JP2004202398A - バネ体及びそれを用いたポンプディスペンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】効率的に製造でき生産性が良いプラスチック製のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサを提供すること、及び、バージンシールとしても機能可能なプラスチック製のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサを提供すること。
【解決手段】ノズルヘッドP1を弾圧的に上下移動させることにより容器体C内の液体Lを吐出するポンプディスペンサPに対して取り付けられるバネ体Sであって、第1係止部S1と該第1係止部S1よりU字状弾発部S2を介して一体化されている第2係止部S3とからなり、ノズルヘッドP1と容器体Cとの間に一方向から装着されるものであるバネ体。
【効果】上記課題を解決できると同時に、バネ体やポンプディスペンサがリサイクルし易いものとなる。
【選択図】 図2
【解決手段】ノズルヘッドP1を弾圧的に上下移動させることにより容器体C内の液体Lを吐出するポンプディスペンサPに対して取り付けられるバネ体Sであって、第1係止部S1と該第1係止部S1よりU字状弾発部S2を介して一体化されている第2係止部S3とからなり、ノズルヘッドP1と容器体Cとの間に一方向から装着されるものであるバネ体。
【効果】上記課題を解決できると同時に、バネ体やポンプディスペンサがリサイクルし易いものとなる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポンプディスペンサは、容器体内の液状又はクリーム状の液体を吐出する手段として、シャンプー等を含む石鹸類や香料類、化粧品等の容器に用いられる。
ポンプディスペンサには、その用途等により異なる種々の種類のものがあり、特に、シャンプー等に使用されるいわゆるプッシュ式のものや、洗剤等を噴射するトリガー式のものがよく知られている。
【0003】
プッシュ式のポンプディスペンサは、ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するタイプのディスペンサである。
図9に、従来のプッシュ式ポンプディスペンサの構成例を断面図にて示す。
図において、Pはポンプディスペンサ、Cは液体Lが入った容器体である。
【0004】
ポンプディスペンサPは、主として、ノズルヘッドP1と、容器体Cの口部に螺着されたキャップP2と、ノズルヘッドP1のノズルヘッド筒部P11に嵌合されキャップP2に挿通されたピストンP3と、キャップP2の内側に嵌合されて容器体C内に垂下されたハウジングP4と、ハウジングP4内に装着された第1バルブP5と、ピストンP3及びハウジングP4の内側にそれぞれ係止しノズルヘッドP1やピストンP3を上方付勢するバネ体P6と、ピストンP3内に装着された第2バルブP7とよりなる。
【0005】
ノズルヘッドP1を弾圧的に下方に移動させると、第1バルブP5の先端部P52が下方から弁シール体P8を突き上げ、弁シール体P8が開放される(特許文献1参照)。
その後、ノズルヘッドP1を下方に押す力を緩めると、バネ体P6の弾発力でノズルヘッドP1及びピストンP3が上方に移動し始める。
すると、ハウジングP4内が負圧となり、第2バルブP7の弁体P71が閉じた状態で第1バルブP5の弁体P51が上方に移動して開き、容器体C内の液体LをハウジングP4内に引き入れる。
【0006】
ハウジングP4内への液体Lの導入はノズルヘッドP1が上死点に至るまで続き、ハウジングP4内が液体Lにより満たされる。
再度ノズルヘッドP1を弾圧的に下方に移動させると、今度は、ハウジングP4内が加圧状態となり、第1バルブP5の弁体P51が下方に押し付けられて閉じた状態で第2バルブP7の弁体P71が上方に移動して開く。
【0007】
ノズルヘッドP1をさらに下方に移動させると、液体LはピストンP3内を上昇し、ノズルヘッドP1の吐出口P12から吐出される。
このようにして、プッシュ式ポンプディスペンサを備えた容器体は、ノズルヘッドを弾圧的に下方移動させることにより、容器体内の液体を吐出させることができる。
【0008】
さて、バネ体P6は、良好な弾発力が得られる等の理由から、通常、金属製のコイルバネが用いられるが、このような構造のポンプディスペンサでは、バネ体P6は、ハウジングP4内を満たす液体Lに常に曝される状態に置かれる。
そのため、バネ体P6が錆び付いて、弾発力が低下したり、錆により液体Lに悪影響を及ぼしたりする可能性がある。
【0009】
また、近年、リサイクルの観点から資源ごみの分別収集が定着しつつあり、通常、プラスチックと金属とを分けた状態で回収することが求められる。
しかし、上記構造のポンプディスペンサPを、キャップP2やピストンP3、ハウジングP4等に分解してバネ体P6を取り出すのは面倒で、バネ体を取り出すことなくそのまま廃棄されるケースも多い。
金属が混入したプラスチックはそのままでは再資源化することはできず、改めて手間をかけて分別するか、或いは処理するしかない。
【0010】
こうした状況を改善するために、上記ピストンP3の周囲にプラスチック製の弾性ベローズを配した、いわゆるオールプラスチック製のポンプディスペンサが提案されている(特許文献2及び3参照)。
このポンプディスペンサでは、いわゆるドーナツ状の要素を順次重ねてベローズを形成することが困難であるため、側面をいわゆるねじ条形状としたベローズを採用する。
【0011】
しかし、弾性ベローズをねじ条形状とすると、成形の際の金型からの抜き取りが面倒で、ディスペンサに組み付ける際にも組み付けに手間が掛かるため、必ずしも生産性がよいものとは言い難い。
また、未使用であることを示し、搬送等の際にノズルヘッドが下方に押し下げられるのを防止するための、いわゆるバージンシールをピストンの周囲に取り付けることができないという問題もあった。
