JP2003283175A - 電子装置用簡易型恒温装置及びその制御方法 - Google Patents
電子装置用簡易型恒温装置及びその制御方法Info
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子装置用簡易型恒温装置及びその制御方法
に関し、電子装置の恒温化を計り、周囲温度変化による
精度劣化を防止する。 【解決手段】 熱抵抗を可変できる放熱器2を設けた断
熱性の高い容器1に、前記容器1の内部において気体を
循環させるファン4、前記容器1内の温度を検出する温
度検出手段7、及び、前記温度検出手段7の出力に応じ
て前記放熱器2の熱抵抗を制御する熱抵抗制御手段3を
設ける。
に関し、電子装置の恒温化を計り、周囲温度変化による
精度劣化を防止する。 【解決手段】 熱抵抗を可変できる放熱器2を設けた断
熱性の高い容器1に、前記容器1の内部において気体を
循環させるファン4、前記容器1内の温度を検出する温
度検出手段7、及び、前記温度検出手段7の出力に応じ
て前記放熱器2の熱抵抗を制御する熱抵抗制御手段3を
設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子装置用簡易型恒
温装置及びその制御方法に関するものであり、特に、精
度が要求される電子装置の自己発熱による内部温度上昇
を抑制して電子装置を安定に動作させるための構成に特
徴のある電子装置用簡易型恒温装置及びその制御方法に
関するものである。
温装置及びその制御方法に関するものであり、特に、精
度が要求される電子装置の自己発熱による内部温度上昇
を抑制して電子装置を安定に動作させるための構成に特
徴のある電子装置用簡易型恒温装置及びその制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電子装置は、温度が高いほど寿命
が短くなるとされ、自己発熱による温度上昇を下げるた
めファンや放熱フィンを利用した換気により極力放熱し
てきた。
が短くなるとされ、自己発熱による温度上昇を下げるた
めファンや放熱フィンを利用した換気により極力放熱し
てきた。
【0003】また、高精度電子装置においては精度安定
性を保つために、基準電源、誤差検出、検出抵抗等の温
度係数を極力小さくして精度安定性を実現しているが、
そのためには、電子部品の選別が必要になる。
性を保つために、基準電源、誤差検出、検出抵抗等の温
度係数を極力小さくして精度安定性を実現しているが、
そのためには、電子部品の選別が必要になる。
【0004】この様な高精度電子装置の一つである3次
元形状計測に使用する3次元CDSEM(測長走査型電
子顕微鏡)の電子光学系では、性能を決定づける対物レ
ンズまわりに電界レンズが使用されているが、この3次
元CDSEMにおいて解像度を上げるためには収差特性
の良いレンズ系の設計と同時に、電界レンズに電圧を与
える高圧電源の低ノイズ化、低リップル化が不可欠であ
る。
元形状計測に使用する3次元CDSEM(測長走査型電
子顕微鏡)の電子光学系では、性能を決定づける対物レ
ンズまわりに電界レンズが使用されているが、この3次
元CDSEMにおいて解像度を上げるためには収差特性
の良いレンズ系の設計と同時に、電界レンズに電圧を与
える高圧電源の低ノイズ化、低リップル化が不可欠であ
る。
【0005】例えば、100nmテクノロジーに対応し
た主レンズ用電源として、出力電圧−5000V、ノイ
ズ150mVP-P 、及び、温度係数25ppmの特性・
精度が要請され、温度係数については、電源の温度制御
が重要になる。
た主レンズ用電源として、出力電圧−5000V、ノイ
ズ150mVP-P 、及び、温度係数25ppmの特性・
精度が要請され、温度係数については、電源の温度制御
が重要になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の換気に
よる温度制御では、精度安定性は周囲温度変化の影響を
受け、空調などにより温度管理を行っていても自己発熱
によるゆらぎが生じ、また、自己排気を再吸気すること
などで精度劣化を生じるので、高精度電子装置における
温度制御方法としては不適当なものであった。
よる温度制御では、精度安定性は周囲温度変化の影響を
受け、空調などにより温度管理を行っていても自己発熱
によるゆらぎが生じ、また、自己排気を再吸気すること
などで精度劣化を生じるので、高精度電子装置における
温度制御方法としては不適当なものであった。
【0007】また、高精度電子装置の精度安定性を保つ
ために、高精度電子装置を恒温槽に入れることも行われ
ているが、従来、使用されているヒートポンプとヒータ
を用いて温度を制御する恒温槽は小型化が難しく、さら
に、相当量のエネルギーを必要とし、一般的ではないと
いう問題がある。
ために、高精度電子装置を恒温槽に入れることも行われ
ているが、従来、使用されているヒートポンプとヒータ
を用いて温度を制御する恒温槽は小型化が難しく、さら
に、相当量のエネルギーを必要とし、一般的ではないと
いう問題がある。
【0008】したがって、本発明は、電子装置の恒温化
を計り、周囲温度変化による精度劣化を防止することを
目的とする。
を計り、周囲温度変化による精度劣化を防止することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理的
構成図であり、ここで、図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1参照 (1)本発明は、電子装置用簡易型恒温装置において、
熱抵抗を可変できる放熱器2を設けた断熱性の高い容器
1、前記容器1の内部において気体を循環させるファン
4、前記容器1内の温度を検出する温度検出手段7、及
