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JP2004059473A - Cosmetic - Google Patents

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JP2004059473A
JP2004059473A JP2002217830A JP2002217830A JP2004059473A JP 2004059473 A JP2004059473 A JP 2004059473A JP 2002217830 A JP2002217830 A JP 2002217830A JP 2002217830 A JP2002217830 A JP 2002217830A JP 2004059473 A JP2004059473 A JP 2004059473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
dextran
cosmetic
oil
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002217830A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Takashi Hagiwara
萩原 貴志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fancl Corp
Original Assignee
Fancl Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fancl Corp filed Critical Fancl Corp
Priority to JP2002217830A priority Critical patent/JP2004059473A/en
Publication of JP2004059473A publication Critical patent/JP2004059473A/en
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To prepare a cosmetic which comprises dextran and/or a dextran derivative and has no greasiness, excellent compatibility with the skin and improved usability. <P>SOLUTION: In the cosmetic containing water and a moisture retaining component but substantially not a surfactant, the cosmetic contains dextran and/or the dextran derivative. A widely used humectant in general may be utilized as the humectant. Concretely, a polyhydric alcohol such as concentrated glycerol, diglycerol, propylene glycol, dipropylene glycol, 1, 3-butylene glycol, 1, 2-pentainediol, a sugar alcohol such as sorbitol, maltitol, xylitol, erythritol, a monosaccharide, a polysaccharide, may be cited. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、べたつきがなく、肌なじみの良い化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧水をはじめとする化粧料は、皮膚に適度の潤いを与え、皮膚を健康に保つ目的で使用される。潤いを与える成分としては保湿剤が挙げられ広く用いられているが、水が比較的多い化粧料は塗付時に皮膚上をはじく傾向があり、なじみが遅いものは長時間べたついた感触が残ることがあった。
【0003】
このような問題を解決するため、グリコールにアルキレンオキサイドを付加したものなど、皮膚親和性を向上させた保湿成分を配合する手法が採られているが、完全ではなかった。また、ノニオンをはじめとする界面活性剤も同様の目的で配合されることが多い。
【0004】
しかし近年、化粧料についてもより高い安全性が期待されており、この観点から、界面活性剤の配合が問題とされることもある。また、界面活性剤はその構造ゆえに防腐剤を不活化する傾向があり、製品の二次汚染を防ぐためには必要量以上の防腐剤を配合せざるを得ず、結果的に安全性が低下することも危惧されており、界面活性剤を極力配合せずにべたつきがなく、肌なじみの良い化粧料が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用性の面でうるおい感がありながらべたつきがなく、肌なじみに優れた化粧料の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の結果、水及び保湿成分を含有し、実質的に界面活性剤を含有しない化粧料において、デキストランおよび/又はデキストラン誘導体を含有する化粧料が所期の目的を達することを見出し、本発明を完成させた。
【0007】
すなわち、本発明は、
1. 水及び保湿成分を含有し、実質的に界面活性剤を含有しない化粧料において、デキストランおよび/又はデキストラン誘導体を含有することを特徴とする化粧料、
に関する。
以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で使用する保湿剤は、一般に広く用いられるものでよく、具体的には、濃グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール及び1,2−ペンタンジオール等の多価アルコール、ソルビトール、マルチトール、キシリトール及びエリスリトール等の糖アルコール、グルコース、フルクトース等の単糖類、ラフィノース、スクロース等の二糖類、コンドロイチン硫酸塩、ヒアルロン酸塩等の多糖類などを使用することができる。保湿剤の配合量は特に制限されないが、使用性の面から0.1〜40質量%が好ましく、3〜30質量%とすることがとくに好ましい。
【0009】
