JP2004319319A - 非水電解液二次電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非水電解液二次電池6は、マンガン酸リチウムを正極活物質の主要構成材料とし、電池缶2を備えており、正、負極端子4を除いた外周面全体が電気絶縁性の絶縁チューブ5で被覆されている。絶縁チューブ5には、可視光を透過する半透明で熱収縮性の塩化ビニル樹脂が用いられており、表面が平滑とされている。絶縁チューブ5の内側かつ電池缶2の外周面上には、バーコードラベル3が貼付されている。バーコードラベル3は、絶縁チューブ5を介した可視光半導体レーザの反射率がバー8側が高く基材7側が低い色彩の組み合わせで構成されている。絶縁チューブ5を介してバーコードを正確に読み取る。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非水電解液二次電池に係り、特に、可視光を透過する絶縁体で電池容器が被覆された非水電解液二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、非水電解液二次電池において、電池容器は、電解液が有機溶媒であるため、安価なプラスチック製では密閉性の信頼性が乏しく、多くは鉄製のものが用いられている。この場合に、非水電解液二次電池の外部又は端子部を絶縁する目的で、端子部を除いた非水電解液二次電池の電池容器の外周面には、絶縁体により絶縁処理が施されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、非水電解液二次電池では、極板、セパレータ、電解液等の構成部品の情報、組立時の製造情報、電池性能に関する情報が個別に管理されている場合があり、これらの情報は電池の外観から得られる形で表記されている。例えば、バーコード処理した情報を基材に印字したバーコードラベルが非水電解液二次電池の外周面に貼付されている。バーコードラベルの読み取りには、例えば、波長が650nm程度の発光素子(可視光半導体レーザ)と受光素子(フォトダイオード)とを有するバーコードリーダが用いられている。
【0004】
非水電解液二次電池の組立工程では、電池容器の外周面に絶縁処理を施す前の電池が仕掛り状態におかれその情報を管理する場合があるため、電池容器の外周面にバーコードラベルを貼付する必要がある。絶縁処理としてバーコードラベルが貼付された電池容器の外周面を環状絶縁体で被覆する場合には、バーコードラベルが絶縁体に被覆されるため、バーコードリーダでの読み取りが困難となる。このため、組立工程では、例えば、バーコードラベルが貼付された電池を絶縁体で被覆する前に電池容器の外周面からバーコードラベルを剥がし被覆後絶縁体上に貼り直したり、絶縁体で被覆後に絶縁体上に新たにバーコードラベルを貼付したりしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−228174号公報(図1、段落番号「0036」〜「0042」)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、絶縁体を介さずにバーコードラベルを直接読み取ることはできるが、絶縁体を介してバーコードラベルを正確に読み取ることが困難なため、正確な情報がリアルタイムに得られず、生産工程で余分な時間がかかる。これに対処するために、バーコードラベルを絶縁体上に新たに貼付したり貼り直すと、部品数や貼付作業時間が増加するためコスト高となる、という問題がある。
【0007】
本発明は、上記事案に鑑み、生産工程において低コストで正確な情報を得ることができる非水電解液二次電池を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、可視光を透過する絶縁体で電池容器が被覆され、基材表面に情報が記録された記録部材が前記絶縁体の内側かつ前記電池容器の外周面に固着された非水電解液二次電池であって、前記記録部材は、前記絶縁体を介した可視光半導体レーザによる反射率が前記基材側が高く前記記録部側が低い色彩の組み合わせからなる。
【0009】
本発明では、記録部材が、絶縁体を介した可視光半導体レーザによる反射率が基材側が高く記録部側が低い色彩の組み合わせで構成されるので、基材及び記録部での反射率の差が大きくなり記録部材に記録された情報を絶縁体を介して正確に読み取ることができるため、生産工程で電池の信頼性及び生産性を向上させることができると共に、記録部材の新たな貼付や貼り直しが不要なため、部品数や貼付作業時間を低減でき低コスト化を図ることができる。
【0010】
本発明において、絶縁体の表面を平滑とれば、可視光半導体レーザによる絶縁体表面での乱反射を抑制できるので、記録部材に記録された情報が読み取り易くなる。また、絶縁体の記録部材との対向面を記録部材に密着させれば、絶縁体及び記録部材の間の隙間がなくなるので、隙間中の粉塵や空気層による可視レーザ光の屈折を抑制することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明が適用可能な非水電解液二次電池の実施の形態について説明する。
