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JP2003257601A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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Publication number
JP2003257601A
JP2003257601A JP2002056968A JP2002056968A JP2003257601A JP 2003257601 A JP2003257601 A JP 2003257601A JP 2002056968 A JP2002056968 A JP 2002056968A JP 2002056968 A JP2002056968 A JP 2002056968A JP 2003257601 A JP2003257601 A JP 2003257601A
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JP
Japan
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light
top plate
light emitting
emitting means
heated
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JP2002056968A
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Tetsuya Kaji
徹也 鍜治
Kiyoyoshi Takada
清義 高田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/12Cooking devices
    • H05B6/1209Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them
    • H05B6/1218Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them with arrangements using lights for heating zone state indication

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トッププレートに被加熱物を載置したとき、
トッププレートと被加熱物とで光による模様を立体的に
描くようにすること。 【解決手段】 本体の上面に設けた鍋を載置する加熱部
を有するトッププレート12と、トッププレート12の
下方に設けた鍋を誘導加熱する加熱コイルと、加熱コイ
ルの外周部に設けた発光手段とを備えた誘導加熱調理器
において、トッププレート12を透光性の耐熱ガラス2
5と印刷により設けた膜26とにより構成し、発光手段
の発光面23に対応する膜の部分に多数のスリット27
を発光面23と交叉して設ける構成とした。この構成に
よりスリット27を透過した光が鍋の側面で反射して炎
のイメージを与える事ができる。したがって、鍋を炎の
中に載置したようなイメージを与える事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光手段によりト
ッププレートの上面に光による模様を描く構成を有する
誘導加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導加熱調理器は加熱コイルに高周波電
流を流し、高周波磁界を発生させ、加熱コイルと磁気結
合している鍋(負荷)に渦電流によるジュール熱を発生
させ、鍋自体を発熱させて調理を行う調理器である。そ
のため炎が見えるガス調理器や加熱部が赤熱する電気ヒ
ータと違い加熱部を視覚的に捉えることが出来ないとい
う問題があった。
【0003】この課題を解決するために、例えば、特開
2001―160483号公報に記載されているような
ものがあった。図9は、前記公報に記載された従来の誘
導加熱調理器の断面を示すものである。図9において、
1は外郭を構成する本体であり、2は本体の上部に設け
たトッププレートである。3はトッププレート2に載置
された鍋などの被加熱物であり誘導加熱により発熱し内
部に収納した調理物を加熱する。4はトッププレート2
の下部に設けられた被加熱物を誘導加熱する加熱コイル
である。
【0004】また、5は発光手段であり光源6と導光体
7とより構成され、発光面8よりトッププレート2に向
かって光を放射する。9は加熱コイルや発光手段を制御
する制御手段である。
【0005】前記構成において加熱コイルが通電される
と被加熱物は誘導加熱により加熱される。それと同時
に、光源6が点灯し、その光は導光体7を導光し発光面
8より発光しトッププレート2を照射する。これにより
トッププレート2の面上には図10に示すような円環状
の模様が描かれ、加熱部を視覚的に捉える事ができると
いうものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年食生活の向上に伴
い、誘導加熱調理器においても被加熱物として鉄鍋か
ら、軽くて高級感のあるステンレス系の鍋が用いられる
ようになり、調理時の雰囲気が重要視されるようになっ