本発明で用いるデキストランはグルコース単位から形成される多糖類であり、生合成経路は多くの細菌、特にStreptococcus mutans、Leuconostoc mesenteroides spp. mesenteroides、およびLeuconostoc mesenteroides spp. dextranicumで明らかにされている。Leuconostoc属は酵素デキストランスクラーゼを産生し、これをスクロースの存在下での培地に分泌する。この酵素であるデキストランスクラーゼは、次にスクロース基質からデキストランを合成する。本発明の場合、デキストランはLeuconostoc属菌株由来のものでも、デキストランスクラーゼ、デキストリンデキストラナーゼ等の酵素合成品など、いずれのものも使用可能である。デキストランは市販されているものを使用でき、例えば名糖産業株式会社製デキストラン40(登録商標)を使用することができる。デキストランの誘導体としては、カルボキシメチルデキストランナトリウム、デキストラン硫酸ナトリウムなどを挙げることができる。これらは市販されているものを使用でき、例えば名糖産業株式会社製CMD(登録商標)を使用することができる。デキストランおよび/又はデキストラン誘導体の配合量は特に制限されないが、0.01〜5質量%、特に0.05〜1質量%とすることが好ましい。
【0010】
本発明の化粧料には、植物油のような油脂類、高級脂肪酸、高級アルコール、防腐剤、糖類、金属イオン封鎖剤、水溶性高分子のような高分子、増粘剤、粉体成分、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、香料、pH調整剤等を含有させることができる。また、ビタミン類、皮膚賦活剤、血行促進剤、常在菌コントロール剤、活性酸素消去剤、抗炎症剤、美白剤、殺菌剤等の他の薬効成分、生理活性成分を含有させることもできる。
【0011】
油脂類としては、例えばツバキ油、月見草油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ナタネ油、トウモロコシ油、ゴマ油、ホホバ油、胚芽油、小麦胚芽油、トリオクタン酸グリセリン、等の液体油脂、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ、モクロウ核油、硬化油、硬化ヒマシ油等の固体油脂、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、ヌカロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ等のロウ類が挙げられる。
【0012】
炭化水素類としては、流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
【0013】
高級脂肪酸として、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)等が挙げられる。
【0014】
高級アルコールとして、例えば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
【0015】
防腐剤として、例えばメチルパラベン等のパラオキシ安息香酸塩を挙げることができる。
【0016】
金属イオン封鎖剤として、例えばエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エデト酸、エデト酸ナトリウム塩等のエデト酸塩を挙げることができる。
【0017】
高分子増粘剤として、例えば、アラビアゴム、トラガカントガム、グアーガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー(CARBOPOL等)等のビニル系高分子、等を挙げることができる。
【0018】
粉末成分としては、タルク、カオリン、雲母、シリカ、ゼオライト、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、セルロース粉末、無機白色顔料、無機赤色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ等のパール顔料、赤色201号、赤色202号等の有機顔料を挙げることができる。
【0019】
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、等を挙げることができる。
【0020】
紫外線遮断剤として、酸化チタン、タルク、カルミン、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛等を挙げることができる。
【0021】
薬効成分としては、ビタミンA油、レチノール等のビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩等のB6類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸モノパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−グルコシド等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、ビタミンD2、コレカルシフェロール等のビタミンD類;α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類等のビタミン類、プラセンタエキス、グルタチオン、ユキノシタ抽出物等の美白剤、ローヤルゼリー、ぶなの木エキス等の皮膚賦活剤、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸γ−オリザノール等の血行促進剤、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、アズレン等の消炎剤、アルギニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸類、常在菌コントロール剤のマルトースショ糖縮合物、塩化リゾチーム等を挙げることができる。
【0022】
さらに、カミツレエキス、パセリエキス、ワイン酵母エキス、グレープフルーツエキス、スイカズラエキス、コメエキス、ブドウエキス、ホップエキス、コメヌカエキス、ビワエキス、オウバクエキス、ヨクイニンエキス、センブリエキス、メリロートエキス、バーチエキス、ンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、トウガラシエキス、レモンエキス、ゲンチアナエキス、シソエキス、アロエエキス、ローズマリーエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、ニンジンエキス、マロニエエキス、ハマメリスエキス、クワエキス等の各種抽出物を挙げることができる。
