JP2003180058A - フライホイールマグネト用回転子 - Google Patents
フライホイールマグネト用回転子Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2786—Outer rotors
- H02K1/2787—Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/2789—Outer rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2791—Surface mounted magnets; Inset magnets
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/04—Balancing means
-
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/12—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
- H02K21/22—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos
- H02K21/222—Flywheel magnetos
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】静アンバランス補正部を設けたことにより生じ
る動バランスの崩れを補正することができるフライホイ
ールマグネト用回転子を提供する。 【解決手段】フライホイール1の周壁部1aの外周に突
起からなるリラクタ2が設けられ、該リラクタの存在に
より生じるフライホイール1の静アンバランスを補正す
る静アンバランス補正部5Aがフライホイールの底壁部
1bのリラクタ2寄りの位置に設けられているフライホ
イールマグネト用回転子において、フライホイール1の
周壁部1aの開口部側の端面に動バランス補正部6が更
に設けられている。
る動バランスの崩れを補正することができるフライホイ
ールマグネト用回転子を提供する。 【解決手段】フライホイール1の周壁部1aの外周に突
起からなるリラクタ2が設けられ、該リラクタの存在に
より生じるフライホイール1の静アンバランスを補正す
る静アンバランス補正部5Aがフライホイールの底壁部
1bのリラクタ2寄りの位置に設けられているフライホ
イールマグネト用回転子において、フライホイール1の
周壁部1aの開口部側の端面に動バランス補正部6が更
に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リラクタを有する
フライホイールマグネト用回転子に関するものである。
フライホイールマグネト用回転子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンに取り付ける発電機として、フ
ライホイールマグネト(磁石発電機)が用いられてい
る。フライホイールマグネトは、エンジンのクランク軸
に取り付けられる回転子と、エンジンのケース等に固定
される固定子とにより構成される。マグネトの回転子
は、周壁部と該周壁部の軸線方向の一端側を閉じるよう
に設けられた底壁部とを有するカップ状のフライホイー
ルと、該フライホイールの周壁部の内周に取り付けられ
た永久磁石とを備えていて、フライホイールの底壁部の
中央に設けられたボス部がクランク軸に固定される。
ライホイールマグネト(磁石発電機)が用いられてい
る。フライホイールマグネトは、エンジンのクランク軸
に取り付けられる回転子と、エンジンのケース等に固定
される固定子とにより構成される。マグネトの回転子
は、周壁部と該周壁部の軸線方向の一端側を閉じるよう
に設けられた底壁部とを有するカップ状のフライホイー
ルと、該フライホイールの周壁部の内周に取り付けられ
た永久磁石とを備えていて、フライホイールの底壁部の
中央に設けられたボス部がクランク軸に固定される。
【0003】エンジンは、その点火時期を制御したり、
燃料の噴射を制御したりするために、クランク角の情報
や、回転速度の情報を必要とする。これらの情報を得る
ため、誘導子形の信号発電機が用いられる。この信号発
電機は、突起からなる信号発生用のリラクタ(誘導子)
を外周に備えてエンジンと同期して回転させられる信号
発生用ロータと、パルサと呼ばれるステータとにより構
成される。パルサは、リラクタに対向する磁極部を備え
た鉄心と、該鉄心に巻かれたパルサコイルと、該鉄心に
磁気結合された永久磁石とを備えていて、エンジンのク
ランク軸の回転に伴って、リラクタがパルサの鉄心の磁
極部との対向を開始する際、及びリラクタが該磁極部と
の対向を終了する際にそれぞれパルサコイルからパルス
信号を出力する。
燃料の噴射を制御したりするために、クランク角の情報
や、回転速度の情報を必要とする。これらの情報を得る
ため、誘導子形の信号発電機が用いられる。この信号発
電機は、突起からなる信号発生用のリラクタ(誘導子)
を外周に備えてエンジンと同期して回転させられる信号
発生用ロータと、パルサと呼ばれるステータとにより構
成される。パルサは、リラクタに対向する磁極部を備え
た鉄心と、該鉄心に巻かれたパルサコイルと、該鉄心に
磁気結合された永久磁石とを備えていて、エンジンのク
ランク軸の回転に伴って、リラクタがパルサの鉄心の磁
極部との対向を開始する際、及びリラクタが該磁極部と
の対向を終了する際にそれぞれパルサコイルからパルス
信号を出力する。
【0004】エンジンに取り付ける発電機としてフライ
ホイールマグネトを用いる場合には、フライホイールの
周壁部の外周に信号発生用のリラクタを設けて、該フラ
イホイールを上記パルサのロータとして用いることが多
い。
ホイールマグネトを用いる場合には、フライホイールの
周壁部の外周に信号発生用のリラクタを設けて、該フラ
イホイールを上記パルサのロータとして用いることが多
い。
【0005】フライホイールマグネトの回転子に用いる
フライホイールは、プレス加工により製造される場合
と、鋳造や熱鍛造法により製造される場合とがある。
フライホイールは、プレス加工により製造される場合