【0012】
【特許文献1】
特開2001−233373号公報
【特許文献2】
特表平9−508581号公報
【特許文献3】
米国特許第5673824号明細書
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ピストンの周囲にプラスチック製の弾性ベローズを設けたポンプディスペンサは、リサイクル等の観点からは好ましいものであるが、生産性や、バージンシールを付け難い等の安全性の点で問題があった。
本発明は、かかる実状を背景に、上記の問題点を克服するためになされたものである。
【0014】
すなわち、本発明の目的は、効率的に製造でき生産性が良いプラスチック製のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサを提供することである。
また、バージンシールとしても機能可能なプラスチック製のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
かくして、本発明者は、このような課題背景に対して、鋭意研究を重ねた結果、U字状の弾発部の両端に係止部を設けた簡単な構造の板バネを採用すれば、その製造が非常に効率的であり、ポンプディスペンサの外側からそのピストン等に両係止部を係止させて装着するだけで十分な弾発力を得ることができ、生産性も非常に良くなることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
【0016】
即ち、本発明は、(1)、ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドと容器体との間に一方向から装着されるものであるバネ体に存する。
【0017】
そして、(2)、ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドとキャップとの間に一方向から装着されるものであるバネ体に存する。
【0018】
そしてまた、(3)、ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドと容器体との間に一方向から装着され、第2係止部をキャップと容器体とで締め付け固定されるものであるバネ体に存する。
【0019】
そしてまた、(4)、前記第1係止部は、二股状の舌辺部を有しており、該舌辺部によりノズルヘッド筒部及び/又はピストンを係止するものであるバネ体に存する。
【0020】
そしてまた、(5)、前記二股状の舌辺部が、更に逆止め係止爪を有するバネ体に存する。
【0021】
そしてまた、(6)、前記U字状弾発部は、その内側にバージンシールとして機能する切り取り壁を有するバネ体に存する。
【0022】
そしてまた、(7)、(1)乃至(6)のいずれかに記載のバネ体を取り付けたポンプディスペンサに存する。
【0023】
本発明はこの目的に沿ったものであれば、上記1〜7の中から選ばれた2つ以上を組み合わせた構成も当然採用可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサの好適な実施の形態について説明する。
【0025】
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明のバネ体の構成例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は第1係止部の平面図、(C)は第2係止部の平面図である。
本発明のバネ体Sは、第1係止部S1と、該第1係止部S1よりU字状弾発部S2を介して一体化されている第2係止部S3とからなる。
第1係止部S1は、U字状弾発部S2から略円弧状に延設された二股状の舌辺部S11、S11を有する。
【0026】
2つの舌辺部S11、S11の先端下部には、逆止め係止爪S12、S12が内向きに立設されている。
U字状弾発部S2は、後述するように、キャップP2を逃がすため、その外形に沿うように、下部の第2係止部S3付近が大きく上方に屈曲するように形成されている〔(A)参照〕。
【0027】
第2係止部S3は、第1係止部S1と同様に、U字状弾発部S2から略円弧状に延設された二股状の舌辺部S31、S31を有する。
また、2つの舌辺部S31、S31の先端上部には、逆止め係止爪S32、S32が内向きに立設されている。
【0028】
図2は、本発明のバネ体をポンプディスペンサに取り付けた状態を示す図である。
バネ体Sは、ポンプディスペンサPのノズルヘッドP1と容器体Cとの間に一方向(図2では右方)から装着する。
【0029】
具体的には、ポンプディスペンサPを組み立てて(尚、このポンプディスペンサPには図9で示したバネ体P6は当然組み込まれていない)、容器体Cの口部にキャップP2を螺着し、ポンプディスペンサPを容器体Cに固定する。
この状態で、バネ体S(図中の1点鎖線)の第1係止部S1の二股状の舌辺部S11、S11の間にノズルヘッドP1のノズルヘッド筒部P11を挟み込むようにして第1係止部S1を装着する。
【0030】
同様に、第2係止部S2の二股状の舌辺部S31、S31の間に、キャップP2のすぐ上側のピストンP3を挟み込むようにして第2係止部S2を装着する。
こうして、バネ体SをポンプディスペンサPのノズルヘッドP1とキャップP2との間に装着するのである。
先述したように、U字状弾発部S2の第2係止部S3に近い部分がキャップP2を逃がすように上方に屈曲しているため、バネ体SがキャップP2の外形に沿ってそれを受け入れることができる。
【0031】
本構成例の場合には、バネ体Sの第1係止部S1の舌辺部S11の先端に形成された逆止め係止爪S12が、ノズルヘッド筒部P11を抱き込むようにして舌辺部S11に密着させるため、一旦装着すると容易には離脱しない。
第2係止部S2についても、同様である。
因みに、第1係止部S1は,本構成例ではノズルヘッド筒部P11を挟み込むが、ノズルヘッド等の種類によってはノズルヘッドP1直下のピストンP3を挟み込む状態となることは言うまでもない。
