JP2003000704A - 腹膜透析装置 - Google Patents
腹膜透析装置Info
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Abstract
い捨てカセットを用い、流路切換え動作が静かで、加温
能力が高い、小型の腹膜透析装置の提供。 【解決手段】 ダイアフラム、加温部、流路切換部が一
体的に形成された使い捨てカセット8を用いた腹膜透析
装置であって、一定量の透析液を加温部で所定温度に加
温し、加温された腹膜透析液をほぼ連続的に患者の腹腔
内に透析液を送液し、患者の腹腔から透析液を吸引・排
液する流路を形成するために、流路切換部を開閉するク
ランプ111〜118を備える。
Description
温部が一体的に形成された使い捨てタイプのカセット
(腹膜透析用回路)を用いた腹膜透析装置に関するもの
である。
臓による透析法に比し、治療費が安いこと、腹膜癒着の
防止が可能なこと等の理由から注目されている。
膜透析装置は、一般に、患者の腹膜内(腹腔内)に注液
される腹膜透析液(以下、透析液と称す)を収容する透
析液容器(バッグ)に接続された注液バッグと、患者か
ら排出される透析液を回収する排液容器(バッグ)に接
続されたリザーバーバッグとを圧力チャンバー内に置い
て使用している。すなわち、腹膜透析装置の透析装置本
体には、注液バッグおよびリザーバーバッグを収容する
圧力チャンバーが形成され、このチャンバー内を加圧、
減圧することにより、注液バッグまたはリザーバーバッ
グをポンピング作動させるものである。また、透析装置
本体には、注液バッグ内の透析液を所定の温度範囲に加
温するヒータが設けられている。
ては、チャンバーおよびヒータを注液バッグおよびリザ
ーバーバッグに対応した大きさにする必要があり、腹膜
透析装置自体が大型化するとともに、腹膜透析装置の重
量が大きくなる。そのため、医療現場、特に在宅医療に
あっては家庭内において、腹膜透析装置に大きな設置ス
ペースを必要とするとともに、腹膜透析装置の運搬等の
取り扱いが厄介になり、円滑な医療行為の妨げになる虞
がある。
アクチュエータにより、弁を開閉して、使い捨てカセッ
トの流路を選択時に切換えるようにした腹膜透析装置が
提案されている。また、腹膜透析液を送液するためのポ
ンプ部(ダイアフラム)、加温部が一体的に形成された
使い捨てカセットについて特開平11−347115号
に提案されている。このカセットは、両側から加温さ
れ、2つのポンプ部(ダイアフラム)により、加温され
た腹膜透析液が患者の腹腔内に送液されるように構成さ
れている。
エータを断続的に動作させるため、夜間の睡眠中の透析
時に弁の動作音が発生して、耳障りであるという問題が
あった。
対して加熱能力が十分でないという問題があった。
て成されたものであり、ダイアフラム、加温部が一体的
に形成された使い捨てカセットを用いた腹膜透析装置に
おいて、流路切換え動作が静かで、かつ加温能力が高
く、小型軽量に構成できる腹膜透析装置の提供を目的と
している。
誰でも確実かつ簡単に行うことができ、しかも加温能力
を十分に確保した腹膜透析装置の提供を目的としてい
る。
目的を達成するために、本発明によれば、送液用のダイ
アフラム(ダイヤフラムポンプ部)と加温部と流路切換
部とを一体的に形成した使い捨てタイプのカセットを装
填し、透析液を貯めた透析液容器と排液容器とに接続し
て使用される腹膜透析装置であって、操作部と表示部と
を設けた本体と、前記カセットを、着脱自在に装填する
カセット装填手段と、前記カセットの装填後に、前記ダ
イアフラムを正圧状態と負圧状態にすることで前記透析
液容器からの送液及び前記排液容器への送液を行うポン
ピング作動手段と、前記カセットの装填後に、一定量の
透析液を前記加温部で所定温度に加温するヒータ手段
と、前記加温された透析液を患者の腹腔内に送液し、所
定時間経過後に透析液を前記腹腔から吸引・排液する流
路を形成するために、前記流路切換部を開閉する流路切
換手段と、前記操作部と前記表示部と前記カセット装填
手段と前記ポンピング作動手段と前記ヒータ手段と前記
流路切換手段とに接続される制御手段と、を具備するこ
とを特徴としている。
ムポンプ部)と間隙部を介して上下2系統の流路として
形成された加温部と流路切換部とを一体的に形成した使
い捨てタイプのカセットを装填し、透析液を貯めた透析
液容器と排液容器とに接続して使用される腹膜透析装置
であって、操作部と表示部とを設けた本体と、前記カセ
ットを、着脱自在に装填するカセット装填手段と、前記
カセットの装填後に、前記ダイアフラムを正圧状態と負
圧状態にすることで前記透析液容器からの送液及び前記
排液容器への送液を行うポンピング作動手段と、前記カ
セットの装填後に、一定量の透析液を前記加温部で所定
温度に加温するために前記上下2系統の流路に密着して
上下から加温する3層の面ヒータを設けたヒータ手段
と、前記加温された透析液をほぼ連続的に患者の腹腔内
に送液し、所定時間経過後に透析液を前記腹腔から吸引
・排液する流路を形成するために、前記流路切換部を開
閉する流路切換手段と、前記操作部と前記表示部と前記
カセット装填手段と前記ポンピング作動手段と前記ヒー
タ手段と前記流路切換手段とに接続される制御手段と、
を具備することを特徴としている。
備えた複数のカム軸を各カム軸の駆動部により連続的ま
たは断続的に回転動作させることで、前記流路切換部の
開閉を行う複数のクランパ(クランプ)を設けたことを
特徴としている。
は、前記カムのカム面への当接のための復帰用の大径コ
イルバネと、前記流路切換部の流路の過剰閉塞防止のた
めの小径コイルバネとを備えることを特徴としている。
ットを前記本体の前面の開口部から挿入後に、前記カセ
ットを昇降させるカセット昇降手段を備え、前記カセッ
ト昇降手段により前記カセットを下方位置から動作位置
に移動することで、前記3層の面ヒータに対して前記上
下2系統の流路が密着する所定位置に位置決めするとと
もに、前記ポンピング作動手段のポンプ室が前記ダイア
フラムに対する気密状態に維持され、かつ、前記流路切
換手段の前記クランパによる前記開閉を行うように構成
されたことを特徴としている。
前記主基部に固定される副基部とを取付基部とするとと
もに、前記3層の面ヒータは、前記副基部に固定された
上面部ヒータと、前記カセットの前記間隙に潜入する中
間ヒータと下部面ヒータとから構成され、前記カセット
昇降手段は、前記主基部に設けられ、モータ駆動される
第1のカム機構で昇降されるとともに、前記中間ヒータ
を片支持状態で固定した昇降部材と、前記昇降部材に設
けられた第2のカム機構により昇降される前記下部面ヒ
ータとを備え、前記第2のカム機構は前記副基部から下
方に植設されるスタッドに当接して回動駆動されるよう
に構成されることを特徴としている。
セットを前記動作位置に上方移動することで、前記カセ
ットの位置決め孔部に潜入して位置決めするためのピン
を、前記副基部に植設したことを特徴としている。
