JP2004327187A - 車両用前照灯 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1シェード32を適宜移動させてカットオフラインの位置を上下動させるとともに、灯具ユニット20を上下方向に適宜傾動させて配光パターン全体を上下方向に変位させ、これにより車両走行状況に応じた配光パターンおよび照射角度で光照射を行う。その際、第2シェード34を適宜移動させて、配光パターンの下端中央部に暗部を必要に応じて所定の大きさで形成し、これにより近距離領域への光照射量を木目細かく制御し、高速走行時に手前側路面が明るくなりすぎたり、雨天走行時にグレアの原因となる路面反射光が発生するのを抑える。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、いわゆるプロジェクタ型の灯具ユニットにより、上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プロジェクタ型の灯具ユニットにより車両前方へ向けて光照射を行うように構成された車両用前照灯が知られている。
【0003】
このプロジェクタ型の灯具ユニットは、車両前後方向に延びる光軸上近傍に配置された光源からの光を、リフレクタにより前方へ向けて光軸寄りに集光反射させ、この反射光をリフレクタの前方に設けられた投影レンズを介して灯具前方へ照射するように構成されている。そして、この灯具ユニットにより上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成する場合には、投影レンズとリフレクタとの間にシェードを設け、このシェードによりリフレクタからの反射光の一部を遮蔽してカットオフラインを形成するようになっている。
【0004】
その際「特許文献1」には、車両走行状況に応じて、シェードを移動させて配光パターンのカットオフラインの位置を上下動させるとともに、灯具ユニットを上下方向に傾動させて配光パターン全体を上下方向に変位させるように構成された車両用前照灯が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−325816号公報
【発明が解決しようとする課題】
上記「特許文献1」に記載された構成を採用することにより、車両走行状況に応じた配光パターンおよび照射角度で光照射を行うことが可能となり、これにより車両前方路面の視認性向上を図ることができる。
【0006】
しかしながら、このようにした場合においても、配光パターンの下端部の形状は一定のままであるので、車両前方路面の近距離領域への光照射量については木目細かく制御することができない、という問題がある。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、プロジェクタ型の灯具ユニットにより上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、車両走行状況に応じた配光パターンおよび照射角度で光照射を行うことができるようにした上で、車両前方路面の近距離領域への光照射量についても木目細かく制御することができる車両用前照灯を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、シェードの構成等に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る車両用前照灯は、
車両前後方向に延びる光軸上近傍に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに集光反射させるリフレクタと、このリフレクタの前方に設けられた投影レンズと、この投影レンズと上記リフレクタとの間に設けられ、該リフレクタからの反射光の一部を遮蔽するシェードと、を備えてなる灯具ユニットにより、上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、
上記シェードが、上記カットオフラインを形成するための第1シェードと、上記配光パターンの下端中央部に暗部を形成するための第2シェードとを備えてなり、
上記第1シェードが、車両走行状況に応じて移動して該第1シェードによる上記反射光の遮蔽量を変化させるように構成されるとともに、上記第2シェードが、車両走行状況に応じて移動して該第2シェードによる上記反射光の遮蔽量を変化させるように構成されており、
上記灯具ユニットが、車両走行状況に応じて上記第1または第2シェードの移動と連動して上下方向に傾動するように構成されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「車両前後方向に延びる光軸上近傍に配置された」とは、該光軸上に正確に配置されている態様のみならず、該光軸から多少ずれた位置に配置されている態様をも含む概念である。
