Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2003124115A - 構造基板の製造方法、構造基板、半導体発光素子の製造方法、半導体発光素子、半導体素子の製造方法、半導体素子、素子の製造方法および素子 - Google Patents

構造基板の製造方法、構造基板、半導体発光素子の製造方法、半導体発光素子、半導体素子の製造方法、半導体素子、素子の製造方法および素子

Info

Publication number
JP2003124115A
JP2003124115A JP2001315705A JP2001315705A JP2003124115A JP 2003124115 A JP2003124115 A JP 2003124115A JP 2001315705 A JP2001315705 A JP 2001315705A JP 2001315705 A JP2001315705 A JP 2001315705A JP 2003124115 A JP2003124115 A JP 2003124115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
substrate
manufacturing
regions
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001315705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4920152B2 (ja
JP2003124115A5 (ja
Inventor
Toshimasa Kobayashi
俊雅 小林
Kensaku Motoki
健作 元木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001315705A priority Critical patent/JP4920152B2/ja
Publication of JP2003124115A publication Critical patent/JP2003124115A/ja
Publication of JP2003124115A5 publication Critical patent/JP2003124115A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4920152B2 publication Critical patent/JP4920152B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recrystallisation Techniques (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光特性などの特性が良好で信頼性も高く長
寿命の半導体発光素子や特性が良好で信頼性も高く長寿
命の半導体素子を実現する。 【解決手段】 第1の平均転位密度を有する結晶からな
る第1の領域A中に第1の平均転位密度より高い第2の
平均転位密度を有する複数の第2の領域Bが規則的に配
列している窒化物系III−V族化合物半導体基板1を
用いて半導体発光素子あるいは半導体素子を製造する際
に、第2の領域Bの上を通らないように半導体発光素子
の発光領域あるいは半導体素子の活性領域を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、構造基板の製造
方法、構造基板、半導体発光素子の製造方法、半導体発
光素子、半導体素子の製造方法、半導体素子、素子の製
造方法および素子に関し、例えば、窒化物系III−V
族化合物半導体を用いた半導体レーザや発光ダイオード
あるいは電子走行素子の製造に適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】GaN、AlGaN、GaInN、Al
GaInNなどの窒化物系III−V族化合物半導体
は、AlGaInAs系III−V族化合物半導体やA
lGaInP系III−V族化合物半導体に比べてバン
ドギャップEg が大きく、かつ直接遷移の半導体材料で
あるという特徴を有している。このため、これらの窒化
物系III−V族化合物半導体は、紫外線から緑色に当
たる短波長の光の発光が可能な半導体レーザや、紫外線
から赤色まで、および白色という広い発光波長範囲をカ
バーできる発光ダイオード(LED)などの半導体発光
素子を構成する材料として注目されており、高密度光デ
ィスクやフルカラーディスプレイ、さらには環境・医療
分野など、広く応用が考えられている。
【0003】また、これらの窒化物系III−V族化合
物半導体は、例えばGaNの高電界における飽和速度が
大きいこと、例えば400℃程度までの高温動作が可能
であること、および、例えばMIS(Metal-Insulator-
Semiconductor)構造における絶縁層の材料にAlNを用
いることで半導体層および絶縁層の形成を結晶成長によ
り連続して行うことができるなどの特徴を有している。
このため、これらの窒化物系III−V族化合物半導体
は、高温動作可能な高出力の高周波電子素子を構成する
材料としても期待されている。
【0004】このほか、窒化物系III−V族化合物半
導体の長所としては、以下のことが挙げられる。 (1)熱伝導性がGaAs系半導体などよりも高く、高
温・高出力動作の素子向きである。 (2)材料が化学的に安定であり、また硬度も高く、高
い信頼性を得やすい。 (3)環境への負荷が小さい化合物半導体材料である。
すなわち、AlGaInN系半導体は、構成材料や原料
に環境への影響が大きい環境汚染物質や毒物を含まな
い。具体的には、AlGaAs系半導体におけるヒ素
(As)、ZnCdSSe系半導体におけるカドミウム
(Cd)などに相当する材料およびその原料(アルシン
(AsH3 ))などを使用しない。
【0005】しかしながら、従来、窒化物系III−V
族化合物半導体を用いた素子においては、高い信頼性を
得るのに適当な基板材料がないという問題があった。窒
化物系III−V族化合物半導体の基板材料として、特
に高品質の結晶を得るために、以下の問題や状況があ
る。 (1)構成材料のGaN、AlGaN、GaInNが格
子定数の異なる全歪み系である。そのため、窒化物系I
II−V族化合物半導体同士および基板との間に、クラ
ックなどを生じない範囲および良質の結晶膜が得られる
範囲に組成や厚さなどを抑えるなど、設計上の制限があ
る。 (2)GaNに格子整合する高品質基板がまだ開発され
ていない。GaAs系半導体やGaInP系半導体に格
子整合する高品質GaAs基板や、GaInAs系半導
体に格子整合する高品質InP基板があるように、例え
ば高品質なGaN基板は開発途上であり、格子定数差の
比較的小さいSiC基板は、高価であり、大口径化も困
難であり、結晶膜に引っ張り歪みが発生するためクラッ
クが発生しやすい、などの問題があり、またこれら以外
にはGaNに格子整合する基板がない。 (3)窒化物系III−V族化合物半導体の基板材料の
必要条件に、約1000℃の高い結晶成長温度およびV
族原料のアンモニア雰囲気で変質・腐食されないことが
ある。
【0006】以上のような理由により、窒化物系III
−V族化合物半導体の基板としては総合的な判断でサフ
ァイア基板を使用する場合が多い。サファイア基板は、
窒化物系III−V族化合物半導体の結晶成長温度で安
定で、高品質の2または3インチ基板が安定に供給され
る利点があるが、その一方でGaNとの格子不整合が大
きい(約13%)。このため、サファイア基板上に低温
成長によりGaNやAlNからなるバッファ層を形成
し、その上に窒化物系III−V族化合物半導体を成長
させている。これによれば、単結晶の窒化物系III−
V族化合物半導体を成長させることが可能であるが、そ
の欠陥密度は格子不整合を反映して例えば108 〜10
9 (cm-2)程度もあり、例えば半導体レーザにおいて
は長時間の信頼性を得ることは困難であった。
【0007】サファイア基板にはこのほかに、(1)劈
開性がないため、鏡面性が高いレーザ端面の安定な形成
が困難、(2)サファイアが絶縁性のため基板上面から
p側電極およびn側電極の取り出しが必須、(3)結晶
成長膜が厚いと、窒化物系III−V族化合物半導体と
サファイアとの熱膨張係数の差により、室温での基板の
反りが大きく、素子形成プロセスに支障を来す、などの
問題がある。
【0008】サファイア基板のように格子定数の異なる
基板上に成長させる半導体結晶の高品質化の目的では、
横方向選択成長(Epitaxial Lateral Overgrowth; EL
O)を用いる方法がある。ELOでは、周期的に高結晶
品質領域(横方向成長領域)と低結晶品質あるいは高欠
陥密度領域(種結晶上やその境界、会合部など)とが現
れるが、素子の活性領域(例えば、発光素子では発光領
域、電子走行素子では電子が走行する領域)のサイズが
大きくない場合、ELOの周期は、半導体レーザのスト
ライプやトランジスタのエミッタ領域/コレクタ領域
(またはソース領域/ドレイン領域)間隔より大きくと
ることができる。例えば、ELOの周期10〜20μm
に対し、素子の活性領域のサイズは数μm程度であるた
め、高品質領域内に活性領域を設計することが可能であ
る。
【0009】サファイア基板上にELOを利用して素子
を形成する場合には、上述の劈開性の悪さなどサファイ
ア自身の性質に起因する問題以外にも、例えば以下のよ
うな問題があった。 (1)ELOに必要な工程数が多いことにより歩留まり
が低下する。 (2)ELOに必要な分だけ結晶膜厚が増大することに
より、基板に熱応力による大きな反りが発生し、結晶成
長工程やウェハプロセスの制御性を低下させる。 (3)素子サイズの制限がある。LEDやフォトディテ
クタ(PD)および集積素子など、ELO周期より大き
い、例えば数百μm角以上の活性領域を持つ素子では、
全素子領域を高結晶品質領域とすることができないた
め、ELOの効果を発揮できない。
【0010】以上の諸問題は、高品質のGaN基板が得
られれば解決することが可能であるが、これまでの試み
では、高品質で大口径のGaN基板が得られなかった。
これは、GaNはHVPE(ハライド気相成長)によっ
ても、一般に高温(高圧)成長による良質な種結晶を得
にくい、などの理由で、単結晶成長を安定に行うことが
できず、高品質基板の製造が困難なことによる。
【0011】特開2001−102307号公報にはこ
の問題の改善を図ることを目的とした単結晶GaN基板
の製造方法が提案されている。これによれば、高欠陥密
度のGaN種基板を形成後、一部に3次元的なファセッ
トを形成し、ファセットを閉じない条件で成長を続ける
ことで、このコア部に結晶転位を集中させて、結果とし
て広い領域が高品質な基板を製造している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
001−102307号公報に開示された技術は、特に
貫通転位を成長層のある領域に集中させることにより、
他の領域の貫通転位を減少させるものであるため、得ら
れた単結晶GaN基板には低欠陥密度の領域と高欠陥密
度の領域とが混在しており、しかも高欠陥密度の領域が
発生する位置は制御することができず、ランダムに発生
する。このため、この単結晶GaN基板上に窒化物系I
II−V族化合物半導体層を成長させて半導体素子、例
えば半導体レーザを製造する場合、高欠陥密度の領域が
発光領域に形成されてしまうのを避けることができず、
半導体レーザの発光特性や信頼性の低下を招いていた。
【0013】したがって、この発明が解決しようとする
課題は、発光特性などの特性が良好で信頼性も高く長寿
命の半導体発光素子や特性が良好で信頼性も高く長寿命
の半導体素子を容易に製造することができる構造基板の
製造方法および構造基板を提供することにある。
【0014】この発明が解決しようとする他の課題は、
発光特性などの特性が良好で信頼性も高く長寿命の半導
体発光素子およびそのような半導体発光素子を容易に製
造することができる半導体発光素子の製造方法を提供す
ることにある。
【0015】この発明が解決しようとする他の課題は、
特性が良好で信頼性も高く長寿命の半導体素子およびそ
のような半導体素子を容易に製造することができる半導
体素子の製造方法を提供することにある。
【0016】この発明が解決しようとする他の課題は、
特性が良好で信頼性も高く長寿命の各種の素子およびそ
のような素子を容易に製造することができる素子の製造
方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討を行った。その概要について説
明すると、次のとおりである。
【0018】本発明者は、特開2001−102307
号公報に開示された技術の改良を重ねた結果、低欠陥密
度領域中に発生する高欠陥密度領域の位置を制御するこ
とに成功した。すなわち、高欠陥密度領域を結晶成長中
に自然に凝集させて形成するのではなく、人為的にGa
As基板などの適当な基板上に種結晶等を例えば円形で
規則的、例えば周期的に形成し、その上に結晶成長を行
うことにより高欠陥密度領域の形成位置を制御すること
ができ、結晶品質の改善や良質の結晶領域を広げること
が可能となる。この場合、種結晶等の配置により、高欠
陥密度領域の配列パターンを自由自在に変えることがで
きる。
【0019】ここで、種結晶等とは、例えば多結晶、非
晶質(アモルファス)または単結晶のGaNや、AlG
aInNなどのGaN以外の窒化物系III−V族化合
物半導体や、窒化物系III−V族化合物半導体以外の
材料で形成されるが、結晶欠陥集中位置を規定する核
(コア)となる構造であればどのような構造であっても
よい。
【0020】このような基板を用いて半導体レーザなど
の半導体発光素子、より一般的には半導体素子を製造す
る場合、基板に存在する高欠陥密度領域が素子に及ぼす
悪影響を排除する必要がある。すなわち、基板上に半導
体層を成長させると、この半導体層に下地基板の高欠陥
密度領域から欠陥が伝播するため、この欠陥に起因する
素子の特性の劣化や信頼性の低下などを防止する必要が
ある。そのための手法について種々検討を行った結果、
以下の手法が有効であることを見い出した。
【0021】すなわち、上記の基板においては、高欠陥
密度領域は規則的に配列させることができることから、
この配列に応じて素子の活性領域(例えば、発光素子に
あっては発光領域)の位置の設計を行うことができる。
そして、この設計により、素子の活性領域が高欠陥密度
領域の上を通らないようにすることができる。このよう
にすれば、基板の高欠陥密度領域が素子に悪影響を及ぼ
さないようにすることができるため、欠陥に起因する素
子の特性の劣化や信頼性の低下などを防止することがで
きる。
【0022】上記の手法は、素子に使用する半導体と同
質で低欠陥密度の基板を得ることが困難である場合、窒
化物系III−V族化合物半導体以外の半導体を用いた
半導体素子の製造にも有効である。より一般的には、素
子に使用する材料と同質で低欠陥密度の基板を得ること
が困難である場合、そのような素子の製造に有効であ
る。この発明は、本発明者による以上の検討に基づいて
さらに検討を行った結果、案出されたものである。
【0023】すなわち、上記課題を解決するために、こ
の発明の第1の発明は、第1の平均転位密度を有する結
晶からなる第1の領域中に第1の平均転位密度より高い
第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的
に配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板
を用いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造
方法であって、第2の領域の上を通らないように構造基
板の構造を形成するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0024】ここで、構造基板には、バルクの窒化物系
III−V族化合物半導体基板に直接構造を形成したも
のと、バルクの窒化物系III−V族化合物半導体基板
上に窒化物系III−V族化合物半導体層を成長させ、
この窒化物系III−V族化合物半導体層に構造を形成
したものとの両者を含む。
【0025】構造基板の構造は、第2の領域の上を通ら
ないようにその位置および方位を決める。複数の第2の
領域は、典型的には周期的に配列され、具体的には、例
えば、六方格子状、長方形格子状、正方格子状に設けら
れる。これらの二種類以上の配列パターンが混在してい
てもよい。さらには、第2の領域が周期的な配列で設け
られた部分と、第2の領域が規則的ではあるが、周期的
ではない配列で設けられた部分とが混在していてもよ
い。
【0026】典型的には、構造基板の構造および複数の
第2の領域はそれぞれ周期的に配列される。構造基板の
構造の周期をw1 、複数の第2の領域の周期をw2 とし
たとき、w1 、w2 の大小関係に応じて、w2 =n×w
1 (ただし、nは自然数)あるいはw1 =n×w2 (た
だし、nは自然数)とすることにより、構造基板の面内
全体で構造が第2の領域の上を通らないようにすること
ができる。
【0027】構造基板の構造は、この構造基板に半導体
素子が作り込まれる場合には、その半導体素子の活性領
域である。半導体素子には、発光ダイオードや半導体レ
ーザのような発光素子のほか、受光素子、さらには高電
子移動度トランジスタなどの電界効果トランジスタ(F
ET)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)
のような電子走行素子が含まれる(以下同様)。ここ
で、活性領域とは、半導体発光素子においては発光領
域、半導体受光素子においては受光領域、電子走行素子
においては電子が走行する領域を意味する(以下同
様)。構造基板の構造はこのほか、例えば、横方向選択
成長に用いられるマスクパターンが基板上に形成されて
いる場合に、このマスクパターンで覆われていない部分
である。
【0028】互いに隣接する二つの第2の領域の間隔あ
るいは第2の領域の配列周期は、素子の大きさなどに応
じて選ばれるが、一般的には20μm以上あるいは50
μm以上あるいは100μm以上である。この第2の領
域の間隔あるいは第2の領域の配列周期の上限は必ずし
も明確なものは存在しないが、一般的には1000μm
程度である。この第2の領域は、典型的には、窒化物系
III−V族化合物半導体基板を貫通している。また、
この第2の領域は、種結晶の形状にもよるが、典型的に
は不定多角柱状の形状を有する。第1の領域と第2の領
域との間には、第1の平均転位密度より高く、かつ第2
の平均転位密度より低い第3の平均転位密度を有する第
3の領域が遷移領域として存在することも多く、この場
合、最も好適には、これらの第2の領域および第3の領
域の上を通らないように構造基板の構造を形成する。
【0029】第2の領域の直径は、典型的には10μm
以上100μm以下、より典型的には20μm以上50
μm以下である。また、第3の領域が存在する場合、そ
の直径は典型的には第2の領域の直径より20μm以上
200μm以下より大きく、より典型的には40μm以
上160μm以下大きく、最も典型的には60μm以上
140μm以下大きい。
【0030】第2の領域の平均転位密度は一般的には第
1の領域の転位密度の5倍以上である。典型的には、第
1の領域の平均転位密度は2×106 cm-2以下、第2
の領域の平均転位密度は1×108 cm-2以上である。
第3の領域が存在する場合、その平均転位密度は、典型
的には1×108 cm-2より小さく、2×106 cm -2
より大きい。
【0031】構造基板の構造、例えば半導体素子の活性
領域は、平均転位密度が高い第2の領域による悪影響を
防止するために、第2の領域から好適には1μm以上、
より好適には10μm以上、さらに好適には100μm
以上離す。第3の領域が存在する場合、最も好適には、
構造基板の構造、例えば半導体素子の活性領域が第2の
領域および第3の領域の上を通らないようにする。より
具体的には、例えば半導体レーザの場合、ストライプ状
電極を介して駆動電流が流される領域は第2の領域から
好適には1μm以上、より好適には10μm以上、さら
に好適には100μm以上離す。第3の領域が存在する
場合、最も好適には、ストライプ状電極を介して駆動電
流が流される領域が第2の領域および第3の領域の上を
通らないようにする。ストライプ状電極、すなわちレー
ザストライプの数は一つまたは複数設けてよく、その幅
も必要に応じて選ぶことができる。
【0032】必要に応じて、窒化物系III−V族化合
物半導体基板に第2の領域の間隔および/または配列が
周囲の部分と異なる部分を複数箇所設けてもよい。この
場合には、これらの部分をアライメントマークとして用
いてマスク合わせを行うことができる。
【0033】窒化物系III−V族化合物半導体基板あ
るいは窒化物系III−V族化合物半導体層は、最も一
般的にはAlX y Ga1-x-y-z Inz Asu 1-u-v
v(ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、
0≦u≦1、0≦v≦1、0≦x+y+z<1、0≦u
+v<1)からなり、より具体的にはAlX y Ga
1-x-y-z Inz N(ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、
0≦z≦1、0≦x+y+z<1)からなり、典型的に
はAlX Ga1-x-z Inz N(ただし、0≦x≦1、0
≦z≦1)からなる。窒化物系III−V族化合物半導
体基板は、最も典型的にはGaNからなる。この発明の
第1の発明に関連して述べた以上のことは、その性質に
反しない限り、以下の発明についても成立するものであ
る。
【0034】この発明の第2の発明は、第1の平均転位
密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均転
位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第2
の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族化
合物半導体基板を用いた構造基板であって、第2の領域
の上を通らないように構造基板の構造が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0035】この発明の第3の発明は、第1の平均欠陥
密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均欠
陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第2
の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族化
合物半導体基板を用いて構造基板を製造するようにした
構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を通らな
いように構造基板の構造を形成するようにしたことを特
徴とするものである。
【0036】この発明の第4の発明は、第1の平均欠陥
密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均欠
陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第2
の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族化
合物半導体基板を用いた構造基板であって、第2の領域
の上を通らないように構造基板の構造が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0037】この発明の第3および第4の発明におい
て、「平均欠陥密度」とは、素子の特性や信頼性などに
悪影響を及ぼす格子欠陥全体の平均密度を意味し、欠陥
には転位や積層欠陥や点欠陥などあらゆるものが含まれ
る(以下同様)。
【0038】この発明の第5の発明は、結晶からなる第
1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の第
2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族
化合物半導体基板を用いて構造基板を製造するようにし
た構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を通ら
ないように構造基板の構造を形成するようにしたことを
特徴とするものである。
【0039】この発明の第6の発明は、結晶からなる第
1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の第
2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族
化合物半導体基板を用いた構造基板であって、第2の領
域の上を通らないように構造基板の構造が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0040】この発明の第5および第6の発明におい
て、典型的には、結晶からなる第1の領域は単結晶であ
り、この第1の領域より結晶性が悪い第2の領域は単結
晶、多結晶もしくは非晶質またはこれらの二以上が混在
したものである(以下同様)。これは、第2の領域の平
均転位密度あるいは平均欠陥密度が第1の領域の平均転
位密度あるいは平均欠陥密度より高い場合と対応するも
のである。
【0041】この発明の第7の発明は、第1の平均転位
密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均転
位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第2
の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族化
合物半導体基板を用いて半導体発光素子を製造するよう
にした半導体発光素子の製造方法であって、第2の領域
の上を通らないように半導体発光素子の発光領域を形成
するようにしたことを特徴とするものである。
【0042】この発明の第8の発明は、第1の平均転位
