JP2003299750A - ゴルフボール - Google Patents
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Abstract
り、飛行性能に優れたゴルフボール1の提供。 【解決手段】 ゴルフボールは、その表面に多数のディ
ンプル2を備えている。このディンプルの表面積占有率
Yは、75%以上である。このゴルフボール1の直径D
に対する最大ディンプルの直径dmaxの比率R1は、
11.0%以上18.0%以下である。ディンプル総数
Nは、320個以下である。直径Dに対して11.0%
以上18.0%以下である直径dを備えたディンプル2
の数が総数Nに占める比率R2は、20%以上である。
表面積占有率Yが総数Nで除された値である平均占有率
yは、0.22%以上である。ディンプルの輪郭長さx
の総計Xと表面積占有率Yとは、下記数式(I)に示さ
れる関係を満たす。 X≦3882×Y+1495 −−−(I)
Description
るものであり、特にゴルフボールのディンプルパターン
の改良に関するものである。
ンプルを備えている。ディンプルの役割は、ゴルフボー
ル飛行時にゴルフボール周りの空気の流れを乱すことに
よって境界層の乱流遷移を促進し、乱流剥離を起こさせ
ることにある。乱流遷移の促進により空気のゴルフボー
ルからの剥離点が後方に下がり、抗力係数(Cd)が小
さくなってゴルフボールの飛距離が増大する。また、乱
流遷移の促進により、バックスピンに起因するゴルフボ
ールの上側と下側とにおける剥離点の差が助長され、ゴ
ルフボールに作用する揚力が高められる。
ン改良がなされたゴルフボールが、種々提案されてい
る。例えば、特公昭58−50744号公報には、ディ
ンプル相互間のピッチがなるべく1.62mm以下とな
るように、密にディンプルが配置されたゴルフボールが
開示されている。また、特開昭62−192181号公
報には、ディンプル以外の部分である陸地部に平均面積
以上の面積を備えた新たなディンプルが形成されえない
ように、密にディンプルが配置されたゴルフボールが開
示されている。さらに、特開平4−347177号公報
には、所定寸法の長方形が画かれうる陸地部の数が40
ヶ所以下となるように、極めて密にディンプルが配置さ
れたゴルフボールが開示されている。
はいずれもディンプルが密に配置されたものであり、換
言すれば、ディンプルの表面積占有率が高められたもの
である。ディンプル効果に影響を与える重要な要素の一
つが表面積占有率であることは、当業者によって認識さ
れている。
占有率がディンプル効果を推し量る唯一の指標であるわ
けではない。表面積占有率とともに他の観点から、さら
なる飛行性能向上を意図した改良が検討される余地があ
る。
ものであり、飛行性能に優れたゴルフボールの提供をそ
の目的とするものである。
は、表面に多数のディンプルを備えている。これらのデ
ィンプルの表面積占有率Yは、75%以上である。この
ゴルフボールの直径Dに対する最大ディンプルの直径d
maxの比率R1は、11.0%以上18.0%以下で
ある。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。このゴ
ルフボールの飛行性能が優れている理由は詳細には不明
であるが、この最大ディンプルが抗力係数(Cd)の低
減、特に打撃直後の高速領域での抗力係数(Cd)の低
減に寄与しているためと推測される。
て11.0%以上18.0%以下である直径dを備えた
ディンプルの数がディンプル総数Nに占める比率R2
は、20%以上である。このゴルフボールは、より優れ
た飛行性能を発現する。
個以下である。このゴルフボールは、サイズが比較例大
きなディンプルを多数備える。サイズが大きなディンプ
ルは、ゴルフボールの空力特性向上に寄与する。
以上である。このゴルフボールは、サイズが比較例大き
なディンプルを多数備える。サイズが大きなディンプル
は、ゴルフボールの空力特性向上に寄与する。平均占有
率yは、表面積占有率Yがディンプル総数Nで除された
値である。
計(総輪郭長)Xと表面積占有率Yとは、下記数式
(I)に示される関係を満たす。 X≦38.82×Y+1495 −−−(I) このゴルフボールは、表面積占有率Yのわりには総輪郭
長Xが小さなディンプルパターンを備える。このゴルフ
ボールは、より優れた飛行性能を呈する。
好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明され
る。
ボール1が示された平面図である。また、図2はその正
面図である。このゴルフボール1の直径は、通常は40
mmから45mm、特には42mmから44mmであ
る。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされる範
囲で空気抵抗が低減されるという観点から、直径は4
2.67mm以上42.80mm以下が好ましい。この
ゴルフボール1の質量は、通常は40g以上50g以
下、特には44g以上47g以下である。米国ゴルフ協