【0023】
通常、化粧料において使用される製剤化方法にしたがって、本発明の化粧料を製造することができる。
【0024】
化粧料の剤型としては、液体状又はゲル状のものを挙げることができ、化粧水やエッセンス(美容液)などに応用することで発明の効果が際立って得られる。
【0025】
これらの化粧料は、光路長10mmのセルに充填したものを25℃にて1時間放置した後、分光光度計で波長660nmの光透過率を測定すると、いずれも20%以上で、静置時に透明もしくは半透明な外観を呈するものであった。
【0026】
本発明により、使用性の面でうるおい感がありながらべたつきがなく、肌なじみに優れた化粧料が提供される。
【0027】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。なお、配合量はすべて質量%である。表1に示す実施例1、2及び比較例は、表に記載されている処方により、常法により調製した。
【0028】
実施例に先立ち、各実施例で用いた評価法を説明する。
[使用性テスト] 女性10名を被験者として、実施例1〜3及び比較例1、2の化粧料を用いてべたつき、なじみの早さの各項目について使用性を評価した。
結果を表に示す。表中の記号は以下の意味を表わす。
◎ パネラー10名中、好ましいと回答したのが8名以上
○ パネラー10名中、好ましいと回答したのが5〜7名
△ パネラー10名中、好ましいと回答したのが2〜4名
× パネラー10名中、好ましいと回答したのが1名以下
【0029】
【表1】

Figure 2004059473
【0030】
表に記載されている結果から、本発明の化粧料は、べたつきがなく、肌なじみに優れていることがわかる。
【0031】
以下に、本発明のその他の実施例を示す。
[実施例3]透明化粧水
下記の処方(単位は質量%)により、透明化粧水を製造した。
(1)1,2−ペンタンジオール         2.0
(2)1,3−ブチレングリコール        9.0
(3)ジプロピレングリコール          5.0
(4)ソルビット液(65%)          7.0
(5)カルボキシメチルデキストランナトリウム  0.5
(6)グリチルリチン酸ジカリウム        0.2
(7)パセリエキス               2.0
(8)精製水                             残余
[製法]室温下で、上記成分(8)に(1)〜(7)の成分を加え80℃付近で加熱溶解させ、30℃まで攪拌冷却後濾過し、透明化粧水を得た。
【0032】
[実施例4]化粧水
下記に示す処方(単位は質量%)により、化粧水を製造した。
(1)1,3−ブチレングリコール        7.0
(2)パラオキシ安息香酸メチル         0.15
(3)パラオキシ安息香酸エチル         0.05
(4)デキストラン               0.7
(5)ヒドロキシエチルセルロース        0.01
(6)ピロリドンカルボン酸Na(50%水溶液) 1.0
(7)ダイズエキス               5.0
(8)クエン酸                 0.04
(9)クエン酸Na               0.08
(10)精製水                               残余
[製法]成分(1)に(2)、(3)を加熱溶解させる。これに(4)、(5)を分散させ、室温下で(10)に加え、攪拌溶解させる。さらに(6)〜(9)を加え、攪拌溶解後、濾過し、化粧水を得た。
【0033】
[実施例5]化粧水
下記に示す処方(単位は質量%)により、化粧水を製造した。
(1)1,3−ブチレングリコール        5.0
(2)1,2−ペンタンジオール         2.4
(3)トリメチルグリシン            1.0
(4)デキストラン               0.2
(5)ヒアルロン酸ナトリウム          0.01
(6)コメヌカエキス              3.0
(7)カモミラエキス              2.0
(8)クエン酸                 0.02
(9)クエン酸Na               0.02
(10)精製水                               残余
[製法]室温下で、上記成分(10)に(1)〜(9)の各成分を加え攪拌溶解させ、その後濾過し、透明化粧水を得た。
【0034】
[実施例6]芳香化粧水
下記に示す処方(単位は質量%)により、芳香化粧水を製造した。
(1)オレンジ果実水             55.0
(2)オレンジフラワー水           12.0
(3)カモミラ水               12.0
(4)キウイ果実水               9.0
(5)デキストラン               0.2
(6)1,3−ブチレングリコール        7.0
(7)ジプロピレングリコール          3.0
(8)精製水                                残余
[製法]室温下で、上記成分(1)に(2)〜(8)の各成分を加え攪拌溶解させ、その後濾過し、透明化粧水を得た。
【0035】
[実施例7]美容液
下記に示す処方(単位は質量%)により、美容液を製造した。
(1)カルボキシビニルポリマー         0.26
(2)デキストラン               0.5
(3)1,3−ブチレングリコール        7.0
(4)1,2−ペンタンジオール         1.5
(5)キサンタンガム              0.15
(6)ヒアルロン酸ナトリウム          0.02
(7)水酸化カリウム              0.075
(8)精製水                  0.675
(9)ビフィズス菌発酵エキス          2.0
(10)イチョウエキス             2.0
(11)褐藻エキス               0.5
(12)マロニエエキス             0.5
(13)精製水                              残余
[製法]室温下で、上記成分(13)に(1)を徐々に加え、攪拌溶解させる。これに(2)〜(6)の各成分を加え攪拌溶解させ、その後あらかじめ混合溶解させた(7)、(8)を加え、さらに(10)〜(12)を加え、さらに攪拌混合し、美容液を得た。
【0036】
