JP2004295490A - 正規化装置及び正規化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データメモリ1により、データ系列を受けてそれぞれのデータの仮数部を格納し、シフト数メモリ2により、データ系列を受けてそれぞれのデータの指数部を示すデータシフト数を格納し、基準シフト数算出手段により、コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成し、正規化部5により、シフト数メモリ2が格納したデータシフト数から基準シフト数をそれぞれ減じこの結果の値分、データシフト数に対応するデータの仮数部をそれぞれ右シフトする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は正規化装置及び正規化方法に関し、特にデータ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化する正規化装置及び正規化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に移動体通信システムにおいて、基地局から送信されたデータを受けて復号する復号回路の回路規模を削減するために、復号回路の前段で、この復号回路で一回に処理する処理単位(複数のデータで構成するスロット、フレーム等)で指標を合わせることにより、この復号回路の入力のビット長を減らす正規化処理が行われる。
【0003】
従来の正規化装置は、復号回路の前段に設けられ、図5に示すように、データメモリ10と、シフト数メモリ11と、基準シフト数算出部12と、正規化部13とにより構成し、基地局から送信されたデータを受けてこのデータを正規化する。
【0004】
データメモリ10は、スロット、フレーム等のデータ系列((D[i],S[i])、i=0〜n−1。但し、Dはデータの仮数部、Sはデータの指数部)を受けこのデータ系列内のそれぞれのデータの仮数部(D[i]、i=0〜n−1)を処理単位(n個)として格納する。
【0005】
シフト数メモリ11は、処理単位(n個)分のそれぞれのデータの指数部を示すシフト数(S[i]、i=0〜n−1)を格納する。
【0006】
基準シフト数算出部12は、シフト数メモリ11が格納したそれぞれのデータのシフト数の平均値((S[0]+S[1]+・・・+S[n−1])/n)を算出して基準シフト数(Sb)を生成する。
【0007】
正規化部13は、シフト数メモリ11が格納したそれぞれのシフト数(S[i]、i=0〜n−1)から基準シフト数(Sb)をそれぞれ減じこの減じた結果の値分、これらのシフト数に対応するそれぞれのデータの仮数部を右シフト(N[i]=D[i]>>(S[i]−Sb)、i=0〜n−1)する。
【0008】
この結果、正規化装置が受けたデータ系列((D[i],S[i])、i=0〜n−1)内のそれぞれのデータは正規化されて((N[i],Sb)、i=0〜n−1)となる。
【0009】
ここで、記号>>はこの記号の左にあるデータをこの記号の右にある値分右にシフトすることを示す記号である。
【0010】
また、正規化装置は予め定めた大きさ(例えば、16ビット)の仮数部用のメモリを有しこのメモリ上にD[i]を記憶する。
【0011】
一方、基地局は、データチャネルでデータを伝送するが、伝送すべきデータの有無により実際にデータを送信しているときとデータを送信していないときとがある。正規化装置は、基地局が実際にデータを送信していないときにもこのデータチャネルでデータを受ける。
【0012】
基地局が実際にデータを送信しているときに受かる有効データと比べて、実際にデータを送信していないときに受かる無効データ(以後、DTXと記載する。)は、一般的に振幅が小さくパワーが小さい。
【0013】
このため、正規化の指標としてデータのパワー(データの指数部で近似する。)の平均値(例えば、前述の基準シフト数(Sb))を用いる方法では、受かるそれぞれのデータのうちにDTXが多数存在する場合、このDTXは振幅が小さいため、処理単位でのデータのパワーの平均値(Sb)が小さくなってしまい、処理単位内の有効データの指数部(S[i])と平均値(Sb)との差が大きくなる。この有効データの仮数部に対してこの差分右シフトする正規化を行うと、仮数部用のメモリが予め定めた大きさしかないので、有効データの仮数部はこのメモリから溢れる可能性が高くなる。
【0014】
以上と同様の、指標として処理単位内のデータ信号の振幅値の平均値を用いる方法が例えば、特許文献1に提案されている。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−232302号公報(段落「0034」、図1)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の正規化装置は、基準シフト数算出部により、シフト数メモリが格納したそれぞれのデータのシフト数の平均値を算出して基準シフト数(Sb)を生成し、正規化部により、シフト数(S[i]、i=0〜n−1)から基準シフト数(Sb)をそれぞれ減じこの減じた結果の値分、これらのシフト数に対応するそれぞれのデータの仮数部を右シフト(N[i]=D[i]>>(S[i]−Sb)、i=0〜n−1)するため、受かるそれぞれのデータのうちに無効データが多数存在する場合、処理単位でのデータのパワーの平均値(Sb)が小さくなり、処理単位内の有効データの指数部(S[i])と平均値(Sb)との差が大きくなるので、この有効データの仮数部を正規化すると、有効データの仮数部はこの仮数部用のメモリから溢れる可能性が高くなるという問題がある。
【0017】
