JP2003017582A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
ックのレイアウト面積を縮小化する。 【解決手段】 シェアドスイッチ回路を構成する2個の
シェアドスイッチトランジスタが持つ2つの拡散領域1
0a、10bのうち一方の拡散領域10bは、ビット線
プリチャージ回路を構成する2個のプリチャージトラン
ジスタの一方の拡散領域10bとして共用される。前記
プリチャージトランジスタの他方の拡散領域10cは、
センスアンプ列と同一方法に延びて、隣接する他のプリ
チャージトランジスタの拡散領域10cとして共用され
る。従って、素子分離領域を設ける必要がなく、センス
アンプブロックのレイアウト面積を縮小化できる。
Description
し、特に大容量のダイナミック型RAM(ランダムアク
セスメモリ)やダイナミック型RAMを搭載したシステ
ムLSIにおいてその更なる高集積化、大規模化、低コ
スト化及び低消費電力化に有効な技術に関する。
交して配置される複数のワード線及びビット線と、これ
等のワード線及びビット線にマトリックス状に接続され
た多数のメモリセルを含むメモリセルアレイを構成要素
とするダイナミック型RAM等がある。近年、ダイナミ
ック型RAM等の高集積化、大規模化は目覚ましく、こ
れを更に推進するための種々の技術が開発されつつあ
る。
大はチップコスト増大に大きく関わるため、如何にチッ
プレイアウトを効率的に行ってチップ面積の縮小を図っ
ていくかという課題は半導体記憶装置の開発における最
も重要な課題の一つである。特に、メモリセルのレイア
ウトピッチに依存した回路であるセンスアンプ、サブワ
ードドライバー等のメモリセル周辺回路は、メモリセル
と同様に同一の回路を多数配列して構成されるために、
チップ面積に占める割合が非常に高い。
作化は互いに相反するものである。例えば、ビット線対
を高速にプリチャージするためにビット線プリチャージ
・イコライズトランジスタをシェアドスイッチトランジ
スタの両側、即ち、メモリセル側とセンスアンプ側にも
配置すると、この高速動作化のためにレイアウト面積は
益々増大する傾向となる。
えられたデータは、ビット線を介して読み出され、セン
スアンプにより増幅される。図4は、センスアンプとそ
れに付随するシェアドスイッチ回路、メモリセルブロッ
ク内プリチャージ・イコライズ回路、センスアンプブロ
ック内ビット線プリチャージ・イコライズ回路、及びコ
ラムスイッチ回路の回路図を示す。同図において、1は
ラッチ型のセンスアンプであり、メモリセルよりビット
線対BIT、XBITに読み出されたデータを増幅する
機能を有する。2はコラムスイッチ回路であり、ビット
線対BIT、XBITとデータ線DQ、XDQとを接続
し、前記センスアンプ1により増幅されたデータをビッ
ト線対からデータ線対に転送する役割を果たす。3及び
4はメモリセル内のビット線対とセンスアンプブロック
内のビット線対とを接続するシェアドスイッチ回路、5
はセンスアンプ1内のビット線BIT、XBITを相互
に短絡してイコライズすると共に所定電位にプリチャー
ジするセンスアンプ内ビット線プリチャージ・イコライ
ズ回路、6及び7は各々メモリセルブロック内のビット
線(BITL、XBITL)、(BITR、XBIT
R)を短絡してイコライズすると共に所定電位にプリチ
ャージするメモリセルブロック内ビット線プリチャージ
・イコライズ回路である。
置について、以下、その動作を説明する。先ず、メモリ
セルに蓄えられたデータの読み出し動作について説明す
る。メモリセルブロック内プリチャージ・イコライズ回
路6、7及びセンスアンプ内ビット線プリチャージ・イ
コライズ回路5により、メモリセルブロック内とセンス
アンプブロック内のビット線のイコライズ及びプリチャ
ージが行われて、メモリセルからのデータを読み出すた
めの準備としてビット線対の電位を同じ電位とする。そ
の後、読み出しを行うメモリセル側と反対側のシェアド
スイッチ3又は4をONからOFFに制御する(例え
ば、データを読み出すメモリセルがビット線BITRに
接続されている場合にはシェアドスイッチ3をOFFに
制御する。)そして、ビット線に接続されたメモリセル
のゲートであるワード線を活性化させ、メモリセルキャ
パシタに蓄えられた蓄積電荷をビット線BITRに転送
する。シェアドスイッチ回路4はONのままであり、メ
モリセルよりビット線BITRに読み出されたデータ
は、シェアドスイッチ4を介してセンスアンプ内ビット
線BITに読み出される。その後、センスアンプ内ビッ
ト線対BIT、XBITに読み出された微小電位差がセ
ンスアンプ1のON動作により増幅される。
択信号YによりON状態に制御されて、ビット線対BI
T、XBITとデータ線対DQ、XDQとが接続され、
センスアンプ内ビット線対BIT、XBIT上に増幅さ
れたデータがデータ線DQ、XDQに転送される。
リセルトランジスタのゲート電極であるワード線の電位
を引き下げてメモリセルトランジスタをOFF状態に
し、蓄積電荷を保持した後、センスアンプ1をOFF状
態にする。そして、OFFしていた側のシェアドスイッ
チ3をONに制御すると共に、プリチャージ・イコライ
ズ回路5、6、7を再びON状態に制御して、ビット線
のイコライズとプリチャージとを行い、メモリセルから
のデータを読み出すための準備としてビット線対BIT
L、XBITL、BIT、XBIT、BITR、XBI
TRの電位を同一電位とする。
す従来例であり、前記図4に示したセンスアンプブロッ
ク内の回路構成のうち、2個のシェアドスイッチ回路4
と2個のメモリセルブロック内ビット線プリチャージ・
イコライズ回路7との一般的なトランジスタレイアウト
配置図を示す。シェアドスイッチ回路3とメモリセルブ
ロック内ビット線プリチャージ・イコライズ回路5のレ
イアウト配置も、このトランジスタ配置と同様のレイア
ウトとなる。図7において、10はMOSトランジスタ
の拡散領域、11はMOSトランジスタのゲート電極、
13は素子分離領域を表す。
アドスイッチ回路4とメモリセルブロック内ビット線プ
リチャージ・イコライズ回路7とは別々の拡散領域上に
形成され、各トランジスタ素子の拡散領域の間には素子
分離領域13が形成される。従って、センスアンプブロ
ックにおいて、1個のシェアドスイッチ回路4と1個の
メモリセルブロック内ビット線イコライズ回路7だけ
で、3個の拡散領域をレイアウトしなければならない。
図7の従来のレイアウト図では、センスアンプ内ビット
線プリチャージ・イコライズ回路7の拡散領域とシェア
ドスイッチ回路4の拡散領域とにおいて、配線へのコン
タクトが向かい合っている。コンタクトを取る拡散領域
では、ゲート電極とコンタクトとの分離、コンタクトと
拡散領域とのオーバラップマージン等を取る必要があ
り、広い拡散領域が必要であり、また、拡散領域間で素
子分離領域13を確保する必要がある。
来の半導体記憶装置のトランジスタレイアウト配置で
は、シェアドスイッチトランジスタとプリチャージトラ
ンジスタとのレイアウトにおいて、ゲート電極とコンタ
クトとの分離、コンタクトと拡散領域とのオーバラップ
の距離、及び2つの拡散領域間で素子分離領域を各々確
保しなければならないため、センスアンプブロックのレ
イアウト面積が大きくなってしまう欠点がある。小さい
面積で素子分離領域を形成することは半導体プロセス上
困難であり、今後の大規模集積回路で要求される小さい
面積のセンスアンプブロック内に前記従来の構成で各機
能回路をレイアウトすることは困難である。
プを配置する半導体記憶装置では、チップ面積の増大及
びチップコスト増大を招く。従って、メモリセルと同様
に同一回路が多数配列されるセンスアンプのレイアウト
面積を削減することは、チップサイズの削減に大きく貢
献し、コストの削減に対して大きな効果を発揮するた
め、センスアンプ内のレイアウト面積の削減は半導体記
憶装置の設計、開発における最も重要な課題の一つであ
る。
であり、その目的は、センスアンプブロック内のシェア
ドスイッチ回路及びプリチャージ回路が小さい面積内に
効率良くレイアウトされた半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
め、本発明では、シェアドスイッチ回路を構成するシェ
アドスイッチトランジスタの拡散領域と、ビット線プリ
チャージ・イコライズ回路を構成するプリチャージトラ
ンジスタやイコライズトランジスタの拡散領域とを共用
化して、面積の削減を図ることとする。
置は、ビット線に接続されるメモリセルが複数個並んだ
メモリセルアレイと、前記ビット線の1対毎に設けられ
たセンスアンプが複数個並んだセンスアンプ列と、前記
ビット線対のプリチャージを行うプリチャージトランジ
スタが複数個並んだプリチャージトランジスタ列と、前
記ビット線対を対応するセンスアンプに接続するシェア
ドスイッチトランジスタが複数個並んだシェアドスイッ
チトランジスタ列とを備え、前記プリチャージトランジ
スタの一方の拡散領域とこのプリチャージトランジスタ
に対応するシェアドスイッチトランジスタの一方の拡散
領域とは共通化されていることを特徴とする。
の半導体記憶装置において、前記プリチャージトランジ
スタの他方の拡散領域は、他のプリチャージトランジス
タの他の拡散領域と共通化されていることを特徴とす
る。
2記載の半導体記憶装置において、前記シェアドトラン