ぐ開閉自在の蓋体を前記本体の前面に配設するととも
に、前記カセットは、前記透析液容器と前記排液容器と
に接続される接続チューブを側面に配設し、前記カセッ
トが前記開口部を介して装填されるときに、前記接続チ
ューブに対する干渉防止のために移動される遮蔽板を設
けたことを特徴としている。
設された気泡センサに対する挟持状態に保持するととも
に、前記カセットが前記動作位置から降下したときに、
前記挟持状態を解除する挟持解除手段を設けたことを特
徴としている。
板製として軽量化を図るとともに、前記主基部において
前記カセット昇降手段を配設し、前記副基部において、
前記制御手段の制御基板と、バッテリーを含む電源手段
と、前記ポンピング作動手段の前記ポンプ室と真空ポン
プとタンクと、前記流路切換手段の前記クランパ駆動手
段とを配設することを特徴としている。
ットを前記本体の前面の開口部から挿入し前記カセット
昇降手段にセットするときに、カセット後端面に係止す
る係止状態と、前記係止状態を解除する係止手段と、カ
セット前端面に当接することで付勢力に抗して回動さ
れ、カセットの有無を検出を行うセンサ手段をオン・オ
フさせるレバー手段とを備え、前記レバー手段と前記係
止手段との協働によりカセットの有無検出と、カセット
の前記装填位置からの排出を行うことを特徴としてい
る。
ンプ室に連通することで前記ダイアフラムを正圧と負圧
状態にするように切り替える切換弁と、真空ポンプと正
圧と負圧の各リザーブタンクと、前記各リザーブタンク
内の圧力を検出する圧力センサとを設け、前記圧力セン
サにより透析液の供給量をモニター可能にしたことを特
徴としている。
憶カードを、前記本体の背面から着脱可能にしたしたこ
とを特徴としている。
添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明す
る。先ず、図1は、本発明の腹膜透析装置を使い捨てカ
セット(腹膜透析用回路)8とともに示した外観斜視図
であり、図2は全体構成を示した模式図である。
置本体2と、この透析装置本体2に対して着脱可能に装
着される腹膜透析装置用のカセット8とを備えている。
セット8を前面から装着するための二点鎖線図示の開口
部21aを有したカセット装着部21と、カセット装着
部21を塞ぐ状態と開く状態にするために実線と破線図
示の位置に把持部22aを持って回動される蓋部材22
と、表示部23と、治療の開始操作を行うための操作部
(開始スイッチ)24aと、治療の停止操作を行うため
の操作部(停止スイッチ)24bとを有している。
び色は、それらを区別し易いように、上下に互いに異な
っており、操作部24aには一つの凸部がまた操作部2
4bには二つの凸部が形成されている。また、誤操作防
止のために、操作部24aと操作部24bは、表示部2
3を挟んで離間して設けられている。
ネル等を備えたタッチパネルで構成されており、タッチ
パネルの押圧操作で透析に必要となる各種情報の表示
と、装置の操作指示を音声ガイドとともに行うようにし
て、操作性、利便性を確保している。
0と、副基部201とを取付用の基部としており、図示
の樹脂製のカバーをそれぞれ設けるとともに、主基部2
00と、副基部201とを1〜2mm厚のアルミ金属板
製としさらに随所に大型孔部を穿設することで軽量化を
図っている。これらの基部に軽量樹脂製のカバーが固定
される。また、例えば100メガバイト以上の記憶容量
を有するメモリカード204が装置の背面から破線図示
のカード読取装置203に対して装填可能に設けられて
おり、表示部23の表示内容及び音声の変更や各国別の
仕様変更を迅速に行えるように構成されている。
着部21の右側面側には遮蔽板202が破線図示の矢印
方向に移動自在に設けられており、カセット8の接続チ
ューブ85に対する機械的な干渉防止をすることでカセ
ット8を装填位置にセットできるように構成されてい
る。
セット装着部21に対して着脱可能な形状のカセット本
体81と、カセット本体81から連続形成される下本体
フレーム811と、この下本体フレーム811から間隙
86を介して対向して設けられた上本体フレーム812
とから構成されている。
イアフラム87と加温部83と流路切換部とが図示のよ
うに一体的に形成されており、ダイアフラム87の周囲
をフランジ部材815で取り囲むように構成されてい
る。
透析液回路ユニット3を備えており、透析液回路ユニッ
ト3は、患者Kの腹膜内(腹腔内)へ注入(注液)され
る透析液を収容(収納)する複数の透析液バッグ(透析
液容器)4と、濃度の異なる透析液を収容する追加透析
液バッグ5と、患者Kの腹膜内から排液される透析液を
回収する排液タンク(排液容器)6と、患者Kの腹膜内
に留置された透析カテーテル(カテーテルチューブ)7
とを接続するように準備される。
ューブ回路31と、追加注液チューブ回路32と、注液
/排液チューブ回路33と、排液チューブ回路34とを
有している。さらに、透析液回路ユニット3は、カセッ
ト8のカセット本体81に設けられた切替カセット回路
82と、加温カセット回路83と、バイパス回路(患者
側チューブ回路)84とを有しており、切替カセット回
路82は、注液回路821と、追加注液回路822と、
注液/排液回路823と、排液回路824とで構成され
ている。
ランパ(クランプ)240を示した外観斜視図におい
て、注液回路821の一端、追加注液回路822の一
端、注液/排液回路823の他端、排液回路824の他
端には、接続チューブ85a、85b、85c、85d
が接続されている。
31の一端側は、複数の分岐チューブ回路35が分岐接
続されており、各分岐チューブ回路35の一端は、透析
液バッグ4に接続されており、注液チューブ回路31の
他端は、注液回路821の一端に接続チューブ85aを
介して接続されている。
液バッグ5に接続されており、追加チューブ回路32の
他端は、追加注液回路822の一端に前記接続チューブ
85bを介して接続されている。
は、注液/排液回路823の他端に接続チューブ85c
を介して接続されており、注液/排液チューブ回路33
の他端は、透析カテーテル7にトランスファーチューブ
セット36を介して接続されている。排液チューブ回路
34の一端は、排液回路824の他端に接続チューブ8
5dを介して接続されており、排液チューブ回路34の
他端は、排液タンク6に接続されている。
2に接続されている注液チューブ回路31、追加注液チ
ューブ回路32、注液/排液チューブ回路33および排
液チューブ回路34は、カセット8を透析装置本体2に
装着したとき、透析装置本体2の前面または前方側側面
に位置するようになっている。
チューブ回路32、注液/排液チューブ回路33および
排液チューブ回路34には、それぞれ、流路を開閉する
クレンメ(流路開閉手段)37が設けられている。
いて、本図において、既に説明済みの構成部品について
は同様の符号を附して説明を割愛すると、二つの分割加
温カセット回路831、832の間において間隙86が