本発明の目的はこのような従来の欠点を除去するため、受かるそれぞれのデータのうちに無効データが多数存在しても有効データの仮数部が仮数部用のメモリから溢れる可能性の低い正規化装置及び正規化方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の正規化装置は、データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化してそれぞれ出力する正規化装置において、
データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの仮数部をそれぞれ格納するデータメモリと、
前記データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納するシフト数メモリと、
コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する基準シフト数算出手段と、
前記シフト数メモリが格納したそれぞれの前記データシフト数から前記基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分前記データシフト数に対応する前記データメモリが格納した前記データの仮数部をそれぞれ右シフトする正規化部と、
を備えて構成されている。
【0019】
本発明の第1の正規化装置の前記基準シフト数算出手段は、
前記コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれの前記コントロールデータの指数部を示す前記コントロールデータシフト数をそれぞれ格納する情報メモリと、
前記情報メモリが格納したそれぞれの前記コントロールデータシフト数の平均値を算出して前記基準シフト数を生成する基準シフト数算出部と、
を備えて構成されている。
【0020】
本発明の第2の正規化装置は、データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化してそれぞれ出力する正規化装置において、
データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの仮数部をそれぞれ格納するデータメモリと、
前記データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納するシフト数メモリと、
コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数より前記データ系列のそれぞれの前記データが無効データであるか否かを判定するDTX判定閾値を算出し、前記シフト数メモリが格納したそれぞれの前記データシフト数と前記DTX判定閾値とを比較し、比較結果に応じて前記データシフト数に対応する前記データが無効データであるか否かをそれぞれ判定し、無効データ以外の前記データの前記データシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する基準シフト数算出手段と、
前記シフト数メモリが格納したそれぞれの前記データシフト数から前記基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分前記データシフト数に対応する前記データメモリが格納した前記データの仮数部をそれぞれ右シフトする正規化部と、
を備えて構成されている。
【0021】
本発明の第2の正規化装置の前記基準シフト数算出手段は、
前記コントロールチャネルで送られる前記コントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれの前記コントロールデータの指数部を示す前記コントロールデータシフト数を格納する情報メモリと、
前記情報メモリが格納したそれぞれの前記コントロールデータシフト数より前記データ系列のそれぞれの前記データが無効データであるか否かを判定するDTX判定閾値を算出し、前記シフト数メモリが格納したそれぞれの前記データシフト数と前記DTX判定閾値とを比較し、比較結果に応じて前記データシフト数に対応する前記データが無効データであるか否かをそれぞれ判定し、無効データ以外の前記データの前記データシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する基準シフト数算出部と、
を備えて構成されている。
【0022】
本発明の第1の正規化方法は、データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化してそれぞれ出力する正規化方法において、
データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの仮数部をそれぞれ格納する第1のステップと、
前記データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納する第2のステップと、
コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する第3のステップと、
前記第2のステップで格納したそれぞれの前記データシフト数から前記第3のステップで生成した前記基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分前記データシフト数に対応する前記第1のステップで格納した前記データの仮数部をそれぞれ右シフトする第4のステップと、
を含んで構成されている。
【0023】
本発明の第2の正規化方法は、データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化してそれぞれ出力する正規化方法において、
データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの仮数部をそれぞれ格納する第1のステップと、