【0012】
<構成>
図1に示すように、本実施形態の非水電解液二次電池(以下、二次電池と略称する。)6は、マンガン酸リチウム(LiMn2O4)を正極活物質の主要構成材料、非晶質炭素を負極活物質の主要構成材料とし、密閉性に優れたステンレス製で円筒状の電池缶2を備えている。
【0013】
電池缶2内には、中空円筒状でポリプロピレン製の軸芯の周囲に帯状の正、負極がポリエチレン製セパレータを介して断面渦巻き状に捲回された捲回群と、非水電解液とが収容されている。非水電解液には、例えば、エチレンカーボネートとジメチルカーボネートとジエチルカーボネートの体積比1:1:1の混合溶液中へ6フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を1モル/リットル溶解したもの等が用いられている。軸芯の両端には、正、負極に接続された極柱が配設されており、各極柱に外部出力端子となる断面略六角状の正、負極端子4がそれぞれ螺着されている。正、負極端子4は、二次電池6の長手方向の両端面に突設されている。
【0014】
二次電池6は、正、負極端子4を除いた外周面全体が電気絶縁性の絶縁チューブ5で被覆されている。絶縁チューブ5には、可視光を透過する半透明で熱収縮性の塩化ビニル樹脂等が用いられており、表面が平滑とされている。絶縁チューブ5の内側かつ電池缶2の外周面上で長手方向略中央部には、矩形状のバーコードラベル3が貼付されている。
【0015】
バーコードラベル3は、基材7が例えば塩化ビニル樹脂製で電池缶2との接着面に接着剤加工が施されている。バーコードラベル3の接着面と反対側の外表面には、所定間隔離間する太さの異なる複数のバー8で構成されたバーコードが印刷されている。バーコードには、電池の構成部品の情報、組立時の製造情報、電池性能に関する情報等が含まれている。バーコードの読み取りにはバーコードリーダが用いられ、バーコードリーダは波長が650nm程度の可視レーザ光を発光する可視光半導体レーザと、絶縁チューブ5を介してバーコードラベル3に反射した光を受光するフォトダイオードとを有している。
【0016】
バーコードラベル3は、絶縁チューブ5を介した可視光半導体レーザの反射率が基材7側が高くバー8側が小さい色彩の組み合わせで構成されている。例えば、基材7及びバー8の色彩はそれぞれ黒及び白、青及び黄、緑及び赤、紫及び黄と赤との中間色に設定されている。また、電池缶2の表面の色彩は、絶縁チューブ5を介したときに、反射率が黒や青より高い銀色を呈する。従って、電池缶2の外周面では、バー8とバー8以外とで可視光半導体レーザの反射率の差が大きく設定されている。
【0017】
更に、絶縁チューブ5のバーコードラベル3との対向面は、バーコードラベル3と絶縁チューブ5との間には、粉塵や気泡等が存在しないように、バーコードラベル3の表面に隙間なく密着している(図2(D)参照)。
【0018】
(作用)
次に、本実施形態の二次電池6の作用等について説明する。
【0019】
本実施形態の二次電池6では、バーコードラベル3が、絶縁チューブ5を介した可視光半導体レーザによる反射率が基材7側が高くバー8側が低い色彩の組み合わせ(例えば、バー8の色彩が反射率0%の黒、基材7の色彩が反射率100%の白の組み合わせ)で構成されている。このため、基材7及びバー8での可視半導体レーザの反射率の差が大きくなり、コントラストを十分に得ることができるので、絶縁チューブ5を介してバーコードリーダでバー8を正確に読み取ることができる。従って、生産工程で読み取りエラー等の発生を低減し電池の信頼性及び生産性を向上させることができる。また、従来のように、バーコードラベル3の貼り直しや新たな貼付が不要なため、貼付作業時間、部品数を削減でき低コスト化を図ることができる。
【0020】
また、本実施形態の二次電池6では、絶縁チューブ5を介したときに、電池缶2の外周面が反射率の高い銀色を呈するため、バー8とバー8以外の二次電池6の表面との反射率の差が大きくなり、バーコードがより読み取り易くなる。従って、バーコードの読み取りエラーの発生を抑制し生産性を向上させることができる。
【0021】
更に、本実施形態の二次電池6では、絶縁チューブ5の表面が平滑とされている。このため、可視光半導体レーザによる絶縁チューブ5の表面での乱反射及び絶縁チューブ5を透過後バーコードラベル3を反射し再び絶縁チューブ5を透過する反射光の光度が弱められることを抑制できる。
【0022】
そして、本実施形態の二次電池6では、絶縁チューブ5のバーコードラベル3との対向面がバーコードラベル3に粉塵や気泡などを介さずに密着しているため、絶縁チューブ5及びバーコードラベル3の間の隙間がなく、粉塵や空気層による可視レーザ光の屈折が抑制され、バーコードの読み取りエラー等の時間を短縮し更に生産タクトを向上させることができる。
