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JP2004221184A - 電子部品圧着装置および電子部品圧着方法 - Google Patents

電子部品圧着装置および電子部品圧着方法 Download PDF

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JP2004221184A JP2003004467A JP2003004467A JP2004221184A JP 2004221184 A JP2004221184 A JP 2004221184A JP 2003004467 A JP2003004467 A JP 2003004467A JP 2003004467 A JP2003004467 A JP 2003004467A JP 2004221184 A JP2004221184 A JP 2004221184A
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Abstract

【課題】簡便な且つ低コストの構造で電子部品を基板に均一に圧着することができる電子部品圧着装置および電子部品圧着方法を提供すること。
【解決手段】基板保持部6によって保持された基板7の縁部に圧着ヘッド21によって電子部品8を圧着する電子部品圧着において、シリンダ24によって圧着ヘッド21に上方から押圧力Fを作用させて、下受け部17によって下受けされた基板7に対して圧着ヘッド21を押圧する際に、シリンダ24よる押圧時の上方向の押圧反力Rを上部フレーム12によって受け、上部フレーム12と下受け部17を支持する基部10とを高剛性の側フレームによって固定的に連結して、押圧時の荷重を負荷する。これにより、圧着ヘッド21やヘッド保持部18などの機構部分に曲げ荷重が作用することを防止することができ、簡便な且つ低コストの構造で電子部品を基板に均一に圧着することができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば表示パネルなどの基板の縁部に電子部品を圧着する電子部品圧着装置および電子部品圧着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネルやプラズマディスプレイ等の表示パネルなどの基板の縁部には、ドライバ用のフリップチップや、フィルムキャリアにベアチップを搭載したテープキャリアパッケージなどの電子部品が複数並列状態で実装される。これらの電子部品の実装に際しては、電子部品の下面に狭ピッチで多数形成されたバンプやアウターリードなどの接続用端子を基板の縁部の並設された電極に位置合わせし、電子部品を基板に対して押圧することにより接続用端子を電極に圧着する。
【0003】
この圧着による実装作業においては、電子部品を基板に対して厳密に平行な姿勢に保った状態で押圧する必要がある。このため、電子部品に当接して押圧する圧着ツールと、圧着ツールに荷重を負荷する加圧機構とを別々に設け、加圧荷重によるモーメントが圧着ツールに伝わらないようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭63−232345号公報(第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術に示す電子部品圧着装置では、圧着ツールと分離して設けられた加圧機構は剛性が低く、高い圧着荷重を必要とする電子部品を対象として高加圧力を発生することが困難であった。そして上記構成において高い圧着荷重を可能にするためには、ガイドなどの機構部品に高剛性のものを使用する必要があり、機構全体が複雑・高コスト化するという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、簡便な且つ低コストの構造で電子部品を基板に均一に圧着することができる電子部品圧着装置および電子部品圧着方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電子部品圧着装置は、基板保持部によって保持された基板に圧着ヘッドによって電子部品を圧着する電子部品圧着装置であって、基部によって支持され前記基板を下面側から下受けする下受け部と、前記圧着ヘッドを昇降自在に保持するヘッド保持部と、このヘッド保持部に対して前記圧着ヘッドを昇降させるとともに圧着ヘッドに上方から押圧力を作用させて前記下受け部によって下受けされた前記基板に対して押圧する昇降押圧機構と、この昇降押圧機構による押圧時の上方向の押圧反力を受ける反力受け部と、この反力受け部と前記基部とを固定的に連結し前記押圧時の荷重が負荷される連結部と、前記基板に対し前記圧着ヘッド、ヘッド保持部および昇降押圧機構より成る圧着ヘッドユニットを相対的に水平移動させる水平移動手段とを備えた。
