JP2003070129A - ジャンクションボックス - Google Patents
ジャンクションボックスInfo
- Publication number
- JP2003070129A JP2003070129A JP2001251185A JP2001251185A JP2003070129A JP 2003070129 A JP2003070129 A JP 2003070129A JP 2001251185 A JP2001251185 A JP 2001251185A JP 2001251185 A JP2001251185 A JP 2001251185A JP 2003070129 A JP2003070129 A JP 2003070129A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- vertical bus
- fuse
- vertical
- junction box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歩留まりの良い縦バスバーを用いると共に、
ジャンクションボックスの組立性の向上を図る。 【解決手段】 ベースモジュール10の一側にヒューズ
・リレーモジュール11を搭載してジャンクションボッ
クス100を組み立てており、ベースモジュール10の
ケース内部の溝12aに、X方向の短冊状の縦バスバー
13を平行配列していると共にケース外面に外部電線接
続用のキャビティ16をY方向に多数並設した電線接続
ブロック15を複数列突設し、縦バスバー13と電線w
1とを所要の交差位置で接続して回路形成している一
方、溝12aは、キャビティ16に挿入する電線w1と
接続する部分はガタつきのない寸法L1としていると共
にヒューズ・リレーモジュール11のバスバー40の先
端に形成した圧接スロット40a−1との接続側ではガ
タつきのある寸法L2としている。
ジャンクションボックスの組立性の向上を図る。 【解決手段】 ベースモジュール10の一側にヒューズ
・リレーモジュール11を搭載してジャンクションボッ
クス100を組み立てており、ベースモジュール10の
ケース内部の溝12aに、X方向の短冊状の縦バスバー
13を平行配列していると共にケース外面に外部電線接
続用のキャビティ16をY方向に多数並設した電線接続
ブロック15を複数列突設し、縦バスバー13と電線w
1とを所要の交差位置で接続して回路形成している一
方、溝12aは、キャビティ16に挿入する電線w1と
接続する部分はガタつきのない寸法L1としていると共
にヒューズ・リレーモジュール11のバスバー40の先
端に形成した圧接スロット40a−1との接続側ではガ
タつきのある寸法L2としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のジャン
クションボックスに関し、詳しくは、組立性を向上させ
るものである。
クションボックスに関し、詳しくは、組立性を向上させ
るものである。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車に搭載される電装品の急増
に伴い、自動車用電気接続箱、特に、ジャンクションボ
ックスの内部に収容される回路が急増し、高密度で分岐
回路を形成するために、部品点数が非常に多くなり、組
み立て手数も非常にかかるようになっている。
に伴い、自動車用電気接続箱、特に、ジャンクションボ
ックスの内部に収容される回路が急増し、高密度で分岐
回路を形成するために、部品点数が非常に多くなり、組
み立て手数も非常にかかるようになっている。
【0003】自動車用のジャンクションボックスは、通
常、図10に示す構成とされている。該ジャンクション
ボックス1は、アッパーケース2とロアケース3の間に
絶縁板4A〜4Eを介在させてバスバー5A〜5Dを積
層配置している。上記アッパーケース2にはコネクタ収
容部2a、リレー収容部2b、ヒューズ収容部2cを設
け、これら収容部にコネクタ6、リレー7、ヒューズ8
を装着して、これらの端子とバスバー5A〜5Dから突
設したタブ5eと直接あるいは中継端子を介して接続さ
せている。また、ロアケース3にもコネクタ収容部3a
を設けて、バスバーのタブを突出してコネクタと接続し
ている場合もある。
常、図10に示す構成とされている。該ジャンクション