ジスタのゲート電極とこのシェアドトランジスタに対応
するプリチャージトランジスタのゲート電極とは、同一
方向に延びて配置されていることを特徴とする。
ビット線に接続されるメモリセルが複数個並んだメモリ
セルアレイと、前記ビット線の1対毎に設けられたセン
スアンプが複数個並んだセンスアンプ列と、前記ビット
線対のプリチャージを行うプリチャージトランジスタが
複数個並んだプリチャージトランジスタ列と、前記ビッ
ト線対をイコライズするイコライズトランジスタが複数
個並んだイコライズトランジスタ列と、前記ビット線対
を対応するセンスアンプに接続するシェアドスイッチト
ランジスタが複数個並んだシェアドスイッチトランジス
タ列とを備え、前記イコライズトランジスタの一方の拡
散領域とこのイコライズトランジスタに対応するシェア
ドスイッチトランジスタの一方の拡散領域とは共通化さ
れていることを特徴とする。
の半導体記憶装置において、前記イコライズトランジス
タの他方の拡散領域とこのイコライズトランジスタに対
応するプリチャージトランジスタの一方の拡散領域とは
共通化されていることを特徴とする。
の半導体記憶装置において、前記プリチャージトランジ
スタの他方の拡散領域は他のプリチャージトランジスタ
の他方の拡散領域と共通化されていることを特徴とす
る。
又は6記載の半導体記憶装置において、前記シェアドト
ランジスタのゲート電極と、このシェアドトランジスタ
に対応するイコライズトランジスタ及びプリチャージト
ランジスタの各ゲート電極は、同一方向延びて配置され
ていることを特徴とする。
6記載の半導体記憶装置において、前記プリチャージト
ランジスタと他のプリチャージトランジスタとで共通化
された拡散領域は、前記センスアンプ列と同一方向に延
び、前記プリチャージトランジスタの共通化された拡散
領域は、1個のコンタクトを介して、金属配線層に配置
されるプリチャージ電位供給用の配線と接続されること
を特徴とする。
の半導体記憶装置において、前記コンタクトは、前記プ
リチャージトランジスタのゲート電極の端部近傍に配置
され、前記プリチャージトランジスタのゲート電極は、
前記コンタクト付近で前記コンタクトを迂回するように
屈曲していることを特徴とする。
2、4又は7記載の半導体記憶装置において、前記プリ
チャージトランジスタと前記シェアドスイッチトランジ
スタとでは、ゲート酸化膜厚が異なることを特徴とす
る。
2、4又は7記載の半導体記憶装置において、前記プリ
チャージトランジスタの閾値電圧は、前記シェアドスイ
ッチトランジスタの閾値電圧よりも低いことを特徴とす
る。
2、4又は7記載の半導体記憶装置において、前記プリ
チャージトランジスタのゲート長は、前記シェアドスイ
ッチトランジスタのゲート長よりも短いことを特徴とす
る。
は7記載の半導体記憶装置において、前記イコライズト
ランジスタのゲート長は、前記プリチャージトランジス
タのゲート長よりも短いことを特徴とする。
は7記載の半導体記憶装置において、前記イコライズト
ランジスタをONした後、前記プリチャージトランジス
タがONすること特徴とする。
は4記載の半導体記憶装置において、前記プリチャージ
トランジスタと他のプリチャージトランジスタとで共用
化する拡散領域は、前記センスアンプ列とワード線駆動
回路との交点の位置において、金属配線層に配置された
プリチャージ電位供給用の配線と接続されることを特徴
とする。
は4記載の半導体記憶装置において、前記プリチャージ
トランジスタと他のプリチャージトランジスタとで共用
化する拡散領域は、前記センスアンプ列とワード線裏打
ち領域との交点の位置において、金属配線層に配置され
たプリチャージ電位供給用の配線と接続されることを特
徴とする。
は、ビット線に接続されるメモリセルが複数個並んだメ
モリセルアレイと、前記ビット線の1対毎に設けられた
センスアンプが複数個並んだセンスアンプ列と、前記ビ
ット線対のプリチャージを行うプリチャージトランジス
タが複数個並んだプリチャージトランジスタ列と、前記
ビット線対を対応するセンスアンプに接続するシェアド
スイッチトランジスタが複数個並んだシェアドスイッチ
トランジスタ列とを備え、前記各ビット線対には前記プ
リチャージトランジスタ列の対応するプリチャージトラ
ンジスタが直接接続されて、プリチャージ電源から各プ
リチャージトランジスタを介して対応するビット線対が
プリチャージされることを特徴とする。
導体集積回路では次の作用を奏する。即ち、ビット線に
読み出されたデータをセンスアンプにより増幅する構成
をとる半導体記憶装置、例えばDRAM等の半導体メモ
リやこの半導体メモリを搭載したシステムLSI、特に
大容量の半導体記憶装置では、ビット線1対又は2対に
対して1対のセンスアンプがレイアウト配置されてお
り、半導体チップ上に多数のセンスアンプが配置されて
いる。このため、センスアンプ面積が半導体記憶装置に
占める割合が大きい。従って、センスアンプに付随した
回路のレイアウト面積を削減することは、半導体記憶装
置のチップサイズの削減に効果的である。このセンスア
ンプの面積削減のため、センスアンプの左右のビット線
対に対して1個のセンスアンプがレイアウト配置される
シェアドセンスアンプ方式が一般的に採用されるが、こ
のシェアドセンスアンプ方式では、ビット線2対に対し
て1個のセンスアンプ当てとなって、センスアンプの個
数を半減でき、センスアンプの面積を大幅に削減可能で
ある。しかし、シェアドセンスアンプ方式では、センス
アンプの両側に位置する2対のビット線でセンスアンプ
1個を共用するため、一方のビット線対をセンスアンプ
に接続する際には他方のビット線対を切り離す必要上、
メモリセルに接続されたビット線対とセンスアンプとの
間に、この切り離し機能を持つスイッチの役割を果たす
トランジスタ(シェアドスイッチトランジスタ)が必要
となる。このシェアドスイッチトランジスタは、ビット
線1本に対して1個配置する必要があり、センスアンプ
1個当たりでは4個必要となる。このように、シェアド
スイッチトランジスタはビット線と同じ数だけ配置する
必要があるため、非常に多くの数となり、レイアウト面
積も大きくなる。ここで、メモリセルに蓄えられたデー
タをビット線に読み出す前に、ビット線対の電位を同一
電位にしておくプリチャージ動作を行うが、このプリチ
ャージ動作のためにセンスアンプ内にプリチャージ電位
を供給するプリチャージトランジスタが配置される。こ
のプリチャージ動作を高速化するため、メモリセル側の
ビット線にもプリチャージトランジスタが配置されるこ
とが多い。
ェアドスイッチトランジスタの拡散領域とプリチャージ
トランジスタの拡散領域とが共通化されているので、シ
ェアドスイッチトランジスタの拡散領域とプリチャージ
トランジスタの拡散領域との間に素子分離領域を設ける
必要がなく、センスアンプブロックのレイアウト面積が
大幅に削減される。従って、センスアンプブロックが多
数配置されるDRAMやシステムLSI等のレイアウト
面積が効果的に削減される。
リチャージトランジスタ間で拡散領域を共通化したの
で、プリチャージ電位供給用の金属配線から複数のプリ
チャージトランジスタの拡散領域への接続コンタクト数
を削減できる。その結果、複数のプリチャージトランジ
スタにおいて、ゲート電極とコンタクトとの分離、コン
タクトと拡散領域とのオーバラップマージン等を取る必
要がなくなって、大きな拡散領域が不必要となり、更に
は拡散領域間で素子分離領域を確保する必要がなくなる
ので、大幅なレイアウト面積の削減が可能である。
憶装置では、シェアドセンスアンプ方式において、ビッ
ト線の電位の同一にするイコライズトランジスタを設け
る場合に、シェアドスイッチトランジスタとイコライズ
トランジスタとの間で拡散領域を共通化したので、シェ
アドスイッチトランジスタの拡散領域とイコライズトラ
ンジスタの拡散領域との間に素子分離領域を設ける必要
がないので、レイアウト面積が有効に削減される。
ズトランジスタの他方の拡散領域とプリチャージトラン
ジスタの一方の拡散領域とが共通化されるので、イコラ
イズトランジスタとプリチャージトランジスタとの拡散
領域間に素子分離領域を設ける必要がなく、レイアウト
面積がより一層に削減される。
リチャージトランジスタの拡散領域が共通化されるの
で、プリチャージ電位供給用の金属配線から複数のプリ
チャージトランジスタの拡散領域への接続コンタクト数
を削減できる。その結果、複数のプリチャージトランジ
スタにおいて、ゲート電極とコンタクトとの分離、コン
タクトと拡散領域とのオーバラップマージン等を取る必
要がなくなって、大きな拡散領域が不必要となり、更に
は拡散領域間で素子分離領域を確保する必要がなくなる
ので、レイアウト面積の大幅な削減が可能である。
位供給用の金属配線から、複数のプリチャージトランジ
スタで共通化された拡散領域への接続コンタクトを1箇
所だけ確保すれば良いので、レイアウト面積の削減に効
果的である。
ージ電位供給用の金属配線をプリチャージトランジスタ
の拡散領域に接続する接続コンタクトがプリチャージト
ランジスタのゲート電極の端部近傍に配置されるもの
の、このゲート電極の端部が前記接続コンタクトを迂回
するように折曲しているので、この接続コンタクトとゲ
ート電極との離隔が確保され、接続コンタクトを配置す
る領域を別途必要とすることがない。しかも、前記接続