【0008】
請求項2記載の電子部品圧着装置は、請求項1記載の電子部品圧着装置であって、前記ヘッド保持部と前記下受け部とが連結されて一体的に水平移動する。
【0009】
請求項3記載の電子部品圧着装置は、請求項1または2記載の電子部品圧着装置であって、前記下受け部を前記基部に対して固定する固定手段を備えた。
【0010】
請求項4記載の電子部品圧着装置は、請求項1乃至3記載の電子部品圧着装置であって、前記圧着ヘッドユニットを複数備え、これらの昇降押圧機構の押圧反力を共通の反力受け部によって受ける。
【0011】
請求項5記載の電子部品圧着方法は、基部によって支持され基板を下面側から下受けする下受け部と、前記圧着ヘッドを昇降自在に保持するヘッド保持部と、このヘッド保持部に対して前記圧着ヘッドを昇降させるとともに圧着ヘッドに上方から押圧力を作用させる昇降押圧機構と、この昇降押圧機構による押圧時の上方向の押圧反力を受ける反力受け部と、この反力受け部と前記基部とを固定的に連結する連結部と、前記基板に対し圧着ヘッド、ヘッド保持部および昇降押圧機構より成る圧着ヘッドユニットを相対的に水平移動させる水平移動手段とを備えた電子部品圧着装置によって、前記基板に圧着ヘッドによって電子部品を圧着する電子部品圧着方法であって、基板の電子部品搭載対象位置に対して前記圧着ヘッドユニットを相対的に水平移動して前記電子部品搭載対象位置に位置合わせする位置合わせ工程と、前記昇降押圧機構によって圧着ヘッドを下降させる圧着ヘッド下降工程と、昇降押圧機構によって圧着ヘッドに上方から押圧力を作用させて前記下受け部によって下受けされた前記基板に対して押圧することにより電子部品を基板に圧着する押圧工程とを含み、この押圧工程において昇降押圧機構による押圧時の上方向の押圧反力を前記反力受け部によって受け、この反力受け部と前記基部とを固定的に連結する連結部に前記押圧時の荷重を負荷する。
【0012】
本発明によれば、昇降押圧機構によって圧着ヘッドに上方から押圧力を作用させて、下受け部によって下受けされた基板に対して圧着ヘッドを押圧することにより電子部品を基板に圧着する押圧工程において、昇降押圧機構による押圧時の上方向の押圧反力を反力受け部によって受け、この反力受け部と下受け部を支持する基部とを固定的に連結する連結部に押圧時の荷重を負荷することにより、圧着ヘッドや圧着ヘッドを保持する機構部分に曲げ荷重が作用することを防止することができ、簡便な且つ低コストの構造で電子部品を基板に均一に圧着することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の表示パネル組立装置の斜視図、図2は本発明の一実施の形態の電子部品圧着装置の正面図、図3は本発明の一実施の形態の電子部品圧着装置の側面図、図4は本発明の一実施の形態の電子部品圧着方法のフロー図、図5,図6は本発明の一実施の形態の電子部品圧着装置の動作説明図である。
【0014】
まず図1を参照して、表示パネル組立装置の構成について説明する。図1において基台1の上面には、上流側(図1において左側)から、ACF貼着部2,部品搭載部3および部品圧着部4が配設されており、これらの各部には、それぞれ基板保持部6を備えた位置決めテーブル5A,5B,5Cが配置されている。
【0015】
上流側から搬送された基板7は位置決めテーブル5Aに搬入され、基板保持部6によって保持される。そして位置決めテーブル5Aを駆動して基板7をテープ貼着ユニット2aに対して位置決めし、テープ貼着ユニット2aがテープ貼付け動作を行うことにより、基板7の縁部に定寸に切断されたACFテープ(異方性導電テープ)が貼着される。
【0016】
ACFテープ貼着後の基板7は位置決めテーブル5Bに搬送され、基板保持部6に保持される。基板7を部品搭載ユニット3aに対して位置合わせし、部品搭載ユニット3aに部品搭載動作を行わせることにより、基板7に貼着されたACFテープ上に電子部品8(図3参照)が搭載され、仮圧着される。