ボックス1は、アッパーケース2とロアケース3の間に
絶縁板4A〜4Eを介在させてバスバー5A〜5Dを積
層配置している。上記アッパーケース2にはコネクタ収
容部2a、リレー収容部2b、ヒューズ収容部2cを設
け、これら収容部にコネクタ6、リレー7、ヒューズ8
を装着して、これらの端子とバスバー5A〜5Dから突
設したタブ5eと直接あるいは中継端子を介して接続さ
せている。また、ロアケース3にもコネクタ収容部3a
を設けて、バスバーのタブを突出してコネクタと接続し
ている場合もある。
【0004】上記絶縁板4A〜4Eに固定するバスバー
5A〜5Dは導電性金属板を所要の回路形状に打ち抜い
て形成されている。このバスバーと外部回路となるワイ
ヤハーネスW/Hの電線端末の端子とはコネクタ6を介
して接続しており、電線端末の端子をコネクタ6のキャ
ビティに挿入し、このコネクタをジョンクションボック
ス1のケース外面に形成したコネクタ収容部2aに嵌合
すると、上記バスバー5A〜5Dに形成したタブ5eあ
るいはタブに接続した中継端子と、上記コネクタ6内の
電線端末の端子とが嵌合される。
5A〜5Dは導電性金属板を所要の回路形状に打ち抜い
て形成されている。このバスバーと外部回路となるワイ
ヤハーネスW/Hの電線端末の端子とはコネクタ6を介
して接続しており、電線端末の端子をコネクタ6のキャ
ビティに挿入し、このコネクタをジョンクションボック
ス1のケース外面に形成したコネクタ収容部2aに嵌合
すると、上記バスバー5A〜5Dに形成したタブ5eあ
るいはタブに接続した中継端子と、上記コネクタ6内の
電線端末の端子とが嵌合される。
【0005】上記したバスバー5A〜5Dに代えて、図
11(A)(B)に示すように、ケース2'(3')の内
部に縦バスバー5'を収容している場合もあり、該縦バ
スバー5'は帯形状とした導電性金属材をフォーミング
して所要の屈曲形状を形成している。
11(A)(B)に示すように、ケース2'(3')の内
部に縦バスバー5'を収容している場合もあり、該縦バ
スバー5'は帯形状とした導電性金属材をフォーミング
して所要の屈曲形状を形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すように、
従来のジャンクションボックスでは、その内部回路とワ
イヤハーネスの外部回路をコネクタ6を介して接続して
いるため、コネクタ6とワイヤハーネスW/Hとの接続
作業が必要となると共に部品点数が増加する問題があ
る。
従来のジャンクションボックスでは、その内部回路とワ
イヤハーネスの外部回路をコネクタ6を介して接続して
いるため、コネクタ6とワイヤハーネスW/Hとの接続
作業が必要となると共に部品点数が増加する問題があ
る。
【0007】さらに、バスバー5A〜5Dは回路形状に
打ち抜いて形成するため、回路変更が生じるとバスバー
を形成しなおす必要があり、バスバー形成用の金型費が
非常に高くつき、回路変更に柔軟に対応できない問題が
ある。また、バスバー材料となる導電性金属板の歩留ま
りが非常に悪く、コストアップの要因となる。また、図
11(A)(B)に示す縦バスバー5'を用いた場合、
導電性金属板を帯形状として用いるため歩留まりは向上
するが、フォーミングして屈曲させたバスバーは1本づ
つケース2'内の溝あるいはガイド突起の間に挿入しな
ければならず、作業手数がかかり、この点でコストアッ
プの要因が生じる。
打ち抜いて形成するため、回路変更が生じるとバスバー
を形成しなおす必要があり、バスバー形成用の金型費が
非常に高くつき、回路変更に柔軟に対応できない問題が
ある。また、バスバー材料となる導電性金属板の歩留ま
りが非常に悪く、コストアップの要因となる。また、図
11(A)(B)に示す縦バスバー5'を用いた場合、
導電性金属板を帯形状として用いるため歩留まりは向上
するが、フォーミングして屈曲させたバスバーは1本づ
つケース2'内の溝あるいはガイド突起の間に挿入しな
ければならず、作業手数がかかり、この点でコストアッ
プの要因が生じる。
【0008】また、図10および図11に示すジャンク
ションボックスとも、内部回路となるバスバーにコネク
タ、ヒューズおよびリレーを接続する構成としているた
め、ヒューズ、リレーと内部回路との接続が変わる仕様
変更が生じた場合に、内部回路の全体を変更しなければ
ならず、回路変更に容易に対応出来ない問題がある。
ションボックスとも、内部回路となるバスバーにコネク
