JP2003335186A - 車載用電子機器の筐体構造及び組合せ構造 - Google Patents
車載用電子機器の筐体構造及び組合せ構造Info
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- JP2003335186A JP2003335186A JP2002143234A JP2002143234A JP2003335186A JP 2003335186 A JP2003335186 A JP 2003335186A JP 2002143234 A JP2002143234 A JP 2002143234A JP 2002143234 A JP2002143234 A JP 2002143234A JP 2003335186 A JP2003335186 A JP 2003335186A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子部品実装基板への結露を防止することが
できるとともに、構造が簡易で製造コストが低い車載用
電子機器の筐体構造を提供すること。 【解決手段】 電子制御ユニット1は、電子部品実装基
板3と、コネクタ5と、それらを収容する略直方体の収
容ケース7とから成る。そして、収容ケース7は、その
上面開口部9と正面開口部11において開放されたケー
ス本体13と、ケース本体13の上面開口部9を覆うカ
バー15とから構成される。電子制御ユニット1は、通
気口として、コネクタ5とカバー15との間の隙間4
7、コネクタ5と収容ケース7との間の隙間35、及
び、カバー15と収容ケース7との間の隙間55を設け
ている。
できるとともに、構造が簡易で製造コストが低い車載用
電子機器の筐体構造を提供すること。 【解決手段】 電子制御ユニット1は、電子部品実装基
板3と、コネクタ5と、それらを収容する略直方体の収
容ケース7とから成る。そして、収容ケース7は、その
上面開口部9と正面開口部11において開放されたケー
ス本体13と、ケース本体13の上面開口部9を覆うカ
バー15とから構成される。電子制御ユニット1は、通
気口として、コネクタ5とカバー15との間の隙間4
7、コネクタ5と収容ケース7との間の隙間35、及
び、カバー15と収容ケース7との間の隙間55を設け
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子制御装
置(ECU)等の電子部品を備えた車載用電子機器の筐
体構造及び組合せ構造に関する。
置(ECU)等の電子部品を備えた車載用電子機器の筐
体構造及び組合せ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両には、ECU等の車載用
電子機器が搭載されている。この車載用電子機器は、図
14に示す様に、コネクタP3と、電子部品実装基板P
5と、電子部品実装基板P5を収容し保護する硬質の収
容ケースP7と、から成り、この収容ケースP7は、更
に、ケース本体P9とカバーP11とから構成されてい
る。また、収容ケースP7には、特別に密閉構造を必要
としない限り、隙間P13がある。
電子機器が搭載されている。この車載用電子機器は、図
14に示す様に、コネクタP3と、電子部品実装基板P
5と、電子部品実装基板P5を収容し保護する硬質の収
容ケースP7と、から成り、この収容ケースP7は、更
に、ケース本体P9とカバーP11とから構成されてい
る。また、収容ケースP7には、特別に密閉構造を必要
としない限り、隙間P13がある。
【0003】車載用電子機器において、外部の環境変化
により、隙間P13から、収容ケースP7内と温度差の
ある外気が収容ケースP7内に侵入すると、電子部品実
装基板P5の電極上で結露が生じ、誤動作、故障が生じ
ることがあった。そこで、電子部品実装基板P5の表面
を樹脂コーティングしたり、樹脂充填することにより保
護することが行われてきた。
により、隙間P13から、収容ケースP7内と温度差の
ある外気が収容ケースP7内に侵入すると、電子部品実
装基板P5の電極上で結露が生じ、誤動作、故障が生じ
ることがあった。そこで、電子部品実装基板P5の表面
を樹脂コーティングしたり、樹脂充填することにより保
護することが行われてきた。
【0004】特に、近年、車載用電子機器が、エンジン
ルームのように高温高湿、且つ、温度や湿度の変化が激
しい過酷な環境に搭載されることが多くなったことによ
り、防水性とともに、耐熱性の高いコーティング材が要
求されている。また、電子部品実装基板の結露による誤
動作、故障を防止する他の方法として、収容ケース内の
湿度を低下させる方法、または、収容ケース内への水分
の侵入を防止する技術が知られている。
ルームのように高温高湿、且つ、温度や湿度の変化が激
しい過酷な環境に搭載されることが多くなったことによ
り、防水性とともに、耐熱性の高いコーティング材が要
求されている。また、電子部品実装基板の結露による誤
動作、故障を防止する他の方法として、収容ケース内の
湿度を低下させる方法、または、収容ケース内への水分
の侵入を防止する技術が知られている。
【0005】例えば、特開平8−203365号公報に
は、収容ケースの通気口に防水シートを設けて、水分の
侵入を防止するとともに、収容ケースの内部に吸水シー
トを設けて、水分を吸収する技術が開示されている。ま
た、電子部品実装基板の結露による誤動作、故障を防止
する他の方法として、図15に示す様に、収容ケースP
7のケース本体P9とカバーP11との嵌め合わせ部
を、シール材又はパッキン材P15より高気密とした上
で、収容ケースP7と外部との気圧を均衡させるための
通気口P17に、通気性はあるが水は通さない防水シー
トP19を被着し、更にその上方に、被水防止キャップ
P21をかぶせる方法が知られている。
は、収容ケースの通気口に防水シートを設けて、水分の
侵入を防止するとともに、収容ケースの内部に吸水シー
トを設けて、水分を吸収する技術が開示されている。ま
た、電子部品実装基板の結露による誤動作、故障を防止
する他の方法として、図15に示す様に、収容ケースP
7のケース本体P9とカバーP11との嵌め合わせ部
を、シール材又はパッキン材P15より高気密とした上
で、収容ケースP7と外部との気圧を均衡させるための
通気口P17に、通気性はあるが水は通さない防水シー
トP19を被着し、更にその上方に、被水防止キャップ
P21をかぶせる方法が知られている。
【0006】例えば、特開2001−24348号公報
には、収容ケースの通気口を、気体は透過させるが水滴
は阻止する選択透過性を有するカバーで覆う技術が開示
されている。
には、収容ケースの通気口を、気体は透過させるが水滴
は阻止する選択透過性を有するカバーで覆う技術が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子部品実装
基板の表面をコーティングする方法については、コーテ
ィング材の材料コストや、塗布処理のための処理コスト
がかかるという問題がある。特に、高温高湿環境下に置
かれる車載用電子機器では、耐熱性の高いコーティング
材や塗布方法が必要であるので、一層コストが増大して
しまう。
基板の表面をコーティングする方法については、コーテ
ィング材の材料コストや、塗布処理のための処理コスト
がかかるという問題がある。特に、高温高湿環境下に置
かれる車載用電子機器では、耐熱性の高いコーティング
材や塗布方法が必要であるので、一層コストが増大して
しまう。
【0008】また、車載用電子機器内の吸湿、防水を行
う方法については、吸湿や防水の効果が必ずしも十分で
ないため、車載用電子機器の信頼性を確保することがで
きなかったり、専用の吸湿素子を内部に設ける必要があ
るため、コストアップとなることや、収容ケースに特別
のスペースを要する等の問題があった。
う方法については、吸湿や防水の効果が必ずしも十分で
ないため、車載用電子機器の信頼性を確保することがで
きなかったり、専用の吸湿素子を内部に設ける必要があ
るため、コストアップとなることや、収容ケースに特別
のスペースを要する等の問題があった。
【0009】また、収容ケースの嵌め合わせ部にシー
ル、パッキン材を設ける方法については、シール、パッ
キン材の材料コスト、及びそれらを取り付けるコストが
かかるため、コスト面において問題があった。更に、こ
の方法では、収容ケースの封止時に、内部の湿度が低く
なるように管理する必要があるが、その管理が困難であ
るという問題や、使用中に、一旦収容ケース内に水分が
入ってしまうと、排出されなくなり、結露が生じてしま
うという問題があった。
ル、パッキン材を設ける方法については、シール、パッ
キン材の材料コスト、及びそれらを取り付けるコストが
かかるため、コスト面において問題があった。更に、こ
の方法では、収容ケースの封止時に、内部の湿度が低く
なるように管理する必要があるが、その管理が困難であ
るという問題や、使用中に、一旦収容ケース内に水分が
入ってしまうと、排出されなくなり、結露が生じてしま
うという問題があった。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、電子部品実装基板への結露を防止することができ、