【0032】
このように、本発明のバネ体Sは、一旦、ポンプディスペンサPを容器体Cに取り付けた後、第1係止部S1及び第2係止部S2を一方向から嵌め込むだけで確実にポンプディスペンサPに装着することができる。
ポンプディスペンサPを容器体Cに取り付けるのは、単にキャップP2を容器体Cの口部に螺着するだけだから、本発明のバネ体を用いれば、ポンプディスペンサ及びそれを備えた容器体の生産性が大きく向上することになる。
【0033】
また、図3に示すように、このように取り付けられたバネ体は、それに指(1点鎖線参照)を引掛け、ポンプディスペンサを備えた容器体を持ち運ぶための把手(取手)にもなり得る。
更に、第1係止部や第2係止部は、逆止め係止爪を有するためにノズルヘッド筒部やピストンを確実に把持する。
【0034】
そのため、逆止め係止爪を、装着するバネ体Sの第1係止部S1又は第2係止部S2にのみ形成し、他方には形成しなくとも、バネ体SはポンプディスペンサPから容易に脱落することはない。
また、図2に示す状態で、容器内の液と取り換える場合にも、キャップP2を摘んで回動させる際、全くバネ体Sは支障とならず行える。
【0035】
ここで、本発明のバネ体Sの材料としては、ポリプロピレンやポリアセタール等のプラスチック材料が挙げられ、特にポリアセタールは、後述するバネ体Sの弾発力が良好に発揮されるため、好ましく用いられる。
このように、バネ体Sをプラスチック製とすることで、バネ体、ポンプディスペンサ、及び容器体のすべてをプラスチック製(即ちオールプラスチック製)とすることができ、リサイクル化に適合したものとなる。
また、本発明のバネ体Sは、構造が比較的簡単であるため、複雑な金型等を必要とせず、効率的に製造することができるという利点もある。
【0036】
〔U字状弾発部の変形例〕
本発明のバネ体SのU字状弾発部S2(図2参照)は、バネ体Sの弾発力の源泉であり、具体的には、弾圧的に下降されたノズルヘッドを上死点まで押し戻す力を生み出す寄与部分である。
バネ体Sの弾発力を増すために、U字状弾発部S2を種々の構造に変形することが可能である。
【0037】
例えば、U字状弾発部S2の内側や外側にリブを一体成形することによってもバネ体Sの弾発力は相当程度アップする。
図4は、U字状弾発部の断面構造を種々に変えた場合のU字状弾発部の概略断面図である。
図4(A)〜(F)はそれぞれ図1(A)におけるU字状弾発部のX−X断面を上から見た状態を示し、(A)は上記構成例の場合、(B)〜(F)はその変形例の場合である。
【0038】
この変形例(B)〜(F)では、バネ体SのU字状弾発部S2の内側或いは外側に単数又は複数のリブRを立設させる場合を示している。
本発明のバネ体は、例えばこのように、U字状弾発部の断面構造を選択することにより弾圧力の変更が可能である。
例えば、容器体C内に貯蔵する液体Lの粘度等に合わせて、弾発力を自在に変えることができる。
【0039】
〔バージンシール〕
本発明のバネ体は、U字状弾発部の内側にバージンシールとして機能する離脱可能な切り取り壁を設けることができる。
図5は、バネ体のU字状弾発部の内側に切り取り壁を設けた構成例を示す図である。
【0040】
図5において、(A)は、切り取り壁Wを、バネ体SのU字状弾発部S2の内側の第1係止部S1と第2係止部S3の間付近にのみ設けた場合である。
切り取り壁Wがその上部で切り取り部W1を介してU字状弾発部S2とつながっており、この切り取り部W1から切り離せばよい。
いる場合を示す。
(B)は、切り取り壁Wを、バネ体SのU字状弾発部S2の内側全域に設けた場合で、切り取り壁Wがその上部で切り取り部W1を介してU字状弾発部S2とつながっている。
【0041】
(C)は、切り取り壁Wを、バネ体SのU字状弾発部S2の内側の第1係止部S1と第2係止部S3の間付近にのみ設けた場合で、切り取り壁Wがその下部で切り取り部W1を介して、U字状弾発部S2(第2係止部S3)とつながっている。
(D)は、切り取り壁Wを、バネ体SのU字状弾発部S2の内側全域に設けた場合で、切り取り壁Wがその側方の略円周部で切り取り部W1を介してU字状弾発部S2とつながっている。
【0042】
図5(A)〜(D)に例示されたように切り取り壁Wを設けると、ポンプディスペンサPのノズルヘッドP1を弾圧的に下降させようとしても、この切り取り壁Wにより下降が阻止されるが、切り取り部W1から切り離すことで切り取り部Wは離脱する。
即ち、切り取り壁Wは、バージンシールとしての機能を果たすのである。
【0043】
このように、本発明のバネ体は、その製造の際に容易に切り取り壁を一体成形でき、バージンシールとして機能させることができる。
また、図(A)又は(C)のように形成すれば、先述したように、バネ体Sに指を引掛けて、容器を簡単に持ち運ぶことが可能である。
【0044】
〔第2の実施の形態〕
上記第1の実施形態の構成例を変形させた構成とすることも可能である。
図6は、本発明のバネ体の変形例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は第1係止部の平面図、(C)は第2係止部の平面図である。
【0045】
この変形例のバネ体Saは、第1係止部Sa1と、該第1係止部Sa1よりU字状弾発部Sa2を介して一体化されている第2係止部Sa3とからなる点における前述したバネ体Sと同様である。
第1係止部Sa1の構造もバネ体Sの場合と同様であり、U字状弾発部Sa2から略円弧状に延設された二股状の舌辺部Sa11、Sa11を有し、2つの舌辺部Sa11、Sa11の先端下部には逆止め係止爪Sa12、Sa12が内向きに立設されている。
【0046】
U字状弾発部Sa2は、バネ体Sの場合のように上方に湾曲することなくまっすぐに延び、その先端に第2係止部Sa3が形成される。
第2係止部Sa3は、第1係止部Sa1と同様に、U字状弾発部Sa2から略円弧状に延設された二股状の舌辺部Sa31、Sa31を有する。