【0011】
上記「光源」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、放電バルブの放電発光部や、ハロゲンバルブのフィラメント等が採用可能である。
【0012】
上記「カットオフライン」は、配光パターンの上端部に形成されたものであれば、その具体的形状は特に限定されるものではない。
【0013】
上記「車両走行状況」とは、車両走行に関連する各種の状態量や外部情報を意味するものであって、例えば、車速、舵角、車両姿勢、前走車との車間距離、天候、ナビゲーション情報等が該当する。
【0014】
上記「第1シェード」および「第2シェード」の移動の態様は特に限定されるものではなく、例えば直線往復動あるいは回動等が採用可能である。
【0015】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用前照灯は、シェードを備えたプロジェクタ型の灯具ユニットにより上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成されているが、上記シェードは、カットオフラインを形成するための第1シェードと、配光パターンの下端中央部に暗部を形成するための第2シェードとを備えてなり、これら第1および第2シェードの各々が車両走行状況に応じて移動してリフレクタからの反射光の遮蔽量を変化させるように構成されており、また上記灯具ユニットは車両走行状況に応じて第1または第2シェードの移動と連動して上下方向に傾動するように構成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0016】
すなわち、第1シェードを適宜移動させて配光パターンのカットオフラインの位置を上下動させるとともに、灯具ユニットを上下方向に適宜傾動させて配光パターン全体を上下方向に変位させることにより、車両走行状況に応じた配光パターンおよび照射角度で光照射を行うことができ、これにより車両前方路面の視認性向上を図ることができる。しかもその際、第2シェードを適宜移動させて配光パターンの下端中央部に暗部を必要に応じて所定の大きさで形成することにより、車両前方路面の近距離領域への光照射量についても木目細かく制御することができる。そしてこれにより、例えば、高速走行時には、手前側路面が明るくなりすぎて遠方路面が見えにくくなってしまうの防止することができ、また雨天走行時には、対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることができる。
【0017】
このように本願発明によれば、プロジェクタ型の灯具ユニットにより上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、車両走行状況に応じた配光パターンおよび照射角度で光照射を行うことができるようにした上で、車両前方路面の近距離領域への光照射量についても木目細かく制御することができる。
【0018】
上記構成において、高速走行時には通常走行時に比して、第1シェードがその反射光遮蔽量を小さくする方向に移動するとともに第2シェードがその反射光遮蔽量を大きくする方向に移動し、かつ灯具ユニットが上向きに傾動する構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
【0019】
すなわち、第1シェードがその反射光遮蔽量を小さくする方向に移動することにより、カットオフラインの位置を上方へ移動させて配光パターンをその上端部側へ拡大させることができるので、照射光量を増大させることができ、また配光パターンの高光度領域であるホットゾーンを上方へ拡大させて車両前方路面における遠距離領域の視認性を高めることができる。その際、灯具ユニットを上向きに傾動させることにより、配光パターンをそのホットゾーンと共に上方へ変位させることができるので、車両前方路面における遠距離領域の視認性を一層高めることができる。さらにその際、第2シェードがその反射光遮蔽量を大きくする方向に移動することにより、配光パターンの下端中央部に暗部を形成することができるので、高速走行時に手前側路面が明るくなりすぎるのを防止することができ、これにより車両前方路面における遠距離領域の視認性をより一層高めることができる。
【0020】
また上記構成において、雨天走行時には通常走行時に比して、第1シェードがその反射光遮蔽量を小さくする方向に移動するとともに第2シェードがその反射光遮蔽量を大きくする方向に移動し、かつ灯具ユニットが下向きに傾動する構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
