Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2003272872A - 自己発光表示装置 - Google Patents

自己発光表示装置

Info

Publication number
JP2003272872A
JP2003272872A JP2002075417A JP2002075417A JP2003272872A JP 2003272872 A JP2003272872 A JP 2003272872A JP 2002075417 A JP2002075417 A JP 2002075417A JP 2002075417 A JP2002075417 A JP 2002075417A JP 2003272872 A JP2003272872 A JP 2003272872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
self
display
light emitting
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002075417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4248184B2 (ja
Inventor
Naoko Kihara
尚子 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002075417A priority Critical patent/JP4248184B2/ja
Publication of JP2003272872A publication Critical patent/JP2003272872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4248184B2 publication Critical patent/JP4248184B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高輝度・長寿命の自己発光表示装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 複数の表示素子PXを備えてなる表示
画素140がマトリクス状に配置された自己発光表示装
置1であって、前記複数の表示素子PXは外形の大き
さがそれぞれ異なり、外形の大きい表示素子がより外形
の小さい表示素子を内包することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各表示画素が複数の
表示素子を備えた自己発光表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CRTディスプレイに対して、薄型、軽
量、低消費電力の特徴を生かして、液晶表示装置に代表
される平面表示装置の需要が急速に伸びてきた。中で
も、各表示画素にスイッチ素子が設けられたアクティブ
マトリクス型平面表示装置は、隣接表示画素間でのクロ
ストークのない良好な表示品位が得られることから、携
帯情報機器を始め、種々のディスプレイに利用されるよ
うになってきた。
【0003】近年では、液晶表示装置に比べて高速応答
及び広視野角化が可能な自己発光型のディスプレイとし
て有機エレクトロルミネセンス(EL)表示装置の開発
が盛んに行われている。
【0004】一例として有機EL表示装置を例にとり説
明すると、基板の一主面上にマトリクス状に配置された
表示素子を備えたアレイ基板と、アレイ基板の一主面と
対向して配置される対向基板とを備えて構成される。
【0005】このような表示素子は、陽極と陰極間に発
光層を備えて構成され、これら表示素子間は親水膜と撥
水膜を積層した構造の隔壁により区画されている。そし
て発光層は発光材料を溶解させた溶液(以下、発光層材
料)を、陽極周囲の隔壁から構成される凹形状の画素発
光領域にインクジェットなどの手法により充填し、乾燥
により溶媒を取り除いて薄膜を形成することにより作成
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら周囲隔壁
との濡れ性、発光層材料自体の表面張力・粘性・溶媒の
乾燥特性が出来上がる膜の膜厚プロファイルに影響し、
発光層の膜厚バラツキが発生することがある。有機EL
素子の発光効率は膜厚に依存するため、画素内に明るい
部分と暗い部分が出来、所望の設計輝度を得ることがで
きない。また、設計輝度を得る為に画素の電流密度を高
めると部分的に高輝度発光するため画素の寿命を縮めて
しまう。一方材料の構成から改善を試みると乾燥プロセ
ス、隔壁に用いられる絶縁材料の構成をコントロールす
ることが検討されているが、特殊な材料の組み合わせに
なるなど、材料構成・プロセスの選択幅、コスト的、に
欠点があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされ、よ
り表示品位の良好な自己発光表示装置を実現することを
目的とする。また、一表示画素に複数の表示素子を配置
する場合に、表示素子のレイアウトを改善し、発光面積
を低減することのない自己発光表示装置を提供すること
を目的とする。また、材料・プロセスの複雑化を伴うこ
となく、より高輝度・長寿命の自己発光表示装置を提供