実施例3〜6の化粧水は、いずれも静置時に透明な外観を呈し、実施例7の美容液は半透明な外観を呈していた。実施例3〜7のいずれの化粧水もべたつきがなく、肌なじみに優れた使用性が良好な化粧料であった。さらに、界面活性剤が含まれていないので安全性の高い低刺激性の化粧料であった。
【0037】
【発明の効果】本発明により、べたつきが抑えられ、肌なじみに優れた使用性が良好な化粧料を提供することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a cosmetic composition having no stickiness and having good skin familiarity.
[0002]
2. Description of the Related Art Toners and other cosmetics are used for the purpose of giving the skin an appropriate amount of moisture and keeping the skin healthy. Moisturizers are widely used as moisturizing ingredients.However, cosmetics with relatively large amounts of water tend to repel on the skin when applied, and those that are slow to adapt have a sticky feel for a long time. was there.
[0003]
In order to solve such a problem, a method of blending a moisturizing component with improved skin affinity, such as a product obtained by adding an alkylene oxide to glycol, has been adopted, but it has not been perfect. Also, surfactants such as nonionics are often blended for the same purpose.
[0004]
However, in recent years, higher safety has been expected for cosmetics, and in view of this, blending of a surfactant may be a problem. In addition, surfactants tend to inactivate preservatives due to their structure, and in order to prevent cross-contamination of products, more preservatives must be added than necessary, resulting in lower safety. There is also a concern that there has been a demand for a cosmetic composition that does not stick to a surfactant as much as possible and has no stickiness and has good skin familiarity.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a cosmetic composition which is moist in terms of usability, has no stickiness, and is excellent in skin familiarity.
[0006]
Means for Solving the Problems As a result of intensive studies, the present inventors have found that a cosmetic containing dextran and / or a dextran derivative in a cosmetic containing water and a moisturizing component and containing substantially no surfactant. The present invention has been completed by finding that the material achieves the intended purpose.
[0007]
That is, the present invention
1. A cosmetic containing water and a moisturizing component and substantially not containing a surfactant, wherein the cosmetic contains dextran and / or a dextran derivative;
About.
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION The humectant used in the present invention may be a widely used humectant, specifically, concentrated glycerin, diglycerin, propylene glycol, dipropylene glycol, 1,3-butylene glycol and 1-butylene glycol. Polysaccharides such as sorbitol, maltitol, xylitol and erythritol, monosaccharides such as glucose and fructose, disaccharides such as raffinose and sucrose, chondroitin sulfate and hyaluronate. Sugars and the like can be used. The amount of the humectant is not particularly limited, but is preferably 0.1 to 40% by mass, and particularly preferably 3 to 30% by mass from the viewpoint of usability.