形成されており、カセット本体81を透析装置本体2の
カセット装着部21に装着したときに、各分割加温カセ
ット回路831、832の両面(上面と下面)側に加温
手段9のヒータ(加温部)が位置し、各分割加温カセッ
ト回路831、832が、対応するヒータにより挟まれ
た状態で加温されるように構成されている。
カセット回路82が設けられており、切替カセット回路
82は、図3に示した注液回路821と、追加注液回路
822と、注液/排液回路823と、排液回路824か
ら構成されている。追加注液回路822の他端は、注液
回路821の途中に連通しており、排液回路824の一
端は、注液回路821の他端付近に連通している。
ト本体81を透析装置本体2のカセット装着部21に装
着したときに、図3のクランパ240による閉塞で注液
回路状態と排液回路状態との問で切り替えることができ
るように構成されている。
1(または追加注液回路822)と注液/排液回路82
3が連通することにより、透析液バッグ4(または追加
透析液バッグ5)と透析カテーテル7が連通した状態、
換言すれば患者Kの腹膜内へ透析液を注液するための状
態(注液し得る状態)のことを言う。
823と排液回路824が連通することにより、透析カ
テーテル7と排液タンク6が連通した状態、換言すれば
患者Kの腹膜内から透析液を排液するための状態(排液
し得る状態)のことを言う。さらにカセット本体81に
は、図4に示す加温カセット回路83が設けられてい
る。加温カセット回路83は、対向配置された二つのシ
ート状の分割加温カセット回路831、832を備えて
いる。
は、注液回路821の他端に連通し、下側の分割加温カ
セット回路831の他端は、接続管833を介して上側
の分割加温カセット回路832の一端に連通している。
そして、上側の分割加温カセット回路832の他端は、
注液/排液回路823の一端に連通している。
ト回路831と、上側の分割加温カセット回路832と
を、この順序で順次流れる。
加温カセット回路831と、上側の分割加温カセット回
路832とに分流して流れ、その後、合流するように構
成してもよい。
流路は、図5のカセット8の平面図と、図6のカセット
8の背面図に示すように蛇行状をなしているが、例え
ば、渦巻き状をなしていてもよい。このように、蛇行状
または渦巻き状とすることにより、各分割カセット回路
831、832の流路が長くなり、透析液を確実に加温
することができる。
よりポンピング作動して透析液を送液するために後述す
るポンプ室において気密状態に保持されるダイヤフラム
ポンプ87が設けられており、ダイヤフラムポンプ87
は、注液回路821の途中に接続されている。
ヤフラムポンプ87を密閉状態で収容することで加圧す
るとダイヤフラムポンプ87が収縮し、減圧するとダイ
ヤフラムポンプ87が膨張するように構成されている。
に、バイパス回路84が設けられている。このバイパス
回路84の一端は、加温カセット回路83の上流側、本
実施形態では注液回路821の途中に接続され、バイパ
ス回路84の他端は、加温カセット回路83の下流側、
本実施形態では注液/排液回路823の途中に接続され
ている。このバイパス回路84により、加温カセット回
路83の上流側と下流側とが接続され、透析液を冷却す
るための循環回路が形成される。
冷却するために、ペルチェ素子などの強制冷却手段を設
けて迅速かつ確実に冷却するようにしてもよい。
回路83、バイパス回路84およびダイヤフラムポンプ
87は、略平面的に配置されている。これにより、カセ
ット8の厚さをより薄くすることができる。
ット装着部21に装着したときに、加温カセット回路8
3の出口側(下流側)は、最終注液回路状態と、戻り回
路状態との間で切替可能に構成されている。ここで、最
終注液回路状態とは、加温カセット回路83の出口側
が、注液/排液回路823に連通し、かつバイパス回路
84に連通しない状態のことを言う。また、戻り回路状
態とは、加温カセット回路83の出口側が、バイパス回
路84に連通し、かつ注液/排液回路823に連通しな
い状態のことを言う。
フレーム811の、切替カセット回路82に対応する位
置には、流路切換部を形成する第1〜第8支持突起88
1〜888が形成されている。第1支持突起881は、
注液回路821の一端付近を支持するものであって、第
2支持突起882は、追加注液回路822を支持するも
のであって、第3支持突起883は、注液回路821に
おけるダイヤフラムポンプ87とバイパス回路84の一
端の間を支持するものであって、第4支持突起884
は、注液回路821におけるダイヤフラムポンプ87と
加温カセット回路83の一端の間を支持するものであ
る。同様に、第5支持突起885は、排液回路824を
支持するものであって、第6支持突起886は、注液/
排液回路823における加温カセット回路83の他端と
バイパス回路84の他端の問を支持するものであって、
第7支持突起887は、注液/排液回路823の他端付
近を支持するものであって、第8支持突起888は、バ
イパス回路84を支持するものである。
4と、ダイヤフラムポンプ87とは、ブロー成形により
一体的に形成されている。これにより、別部品での接合
を削減することができ、カセット8の品質が向上すると
ともに、コストを低減することができる。
カセット回路831および832は、それぞれ、シート
成形により形成されている。これにより、各分割加温カ
セット回路831、832の製造が簡単になるととも
に、コストを低減することができる。
路84およびダイヤフラムポンプ87は、分割加温カセ
ット回路831、832に高周波融着(高周波溶着)、
接着により接合されている。
び832をシート成形で形成するには、それぞれ、例え
ば、樹脂シートを2枚重ね合わせ、これらを所定のパタ
ーンで融着する。なお、融着されなかった部分が流路を
形成する。
回路83、バイパス回路84およびダイヤフラムポンプ
87の構成材料としては、それぞれ、軟質の樹脂、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポ
リ−(4−メチルペンテンー1)、アイオノマー、アク
リル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステ
ル、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル
系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等
の各種熱可塑性エラストマー、シリコーン樹脂、ポリウ
レタン等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド
体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうちの1種
または2種以上を組み合わせて(例えば2層以上の積層
体として)用いることができる。
には位置決め用の孔部81a、81aが形成されてお
