JP2004180467A - 系統連系形電源システム - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽電池の発電電力を電源系統に売電中に、電源系統の電圧が上昇して太陽電池からの売電を停止する必要がある場合でも、負荷電力を超えて発電された電力を蓄電手段に蓄電し、電源系統側電圧の上昇を抑制し、太陽電池の発電電力を有効活用する。
【解決手段】電源系統の電力あるいは太陽電池の発電電力を蓄電する蓄電手段と、蓄電手段に電力を充電する手段と、蓄電手段から電力を放電する手段と、太陽電池あるいは蓄電手段の電力を交流電力に変換し電源系統に出力する手段、あるいは、電源系統から交流電力を入力する手段と、電源系統側の電力および電圧を検出する手段を設け、電源系統側の電力と電圧を検出し、負荷電力が太陽電池の発電電力よりも小さく、電源系統側電力が売電状態のとき、電源系統側の電圧が所定の値以上の場合に、太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電する。
【選択図】 図1
【解決手段】電源系統の電力あるいは太陽電池の発電電力を蓄電する蓄電手段と、蓄電手段に電力を充電する手段と、蓄電手段から電力を放電する手段と、太陽電池あるいは蓄電手段の電力を交流電力に変換し電源系統に出力する手段、あるいは、電源系統から交流電力を入力する手段と、電源系統側の電力および電圧を検出する手段を設け、電源系統側の電力と電圧を検出し、負荷電力が太陽電池の発電電力よりも小さく、電源系統側電力が売電状態のとき、電源系統側の電圧が所定の値以上の場合に、太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽光発電システムと蓄電システムとを併用した系統連系形の電源システムに関し、太陽電池の発電電力の電源系統への売電と、太陽電池の発電電力または、夜間電力の蓄電による電力ピークシフト、および、負荷の大きさが急峻に変動する負荷へのピーク電力供給とを組み合わせたシステムに好適な系統連系形電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽光発電システムは、太陽電池の発電電力を負荷に供給すると供に、余剰電力を電源系統に売電できる。一方、電力ピークシフト手段として、蓄電池を用い、電気料金の安い夜間電力を蓄電し、電力の利用度の大きい昼間に使用する蓄電システムが知られている。
【0003】
太陽光発電と蓄電とを組み合わせたシステムとして、特開2001−5543号公報に記載されているように、太陽電池から構成された直流電力源と、この直流電力源の出力を電気二重層コンデンサや鉛蓄電池に充電するとともに、充電した直流電力を前記出力に対して放電する放電手段と、この放電手段の動作を制御する制御手段を設け、直流電力源の出力とその目標値との比較に基づいて前記充電手段の充電/放電を切り替え制御する方式が知られている。しかし、本方式では、太陽電池の出力とその目標値との比較に基づいて前記充電手段の充電/放電を切り替え制御する。このため、太陽電池の発電電力が負荷電力よりも大きく、太陽電池の発電電力を売電している状態で、電源系統の電圧が上昇した場合、太陽電池からの売電を停止する必要がある。このため、太陽電池の発電電力を有効に使用できないという問題点がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−5543号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、太陽光発電と蓄電とを組み合わせたシステムにおいて、太陽電池の発電電力を電源系統に売電中に、電源系統の電圧が上昇して太陽電池からの売電を停止する必要がある場合においても、負荷電力を超えて発電された電力を蓄電手段に蓄電することで、電源系統側電圧の上昇を抑制し、太陽電池の発電電力を有効に活用することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、電源系統側の電力および電圧を検出する手段と、太陽電池の発電電力を検出する手段とを設け、負荷電力および電源系統側の電力の大きさに応じて太陽電池からの放電を制御するようにしたことにある。すなわち、電源系統側の電圧が所定のしきい値以上の場合に、太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電する。
【0007】
太陽電池の発電電力と負荷電力との差分が、電源系統に対して売電される。太陽電池の発電電力を電源系統に売電中に、電源系統電圧の上昇により、太陽電池からの売電を停止する必要がある場合、負荷電力を超えて発電された電力を蓄電するように制御される。
【0008】
このため、電源系統側電圧の上昇を抑制でき、太陽電池の発電電力を活用できる。一方、夜間や朝夕、あるいは、昼間でも曇りや雨で太陽光発電電力が少ないか無い場合に、負荷電力が大きいときには電源系統から供給させる電力が所定のしきい値を超過する条件となる。この場合には、電源系統から供給される電力が所定のしきい値を超えないように、蓄電池からの放電電力が制御される。
【0009】