[0009]
Dextran used in the present invention is a polysaccharide formed from glucose units, and the biosynthetic pathway is determined by many bacteria, particularly Streptococcus mutans, Leuconostoc mesenteroides spp. mesenteroides, and Leuconostoc mesenteroides spp. dextranicum. The genus Leuconostoc produces the enzyme dextransucrase, which is secreted into the medium in the presence of sucrose. This enzyme, dextran sucrase, then synthesizes dextran from the sucrose substrate. In the case of the present invention, any dextran derived from a strain of the genus Leuconostoc or an enzyme synthesized product such as dextran sucrase or dextrin dextranase can be used. Dextran may be a commercially available one, and for example, Dextran 40 (registered trademark) manufactured by Meito Sangyo Co., Ltd. may be used. Dextran derivatives include sodium carboxymethyl dextran, sodium dextran sulfate and the like. These can use what is marketed, for example, CMD (registered trademark) made by Meito Sangyo Co., Ltd. can be used. The amount of dextran and / or the dextran derivative is not particularly limited, but is preferably 0.01 to 5% by mass, particularly preferably 0.05 to 1% by mass.
[0010]
The cosmetics of the present invention include oils and fats such as vegetable oils, higher fatty acids, higher alcohols, preservatives, saccharides, sequestering agents, polymers such as water-soluble polymers, thickeners, powder components, and ultraviolet rays. An absorbent, an ultraviolet ray blocking agent, a fragrance, a pH adjuster and the like can be contained. In addition, other medicinal components such as vitamins, skin activators, blood circulation promoters, resident bacteria control agents, active oxygen scavengers, anti-inflammatory agents, whitening agents, bactericides, and other physiologically active components can be contained.
[0011]
As fats and oils, for example, camellia oil, evening primrose oil, macadamia nut oil, olive oil, rapeseed oil, corn oil, sesame oil, jojoba oil, germ oil, liquid oils such as wheat germ oil, glyceryl trioctanoate, cocoa butter, coconut oil, Solid oils such as hydrogenated coconut oil, palm oil, palm kernel oil, mocro, mokuro kernel oil, hydrogenated oil, hydrogenated castor oil, etc., beeswax, candelilla wax, cotton wax, bran wax, lanolin, lanolin acetate, liquid lanolin, sugar cane wax, etc. Waxes.
[0012]
Examples of the hydrocarbons include liquid paraffin, squalene, squalane, and microcrystalline wax.
[0013]
Examples of higher fatty acids include lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, oleic acid, linoleic acid, linolenic acid, docosahexaenoic acid (DHA), eicosapentaenoic acid (EPA) and the like.
[0014]
Examples of the higher alcohol include linear alcohols such as lauryl alcohol, stearyl alcohol, cetyl alcohol, and cetostearyl alcohol, and branched chain alcohols such as monostearyl glycerin ether, lanolin alcohol, cholesterol, phytosterol, and octyl dodecanol.
[0015]
Preservatives include, for example, paraoxybenzoates such as methylparaben.
[0016]
Examples of the sequestering agent include edetates such as disodium ethylenediaminetetraacetate, edetic acid, and edetate sodium salt.
[0017]
As the polymeric thickener, for example, vinyl arabic, tragacanth gum, guar gum, carrageenan, pectin, agar, methylhydroxypropylcellulose, hydroxyethylcellulose, carboxymethylcellulose sodium (CMC), sodium alginate, carboxyvinyl polymer (such as CARBOPOL) Polymer, and the like.
[0018]
As the powder component, talc, kaolin, mica, silica, zeolite, polyethylene powder, polystyrene powder, cellulose powder, inorganic white pigment, inorganic red pigment, titanium oxide coated mica, titanium oxide coated talc, colored titanium oxide coated mica, etc. Organic pigments such as pearl pigments, Red No. 201 and Red No. 202 can be exemplified.
[0019]
Examples of the ultraviolet absorber include paraaminobenzoic acid, phenyl salicylate, isopropyl paramethoxycinnamate, octyl paramethoxycinnamate, and 2,4-dihydroxybenzophenone.