タ、ヒューズおよびリレーを接続する構成としているた
め、ヒューズ、リレーと内部回路との接続が変わる仕様
変更が生じた場合に、内部回路の全体を変更しなければ
ならず、回路変更に容易に対応出来ない問題がある。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、ジャンクションボックス内に収容するバスバーとし
て歩留まりの良い縦バスバーを用い、回路変更等に容易
に対応できるようにすると共に、さらにジャンクション
ボックスの組立性を向上させることを課題としている。
で、ジャンクションボックス内に収容するバスバーとし
て歩留まりの良い縦バスバーを用い、回路変更等に容易
に対応できるようにすると共に、さらにジャンクション
ボックスの組立性を向上させることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ジャンクションボックスを、外部回路と
接続されるベース回路部と、ヒューズ接続回路部あるい
は/およびリレー接続回路部に分割し、ベース回路部を
備えたベースモジュールと、上記ヒューズ接続回路部あ
るいは/およびリレー接続回路部を備えたヒューズ・リ
レーモジュールを設け、上記ベースモジュールのケース
の一側に上記ヒューズ・リレーモジュールを搭載してジ
ャンクションボックスを組み立てており、上記ベースモ
ジュールのケース内部に形成した溝に、X方向の短冊状
の縦バスバーを平行配列して収容していると共に、該縦
バスバーの配置位置のケース外面に、外部電線端末接続
用のキャビティをY方向に多数並設した電線接続ブロッ
クを複数列突設し、直交方向に配列される上記縦バスバ
ーと電線接続ブロックのキャビティとをX−Y方向の格
子状として、縦バスバーと電線とを所要の交差位置で接
続して所要の回路を形成している一方、上記ヒューズ・
リレーモジュールの絶縁板上に平置き固定したバスバー
の先端を屈折させ、その先端に形成した圧接スロット
に、上記ベースモジュールの縦バスバーの長さ方向の一
端上部を挿入して圧接接続させ、上記縦バスバーを挿入
保持するケースに設ける溝は、上記圧接スロットとの接
続側ではガタつきを持たせて縦バスバーを保持する寸法
としていると共に、上記キャビティに挿入する電線と接
続させる部分はガタつきなく位置決め保持できる寸法と
しているジャンクションボックスを提供している。
め、本発明は、ジャンクションボックスを、外部回路と
接続されるベース回路部と、ヒューズ接続回路部あるい
は/およびリレー接続回路部に分割し、ベース回路部を
備えたベースモジュールと、上記ヒューズ接続回路部あ
るいは/およびリレー接続回路部を備えたヒューズ・リ
レーモジュールを設け、上記ベースモジュールのケース
の一側に上記ヒューズ・リレーモジュールを搭載してジ
ャンクションボックスを組み立てており、上記ベースモ
ジュールのケース内部に形成した溝に、X方向の短冊状
の縦バスバーを平行配列して収容していると共に、該縦
バスバーの配置位置のケース外面に、外部電線端末接続
用のキャビティをY方向に多数並設した電線接続ブロッ
クを複数列突設し、直交方向に配列される上記縦バスバ
ーと電線接続ブロックのキャビティとをX−Y方向の格
子状として、縦バスバーと電線とを所要の交差位置で接
続して所要の回路を形成している一方、上記ヒューズ・
リレーモジュールの絶縁板上に平置き固定したバスバー
の先端を屈折させ、その先端に形成した圧接スロット
に、上記ベースモジュールの縦バスバーの長さ方向の一
端上部を挿入して圧接接続させ、上記縦バスバーを挿入
保持するケースに設ける溝は、上記圧接スロットとの接
続側ではガタつきを持たせて縦バスバーを保持する寸法
としていると共に、上記キャビティに挿入する電線と接
続させる部分はガタつきなく位置決め保持できる寸法と
しているジャンクションボックスを提供している。
【0011】上記構成とすると、ジョンクションボック
スの内部回路として短冊形状の縦バスバーを用い、ケー
ス内部に並列配置としているため、導電性金属板の歩留
まりを100%に出来ると共にフォーミング加工を省略
でき、しかも、ケース内部に一括して自動組み付けを行
うことができる。また、上記縦バスバーと上記電線接続
ブロックのキャビティとをX−Y方向の格子状としてい
るので、上記電線をキャビティに挿入して縦バスバーと
接続するだけで所要の回路を形成することができると共