これにより、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムにおいて、電源系統の電圧が所定のしきい値を超えないように制御する。すなわち、電源系統の電圧を検出することで、電源系統の電圧が高い場合には太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電するので、電源系統電圧の上昇を抑制できる。このため、太陽電池の発電を停止させることがないので、太陽光発電の運転効率を低下させることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施例を図1により説明する。電源系統1から負荷3に対して電源系統電力が供給されている。配線2の分電盤401には電源システム5が接続されており、また、配線2の分電盤402には太陽光発電システムのパワーコンディショナー6が接続されている。パワーコンディショナー6は、逆流防止ダイオード8を介して太陽電池7の発電電力を入力し、電源系統1に対し、交流に変換された太陽電池の発電電力を出力する。パワーコンディショナー6の発電電力は、電源系統1に接続された負荷3に供給させるとともに、発電電力が負荷電力より大きく、電源系統の電圧が所定のしきい値を超えていない場合に、電源系統側に売電する。パワーコンディショナー6は、太陽電池7の発電電圧を昇圧するためのDC/DC変換器603、平滑コンデンサ605、直流電力を電源系統1の位相に同期した交流電力に変換するためのAC/DC変換器602、電源系統1とAC/DC変換器602とを接続するための開閉器601、電源系統1の電圧を検出するための系統電圧検出用トランス604から構成される。
【0011】
これに対し、電源システム5を、パワーコンディショナー6と同様に、電源系統1に対して連系させる。電源システム5は、蓄電池500、双方向DC/DC変換器503、平滑コンデンサ505、双方向AC/DC変換器502、開閉器501、系統電圧検出用トランス504、電力検出手段509、充放電制御手段508、電圧検出手段506、しきい値判別手段507、表示器9から構成されている。また、交流電流検出器403は、パワーコンディショナー6、および電源システム5の電源系統1への連系点より下流側に設けられている。
【0012】
電源システム5は、交流電流検出器403より演算させる電源系統1の電力が、所定のしきい値を超えないように、蓄電池500の電力を双方向DC/DC変換器503、双方向AC/DC変換器502を介して、電源系統1に放電する。この時、太陽電池7が発電を行っている場合は、パワーコンディショナー6は、その発電電力をDC/DC変換器603、AC/DC変換器602を介して、電源系統1に放電する。
【0013】
また、負荷3の消費電力より太陽電池7の発電電力が大きい場合は電源系統1から購入する電力はゼロとなり、パワーコンディショナー6は、その発電電力をDC/DC変換器603、AC/DC変換器602を介して、電源系統1に放電する。
【0014】
また、表示器9により、そのときの電源システムから出力される電力、および電源系統側の電力を表示する。
【0015】
分電盤401に設けた交流電流検出器403により検出された電源系統側の交流電流は、電力検出509において、系統電圧検出用トランス504の検出信号と乗算され、電源系統側の電力検出値となる。電圧検出506において、系統電圧検出用トランス504の検出信号により、電源系統側の電圧検出値となる。充放電制御508では、電力検出509および、電圧検出506からしきい値判別手段507の検出値の大きさに応じ、蓄電池500からの放電電流、あるいは、蓄電池500への充電電流を制御する。蓄電池500からの放電、あるいは充電は、双方向DC/DC変換器503により実行される。ここで、平滑コンデンサ505の直流電圧Vdcは、双方向AC/DC変換器502により、太陽電池7から取り出せる電力が最大になるように調整される。双方向DC/DC変換器503は、調整されたVdc値に対して、蓄電池500からの放電、あるいは充電を行う。
【0016】
次に、双方向AC/DC変換器502の構成を図2に示す。4個のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)をフルブリッジ接続した電力変換器5021、交流リアクトル5022、フィルタコンデンサ5023、電力変換器5021の相電流を検出するための電流検出器5024、相電流を検出して電力変換器5021へのゲートパルス信号を出力する交流電流制御手段5025、平滑コンデンサ5011、5012の直列電圧Vdcを検出し、その値が所定の値となるように制御する直流電圧制御手段5026、電力変換器5021の相電流と系統電圧の検出値を用い、電力変換器5021から出力あるいは入力する電力を演算する電力演算手段5027から構成される。電力変換器5021は単相3線出力で、平滑コンデンサ5011,5012の中点Nを単相3線の中点として出力する。
【0017】
また、双方向DC/DC変換器503の構成を図3に示す。2個のIGBTをハーフブリッジ接続した電力変換器5051、直流リアクトル5052、平滑コンデンサ5053、電流検出器5054、電流制御手段5055から構成されている。電流制御手段5055は、電力変換器5051のゲート信号を制御し、直列接続された平滑コンデンサ5011、5012と蓄電池506との間で、双方向(充電/放電)に電流を制御する。
【0018】
太陽電池7による発電電力を含めた電源系統1の電力は、太陽電池7による発電電力または、蓄電池500の電力を双方向DC/DC変換器503、双方向AC/DC変換器502を介して、負荷3に放電する。また、太陽電池7による発電電力が負荷3の負荷電力よりも多く、交流電流検出器403より演算させた電源系統電圧が所定のしきい値以下の場合は、太陽電池7による発電電力を電源系統1に売電する。