【0021】
すなわち、雨天走行時には、車両前方路面に照射された光の大半が正反射してしまい再帰反射光が少なくなるため、車両前方路面の視認性を確保するためには照射光量をできるだけ多く確保することが望まれる。その点、第1シェードがその反射光遮蔽量を小さくする方向に移動するようにすれば、カットオフラインの位置を上方へ移動させて配光パターンをその上端部側へ拡大させることができるので、照射光量を増大させることができる。その際、灯具ユニットを下向きに傾動させることにより、カットオフラインおよびホットゾーンの位置が通常走行時に比して大きく変化しないようにすることができる。さらにその際、第2シェードがその反射光遮蔽量を大きくする方向に移動することにより、配光パターンの下端中央部に暗部を形成することができるので、対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることができる。なお、このとき暗部となるのは配光パターンの下端中央部であり、その左右両側部分は暗部とはならないので、レーンマーク(すなわち道路の走行レーンに沿って延びる左右両側の白線)等の視認性を十分に確保することができる。
【0022】
この場合において、雨天走行時には高速走行時に比して、第1シェードがその反射光遮蔽量を小さくする方向に移動するとともに第2シェードがその反射光遮蔽量を大きくする方向に移動する構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
【0023】
すなわち、第1シェードが高速走行時に比してその反射光遮蔽量を小さくする方向に移動することにより、照射光量を一層増大させることができるので、雨天走行時における車両前方路面の視認性を一層高めることができる。その際、第2シェードが高速走行時に比してその反射光遮蔽量を大きくする方向に移動することにより、配光パターンの下端中央部に大きな暗部を形成することができるので、雨天走行時に路面反射光により対向車ドライバ等に与えるグレアをより効果的に抑えることができる。
【0024】
上記構成において、第1および第2シェードの移動は、別々のシェード駆動機構によって行うようにしてもよいが、これら第1および第2シェードの移動を共通のシェード駆動機構によって行うように構成することも可能であり、このようにすることにより、低コストでしかも簡易な構成で上記作用効果を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0026】
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図であり、図2は、図1のII方向矢視詳細図である。
【0027】
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、素通し状の透明カバー12とランプボディ14とで形成される灯室内に、車両前後方向に延びる光軸Axを有する灯具ユニット20が、エイミング機構50を介して上下方向および左右方向に傾動可能に収容されてなっている。
【0028】
エイミング機構50は、ランプボディ14の複数箇所に回転可能に取り付けられたエイミングスクリュウ52(ただし1箇所は後述するレベリング機構60の出力軸60a)に、灯具ユニット20のブラケット26aがエイミングナット54を介して連結されてなり、このエイミング機構50により灯具ユニット20のエイミング調整が行われようになっている。そして、このエイミング調整が完了した段階では、ランプボディ14の光軸Axは、車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びるようになっている。
【0029】
エイミング機構50における上下方向のエイミング支点位置には、車両走行状況に応じて灯具ユニット20を上下方向に傾動させるレベリング機構60が設けられている。このレベリング機構60は、前後方向に延びる出力軸60aを備えたモータで構成されており、その出力軸60aを前後方向に移動させることにより、エイミング機構50における上下方向のエイミング作用点を中心にして、灯具ユニット20を初期調整位置から上下方向に傾動させるようになっている。
【0030】
図3は、図1の要部詳細図である。
【0031】
この図にも示すように、灯具ユニット20は、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、放電バルブ22と、リフレクタ24と、ホルダ26と、投影レンズ28と、リテーニングリング30と、第1シェード32と、第2シェード34と、シェード駆動機構36とを備えてなっている。