【0047】
しかし、後述するように、第2係止部Sa3は容器体Cの口部の周りに装着されるため、それと対応すべく、2つの舌辺部Sa31、Sa31間の円形状の空間が第1実施形態の第2係止部S3の場合と比較して大きく形成されている。
また、第2係止部Sa3は、キャップP2と容器体Cとで締め付け固定されるため、第1実施形態の第2係止部S3の場合のように2つの舌辺部Sa31、Sa31の先端には逆止め係止爪は設けられなくてもよい。
【0048】
図7は、図6のバネ体を、ポンプディスペンサに取り付けた状態を示す図である。
バネ体Saは、ポンプディスペンサPのノズルヘッドP1と容器体Cとの間に一方向(図7では右方)から装着する。
【0049】
具体的には、ポンプディスペンサPを組み立て(このポンプディスペンサPには図9で示したバネ体P6は当然組み込まれていない)、バネ体Saの第1係止部Sa1を、二股状の舌辺部Sa11、Sa11でノズルヘッドP1のノズルヘッド筒部P11を挟み込むようにして装着する。
次に、ポンプディスペンサPのハウジングP4(図9参照)を容器体Cの口部に差し込んだ状態で、バネ体Saの第2係止部Sa3を容器体Cの口部に装着し、キャップP2を該口部に螺着して、ポンプディスペンサPを容器体Cに固定すると同時に、第2係止部Sa3を、キャップP2と容器体Cとで締め付け固定する。
【0050】
このように、本変形例のバネ体Saは、第1係止部Sa1の逆止め係止爪Sa12がノズルヘッド筒部P11を抱き込むようにして舌辺部Sa11に密着させ、しかも第2係止部Sa3がキャップP2と容器体Cとで締め付け固定されているため、一旦装着すると容易には離脱しない。
また、本発明のバネ体Saを用いれば、上記バネ体Sの場合と同様に装着が簡単であり、ポンプディスペンサ及びそれを備えた容器体の生産性が飛躍的に良くなる。
【0051】
また、取り付けられたバネ体Saがフック(取手)にもなり得ること、プラスチック材料(特にポリアセタール)より製造することによりオールプラスチック製とすることができること、U字状弾発部S2を種々の構造に変形可能であること(図2参照)等は、第1実施形態のバネ体Sの場合と同様である。
【0052】
更に、バネ体SaがU字状弾発部Sa2の内側にバージンシールとして機能する切り取り壁Wを設けることができるができるのもバネ体Sの場合と同様である(図8参照)。
本変形例の場合、切り取り壁Wをバネ体Saの第1係止部Sa1とキャップP2の間に介在させるように形成することで、ポンプディスペンサPのノズルヘッドP1の下降が阻止されるのである。
【0053】
以上、本発明を説明してきたが、本発明は実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質を逸脱しない範囲で、他の種々の変形例が可能であることは言うまでもない。
例えば、バネ体(S及びSa)はポンプディスペンサを備えた容器体を分解する際に比較的容易に取り外せるものであるから、プラスチック製でなくても、例えば金属製としてもごみの分別収集には手間が掛からず採用可能である。
【0054】
また、逆止め係止爪に代えて、ピストンやノズルヘッド筒部を把持する別の形態の把持手段を設けることも当然可能である。
更に、本明細書において、ポンプディスペンサPは、図9に示したように第1バルブP5の先端部P52及び弁シール体P8が形成されたものを示したが、これらの構造は本発明とは直接的な関係はなく、本発明は、それらの構造が設けられていないポンプディスペンサについても成り立つことは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、効率的に製造でき生産性が良いプラスチック製のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサを提供することができ、容易にリサイクルできるものとなる。
また、バネ体は、U字状弾発部の内側に切り取り壁を設けることで、バージンシールとしても機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のバネ体の構成例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は第1係止部の平面図、(C)は第2係止部の平面図である。
【図2】図2は、本発明のバネ体をポンプディスペンサに取り付けた状態を示す図である。
【図3】図3は、本発明のバネ体に指を引掛けた状態を示す図である。
【図4】図4は、U字状弾発部の構造を種々に変えた変形例のU字状弾発部の概略断面図である。
【図5】図5は、バネ体のU字状弾発部の内側に切り取り壁を設けた構成例を示す図である。
【図6】図6は、本発明のバネ体の変形例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は第1係止部の平面図、(C)は第2係止部の平面図である。
【図7】図7は、図6のバネ体を、ポンプディスペンサに取り付けた状態を示す図である。
【図8】図8は、図6のバネ体のU字状弾発部の内側に切り取り壁Wを設けた構成例を示す図である。
【図9】図9は、従来のプッシュ式ポンプディスペンサの構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
C…容器体
L…液体
P…ポンプディスペンサ
P1…ノズルヘッド
P11…ノズルヘッド筒部
P12…吐出口
P2…キャップ
P3…ピストン
P4…ハウジング
P5…第1バルブ
P51…弁体
P6…バネ体
P7…第2バルブ
P71…弁体
R…リブ
S…バネ体
S1…第1係止部
S11…舌辺部
S12…逆止め係止爪
S2…U字状弾発部
S3…第2係止部
S31…舌辺部
S32…逆止め係止爪
Sa…バネ体
Sa1…第1係止部
Sa11…舌辺部
Sa12…逆止め係止爪
Sa2…U字状弾発部
Sa3…第2係止部
Sa31…舌辺部
W…切り取り壁
W1…切り取り部