前記データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納する第2のステップと、
コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数より前記データ系列のそれぞれの前記データが無効データであるか否かを判定するDTX判定閾値を算出する第3のステップと、
前記第2のステップで格納したそれぞれの前記データシフト数と前記第3のステップで算出した前記DTX判定閾値とを比較し、比較結果に応じて前記データシフト数に対応する前記データが無効データであるか否かをそれぞれ判定する第4のステップと、
前記第4のステップで無効データと判定されなかった前記データの前記データシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する第5のステップと、
前記第2のステップで格納したそれぞれの前記データシフト数から前記第5のステップで生成した前記基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分前記データシフト数に対応する前記第1のステップで格納した前記データの仮数部をそれぞれ右シフトする第6のステップと、
を含んで構成されている。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
図1は、本発明の正規化装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【0026】
図1に示す本実施の形態は、復号回路の前段に設けられ、データメモリ1と、シフト数メモリ2と、情報メモリ3と、基準シフト数算出部4と、正規化部5とにより構成し、基地局から送信されたデータを受けてこのデータを正規化する。
【0027】
データメモリ1は、データチャネルで送られるスロット、フレーム等のデータ系列を受けこのデータ系列内のそれぞれのデータの仮数部をそれぞれ格納する。
【0028】
シフト数メモリ2は、データチャネルで送られるデータ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納する。
【0029】
情報メモリ3は、コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数をそれぞれ格納する。
【0030】
基準シフト数算出部4は、情報メモリ3が格納したそれぞれのコントロールデータシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する。
【0031】
正規化部5は、シフト数メモリ2が格納したそれぞれのデータシフト数から基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分、これらのデータシフト数に対応するデータメモリ1が格納したそれぞれのデータの仮数部をそれぞれ右シフトする。
【0032】
データチャネルは、ユーザデータを伝送するためのチャネルであり、コントロールチャネルは、物理レイヤでの複数の制御情報を伝送するためのデディケイティッド・フィジカル・コントロール・チャネル(Dedicated Physical Control Channel、以後、DPCCHと記載する。)であり、このDPCCHで送られるコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータは仮数部Bと指数部Cとを有し、この指数部Cがコントロールデータシフト数を示す。
【0033】
複数の制御情報は、同期検波でのチャネル推定に用いる既知のパターンのパイロット情報(PILOT)、送信電力制御コマンド(TPC)、フィードバック情報(FBI)、トランス・ポート・コンビネーション・インジケータ(TFCI)であり、コントロールデータは、複数の制御情報のうちの少なくとも一つの制御情報に関するデータである。
【0034】
次に、本実施の形態の正規化装置の動作を図2を参照して詳細に説明する。
【0035】
図2は、本発明の実施の形態の動作の一例を示すフローチャートである。
【0036】
図1において、図2のステップ21では、データメモリ1により、データチャネルで送られるスロット、フレーム等のデータ系列((D[i],S[i])、i=0〜n−1。但し、Dはデータの仮数部、Sはデータの指数部)を受けこのデータ系列内のそれぞれのデータの仮数部(D[i]、i=0〜n−1)を処理単位(n個)として格納する。
【0037】
図2のステップ22では、シフト数メモリ2により、データチャネルで送られるデータ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータの指数部を示すデータシフト数(S[i]、i=0〜n−1)を処理単位(n個)として格納する。
【0038】
図2のステップ23では、情報メモリ3により、コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列((B[i],C[i])、i=0〜m−1。但し、Bはコントロールデータの仮数部、Cはコントロールデータの指数部)を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数(C[i]、i=0〜m−1)をそれぞれ格納する。
【0039】
図2のステップ24では、基準シフト数算出部4により、情報メモリ3が格納したそれぞれのコントロールデータシフト数の平均値((C[0]+C[1]+・・・+C[m−1])/m)を算出して基準シフト数(Sb)を生成する。
【0040】