び、前記温度検出手段7の出力に応じて前記放熱器2の
熱抵抗を制御する熱抵抗制御手段3を備えたことを特徴
とする。
構成図であり、ここで、図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1参照 (1)本発明は、電子装置用簡易型恒温装置において、
熱抵抗を可変できる放熱器2を設けた断熱性の高い容器
1、前記容器1の内部において気体を循環させるファン
4、前記容器1内の温度を検出する温度検出手段7、及
び、前記温度検出手段7の出力に応じて前記放熱器2の
熱抵抗を制御する熱抵抗制御手段3を備えたことを特徴
とする。
【0010】この様に、電子装置6を、熱抵抗の可変で
きる放熱器2を有する断熱性の高い容器1内部に設置
し、内部の気体をファン4により循環させて、自己発熱
による熱のゆらぎを抑制すると共に、放熱器2の熱抵抗
を変化させ容器1の内部温度を均一に保ち、外気を遮断
することにより、簡単な構成によって、周囲温度変化或
いはゆらぎによる精度劣化を改善することができる。な
お、熱抵抗制御手段3の動作は熱抵抗制御回路8によっ
て制御される。
きる放熱器2を有する断熱性の高い容器1内部に設置
し、内部の気体をファン4により循環させて、自己発熱
による熱のゆらぎを抑制すると共に、放熱器2の熱抵抗
を変化させ容器1の内部温度を均一に保ち、外気を遮断
することにより、簡単な構成によって、周囲温度変化或
いはゆらぎによる精度劣化を改善することができる。な
お、熱抵抗制御手段3の動作は熱抵抗制御回路8によっ
て制御される。
【0011】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、上記気体として空気を用いるとともに、空気の流れ
を整流する整流板5を上記容器1内に設けたことを特徴
とする。この様に、気体として空気を用いた場合には、
粘性に伴う乱流が発生するので整流板5を設けることが
望ましい。
て、上記気体として空気を用いるとともに、空気の流れ
を整流する整流板5を上記容器1内に設けたことを特徴
とする。この様に、気体として空気を用いた場合には、
粘性に伴う乱流が発生するので整流板5を設けることが
望ましい。
【0012】(3)また、本発明は、上記(1)におい
て、上記気体として、ヘリウムガス、或いは、ヘリウム
ガスと空気との混合ガスのいずれかを用いたことを特徴
とする。この様に、気体としてヘリウムガスを用いた場
合には乱流をなくすることができ、また、ヘリウムガス
と空気との混合ガスを用いた場合には、乱流を低減する
ことができる。
て、上記気体として、ヘリウムガス、或いは、ヘリウム
ガスと空気との混合ガスのいずれかを用いたことを特徴
とする。この様に、気体としてヘリウムガスを用いた場
合には乱流をなくすることができ、また、ヘリウムガス
と空気との混合ガスを用いた場合には、乱流を低減する
ことができる。
【0013】(4)また、本発明は、上記(1)ないし
(3)のいずれかにおいて、上記放熱器2が、空冷放熱
器からなり、且つ、上記熱抵抗制御手段3が、上記容器
1の外部に設けた送風装置からなることを特徴とする。
この様に、放熱器2として空冷放熱器を用いた場合に
は、放熱器2の熱抵抗を可変にするためには送風装置を
容器1の外部に設ければ良い。
(3)のいずれかにおいて、上記放熱器2が、空冷放熱
器からなり、且つ、上記熱抵抗制御手段3が、上記容器
1の外部に設けた送風装置からなることを特徴とする。
この様に、放熱器2として空冷放熱器を用いた場合に
は、放熱器2の熱抵抗を可変にするためには送風装置を
容器1の外部に設ければ良い。
【0014】(5)また、本発明は、上記(1)ないし
(3)のいずれかにおいて、上記放熱器2が、冷却流体
を内部に循環させる液冷放熱器からなり、且つ、上記熱
抵抗制御手段3が、前記液冷放熱器への冷却流体の流入
を制御する流量制御装置からなることを特徴とする。こ
の様に、放熱器2として液冷放熱器を用いた場合には、
放熱器2の熱抵抗を可変にするためには液冷放熱器の内
部へ冷却流体を流入させれば良い。
(3)のいずれかにおいて、上記放熱器2が、冷却流体
を内部に循環させる液冷放熱器からなり、且つ、上記熱
抵抗制御手段3が、前記液冷放熱器への冷却流体の流入
を制御する流量制御装置からなることを特徴とする。こ
の様に、放熱器2として液冷放熱器を用いた場合には、
放熱器2の熱抵抗を可変にするためには液冷放熱器の内
部へ冷却流体を流入させれば良い。
【0015】(6)また、本発明は、上記(1)乃至
(5)のいずれかに記載の電子装置用簡易型恒温装置の
制御方法において、上記容器1の内部温度が動作設定温
度より高くなった場合には、上記熱抵抗制御手段3によ
り放熱器2の熱抵抗を低くし、また、上記容器1の内部
温度が動作設定温度より低くなった場合には、上記熱抵
抗制御手段3により制御を停止することを特徴とする。
この様に、熱抵抗制御手段3により放熱器2の熱抵抗を
制御することによって、動作温度と一定に保つことがで
きる。
(5)のいずれかに記載の電子装置用簡易型恒温装置の
制御方法において、上記容器1の内部温度が動作設定温
度より高くなった場合には、上記熱抵抗制御手段3によ
り放熱器2の熱抵抗を低くし、また、上記容器1の内部
温度が動作設定温度より低くなった場合には、上記熱抵
抗制御手段3により制御を停止することを特徴とする。
この様に、熱抵抗制御手段3により放熱器2の熱抵抗を
制御することによって、動作温度と一定に保つことがで
きる。
【0016】(7)また、本発明は、上記(1)乃至
(5)のいずれかに記載の電子装置用簡易型恒温装置の
制御方法において、上記容器1の内部温度が動作設定温
度より予め低く設定したオン設定温度より高くなった場
合には、上記熱抵抗制御手段3により放熱器2の熱抵抗