と、鋳造や熱鍛造法により製造される場合とがある。
【0006】図7(A)及び(B)は、プレス加工によ
り製造されたフライホイールを用いたマグネト用回転子
を示したもので、フライホイール1は、円筒状の周壁部
1aと、周壁部1aの軸線方向の一端側を閉じるように
設けられた底壁部1bとを備えている。底壁部1bの中
央部には、フライホイールと別に形成されたボス部1c
がリベットなどにより固定されている。フライホイール
1の周壁部1aには、その一部をプレス加工により径方
向の外側に打ち出すことにより、リラクタ2が形成され
ている。フライホイール1の周壁部の内周には、永久磁
石4が取り付けられている。
り製造されたフライホイールを用いたマグネト用回転子
を示したもので、フライホイール1は、円筒状の周壁部
1aと、周壁部1aの軸線方向の一端側を閉じるように
設けられた底壁部1bとを備えている。底壁部1bの中
央部には、フライホイールと別に形成されたボス部1c
がリベットなどにより固定されている。フライホイール
1の周壁部1aには、その一部をプレス加工により径方
向の外側に打ち出すことにより、リラクタ2が形成され
ている。フライホイール1の周壁部の内周には、永久磁
石4が取り付けられている。
【0007】このように、フライホイールをプレス加工
により製作する場合には、フライホイール1を製作した
後に、更にプレス加工によりリラクタ2を形成するた
め、リラクタ2の内側には該リラクタの大きさにほぼ相
当する中空部3が形成される。図8(A),(B)、図
9(A),(B)及び図10は、鋳造法または熱鍛造法
により製造されたフライホイール1を用いた種々の回転
子を示している。これらの回転子においては、フライホ
イール1の底壁部1bにボス部1cが一体に形成されて
いる。フライホイールの周壁部1aの外周にリラクタ2
が形成されているが、リラクタ2の内側には中空部が形
成されていない。
により製作する場合には、フライホイール1を製作した
後に、更にプレス加工によりリラクタ2を形成するた
め、リラクタ2の内側には該リラクタの大きさにほぼ相
当する中空部3が形成される。図8(A),(B)、図
9(A),(B)及び図10は、鋳造法または熱鍛造法
により製造されたフライホイール1を用いた種々の回転
子を示している。これらの回転子においては、フライホ
イール1の底壁部1bにボス部1cが一体に形成されて
いる。フライホイールの周壁部1aの外周にリラクタ2
が形成されているが、リラクタ2の内側には中空部が形
成されていない。
【0008】図7(A)及び(B)に示したように、フ
ライホイールをプレス加工により製造する場合には、リ
ラクタ2の内側に、該リラクタの大きさにほぼ相当する
中空部3が形成されるため、リラクタを形成したことに
より、フライホイールに、問題になるような静バランス
(静つりあい)の崩れが生じることはない。
ライホイールをプレス加工により製造する場合には、リ
ラクタ2の内側に、該リラクタの大きさにほぼ相当する
中空部3が形成されるため、リラクタを形成したことに
より、フライホイールに、問題になるような静バランス
(静つりあい)の崩れが生じることはない。
【0009】これに対し、図8(A),(B)、図9
(A),(B)及び図10に示したように、フライホイ
ールを鋳造法や熱鍛造法により製作する場合には、リラ
クタ2の内側に中空部が形成されないため、リラクタ2
の存在により、フライホイールに無視できない静バラン
スの崩れが生じる。このように、リラクタの存在により
フライホイールに無視できない静アンバランス(静不つ
りあい)が生じる場合には、フライホイールの静アンバ
ランスを補正するために、フライホイールの一部に孔ま
は凹部や突起からなる静アンバランス補正部を設けて、
フライホイールの静バランスをとる必要がある。
(A),(B)及び図10に示したように、フライホイ
ールを鋳造法や熱鍛造法により製作する場合には、リラ
クタ2の内側に中空部が形成されないため、リラクタ2
の存在により、フライホイールに無視できない静バラン
スの崩れが生じる。このように、リラクタの存在により
フライホイールに無視できない静アンバランス(静不つ
りあい)が生じる場合には、フライホイールの静アンバ
ランスを補正するために、フライホイールの一部に孔ま
は凹部や突起からなる静アンバランス補正部を設けて、
フライホイールの静バランスをとる必要がある。
【0010】静アンバランス補正部を孔または凹部によ
り形成する場合、該静アンバランス補正部は、フライホ
イールの中心軸線よりもリラクタ側に寄った位置に設け
られる。また静アンバランス補正部を突起により形成す
る場合、該静アンバランス補正部は、フライホイールの
ボス部に対してリラクタと反対側に片寄った位置に設け
られる。
り形成する場合、該静アンバランス補正部は、フライホ
イールの中心軸線よりもリラクタ側に寄った位置に設け
られる。また静アンバランス補正部を突起により形成す
る場合、該静アンバランス補正部は、フライホイールの
ボス部に対してリラクタと反対側に片寄った位置に設け
られる。
【0011】静アンバランス補正部は、フライホイール
の内周に配置する永久磁石の邪魔にならないようにし、
かつパルサに影響を与えないようにするために、リラク
タに対してフライホイールの軸線方向に位置をずらした
状態で設ける必要がある。
の内周に配置する永久磁石の邪魔にならないようにし、
かつパルサに影響を与えないようにするために、リラク
タに対してフライホイールの軸線方向に位置をずらした
状態で設ける必要がある。
【0012】図8(A),(B)に示した例では、リラ
クタ2の近傍に位置させて、フライホイール1の底壁部
1bに貫通孔からなる静アンバランス補正部5Aを形成
することにより、フライホイールの静バランスをとって
いる。
クタ2の近傍に位置させて、フライホイール1の底壁部
1bに貫通孔からなる静アンバランス補正部5Aを形成
することにより、フライホイールの静バランスをとって
いる。
【0013】また図9(A),(B)に示した例では、
フライホイールのボス部に対して、リラクタ2と反対側
に位置させた状態で、フライホイールの底壁部1bの内
側に突起からなる静アンバランス補正部5Bを設けるこ