り、後述する位置決めピンによる位置決めを行うように
している。さらに、上記の第1〜第8支持突起に対向し
て流路切換部の一部を形成する開口部81bが形成され
ておりクランパがこれら開口部81bに潜入することで
閉塞状態にできるようにしている。
置本体2内には、カセット8の加温カセット回路83を
加温する加温手段9が設けられており、加温手段9は、
板状(層状)の下部面ヒータ91と、板状(層状)の上
部面ヒータ92と、板状(層状)の中間面ヒータ93と
を有している。
加温カセット回路831の下面を下方向から伝熱部材と
してのアルミ板94aを介して加温するものであって、
上部面ヒータ92は、上方の分割加温カセット回路83
2の上面を上方向から伝熱部材としてのアルミ板94d
を介して加温するものである。そして、中間面ヒータ9
3は、前記間隙内86に位置して、下方の分割加温カセ
ット回路831の上面を上方向から伝熱部材としてのア
ルミ板94bを介して加温するとともに、上方分割加温
カセット回路832の下面を下方向から伝熱部材として
のアルミ板94cを介して加温するものである。
831の内部の透析液は、下部面ヒータ91と中間面ヒ
ータ93とで挟まれた状態で加温され、上方の分割加温
カセット回路832の内部の透析液は、上部面ヒータ9
2と中間面ヒータ93とで挟まれた状態で加温される。
よって、加温手段9による加温カセット回路83の内部
の透析液の加温効率が向上し、透析装置本体2およびカ
セット8の小型化、軽量化に有利となる。
ト8の切替カセット回路82を注液回路状態と排液回路
状態との一方に切り替えたり、また、加温カセット回路
83の出口側を最終注液回路状態と排液回路状態との一
方に切り替えたり、ダイヤフラムポンプ87のポンピン
グ作動を補助する。
示した第1〜第8クランプ111〜118が設けられて
おり、第1クランプ111は、第1支持突起881との
協働により注液回路821の一端付近を流路が閉塞する
ようにクランプする。第2クランプ112は、第2支持
突起882と協働して追加注液回路822を流路が閉塞
するようにクランプする。第3クランプ113は、第3
支持突起883と協働して注液回路821におけるダイ
ヤフラムポンプ87とバイパス回路84の一端の問を流
路が閉塞するようにクランプする。第4クランプ(ポン
ピング制御用クランプ)114は、第4支持突起884
と協働して注液回路821におけるダイヤフラムポンプ
87と加温カセット回路83の一端の問を流路が閉塞す
るようにクランプする。
突起885と協働して排液回路824を流路が閉塞する
ようにクランプする。第6クランプ116は、第6支持
突起886と協働して注液/排液回路823における加
温カセット回路83の他端とバイパス回路84の他端の
間を流路が閉塞するようにクランプする。第7クランプ
117は、第7支持突起887と協働して注液/排液回
路823の他端付近を流路が閉塞するようにクランプす
る。そして、第8クランプ118は、第8支持突起88
8と協働してバイパス回路84を流路が閉塞するように
クランプする。したがって、切替カセット回路82を注
液回路状態に切り替えるときには、第1クランプ111
(あるいは第2クランプ112)、第4クランプ(ポン
ピング制御用クランプ)114、第6クランプ116、
第7クランプ117を、それぞれ、アンクランプ状態に
切り替えるとともに、第2クランプ112(あるいは第
1クランプ111)、第5クランプ115、第8クラン
プ118を、それぞれ、クランプ状態に切り替える。そ
して、ポンピング作動手段10によりチャンバー814
内を加圧するときに時、第4クランプ114をアンクラ
ンプ状態に切り替えるとともに、第3クランプ113を
クランプ状態に切り替える。さらに、ポンピング作動手
段10によりチャンバー814内を減圧するときには、
第4クランプ114をクランプ状態に切り替えるととも
に、第3クランプ113をアンクランプ状態に切り替え
る。これにより、透析液バッグ4(あるいは追加透析液
バッグ5)から透析カテーテル7に向かって透析液を送
液、すなわち、注液することができることから、図8
(a)に図示の透析液の腹腔内への送液状態にすることが
できる。
態に切り、替えるときには、第7クランプ117、第8
クランプ118を、それぞれ、アンクランプ状態に切り
替えるとともに、第1クランプ111、第2クランプ1
12、第4クランプ114、第6クランプ116を、そ
れぞれ、クランプ状態に切り替えることで図8(b)に図
示の排液の回収状態にすることができる。
減圧するときには、第3クランプ113をアンクランプ
状態に切り替えるとともに、第5クランプ115をクラ
ンプ状態に切り替える。さらに、ポンピング作動手段に
よりチャンバー814内を加圧するときには、第3クラ
ンプ113をクランプ状態に切り替えるとともに、第5
クランプ115をアンクランプ状態に切り替えることに
より、透析カテーテル7から排液タンク6に向かって透
析液を排液することができる。
113と、第4クランプ114と、第5クランプ11
5、ポンピング作動手段とで、透析液を送液する送液手
段が構成される。
状態にあって、加温カセット回路83の出口側が最終注
液回路状態にあるときには、第7クランプ117がアン
クランプ状態で、第8クランプ118がクランプ状態と
なっている。
状態に切り替えるときには、第1クランプ111、第2
クランプ112、第7クランプ117をクランプ状態に
切り替えるとともに、第8クランプ118をアンクラン
プ状態に切り替える。これにより、透析液は、加温カセ
ット回路83の出口側から透析カテーテル7に向かって
流れることなく、バイパス回路84内をダイヤフラムポ
ンプ87に向かって流れる。すなわち、透析液は、バイ
パス回路87と加温カセット回路83との間を循環す
る。
とで、加温カセット回路83の出口側を最終注液回路状
態と戻り回路状態に切り替える注液戻り回路切替手段が
構成される。
液は、バイパス回路84を経由して、排液タンク6に回
収される。これにより、流路の構成を簡素化することが
できる。
カセット回路82と、加温カセット回路83と、バイパ
ス回路84と、ダイヤフラムポンプ87とを設けること
により、腹膜透析装置1の小型化および軽量化を図るこ
とができ、腹膜透析装置1の運搬等の取り扱いが容易に
なり、円滑な医療行為を行うことができる。
32を流れる透析液が、それぞれ、対応するヒータで挟
まれた状態で加温されるので、透析液の加温効率が向上
し、これにより、腹膜透析装置1をさらに小型、軽量に
することができる。
は、透析液の温度管理等のために、種々のセンサを備え
ている。
ト回路83の下流側には、加温カセット回路83の出口
側(下流側)を流れる透析液の温度(出口液温)を測温
(検出)する出口液温用温度センサ12Aが設置され、
加温カセット回路83の上流側には、加温カセット回路
83の入口側(上流側)を流れる透析液の温度(入口液
温)を測温(検出)する入口液温用温度センサ12Bが