構造が簡易で製造コストが低い車載用電子機器の筐体構
造を提供することを目的とする。
り、電子部品実装基板への結露を防止することができ、
構造が簡易で製造コストが低い車載用電子機器の筐体構
造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、電子部品を収容し、外気を取り入れる
通気口を備えた車載用電子機器の筐体構造であって、特
に本発明では、通気口が、筐体を構成する部材間に設け
られた隙間として設けられているとともに、通気口から
侵入した外気が前記電子部品上に結露を生じないよう
に、その通気口の大きさが設定されている。
求項1の発明は、電子部品を収容し、外気を取り入れる
通気口を備えた車載用電子機器の筐体構造であって、特
に本発明では、通気口が、筐体を構成する部材間に設け
られた隙間として設けられているとともに、通気口から
侵入した外気が前記電子部品上に結露を生じないよう
に、その通気口の大きさが設定されている。
【0012】つまり、本発明の筐体構造では、通気口の
大きさが制限されていることにより、通気口を経て筐体
内部に侵入する外気は圧損を受け、その侵入量、侵入速
度が抑制される。そのため、通気口から筐体内に侵入し
た外気が電子部品に達するまでには、筐体内部の空気と
混交するだけの時間的猶予が生じる。
大きさが制限されていることにより、通気口を経て筐体
内部に侵入する外気は圧損を受け、その侵入量、侵入速
度が抑制される。そのため、通気口から筐体内に侵入し
た外気が電子部品に達するまでには、筐体内部の空気と
混交するだけの時間的猶予が生じる。
【0013】従って、筐体内の温度より低温の外気が通
気口から侵入した場合でも、その外気は、筐体内の空気
と混交され、温度が高められた状態で電子部品に達する
ので、電子部品上に結露が発生することがない。その結
果、本発明の筐体構造では、結露に起因する電子部品の
誤動作や故障が生じることがない。また、電子部品への
樹脂コーティングが不要であるため、製造工程の簡略
化、製造コストの低減が可能である。
気口から侵入した場合でも、その外気は、筐体内の空気
と混交され、温度が高められた状態で電子部品に達する
ので、電子部品上に結露が発生することがない。その結
果、本発明の筐体構造では、結露に起因する電子部品の
誤動作や故障が生じることがない。また、電子部品への
樹脂コーティングが不要であるため、製造工程の簡略
化、製造コストの低減が可能である。
【0014】また、本発明の筐体構造では、筐体を構成
する部材の隙間を通気口としているので、通気口の形成
が容易であり、その結果として、筐体構造の製造が容易
である。 (2)請求項2の発明では、通気口(隙間)を構成する
部材の間隔が0.2mm以下であることにより、通気口
から侵入した外気の侵入量、侵入速度が低く抑えられる
ので、外気は、電子部品に達するまでに、筐体内部の空
気と充分に混交する。
する部材の隙間を通気口としているので、通気口の形成
が容易であり、その結果として、筐体構造の製造が容易
である。 (2)請求項2の発明では、通気口(隙間)を構成する
部材の間隔が0.2mm以下であることにより、通気口
から侵入した外気の侵入量、侵入速度が低く抑えられる
ので、外気は、電子部品に達するまでに、筐体内部の空
気と充分に混交する。
【0015】そのため、侵入した外気の温度が筐体内部
より低い場合でも、侵入した外気は、筐体内部の空気と
混交して温度が上がった状態で電子部品に達するので、
電子部品上に結露が生じることがない。 (3)請求項3の発明では、通気口の入り口側及び/又
は出口側に、通気口を通過する外気の経路を曲げるため
の堤を備えている。
より低い場合でも、侵入した外気は、筐体内部の空気と
混交して温度が上がった状態で電子部品に達するので、
電子部品上に結露が生じることがない。 (3)請求項3の発明では、通気口の入り口側及び/又
は出口側に、通気口を通過する外気の経路を曲げるため
の堤を備えている。
【0016】本発明では、通気口から侵入する外気は、
通気口の入り口側、出口側、または入口側と出口側の両
方に設けられた堤に衝突しつつ、屈曲して進むので、そ
の侵入量、侵入速度が一層抑制される。そのため、筐体
内に侵入した外気は、筐体内部の空気と充分に混交し、
その温度が筐体内部の空気の温度に近づいてから、電子
部品に達する。
通気口の入り口側、出口側、または入口側と出口側の両
方に設けられた堤に衝突しつつ、屈曲して進むので、そ
の侵入量、侵入速度が一層抑制される。そのため、筐体
内に侵入した外気は、筐体内部の空気と充分に混交し、
その温度が筐体内部の空気の温度に近づいてから、電子
部品に達する。
【0017】その結果、電子部品上に結露が発生するよ
うなことが一層起こりにくく、電子部品の誤動作や故障
を一層減少させることができる。・前記入口側とは、通
気口のうち、筐体の外側に面した側をいう。また、前記
出口側とは、通気口のうち、筐体の内側に面した側をい
う。 (4)請求項4の発明では、通気口の入り口側、出口
側、または入口側と出口側の両方に堤を備えることに加
えて、通気口を構成する部材の間隔が1mm以下である
ので、通気口から侵入した外気の侵入量、侵入速度が低
く抑えられる。
うなことが一層起こりにくく、電子部品の誤動作や故障
を一層減少させることができる。・前記入口側とは、通
気口のうち、筐体の外側に面した側をいう。また、前記
出口側とは、通気口のうち、筐体の内側に面した側をい
う。 (4)請求項4の発明では、通気口の入り口側、出口
側、または入口側と出口側の両方に堤を備えることに加
えて、通気口を構成する部材の間隔が1mm以下である
ので、通気口から侵入した外気の侵入量、侵入速度が低
く抑えられる。
【0018】そのことにより、通気口から侵入する外気
は、筐体内部の空気と充分に混交し、その温度が筐体内
部の空気の温度に近づいてから、電子部品に達するの
で、電子部品上に結露が発生するようなことが一層起こ
りにくく、電子部品の誤動作や故障を一層減少させるこ
とができる。 (5)請求項5の発明では、通気口から侵入した外気が
電子部品に至るまでの経路に、外気の流動を制限する隘
路部を備えている。
は、筐体内部の空気と充分に混交し、その温度が筐体内
部の空気の温度に近づいてから、電子部品に達するの
で、電子部品上に結露が発生するようなことが一層起こ
りにくく、電子部品の誤動作や故障を一層減少させるこ
とができる。 (5)請求項5の発明では、通気口から侵入した外気が
電子部品に至るまでの経路に、外気の流動を制限する隘
路部を備えている。
【0019】本発明の筐体構造では、通気口から侵入し
た外気は、隘路部を通過する際に、更に圧損を受けるの
で、この隘路を通過する外気は、更に、侵入速度、侵入
量が抑制される。そのため、通気口から侵入した外気が
電子部品に達するまでの時間は一層長くなり、外気は、
電子部品に達する前に筐体内部の空気と充分に混交され
る。
た外気は、隘路部を通過する際に、更に圧損を受けるの
で、この隘路を通過する外気は、更に、侵入速度、侵入
量が抑制される。そのため、通気口から侵入した外気が
電子部品に達するまでの時間は一層長くなり、外気は、
電子部品に達する前に筐体内部の空気と充分に混交され
る。
【0020】その結果、本発明の筐体構造では、電子部
品上での結露は一層起こりにくくなり、電子部品の誤動
作や故障が一層減少する。 (6)請求項6の発明では、隘路部の入り口側及び/又
は出口側に、前記隘路部を通過する外気の経路を曲げる
ための堤を備えている。
品上での結露は一層起こりにくくなり、電子部品の誤動
作や故障が一層減少する。 (6)請求項6の発明では、隘路部の入り口側及び/又
は出口側に、前記隘路部を通過する外気の経路を曲げる
ための堤を備えている。
【0021】本発明の筐体構造では、隘路部を通過する
外気は、その入り口側、出口側、または入口側と出口側
の両方に設けられた堤に衝突しつつ、屈曲して進むの
で、隘路部を通過する外気の侵入量や侵入速度が一層抑
制される。そのため、通気口から侵入した外気が電子部
品に達するまでの時間は一層長くなり、外気は、電子部
品に達する前に筐体内部の空気と充分に混交される。
外気は、その入り口側、出口側、または入口側と出口側
の両方に設けられた堤に衝突しつつ、屈曲して進むの
で、隘路部を通過する外気の侵入量や侵入速度が一層抑
制される。そのため、通気口から侵入した外気が電子部
品に達するまでの時間は一層長くなり、外気は、電子部
品に達する前に筐体内部の空気と充分に混交される。
【0022】その結果、本発明の筐体構造では、電子部
品上での結露は一層起こりにくくなり、電子部品の誤動
作や故障が一層減少する。 (7)請求項7の発明の筐体構造は、通気口以外では、
外部に対して密閉されている。
品上での結露は一層起こりにくくなり、電子部品の誤動
作や故障が一層減少する。 (7)請求項7の発明の筐体構造は、通気口以外では、
外部に対して密閉されている。
【0023】本発明の筐体構造では、通気口以外から外
気が侵入することはなく、外気が侵入するのは、所定の
通気口のみである。そして、通気口から侵入する外気
は、上述したように、侵入量や侵入速度が抑制されてい
るので、結露を生じない。従って、本発明の筐体構造で