コンタクトは2個のプリチャージトランジスタ間の空き
領域に設けることが可能であるので、センスアンプブロ
ックを拡大する必要がなく、面積を縮小できる。
を奏する。シェアドスイッチトランジスタのゲート電位
は一般的にセンスアンプの電源電位よりも高く、またプ
リチャージ電位はセンスアンプ電源電位の約半分の電位
であって、プリチャージトランジスタのゲート電位はシ
ェアドスイッチトランジスタのゲート電位ほど高く設定
する必要はない。この関係から、プリチャージトランジ
スタとシェアドスイッチトランジスタとではゲート酸化
膜にかかる電圧は前者の方が低く、前者のゲート酸化膜
厚を薄くできる。以上のことから、プリチャージトラン
ジスタのゲート酸化膜厚をシェアドスイッチトランジス
タの酸化膜厚よりも薄く設定できるので、プリチャージ
トランジスタに流れる電流量を増加させることができ、
プリチャージ動作の高速化を図ることができる。
ャージトランジスタの閾値電圧がシェアドスイッチトラ
ンジスタの閾値電圧よりも低いので、プリチャージトラ
ンジスタの電流量が増加して、プリチャージ動作の高速
化を図ることができる。ここで、プリチャージトランジ
スタの閾値電圧を低く設定すると、プリチャージトラン
ジスタのOFF時のOFF電流は増加するが、半導体記
憶装置の待機時にはプリチャージトランジスタは常にO
N状態であるので、待機時電流が大きくなり過ぎる問題
は生じない。また、半導体記憶装置の動作時も、センス
アンプで増幅されたデータが壊れるほどの電流は流れな
いので、半導体記憶装置の誤動作の問題はない。
チャージトランジスタのゲート長がシェアドスイッチト
ランジスタのゲート長よりも短く設定されているので、
プリチャージトランジスタの電流量が増加して、プリチ
ャージ動作の高速化を図ることができる。ここで、プリ
チャージトランジスタのゲート長を多少短く設定する
と、プリチャージトランジスタのOFF時のOFF電流
は増加するが、前述のように待機時電流や回路誤動作等
の問題は生じない。
の作用を奏する。即ち、プリチャージ動作時には、プリ
チャージトランジスタがONして、高レベル電位と低レ
ベル電位とに各々振幅していた1対の2本のビット線に
充放電が始まる。ここで、プリチャージトランジスタが
ONするタイミングについて説明すると、低レベル電位
のビット線に接続されたプリチャージトランジスタは、
ソース電位が低レベルであるので、閾値電圧が低く、O
Nするゲート電位が低く、早くONし始め、またトラン
ジスタ電流量も多い。一方、高レベル電位のビット線に
接続されたプリチャージトランジスタは、ソース電位が
プリチャージレベルであるので、閾値電圧が高く、ON
するゲート電位が高く、ONするのが遅れ、またトラン
ジスタ電流量も少ない。このため、イコライズトランジ
スタによってビット線対が短絡されても、高レベル電位
のビット線から低レベルのビット線に電流が流れるより
も、早くONするプリチャージトランジスタを経て低レ
ベル電位のビット線にプリチャージ電源から電流が供給
される割合が大きく、プリチャージ電源からの消費電流
が大きくなってしまう。しかし、イコライズトランジス
タのゲート長がプリチャージトランジスタのゲート長よ
りも短いので、イコライズトランジスタに流れる電流量
は多くなる。従って、プリチャージによるビット線の充
放電動作の割合が減って、イコライズ動作によるビット
線対の電位の同一レベル化の割合が増え、その結果、プ
リチャージ電源からの消費電流が減って、低消費電力化
が可能となる。
ャージ動作時には、先にイコライズトランジスタがON
してビット線対の電位の同一レベル化が行われ、その後
にプリチャージトランジスタがONしてプリチャージ電
位への充放電が行われるので、プリチャージ電源からの
消費電流が減って、低消費電力化が図られる。
は、センスアンプ列とワード線駆動回路との交点の位
置、又はセンスアンプ列とワード線裏打ち領域との交点
の位置に、プリチャージ電位供給用の金属配線をプリチ
ャージトランジスタの拡散領域に接続する接続コンタク
トが配置されるので、プリチャージトランジスタの拡散
領域での接続コンタクトの数が削減される。従って、ゲ
ート電極と接続コンタクトとの分離、接続コンタクトと
拡散領域とのオーバラップマージン等を設ける必要がな
くなり、広い拡散領域が不必要となると共に、拡散領域
間で素子分離領域を確保する必要がなくなり、レイアウ
ト面積の大幅な削減が可能となる。しかも、プリチャー
ジ電源からビット線への電流の供給経路に抵抗が入っ
て、実質的にプリチャージトランジスタがイコライズト
ランジスタの役割を果たすので、プリチャージトランジ
スタによるビット線対の充放電動作の割合が減って、イ
コライズ動作によるビット線対の電位の同一レベル化の
割合が増える。従って、プリチャージ電源からの消費電
流が減って、低消費電力化が可能となる。
アドスイッチトランジスタの拡散層とプリチャージトラ
ンジスタの拡散層とを共通化できるので、従来のように
この両トランジスタの拡散層間に素子分離領域を設ける
必要がない。しかも、複数のプリチャージトランジスタ
の拡散層を共通化できるので、プリチャージ電位を持つ
金属配線からこの共通拡散層への接続コンタクトを削減
でき、従ってゲート電極とコンタクトとの分離、コンタ
クトと活性化領域とのオーバラップマージンなどを取る
必要がなくなり、広い活性化領域が不必要となる。更
に、拡散領域間で素子分離領域を確保する必要がない。
よって、大幅なレイアウト面積の削減が可能となる。
て、図面を用いて説明する。
イナミック型RAM(半導体記憶装置)又はこのダイナ
ミック型RAMを搭載したシステムLSI上のDRAM
コアのブロック配置図を示す。先ず、このダイナミック
型RAMの構成及び動作の概要について説明する。尚、
図1の各ブロックを構成する回路素子において、MOS
トランジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジスタの総
称とする)は、単結晶シリコンのような1個の半導体基
板上に形成される。以下の図において、端子及び信号線
の名称は、特に明記しない限り、これ等の端子又は信号
線を介して伝達される信号又はその配線等の名称として
重複使用される。また、以下の回路図において、MOS
トランジスタのゲート部が太線で示されていれば、その
MOSトランジスタはPチャンネル型MOSトランジス
タを、ゲート部が細線で示されていればNチャンネルM
OSトランジスタを示す。
基本構成要素として4個の大メモリセルブロックMB0
〜MB3を有し、これ等に隣接してメインワード線駆動
回路ブロックMWDB0〜MWDB3が配置される。大
メモリセルブロックMB0〜MB3は各々、概述する
と、格子状に配置された128個のサブメモリセルアレ
イを含み、これ等のサブメモリアレイの各々は、格子状
配置されたダイナミック型メモリセルを含むメモリセル
ブロックと、単位サブワード線駆動回路を含むサブワー
ド線駆動回路と、このサブワード線駆動回路に接続され
てメインワード線選択信号を発生するメインワード線発
生回路と、センスアンプ列と、センスアンプ電源を供給
するセンスアンプドライバーとを備える。前記サブメモ
リセルアレイと、その両横にサブワード線駆動回路回路
を、その上下にセンスアンプ列を配置し、サブメモリブ
ロックとする。サブワード線駆動回路とセンスアンプ列
との交点に前記センスアンプドライバーが配置される。
そして、このメモリセルと周辺回路とを含んだサブメモ
リブロックを格子状に配置する。また、マトリックス状
に配置された128個のサブメモリセルアレイの上層に
は、メインワード線駆動回路により発生されるメインワ
ード線が配置される。
Mのチップレイアウトの概要について説明する。尚、レ
イアウトに関する以下の説明では、対応する配置図の位
置関係をもってチップ等の各配置面における上下左右を
表す。
P型半導体基板PSUB上に製造されたものを例として
説明する。また、このダイナミック型RAMは、いわゆ
るLOC(Lead On Chip)形態を採り、イン
ナーリードと半導体基板PSUBとを結合するためのボ
ンディングパッドと、アドレス入力バッファやデータ出
力バッファやその他の制御回路等を含む周辺回路PCと
は、半導体基板PSUBの縦横の中央線に沿って十字状
に配置される。更に、半導体基板PSUBの左上部には
大メモリセルブロックMB0が、右上部には大メモリセ
ルブロックMB1が各々配置され、その左下部には大メ
モリセルブロックMB2が、右下部には大メモリセルブ
ロックMB3が各々配置される。また、各大メモリセル
ブロックMB0〜MB3に隣接してメインワード線駆動
回路MWDB0〜MWDB3が配置される。本実施の形
態では、メインワード線駆動回路MWDB0〜MWDB
3は、各大メモリセルブロックMB0〜MB3の半導体
基板PSUBにおける外側に配置される。前記大メモリ
セルブロックMB0〜MB3の数及びメインワード線駆
動回路MWDB0〜MWDB3の位置は特に制限されな
い。また、周辺回路PCは十字型に配置されているが、
これも特に制限されない。そのため、LOC構造につい
ても特に制限されず、ダイナミック型RAMを搭載した
システムLSIにおけるメモリコアでは特にボンディン
グパッドを持たず、同一半導体基板上に配置されたロジ
ック回路部と接続されていても良い。
に含まれる大メモリセルブロックMB0の内部構成のブ