することを目的とする。また、発光層の膜厚バラツキの
抑制された自己発光表示装置を提供することを目的とす
る。また、表示素子形状を改善し、電気ショートや電界
集中の低減された自己発光表示装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】例えばEL発光高分子を
用いて表示画素を形成する場合、通常溶媒に溶解して得
られた溶液を周囲を絶縁膜で形成された表示画素内に充
填して高分子発光層を形成する。乾燥後形成された発光
層の膜厚分布を詳細に観察した結果、膜厚は画素周辺部
で厚く、画素中央部に向かい薄くなっていくことを確認
し、この傾向は画素面積が小さい場合に周辺部−中央部
の膜厚偏差を小さく出来ることを見出した。しかしなが
ら、画素面積を小さくすると、所望の発光輝度を得る為
には複数素子をもって1画素を形成しなければならず、
結果として開口率が小さくなってしまう。画素の周辺部
から膜の中央部までの距離を短く保つことで膜厚の偏差
を小さくし、且つ所望の発光面積を得る為に、発明者ら
は複数素子を一つの画素内に内包させることで目的を達
成できることを見出した。
【0009】そこで、本件請求項1の発明は、マトリク
ス状に配置される複数の陽極膜と、前記陽極膜上に配置
される発光層と、前記発光層を介して前記陽極膜と対向
配置される陰極膜とを備えた表示画素と、隣接する前記
陽極膜間を電気的に絶縁し、前記陽極膜上に開口部を有
する隔壁と、を備えた自己発光表示装置であって、前記
陽極膜上に絶縁材料でなり、前記発光層の膜厚とほぼ同
一の高さでなる凸状部を備えたことを特徴としている。
【0010】また、請求項6の発明は、一つの画素内に
複数の表示素子を備えてなる表示画素がマトリクス状に
配置された自己発光表示装置であって、前記複数の表示
素子は外形の大きさがそれぞれ異なり、外形の大きい表
示素子がより外形の小さい表示素子を内包することを特
徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態として
有機EL表示装置を例にとり説明する。図1は、有機E
L表示装置の概略回路図、図2はその一部概略断面図で
ある。有機EL表示装置1は、ガラス等の絶縁性支持基
板101上に表示画素140がマトリクス状に配置され
るアレイ基板100と、アレイ基板100に対向配置さ
れた封止基板200とから構成される。
【0012】アレイ基板100は、複数の信号線110
と、この信号線110と略直交して配置される複数の走
査線120と、これら信号線110および走査線120
の各交点付近に配置される画素スイッチ130と、各画
素スイッチ130と接続される表示画素140とを備え
る。各表示画素140は、複数の表示素子PXと、こ
れら表示素子PXを駆動する駆動制御素子141を備
える。例えば画素スイッチ130はn型薄膜トランジス
タ、駆動制御素子141はp型薄膜トランジスタ、各表
示素子PXは、陽極と陰極とこれら電極間に狭持され
る発光層EM、で構成される。画素スイッチ130のソ
ース電極は信号線110に、ゲート電極は走査線120
に、ドレイン電極は駆動制御素子141のゲート電極G
にそれぞれ接続される。また、駆動制御素子141のソ
ース電極Sは電源供給線VDDに、ドレイン電極Dは陽
極膜ADに接続される。
【0013】カラー表示を行う場合は、表示画素140
毎に対応する色の発光を行い、ここでは赤、青、緑の波
長に対応する光を出射する。各表示画素140の発光形
状は、後で述べる画素発光領域の形状にほぼ一致する。
【0014】ここで、アレイ基板100の各表示画素1
40についてさらに詳しく説明する。図3は、図2の表
示画素140の一部であり、同図(a)は略平面図、
(b)は略断面図を示す。各陽極は、表示画素140毎
に島状に設けられた陽極膜ADにより構成され、各陰極
は各表示画素140共通に連続して配置される陰極膜C
Dにより構成される。陽極膜ADおよび陰極膜CDの少
なくとも一方は光透過性を有する導電膜により形成さ
れ、ここでは例えば陽極膜ADがITO(Indium
Tin Oxide)等の光透過性導電膜、陰極膜C
DがBaで構成される。光透過性導電膜の膜厚は、通
常、10〜150nm程度がよい。また、陰極膜CDを
覆うように例えばAl等の保護層150を積層する。
【0015】各表示画素140の画素発光領域を区画す
る隔壁160は、例えば第1隔壁161と第1隔壁16
1に積層される第2隔壁162の2層構造で形成され、
第1隔壁161は例えばSiN、SiO等の無機絶縁材
料でなる親水膜で形成され、第2隔壁162は例えば有
機絶縁材料でなる撥水膜で形成される。これら隔壁16
0の開口部に発光層EMが配置され、複数の表示素子P
を構成する。この隔壁160には、発光層材料を充
填した時に、発光材料が隣接する他の画素発光領域に流
出しない程度の高さが必要である。また、第1隔壁16
1の開口は、第2隔壁162の開口と同等か、第2隔壁
162の開口よりも小さい径で形成されている。
【0016】そして本発明においては、この隔壁160
の開口部に対応する画素発光領域の陽極膜AD上に1以
上の凸状部170を備え、複数の表示素子PXの各々
に区分する。この凸状部170は例えばSiN、SiO
等の無機絶縁材料でなる親水膜でなり、各表示画素14
0に対応して設けられる陽極膜ADのうち、凸状部17
0の配置されない部分が陽極として機能する。この凸状
部170の高さは各表示画素140を分離する隔壁16