てきた。しかしながら、前記従来の構成では、加熱部を
視覚的に捉える事ができるが平面的なものであり、調理
時においても、もっとゆとりを感じられるような調理器
が望まれていた。
【0007】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、トッププレートに被加熱物を載置したとき、トップ
プレートと被加熱物とで光による模様を立体的に描くこ
とができる誘導加熱調理器を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の誘導加熱調理器は外郭を構成する本
体と、前記本体の上面に設けた被加熱物を載置する加熱
部を有するトッププレートと、前記トッププレートの下
方に設けた前記被加熱物を誘導過熱する加熱コイルと、
前記加熱コイルの外周部の少なくとも一部に設けた発光
手段と,前記発光手段と対向するトッププレートの少な
くとも一部に透光部を備え、前記透光部から透過した光
が、被加熱物の外表面の少なくとも一部に反射される構
成とした。この構成により、被加熱物が炭火またはガス
の炎の中に載置されたようなイメージを与え、ほのぼの
とした感じを与える事ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、外郭を
構成する本体と、前記本体の上面に設けた被加熱物を載
置する加熱部を有するトッププレートと、前記トッププ
レートの下方に設けた前記被加熱物を誘導過熱する加熱
コイルと、前記加熱コイルの外周部の少なくとも一部に
設けた発光手段と,前記発光手段と対向するトッププレ
ートの少なくとも一部に透光部を備え、前記透光部から
透過した光が、被加熱物の外表面の少なくとも一部に反
射される構成としたので、あたかも炎の中に載置された
ように映し出されたイメージを与えることができ、使用
者をほのぼのとしたゆとりのある気持ちにさせることが
できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、外郭を構成する
本体と、前記本体の上面に設けた被加熱物を載置する加
熱部を有するトッププレートと、前記トッププレートの
下方に設けた前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイル
と、前記加熱コイルの外周部の少なくとも一部に設けた
発光手段とを備え、前記トッププレートの下面の前記発
光手段に対応する位置の少なくとも一部に光の透過率の
異なる部位を交互に設ける構成とした。この構成によ
り、被加熱物の側面底部に光の明暗により、炎のような
模様が形成され、使用者にゆとり感を持たせることがで
きる。
【0011】請求項3に記載の発明は、特に請求項2に
記載のトッププレートの光の透過率の異なる部位を透光
性の膜の有無よりなる構成としたので、簡単な構成で明
暗の異なる部位をつくることができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、特に、請求項2
から3に記載の構成において、光の透過率の高い方の部
位を発光体の外周方向に向かって放射状に、矩形または
細長い花弁状、あるいはこれらに準じた形状にする構成
としたので、被加熱物の側面に細長いはっきりとした炎
の模様を描くことができる。また、さらに炎の高さの高
い模様を作り上げることができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、外郭を構成する
本体と、前記本体の上面に設けた被加熱物を載置する加
熱部を有するトッププレートと、前記トッププレートの
下方に設けた前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイル
と、前記加熱コイルの外周部の少なくとも一部に設けた
発光手段とを備え、前記トッププレートの下面の前記発
光手段の発光面に対応する位置に沿って少なくとも一部
に凹部を非連続的に設ける構成とした。この構成によ
り、被加熱物の側面底部に光の明暗により、炎のような
模様が形成され、使用者にゆとり感を持たせることがで
きる。
【0014】請求項6に記載の発明は、特に、請求項2
〜5のいずれか1項に記載の構成において、発光手段の
発光色の明暗を経時的に変える構成としたので、揺らぎ
を有する模様を描くことができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、特に、請求項2
〜6のいずれか1項に記載の構成において、発光手段の
発光巾を経時的に変える構成としたので、揺らぎを有す
る模様を描くことができる。
【0016】請求項8に記載の発明は、特に、請求項2
〜7のいずれか1項に記載の構成において、発光手段は
光源と導光体とからなり、前記光源と前記導光体との位
置関係を経時的に変える構成としたので、揺らぎを有す
る模様を描くことができる。
【0017】請求項9に記載の発明は、特に、請求項2
〜8のいずれか1項に記載の構成において、発光手段の
発光面とトッププレートとの位置関係を経時的変える構
成としたので、揺らぎを有する模様を描くことができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0019】(実施例1)図1(a)は本発明の実施例
1における誘導加熱調理器のトッププレートの断面図、
図1(b)はトッププレートの要部裏面図であり、図2
