arm 140 Upper table 150 Main body support 150a Support part 151 Tilt part