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JP2003104028A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

Info

Publication number
JP2003104028A
JP2003104028A JP2001297529A JP2001297529A JP2003104028A JP 2003104028 A JP2003104028 A JP 2003104028A JP 2001297529 A JP2001297529 A JP 2001297529A JP 2001297529 A JP2001297529 A JP 2001297529A JP 2003104028 A JP2003104028 A JP 2003104028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
front seat
seat
mix door
rear seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001297529A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Kanazawa
純 金澤
Toshiaki Nomura
俊彰 野村
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001297529A priority Critical patent/JP2003104028A/ja
Publication of JP2003104028A publication Critical patent/JP2003104028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前席側・後席側で吹出空気温度を独立に制御
可能な車両用空調装置において、後席側で最大の暖房能
力が欲しい場合、ヒータコア13全体の暖房能力を後席
側に向けることが可能な車両用空調装置とする。 【解決手段】 前席用冷風バイパス通路15を開閉する
前席用冷風側エアミックスドア16と、ヒータコア13
の空気下流側で前席用温風通路31を開閉する前席用温
風側エアミックスドア33とで構成し、前席用冷風側エ
アミックスドア16は、最大冷房側位置でもヒータコア
13への再加熱風通路30を閉塞しない。これにより、
後席側で最大の暖房能力が欲しい場合、前席用温風側エ
アミックスドア33で前席用温風通路31を閉じ、前席
側への温風の供給を遮断することで、ヒータコア13を
通過した温風の全量が後席用温風通路32へ向かい、ヒ
ータコア13全体の暖房能力を後席側に向けることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に、前席側への吹
出空気温度と後席側への吹出空気温度とを独立に制御可
能な車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、車室内の前席側と後席
側との吹出空気温度を独立に制御可能な車両用空調装置
として、特開2000−62442号公報に示す技術を
出願している。
【0003】本公報に示す車両用空調装置では、暖房用
熱交換器として前席側と後席側とで共通の1つの熱交換
器を空調ケース内に備え、その暖房用熱交換器の空気入
口側に暖房用熱交換器の空気流路を前席用流路と後席用
流路とに仕切る仕切り壁と、暖房用熱交換器の空気出口
側に後席用流路を前席側にするか後席側にするかを切り
替える切替ドアを配置すると共に、暖房用熱交換器を通
過する温風と暖房用熱交換器をバイパスする冷風との風
量割合を調整するエアミックスドアを、前席用と後席用
とでそれぞれ独立に設置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、暖房用熱交換器の空気出口側に切替ドアを設けた
ことにより、前席側で最大の暖房能力が欲しい場合には
暖房用熱交換器のうち後席用流路としていた部分を前席
用流路に含むように切替ドアを操作することで、暖房用
熱交換器全体の暖房能力を前席側に向けることが可能で
あった。
【0005】しかし、後席側への暖房能力は仕切り壁で
後席用流路として仕切った部分の能力以上には上げられ
ないため、後席側への吹出空気温度を独立に制御可能と
は言え、その暖房能力は充分なものではなかった。
【0006】本発明は、上記の従来技術に鑑みて成され
たものであり、その目的は、後席側で最大の暖房能力が
欲しい場合には暖房用熱交換器全体の暖房能力を後席側
に向けることが可能な車両用空調装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では以下の技術的手段を採用する。
【0008】請求項1記載の発明では、前席用温度調節
手段(16)を、前席用冷風バイパス通路(15)を開
閉する前席用冷風側エアミックスドア(16)と、暖房
用熱交換器(13)の空気下流側で前席用温風通路(3
1)を開閉する前席用温風側エアミックスドア(33)
とで構成すると共に、前席用冷風側エアミックスドア
(16)は、最大冷房側位置とした時にも暖房用熱交換
器(13)へ通ずる再加熱風通路(30)を閉塞しない
ように設けたことを特徴とする。
【0009】これにより、後席側で最大の暖房能力が欲
しい場合には、前席用温風側エアミックスドア(33)
で前席用温風通路(31)を閉じ、前席側への温風の供
給を遮断することにより、暖房用熱交換器(13)を通
過した温風の全量が後席用温風通路(32)へ向かうよ
うになり、暖房用熱交換器(13)全体の暖房能力を後
席側に向けることが可能となる。
【0010】また、暖房用熱交換器(13)を通過した
温風の全量を使えるうえ、前席用温風側エアミックスド
ア(33)と後席用エアミックスドア(35)の開度比
率により前席側と後席側とに分配する温風量を変えてそ
れぞれの吹出空気温度の調節ができる構造となることに
より、後席側の空調空気の吹出量、特に温風をミックス
した空調空気の吹出量を多くすることができる。
【0011】請求項2記載の発明では、前席側が最大冷
房状態の場合に、前席用温風側エアミックスドア(3
3)を前席用温風通路(31)を閉じる位置とすること
を特徴とする。
【0012】前席側が最大冷房状態ということは、前席
側では暖房用熱交換器(13)を通過した温風を必要と
していないため、前席用温風側エアミックスドア(3
3)を前席用温風通路(31)を閉じる位置とすること
で、後席側では暖房用熱交換器(13)を通過した温風
の全量を用いて吹出空気温度の調節ができることとな
り、後席側の空調空気の吹出量、特に温風をミックスし
た空調空気の吹出量を多くすることができる。
【0013】請求項3記載の発明では、後席側の冷暖房
を優先する場合に、前席用冷風側エアミックスドア(1
6)を前席用冷風バイパス通路(15)を閉じる位置と
すると共に、前席用温風側エアミックスドア(33)を
前席用温風通路(31)を閉じる位置とすることを特徴
とする。
【0014】これにより、前席用冷風バイパス通路(1
5)から供給される冷風は前席用冷風側エアミックスド
ア(16)で遮断し、前席用温風通路(31)から供給
される温風は前席用温風側エアミックスドア(33)で
遮断する。結果、前席用吹出開口部(21、25、2
6)から前席側に吹き出すところの空調空気は両エアミ
ックスドア(16、33)で完全に遮断され、冷房用熱
交換器(12)及び暖房用熱交換器(13)を通過した
冷風・温風の全量が後席側に向かうため、車両用空調装
置は完全に後席用空調装置として後席側を優先した冷暖
房を行うこととなる。
【0015】請求項4記載の発明では、前席側の吹出モ
ードとして、前席用吹出開口部の1つであるデフロスタ
吹出開口部(21)から車両窓ガラス内面に向けて空気
を吹き出すデフロスタモードと、そのデフロスタモード
が選択されたことを示す信号を出すデフロスタモード信
号手段(61)と、前席側の冷暖房よりも後席側の冷暖
房を優先したいことを示す信号を出す後席優先信号手段
(63)と、前席用冷風側エアミックスドア(16)を
駆動する第1エアミックスドア駆動手段(67)と、前
席用温風側エアミックスドア(33)を駆動する第2エ
アミックスドア駆動手段(68)と、デフロスタモード
信号手段(61)及び後席優先信号手段(63)からの
信号が入力されて第1・第2エアミックスドア駆動手段
(67、68)を制御する制御手段(50)とを備え、
制御手段(50)は、後席優先信号手段(63)からの
信号が入力され、且つ、デフロスタモード信号手段(6
1)からの信号が入力されない場合に、第1・第2エア
ミックスドア駆動手段(67、68)を介して前席用冷
風側エアミックスドア(16)を前席用冷風バイパス通
路(15)を閉じる位置とすると共に、前席用温風側エ
アミックスドア(33)を前席用温風通路(31)を閉
じる位置とすることを特徴とする。
【0016】これにより、制御手段(50)に後席優先
信号手段(63)から後席側の冷暖房を優先したい旨の
信号が入った場合、請求項3と同様に前席用吹出開口部
(21、25、26)から前席側に吹き出すところの空
調空気は両エアミックスドア(16、33)で完全に遮
断され、冷房用熱交換器(12)及び暖房用熱交換器
(13)を通過した冷風・温風の全量が後席側に向かう
ため、車両用空調装置は完全に後席用空調装置として後
席側を優先した冷暖房を行うこととなる。
【0017】但し、前席側の吹出モードとして窓ガラス
の曇りを晴らすためのデフロスタモードが選択されて、
制御手段(50)にデフロスタモード信号手段(61)
からの信号が入っている間は安全上これを最優先として
前席側のデフロスタモードを成り立たせ、上記の後席側
優先の吹き出しにはならないようにしている。因みに、
上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載
の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。図1は、本実施形態における空調ユ
ニット10部分を示すもので、本実施形態による車両用
空調装置の通風系は、大別して、図示しない送風機ユニ
ットと、空調ユニット10との2つの部分に分かれてい
る。送風機ユニットは車室内の計器盤下方部のうち、中
央部から助手席側へオフセットして配置されており、こ
れに対し、空調ユニット10は車室内の計器盤下方部の
うち、車両左右方向の略中央部に配置されている。
【0019】送風機ユニットは周知のごとく内気(車室
内空気)と外気(車室外空気)を切替導入する内外気切
替箱と、この内外気切替箱を通して空気を吸入して送風
する送風機とから構成されている。空調ユニット10部
は、1つの共通の空調ケース11内に蒸発器(冷房用熱
交換器)12とヒータコア(暖房用熱交換器)13を両
方とも一体的に内蔵するタイプのものである。空調ケー
ス11はポリプロピレンのような、ある程度の弾性を有
し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなる。
【0020】空調ケース11は具体的には複数の分割ケ
ースからなり、この複数の分割ケースは、上記熱交換器
12、13、後述のドア等の機器を収納した後に、金属
バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合され
て空調ユニット10を構成する。空調ユニット10部
は、車両の前後方向および上下方向に対して、図1に示
す形態で配置されている。空調ケース11の、最も車両
前方側の部位の側面には空気入口14が形成されてい
る。この空気入口14には、前述の送風機ユニットから
送風される空調空気が流入する。
【0021】空調ケース11内において空気入口14直
後の部位に蒸発器12が配置されている。この蒸発器1
2は車両前後方向には薄型の形態で空調ケース11内通
路を横断するように上下方向に配置されている。従っ
て、蒸発器12の車両上下方向に延びる前面に空気入口
14からの送風空気が流入する。この蒸発器12は周知
のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空調空気から
吸熱して、空調空気を冷却するものである。
【0022】そして、蒸発器12の空気流れ下流側(車
両後方側)に、所定の間隔を開けてヒータコア13が配
置されている。このヒータコア13は空調ケース11内
の下方側において、車両後方側に傾斜して配置されてい
る。尚、図示しないが、蒸発器12及びヒータコア13
の車両左右方向の幅寸法は、空調ケース11の幅寸法と
略同等に設計されている。
【0023】ヒータコア13は、蒸発器12を通過した
冷風を再加熱するものであって、その内部に高温の温水
(エンジン冷却水)が流れ、この温水を熱源として空気
を加熱するものである。空調ケース11内の空気通路に
おいて、ヒータコア13の上方部位には、このヒータコ
ア13をバイパスして空気(冷風)が流れる前席用冷風
バイパス通路15が形成されている。
【0024】また、ヒータコア13と蒸発器12との間
の部位には平板状の前席用冷風側エアミックスドア(前
席用温度調節手段)16が配置されている。この前席用
冷風側エアミックスドア16は、前席用冷風バイパス通
路15を開閉すると共に、前席用冷風バイパス通路15
を通ってヒータコア13をバイパスする冷風の風量を調
整する。
【0025】尚、この前席用冷風側エアミックスドア1
6は、図1に示すように最大冷房側位置(MAX.CO
OL)とした時にもヒータコア13へ通ずる再加熱風通
路30を閉塞しないようになっている。
【0026】前席用冷風側エアミックスドア16は水平
方向(車両幅方向)に配置された回転軸17と一体に結
合されており、この回転軸17を中心として車両上下方
向に回動可能になっている。
【0027】また、回転軸17は、空調ケース11に回
転自在に支持され、かつ回転軸17の一端部は空調ケー
ス11の外部に突出して、図示しないリンク機構を介し
て、サーボモータ等を用いたアクチュエータ機構に連結
され、このアクチュエータ機構により前席用冷風側エア
ミックスドア16の回動位置を調整するようになってい
る。
【0028】一方、空調ケース11において、ヒータコ
ア13の空気下流側(車両後方側)の部位には、ヒータ
コア13との間に所定間隔を開けて上下方向に延びる壁
面18が空調ケース11に一体成形されている。この壁
面18によりヒータコア13の直後(空気下流側)から
上下に向かう温風通路19が形成されており、この温風
通路19の上方側は前席側へ温風を供給する前席用温風
通路31となり、下方側は後席側へ温風を供給する後席
用温風通路32となっている。
【0029】そして、前席用温風通路31の入口部に平
板状の前席用温風側エアミックスドア(前席用温度調節
手段)33が配置されている。この前席用温風側エアミ
ックスドア33は、前席用温風通路31を開閉すると共
に、前席用温風通路31を前席側へ供給する温風の風量
を調整する。
【0030】先の前席用冷風側エアミックスドア16で
冷風風量の調整及び遮断を行い、この前席用温風側エア
ミックスドア33で温風風量の調整及び遮断を行うこと
で、前席側温度調整手段として車室内前席側への吹出空
気温度の調整が行われる。
【0031】また、上記の両エアミックスドア16、3
3の構造とすることにより、後席側で最大の暖房能力が
欲しい場合には、前席用温風側エアミックスドア33で
前席用温風通路31を閉じ、前席側への温風の供給を遮
断することにより、ヒータコア13を通過した温風の全
量が後席用温風通路3)へ向かうようになり、ヒータコ
ア13全体の暖房能力を後席側に向けることが可能とな
る。
【0032】前席用温風側エアミックスドア33は水平
方向(車両幅方向)に配置された回転軸34と一体に結
合されており、この回転軸34を中心として車両上下方
向に回動可能になっている。
【0033】また、回転軸34は、空調ケース11に回
転自在に支持され、かつ回転軸34の一端部は空調ケー
ス11の外部に突出して、図示しないリンク機構を介し
て、サーボモータ等を用いたアクチュエータ機構に連結
され、このアクチュエータ機構により前席用温風側エア
ミックスドア33の回動位置を調整するようになってい
る。
【0034】先の前席用温風通路31は、ヒータコア1
3の上方部において前席用冷風バイパス通路15の下流
側と合流し、冷風と温風の混合を行う前席用空気混合部
20を形成している。
【0035】そして、空調ケース11の上面部におい
て、車両前方寄りの部位に、前席用空気混合部20から
温度制御された空調空気が流入するデフロスタ開口部2
1が開口している。このデフロスタ開口部21は図示し
ないデフロスタダクトを介してデフロスタ吹出口に接続
され、このデフロスタ吹出口から、車両前面窓ガラスの
内面に向けて風を吹き出す。
【0036】デフロスタ開口部21は平板状のデフロス
タドア22により開閉される。このデフロスタドア22
は、空調ケース11の上面部近傍にて水平方向に配置さ
れた回転軸23により回動するようになっている。デフ
ロスタドア22はデフロスタ開口部21と連通口24を
切替開閉する。この連通口24は空気混合部20からの
空調空気を後述の前席用フェイス開口部25と前席用フ
ット開口部26側へ流すための通路となる。
【0037】空調ケース11の上面部において、デフロ
スタ開口部21よりも車両後方側(乗員寄り)の部位に
前席用フェイス開口部25が設けられており、この前席
用フェイス開口部25は図示しない前席用フェイスダク
トを介して、計器盤上方側に配置されている前席用フェ
イス吹出口に接続され、この前席用フェイス吹出口から
車室内の前席乗員頭部に向けて風を吹き出す。
【0038】次に、空調ケース11において、前席用フ
ェイス開口部25の下方側に前席用フット開口部26が
設けられている。この前席用フット開口部26は、空調
ケース11の左右両側の側面に開口しており、図示しな
い左右両側の前席用フット吹出口を経て前席の運転席側
および助手席側の乗員足元に空気を吹き出す。
【0039】上記の両開口部25、26の間に平板状の
フェイス・フット切替用ドア27が回転軸28により回
動可能に配置され、このフェイス・フット切替用ドア2
7により前席用フェイス開口部25と前席用フット開口
部26の入口部26aが切替開閉される。
【0040】ここで、デフロスタドア22とフェイス・
フット切替用ドア27は、前席用吹出モード切替手段で
あって、その回転軸23、28は図示しないリンク機構
を介して、サーボモータ等からなる吹出モード切替用の
アクチュエータ機構に連結されて、このアクチュエータ
機構によりドア22、27は連動操作されるようになっ
ている。
【0041】次に、空調ケース11の内部においてヒー
タコア13の下方側部位に、蒸発器12出口からの冷風
をヒータコア13をバイパスして通過させる後席用冷風
バイパス通路29が形成されている。
【0042】そして、後席用温風通路32と後席用冷風
バイパス通路29との合流部位に平板状の後席用エアミ
ックスドア35が回転軸36により回動可能に配置され
ている。この後席用エアミックスドア35は後席用温風
通路32からの温風と後席用冷風バイパス通路29から
の冷風との風量割合を調整して車室内後席側への吹出空
気温度を調整する後席側温度調整手段を構成する。後席
用温風通路32からの温風と後席用冷風バイパス通路2
9からの冷風は後席用空気混合部37において混合して
所望温度の空気となる。
【0043】回転軸36は水平方向(車両幅方向)に配
置され、その一端部は空調ケース11の外部に突出し
て、図示しないリンク機構を介して、サーボモータ等を
用いた独立のアクチュエータ機構に連結され、このアク
チュエータ機構により後席用エアミックスドア35の回
動位置を調整するようになっている。
【0044】後席用空気混合部37で混合した所望温度
の空気は、下流側(車両後方側)に向かって流れ、後席
用吹出開口部38から図示しない接続ダクトを経て後席
用のフェイス吹出口又は後席用のフット吹出口から後席
乗員の頭部側または足元側へ吹出す。
【0045】図2は本実施形態における電気制御の概要
を示すブロック図であり、空調用電子制御装置(EC
U)50により各種空調機器を自動制御するようになっ
ている。このECU50はマイクロコンピュータ等から
構成されるもので、送風機ユニット及び空調ユニット1
0に装備される各種空調機器を予め設定されたプログラ
ムに従って制御するものである。尚、ECU50は、自
動車エンジンのイグニッションスイッチ(図示せず)が
オンされた時に、車載バッテリー(図示せず)から電源
が供給される。
【0046】ECU50には周知のセンサ群51からの
センサ信号、車室内前方の計器盤部に設置される空調用
の前席側操作パネル52、及び車室内後席側に設置され
る空調用の後席側操作パネル53からの操作信号が入力
される。センサ群51としては、周知のごとく車室外温
度(外気温)を検出する外気温センサ54、車室内温度
(内気温)を検出する内気温センサ55、車室内への日
射量を検出する日射センサ56、蒸発器12の吹出空気
温度を検出する蒸発器後温度センサ57、ヒータコア1
3への温水温度を検出する水温センサ58等が設けられ
る。
【0047】前席側操作パネル52には、前席側温度設
定器59、風量設定器60、前席側吹出モード設定器6
1、内外気モード設定器62等が設けられ、後席側操作
パネル53には後席側温度設定器64が設けられる。更
に、本実施形態では前席側操作パネル52に、前席側の
冷暖房よりも後席側の冷暖房を優先したいことを示す信
号を出す後席優先空調スイッチ(後席優先信号手段)6
3を備えている。
【0048】次に、ECU50により制御される各種空
調機器の駆動手段として、図示しない内外気切替ドアの
駆動用モータ65、図示しない送風ファンの駆動用モー
タ66、前席用冷風側エアミックスドア16のアクチュ
エータ機構の駆動用モータ67、前席用温風側エアミッ
クスドア33のアクチュエータ機構の駆動用モータ6
8、前席用吹出モードドア22、27のアクチュエータ
機構の駆動用モータ69、後席用エアミックスドア35
のアクチュエータ機構の駆動用モータ70等が設けられ
ている。
【0049】次に、上記構成において本実施形態の作動
を説明すると、本実施形態の車両用空調装置は吹出モー
ド切替用のドア手段をなすデフロスタドア22とフェイ
ス・フット切替用ドア27と、前席用温度調節手段のド
ア手段をなす前席用冷風側エアミックスドア16と前席
用温風側エアミックスドア33の操作位置を選択するこ
とにより、以下の吹出モードを設定できる。
【0050】(1)フェイス吹出モード 前席側吹出モード設定器69からの信号もしくは、EC
U50内での吹出モード算出結果に基づいてフェイス吹
出モードが選択されると、デフロスタドア22を図1の
実線位置に操作して、デフロスタ開口部21を閉じると
共に連通口24を全開する。また、フェイス・切替用ド
ア27を図1の実線位置に操作して前席用フット開口部
26の入口部26aを閉じる。
【0051】この時、前席用冷風側エアミックスドア1
6と前席用温風側エアミックスドア33を図1の実線位
置に操作すると、前席用温風通路31からの温風は前席
用温風側エアミックスドア33で閉じられ、前席用冷風
バイパス通路15を全開する最大冷房状態が設定され
る。この状態において、送風機ユニット及び冷凍サイク
ルが運転されると、送風機ユニットからの送風空気が空
気入口14より流入した後、蒸発器12で冷却されて冷
風となる。
【0052】最大冷房状態ではこの冷風がそのまま、前
席用冷風バイパス通路15を通過して前席用空気混合部
20、及び連通口24を経て前席用フェイス開口部25
へ向かい、前席用フェイス吹出口から前席乗員の頭部に
向けて冷風が吹き出す。
【0053】一方、後席用エアミックスドア35を図1
の実線位置に操作すると、ヒータコア13下流の後席用
温風通路32の空気流れが遮断されるので、蒸発器12
出口からの冷風がそのまま、後席用冷風バイパス通路2
9を通過して後席用吹出開口部38へ向かい、後席用フ
ェイス吹出口から後席乗員の頭部に向けて冷風が吹き出
す。
【0054】車室内吹出空気温度の制御のために、前席
用冷風側エアミックスドア16と前席用温風側エアミッ
クスドア33を図1の実線位置(最大冷房位置)から中
間開度位置に操作すると、前席用冷風側エアミックスド
ア16と前席用温風側エアミックスドア33の開度位置
に従って冷風の大部分が前席用冷風バイパス通路15を
通過し、残余の一部の冷風は再加熱風通路30からヒー
タコア13に流入して加熱され、温風となって温風通路
19に流出する。そして、前席用温風側エアミックスド
ア33の開度位置に従って前席用温風通路31を流れ、
前席用冷風バイパス通路15の冷風と前席用温風通路3
1からの温風とが前席用空気混合部20にて混合され、
所望温度に調整される。
【0055】同様に、後席側においても、後席用エアミ
ックスドア35を図1の実線位置(最大冷房位置)から
中間開度位置に操作すると、後席用エアミックスドア3
5の開度位置に従って後席用冷風バイパス通路29から
の冷風と、後席用温風通路32からの温風との風量割合
を調整でき、後席用空気混合部37にて冷風と温風が混
合され、所望温度に調整できる。
【0056】従って、前席用冷風側エアミックスドア1
6と前席用温風側エアミックスドア33と後席用エアミ
ックスドア35の操作位置(回動位置)をそれぞれ制御
することにより、前席側と後席側のフェイス吹出空気温
度を独立に制御できる。
【0057】また、ヒータコア13を通過した温風の全
量を使えるうえ、前席用温風側エアミックスドア33と
後席用エアミックスドア35の開度比率により前席側と
後席側とに分配する温風量を変えてそれぞれの吹出空気
温度の調節ができる構造となることにより、後席側の空
調空気の吹出量、特に温風をミックスした空調空気の吹
出量を多くすることができる。
【0058】(2)バイレベル吹出モード デフロスタドア22を図1の実線位置に操作すると共
に、フェイス・フット切替用ドア27を図1の実線位置
と一点鎖線位置との中間位置に操作して前席用フェイス
開口部25と前席用フット開口部26の入口部26aを
共に開放する。
【0059】バイレベル吹出モードは、通常、春秋の中
間シーズンで用いられるので、前席用冷風側エアミック
スドア16と前席用温風側エアミックスドア33が中間
開度位置に操作され、所望温度に調整された風が、前席
用フェイス開口部25と前席用フット開口部26の両方
から車室内前席側の上下に同時に吹き出す。また、後席
用エアミックスドア35を中間開度位置に操作すること
により、後席側でも所望温度に調整された風を後席用吹
出開口部38から車室内後席側に吹き出すことができ
る。
【0060】(3)フット吹出モード デフロスタドア22を図1の実線位置からデフロスタ開
口部21を少量開放すると共に連通口24を開放(ほぼ
全開)する位置に操作する。また、フェイス・フット切
替用ドア27は図1の一点鎖線位置に操作して前席用フ
ェイス開口部25を閉塞し、前席用フット開口部26の
入口部26aを全開する。
【0061】この時、前席用冷風側エアミックスドア1
6と前席用温風側エアミックスドア33を図1の一点鎖
線位置に操作すると、前席用冷風バイパス通路15を全
閉し、前席用温風流路31を全開する最大暖房状態が設
定される。この状態では、送風機ユニットからの送風空
気が空気入口14より流入した後、蒸発器12を通過し
て再加熱風通路30からヒータコア13に流入して加熱
され、温風となる。
【0062】この温風は前席用温風側エアミックスドア
33部を通って前席用温風通路31を上昇して前席用空
気混合部20に至り、ここから連通口24を経て前席用
フット開口部26へ向かい、ここから前席乗員の足元部
に向けて温風が吹き出す。
【0063】また、この時、後席用エアミックスドア3
5を図1の一点鎖線位置に操作して、後席用冷風バイパ
ス通路29を全閉し、後席用温風通路32を全開する
と、ヒータコア13で加熱された温風が後席用温風通路
32、後席用空気混合部37を通過して後席用吹出開口
部38から後席用のフット吹出口を経て後席乗員の足元
部に向けて温風が吹き出す。
【0064】前席用冷風側エアミックスドア16と前席
用温風側エアミックスドア33及び後席用エアミックス
ドア35をそれぞれ図1の一点鎖線位置(最大暖房位
置)から任意の中間開度位置に操作すると、前席側及び
後席側の双方において冷風と温風との混合割合をそれぞ
れ独立に調整することができ、これにより、前席側と後
席側の吹出空気温度を独立に制御できる。
【0065】尚、フット吹出モードでは、前席側におい
て、デフロスタ開口部21からの吹出風量と前席用フッ
ト開口部26からの吹出風量との割合は通常、2対8程
度の割合であるが、デフロスタドア22を、フット吹出
モードの場合よりデフロスタ開口部21の開口度合いが
増加し、連通口24の開口度合いが減少する位置に操作
すれば、デフロスタ開口部21からの吹出風量と前席用
フット開口部26からの吹出風量との割合を5対5程度
の割合にすることができる。
【0066】これにより、フット吹出モードよりも窓ガ
ラスの曇り止め効果の高いフット・デフロスタ吹出モー
ドを設定できる。
【0067】(4)デフロスタ吹出モード 乗員が前席側吹出モード設定器(デフロスタモード信号
手段)69を操作してデフロスタモードを選択し、その
デフロスタモードが選択されたことを示す信号がECU
50に出ると、ECU50はデフロスタドア22を図2
の一点鎖線位置に操作して、デフロスタ開口部21を全
開し、連通口24を閉塞する。
【0068】そして、前席用冷風側エアミックスドア1
6と前席用温風側エアミックスドア33を図1の一点鎖
線位置(最大暖房位置)に操作すれば、送風機ユニット
からの送風空気の全量をヒータコア13で加熱した後、
この温風は前席用温風側エアミックスドア33部を通っ
て前席用温風通路31を上昇して前席用空気混合部20
に至り、ここからデフロスタ開口部21を通して、デフ
ロスタ吹出口から車両前面窓ガラスに向けて吹き出し、
前面窓ガラスの曇り止めを行う。
【0069】また、この時、後席用エアミックスドア3
5は任意の中間開度位置に操作すると、後席用エアミッ
クスドア35の開度位置に従って後席用冷風バイパス通
路29からの冷風と、後席用温風通路32からの温風と
の風量割合を調整でき、後席用空気混合部37にて冷風
と温風が混合されて所望温度に調整され、後席用吹出開
口部38から後席用の吹出口を経て後席乗員に向けて吹
き出される。
【0070】(5)後席優先吹出モード 本実施形態での特徴的な吹出モードとして、後席優先吹
出モードがある。これは、乗員が前席側よりも後席側の
冷暖房を優先したい場合、前席側操作パネル52に設け
た後席優先空調スイッチ(後席優先信号手段)63を入
れることにより選択される。
【0071】ECU50に後席優先空調スイッチ63か
らの信号が入ると、前席用冷風側エアミックスドア16
を図1の一点鎖線位置の前席用冷風バイパス通路15を
閉じる位置に操作すると共に、前席用温風側エアミック
スドア33を図1の実線位置の前席用温風通路31を閉
じる位置に操作するものである。
【0072】これにより、前席用冷風バイパス通路15
から供給される冷風は前席用冷風側エアミックスドア1
6で遮断され、前席用温風通路31から供給される温風
は前席用温風側エアミックスドア33で遮断される。
【0073】つまり、前席用吹出開口部21、25、2
6から前席側に吹き出すところの空調空気は両エアミッ
クスドア16、33で完全に遮断され、蒸発器12及び
ヒータコア13を通過した冷風・温風の全量が後席側に
向かうため、車両用空調装置は完全に後席用空調装置と
して後席側を優先した冷暖房を行うこととなる。
【0074】但し、吹出モードとして窓ガラスの曇りを
晴らすためのデフロスタモードが選択されて、ECU5
0に前席用吹出モード設定器69からそれを示す信号が
入っている間は安全上これを最優先として前席側のデフ
ロスタモードを成り立たせ、上記の後席側優先の吹き出
しにはならないようになっている。
【0075】(その他の実施形態)上記の実施形態で
は、後席用エアミックスドア35の先は後席用吹出開口
部38から接続ダクトを経て後席用吹出口となっている
が、これらの部分にシャットドアを設け、後席側への空
気吹き出しが不要な場合や、デフロスタモードで全暖房
能力をデフロスタ吹出口へ向けたい場合など、後席側へ
の通風を遮断して全冷暖房能力を前席側へ向けるように
しても良い。
【0076】また、そのように後席側への通風を遮断で
きる構造とするならば、上記実施形態の後席優先空調ス
イッチ63を前後風量比率可変ボリューム等に置き換
え、前席側と後席側との吹出風量比率を0%から100
%まで可変できるようにしても良い。
【0077】また、後席用吹出開口部38の先を分けて
リヤフェイス吹出口とリヤフット吹出口とにすると共
に、その分岐点に吹出口切替ドアを設け、吹出モードに
応じて両吹出口を切り替えるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における空調ユニットの縦
断面図である。
【図2】本発明の一実施形態における電気制御のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
12 蒸発器(冷房用熱交換器) 13 ヒータコア(暖房用熱交換器) 15 前席用冷風バイパス通路 16 前席用冷風側エアミックスドア(前席用温度調節
手段) 21 デフロスタ開口部(前席用吹出開口部) 25 フェイス開口部(前席用吹出開口部) 26 フット開口部(前席用吹出開口部) 29 後席用冷風バイパス通路 30 再加熱風通路 31 前席用温風通路 32 後席用温風通路 33 前席用温風側エアミックスドア(前席用温度調節
手段) 35 後席用エアミックスドア 38 後席用吹出開口部 50 制御装置(制御手段) 61 前席用吹出モード設定器(デフロスタモード信号
手段) 63 後席優先空調スイッチ(後席優先信号手段) 67 第1エアミックスドア用モータ(第1エアミック
スドア駆動手段) 68 第2エアミックスドア用モータ(第2エアミック
スドア駆動手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を冷却する冷房用熱交換器(12)
    と、 前記冷房用熱交換器(12)より下流側に配置され、前
    記冷房用熱交換器(12)を通過した空気を加熱する暖