を低くし、また、上記容器1の内部温度が動作設定温度
より予め高く設定したオフ設定温度より低くなった場合
には、上記熱抵抗制御手段3により制御を停止すること
を特徴とする電子装置用簡易型恒温装置の制御方法。
(5)のいずれかに記載の電子装置用簡易型恒温装置の
制御方法において、上記容器1の内部温度が動作設定温
度より予め低く設定したオン設定温度より高くなった場
合には、上記熱抵抗制御手段3により放熱器2の熱抵抗
を低くし、また、上記容器1の内部温度が動作設定温度
より予め高く設定したオフ設定温度より低くなった場合
には、上記熱抵抗制御手段3により制御を停止すること
を特徴とする電子装置用簡易型恒温装置の制御方法。
【0017】この様に、電子装置の発熱によって上昇す
る容器1内部温度等を検知し、設定温度に保つよう放熱
器2の熱抵抗を予測制御することで、放熱器2の熱容量
による温度リップルの発生を抑えて容器1の内部温度を
恒温にし、周囲温度変化に対するよる精度安定性の改善
効果をさらに高めることができる。
る容器1内部温度等を検知し、設定温度に保つよう放熱
器2の熱抵抗を予測制御することで、放熱器2の熱容量
による温度リップルの発生を抑えて容器1の内部温度を
恒温にし、周囲温度変化に対するよる精度安定性の改善
効果をさらに高めることができる。
【0018】(8)また、本発明は、上記(6)または
(7)において、上記動作設定温度を、環境温度よりも
高く設定したことを特徴とする。この様に、動作設定温
度を、環境温度よりも高くすること、特に、装置の飽和
温度の下限より高く設定することによって、周囲温度変
化に対するよる精度安定性の改善効果を高めることがで
きる。
(7)において、上記動作設定温度を、環境温度よりも
高く設定したことを特徴とする。この様に、動作設定温
度を、環境温度よりも高くすること、特に、装置の飽和
温度の下限より高く設定することによって、周囲温度変
化に対するよる精度安定性の改善効果を高めることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】ここで、図2及び図3を参照し
て、本発明の第1の実施の形態の電子装置用簡易型恒温
装置を説明する。 図2(a)乃至(c)参照 図2(a)は本発明の第1の実施の形態の電子装置用簡
易型恒温装置の概略的斜視図であり、図2(b)は透視
側面図であり、さらに、図2(c)は透視全面図であ
る。高圧電源等の電子装置16を格納する断熱性の高い
容器11は、容器本体部12と上蓋部13とによる密閉
構造からなり、上蓋部13には容器11の内部の熱を外
部に放出するための放熱器14が上蓋部13の表裏を貫
通するように設けられている。
て、本発明の第1の実施の形態の電子装置用簡易型恒温
装置を説明する。 図2(a)乃至(c)参照 図2(a)は本発明の第1の実施の形態の電子装置用簡
易型恒温装置の概略的斜視図であり、図2(b)は透視
側面図であり、さらに、図2(c)は透視全面図であ
る。高圧電源等の電子装置16を格納する断熱性の高い
容器11は、容器本体部12と上蓋部13とによる密閉
構造からなり、上蓋部13には容器11の内部の熱を外
部に放出するための放熱器14が上蓋部13の表裏を貫
通するように設けられている。
【0020】この場合の容器11の外径寸法は、高さ2
30mm、幅400mm、長さ600mmであり、一方
の壁面からは電源出力用のBNCコネクタ15が45本
取り出されるように構成されている。なお、容器11
は、熱伝導率が0.19W/m・Kのポリカーボネイト
によって構成し、また、その厚さは、例えば、4mmと
する。
30mm、幅400mm、長さ600mmであり、一方
の壁面からは電源出力用のBNCコネクタ15が45本
取り出されるように構成されている。なお、容器11
は、熱伝導率が0.19W/m・Kのポリカーボネイト
によって構成し、また、その厚さは、例えば、4mmと
する。
【0021】一方、放熱器14は、例えば、本体部が2
00mm×500mmの面積を有し、厚さが3.5mm
のアルミニウムからなり、この本体部に対して1.3m
m厚で上下に28mmの幅のフィンを29枚取り付けた
構造とする。
00mm×500mmの面積を有し、厚さが3.5mm
のアルミニウムからなり、この本体部に対して1.3m
m厚で上下に28mmの幅のフィンを29枚取り付けた
構造とする。
【0022】この容器11内には、内部の空気を循環さ
せる内部ファン17が設けられるとともに、整流板18
が設けられており、循環させる空気は整流板18によっ
て整流されたのち電子装置16に吹きつけられて、電子
装置16を降温する。
せる内部ファン17が設けられるとともに、整流板18
が設けられており、循環させる空気は整流板18によっ
て整流されたのち電子装置16に吹きつけられて、電子
装置16を降温する。
【0023】また、容器11の内部には、例えば、熱電
対センサからなる温度検知器19と外部ファン制御回路
20が設けられており、温度検知器19の検出出力に基
づいて外部ファン制御回路20によって、容器11の外
部に設けた外部ファン21の動作を制御する。
対センサからなる温度検知器19と外部ファン制御回路
20が設けられており、温度検知器19の検出出力に基
づいて外部ファン制御回路20によって、容器11の外
部に設けた外部ファン21の動作を制御する。
【0024】この外部ファン21の動作を制御し放熱器
14に当てる風により容器11の内部温度が一定になる
ように放熱器14の熱抵抗を可変するものである。
14に当てる風により容器11の内部温度が一定になる
ように放熱器14の熱抵抗を可変するものである。
【0025】次に、図3を参照して、本発明の第1の実
施の形態の電子装置用簡易型恒温装置の動作方法を説明
する。 図3参照 図3は、本発明の第1の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。ま