[0020]
Examples of the ultraviolet blocking agent include titanium oxide, talc, carmine, bentonite, kaolin, zinc oxide and the like.
[0021]
Pharmaceutical ingredients include vitamin A oil, vitamin A such as retinol, vitamin B2 such as riboflavin, B6 such as pyridoxine hydrochloride, L-ascorbic acid, L-ascorbic acid phosphate, and L-ascorbic acid monopalmitin. Acid esters, L-ascorbic acid dipalmitate, vitamin C such as L-ascorbic acid-2-glucoside, pantothenic acids such as calcium pantothenate, vitamin D2, vitamin D such as cholecalciferol; α-tocopherol, Vitamins such as vitamin E such as tocopherol acetate, DL-α-tocopherol nicotinate, whitening agents such as placenta extract, glutathione, and saxifrage extract, skin activating agents such as royal jelly, rape tree extract, capsaicin, zingerone, can Tall tincture, Iku Blood circulation promoters such as tamol, caffeine, γ-oryzanol tannate, glycyrrhizic acid derivatives, glycyrrhetinic acid derivatives, anti-inflammatory agents such as azulene, amino acids such as arginine, serine, leucine and tryptophan; Sugar condensates, lysozyme chloride and the like can be mentioned.
[0022]
In addition, chamomile extract, parsley extract, wine yeast extract, grapefruit extract, honeysuckle extract, rice extract, grape extract, hop extract, rice branilla extract, loquat extract, oak extract, yokunin extract, assembly extract, melilot extract, birch extract, peony extract, peony extract, Soapwort extract, Loofah extract, Capsicum extract, Lemon extract, Gentian extract, Perilla extract, Aloe extract, Rosemary extract, Sage extract, Thyme extract, Tea extract, Seaweed extract, Cucumber extract, Clove extract, Carrot extract, Malonie extract, Hamamelis Examples include various extracts such as extracts and mulberry extracts.
[0023]
Usually, the cosmetic of the present invention can be produced according to the formulation method used in cosmetics.
[0024]
Examples of the dosage form of the cosmetic include liquid and gel forms, and the effects of the invention can be remarkably obtained by applying the composition to a lotion, an essence (a serum), or the like.
[0025]
These cosmetics were filled in a cell having an optical path length of 10 mm, left at 25 ° C. for 1 hour, and measured for light transmittance at a wavelength of 660 nm with a spectrophotometer. It had a transparent or translucent appearance.
[0026]
According to the present invention, there is provided a cosmetic composition which has a moist feeling in terms of usability, has no stickiness, and is excellent in skin familiarity.
[0027]
Next, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but the present invention is not limited thereto. In addition, all compounding amounts are mass%. Examples 1 and 2 and Comparative Example shown in Table 1 were prepared by a conventional method according to the formulations described in the table.
[0028]
Prior to the examples, the evaluation method used in each example will be described.
[Usability Test] Usability was evaluated for each item of stickiness and familiarity using the cosmetics of Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 and 2, using 10 women as subjects.
The results are shown in the table. The symbols in the table have the following meanings.
◎ Out of 10 panelists, 8 or more responded as favorable ○ Out of 10 panelists, 5 to 7 responded as favorable △ Out of 10 panelists, 2 to 4 responded as favorable × Paneler 10 No more than one person answered that they were preferable
[Table 1]
Figure 2004059473
[0030]
From the results described in the table, it is understood that the cosmetic of the present invention has no stickiness and is excellent in skin familiarity.
[0031]
Hereinafter, other embodiments of the present invention will be described.
[Example 3] Transparent lotion A clear lotion was produced according to the following formulation (unit is mass%).