は、侵入した外気により電子部品上に結露を生じるよう
なことがない。 (8)請求項8の発明では、筐体を構成する部材として
コネクタを備えるとともに、コネクタと他の部材との間
に前記通気口が設けられている。
気が侵入することはなく、外気が侵入するのは、所定の
通気口のみである。そして、通気口から侵入する外気
は、上述したように、侵入量や侵入速度が抑制されてい
るので、結露を生じない。従って、本発明の筐体構造で
は、侵入した外気により電子部品上に結露を生じるよう
なことがない。 (8)請求項8の発明では、筐体を構成する部材として
コネクタを備えるとともに、コネクタと他の部材との間
に前記通気口が設けられている。
【0024】本発明は、通気口を構成する部材として、
コネクタを例示している。 (9)請求項9の発明では、筐体が、断熱材から成る断
熱層を備えている。本発明では、断熱層を備えることに
より、筐体内の温度が変動しにくくなるので、一層、電
子部品上で結露が発生することを防止する効果が高い。 (10)請求項10の発明は、前記請求項1〜9のいず
れかに記載の車載用電子機器の筐体構造と、前記車載用
電子機器と結合する相手側コネクタとを含む組合せ構造
であって、車載用電子機器と結合する相手側コネクタが
堤を備えており、その堤によって、通気口を通過する外
気の経路が曲げられる。
コネクタを例示している。 (9)請求項9の発明では、筐体が、断熱材から成る断
熱層を備えている。本発明では、断熱層を備えることに
より、筐体内の温度が変動しにくくなるので、一層、電
子部品上で結露が発生することを防止する効果が高い。 (10)請求項10の発明は、前記請求項1〜9のいず
れかに記載の車載用電子機器の筐体構造と、前記車載用
電子機器と結合する相手側コネクタとを含む組合せ構造
であって、車載用電子機器と結合する相手側コネクタが
堤を備えており、その堤によって、通気口を通過する外
気の経路が曲げられる。
【0025】本発明では、通気口から侵入する外気は、
相手側コネクタに設けられた堤にに衝突しつつ、屈曲し
て進むので、その侵入量、侵入速度が一層抑制される。
そのため、筐体内に侵入した外気は、筐体内部の空気と
充分に混交し、その温度が筐体内部の空気の温度に近づ
いてから、電子部品に達する。
相手側コネクタに設けられた堤にに衝突しつつ、屈曲し
て進むので、その侵入量、侵入速度が一層抑制される。
そのため、筐体内に侵入した外気は、筐体内部の空気と
充分に混交し、その温度が筐体内部の空気の温度に近づ
いてから、電子部品に達する。
【0026】その結果、電子部品上に結露が発生するよ
うなことが一層起こりにくく、電子部品の誤動作や故障
を一層減少させることができる。
うなことが一層起こりにくく、電子部品の誤動作や故障
を一層減少させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の車載用電子機器の
筐体構造の実施の形態の例(実施例)を説明する。ここ
では、車載用電子機器の筐体構造として、車両の各種の
制御を行うマイクロコンピュータを含む電子制御ユニッ
トの筐体構造について説明する。 (実施例1) a)まず、本実施例1の電子制御ユニットの構成につい
て図1及び図2を用いて説明する。尚、図1は電子制御
ユニットの外観を示し、図2は電子制御ユニットを破断
して示している。
筐体構造の実施の形態の例(実施例)を説明する。ここ
では、車載用電子機器の筐体構造として、車両の各種の
制御を行うマイクロコンピュータを含む電子制御ユニッ
トの筐体構造について説明する。 (実施例1) a)まず、本実施例1の電子制御ユニットの構成につい
て図1及び図2を用いて説明する。尚、図1は電子制御
ユニットの外観を示し、図2は電子制御ユニットを破断
して示している。
【0028】電子制御ユニット1は、電子部品実装基板
3と、図示しない相手側コネクタと接続可能なコネクタ
5と、それらを収容する略直方体の収容ケース7とから
構成される。尚、コネクタ5及び収容ケース7は電子制
御ユニット1の筐体を構成する。
3と、図示しない相手側コネクタと接続可能なコネクタ
5と、それらを収容する略直方体の収容ケース7とから
構成される。尚、コネクタ5及び収容ケース7は電子制
御ユニット1の筐体を構成する。
【0029】上記電子部品実装基板3には、パワートラ
ンジスタやマイクロコンピュータ等の図示しない電子部
品が搭載されており、コネクタ5と接続されている。上
記コネクタ5は、図示しない他のコネクタ(相手側コネ
クタ)と嵌合可能な接続口17を備えたコネクタ本体1
9と、コネクタ本体19の側面を囲むように立設された
コネクタ遮蔽つば21とから成る。
ンジスタやマイクロコンピュータ等の図示しない電子部
品が搭載されており、コネクタ5と接続されている。上
記コネクタ5は、図示しない他のコネクタ(相手側コネ
クタ)と嵌合可能な接続口17を備えたコネクタ本体1
9と、コネクタ本体19の側面を囲むように立設された
コネクタ遮蔽つば21とから成る。
【0030】上記収容ケース7は、その上面(図1にお
ける上面)における開口部である上面開口部9及び正面
側(図1における手前側)における開口部である正面開
口部11を有するケース本体13と、上面開口部9を覆
うカバー15とから構成される。尚、ケース本体13の
正面開口部11からは、コネクタ5の接続口17が露出
している。
ける上面)における開口部である上面開口部9及び正面
側(図1における手前側)における開口部である正面開
口部11を有するケース本体13と、上面開口部9を覆
うカバー15とから構成される。尚、ケース本体13の
正面開口部11からは、コネクタ5の接続口17が露出
している。
【0031】収容ケース7のケース本体13は、底面2
3と、右側面25と、左側面27と、背側面29とから
構成されている。そして、底面23、右側面25、及び
左側面27の内側には、正面開口部11側において、第
1ケース本体遮蔽堤31が立設されている。つまり、こ
の第1ケース本体遮蔽堤31は、正面開口部11を囲む
3辺(底面23、右側面25、左側面27)から、正面
開口部11の中心に向けて張り出した堤である。
3と、右側面25と、左側面27と、背側面29とから
構成されている。そして、底面23、右側面25、及び
左側面27の内側には、正面開口部11側において、第
1ケース本体遮蔽堤31が立設されている。つまり、こ
の第1ケース本体遮蔽堤31は、正面開口部11を囲む
3辺(底面23、右側面25、左側面27)から、正面
開口部11の中心に向けて張り出した堤である。
【0032】更に、底面23、右側面25、及び左側面
27の内側には、上記第1ケース本体遮蔽堤31よりや
や奥側(図2における右側)に、第1ケース本体遮蔽堤
31と平行に、第2ケース本体遮蔽堤33が立設されて
いる。これら第1ケース本体遮蔽堤31と第2ケース本
体遮蔽堤33との間には、図2に示す様に、コネクタ5
のコネクタ遮蔽つば21のうち、上側を除く3辺が差し
込まれている。
27の内側には、上記第1ケース本体遮蔽堤31よりや
や奥側(図2における右側)に、第1ケース本体遮蔽堤
31と平行に、第2ケース本体遮蔽堤33が立設されて
いる。これら第1ケース本体遮蔽堤31と第2ケース本
体遮蔽堤33との間には、図2に示す様に、コネクタ5
のコネクタ遮蔽つば21のうち、上側を除く3辺が差し
込まれている。
【0033】ここで、コネクタ遮蔽つば21の端面21
aと、ケース本体13との間には、隙間35(通気口)
が形成されており、外気は、図2における矢印のよう
に、この隙間35を経て、電子制御ユニット1の内部に
侵入する。尚、この隙間35の構成については後に詳述
する。
aと、ケース本体13との間には、隙間35(通気口)
が形成されており、外気は、図2における矢印のよう
に、この隙間35を経て、電子制御ユニット1の内部に
侵入する。尚、この隙間35の構成については後に詳述
する。
【0034】また、ケース本体13の内側には、第2ケ
ース本体遮蔽堤33よりも更に奥側に、第3ケース本体
遮蔽堤37が、第2ケース本体遮蔽堤33と平行に立設
されている。この第3ケース本体遮蔽堤37は、コネク
タ5のコネクタ本体19の背面側(図2における右側)
の面である背面39に対し、十分狭い(1mm以下)間
隔を空けて対抗しており、第3ケース本体遮蔽堤37と
背面39との間には、隘路部41が形成されている。
ース本体遮蔽堤33よりも更に奥側に、第3ケース本体
遮蔽堤37が、第2ケース本体遮蔽堤33と平行に立設
されている。この第3ケース本体遮蔽堤37は、コネク
タ5のコネクタ本体19の背面側(図2における右側)
の面である背面39に対し、十分狭い(1mm以下)間
隔を空けて対抗しており、第3ケース本体遮蔽堤37と
背面39との間には、隘路部41が形成されている。
【0035】また、収容ケース7のカバー15の下面
(図2における下面)には、カバー15の外周に沿っ
て、その全周に渡り、下向きに立設された第1カバー遮
蔽堤43と、その第1カバー遮蔽堤43よりやや内側
に、第1カバー遮蔽堤43と平行に立設された第2カバ
ー遮蔽堤45とを備えている。
(図2における下面)には、カバー15の外周に沿っ
て、その全周に渡り、下向きに立設された第1カバー遮
蔽堤43と、その第1カバー遮蔽堤43よりやや内側