ず、電子装置16に通電した当初、容器11の内部温度
は周囲温度と等しく、内部ファン17により放熱器14
の容器内部側と電子装置16は強制空冷されるため熱抵
抗は小さいが、放熱器14の容器外部側は自然空冷のた
め熱抵抗が大きく、電子装置16と外気は遮断されてい
るため、電子装置16の発熱により内部温度は時間と共
に上昇する。
施の形態の電子装置用簡易型恒温装置の動作方法を説明
する。 図3参照 図3は、本発明の第1の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。ま
ず、電子装置16に通電した当初、容器11の内部温度
は周囲温度と等しく、内部ファン17により放熱器14
の容器内部側と電子装置16は強制空冷されるため熱抵
抗は小さいが、放熱器14の容器外部側は自然空冷のた
め熱抵抗が大きく、電子装置16と外気は遮断されてい
るため、電子装置16の発熱により内部温度は時間と共
に上昇する。
【0026】外部ファン制御回路20は、容器11の内
部の温度を温度検知器19により監視し、設定温度T
〔℃〕に達すると、外部ファン21をオンにして回転さ
せることにより放熱器14の熱抵抗を減少させる。
部の温度を温度検知器19により監視し、設定温度T
〔℃〕に達すると、外部ファン21をオンにして回転さ
せることにより放熱器14の熱抵抗を減少させる。
【0027】これにより、放熱器14の温度は下降し、
容器11の内部温度の上昇は遅くなりやがて止まり、さ
らに外部ファン21の回転を続行すると内部温度は下降
に転じる。
容器11の内部温度の上昇は遅くなりやがて止まり、さ
らに外部ファン21の回転を続行すると内部温度は下降
に転じる。
【0028】次いで、内部温度が設定温度T〔℃〕より
下がったことを温度検知器19により検知した段階で、
外部ファン制御回路20によって外部ファン21の回転
を停止させる。
下がったことを温度検知器19により検知した段階で、
外部ファン制御回路20によって外部ファン21の回転
を停止させる。
【0029】以上の設定温度T〔℃〕を目処とした外部
ファン21のオン−オフを繰り返すという簡単な制御に
よって、容器11の内部温度を設定温度付近にすること
ができる。
ファン21のオン−オフを繰り返すという簡単な制御に
よって、容器11の内部温度を設定温度付近にすること
ができる。
【0030】例えば、電子装置16の自己発熱量が10
0W、自然空冷時の放熱器14の熱抵抗Rc1が、0.5
℃/W、強制空冷時の熱抵抗Rc2が、0.05℃/W、
容器11の熱抵抗Rp が1.0℃/W、周囲温度を20
℃とすると、自然空冷時の恒温容器の熱抵抗、即ち、自
然空冷時の放熱器14の熱抵抗Rc1と容器11の熱抵抗
Rp の合成熱抵抗R1 は、 R1 =Rc1×Rp /(Rc1+Rp )≒0.33℃/W となる。
0W、自然空冷時の放熱器14の熱抵抗Rc1が、0.5
℃/W、強制空冷時の熱抵抗Rc2が、0.05℃/W、
容器11の熱抵抗Rp が1.0℃/W、周囲温度を20
℃とすると、自然空冷時の恒温容器の熱抵抗、即ち、自
然空冷時の放熱器14の熱抵抗Rc1と容器11の熱抵抗
Rp の合成熱抵抗R1 は、 R1 =Rc1×Rp /(Rc1+Rp )≒0.33℃/W となる。
【0031】また、強制空冷時の恒温容器の熱抵抗、即
ち、強制空冷時の熱抵抗Rc2と容器の熱抵抗Rp の合成
熱抵抗R2 は、 R2 =Rc2×Rp /(Rc2+Rp )≒0.033℃/W となる。
ち、強制空冷時の熱抵抗Rc2と容器の熱抵抗Rp の合成
熱抵抗R2 は、 R2 =Rc2×Rp /(Rc2+Rp )≒0.033℃/W となる。
【0032】したがって、外部ファン21を動作させな
いでおくと、電子装置16の自己発熱で容器内部温度は
上昇し、飽和温度TS1は、 TS1=20〔℃〕+0.33〔℃/W〕×100〔W〕
=55〔℃〕 まで上昇することになる。
いでおくと、電子装置16の自己発熱で容器内部温度は
上昇し、飽和温度TS1は、 TS1=20〔℃〕+0.33〔℃/W〕×100〔W〕
=55〔℃〕 まで上昇することになる。
【0033】一方、強制空冷すると、飽和温度Ts2は、
Ts2=20〔℃〕+0.03〔℃/W〕×100〔W〕
=22〔℃〕 まで温度を抑えることができる。
=22〔℃〕 まで温度を抑えることができる。
【0034】そこで、設定温度Tを室温より若干高い3
0℃程度に設定すれば、周囲温度が多少変化しても、温
度制御機構による飽和温度Ts2は、上記の構成の場合、
約22℃であるので、この温度制御の機能により容器内
の温度を設定温度に保つことができる。
0℃程度に設定すれば、周囲温度が多少変化しても、温
度制御機構による飽和温度Ts2は、上記の構成の場合、
約22℃であるので、この温度制御の機能により容器内
の温度を設定温度に保つことができる。
【0035】この様に、本発明の第1の実施の形態にお
いては、大掛かりな断熱構造或いは大掛かりな強制冷却
構造を採用することなく、容器内部における空気の循環
機構、容器の壁面を貫通する放熱器、及び、放熱器の熱
抵抗を可変とする外部ファンを備えた簡単な構成の樹脂
容器によって恒温装置を構成しているので、恒温装置の
小型化、低コスト化が可能になる。
いては、大掛かりな断熱構造或いは大掛かりな強制冷却
構造を採用することなく、容器内部における空気の循環
機構、容器の壁面を貫通する放熱器、及び、放熱器の熱
抵抗を可変とする外部ファンを備えた簡単な構成の樹脂
容器によって恒温装置を構成しているので、恒温装置の
小型化、低コスト化が可能になる。
【0036】但し、図3に示した温度制御方法の場合に
は、放熱器14の熱容量の影響で、外部ファン21の回
転または停止動作に対し容器11の内部温度の変化の追
