JP2004329866A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蒸気発生手段15と蒸気加熱手段13と、前記蒸気発生手段15と前記蒸気加熱手段13とを接続する蒸気経路14と、蒸気発生手段15に水量検知手段17を備え、水量検知結果を報知手段18で報知することで、適正な水量を得られるようになる。
【選択図】図1
Description
本発明の実施例1について、図1、2を用いて説明する。図1において、炊飯器の本体1は有底筒状の鍋収納部1aを有し、着脱自在に鍋2を収納する。鍋収納部1aの底部には鍋加熱手段である底誘導コイル3が設けられている。4は底センサーで、鍋2の底面2aと当接するよう構成されている。制御部5は炊飯器の動作を制御する。
本発明の第2の実施例について、図3を用いて説明する。図3は本発明の第2の実施例のフローチャートであり、炊飯開始後から、所定のシーケンスで炊飯を開始するまでの動作を記述している。ステップ31で、水量検知手段により、蒸気発生手段内の水量を検知し、ステップ32へすすむ。ステップ32でその水量が第1の規定水量満(本実施例の場合、20cc未満)であるかどうかを判断し、第1の規定水量以下の場合、ステップ33へすすみ、そうでない場合はステップ34へ進む。ステップ33では、蒸気発生手段を動作させず、大気圧下の水の沸点(100℃)以上の過熱蒸気を鍋開口部上方から米に供給することを行わずに炊飯を行うシーケンスで炊飯を行う。ステップ34では、水量検知手段によって検知した水量が第2の規定値未満(本実施例の場合、50cc未満)であるかどうかを判断し、第2の規定水量以下の場合、ステップ35へすすみ、そうでない場合はステップ36へ進む。ステップ36では、十分な量の大気圧下の水の沸点(100℃)以上の過熱蒸気を鍋開口部上方から米に供給することができる本来のシーケンスでの炊飯を行う。ステップ35では、蒸気発生手段への加熱時期や、加熱量を調整することで、水量が第1の規定値以上、第2の規定値未満の場合にでも、この水量に適した大気圧下の水の沸点(100℃)以上の過熱蒸気を鍋開口部上方から米に供給するシーケンスで炊飯する。
本発明の第3の実施例について、図4を用いて説明する。図4は本発明の第3の実施例の操作表示部の例であり、41は炊飯開始設定手段、42はメニュー選択手段であり、43はメニュー選択手段により選択されたメニューを三角の記号を用いて表示するメニュー表示手段である。43aは高温蒸気を供給するメニューであり、白米、無洗米などのメニューがある。43bは高温蒸気を供給しないメニューであり、おかゆなどのメニューがある。前記構成において、メニュー選択手段42により、高温蒸気を供給するメニューである43aの中「白米」が選択され、炊飯開始設定手段により炊飯が開始された場合には、水量検知手段17を動作させ、水量検知を行った上で、あらかじめ設定された「白米」のシーケンスに従って炊飯を行う。
本発明の第4の実施例について、図5を用いて説明する。図5は、本発明の第4の実施例のフローチャートであり、高温蒸気を供給するメニューでの炊飯を開始し、鍋の有無やセンサーの異常の有無などを確認(図示せず)した後の動作の例を示している。ステップ50で水量を判定し、第1の所定の水量(本実施例の場合80cc)以上であればステップ51へ、そうでなければステップ52へ進む。ステップ51では、予備加熱1として、蒸気発生手段を一定時間動作させ、蒸気を発生させない程度に内部の水を暖め、ステップ52へ進む。ステップ52では、浸水、炊き上げ、蒸らしの各工程に大分された炊飯工程の内、浸水のための工程を行い、ステップ53へ進む。ステップ53では、水量を判定し、第2の所定の水量(本実施例の場合60cc)以上であればステップ54へ、そうでなければステップ55へ進む。ステップ54では、予備加熱2として、蒸気発生手段を一定時間動作させ、蒸気を発生させない程度に内部の水を暖め、ステップ55へ進む。ステップ55では、炊き上げのための工程を行い、ステップ56へ進む。ステップ56では、水量を判定し、第3の所定の水量(本実施例の場合50cc)以上であればステップ57へ、そうでなければステップ58へ進む。ステップ57では、水量が十分にあると判断し、蒸気発生手段を動作させて、十分な高温蒸気を供給して蒸らしの工程を行い、炊飯を終了する。ステップ58では、ステップ57と同じシーケンスでは、炊飯終了前に水がなくなり、高温蒸気の供給ができなくなる可能性があるため、蒸らし工程の前半では温度を下げて、高温蒸気を供給せず、蒸らし工程の後半で、温度を上げて、高温蒸気の供給を行い、炊飯を終了する。
本発明の第5の実施例について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の第5の実施例のフローチャートであり、高温蒸気を供給する蒸らし工程での動作の例を示している。ステップ60で、蒸気発生手段を動作させ、ステップ61へ進む。ステップ61では、蒸らしの第1の工程である蒸らし1工程を行い、ステップ62へ進む。ステップ62では、水量検知を行い、所定の水量(本実施例の場合は5cc)未満であるかどうかを判定し、所定の水量未満の場合はステップ63へ、所定の水量以上の場合はステップ64へ進む。ステップ64では、蒸らしの第2の工程である蒸らし2工程を行い、ステップ65へ進む。ステップ65では、水量検知を行い、所定の水量(本実施例の場合は5cc)未満であるかどうかを判定し、所定の水量未満の場合はステップ66へ、所定の水量以上の場合はステップ67へ進む。ステップ67では、蒸らしの第3の工程である蒸らし3工程を行い炊飯を終了する。ステップ63では、蒸気発生手段の動作を停止し、高温蒸気が供給されない場合に応じた第2の蒸らし工程2aを行い炊飯を終了する。ステップ66では、蒸気発生手段の動作を停止し、高温蒸気が供給されない場合に応じた第3の蒸らし工程3aを行い炊飯を終了する。
本発明の第6の実施例について、図7を用いて説明する。基本的な構成は図2と同じであるため詳細な説明は省略する。図7において、17は水量検知手段であり、17cの適正水量検知手段と、17dの空検知手段と、17bの水量判定手段からなる。17cは適正な水量があるかどうかを判定するものであり、圧力センサーを使用している。17dは蒸気発生部15b内の水量が空であるかどうかを判定する空検知手段であり、サーミスタを使用している。