【0023】
なお、本実施形態では、バーコードラベル3のバー8の色彩を黒、基材7の色彩を白とする例を示したが、コントラストを十分にとることができる色彩を組み合わせを採用するようにしてもよい(後述する実施例参照)。
【0024】
また、本実施形態では、半透明な絶縁チューブ5を用いる例を示したが、黄色半透明の絶縁チューブを用いてもよい。このようにすれば、黄色半透明の絶縁チューブで被覆された電池缶2は黄金色の光沢を呈するので、二次電池6の美観を向上させることができる。
【0025】
【実施例】
次に、上記実施形態に従って作製した実施例の二次電池について説明する。比較のために作製した電池についても併記する。
【0026】
(実施例1)
下表1に示すように、実施例1では、バーコードラベル3のバー8/基材7の色彩を黒/白とし、絶縁チューブに表面(両面)が平滑な絶縁チューブ(以下、絶縁チューブDという。)を用い、絶縁チューブに表面にゴミ、汚れ及び気泡のないバーコードラベルを密着させ(以下、密着性Gという。)電池を作製した。
【0027】
【表1】
【0028】
(実施例2、3)
表1に示すように、実施例2、3では、バーコードラベル3のバー8の色彩を黒、基材7の色彩をそれぞれ赤、黄とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0029】
(実施例4〜6)
表1に示すように、実施例4〜6では、バーコードラベル3のバー8の色彩を青、基材7の色彩をそれぞれ白、赤、黄とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0030】
(比較例1、2)
表1に示すように、比較例1、2では、バーコードラベルのバーの色彩を黒、基材の色彩をそれぞれ青、黒とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0031】
(比較例3、4)
表1に示すように、比較例3、4では、バーコードラベルのバーの色彩を青、基材の色彩をそれぞれ青、黒とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0032】
(比較例5〜9)
表1に示すように、比較例5〜9では、バーコードラベルのバーの色彩を黄、基材の色彩をそれぞれ白、赤、黄、青、黒とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0033】
(比較例10〜14)
表1に示すように、比較例10〜14では、バーコードラベルのバーの色彩を赤、基材の色彩をそれぞれ白、赤、黄、青、黒とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0034】
(比較例15〜19)
表1に示すように、比較例15〜19では、バーコードラベルのバーの色彩を白、基材の色彩をそれぞれ白、赤、黄、青、黒とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0035】
(実施例7)
下表2に示すように、実施例7では、バーコードラベル3のバー8/基材7の色彩を黒/黄とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0036】
【表2】
【0037】
(実施例8、9)
表2に示すように、実施例8、9では、バーコードラベル3のバー8の色彩を黒、基材7の色彩をそれぞれ赤、白とした以外は実施例7と同様に電池を作製した。
【0038】
(比較例20〜22)
表2に示すように、比較例20〜22では、バーコードラベルとの対向面に凹凸がある絶縁チューブ(以下、絶縁チューブBという。)を用いた以外はそれぞれ実施例7〜9と同様に電池を作製した。
【0039】
(比較例23〜25)
表2に示すように、比較例23〜25では、両面に凹凸がある絶縁チューブ(以下、絶縁チューブAという。)を用いた以外はそれぞれ実施例7〜9と同様に電池を作製した。
【0040】
(比較例26〜28)
表2に示すように、比較例26〜28では、バーコードラベルとの対向面と反対側の面に凹凸がある絶縁チューブ(以下、絶縁チューブCという。)を用いた以外はそれぞれ実施例7〜9と同様に電池を作製した。
【0041】
(実施例10)
下表3に示すように、実施例10では、バーコードラベル3のバー8の色彩を黒、基材7の色彩を黄とした以外は実施例1と同様に電池を作製した。
【0042】
【表3】
【0043】
(実施例11、12)
表3に示すように、実施例11、12では、バーコードラベル3のバー8の色彩を黒、基材7の色彩をそれぞれ赤、白とした以外は実施例10と同様に電池を作製した。
【0044】
(比較例29〜31)