は本発明の実施例1における誘導加熱調理器の外観斜視
図、図3同誘導加熱調理器の要部側面断面図、図4は円
環状の発光手段である。また、図5はトッププレート上
に被加熱物を載置した状態の模式図である。
【0020】図2において、11は外郭を構成する本体
であり、12は本体11の上面に設けたトッププレート
であり、13及び14は被加熱物を誘導加熱する誘導加
熱部、15はヒータ加熱するラジエント加熱部である。
【0021】また、16はロースタ部、17は操作部で
ある。図3は誘導加熱調理器の要部側面断面図で、誘導
加熱部13または14のどちらか一方を示したものであ
るが、本実施例では誘導加熱部13に対応したものとし
て説明する。図において、トッププレート12の上面の
誘導加熱部13に被加熱物である鍋18が載置され、ト
ッププレート12の下部には誘導加熱部13に対応して
加熱コイル19が設けられている。そして、加熱コイル
19の周囲には図4に示す円環状の発光手段20が設け
られている。この発光手段20は光源21と発光面23
を有する導光体22より構成されている。なお、24は
制御部である。
【0022】前記構成において加熱コイル19が通電さ
れると被加熱物である鍋18は誘導加熱により加熱され
る。それと同時に、光源21が点灯し、その光は導光体
22を導光し順次発光面23より発光しトッププレート
12を照射する。これによりトッププレート12の面上
に光による模様が描かれる。
【0023】次に、本実施例の特徴であるトッププレー
ト12の構成について説明する。
【0024】図1において、トッププレート12は透光
性の耐熱ガラス25の裏面に印刷により半透明の膜26
を設けた構成になっている。これは外部から本体11の
内部が見えないようにするためである。本実施例の特徴
はこのような構成のトッププレート12において、発光
手段20に対応する位置の少なくとも一部に光の透過率
の異なる部位を交互に設ける構成とした点である。具体
的には図1(a)に示すように膜26の発光手段20の
発光面23に対応する部分にスリット27を設けた点で
ある。このスリット27の設け方は印刷時に膜を設けな
い部分として膜26と同時に設けるか、膜26を作製後
エッチングなどの手段によりスリット部の膜を除去して
設けるかなどの方法により得ることができる。
【0025】スリット27を設けた位置は光が良く通る
ので明るく、スリット27のない位置は光が通り難いた
め相対的に暗くなる。このとき、図1(b)に示すよう
にスリット27を細長い花弁状とし、この花弁が点線で
示した導光体22の発光面23と交叉するようにする。
特に、導光体22が円環状の場合は花弁の方向を半径方
向に向け交叉するようにすると全体のバランスがよく花
びらのような模様が得られる。
【0026】このように構成したトッププレート12上
に鍋18として円形の鍋を載置し、調理をしたときの状
態を図5に示す。本実施例では円環状の発光手段20を
用いているため、トッププレート12上に円形の模様が
描かれ加熱部13の範囲が明示される。
【0027】さらに、半透明の膜26の中に光透過率の
高い花弁状のスリット27が導光体22の発光面23と
交叉して全周に多数設けられているため、トッププレー
ト12上には円形の模様に重ねて花弁が載置されたよう
な模様となる。この模様は花弁状のスリット27の部分
は光の透過率が高いため明るく、スリット27とスリッ
ト27との間は光の透過率が比較的低いため暗くなる。
したがって、円環状に沿って明暗が交互に現れる模様と
なる。このような模様が描かれるトッププレート12上
に円形の鍋18が載置されると、スリット27の先端部
を透過した光は鍋18の外表面に達し、ここで反射され
るが、スリット27間の円環状部に対応する位置から放
射された光は鍋18に到達しないかまたは到達しても光
が弱いため認識されにくい。このため、鍋18の外表面
にはスリットを透過した光により鍋の外表面に炎状の模
様25が形成され、鍋18があたかも炎の中に載置され
たようなイメージを与える事ができる。このようなイメ
ージは鉄系の鍋よりも、反射率の高いステンレス系の
鍋、またはアルミニウム系の鍋などの方がより鮮明にな
る。
【0028】なお、本実施例では光の透過率の異なる部
位を設ける方法は前記方法以外に、二重の印刷膜により
設ける方法がある。このとき、最初は透過率の高い膜で
全体を印刷し、次いで、透過率があまり高くない膜をス
リット部以外に設ける方法である。この場合、最初の膜
は赤色光をよく透過する膜にするとより鮮明な赤色が鍋
を照射するのでさらに炎の感じをよくすることができ
る。もちろん、この場合の印刷膜の形成はどちらを先に
しても問題はない。
【0029】また、耐熱ガラスを赤色ガラスにしても同
様に炎の感じをよくすることができる。
【0030】また、耐熱ガラスに設ける膜は、印刷以外
に塗装や、耐熱性のフイルムを貼り付ける方法等の本実
施例の主旨にそうものであれば良い。
【0031】また、本実施例ではスリットの形状とした
花弁状の形状について説明したが、この形状に限定され
るものでなく、本発明の主旨に合う形状であればどのよ
うな形状であってもよい。特に細長い矩形状とし、その
先端が次第に細くなる形状、または半円の形状、すなわ
ち花弁に準じた形状とすると炎の感じが良く表現される
ようになる。
【0032】また、本実施例ではトッププレート上にス
リットが円環状の導光体と交叉するような図形を描くよ
うに設けた場合を説明したが、通常鍋に照射される光は