設置されている。
び入口液温用温度センサ12Bとしては、それぞれ、応
答速度が極めて速いサーモパイル型赤外線センサ(非接
触型の温度センサ)を用いるのが好ましい。これによ
り、各面ヒータ91、92、93の温度を高精度に制御
することができる。
92、93には、それぞれ、その温度を測温(検出)す
るためのサーミスタなどのヒータ用温度センサ13が設
けられている。さらに、透析装置本体2には、切替カセ
ット回路82の入口側および出口側の気泡を検知する気
泡センサ14がそれぞれ設けられている。なお、腹膜透
過装置1は、回路の閉塞を検出する閉塞センサ、その
他、種々のセンサ(各種センサ16)を備えている。
腹膜透析装置1は、透析液の注液、排液等の各制御を行
う制御システム(制御手段)15を備えている。
51と、記憶部152とを備えており、CPU151に
は、複数のクランプ111〜118を制御するクランプ
制御ブ153、複数の面ヒータ91、92、93の温度
を制御するヒータ制御部154、ポンピング作動手段1
0を制御するポンピング作動制御部155が、それぞ
れ、電気的に接続されている。また、CPU151に
は、それぞれ、出口液温用温度センサ12A、入口液温
用温度センサ12B、各ヒータ用温度センサ13、各気
泡センサ14、表示部23、操作部24a、24bが、
それぞれ、電気的に接続されている。なお、CPU15
1には、電源回路156、バッテリー回路157と音声
発生回路400とカセット装填手段300を制御するカ
セット装填制御部301とが電気的に接続されている。
また、表示部23には上記のメモリカードを装填可能に
したカード読取装置203が電気的に接続されている。
センサ12Aにより測温された温度が予め設定された所
定の温度(本実施形態においては39℃)以上になる
と、クランプ制御部153により、第7クランプ117
を制御してクランプ状態に切り替え、第8クランプ11
8を制御してアンクランプ状態に切り替えるとともに、
ヒータ制御部154により、複数の面ヒータ91、9
2、93の駆動を停止させるオフ状態に切り替える。
(出力値)は、透析液の温度制御フロー、透析液の温度
に基づいて選択される。すなわち、制御システム15
は、出口液温用温度センサ12Aにより側温された温度
と、入口液温用温度センサ12Bにより測温された温度
とに基づいて、注液される透析液の温度が所定の温度範
囲内になるように複数の面ヒータ91、92、93の出
力(駆動)を制御する。そして、クランプ制御部153
により、第1クランプ111(あるいは第2クランプ1
12)、第4クランプ114、第6クランプ116、第
7クランプ117を制御してアンクランプ状態に切り替
えるとともに、第2クランプ112(あるいは第1クラ
ンプ111)、第5クランプ115、第8クランプ11
8を制御してクランプ状態に切り替える。これにより、
切替カセット回路82を注液回路状態に切り替えること
ができる。また、ヒータ制御部154により、複数の面
ヒータ91、92、93に電力(出力)を供給するよう
に制御する。これにより、加温カセット回路83を流れ
る透析液を加温する加温工程、換言すれば、透析液の温
度制御フローが予熱工程に入る。
供給を開始してからT1時間経過すると、予熱工程が終
了する。この予熱工程が終了すると、ポンピング作動制
御部155により、ポンピング作動手段10を制御して
ポンプ室内の加圧、減圧を交互に繰り返す。また、クラ
ンプ制御部153により、第4クランプ114を制御し
てクランプ状態、アンクランプ状態の切り替えをチャン
バー814内の加圧、減圧に合わせて交互に繰り返すと
ともに、第3クランプ113を制御してクランプ状態、
アンクランプ状態の切り替えをチャンバー814内の加
圧、減圧に合わせて交互に繰り返す。これにより、ダイ
ヤフラムポンプ87をポンピング作動(収縮、膨張)さ
せて、透析液バッグ4から透析カテーテル7に向かって
透析液を送液し、注液する。
の温度制御フローが初期加温工程に入る。初期加温工程
が終了すると、透析液の温度制御フローは通常加温工程
に入る。通常加温工程においては、複数の面ヒータ9
1、92、93の出力制御は、出口液温用温度センサ1
2Aにより測温された温度が33℃未満の場合には、P
制御によるヒータの出力値を複数の面ヒータ91、9
2、93に出力する。
測温された温度が33℃以上39℃未満の場合には、P
I制御によるヒータの出力値を複数の面ヒータ91、9
2、93に出力する。
93の出力制御を高精度に行うことできる。初期加温工
程、または通常加温工程において、出口液温用温度セン
サ12Aにより測温される温度が39℃以上になると、
クランプ制御部153により、第7クランプ117を制
御してクランプ状態に切り替えるとともに、第8クラン
プ118を制御してアンクランプ状態に切り替える。ま
た、ヒータ制御部154により、複数の面ヒータ91、
92、93への電力の供給を停止、換言すれば複数の面
ヒータ91、92、93をオフに切り替える。これによ
り、加温カセット回路83の出口側を戻り回路状態に切
り替えることができ、透析液は、加温カセット回路83
から、透析カテーテル7へ向かって流れることなく、バ
イパス回路84へ向かって流れ、そのバイパス回路84
を介して加温カセット回路83の上流側に戻り、バイパ
ス回路84および加温カセット回路83の間を循環し、
その間に温度が下がる(冷却される)。すなわち、透析
液の加温制御フローは冷却工程に移行する(ステップ1
2)。したがって、患者Kの体温よりもかなり高温(3
9℃以上の温度)の透析液が患者Kに注液されることが
なく、安全な透析治療を行うことができる。
り測温される温度が39℃未満になると、クランプ制御
部153により、第7クランプ117を制御してアンク
ランプ状態に切り替えるとともに、第8クランプ118
を制御してクランプ状態に切り替える。さらに、複数の
面ヒータ91、92、93をONに切り替える。これに
より、加温カセット回路83の出口側を最終注液回路状
態に復帰することでき、再び初期加温工程または通常加
温工程へ移行する。患者Kの腹膜内に所定量の透析液を
注液(注入)すると、透析液の注液は終了する。
プ制御部154により、第7クランプ117、第8クラ
ンプ118を制御してアンクランプ状態に切り替えると
ともに、第4クランプ114、第6クランプ116を制
御してクランプ状態に切り替える。これにより、切替カ
セット回路82を排液回路状態に切り替えることができ
る。
り、ポンピング作動手段10を制御してチャンバー81
4の減圧、加圧を交互に繰り返す。また、クランプ制御
部により、第3クランプ113を制御してアンクランプ
状態、クランプ状態の切り替えをチャンバ内−814の
減圧、加圧に合わせて交互に繰り返すとともに、第5ク
ランプ115を制御してクランプ状態、アンクランプ状
態の切り替えをチャンバー814内の減圧、加圧に合わ
せて交互に繰り返す。これにより、ダイヤフラムポンプ
87をポンピング作動させて、透析カテーテル7から排
液タンク6に向かって腹膜内の透析液を送液し、排液す
ることができる。
22以外のカバーを全て外して示した外観斜視図であっ
て、蓋部材22を開くことでカセット装着部21の開口
部が見える状態にした図である。
ついては同様の符号を附して説明を割愛すると、主基部
200と副基部201とは一点鎖線で示される分離面H
から上下に着脱可能に個別に構成されており、不図示の
複数のネジを用いて図示のように一体的に固定されるこ
とで、上記のカセット装填部21を形成する一方で、ネ
ジを外すことで簡単に上下に分離できるように構成され
ている。
て回動軸支された軸体219に固定された左右の軸支部
材209で回動自在に軸支される孔部を形成した左右の
軸支部材206を固定しており、図示のように手前側に
開いた状態にされる。さらに、副基部201において軸
体219により同時に回動するように回動自在に設けら
れた左右の係止部材209により左右のピン208が係
止状態にされることで閉じた位置に維持される。そし
て、蓋部材22が閉じた状態を主基部200に固定され
たドアセンサ210で検出して、蓋部材22が図示の開
いた状態では動作しないようにしている。
説明図であって、図10のX-X線矢視断面図に相当す
る図である、本図において主基部200に固定された左
右の軸支部材207の軸体により回動自在に蓋部材22
が回動自在に設けられており、図11(a)に図示のよう
にピン208が係止部材209により係止されることで
閉じた位置に維持される。係止部材209は、軸体21
9を回動軸として回動自在に設けられる一方で、圧縮バ
ネ220を他端に設けており、図示の係止状態を維持す
る。図11(b)において、蓋部材22が手前側に開かれ
ると圧縮バネ220が圧縮されて、ピン208の上を係
止部材209の爪部が図示のように乗り上げて、係止状
態が解除されて手前がわに開き、図10に図示の状態と
なる。
2を手動で矢印方向に移動するとピン208が係止部材
209の傾斜面209bに当接し、さらに移動すること
でピン208が係止部材209の爪部に乗り上げること
で、図11(a)に図示の状態となり、ドアセンサ210
で蓋部材22が閉じたことを検出する。
で、カセットが装填された状態で、蓋部材22が閉じた
状態以外での一切の動作を停止させて、異物の混入を防
止して予想外の事故防止を図るようにしている。
1にはアルミ板製の昇降部材222が設けられており、
この昇降部材222の角部において、左右のカセット係
止爪部材211が破線図示の軸体223により一体的に
固定されており、さらに昇降部材222に対して軸体2
23が回動自在に設けられている。また、左側のカセッ
ト係止爪部材211の下方には押圧することで左右のカ
セット係止爪部材211を同時に解除位置に駆動するカ
セットボタン212が設けられている。
左右のカセット係止爪部材211の立体分解図であっ
て、図示のように左右のカセット係止爪部材211は軸
体223に一体的に固定されており、矢印方向に回動自
在になるように昇降部材222に設けられている。ま
た、カセットボタン212には圧縮コイルバネ224が
挿通されてセットされており、左右のカセット係止爪部
材211を常時係止位置に移動付勢している。
は、上記のクランプ手段11を構成する3本のカム軸体
256と、これらのカム軸体256を個別駆動するステ
ッピングモータ253、254、255とが図示の位置
に固定されている。また、切替弁106と、真空ポンプ
250と空気圧発生装置104と真空圧発生装置105
であるリザーブタンクが図示の位置に設けられている。
て取付部材216が固定されており、この取付部材21
6により上下の制御基板214、215を図示のように
支持及び固定している。
Hから主基部200と副基部201とを分離し、副基部
201を反転させた様子を示した外観斜視図である。本
図において、既に説明済みの構成部品については同様の
符号を附して説明を割愛すると、主基部200に設けら
れた昇降部材222を昇降駆動するためのステッピング
モータである昇降モータ251が図示の位置に固定され
ている。また、昇降部材222の奥側には上記の下部面
ヒータ91と中間ヒータ93が設けられている。また、
この中間ヒータ93の上方にはレバー軸体227を回動
中心にして両矢印方向に回動されるとともに、不図示の
トーションバネによる付勢力で図示の位置に移動するカ
セット排出レバー228が設けられている。このカセッ
ト排出レバー228には、さらにカセット有無センサ2
26の光軸を遮ることでセンサ226をオンするアクチ
エータ部228aが先端に形成されている。
作説明図において、一点鎖線図示のカセット8が矢印方
向に装填されて昇降部材222の上にセットされるとき
に、カセット前端面8cが上記の左右のカセット係止爪
部材211に当接して、矢印方向に退避して挿入を可能
にする。さらに、カセット8を挿入するとカセットの間
隙86が中間ヒータ93の中に入りこみ、さらに押し込
むことで図14(b)に図示のようにカセット前端面8b
が上記のカセット排出レバー228に対して当接されて
移動されてセンサをオンするとともに、カセットの排出
のための力を蓄える状態になる。これに前後して左右の
カセット係止爪部材211が図示の位置に復帰すること
でカセット後端面8aに対する係止状態とする。以上
で、カセット8の昇降部材222上への装填を終える。
出すときには、カセットボタン212を押圧すること
で、左右のカセット係止爪部材211が下方に移動され
てカセット後端面8aに対する係止状態が解除されると
ともに、カセット排出レバー228に蓄積された排出力
の作用で外部にカセット8が排出される。
あるときにカセットを装填及び排出することが可能とな
る。
上部面ヒータ92と、樹脂製の4本のスタッド231と
2本のステンレス製の位置決めピン230と、周囲にO
リング236を設けたポンプ室235と、8個のクラン
パ240と、チューブ挟持部233とが配設されてい
る。
面図において、各スタッド231は昇降部材222が上
方に移動されることで第2のカム部材248に当接する
端面231aを設けている。
245で回動軸支されるカムローラ246が設けられて
おり、これらのカムローラ246を主基部200で軸支
されたカム軸体244に固定された第1のカム部材24
3のカム面で夫々支持している。第1のカム部材243
は図示のように左右一対分と図示しない反対面側とに設
けられおり、一方の第1のカム部材243のみをモータ
251で駆動することで他方の第1のカム部材243の
駆動を同期して行えるように構成されている。このため
に、各第1のカム部材243の側面には軸支部243
a、243bが設けられており、これらに図16の側面
図に示すようなリンク部材242を回動自在に連結して
いる。これらのリンク部材242は図示のように主基部
200に穿設された孔部200aから第1のカム部材2
43に固定される。
体247が固定されており、この軸体247により回動
自在に軸支された第2のカム部材248が4個分設けら
れており、この第2のカム部材248の軸支部249に
おいて上記の下部面ヒータ91のアルミ板を支持した所
謂平行リンク機構を構成している。
材222に対して片支持状態で固定されている。さら
に、位置決めピン230はカセット8が二点鎖線図示の
位置に挿入された時点では、孔部8aに挿入しておら
ず、カセット8が破線図示の位置に移動したときに図示
のように入ることでカセットを不動状態に維持する。ま
た、カセット8が破線図示の位置に移動したときに、ポ
ンプ室235が上記のダイアフラム87を気密状態に維
持する状態になる。
うに主基部200に固定された2本のフラットネジ23
7により溝部238aが案内されるガイド部材238を
延設しており、引っ張りバネ239による引っ張り力に
よりカセットなしの状態で図示の位置に移動するととも
に、カセット8が挿入されると端部202aが接続チュ
ーブに当接することで矢印方向に移動する。
降部材222の動作説明図において、昇降部材222は
下方位置に移動しており、二点鎖線図示のカセット8が
図示のようにセットされることで、中間ヒータ93が間
隙部に入る。
1のカム部材243が矢印方向に回動されて、図17
(b)に図示のように第1のカム部材243のカム面上の
カムローラ246が上方移動して、上部面ヒータ92と
ポンプ室235との当接状態にされる。一方、これに前
後して下部面ヒータ91は、第2のカム部材がスタッド
231に当接することで回動される結果、第2のカム部
材248の軸支部249を上方に移動して下部面ヒータ
91を図示の位置に移動する。
831、832に対する当接状態に維持される。カセッ
ト取り出しのときには、逆方向に移動して図17(a)に
示した状態になる。
ューブ挟持手段233の外観斜視図に示したように接続
チューブ85が破線図示の気泡センサ14を内蔵した挟
持部材263間に挟持される状態となることで、気泡検
出を確実に行う。
61を設けて副基部201において上下移動可能に設け
られた押圧部材260が移動して、接続チューブ85が
挟持部材263間に挟持される状態となるが、圧縮バネ
261は圧縮された状態となっているので、カセット8
が図17(a)に示した位置に移動すると、圧縮バネ26
1が元の状態に戻ろうとする力により押圧部材260が
移動される結果、接続チューブ85の挟持状態が解除さ
れる。
である。本図において、既に説明済みの構成部品につい
ては同様の符号を附して説明を割愛すると、カセット8
のバイパス回路84を閉塞するクランパ240は、上記
の各モータ253、254、255により個別駆動され
るカム部材257のカム面に当接するカムフォロアロー
ラ258を設けたカム組立体259の端部に固定されて
いる。
1に固定されたクランパベース266に穿設された孔部
266aに対して中心部材274が挿通され、キャップ
部材273の内部において復帰用の大径コイルバネ27
5を設けた状態で完成されることで、カムフォロアロー
ラ258がカム部材257のカム面に対して当接するよ
うにして完成される。
図である、本図において上記の中心部材274には破線
図示の有底穴部274bが形成されており、この有底孔
部27bの底面には雌ネジ孔部274aが設けられてい
る。一方、上記のキャップ部材273には矩形孔部27
3aが穿設されており、中心部材274の形状部274
dをこの矩形孔部273aに挿通した後に、カムフォロ
アローラ258を軸支した軸支部材270を形状部27
4dに被せた後に、ネジ271で形状部274の雌ネジ
部274cに螺合結合する。
内には小径コイルバネ276がセットされた後に、蓋部
材277が挿入され、長ネジ278を上記の雌ネジ孔部
274aに螺合させることで、蓋部材277が小径コイ
ルバネ276を介在した状態で固定される。そして、最
後にクランパ240に穿設された孔部240aに各ネジ
279を通過させて、蓋部材277の雌ネジ部277a
に螺合して完成する。以上の構成により、図19におい
て、通常はカム面に倣うようにして各カム組立体259
が上下に駆動され、過剰な負荷が加わると小径コイルバ
ネ276が圧縮されることで、流路が過剰に閉塞される
ことを防止できる。
に設けられるダイヤフラムポンプ87をボンピング作動
させるために上記のポンプ室235に接続されるポンピ
ング作動手段10の配管図である。
ア回路(エア加減圧回路)101が設けられており、カ
セット本体81をカセット装着部21に装着したとき
に、エア回路101の一端がポンプ室235に連通する
ように構成されている。このポンプ室235には液漏れ
検出機能を有するセンサブロック280と大気開放用バ
ルブ281を中継して、切替弁106で切り替えられる
一対の分岐エア回路102、103が分岐接続されてい
る。分岐エア回路102の他端部には、圧力センサ28
2を接続した空気圧発生装置104が接続されており、
他方の分岐エア回路103には、圧力センサ282を接
続した真空圧発生装置(減圧装置)105が接続されて
いる。
は、真空ポンプ250の吸気側と排気側とサイレンサ2
84に切り替えるバルブ285、286が接続されてい
る。
エア回路101と一方の分岐エア回路102とが連通し
た加圧状態と、エア回路101と他方の分岐エア回路1
03とが連通した減圧状態との間で切替を行うことで、
ポンプ室235内部を加圧減圧状態に変化させることで
ベローズ87による送液を行う。すなわち、ポンピング
作動手段でポンプ室235内を減圧するときには、図3
に示した第3クランプ113をアンクランプ状態に切り
替えるとともに、第5クランプ115をクランプ状態に
切り替える。さらに、ポンピング作動手段によりポンプ
室235内を加圧するときには、第3クランプ113を
クランプ状態に切り替えるとともに、第5クランプ11
5をアンクランプ状態に切り替えることにより、透析カ
テーテル7から排液タンク6に向かって透析液を排液す
ることができる。
2、283による圧力変化から測定できる。
ず、例えば、カセットの加温回路を1系統にした場合に
おいて、上下からヒータで加温するように構成した場合
にも適用可能であることは言うまでもない。
型軽量化の実現のために腐心しており、各部品にアルミ
材料、軽量樹脂材料をしたが、例えば病院内における設
置タイプとして利用する場合には設計上の自由度が高ま
ることになる。
装置によれば、ダイアフラム、加温部が一体的に形成さ
れた使い捨てカセットを用いた腹膜透析装置において、
流路切換え動作が静かで、かつ加温能力が高く、小型軽
量に構成できる腹膜透析装置を提供できる。
誰でも確実かつ簡単に行うことができ、しかも加温能力
を十分に確保した腹膜透析装置を提供できる。
した外観斜視図である。
す図である。
した外観斜視図である。
る。
図、(b)は排液を送液状態にする模式図である。
ある。
あって、図10のX-X線矢視断面図に相当する図であ
る。
ト係止爪部材211の立体分解図である。
と副基部201とを分離し、副基部201を反転させた