0の高さ以下であり、発光層EMの膜厚とほぼ同等の高
さを有することが望ましく、およそ50〜200nmで
ある。また凸状部170の幅は、発光面積を低下させな
いよう狭いほうが望ましい。また、凸状部170の形状
は、環状形で、各表示画素140が3以上の複数の表示
素子PX を含む場合には、表示素子PX数に応じて
大きさの異なる複数の環状形の凸状部を有する。これら
凸状部は、その外周でなる面積(外形の大きさ)がより
小さい他の凸状部を内包するよう配置され、各凸状部は
枝分かれしたり、互いに交差することはない。また、一
番小さい環状形の凸状部の内側に、所定形状の凸状部を
備えていてもよい。
【0017】このような凸状部170で分離される表示
素子PXの各々は、その外周でなる面積(外形の大き
さ)がそれぞれ異なるように形成され、外周でなる面積
がより小さい表示素子PX全てを内包するように形成
されている。つまり各表示画素140は互いに大きさの
異なる環形状の表示素子PX、あるいは一番小さい環
状凸状部170の内側に所定形状の表示素子PXを備
え、外形の大きさが大きい表示素子PXが外形の大き
さのより小さい表示素子PXを内包するよう配置され
る。
【0018】このように、表示画素140に含まれる複
数の表示素子PXの形状を環形状とすることで、鋭角
のエッジを有する表示素子PXを形成することなく、
エッジ部分での発光層EMの成膜不良を低減することが
できる。そして、発光層EMの未充填部の発生を抑制
し、陽極と陰極間の電気ショートの発生を低減すること
ができる。また、画素発光領域に1以上の凸状部170
を配置することにより、膜厚バラツキの抑制された発光
層EMを配置することが可能となり、電界集中を低減
し、表示品位を良好なものとすることができる。そし
て、高輝度、長寿命の有機EL表示装置を実現すること
ができる。
【0019】また、外形の大きさの大きい表示素子が外
形の小さい表示素子を内包するよう配置することによ
り、実質的に発光に寄与する領域を削減することない表
示素子のレイアウトが可能となる。
【0020】図3には一例として、円状の画素発光領域
を備える場合について図示している。この例では、各表
示画素140が2つの表示素子PX、PXを有して
いる場合で、画素発光領域のサイズを規定する外周を有
し幅dの環状の第1表示素子PXと、直径dの円
状の第2表示素子PXとを有する。これら表示素子P
、PXは、幅Dの環状の凸状部170により区
分されている。
【0021】第1表示素子PXの幅dと第1表示素
子PXに内包される第2表示素子PXの直径d
大きさは同一である。このように各表示素子PX、P
の発光層EMと凸状部170あるいは隔壁160の
端部との距離を均一に保つことにより、端部との濡れ
性、および端部からの距離が発光層EMの膜厚に及ぼす
影響を均一化することができる。
【0022】また、各表示素子の形状を相似形状とし、
外形の大きさの小さい表示素子を表示素子の外形の大き
い表示素子が内包するよう配置することにより、各表示
素子を表示画素140内に対称的に配置することがで
き、電界集中や形状に起因する膜厚バラツキを抑制する
ことができる。
【0023】上述の実施形態では、各表示画素140が
2つの表示素子を含む場合について説明したが、図4に
図示すように、さらに複数の表示素子PX1〜3を含む
ものであってもよい。この場合も、最外周の表示素子P
の発光幅dと最内側の表示素子PX直径d
等しいことが望ましく、さらに、これらの間に配置され
る環状表示素子PXの幅dの大きさも等しいこと
(d=d=d)が望ましい。また、最内側の表示
素子PXを除く環状表示素子PX、PXが相似形
であることが望ましい。
【0024】また図5に図示すように、複数の環状の凸
状部171、172および最も径の外形の小さい凸状部
172の内側に円形の凸状部173を有し、表示素子P
〜3全てが環状のものであってもよい。この場合も
各環状表示素子PX1〜3の幅が等しいこと(d=d
=d)が望ましく、また、それぞれ相似形であるこ
とが望ましい。
【0025】また、画素発光形状は円形に限定されず、
図6に図示するような正多角形状であってもよい。発光
層EMがインクジェットノズルを用いて塗布される場合
には、画素発光形状は縦横比が1:1となるよう形成す
ることが望ましい。
【0026】また、各表示素子の形状を正多角形状と
し、各辺のなす内角θを90°以上の角度を有する構造
とすることにより、鋭角のエッジによる電界集中を低減
することができる。また、鋭角のエッジを有する場合エ
ッジ部分に発光層材料が行き渡らず未充填となるような
製造上の不具合を抑制することができる。そして、未充
填部分に起因する電気ショートの発生を防止することが
できる。
【0027】次に、この有機EL表示装置1の製造方法
の一例について説明する。マトリクスアレイ状に信号線
110、走査線120、画素スイッチ130、駆動制御
素子141等を配置した基板上に、陽極膜AD材料とし
て例えばITOを蒸着、スパッタリング等により膜厚5
0nmに成膜した後、フォトリソグラフィー法によりパ
ターニングすることにより表示画素140に対応した陽
極膜ADを形成する。
【0028】この陽極膜AD上に、第1隔壁材料として
例えばSiN膜を膜厚100nmに成膜し、連続して第
1隔壁膜上に第2隔壁材料として例えばポリイミドを膜
厚3000nmとなるように成膜する。第1隔壁161