【0032】
放電バルブ22は、メタルハライドバルブであって、その放電発光部により構成される光源22aが、光軸Ax上において該光軸Axと同軸で配置されるようにして、リフレクタ24に取り付けられている。
【0033】
リフレクタ24は、光軸Axを中心軸とする略楕円球面状の反射面24aを有している。この反射面24aは、光軸Axを含む断面形状が光源22aの中心位置を第1焦点F1とする略楕円形に設定されており、光源22aからの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに集光反射させるようになっている。この反射面24aの離心率は、鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。
【0034】
ホルダ26は、リフレクタ24の前端開口部から前方へ向けて略筒状に延びるように形成されており、その後端部においてリフレクタ24を固定支持している。そして、このホルダ26は、その前端部においてリテーニングリング30を介して投影レンズ28を固定支持して、該投影レンズ28を光軸Ax上に配置するようになっている。
【0035】
投影レンズ28は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズからなり、その後方側焦点F2を含む後方側焦点面上に形成される光源22aの像を、反転像として前方へ投影するようになっている。
【0036】
第1および第2シェード32、34は、ホルダ26の内部空間において該ホルダ26に回動可能に支持されている。
【0037】
第1シェード32は、ホルダ26の内部空間における略下半部に位置するように設けられており、左右方向に延びる回動ピン38を介してホルダ26に回動可能に支持されている。そして、この第1シェード32は、基準位置となる第1回動位置A1と、この第1回動位置A1から後方側へ僅かに回動した第2回動位置A2と、この第2回動位置A2から後方側へさらに僅かに回動した第3回動位置A3とを採り得るようになっている。なお同図において、実線で示す位置が第1回動位置A1であり、1点鎖線で示す位置が第2回動位置A2であり、2点鎖線で示す位置が第3回動位置A3である。
【0038】
この第1シェード32は、第1回動位置A1にあるときには、その上端縁32aが投影レンズ28の後方側焦点F2を通るように配置され、これによりリフレクタ24の反射面24aからの反射光の一部を遮蔽して投影レンズ28から前方へ出射する上向き光の大半を除去するようになっている。そして、この第1シェード32が第1回動位置A1から後方側へ第2回動位置A2、第3回動位置A3へと回動するに従って、その上端縁32aが斜め下方へ変位して、反射面24aからの反射光に対する遮蔽量を小さくするようになっている。
【0039】
第2シェード34は、ホルダ26の内部空間における第1シェード32の上方において後方斜め下方へ向けてタブ状に突出するように形成されており、その左右両側の脚部において回動ピン38を介してホルダ26に回動可能に支持されている。その際、この第2シェード34は、第1シェード32と一緒に回動するようになっている。そして、この第2シェード34は、基準位置となる第1回動位置B1と、この第1回動位置B1から後方側へ僅かに回動した第2回動位置B2と、この第2回動位置B2から後方側へさらに僅かに回動した第3回動位置B3とを採り得るようになっている。なお同図において、実線で示す位置が第1回動位置B1であり、1点鎖線で示す位置が第2回動位置B2であり、2点鎖線で示す位置が第3回動位置B3である。
【0040】
この第2シェード34は、第1回動位置B1にあるときには、その後端縁34aが投影レンズ28の後方側焦点F2の上方において、リフレクタ24の反射面24aからの反射光をほとんど遮蔽しない位置に配置されるようになっている。そして、この第2シェード34が第1回動位置B1から後方側へ第2回動位置B2、第3回動位置B3へと回動するに従って、後方斜め下方へ向けて突出した後端縁34aが斜め下方へ変位して、反射面24aからの反射光を遮蔽するとともに該反射光に対する遮蔽量を大きくするようになっている。
【0041】
シェード駆動機構36は、前後方向に延びる出力軸36aを備えたモータで構成されている。このシェード駆動機構36の出力軸36aは、その先端部において、第1シェード32から下方へ突出するように形成されたステー32bと係合しており、これにより出力軸36aの前後方向の往復運動を第1および第2シェード32、34の回動運動として伝達するようになっている。そして、このシェード駆動機構36は、車両走行状況に応じて入力される制御信号に基づいてその出力軸36aを前後方向に移動させ、これにより第1および第2シェード32、34を第1〜第3回動位置B1〜B3のいずれかの回動位置へ回動させるようになっている。