【0017】
次いで部品搭載後の基板7は位置決めテーブル5Bに搬送され、基板保持部6に保持される。そして基板7を部品圧着ユニット4aに対して位置合わせし、部品圧着ユニット4aに圧着動作を行わせることにより、仮圧着状態の電子部品を熱と荷重によって基板7に本圧着する。
【0018】
次に図2,図3を参照して、部品圧着ユニット4aの構造について説明する。部品圧着ユニット4aは前述のように、基板保持部6によって保持された基板7の縁部に、後述する圧着ヘッドによって電子部品を圧着する電子部品圧着装置としての構成を有している。
【0019】
図2,図3において、基台1の上面には、部品圧着ユニット4a全体を支持する細長形状の基部10が基板搬送方向に配設されている。基部10の両端部には側フレーム11が立設されており、側フレーム11の上端部は水平な上部フレーム12によって剛に連結されている。2つの側フレーム11および上部フレーム12は、下端部が基部10に固定された門型フレームを構成している。
【0020】
基部10の上面には、ガイドレール14が基板搬送方向に配設されており、ガイドレール14にスライド自在に嵌合した3つのスライダ15には、底板16を介して圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cが結合されている。圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cは、それぞれ1対のプーリ27によって水平方向に展張されたベルト26A、26B、26Cに、それぞれ連結部材25を介して連結されており、ベルト26A、26B、26Cはそれぞれモータ28A、28B、28Cによって駆動される。
【0021】
モータ28A、28B、28Cを駆動することにより、ベルト26A、26B、26Cを介して圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cは、それぞれ水平方向に移動する。これにより、圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cによる基板7に対する圧着位置を調整することができる。したがって、モータ28A、28B、28C、ベルト26A、26B、26Cは、圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cを、基板保持部6に保持された基板7に対して相対的に水平移動させる水平移動手段となっている。
【0022】
図3に示すように、基部10に設定された圧着位置には位置固定用の電磁石9が埋設されており、圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cが圧着位置に移動した状態で電磁石9を励磁することにより、磁性体であるスライダ15とこれに結合する底板16を介して、下受け部17および圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cの位置が強固に固定される。したがって電磁石9は、基板7を支持する下受け部17を基部10に対して固定する固定手段となっている。
【0023】
次に圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cの構成を説明する。図3に示すように、垂直なヘッド保持部18の下端部は底板16に固着されており、底板16上には下受け部17が配設されている。下受け部17は、基板7への電子部品圧着時に基板7の縁部を下面側から下受けする。この構成において、下受け部17はヘッド保持部18と連結されており一体的に水平移動する。ヘッド保持部18には、ガイドレール19,スライダ20よりなるスライド機構によって、圧着ヘッド21が昇降自在に保持されている。
【0024】
圧着ヘッド21は下端部に圧着ツール21aを備えており、上端部にはシリンダ24がロッド24aを上方に向けて結合されている。さらに圧着ヘッド21は引張りばね23によって上方に付勢されている。シリンダ24を駆動してロッド24aを突出させ、ロッド24aの上端部を上部フレーム12に当接させることにより、圧着ヘッド21は下方に押し下げられる。このとき、下受け部17によって縁部が下受けされた状態の基板7に、圧着ツール21aを当接させることにより、圧着ツール21aは基板7の縁部を下方に押圧する。
【0025】