表3に示すように、比較例29〜31では、絶縁チューブに表面に気泡があるバーコードラベルを密着させた(以下、密着性Fという。)以外はそれぞれ実施例10〜12と同様に電池を作製した。
【0045】
(比較例32〜34)
表3に示すように、比較例32〜34では、絶縁チューブにゴミの付着したバーコードラベルを密着させた(以下、密着性Eという。)以外はそれぞれ実施例10〜12と同様に電池を作製した。
【0046】
<試験>
上述したように作製した実施例及び比較例の電池を準備し、バーコードリーダでバーコードラベルを読み取ることができるか否かを調べた。まず、バーと基材との色彩の組合せの違いによるバーコードラベルの読み取り易さの違いを調べた。また、バー8/基材7の色彩を黒/黄、黒/赤、黒/白とし絶縁チューブA〜Dの違いによる読み取り易さの違いを調べた。そして、バー8/基材7の色彩を黒/黄、黒/赤、黒/白とし絶縁チューブとバーコードラベルとの密着性E〜Gの違いによる読み取り易さの違いを調べた。下表4、表5及び表6にそれぞれ試験結果を示す。なお、各表に示す◎はバーコードリーダでのバーコードの読み取りが良好、○は読み取れるが時間がかかる、△は読めない場合がある、×は読み取り不可を表している。
【0047】
下表4に示すように、比較例10〜比較例19の電池では、電池缶2の外周面及びバーの反射率が高いため、バーとバー以外の電池の外面との反射率の差が小さくなるので、バーコードの読み取りができなかった。比較例1〜比較例9の電池でも同様にバーコードの読み取るができない又はできない場合があった。これに対して実施例1〜実施例6の電池では、バー8の色彩を反射率が低い黒、青、基材7の色彩を反射率が高い白、赤、黄の組み合わせとしたので、読み取りが良好又は時間を掛ければ読み取ることができることが判明した。
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】
【表6】
【0051】
また、表5に示すように、比較例23〜比較例28の電池では、絶縁チューブA、Cを用いたため、図2(A)、(C)に示すように、可視光半導体レーザの可視レーザ光が絶縁チューブ5の表面で反射されバーコードラベルまで到達しないので、バーコードを読み取ることができなかった。また、比較例20〜比較例22の電池では、絶縁チューブBを用いたため、図2(B)に示すように、バーコードラベル3で反射した反射光が、絶縁チューブ5のバーコードラベル3と対向する面で乱反射され弱められるので、読み取れない又は読み取るのに時間がかかった。これに対して、実施例7〜実施例9の電池では、絶縁チューブDを用いたため、絶縁チューブDの両面で可視レーザ光が乱反射されないので、読み取りが良好なことが判明した。
【0052】
更に、表6に示すように、比較例29〜比較例34の電池では、ゴミや気泡により可視レーザ光が歪められ、読み取りに時間がかかったが、実施例10〜実施例12の電池では、可視レーザ光が歪められず読み取りが良好であった。従って、絶縁チューブDとバーコードラベル3とをゴミや気泡を介さずに密着させることで読み取り時間を短縮することができることが判明した。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録部材が、絶縁体を介した可視光半導体レーザによる反射率が基材側が高く記録部側が低い色彩の組み合わせで構成されるので、基材及び記録部での反射率の差が大きくなり記録部材に記録された情報を絶縁体を介して正確に読み取ることができるため、生産工程で電池の信頼性及び生産性を向上させることができると共に、記録部材の新たな貼付や貼り直しが不要なため、部品数や貼付作業時間を低減でき低コスト化を図ることができる、という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な実施形態の非水電解液二次電池の外観斜視図である。
【図2】実施形態の非水電解液二次電池の絶縁チューブの表面の平滑度を模式的に示した断面図である。
【符号の説明】
2 電池缶(電池容器)
3 バーコードラベル(記録部材)
5 絶縁チューブ(絶縁体)
6 非水電解液二次電池
7 基材
8 バー(記録部)
Claims (3)
- 可視光を透過する絶縁体で電池容器が被覆され、基材表面に情報が記録された記録部材が前記絶縁体の内側かつ前記電池容器の外周面に固着された非水電解液二次電池であって、前記記録部材は、前記絶縁体を介した可視光半導体レーザによる反射率が前記基材側が高く前記記録部側が低い色彩の組み合わせからなることを特徴とする非水電解液二次電池。
- 前記絶縁体の表面が平滑であることを特徴とする請求項1に記載の非水電解液二次電池。
- 前記絶縁体の前記記録部材との対向面が前記記録部材と密着していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の非水電解液二次電池。
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