【0042】
一方、レベリング機構60は、車両走行状況に応じて入力される制御信号に基づいてその出力軸60aを前後方向に移動させ、これにより灯具ユニット20を、初期調整位置から僅かに上向きに傾動した第1傾動位置C1と、初期調整位置である第2傾動位置C2と、初期調整位置から僅かに下向きに傾動した第3傾動位置C3とのうちのいずれかの傾動位置へ傾動させるようになっている。
【0043】
図4は、灯具ユニット20から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。
【0044】
同図において実線で示す配光パターンPoは、通常走行モードでの配光パターンであり、同図において1点鎖線で示す配光パターンPhは、高速走行モードでの配光パターンであり、同図において2点鎖線で示す配光パターンPrは、雨天走行モードでの配光パターンである。通常走行モードは、低中車速(例えば60km/h未満)で走行する通常走行時に選択される走行モードであり、高速走行モードは、高車速(例えば60km/h以上)で走行する高速走行時に選択される走行モードであり、雨天走行モードは、雨天走行時に選択される走行モードである。
【0045】
図5は、これら各配光パターンPo、Ph、Prの成立過程を表にして示す図である。
【0046】
通常走行モードでの配光パターンPoは、第1および第2シェード32、34が第1回動位置A1、B1にあり、かつ灯具ユニット20が第2傾動位置C2にあるときに形成される配光パターンである。高速走行モードでの配光パターンPhは、第1および第2シェード32、34が第2回動位置A2、B2にあり、かつ灯具ユニット20が第1傾動位置C1にあるときに形成される配光パターンである。雨天走行モードでの配光パターンPrは、第1および第2シェード32、34が第3回動位置A3、B3にあり、かつ灯具ユニット20が第3傾動位置C3にあるときに形成される配光パターンである。
【0047】
図4および5に示すように、通常走行モードでの配光パターンPoは、その上端部に鮮明なカットオフラインCLoを有する左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端中央部に高光度領域としてのホットゾーンHZoを有している。カットオフラインCLoは、対向車線側が水平カットオフラインとして形成されるとともに自車線側が斜めカットオフラインとして形成されており、その交点であるエルボ点Eの位置は、灯具正面方向の消点H−Vのやや下方位置(具体的には0.5〜0.6°程度下方位置)に設定されている。
【0048】
高速走行モードでの配光パターンPhは、配光パターンPoを多少変形させたものとなっている。
【0049】
すなわち、この配光パターンPhのカットオフラインCLhは、カットオフラインCLoに対して上方へ変位しており、かつその鮮明度がやや低いものとなっている。このようにカットオフラインCLhの位置が上方へ移動するのは、第1シェード32が第1回動位置A1から第2回動位置A2まで後方側斜め下方へ回動してその反射光遮蔽量が小さくなっていることによるものである。その際、カットオフラインCLhの鮮明度が低下するのは、第1シェード32の回動により、その上端縁32aが投影レンズ28の後方側焦点面から外れたことによるものである。
【0050】
また、この配光パターンPhのホットゾーンHZhは、ホットゾーンHZoに対して上方へ変位しており、かつホットゾーンHZoよりも上下幅が拡大している。このようにホットゾーンHZhが上方へ変位するのは、灯具ユニット20が第2傾動位置C2から第1傾動位置C1へ上向きに傾動して配光パターンPh全体を上方へ変位させたことによるものである。そして、ホットゾーンHZhの上下幅が拡大するのは、カットオフラインCLhの位置が上方へ移動していることによるものである。
【0051】
さらに、この配光パターンPhの下端中央部には、暗部DZhが形成されている。このように配光パターンPoには存在しなかった暗部DZhが形成されるのは、第2シェード34が第1回動位置B1から第2回動位置B2まで後方側斜め下方へ回動して、リフレクタ24の反射面24aからの反射光の一部を遮蔽するようになったことによるものである。
【0052】