会の規格が満たされる範囲で慣性が高められるという観
点から、質量は45.00g以上45.93g以下が好
ましい。
あり直径が5.60mmであるAディンプルと、平面形
状が円形であり直径が5.10mmであるBディンプル
と、平面形状が円形であり直径が4.85mmであるC
ディンプルと、平面形状が円形であり直径が4.50m
mであるDディンプルと、平面形状が円形であり直径が
4.25mmであるEディンプルと、平面形状が円形で
あり直径が3.90mmであるFディンプルと、平面形
状が円形であり直径が2.75mmであるGディンプル
とを備えている。Aディンプルの個数は18個であり、
Bディンプルの個数は102個であり、Cディンプルの
個数は24個であり、Dディンプルの個数は18個であ
り、Eディンプルの個数は72個であり、Fディンプル
の個数は36個であり、Gディンプルの個数は24個で
ある。このゴルフボール1のディンプル総数Nは、29
4個である。
の直径が最も大きなディンプル2を意味する。非円形デ
ィンプルの場合は、この非円形ディンプルと同一面積の
円形ディンプルが想定され、この円形ディンプルの直径
が非円形ディンプルの直径とされる。図1及び図2に示
されたゴルフボール1の最大ディンプルは、Aディンプ
ルである。換言すれば、最大ディンプルの直径dmax
は5.60mmである。ゴルフボール1の直径D(この
例では42.70mm)に対する最大ディンプルの直径
dmax(この例では5.60mm)の比率R1は、1
3.1%である。
ールに比べて比率R1が大きい。換言すれば、最大ディ
ンプルは極めて大きい。この最大ディンプルが空力特性
に寄与し、ゴルフボール1に優れた飛行性能を付与す
る。空力特性の観点から、比率R1は11.0%以上に
設定される。比率R1は12.0%以上がより好まし
く、13.0%以上が特に好ましい。比率R1が大きす
ぎると、略球体であるというゴルフボール本来の特徴が
損なわれ、飛行性能の低下を招いたり、ゴルフボール1
がグリーン上で転がりにくくなることがある。この観点
から、比率R1は18.0%以下に設定される。比率R
1は17.0%以下がより好ましく、16.0%以下が
特に好ましい。
%以上18.0%以下である直径dを備えたディンプル
2は、ゴルフボール1の空力特性向上に寄与する。ゴル
フボール1の直径Dに対して11.0%以上18.0%
以下である直径dを備えたディンプル2の数がディンプ
ル総数Nに占める比率R2は、20%以上が好ましい。
比率R2が20%以上であるゴルフボール1は、飛行性
能に優れる。この観点から、比率R2は22%以上がよ
り好ましく、30%以上が特に好ましい。比率R2は、
理想的には100%である。
においてその直径dがゴルフボール1の直径Dの5.0
%以上、さらには5.5%以上、特には5.8%以上と
されるのが好ましい。
された模式的拡大断面図である。この図では、ディンプ
ル2の最深部分を通過する断面が示されている。この図
において両矢印dで示されているのは、ディンプル2の
直径である。この直径dは、ディンプル2の両端に共通
の接線が画かれたときの両接点の距離である。また、ゴ
ルフボール1の仮想球(ディンプル2が存在しないと仮
定されたときの球であり、図3において二点鎖線で示さ
れている)とディンプル2の表面とに囲まれた部分の容
積が、ディンプル容積である。
ボール1の中心を見た場合の、ディンプル2の輪郭に囲
まれた領域の面積(すなわち平面形状の面積)である。
円形ディンプル2の場合は、下記数式によって面積sが
算出される。s=(d/2)2×π
ィンプルの面積sは24.63mm 2であり、Bディン
プルの面積sは20.43mm2であり、Cディンプル
の面積sは18.47mm2であり、Dディンプルの面
積sは15.90mm2であり、Eディンプルの面積s
は14.19mm2であり、Fディンプルの面積sは1
1.95mm2であり、Gディンプルの面積sは5.9
4mm2である。従って、ディンプル面積の総和(総面
積)Sは、4850.7mm2である。この総面積Sの
仮想球の表面積に対する比率が、表面積占有率Yであ
る。このゴルフボール1では、表面積占有率Yは84.
68%である。この表面積占有率Yがディンプル総数で
除されることにより、平均占有率yが算出される。この
ゴルフボール1では、平均占有率yは0.288%であ
る。平均占有率yは、平均面積を備えたディンプル2が
仮想球の球面に占める面積比率を意味する。
い。表面積占有率Yが上記範囲未満であると、飛行中の
ゴルフボール1の揚力が不足するおそれがある。この観
点から、表面積占有率Yは78%以上がより好ましく、
80%以上が特に好ましい。一般的なゴルフボール1の
表面積占有率Yは、88%以下である。
ルパターンを設計しようとする場合、ディンプル総数N
を多くしてその表面積占有率Yを達成する手段があり、
また、ディンプル2の直径dを大きくしてその表面積占
有率Yを達成する手段もある。設計者が、ディンプル2
の直径dを大きくしてその表面積占有率Yを達成する手
段を主として採用することにより、平均占有率yが0.