導光体の外側のスリット部を透過した光によるものであ
る。したがって、スリットに対応する導光体の外側にだ
け設けるようにしてもよい。このようにすることにより
透過光の強度を強くできる。ただしこの場合、鍋の大き
さが小さく、円環状の導光体のかなり内側に載置される
ような場合は本実施例の効果は得られず、むしろ本実施
例で示したスリットに対応する導光体の両側に設ける方
が好ましい。
【0033】また、スリットの巾及び長さは特に規制さ
れるものではなく、夫々の機種に応じて実験結果を参照
して設計により定めればよい。
【0034】また、本実施例では、スリットを円環状
の、すなわち加熱部の全周にわたって設けた場合を説明
したがこれに限定されるものでなく、円環状の一部すな
わち使用者が良く見る部分だけであっても良いのは勿論
である。
【0035】また、円環状にスリットを配置する場合に
ついて説明したが、機種によってはこの形状に規制され
る事なく導光体の形状に応じて、例えば四角形等であっ
ても良い。
【0036】(実施例2)図6は本発明の実施例2にお
ける誘導加熱調理器のトッププレートの要部裏面図であ
る。なお、本実施例の基本構成は実施例1と同じである
ので、その説明は省略し異なる点を中心に説明する。ま
た、実施例1と同一構成には同一符号を付しその説明は
省略する。
【0037】本実施例では図6に示すように、トッププ
レート12の裏面の導光体22に対応する部分に凹部2
8を設け、かつ凹部28には印刷などによる膜26を設
けないようにし、凹部の光透過率を高くしたことを特徴
としている。この構成では、発光面23より放射された
光が凹部28に入射すると、入射した光の放射方向が凸
部から放射する形になるので、放射光束は拡がりをもつ
ようになる。勿論このような関係になるように導光体2
2と凹部28との距離を決める必要がある。このように
構成されたトッププレート12に鍋18を載置すると、
凹部を透過した光は明るく、かつ拡がりを持っているの
で鍋18の壁面に上部に行くにしたがって幅広くかつ、
ぼやっとした炎状の模様を描く。したがって、鍋18が
炎の中に載置しているような感じが得られる。
【0038】なお、凹部の形状は光が加熱部の半径方向
に拡がるような形状にするのが好ましい。
【0039】また、前記説明ではトッププレートの裏面
に凹部を設けた場合を示したが、逆にトッププレートの
表面の導光体に対応する位置に凸部を設けても同様な効
果が得られる。ただしこの場合、表面に凸部があるため
鍋をトッププレート上で移動し難くなるが、逆に鍋を適
正な加熱部内に載置しやすくなり、またトッププレート
自体に傷がつきにくくなるという利点もある。
【0040】(実施例3)図7は本発明の実施例3にお
ける誘導加熱調理器の要部断面図である。なお、本実施
例の基本構成は実施例1または2と同じであるので、そ
の説明は省略し異なる点を中心に説明する。また、実施
例1と同一構成には同一符号を付しその説明は省略す
る。
【0041】本実施例では図7に示すように、導光体2
2の発光面23に凸部29と平坦部30とを交互に設け
たことを特徴としている。そして凸部29に対応するト
ッププレート12の裏面には膜26を設けない構成とし
た。この構成により、トッププレート12から放射され
る凸部29に対応する光は明るく、かつ拡がりをもって
いるので、実施例2で記載したと同様な効果が得られ
る。
【0042】(実施例4)本実施例では実施例1〜3で
得られた炎に揺らぎ感を持たせる構成について述べる。
なお、本実施例の基本構成は実施例1ないし3と同じで
あるので、その説明は省略し異なる点を中心に説明す
る。
【0043】また、説明を分かり易くするために実施例
1と同一構成には同一符号を用いその説明は省略する。
【0044】発光手段20の光源21の電圧または電流
を変化させ、光出力を経時的に変えるようにする。これ
により鍋18に照射される光の明暗が変化し、いっそう
鍋18が炎の中に置かれているような感じを与えること
ができる。
【0045】また、夫々独立して光源21を有する導光
体22を複数本並列に設け、これらの導光体22を経時
的に選択し発光させることにより、発光手段20の発光
幅を変えるようにする。これにより鍋18に照射される
光の面積の大きさ、すなわち、炎の大きさが変化し、一
層鍋18が炎の中に置かれているような感じを与えるこ
とができる。さらに、先述したように光源21の出力を
変えるようにするとさらに効果的である。
【0046】また、図8に示すように、光源21と導光
体22との位置関係を変えるようにするとよい。例え
ば、光源21に移動手段を設け、図8に示す矢印方向に
移動させるようにする。これにより、光源21と導光体
22との位置関係が変わり、導光体22に入力される光
の量が変わる。したがって、鍋18の壁面に放射される
光の量が変わり、鍋18が炎の中に置かれているような
感じを与えることができる。さらに、先述したように光
源21の出力を変えたり、巾を変えたりするようにする
とさらに効果的である。
【0047】また、導光体22に移動手段を設け、発光
面23とトッププレート12との位置関係が変わるよう
にしても良い。この場合の位置関係は発光面23とトッ
ププレート12との距離、または左右及び前後の位置を
変えるようにしても良い。これにより、鍋18の壁面の
模様が揺らいで見えるようにすることができる。
【0048】なお、実施例1〜4において誘導加熱調理