密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均転
位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第2
の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族化
合物半導体基板を用いた半導体発光素子であって、第2
の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光領域
が形成されていることを特徴とするものである。
【0043】この発明の第9の発明は、第1の平均欠陥
密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均欠
陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第2
の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族化
合物半導体基板を用いて半導体発光素子を製造するよう
にした半導体発光素子の製造方法であって、第2の領域
の上を通らないように半導体発光素子の発光領域を形成
するようにしたことを特徴とするものである。
【0044】この発明の第10の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族
化合物半導体基板を用いた半導体発光素子であって、第
2の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光領
域が形成されていることを特徴とするものである。
【0045】この発明の第11の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V
族化合物半導体基板を用いて半導体発光素子を製造する
ようにした半導体発光素子の製造方法であって、第2の
領域の上を通らないように半導体発光素子の発光領域を
形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0046】この発明の第12の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V
族化合物半導体基板を用いた半導体発光素子であって、
第2の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光
領域が形成されていることを特徴とするものである。
【0047】この発明の第13の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族
化合物半導体基板を用いて半導体素子を製造するように
した半導体素子の製造方法であって、第2の領域の上を
通らないように半導体素子の活性領域を形成するように
したことを特徴とするものである。
【0048】この発明の第14の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族
化合物半導体基板を用いた半導体素子であって、第2の
領域の上を通らないように半導体素子の活性領域が形成
されていることを特徴とするものである。
【0049】この発明の第15の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族
化合物半導体基板を用いて半導体素子を製造するように
した半導体素子の製造方法であって、第2の領域の上を
通らないように半導体素子の活性領域を形成するように
したことを特徴とするものである。
【0050】この発明の第16の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V族
化合物半導体基板を用いた半導体素子であって、第2の
領域の上を通らないように半導体素子の活性領域が形成
されていることを特徴とするものである。
【0051】この発明の第17の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V
族化合物半導体基板を用いて半導体素子を製造するよう
にした半導体素子の製造方法であって、第2の領域の上
を通らないように半導体素子の活性領域を形成するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0052】この発明の第18の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している窒化物系III−V
族化合物半導体基板を用いた半導体素子であって、第2
の領域の上を通らないように半導体素子の活性領域が形
成されていることを特徴とするものである。
【0053】この発明の第19の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて構
造基板を製造するようにした構造基板の製造方法であっ
て、第2の領域の上を通らないように構造基板の構造を
形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0054】この発明の第20の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた構
造基板であって、第2の領域の上を通らないように構造
基板の構造が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0055】この発明の第21の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて構
造基板を製造するようにした構造基板の製造方法であっ
て、第2の領域の上を通らないように構造基板の構造を
形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0056】この発明の第22の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた構
造基板であって、第2の領域の上を通らないように構造
基板の構造が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0057】この発明の第23の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて
構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法であ
って、第2の領域の上を通らないように構造基板の構造
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0058】この発明の第24の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた
構造基板であって、第2の領域の上を通らないように構
造基板の構造が形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0059】この発明の第25の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて半
導体発光素子を製造するようにした半導体発光素子の製
造方法であって、第2の領域の上を通らないように半導
体発光素子の発光領域を形成するようにしたことを特徴
とするものである。
【0060】この発明の第26の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた半
導体発光素子であって、第2の領域の上を通らないよう
に半導体発光素子の発光領域が形成されていることを特
徴とするものである。
【0061】この発明の第27の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に記第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の
第2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて
半導体発光素子を製造するようにした半導体発光素子の
製造方法であって、第2の領域の上を通らないように半
導体発光素子の発光領域を形成するようにしたことを特
徴とするものである。
【0062】この発明の第28の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた半
導体発光素子であって、第2の領域の上を通らないよう
に半導体発光素子の発光領域が形成されていることを特
徴とするものである。
【0063】この発明の第29の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて
半導体発光素子を製造するようにした半導体発光素子の
製造方法であって、第2の領域の上を通らないように半
導体発光素子の発光領域を形成するようにしたことを特
徴とするものである。
【0064】この発明の第30の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた
半導体発光素子であって、第2の領域の上を通らないよ
うに半導体発光素子の発光領域が形成されていることを
特徴とするものである。
【0065】この発明の第31の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて半
導体素子を製造するようにした半導体素子の製造方法で
あって、第2の領域の上を通らないように半導体素子の
活性領域を形成するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0066】この発明の第32の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた半
導体素子であって、第2の領域の上を通らないように半
導体素子の活性領域が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0067】この発明の第33の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて半
導体素子を製造するようにした半導体素子の製造方法で
あって、第2の領域の上を通らないように半導体素子の
活性領域を形成するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0068】この発明の第34の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた半
導体素子であって、第2の領域の上を通らないように半
導体素子の活性領域が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0069】この発明の第35の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いて
半導体素子を製造するようにした半導体素子の製造方法
であって、第2の領域の上を通らないように半導体素子
の活性領域を形成するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0070】この発明の第36の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している半導体基板を用いた
半導体素子であって、第2の領域の上を通らないように
半導体素子の活性領域が形成されていることを特徴とす
るものである。
【0071】この発明の第19〜第36の発明におい
て、半導体基板あるいは半導体層の材料は、窒化物系I
II−V族化合物半導体のほか、ウルツ鉱型(wurtzit)
構造、より一般的には、六方晶系の結晶構造を有する他
の半導体、例えばZnO、α−ZnS、α−CdS、α
−CdSeなどであってもよく、さらには他の結晶構造
を有する各種の半導体であってもよい。
【0072】この発明の第37の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している基板を用いて構造基板
を製造するようにした構造基板の製造方法であって、第
2の領域の上を通らないように構造基板の構造を形成す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0073】この発明の第38の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している基板を用いた構造基板
であって、第2の領域の上を通らないように構造基板の
構造が形成されていることを特徴とするものである。
【0074】この発明の第39の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している基板を用いて構造基板
を製造するようにした構造基板の製造方法であって、第
2の領域の上を通らないように構造基板の構造を形成す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0075】この発明の第40の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している基板を用いた構造基板
であって、第2の領域の上を通らないように構造基板の
構造が形成されていることを特徴とするものである。
【0076】この発明の第41の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している基板を用いて構造基
板を製造するようにした構造基板の製造方法であって、
第2の領域の上を通らないように構造基板の構造を形成
するようにしたことを特徴とするものである。
【0077】この発明の第42の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している基板を用いた構造基
板であって、第2の領域の上を通らないように構造基板
の構造が形成されていることを特徴とするものである。
【0078】この発明の第43の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している基板を用いて素子を製
造するようにした素子の製造方法であって、第2の領域
の上を通らないように素子の活性領域を形成するように
したことを特徴とするものである。
【0079】この発明の第44の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している基板を用いた素子であ
って、第2の領域の上を通らないように素子の活性領域
が形成されていることを特徴とするものである。
【0080】この発明の第45の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している基板を用いて素子を製
造するようにした素子の製造方法であって、第2の領域
の上を通らないように素子の発光領域を形成するように
したことを特徴とするものである。
【0081】この発明の第46の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が規則的に配列している基板を用いた素子であ
って、第2の領域の上を通らないように素子の活性領域
が形成されていることを特徴とするものである。
【0082】この発明の第47の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している基板を用いて素子を
製造するようにした素子の製造方法であって、第2の領
域の上を通らないように素子の活性領域を形成するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0083】この発明の第48の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が規則的に配列している基板を用いた素子で
あって、第2の領域の上を通らないように素子の活性領
域が形成されていることを特徴とするものである。
【0084】この発明の第43〜第48の発明におい
て、素子は、半導体素子(発光素子、受光素子、電子走
行素子など)のほか、圧電素子、焦電素子、光学素子
(非線形光学結晶を用いる第2次高調波発生素子な
ど)、誘電体素子(強誘電体素子を含む)、超伝導素子
などである。この場合、基板あるいは層の材料は、半導
体素子では上記のような各種の半導体を用いることがで
き、圧電素子、焦電素子、光学素子、誘電体素子、超伝
導素子などでは例えば酸化物などの各種の材料を用いる
ことができる。酸化物材料については、例えばJournal
of the Society of Japan Vol.103,No.11(1995)pp.1099
-1111 やMaterials Science and Engineering B41(199
6)166-173に開示されたものなど、多くのものがある。
【0085】この発明の第49の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いて構造基板を製造するよう
にした構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を
通らないように構造基板の構造を形成するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0086】この発明の第50の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いた構造基板であって、第2
の領域の上を通らないように構造基板の構造が形成され
ていることを特徴とするものである。
【0087】この発明の第51の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いて構造基板を製造するよう
にした構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を
通らないように構造基板の構造を形成するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0088】この発明の第52の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いた構造基板であって、第2
の領域の上を通らないように構造基板の構造が形成され
ていることを特徴とするものである。
【0089】この発明の第53の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している窒化物系II
I−V族化合物半導体基板を用いて構造基板を製造する
ようにした構造基板の製造方法であって、第2の領域の
上を通らないように構造基板の構造を形成するようにし
たことを特徴とするものである。
【0090】この発明の第54の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している窒化物系II
I−V族化合物半導体基板を用いた構造基板であって、
第2の領域の上を通らないように構造基板の構造が形成
されていることを特徴とするものである。
【0091】この発明の第55の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
て構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法で
あって、第2の領域の上を通らないように構造基板の構
造を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0092】この発明の第56の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
た構造基板であって、第2の領域の上を通らないように
構造基板の構造が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0093】この発明の第57の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
て構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法で
あって、第2の領域の上を通らないように構造基板の構
造を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0094】この発明の第58の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
た構造基板であって、第2の領域の上を通らないように
構造基板の構造が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0095】この発明の第59の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法
であって、第2の領域の上を通らないように構造基板の
構造を形成するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0096】この発明の第60の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
いた構造基板であって、第2の領域の上を通らないよう
に構造基板の構造が形成されていることを特徴とするも
のである。
【0097】この発明の第61の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いて半導体発光素子を製造す
るようにした半導体発光素子の製造方法であって、第2
の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光領域
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0098】この発明の第62の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いた半導体発光素子であっ
て、第2の領域の上を通らないように半導体発光素子の
発光領域が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0099】この発明の第63の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いて半導体発光素子を製造す
るようにした半導体発光素子の製造方法であって、第2
の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光領域
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0100】この発明の第64の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いた半導体発光素子であっ
て、第2の領域の上を通らないように半導体発光素子の
発光領域が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0101】この発明の第65の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している窒化物系II
I−V族化合物半導体基板を用いて半導体発光素子を製
造するようにした半導体発光素子の製造方法であって、
第2の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光
領域を形成するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0102】この発明の第66の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している窒化物系II
I−V族化合物半導体基板を用いた半導体発光素子であ
って、第2の領域の上を通らないように半導体発光素子
の発光領域が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0103】この発明の第67の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
て半導体発光素子を製造するようにした半導体発光素子
の製造方法であって、第2の領域の上を通らないように
半導体発光素子の発光領域を形成するようにしたことを
特徴とするものである。
【0104】この発明の第68の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
た半導体発光素子であって、第2の領域の上を通らない
ように半導体発光素子の発光領域が形成されていること
を特徴とするものである。
【0105】この発明の第69の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
て半導体発光素子を製造するようにした半導体発光素子
の製造方法であって、第2の領域の上を通らないように
半導体発光素子の発光領域を形成するようにしたことを
特徴とするものである。
【0106】この発明の第70の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
た半導体発光素子であって、第2の領域の上を通らない
ように半導体発光素子の発光領域が形成されていること
を特徴とするものである。
【0107】この発明の第71の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
いて半導体発光素子を製造するようにした半導体発光素
子の製造方法であって、第2の領域の上を通らないよう
に半導体発光素子の発光領域を形成するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0108】この発明の第72の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
いた半導体発光素子であって、第2の領域の上を通らな
いように半導体発光素子の発光領域が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0109】この発明の第73の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いて半導体素子を製造するよ
うにした半導体素子の製造方法であって、第2の領域の