22%以上であるゴルフボール1が得られる。
弾道軌跡における飛行速度が大きな領域での抗力係数
(Cd)が大きくなり、ゴルフボール1の飛距離が不十
分となるおそれがある。この観点から、平均占有率yは
0.24%以上がより好ましく、0.26%以上がさら
に好ましく、0.28%以上が特に好ましい。平均占有
率yが極端に大きなゴルフボール1では、略球体である
というゴルフボール本来の特徴が維持されないので、通
常のゴルフボール1の平均占有率yは0.40以下であ
る。
好ましい。総数Nが上記範囲を超えると、個々のディン
プル2が小さくなり、ゴルフボール1の飛行性能が不十
分となるおそれがある。この観点から、総数Nは310
個以下がより好ましく、295個以下が特に好ましい。
75%以上の表面積占有率Yが維持されつつゴルフボー
ル1が略球状とされるとの観点から、総数Nは210個
以上、特には230個以上が好ましい。
ィンプルの輪郭長さxは、17.59mmであり、Bデ
ィンプルの輪郭長さxは16.02mmであり、Cディ
ンプルの輪郭長さxは15.24mmであり、Dディン
プルの輪郭長さxは14.14mmであり、Eディンプ
ルの輪郭長さxは13.35mmであり、Fディンプル
の輪郭長さxは12.25mmであり、Gディンプルの
輪郭長さxは8.64mmである。このゴルフボール1
では、輪郭長さxの総和である総輪郭長Xは、418
0.8mmである。
ル2の輪郭に沿って実測される長さのことである。例え
ば、平面形状が三角形であるディンプルの場合は、3つ
の辺の長さの合計が輪郭長さxである。この辺は球面上
に存在するので、厳密には直線ではなく円弧状である。
この円弧の長さが、辺の長さとされる。また、円形ディ
ンプル2の場合は、下記数式によって輪郭長さxが算出
される。x=d×π
式(I)に示される関係を満たすのが好ましい。 X≦38.82×Y+1495 −−−(I) このゴルフボール1では、表面積占有率Yのわりには総
輪郭長Xが小さい。このゴルフボール1は飛行時の抗力
係数(Cd)が小さなものであり、飛行性能に優れるも
のである。本発明者の知る限り、上記数式(I)を満た
すゴルフボール1は、従来は存在していない。
郭長Xと表面積占有率Yとが下記数式(II)を満たすこ
とがより好ましく、下記数式(III)を満たすことがさら
に好ましく、下記数式(IV)を満たすことが特に好まし
い。 X≦38.82×Y+1445 −−−(II) X≦38.82×Y+1335 −−−(III) X≦38.82×Y+1085 −−−(IV) 略球体であるというゴルフボール本来の特徴が維持され
るためには、総輪郭長Xと表面積占有率Yとは、下記数
式(V)の関係を満たす必要がある。 X≧38.82×Y+95 −−−(V)
囲で、表面積占有率Yとの関係から適宜決定されるが、
通常は2800mm以上5000mm以下、特には31
00mm以上4700mm以下とされる。
さxが10.5mm以上であるディンプル2の個数がデ
ィンプル総数の91%以上とされるのが好ましく、95
%以上とされるのが特に好ましい。この比率は、理想的
には100%である。
ル2の最深部との距離)は、0.05mm以上1.00
mm以下が好ましい。深さが上記範囲未満であると、乱
流遷移が生じにくい。この観点から、深さは0.10m
m以上がより好ましく、0.15mm以上が特に好まし
い。深さが上記範囲を超えると、ディンプル2に土が溜
まりやすい。この観点から、深さは0.85mm以下が
より好ましく、0.70mm以下が特に好ましい。
いいが、飛行性能の観点から、直径又は深さの異なる2
種以上、特には3種以上のディンプル2が形成されるの
が好ましい。円形のディンプル2に代えて、又は円形の
ディンプル2とともに、非円形ディンプル(平面形状が
円でないディンプル)が形成されてもよい。非円形ディ
ンプルの具体例としては、多角形ディンプル、楕円形デ
ィンプル、長円形ディンプル、卵形ディンプル等が挙げ
られる。
0mm3以上800mm3以下が好ましい。総容積が上
記範囲未満であると、ホップする弾道となるおそれがあ
る。この観点から、総容積は450mm3以上がより好
ましく、500mm3以上がより好ましく、580mm
3以上がさらに好ましく、620mm3以上が特に好ま
しい。ディンプル容積の総和が上記範囲を超えると、ド
ロップする弾道となるおそれがある。この観点から、総
容積は770mm3以下がより好ましく、750mm3
以下がさらに好ましく、690mm3以下が特に好まし
い。
のが好ましい。大円通路とは、ディンプル2と全く交差
しない大円を意味する。ゴルフボール1の成形では、共
に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる成形
型が用いられる。上型と下型とのパーティングラインが
凹凸状である成形型が用いられることで、大円通路を全
く有さないゴルフボール1が成形されうる。
く、いわゆる糸巻きゴルフボールであってもソリッドゴ
ルフボール(ワンピースゴルフボール、ツーピースゴル