に、第1カバー遮蔽堤43と平行に立設された第2カバ
ー遮蔽堤45とを備えている。
【0036】これら第1カバー遮蔽堤43と第2カバー
遮蔽堤45との間には、正面側(図2における左側)に
おいて、コネクタ遮蔽つば21の端面21aのうち、上
側の1辺が差し込まれている。ここで、コネクタ遮蔽つ
ば21の端面21aと、カバー15との間には、隙間4
7(通気口)が設けられおり、外気は、図2における矢
印のように、この隙間47を経て、電子制御ユニット1
の内部に侵入する。尚、この隙間47の構成については
後に詳述する。
遮蔽堤45との間には、正面側(図2における左側)に
おいて、コネクタ遮蔽つば21の端面21aのうち、上
側の1辺が差し込まれている。ここで、コネクタ遮蔽つ
ば21の端面21aと、カバー15との間には、隙間4
7(通気口)が設けられおり、外気は、図2における矢
印のように、この隙間47を経て、電子制御ユニット1
の内部に侵入する。尚、この隙間47の構成については
後に詳述する。
【0037】また、第1カバー遮蔽堤43と第2カバー
遮蔽堤45との間には、正面側を除く3辺において、ケ
ース本体13の右側面25の上端部49、左側面27の
上端部51、及び背側面29の上端部53が、それぞれ
差し込まれている。ここで、上端部49、51、53と
カバー15との間には隙間55(通気口)が形成されて
おり、外気は、図2における矢印のように、この隙間5
5を経て、電子制御ユニット1の内部に侵入する。尚、
この隙間55の構成については後に詳述する。
遮蔽堤45との間には、正面側を除く3辺において、ケ
ース本体13の右側面25の上端部49、左側面27の
上端部51、及び背側面29の上端部53が、それぞれ
差し込まれている。ここで、上端部49、51、53と
カバー15との間には隙間55(通気口)が形成されて
おり、外気は、図2における矢印のように、この隙間5
5を経て、電子制御ユニット1の内部に侵入する。尚、
この隙間55の構成については後に詳述する。
【0038】本実施例1の電子制御ユニットの筐体構造
は、上記隙間35、47、55を介してのみ、内外の通
気が可能な状態となっており、その他の部分では密閉さ
れている。 b)次に、隙間35、隙間47、及び隙間55について
図2、図3及び図4を用いて説明する。尚、図3は、筐
体構造の正面側図であり、図4は、背面29を含む断面
図である。
は、上記隙間35、47、55を介してのみ、内外の通
気が可能な状態となっており、その他の部分では密閉さ
れている。 b)次に、隙間35、隙間47、及び隙間55について
図2、図3及び図4を用いて説明する。尚、図3は、筐
体構造の正面側図であり、図4は、背面29を含む断面
図である。
【0039】図3に示す様に、コネクタ遮蔽つば21
の端面21aは、ケース本体13の底面23の内側、右
側面25の内側、及び左側面27の内側にそれぞれ相対
している。また、端面21aは、カバー15の内側にも
相対している。ここで、コネクタ遮蔽つば21の端面2
1aは、平坦に形成されている。また、底面23、右側
面25、左側面27、及びカバー15の内側も、それぞ
れ、平坦に形成されている。
の端面21aは、ケース本体13の底面23の内側、右
側面25の内側、及び左側面27の内側にそれぞれ相対
している。また、端面21aは、カバー15の内側にも
相対している。ここで、コネクタ遮蔽つば21の端面2
1aは、平坦に形成されている。また、底面23、右側
面25、左側面27、及びカバー15の内側も、それぞ
れ、平坦に形成されている。
【0040】そして、コネクタ遮蔽つば21の端面21
aと、ケース本体13の底面23、右側面25、及び左
側面27との間には、図2及び図3に示す様に、1mm
以下の隙間35が形成されており、コネクタ遮蔽つば2
1の端面21aと、カバー15との間には、1mm以下
の隙間47が形成されている。
aと、ケース本体13の底面23、右側面25、及び左
側面27との間には、図2及び図3に示す様に、1mm
以下の隙間35が形成されており、コネクタ遮蔽つば2
1の端面21aと、カバー15との間には、1mm以下
の隙間47が形成されている。
【0041】この隙間35において、端面21aと、第
1ケース本体遮蔽堤31及び第2ケース本体遮蔽堤33
とのつき出し重ね代(正面側から見た場合に、端面21
aと、第1ケース本体遮蔽堤31及び第2ケース本体遮
蔽堤33とが重なる部分の幅)は1mm以上である。ま
た、隙間47においても、端面21aと、第1カバー遮
蔽堤43及び第2カバー遮蔽堤45とのつき出し重ね代
は、1mm以上である。
1ケース本体遮蔽堤31及び第2ケース本体遮蔽堤33
とのつき出し重ね代(正面側から見た場合に、端面21
aと、第1ケース本体遮蔽堤31及び第2ケース本体遮
蔽堤33とが重なる部分の幅)は1mm以上である。ま
た、隙間47においても、端面21aと、第1カバー遮
蔽堤43及び第2カバー遮蔽堤45とのつき出し重ね代
は、1mm以上である。
【0042】図2及び図4に示す様に、ケース本体1
3の背側面29の上端部53は、カバー15の内側に相
対している。ここで、上端部53と、カバー15の内側
とは、平坦に形成されている。そして、上端部53とカ
バー15の内側との間には、1mm以下の隙間55が形
成されている。
3の背側面29の上端部53は、カバー15の内側に相
対している。ここで、上端部53と、カバー15の内側
とは、平坦に形成されている。そして、上端部53とカ
バー15の内側との間には、1mm以下の隙間55が形
成されている。
【0043】また、右側面25とカバー15との間や、
左側面27とカバー15との間にも、背側面29とカバ
ー15との間と同様に、隙間55が形成されている。こ
の隙間55において、端面21aと、第1カバー遮蔽堤
43及び第2カバー遮蔽堤45とのつき出し重ね代は、
1mm以上である。
左側面27とカバー15との間にも、背側面29とカバ
ー15との間と同様に、隙間55が形成されている。こ
の隙間55において、端面21aと、第1カバー遮蔽堤
43及び第2カバー遮蔽堤45とのつき出し重ね代は、
1mm以上である。
【0044】c)次に本実施例1の電子制御ユニット1
の作用効果について説明する。 上述したように、電子制御ユニット1の内部と外部と
は、隙間35、隙間47、及び隙間55を通してのみ、
通気が可能である。これらの隙間35、47、55は、
幅が1mm以下の細い隙間であるので、隙間35、4
7、55を通って電子制御ユニット1内に侵入する外気
は、圧損を受け、侵入量、侵入速度が抑制される。
の作用効果について説明する。 上述したように、電子制御ユニット1の内部と外部と
は、隙間35、隙間47、及び隙間55を通してのみ、
通気が可能である。これらの隙間35、47、55は、
幅が1mm以下の細い隙間であるので、隙間35、4
7、55を通って電子制御ユニット1内に侵入する外気
は、圧損を受け、侵入量、侵入速度が抑制される。
【0045】更に、隙間35から侵入した外気は、電子
部品実装基板3に達する前に、コネクタ本体19の背面
39と第3ケース本体遮蔽堤37とから形成される隘路
部41を通過する際にも圧損を受けるので、電子部品実
装基板3付近へ達する外気の侵入量、侵入速度は一層抑
制される。
部品実装基板3に達する前に、コネクタ本体19の背面
39と第3ケース本体遮蔽堤37とから形成される隘路
部41を通過する際にも圧損を受けるので、電子部品実
装基板3付近へ達する外気の侵入量、侵入速度は一層抑
制される。
【0046】このように、電子制御ユニット1内に侵入
して電子部品実装基板3に達する外気の侵入量、侵入速
度が抑制されることにより、侵入した外気が電子部品実
装基板3に達するまでには時間的猶予が生じる。そのた
め、侵入した外気の温度が電子制御ユニット1内の温度
より低い場合でも、外気は、電子部品実装基板3に達す
る前に、電子制御ユニット1内の空気と混交して温度差
が緩和されるので、電子部品実装基板3上に結露が発生
することがない。
して電子部品実装基板3に達する外気の侵入量、侵入速
度が抑制されることにより、侵入した外気が電子部品実
装基板3に達するまでには時間的猶予が生じる。そのた
め、侵入した外気の温度が電子制御ユニット1内の温度
より低い場合でも、外気は、電子部品実装基板3に達す
る前に、電子制御ユニット1内の空気と混交して温度差
が緩和されるので、電子部品実装基板3上に結露が発生
することがない。
【0047】従って、本実施例1の電子制御ユニット1
では、結露に起因する電子部品実装基板3の誤動作や故
障が生じることがない。また、電子部品実装基板3への
樹脂コーティングが不要であるため、製造工程の簡略
化、製造コストの低減が可能である。
では、結露に起因する電子部品実装基板3の誤動作や故
障が生じることがない。また、電子部品実装基板3への
樹脂コーティングが不要であるため、製造工程の簡略
化、製造コストの低減が可能である。
【0048】隙間35、隙間47、及び隙間55の入
り口側(電子制御ユニット1の外側)と出口側(電子制
御ユニット1の内側)には、それぞれ、平行に設けられ
た2枚組の堤が設けられている。つまり、隙間35の入
り口側では、第1ケース本体遮蔽堤31が、隙間35を