の膜厚は、発光層EMの膜厚とほぼ同一となるよう設定
することが望ましく、第2隔壁162の膜厚は、発光層
材料塗布時に各表示画素140の発光層材料が隣接する
表示画素140に付与されない程度に設定することが望
ましい。
【0029】第2隔壁材料は、有機絶縁膜からなり、有
機絶縁膜としては、その目的を達する物ならばいかなる
物でもかまわないが、プロセスの簡便性から感光性を有
する物が望ましい。たとえばポジ型のパターンを与える
有機絶縁膜としては、フェノール樹脂・ポリアクリル・
ポリアミド樹脂・ポリアミック酸などのアルカリ可溶性
の高分子誘導体にナフトキノンジアジドなどの感光性化
合物を添加し、露光・アルカリ現像によりポジパターン
を得られるような材料が挙げられる。ネガ型のパターン
を与える有機絶縁膜としては化学線の照射により現像液
への溶解速度が遅くなる感光性組成物、たとえば化学線
照射により架橋する官能基を有する感光性組成物が挙げ
られる。化学線照射により架橋するたとえばエポキシ基
を有する化合物を含有する感光性組成物、等を用いるこ
とが出来る。
【0030】次に第2隔壁膜をパターニングし、画素発
光領域に対応する位置に開口を有する格子状の第2隔壁
162を形成する。本実施形態では、開口の形状を円形
状としたが、これに限定されない。
【0031】続いて、第1隔壁膜を所定形状にパターニ
ングし、画素発光領域を規定する開口部を有する第1隔
壁161と、各表示素子PXを区分する凸状部170
を同時に形成する。例えば、本実施形態においては表示
画素140内に直径(内側)d、幅Dの環状凸状部
170を第1隔壁161端部から等距離dの位置に配
置した。こうして形成される凸状部170は、画素発光
領域の発光形状の外周形状とほぼ同一である。ここで
は、d=dとし、例えばDを0.1μmに設定し
た。このように第1隔壁161と同一材料で同時に凸状
部170を形成するため、材料、プロセスを増大させる
ことなく、またコストを増大させることなく凸状部17
0を形成することができる。
【0032】次に、陽極上に発光層EMを形成する。こ
こでは陽極バッファ層および有機発光層EMからなる有
機積層構造で形成される。陽極バッファ層材料として
は、ポリチオフェン誘導体、ポリアニリン誘導体、(た
とえば、ポリエチレンジオキシチオフェンとポリスチレ
ンスルホン酸の混合物、または、ポリアニリンとポリス
チレンスルホン酸の混合物)等を用いることが出来る。
陽極バッファ層の膜厚は、通常、1〜100nm程度が
よい。陽極バッファ層はスピンコート法あるいはインク
ジェット法により形成される。
【0033】有機発光層材料としては、通常、有機EL
素子に用いられるものを用いることが出来る。そのよう
なものとして、赤は、たとえばポリビニレンスチレン誘
導体のベンゼン環にアルキルまたはアルコキシ置換基を
有する高分子化合物、ポリビニレンスチレン誘導体のビ
ニレン基にシアノ基を有する高分子化合物などが挙げら
れる。緑は、たとえばアルキルまたはアルコキシまたは
アリール誘導体置換基をベンゼン環に導入したポリビニ
レンスチレン誘導体などが挙げられる。青は、たとえば
ジアルキルフルオレンとアントラセンの共重合体など、
ポリフルオレン誘導体が挙げられる。また、これらの高
分子化合物に低分子の発光材料などを添加してもかまわ
ない。有機発光層の膜厚は、材料により最適な膜厚があ
るが、通常50〜200nm程度がよい。
【0034】発光層は、それぞれの成分を含む溶液をイ
ンクジェット法により成膜する。まず、第1隔壁161
および第2隔壁162でなる隔壁160により区分され
た各画素発光領域に、スピンコート法により、陽極バッ
ファ層材料を成膜し、120℃で3分加熱して、厚さ3
0nmの陽極バッファ層を形成した。
【0035】その後、各色に相当する画素発光領域の陽
極バッファ層上に、各色の有機発光層材料をインクジェ
ット法により所定液量を滴下し、90℃で1時間乾燥し
て、厚さ80nmの有機発光層EMを形成した。例え
ば、赤画素および青画素用には文献(Adv.Mate
r.1998,10,1340)を参考にPPV誘導体
を合成し、これをテトラリンに1%溶解し、青画素用に
は文献(Adv.Mater.1998,10,99
3)を参考にジヘキシルフルオレンとアントラセンの誘
導体を合成し、同様にテトラリンに1%溶解して有機発
光層材料とした。
【0036】このとき、画素発光領域に凸状部170を
配置することにより、発光領域を分割することができ、
乾燥後の発光層EMの膜厚バラツキを効果的に抑制する
ことができる。
【0037】次いで、陰極材料としてBaを10−7P
aの真空度で90Åの膜厚に蒸着し、陰極膜CDを形成
した。続いて、Alを1500Åの膜厚に蒸着し、保護
層150を形成した。
【0038】また、封止基板200の主表面の周縁部に
紫外線硬化型樹脂からなるシール材を塗布し、アレイ基
板100の主表面と対向させNまたはAr等の不活性
ガス雰囲気中で貼りあわせる。ついで、紫外線を照射し
シール材を硬化させ、有機EL表示素子PXが支持基
板101および封止基板200間に封止された有機EL
表示装置1を作成する。
【0039】このようにして形成したカラー表示型アク
ティブマトリクス有機EL表示装置は、高い発光輝度を
示した。
【0040】尚、上述の実施形態では、陽極とTFTの
ソース・ドレイン電極とが同一平面上にある場合につい
て説明したが、ソース・ドレイン電極上に絶縁膜を配置