但し、3GPPで規定されるW−CDMAの場合のMulti Code時には、コントロールデータシフト数の平均値を((C[0]+C[1]+・・・+C[m−1])/m)×p、として算出して基準シフト数(Sb)を生成する。但し、pはMulti Code時は、DPCCHのパワーがDPDCH(デディケイティッド・フィジカル・データ・チャネル:Dedicated Physical Data Channel)より大きくなっているため、この差を補正するためのパラメータであり、DPCCHのパワーがDPDCHのパワーの例えば1.4倍になっていたとすると、p=1/1.4にする。
【0041】
図2のステップ25では、正規化部5により、シフト数メモリ2が格納したそれぞれのデータシフト数(S[i]、i=0〜n−1)から基準シフト数(Sb)をそれぞれ減ずる。
【0042】
図2のステップ26では、正規化部5により、それぞれのデータシフト数に対応するデータメモリ1が格納したそれぞれのデータの仮数部を、ステップ25で減じた結果の値分、それぞれ右シフト(N[i]=D[i]>>(S[i]−Sb)、i=0〜n−1)する。
【0043】
この結果、正規化装置が受けたデータ系列((D[i],S[i])、i=0〜n−1)内のそれぞれのデータは正規化されて((N[i],Sb)、i=0〜n−1)となる。
【0044】
これにより、基準シフト数(Sb)の計算を、データ系列内のそれぞれのデータの指数部を示すデータシフト数(S[i]、i=0〜n−1)を用いないで、コントロールデータ系列内のコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数(C[i]、i=0〜m−1)を用いて行うので、データ系列内の無効データ(DTX)の影響を排除でき、正規化装置が入力するデータのうちに無効データが多数存在しても、有効データの仮数部が仮数部用のメモリから溢れる可能性が低くなる。
【0045】
図3は、本発明の正規化装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【0046】
図3に示す本実施の形態は、復号回路の前段に設けられ、データメモリ1と、シフト数メモリ2と、情報メモリ3と、基準シフト数算出部6と、正規化部5とにより構成し、基地局から送信されたデータを受けてこのデータを正規化する。第1の実施の形態の正規化装置とは、基準シフト数算出部6のみ異なり、他の構成要素は同じである。
【0047】
基準シフト数算出部6は、情報メモリ3が格納したそれぞれのコントロールデータシフト数よりデータ系列のそれぞれのデータが無効データであるか否かを判定するDTX判定閾値を算出し、シフト数メモリ2が格納したそれぞれのデータシフト数とDTX判定閾値とを比較し、比較結果に応じてデータシフト数に対応するデータが無効データであるか否かをそれぞれ判定し、無効データ以外のデータのデータシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する。
【0048】
次に、本実施の形態の正規化装置の動作を図4を参照して詳細に説明する。
【0049】
図4は、本発明の実施の形態の動作の一例を示すフローチャートである。
【0050】
図3において、図4のステップ41から図4のステップ43の動作は、第1の実施の形態の正規化装置の図2のステップ21から図2のステップ23の動作と同じである。
【0051】
図4のステップ44では、基準シフト数算出部6により、図4のステップ43で情報メモリ3が格納したそれぞれのコントロールデータシフト数よりデータ系列のそれぞれのデータが無効データであるか否かを判定するDTX判定閾値T=((C[0]+...+C[m−1])/m)×E)を算出する。ここで、EはDTX判定閾値を中間値に設定するための係数であり、この値は実際の装置等で試験を行い決定する。
【0052】
但し、3GPPで規定されるW−CDMAの場合のMulti Code時には、DTX判定閾値Tを((C[0]+...+C[m−1])/m)×E×p)として算出する。このpは第1の実施の形態のpと同じである。
【0053】
図4のステップ45では、基準シフト数算出部6により、ステップ42でシフト数メモリ2が格納したそれぞれのデータシフト数(S[i]、i=0〜n−1)とステップ44で算出したDTX判定閾値Tとを比較し、比較結果がS[i]>=Tのときにはこのデータシフト数に対応するデータが無効データであると判定する。
【0054】
第4のステップ46は、基準シフト数算出部6により、ステップ45で無効データと判定されなかったデータのデータシフト数(S[i]<TとなるS[i])の平均値を算出して基準シフト数(Sb)を生成する。
【0055】
図4のステップ44からステップ46において、説明を付加する。DTX判定閾値Tはデータの中にDTXが含まれている可能性があるためそれを分離するための閾値であり、DTXは通常のデータと比較してパワーが小さいことを利用して分離する。ここでは指数部をパワーの近似値として使用するため、指数部の平均を取っている。基本的に有効データのパワー(=指数部)は同じくらいの大きさになることが期待されている。その指数部を例えば10としてDTXの指数部を例えば20とすると(ここでは、指数部が大きいほうがパワーが小さいとする)その中間点15以上の値はDTX、15未満の場合は有効データというように判定する。このような場合E=1.5とすることで閾値15が得られる。この値は実際の装置等で試験を行い決定する。
【0056】
図4のステップ47からステップ48の動作は、第1の実施の形態の正規化装置の図2のステップ25からステップ26の動作と同じである。
【0057】
この結果、正規化装置が受けたデータ系列((D[i],S[i])、i=0〜n−1)内のそれぞれのデータは正規化されて((N[i],Sb)、i=0〜n−1)となる。
【0058】
これにより、基準シフト数(Sb)の計算を、データ系列内の有効データの指数部を示すデータシフト数のみを用いて行うため、データ系列内の無効データの影響を排除でき、正規化装置が入力するデータのうちに無効データが多数存在しても、有効データの仮数部が仮数部用のメモリから溢れる可能性が低くなる。