とにより、フライホイールの静バランスをとっている。
フライホイールのボス部に対して、リラクタ2と反対側
に位置させた状態で、フライホイールの底壁部1bの内
側に突起からなる静アンバランス補正部5Bを設けるこ
とにより、フライホイールの静バランスをとっている。
【0014】更に図10に示した例では、リラクタ2の
近傍に位置させた状態でフライホイールの底壁部の外面
に凹部からなる静アンバランス補正部5Cを設けること
により、フライホイールの静バランスをとっている。
近傍に位置させた状態でフライホイールの底壁部の外面
に凹部からなる静アンバランス補正部5Cを設けること
により、フライホイールの静バランスをとっている。
【0015】なおリラクタにより生じる静アンバランス
を、フライホイールの底壁部に設けた孔により補正する
技術を示した文献としては、例えば特許文献1がある。
を、フライホイールの底壁部に設けた孔により補正する
技術を示した文献としては、例えば特許文献1がある。
【0016】
【特許文献1】実開平3−83451号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、リラク
タを設けることにより、フライホイールの静バランスが
崩れる場合には、リラクタに対してフライホイールの軸
線方向に位置をずらした状態で静アンバランス補正部を
設けているが、このように、リラクタに対して軸線方向
に位置をずらして静アンバランス補正部を設けると、フ
ライホイールの動バランス(動つりあい)が崩れるとい
う問題が生じる。特にリラクタの幅寸法が大きく、リラ
クタの質量が大きくなる場合には、動バランスの崩れが
無視できなくなり、エンジンを高速回転させた際に回転
子の振動が大きくなるという問題が生じる。エンジンの
高速回転時に回転子の振動が大きくなると、リラクタと
図示しないパルサの磁極部との間のエアギャップの変化
により、パルサの出力波形が歪んだり、パルサからノイ
ズが発生したりするおそれがある。
タを設けることにより、フライホイールの静バランスが
崩れる場合には、リラクタに対してフライホイールの軸
線方向に位置をずらした状態で静アンバランス補正部を
設けているが、このように、リラクタに対して軸線方向
に位置をずらして静アンバランス補正部を設けると、フ
ライホイールの動バランス(動つりあい)が崩れるとい
う問題が生じる。特にリラクタの幅寸法が大きく、リラ
クタの質量が大きくなる場合には、動バランスの崩れが
無視できなくなり、エンジンを高速回転させた際に回転
子の振動が大きくなるという問題が生じる。エンジンの
高速回転時に回転子の振動が大きくなると、リラクタと
図示しないパルサの磁極部との間のエアギャップの変化
により、パルサの出力波形が歪んだり、パルサからノイ
ズが発生したりするおそれがある。
【0018】本発明の目的は、静アンバランス補正部を
設けたことにより生じる動バランスの崩れを補正したフ
ライホイールマグネト用回転子を提供することにある。
設けたことにより生じる動バランスの崩れを補正したフ
ライホイールマグネト用回転子を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、周壁部と該周
壁部の軸線方向の一端側を閉じる底壁部とを有して周壁
部の外周に突起からなるリラクタが形成されているフラ
イホイールと、該フライホイールの周壁部の内周に取り
つけられた永久磁石とを備えて、リラクタの存在に起因
して生じるフライホイールの静アンバランスを補正する
静アンバランス補正部が、リラクタの中心に対してフラ
イホイールの軸線方向の一方の側に位置をずらした状態
で該フライホイールに設けられている、フライホイール
マグネト用回転子に適用される。
壁部の軸線方向の一端側を閉じる底壁部とを有して周壁
部の外周に突起からなるリラクタが形成されているフラ
イホイールと、該フライホイールの周壁部の内周に取り
つけられた永久磁石とを備えて、リラクタの存在に起因
して生じるフライホイールの静アンバランスを補正する
静アンバランス補正部が、リラクタの中心に対してフラ
イホイールの軸線方向の一方の側に位置をずらした状態
で該フライホイールに設けられている、フライホイール
マグネト用回転子に適用される。
【0020】本発明においては、上記フライホイール
が、静アンバランス補正部とリラクタとにより生じるフ
ライホイールの動アンバランス(動不つりあい)を補正
する動アンバランス補正部を備えており、該動アンバラ
ンス補正部は、リラクタの中心に対して軸線方向の他方
の側(静アンバランス補正部と反対側)に片寄った位置
に設けられている。
が、静アンバランス補正部とリラクタとにより生じるフ
ライホイールの動アンバランス(動不つりあい)を補正
する動アンバランス補正部を備えており、該動アンバラ
ンス補正部は、リラクタの中心に対して軸線方向の他方
の側(静アンバランス補正部と反対側)に片寄った位置
に設けられている。
【0021】上記静アンバランス補正部がフライホイー
ルの底壁部のリラクタ寄りの部分に形成される場合に
は、フライホイールの周壁部の軸線方向の他端側の端面
のリラクタ寄りの部分に凹部を形成して、該凹部を動ア
ンバランス補正部とするのが好ましい。
ルの底壁部のリラクタ寄りの部分に形成される場合に
は、フライホイールの周壁部の軸線方向の他端側の端面
のリラクタ寄りの部分に凹部を形成して、該凹部を動ア
ンバランス補正部とするのが好ましい。
【0022】上記動アンバランス補正部は、静アンバラ
ンス補正部の静バランスモーメントと動アンバランス補
正部の静バランスモーメントとの合成モーメントがリラ
クタの静バランスモーメントとつり合うように設けるの
が好ましい。
ンス補正部の静バランスモーメントと動アンバランス補
正部の静バランスモーメントとの合成モーメントがリラ
クタの静バランスモーメントとつり合うように設けるの
が好ましい。
【0023】上記のように、リラクタの中心に対して静
アンバランス補正部と反対側に動アンバランス補正部を
設けると、静アンバランス補正部を設けたことにより生
じる動アンバランスを補正して、フライホイールの動バ
ランスをとることができ、高速回転時に回転子に問題に
なるような振動が生じるのを防ぐことができる。
アンバランス補正部と反対側に動アンバランス補正部を
設けると、静アンバランス補正部を設けたことにより生
じる動アンバランスを補正して、フライホイールの動バ
ランスをとることができ、高速回転時に回転子に問題に
なるような振動が生じるのを防ぐことができる。
【0024】本発明の好ましい態様では、静アンバラン
ス補正部とリラクタとにより生じるフライホイールの動
アンバランスを補正するために、凹部からなる動アンバ
ランス補正部がフライホイールの周壁部の軸線方向の他
端側の端面のリラクタ寄りの部分に形成される。
ス補正部とリラクタとにより生じるフライホイールの動
アンバランスを補正するために、凹部からなる動アンバ
ランス補正部がフライホイールの周壁部の軸線方向の他
端側の端面のリラクタ寄りの部分に形成される。
【0025】この場合、静アンバランス補正部の静バラ
ンスモーメントと動アンバランス補正部の静バランスモ
ーメントとの合成モーメントがリラクタの静バランスモ
ーメントとつり合うように、動アンバランス補正部を構
成する凹部を形成するために除去する金属(フライホイ
ールを構成する金属)の質量を設定するのが好ましい。
ンスモーメントと動アンバランス補正部の静バランスモ
ーメントとの合成モーメントがリラクタの静バランスモ
ーメントとつり合うように、動アンバランス補正部を構
成する凹部を形成するために除去する金属(フライホイ
ールを構成する金属)の質量を設定するのが好ましい。
【0026】上記のように、凹部からなる動アンバラン
ス補正部をフライホイールの周壁部の軸線方向の他端側
の端面のリラクタ寄りの部分に形成する場合、静アンバ
ランス補正部は、フライホイールの底壁部のリラクタ寄
りの部分に形成された孔または凹部からなっていてもよ
く、フライホイールの回転中心軸線に対してリラクタと
反対側に位置させた状態でフライホイールの底壁部の内
面に形成された突起からなっていてもよい。
ス補正部をフライホイールの周壁部の軸線方向の他端側
の端面のリラクタ寄りの部分に形成する場合、静アンバ
ランス補正部は、フライホイールの底壁部のリラクタ寄
りの部分に形成された孔または凹部からなっていてもよ
く、フライホイールの回転中心軸線に対してリラクタと
反対側に位置させた状態でフライホイールの底壁部の内
面に形成された突起からなっていてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】図1(A)及び図1(B)は本発
明に係るフライホイールマグネト用回転子の第1の実施
形態を示したもので、図1(A)はその正面図、図1
(B)は縦断面図である。
明に係るフライホイールマグネト用回転子の第1の実施
形態を示したもので、図1(A)はその正面図、図1
(B)は縦断面図である。
【0028】図1(A)及び図1(B)において、1は
鋳造により形成されたフライホイールで、このフライホ
イールは、円筒状の周壁部1aと、周壁部1aの軸線方
向の一端側を閉じるように設けられた底壁部1bとを有
し、底壁部1bの中央部には、回転軸取り付け用のボス
部1cが一体に形成されている。フライホイール1の周
壁部1aは、フライホイールの軸線方向の他端(開口
部)側から底壁部1bの手前の位置まで延びる第1の部
分1a1と、底壁1b寄りの部分にあって第1の部分より
も大きい径を有する第2の部分1a2とからなっていて、
第1の部分1a1の外周に、周壁部の周方向に延びる円弧
状の突起からなるパルサ用のリラクタ2が形成されてい
る。フライホイールの周壁部1aの内周には、円弧状に
形成された複数の永久磁石4が接着などにより固定さ
れ、フライホイール1と、永久磁石4とによりフライホ
イールマグネト用回転子が構成されている。この回転子
は、フライホイール1の底壁部のボス部1cにエンジン
のクランク軸を嵌合させて、図示しない締結手段により
ボス部1cをクランク軸に締結することにより、エンジ
ンに取り付けられる。
鋳造により形成されたフライホイールで、このフライホ
イールは、円筒状の周壁部1aと、周壁部1aの軸線方
向の一端側を閉じるように設けられた底壁部1bとを有
し、底壁部1bの中央部には、回転軸取り付け用のボス
部1cが一体に形成されている。フライホイール1の周
壁部1aは、フライホイールの軸線方向の他端(開口
部)側から底壁部1bの手前の位置まで延びる第1の部
分1a1と、底壁1b寄りの部分にあって第1の部分より
も大きい径を有する第2の部分1a2とからなっていて、
第1の部分1a1の外周に、周壁部の周方向に延びる円弧
状の突起からなるパルサ用のリラクタ2が形成されてい
る。フライホイールの周壁部1aの内周には、円弧状に
形成された複数の永久磁石4が接着などにより固定さ
れ、フライホイール1と、永久磁石4とによりフライホ
イールマグネト用回転子が構成されている。この回転子
は、フライホイール1の底壁部のボス部1cにエンジン
のクランク軸を嵌合させて、図示しない締結手段により
ボス部1cをクランク軸に締結することにより、エンジ
ンに取り付けられる。
【0029】フライホイール1の内側には、エンジンの
ケース等に固定されたマグネトの固定子(図示せず。)
が配置され、該固定子と、フライホイール1及び磁石4
からなる回転子とによりフライホイールマグネト(磁石
発電機)が構成される。図示しない固定子は、回転子の
磁石4の磁極に対向する磁極部を有する鉄心と、該鉄心
に巻回された電機子コイルとからなっていて、クランク
軸の回転に同期して電機子コイルに交流電圧を誘起す
る。
ケース等に固定されたマグネトの固定子(図示せず。)
が配置され、該固定子と、フライホイール1及び磁石4
からなる回転子とによりフライホイールマグネト(磁石
発電機)が構成される。図示しない固定子は、回転子の
磁石4の磁極に対向する磁極部を有する鉄心と、該鉄心
に巻回された電機子コイルとからなっていて、クランク
軸の回転に同期して電機子コイルに交流電圧を誘起す
る。
【0030】また、フライホイール1により信号発生用
のロータが構成され、該ロータと、エンジンのケースな
どに固定された図示しないパルサとにより、誘導子形の
信号発電機が構成される。
のロータが構成され、該ロータと、エンジンのケースな
どに固定された図示しないパルサとにより、誘導子形の
信号発電機が構成される。
【0031】パルサは、リラクタに対向する磁極部を備
えた鉄心と、該鉄心に巻かれたパルサコイルと、該鉄心
に磁気結合された永久磁石とを備えていて、エンジンの
クランク軸の回転に伴って、リラクタがパルサの鉄心の
磁極部との対向を開始する際、及びリラクタが該磁極部
との対向を終了する際にそれぞれパルサコイルからパル
ス信号を出力する。
えた鉄心と、該鉄心に巻かれたパルサコイルと、該鉄心
に磁気結合された永久磁石とを備えていて、エンジンの
クランク軸の回転に伴って、リラクタがパルサの鉄心の
磁極部との対向を開始する際、及びリラクタが該磁極部
との対向を終了する際にそれぞれパルサコイルからパル
ス信号を出力する。
【0032】リラクタ2を設けたことにより生じるフラ
イホイール1の静アンバランスを補正して、フライホイ
ールの静バランスをとるため、フライホイール1の底壁
部1bのリラクタ2寄りの位置に貫通孔からなる静アン
バランス補正部5Aが形成されている。この静アンバラ
ンス補正部5Aは、フライホイール1を鋳造する際に同
時に形成してもよく、フライホイール1を鋳造した後に
機械加工により形成してもよい。
イホイール1の静アンバランスを補正して、フライホイ
ールの静バランスをとるため、フライホイール1の底壁
部1bのリラクタ2寄りの位置に貫通孔からなる静アン
バランス補正部5Aが形成されている。この静アンバラ
ンス補正部5Aは、フライホイール1を鋳造する際に同
時に形成してもよく、フライホイール1を鋳造した後に
機械加工により形成してもよい。
【0033】このように、リラクタ2に対して軸線方向
に位置をずらして静アンバランス補正部5Aが設けられ
ていると、フライホイールの動バランスが崩れるためエ
ンジンが高速回転したときにクランク軸の心振れが大き
くなり、無視できない振動が生じる。フライホイールが
振動すると、リラクタと図示しないパルサの磁極部との
間のエアギャップが不規則に変化するため、パルサの出
力波形が歪んだり、予期しないときにパルサからノイズ
が発生したりするおそれがある。
に位置をずらして静アンバランス補正部5Aが設けられ
ていると、フライホイールの動バランスが崩れるためエ
ンジンが高速回転したときにクランク軸の心振れが大き
くなり、無視できない振動が生じる。フライホイールが
振動すると、リラクタと図示しないパルサの磁極部との
間のエアギャップが不規則に変化するため、パルサの出
力波形が歪んだり、予期しないときにパルサからノイズ
が発生したりするおそれがある。
【0034】そこで、本発明においては、静アンバラン
ス補正部5Aとリラクタ2とにより生じるフライホイー
ルの動アンバランスを補正するために、フライホイール
の周壁部1aの軸線方向の他端側(開口側)の端面1ae
のリラクタ2寄りの部分に、周壁部1aの周方向に延び
る円弧状の凹部6aからなる動アンバランス補正部6が
形成されている。図示の例では、フライホイールの周壁
部の開口側の端部の内周側から、該開口側端部を形成す
る金属の一部を除去することにより、動アンバランス補
正部6を構成する凹部6aを形成している。凹部6a
は、その周方向の中心位置をリラクタ2の周方向の中心
位置に一致させた状態で設けられていて、該凹部6aの
両端は、リラクタ2の周方向の両端を越えた位置で終端
させられている。
ス補正部5Aとリラクタ2とにより生じるフライホイー
ルの動アンバランスを補正するために、フライホイール
の周壁部1aの軸線方向の他端側(開口側)の端面1ae
のリラクタ2寄りの部分に、周壁部1aの周方向に延び
る円弧状の凹部6aからなる動アンバランス補正部6が
形成されている。図示の例では、フライホイールの周壁
部の開口側の端部の内周側から、該開口側端部を形成す
る金属の一部を除去することにより、動アンバランス補
正部6を構成する凹部6aを形成している。凹部6a
は、その周方向の中心位置をリラクタ2の周方向の中心
位置に一致させた状態で設けられていて、該凹部6aの
両端は、リラクタ2の周方向の両端を越えた位置で終端
させられている。
【0035】動アンバランス補正部6を構成する凹部6
aは、フライホイールの鋳造時に同時に形成してもよ
く、フライホイールを製作した後にフライホイールの周
壁部の端面の一部を切削することにより形成してもよ
い。
aは、フライホイールの鋳造時に同時に形成してもよ
く、フライホイールを製作した後にフライホイールの周
壁部の端面の一部を切削することにより形成してもよ
い。
【0036】ここで、図2を参照して、動アンバランス
補正部の設け方を説明する。図2において、W1 は、静
アンバランス補正部5Aを構成する貫通孔を形成するた
めに除去された金属の質量、W2 は、動アンバランス補
正部6を構成する凹部を生成するために除去された金属
の質量、W3 は、リラクタ2の質量を示している。また
R1 は、静アンバランス補正部5Aの重心とフライホイ
ール1の回転中心軸線との間の距離(静アンバランス補
正部5Aの回転半径)、R2 は、動アンバランス補正部
6の重心とフライホイール1の回転中心軸線との間の距
離(動アンバランス補正部6の回転半径)、R3 は、リ
ラクタ2の重心とフライホイール1の回転中心軸線との
間の距離(リラクタの回転半径)、L1 は、リラクタ2
の中心(軸線方向の中心)と静アンバランス補正部5A
の重心との間の軸線方向の距離(リラクタ2の回転中心
と静アンバランス補正部の回転中心との間の距離)、L
2は、リラクタ2の中心と動アンバランス補正部6の重
心との間の軸線方向の距離である。更に、M1 は、静ア
ンバランス補正部5Aの静バランスモーメント、M2
は、動アンバランス補正部6の静バランスモーメント、
M3 は、リラクタ2の静バランスモーメントで、M1 な
いしM3 は下記の式により与えられる。
補正部の設け方を説明する。図2において、W1 は、静
アンバランス補正部5Aを構成する貫通孔を形成するた
めに除去された金属の質量、W2 は、動アンバランス補
正部6を構成する凹部を生成するために除去された金属
の質量、W3 は、リラクタ2の質量を示している。また
R1 は、静アンバランス補正部5Aの重心とフライホイ
ール1の回転中心軸線との間の距離(静アンバランス補
正部5Aの回転半径)、R2 は、動アンバランス補正部
6の重心とフライホイール1の回転中心軸線との間の距
離(動アンバランス補正部6の回転半径)、R3 は、リ
ラクタ2の重心とフライホイール1の回転中心軸線との
間の距離(リラクタの回転半径)、L1 は、リラクタ2
の中心(軸線方向の中心)と静アンバランス補正部5A
の重心との間の軸線方向の距離(リラクタ2の回転中心
と静アンバランス補正部の回転中心との間の距離)、L
2は、リラクタ2の中心と動アンバランス補正部6の重
心との間の軸線方向の距離である。更に、M1 は、静ア
ンバランス補正部5Aの静バランスモーメント、M2
は、動アンバランス補正部6の静バランスモーメント、
M3 は、リラクタ2の静バランスモーメントで、M1 な
いしM3 は下記の式により与えられる。
【0037】M1 =W1 ×R1
M2 =W2 ×R2
M3 =W3 ×R3
フライホイールの動バランスをとるためには、下記の条
件を満足するように動バランス補正部6を設ければよ
い。
件を満足するように動バランス補正部6を設ければよ
い。
【0038】M3 =M1 +M2
M1 ×L1 =M2 ×L2
上記のように、リラクタ2の中心に対して、静アンバラ
ンス補正部5Aと反対側に片寄った位置に動アンバラン
ス補正部6を設けて、静アンバランス補正部の静バラン
スモーメントM1 と動アンバランス補正部6の静バラン
スモーメントM2 との合成モーメントM1 +M2 がリラ
クタ2の静バランスモーメントとつり合うようにする
と、フライホイールの動バランスをとることができるた
め、高速回転時に回転子に問題になるような振動が生じ
るのを防ぐことができ、回転子の振動によりパルサの出
力信号の波形が歪んだり、パルサがノイズを発生したり
するのを防ぐことができる。
ンス補正部5Aと反対側に片寄った位置に動アンバラン
ス補正部6を設けて、静アンバランス補正部の静バラン
スモーメントM1 と動アンバランス補正部6の静バラン
スモーメントM2 との合成モーメントM1 +M2 がリラ
クタ2の静バランスモーメントとつり合うようにする
と、フライホイールの動バランスをとることができるた
め、高速回転時に回転子に問題になるような振動が生じ
るのを防ぐことができ、回転子の振動によりパルサの出
力信号の波形が歪んだり、パルサがノイズを発生したり
するのを防ぐことができる。
【0039】図3(A)及び(B)を参照すると、本発
明に係るフライホイールマグネト用回転子の他の実施形
態が示されている。この例では、動アンバランス補正部
6を構成する凹部が、フライホイールの周壁部1aの開
口側の端面1aeの全体に亘るように設けられている。そ
の他の構成は、図1(A)及び(B)に示した実施形態
と同様であり、図1(A)及び(B)に示した例と同様
に、動アンバランス補正部6により、フライホイールの
動バランスをとることができる。
明に係るフライホイールマグネト用回転子の他の実施形
態が示されている。この例では、動アンバランス補正部
6を構成する凹部が、フライホイールの周壁部1aの開
口側の端面1aeの全体に亘るように設けられている。そ
の他の構成は、図1(A)及び(B)に示した実施形態
と同様であり、図1(A)及び(B)に示した例と同様
に、動アンバランス補正部6により、フライホイールの
動バランスをとることができる。
【0040】図4は本発明に係るフライホイールマグネ
ト用回転子の更に他の実施形態を示したものである。こ
の実施形態では、フライホイールの周壁部1aの開口側
の端面1aeに、該周壁部の周方向に延びる1対の円弧状
の凹部6a1及び6a2がリラクタ2の周方向の中心位置に
対して左右対称に設けられていて、これらの凹部6a1及
び6a2により動アンバランス補正部6が構成されてい
る。動アンバランス補正部6を構成する各凹部は、図1
(A)及(B)に示した実施形態と同様に、フライホイ
ールの周壁部1aの開口側端部の内周側から該開口側端
部を構成する金属の一部を除去することにより形成され
ている。このように動アンバランス補正部6を設けた場
合も、リラクタ2と静アンバランス補正部5Aとにより
生じるフライホイールの動アンバランスを補正して、回
転子の高速回転時に回転子が振動するのを防ぐことがで
きる。
ト用回転子の更に他の実施形態を示したものである。こ
の実施形態では、フライホイールの周壁部1aの開口側
の端面1aeに、該周壁部の周方向に延びる1対の円弧状
の凹部6a1及び6a2がリラクタ2の周方向の中心位置に
対して左右対称に設けられていて、これらの凹部6a1及
び6a2により動アンバランス補正部6が構成されてい
る。動アンバランス補正部6を構成する各凹部は、図1
(A)及(B)に示した実施形態と同様に、フライホイ
ールの周壁部1aの開口側端部の内周側から該開口側端
部を構成する金属の一部を除去することにより形成され
ている。このように動アンバランス補正部6を設けた場
合も、リラクタ2と静アンバランス補正部5Aとにより
生じるフライホイールの動アンバランスを補正して、回
転子の高速回転時に回転子が振動するのを防ぐことがで
きる。
【0041】図1(A),(B)、図3(A),(B)
及び図4に示した実施形態においては、静アンバランス
補正部5Aがフライホイールの底壁部のリラクタ寄りの
位置に設けられた貫通孔からなっているが、リラクタ寄
りの位置に静アンバランス補正部を設ける場合、該静ア
ンバランス補正部は、リラクタの近傍の部分でフライホ
イールの一部の質量を軽くするように設ければよいの
で、必ずしも貫通孔からなっている必要はなく、フライ
ホイールの底壁部のリラクタ寄りの位置に設けられた凹
部を静アンバランス補正部としてもよい。
及び図4に示した実施形態においては、静アンバランス
補正部5Aがフライホイールの底壁部のリラクタ寄りの
位置に設けられた貫通孔からなっているが、リラクタ寄
りの位置に静アンバランス補正部を設ける場合、該静ア
ンバランス補正部は、リラクタの近傍の部分でフライホ
イールの一部の質量を軽くするように設ければよいの
で、必ずしも貫通孔からなっている必要はなく、フライ
ホイールの底壁部のリラクタ寄りの位置に設けられた凹
部を静アンバランス補正部としてもよい。