覆うように張り出しており、隙間35の出口側には、第
2ケース本体遮蔽堤33が、隙間35を覆うように張り
出している。
り口側(電子制御ユニット1の外側)と出口側(電子制
御ユニット1の内側)には、それぞれ、平行に設けられ
た2枚組の堤が設けられている。つまり、隙間35の入
り口側では、第1ケース本体遮蔽堤31が、隙間35を
覆うように張り出しており、隙間35の出口側には、第
2ケース本体遮蔽堤33が、隙間35を覆うように張り
出している。
【0049】また、同様に、隙間47及び隙間55の入
り口側には、第1カバー遮蔽堤43が張り出しており、
出口側には、第2カバー遮蔽堤45が張り出している。
そのことにより、隙間35、隙間47、及び隙間55を
通過する外気は、図5に示す様に、これら堤に衝突し、
屈曲されて進むので、その侵入量、侵入速度が一層抑制
される。尚、図5は、電子制御ユニット1を上方(図1
における上方から見た断面図である。
り口側には、第1カバー遮蔽堤43が張り出しており、
出口側には、第2カバー遮蔽堤45が張り出している。
そのことにより、隙間35、隙間47、及び隙間55を
通過する外気は、図5に示す様に、これら堤に衝突し、
屈曲されて進むので、その侵入量、侵入速度が一層抑制
される。尚、図5は、電子制御ユニット1を上方(図1
における上方から見た断面図である。
【0050】その結果、電子制御ユニット1内に侵入し
た外気により電子部品実装基板3上に結露が発生するよ
うなことが一層起こりにくく、電子部品実装基板3の誤
動作、故障を一層減少させることができる。 本実施例1の電子制御ユニット1は、外気に対して密
閉する構造ではないので、部材の嵌め合わせ部にシール
やパッキン材を用いる必要がなく、また、被水防止キャ
ップを備えた通気口を設ける必要がない。更に、製造時
に、電子制御ユニット1の内部を低湿度に管理する必要
がない。
た外気により電子部品実装基板3上に結露が発生するよ
うなことが一層起こりにくく、電子部品実装基板3の誤
動作、故障を一層減少させることができる。 本実施例1の電子制御ユニット1は、外気に対して密
閉する構造ではないので、部材の嵌め合わせ部にシール
やパッキン材を用いる必要がなく、また、被水防止キャ
ップを備えた通気口を設ける必要がない。更に、製造時
に、電子制御ユニット1の内部を低湿度に管理する必要
がない。
【0051】従って、電子制御ユニット1の製造工程の
簡略化や製造コストの低減が可能である。 本実施例1の電子制御ユニット1は、内部に防水や吸
水のための素子を設ける必要がない。そのため、電子制
御ユニット1を小型化することが可能である。また、上
記素子が不要であるため、電子制御ユニット1の製造工
程の簡略化や製造コストの低減が可能である。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
簡略化や製造コストの低減が可能である。 本実施例1の電子制御ユニット1は、内部に防水や吸
水のための素子を設ける必要がない。そのため、電子制
御ユニット1を小型化することが可能である。また、上
記素子が不要であるため、電子制御ユニット1の製造工
程の簡略化や製造コストの低減が可能である。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0052】a)本実施例2の電子制御ユニットの構成
を図6に示す。尚、図6は電子制御ユニットを破断して
示している。図6に示す様に、本実施例2では、コネク
タ5のコネクタ本体19と、ケース本体13の底面23
との間に、1mm以下の隙間57(通気口)が設けられ
ており、外気は、図6における矢印のように、この隙間
57を経て、電子制御ユニット1の内部に侵入するま
た、コネクタ本体19と、ケース本体13の右側面25
及び左側面27との間にも、同様に隙間57が設けられ
ている。
を図6に示す。尚、図6は電子制御ユニットを破断して
示している。図6に示す様に、本実施例2では、コネク
タ5のコネクタ本体19と、ケース本体13の底面23
との間に、1mm以下の隙間57(通気口)が設けられ
ており、外気は、図6における矢印のように、この隙間
57を経て、電子制御ユニット1の内部に侵入するま
た、コネクタ本体19と、ケース本体13の右側面25
及び左側面27との間にも、同様に隙間57が設けられ
ている。
【0053】この隙間57の入り口側では、コネクタ遮
蔽つば21(堤)が、コネクタ5の接続口17付近に立
設されている。このコネクタ遮蔽つば21は、隙間57
の入り口側と一定の間隔を保ちつつ、隙間57の入口側
を覆うように張り出している。
蔽つば21(堤)が、コネクタ5の接続口17付近に立
設されている。このコネクタ遮蔽つば21は、隙間57
の入り口側と一定の間隔を保ちつつ、隙間57の入口側
を覆うように張り出している。
【0054】更に、隙間57の出口側では、ケース本体
13の底面23、右側面25、及び左側面27に、第3
ケース本体遮蔽堤37が立設されている。この第3ケー
ス本体遮蔽堤37は、隙間57の出口側と一定の間隔を
保ちつつ、隙間57の出口側を覆うように張り出してい
る。
13の底面23、右側面25、及び左側面27に、第3
ケース本体遮蔽堤37が立設されている。この第3ケー
ス本体遮蔽堤37は、隙間57の出口側と一定の間隔を
保ちつつ、隙間57の出口側を覆うように張り出してい
る。
【0055】また、本実施例2では、カバー15は、第
2カバー遮蔽堤45を備えておらず、第1カバー遮蔽堤
43のみを備えている。この第1カバー遮蔽堤43は、
正面側(図6における左側)では、その先端59がコネ
クタ本体19との間に、隙間61(通気口)を形成して
おり、外気は、図6における矢印のように、この隙間6
1を経て、電子制御ユニット1の内部に侵入する。この
隙間61は、前記実施例1の隙間35、47、55と同
様に、第1カバー遮蔽堤43の端面とコネクタ本体19
の表面とを平坦にするとともに、それらの間に隙間を設
けることにより形成されている。
2カバー遮蔽堤45を備えておらず、第1カバー遮蔽堤
43のみを備えている。この第1カバー遮蔽堤43は、
正面側(図6における左側)では、その先端59がコネ
クタ本体19との間に、隙間61(通気口)を形成して
おり、外気は、図6における矢印のように、この隙間6
1を経て、電子制御ユニット1の内部に侵入する。この
隙間61は、前記実施例1の隙間35、47、55と同
様に、第1カバー遮蔽堤43の端面とコネクタ本体19
の表面とを平坦にするとともに、それらの間に隙間を設
けることにより形成されている。
【0056】この隙間61の入り口側では、コネクタ遮
蔽つば21が、隙間61の入り口側と一定の間隔を保ち
つつ、隙間61の入口側を覆うように張り出している。
また、ケース本体13とカバー15との間には、前記実
施例1と同様の隙間55が形成されている。そして、こ
の隙間55の入り口側には、第1カバー遮蔽堤43が、
隙間55の入り口側と一定の間隔を保ちつつ、隙間55
の入口側を覆うように張り出している。
蔽つば21が、隙間61の入り口側と一定の間隔を保ち
つつ、隙間61の入口側を覆うように張り出している。
また、ケース本体13とカバー15との間には、前記実
施例1と同様の隙間55が形成されている。そして、こ
の隙間55の入り口側には、第1カバー遮蔽堤43が、
隙間55の入り口側と一定の間隔を保ちつつ、隙間55
の入口側を覆うように張り出している。
【0057】b)本実施例2の電子制御ユニット1が奏
する効果を説明する。 本実施例2の電子制御ユニット1は、1mm以下の細
い隙間である隙間55、隙間57、及び隙間61を通し
てのみ、外気の侵入が可能である。そのため、これらの
隙間55、57、61から電子制御ユニット1内に侵入
する外気は、圧損を受け、侵入量、侵入速度が抑制され
るので、電子部品実装基板3上で結露が発生することが
ない。
する効果を説明する。 本実施例2の電子制御ユニット1は、1mm以下の細
い隙間である隙間55、隙間57、及び隙間61を通し
てのみ、外気の侵入が可能である。そのため、これらの
隙間55、57、61から電子制御ユニット1内に侵入
する外気は、圧損を受け、侵入量、侵入速度が抑制され
るので、電子部品実装基板3上で結露が発生することが
ない。
【0058】その結果、電子部品実装基板3の誤動作、
故障が生じることがない。また、電子部品実装基板3へ
の樹脂コーティングが不要であるため、製造工程の簡略
化、製造コストの低減が可能である。 本実施例2の電子制御ユニット1では、隙間57の入
り口側にはコネクタ遮蔽つば21が設けられ、出口側に
は第3ケース本体遮蔽堤37が設けられている。また、
隙間61の入り口側には、コネクタ遮蔽つば21が設け
られている。更に、隙間55の入り口側には、第1カバ
ー遮蔽堤43が設けられている。
故障が生じることがない。また、電子部品実装基板3へ
の樹脂コーティングが不要であるため、製造工程の簡略
化、製造コストの低減が可能である。 本実施例2の電子制御ユニット1では、隙間57の入
り口側にはコネクタ遮蔽つば21が設けられ、出口側に
は第3ケース本体遮蔽堤37が設けられている。また、
隙間61の入り口側には、コネクタ遮蔽つば21が設け
られている。更に、隙間55の入り口側には、第1カバ