随が遅れるため温度リップルが生じる問題があるので、
次に、図4を参照して温度リップルを改善した温度制御
方法を説明する。
は、放熱器14の熱容量の影響で、外部ファン21の回
転または停止動作に対し容器11の内部温度の変化の追
随が遅れるため温度リップルが生じる問題があるので、
次に、図4を参照して温度リップルを改善した温度制御
方法を説明する。
【0037】図4参照
図4は、本発明の第2の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。な
お、電子装置用簡易型恒温装置の装置構成以外は、上記
の第1の実施の形態と全く同様である。図4に示すよう
に、外部ファン21の回転、停止のタイミングを決める
温度を、内部温度の変化の遅れを補正する分だけ変え
て、制御することにより温度リップルを減少させるもの
である。
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。な
お、電子装置用簡易型恒温装置の装置構成以外は、上記
の第1の実施の形態と全く同様である。図4に示すよう
に、外部ファン21の回転、停止のタイミングを決める
温度を、内部温度の変化の遅れを補正する分だけ変え
て、制御することにより温度リップルを減少させるもの
である。
【0038】即ち、温度上昇時には設定温度T〔℃〕よ
り少し低いファン運転温度TON〔℃〕で、外部ファン2
1の回転を開始し、温度下降時には設定温度T〔℃〕よ
りも少し高いファン停止温度TOFF 〔℃〕の時に外部フ
ァン21を停止する。なお、この様なファン運転温度T
ON〔℃〕及びファン停止温度TOFF 〔℃〕の設定値は、
内部発熱量、放熱器14の熱容量、設定温度T〔℃〕と
周囲温度の差などに依存し、例えば、 TON〔℃〕=T〔℃〕−0.1℃ TOFF 〔℃〕=T〔℃〕+0.1℃ とする。
り少し低いファン運転温度TON〔℃〕で、外部ファン2
1の回転を開始し、温度下降時には設定温度T〔℃〕よ
りも少し高いファン停止温度TOFF 〔℃〕の時に外部フ
ァン21を停止する。なお、この様なファン運転温度T
ON〔℃〕及びファン停止温度TOFF 〔℃〕の設定値は、
内部発熱量、放熱器14の熱容量、設定温度T〔℃〕と
周囲温度の差などに依存し、例えば、 TON〔℃〕=T〔℃〕−0.1℃ TOFF 〔℃〕=T〔℃〕+0.1℃ とする。
【0039】次に、図5及び図6を参照して、本発明の
第3の実施の形態の電子装置用簡易型恒温装置を説明す
る。 図5(a)乃至(c)参照 図5(a)は本発明の第3の実施の形態の電子装置用簡
易型恒温装置の概略的斜視図であり、図5(b)は透視
側面図であり、さらに、図5(c)は透視全面図であ
る。高圧電源等の電子装置16を格納する断熱性の高い
容器11は、容器本体部12と上蓋部13とによる密閉
構造からなり、上蓋部13の内側には容器11の内部の
熱を吸収し外部に放出する冷却水を循環させるための水
冷放熱器22が取り付けられている。
第3の実施の形態の電子装置用簡易型恒温装置を説明す
る。 図5(a)乃至(c)参照 図5(a)は本発明の第3の実施の形態の電子装置用簡
易型恒温装置の概略的斜視図であり、図5(b)は透視
側面図であり、さらに、図5(c)は透視全面図であ
る。高圧電源等の電子装置16を格納する断熱性の高い
容器11は、容器本体部12と上蓋部13とによる密閉
構造からなり、上蓋部13の内側には容器11の内部の
熱を吸収し外部に放出する冷却水を循環させるための水
冷放熱器22が取り付けられている。
【0040】この水冷放熱器22は、容器11の内部に
向かうフィン23が設けられているとともに、水冷放熱
器22に冷却水取込み弁25を有するとともに上蓋部1
3を貫通する送水管24から冷却水が注入され、内部の
熱を吸収した冷却水は上蓋部13を貫通する排水管26
から排出される。この場合の容器11の大きさ、構造、
素材等は上記の実施の形態と同様である。
向かうフィン23が設けられているとともに、水冷放熱
器22に冷却水取込み弁25を有するとともに上蓋部1
3を貫通する送水管24から冷却水が注入され、内部の
熱を吸収した冷却水は上蓋部13を貫通する排水管26
から排出される。この場合の容器11の大きさ、構造、
素材等は上記の実施の形態と同様である。
【0041】この、容器11内には、内部の空気を循環
させる内部ファン17が設けられるとともに、整流板1
8が設けられており、循環させる空気は整流板18によ
って整流されたのち電子装置16に吹きつけられて、電
子装置16を降温する。
させる内部ファン17が設けられるとともに、整流板1
8が設けられており、循環させる空気は整流板18によ
って整流されたのち電子装置16に吹きつけられて、電
子装置16を降温する。
【0042】また、容器11の内部には、例えば、熱電
対センサからなる温度検知器19と送水管24に設けら
れた冷却水取込み弁25の開閉を制御する取込み弁制御
回路27が設けられており、温度検知器19の検出出力
に基づいて取込み弁制御回路27によって、容器11の
外部に設けた冷却水取込み弁25の開閉を制御する。
対センサからなる温度検知器19と送水管24に設けら
れた冷却水取込み弁25の開閉を制御する取込み弁制御
回路27が設けられており、温度検知器19の検出出力
に基づいて取込み弁制御回路27によって、容器11の
外部に設けた冷却水取込み弁25の開閉を制御する。
【0043】この冷却水取込み弁25の開閉を制御し、
水冷放熱器22の内部を流れる冷却水によって、容器1
1の内部温度が一定になるように水冷放熱器22の熱抵
抗を可変するものである。
水冷放熱器22の内部を流れる冷却水によって、容器1
1の内部温度が一定になるように水冷放熱器22の熱抵
抗を可変するものである。