に、電線を縦バスバーにコネクタレスで接続することが
でき、部品点数およびコネクタ接続作業を低減すること
ができる。さらに、回路変更の際にも、上記電線と上記
縦バスバーとの接続位置さえ変更すれば容易に対応する
ことができる。
スの内部回路として短冊形状の縦バスバーを用い、ケー
ス内部に並列配置としているため、導電性金属板の歩留
まりを100%に出来ると共にフォーミング加工を省略
でき、しかも、ケース内部に一括して自動組み付けを行
うことができる。また、上記縦バスバーと上記電線接続
ブロックのキャビティとをX−Y方向の格子状としてい
るので、上記電線をキャビティに挿入して縦バスバーと
接続するだけで所要の回路を形成することができると共
に、電線を縦バスバーにコネクタレスで接続することが
でき、部品点数およびコネクタ接続作業を低減すること
ができる。さらに、回路変更の際にも、上記電線と上記
縦バスバーとの接続位置さえ変更すれば容易に対応する
ことができる。
【0012】ヒューズ・リレーモジュールのバスバーの
先端に圧接スロットを形成することで、一括してバスバ
ー先端の圧接スロットを縦バスバーに圧接接続するだけ
で、ヒューズ・リレー接続回路部とベース回路部を簡単
に接続できる。
先端に圧接スロットを形成することで、一括してバスバ
ー先端の圧接スロットを縦バスバーに圧接接続するだけ
で、ヒューズ・リレー接続回路部とベース回路部を簡単
に接続できる。
【0013】さらにまた、バスバーを挿入保持するケー
スの溝は、キャビティに挿入する電線と接続させる部分
はガタつきなく縦バスバーを位置決め保持できる寸法と
することで、縦バスバーの脱落を防止していると共に、
ヒューズ・リレーモジュールのバスバーの圧接スロット
と接続させる部分の溝はガタつきを持たせて縦バスバー
を保持する寸法とすることで、ヒューズ・リレーモジュ
ールをベースモジュールに組み付ける際に、圧接スロッ
トの中心より縦バスバーがズレている場合でも、その寸
法のズレを修正するように縦バスバーが動き、圧接スロ
ットに正しく挿入される。従って、圧接スロットの中心
と縦バスバーとが合わないことによる、圧接スロットの
挿入力の増加および圧接スロットの変形等を防ぐことが
でき、ジャンクションボックスの組立性が向上する。
スの溝は、キャビティに挿入する電線と接続させる部分
はガタつきなく縦バスバーを位置決め保持できる寸法と
することで、縦バスバーの脱落を防止していると共に、
ヒューズ・リレーモジュールのバスバーの圧接スロット
と接続させる部分の溝はガタつきを持たせて縦バスバー
を保持する寸法とすることで、ヒューズ・リレーモジュ
ールをベースモジュールに組み付ける際に、圧接スロッ
トの中心より縦バスバーがズレている場合でも、その寸
法のズレを修正するように縦バスバーが動き、圧接スロ
ットに正しく挿入される。従って、圧接スロットの中心
と縦バスバーとが合わないことによる、圧接スロットの
挿入力の増加および圧接スロットの変形等を防ぐことが
でき、ジャンクションボックスの組立性が向上する。
【0014】また、上記ジャンクションボックスは、上
記ベース回路部を構成するベースモジュールと、上記ヒ
ューズ・リレー接続回路部を備えたヒューズ・リレーモ
ジュールとにモジュール分割されているので、仕様変更
が行なわれる際には、該当するモジュールのみを変更す
ればよいので、ジャンクションボックス全体を作り直さ
ずに済み、フレキシブルな対応が可能となる。
記ベース回路部を構成するベースモジュールと、上記ヒ
ューズ・リレー接続回路部を備えたヒューズ・リレーモ
ジュールとにモジュール分割されているので、仕様変更
が行なわれる際には、該当するモジュールのみを変更す
ればよいので、ジャンクションボックス全体を作り直さ
ずに済み、フレキシブルな対応が可能となる。
【0015】なお、上記ヒューズ・リレーモジュール
は、ヒューズモジュールとリレーモジュールとにさらに
分割してもよいことは言うまでもない。
は、ヒューズモジュールとリレーモジュールとにさらに
分割してもよいことは言うまでもない。
【0016】上記圧接スロットと接続させる側の縦バス
バーの近傍に薄肉部を設け、縦バスバーに可撓性を付与
している。あるいは、上記圧接スロットと接続させる側
の縦バスバーの近傍に円弧状に屈曲させた部分を設け、
該屈曲部により縦バスバーに可撓性を付与している。
バーの近傍に薄肉部を設け、縦バスバーに可撓性を付与