して、この絶縁膜上に陽極を配置し、絶縁膜に形成され
るコンタクトホールを介して陽極と駆動制御素子141
のドレイン電極Dとを電気的に接続するものであっても
よい。
【0041】また、上述の実施形態では、アレイ基板1
00側から光を取出し表示面とする下面発光型について
説明したがこれに限定されず、陰極を光透過性導電膜で
形成し対向基板側から光を取出す上面発光型としてもよ
い。例えば陽極をPt、陰極をMg:Agを成膜速度比
9:1で共に蒸着しその上にITOを配置して形成す
る。このとき、Mg:Agは光透過性を有する程度に薄
膜に成膜することができる。
【0042】また、アレイ基板100に用いられる基板
としては、発光層構造を保持できるものであれば、どの
ようなものを用いてもよい。ガラス基板が一般的である
が、デバイスの目的に合わせ、たとえばプラスチックシ
ートなど、フレキシブルなものであってもよい。
【0043】また、発光層EMを陽極バッファ層と有機
発光層の2層構造で形成するものについて説明したが、
さらに陰極および有機発光層間に陰極バッファ層を備え
た3層構造、あるいは機能的に複合された単層構造で構
成してもよい。
【0044】また、本発明は有機EL表示装置に限定さ
れず、自己発光表示装置一般に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ると発光層の膜厚バラツキが抑制され、高い表示性能を
有する自己発光表示装置を達成することができる。ま
た、表示素子のレイアウトの改善により、発光面積を低
減することのなく、電気ショートや電界集中の低減され
た自己発光表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置の
概略平面図。
【図2】本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置の
一部概略断面図。
【図3】本発明の一実施形態に係る表示画素を示し同図
(a)はその部分平面図、同図(b)は部分断面図。
【図4】本発明の他の実施形態に係る表示画素を示し同
図(a)はその部分平面図、同図(b)は部分断面図。
【図5】本発明の他の実施形態に係る表示画素を示し同
図(a)はその部分平面図、同図(b)は部分断面図。
【図6】本発明の他の実施形態に係る表示画素を示し同
図(a)はその部分平面図、同図(b)は部分断面図。
【符号の説明】
1・・・有機EL表示装置 100・・・アレイ基板 110・・・信号線 120・・・走査線 130・・・画素スイッチ 140・・・表示画素 141・・・駆動制御素子 150・・・保護層 160・・・隔壁 161・・・第1隔壁 162・・・第2隔壁 170・・・凸状部 200・・・封止基板 AD・・・陽極膜 CD・・・陰極膜 EM・・・発光層 PX・・・表示素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB02 AB04 AB11 AB17 BA06 BB07 DB03 GA04 5C094 AA03 AA08 AA31 AA42 AA43 AA55 BA03 BA12 BA27 CA19 CA24 DA13 EA04 EA05 EA07 FA01 FB01 FB20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配置される複数の陽極膜
    と、前記陽極膜上に配置される発光層と、前記発光層を
    介して前記陽極膜と対向配置される陰極膜とを備えた表
    示画素と、隣接する前記陽極膜間を電気的に絶縁し、前
    記陽極膜上に開口部を有する隔壁と、を備えた自己発光
    表示装置であって、 前記陽極膜上に絶縁材料でなり、前記発光層の膜厚とほ
    ぼ同一の高さでなる凸状部を備えたことを特徴とする自
    己発光表示装置。
  2. 【請求項2】前記隔壁は、前記凸状部以上の高さである
    ことを特徴とする請求項1記載の自己発光表示装置。
  3. 【請求項3】前記凸状部は、無機絶縁材料でなることを
    特徴とする請求項1記載の自己発光表示装置。
  4. 【請求項4】前記凸状部は、前記隔壁の前記開口部端部
    から等距離にある環状形であることを特徴とする請求項
    1記載の自己発光表示装置。
  5. 【請求項5】前記自己発光表示装置は、外形の大きさが
    異なる複数の環状の前記凸状部を有し、外形の大きい凸
    状部が大きさの小さい凸状部を内包することを特徴とす
    る請求項1記載の自己発光表示装置。
  6. 【請求項6】一つの画素内に複数の表示素子を備えてな
    る表示画素がマトリクス状に配置された自己発光表示装
    置であって、 前記複数の表示素子は外形の大きさがそれぞれ異なり、
    外形の大きい表示素子がより外形の小さい表示素子を内
    包することを特徴とする自己発光表示装置。
  7. 【請求項7】前記複数の表示素子のうち、最も外形の小
    さい表示素子を除く他の表示素子は環状形であることを
    特徴とする請求項6記載の自己発光表示装置。
  8. 【請求項8】前記表示素子は、円形状または正多角形状
    であることを特徴とする請求項7記載の自己発光表示装
    置。
  9. 【請求項9】前記表示素子の各々は、絶縁材料でなる凸
    状部により区画されていることを特徴とする請求項6記