【発明の属する技術分野】
本発明は、に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポンプディスペンサは、容器体内の液状又はクリーム状の液体を吐出する手段として、シャンプー等を含む石鹸類や香料類、化粧品等の容器に用いられる。
ポンプディスペンサには、その用途等により異なる種々の種類のものがあり、特に、シャンプー等に使用されるいわゆるプッシュ式のものや、洗剤等を噴射するトリガー式のものがよく知られている。
【0003】
プッシュ式のポンプディスペンサは、ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するタイプのディスペンサである。
図9に、従来のプッシュ式ポンプディスペンサの構成例を断面図にて示す。
図において、Pはポンプディスペンサ、Cは液体Lが入った容器体である。
【0004】
ポンプディスペンサPは、主として、ノズルヘッドP1と、容器体Cの口部に螺着されたキャップP2と、ノズルヘッドP1のノズルヘッド筒部P11に嵌合されキャップP2に挿通されたピストンP3と、キャップP2の内側に嵌合されて容器体C内に垂下されたハウジングP4と、ハウジングP4内に装着された第1バルブP5と、ピストンP3及びハウジングP4の内側にそれぞれ係止しノズルヘッドP1やピストンP3を上方付勢するバネ体P6と、ピストンP3内に装着された第2バルブP7とよりなる。
【0005】
ノズルヘッドP1を弾圧的に下方に移動させると、第1バルブP5の先端部P52が下方から弁シール体P8を突き上げ、弁シール体P8が開放される(特許文献1参照)。
その後、ノズルヘッドP1を下方に押す力を緩めると、バネ体P6の弾発力でノズルヘッドP1及びピストンP3が上方に移動し始める。
すると、ハウジングP4内が負圧となり、第2バルブP7の弁体P71が閉じた状態で第1バルブP5の弁体P51が上方に移動して開き、容器体C内の液体LをハウジングP4内に引き入れる。
【0006】
ハウジングP4内への液体Lの導入はノズルヘッドP1が上死点に至るまで続き、ハウジングP4内が液体Lにより満たされる。
再度ノズルヘッドP1を弾圧的に下方に移動させると、今度は、ハウジングP4内が加圧状態となり、第1バルブP5の弁体P51が下方に押し付けられて閉じた状態で第2バルブP7の弁体P71が上方に移動して開く。
【0007】
ノズルヘッドP1をさらに下方に移動させると、液体LはピストンP3内を上昇し、ノズルヘッドP1の吐出口P12から吐出される。
このようにして、プッシュ式ポンプディスペンサを備えた容器体は、ノズルヘッドを弾圧的に下方移動させることにより、容器体内の液体を吐出させることができる。
【0008】
さて、バネ体P6は、良好な弾発力が得られる等の理由から、通常、金属製のコイルバネが用いられるが、このような構造のポンプディスペンサでは、バネ体P6は、ハウジングP4内を満たす液体Lに常に曝される状態に置かれる。
そのため、バネ体P6が錆び付いて、弾発力が低下したり、錆により液体Lに悪影響を及ぼしたりする可能性がある。
【0009】
また、近年、リサイクルの観点から資源ごみの分別収集が定着しつつあり、通常、プラスチックと金属とを分けた状態で回収することが求められる。
しかし、上記構造のポンプディスペンサPを、キャップP2やピストンP3、ハウジングP4等に分解してバネ体P6を取り出すのは面倒で、バネ体を取り出すことなくそのまま廃棄されるケースも多い。
金属が混入したプラスチックはそのままでは再資源化することはできず、改めて手間をかけて分別するか、或いは処理するしかない。
【0010】
こうした状況を改善するために、上記ピストンP3の周囲にプラスチック製の弾性ベローズを配した、いわゆるオールプラスチック製のポンプディスペンサが提案されている(特許文献2及び3参照)。
このポンプディスペンサでは、いわゆるドーナツ状の要素を順次重ねてベローズを形成することが困難であるため、側面をいわゆるねじ条形状としたベローズを採用する。
【0011】
しかし、弾性ベローズをねじ条形状とすると、成形の際の金型からの抜き取りが面倒で、ディスペンサに組み付ける際にも組み付けに手間が掛かるため、必ずしも生産性がよいものとは言い難い。
また、未使用であることを示し、搬送等の際にノズルヘッドが下方に押し下げられるのを防止するための、いわゆるバージンシールをピストンの周囲に取り付けることができないという問題もあった。
【0012】
【特許文献1】
特開2001−233373号公報
【特許文献2】
特表平9−508581号公報
【特許文献3】
米国特許第5673824号明細書
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ピストンの周囲にプラスチック製の弾性ベローズを設けたポンプディスペンサは、リサイクル等の観点からは好ましいものであるが、生産性や、バージンシールを付け難い等の安全性の点で問題があった。
本発明は、かかる実状を背景に、上記の問題点を克服するためになされたものである。
【0014】
すなわち、本発明の目的は、効率的に製造でき生産性が良いプラスチック製のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサを提供することである。
また、バージンシールとしても機能可能なプラスチック製のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
かくして、本発明者は、このような課題背景に対して、鋭意研究を重ねた結果、U字状の弾発部の両端に係止部を設けた簡単な構造の板バネを採用すれば、その製造が非常に効率的であり、ポンプディスペンサの外側からそのピストン等に両係止部を係止させて装着するだけで十分な弾発力を得ることができ、生産性も非常に良くなることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
【0016】