している。あるいは、上記圧接スロットと接続させる側
の縦バスバーの近傍に円弧状に屈曲させた部分を設け、
該屈曲部により縦バスバーに可撓性を付与している。
【0017】上記のように、上記圧接スロットと接続さ
せる側の縦バスバーの近傍に上記薄肉部あるいは上記屈
曲部を形成して可撓性を付与していると、圧接スロット
の縦バスバーへの挿入に際して、圧接スロットの中心と
縦バスバーがズレている時に、縦バスバーが左右に撓み
易いので、上記位置ズレ修正がより低挿入力にて行ない
やすくなっている。
せる側の縦バスバーの近傍に上記薄肉部あるいは上記屈
曲部を形成して可撓性を付与していると、圧接スロット
の縦バスバーへの挿入に際して、圧接スロットの中心と
縦バスバーがズレている時に、縦バスバーが左右に撓み
易いので、上記位置ズレ修正がより低挿入力にて行ない
やすくなっている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1乃至図7は第1実施形態を示す。図1
または図2は自動車用ワイヤハーネスに接続されるジャ
ンクションボックス100を示し、10はベースモジュ
ール、11はヒューズ・リレーモジュール、18はEC
Uケースである。
て説明する。図1乃至図7は第1実施形態を示す。図1
または図2は自動車用ワイヤハーネスに接続されるジャ
ンクションボックス100を示し、10はベースモジュ
ール、11はヒューズ・リレーモジュール、18はEC
Uケースである。
【0019】ベースモジュール10はアッパーケース1
2とロアケース14とからなるケース内部に図2に示す
ようにX方向の短冊状の縦バスバー13を多数並列状態
で収容している。縦バスバー13はベース回路を構成
し、アッパーケース12に設けた電線接続ブロック15
の各キャビティ16に、図4に示すように、電線w1の
端子20を直接挿入して縦バスバー13と直接接続して
いる。このベースモジュール10のロアケース14の一
側にヒューズ・リレーモジュール11を搭載している。
2とロアケース14とからなるケース内部に図2に示す
ようにX方向の短冊状の縦バスバー13を多数並列状態
で収容している。縦バスバー13はベース回路を構成
し、アッパーケース12に設けた電線接続ブロック15
の各キャビティ16に、図4に示すように、電線w1の
端子20を直接挿入して縦バスバー13と直接接続して
いる。このベースモジュール10のロアケース14の一
側にヒューズ・リレーモジュール11を搭載している。
【0020】詳しくは、ベースモジュール10のアッパ
ーケース12の上面の一側には、Y方向の略全長にわた
って複数の電線接続ブロック15を平行列で突設してお
り、各列の電線接続ブロック15は端子挿入部となるキ
ャビティ16をY方向に多数並設している。また、電線
接続ブロック15の一方側には複数のコネクタ収容部1
7を突設している。
ーケース12の上面の一側には、Y方向の略全長にわた
って複数の電線接続ブロック15を平行列で突設してお
り、各列の電線接続ブロック15は端子挿入部となるキ
ャビティ16をY方向に多数並設している。また、電線
接続ブロック15の一方側には複数のコネクタ収容部1
7を突設している。
【0021】アッパーケース12の内面は、図5に示す
ように、多数並設する縦バスバー13を固定するための
溝12aを等ピッチで多数並設している。これら各溝1
2aは、電線接続ブロック15のキャビティ16の底面
開口およびコネクタ収容部17の底面開口をはさんで連
続させて、各溝12aに縦バスバー13を挿入して位置
決め保持している。
ように、多数並設する縦バスバー13を固定するための
溝12aを等ピッチで多数並設している。これら各溝1
2aは、電線接続ブロック15のキャビティ16の底面
開口およびコネクタ収容部17の底面開口をはさんで連
続させて、各溝12aに縦バスバー13を挿入して位置
決め保持している。
【0022】また、上記溝12aは、ヒューズ・リレー
モジュール11のバスバー40の縦バスバー接続用端子
部40aが挿入される収容部19の端部の溝12a−1
を縦バスバー13の幅よりも大きい幅L2としてガタつ
きを持たせていると共に、他の部分は縦バスバー13の
幅と略同一の幅L1としてガタつきなく保持している。
なお、上記縦バスバー13を位置決め保持する溝はロア
ケース側にも設けてもよい。また、上記各溝12aに挿
入固定する縦バスバー13は、連続した一枚の短冊状の