フボール、スリーピースゴルフボール等)であってもよ
い。材質にも特には制限がなく、既知の材料が用いられ
うる。
かにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限
定的に解釈されるべきではない。
金型に投入し、コアの周りにアイオノマー樹脂組成物を
射出してカバーを形成した。このカバーの表面に塗装を
施して、平面図が図1であり正面図が図2であるディン
プルパターンを備えた実施例1のゴルフボールを得た。
このゴルフボールの外径は約42.70mmであり、質
量は約45.4gであり、コンプレッション(アッティ
エンジニアリング社のATTIコンプレッションテスタ
ーによる)は約85である。
型を変更してディンプルの仕様を下記の表1及び表2に
示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例
2から7及び比較例1から3のゴルフボールを得た。実
施例2に係るゴルフボールの平面図が図4に示されてお
り、その正面図が図5に示されている。実施例3に係る
ゴルフボールの平面図が図6に示されており、その正面
図が図7に示されている。実施例4に係るゴルフボール
の平面図が図8に示されており、その正面図が図9に示
されている。実施例5に係るゴルフボールの平面図が図
10に示されており、その正面図が図11に示されてい
る。実施例6に係るゴルフボールの平面図が図12に示
されており、その正面図が図13に示されている。実施
例7に係るゴルフボールの平面図が図14に示されてお
り、その正面図が図15に示されている。比較例1に係
るゴルフボールの平面図が図16に示されており、その
正面図が図17に示されている。比較例2に係るゴルフ
ボールの平面図が図18に示されており、その正面図が
図19に示されている。比較例3に係るゴルフボールの
平面図が図20に示されており、その正面図が図21に
示されている。
ンパー社製)に、メタルヘッドを備えたドライバー(住
友ゴム工業社の「XXIO W#1」、ロフト:8°、
シャフト硬度:X)を装着した。そして、ヘッド速度が
49m/sec、打撃直後のバックスピン量が約300
0rpm、打ち出し角度が約11°となるようにマシン
条件を設定した。このスイングマシンで23℃に保温さ
れたゴルフボールを打撃して、キャリー(発射地点から
静止地点までの距離)、ラン(落下地点から静止地点ま
での距離)及びトータル飛距離(発射地点から静止地点
までの距離)を測定した。20個の測定結果の平均値
が、下記の表3に示されている。
は、各比較例のゴルフボールよりも飛距離が大きい。こ
の評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
ボールは飛行性能に優れている。このゴルフボールは、
これを打撃するゴルファーに爽快感を与え、かつスコア
の向上に寄与する。
ルが示された平面図である。
である。
模式的拡大断面図である。
が示された平面図である。
である。
が示された平面図である。
である。
が示された平面図である。
である。
ールが示された平面図である。
正面図である。
ールが示された平面図である。
正面図である。
ールが示された平面図である。
正面図である。
ールが示された平面図である。
正面図である。
ールが示された平面図である。
正面図である。
ールが示された平面図である。
正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 表面に多数のディンプルを備えており、
これらのディンプルの表面積占有率Yが75%以上であ
るゴルフボールであって、 このゴルフボールの直径Dに対する最大ディンプルの直
径dmaxの比率R1が11.0%以上18.0%以下
であることを特徴とするゴルフボール。 - 【請求項2】 上記直径Dに対して11.0%以上1
8.0%以下である直径dを備えたディンプルの数がデ
ィンプル総数Nに占める比率R2が20%以上である請
求項1に記載のゴルフボール。 - 【請求項3】 上記ディンプル総数Nが320個以下で
ある請求項1又は請求項2に記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 上記表面積占有率Yがディンプル総数N
で除された値である平均占有率yが0.22%以上であ
る請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のゴルフ
ボール。 - 【請求項5】 上記ディンプルの輪郭長さxの総計Xと
表面積占有率Yとが下記数式(I)に示される関係を満
たす請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のゴル
フボール。 X≦38.82×Y+1495 −−−(I)
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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