この配光パターンPhは、そのカットオフラインCLhの位置がカットオフラインCLoに対して上方へ移動することにより、配光パターンPoに対して上端部側へ拡大しているので、照射光量を増大させることができる。なお、高車速時には前走車との車間距離は一般に十分長いので、カットオフラインCLhの位置がカットオフラインCLoに対して多少上方へ移動していても、前走車ドライバ等に大きなグレアを与えてしまうことはない。また、この配光パターンPhは、そのホットゾーンHZhがホットゾーンHZoに対して上方へ拡大しているので、車両前方路面における遠距離領域の視認性を高めることができる。しかも、この配光パターンPhは、その全体が配光パターンPoに対して上方へ変位しているので、そのホットゾーンHZhもホットゾーンHZoに対して上方へ変位することとなり、これにより車両前方路面における遠距離領域の視認性を一層高めることができる。すなわち、ホットゾーンHZhの上方変位に伴って自車ドライバの視点も遠方に移るので、配光パターンPhを高速走行に適したものとすることができる。さらに、この配光パターンPhは、その下端中央部に暗部DZhが形成されているので、高速走行時に手前側路面が明るくなりすぎるのを防止することができ、これにより車両前方路面における遠距離領域の視認性をより一層高めることができる。
【0053】
雨天走行モードでの配光パターンPrは、配光パターンPoをさらに変形させたものとなっている。
【0054】
すなわち、この配光パターンPrのカットオフラインCLrは、カットオフラインCLoに対して僅かに上方へ変位しており、かつその鮮明度がカットオフラインCLhよりもさらに低いものとなっている。このようにカットオフラインCLhの位置が僅かに上方へ移動するのは、第1シェード32が第3回動位置A3まで後方側斜め下方へ回動してその反射光遮蔽量が一層小さくなるものの、灯具ユニット20が第3傾動位置C3まで下向きに傾動して配光パターンPrを下方へ変位させたことによるものである。その際、カットオフラインCLrの鮮明度がより低下するのは、第1シェード32の回動により、その上端縁32aが投影レンズ28の後方側焦点面からさらに外れたことによるものである。
【0055】
また、この配光パターンPrのホットゾーンHZrは、ホットゾーンHZoと略同じ位置に形成されるが、ホットゾーンHZoよりも上下幅が拡大している。このようにホットゾーンHZrの上下幅が拡大するのは、カットオフラインCLrの位置が上方へ移動したことによるものである。そして、ホットゾーンHZrがホットゾーンHZoと略同じ位置に形成されるのは、灯具ユニット20が第3傾動位置C3まで下向きに傾動したことによるものである。
【0056】
さらに、この配光パターンPhの下端中央部には、暗部DZhよりも大きい暗部DZrが形成されている。このように暗部DZhよりも大きい暗部DZhが形成されるのは、第2シェード34が第1回動位置B1から第3回動位置B3まで後方側斜め下方へ回動して、リフレクタ24の反射面24aからの反射光をより多く遮蔽するようになったことによるものである。
【0057】
この配光パターンPrは、配光パターンPhに対してさらにその上端部側へ拡大しているので、照射光量を一層増大させることができる。そしてこれにより雨天走行時における車両前方路面の視認性を一層高めることができる。また、ホットゾーンHZrは下方にも拡大しているので、車両前方路面の中距離領域への照射光量を増大させることができ、これにより車両前方30m付近の路面照度を増大させて走行レーン両側のレーンマークLM等の視認性を高めることができる。その際、カットオフラインCLrは、カットオフラインCLoに対して僅かに上方へ変位しているだけであり、しかもその鮮明度がカットオフラインCLhよりもさらに低いものとなっているので、前走車ドライバ等に大きなグレアを与えてしまうことはない。
【0058】
また、この配光パターンPrは、その下端中央部に暗部DZrが形成されているので、対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることができる。しかもこの暗部DZrは、暗部DZhよりも広い範囲にわたって形成されているので、路面反射光の発生を一層効果的に抑えることができる。なお、このとき暗部DZrとなるのは配光パターンPrの下端中央部であり、その左右両側部分は暗部とはならないので、走行レーン両側のレーンマークLM等の視認性を十分に確保することができる。
【0059】
以上詳述したように、本実施形態によれば、車両走行状況に応じた配光パターンおよび照射角度で光照射を行うことができるようにした上で、車両前方路面の近距離領域への光照射量についても木目細かく制御することができる。
【0060】
また本実施形態においては、第1および第2シェード32、34の移動が、共通のシェード駆動機構36によって行われるように構成されているので、低コストでしかも簡易な構成で上記作用効果を得ることができる。