縦バスバーの他に、これを分断して複数枚の縦バスバー
を隙間をあけて連続させたものを用いてもよい。
モジュール11のバスバー40の縦バスバー接続用端子
部40aが挿入される収容部19の端部の溝12a−1
を縦バスバー13の幅よりも大きい幅L2としてガタつ
きを持たせていると共に、他の部分は縦バスバー13の
幅と略同一の幅L1としてガタつきなく保持している。
なお、上記縦バスバー13を位置決め保持する溝はロア
ケース側にも設けてもよい。また、上記各溝12aに挿
入固定する縦バスバー13は、連続した一枚の短冊状の
縦バスバーの他に、これを分断して複数枚の縦バスバー
を隙間をあけて連続させたものを用いてもよい。
【0023】上記X方向の縦バスバー13と上記Y方向
に並設するキャビティ16に挿入する電線w1端末の端
子20とはX−Y方向の格子状に配置され、所要位置で
縦バスバー13と端子20とを接続して、所要の回路を
構成している。
に並設するキャビティ16に挿入する電線w1端末の端
子20とはX−Y方向の格子状に配置され、所要位置で
縦バスバー13と端子20とを接続して、所要の回路を
構成している。
【0024】また、ロアケース14の一側より延在した
ヒューズ・リレーモジュール設置部22とケース25と
の間には、図3に示すようにヒューズ・リレー用のバス
バー40を設置しており、バスバー40の一端にはヒュ
ーズ等と接続する端子部40bを備えていると共に他端
には圧接スロット40a―1を有する縦バスバー接続用
端子部40aを備えている。そして、上記バスバー40
が絶縁板41上の所要位置に配置された状態で、バスバ
ー40の一側に上記縦バスバー接続用端子部40aが多
数並列される。
ヒューズ・リレーモジュール設置部22とケース25と
の間には、図3に示すようにヒューズ・リレー用のバス
バー40を設置しており、バスバー40の一端にはヒュ
ーズ等と接続する端子部40bを備えていると共に他端
には圧接スロット40a―1を有する縦バスバー接続用
端子部40aを備えている。そして、上記バスバー40
が絶縁板41上の所要位置に配置された状態で、バスバ
ー40の一側に上記縦バスバー接続用端子部40aが多
数並列される。
【0025】図6に示すように、上記並列した縦バスバ
ー接続用端子部40aは垂直に屈折させ、その圧接スロ
ット40a−1を縦バスバー13に圧接接続させて、ベ
ースモジュール10の内部回路の縦バスバー13とヒュ
ーズ・リレーモジュール12のバスバー40とを接続し
ている。上記各バスバー40の他端の端子部40bも垂
直に屈折させて、ヒューズ搭載部28、リレー搭載部2
7、ヒュージブルリンク搭載部23に搭載するリレー、
ヒューズ、ヒュージブルリンクの端子と圧接接続させて
いる。
ー接続用端子部40aは垂直に屈折させ、その圧接スロ
ット40a−1を縦バスバー13に圧接接続させて、ベ
ースモジュール10の内部回路の縦バスバー13とヒュ
ーズ・リレーモジュール12のバスバー40とを接続し
ている。上記各バスバー40の他端の端子部40bも垂
直に屈折させて、ヒューズ搭載部28、リレー搭載部2
7、ヒュージブルリンク搭載部23に搭載するリレー、
ヒューズ、ヒュージブルリンクの端子と圧接接続させて
いる。
【0026】上記各キャビティ16に挿入する電線w1
端末に圧着された端子20は、図4に示すように、一対
の挟持片20aを備え、縦バスバー13を端子20の一
対の挟持片20aにより挟持して接続している。また、
該端子20には芯線バレル20bと挟持片20aとの間
の位置に係止凹部20cを設けてキャビティ16内壁と
係止する。
端末に圧着された端子20は、図4に示すように、一対
の挟持片20aを備え、縦バスバー13を端子20の一
対の挟持片20aにより挟持して接続している。また、
該端子20には芯線バレル20bと挟持片20aとの間
の位置に係止凹部20cを設けてキャビティ16内壁と
係止する。
【0027】上記アッパーケース12に設けたコネクタ
収容部17には、図7に示すように、電線w2端末の端
子31を挿入係止したコネクタ30を嵌合し、コネクタ
30の外側のロック爪30aとコネクタ収容部17の内
壁の被ロック部17aとをロック結合している。コネク
タ30には縦バスバー挿通溝30bを設けて縦バスバー
13をコネクタ内に挿通させ、コネクタ内の端子31を
縦バスバー13に挟持させて接続している。
収容部17には、図7に示すように、電線w2端末の端