即ち、本発明は、(1)、ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドと容器体との間に一方向から装着されるものであるバネ体に存する。
【0017】
そして、(2)、ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドとキャップとの間に一方向から装着されるものであるバネ体に存する。
【0018】
そしてまた、(3)、ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドと容器体との間に一方向から装着され、第2係止部をキャップと容器体とで締め付け固定されるものであるバネ体に存する。
【0019】
そしてまた、(4)、前記第1係止部は、二股状の舌辺部を有しており、該舌辺部によりノズルヘッド筒部及び/又はピストンを係止するものであるバネ体に存する。
【0020】
そしてまた、(5)、前記二股状の舌辺部が、更に逆止め係止爪を有するバネ体に存する。
【0021】
そしてまた、(6)、前記U字状弾発部は、その内側にバージンシールとして機能する切り取り壁を有するバネ体に存する。
【0022】
そしてまた、(7)、(1)乃至(6)のいずれかに記載のバネ体を取り付けたポンプディスペンサに存する。
【0023】
本発明はこの目的に沿ったものであれば、上記1〜7の中から選ばれた2つ以上を組み合わせた構成も当然採用可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサの好適な実施の形態について説明する。
【0025】
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明のバネ体の構成例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は第1係止部の平面図、(C)は第2係止部の平面図である。
本発明のバネ体Sは、第1係止部S1と、該第1係止部S1よりU字状弾発部S2を介して一体化されている第2係止部S3とからなる。
第1係止部S1は、U字状弾発部S2から略円弧状に延設された二股状の舌辺部S11、S11を有する。
【0026】
2つの舌辺部S11、S11の先端下部には、逆止め係止爪S12、S12が内向きに立設されている。
U字状弾発部S2は、後述するように、キャップP2を逃がすため、その外形に沿うように、下部の第2係止部S3付近が大きく上方に屈曲するように形成されている〔(A)参照〕。
【0027】
第2係止部S3は、第1係止部S1と同様に、U字状弾発部S2から略円弧状に延設された二股状の舌辺部S31、S31を有する。
また、2つの舌辺部S31、S31の先端上部には、逆止め係止爪S32、S32が内向きに立設されている。
【0028】
図2は、本発明のバネ体をポンプディスペンサに取り付けた状態を示す図である。
バネ体Sは、ポンプディスペンサPのノズルヘッドP1と容器体Cとの間に一方向(図2では右方)から装着する。
【0029】
具体的には、ポンプディスペンサPを組み立てて(尚、このポンプディスペンサPには図9で示したバネ体P6は当然組み込まれていない)、容器体Cの口部にキャップP2を螺着し、ポンプディスペンサPを容器体Cに固定する。
この状態で、バネ体S(図中の1点鎖線)の第1係止部S1の二股状の舌辺部S11、S11の間にノズルヘッドP1のノズルヘッド筒部P11を挟み込むようにして第1係止部S1を装着する。
【0030】
同様に、第2係止部S2の二股状の舌辺部S31、S31の間に、キャップP2のすぐ上側のピストンP3を挟み込むようにして第2係止部S2を装着する。
こうして、バネ体SをポンプディスペンサPのノズルヘッドP1とキャップP2との間に装着するのである。
先述したように、U字状弾発部S2の第2係止部S3に近い部分がキャップP2を逃がすように上方に屈曲しているため、バネ体SがキャップP2の外形に沿ってそれを受け入れることができる。
【0031】
本構成例の場合には、バネ体Sの第1係止部S1の舌辺部S11の先端に形成された逆止め係止爪S12が、ノズルヘッド筒部P11を抱き込むようにして舌辺部S11に密着させるため、一旦装着すると容易には離脱しない。
第2係止部S2についても、同様である。
因みに、第1係止部S1は,本構成例ではノズルヘッド筒部P11を挟み込むが、ノズルヘッド等の種類によってはノズルヘッドP1直下のピストンP3を挟み込む状態となることは言うまでもない。
【0032】
このように、本発明のバネ体Sは、一旦、ポンプディスペンサPを容器体Cに取り付けた後、第1係止部S1及び第2係止部S2を一方向から嵌め込むだけで確実にポンプディスペンサPに装着することができる。
ポンプディスペンサPを容器体Cに取り付けるのは、単にキャップP2を容器体Cの口部に螺着するだけだから、本発明のバネ体を用いれば、ポンプディスペンサ及びそれを備えた容器体の生産性が大きく向上することになる。
【0033】
また、図3に示すように、このように取り付けられたバネ体は、それに指(1点鎖線参照)を引掛け、ポンプディスペンサを備えた容器体を持ち運ぶための把手(取手)にもなり得る。
更に、第1係止部や第2係止部は、逆止め係止爪を有するためにノズルヘッド筒部やピストンを確実に把持する。
【0034】
そのため、逆止め係止爪を、装着するバネ体Sの第1係止部S1又は第2係止部S2にのみ形成し、他方には形成しなくとも、バネ体SはポンプディスペンサPから容易に脱落することはない。
また、図2に示す状態で、容器内の液と取り換える場合にも、キャップP2を摘んで回動させる際、全くバネ体Sは支障とならず行える。
【0035】
ここで、本発明のバネ体Sの材料としては、ポリプロピレンやポリアセタール等のプラスチック材料が挙げられ、特にポリアセタールは、後述するバネ体Sの弾発力が良好に発揮されるため、好ましく用いられる。