【0061】
なお上記実施形態においては、雨天走行時には高速走行時に比して、第1シェード32がその反射光遮蔽量を小さくする方向に移動するとともに第2シェード34がその反射光遮蔽量を大きくする方向に移動するようになっているが、雨天走行時と高速走行時とで、第1および第2シェード32、34の反射光遮蔽量を同じ値に設定することも可能であり、このようにした場合にも、高速走行時に、手前側路面が明るくなりすぎて遠方路面が見えにくくなってしまうの防止することができ、また雨天走行時に、対向車ドライバ等にグレアを与える原因となる路面反射光の発生を抑えることができる。
【0062】
また上記実施形態においては、第1および第2シェード32、34が別体で構成されているが、これらを一体で構成するようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図
【図2】図1のII方向矢視詳細図
【図3】図1の要部詳細図
【図4】上記車両用前照灯の灯具ユニットから前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される3種類の配光パターンを透視的に示す図
【図5】上記3種類の配光パターンの成立過程を表にして示す図
【符号の説明】
10 車両用前照灯
12 透明カバー
14 ランプボディ
20 灯具ユニット
22 放電バルブ
22a 光源
24 リフレクタ
24a 反射面
26 ホルダ
26a ブラケット
28 投影レンズ
30 リテーニングリング
32 第1シェード
32a 上端縁
34 第2シェード
34a 後端縁
36 シェード駆動機構
38 回動ピン
50 エイミング機構
52 エイミングスクリュウ
54 エイミングナット
60 レベリング機構
60a 出力軸
Ax 光軸
CLo、CLh、CLr カットオフライン
DZh、DZr 暗部
E エルボ点
F1 第1焦点
F2 後方側焦点
HZo、HZh、HZr ホットゾーン
LM レーンマーク
Po、Ph、Pr 配光パターン
Claims (5)
- 車両前後方向に延びる光軸上近傍に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに集光反射させるリフレクタと、このリフレクタの前方に設けられた投影レンズと、この投影レンズと上記リフレクタとの間に設けられ、該リフレクタからの反射光の一部を遮蔽するシェードと、を備えてなる灯具ユニットにより、上端部にカットオフラインを有する配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯において、
上記シェードが、上記カットオフラインを形成するための第1シェードと、上記配光パターンの下端中央部に暗部を形成するための第2シェードとを備えてなり、
上記第1シェードが、車両走行状況に応じて移動して該第1シェードによる上記反射光の遮蔽量を変化させるように構成されるとともに、上記第2シェードが、車両走行状況に応じて移動して該第2シェードによる上記反射光の遮蔽量を変化させるように構成されており、
上記灯具ユニットが、車両走行状況に応じて上記第1または第2シェードの移動と連動して上下方向に傾動するように構成されている、ことを特徴とする車両用前照灯。 - 高速走行時には、通常走行時に比して、上記第1シェードが上記反射光の遮蔽量を小さくする方向に移動するとともに上記第2シェードが上記反射光の遮蔽量を大きくする方向に移動し、かつ、上記灯具ユニットが上向きに傾動するように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
- 雨天走行時には、通常走行時に比して、上記第1シェードが上記反射光の遮蔽量を小さくする方向に移動するとともに上記第2シェードが上記反射光の遮蔽量を大きくする方向に移動し、かつ、上記灯具ユニットが下向きに傾動するように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用前照灯。
- 雨天走行時には、高速走行時に比して、上記第1シェードが上記反射光の遮蔽量を小さくする方向に移動するとともに上記第2シェードが上記反射光の遮蔽量を大きくする方向に移動するように構成されている、ことを特徴とする請求項3記載の車両用前照灯。
- 上記第1シェードと上記第2シェードとが、共通のシェード駆動機構によって移動するように構成されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両用前照灯。
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