【0059】
第1の実施の形態の正規化装置と第2の実施の形態の正規化装置とにおいて、コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列をPILOTのみのコントロールデータ系列として処理単位スロットで正規化を行う場合、PILOT(パイロット情報)がデータ(D,S)よりも前に来るため、事前にSbを計算することができるため、情報メモリ3にコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数(C[i]、i=0〜m−1)を格納する必要がなくなり、回路規模を削減できる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の正規化装置は、基準シフト数算出手段により、コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成し、正規化部により、シフト数メモリが格納したそれぞれのデータシフト数から基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分データシフト数に対応するデータメモリ1が格納したデータの仮数部をそれぞれ右シフトするため、基準シフト数の計算を、データ系列内のデータの指数部を示すデータシフト数を用いないで、コントロールデータ系列内のコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数を用いて行うので、データ系列内の無効データの影響を排除でき、正規化装置が入力するデータのうちに無効データが多数存在しても、有効データの仮数部が仮数部用のメモリから溢れる可能性が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正規化装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の正規化装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】従来の正規化装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データメモリ
2 シフト数メモリ
3 情報メモリ
4 基準シフト数算出部
5 正規化部
6 基準シフト数算出部
10 データメモリ
11 シフト数メモリ
12 基準シフト数算出部
13 正規化部
Claims (10)
- データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化してそれぞれ出力する正規化装置において、
データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの仮数部をそれぞれ格納するデータメモリと、
前記データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納するシフト数メモリと、
コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する基準シフト数算出手段と、
前記シフト数メモリが格納したそれぞれの前記データシフト数から前記基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分前記データシフト数に対応する前記データメモリが格納した前記データの仮数部をそれぞれ右シフトする正規化部と、
を備えたことを特徴とする正規化装置。 - 前記基準シフト数算出手段は、
前記コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれの前記コントロールデータの指数部を示す前記コントロールデータシフト数をそれぞれ格納する情報メモリと、
前記情報メモリが格納したそれぞれの前記コントロールデータシフト数の平均値を算出して前記基準シフト数を生成する基準シフト数算出部と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の正規化装置。 - データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化してそれぞれ出力する正規化装置において、
データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの仮数部をそれぞれ格納するデータメモリと、
前記データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納するシフト数メモリと、
コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数より前記データ系列のそれぞれの前記データが無効データであるか否かを判定するDTX判定閾値を算出し、前記シフト数メモリが格納したそれぞれの前記データシフト数と前記DTX判定閾値とを比較し、比較結果に応じて前記データシフト数に対応する前記データが無効データであるか否かをそれぞれ判定し、無効データ以外の前記データの前記データシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する基準シフト数算出手段と、
前記シフト数メモリが格納したそれぞれの前記データシフト数から前記基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分前記データシフト数に対応する前記データメモリが格納した前記データの仮数部をそれぞれ右シフトする正規化部と、
を備えたことを特徴とする正規化装置。 - 前記基準シフト数算出手段は、