そしてシリンダ24の駆動を停止してロッド24aを没入させると、圧着ヘッド21は引張りばね23の付勢力により上方に引き上げられる。したがって、シリンダ24および引張りばね23は、ヘッド保持部18に対して圧着ヘッド21を昇降させるとともに、圧着ヘッド21に上方から押圧力を作用させて下受け部17によって下受けされた基板7の縁部に対して押圧する昇降押圧機構となっている。なお昇降押圧機構としては、ここに示すシリンダ24、引張りばね23の組み合わせ以外にも、モータと送りねじを用いた直動機構など、各種の機構を用いることができる。
【0026】
この部品圧着ユニットは上記のように構成されており、次に図4のフローおよび図5、図6を参照して、表示パネル組み立て過程における電子部品圧着動作およびこの部品圧着動作における押圧反力の支持について説明する。電子部品圧着動作の開始に先立って、基板7の縁部にはACF貼着部2によってACFテープが貼着され、このACFテープ上には表示パネルのドライバ用のフリップチップなどの電子部品が搭載され、仮圧着される。そしてこの状態の基板7が部品圧着部4の基板保持部6上に載置される。
【0027】
まず位置決めテーブル5を駆動して、基板保持部6に保持された基板7の縁部を下受け部17に位置合わせし(図4参照)、次いで縁部に電子部品8が搭載された基板7に対して、圧着ヘッドユニット13A,13B,13Cを相対的に水平移動して、電子部品搭載対象位置としての電子部品8に位置合わせする(位置合わせ工程)(ST1)。そして電磁石9によって各圧着ヘッドユニットの位置を固定する。
【0028】
次いで、シリンダ24のロッド24aを突出させて上部フレーム12の下面に当接させることにより圧着ヘッド21を下降させ、圧着ツール21aを電子部品8の上面に当接させる(圧着ヘッド下降工程)(ST2)。この後シリンダ24の加圧を継続することにより、圧着ヘッド21に上方から押圧力Fを作用させて、下受け部17によって下受けされた基板7の縁部に対して押圧する(押圧工程)(ST3)。そしてこの押圧状態を保ち長ながら圧着ツール21aによって電子部品8を加熱する(ST4)。この押圧と加熱を所定時間継続することにより、電子部品8は基板7の縁部にACFテープを介して圧着される。
【0029】
そしてこの押圧工程において、シリンダ24による押圧時の上方向の押圧反力Rは、図5,図6に示すように上部フレーム12によって支持される。したがって上部フレーム12は、シリンダ24による上方向の押圧反力Rを受ける反力受け部となっている。
【0030】
この反力受け部は、複数の圧着ヘッドユニット13A、13B、13Cのそれぞれのシリンダ24の押圧反力Rを共通の上部フレーム12によって受ける形態となっている。そして押圧反力Rは、上部フレーム12と側フレーム11で構成される門型フレームによって基部10に伝達され、ここで押圧力Fと釣り合うことによって、シリンダ24によって発生した押圧時の荷重が保持される。
【0031】
すなわち、側フレーム11は、反力受け部である上部フレーム12と基部10とを連結する連結部となっている。この連結部の構成において、門型フレームに対しては上向きの大きな荷重が作用するが、上部フレーム12,側フレーム11はともに高剛性を確保することが容易な構造部材であることから、必要十分な強度を持たせることができる。
【0032】
これに対し、圧着ヘッド21やヘッド保持部18など、可動部を含む機構部分に対しては、図5,図6に示すように、押圧対象である電子部品8の直上に位置したシリンダ24によって、押圧力Fを軸方向の圧縮荷重の形でのみ作用させるようにしている。すなわち、押圧力Fの伝達経路において圧着ヘッド21などの機構部分には曲げ荷重が作用しない。
【0033】
したがって圧着ヘッド21による押圧時において電子部品を基板に対して正しく平行な姿勢に保つことができ、高圧着荷重を要する電子部品を対象とする場合においても、高い剛性の圧着機構を必要とせず、簡便な且つ低コストの構造で、電子部品を基板に均一に圧着することができる。
【0034】