ー遮蔽堤43が設けられている。
【0059】従って、隙間57、隙間61、及び隙間5
5を通過する外気は、コネクタ遮蔽つば21や第1カバ
ー遮蔽堤43に衝突し、屈曲されて進むので、その侵入
量、侵入速度が一層抑制される。その結果、電子制御ユ
ニット1内に侵入した外気により電子部品実装基板3上
に結露が発生するようなことが一層起こりにくく、電子
部品実装基板3の誤動作、故障を一層減少させることが
できる。
5を通過する外気は、コネクタ遮蔽つば21や第1カバ
ー遮蔽堤43に衝突し、屈曲されて進むので、その侵入
量、侵入速度が一層抑制される。その結果、電子制御ユ
ニット1内に侵入した外気により電子部品実装基板3上
に結露が発生するようなことが一層起こりにくく、電子
部品実装基板3の誤動作、故障を一層減少させることが
できる。
【0060】本実施例2の電子制御ユニット1は、前
記実施例1の電子制御ユニット1と同様に、部材の嵌め
合わせに用いるシールやパッキン材が不要であり、内部
に防水や吸水のための素子を設ける必要がない。そのた
め、電子制御ユニット1の製造工程の簡略化や製造コス
トの低減が可能である。(実施例3)次に、実施例3に
ついて説明するが、前記実施例1と同様な箇所は省略す
る。
記実施例1の電子制御ユニット1と同様に、部材の嵌め
合わせに用いるシールやパッキン材が不要であり、内部
に防水や吸水のための素子を設ける必要がない。そのた
め、電子制御ユニット1の製造工程の簡略化や製造コス
トの低減が可能である。(実施例3)次に、実施例3に
ついて説明するが、前記実施例1と同様な箇所は省略す
る。
【0061】a)本実施例3の電子制御ユニット1の構
成を図7に示す。尚、図7は電子制御ユニットを破断し
て示している。図7に示す様に、本実施例3では、コネ
クタ5は、コネクタ遮蔽つば21に加えて、コネクタ遮
蔽つば21よりも奥側(図7における右側)に、コネク
タ遮蔽つば21と平行に設けられた第2コネクタ遮蔽つ
ば65を備えている。
成を図7に示す。尚、図7は電子制御ユニットを破断し
て示している。図7に示す様に、本実施例3では、コネ
クタ5は、コネクタ遮蔽つば21に加えて、コネクタ遮
蔽つば21よりも奥側(図7における右側)に、コネク
タ遮蔽つば21と平行に設けられた第2コネクタ遮蔽つ
ば65を備えている。
【0062】そして、コネクタ遮蔽つば21の端面21
aが、ケース本体13の底面23、右側面25、及び左
側面27の内側との間に隙間35を形成するとともに、
第2コネクタ遮蔽つば65の端面65aも、ケース本体
13の底面23、右側面25、及び左側面27の内側と
の間に、隘路部67を形成する。この隘路部67は、隙
間35と同様に形成されている。
aが、ケース本体13の底面23、右側面25、及び左
側面27の内側との間に隙間35を形成するとともに、
第2コネクタ遮蔽つば65の端面65aも、ケース本体
13の底面23、右側面25、及び左側面27の内側と
の間に、隘路部67を形成する。この隘路部67は、隙
間35と同様に形成されている。
【0063】この隘路部67の入口側には、第2ケース
本体遮蔽堤33が、隘路部67の入口側と一定の間隔を
保ちつつ、隘路部67の入口側を覆うように張り出して
いる。また、隘路部67の出口側には、第3ケース本体
遮蔽堤37が、隘路部67の出口側と一定の間隔を保ち
つつ、隘路部67の出口側を覆うように張り出してい
る。
本体遮蔽堤33が、隘路部67の入口側と一定の間隔を
保ちつつ、隘路部67の入口側を覆うように張り出して
いる。また、隘路部67の出口側には、第3ケース本体
遮蔽堤37が、隘路部67の出口側と一定の間隔を保ち
つつ、隘路部67の出口側を覆うように張り出してい
る。
【0064】また、第2コネクタ遮蔽つば65の端面6
5aは、カバー15との間に、隘路部69を形成してい
る。この隘路部69は、コネクタ遮蔽つば21の端面2
1aとカバー15との間の隙間である隙間47と同様に
形成されている。この隘路部69の入口側には、第2ケ
ース本体遮蔽堤33が、隘路部69の入口側と一定の間
隔を保ちつつ、隘路部69の入口側を覆うように張り出
している。
5aは、カバー15との間に、隘路部69を形成してい
る。この隘路部69は、コネクタ遮蔽つば21の端面2
1aとカバー15との間の隙間である隙間47と同様に
形成されている。この隘路部69の入口側には、第2ケ
ース本体遮蔽堤33が、隘路部69の入口側と一定の間
隔を保ちつつ、隘路部69の入口側を覆うように張り出
している。
【0065】b)次に、本実施例3の電子制御ユニット
1が奏する効果を説明する。 本実施例3の電子制御ユニット1では、正面側の隙間
35または隙間47から侵入する外気は、電子部品実装
基板3に至るまでに、更に、隘路部67または隘路部6
9を通過しなければならないので、電子部品実装基板3
付近への外気の侵入量、侵入速度を一層抑制することが
できる。そのことにより、電子部品実装基板3上の結露
を防止する効果が一層高い。
1が奏する効果を説明する。 本実施例3の電子制御ユニット1では、正面側の隙間
35または隙間47から侵入する外気は、電子部品実装
基板3に至るまでに、更に、隘路部67または隘路部6
9を通過しなければならないので、電子部品実装基板3
付近への外気の侵入量、侵入速度を一層抑制することが
できる。そのことにより、電子部品実装基板3上の結露
を防止する効果が一層高い。
【0066】本実施例3では、隘路部67の入口側
は、第2ケース本体遮蔽堤33が設けられ、出口側に
は、第3ケース本体遮蔽堤37が設けられている。ま
た、隘路部69の入口側には、第2ケース本体遮蔽堤3
3が設けられている。そのため、隘路部67、69を通
過する外気は、これらの堤に衝突し、屈曲されて進むの
で、その侵入量、侵入速度が一層抑制される。
は、第2ケース本体遮蔽堤33が設けられ、出口側に
は、第3ケース本体遮蔽堤37が設けられている。ま
た、隘路部69の入口側には、第2ケース本体遮蔽堤3
3が設けられている。そのため、隘路部67、69を通
過する外気は、これらの堤に衝突し、屈曲されて進むの
で、その侵入量、侵入速度が一層抑制される。
【0067】その結果、電子制御ユニット1内に侵入し
た外気により電子部品実装基板3上に結露が発生するよ
うなことが一層起こりにくく、電子部品実装基板3の誤
動作、故障を一層減少させることができる。 本実施例3の電子制御ユニット1は、前記実施例1の
電子制御ユニット1と同様の効果を奏する。 (実施例4)次に、実施例4について説明する。
た外気により電子部品実装基板3上に結露が発生するよ
うなことが一層起こりにくく、電子部品実装基板3の誤
動作、故障を一層減少させることができる。 本実施例3の電子制御ユニット1は、前記実施例1の
電子制御ユニット1と同様の効果を奏する。 (実施例4)次に、実施例4について説明する。
【0068】a)本実施例4の電子制御ユニットの構成
を図8に示す。尚、図8は電子制御ユニットを破断して
示している。図8に示す様に、この実施例4の電子制御
ユニット1の構成は、基本的には、前記実施例2とほぼ
同じである。ただし、本実施例4の電子制御ユニット1
では、コネクタ5にコネクタ制御つば21は設けられて
おらず、コネクタ5と接続する相手側コネクタ71に相
手側コネクタ制御つば73(堤)が設けられている。
を図8に示す。尚、図8は電子制御ユニットを破断して
示している。図8に示す様に、この実施例4の電子制御
ユニット1の構成は、基本的には、前記実施例2とほぼ
同じである。ただし、本実施例4の電子制御ユニット1
では、コネクタ5にコネクタ制御つば21は設けられて
おらず、コネクタ5と接続する相手側コネクタ71に相
手側コネクタ制御つば73(堤)が設けられている。
【0069】この相手側コネクタ制御つば73は、相手
側コネクタ71がコネクタ5と結合した際に、隙間57
及び隙間59の入口側と一定の距離を保ちつつ、それら
隙間57及び隙間59を覆うように張り出す位置にあ
る。 b)本実施例4の電子制御ユニット1は、前記実施例2
の電子制御ユニット1同様の作用効果を奏する。 (実施例5)次に、実施例5について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
側コネクタ71がコネクタ5と結合した際に、隙間57
及び隙間59の入口側と一定の距離を保ちつつ、それら
隙間57及び隙間59を覆うように張り出す位置にあ
る。 b)本実施例4の電子制御ユニット1は、前記実施例2
の電子制御ユニット1同様の作用効果を奏する。 (実施例5)次に、実施例5について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0070】a)本実施例5の電子制御ユニット1の構
成は、基本的には、前記実施例1とほぼ同じである。た
だし、本実施例5の電子制御ユニット1では、図9に示
すように、ケース本体13の底面63の外側に断熱材層
79を設けている。尚、図9は電子制御ユニットを破断
して示している。
成は、基本的には、前記実施例1とほぼ同じである。た
だし、本実施例5の電子制御ユニット1では、図9に示
すように、ケース本体13の底面63の外側に断熱材層
79を設けている。尚、図9は電子制御ユニットを破断
して示している。