このように、バネ体Sをプラスチック製とすることで、バネ体、ポンプディスペンサ、及び容器体のすべてをプラスチック製(即ちオールプラスチック製)とすることができ、リサイクル化に適合したものとなる。
また、本発明のバネ体Sは、構造が比較的簡単であるため、複雑な金型等を必要とせず、効率的に製造することができるという利点もある。
【0036】
〔U字状弾発部の変形例〕
本発明のバネ体SのU字状弾発部S2(図2参照)は、バネ体Sの弾発力の源泉であり、具体的には、弾圧的に下降されたノズルヘッドを上死点まで押し戻す力を生み出す寄与部分である。
バネ体Sの弾発力を増すために、U字状弾発部S2を種々の構造に変形することが可能である。
【0037】
例えば、U字状弾発部S2の内側や外側にリブを一体成形することによってもバネ体Sの弾発力は相当程度アップする。
図4は、U字状弾発部の断面構造を種々に変えた場合のU字状弾発部の概略断面図である。
図4(A)〜(F)はそれぞれ図1(A)におけるU字状弾発部のX−X断面を上から見た状態を示し、(A)は上記構成例の場合、(B)〜(F)はその変形例の場合である。
【0038】
この変形例(B)〜(F)では、バネ体SのU字状弾発部S2の内側或いは外側に単数又は複数のリブRを立設させる場合を示している。
本発明のバネ体は、例えばこのように、U字状弾発部の断面構造を選択することにより弾圧力の変更が可能である。
例えば、容器体C内に貯蔵する液体Lの粘度等に合わせて、弾発力を自在に変えることができる。
【0039】
〔バージンシール〕
本発明のバネ体は、U字状弾発部の内側にバージンシールとして機能する離脱可能な切り取り壁を設けることができる。
図5は、バネ体のU字状弾発部の内側に切り取り壁を設けた構成例を示す図である。
【0040】
図5において、(A)は、切り取り壁Wを、バネ体SのU字状弾発部S2の内側の第1係止部S1と第2係止部S3の間付近にのみ設けた場合である。
切り取り壁Wがその上部で切り取り部W1を介してU字状弾発部S2とつながっており、この切り取り部W1から切り離せばよい。
いる場合を示す。
(B)は、切り取り壁Wを、バネ体SのU字状弾発部S2の内側全域に設けた場合で、切り取り壁Wがその上部で切り取り部W1を介してU字状弾発部S2とつながっている。
【0041】
(C)は、切り取り壁Wを、バネ体SのU字状弾発部S2の内側の第1係止部S1と第2係止部S3の間付近にのみ設けた場合で、切り取り壁Wがその下部で切り取り部W1を介して、U字状弾発部S2(第2係止部S3)とつながっている。
(D)は、切り取り壁Wを、バネ体SのU字状弾発部S2の内側全域に設けた場合で、切り取り壁Wがその側方の略円周部で切り取り部W1を介してU字状弾発部S2とつながっている。
【0042】
図5(A)〜(D)に例示されたように切り取り壁Wを設けると、ポンプディスペンサPのノズルヘッドP1を弾圧的に下降させようとしても、この切り取り壁Wにより下降が阻止されるが、切り取り部W1から切り離すことで切り取り部Wは離脱する。
即ち、切り取り壁Wは、バージンシールとしての機能を果たすのである。
【0043】
このように、本発明のバネ体は、その製造の際に容易に切り取り壁を一体成形でき、バージンシールとして機能させることができる。
また、図(A)又は(C)のように形成すれば、先述したように、バネ体Sに指を引掛けて、容器を簡単に持ち運ぶことが可能である。
【0044】
〔第2の実施の形態〕
上記第1の実施形態の構成例を変形させた構成とすることも可能である。
図6は、本発明のバネ体の変形例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は第1係止部の平面図、(C)は第2係止部の平面図である。
【0045】
この変形例のバネ体Saは、第1係止部Sa1と、該第1係止部Sa1よりU字状弾発部Sa2を介して一体化されている第2係止部Sa3とからなる点における前述したバネ体Sと同様である。
第1係止部Sa1の構造もバネ体Sの場合と同様であり、U字状弾発部Sa2から略円弧状に延設された二股状の舌辺部Sa11、Sa11を有し、2つの舌辺部Sa11、Sa11の先端下部には逆止め係止爪Sa12、Sa12が内向きに立設されている。
【0046】
U字状弾発部Sa2は、バネ体Sの場合のように上方に湾曲することなくまっすぐに延び、その先端に第2係止部Sa3が形成される。
第2係止部Sa3は、第1係止部Sa1と同様に、U字状弾発部Sa2から略円弧状に延設された二股状の舌辺部Sa31、Sa31を有する。
【0047】
しかし、後述するように、第2係止部Sa3は容器体Cの口部の周りに装着されるため、それと対応すべく、2つの舌辺部Sa31、Sa31間の円形状の空間が第1実施形態の第2係止部S3の場合と比較して大きく形成されている。
また、第2係止部Sa3は、キャップP2と容器体Cとで締め付け固定されるため、第1実施形態の第2係止部S3の場合のように2つの舌辺部Sa31、Sa31の先端には逆止め係止爪は設けられなくてもよい。
【0048】
図7は、図6のバネ体を、ポンプディスペンサに取り付けた状態を示す図である。
バネ体Saは、ポンプディスペンサPのノズルヘッドP1と容器体Cとの間に一方向(図7では右方)から装着する。
【0049】
具体的には、ポンプディスペンサPを組み立て(このポンプディスペンサPには図9で示したバネ体P6は当然組み込まれていない)、バネ体Saの第1係止部Sa1を、二股状の舌辺部Sa11、Sa11でノズルヘッドP1のノズルヘッド筒部P11を挟み込むようにして装着する。
次に、ポンプディスペンサPのハウジングP4(図9参照)を容器体Cの口部に差し込んだ状態で、バネ体Saの第2係止部Sa3を容器体Cの口部に装着し、キャップP2を該口部に螺着して、ポンプディスペンサPを容器体Cに固定すると同時に、第2係止部Sa3を、キャップP2と容器体Cとで締め付け固定する。
【0050】
このように、本変形例のバネ体Saは、第1係止部Sa1の逆止め係止爪Sa12がノズルヘッド筒部P11を抱き込むようにして舌辺部Sa11に密着させ、しかも第2係止部Sa3がキャップP2と容器体Cとで締め付け固定されているため、一旦装着すると容易には離脱しない。