ロック図を示す。図3は、図2に示した大メモリセルブ
ロックMB0を構成する隣接する4個のサブメモリセル
アレイSMA24、SMA25、SMA34、SMA3
6及びその周辺回路の部分的なブロック図を示す。図
4、図5及び図6は、各々、構成の異なるセンスアンプ
ブロックの回路図を示す。図7は、従来のシェアドスイ
ッチトランジスタ及びプリチャージ・イコライズトラン
ジスタのレイアウト配置図を示す。図8、図9、図10
及び図11は、本実施の形態におけるシェアドスイッチ
トランジスタ及びプリチャージトランジスタのレイアウ
ト配置図を示す。
ミック型RAMを構成する大メモリセルブロックMB0
及びサブメモリセルアレイのブロック構成と、サブメモ
リセルアレイを構成するメモリセル及びその周辺回路の
具体的構成、動作、及びその特徴ついて説明する。尚、
大メモリセルブロックに関する説明は、大メモリブロッ
クMB0を例に進めるが、その他の大メモリブロックM
B1〜MB3については、これと同一構成であるので、
その説明を省略する。また、サブメモリセルアレイ並び
にメモリセル及び周辺回路に関する以下の説明は、サブ
メモリアレイSMA24、SMA25、SMA34、S
MA35を例に進めるが、その他のサブメモリセルアレ
イSMA00〜SMAF7についてもこれと同一構成で
あるので、その説明を省略する。
て、サブメモリセルアレイは、16×8のマトリックス
状に配置された128個のサブメモリセルアレイSMA
00〜SMAFにより構成される。また、それ等のサブ
メモリセルアレイの周辺部には、図面におけるその上下
にサブワード線駆動回路SWLB00〜SWLBF8
が、その左右にセンスアンプ列SAB00〜SABG7
が配置される。また、これ等のサブワード線駆動回路と
センスアンプ列の交点には各々センスアンプドライバー
SDR00〜SDRG8が配置される。また、この大メ
モリセルブロックMB0に、外部ロウアドレスに基づい
て選択されたメインワード線駆動回路MWDBに基づい
てメインワード線が選択されてサブワード線駆動回路S
WLBが選択され、各交点のセンスアンプドライバーS
DR00〜SDRG8によりセンスアンプ列内の各セン
スアンプを駆動する。
した4個の隣接するサブメモリセルアレイSMA24、
SMA25、SMA34、SMA35とそれ等の周辺回
路のブロック構成を図3に示し、説明する。ここで、サ
ブメモリアレイSMA00〜SMAF7は、図3のサブ
メモリアレイSMA24に代表して示されるように、サ
ブメモリセルアレイSMA24の下側及び上側にサブワ
ード線駆動回路SWLB24及びSWLB25が設けら
れ、サブメモリセルアレイSMA24の左側及び右側に
センスアンプ列SAB34及びSAB24が配置され
る。同様に、サブメモリセルアレイSMA25の下上に
サブワード線駆動回路SWLB25及びSWLB26
が、左右にセンスアンプ列SAB35及びSAB25が
各々配置され、サブメモリセルアレイSMA34の下上
にサブワード線駆動回路SWLB34及びSWLB35
が、左右にセンスアンプ列SAB44及びSAB34が
配置され、サブメモリセルアレイSMA35の下上にサ
ブワード線駆動回路SWLB35及びSWLB36が、
左右にセンスアンプ列SAB45及びSAB35が設け
られる。また、このサブワード線駆動回路とセンスアン
プ列との交差点の領域にはセンスアンプドライバーが配
置される。例えば図3に示すように、2個のサブワード
線駆動回路SWLB25、SWLB35の間で且つ2個
のセンスアンプ列SAB34、SAB35の間に位置す
る交差点の部分には、センスアンプドライバーSDR3
5が配置される。
SMA25、SMA34、SMA35周辺のブロック構
成を示す。サブメモリセルアレイSMA24には、図の
垂直方向に平行してサブワード線が配置される。同図で
は、4対のビット線対(BITR0、XBITR0)、
(BITR1、XBITR1)、(BITL0、XBI
TL0)、(BITL1、XBITL1)を示してい
る。ここでは、ビット線本数は特に制限されないが、本
実施の形態では256組のビット線対(BITR0、X
BITR0)〜(BITR127、XBITR12
7)、(BITL0、XBITL0)〜(BITL12
7、XBITL127)が配置された場合について述べ
る。(尚、反転信号にはその符号の始めにXを付して表
す。このサブメモリセルアレイは、図示していないが、
図の水平方向に平行して配置される512本のサブワー
ド線と、垂直方向に平行して配置される256組のビッ
ト線対とを含む。このワード線及びビット線の数につい
ては特に制限されない。これ等のサブワード線及びビッ
ト線の交点には、情報蓄積キャパシタ及びアドレス選択
用MOSトランジスタからなる512×256個のダイ
ナミック型メモリセルがマトリックス状に配置される。
これにより、各サブメモリセルアレイSMA00〜SM
AF7は、いわゆる128キロビットのダイナミック型
の記憶容量を有する。また、大メモリセルブロックMB
0〜MB3は、各々、128キロ×128、つまり16
メガビットの記憶容量を有し、ダイナミック型RAMは
16メガ×4、つまり64メガビットの記憶容量を有す
る。
A25とサブメモリセルアレイSMA35の間に挟まれ
るセンスアンプ列SAB35を構成するセンスアンプS
A30は、サブメモリセルアレイSMA25のビット線
BITR0、XBITR0に接続されると共に、サブメ
モリセルアレイSMA35のビット線BITL0、XB
ITL0に接続される。同様に、センスアンプ列SAB
35を構成するセンスアンプSA31は、サブメモリセ
ルアレイSMA25のビット線BITR1、XBITR
1に接続されると共に、サブメモリセルアレイSMA3
5のビット線BITL1、XBITL1に接続される。
B35、SWLB25の間で且つ2個のセンスアンプ列
SAB35、SAB34の間の交点の領域には、センス
アンプドライバーSDR35が配置される。このセンス
アンプドライバーSDR35により発生されたセンスア
ンプ駆動信号SAN3、SAP3は、前記センスアンプ
SA30、SA31を含むセンスアンプ列SAB35内
の全てのセンスアンプに入力される。また、本実施の形
態では、各ビット線1本当たり128個のメモリセルが
接続されている。
いて説明する。各センスアンプSAにはセンスアンプ駆
動信号線SAN、SAPと、ビット線対BIT、XBI
Tが接続される。ここで、サブメモリセルアレイSAM
25内のサブワード線が活性化された際に、サブメモリ
セルアレイSAM25内のビット線BITRに接続され
たメモリセルのデータが読み出される場合の動作を述べ
る。サブメモリセルアレイSAM25内サブワード線が
活性化されると、ビット線BITRに接続されたメモリ
セルに蓄積されたデータがこのビット線BITRに読み
出され、ビット線BITRの電位は微小に変化する。メ
モリセルに蓄えられたデータが高レベルのときは、ビッ
ト線BITRの電位はプリチャージ電位よりも微小に高
く、メモリセルに蓄えられたデータが低レベルのとき
は、ビット線BITRの電位はプリチャージ電位よりも
微小に低くなる。一方、反転信号側のビット線XBIT
Rの電位はプリチャージ電位のまま保持される。その
後、センプアンプドライバーSDR25、SDR35よ
りセンスアンプ駆動信号SAN2、SAN3、SAP
2、SAP3が発生され、センスアンプ列SAB25、
SAB35内の全てのセンスアンプが動作し、センスア
ンプ内のビット線の増幅を行う。
を示す。同図において、1はセンスアンプ、2はセンス
アンプ内ビット線BIT、XBITに伝達されたデータ
をデータ線DQ、XDQに転送するためのコラムスイッ
チ回路である。3はセンスアンプ内ビット線BIT、X
BITとその左方に位置するメモリセル側ビット線BI
TL、XBITLとを切り離すためのシェアドスイッチ
回路、4は同様にセンスアンプ内ビット線BIT、XB
ITとその右方に位置するメモリセル側ビット線BIT
R、XBITRとを切り離すためのシェアドスイッチ回
路であって、これ等両シェアドスイッチ回路3、4は各
々2個のシェアドトランジスタ(3a、3b)、(4
a、4b)から成る。また、図4において、5はセンス
アンプ内ビット線プリチャージ・イコライズ回路6、7
はメモリセルブロック内ビット線プリチャージ・イコラ
イズ回路であって、各々、2個のプリチャージトランジ
スタ(5a、5b)、(6a、6b)、(7a、7b)
と、1個のイコライズトランジスタ5c、6c、7cと
を備える。
タ増幅動作について図4の回路図を用いて詳細に説明す
る。先ず、メモリセルブロック内プリチャージ・イコラ
イズ回路6、7及びセンスアンプ内ビット線プリチャー
ジ・イコライズ回路5により、メモリセルブロック内ビ
ット線BITL、XBITL、BITR、XBITRと
センスアンプブロック内のビット線BIT、XBITの
イコライズ及びプリチャージが行われ、メモリセルから
データを読み出すための準備としてビット線対の電位を
同一電位にする。その際、全てのビット線の電位をプリ
チャージ電位にする。
反対のシェアドスイッチをONからOFFにする。図3
を用いて説明したように、データを読み出すメモリセル
がビット線BITRに接続されているときは、シェアド
スイッチ回路3をOFFする。そして、ビット線に接続
されたメモリセルのゲートであるサブワード線を活性化
させ、メモリセルキャパシタに蓄えられた蓄積電荷をビ