前記コントロールチャネルで送られる前記コントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれの前記コントロールデータの指数部を示す前記コントロールデータシフト数を格納する情報メモリと、
前記情報メモリが格納したそれぞれの前記コントロールデータシフト数より前記データ系列のそれぞれの前記データが無効データであるか否かを判定するDTX判定閾値を算出し、前記シフト数メモリが格納したそれぞれの前記データシフト数と前記DTX判定閾値とを比較し、比較結果に応じて前記データシフト数に対応する前記データが無効データであるか否かをそれぞれ判定し、無効データ以外の前記データの前記データシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する基準シフト数算出部と、
を備えたことを特徴とする請求項3記載の正規化装置。 - 前記データチャネルは、ユーザデータを伝送するためのチャネルであり、前記コントロールチャネルは、物理レイヤでの複数の制御情報を伝送するためのデディケイティッド・フィジカル・コントロール・チャネル(Dedicated Physical Control Channel、以後、DPCCHと記載する。)であり、このDPCCHで送られるコントロールデータ系列内のそれぞれの前記コントロールデータは仮数部Bと指数部Cとを有し、この指数部Cが前記コントロールデータシフト数を示すことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の正規化装置。
- 複数の前記制御情報は、同期検波でのチャネル推定に用いる既知のパターンのパイロット情報(PILOT)、送信電力制御コマンド(TPC)、フィードバック情報(FBI)、トランス・ポート・コンビネーション・インジケータ(TFCI)であり、前記コントロールデータは、複数の前記制御情報のうちの少なくとも一つの制御情報に関するデータであることを特徴とする請求項5記載の正規化装置。
- データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化してそれぞれ出力する正規化方法において、
データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの仮数部をそれぞれ格納する第1のステップと、
前記データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納する第2のステップと、
コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する第3のステップと、
前記第2のステップで格納したそれぞれの前記データシフト数から前記第3のステップで生成した前記基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分前記データシフト数に対応する前記第1のステップで格納した前記データの仮数部をそれぞれ右シフトする第4のステップと、
を含むことを特徴とする正規化方法。 - データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれのデータを正規化してそれぞれ出力する正規化方法において、
データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの仮数部をそれぞれ格納する第1のステップと、
前記データチャネルで送られる前記データ系列を受けてこのデータ系列内のそれぞれの前記データの指数部を示すデータシフト数をそれぞれ格納する第2のステップと、
コントロールチャネルで送られるコントロールデータ系列を受けてこのコントロールデータ系列内のそれぞれのコントロールデータの指数部を示すコントロールデータシフト数より前記データ系列のそれぞれの前記データが無効データであるか否かを判定するDTX判定閾値を算出する第3のステップと、
前記第2のステップで格納したそれぞれの前記データシフト数と前記第3のステップで算出した前記DTX判定閾値とを比較し、比較結果に応じて前記データシフト数に対応する前記データが無効データであるか否かをそれぞれ判定する第4のステップと、
前記第4のステップで無効データと判定されなかった前記データの前記データシフト数の平均値を算出して基準シフト数を生成する第5のステップと、
前記第2のステップで格納したそれぞれの前記データシフト数から前記第5のステップで生成した前記基準シフト数をそれぞれ減じこの減じた結果の値分前記データシフト数に対応する前記第1のステップで格納した前記データの仮数部をそれぞれ右シフトする第6のステップと、
を含むことを特徴とする正規化方法。 - 前記データチャネルは、ユーザデータを伝送するためのチャネルであり、前記コントロールチャネルは、物理レイヤでの複数の制御情報を伝送するためのデディケイティッド・フィジカル・コントロール・チャネル(Dedicated Physical Control Channel、以後、DPCCHと記載する。)であり、このDPCCHで送られるコントロールデータ系列内のそれぞれの前記コントロールデータは仮数部Bと指数部Cとを有し、この指数部Cが前記コントロールデータシフト数を示すことを特徴とする請求項7又は8記載の正規化方法。
- 複数の前記制御情報は、同期検波でのチャネル推定に用いる既知のパターンのパイロット情報(PILOT)、送信電力制御コマンド(TPC)、フィードバック情報(FBI)、トランス・ポート・コンビネーション・インジケータ(TFCI)であり、前記コントロールデータは、複数の前記制御情報のうちの少なくとも一つの制御情報に関するデータであることを特徴とする請求項9記載の正規化方法。
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