また、本発明のバネ体Saを用いれば、上記バネ体Sの場合と同様に装着が簡単であり、ポンプディスペンサ及びそれを備えた容器体の生産性が飛躍的に良くなる。
【0051】
また、取り付けられたバネ体Saがフック(取手)にもなり得ること、プラスチック材料(特にポリアセタール)より製造することによりオールプラスチック製とすることができること、U字状弾発部S2を種々の構造に変形可能であること(図2参照)等は、第1実施形態のバネ体Sの場合と同様である。
【0052】
更に、バネ体SaがU字状弾発部Sa2の内側にバージンシールとして機能する切り取り壁Wを設けることができるができるのもバネ体Sの場合と同様である(図8参照)。
本変形例の場合、切り取り壁Wをバネ体Saの第1係止部Sa1とキャップP2の間に介在させるように形成することで、ポンプディスペンサPのノズルヘッドP1の下降が阻止されるのである。
【0053】
以上、本発明を説明してきたが、本発明は実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質を逸脱しない範囲で、他の種々の変形例が可能であることは言うまでもない。
例えば、バネ体(S及びSa)はポンプディスペンサを備えた容器体を分解する際に比較的容易に取り外せるものであるから、プラスチック製でなくても、例えば金属製としてもごみの分別収集には手間が掛からず採用可能である。
【0054】
また、逆止め係止爪に代えて、ピストンやノズルヘッド筒部を把持する別の形態の把持手段を設けることも当然可能である。
更に、本明細書において、ポンプディスペンサPは、図9に示したように第1バルブP5の先端部P52及び弁シール体P8が形成されたものを示したが、これらの構造は本発明とは直接的な関係はなく、本発明は、それらの構造が設けられていないポンプディスペンサについても成り立つことは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、効率的に製造でき生産性が良いプラスチック製のバネ体及びそれを用いたポンプディスペンサを提供することができ、容易にリサイクルできるものとなる。
また、バネ体は、U字状弾発部の内側に切り取り壁を設けることで、バージンシールとしても機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のバネ体の構成例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は第1係止部の平面図、(C)は第2係止部の平面図である。
【図2】図2は、本発明のバネ体をポンプディスペンサに取り付けた状態を示す図である。
【図3】図3は、本発明のバネ体に指を引掛けた状態を示す図である。
【図4】図4は、U字状弾発部の構造を種々に変えた変形例のU字状弾発部の概略断面図である。
【図5】図5は、バネ体のU字状弾発部の内側に切り取り壁を設けた構成例を示す図である。
【図6】図6は、本発明のバネ体の変形例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は第1係止部の平面図、(C)は第2係止部の平面図である。
【図7】図7は、図6のバネ体を、ポンプディスペンサに取り付けた状態を示す図である。
【図8】図8は、図6のバネ体のU字状弾発部の内側に切り取り壁Wを設けた構成例を示す図である。
【図9】図9は、従来のプッシュ式ポンプディスペンサの構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
C…容器体
L…液体
P…ポンプディスペンサ
P1…ノズルヘッド
P11…ノズルヘッド筒部
P12…吐出口
P2…キャップ
P3…ピストン
P4…ハウジング
P5…第1バルブ
P51…弁体
P6…バネ体
P7…第2バルブ
P71…弁体
R…リブ
S…バネ体
S1…第1係止部
S11…舌辺部
S12…逆止め係止爪
S2…U字状弾発部
S3…第2係止部
S31…舌辺部
S32…逆止め係止爪
Sa…バネ体
Sa1…第1係止部
Sa11…舌辺部
Sa12…逆止め係止爪
Sa2…U字状弾発部
Sa3…第2係止部
Sa31…舌辺部
W…切り取り壁
W1…切り取り部
Claims (7)
- ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドと容器体との間に一方向から装着されるものであることを特徴とするバネ体。
- ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドとキャップとの間に一方向から装着されるものであることを特徴とするバネ体。
- ノズルヘッドを弾圧的に上下移動させることにより容器体内の液体を吐出するポンプディスペンサに対して取り付けられるバネ体であって、第1係止部と該第1係止部よりU字状弾発部を介して一体化されている第2係止部とからなり、ノズルヘッドと容器体との間に一方向から装着され、第2係止部をキャップと容器体とで締め付け固定されるものであることを特徴とするバネ体。
- 前記第1係止部は、二股状の舌辺部を有しており、該舌辺部によりノズルヘッド筒部及び/又はピストンを係止するものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のバネ体。
- 前記二股状の舌辺部が、更に逆止め係止爪を有することを特徴とする請求項4記載のバネ体。
- 前記U字状弾発部は、その内側にバージンシールとして機能する切り取り壁を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のバネ体。
- 請求項1乃至6のいずれか1項記載のバネ体を取り付けたポンプディスペンサ。
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