ット線に転送する。上述のように、サブメモリセルSA
M25内サブワード線が活性化されて、ビット線BIT
Rに接続されたメモリセルに蓄積されたデータがビット
線BITRに読み出される。これにより、ビット線BI
TRの電位は微小に変化し、反転信号側のビット線XB
ITRの電位はプリチャージ電位のまま保たれるので、
この2本のビット線BITR、XBITR間に微小電位
差が生じる。ここで、シェアドスイッチ回路4はON状
態を保持するが、メモリセル側ビット線BITR、XB
ITRとセンスアンプ内ビット線BIT、XBITとの
間の電位転送を速くしたり、センスアンプ1により増幅
した電位を完全に伝達するために、シェアドスイッチ回
路3、4を構成するトランジスタのゲート電圧としては
昇圧した電位を用いることが多い。続いて、メモリセル
よりビット線BITRに読み出されたデータは、シェア
ドスイッチ回路4を介してメモリセルブロック内ビット
線BITRからセンスアンプ内ビット線BITに読み出
される。このため、センスアンプ内ビット線BITも微
小にプリチャージ電位より高く又は低くなり、反転信号
側のセンスアンプ内ビット線XBITはプリチャージ電
位に保持される。その後、センスアンプ内ビット線対B
IT、XBITに読み出された微小電位差は、センスア
ンプドライバーより発生されたセンスアンプ駆動信号S
AN、SAPによりセンスアンプ1が動作して、増幅さ
れ始める。
T、XBITで増幅されたデータは、コラム選択信号Y
でコラムスイッチ回路2をON状態にすることにより、
ビット線対BIT、XBITとデータ線対DQ、XDQ
とが接続され、ビット線対BIT、XBITのデータが
データ線対DQ、XDQに転送され、外部に読み出され
る。
態にするため、メモリセルトランジスタのゲート電極で
あるワード線の電位を引き下げ、メモリセルトランジス
タをOFF状態にし、蓄積電荷を保持した後、センスア
ンプ1をOFF状態にする。そして、OFFしていた側
のシェアドスイッチ回路3をONさせ、プリチャージ・
イコライズ回路5、6、7のトランジスタを再びONさ
せて、ビット線対のイコライズ及びプリチャージが行わ
れ、その後のメモリセルからのデータの読み出しのため
の準備としてビット線対(BITL、XBITL)、
(BIT、XBIT)、(BITR、XBITR)の電
位を同一電位にする。
アンプブロックの回路図を示す。同図は、図4のメモリ
セルブロック内ビット線プリチャージ・イコライズ回路
6、7をプリチャージトランジスタ(6a、6b)、
(7a、7b)のみで構成し、イコライズトランジスタ
6c、7cを設けない構成としたものであって、既述し
たプリチャージ・イコライズ動作を図5のプリチャージ
トランジスタ(6a、6b)、(7a、7b)のみで行
うようにしたものである。
クとは構成の異なる回路図を示す。同図のメモリセルブ
ロック内ビット線プリチャージ・イコライズ回路10、
11では、1個のプリチャージトランジスタ10a、1
1aと、2個のイコライズトランジスタ(10b、10
c)、(11b、11c)とを設け、それ等の接続関係
を図4のメモリセルブロック内ビット線プリチャージ・
イコライズ回路6、7とは異なる構成としたものであっ
て、既述したプリチャージ・イコライズ動作を図6の回
路構成で可能としたものである。
レイアウト配置について説明する。既述のように、図7
の従来のレイアウト配置のようなトランジスタレイアウ
ト配置をとると、シェアドスイッチトランジスタとプリ
チャージトランジスタのレイアウトにおいて、ゲート電
極とコンタクトとの分離、コンタクトと拡散領域とのオ
ーバラップの距離、2つの拡散領域間で素子分離領域を
確保しなければならないため、センスアンプブロックの
レイアウト面積が大きくなってしまう。小さい面積で素
子分離領域を形成することは、半導体プロセス上困難が
あり、今後の大規模半導体記憶装置で要求される小さい
面積のセンスアンプブロック内に前記従来の構成で各機
能回路をレイアウトすることは困難である。
クの2組について、2個のシェアドスイッチ回路4と2
個のメモリセルブロック内ビット線プリチャージ回路7
とを図8のようなレイアウト配置にする。同図のレイア
ウト配置では、ビット線のピッチに合わせて、シェアド
スイッチ信号SHをゲート入力として、4個のシェアド
スイッチトランジスタ(4aが2個と4bが2個)が上
下方向に配置される。これ等のシェアドスイッチトラン
ジスタ4a、4b、4a、4bは、共通ゲート電極4g
の両側に拡散領域10a、10bを有し、この拡散領域
10a、10bが各々ソース及びドレインとして2本の
ビット線(BIT0、BITR0)、(XBIT0、X
BITR0)、(BIT1、BITR1)、(XBIT
1、XBITR1)と接続されている。
として、4個のメモリセルブロック内プリチャージトラ
ンジスタ(7aが2個と7bが2個)が上下方向に配置
される。これ等のプリチャージトランジスタ7a、7b
は、ゲート電極7gの両側に共通拡散領域10cと、拡
散領域10bとを有する。拡散領域10bは、前記シェ
アドスイッチトランジスタ4a、4bの一方の拡散領域
10bと共用化されている。プリチャージトランジスタ
7a、7bの共通拡散領域10cは、1個のコンタクト
7cを介してプリチャージ電位VPREを持つ金属配線
16に接続される。この金属配線16は、上層の金属配
線層に配置される。シェアドスイッチ信号SHが入力さ
れるゲート電極4gとプリチャージ信号PRが入力され
るゲート電極7gとは、サブワード線の延びる方向と同
一方向(図で上下方向)に相互に並行に配置される。
尚、図8において、15はメモリセルプレート電極、1
4はこのメモリセルプレート電極15と金属配線16と
の干渉を防止する配線間分離領域である。
とにより、図7の従来例と比較して明らかなように、シ
ェアドスイッチトランジスタ4a、4bとプリチャージ
トランジスタ7a、7bとの間では、隣接する拡散領域
10bが共用化されているので、従来の図7に示した素
子間分離13をとる必要がなく、面積の大幅な縮小が可
能である。よって、図5に示したセンスアンプブロック
回路内のシェアドスイッチ回路4及びメモリセルブロッ
ク内プリチャージ回路7の面積を大幅に削減できるの
で、半導体チップのサイズを大幅に削減することが可能
である。
の形態に係る半導体記憶装置について、図面を参照しな
がら説明する。図9は本実施の形態に係る半導体記憶装
置のレイアウト図を示す。図9も図5に示したセンスア
ンプブロック回路を2個備えた部分において、シェアド
スイッチ回路4とメモリセルブロック内ビット線プリチ
ャージ回路7とのレイアウト配置を示す。前記第1の実
施の形態である図8のレイアウト配置では、配線間分離
領域14が必要となり、面積縮小を妨げてしまう。これ
は、図8において、メモリセルブロック内プリチャージ
トランジスタはサブメモリセルアレイの横に配置される
ため、サブメモリセルアレイのプレート電極である配線
層と隣り合わせになる構成となる。しかし、サブメモリ
セルアレイのプレート電極である配線層と先のVPRE
の金属配線とは構造上高さが近くなる場合がある。その
ため、非常に近接すると、サブメモリセルアレイのプレ
ート電極である配線層とVPREの金属配線とが電気的
に短絡してしまう可能性がある。従って、図8の配線間
分離領域14が必要となる。そこで、本実施の形態で
は、この配線間分離領域13による面積増加をなくす構
成を提案する。
態と同様にビット線ピッチにあわせて、シェアドスイッ
チ信号SHをゲート入力として、シェアドスイッチトラ
ンジスタを4個配置する。これ等のシェアドスイッチト
ランジスタは、BIT0−BITR0、XBIT0−X
BITR0、BIT1−BITR1、XBIT1−XB
ITR1を各々ソース−ドレインとしたトランジスタと
して上下方向に配置する。また、これも図7と同様にプ
リチャージ信号PRをゲート入力として、シェアドスイ
ッチトランジスタの片側の拡散領域であるBITR0、
XBITR0、BITR1、XBITR1を共通の拡散
領域としてメモリセルブロック内プリチャージトランジ
スタを上下方向に配置する。このとき、シェアドスイッ
チ信号SHとプリチャージ信号PRのゲート電極はサブ
ワード線と同方向である図の上下方向に並行に配置す
る。
ック内ビット線プリチャージ・イコライズ回路7の2個
のプリチャージトランジスタ7a、7bの共通拡散領域
10を、他のメモリセルブロック内ビット線プリチャー
ジ・イコライズ回路7の2個のプリチャージトランジス
タ7a、7bへ延ばし、このプリチャージトランジスタ
7a、7bの共通拡散領域と共通化している。同図で
は、隣接する2個のメモリセルブロック内ビット線プリ
チャージ・イコライズ回路7の4個のプリチャージトラ
ンジスタ(7a、7b)、(7a、7b)で共通拡散領
域10cを共用化したが、拡散領域を共通化するプリチ
ャージトランジスタの数はより多くてもよい。これ等の
複数の拡散領域を共通化したプリチャージトランジスタ
7a、7bはプリチャージ電位VPREを共通拡散領域
だけで供給する。最近のプロセス構造では、シリサイド
やサリサイド等のように金属配線よりは高抵抗であるが
拡散領域よりは低抵抗な物質を拡散領域表面に形成させ
る。これにより、プリチャージ電位VPREを供給する
金属配線が不要となる。よって、メモリセルプレート電
極15との配線間分離領域14が不要になり、センスア
ンプブロックをメモリセルプレート電極15に対して近
接してレイアウト配置することが可能になる。
によれば、図8との比較でも明らかなように、サブメモ
リセルアレイのプレート電極15とプリチャージ電位V
PREを供給する金属配線間の分離領域14を設ける必
要がなく、面積の縮小が可能となる。よって、図5に示
したセンスアンプブロック回路内のシェアドスイッチ回
路4及びメモリセルブロック内プリチャージ回路7の面
積を大幅に削減できるので、半導体チップのサイズを大
幅に削減することが可能である。
の実施の形態の半導体記憶装置を説明する。本実施の形
態の半導体記憶装置は、図9に示した第2の実施の形態
のセンスアンプブロックのレイアウト配置において、更
にプリチャージ電位VPRE供給用の金属配線を配置す
る場合に、この金属配線と共通拡散領域とを接続するコ
ンタクトの適切な配置を提案するものである。
シェアドスイッチ回路4とメモリセルブロック内ビット
線プリチャージ回路9が各々2個ずつで構成されてお
り、10は拡散領域、11はゲート電極、15はメモリ
セルプレート電極、16は金属配線を示す。第3の実施
の形態である図10では、シェアドスイッチトランジス
タを4個とメモリセルブロック内ビット線のプリチャー
ジトランジスタ4個を、図9と同様のレイアウト配置構
成をとる。そして、共通化したプリチャージ電位の拡散
領域10cに対して、プリチャージ電位VPRE供給の
金属配線からの電位供給コンタクトを配置しても金属配
線の分離領域確保のための面積増のないレイアウト構成
を提案する。
ランジスタ7bにおいて、そのゲート電極7gの下端は
右方向に凸型に屈曲して形成される。また、下端に位置
するシェアドスイッチトランジスタ4bにおいて、その
ゲート電極4gの下端も左方向に凸型に屈曲して形成さ
れる。このシェアドスイッチトランジスタ4bのゲート
電極とプリチャージトランジスタ7bのゲート電極7g
との両屈曲部分で囲まれる部分に拡散領域10dを形成
し、この拡散領域10dを4個のプリチャージトランジ
スタ7a、7b、7a、7bの共通拡散領域10cに接
続する。そして、前記拡散領域10dにおいて、プリチ
ャージ電位VPRE供給用の金属配線16とこの拡散領
域10dとを接続するコンタクト10eを配置する。こ
れにより、金属配線16のコンタクト10eをゲート電
極4g、7gから距離をとる必要があってもコンタクト
10eの領域を確保することができる。この構成によ
り、プリチャージ電位VPRE供給用の金属配線16を
メモリセルプレート電極15に近づけることなくレイア
ウトできるので、面積縮小が可能である。
のゲート電極7gを屈曲させたために、コンタクト10
eを配置した拡散領域10からプリチャージトランジス
タ7a、7bの共通拡散領域10cについて新たにトラ
ンジスタが形成されるが、プリチャージトランジスタ7
a、7bと同じゲート電極7gを有して同一ゲート電位
であるので、ON、OFFのタイミングが同一となり、
問題は生じない。
の実施の形態を説明する。既述した本発明の第1及び第
2の実施の形態におけるセンスアンプブロックのレイア
ウト配置に対して上述のようなレイアウト構成をとる
と、プリチャージトランジスタのゲート幅がメモリセル
ピッチに依存してしまう。そのため、プリチャージトラ
ンジスタの電流量が減ってしまい、メモリセル側ビット
線のプリチャージ動作にかかる時間が遅延してしまう。
そこで、本発明の第4の実施の形態に係る半導体記憶装
置は、プリチャージトランジスタの電流量を増加させる
構成を提案するものである。
する。通常、シェアドスイッチ信号SHをゲート入力と
したシェアドスイッチトランジスタは、センスアンプに
より増幅されたビット線対BIT0、XBIT0、BI
T1、XBIT1の電位をメモリセルブロック内ビット
線BITR0、XBITR0、BITR1、XBITR
1に完全に伝えるために、通常、そのシェアドスイッチ
ゲートSHの電位をセンスアンプの電源電位SAPより
も高く設定している。一方、プリチャージ電位VPRE
は、通常、センスアンプの電源電位の約半分の電位に設
定されており、プリチャージ電位VPREをメモリセル
ブロック内ビット線BITR0、XBITR0、BIT
R1、XBITR1に伝えるには、プリチャージトラン
ジスタのゲート電位PRはシェアドスイッチトランジス
タのゲート電位SHほど高める必要はない。従って、シ
ェアドスイッチトランジスタの高レベル時のゲート電位
よりも、プリチャージトランジスタの高レベル時のゲー
ト電位を低くすることが可能である。プリチャージトラ
ンジスタの高レベル時のゲート電位が低いため、プリチ
ャージトランジスタのゲート酸化膜にかかる電圧は、シ
ェアドスイッチトランジスタのゲート酸化膜にかかる電
圧よりも低くなる。
チャージトランジスタ7a、7bのゲート電極7gの酸
化膜厚をシェアドスイッチトランジスタ4a、4bのゲ
ート電極4gの酸化膜厚よりも薄く設定している。トラ
ンジスタのゲート酸化膜厚を薄くすると、一般的にトラ
ンジスタの電流量は増加する。このように、プリチャー
ジトランジスタ7a、7bのゲート酸化膜厚を薄膜化す
れば、プリチャージトランジスタ7a、7bの電流量を
増加させることができ、プリチャージ動作に要する時間
を短縮することができ、プリチャージ動作の高速化を図
ることが可能となる。ここで、シェアドスイッチトラン
ジスタ4a、4bのゲート電極4gとプリチャージトラ
ンジスタ7a、7bのゲート電極7gとは図9の上下方
向に並列に配線されるので、各々のトランジスタの酸化
膜厚も図9の上下方向に並列に異なる膜厚とすることが
可能である。
実施の形態に係る半導体記憶装置を説明する。本十審緒
形態は、前記第4の実施の形態と同様の目的を異なる方
法で実現するものである。上述のように第1及び第2の
実施の形態でのセンスアンプブロックのレイアウト構成
をとると、メモリセル側ビット線のプリチャージ動作が
遅延してしまう。そこで、プリチャージトランジスタ7
a、7bの電流量を増加させる構成を提案するものであ
る。
する。通常、プリチャージトランジスタ7a、7bの閾
値電圧をシェアドスイッチトランジスタ4a、4bの閾
値電圧よりも低くすると、プリチャージトランジスタ7
a、7bの電流量は増加し、プリチャージ動作の高速化
が図られる。トランジスタの閾値電圧を変える方法とし
て、閾値電圧の制御注入を変更する等で実現できる。そ
のため、閾値電圧を変更したいトランジスタのゲート電
極周りに異なる閾値電圧制御注入を行い得るレイアウト
配置となっている必要がある。シェアドスイッチトラン
ジスタ4a、4bのゲート電極4gとプリチャージトラ
ンジスタ7a、7bのゲート電極7gとは、図9の上下
方向に並列に配線されているので、各トランジスタの閾
値電圧制御注入領域も、図9の上下方向に並列に位置し
た異なる閾値電圧制御注入とすることが可能である。
と、トランジスタのOFF時の電流(OFF電流)が増
加してしまう。回路によっては、このOFF電流によ
り、待機時電流が大きく過ぎ、又は回路の誤動作を招く
可能性がある。しかし、プリチャージトランジスタ7
a、7bのOFF電流が大きくなり過ぎたとしても、既
述の通り、プリチャージトランジスタ7a、7bは待機
時では常にON状態にあるので、待機時電流の問題は生
じない。また、回路動作時であっても、センスアンプ1
で増幅されたデータを壊してしまうほどの大きな電流は
発生しないので、問題とならない。
トランジスタ7a、7bの閾値電圧をシェアドスイッチ
トランジスタ4a、4bの閾値電圧よりも低くするの
で、待機時電流や回路の誤動作等の問題を生じさせるこ
となく、プリチャージ動作の高速化を図ることが可能で
ある。
の実施の形態に係る半導体記憶装置を説明する。本実施
の形態は、前記第4の実施の形態と同様の目的を異なる
方法で実現するものである。既述のように第1及び第2
の実施の形態におけるセンスアンプブロックのレイアウ
ト構成では、メモリセル側ビット線のプリチャージ動作
に遅延が生じてしまうために、本実施の形態では、プリ
チャージトランジスタの電流量を増加させる構成を提案
するものである。
する。通常、プリチャージトランジスタの7a、7bの
ゲート長をシェアドスイッチトランジスタ4a、4bの
ゲート長よりも短くすると、プリチャージトランジスタ
7a、7bの電流量は増加し、プリチャージ動作の高速
化を図ることができる。ここで、ゲート酸化膜厚が厚い
と、閾値電圧の制御等が困難となるため、トランジスタ
のゲート長をむやみに短くすることはできない。しか
し、上述のように、プリチャージトランジスタ7a、7
bのゲート酸化膜厚を薄くすることが可能である。従っ
て、本実施の形態では、図5及び図9のシェアドスイッ
チトランジスタ4a、4bのゲート電極4gのゲート長
をシェアドスイッチトランジスタ4a、4bのゲート電
極4gのゲート長よりも短くする。シェアドスイッチト
ランジスタ4a、4bのゲート電極4gとプリチャージ
トランジスタ7a、7bのゲート電極7gとは図9の上
下方向に並列に配線されていて、各トランジスタの閾値
電圧制御注入領域も図9の上下方向に並列に異なる酸化
膜厚であるので、異なるゲート長とすることが可能であ
る。
ると、第5の実施の形態と同様に、トランジスタのOF
F時のOFF電流が増加してしまうが、上述したように
プリチャージトランジスタ7a、7bは待機時には常時
ON状態であるので、待機時電流の問題は生じない。ま
た、回路動作時であっても、センスアンプ1で増幅され
たデータを壊してしまうほどの大きな電流は発生しない
ので、問題とならない。
トランジスタ7a、7bのゲート長をシェアドスイッチ
トランジスタ4a、4bのゲート長よりも短くするの
で、待機時電流や回路誤動作等の問題の発生を招くこと
なく、プリチャージ動作の高速化を図ることが可能であ
る。
7の実施の形態に係る半導体記憶装置を説明する。同図
は本実施の形態に係る半導体記憶装置のレイアウト配置
であって、図6に示したメモリセルブロック内ビット線
プリチャージ・イコライズ回路11に2個のイコライズ
トランジスタを有する場合のレイアウト配置を示す。
て、図面を参照しながら説明する。図11も図6におけ
るセンスアンプブロック回路2個のうち、シェアドスイ
ッチ回路4とメモリセルブロック内ビット線プリチャー
ジ・イコライズ回路11とのレイアウト配置を示す。図
11のレイアウト配置図は、シェアドスイッチ回路4と
メモリセルブロック内ビット線プリチャージ回路11と
が各々2個ずつで構成されており、10は拡散領域、1
1はゲート電極、15はメモリセルプレート電極を示
す。
ため、メモリセル側ビット線にプリチャージトランジス
タを配置することが多いが、より動作の高速化とプリチ
ャージ動作による消費電流の低減を図るために、メモリ
セル側ビット線にもビット線同士を短絡するイコライズ
動作を行うイコライズトランジスタを設けることもあ
る。そこで、本実施の形態では、このイコライズトラン
ジスタを設けた場合の面積増加を少なく制限する構成を
提案する。
1の実施の形態と同様に、ビット線のピッチに合わせ
て、シェアドスイッチ信号SHをゲート入力として、4
個のシェアドスイッチトランジスタ(4aが2個と4b
が2個)が上下方向に配置される。これ等のシェアドス
イッチトランジスタ4a、4b、4a、4bは、共通ゲ
ート電極4gの両側に拡散領域10a、10bを有し、
この拡散領域10a、10bが各々ソース及びドレイン
として2本のビット線(BIT0、BITR0)、(X
BIT0、XBITR0)、(BIT1、BITR
1)、(XBIT1、XBITR1)と接続されてい
る。
して、4個のメモリセルブロック内イコライズトランジ
スタ(11bが2個と11cが2個)が上下方向に配置
される。これ等のイコライズトランジスタ11b、11
cは、ゲート電極11gの両側に共通拡散領域11e
と、拡散領域10bとを有する。拡散領域10bは、前
記シェアドスイッチトランジスタ4a、4bの一方の拡
散領域10bと共用化されている。本実施の形態では、
イコライズトランジスタ11b、11cの一方の拡散領
域10bを共用化するシェアドトランジスタの個数は4
個であるが、本発明はこれに限定されず、多数個であっ
ても良い。
b、11cと並行にプリチャージトランジスタ11aが
配置される。このプリチャージトランジスタ11aは、
ゲート電極13の両側に拡散領域11f、11eとを有
し、一方の拡散領域11eはイコライズトランジスタ1
1b、11cの共通拡散領域11eと共用化されてい
る。プリチャージトランジスタ11aの他方の拡散領域
11fは、他のメモリセルブロック内ビット線プリチャ
ージ・イコライズ回路11のプリチャージトランジスタ
11aへの方向に延びてその拡散領域と共通化されてい
る。これ等の拡散領域を共通化したプリチャージトラン
ジスタ11a、11aは、プリチャージ電位VPREが
拡散領域11fだけで供給される。これにより、プリチ
ャージ電位VBPRE供給用の金属配線が不要となる。
従って、メモリセルプレート電極15に対してセンスア
ンプブロックを近接して配置できるレイアウトが可能で
ある。シェアドスイッチ信号SHが入力されるゲート電
極4gとイコライズ信号EQが入力されるゲート電極1
1gとプリチャージ信号PRが入力されるゲート電極7
gとは、サブワード線の延びる方向と同一方向(図で上
下方向)に相互に並行に配置される。
置により、シェアドスイッチトランジスタ4a、4bの
拡散領域とイコライズトランジスタ11b、11cの拡
散領域との間の素子間分離を設ける必要がなく、大幅な
面積の縮小が可能となる。更に、イコライズトランジス
タ11b、11cの拡散領域とプリチャージスイッチト
ランジスタ11aの拡散領域との間の素子間分離を設け
る必要がなく、より一層の面積縮小が可能である。よっ
て、図6のセンスアンプブロック回路内のシェアドスイ
ッチ回路4及びメモリセルブロック内プリチャージ・イ
コライズ回路11の面積を大幅に削減でき、半導体チッ
プのサイズを大幅に削減することが可能である。
の形態に係る半導体記憶装置を図11を参照しながら説
明する。前記第1の実施の形態のようなセンスアンプブ
ロックのレイアウト構成をとると、プリチャージ動作時
には、プリチャージトランジスタ7a、7bがONし、
高レベルと低レベルに振幅したビット線に充放電を始め
る。ここで、プリチャージトランジスタがONするタイ
ミングについて述べる。低レベルのビット線に接続され
たプリチャージトランジスタ(例えば7a)はソース電
位が低レベルであるため、閾値電圧が低く、ONするゲ
ート電位が低く、早くONし始め、またトランジスタ電
流量も多い。一方、高レベルのビット線に接続されたプ
リチャージトランジスタ(例えば7b)はソース電位が
プリチャージレベルであるため、閾値電圧が高く、ON
するゲート電位が高く、遅れてONし、またトランジス
タ電流量も少ない。そのため、イコライズトランジスタ
4a、4bによりビット線対を短絡したのみの場合に比
べて、プリチャージ電源からの消費電流が大きくなって
しまい。低消費電量化の妨げとなる。本実施の形態で
は、プリチャージ電源からの消費電流を減らして、低消
費電力化が可能な構成を提案するものである。
イコライズトランジスタ11b、11cのゲート電極1
1gのゲート長よりもプリチャージトランジスタ11
a、11aのゲート電極13のゲート長PRを長く、イ
コライズトランジスタ11b、11cの電流量を多くす
る。これにより、プリチャージトランジスタ11aを用
いたプリチャージ電位のビット線への充放電動作の割合
を減らし、イコライズ動作によるビット線対電位の同一
レベル化の割合を増やして、プリチャージ電源からの消
費電流を減らすことができるので、低消費電力化が可能
となる。
実施の形態に係る半導体記憶装置を説明する。本実施の
形態は、前記第8の実施の形態と同様の目的を異なる方
法で実現するものである。上述のように第1実施の形態
におけるセンスアンプブロックのレイアウト構成をとる
と、プリチャージ電源からの消費電流は、イコライズト
ランジスタ4a、4bによりビット線対を短絡したのみ
の場合に比べて大きく、低消費電量化の妨げとなるた
め、本実施の形態では、プリチャージ電源からの消費電
流を減らして、低消費電力化が可能な構成を提案する。
イコライズトランジスタ11b、11cを最初にONさ
せ、その後、所定時間の経過を待ってプリチャージトラ
ンジスタ11a、11aがONする動作とする構成をと
る。従って、本実施の形態では、第8の実施の形態と同
様に、先にイコライズトランジスタ11b、11cをO
Nしてビット線対の電位の同一レベル化が行われ、その
後にビット線対へのプリチャージ電位への充放電が行わ
れるので、プリチャージトランジスタ11a、11aに
よるプリチャージ動作での消費電流が低減され、低消費
電力化を図ることができる。
実施の形態に係る半導体記憶装置を図9を参照しながら
説明する。構成は既に第2の実施の形態において説明し
た通りである。
の構成では、配線間分離領域14が必要となり、面積縮
小を妨げてしまうため、本実施の形態では、この配線間
分離領域14による面積増加をなくす構成を採用すると
共に、イコライズトランジスタ4a、4bによりビット
線対を短絡したのみの場合に比べてプリチャージ電源か
らの消費電流が大きくなるのを抑制して、低消費電力化
が可能な構成を提案する。
トランジスタ7a、7bの拡散領域10cが他のプリチ
ャージトランジスタ7a、7bの拡散領域としてセンス
アンプ列内で共通化された構成をとる。更に、図3のセ
ンスアンプドライバーSDRを配置した場所、即ち、セ
ンスアンプ列とサブワードドライバー列との交点には、
プリチャージトランジスタ7a、7bの拡散領域10c
とプリチャージ電位VPRE供給用の金属配線とを接続
するコンタクト(図示せず)を配置して、プリチャージ
電位VPREを供給する構成とする。これにより、セン
スアンプ列内にプリチャージ電位VPRE供給用の金属
配線を配置する必要がなくなるので、メモリセルプレー
ト電極15との配線間分離領域を設ける必要がなくな
り、面積の縮小が可能である。更に、拡散領域10c上
のシリサイドやサリサイドにより、プリチャージ電位の
供給、拡散に適度な抵抗が入ることになり、実質的にプ
リチャージトランジスタ7a、7bがイコライズトラン
ジスタとしての役割を果たすので、プリチャージによる
ビット線の充放電動作の割合が減り、イコライズ動作に
よるビット線対電位の同一レベル化の割合が増える。従
って、プリチャージ電源からの消費電流を減らすことが
でき、低消費電力化が可能となる。
成の例を示したが、階層ワード線構成ではなくワード線
裏打ち領域を持った半導体記憶装置であっても既述の構
成は採用可能である。即ち、ワード線裏打ち領域とセン
スアンプ列との交点にプリチャージ電位供給用の金属配
線をプリチャージトランジスタの拡散領域に接続するコ
ンタクトを配置する構成とすることにより、同様の効果
を得ることができる。
載の発明の半導体記憶装置によれば、シェアドスイッチ
トランジスタ、プリチャージトランジスタ又はイコライ
ズトランジスタを備えたセンスアンプブロックを持つ場
合に、ゲート電極と接続コンタクトとの分離や接続コン
タクトと拡散領域とのオーバラップの距離、及び拡散領
域間で素子分離領域を設ける必要をなくしたので、大幅
なレイアウト面積の縮小が可能である。従って、センス
アンプブロックを多数有する半導体記憶装置のチップサ
イズを大幅に削減することができると共に、コストの削
減に対して大きな効果を発揮することができる。
明では、前記効果に加えて、プリチャージトランジスタ
に流れる電流量を増加させて、プリチャージ動作の高速
化を図ることができる。
は、ビット線対のプリチャージ時には、プリチャージト
ランジスタによるビット線の充放電動作の割合を減らす
と共に、イコライズ動作によるビット線対の電位の同一
レベル化の割合を増やしたので、プリチャージ電源から
ビット線に流れる消費電流を減少させて、低消費電力化
を図ることが可能である。
は、ゲート電極と接続コンタクトとの分離、接続コンタ
クトと拡散領域とのオーバラップマージン等を設ける必
要や、拡散領域間で素子分離領域を確保する必要をなく
して、レイアウト面積の大幅な削減が可能となると共
に、ビット線対のプリチャージ動作時には、プリチャー
ジトランジスタによるビット線対の充放電動作の割合を
減らして、プリチャージ電源からビット線に流れる消費
電流を削減でき、低消費電力化が可能である。
プリチャージトランジスタの拡散層を共通化できるの
で、プリチャージ電位を持つ金属配線からこの共通拡散
層への接続コンタクトを削減でき、広い活性化領域を不
必要にできる。
る。
ブロック構成図である。
ルアレイ周辺を示すブロック図である。
アンプブロックの回路構成の一例を示す図である。
を示すである。
を示すである。
レイアウト図である。
レイアウト図である。
のレイアウト図である。
のレイアウト図である。
ジスタ 5、 センスアンプ内ビット線
プリチャージ・イコライズ回路 6、7、11 メモリセルブロック内ビ
ット線プリチャージ・イコライズ回路 7a、7b、11a プリチャージトランジス
タ 11b、11c イコライズトランジスタ 12 ゲート電極−配線接続領
域 13 素子分離領域 14 配線間分離領域 16 金属配線 17 メモリセル内ビット線プ
リチャージ回路
Claims (17)
- 【請求項1】 ビット線に接続されるメモリセルが複数
個並んだメモリセルアレイと、 前記ビット線の1対毎に設けられたセンスアンプが複数
個並んだセンスアンプ列と、 前記ビット線対のプリチャージを行うプリチャージトラ
ンジスタが複数個並んだプリチャージトランジスタ列
と、 前記ビット線対を対応するセンスアンプに接続するシェ
アドスイッチトランジスタが複数個並んだシェアドスイ
ッチトランジスタ列とを備え、 前記プリチャージトランジスタの一方の拡散領域とこの
プリチャージトランジスタに対応するシェアドスイッチ
トランジスタの一方の拡散領域とは共通化されているこ
とを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記プリチャージトランジスタの他方の
拡散領域は、他のプリチャージトランジスタの他の拡散
領域と共通化されていることを特徴とする請求項1記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記シェアドトランジスタのゲート電極
とこのシェアドトランジスタに対応するプリチャージト
ランジスタのゲート電極とは、同一方向に延びて配置さ
れていることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体
記憶装置。 - 【請求項4】 ビット線に接続されるメモリセルが複数
個並んだメモリセルアレイと、 前記ビット線の1対毎に設けられたセンスアンプが複数
個並んだセンスアンプ列と、 前記ビット線対のプリチャージを行うプリチャージトラ
ンジスタが複数個並んだプリチャージトランジスタ列
と、 前記ビット線対をイコライズするイコライズトランジス
タが複数個並んだイコライズトランジスタ列と、 前記ビット線対を対応するセンスアンプに接続するシェ
アドスイッチトランジスタが複数個並んだシェアドスイ
ッチトランジスタ列とを備え、 前記イコライズトランジスタの一方の拡散領域とこのイ
コライズトランジスタに対応するシェアドスイッチトラ
ンジスタの一方の拡散領域とは共通化されていることを
特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記イコライズトランジスタの他方の拡
散領域とこのイコライズトランジスタに対応するプリチ
ャージトランジスタの一方の拡散領域とは共通化されて
いることを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記プリチャージトランジスタの他方の
拡散領域は他のプリチャージトランジスタの他方の拡散
領域と共通化されていることを特徴とする請求項4記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 前記シェアドトランジスタのゲート電極
と、このシェアドトランジスタに対応するイコライズト
ランジスタ及びプリチャージトランジスタの各ゲート電
極は、同一方向に延びて配置されていることを特徴とす
る請求項4、5又は6記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 前記プリチャージトランジスタと他のプ
リチャージトランジスタとで共通化された拡散領域は、
前記センスアンプ列と同一方向に延び、 前記プリチャージトランジスタの共通化された拡散領域
は、1個のコンタクトを介して、金属配線層に配置され
るプリチャージ電位供給用の配線と接続されることを特
徴とする請求項2又は6記載の半導体記憶装置。 - 【請求項9】 前記コンタクトは、前記プリチャージト
ランジスタのゲート電極の端部近傍に配置され、 前記プリチャージトランジスタのゲート電極は、前記コ
ンタクト付近で前記コンタクトを迂回するように屈曲し
ていることを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項10】 前記プリチャージトランジスタと前記
シェアドスイッチトランジスタとでは、ゲート酸化膜厚
が異なることを特徴とする請求項1、2、4又は7記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項11】 前記プリチャージトランジスタの閾値
電圧は、前記シェアドスイッチトランジスタの閾値電圧
よりも低いことを特徴とする請求項1、2、4又は7記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項12】 前記プリチャージトランジスタのゲー
ト長は、前記シェアドスイッチトランジスタのゲート長
よりも短いことを特徴とする請求項1、2、4又は7記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項13】 前記イコライズトランジスタのゲート
長は、前記プリチャージトランジスタのゲート長よりも
短いことを特徴とする請求項4又は7記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項14】 前記イコライズトランジスタをONし
た後、前記プリチャージトランジスタがONすること特
徴とする請求項4又は7記載の半導体記憶装置。 - 【請求項15】 前記プリチャージトランジスタと他の
プリチャージトランジスタとで共用化する拡散領域は、
前記センスアンプ列とワード線駆動回路との交点の位置
において、金属配線層に配置されたプリチャージ電位供
給用の配線と接続されることを特徴とする請求項1又は
4記載の半導体記憶装置。 - 【請求項16】 前記プリチャージトランジスタと他の
プリチャージトランジスタとで共用化する拡散領域は、
前記センスアンプ列とワード線裏打ち領域との交点の位
置において、金属配線層に配置されたプリチャージ電位
供給用の配線と接続されることを特徴とする請求項1又
は4記載の半導体記憶装置。 - 【請求項17】 ビット線に接続されるメモリセルが複
数個並んだメモリセルアレイと、 前記ビット線の1対毎に設けられたセンスアンプが複数
個並んだセンスアンプ列と、 前記ビット線対のプリチャージを行うプリチャージトラ
ンジスタが複数個並んだプリチャージトランジスタ列
と、 前記ビット線対を対応するセンスアンプに接続するシェ
アドスイッチトランジスタが複数個並んだシェアドスイ
ッチトランジスタ列とを備え、 前記各ビット線対には前記プリチャージトランジスタ列
の対応するプリチャージトランジスタが直接接続され
て、プリチャージ電源から各プリチャージトランジスタ
を介して対応するビット線対がプリチャージされること
を特徴とする半導体記憶装置。
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