なお上述の例では、基板の電子部品搭載対象位置に予め電子部品が搭載された状態で、圧着ヘッドが電子部品を押圧するものを示したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、圧着ヘッドが真空吸着などによって電子部品を保持しており、この電子部品を基板の電子部品搭載対象位置に対して圧着ヘッドによって押圧する場合にも、本発明が適用できる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、昇降押圧機構によって圧着ヘッドに上方から押圧力を作用させて、下受け部によって下受けされた基板に対して圧着ヘッドを押圧することにより電子部品を基板に圧着する押圧工程において、昇降押圧機構による押圧時の上方向の押圧反力を反力受け部によって受け、この反力受け部と下受け部を支持する基部とを固定的に連結する連結部に押圧時の荷重を負荷するようにしたので、圧着ヘッドや圧着ヘッドを保持する機構部分に曲げ荷重が作用することを防止することができ、簡便な且つ低コストの構造で電子部品を基板に均一に圧着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の表示パネル組立装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品圧着装置の正面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品圧着装置の側面図
【図4】本発明の一実施の形態の電子部品圧着方法のフロー図
【図5】本発明の一実施の形態の電子部品圧着装置の動作説明図
【図6】本発明の一実施の形態の電子部品圧着装置の動作説明図
【符号の説明】
2 ACF貼着部
3 部品搭載部
4 部品圧着部
6 基板保持部
10 基部
11 側フレーム
12 上部フレーム
13A、13B、13C 圧着ヘッドユニット
17 下受け部
18 ヘッド保持部
21 圧着ヘッド
23 引張りばね
24 シリンダ

Claims (5)

  1. 基板保持部によって保持された基板に圧着ヘッドによって電子部品を圧着する電子部品圧着装置であって、基部によって支持され前記基板を下面側から下受けする下受け部と、前記圧着ヘッドを昇降自在に保持するヘッド保持部と、このヘッド保持部に対して前記圧着ヘッドを昇降させるとともに圧着ヘッドに上方から押圧力を作用させて前記下受け部によって下受けされた前記基板に対して押圧する昇降押圧機構と、この昇降押圧機構による押圧時の上方向の押圧反力を受ける反力受け部と、この反力受け部と前記基部とを固定的に連結し前記押圧時の荷重が負荷される連結部と、前記基板に対し前記圧着ヘッド、ヘッド保持部および昇降押圧機構より成る圧着ヘッドユニットを相対的に水平移動させる水平移動手段とを備えたことを特徴とする電子部品圧着装置。
  2. 前記ヘッド保持部と前記下受け部とが連結されて一体的に水平移動することを特徴とする請求項1記載の電子部品圧着装置。
  3. 前記下受け部を前記基部に対して固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の電子部品圧着装置。
  4. 前記圧着ヘッドユニットを複数備え、これらの昇降押圧機構の押圧反力を共通の反力受け部によって受けることを特徴とする請求項1乃至3記載の電子部品圧着装置。
  5. 基部によって支持され基板を下面側から下受けする下受け部と、前記圧着ヘッドを昇降自在に保持するヘッド保持部と、このヘッド保持部に対して前記圧着ヘッドを昇降させるとともに圧着ヘッドに上方から押圧力を作用させる昇降押圧機構と、この昇降押圧機構による押圧時の上方向の押圧反力を受ける反力受け部と、この反力受け部と前記基部とを固定的に連結する連結部と、前記基板に対し圧着ヘッド、ヘッド保持部および昇降押圧機構より成る圧着ヘッドユニットを相対的に水平移動させる水平移動手段とを備えた電子部品圧着装置によって、前記基板に圧着ヘッドによって電子部品を圧着する電子部品圧着方法であって、
    基板の電子部品搭載対象位置に対して前記圧着ヘッドユニットを相対的に水平移動して前記電子部品搭載対象位置に位置合わせする位置合わせ工程と、前記昇降押圧機構によって圧着ヘッドを下降させる圧着ヘッド下降工程と、昇降押圧機構によって圧着ヘッドに上方から押圧力を作用させて前記下受け部によって下受けされた前記基板に対して押圧することにより電子部品を基板に圧着する押圧工程とを含み、この押圧工程において昇降押圧機構による押圧時の上方向の押圧反力を前記反力受け部によって受け、この反力受け部と前記基部とを固定的に連結する連結部に前記押圧時の荷重を負荷することを特徴とする電子部品圧着方法。
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