様子を示した外観斜視図である。
説明図である。
図である。
る。
せるためのポンピング作動手段10の配管図である。
1)
Claims (13)
- 【請求項1】 送液用のダイアフラムと加温部と流路切
換部とを一体的に形成した使い捨てタイプのカセットを
装填し、透析液を貯めた透析液容器と排液容器とに接続
して使用される腹膜透析装置であって、 操作部と表示部とを設けた本体と、 前記カセットを、着脱自在に装填するカセット装填手段
と、 前記カセットの装填後に、前記ダイアフラムを正圧状態
と負圧状態にすることで前記透析液容器からの送液及び
前記排液容器への送液を行うポンピング作動手段と、 前記カセットの装填後に、一定量の透析液を前記加温部
で所定温度に加温するヒータ手段と、 前記加温された透析液を患者の腹腔内に送液し、所定時
間経過後に透析液を前記腹腔から吸引・排液する流路を
形成するために、前記流路切換部を開閉する流路切換手
段と、 前記操作部と前記表示部と前記カセット装填手段と前記
ポンピング作動手段と前記ヒータ手段と前記流路切換手
段とに接続される制御手段と、を具備することを特徴と
する腹膜透析装置。 - 【請求項2】 送液用のダイアフラムと間隙部を介して
上下2系統の流路として形成された加温部と流路切換部
とを一体的に形成した使い捨てタイプのカセットを装填
し、透析液を貯めた透析液容器と排液容器とに接続して
使用される腹膜透析装置であって、 操作部と表示部とを設けた本体と、 前記カセットを、着脱自在に装填するカセット装填手段
と、 前記カセットの装填後に、前記ダイアフラムを正圧状態
と負圧状態にすることで前記透析液容器からの送液及び
前記排液容器への送液を行うポンピング作動手段と、 前記カセットの装填後に、一定量の透析液を前記加温部
で所定温度に加温するために前記上下2系統の流路に密
着して上下から加温する3層の面ヒータを設けたヒータ
手段と、 前記加温された透析液をほぼ連続的に患者の腹腔内に送
液し、所定時間経過後に透析液を前記腹腔から吸引・排
液する流路を形成するために、前記流路切換部を開閉す
る流路切換手段と、 前記操作部と前記表示部と前記カセット装填手段と前記
ポンピング作動手段と前記ヒータ手段と前記流路切換手
段とに接続される制御手段と、を具備することを特徴と
する腹膜透析装置。 - 【請求項3】 前記流路切換手段は、 複数のカムを備えた複数のカム軸を各カム軸の駆動部に
より連続的または断続的に回転動作させることで、前記
流路切換部の開閉を行う複数のクランパを設けたことを
特徴とする請求項1または2に記載の腹膜透析装置。 - 【請求項4】 前記流路切換手段の前記クランパは、前
記カムのカム面への当接のための復帰用の大径コイルバ
ネと、前記流路切換部の流路の過剰閉塞防止のための小
径コイルバネとを備えることを特徴とする請求項3に記
載の腹膜透析装置。 - 【請求項5】 前記カセット装填手段は、 前記カセットを前記本体の前面の開口部から挿入後に、
前記カセットを昇降させるカセット昇降手段を備え、 前記カセット昇降手段により前記カセットを下方位置か
ら動作位置に移動することで、前記3層の面ヒータに対
して前記上下2系統の流路が密着する所定位置に位置決
めするとともに、 前記ポンピング作動手段のポンプ室が前記ダイアフラム
に対する気密状態に維持され、 かつ、前記流路切換手段の前記クランパによる前記開閉
を行うように構成されたことを特徴とする請求項2また
は3に記載の腹膜透析装置。 - 【請求項6】 前記本体は設置のための主基部と、前記
主基部に固定される副基部とを取付基部とするととも
に、 前記3層の面ヒータは、前記副基部に固定された上面部
ヒータと、前記カセットの前記間隙に潜入する中間ヒー
タと下部面ヒータとから構成され、 前記カセット昇降手段は、 前記主基部に設けられ、モータ駆動される第1のカム機
構で昇降されるとともに、前記中間ヒータを片支持状態
で固定した昇降部材と、 前記昇降部材に設けられた第2のカム機構により昇降さ
れる前記下部面ヒータとを備え、前記第2のカム機構は
前記副基部から下方に植設されるスタッドに当接して回
動駆動されるように構成されることを特徴とする請求項
5に記載の腹膜透析装置。 - 【請求項7】 前記カセット昇降手段により前記カセッ
トを前記動作位置に上方移動することで、前記カセット
の位置決め孔部に潜入して位置決めするためのピンを、
前記副基部に植設したことを特徴とする請求項6に記載
の腹膜透析装置。 - 【請求項8】 前記カセット装填手段の開口部を塞ぐ開
閉自在の蓋体を前記本体の前面に配設するとともに、 前記カセットは、前記透析液容器と前記排液容器とに接
続される接続チューブを側面に配設し、前記カセットが
前記開口部を介して装填されるときに、前記接続チュー
ブに対する干渉防止のために移動される遮蔽板を設けた
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載
の腹膜透析装置。 - 【請求項9】 前記接続チューブを前記副基部に配設さ
れた気泡センサに対する挟持状態に保持するとともに、
前記カセットが前記動作位置から降下したときに、前記
挟持状態を解除する挟持解除手段を設けたことを特徴と
する請求項5に記載の腹膜透析装置。 - 【請求項10】 前記主基部と前記副基部とをアルミ板
製として軽量化を図るとともに、前記主基部において前
記カセット昇降手段を配設し、 前記副基部において、 前記制御手段の制御基板と、 バッテリーを含む電源手段と、 前記ポンピング作動手段の前記ポンプ室と真空ポンプと
タンクと、 前記流路切換手段の前記クランパ駆動手段とを配設する
ことをことを特徴とする請求項6に記載の腹膜透析装
置。 - 【請求項11】 前記カセット装填手段は、 前記カセットを前記本体の前面の開口部から挿入し前記
カセット昇降手段にセットするときに、カセット後端面
に係止する係止状態と、前記係止状態を解除する係止手
段と、 カセット前端面に当接することで付勢力に抗して回動さ
れ、カセットの有無を検出を行うセンサ手段をオン・オ
フさせるレバー手段とを備え、 前記レバー手段と前記係止手段との協働によりカセット
の有無検出と、カセットの前記装填位置からの排出を行
うことを特徴とする1乃至10のいずれか1項に記載の
腹膜透析装置。 - 【請求項12】 前記ポンピング作動手段は、前記ポン
プ室に連通することで前記ダイアフラムを正圧と負圧状
態にするように切り替える切換弁と、真空ポンプと正圧
と負圧の各リザーブタンクと、前記各リザーブタンク内
の圧力を検出する圧力センサとを設け、前記圧力センサ
により透析液の供給量をモニター可能にしたことを特徴
とする請求項1または2に記載の腹膜透析装置。 - 【請求項13】 前記表示部の画面変更のための記憶カ
ードを、前記本体の背面から着脱可能にしたことを特徴
とする請求項1または2に記載の腹膜透析装置。
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