    載の自己発光表示装置。
  10. 【請求項10】前記表示素子の環状幅はそれぞれ等しい
    ことを特徴とする請求項7記載の自己発光表示装置。
  11. 【請求項11】前記表示画素の発光形状と前記表示素子
    の外周形状がほぼ同一であることを特徴とする請求項6
    記載の自己発光表示装置。
JP2002075417A 2002-03-19 2002-03-19 自己発光表示装置 Expired - Fee Related JP4248184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075417A JP4248184B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 自己発光表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002075417A JP4248184B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 自己発光表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003272872A true JP2003272872A (ja) 2003-09-26
JP4248184B2 JP4248184B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=29204502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002075417A Expired - Fee Related JP4248184B2 (ja) 2002-03-19 2002-03-19 自己発光表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4248184B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005116313A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置とその製造方法、並びに電子機器
JP2005326799A (ja) * 2003-11-27 2005-11-24 Seiko Epson Corp 電気光学装置、半導体装置、電気光学装置用基板、およびそれらの製造方法、並びに電子機器
JP2006164864A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
JP2006221960A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Seiko Epson Corp 発光装置および発光装置の製造方法
JP2007123282A (ja) * 2004-02-26 2007-05-17 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置及び電子機器
JP2007141472A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Seiko Epson Corp 電気光学装置、電気光学装置の製造方法及び画像形成装置
JP2007311236A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Seiko Epson Corp デバイス、膜形成方法及びデバイスの製造方法
JP2008004290A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 有機el表示装置および有機el表示装置の製造方法
US7501754B2 (en) 2004-02-26 2009-03-10 Seiko Epson Corporation Organic electroluminescent device, method of manufacturing organic electroluminescent device, and electronic apparatus
JP2009075194A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Casio Comput Co Ltd 表示パネル及びその製造方法
JP2009129648A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法および有機エレクトロルミネッセンス装置
JP2010504608A (ja) * 2006-09-22 2010-02-12 ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド 分子電子素子の製造方法及び構造体
JP2010177156A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置、およびその製造方法
JP2011029195A (ja) * 2003-11-27 2011-02-10 Seiko Epson Corp 電気光学装置、半導体装置、電気光学装置用基板、およびそれらの製造方法、並びに電子機器