上を通らないように半導体素子の活性領域を形成するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0110】この発明の第74の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いた半導体素子であって、第
2の領域の上を通らないように半導体素子の活性領域が
形成されていることを特徴とするものである。
【0111】この発明の第75の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いて半導体素子を製造するよ
うにした半導体素子の製造方法であって、第2の領域の
上を通らないように半導体素子の活性領域を形成するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0112】この発明の第76の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している窒化物系III−
V族化合物半導体基板を用いた半導体素子であって、第
2の領域の上を通らないように半導体素子の活性領域が
形成されていることを特徴とするものである。
【0113】この発明の第77の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している窒化物系II
I−V族化合物半導体基板を用いて半導体素子を製造す
るようにした半導体発光素子の製造方法であって、第2
の領域の上を通らないように半導体素子の活性領域を形
成するようにしたことを特徴とするものである。
【0114】この発明の第78の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している窒化物系II
I−V族化合物半導体基板を用いた半導体素子であっ
て、第2の領域の上を通らないように半導体素子の活性
領域が形成されていることを特徴とするものである。
【0115】この発明の第79の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
て半導体素子を製造するようにした半導体素子の製造方
法であって、第2の領域の上を通らないように半導体素
子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0116】この発明の第80の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
た半導体素子であって、第2の領域の上を通らないよう
に半導体素子の活性領域が形成されていることを特徴と
するものである。
【0117】この発明の第81の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
て半導体素子を製造するようにした半導体素子の製造方
法であって、第2の領域の上を通らないように半導体素
子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0118】この発明の第82の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用い
た半導体素子であって、第2の領域の上を通らないよう
に半導体素子の活性領域が形成されていることを特徴と
するものである。
【0119】この発明の第83の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
いて半導体素子を製造するようにした半導体素子の製造
方法であって、第2の領域の上を通らないように半導体
素子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0120】この発明の第84の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
いた半導体素子であって、第2の領域の上を通らないよ
うに半導体素子の活性領域が形成されていることを特徴
とするものである。
【0121】この発明の第85の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を用い
て構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法で
あって、第2の領域の上を通らないように構造基板の構
造を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0122】この発明の第86の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を用い
た構造基板であって、第2の領域の上を通らないように
構造基板の構造が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0123】この発明の第87の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を用い
て構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法で
あって、第2の領域の上を通らないように構造基板の構
造を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0124】この発明の第88の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を用い
た構造基板であって、第2の領域の上を通らないように
構造基板の構造が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0125】この発明の第89の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造方
法であって、第2の領域の上を通らないように構造基板
の構造を形成するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0126】この発明の第90の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いた構造基板であって、第2の領域の上を通らないよ
うに構造基板の構造が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0127】この発明の第91の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している半導体基板を用いて構造基板を製造するように
した構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を通
らないように構造基板の構造を形成するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0128】この発明の第92の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している半導体基板を用いた構造基板であって、第2の
領域の上を通らないように構造基板の構造が形成されて
いることを特徴とするものである。
【0129】この発明の第93の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している半導体基板を用いて構造基板を製造するように
した構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を通
らないように構造基板の構造を形成するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0130】この発明の第94の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状に
延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配列
している半導体基板を用いた構造基板であって、第2の
領域の上を通らないように構造基板の構造が形成されて
いることを特徴とするものである。
【0131】この発明の第95の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いて構造基板を製造するよう
にした構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を
通らないように構造基板の構造を形成するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0132】この発明の第96の発明は、結晶からなる
第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いた構造基板であって、第2
の領域の上を通らないように構造基板の構造が形成され
ていることを特徴とするものである。
【0133】この発明の第97の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を用い
て半導体発光素子を製造するようにした半導体発光素子
の製造方法であって、第2の領域の上を通らないように
半導体発光素子の発光領域を形成するようにしたことを
特徴とするものである。
【0134】この発明の第98の発明は、第1の平均転
位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を用い
た半導体発光素子であって、第2の領域の上を通らない
ように半導体発光素子の発光領域が形成されていること
を特徴とするものである。
【0135】この発明の第99の発明は、第1の平均欠
陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均
欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の第
2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列し、
第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より小さ
い第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を用い
て半導体発光素子を製造するようにした半導体発光素子
の製造方法であって、第2の領域の上を通らないように
半導体発光素子の発光領域を形成するようにしたことを
特徴とするものである。
【0136】この発明の第100の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いた半導体発光素子であって、第2の領域の上を通ら
ないように半導体発光素子の発光領域が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0137】この発明の第101の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数
の第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いて半導体発光素子を製造するようにした半導体発光
素子の製造方法であって、第2の領域の上を通らないよ
うに半導体発光素子の発光領域を形成するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0138】この発明の第102の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数
の第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いた半導体発光素子であって、第2の領域の上を通ら
ないように半導体発光素子の発光領域が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0139】この発明の第103の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いて半導体発光素子を製造す
るようにした半導体発光素子の製造方法であって、第2
の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光領域
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0140】この発明の第104の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いた半導体発光素子であっ
て、第2の領域の上を通らないように半導体発光素子の
発光領域が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0141】この発明の第105の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いて半導体発光素子を製造す
るようにした半導体発光素子の製造方法であって、第2
の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光領域
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0142】この発明の第106の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いた半導体発光素子であっ
て、第2の領域の上を通らないように半導体発光素子の
発光領域が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0143】この発明の第107の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線
状に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に
配列している半導体基板を用いて半導体発光素子を製造
するようにした半導体発光素子の製造方法であって、第
2の領域の上を通らないように半導体発光素子の発光領
域を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0144】この発明の第108の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線
状に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に
配列している半導体基板を用いた半導体発光素子であっ
て、第2の領域の上を通らないように半導体発光素子の
発光領域が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0145】この発明の第109の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いて半導体素子を製造するようにした半導体素子の製
造方法であって、第2の領域の上を通らないように半導
体素子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0146】この発明の第110の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いた半導体素子であって、第2の領域の上を通らない
ように半導体素子の活性領域が形成されていることを特
徴とするものである。
【0147】この発明の第111の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いて半導体素子を製造するようにした半導体素子の製
造方法であって、第2の領域の上を通らないように半導
体素子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0148】この発明の第112の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いた半導体素子であって、第2の領域の上を通らない
ように半導体素子の活性領域が形成されていることを特
徴とするものである。
【0149】この発明の第113の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数
の第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いて半導体素子を製造するようにした半導体素子の製
造方法であって、第2の領域の上を通らないように半導
体素子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0150】この発明の第114の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数
の第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している半導体基板を
用いた半導体素子であって、第2の領域の上を通らない
ように半導体素子の活性領域が形成されていることを特
徴とするものである。
【0151】この発明の第115の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いて半導体素子を製造するよ
うにした半導体素子の製造方法であって、第2の領域の
上を通らないように半導体素子の活性領域を形成するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0152】この発明の第116の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いた半導体素子であって、第
2の領域の上を通らないように半導体素子の活性領域が
形成されていることを特徴とするものである。
【0153】この発明の第117の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いて半導体素子を製造するよ
うにした半導体素子の製造方法であって、第2の領域の
上を通らないように半導体素子の活性領域を形成するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0154】この発明の第118の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している半導体基板を用いた半導体素子であって、第
2の領域の上を通らないように半導体素子の活性領域が
形成されていることを特徴とするものである。
【0155】この発明の第119の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線
状に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に
配列している半導体基板を用いて半導体素子を製造する
ようにした半導体素子の製造方法であって、第2の領域
の上を通らないように半導体素子の活性領域を形成する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0156】この発明の第120の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線
状に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に
配列している半導体基板を用いた半導体素子であって、
第2の領域の上を通らないように半導体素子の活性領域
が形成されていることを特徴とするものである。
【0157】この発明の第121の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いて
構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法であ
って、第2の領域の上を通らないように構造基板の構造
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0158】この発明の第122の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いた
構造基板であって、第2の領域の上を通らないように構
造基板の構造が形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0159】この発明の第123の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いて
構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法であ
って、第2の領域の上を通らないように構造基板の構造
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0160】この発明の第124の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いた
構造基板であって、第2の領域の上を通らないように構
造基板の構造が形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0161】この発明の第125の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数
の第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いて
構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法であ
って、第2の領域の上を通らないように構造基板の構造
を形成するようにしたことを特徴とするものである。
【0162】この発明の第126の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数
の第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いた
構造基板であって、第2の領域の上を通らないように構
造基板の構造が形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0163】この発明の第127の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している基板を用いて構造基板を製造するようにした
構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を通らな
いように構造基板の構造を形成するようにしたことを特
徴とするものである。
【0164】この発明の第128の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している基板を用いた構造基板であって、第2の領域
の上を通らないように構造基板の構造が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0165】この発明の第129の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している基板を用いて構造基板を製造するようにした
構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を通らな
いように構造基板の構造を形成するようにしたことを特
徴とするものである。
【0166】この発明の第130の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している基板を用いた構造基板であって、第2の領域
の上を通らないように構造基板の構造が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0167】この発明の第131の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線
状に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に
配列している基板を用いて構造基板を製造するようにし
た構造基板の製造方法であって、第2の領域の上を通ら
ないように構造基板の構造を形成するようにしたことを
特徴とするものである。
【0168】この発明の第132の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線
状に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に
配列している基板を用いた構造基板であって、第2の領
域の上を通らないように構造基板の構造が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0169】この発明の第133の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いて
素子を製造するようにした素子の製造方法であって、第
2の領域の上を通らないように素子の活性領域を形成す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0170】この発明の第134の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いた
素子であって、第2の領域の上を通らないように素子の
活性領域が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0171】この発明の第135の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いて
素子を製造するようにした素子の製造方法であって、第
2の領域の上を通らないように素子の活性領域を形成す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0172】この発明の第136の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する複数の
第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いた
半導体素子であって、第2の領域の上を通らないように