【0044】次に、図6を参照して、本発明の第3の実
施の形態の電子装置用簡易型恒温装置の動作方法を説明
する。 図6参照 図6は、本発明の第3の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。ま
ず、電子装置16に通電した当初、容器11の内部温度
は周囲温度と等しく、水冷放熱器22は停止しており、
送水管24及び排水管26の熱伝導も僅かであるため、
電子装置16と外気は遮断され、電子装置16の発熱に
より内部温度は時間と共に上昇する。
施の形態の電子装置用簡易型恒温装置の動作方法を説明
する。 図6参照 図6は、本発明の第3の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。ま
ず、電子装置16に通電した当初、容器11の内部温度
は周囲温度と等しく、水冷放熱器22は停止しており、
送水管24及び排水管26の熱伝導も僅かであるため、
電子装置16と外気は遮断され、電子装置16の発熱に
より内部温度は時間と共に上昇する。
【0045】取込み弁制御回路27は、容器11の内部
の温度を温度検知器19により監視し、設定温度T
〔℃〕に達すると、冷却水取込み弁25を開にして冷却
水を水冷放熱器22に流すことにより熱抵抗を減少させ
る。
の温度を温度検知器19により監視し、設定温度T
〔℃〕に達すると、冷却水取込み弁25を開にして冷却
水を水冷放熱器22に流すことにより熱抵抗を減少させ
る。
【0046】これにより水冷放熱器22の温度は下降
し、内部温度の上昇は遅くなり、やがて下降に転じ、次
いで、内部温度が設定温度T〔℃〕より下がったら、冷
却水取込み弁25を閉にして冷却水の取込みを停止す
る。
し、内部温度の上昇は遅くなり、やがて下降に転じ、次
いで、内部温度が設定温度T〔℃〕より下がったら、冷
却水取込み弁25を閉にして冷却水の取込みを停止す
る。
【0047】以上のように、内部温度に応じて、水冷放
熱器22に冷却水を流したり止めたりすることで、容器
11の内部温度を一定範囲内に保つことができる。
熱器22に冷却水を流したり止めたりすることで、容器
11の内部温度を一定範囲内に保つことができる。
【0048】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は各実施の形態に記載された構成・条件に
限られるものではなく、各種の変更が可能である。例え
ば、上記の第1の実施の形態においては外部ファンの制
御に内部温度を用いているが、内部温度だけではなく、
放熱器の温度を検知し、外部ファンの回転、停止タイミ
ングの補正に放熱器温度を用いても良く、それによっ
て、温度リップルを減少させることができる。
たが、本発明は各実施の形態に記載された構成・条件に
限られるものではなく、各種の変更が可能である。例え
ば、上記の第1の実施の形態においては外部ファンの制
御に内部温度を用いているが、内部温度だけではなく、
放熱器の温度を検知し、外部ファンの回転、停止タイミ
ングの補正に放熱器温度を用いても良く、それによっ
て、温度リップルを減少させることができる。
【0049】また、上記の第1及び第2の実施の形態に
おいては、外部ファンの制御はオン−オフのみである
が、外部ファンの回転数を可変制御することによって、
より細やかな温度制御が可能になる。
おいては、外部ファンの制御はオン−オフのみである
が、外部ファンの回転数を可変制御することによって、
より細やかな温度制御が可能になる。
【0050】また、上記の第1及び第2の実施の形態に
おいては、循環する空気の流れを整えるために、内部フ
ァンの風下で且つ電子装置の風上に整流板を配置してい
るが整流板の配置は任意であり、容器内部における各種
の部材の配置構造に伴う気流の乱れを抑制する位置に配
置すれば良い。
おいては、循環する空気の流れを整えるために、内部フ
ァンの風下で且つ電子装置の風上に整流板を配置してい
るが整流板の配置は任意であり、容器内部における各種
の部材の配置構造に伴う気流の乱れを抑制する位置に配
置すれば良い。
【0051】また、上記の第1及び第2の実施の形態に
おいては、密閉容器内の雰囲気を大気としているが、空
気を用いた場合には空気の粘性により循環の伴う乱流が
発生するため、この様な乱流の影響を低減するために、
雰囲気としてHeガス或いはHeガスと空気の混合ガス
を用いても良いものである。なお、Heガスを用いた場
合には、密閉容器の密閉性を更に向上する必要がある。
おいては、密閉容器内の雰囲気を大気としているが、空
気を用いた場合には空気の粘性により循環の伴う乱流が
発生するため、この様な乱流の影響を低減するために、
雰囲気としてHeガス或いはHeガスと空気の混合ガス
を用いても良いものである。なお、Heガスを用いた場
合には、密閉容器の密閉性を更に向上する必要がある。
【0052】また、上記の第3の実施の形態において
も、水冷放熱器の熱容量の影響で温度リップルが生じる
が、この場合も上記の第2の実施の形態と同様に、水冷
放熱器の温度を測定し、冷却水取込み弁の開閉のタイミ
ングを補正することで温度リップルを減少させることが
できる。さらに、この場合も、冷却水の水流量を開閉の
みではなく、可変制御することで、内部温度を一定範囲
内に保つことができる。
も、水冷放熱器の熱容量の影響で温度リップルが生じる
が、この場合も上記の第2の実施の形態と同様に、水冷
放熱器の温度を測定し、冷却水取込み弁の開閉のタイミ
ングを補正することで温度リップルを減少させることが
できる。さらに、この場合も、冷却水の水流量を開閉の
みではなく、可変制御することで、内部温度を一定範囲
内に保つことができる。
【0053】また、上記の第3の実施の形態において
は、冷却媒体として水を用いているが、純水、特に、水