    房用熱交換器(13)と、 前記冷房用熱交換器(12)で冷却された冷風が前記暖
    房用熱交換器(13)をバイパスして流れる前席用冷風
    バイパス通路(15)と、 前記暖房用熱交換器(13)を通過する温風と前記前席
    用冷風バイパス通路(15)を通過する冷風との風量割
    合を調整する前席用温度調節手段(16)と、 前記暖房用熱交換器(13)で加熱され前席用温風通路
    (31)から供給される温風と前記前席用冷風バイパス
    通路(15)から供給される冷風とを混合した空気が流
    出する前席用吹出開口部(21、25、26)と、 前記冷房用熱交換器(12)で冷却された冷風が前記暖
    房用熱交換器(13)をバイパスして流れる後席用冷風
    バイパス通路(29)と、 前記暖房用熱交換器(13)を通過する温風と前記後席
    用冷風バイパス通路(29)を通過する冷風との風量割
    合を調整する後席用エアミックスドア(35)と、 前記暖房用熱交換器(13)で加熱され後席用温風通路
    (32)から供給される温風と前記後席用冷風バイパス
    通路(29)から供給される冷風とを混合した空気が流
    出する後席用吹出開口部(38)とを備える車両用空調
    装置において、 前記前席用温度調節手段(16)を、前記前席用冷風バ
    イパス通路(15)を開閉する前席用冷風側エアミック
    スドア(16)と、前記暖房用熱交換器(13)の空気
    下流側で前記前席用温風通路(31)を開閉する前席用
    温風側エアミックスドア(33)とで構成すると共に、 前記前席用冷風側エアミックスドア(16)は、最大冷
    房側位置とした時にも前記暖房用熱交換器(13)へ通
    ずる再加熱風通路(30)を閉塞しないように設けたこ
    とを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前席側が最大冷房状態の場合に、前記前
    席用温風側エアミックスドア(33)を前記前席用温風
    通路(31)を閉じる位置とすることを特徴とする請求
    項1に記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 後席側の冷暖房を優先する場合に、前記
    前席用冷風側エアミックスドア(16)を前記前席用冷
    風バイパス通路(15)を閉じる位置とすると共に、前
    記前席用温風側エアミックスドア(33)を前記前席用
    温風通路(31)を閉じる位置とすることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前席側の吹出モードとして、前記前席用
    吹出開口部の1つであるデフロスタ吹出開口部(21)
    から車両窓ガラス内面に向けて空気を吹き出すデフロス
    タモードと、 そのデフロスタモードが選択されたことを示す信号を出
    すデフロスタモード信号手段(61)と、 前席側の冷暖房よりも後席側の冷暖房を優先したいこと
    を示す信号を出す後席優先信号手段(63)と、 前記前席用冷風側エアミックスドア(16)を駆動する
    第1エアミックスドア駆動手段(67)と、 前記前席用温風側エアミックスドア(33)を駆動する
    第2エアミックスドア駆動手段(68)と、 前記デフロスタモード信号手段(61)及び前記後席優
    先信号手段(63)からの信号が入力されて前記第1・
    第2エアミックスドア駆動手段(67、68)を制御す
    る制御手段(50)とを備え、 前記制御手段(50)は、前記後席優先信号手段(6
    3)からの信号が入力され、且つ、前記デフロスタモー
    ド信号手段(61)からの信号が入力されない場合に、
    前記第1・第2エアミックスドア駆動手段(67、6
    8)を介して前記前席用冷風側エアミックスドア(1
    6)を前記前席用冷風バイパス通路(15)を閉じる位
    置とすると共に、前記前席用温風側エアミックスドア
    (33)を前記前席用温風通路(31)を閉じる位置と
    することを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184555A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Calsonic Kansei Corp 自動車用空気調和装置
KR101438950B1 (ko) 2012-12-14 2014-09-11 현대자동차주식회사 차량용 공조시스템
JP6404994B1 (ja) * 2017-05-30 2018-10-17 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 車両用空気調和装置

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