素子の活性領域が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0173】この発明の第137の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数
の第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いて
素子を製造するようにした素子の製造方法であって、第
2の領域の上を通らないように素子の活性領域を形成す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0174】この発明の第138の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い複数
の第2の領域が第1の方向に第1の間隔で規則的に配列
し、第1の方向と直交する第2の方向に第1の間隔より
小さい第2の間隔で規則的に配列している基板を用いた
素子であって、第2の領域の上を通らないように素子の
活性領域が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0175】この発明の第139の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している基板を用いて素子を製造するようにした素子
の製造方法であって、第2の領域の上を通らないように
素子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0176】この発明の第140の発明は、第1の平均
転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している基板を用いた素子であって、第2の領域の上
を通らないように素子の活性領域が形成されていること
を特徴とするものである。
【0177】この発明の第141の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している基板を用いて素子を製造するようにした素子
の製造方法であって、第2の領域の上を通らないように
素子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0178】この発明の第142の発明は、第1の平均
欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平
均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する直線状
に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に配
列している基板を用いた素子であって、第2の領域の上
を通らないように素子の活性領域が形成されていること
を特徴とするものである。
【0179】この発明の第143の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線
状に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に
配列している基板を用いて素子を製造するようにした素
子の製造方法であって、第2の領域の上を通らないよう
に素子の活性領域を形成するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0180】この発明の第144の発明は、結晶からな
る第1の領域中にこの第1の領域より結晶性が悪い直線
状に延在する複数の第2の領域が互いに平行に規則的に
配列している基板を用いた素子であって、第2の領域の
上を通らないように素子の活性領域が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0181】この発明の第49〜第144の発明におい
て、第1の方向の第2の領域の間隔(第1の間隔)ある
いは直線状に延在する第2の領域の間隔は、この発明の
第1の発明に関連して述べた第2の領域の間隔あるいは
第2の領域の配列間隔と同様である。また、第1の方向
の第2の領域の間隔(第1の間隔)あるいは直線状に延
在する第2の領域の間隔は、典型的には50μm以上で
あることを除いて、この発明の第1の発明に関連して述
べた第2の領域の間隔あるいは第2の領域の配列間隔と
同様である。この発明の第49〜第54、第61〜第6
6、第73〜第78、第85〜第90、第97〜第10
2、第109〜第114、第121〜第126、第13
3〜第138の発明において、第2の方向の第2の領域
の間隔は、基本的には第1の間隔より小さい範囲で自由
に選ぶことができものであり、第2の領域の大きさにも
よるが、一般的には10μm以上1000μm以下、典
型的には20μm以上200μm以下である。さらに、
最終的に基板のスクライビングによりチップとなる領域
(以下「素子領域」という。)には、典型的には、第2
の方向の第2の領域の列あるいは直線状に延在する第2
の領域は実質的に7本以上含まれない。ここで、第2の
方向の第2の領域の列あるいは直線状に延在する第2の
領域の数の上限を7本としたのは、第2の方向の第2の
領域の列あるいは直線状に延在する第2の領域の間隔に
よっては、素子のチップサイズとの関係で素子領域に7
本程度含まれることもあり得ることを考慮したものであ
る。この第2の方向の第2の領域の列あるいは直線状に
延在する第2の領域の数は、一般にチップサイズが小さ
い半導体発光素子では、典型的には3本以下である。
【0182】この発明の第49〜第144の発明におい
ては、上記以外のことは、その性質に反しない限り、こ
の発明の第1〜第48の発明に関連して述べたことが成
立する。
【0183】上述のように構成されたこの発明において
は、第1の領域より平均転位密度が高い、あるいは平均
欠陥密度が高い、あるいは結晶性が悪い第2の領域の上
を通らないように窒化物系III−V族化合物半導体基
板、あるいは半導体基板、あるいは基板上に構造、例え
ば半導体素子では活性領域、半導体発光素子では発光領
域を形成するようにしているので、これらの活性領域あ
るいは発光領域に第2の領域による悪影響が及ぶのを防
止することができる。
【0184】また、窒化物系III−V族化合物半導体
基板、あるいは半導体基板あるいは基板に第2の領域の
間隔および/または配列が周囲の部分と異なる部分を複
数箇所設け、これらの部分をアライメントマークとして
用いてマスク合わせを行うことにより、マスク合わせを
高精度で行うことができる。
【0185】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1および図2はこの
発明の第1の実施形態において用いるGaN基板1を示
し、図1Aは斜視図、図1Bは領域Bの最近接方向の断
面図、図2は平面図である。このGaN基板1はn型で
(0001)面(C面)方位である。ただし、GaN基
板1はR面、A面またはM面方位のものであってもよ
い。このGaN基板1においては、平均転位密度が低い
結晶からなる領域Aの中に平均転位密度が高い結晶から
なる領域Bが六方格子状に周期的に配列している。ある
いは、領域Bは、最密充填の正三角形の頂点位置に配列
していると言い換えることもできる。ここで、領域Bは
不定多角柱状の形状を有するのが一般的であるが、図1
Aにおいては、簡略化して円柱形状としてある(以下同
様)。この場合、最近接の領域B同士を結ぶ直線は、G
aNの〈11−20〉方向およびそれと等価な方向と一
致し、これと直交する方向はGaNの〈1−100〉方
向およびそれと等価な方向と一致している。ただし、最
近接の領域B同士を結ぶ直線を、GaNの〈1−10
0〉方向およびそれと等価な方向と一致し、これと直交
する方向はGaNの〈11−20〉方向およびそれと等
価な方向と一致するようにしてもよい。領域BはGaN
基板1を貫通している。このGaN基板1の厚さは例え
ば200〜600μmである。なお、図2の破線は領域
Bの相対的な位置関係を示すためのものにすぎず、実在
する(物理的な意味のある)線ではない(以下同様)。
【0186】領域Bの配列周期(最近接の領域Bの中心
同士の間隔)は例えば400μm、その直径は例えば2
0μmである。また、領域Aの平均転位密度は例えば2
×106 cm-2、領域Bの平均転位密度は例えば1×1
8 cm-2である。領域Bの中心から半径方向の転位密
度の分布の一例を図3に示す。このGaN基板1は、結
晶成長技術を用いて例えば次のようにして製造すること
ができる。このGaN基板1の製造に用いる基本的な結
晶成長メカニズムは、ファセット面からなる斜面を有し
て成長させ、そのファセット面斜面を維持して成長させ
ることで転位を伝播させ、所定の位置に集合させるもの
である。このファセット面により成長した領域は、転位
の移動により、低密度の欠陥領域となる。そのファセッ
ト面斜面下部には、明確な境界を持った高密度の欠陥領
域を有して成長が行われ、転位は、高密度の欠陥領域の
境界あるいはその内部に集合し、ここで消滅あるいは蓄
積する。この高密度の欠陥領域の形状によって、ファセ
ット面の形状も異なる。欠陥領域がドット状の場合は、
そのドットを底として、ファセット面が取り巻き、ファ
セット面からなるピットを形成する。また、欠陥領域が
ストライプ状の場合は、ストライプを谷底として、その
両側にファセット面斜面を有し、横に倒した三角形のプ
リズム状のファセット面となる。その後、成長層の表面
に研削、研磨を施すことにより、表面を平坦化し、基板
として使用することができる形態とすることができる。
また、上記の高密度の欠陥領域は、いくつかの状態があ
り得る。例えば、多結晶からなる場合がある。また、単
結晶であるが、周りの低密度欠陥領域に対して微傾斜し
ている場合もある。また、周りの低密度欠陥領域に対し
て、C軸が反転している場合もある。こうして、この高
密度欠陥領域は、明確な境界を有しており、周りと区別
される。この高密度欠陥領域を有して成長させることに
より、その周りのファセット面を埋め込むことなく、フ
ァセット面を維持して成長を進行することができる。こ
の高密度欠陥領域は、下地基板上にGaNを結晶成長さ
せる際に、高密度欠陥領域を形成する場所に、種をあら
かじめ形成しておくことにより、発生させることができ
る。その種としては、非晶質あるいは多結晶の層を形成
する。その上から、GaNを成長させることで、ちょう
どその種の領域に、高密度欠陥領域を形成することがで
きる。このGaN基板1の具体的な製造方法は次のとお
りである。まず、下地基板を用意する。この下地基板と
しては種々の基板を用いることができ、一般的なサファ
イア基板でもよいが、後工程で除去することを考慮する
と、除去しやすいGaAs基板などを用いることが好ま
しい。そして、この下地基板上に、例えばSiO2 膜か
らなる種を形成する。この種の形状は、例えばドット状
またはストライプ状とすることができる。この種は規則
正しく、多数個形成することができる。より具体的に
は、この場合、種は、図2に示す領域Bの配置に対応し
た配置で形成する。その後、例えばハイドライド気相エ
ピタキシー(HVPE)により、GaNを厚膜成長させ
る。成長後、GaNの厚膜層の表面には、種のパターン
形状に応じたファセット面が形成される。この第1の実
施形態のように種がドット状のパターンの場合は、ファ
セット面からなるピットが規則正しく形成される。一
方、種がストライプ状のパターンの場合は、プリズム状
のファセット面が形成される。その後、下地基板を除去
し、さらにGaNの厚膜層を研削加工、研磨加工し、表
面を平坦化する。これによって、GaN基板1を製造す
ることができる。ここで、GaN基板1の厚さは、自由
に設定することができる。このようにして製造されたG
aN基板1は、C面が主面であり、その中に、所定のサ
イズのドット状(あるいはストライプ状)の高密度欠陥
領域、すなわち領域Bが規則正しく形成された基板とな
っている。領域B以外の単結晶領域、すなわち領域A
は、領域Bに比べて低転位密度となっている。
【0187】図4に示すように、最近接の領域B同士の
間隔を2a、領域Bの直径をA0 とする。図5はこのG
aN基板1を用いた構造基板の一例を示し、GaN基板
1の主面に〈1−100〉方向に延在する幅wのリッジ
Rが間隔bで形成されたものである。この構造は、Ga
N基板1の主面を選択的にエッチングすることにより形
成することができる。ここで、このリッジRは、バルク
基板としてのGaN基板1そのものに形成されたもので
あっても、GaN基板1上に成長させたGaN系半導体
層に形成されたものであってもよい。前者の場合には、
例えばリッジR上を素子領域として用いることができ
る。すなわち、リッジR上に素子構造、例えばレーザ構
造を形成するGaN系半導体層を成長させてレーザ素子
を形成する。後者の場合には、例えば、GaN基板1上
にレーザ構造を形成するGaN系半導体層を成長させ、
その最上層にレーザストライプ部となるリッジRを形成
する。これについては、後に具体例で詳述する。なお、
図5に示す例ではリッジRの断面形状は長方形である
が、これに限定されるものではなく、他の形状(例え
ば、三角形)であってもよい。
【0188】まず、リッジRの延在方向と領域Bの特定
の配列方向とをいずれも〈1−100〉方向とし、この
方向にリッジRを周期的に形成することで、領域Bとリ
ッジRとの相対位置を基板面内で一様に設定することが
できる。
【0189】さらにここで、b≧aの場合、b=na
(ただし、nは自然数)であれば、〈11−20〉方向
にも周期性が得られるので、領域BとリッジRとが基板
面内どこでも同じ位置関係に設定することができる。例
えば、リッジRの上部に素子を形成する場合、領域Bを
避けた領域Aの位置にリッジRを形成することで、信頼
性の高い素子を形成することができる。また、リッジR
の底部に素子を形成する場合には、この素子の活性領域
を結晶品質の高い領域Aに位置させることができる。
【0190】次に、b≦aの場合、a=nb(ただし、
nは自然数)であれば、やはり〈11−20〉方向にも
周期性が得られる。単純な理論では、領域Bの直径A0
が、リッジRの幅wに対し、A0 <a−wであるなら
ば、基板全面にわたり、リッジRを領域Bの直上を通過
しないで形成することができる。
【0191】または、仮に基板全面にわたり領域Aにリ
ッジRを形成することができない場合でも、上記の関係
(a=nb)、特にnが2や3と小さい場合には、任意
の配置あるいはaとbとの関係に比較して良好な素子を
周期的に多く形成することができる。
【0192】以上のGaN基板1においては、領域Aの
中に領域Bが周期的に配列している場合について説明し
たが、図6に示すように、領域Aと領域Bとの間にそれ
らの中間的な平均転位密度(例えば、1×107 cm-2
程度)を有する領域Cが存在することも多い。この場合
には、上記と同様にリッジRが領域Bの上を通らないよ
うにするが、領域Bおよび領域Cの上を通らないように
リッジRを形成するのが、良好な素子を形成する上で最
も望ましい。領域Cが大きく、基板全面にわたり領域A
上にリッジRを形成することができない場合でも、上記
の関係(a=nb)、特にnが2や3と小さい場合に
は、任意の配置あるいはaとbとの関係に比較して良好
な素子を周期的に多く形成することができる。
【0193】この第1の実施形態をGaN系半導体レー
ザに適用した具体例を挙げると、次のとおりである。こ
こでは、リッジ構造およびSCH(Separate Confineme
nt Heterostructure)構造を有するGaN系半導体レー
ザについて説明する。
【0194】すなわち、図7に示すように、まず、Ga
N基板1の表面をサーマルクリーニングなどにより清浄
化した後、その上にMOCVD法により、n型GaNバ
ッファ層5、n型AlGaNクラッド層6、n型GaN
光導波層7、アンドープのGa1-x Inx N/Ga1-y
Iny N多重量子井戸構造の活性層8、アンドープIn
GaN劣化防止層9、p型AlGaNキャップ層10、
p型GaN光導波層11、p型AlGaNクラッド層1
2およびp型GaNコンタクト層13を順次エピタキシ
ャル成長させる。
【0195】ここで、n型GaNバッファ層5は厚さが
例えば0.05μmであり、n型不純物として例えばS
iがドープされている。n型AlGaNクラッド層6は
厚さが例えば1.0μmであり、n型不純物として例え
ばSiがドープされ、Al組成は例えば0.08であ
る。n型GaN光導波層7は厚さが例えば0.1μmで
あり、n型不純物として例えばSiがドープされてい
る。アンドープInx Ga 1-x N/Iny Ga1-y N多
重量子井戸構造の活性層8は、例えば、井戸層としての
Inx Ga1-x N層の厚さが3.5nmでx=0.1
4、障壁層としてのIny Ga1-y N層の厚さが7nm
でy=0.02、井戸数が3である。
【0196】アンドープInGaN劣化防止層9は、活
性層8に接している面から、p型AlGaNキャップ層
9に接している面に向かってIn組成が徐々に単調減少
するグレーディッド構造を有し、活性層8に接している
面におけるIn組成は活性層8の障壁層としてのIny
Ga1-y N層のIn組成yと一致しており、p型AlG
aNキャップ層10に接している面におけるIn組成は
0となっている。このアンドープInGaN劣化防止層
9の厚さは例えば20nmである。
【0197】p型AlGaNキャップ層10は厚さが例
えば10nmであり、p型不純物として例えばマグネシ
ウム(Mg)がドープされている。このp型AlGaN
キャップ層10のAl組成は例えば0.2である。この
p型AlGaNキャップ層10は、p型GaN光導波層
11、p型AlGaNクラッド層12およびp型GaN
コンタクト層13の成長時に活性層8からInが脱離し
て劣化するのを防止するとともに、活性層8からのキャ
リア(電子)のオーバーフローを防止するためのもので
ある。p型GaN光導波層11は厚さが例えば0.1μ
mであり、p型不純物として例えばMgがドープされて
いる。p型AlGaNクラッド層12は厚さが例えば
0.5μmであり、p型不純物として例えばMgがドー
プされ、Al組成は例えば0.08である。p型GaN
コンタクト層13は厚さが例えば0.1μmであり、p
型不純物として例えばMgがドープされている。
【0198】また、Inを含まない層であるn型GaN
バッファ層5、n型AlGaNクラッド層6、n型Ga
N光導波層7、p型AlGaNキャップ層10、p型G
aN光導波層11、p型AlGaNクラッド層12およ
びp型GaNコンタクト層13の成長温度は例えば10
00℃程度とし、Inを含む層であるGa1-x Inx
/Ga1-y Iny N多重量子井戸構造の活性層8の成長
温度は例えば700〜800℃、例えば730℃とす
る。アンドープInGaN劣化防止層9の成長温度は、
成長開始時点は活性層8の成長温度と同じく例えば73
0℃に設定し、その後例えば直線的に上昇させ、成長終
了時点でp型AlGaNキャップ層10の成長温度と同
じく例えば835℃になるようにする。
【0199】これらのGaN系半導体層の成長原料は、
例えば、Gaの原料としてはトリメチルガリウム((C
3 3 Ga、TMG)、Alの原料としてはトリメチ
ルアルミニウム((CH3 3 Al、TMA)、Inの
原料としてはトリメチルインジウム((CH3 3
n、TMI)を、Nの原料としてはNH3 を用いる。ま
た、キャリアガスとしては、例えば、H2 を用いる。ド
ーパントについては、n型ドーパントとしては例えばモ
ノシラン(SiH4 )を、p型ドーパントとしては例え
ばビス=メチルシクロペンタジエニルマグネシウム
((CH3 5 4 2 Mg)あるいはビス=シクロペ
ンタジエニルマグネシウム((C5 5 2 Mg)を用
いる。
【0200】次に、上述のようにしてGaN系半導体層
を成長させたGaN基板1をMOCVD装置から取り出
す。そして、p型GaNコンタクト層13の全面に例え
ばCVD法、真空蒸着法、スパッタリング法などにより
例えば厚さが0.1μmのSiO2 膜(図示せず)を形
成した後、このSiO2 膜上にリソグラフィーによりリ
ッジ部の形状に対応した所定形状のレジストパターン
(図示せず)を形成し、このレジストパターンをマスク
として、例えばフッ酸系のエッチング液を用いたウエッ
トエッチング、または、CF4 やCHF3 などのフッ素
を含むエッチングガスを用いたRIE法によりSiO2
膜をエッチングし、リッジ部に対応する形状とする。
【0201】次に、このSiO2 膜をマスクとしてRI
E法によりp型AlGaNクラッド層12の厚さ方向の
所定の深さまでエッチングを行うことにより、図8に示
すように、〈1−100〉方向に延在するリッジ14を
形成する。このリッジ14の幅は例えば3μmである。
このRIEのエッチングガスとしては例えば塩素系ガス
を用いる。
【0202】次に、エッチングマスクとして用いたSi
2 膜をエッチング除去した後、基板全面に例えばCV
D法、真空蒸着法、スパッタリング法などにより例えば
厚さが0.3μmのSiO2 膜のような絶縁膜15を成
膜する。この絶縁膜15は電気絶縁および表面保護のた
めのものである。
【0203】次に、リソグラフィーによりp側電極形成
領域を除いた領域の絶縁膜15の表面を覆うレジストパ
ターン(図示せず)を形成する。次に、このレジストパ
ターンをマスクとして絶縁膜15をエッチングすること
により、開口15aを形成する。
【0204】次に、レジストパターンを残したままの状
態で、基板全面に例えば真空蒸着法により例えばPd
膜、Pt膜およびAu膜を順次形成した後、レジストパ
ターンをその上に形成されたPd膜、Pt膜およびAu
膜とともに除去する(リフトオフ)。これによって、絶
縁膜15の開口15aを通じてp型GaNコンタクト層
13にコンタクトしたp側電極16が形成される。ここ
で、このp側電極16を構成するPd膜、Pt膜および
Au膜の厚さは例えばそれぞれ10nm、100nmお
よび300nmとする。次に、p側電極16をオーミッ
ク接触させるためのアロイ処理を行う。
【0205】次に、GaN基板1の裏面に例えば真空蒸
着法により例えばTi膜、Pt膜およびAu膜を順次形
成し、Ti/Pt/Au構造のn側電極17を形成す
る。ここで、このn側電極17を構成するTi膜、Pt
膜およびAu膜の厚さは例えばそれぞれ10nm、50
nmおよび100nmとする。次に、n側電極17をオ
ーミック接触させるためのアロイ処理を行う。
【0206】次に、図9に示すように、素子領域2(太
い実線で囲まれた一区画)の輪郭線に沿って、上述のよ
うにしてレーザ構造が形成されたGaN基板1のスクラ
イビングを劈開により行ってレーザバー4に加工して両
共振器端面を形成する。次に、これらの共振器端面に端
面コーティングを施した後、再びこのレーザバー4のス
クライビングを劈開などにより行ってチップ化する。
【0207】図9においては、グレーの長方形が一つの
GaN系半導体レーザを表し、その中央付近に描かれた
直線がリッジ14、すなわちレーザストライプ3であ
り、これが発光領域の位置に相当する。さらに、それら
が連なった破線で描かれた長方形がレーザバー4を表し
ていて、このレーザバー4の長辺が共振器端面に相当す
る。
【0208】図9に示す例においては、GaN系半導体
レーザのサイズが例えば600μm×346μmであ
り、横方向(長辺方向)は領域Bを結ぶ直線に沿って、
縦方向(短辺方向)は領域Bを通らない直線に沿って、
それぞれ基板のスクライビンを行うことによってそのサ
イズのGaN系半導体レーザに分離する。
【0209】この場合、領域Bは各GaN系半導体レー
ザの長辺の端面部分にのみ存在することになるので、レ
ーザストライプ3が短辺の中点同士を結ぶ直線の近傍に
位置するように素子の設計を行うことにより、領域Bの
影響が発光領域に及ぶことを避けることができる。共振
器のミラーについては、図9中の縦方向の直線に沿っ
て、劈開などにより基板のスクライビングを行うことに
より端面に形成されるが、その直線が領域Bを通らない
ので、領域Bにおける転位の影響を受けることはない。
したがって、発光特性が良く、信頼性が高いGaN系半
導体レーザを得ることができる。以上により、図10に
示すように、目的とするリッジ構造およびSCH構造を
有するGaN系半導体レーザが製造される。
【0210】以上のように、この第1の実施形態によれ
ば、平均転位密度が低い領域Aの中に平均転位密度が高
い領域Bが六方格子状に周期的に配列しているGaN基
板1上にレーザ構造を形成するGaN系半導体層を成長
させ、領域Bの上を通らない位置におけるp型GaNコ
ンタクト層13およびp型AlGaNクラッド層12に
リッジ14を形成しているので、GaN系半導体レーザ
の発光領域に領域Bによる悪影響が及ばないようにする
ことができる。このため、発光特性が良好で、信頼性が
高く長寿命のGaN系半導体レーザを実現することがで
きる。
【0211】加えて、この第1の実施形態によれば、活
性層8に接してアンドープInGaN劣化防止層9が設
けられ、このアンドープInGaN劣化防止層9に接し
てp型AlGaNキャップ層10が設けられているの
で、アンドープInGaN劣化防止層9により、p型A
lGaNキャップ層10により活性層8に発生する応力
を大幅に緩和することができるとともに、p型層のp型
ドーパントとして用いられるMgが活性層7に拡散する
のを有効に抑制することができる。
【0212】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。第1の実施形態においては、それ自身に凹凸
が形成された構造基板について説明したが、構造基板
は、絶縁膜などからなるパターンにより基板表面が部分
的に覆われたようなものであってもよい。そこで、この
第2の実施形態においては、そのような例としてELO
における成長マスク、すなわちELOパターンがGaN
基板1上に形成されている構造基板について説明する。
【0213】図11にこの構造基板の三つの例を示す。
図11Aに示す例では、GaN基板1の主面上に、領域
Bを覆うように、例えばSiO2 膜などの絶縁膜18か
らなるELOパターンが〈1−100〉方向に延在する
ストライプ形状に形成されている。そして、この絶縁膜
18をマスクとしてGaN基板1の上部が所定深さまで
エッチングされている。この場合、第1の実施形態と同
様に、領域Bの配列方向とELOパターンの延在方向と
を一致させ、かつa=nbが成立するようにする。図1
1Bに示す例では、GaN基板1の上部が〈1−10
0〉方向に延在するストライプ形状に形成されており、
このストライプ部を除いた部分におけるGaN基板1上
に、領域Bを覆うように、例えばSiO2 膜などの絶縁
膜18が形成されている。この場合、第1の実施形態と
同様に、領域Bの配列方向とELOパターンの延在方向
とを一致させ、かつa=nbが成立するようにする。図
11Cに示す例では、GaN基板1の主面上に、〈1−
100〉方向に延在するストライプ形状の開口を有する
SiO2 膜などの絶縁膜18が、領域Bを覆うように形
成されている。この場合、第1の実施形態と同様に、領
域Bの配列方向とELOパターンの延在方向とを一致さ
せ、かつa=nbが成立するようにする。
【0214】これらの図11A、図11Bおよび図11
Cに示す例では、領域Bの直径A0とELOパターンの
幅A1 との関係がA1 ≧A0 ならば、基板全面にわたり
絶縁膜18の下に領域Bを配置することが可能になる。
そして、この構造基板上にELOによりGaN系半導体
層を横方向成長させた場合には、ELOの原理どおりこ
の絶縁膜18で覆われた部分では、領域Bの結晶欠陥が
成長層に伝播しないため、基板全面に良質のGaN系半
導体層を成長させることができる。
【0215】なお、A1 ≦A0 の場合には、絶縁膜18
により領域Bの全面を覆うことはできないが、この場合
でも、GaN基板1上の任意の位置に絶縁膜18を形成
する場合に比較すると、成長層の結晶品質を向上させる
ことができることは言うまでもない。
【0216】また、ELOパターンの周期は一般的にb
≒数〜20μm、領域Bの周期は一般的に2a≒100
〜1000μmであり、これらの大小関係から、b=n
aの場合は示していないが、仮にこれらに相当するEL
Oパターンがあれば、当然これらも含まれる。
【0217】この構造基板を用いて第1の実施形態と同
様なGaN系半導体レーザを製造する場合には、例え
ば、図11A、図11Bおよび図11Cに示すいずれか
の構造基板上にまず、ELOによりn型GaN層を十分
な厚さに成長させた後、このn型GaN層上にレーザ構
造を形成するGaN系半導体層を成長させる。上記以外
のことは第1の実施形態と同様であるので、説明を省略
する。この第2の実施形態によっても、第1の実施形態
と同様な利点を得ることができる。
【0218】次に、この発明の第3の実施形態について
説明する。第1および第2の実施形態においては、Ga
N基板1の領域Bは基板全面にわたり、最密充填の正三
角形頂点位置に配列している。
【0219】ところで、構造基板の製造時や素子形成時
には、領域Bの配置に方位を合わせてパターニングを行
う必要がある。このパターニングのプロセスには、レジ
ストの露光工程が含まれるが、この露光時にはマスク合
わせのためにアライメントマークが必要である。そこ
で、この第3の実施形態においては、このアライメント
マークの形成およびアライメントの方法について説明す
る。
【0220】すなわち、GaN基板1は透明であるた
め、領域Bはその起源となる種結晶とバルク成長層との
境界が光学顕微鏡観察などでGaN基板1を通して目視
可能であることにより、領域Bの配置を外部から検出す
ることができる。したがって、この領域Bを用いれば、
アライメントを行うことが可能である。
【0221】ところが、領域Bが基板全面にわたって周
期的に形成されていると、どの二つの領域Bをもってそ
れらを結ぶ直線が求める方位であるかを間違えやすく、
例えば一列ずらしてしまうこともありうる。そこで、こ
の第3の実施形態においては、図12に示すように、領
域BをGaN基板1の全面にわたって周期的に配列する
のではなく、例えば、特定の列だけある長さにわたり領
域Bの間隔を半分(領域Bの密度としては2倍)にし、
この部分を方位を示すアライメントマーク19とする。
図12においては、図2に示す例に比べて付加された領
域Bに矢印を付した。
【0222】なお、GaN基板1を種結晶からの成長に
より得る上では、領域Bの間隔が広すぎると成長層同士
が良好に合体しないなどの問題が起こりうるが、図12
に示すように特定の列の領域Bの間隔を狭くする場合に
は一般に問題は生じない。
【0223】図12に示すようなアライメントマーク1
9を図13に示すように、GaN基板1上に複数箇所、
例えば5箇所に形成する。構造基板の製造時や素子形成
時のパターニングプロセスにおけるレジストの露光工程
では、これらのアライメントマーク19を用いてマスク
合わせを精度良く行うことができる。
【0224】なお、上記のアライメントマーク19は、
方位合わせのみならず、基板内の座標の規定などにも用
いることができることは言うまでもない。
【0225】上記以外のことは第1の実施形態と同様で
あるので、説明を省略する。この第3の実施形態によれ
ば、第1の実施形態と同様な利点に加えて、構造基板製
造時およびその後の素子形成時に行う露光工程において
マスク合わせを高精度で行うことができ、GaN系半導
体レーザの製造歩留まりの向上を図ることができるとい
う利点も得ることができる。
【0226】次に、この発明の第4の実施形態について
説明する。図14はこの第4の実施形態において用いる
GaN基板を示す平面図である。図14に示すように、
この第4の実施形態においては、領域Bがレーザストラ
イプ3に含まれないように素子領域2が画定される。こ
こで、レーザストライプ3は領域Bから50μm以上離
れている。この場合、素子領域2には2個の領域Bが含
まれることになる。上記以外のことは第1の実施形態と
同様であるので、説明を省略する。この第4の実施形態
によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることがで
きる。
【0227】次に、この発明の第5の実施形態について
説明する。図15はこの第5の実施形態において用いる
GaN基板を示す平面図である。このGaN基板1はn
型でC面方位である。ただし、GaN基板1はR面、A
面またはM面方位のものであってもよい。このGaN基
板1においては、平均転位密度が低い結晶からなる領域
Aの中に平均転位密度が高い結晶からなる領域BがGa
Nの〈11−20〉方向に例えば400μm間隔で周期
的に配列し、〈11−20〉方向と直交する〈1−10
0〉方向に例えば20〜100μm間隔で周期的に配列
している。ただし、〈11−20〉方向と〈1−10
0〉方向とを入れ替えてもよい。
【0228】この第5の実施形態においては、図16に
示すように、レーザストライプ3に平行な一対の端面が
〈1−100〉方向の領域Bの列を通り、かつ、レーザ
ストライプ3がこの領域Bの列の間の領域の中央付近に
位置するように素子領域2が画定される。この場合、素
子領域2には領域Bの列は実質的に含まれない。上記以
外のことは第1の実施形態と同様であるので、説明を省
略する。この第5の実施形態によれば、第1の実施形態
と同様な利点を得ることができる。
【0229】次に、この発明の第6の実施形態について
説明する。図17に示すように、この第6の実施形態に
おいては、第5の実施形態と同様なGaN基板1を用い
るが、レーザストライプ3に平行な一つの端面が〈1−
100〉方向の領域Bの列を通り、他方の端面がこの領
域Bの列から離れた位置を通る点で、第23の実施形態
と異なる。この場合、素子領域2には領域Bの列は実質
的に含まれない。上記以外のことは第18および第1の
実施形態と同様であるので、説明を省略する。この第6
の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得
ることができる。
【0230】次に、この発明の第7の実施形態について
説明する。図18に示すように、この第7の実施形態に
おいては、第5の実施形態と同様なGaN基板1を用い
るが、レーザストライプ3に平行な一対の端面がいずれ
も〈1−100〉方向の領域Bの列の間に位置し、か
つ、レーザストライプ3がこの領域Bの列の間の領域の
中央付近に位置するように素子領域2が画定される点
で、第5の実施形態と異なる。この場合、素子領域2に
は領域Bの列は実質的に含まれない。上記以外のことは
第5および第1の実施形態と同様であるので、説明を省
略する。この第7の実施形態によれば、第1の実施形態
と同様な利点を得ることができる。
【0231】次に、この発明の第8の実施形態について
説明する。図19に示すように、この第8の実施形態に
おいては、第5の実施形態と同様なGaN基板1を用い
るが、レーザストライプ3に平行な一つの端面が〈1−
100〉方向の領域Bの列を通り、他方の端面がこの領
域Bの列に直ぐ隣接する領域Bの列とその次の領域Bの
列との間に位置し、かつ、レーザストライプ3が領域B
の列から50μm以上離れた位置を通る点で、第5の実
施形態と異なる。この場合、素子領域2には領域Bの列
は1本含まれる。上記以外のことは第5および第1の実
施形態と同様であるので、説明を省略する。この第8の
実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得る
ことができる。
【0232】次に、この発明の第9の実施形態について
説明する。図20に示すように、この第9の実施形態に
おいては、第5の実施形態と同様なGaN基板1を用い
るが、レーザストライプ3に平行な一つの端面が〈1−
100〉方向の領域Bの列から離れた位置を通り、他方
の端面がこの領域Bの列に直ぐ隣接する領域Bの列とそ
の次の領域Bの列との間に位置し、かつ、レーザストラ
イプ3が領域Bの列から50μm以上離れた位置を通る
点で、第5の実施形態と異なる。この場合、素子領域2
には領域Bの列は1本含まれる。上記以外のことは第5
および第1の実施形態と同様であるので、説明を省略す
る。この第9の実施形態によれば、第1の実施形態と同
様な利点を得ることができる。
【0233】次に、この発明の第10の実施形態につい
て説明する。図21はこの第10の実施形態において用
いるGaN基板1を示す平面図である。このGaN基板
1は、領域BがGaNの〈11−20〉方向に例えば2
00μm間隔で周期的に配列していることを除いて、第
5の実施形態において用いたGaN基板1と同様であ
る。この場合、素子領域2には領域Bの列は2本含まれ
る。
【0234】図21に示すように、この第10の実施形
態においては、レーザストライプ3が隣接する領域Bの
列の間の領域の中央付近に位置し、かつ、レーザストラ
イプ3に平行な一対の端面がこれらの領域Bの列とそれ
らの直ぐ外側の領域Bの列との間の領域の中央付近に位
置する。上記以外のことは第5および第1の実施形態と
同様であるので、説明を省略する。この第10の実施形
態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることが
できる。
【0235】次に、この発明の第11の実施形態につい
て説明する。図22はこの第11の実施形態において用
いるGaN基板を示す平面図である。このGaN基板1
はn型でC面方位である。ただし、GaN基板1はR
面、A面またはM面方位のものであってもよい。このG
aN基板1においては、平均転位密度が低い結晶からな
る領域Aの中に、平均転位密度が高い結晶からなり、G
aNの〈1−100〉方向に線状に延在する領域Bが
〈1−100〉方向と直交する〈11−20〉方向に例
えば400μm間隔で周期的に配列している。ただし、
〈1−100〉方向と〈11−20〉方向とを入れ替え
てもよい。
【0236】この第11の実施形態においては、図23
に示すように、レーザストライプ3に平行な一対の端面
が領域Bを通り、かつ、レーザストライプ3がこの領域
Bの間の領域の中央付近に位置するように素子領域2が
画定される。この場合、素子領域2には領域Bの列は実
質的に含まれない。上記以外のことは第1の実施形態と
同様であるので、説明を省略する。この第11の実施形
態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることが
できる。
【0237】次に、この発明の第12の実施形態につい
て説明する。図24に示すように、この第12の実施形
態においては、第11の実施形態と同様なGaN基板1
を用いるが、レーザストライプ3に平行な一つの端面が
領域Bを通り、他方の端面がこの領域Bの列から離れた
位置を通る点で、第11の実施形態と異なる。この場
合、素子領域2には領域Bの列は実質的に含まれない。
上記以外のことは第11および第1の実施形態と同様で
あるので、説明を省略する。この第12の実施形態によ
れば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができ
る。
【0238】次に、この発明の第13の実施形態につい
て説明する。図25に示すように、この第13の実施形
態においては、第11の実施形態と同様なGaN基板1
を用いるが、レーザストライプ3に平行な一対の端面が
いずれも領域Bの間に位置し、かつ、レーザストライプ
3がこの領域Bの間の領域の中央付近に位置するように
素子領域2が画定される点で、第11の実施形態と異な
る。この場合、素子領域2には領域Bの列は実質的に含
まれない。上記以外のことは第11および第1の実施形
態と同様であるので、説明を省略する。この第13の実
施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得るこ
とができる。
【0239】次に、この発明の第14の実施形態につい
て説明する。図26に示すように、この第14の実施形
態においては、第11の実施形態と同様なGaN基板1
を用いるが、レーザストライプ3に平行な一つの端面が
領域Bを通り、他方の端面がこの領域Bの列に直ぐ隣接
する領域Bとその次の領域Bとの間に位置し、かつ、レ
ーザストライプ3が領域Bから50μm以上離れた位置
を通る点で、第11の実施形態と異なる。この場合、素
子領域2には領域Bは1本含まれる。上記以外のことは
第11および第1の実施形態と同様であるので、説明を
省略する。この第14の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様な利点を得ることができる。
【0240】次に、この発明の第15の実施形態につい
て説明する。図27に示すように、この第15の実施形
態においては、第11の実施形態と同様なGaN基板1
を用いるが、レーザストライプ3に平行な一つの端面が
領域Bから離れた位置を通り、他方の端面がこの領域B
に直ぐ隣接する領域Bとその次の領域Bとの間に位置
し、かつ、レーザストライプ3が領域Bから50μm以
上離れた位置を通る点で、第11の実施形態と異なる。
この場合、素子領域2には領域Bの列は1本含まれる。
上記以外のことは第11および第1の実施形態と同様で
あるので、説明を省略する。この第15の実施形態によ
れば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができ
る。
【0241】次に、この発明の第16の実施形態につい
て説明する。図28はこの第16の実施形態において用
いるGaN基板1を示す平面図である。このGaN基板
1は、領域BがGaNの〈11−20〉方向に例えば2
00μm間隔で周期的に配列していることを除いて、第
11の実施形態において用いたGaN基板1と同様であ
る。この場合、素子領域2には領域Bの列は2本含まれ
る。
【0242】図28に示すように、この第16の実施形
態においては、レーザストライプ3が隣接する領域Bの
間の領域の中央付近に位置し、かつ、レーザストライプ
3に平行な一対の端面がこれらの領域Bとそれらの直ぐ
外側の領域Bとの間の領域の中央付近に位置する。上記
以外のことは第11および第1の実施形態と同様である
ので、説明を省略する。この第16の実施形態によれ
ば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
【0243】以上、この発明の実施形態について具体的
に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の
変形が可能である。
【0244】例えば、上述の実施形態において挙げた数
値、構造、基板、結晶方位、原料、プロセスなどはあく
までも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異なる数
値、構+、基板、結晶方位、原料、プロセスなどを用い
てもよい。
【0245】具体的には、例えば、上述の実施形態にお
いては、この発明をSCH構造のGaN系半導体レーザ
の製造に適用した場合について説明したが、この発明
は、例えば、DH(Double Heterostructure)構造のG
aN系半導体レーザの製造に適用してもよいことはもち
ろん、GaN系発光ダイオードの製造に適用してもよ
く、さらにはGaN系FETやGaN系ヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタ(HBT)などの窒化物系III−
V族化合物半導体を用いた電子走行素子に適用してもよ
い。
【0246】さらに、上述の実施形態においては、MO
CVD法により成長を行う際のキャリアガスとしてH2
ガスを用いているが、必要に応じて、他のキャリアガ
ス、例えばH2 とN2 あるいはHe、Arガスなどとの
混合ガスを用いてもよい。また、上述の実施形態におい
ては、劈開により共振器端面を形成しているが、共振器
端面は例えばRIEのようなドライエッチングにより形
成してもよい。
【0247】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1の領域より転位密度が高い、あるいは平均欠陥
密度が高い、あるいは結晶性が悪い第2の領域の上を通
らないように窒化物系III−V族化合物半導体基板、
あるいは半導体基板、あるいは基板上に構造、例えば半
導体素子では活性領域、半導体発光素子では発光領域を
形成するようにしているので、これらの活性領域あるい
は発光領域に第2の領域による悪影響が及ぶのを防止す
ることができる。このため、発光特性などの特性が良好
で信頼性も高く長寿命の半導体発光素子あるいは特性が
良好で信頼性も高く長寿命の半導体素子あるいは特性が
良好で信頼性も高く長寿命の各種の素子を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態において用いるGa
N基板を示す斜視図および断面図である。
【図2】この発明の第1の実施形態において用いるGa
N基板を示す平面図である。
【図3】この発明の第1の実施形態において用いるGa
N基板の領域Bの近傍における転位密度の分布の一例を
示す略線図である。
【図4】この発明の第1の実施形態において用いるGa
N基板を示す略線図である。
【図5】この発明の第1の実施形態において用いる構造
基板を示す断面図である。
【図6】この発明の第1の実施形態において用いるGa
N基板の他の例を示す平面図である。
【図7】この発明の第1の実施形態によるGaN系半導
体レーザの製造方法を説明するための断面図である。
【図8】この発明の第1の実施形態によるGaN系半導
体レーザの製造方法を説明するための断面図である。
【図9】この発明の第1の実施形態によるGaN系半導
体レーザの製造方法を説明するための平面図である。
【図10】この発明の第1の実施形態によるGaN系半
導体レーザの製造方法を説明するための断面図である。
【図11】この発明の第2の実施形態において用いる構
造基板を示す断面図である。
【図12】この発明の第3の実施形態において用いるG
aN基板を示す平面図である。
【図13】この発明の第3の実施形態において用いるG
aN基板を示す平面図である。
【図14】この発明の第4の実施形態によるGaN系半
導体レーザの製造方法を説明するための平面図である。
【図15】この発明の第4の実施形態によるGaN系半
導体レーザの製造方法を説明するための平面図である。
【図16】この発明の第5の実施形態によるGaN系半
導体レーザの製造方法を説明するための平面図である。
【図17】この発明の第6の実施形態によるGaN系半
導体レーザの製造方法を説明するための平面図である。
【図18】この発明の第7の実施形態によるGaN系半
導体レーザの製造方法を説明するための平面図である。
【図19】この発明の第8の実施形態によるGaN系半
導体レーザの製造方法を説明するための平面図である。
【図20】この発明の第9の実施形態によるGaN系半
導体レーザの製造方法を説明するための平面図である。
【図21】この発明の第10の実施形態によるGaN系
半導体レーザの製造方法を説明するための平面図であ
る。
【図22】この発明の第11の実施形態によるGaN系
半導体レーザの製造方法を説明するための平面図であ
る。
【図23】この発明の第11の実施形態によるGaN系
半導体レーザの製造方法を説明するための平面図であ
る。
【図24】この発明の第12の実施形態によるGaN系
半導体レーザの製造方法を説明するための平面図であ
る。
【図25】この発明の第13の実施形態によるGaN系
半導体レーザの製造方法を説明するための平面図であ
る。
【図26】この発明の第14の実施形態によるGaN系
半導体レーザの製造方法を説明するための平面図であ
る。
【図27】この発明の第15の実施形態によるGaN系
半導体レーザの製造方法を説明するための平面図であ
る。
【図28】この発明の第16の実施形態によるGaN系
半導体レーザの製造方法を説明するための平面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・GaN基板、2・・・素子領域、3・・・レー
ザストライプ、5・・・n型GaNバッファ層、6・・
・n型AlGaNクラッド層、7・・・n型GaN光導
波層、8・・・活性層、9・・・アンドープInGaN
劣化防止層、10・・・p型AlGaNキャップ層、1
1・・・p型GaN光導波層、12・・・p型AlGa
Nクラッド層、13・・・p型GaNコンタクト層、1
4・・・リッジ、15、18・・・絶縁膜、16・・・
n側電極、17・・・p側電極、19・・・アライメン
トマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元木 健作 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 5F041 AA40 CA23 CA34 CA40 CA65 5F052 DA04 EA15 GA01 GC01 JA07 KA05 5F073 AA11 AA13 AA45 AA74 CA07 DA05 DA35

Claims (184)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の平均転位密度を有する結晶からな
    る第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第2
    の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に配
    列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
    いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法
    であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 上記第2の領域の上を通らないように上
    記構造基板の構造の位置および方位を決めるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の構造基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記複数の第2の領域は周期的に配列し
    ていることを特徴とする請求項1記載の構造基板の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 上記構造基板の構造および上記複数の第
    2の領域はそれぞれ周期的に配列していることを特徴と
    する請求項1記載の構造基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記構造基板の構造の周期をw1 、上記
    複数の第2の領域の周期をw2 としたとき、w2 =n×
    1 (ただし、nは自然数)であることを特徴とする請
    求項4記載の構造基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記構造基板の構造の周期をw1 、上記
    複数の第2の領域の周期をw2 としたとき、w1 =n×
    2 (ただし、nは自然数)であることを特徴とする請
    求項4記載の構造基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記構造基板の構造は素子の活性領域で
    あることを特徴とする請求項1記載の構造基板の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 上記構造基板の構造は横方向選択成長に
    用いられるマスクパターンであることを特徴とする請求
    項1記載の構造基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記複数の第2の領域は六方格子状に周
    期的に配列していることを特徴とする請求項3記載の構
    造基板の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記複数の第2の領域は長方形格子状
    に周期的に配列していることを特徴とする請求項3記載
    の構造基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 上記複数の第2の領域は正方格子状に
    周期的に配列していることを特徴とする請求項3記載の
    構造基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 互いに隣接する二つの上記第2の領域
    の間隔は20μm以上であることを特徴とする請求項1
    記載の構造基板の製造方法。
  13. 【請求項13】 互いに隣接する二つの上記第2の領域
    の間隔は50μm以上であることを特徴とする請求項1
    記載の構造基板の製造方法。
  14. 【請求項14】 互いに隣接する二つの上記第2の領域
    の間隔は100μm以上であることを特徴とする請求項
    1記載の構造基板の製造方法。
  15. 【請求項15】 上記第2の領域の周期は20μm以上
    であることを特徴とする請求項3記載の構造基板の製造
    方法。
  16. 【請求項16】 上記第2の領域の周期は50μm以上
    であることを特徴とする請求項3記載の構造基板の製造
    方法。
  17. 【請求項17】 上記第2の領域の周期は100μm以
    上であることを特徴とする請求項3記載の構造基板の製
    造方法。
  18. 【請求項18】 上記第2の領域は上記窒化物系III
    −V族化合物半導体基板を貫通していることを特徴とす
    る請求項1記載の構造基板の製造方法。
  19. 【請求項19】 上記第2の領域は不定多角柱状の形状
    を有することを特徴とする請求項1記載の構造基板の製
    造方法。
  20. 【請求項20】 上記第1の領域と上記第2の領域との
    間に上記第1の平均転位密度より高く、かつ上記第2の
    平均転位密度より低い第3の平均転位密度を有する第3
    の領域が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の構造基板の製造方法。
  21. 【請求項21】 上記第2の領域および上記第3の領域
    の上を通らないように上記構造基板の構造を形成するよ
    うにしたことを特徴とする請求項20記載の構造基板の
    製造方法。
  22. 【請求項22】 上記第2の領域の直径は10μm以上
    100μm以下であることを特徴とする請求項1記載の
    構造基板の製造方法。
  23. 【請求項23】 上記第2の領域の直径は20μm以上
    50μm以下であることを特徴とする請求項1記載の構
    造基板の製造方法。
  24. 【請求項24】 上記第3の領域の直径は上記第2の領
    域の直径より20μm以上200μm以下大きいことを
    特徴とする請求項20記載の構造基板の製造方法。
  25. 【請求項25】 上記第3の領域の直径は上記第2の領
    域の直径より40μm以上160μm以下大きいことを
    特徴とする請求項20記載の構造基板の製造方法。
  26. 【請求項26】 上記第3の領域の直径は上記第2の領
    域の直径より60μm以上140μm以下大きいことを
    特徴とする請求項20記載の構造基板の製造方法。
  27. 【請求項27】 上記第2の領域の平均転位密度は上記
    第1の領域の平均転位密度の5倍以上であることを特徴
    とする請求項1記載の構造基板の製造方法。
  28. 【請求項28】 上記第2の領域の平均転位密度は1×
    108 cm-2以上であることを特徴とする請求項1記載
    の構造基板の製造方法。
  29. 【請求項29】 上記第1の領域の平均転位密度は2×
    106 cm-2以下、上記第2の領域の平均転位密度は1
    ×108 cm-2以上であることを特徴とする請求項1記
    載の構造基板の製造方法。
  30. 【請求項30】 上記第1の領域の平均転位密度は2×
    106 cm-2以下、上記第2の領域の平均転位密度は1
    ×108 cm-2以上、上記第3の領域の平均転位密度は
    1×108 cm-2より小さく、2×106 cm-2より大
    きいことを特徴とする請求項20記載の構造基板の製造
    方法。
  31. 【請求項31】 上記構造基板の構造が上記第2の領域
    から1μm以上離れていることを特徴とする請求項1記
    載の構造基板の製造方法。
  32. 【請求項32】 上記構造基板の構造が上記第2の領域
    から10μm以上離れていることを特徴とする請求項1
    記載の構造基板の製造方法。
  33. 【請求項33】 上記構造基板の構造が上記第2の領域
    から100μm以上離れていることを特徴とする請求項
    1記載の構造基板の製造方法。
  34. 【請求項34】 上記窒化物系III−V族化合物半導
    体基板上に窒化物系III−V族化合物半導体層を成長
    させたものに上記構造を形成するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の構造基板の製造方法。
  35. 【請求項35】 上記窒化物系III−V族化合物半導
    体基板はAlX yGa1-x-y-z Inz Asu 1-u-v
    v (ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、
    0≦u≦1、0≦v≦1、0≦x+y+z<1、0≦u
    +v<1)からなることを特徴とする請求項1記載の構
    造基板の製造方法。
  36. 【請求項36】 上記窒化物系III−V族化合物半導
    体基板はAlX yGa1-x-y-z Inz N(ただし、0
    ≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦x+y+z<
    1)からなることを特徴とする請求項1記載の構造基板
    の製造方法。
  37. 【請求項37】 上記窒化物系III−V族化合物半導
    体基板はAlX Ga 1-x-z Inz N(ただし、0≦x≦
    1、0≦z≦1)からなることを特徴とする請求項1記
    載の構造基板の製造方法。
  38. 【請求項38】 上記窒化物系III−V族化合物半導
    体基板はGaNからなることを特徴とする請求項1記載
    の構造基板の製造方法。
  39. 【請求項39】 上記第2の領域の間隔および/または
    配列が周囲の部分と異なる部分を複数箇所設け、これら
    の部分をアライメントマークとして用いてマスク合わせ
    を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の構造
    基板の製造方法。
  40. 【請求項40】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  41. 【請求項41】 上記第2の領域の間隔および/または
    配列が周囲の部分と異なる部分を複数箇所設け、これら
    の部分をアライメントマークとしたことを特徴とする請
    求項40記載の構造基板。
  42. 【請求項42】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造方
    法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  43. 【請求項43】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  44. 【請求項44】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
    いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法
    であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  45. 【請求項45】 上記第1の領域は単結晶であり、上記
    第2の領域は単結晶、多結晶もしくは非晶質またはこれ
    らの二以上が混在したものであることを特徴とする請求
    項44記載の構造基板の製造方法。
  46. 【請求項46】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
    いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  47. 【請求項47】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いて半導体発光素子を製造するようにした半導体発光
    素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  48. 【請求項48】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  49. 【請求項49】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いて半導体発光素子を製造するようにした半導体発光
    素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  50. 【請求項50】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  51. 【請求項51】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
    いて半導体発光素子を製造するようにした半導体発光素
    子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  52. 【請求項52】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
    いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  53. 【請求項53】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いて半導体素子を製造するようにした半導体素子の製
    造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  54. 【請求項54】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  55. 【請求項55】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いて半導体素子を製造するようにした半導体素子の製
    造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  56. 【請求項56】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を
    用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  57. 【請求項57】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
    いて半導体素子を製造するようにした半導体素子の製造
    方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  58. 【請求項58】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している窒化物系III−V族化合物半導体基板を用
    いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  59. 【請求項59】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いて構造基板を製造するよ
    うにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  60. 【請求項60】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  61. 【請求項61】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いて構造基板を製造するよ
    うにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  62. 【請求項62】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  63. 【請求項63】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している半導体基板を用いて構造基板を製造するよう
    にした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  64. 【請求項64】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している半導体基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  65. 【請求項65】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いて半導体発光素子を製造
    するようにした半導体発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  66. 【請求項66】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いた半導体発光素子であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  67. 【請求項67】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いて半導体発光素子を製造
    するようにした半導体発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  68. 【請求項68】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いた半導体発光素子であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  69. 【請求項69】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している半導体基板を用いて半導体発光素子を製造す
    るようにした半導体発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  70. 【請求項70】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している半導体基板を用いた半導体発光素子であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  71. 【請求項71】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いて半導体素子を製造する
    ようにした半導体素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  72. 【請求項72】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  73. 【請求項73】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いて半導体素子を製造する
    ようにした半導体素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  74. 【請求項74】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している半導体基板を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  75. 【請求項75】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している半導体基板を用いて半導体素子を製造するよ
    うにした半導体素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  76. 【請求項76】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している半導体基板を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  77. 【請求項77】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している基板を用いて構造基板を製造するようにし
    た構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  78. 【請求項78】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  79. 【請求項79】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している基板を用いて構造基板を製造するようにし
    た構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  80. 【請求項80】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  81. 【請求項81】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している基板を用いて構造基板を製造するようにした
    構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  82. 【請求項82】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  83. 【請求項83】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している基板を用いて素子を製造するようにした素
    子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域を形成するようにしたことを特徴とする素子の製造方
    法。
  84. 【請求項84】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している基板を用いた素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
  85. 【請求項85】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している基板を用いて素子を製造するようにした素
    子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の発光領
    域を形成するようにしたことを特徴とする素子の製造方
    法。
  86. 【請求項86】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が規則的に
    配列している基板を用いた素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
  87. 【請求項87】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している基板を用いて素子を製造するようにした素子
    の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域を形成するようにしたことを特徴とする素子の製造方
    法。
  88. 【請求項88】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が規則的に配
    列している基板を用いた素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
  89. 【請求項89】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物
    半導体基板を用いて構造基板を製造するようにした構造
    基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  90. 【請求項90】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物
    半導体基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  91. 【請求項91】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物
    半導体基板を用いて構造基板を製造するようにした構造
    基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  92. 【請求項92】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物
    半導体基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  93. 【請求項93】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方向
    に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直交
    する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間隔
    で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物半
    導体基板を用いて構造基板を製造するようにした構造基
    板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  94. 【請求項94】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方向
    に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直交
    する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間隔
    で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物半
    導体基板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  95. 【請求項95】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いて構造基板を製造す
    るようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  96. 【請求項96】 第1の平均転位密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い第
    2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いた構造基板であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  97. 【請求項97】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いて構造基板を製造す
    るようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  98. 【請求項98】 第1の平均欠陥密度を有する結晶から
    なる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第
    2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いた構造基板であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  99. 【請求項99】 結晶からなる第1の領域中にこの第1
    の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2の
    領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系II
    I−V族化合物半導体基板を用いて構造基板を製造する
    ようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  100. 【請求項100】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いた構造基板であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  101. 【請求項101】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合
    物半導体基板を用いて半導体発光素子を製造するように
    した半導体発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  102. 【請求項102】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合
    物半導体基板を用いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  103. 【請求項103】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合
    物半導体基板を用いて半導体発光素子を製造するように
    した半導体発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  104. 【請求項104】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合
    物半導体基板を用いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  105. 【請求項105】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第25領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物
    半導体基板を用いて半導体発光素子を製造するようにし
    た半導体発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  106. 【請求項106】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物
    半導体基板を用いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  107. 【請求項107】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系
    III−V族化合物半導体基板を用いて半導体発光素子
    を製造するようにした半導体発光素子の製造方法であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  108. 【請求項108】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系
    III−V族化合物半導体基板を用いた半導体発光素子
    であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  109. 【請求項109】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系
    III−V族化合物半導体基板を用いて半導体発光素子
    を製造するようにした半導体発光素子の製造方法であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  110. 【請求項110】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系
    III−V族化合物半導体基板を用いた半導体発光素子
    であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  111. 【請求項111】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いて半導体発光素子を
    製造するようにした半導体発光素子の製造方法であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  112. 【請求項112】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いた半導体発光素子で
    あって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  113. 【請求項113】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合
    物半導体基板を用いて半導体素子を製造するようにした
    半導体素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  114. 【請求項114】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合
    物半導体基板を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  115. 【請求項115】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合
    物半導体基板を用いて半導体素子を製造するようにした
    半導体素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  116. 【請求項116】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合
    物半導体基板を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  117. 【請求項117】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物
    半導体基板を用いて半導体素子を製造するようにした半
    導体発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  118. 【請求項118】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している窒化物系III−V族化合物
    半導体基板を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  119. 【請求項119】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系
    III−V族化合物半導体基板を用いて半導体素子を製
    造するようにした半導体素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  120. 【請求項120】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系
    III−V族化合物半導体基板を用いた半導体素子であ
    って、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  121. 【請求項121】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系
    III−V族化合物半導体基板を用いて半導体素子を製
    造するようにした半導体素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  122. 【請求項122】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均2陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系
    III−V族化合物半導体基板を用いた半導体素子であ
    って、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体発光
    素子。
  123. 【請求項123】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いて半導体素子を製造
    するようにした半導体素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  124. 【請求項124】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延4する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している窒化物系I
    II−V族化合物半導体基板を用いた半導体素子であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  125. 【請求項125】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いて構造基
    板を製造するようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  126. 【請求項126】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いた構造基
    板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  127. 【請求項127】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いて構造基
    板を製造するようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  128. 【請求項128】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いた構造基
    板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  129. 【請求項129】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している半導体基板を用いて構造基板
    を製造するようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  130. 【請求項130】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している半導体基板を用いた構造基板
    であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  131. 【請求項131】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いて構造基板を製造するようにした構造基板の製
    造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  132. 【請求項132】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  133. 【請求項133】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いて構造基板を製造するようにした構造基板の製
    造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  134. 【請求項134】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  135. 【請求項135】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基板
    を用いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造
    方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  136. 【請求項136】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基板
    を用いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  137. 【請求項137】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いて半導体
    発光素子を製造するようにした半導体発光素子の製造方
    法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  138. 【請求項138】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いた半導体
    発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  139. 【請求項139】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いて半導体
    発光素子を製造するようにした半導体発光素子の製造方
    法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  140. 【請求項140】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いた半導体
    発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  141. 【請求項141】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している半導体基板を用いて半導体発
    光素子を製造するようにした半導体発光素子の製造方法
    であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  142. 【請求項142】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している半導体基板を用いた半導体発
    光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  143. 【請求項143】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いて半導体発光素子を製造するようにした半導体
    発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  144. 【請求項144】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  145. 【請求項145】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いて半導体発光素子を製造するようにした半導体
    発光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  146. 【請求項146】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  147. 【請求項147】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基板
    を用いて半導体発光素子を製造するようにした半導体発
    光素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域を形成するようにしたことを特徴とする半
    導体発光素子の製造方法。
  148. 【請求項148】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基板
    を用いた半導体発光素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体発光素
    子の発光領域が形成されていることを特徴とする半導体
    発光素子。
  149. 【請求項149】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いて半導体
    素子を製造するようにした半導体素子の製造方法であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  150. 【請求項150】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いた半導体
    素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  151. 【請求項151】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いて半導体
    素子を製造するようにした半導体素子の製造方法であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  152. 【請求項152】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している半導体基板を用いた半導体
    素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  153. 【請求項153】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している半導体基板を用いて半導体素
    子を製造するようにした半導体素子の製造方法であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  154. 【請求項154】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している半導体基板を用いた半導体素
    子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  155. 【請求項155】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いて半導体素子を製造するようにした半導体素子
    の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  156. 【請求項156】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  157. 【請求項157】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いて半導体素子を製造するようにした半導体素子
    の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  158. 【請求項158】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基
    板を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  159. 【請求項159】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基板
    を用いて半導体素子を製造するようにした半導体素子の
    製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域を形成するようにしたことを特徴とする半導体
    素子の製造方法。
  160. 【請求項160】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している半導体基板
    を用いた半導体素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記半導体素子の
    活性領域が形成されていることを特徴とする半導体素
    子。
  161. 【請求項161】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している基板を用いて構造基板を製
    造するようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  162. 【請求項162】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している基板を用いた構造基板であ
    って、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  163. 【請求項163】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している基板を用いて構造基板を製
    造するようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  164. 【請求項164】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している基板を用いた構造基板であ
    って、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  165. 【請求項165】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している基板を用いて構造基板を製造
    するようにした構造基板の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  166. 【請求項166】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している基板を用いた構造基板であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  167. 【請求項167】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用
    いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法
    であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  168. 【請求項168】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用
    いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  169. 【請求項169】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用
    いて構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法
    であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  170. 【請求項170】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用
    いた構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  171. 【請求項171】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用い
    て構造基板を製造するようにした構造基板の製造方法で
    あって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造を形成するようにしたことを特徴とする構造基板の製
    造方法。
  172. 【請求項172】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用い
    た構造基板であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記構造基板の構
    造が形成されていることを特徴とする構造基板。
  173. 【請求項173】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している基板を用いて素子を製造す
    るようにした素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域を形成するようにしたことを特徴とする素子の製造方
    法。
  174. 【請求項174】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している基板を用いた素子であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
  175. 【請求項175】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している基板を用いて素子を製造す
    るようにした素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域を形成するようにしたことを特徴とする素子の製造方
    法。
  176. 【請求項176】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する複数の第2の領域が第1の
    方向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と
    直交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の
    間隔で規則的に配列している基板を用いた半導体素子で
    あって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
  177. 【請求項177】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している基板を用いて素子を製造する
    ようにした素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域を形成するようにしたことを特徴とする素子の製造方
    法。
  178. 【請求項178】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い複数の第2の領域が第1の方
    向に第1の間隔で規則的に配列し、上記第1の方向と直
    交する第2の方向に上記第1の間隔より小さい第2の間
    隔で規則的に配列している基板を用いた素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
  179. 【請求項179】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用
    いて素子を製造するようにした素子の製造方法であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域を形成するようにしたことを特徴とする素子の製造方
    法。
  180. 【請求項180】 第1の平均転位密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均転位密度より高い
    第2の平均転位密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用
    いた素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
  181. 【請求項181】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用
    いて素子を製造するようにした素子の製造方法であっ
    て、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域を形成するようにしたことを特徴とする半導体の製造
    方法。
  182. 【請求項182】 第1の平均欠陥密度を有する結晶か
    らなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い
    第2の平均欠陥密度を有する直線状に延在する複数の第
    2の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用
    いた素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
  183. 【請求項183】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用い
    て素子を製造するようにした素子の製造方法であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域を形成するようにしたことを特徴とする素子の製造方
    法。
  184. 【請求項184】 結晶からなる第1の領域中にこの第
    1の領域より結晶性が悪い直線状に延在する複数の第2
    の領域が互いに平行に規則的に配列している基板を用い
    た素子であって、 上記第2の領域の上を通らないように上記素子の活性領
    域が形成されていることを特徴とする素子。
JP2001315705A 2001-10-12 2001-10-12 構造基板の製造方法および半導体素子の製造方法 Expired - Lifetime JP4920152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001315705A JP4920152B2 (ja) 2001-10-12 2001-10-12 構造基板の製造方法および半導体素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001315705A JP4920152B2 (ja) 2001-10-12 2001-10-12 構造基板の製造方法および半導体素子の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003124115A true JP2003124115A (ja) 2003-04-25
JP2003124115A5 JP2003124115A5 (ja) 2005-06-23
JP4920152B2 JP4920152B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=19133828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001315705A Expired - Lifetime JP4920152B2 (ja) 2001-10-12 2001-10-12 構造基板の製造方法および半導体素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4920152B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007001098A1 (en) * 2005-06-25 2007-01-04 Seoul Opto Device Co., Ltd. Nanostructure having a nitride-based quantum well and light emitting diode employing the same
JP2007043037A (ja) * 2005-06-27 2007-02-15 Toshiba Corp 半導体層堆積用基板、電界効果型半導体装置及び電界効果型半導体装置の製造方法。
US7190004B2 (en) 2003-12-03 2007-03-13 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Light emitting device
US7202509B2 (en) 2003-08-26 2007-04-10 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Light emitting apparatus
US7327770B2 (en) 2003-04-24 2008-02-05 Sharp Kabushiki Kaisha Nitride semiconductor laser device
WO2008018220A1 (fr) 2006-08-11 2008-02-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Élément de laser à émission par la surface et son procédé de fabrication, et réseau de lasers à émission par la surface et son procédé de fabrication
US7387678B2 (en) 2003-06-26 2008-06-17 Sumitomo Electric Industries, Ltd. GaN substrate and method of fabricating the same, nitride semiconductor device and method of fabricating the same
US7462882B2 (en) 2003-04-24 2008-12-09 Sharp Kabushiki Kaisha Nitride semiconductor light-emitting device, method of fabricating it, and semiconductor optical apparatus
US7622318B2 (en) 2004-03-30 2009-11-24 Sony Corporation Method for producing structured substrate, structured substrate, method for producing semiconductor light emitting device, semiconductor light emitting device, method for producing semiconductor device, semiconductor device, method for producing device, and device
US7834423B2 (en) 2005-09-05 2010-11-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of producing a nitride semiconductor device and nitride semiconductor device
JP2011134804A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Showa Denko Kk 半導体発光素子の製造方法および半導体積層基板
JP2011139084A (ja) * 2004-09-01 2011-07-14 Sumitomo Electric Ind Ltd エピタキシャル基板および半導体素子

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999023693A1 (fr) * 1997-10-30 1999-05-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. SUBSTRAT MONOCRISTALLIN DE GaN ET PROCEDE DE PRODUCTION ASSOCIE
WO1999044224A1 (en) * 1998-02-27 1999-09-02 North Carolina State University Methods of fabricating gallium nitride semiconductor layers by lateral overgrowth through masks, and gallium nitride semiconductor structures fabricated thereby
JP2001068786A (ja) * 1999-06-24 2001-03-16 Sharp Corp 窒化物系化合物半導体発光素子およびその製造方法
JP2001102307A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 単結晶GaNの結晶成長方法及び単結晶GaN基板の製造方法と単結晶GaN基板
JP2001257193A (ja) * 2000-01-18 2001-09-21 Xerox Corp Led及びレーザダイオードの成長のため大面積で低欠陥密度の膜を分離する方法及び半導体デバイスの製造方法
JP2002009004A (ja) * 1999-11-15 2002-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窒化物半導体の製造方法、窒化物半導体素子の製造方法、窒化物半導体素子、半導体発光素子及びその製造方法
JP2002252423A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Sony Corp 半導体素子の作製方法
JP2003124572A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体発光素子の製造方法、半導体発光素子、半導体素子の製造方法、半導体素子、素子の製造方法および素子
JP2003124573A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体発光素子の製造方法、半導体素子の製造方法、素子の製造方法、窒化物系iii−v族化合物半導体層の成長方法、半導体層の成長方法および層の成長方法
JP2003165799A (ja) * 2001-09-19 2003-06-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 単結晶窒化ガリウム基板およびその成長方法並びにその製造方法
JP2003183100A (ja) * 2001-10-09 2003-07-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 単結晶窒化ガリウム基板と単結晶窒化ガリウムの結晶成長方法および単結晶窒化ガリウム基板の製造方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999023693A1 (fr) * 1997-10-30 1999-05-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. SUBSTRAT MONOCRISTALLIN DE GaN ET PROCEDE DE PRODUCTION ASSOCIE
WO1999044224A1 (en) * 1998-02-27 1999-09-02 North Carolina State University Methods of fabricating gallium nitride semiconductor layers by lateral overgrowth through masks, and gallium nitride semiconductor structures fabricated thereby
JP2001068786A (ja) * 1999-06-24 2001-03-16 Sharp Corp 窒化物系化合物半導体発光素子およびその製造方法
JP2001102307A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 単結晶GaNの結晶成長方法及び単結晶GaN基板の製造方法と単結晶GaN基板
JP2002009004A (ja) * 1999-11-15 2002-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窒化物半導体の製造方法、窒化物半導体素子の製造方法、窒化物半導体素子、半導体発光素子及びその製造方法
JP2001257193A (ja) * 2000-01-18 2001-09-21 Xerox Corp Led及びレーザダイオードの成長のため大面積で低欠陥密度の膜を分離する方法及び半導体デバイスの製造方法
JP2002252423A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Sony Corp 半導体素子の作製方法
JP2003165799A (ja) * 2001-09-19 2003-06-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 単結晶窒化ガリウム基板およびその成長方法並びにその製造方法
JP2003183100A (ja) * 2001-10-09 2003-07-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 単結晶窒化ガリウム基板と単結晶窒化ガリウムの結晶成長方法および単結晶窒化ガリウム基板の製造方法
JP2003124572A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体発光素子の製造方法、半導体発光素子、半導体素子の製造方法、半導体素子、素子の製造方法および素子
JP2003124573A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体発光素子の製造方法、半導体素子の製造方法、素子の製造方法、窒化物系iii−v族化合物半導体層の成長方法、半導体層の成長方法および層の成長方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7579627B2 (en) 2003-04-24 2009-08-25 Sharp Kabushiki Kaisha Nitride semiconductor light-emitting device, method of fabricating it, and semiconductor optical apparatus
US7327770B2 (en) 2003-04-24 2008-02-05 Sharp Kabushiki Kaisha Nitride semiconductor laser device
US7462882B2 (en) 2003-04-24 2008-12-09 Sharp Kabushiki Kaisha Nitride semiconductor light-emitting device, method of fabricating it, and semiconductor optical apparatus
US7858992B2 (en) 2003-04-24 2010-12-28 Sharp Kabushiki Kaisha Nitride semiconductor light-emitting device, method of fabricating it, and semiconductor optical apparatus
US7387678B2 (en) 2003-06-26 2008-06-17 Sumitomo Electric Industries, Ltd. GaN substrate and method of fabricating the same, nitride semiconductor device and method of fabricating the same
US7687822B2 (en) 2003-08-26 2010-03-30 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Light emitting apparatus
US7202509B2 (en) 2003-08-26 2007-04-10 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Light emitting apparatus
US7190004B2 (en) 2003-12-03 2007-03-13 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Light emitting device
US7622318B2 (en) 2004-03-30 2009-11-24 Sony Corporation Method for producing structured substrate, structured substrate, method for producing semiconductor light emitting device, semiconductor light emitting device, method for producing semiconductor device, semiconductor device, method for producing device, and device
US7893454B2 (en) 2004-03-30 2011-02-22 Sony Corporation Method for producing structured substrate, structured substrate, method for producing semiconductor light emitting device, semiconductor light emitting device, method for producing semiconductor device, semiconductor device, method for producing device, and device
JP2011139084A (ja) * 2004-09-01 2011-07-14 Sumitomo Electric Ind Ltd エピタキシャル基板および半導体素子
US8330173B2 (en) 2005-06-25 2012-12-11 Seoul Opto Device Co., Ltd. Nanostructure having a nitride-based quantum well and light emitting diode employing the same
KR101186683B1 (ko) 2005-06-25 2012-09-28 서울옵토디바이스주식회사 질화물 양자웰을 갖는 나노 구조체 및 그것을 채택한발광다이오드
WO2007001098A1 (en) * 2005-06-25 2007-01-04 Seoul Opto Device Co., Ltd. Nanostructure having a nitride-based quantum well and light emitting diode employing the same
JP2007043037A (ja) * 2005-06-27 2007-02-15 Toshiba Corp 半導体層堆積用基板、電界効果型半導体装置及び電界効果型半導体装置の製造方法。
US7834423B2 (en) 2005-09-05 2010-11-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of producing a nitride semiconductor device and nitride semiconductor device
WO2008018220A1 (fr) 2006-08-11 2008-02-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Élément de laser à émission par la surface et son procédé de fabrication, et réseau de lasers à émission par la surface et son procédé de fabrication
US8274088B2 (en) 2006-08-11 2012-09-25 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Surface-emitting laser element, fabrication method thereof, surface-emitting laser array, and fabrication method thereof
JP2011134804A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Showa Denko Kk 半導体発光素子の製造方法および半導体積層基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP4920152B2 (ja) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1441426B1 (en) Method for fabricating semiconductor light emitting element
JP4388720B2 (ja) 半導体発光素子の製造方法
JP4032538B2 (ja) 半導体薄膜および半導体素子の製造方法
JP3571641B2 (ja) 窒化物半導体素子
US20060286695A1 (en) Method for producing semiconductor light emitting device, method for producing semiconductor device, method for producing device, method for growing nitride type iii-v group compound semiconductor layer, method for growing semiconductor layer, and method for growing layer
JP2000223417A (ja) 半導体の成長方法、半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法
JP2003124115A (ja) 構造基板の製造方法、構造基板、半導体発光素子の製造方法、半導体発光素子、半導体素子の製造方法、半導体素子、素子の製造方法および素子
US7893454B2 (en) Method for producing structured substrate, structured substrate, method for producing semiconductor light emitting device, semiconductor light emitting device, method for producing semiconductor device, semiconductor device, method for producing device, and device
JP4608731B2 (ja) 半導体レーザの製造方法
US6855571B1 (en) Method of producing GaN-based semiconductor laser device and semiconductor substrate used therefor
JP4679867B2 (ja) 窒化物半導体発光素子、及びその製造方法
JP4802220B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP2004128521A (ja) 半導体発光素子およびその製造方法
JP2004007009A (ja) 窒化物半導体素子の製造方法
JP4890755B2 (ja) 半導体レーザおよびその製造方法
JP3950471B2 (ja) 窒化物半導体構造とその製造方法および発光素子
JP5679699B2 (ja) 窒化物半導体発光素子
JP2006013547A (ja) 半導体薄膜および半導体素子の製造方法
JP2001237492A (ja) 半導体レーザ素子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041004

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041004

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041224

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050210

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090501

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100223

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100303

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100430

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4920152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250