本発明の第7の実施例について、図8を用いて説明する。炊飯器の基本的な構成は図1と同じであるので詳細な説明は省略する。図8において、15は蒸気発生手段、19は蒸気発生手段へ水を供給する水供給手段であり、弁20の動作によって適量の水を蒸気発生手段15へ供給している。17は水量検知手段で、水供給手段19の水量を検知している。
本発明の第8の実施例について、図9を用いて説明する。炊飯器の基本的な構成は図1と同じであるので詳細な説明は省略する。図9において蒸気発生手段15は蒸気発生用の水を貯水する磁性体を使用した水容器15cと水容器15cを加熱する容器誘導コイル15dで構成されており、更に、水容器15cの温度を測定するための容器温度センサー15eが容器の側面に圧接される様に設置されている。又容器誘導コイル15dは容器温度センサー15eの上方と下方に巻付けられているのである。
本発明の第9の実施例について、図10を用いて説明する。炊飯器の基本的な構成は図1と同じであるので詳細な説明は省略する。図10において蒸気発生手段15は蒸気発生用の水を貯水する磁性体を使用した水容器15cと水容器15cを加熱する容器誘導コイル15dで構成されており、さらに水容器15c上方には発生した蒸気が通る蒸気径路14が設置されており、この蒸気径路14には水量検知手段17としての1対の電極17eと17fの2個設置されており、この電極17e、17fはそれぞれ高さが違うように構成されている。
本発明の第10の実施例について、図11を用いて説明する。炊飯器の基本的な構成は図1と同じであるので詳細な説明は省略する。図11において蒸気発生手段15は蒸気発生用の水を貯水する磁性体を使用した水容器15cと水容器15cを加熱する容器誘導コイル15dで構成されており、さらに水容器15c上方には発生した蒸気が通る蒸気径路14が設置されており、この蒸気径路14には水量検知手段17が設置されている。この水量検知手段17は水よりも比重の小さいフロート17gとフロート17gの位置を検知するフォトセンサー17hを設けている。
2 鍋
3 底誘導コイル
8 蓋
13 蒸気加熱手段
14 蒸気経路
14a 蒸気経路開口部
14c 蒸気経路開口弁
15 蒸気発生手段
15c 水容器
15d 容器誘導コイル(誘導コイル)
15e 容器温度センサー
16 高温蒸気口
16a 高温蒸気口弁
17 水量検知手段
17a 圧力センサー
17b 水量判定手段
17c 適正水量検知手段
17d 空検知手段
17e 電極
17f 電極
17g フロート
17h フォトセンサー(フロートの位置検知手段)
18 報知手段
19 水供給手段
Claims (12)
- 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、給水される蒸気発生部を有し前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生部内の水量を検知する水量検知手段と、前記水量検知手段によって検知した水量により決定される報知をする報知手段とを備えた炊飯器。
- 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、給水される蒸気発生部を有し前記鍋へ供給する蒸気を発生する蒸気発生手段と、前記蒸気発生手段が発生する蒸気を加熱する蒸気加熱手段と、前記蒸気発生部内の水量を検知する水量検知手段とを備え、炊飯開始時または炊飯開始から所定時間以内に前記水量検知手段によって検知した水量により決定されるシーケンスで炊飯を行う炊飯器。
- 蒸気の供給を行うメニューと蒸気の供給を行わないメニューとを備え、蒸気供給を行わないメニューの場合には、水量検知手段を動作させないようにした請求項1または請求項2に記載の炊飯器。
- 炊飯開始から所定時間以上経過した後、水量検知手段によって検知した水量により決定される炊飯方法を行うようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 蒸気発生手段の動作開始後、水量検知手段によって所定水量以下であることを検知した際に、以降の蒸気発生手段の動作を停止する請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 水量検知手段が、空検知手段と適正水量検知手段である請求項1〜5のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 蒸気発生手段へ水を供給する水供給手段を備え、水量検知手段は前記水供給手段の水量を検知する請求項1〜6のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 水量検知手段が、蒸気発生手段に設けられた貯水用の水容器と、前記水容器の温度を測定する容器温度センサーである請求項1〜6のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 容器温度センサーは水容器の側壁温度を検知する請求項8記載の炊飯器。
- 水容器が磁性体であり、前記水容器を加熱する誘導コイルを有し、前記誘導コイルは容器温度センサーの上下に配設された請求項9記載の炊飯器。
- 水量検知手段が、少なくとも一対の電極を有し、水の導電性により水量を検知する請求項1〜7のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 水量検知手段が、水量により位置変化するフロートと、前記フロートの位置を検知する位置検知手段である請求項1〜7のいずれか1項に記載の炊飯器。
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JP2017113045A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理機器 |
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