JP2011508964A (ja) * 2007-12-19 2011-03-17 ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド 電子デバイスおよび溶液プロセス技術を用いてこれを製造する方法
WO2014192396A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 ソニー株式会社 表示装置および電子機器
CN109301075A (zh) * 2017-07-25 2019-02-01 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板及其制作方法、显示装置
WO2020065937A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 シャープ株式会社 表示装置

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005116313A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置とその製造方法、並びに電子機器
JP4581368B2 (ja) * 2003-10-07 2010-11-17 セイコーエプソン株式会社 有機エレクトロルミネッセンス装置とその製造方法、並びに電子機器
JP2005326799A (ja) * 2003-11-27 2005-11-24 Seiko Epson Corp 電気光学装置、半導体装置、電気光学装置用基板、およびそれらの製造方法、並びに電子機器
JP2011029195A (ja) * 2003-11-27 2011-02-10 Seiko Epson Corp 電気光学装置、半導体装置、電気光学装置用基板、およびそれらの製造方法、並びに電子機器
JP4497156B2 (ja) * 2004-02-26 2010-07-07 セイコーエプソン株式会社 有機エレクトロルミネッセンス装置及び電子機器
JP2007123282A (ja) * 2004-02-26 2007-05-17 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置及び電子機器
US7501754B2 (en) 2004-02-26 2009-03-10 Seiko Epson Corporation Organic electroluminescent device, method of manufacturing organic electroluminescent device, and electronic apparatus
JP2006164864A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
JP2006221960A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Seiko Epson Corp 発光装置および発光装置の製造方法
JP2007141472A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Seiko Epson Corp 電気光学装置、電気光学装置の製造方法及び画像形成装置
JP2007311236A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Seiko Epson Corp デバイス、膜形成方法及びデバイスの製造方法
JP2008004290A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 有機el表示装置および有機el表示装置の製造方法
JP2010504608A (ja) * 2006-09-22 2010-02-12 ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド 分子電子素子の製造方法及び構造体
JP2009075194A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Casio Comput Co Ltd 表示パネル及びその製造方法
JP2009129648A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法および有機エレクトロルミネッセンス装置
JP2011508964A (ja) * 2007-12-19 2011-03-17 ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド 電子デバイスおよび溶液プロセス技術を用いてこれを製造する方法
JP2010177156A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置、およびその製造方法
US20160104750A1 (en) * 2013-05-28 2016-04-14 Sony Corporation Display unit and electronic apparatus
CN105230125A (zh) * 2013-05-28 2016-01-06 索尼公司 显示装置和电子设备
KR20160015203A (ko) * 2013-05-28 2016-02-12 소니 주식회사 표시 장치 및 전자 기기