器として加熱部が3箇所あるものについて述べたが、勿
論これに限定されるものではない。
【0049】また、実施例1〜4において導光体の発光
面にフィルタなどを設け、発光面から放射する光の量が
各部位ごとに交互に異なる構成にしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜12に記載の
発明によれば、トッププレートに被加熱物を載置したと
き、トッププレートと被加熱物とで光による模様を立体
的に描くことができ、使用者にゆとり感を与える事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1における誘導加熱調理
器のトッププレートの断面図 (b)同誘導加熱調理器のトッププレートの要部裏面図
【図2】本発明の実施例1における誘導加熱調理器の外
観斜視図
【図3】同誘導加熱調理器の要部側面断面図
【図4】円環状の発光手段を示す図
【図5】本発明の実施例1における誘導加熱調理器のト
ッププレート上に被加熱物を載置した状態の模式図
【図6】本発明の実施例2における誘導加熱調理器のト
ッププレートの要部裏面図
【図7】本発明の実施例3における誘導加熱調理器の要
部断面図
【図8】本発明の実施例4における誘導加熱調理器の発
光手段の要部断面図
【図9】従来の誘導加熱調理器の側面断面図
【図10】従来の誘導加熱調理器のトッププレート上に
描かれた模様を示す図
【符号の説明】
11 本体 12 トッププレート 18 鍋(被加熱物) 19 加熱コイル 20 発光手段 21 光源 22 導光体(線状発光体) 26 膜 28 凹部 29 凸部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭を構成する本体と、前記本体の上面
    に設けた被加熱物を載置する加熱部を有するトッププレ
    ートと、前記トッププレートの下方に設けた前記被加熱
    物を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの外周
    部の少なくとも一部に設けた発光手段と,前記発光手段
    と対向するトッププレートの少なくとも一部に透光部を
    備え、前記透光部から透過した光が、被加熱物の外表面
    の少なくとも一部に反射される構成とした誘導加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 外郭を構成する本体と、前記本体の上面
    に設けた被加熱物を載置する加熱部を有するトッププレ
    ートと、前記トッププレートの下方に設けた前記被加熱
    物を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの外周
    部の少なくとも一部に設けた発光手段とを備え、前記ト
    ッププレートの下面の前記発光手段に対応する位置の少
    なくとも一部に光の透過率の異なる部位を交互に設ける
    構成とした誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 トッププレートの光の透過率の異なる部
    位は透光性の膜の有無よりなる構成とした請求項2に記
    載の誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 光の透過率の高い方の部位を発光体の外
    周方向に向かって放射状に、矩形または細長い花弁状、
    あるいはこれらに準じた形状にする構成とした請求項2
    〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 【請求項5】 外郭を構成する本体と、前記本体の上面
    に設けた被加熱物を載置する加熱部を有するトッププレ
    ートと、前記トッププレートの下方に設けた前記被加熱
    物を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの外周
    部の少なくとも一部に設けた発光手段とを備え、前記ト
    ッププレートの下面の前記発光手段の発光面に対応する
    位置に沿って少なくとも一部に凹部を非連続的に設ける
    構成とした誘導加熱調理器。
  6. 【請求項6】 発光手段の発光色の明暗を経時的に変化
    させる構成とした請求項2〜5のいずれか1項に記載の
    誘導加熱調理器。
  7. 【請求項7】 発光手段の発光巾を経時的に変化させる
    構成とした請求項2〜6のいずれか1項に記載の誘導加
    熱調理器。
  8. 【請求項8】 発光手段は光源と導光体とからなり、前
    記光源と前記導光体との位置関係を経時的に変化させる
    構成とした請求項2〜7のいずれか1項に記載の誘導加
    熱調理器。
  9. 【請求項9】 発光手段の発光面とトッププレートとの
    位置関係を経時的に変化させる構成とした請求項2〜8
    のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
JP2002056968A 2002-03-04 2002-03-04 誘導加熱調理器 Expired - Lifetime JP3736477B2 (ja)

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