(1) 1,2-pentanediol 2.0
(2) 1,3-butylene glycol 9.0
(3) Dipropylene glycol 5.0
(4) Sorbit liquid (65%) 7.0
(5) Sodium carboxymethyl dextran 0.5
(6) dipotassium glycyrrhizinate 0.2
(7) Parsley extract 2.0
(8) Purified water Residue [Preparation method] At room temperature, the components (1) to (7) were added to the above-mentioned component (8), dissolved by heating at about 80 ° C, stirred and cooled to 30 ° C, and then filtered. Got.
[0032]
[Example 4] Lotion A lotion was prepared according to the following formulation (unit is mass%).
(1) 1,3-butylene glycol 7.0
(2) Methyl paraoxybenzoate 0.15
(3) Ethyl paraoxybenzoate 0.05
(4) Dextran 0.7
(5) Hydroxyethyl cellulose 0.01
(6) Na pyrrolidonecarboxylate (50% aqueous solution) 1.0
(7) Soybean extract 5.0
(8) Citric acid 0.04
(9) Na citrate 0.08
(10) Purified water Residual [Production method] (2) and (3) are dissolved in component (1) by heating. (4) and (5) are dispersed therein, added to (10) at room temperature, and dissolved by stirring. Further, (6) to (9) were added, and after stirring and dissolving, the mixture was filtered to obtain a lotion.
[0033]
[Example 5] Lotion A lotion was prepared according to the following formulation (unit:% by mass).
(1) 1,3-butylene glycol 5.0
(2) 1,2-pentanediol 2.4
(3) Trimethylglycine 1.0
(4) Dextran 0.2
(5) Sodium hyaluronate 0.01
(6) Rice bran extract 3.0
(7) Chamomile extract 2.0
(8) Citric acid 0.02
(9) Na citrate 0.02
(10) Purified water Residue [Production method] At room temperature, each of the components (1) to (9) was added to the above-mentioned component (10) with stirring and dissolved, and then filtered to obtain a clear lotion.
[0034]
[Example 6] Aromatic lotion was prepared according to the following formulation (unit is mass%).
(1) Orange fruit water 55.0
(2) Orange flower water 12.0
(3) Chamomile water 12.0
(4) Kiwi fruit water 9.0
(5) Dextran 0.2
(6) 1,3-butylene glycol 7.0
(7) Dipropylene glycol 3.0
(8) Purified water Residue [Production method] At room temperature, each of the components (2) to (8) was added to the above component (1) with stirring and dissolved, and then filtered to obtain a clear lotion.
[0035]
[Example 7] Essence A essence was manufactured according to the following formulation (unit:% by mass).
(1) Carboxyvinyl polymer 0.26
(2) Dextran 0.5
(3) 1,3-butylene glycol 7.0
(4) 1,2-pentanediol 1.5
(5) Xanthan gum 0.15
(6) Sodium hyaluronate 0.02
(7) Potassium hydroxide 0.075
(8) Purified water 0.675
(9) Bifidobacterium fermented extract 2.0
(10) Ginkgo extract 2.0
(11) Brown algae extract 0.5
(12) Marronnier extract 0.5
(13) Purified water Residue [Preparation method] At room temperature, (1) is gradually added to the above component (13), and the mixture is stirred and dissolved. The components (2) to (6) were added thereto and dissolved by stirring. Then, (7) and (8), which had been mixed and dissolved in advance, were added, and (10) to (12) were further added. A serum was obtained.
[0036]
Each of the lotions of Examples 3 to 6 had a transparent appearance upon standing, and the serum of Example 7 had a translucent appearance. Each of the lotions of Examples 3 to 7 was free of stickiness and excellent in skin familiarity and excellent in usability. Furthermore, since it did not contain a surfactant, it was a highly safe and low-irritant cosmetic.
[0037]
Industrial Applicability According to the present invention, it is possible to provide a cosmetic composition which is less sticky, has excellent skin familiarity, and has excellent usability.

Claims (1)

水及び保湿成分を含有し、実質的に界面活性剤を含有しない化粧料において、デキストランおよび/又はデキストラン誘導体を含有することを特徴とする化粧料。A cosmetic containing water and a moisturizing component and containing substantially no surfactant and containing dextran and / or a dextran derivative.
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