WO2014192396A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 ソニー株式会社 表示装置および電子機器
JPWO2014192396A1 (ja) * 2013-05-28 2017-02-23 ソニー株式会社 表示装置および電子機器
CN109659334A (zh) * 2013-05-28 2019-04-19 索尼公司 显示装置和电子设备
US10439006B2 (en) 2013-05-28 2019-10-08 Sony Corporation Controlling luminance of a display unit
KR102203421B1 (ko) * 2013-05-28 2021-01-14 소니 주식회사 표시 장치 및 전자 기기
CN109659334B (zh) * 2013-05-28 2023-05-02 索尼公司 显示装置和电子设备
CN109301075A (zh) * 2017-07-25 2019-02-01 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板及其制作方法、显示装置
CN109301075B (zh) * 2017-07-25 2020-07-03 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板及其制作方法、显示装置
US11152436B2 (en) 2017-07-25 2021-10-19 Beijing Boe Display Technology Co., Ltd. Display panel, fabrication method thereof, and display device
WO2020065937A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 シャープ株式会社 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4248184B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4248184B2 (ja) 自己発光表示装置
US9064822B2 (en) Organic electroluminescent device and method of manufacturing the same
US9209231B2 (en) Array substrate, method for fabricating the same, and OLED display device
EP2744008B1 (en) Array substrate, method for fabricating the same, and OLED display device
US9368757B2 (en) Organic light emitting display device including graded functional layers
JP4074099B2 (ja) 平面表示装置およびその製造方法
JP4809087B2 (ja) エレクトロルミネッセンス装置、電子機器、およびエレクトロルミネッセンス装置の製造方法
KR100753088B1 (ko) 표시장치와 그 제조방법
JP2004006337A (ja) 有機電界発光素子
JP2007134327A (ja) 表示装置とその製造方法
TW201308705A (zh) 有機發光裝置及其製造方法
US20220376007A1 (en) Display substrate, method for forming the same and display device
JP2010262940A (ja) 有機エレクトロルミネセンスパネル及びその製造方法
JP2010238675A (ja) ディスプレイ装置
JP2006269329A (ja) 発光装置
US20210273197A1 (en) Display substrate and manufacturing method thereof, display panel and display apparatus
JP2007026849A (ja) エレクトロルミネッセンス装置、エレクトロルミネッセンス装置の製造方法および電子機器
JP2004319119A (ja) 表示装置及びその製造方法
CN111933670A (zh) 一种显示基板及其制备方法、显示装置
KR20140127688A (ko) 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조 방법
JP2010272300A (ja) 有機el表示装置の製造方法
KR20080003079A (ko) 유기발광소자 및 그 제조방법
JP2011014595A (ja) 薄膜トランジスタ及び薄膜トランジスタの製造方法
JP2004103502A (ja) 有機el表示装置
KR101753773B1 (ko) 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050225

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050414

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees