JP2003145575A - 複合成形品及びその成形方法 - Google Patents
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Abstract
能とすることができる複合成形品を提供する。 【解決手段】複数種類の樹脂材料から成る複合成形品で
あって、複数種類の樹脂材料として、互いに相溶性のな
い材料を使用し、互いに異なる樹脂材料からなる部分
1,3を分離可能とした。
Description
類以上の樹脂材料から構成された成形品を金型内で一体
化して得るための複合成形技術に関するものである。
から構成された成形品の略図を図9に示す。図9におい
て、100は容器本体、101は容器本体100の開口
部を塞ぐシール材、102は容器本体100と同一の樹
脂材料で構成されたタブを示している。
102は、同一の樹脂材料で一体成形されており、一般
的な射出成形機を用いて成形された後、シール材101
を容器本体100の開口部およびタブ102に熱溶着等
の接着手段を用いて、結合することが一般的に行われて
いる。
02を折り曲げ、切断、分離することによって、シール
材101を容器本体100から剥がし、使用可能状態と
する。
来例の単一の樹脂材料を用いて容器本体とタブを一体成
形した場合、タブを容器から、切断、分離するために
は、切断が容易な材質を選択する必要があり、容器本体
の要求品質を満足する材質とは必ずしも一致しないとい
う問題がある。
めには、局部的な薄肉部を設けて、応力集中を促すよう
な構成とする必要があるが、この局部的な薄肉部は、薄
くするほど、成形が困難になるという問題がある。
認性を向上するためには、容器とタブは異なる色調、色
彩で構成されていることが望ましいが、容器とタブを単
一の樹脂材料で構成し、通常の成形を行う場合は、容器
とタブの色調、色彩を変えることは、一般的に困難であ
る。
で組み立て一体化する場合は、組み立てを行う設備や工
程が別途必要になり、コストアップの要因となる。
されたものであり、その目的は、第1の部材から第2以
降の部材を容易に分離可能とすることである。
うに一体化された複合成形品において、第1の部材と第
2以降の部材とを適度な強度で結合することである。
なる複合成形品の製造に際し、金型内で一体成形を行う
ことにより、特別な組立工程の必要性や工数増によっ
て、製品製造に掛かるリードタイムの増大やコスト高に
なることを抑制することである。
目的を達成するために、本発明に係わる複合成形品の成
形方法は、複数種類の樹脂材料からなる複合成形品を金
型内で一体的に成形する複合成形品の成形方法であっ
て、前記複数種類の樹脂材料として、互いに相溶性のな
い材料を使用することを特徴としている。
方法において、前記複数種類の樹脂材料として、互いに
収縮率の異なる樹脂材料を用いることを特徴としてい
る。
方法において、前記複数種類の樹脂材料のうち、1つの
樹脂材料の収縮率が、他の1つの樹脂材料の収縮率より
も0.3%〜2.0%大きいことを特徴としている。
方法において、前記複数種類の樹脂材料のうちの1つの
樹脂材料で成形される第1の部分を、他の1つの樹脂材
料で成形される第2の部分で挟む、あるいは囲むように
して結合部を成形することを特徴としている。
方法において、前記結合部にアンダーカット形状を形成
することを特徴としている。
方法において、前記結合部において、前記第1の部分と
前記第2の部分に、それぞれ交互に組み合わされる複数
の突起部を形成することを特徴としている。
方法において、前記複合成形品は、収容物を収容する容
器と、該容器の開口部を塞ぐ閉塞部材と、前記容器から
前記収容物を取り出すときに、前記閉塞部材を前記容器
から取り外すための取り外し部材とを備える容器状体に
用いられる成形品であって、前記容器と前記取り外し部
材とを、互いに相溶性のない異なる樹脂材料で一体成形
することを特徴としている。
方法において、前記容器は、画像形成装置に使用される
トナー又はインクを収容する容器であることを特徴とし
ている。
種類の樹脂材料から成る複合成形品であって、前記複数
種類の樹脂材料として、互いに相溶性のない材料を使用
し、互いに異なる樹脂材料からなる部分同士を分離可能
としたことを特徴としている。
て、前記複数種類の樹脂材料として、互いに収縮率の異
なる樹脂材料を用いたことを特徴としている。
て、前記複数種類の樹脂材料のうち、1つの樹脂材料の
収縮率が、他の1つの樹脂材料の収縮率よりも0.3%
〜2.0%大きいことを特徴としている。
て、前記複数種類の樹脂材料のうちの1つの樹脂材料で
成形される第1の部分を、他の1つの樹脂材料で成形さ
れる第2の部分で挟む、あるいは囲むようにして結合部
を成形したことを特徴としている。
て、前記結合部にアンダーカット形状を形成したことを
特徴としている。
て、前記結合部において、前記第1の部分と前記第2の
部分に、それぞれ交互に組み合わされる複数の突起部を
形成したことを特徴としている。
て、前記複合成形品は、収容物を収容する容器と、該容
器の開口部を塞ぐ閉塞部材と、前記容器から前記収容物
を取り出すときに、前記閉塞部材を前記容器から取り外
すための取り外し部材とを備える容器状体に用いられる
成形品であって、前記容器と前記取り外し部材とを、互
いに相溶性のない異なる樹脂材料で一体成形したことを
特徴としている。
て、前記容器は、画像形成装置に使用されるトナー又は
インクを収容する容器であることを特徴としている。
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
施形態を示す図である。図1において、1は第1の樹脂
材料で構成される容器本体、2は容器本体1の開口部を
塞ぐシール材、3は第2の樹脂材料で構成されるプルタ
ブを表す。
置に使用するトナー又はインクを収容する容器である。
じめ射出成形等の方法によって第1の樹脂材料で成形さ
れ、次いで、第1の樹脂材料とは相溶性のない第2の樹
脂材料を用いてプルタブ3を成形し、所定の位置、所定
の形状で、第1の樹脂材料で構成された容器本体1と結
合される。このあと、シール材2を熱溶着等の方法を用
いて、容器本体1の開口部、並びにプルタブ3と接着
し、一体化する。
2の樹脂材料の選択に際し、多数の組み合わせが考えら
れるが、例えば、第1の樹脂材料にHIPS(ハイイン
パクトポリスチレン)を選択した場合、第2の樹脂材料
には、PP(ポリプロピレン)、POM(ポリオキシメ
チレン)、PA(ポリアミド)、PC(ポリカーボネイ
ト)等の樹脂材料が、選択できる。また、第1の樹脂材
料にPC/ABS(ポリカーボネイト/アクリロニトリ
ルブタジエンスチレン)を選択した場合、第2の樹脂材
料には、HDPE(高密度ポリエチレン)、PP(ポリ
プロピレン)、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)
等の樹脂材料が選択可能である。なお、ここに挙げた例
は、一例を示すものであって、非相溶性の樹脂材料の組
み合わせは他に多数考えられ、上記例に限定されるもの
ではない。
体1と第2の樹脂材料で構成されたプルタブ3を金型内
で一体化する方法についてもいくつか考えられる。例え
ば、二色成形機を使用して、第1の樹脂材料を容器本体
1に対応する金型内のキャビティに充填した後、コアバ
ック方式、キャビティを移動する方式等によって、プル
タブ3に対応するキャビティと連通させ、第2の樹脂材
料を充填させることによって、容器本体1とプルタブ3
を金型内で結合させる方法が考えられる。
成形機および、金型を個別に用意し、容器本体1を第1
の樹脂材料で成形した後、一端金型から取り出し、次に
プルタブ3を成形する金型に容器本体1をインサートし
て、プルタブ3に対応するキャビティ部に、第2の樹脂
材料を充填して、容器本体1とプルタブ3を結合する方
法も考えられる。
び、前記インサート成形のどちらの方法に対しても有効
であることが確認できている。
に、互いに相溶性のない材料同士を選択することによ
り、第1の部材から第2以降の部材を分離可能とすると
共に、多材からなる複合成形品を金型内で一体成形する
ことが可能となる。
施形態を示す図である。図2において、4は第1の樹脂
材料で構成される容器、5は第1の樹脂材料とは相溶性
のない第2の樹脂材料で構成された、容器4の開口部を
塞ぐキャップを示している。
射出成形等によって第1の樹脂材料で成形され、その
後、容器4の開口部を塞ぐように形成されたキャップ5
のキャビティに、第1の樹脂材料とは相溶性のない第2
の樹脂材料を充填することによって、容器4とキャップ
5は一体化される。
収縮率0.4〜0.7%のHIPS(ハイインパクトポ
リスチレン)を選択した場合、第2の樹脂材料として、
HIPSよりも収縮率が大きな、PP(ポリプロピレ
ン:収縮率1.0〜2.5%)やPA66(ポリアミド
66:収縮率0.8〜1.5%)等が、選択可能であ
る。このように第1の樹脂材料の収縮率よりも、大きな
収縮率を持つ樹脂材料の組み合わせは多数存在し、本実
施例は、一例に過ぎず、これに限定されるものではな
い。
おいて、第1部材に用いられる第1の樹脂材料の収縮率
よりも、大きな収縮率を有する樹脂材料を第2以降の部
材に選択することによって、金型内で一体化する複合成
形を行った際に、第1の樹脂材料と第2以降の樹脂材料
の収縮率の差は、収縮量の差となり、第1の部材と第2
以降の部材の結合部に適度な締め代を発生させる作用が
あり、分離可能ながらも適度な結合力を有した複合成形
品を得ることが可能となる。
十分な結合力が得られない場合が生じる。第1の樹脂材
料と第2の樹脂材料の収縮率の差について、本実施形態
で検討したところ、0.3〜2.0%程度、第2の樹脂
材料の収縮率の方が、第1の樹脂材料の収縮率よりも大
きい場合に、良好な結果が得られた。
施形態を示す図である。図3において、6は第1の樹脂
材料で構成される第1の部材、7は第2の樹脂材料で構
成される第2の部材、8は第1の部材6と第2の部材7
との結合部を示す。
の部材7との結合部8に凸形状を有しており、一方、第
2の部材7は、結合部8に、第1の部材6の凸形状を挟
むような凹形状を有している。
おいて、第1の樹脂材料で構成される第1部材を第2以
降の樹脂材料で構成される部材で、挟むような構成とす
ることによって、分離可能な形状を提供すると共に、第
1の部材と第2の部材の結合部に適度な結合力を有した
複合成形品を得ることが可能となる。
施形態を示す図である。図4において、9は第1の樹脂
材料で構成される第1の部材、10は第2の樹脂材料で
構成される第2の部材、11は第1の部材9と第2の部
材10との結合部を示す。
の部材10との結合部11に直方体状の凸部を有してお
り、一方、第2の部材10は、結合部11に第1の部材
9の凸部を囲むような凹部を有している。
おいて、第1の樹脂材料で構成される第1部材を第2以
降の樹脂材料で構成される部材で、囲むような構成とす
ることによって、分離可能な形状を提供すると共に、第
1の部材と第2の部材の結合部に適度な結合力を有した
複合成形品を得ることが可能となる。
施形態を示す図である。図5において、12は第1の樹
脂材料で構成される第1の部材、13は第2の樹脂材料
で構成される第2の部材、14は第1の部材12と第2
の部材13との結合部を示す。
2の部材13との結合部14に、先端へ行くほど、幅が
広がる逆テーパー状のアンダーカット形状を有してお
り、第1の部材12から第2の部材13を分離する際
に、適度な結合力を生じる。
いて、第1の樹脂材料で構成される第1部材と第2以降
の樹脂材料で構成される部材の結合部に、アンダーカッ
ト形状を付与することにより、分離可能な形状を提供す
ると共に、第1の部材と第2の部材の結合部に適度な結
合力を有した複合成形品を得ることが可能となる。
施形態を示す図である。図6において、15は第1の樹
脂材料で構成される第1の部材、16は第2の樹脂材料
で構成される第2の部材、17は第1の部材15と第2
の部材16との結合部を示す。
2の部材16との結合部17の根元に、凹形状のアンダ
ーカット形状を有しており、第1の部材15から第2の
部材16を分離する際に、適度な結合力を生じる。
いて、第1の樹脂材料で構成される第1部材と第2以降
の樹脂材料で構成される部材の結合部に、アンダーカッ
ト形状を付与することにより、分離可能な形状を提供す
ると共に、第1の部材と第2の部材の結合部に適度な結
合力を有した複合成形品を得ることが可能となる。
施形態を示す図である。図7において、18は第1の樹
脂材料で構成される第1の部材、19は第2の樹脂材料
で構成される第2の部材、20は第1の部材18と第2
の部材19との結合部を示す。
2の部材19との結合部20の先端に、凸形状のアンダ
ーカット形状を有しており、第1の部材18から第2の
部材19を分離する際に、適度な結合力を生じる。
いて、第1の樹脂材料で構成される第1部材と第2以降
の樹脂材料で構成される部材の結合部に、アンダーカッ
ト形状を付与することにより、分離可能な形状を提供す
ると共に、第1の部材と第2の部材の結合部に適度な結
合力を有した複合成形品を得ることが可能となる。
ては、第1の樹脂材料で構成される第1の部材にアンダ
ーカット形状を設けた例を示したが、第2の樹脂材料で
構成される第2の部材にアンダーカットを設けた場合
も、有効な結合力が得られることが判っており、上記の
実施形態の構成に限定されるものではない。
ては、第1の樹脂材料で構成される第1の部材に設けた
アンダーカット形状は、突起部の両側に形成されている
が、アンダーカット形状は、必ずしも突起部の中心線に
対して、対称である必要はなく、突起部の片側のみ、あ
るいは、複数の形状の組み合わせ等も考えられ、結合力
を調整する上で、有効である。
施形態を示す図である。図8において、21は第1の樹
脂材料で構成される第1の部材、22は第2の樹脂材料
で構成される第2の部材、23は第1の部材21から複
数突出した凸形状部、24は、第2の部材22から複数
突出した凸形状部を示す。
状部23は、第1の部材21と第2の部材22との結合
部において、第2の部材22の凸形状部24と交互に接
する構成となっている。本実施形態では、凸形状部2
3,24は、各々2ヶずつであるが、枚数を増やすほ
ど、接触面積が増え、結合力を増大することが可能であ
る。
いて、第1の樹脂材料で構成される第1部材と第2以降
の樹脂材料で構成される部材の結合部に、各々の樹脂材
料で構成される突起形状を、交互にかつ複数設けること
により、分離可能な形状を提供すると共に、第1の部材
と第2の部材の結合部に適度な結合力を有した複合成形
品を得ることが可能となる。
使用する複数の樹脂材料に、互いに相溶性のない材料同
士を選択することにより、第1の部材から第2の部材を
分離可能とすると共に、多材からなる複合成形品を金型
内で一体成形することができる。
第1部材に用いられる第1の樹脂材料の収縮率よりも、
大きな収縮率を有する樹脂材料を第2以降の部材に選択
することにより、金型内で一体化する複合成形を行った
際に、第1の樹脂材料と第2以降の樹脂材料の収縮率の
差は、収縮量の差となり、第1の部材と第2以降の部材
の結合部に適度な締め代を発生させ、分離可能ながらも
適度な結合力を有した複合成形品を得ることができる。
第1の樹脂材料で構成される第1部材を第2以降の樹脂
材料で構成される部材で、挟むあるいは、囲むような構
成とすることにより、分離可能な形状を提供すると共
に、第1の部材と第2の部材の結合部に適度な結合力を
有した複合成形品を得ることができる。
第1の樹脂材料で構成される第1部材と第2以降の樹脂
材料で構成される部材の結合部に、アンダーカット形状
を付与することにより、分離可能な形状を提供すると共
に、第1の部材と第2の部材の結合部に適度な結合力を
有した複合成形品を得ることができる。
第1の樹脂材料で構成される第1部材と第2以降の樹脂
材料で構成される部材の結合部に、各々の樹脂材料で構
成される突起形状を、交互にかつ複数設けることによ
り、分離可能な形状を提供すると共に、第1の部材と第
2の部材の結合部に適度な結合力を有した複合成形品を
得ることができる。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
る。
Claims (16)
- 【請求項1】 複数種類の樹脂材料からなる複合成形品
を金型内で一体的に成形する複合成形品の成形方法であ
って、 前記複数種類の樹脂材料として、互いに相溶性のない材
料を使用することを特徴とする複合成形品の成形方法。 - 【請求項2】 前記複数種類の樹脂材料として、互いに
収縮率の異なる樹脂材料を用いることを特徴とする請求
項1に記載の複合成形品の成形方法。 - 【請求項3】 前記複数種類の樹脂材料のうち、1つの
樹脂材料の収縮率が、他の1つの樹脂材料の収縮率より
も0.3%〜2.0%大きいことを特徴とする請求項2
に記載の複合成形品の成形方法。 - 【請求項4】 前記複数種類の樹脂材料のうちの1つの
樹脂材料で成形される第1の部分を、他の1つの樹脂材
料で成形される第2の部分で挟む、あるいは囲むように
して結合部を成形することを特徴とする請求項1に記載
の複合成形品の成形方法。 - 【請求項5】 前記結合部にアンダーカット形状を形成
することを特徴とする請求項4に記載の複合成形品の成
形方法。 - 【請求項6】 前記結合部において、前記第1の部分と
前記第2の部分に、それぞれ交互に組み合わされる複数
の突起部を形成することを特徴とする請求項4に記載の
複合成形品の成形方法。 - 【請求項7】 前記複合成形品は、収容物を収容する容
器と、該容器の開口部を塞ぐ閉塞部材と、前記容器から
前記収容物を取り出すときに、前記閉塞部材を前記容器
から取り外すための取り外し部材とを備える容器状体に
用いられる成形品であって、前記容器と前記取り外し部
材とを、互いに相溶性のない異なる樹脂材料で一体成形
することを特徴とする請求項1に記載の複合成形品の成
形方法。 - 【請求項8】 前記容器は、画像形成装置に使用される
トナー又はインクを収容する容器であることを特徴とす
る請求項7に記載の複合成形品の成形方法。 - 【請求項9】 複数種類の樹脂材料から成る複合成形品
であって、 前記複数種類の樹脂材料として、互いに相溶性のない材
料を使用し、互いに異なる樹脂材料からなる部分同士を
分離可能としたことを特徴とする複合成形品。 - 【請求項10】 前記複数種類の樹脂材料として、互い
に収縮率の異なる樹脂材料を用いたことを特徴とする請
求項9に記載の複合成形品。 - 【請求項11】 前記複数種類の樹脂材料のうち、1つ
の樹脂材料の収縮率が、他の1つの樹脂材料の収縮率よ
りも0.3%〜2.0%大きいことを特徴とする請求項
10に記載の複合成形品。 - 【請求項12】 前記複数種類の樹脂材料のうちの1つ
の樹脂材料で成形される第1の部分を、他の1つの樹脂
材料で成形される第2の部分で挟む、あるいは囲むよう
にして結合部を成形したことを特徴とする請求項9に記
載の複合成形品。 - 【請求項13】 前記結合部にアンダーカット形状を形
成したことを特徴とする請求項12に記載の複合成形
品。 - 【請求項14】 前記結合部において、前記第1の部分
と前記第2の部分に、それぞれ交互に組み合わされる複
数の突起部を形成したことを特徴とする請求項12に記
載の複合成形品。 - 【請求項15】 前記複合成形品は、収容物を収容する
容器と、該容器の開口部を塞ぐ閉塞部材と、前記容器か
ら前記収容物を取り出すときに、前記閉塞部材を前記容
器から取り外すための取り外し部材とを備える容器状体
に用いられる成形品であって、前記容器と前記取り外し
部材とを、互いに相溶性のない異なる樹脂材料で一体成
形したことを特徴とする請求項9に記載の複合成形品。 - 【請求項16】 前記容器は、画像形成装置に使用され
るトナー又はインクを収容する容器であることを特徴と
する請求項15に記載の複合成形品。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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