【0071】b)本実施例5の電子制御ユニット1は、
ケース本体13の底面23の外側に断熱材層79を有す
ることにより、電子制御ユニット1内の温度が変動しに
くくなるので、一層、電子部品実装基板3上で結露が発
生することを防止する効果が高い。 (実施例6)次に、実施例6について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
ケース本体13の底面23の外側に断熱材層79を有す
ることにより、電子制御ユニット1内の温度が変動しに
くくなるので、一層、電子部品実装基板3上で結露が発
生することを防止する効果が高い。 (実施例6)次に、実施例6について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0072】a)まず、本実施例6の電子制御ユニット
1の構成を、図10〜図12を用いて説明する。尚、図
10は、コネクタ5及びカバー15の一部を側方から見
た断面図であり、図11は、ケース本体13の右側面2
5及びカバー15の一部を正面側から見た断面図であ
り、図12は、コネクタ5とケース本体13の底面23
との一部を右側面から見た断面図である。
1の構成を、図10〜図12を用いて説明する。尚、図
10は、コネクタ5及びカバー15の一部を側方から見
た断面図であり、図11は、ケース本体13の右側面2
5及びカバー15の一部を正面側から見た断面図であ
り、図12は、コネクタ5とケース本体13の底面23
との一部を右側面から見た断面図である。
【0073】本実施例6では、カバー15の周辺部
に、全周に渡って、図10に示す様な、断面が略S字で
ある湾曲部81が形成されている。この湾曲部81にお
いて、下側に開口している部分である凹部83には、図
10に示す様に、正面側においては、コネクタ遮蔽つば
21の端面21aのうち、上側の辺が挿入されている。
に、全周に渡って、図10に示す様な、断面が略S字で
ある湾曲部81が形成されている。この湾曲部81にお
いて、下側に開口している部分である凹部83には、図
10に示す様に、正面側においては、コネクタ遮蔽つば
21の端面21aのうち、上側の辺が挿入されている。
【0074】そして、コネクタ遮蔽つば21の端面21
aは、凹部83の最も奥の部分である最奥部83aに相
対している。ここで、端面21aは、前記実施例1と同
様に、平坦に形成されており、最奥部83aも平坦に形
成されている。そして、端面21aと最奥部83aとの
間には、前記実施例1の隙間47と同様に、隙間85
(通気口)が形成されている。
aは、凹部83の最も奥の部分である最奥部83aに相
対している。ここで、端面21aは、前記実施例1と同
様に、平坦に形成されており、最奥部83aも平坦に形
成されている。そして、端面21aと最奥部83aとの
間には、前記実施例1の隙間47と同様に、隙間85
(通気口)が形成されている。
【0075】従って、外気は、図10における矢印のよ
うに、この隙間85を経て、電子制御ユニット1の内部
に侵入するまた、凹部83において、最奥部83aより
も浅い部分(図10にて下側の部分)である肩部83b
(堤)は、隙間85の両側(入口側と出口側)を覆うよ
うに張り出している。
うに、この隙間85を経て、電子制御ユニット1の内部
に侵入するまた、凹部83において、最奥部83aより
も浅い部分(図10にて下側の部分)である肩部83b
(堤)は、隙間85の両側(入口側と出口側)を覆うよ
うに張り出している。
【0076】カバー15の右側面側における凹部83
には、図11に示す様に、ケース本体13の右側面25
の上端部49が差し込まれている。そして、上端部49
と凹部83との間にも、上記隙間85と同様に、隙間8
7(通気口)が形成されており、外気は、図11におけ
る矢印のように、この隙間87を経て、電子制御ユニッ
ト1の内部に侵入する同様に、カバー15の左側面側に
おける凹部83には、ケース本体13の左側面27の上
端部51が差し込まれ、隙間87を形成している。ま
た、カバー15の背面側における凹部83には、ケース
本体13の背側面29の上端部53が差し込まれ、隙間
87を形成している。
には、図11に示す様に、ケース本体13の右側面25
の上端部49が差し込まれている。そして、上端部49
と凹部83との間にも、上記隙間85と同様に、隙間8
7(通気口)が形成されており、外気は、図11におけ
る矢印のように、この隙間87を経て、電子制御ユニッ
ト1の内部に侵入する同様に、カバー15の左側面側に
おける凹部83には、ケース本体13の左側面27の上
端部51が差し込まれ、隙間87を形成している。ま
た、カバー15の背面側における凹部83には、ケース
本体13の背側面29の上端部53が差し込まれ、隙間
87を形成している。
【0077】ケース本体13の底面23の正面側に
は、図12に示す様に、上記湾曲部81と同様の湾曲部
89が形成されている。この湾曲部89の凹部91に
は、コネクタ遮蔽つば21の端面21aのうち、下側の
1辺が挿入されている。そして、コネクタ遮蔽つば21
の端面21aと凹部91との間には、上記隙間85と同
様に、隙間93(通気口)が形成されており、外気は、
図12における矢印のように、この隙間93を経て、電
子制御ユニット1の内部に侵入するいる。
は、図12に示す様に、上記湾曲部81と同様の湾曲部
89が形成されている。この湾曲部89の凹部91に
は、コネクタ遮蔽つば21の端面21aのうち、下側の
1辺が挿入されている。そして、コネクタ遮蔽つば21
の端面21aと凹部91との間には、上記隙間85と同
様に、隙間93(通気口)が形成されており、外気は、
図12における矢印のように、この隙間93を経て、電
子制御ユニット1の内部に侵入するいる。
【0078】同様に、右側面25と左側面27の正面側
にも、湾曲部89が形成されており、これらの湾曲部8
9とコネクタ遮蔽つば21とによって、隙間93を形成
している。 b)次に、本実施例6の電子制御ユニット1が奏する効
果を説明する。
にも、湾曲部89が形成されており、これらの湾曲部8
9とコネクタ遮蔽つば21とによって、隙間93を形成
している。 b)次に、本実施例6の電子制御ユニット1が奏する効
果を説明する。
【0079】本実施例6の電子制御ユニット1では、
細い隙間である隙間85、隙間87、及び隙間93を通
してのみ、外気の侵入が可能である。そのため、これら
の隙間85、87、93から電子制御ユニット1内に侵
入する外気は、圧損を受け、侵入量、侵入速度が抑制さ
れるので、電子部品実装基板3上で結露が発生すること
がない。
細い隙間である隙間85、隙間87、及び隙間93を通
してのみ、外気の侵入が可能である。そのため、これら
の隙間85、87、93から電子制御ユニット1内に侵
入する外気は、圧損を受け、侵入量、侵入速度が抑制さ
れるので、電子部品実装基板3上で結露が発生すること
がない。
【0080】その結果、電子部品実装基板3の誤動作、
故障が生じることがない。また、電子部品実装基板3へ
の樹脂コーティングが不要であるため、製造工程の簡略
化、製造コストの低減が可能である。 隙間85の両側には、凹部83の肩部83bが張り出
しているので、隙間85を通過する外気は、その肩部8
3bにぶつかり、屈曲しながら進む。
故障が生じることがない。また、電子部品実装基板3へ
の樹脂コーティングが不要であるため、製造工程の簡略
化、製造コストの低減が可能である。 隙間85の両側には、凹部83の肩部83bが張り出
しているので、隙間85を通過する外気は、その肩部8
3bにぶつかり、屈曲しながら進む。
【0081】そのため、隙間85を通過する外気の侵入
量や侵入速度が一層抑制されるので、電子部品実装基板
3上の結露を一層起こりにくくすることができる。ま
た、同様に、隙間87、93を通過する外気の侵入量や
侵入速度も、一層抑制され、結露が一層起こりにくい。 (実施例7)次に、実施例7について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
量や侵入速度が一層抑制されるので、電子部品実装基板
3上の結露を一層起こりにくくすることができる。ま
た、同様に、隙間87、93を通過する外気の侵入量や
侵入速度も、一層抑制され、結露が一層起こりにくい。 (実施例7)次に、実施例7について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0082】a)本実施例7の電子制御ユニット1の構
成を図13を用いて説明する。本実施例7の電子制御ユ
ニット1の構成は、基本的には、前記実施例1とほぼ同
じである。ただし、本実施例7の電子制御ユニット1で
は、ケース本体13及びカバー15は遮蔽堤を備えてい
ない。つまり、本実施例7では、隙間35、47、55
を通過する外気の経路を曲げるための堤を備えていな
い。
成を図13を用いて説明する。本実施例7の電子制御ユ
ニット1の構成は、基本的には、前記実施例1とほぼ同
じである。ただし、本実施例7の電子制御ユニット1で
は、ケース本体13及びカバー15は遮蔽堤を備えてい
ない。つまり、本実施例7では、隙間35、47、55
を通過する外気の経路を曲げるための堤を備えていな
い。