【0042】また図1(A),(B)、図3(A),
(B)及び図4に示した実施形態においては、静アンバ
ランス補正部5Aを1つの貫通孔により構成している
が、静アンバランス補正部を複数の孔または凹部により
構成してもよい。例えば、リラクタ2の周方向の中心位
置に対して左右対称に配置される2つの孔をフライホイ
ールの底壁部1bのリラクタ寄りの位置に設けて、これ
らの孔により静アンバランス補正部を構成するようにし
てもよい。
(B)及び図4に示した実施形態においては、静アンバ
ランス補正部5Aを1つの貫通孔により構成している
が、静アンバランス補正部を複数の孔または凹部により
構成してもよい。例えば、リラクタ2の周方向の中心位
置に対して左右対称に配置される2つの孔をフライホイ
ールの底壁部1bのリラクタ寄りの位置に設けて、これ
らの孔により静アンバランス補正部を構成するようにし
てもよい。
【0043】図5は本発明に係る回転子の更に他の実施
形態を示したもので、この例では、フライホイールの回
転中心軸線に対してリラクタ2と反対側に位置させた状
態で、フライホイールの底壁部1bの内面に突起からな
る静アンバランス補正部5Bを設けている。またリラク
タ2と静アンバランス補正部5Bとにより生じる動アン
バランスを補正するために、フライホイールの周壁部1
aの開口側の端面1aeのリラクタ2寄りの一部に、動ア
ンバランス補正部6を構成する凹部6aが形成されてい
る。図1に示した実施形態と同様に、凹部6aは、その
周方向の中心位置をリラクタ2の周方向の中心位置に一
致させた状態で設けられていて、該凹部6aの両端は、
リラクタ2の周方向の両端を越えた位置で終端させられ
ている。
形態を示したもので、この例では、フライホイールの回
転中心軸線に対してリラクタ2と反対側に位置させた状
態で、フライホイールの底壁部1bの内面に突起からな
る静アンバランス補正部5Bを設けている。またリラク
タ2と静アンバランス補正部5Bとにより生じる動アン
バランスを補正するために、フライホイールの周壁部1
aの開口側の端面1aeのリラクタ2寄りの一部に、動ア
ンバランス補正部6を構成する凹部6aが形成されてい
る。図1に示した実施形態と同様に、凹部6aは、その
周方向の中心位置をリラクタ2の周方向の中心位置に一
致させた状態で設けられていて、該凹部6aの両端は、
リラクタ2の周方向の両端を越えた位置で終端させられ
ている。
【0044】図5に示したように、フライホイールの回
転中心軸線に対してリラクタ2と反対側に位置させた状
態でフライホイールの底壁部の内面に突起からなる静ア
ンバランス補正部5Bを設けた場合も、リラクタ2と静
アンバランス補正部5Bとにより動アンバランスが生じ
る。図5に示したように、動アンバランス補正部6を設
けることにより、この動アンバランスを補正することが
できる。
転中心軸線に対してリラクタ2と反対側に位置させた状
態でフライホイールの底壁部の内面に突起からなる静ア
ンバランス補正部5Bを設けた場合も、リラクタ2と静
アンバランス補正部5Bとにより動アンバランスが生じ
る。図5に示したように、動アンバランス補正部6を設
けることにより、この動アンバランスを補正することが
できる。
【0045】図6(A)及び図6(B)は、本発明の更
に他の実施形態を示したもので、この実施形態では、フ
ライホイール1の周壁部1aの第1の部分1a1に、周方
向に並ぶ3つの穴5a1〜5a3が設けられて、これらの穴
が静アンバランス補正部5Aを構成している。3つの穴
5a1〜5a3の内、中央部の穴5a2は、リラクタ2の周方
向の中心に相応する位置に設けられ、他の2つの穴5a1
及び5a3は中央の穴5a2に対して対称に設けられてい
る。静アンバランス補正部5Aを設けたことにより生じ
る動アンバランスを補正するため、図1(A)及び図1
(B)に示した実施形態と同様に、フライホイールの周
壁部の開口側の端面1aeに円弧状の凹部6aからなる動
アンバランス補正部6が形成されている。
に他の実施形態を示したもので、この実施形態では、フ
ライホイール1の周壁部1aの第1の部分1a1に、周方
向に並ぶ3つの穴5a1〜5a3が設けられて、これらの穴
が静アンバランス補正部5Aを構成している。3つの穴
5a1〜5a3の内、中央部の穴5a2は、リラクタ2の周方
向の中心に相応する位置に設けられ、他の2つの穴5a1
及び5a3は中央の穴5a2に対して対称に設けられてい
る。静アンバランス補正部5Aを設けたことにより生じ
る動アンバランスを補正するため、図1(A)及び図1
(B)に示した実施形態と同様に、フライホイールの周
壁部の開口側の端面1aeに円弧状の凹部6aからなる動
アンバランス補正部6が形成されている。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、リラク
タにより生じる静アンバランスを補正するためにリラク
タに対してフライホイールの軸線方向の一方の側に位置
をずらした状態で静アンバランス補正部が設けられたフ
ライホイールマグネト用回転子において、リラクタの中
心に対して軸線方向の他方の側に片寄った位置に動アン
バランス補正部を設けたので、静アンバランス補正部を
設けたことにより生じるフライホイールの動バランスの
崩れを補正して、フライホイールの動バランスをとるこ
とができ、高速回転時に回転子に問題になるような振動
が生じるのを防ぐことができる。
タにより生じる静アンバランスを補正するためにリラク
タに対してフライホイールの軸線方向の一方の側に位置
をずらした状態で静アンバランス補正部が設けられたフ
ライホイールマグネト用回転子において、リラクタの中
心に対して軸線方向の他方の側に片寄った位置に動アン
バランス補正部を設けたので、静アンバランス補正部を
設けたことにより生じるフライホイールの動バランスの
崩れを補正して、フライホイールの動バランスをとるこ
とができ、高速回転時に回転子に問題になるような振動
が生じるのを防ぐことができる。
【図1】(A)は、本発明の実施形態を示した正面図、
(B)は(A)の縦断面図である。
(B)は(A)の縦断面図である。
【図2】本発明に係わる回転子の動バランスのとり方を
説明するための半部の断面図である。