【0019】
一方、負荷電力が太陽電池7の発電電力よりも小さく売電している状態で、電源系統の電圧が所定のしきい値を超えたとき、太陽電池7による発電電力を電源システム5に蓄電する。これにより、電源系統1の電圧が上昇し、太陽電池7からの売電を停止する必要がある場合においても、負荷電力を超えて発電された電力を電源システム5に蓄電することで、売電電力をゼロにできる。この結果、電源系統1の電圧の上昇を抑制でき、太陽電池7の発電電力を活用できる。
【0020】
以上、述べたように、本実施例によれば、太陽光発電システムと分離して電源システム5を設け、電源システム5への電源系統1の電力検出点を、太陽光発電システム、あるいは、電源システム5の連系点より電源系統1の下流側に設け、また、電源系統1の電圧を検出する手段を設けることにより、太陽光発電システムのように電源系統1に対して電力を出力する装置がある場合でも、電源系統1の電力と電圧を検出し、負荷3の電力が太陽電池7の発電電力よりも小さく、電源系統1の電力が売電状態のとき、電源系統1の電圧が所定のしきい値以上の場合に、太陽電池7の発電電力を蓄電手段に蓄電する。これにより、太陽光発電と蓄電とを組み合せたシステムを高効率に運転する。
【0021】
ここで、双方向DC/DC変換器503は、充放電制御手段508の演算結果に基づき、蓄電池500からの放電電流や蓄電池500への充電電流を制御する。一方、双方向AC/DC変換器502は、太陽電池7からの発電電力を交流電力に変換し電源系統1に出力する。また、双方向AC/DC変換器502は、平滑コンデンサ505の直流電圧Vdcを調整する機能を持っており、この平滑コンデンサ505の直流電圧を調整することで、太陽電池7から最大電力を取り出せるように制御する。
【0022】
いま、図1に示す構成において、電源系統1の配線2に接続された負荷3の電力が、太陽電池7の発電電力より大きい場合、太陽電池7の出力電力は、負荷3で使われ、不足する電力分は、電源系統側1から供給を受ける。電源系統1の電力および電圧を検出し、その検出値が所定のしきい値を超えないように、蓄電池500の電力を電源系統1に出力することで、負荷3の電力から太陽電池7の発電電力を引いた値がしきい値を超える分だけ、蓄電池500から出力することができる。ここで、充放電制御手段508は、電力検出手段509で検出された電源系統側電力から所定のしきい値を引いた値がゼロになるように、双方向DC/DC変換器503を制御して蓄電池500からの放電電流を制御する。
【0023】
一方、太陽電池7の発電電力が負荷3の電力より大きい場合には、電圧検出手段506により検出される電源系統側の電圧が所定のしきい値以下のとき、負荷で消費される電力に対する余剰分は電源系統1に売電される。この場合は、電力検出手段509により検出される電源系統側の電力は負の値となり、所定のしきい値以下であるため、蓄電池500からの放電は行われない。
【0024】
このように、電源系統1の電力および電圧を検出し、その検出値に応じて、太陽電池7からの放電電力を負荷3への給電、または、電源系統1へ売電、または、蓄電池500へ充電することにより、電源系統1の電圧が如何なる場合においても太陽電池7の発電電力を活用でき、また、電源系統1の電圧上昇も抑制できる。
【0025】
本実施例の動作波形を図4に示す。図4(1)に電源系統1の電圧変動の一例を示す。横軸は時刻で、電源系統の電圧が時刻とともに変化し、系統電圧が所定のしきい値を超える場合を示す。図4(2)に負荷電力と太陽光発電電力の一例を示す。横軸は時刻で、日中は、太陽光発電電力の大きさが日射量の応じ、時刻とともに変化している。また、負荷電力は、朝方と正午前後、および夕方にかけて、電力ピークがある場合を示す。ここで、夜間の電気料金の安い電力を蓄電池500に蓄電したり、夜間の蓄電に備え、蓄電池500の余剰電力を放電する部分を、余剰蓄電放電分として斜線で示した。
【0026】
負荷電力から太陽光発電電力を引いた電力値が、電源系統1から供給を受ける電力、すなわち購入する電力となる。また、負荷電力より太陽光発電電力が大きい場合には、その差分が電源系統1に対して売電する電力となる。この時、系統電圧が所定値を超えている時間帯で、太陽電池7の発電電力が負荷3の負荷電力を上回り、太陽電池7の発電電力が余っている場合は、電源系統1への売電は行わない。その関係を図4(3)に示す。系統側の電力、すなわち、電源系統1から購入する電力を検出し、その電力が所定の値を超えないように、図4(4)に示すように蓄電池500からピークカット放電を行う。また、電源系統1の電圧が所定の値を超えた場合に、太陽電池7の余剰電力を蓄電池500に蓄電することで、電源系統1の電圧の上昇を抑制できる。
【0027】
以上、述べたように、本実施例によれば、太陽光発電と蓄電とを組み合わせたシステムにおいて、電源系統1の電力および電圧を検出し、電源系統1の電圧が所定の上限値を超えないように、太陽電池7の発電電力のうち、売電分を蓄電池に充電する。このため、電源系統1の電圧が上昇し、太陽電池7からの売電を停止する必要がある場合であっても、負荷3の負荷電力を超えて発電された電力を蓄電池500に蓄電できるので、太陽電池7の発電を停止させることなく、発電電力を有効できるという利点がある。
【0028】
また、電源系統の電力値、電源系統への交流電力出力値、電源系統からの交流電力入力値、蓄電手段から放電される電力値、蓄電手段に充電される電力値を演算し、表示器9に表示することで、蓄電池500からのピークカット放電運転をモニタすることができ、本システムの導入効果を示すことができる。また、各電力値を積算して電力量として表示することで、月間や年間のピークカット電力量を表示することができる。また、それらの値を外部からモニタできるようにすることで、本システムの導入による改善効果を数値として管理することができる。
【0029】
本発明による第2の実施例の構成を図5に示す。第1の実施例との相違点は、太陽電池7の出力電圧を、DC/DC変換器513を用いて昇圧させた出力を、平滑コンデンサ515、および双方向DC/DC変換器520に供給していることにある。これにより、太陽電池7の出力電圧が低い場合でも、DC/DC変換器513により太陽電池電圧を調整し、双方向AC/DC変換器512で交流電力に変換できる。これにより、太陽光発電システムを広い運転領域で稼動させることができる。このとき、蓄電池510からの放電電力は、第1の実施例と同様に、双方向DC/DC変換器520により実行される。
【0030】
また、電源システム51は、逆流防止ダイオード8を介して太陽電池7からの発電電力を入力する。電源システム51は、平滑コンデンサ515、双方向AC/DC変換器512、蓄電池510、双方向DC/DC変換器520、開閉器511、系統電圧検出用トランス514、電力検出手段519、充放電制御手段518、電圧検出手段516、しきい値判別手段517、表示器91から構成されている。
【0031】
電源システム51は、交流電流検出器416より演算させる電源系統1の電力が、所定のしきい値を超えないように、蓄電池510の電力を双方向DC/DC変換器520、双方向AC/DC変換器512を介して、電源系統1に放電する。この時、太陽電池7が発電を行っている場合は、その発電電力をDC/DC変換器513、双方向AC/DC変換器520を介して、電源系統1に放電する。
【0032】
また、負荷3の消費電力より太陽電池7の発電電力が大きい場合は電源系統1から購入する電力はゼロとなり、太陽電池7は、その発電電力を逆流防止ダイオード8、DC/DC変換器513、双方向AC/DC変換器520を介して、電源系統1に放電する。
【0033】
また、表示器91により、そのときの電源システムから出力される電力、および電源系統側の電力を表示する。
【0034】
分電盤411に設けた交流電流検出器413により検出された電源系統側の交流電流は、電力検出519において、系統電圧検出用トランス514の検出信号と乗算され、電源系統側の電力検出値となる。電圧検出516において、系統電圧検出用トランス514の検出信号により、電源系統側の電圧検出値となる。充放電制御518では、電力検出519および、電圧検出516からしきい値判別手段517の検出値の大きさに応じ、蓄電池510からの放電電流、あるいは、蓄電池510への充電電流を制御する。蓄電池510からの放電、あるいは充電は、双方向DC/DC変換器520により実行される。ここで、平滑コンデンサ515の直流電圧Vdcは、双方向AC/DC変換器512により、太陽電池7から取り出せる電力が最大になるように調整される。双方向DC/DC変換器520は、調整されたVdc値に対して、蓄電池510からの放電、あるいは充電を行う。
【0035】
太陽電池7による発電電力を含めた電源系統1の電力は、太陽電池7による発電電力または、蓄電池510の電力を双方向DC/DC変換器520、双方向AC/DC変換器512を介して、負荷3に放電する。また、太陽電池7による発電電力が負荷3の負荷電力よりも多く、交流電流検出器413より演算させた電源系統電圧が所定のしきい値以下の場合は、太陽電池7による発電電力を電源系統1に売電する。
【0036】
一方、負荷電力が太陽電池7の発電電力よりも小さく売電している状態で、電源系統の電圧が所定のしきい値を超えたとき、太陽電池7による発電電力をDC/DC変換器513、双方向DC/DC変換器520を介して蓄電池510に蓄電する。これにより、電源系統1の電圧が上昇し、太陽電池7からの売電を停止する必要がある場合においても、負荷電力を超えて発電された電力を蓄電池510に蓄電することで、売電電力をゼロにできる。この結果、電源系統1の電圧の上昇を抑制でき、太陽電池7の発電電力を活用できる。
【0037】
本実施例によれば、電源系統の電圧に関わらず、太陽光発電システムを広範な運転状態で動作させることがる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、太陽光発電手段と蓄電池による電力蓄電手段とを組み合わせたようなシステムにおいて、電源系統の電力および電圧を監視し、負荷電力が太陽電池の発電電力よりも小さく売電状態のとき、系統電圧が上昇した場合でも、太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電することにより、系統電圧の上昇を抑制できる。これにより、太陽光発電システムの運転効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による構成図。
【図2】双方向AC/DC変換器の構成図。
【図3】双方向DC/DC変換器の構成図。
【図4】動作波形図。
【図5】第2の実施例の構成図。
【符号の説明】
1…電源系統、2…配線、3…負荷、4…分電盤、5…電源システム、6…パワーコンディショナー、7…太陽電池、9…表示器、502…双方向AC/DC変換器、503…双方向DC/DC変換器、500…蓄電池。
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽光発電システムと蓄電システムとを併用した系統連系形の電源システムに関し、太陽電池の発電電力の電源系統への売電と、太陽電池の発電電力または、夜間電力の蓄電による電力ピークシフト、および、負荷の大きさが急峻に変動する負荷へのピーク電力供給とを組み合わせたシステムに好適な系統連系形電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽光発電システムは、太陽電池の発電電力を負荷に供給すると供に、余剰電力を電源系統に売電できる。一方、電力ピークシフト手段として、蓄電池を用い、電気料金の安い夜間電力を蓄電し、電力の利用度の大きい昼間に使用する蓄電システムが知られている。
【0003】
太陽光発電と蓄電とを組み合わせたシステムとして、特開2001−5543号公報に記載されているように、太陽電池から構成された直流電力源と、この直流電力源の出力を電気二重層コンデンサや鉛蓄電池に充電するとともに、充電した直流電力を前記出力に対して放電する放電手段と、この放電手段の動作を制御する制御手段を設け、直流電力源の出力とその目標値との比較に基づいて前記充電手段の充電/放電を切り替え制御する方式が知られている。しかし、本方式では、太陽電池の出力とその目標値との比較に基づいて前記充電手段の充電/放電を切り替え制御する。このため、太陽電池の発電電力が負荷電力よりも大きく、太陽電池の発電電力を売電している状態で、電源系統の電圧が上昇した場合、太陽電池からの売電を停止する必要がある。このため、太陽電池の発電電力を有効に使用できないという問題点がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−5543号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、太陽光発電と蓄電とを組み合わせたシステムにおいて、太陽電池の発電電力を電源系統に売電中に、電源系統の電圧が上昇して太陽電池からの売電を停止する必要がある場合においても、負荷電力を超えて発電された電力を蓄電手段に蓄電することで、電源系統側電圧の上昇を抑制し、太陽電池の発電電力を有効に活用することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、電源系統側の電力および電圧を検出する手段と、太陽電池の発電電力を検出する手段とを設け、負荷電力および電源系統側の電力の大きさに応じて太陽電池からの放電を制御するようにしたことにある。すなわち、電源系統側の電圧が所定のしきい値以上の場合に、太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電する。
【0007】
太陽電池の発電電力と負荷電力との差分が、電源系統に対して売電される。太陽電池の発電電力を電源系統に売電中に、電源系統電圧の上昇により、太陽電池からの売電を停止する必要がある場合、負荷電力を超えて発電された電力を蓄電するように制御される。
【0008】
このため、電源系統側電圧の上昇を抑制でき、太陽電池の発電電力を活用できる。一方、夜間や朝夕、あるいは、昼間でも曇りや雨で太陽光発電電力が少ないか無い場合に、負荷電力が大きいときには電源系統から供給させる電力が所定のしきい値を超過する条件となる。この場合には、電源系統から供給される電力が所定のしきい値を超えないように、蓄電池からの放電電力が制御される。
【0009】
これにより、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムにおいて、電源系統の電圧が所定のしきい値を超えないように制御する。すなわち、電源系統の電圧を検出することで、電源系統の電圧が高い場合には太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電するので、電源系統電圧の上昇を抑制できる。このため、太陽電池の発電を停止させることがないので、太陽光発電の運転効率を低下させることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施例を図1により説明する。電源系統1から負荷3に対して電源系統電力が供給されている。配線2の分電盤401には電源システム5が接続されており、また、配線2の分電盤402には太陽光発電システムのパワーコンディショナー6が接続されている。パワーコンディショナー6は、逆流防止ダイオード8を介して太陽電池7の発電電力を入力し、電源系統1に対し、交流に変換された太陽電池の発電電力を出力する。パワーコンディショナー6の発電電力は、電源系統1に接続された負荷3に供給させるとともに、発電電力が負荷電力より大きく、電源系統の電圧が所定のしきい値を超えていない場合に、電源系統側に売電する。パワーコンディショナー6は、太陽電池7の発電電圧を昇圧するためのDC/DC変換器603、平滑コンデンサ605、直流電力を電源系統1の位相に同期した交流電力に変換するためのAC/DC変換器602、電源系統1とAC/DC変換器602とを接続するための開閉器601、電源系統1の電圧を検出するための系統電圧検出用トランス604から構成される。
【0011】
これに対し、電源システム5を、パワーコンディショナー6と同様に、電源系統1に対して連系させる。電源システム5は、蓄電池500、双方向DC/DC変換器503、平滑コンデンサ505、双方向AC/DC変換器502、開閉器501、系統電圧検出用トランス504、電力検出手段509、充放電制御手段508、電圧検出手段506、しきい値判別手段507、表示器9から構成されている。また、交流電流検出器403は、パワーコンディショナー6、および電源システム5の電源系統1への連系点より下流側に設けられている。
【0012】
電源システム5は、交流電流検出器403より演算させる電源系統1の電力が、所定のしきい値を超えないように、蓄電池500の電力を双方向DC/DC変換器503、双方向AC/DC変換器502を介して、電源系統1に放電する。この時、太陽電池7が発電を行っている場合は、パワーコンディショナー6は、その発電電力をDC/DC変換器603、AC/DC変換器602を介して、電源系統1に放電する。
【0013】
また、負荷3の消費電力より太陽電池7の発電電力が大きい場合は電源系統1から購入する電力はゼロとなり、パワーコンディショナー6は、その発電電力をDC/DC変換器603、AC/DC変換器602を介して、電源系統1に放電する。
【0014】
また、表示器9により、そのときの電源システムから出力される電力、および電源系統側の電力を表示する。
【0015】
分電盤401に設けた交流電流検出器403により検出された電源系統側の交流電流は、電力検出509において、系統電圧検出用トランス504の検出信号と乗算され、電源系統側の電力検出値となる。電圧検出506において、系統電圧検出用トランス504の検出信号により、電源系統側の電圧検出値となる。充放電制御508では、電力検出509および、電圧検出506からしきい値判別手段507の検出値の大きさに応じ、蓄電池500からの放電電流、あるいは、蓄電池500への充電電流を制御する。蓄電池500からの放電、あるいは充電は、双方向DC/DC変換器503により実行される。ここで、平滑コンデンサ505の直流電圧Vdcは、双方向AC/DC変換器502により、太陽電池7から取り出せる電力が最大になるように調整される。双方向DC/DC変換器503は、調整されたVdc値に対して、蓄電池500からの放電、あるいは充電を行う。
【0016】
次に、双方向AC/DC変換器502の構成を図2に示す。4個のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)をフルブリッジ接続した電力変換器5021、交流リアクトル5022、フィルタコンデンサ5023、電力変換器5021の相電流を検出するための電流検出器5024、相電流を検出して電力変換器5021へのゲートパルス信号を出力する交流電流制御手段5025、平滑コンデンサ5011、5012の直列電圧Vdcを検出し、その値が所定の値となるように制御する直流電圧制御手段5026、電力変換器5021の相電流と系統電圧の検出値を用い、電力変換器5021から出力あるいは入力する電力を演算する電力演算手段5027から構成される。電力変換器5021は単相3線出力で、平滑コンデンサ5011,5012の中点Nを単相3線の中点として出力する。
【0017】
また、双方向DC/DC変換器503の構成を図3に示す。2個のIGBTをハーフブリッジ接続した電力変換器5051、直流リアクトル5052、平滑コンデンサ5053、電流検出器5054、電流制御手段5055から構成されている。電流制御手段5055は、電力変換器5051のゲート信号を制御し、直列接続された平滑コンデンサ5011、5012と蓄電池506との間で、双方向(充電/放電)に電流を制御する。
【0018】
太陽電池7による発電電力を含めた電源系統1の電力は、太陽電池7による発電電力または、蓄電池500の電力を双方向DC/DC変換器503、双方向AC/DC変換器502を介して、負荷3に放電する。また、太陽電池7による発電電力が負荷3の負荷電力よりも多く、交流電流検出器403より演算させた電源系統電圧が所定のしきい値以下の場合は、太陽電池7による発電電力を電源系統1に売電する。
【0019】
一方、負荷電力が太陽電池7の発電電力よりも小さく売電している状態で、電源系統の電圧が所定のしきい値を超えたとき、太陽電池7による発電電力を電源システム5に蓄電する。これにより、電源系統1の電圧が上昇し、太陽電池7からの売電を停止する必要がある場合においても、負荷電力を超えて発電された電力を電源システム5に蓄電することで、売電電力をゼロにできる。この結果、電源系統1の電圧の上昇を抑制でき、太陽電池7の発電電力を活用できる。
【0020】
以上、述べたように、本実施例によれば、太陽光発電システムと分離して電源システム5を設け、電源システム5への電源系統1の電力検出点を、太陽光発電システム、あるいは、電源システム5の連系点より電源系統1の下流側に設け、また、電源系統1の電圧を検出する手段を設けることにより、太陽光発電システムのように電源系統1に対して電力を出力する装置がある場合でも、電源系統1の電力と電圧を検出し、負荷3の電力が太陽電池7の発電電力よりも小さく、電源系統1の電力が売電状態のとき、電源系統1の電圧が所定のしきい値以上の場合に、太陽電池7の発電電力を蓄電手段に蓄電する。これにより、太陽光発電と蓄電とを組み合せたシステムを高効率に運転する。
【0021】
ここで、双方向DC/DC変換器503は、充放電制御手段508の演算結果に基づき、蓄電池500からの放電電流や蓄電池500への充電電流を制御する。一方、双方向AC/DC変換器502は、太陽電池7からの発電電力を交流電力に変換し電源系統1に出力する。また、双方向AC/DC変換器502は、平滑コンデンサ505の直流電圧Vdcを調整する機能を持っており、この平滑コンデンサ505の直流電圧を調整することで、太陽電池7から最大電力を取り出せるように制御する。
【0022】
いま、図1に示す構成において、電源系統1の配線2に接続された負荷3の電力が、太陽電池7の発電電力より大きい場合、太陽電池7の出力電力は、負荷3で使われ、不足する電力分は、電源系統側1から供給を受ける。電源系統1の電力および電圧を検出し、その検出値が所定のしきい値を超えないように、蓄電池500の電力を電源系統1に出力することで、負荷3の電力から太陽電池7の発電電力を引いた値がしきい値を超える分だけ、蓄電池500から出力することができる。ここで、充放電制御手段508は、電力検出手段509で検出された電源系統側電力から所定のしきい値を引いた値がゼロになるように、双方向DC/DC変換器503を制御して蓄電池500からの放電電流を制御する。
【0023】
一方、太陽電池7の発電電力が負荷3の電力より大きい場合には、電圧検出手段506により検出される電源系統側の電圧が所定のしきい値以下のとき、負荷で消費される電力に対する余剰分は電源系統1に売電される。この場合は、電力検出手段509により検出される電源系統側の電力は負の値となり、所定のしきい値以下であるため、蓄電池500からの放電は行われない。
【0024】
このように、電源系統1の電力および電圧を検出し、その検出値に応じて、太陽電池7からの放電電力を負荷3への給電、または、電源系統1へ売電、または、蓄電池500へ充電することにより、電源系統1の電圧が如何なる場合においても太陽電池7の発電電力を活用でき、また、電源系統1の電圧上昇も抑制できる。
【0025】
本実施例の動作波形を図4に示す。図4(1)に電源系統1の電圧変動の一例を示す。横軸は時刻で、電源系統の電圧が時刻とともに変化し、系統電圧が所定のしきい値を超える場合を示す。図4(2)に負荷電力と太陽光発電電力の一例を示す。横軸は時刻で、日中は、太陽光発電電力の大きさが日射量の応じ、時刻とともに変化している。また、負荷電力は、朝方と正午前後、および夕方にかけて、電力ピークがある場合を示す。ここで、夜間の電気料金の安い電力を蓄電池500に蓄電したり、夜間の蓄電に備え、蓄電池500の余剰電力を放電する部分を、余剰蓄電放電分として斜線で示した。
【0026】
負荷電力から太陽光発電電力を引いた電力値が、電源系統1から供給を受ける電力、すなわち購入する電力となる。また、負荷電力より太陽光発電電力が大きい場合には、その差分が電源系統1に対して売電する電力となる。この時、系統電圧が所定値を超えている時間帯で、太陽電池7の発電電力が負荷3の負荷電力を上回り、太陽電池7の発電電力が余っている場合は、電源系統1への売電は行わない。その関係を図4(3)に示す。系統側の電力、すなわち、電源系統1から購入する電力を検出し、その電力が所定の値を超えないように、図4(4)に示すように蓄電池500からピークカット放電を行う。また、電源系統1の電圧が所定の値を超えた場合に、太陽電池7の余剰電力を蓄電池500に蓄電することで、電源系統1の電圧の上昇を抑制できる。
【0027】
以上、述べたように、本実施例によれば、太陽光発電と蓄電とを組み合わせたシステムにおいて、電源系統1の電力および電圧を検出し、電源系統1の電圧が所定の上限値を超えないように、太陽電池7の発電電力のうち、売電分を蓄電池に充電する。このため、電源系統1の電圧が上昇し、太陽電池7からの売電を停止する必要がある場合であっても、負荷3の負荷電力を超えて発電された電力を蓄電池500に蓄電できるので、太陽電池7の発電を停止させることなく、発電電力を有効できるという利点がある。
【0028】
また、電源系統の電力値、電源系統への交流電力出力値、電源系統からの交流電力入力値、蓄電手段から放電される電力値、蓄電手段に充電される電力値を演算し、表示器9に表示することで、蓄電池500からのピークカット放電運転をモニタすることができ、本システムの導入効果を示すことができる。また、各電力値を積算して電力量として表示することで、月間や年間のピークカット電力量を表示することができる。また、それらの値を外部からモニタできるようにすることで、本システムの導入による改善効果を数値として管理することができる。
【0029】
本発明による第2の実施例の構成を図5に示す。第1の実施例との相違点は、太陽電池7の出力電圧を、DC/DC変換器513を用いて昇圧させた出力を、平滑コンデンサ515、および双方向DC/DC変換器520に供給していることにある。これにより、太陽電池7の出力電圧が低い場合でも、DC/DC変換器513により太陽電池電圧を調整し、双方向AC/DC変換器512で交流電力に変換できる。これにより、太陽光発電システムを広い運転領域で稼動させることができる。このとき、蓄電池510からの放電電力は、第1の実施例と同様に、双方向DC/DC変換器520により実行される。
【0030】
また、電源システム51は、逆流防止ダイオード8を介して太陽電池7からの発電電力を入力する。電源システム51は、平滑コンデンサ515、双方向AC/DC変換器512、蓄電池510、双方向DC/DC変換器520、開閉器511、系統電圧検出用トランス514、電力検出手段519、充放電制御手段518、電圧検出手段516、しきい値判別手段517、表示器91から構成されている。