【0083】また、本実施例7では、隙間35、47、
55の幅を、0.2mm以下としている。 b)本実施例7の電子制御ユニット1では、隙間35、
47、55を通過する外気の経路を曲げるための堤を備
えていないが、それらの隙間の幅を、実施例1における
幅よりも狭くする(0.2mm以下)ことにより、外気
の侵入速度及び侵入量を抑制し、電子部品上での結露を
防止することができる。
55の幅を、0.2mm以下としている。 b)本実施例7の電子制御ユニット1では、隙間35、
47、55を通過する外気の経路を曲げるための堤を備
えていないが、それらの隙間の幅を、実施例1における
幅よりも狭くする(0.2mm以下)ことにより、外気
の侵入速度及び侵入量を抑制し、電子部品上での結露を
防止することができる。
【0084】また、本実施例7の電子制御ユニット1
は、本体ケース13やカバー15に堤を設ける必要がな
いため、製造が容易である。尚、本発明は上記の形態に
何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の形態で実施することができる。
は、本体ケース13やカバー15に堤を設ける必要がな
いため、製造が容易である。尚、本発明は上記の形態に
何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の形態で実施することができる。
【0085】・前記実施例1〜7において形成した隙間
は、例えば、筐体を構成する部材の端面を荒らし、その
端面を当接することにより形成することができる。
は、例えば、筐体を構成する部材の端面を荒らし、その
端面を当接することにより形成することができる。
【図1】 実施例1の電子制御ユニット1の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】 実施例1の電子制御ユニット1の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】 実施例1の電子制御ユニット1の正面側を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】 実施例1の電子制御ユニット1の背面側を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】 実施例1の電子制御ユニット1における外気
の進入経路を示す説明図である。
の進入経路を示す説明図である。
【図6】 実施例2の電子制御ユニット1の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】 実施例3の電子制御ユニット1の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図8】 実施例4の電子制御ユニット1の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】 実施例5の電子制御ユニット1の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】 実施例6の電子制御ユニット1において、
カバー15とコネクタ5との当接部の構成を示す説明図
である。
カバー15とコネクタ5との当接部の構成を示す説明図
である。
【図11】 実施例6の電子制御ユニット1において、
カバー15と本体ケース15との当接部の構成を示す説
明図である。
カバー15と本体ケース15との当接部の構成を示す説
明図である。
【図12】 実施例6の電子制御ユニット1において、
コネクタ5と本体ケース15との当接部の構成を示す説
明図である。
コネクタ5と本体ケース15との当接部の構成を示す説
明図である。
【図13】 実施例7の電子制御ユニット1の構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図14】 従来の電子制御ユニットの構成を示す説明
図である。
図である。
【図15】 従来の電子制御ユニットの構成を示す説明
図である。
図である。
1・・・電子制御ユニット
3・・・電子部品実装基板
5・・・コネクタ
7・・・収容ケース
13・・・ケース本体
15・・・カバー
23・・・底面
25・・・右側面
27・・・左側面
29・・・背側面
35、47、55・・・隙間
31・・・第1ケース本体遮蔽堤
33・・・第2ケース本体遮蔽堤
37・・・第3ケース本体遮蔽堤
41・・・隘路部
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の部材から構成され、電子部品を収
容するとともに、 外気を取り入れる通気口を備えた車載用電子機器の筐体
構造において、 前記通気口は、前記部材間に設けられた隙間であるとと
もに、 前記通気口から侵入した外気が前記電子部品上に結露を
生じないように、前記通気口の大きさが設定されている
ことを特徴とする車載用電子機器の筐体構造。 - 【請求項2】 前記隙間を構成する前記部材の間隔が
0.2mm以下であることを特徴とする前記請求項1に
記載の車載用電子機器の筐体構造。 - 【請求項3】 前記通気口の入り口側及び/又は出口側
に、前記通気口を通過する外気の経路を曲げるための堤
を備えることを特徴とする前記請求項1に記載の車載用
電子機器の筐体構造。 - 【請求項4】 前記通気口を構成する前記部材の間隔が
1mm以下であることを特徴とする前記請求項3に記載
の車載用電子機器の筐体構造。 - 【請求項5】 前記通気口から侵入した外気が前記電子
部品に至るまでの経路に、前記外気の流動を制限する隘
路部を備えることを特徴とする前記請求項1〜4のいず
れかに記載の車載用電子機器の筐体構造。 - 【請求項6】 前記隘路部の入り口側及び/又は出口側
に、前記隘路部を通過する外気の経路を曲げるための堤
を備えることを特徴とする前記請求項5に記載の車載用
電子機器の筐体構造。 - 【請求項7】 前記通気口以外では、外部に対して密閉
されていることを特徴とする前記請求項1〜6のいずれ
かに記載の車載用電子機器の筐体構造。 - 【請求項8】 前記筐体を構成する部材としてコネクタ
を備えるとともに、 前記コネクタと他の前記部材との間に前記通気口が設け
られていることを特徴とする前記請求項1〜7のいずれ
かに記載の車載用電子機器の筐体構造。 - 【請求項9】 前記筐体が、断熱材から成る断熱層を備
えることを特徴とする前記請求項1〜8のいずれかに記
載の車載用電子機器の筐体構造。 - 【請求項10】 前記請求項1〜9のいずれかに記載の
車載用電子機器の筐体構造と、前記車載用電子機器と結
合する相手側コネクタとを含む組合せ構造において、 前記相手側コネクタが備える堤によって、前記車載用電
子機器の筐体構造における通気口を通過する外気の経路
が曲げられることを特徴とする組合せ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002143234A JP2003335186A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 車載用電子機器の筐体構造及び組合せ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002143234A JP2003335186A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 車載用電子機器の筐体構造及び組合せ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003335186A true JP2003335186A (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=29703308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002143234A Pending JP2003335186A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 車載用電子機器の筐体構造及び組合せ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003335186A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN114030239A (zh) * | 2021-10-11 | 2022-02-11 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种车载电子设备防凝露结构 |
WO2024176922A1 (ja) * | 2023-02-21 | 2024-08-29 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 電子機器 |
-
2002
- 2002-05-17 JP JP2002143234A patent/JP2003335186A/ja active Pending
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