説明するための半部の断面図である。
【図3】(A)は、本発明の他の実施形態を示した半部
の正面図、(B)は、(A)の回転子の半部の縦断面図
である。
の正面図、(B)は、(A)の回転子の半部の縦断面図
である。
【図4】本発明の更に他の実施形態を示した半部の正面
図である。
図である。
【図5】本発明の更に他の実施形態を示した正面図であ
る。
る。
【図6】(A)は、本発明の更に他の実施形態を示した
正面図、(B)は(A)の回転子の縦断面図である。
正面図、(B)は(A)の回転子の縦断面図である。
【図7】(A)は、静アンバランス補正部を特に必要と
しないフライホイールマグネト用回転子を示した半部の
断面図、(B)は、(A)の回転子の半部縦断面図であ
る。
しないフライホイールマグネト用回転子を示した半部の
断面図、(B)は、(A)の回転子の半部縦断面図であ
る。
【図8】(A)は、静アンバランス補正部を備えた従来
のフライホイールマグネト用回転子の一例を示した半部
の正面図、(B)は、(A)の回転子の半部の縦断面図
である。
のフライホイールマグネト用回転子の一例を示した半部
の正面図、(B)は、(A)の回転子の半部の縦断面図
である。
【図9】(A)は、静アンバランス補正部を設けた従来
のフライホイールマグネト用回転子の他の例を示した正
面図、(B)は、(A)の回転子の縦断面図である。
のフライホイールマグネト用回転子の他の例を示した正
面図、(B)は、(A)の回転子の縦断面図である。
【図10】静アンバランス補正部を設けた従来のフライ
ホイールマグネト用回転子の更に他の例を示した半部の
縦断面図である。
ホイールマグネト用回転子の更に他の例を示した半部の
縦断面図である。
1:フライホイール、1a:周壁部、1b:底壁部、
2:リラクタ、4:磁石、5A:静アンバランス補正
部、6:動アンバランス補正部。
2:リラクタ、4:磁石、5A:静アンバランス補正
部、6:動アンバランス補正部。
Claims (6)
- 【請求項1】 周壁部と該周壁部の軸線方向の一端側を
閉じる底壁部とを有して前記周壁部の外周に突起からな
るリラクタが形成されているフライホイールと、該フラ
イホイールの周壁部の内周に取りつけられた永久磁石と
を備え、前記リラクタの存在に起因して生じる前記フラ
イホイールの静アンバランスを補正する静アンバランス
補正部が、前記リラクタの中心に対して前記フライホイ
ールの軸線方向の一方の側に位置をずらした状態で前記
フライホイールに設けられているフライホイールマグネ
ト用回転子であって、 前記フライホイールは、前記静アンバランス補正部と前
記リラクタとにより生じる前記フライホイールの動アン
バランスを補正する動アンバランス補正部を、前記リラ
クタの中心に対して前記軸線方向の他方の側に片寄った
位置に備えているフライホイールマグネト用回転子。 - 【請求項2】 前記静アンバランス補正部の静バランス
モーメントと前記動アンバランス補正部の静バランスモ
ーメントとの合成モーメントが前記リラクタの静バラン
スモーメントとつり合うように、前記動アンバランス補
正部が設けられている請求項1に記載のフライホイール
マグネト用回転子。 - 【請求項3】 周壁部と該周壁部の軸線方向の一端側を
閉じる底壁部とを有して前記周壁部の外周に突起からな
るリラクタが形成されているフライホイールと、該フラ
イホイールの周壁部の内周に取りつけられた永久磁石と
を備え、前記リラクタの存在に起因して生じる前記フラ
イホイールの静アンバランスを補正するための静アンバ
ランス補正部が前記フライホイールの底壁部に形成され
ているフライホイールマグネト用回転子であって、 前記静アンバランス補正部と前記リラクタとにより生じ
る前記フライホイールの動アンバランスを補正するため
に、凹部からなる動アンバランス補正部が前記フライホ
イールの周壁部の軸線方向の他端側の端面の前記リラク
タ寄りの部分に形成されているフライホイールマグネト
用回転子。 - 【請求項4】 前記静アンバランス補正部の静バランス
モーメントと前記動アンバランス補正部の静バランスモ
ーメントとの合成モーメントが前記リラクタの静バラン
スモーメントとつり合うように、前記動アンバランス補
正部を構成する凹部を形成するために除去される金属の
質量が設定されている請求項3に記載のフライホイール
マグネト用回転子。 - 【請求項5】 前記静アンバランス補正部は、前記フラ
イホイールの底壁部の前記リラクタ寄りの部分に形成さ
れた孔または凹部からなっている請求項3または4に記
載のフライホイールマグネト用回転子。 - 【請求項6】 前記静アンバランス補正部は、前記フラ
イホイールの回転中心軸線に対して前記リラクタと反対
側に位置させた状態で前記フライホイールの底壁部の内
面に形成された突起からなっている請求項3または4に
記載のフライホイールマグネト用回転子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002275021A JP2003180058A (ja) | 2001-10-03 | 2002-09-20 | フライホイールマグネト用回転子 |
US10/263,476 US6661132B2 (en) | 2001-10-03 | 2002-10-03 | Rotor for flywheel magneto generator |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307140 | 2001-10-03 | ||
JP2001-307140 | 2001-10-03 | ||
JP2002275021A JP2003180058A (ja) | 2001-10-03 | 2002-09-20 | フライホイールマグネト用回転子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003180058A true JP2003180058A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=26623631
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