【0031】
電源システム51は、交流電流検出器416より演算させる電源系統1の電力が、所定のしきい値を超えないように、蓄電池510の電力を双方向DC/DC変換器520、双方向AC/DC変換器512を介して、電源系統1に放電する。この時、太陽電池7が発電を行っている場合は、その発電電力をDC/DC変換器513、双方向AC/DC変換器520を介して、電源系統1に放電する。
【0032】
また、負荷3の消費電力より太陽電池7の発電電力が大きい場合は電源系統1から購入する電力はゼロとなり、太陽電池7は、その発電電力を逆流防止ダイオード8、DC/DC変換器513、双方向AC/DC変換器520を介して、電源系統1に放電する。
【0033】
また、表示器91により、そのときの電源システムから出力される電力、および電源系統側の電力を表示する。
【0034】
分電盤411に設けた交流電流検出器413により検出された電源系統側の交流電流は、電力検出519において、系統電圧検出用トランス514の検出信号と乗算され、電源系統側の電力検出値となる。電圧検出516において、系統電圧検出用トランス514の検出信号により、電源系統側の電圧検出値となる。充放電制御518では、電力検出519および、電圧検出516からしきい値判別手段517の検出値の大きさに応じ、蓄電池510からの放電電流、あるいは、蓄電池510への充電電流を制御する。蓄電池510からの放電、あるいは充電は、双方向DC/DC変換器520により実行される。ここで、平滑コンデンサ515の直流電圧Vdcは、双方向AC/DC変換器512により、太陽電池7から取り出せる電力が最大になるように調整される。双方向DC/DC変換器520は、調整されたVdc値に対して、蓄電池510からの放電、あるいは充電を行う。
【0035】
太陽電池7による発電電力を含めた電源系統1の電力は、太陽電池7による発電電力または、蓄電池510の電力を双方向DC/DC変換器520、双方向AC/DC変換器512を介して、負荷3に放電する。また、太陽電池7による発電電力が負荷3の負荷電力よりも多く、交流電流検出器413より演算させた電源系統電圧が所定のしきい値以下の場合は、太陽電池7による発電電力を電源系統1に売電する。
【0036】
一方、負荷電力が太陽電池7の発電電力よりも小さく売電している状態で、電源系統の電圧が所定のしきい値を超えたとき、太陽電池7による発電電力をDC/DC変換器513、双方向DC/DC変換器520を介して蓄電池510に蓄電する。これにより、電源系統1の電圧が上昇し、太陽電池7からの売電を停止する必要がある場合においても、負荷電力を超えて発電された電力を蓄電池510に蓄電することで、売電電力をゼロにできる。この結果、電源系統1の電圧の上昇を抑制でき、太陽電池7の発電電力を活用できる。
【0037】
本実施例によれば、電源系統の電圧に関わらず、太陽光発電システムを広範な運転状態で動作させることがる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、太陽光発電手段と蓄電池による電力蓄電手段とを組み合わせたようなシステムにおいて、電源系統の電力および電圧を監視し、負荷電力が太陽電池の発電電力よりも小さく売電状態のとき、系統電圧が上昇した場合でも、太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電することにより、系統電圧の上昇を抑制できる。これにより、太陽光発電システムの運転効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による構成図。
【図2】双方向AC/DC変換器の構成図。
【図3】双方向DC/DC変換器の構成図。
【図4】動作波形図。
【図5】第2の実施例の構成図。
【符号の説明】
1…電源系統、2…配線、3…負荷、4…分電盤、5…電源システム、6…パワーコンディショナー、7…太陽電池、9…表示器、502…双方向AC/DC変換器、503…双方向DC/DC変換器、500…蓄電池。
Claims (4)
- 電源系統の電力あるいは太陽電池の発電電力を蓄電する手段と、前記、蓄電手段に電力を充電する手段と、前記、蓄電手段から電力を放電する手段と、太陽電池あるいは蓄電手段の電力を交流電力に変換し電源系統に出力する手段、あるいは、電源系統から交流電力を入力する手段と、電源系統側の電力および電圧を検出する手段とを設け、電源系統側の電力および電圧を検出し、負荷電力が太陽電池の発電電力よりも小さく、太陽電池の発電電力が電源系統側へ売電状態のとき、電源系統側の電圧が所定のしきい値以上の場合に、太陽電池の発電電力を蓄電手段に蓄電することを特徴とする系統連系形電源システム。
- 請求項1において、太陽電池の発電電力と蓄電手段の出力電力とを電源系統側で個別に連系することを特徴とする連系形電源システム。
- 請求項1において、太陽電池の発電電力と蓄電手段の出力電力とを直流側で連系することを特徴とする連系形電源システム。
- 請求項1において、電源系統の電力および電圧値、電源系統への交流電力出力値、電源系統からの交流電力入力値、蓄電手段から放電される電力値、蓄電手段に充電される電力値、あるいは各電力値の積算値を計測、もしくは演算する手段を設け、それらの値を表示、あるいは、外部からモニタできることを特徴とする系統連系形電源システム。
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