素添加純水を用いても良いものであり、さらには、水に
限られるものではなく、他の冷却した液体或いは冷却し
た気体を循環させても良いものである。
は、冷却媒体として水を用いているが、純水、特に、水
素添加純水を用いても良いものであり、さらには、水に
限られるものではなく、他の冷却した液体或いは冷却し
た気体を循環させても良いものである。
【0054】また、上記の各実施の形態においては、容
器をポリカーボネイトによって構成しているが、ポリカ
ーボネイトに限られるものではなく、ポリカーボネイト
と同程度或いはそれ以上の断熱性を有する部材であれば
良く、特に、成型性・形状加工性に優れた部材であれば
良い。
器をポリカーボネイトによって構成しているが、ポリカ
ーボネイトに限られるものではなく、ポリカーボネイト
と同程度或いはそれ以上の断熱性を有する部材であれば
良く、特に、成型性・形状加工性に優れた部材であれば
良い。
【0055】また、上記の各実施の形態において示した
容器の外形寸法、素材の厚さ、放熱器の外径寸法、素材
等は単なる一例であって、使用する電子装置の大きさ、
自己発熱量に応じて適宜決定すれば良いものである。
容器の外形寸法、素材の厚さ、放熱器の外径寸法、素材
等は単なる一例であって、使用する電子装置の大きさ、
自己発熱量に応じて適宜決定すれば良いものである。
【0056】また、上記の各実施の形態においては、電
子装置を容器本体部に直接載置しているが、電子装置と
容器本体部の底面との間に、葛折りにしたセラミック板
を配置しても良く、それによって、容器本体部の底面を
介した熱伝導による放熱を抑制し、放熱器のみによる温
度制御の効果を高めることができる。なお、この様な葛
折りにしたセラミック板は、折り目方向が互いに直交す
るように2段重ねにすることによって、さらに、効果を
高めることができる。
子装置を容器本体部に直接載置しているが、電子装置と
容器本体部の底面との間に、葛折りにしたセラミック板
を配置しても良く、それによって、容器本体部の底面を
介した熱伝導による放熱を抑制し、放熱器のみによる温
度制御の効果を高めることができる。なお、この様な葛
折りにしたセラミック板は、折り目方向が互いに直交す
るように2段重ねにすることによって、さらに、効果を
高めることができる。
【0057】また、上記の各実施の形態においては、電
子装置として3次元CDSEM用の高圧電源を念頭に説
明しているが、この様な3次元CDSEM用の高圧電源
に限られるものではなく、他の電子顕微鏡の電源装置で
も良く、さらには、温度制御が必要な電源装置一般に適
用されるものである。
子装置として3次元CDSEM用の高圧電源を念頭に説
明しているが、この様な3次元CDSEM用の高圧電源
に限られるものではなく、他の電子顕微鏡の電源装置で
も良く、さらには、温度制御が必要な電源装置一般に適
用されるものである。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、高精度電子装置の自己
発熱を利用することにより、動作温度を環境温度より若
干高めに設定しているので、小型で簡単か構成の恒温装
置で高性能な恒温環境を実現することでき、また、自己
発熱を利用した制御であるため、省エネルギーであるの
で、高精度電子装置の温度制御性の向上及び低コスト化
に寄与するところが大きい。
発熱を利用することにより、動作温度を環境温度より若
干高めに設定しているので、小型で簡単か構成の恒温装
置で高性能な恒温環境を実現することでき、また、自己
発熱を利用した制御であるため、省エネルギーであるの
で、高精度電子装置の温度制御性の向上及び低コスト化
に寄与するところが大きい。
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の概略的構成図である。
恒温装置の概略的構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の概略的構成図である。
恒温装置の概略的構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の電子装置用簡易型
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。
恒温装置の動作方法を示すタイムチャートである。
1 容器
2 放熱器
3 熱抵抗制御手段
4 ファン
5 整流板
6 電子装置
7 温度検出手段
8 熱抵抗制御回路
11 容器
12 容器本体部
13 上蓋部
14 放熱器
15 BNCコネクタ
16 電子装置
17 内部ファン
18 整流板
19 温度検知器
20 外部ファン制御回路
21 外部ファン
22 水冷放熱器
23 フィン
24 送水管
25 冷却水取込み弁
26 排水管
27 取込み弁制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01L 23/34 H01L 23/34 A
Fターム(参考) 3L044 AA01 AA04 BA06 CA13 DA01
DB02 EA04 FA02 FA03 GA02
HA01 JA01 KA01 KA04
5E322 AA01 AA05 AA10 AB10 BA04
BB03 BB04 CA01
5F036 AA01 BA23 BB05 BB35
Claims (8)
- 【請求項1】 熱抵抗を可変できる放熱器を設けた断熱
性の高い容器、前記容器の内部において気体を循環させ
るファン、前記容器内の温度を検出する温度検出手段、
及び、前記温度検出手段の出力に応じて前記放熱器の熱
抵抗を制御する熱抵抗制御手段を備えたことを特徴とす
る電子装置用簡易型恒温装置。 - 【請求項2】 上記気体として空気を用いるとともに、
空気の流れを整流する整流板を上記容器内に設けたこと
を特徴とする請求項1記載の電子装置用簡易型恒温装
置。 - 【請求項3】 上記気体として、ヘリウムガス、或い
は、ヘリウムガスと空気との混合ガスのいずれかを用い
たことを特徴とする請求項1記載の電子装置用簡易型恒
温装置。 - 【請求項4】 上記放熱器が、空冷放熱器からなり、且
つ、上記熱抵抗制御手段が、上記容器の外部に設けた送
風装置からなることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れか1項に記載の電子装置用簡易型恒温装置。 - 【請求項5】 上記放熱器が、冷却流体を内部に循環さ
せる液冷放熱器からなり、且つ、上記熱抵抗制御手段
が、前記液冷放熱器への冷却流体の流入を制御する流量
制御装置からなることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか1項に記載の電子装置用簡易型恒温装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
電子装置用簡易型恒温装置の制御方法において、上記容
器の内部温度が動作設定温度より高くなった場合には、
上記熱抵抗制御手段により放熱器の熱抵抗を低くし、ま
た、上記容器の内部温度が動作設定温度より低くなった
場合には、上記熱抵抗制御手段により制御を停止するこ
とを特徴とする電子装置用簡易型恒温装置の制御方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
電子装置用簡易型恒温装置の制御方法において、上記容
器の内部温度が動作設定温度より予め低く設定したオン
設定温度より高くなった場合には、上記熱抵抗制御手段
により放熱器の熱抵抗を低くし、また、上記容器の内部
温度が動作設定温度より予め高く設定したオフ設定温度
より低くなった場合には、上記熱抵抗制御手段により制
御を停止することを特徴とする電子装置用簡易型恒温装
置の制御方法。 - 【請求項8】 上記動作設定温度を、環境温度よりも高
く設定したことを特徴とする請求項6または7に記載の
電子装置用簡易型恒温装置の制御方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002080530A JP2003283175A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 電子装置用簡易型恒温装置及びその制御方法 |
EP03720883A EP1489895A4 (en) | 2002-03-22 | 2003-03-19 | CONSTANT CONSTANT TEMPERATURE HOLDING DEVICE FOR AN ELECTRONIC DEVICE AND METHOD FOR CONTROLLING A CONSTANT TEMPERATURE HOLDING DEVICE |
PCT/JP2003/003309 WO2003081971A1 (fr) | 2002-03-22 | 2003-03-19 | Dispositif simple de maintien a temperature constante conçu pour un dispositif electronique et procede de commande d'un dispositif de maintien a temperature constante |
US10/508,254 US20050201055A1 (en) | 2002-03-22 | 2004-09-20 | Simple constant temperature device for electronic device and method for controlling the constant temperature device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002080530A JP2003283175A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 電子装置用簡易型恒温装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Country | Link |
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EP (1) | EP1489895A4 (ja) |
JP (1) | JP2003283175A (ja) |
WO (1) | WO2003081971A1 (ja) |
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US20110074256A1 (en) * | 2009-09-25 | 2011-03-31 | Manasek Acquisition Company, Llc | Drying Locker Array For Firefighter Turnout Gear |
EP2685798B1 (en) | 2012-07-11 | 2019-02-13 | ABB Schweiz AG | An electrical room of an industrial equipment such as a container crane, the electrical room comprising a cooling device |
CN103427601B (zh) * | 2013-09-03 | 2015-11-18 | 山西科达自控股份有限公司 | 矿用中高压变频器循环冷却装置 |
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