子31を挿入係止したコネクタ30を嵌合し、コネクタ
30の外側のロック爪30aとコネクタ収容部17の内
壁の被ロック部17aとをロック結合している。コネク
タ30には縦バスバー挿通溝30bを設けて縦バスバー
13をコネクタ内に挿通させ、コネクタ内の端子31を
縦バスバー13に挟持させて接続している。
【0028】上記アッパーケースと嵌合するロアケース
14には、図1、2、3に示すように、アッパーケース
12との嵌合部の一側端よりヒューズ・リレーモジュー
ル設置部22を突設している。このヒューズ・リレーモ
ジュール設置部22にはヒュージブルリンク搭載部23
を突設すると共に、端子穴24を設けている。このヒュ
ーズ・リレーモジュール設置部22の下部にヒューズ・
リレーモジュール11のケース25を組み付けている。
該ケース25に端子穴24に嵌合する端子収容部26を
上向きに突出すると共に、下向きにリレー搭載部27、
ヒューズ搭載部28を突設している。
14には、図1、2、3に示すように、アッパーケース
12との嵌合部の一側端よりヒューズ・リレーモジュー
ル設置部22を突設している。このヒューズ・リレーモ
ジュール設置部22にはヒュージブルリンク搭載部23
を突設すると共に、端子穴24を設けている。このヒュ
ーズ・リレーモジュール設置部22の下部にヒューズ・
リレーモジュール11のケース25を組み付けている。
該ケース25に端子穴24に嵌合する端子収容部26を
上向きに突出すると共に、下向きにリレー搭載部27、
ヒューズ搭載部28を突設している。
【0029】さらに、ベースモジュール10の下部にE
CUケース18を組みつけ、該ECUケース18の内部
にプリント基板55を収容し、該プリント基板55の導
体をベースモジュール10側の縦バスバー13と接続さ
せている。
CUケース18を組みつけ、該ECUケース18の内部
にプリント基板55を収容し、該プリント基板55の導
体をベースモジュール10側の縦バスバー13と接続さ
せている。
【0030】上記構成からなるジャンクションボックス
100では、縦バスバー13を挿入保持するアッパーケ
ース12の溝12aは、ヒューズ・リレーモジュール1
1のバスバー40の縦バスバー接続用端子部40aを収
容する収容部19の一側に設けられた溝12a−1の幅
L2を大としてガタつきを持たせているので、ヒューズ
・リレーモジュール11のバスバー40を縦バスバー1
3に一括して圧接接続する際に、縦バスバー接続用端子
部40aの圧接スロット40a−1の中心より縦バスバ
ー13がズレている場合でも、その寸法のズレを修正す
るように縦バスバー13が動いて圧接スロット40a−
1に正しく挿入される。よって、圧接スロット40a−
1の中心と縦バスバー13とが合わないことによる、挿
入力の増加および圧接スロット40a−1の変形等を防
ぐことができる。
100では、縦バスバー13を挿入保持するアッパーケ
ース12の溝12aは、ヒューズ・リレーモジュール1
1のバスバー40の縦バスバー接続用端子部40aを収
容する収容部19の一側に設けられた溝12a−1の幅
L2を大としてガタつきを持たせているので、ヒューズ
・リレーモジュール11のバスバー40を縦バスバー1
3に一括して圧接接続する際に、縦バスバー接続用端子
部40aの圧接スロット40a−1の中心より縦バスバ
ー13がズレている場合でも、その寸法のズレを修正す
るように縦バスバー13が動いて圧接スロット40a−
1に正しく挿入される。よって、圧接スロット40a−
1の中心と縦バスバー13とが合わないことによる、挿
入力の増加および圧接スロット40a−1の変形等を防
ぐことができる。
【0031】また、縦バスバー13をアッパーケース1
2とロアケース14内に並列配置して収容してベースモ
ジュール10を組み立てており、このベースモジュール
10に対して、並列させた電線w1の端子20を、アッ
パーケース12の電線接続ブロック15のキャビティ1
6に直接的に一括挿入するだけで縦バスバー13に接続
させることができる。また、ワイヤハーネス端末のコネ
クタ30もコネクタ収容部17に嵌合させるだけで、コ
ネクタ30内の端子31を縦バスバー13に接続させる
ことができる。
2とロアケース14内に並列配置して収容してベースモ
ジュール10を組み立てており、このベースモジュール
10に対して、並列させた電線w1の端子20を、アッ
パーケース12の電線接続ブロック15のキャビティ1
6に直接的に一括挿入するだけで縦バスバー13に接続
させることができる。また、ワイヤハーネス端末のコネ
クタ30もコネクタ収容部17に嵌合させるだけで、コ
ネクタ30内の端子31を縦バスバー13に接続させる
ことができる。
【0032】また、上記ジャンクションボックス100
では、各電線w1と縦バスバー13との接続位置さえ変
更すれば回路変更を容易に行うことができる。かつ、ベ
ースモジュール10とヒューズ・リレーモジュール11
とを分離し、ヒューズ・リレーモジュール11のヒュー
ズ・リレー用のバスバー40を縦バスバー13と接続さ
せているため、ベース回路と外部電線との接続形態の変
更があるだけの場合にはヒューズ・リレーモジュール1
1を共用することができる。同様に、ヒューズ・リレー
モジュール11のヒューズ接続回路等のみ変更がある場
合にはベースモジュール10を共用することができる。
では、各電線w1と縦バスバー13との接続位置さえ変
更すれば回路変更を容易に行うことができる。かつ、ベ
ースモジュール10とヒューズ・リレーモジュール11
とを分離し、ヒューズ・リレーモジュール11のヒュー
ズ・リレー用のバスバー40を縦バスバー13と接続さ
せているため、ベース回路と外部電線との接続形態の変
更があるだけの場合にはヒューズ・リレーモジュール1
1を共用することができる。同様に、ヒューズ・リレー
モジュール11のヒューズ接続回路等のみ変更がある場
合にはベースモジュール10を共用することができる。
【0033】なお、ヒューズ・リレーモジュールは一体
化せずに、ヒューズモジュールとリレーモジュールとに
分割して形成してもよい。
化せずに、ヒューズモジュールとリレーモジュールとに
分割して形成してもよい。
【0034】図8は第2実施形態を示す。第1実施形態
との相違点は、縦バスバー13’の一部に薄肉部13
a’を設けている点である。縦バスバー13’には、ア
ッパーケース12の溝12aに挿入して位置保持した状
態で、ヒューズ・リレーモジュール11のバスバー40
の縦バスバー接続用端子部40aの圧接スロット40a
−1と圧接接続する位置近傍に薄肉部13a’を設けて
いる。
との相違点は、縦バスバー13’の一部に薄肉部13
a’を設けている点である。縦バスバー13’には、ア
ッパーケース12の溝12aに挿入して位置保持した状
態で、ヒューズ・リレーモジュール11のバスバー40
の縦バスバー接続用端子部40aの圧接スロット40a
−1と圧接接続する位置近傍に薄肉部13a’を設けて
いる。
【0035】上記薄肉部13a’により縦バスバー1
3’が撓み易くなり、縦バスバー接続用端子部40aの
圧接スロット40a−1が縦バスバー13に圧接接続さ
れる際に、より低挿入力にて位置ズレ修正を行なうこと
ができる。なお、他の構成は第1実施形態と同様である
ため説明を省略する。
3’が撓み易くなり、縦バスバー接続用端子部40aの
圧接スロット40a−1が縦バスバー13に圧接接続さ
れる際に、より低挿入力にて位置ズレ修正を行なうこと
ができる。なお、他の構成は第1実施形態と同様である
ため説明を省略する。
【0036】図9は第3実施形態を示す。第1実施形態
との相違点は、縦バスバー13”の一部に屈曲部13
a”を設けている点である。縦バスバー13”には、ア
ッパーケース12の溝12aに挿入して位置保持した状
態で、ヒューズ・リレーモジュール11のバスバー40
の縦バスバー接続用端子部40aの圧接スロット40a
−1と圧接接続する位置近傍に円弧状に屈曲させた屈曲
部13a”を設けている。
との相違点は、縦バスバー13”の一部に屈曲部13
a”を設けている点である。縦バスバー13”には、ア
ッパーケース12の溝12aに挿入して位置保持した状
態で、ヒューズ・リレーモジュール11のバスバー40
の縦バスバー接続用端子部40aの圧接スロット40a
−1と圧接接続する位置近傍に円弧状に屈曲させた屈曲
部13a”を設けている。
【0037】上記屈曲部13a”により縦バスバー1
3”が撓み易くなり、縦バスバー接続用端子部40aの
圧接スロット40a−1が縦バスバー13に圧接接続さ
れる際に、より低挿入力にて位置ズレ修正を行なうこと
ができる。なお、他の構成は第1実施形態と同様である
ため説明を省略する。
3”が撓み易くなり、縦バスバー接続用端子部40aの
圧接スロット40a−1が縦バスバー13に圧接接続さ
れる際に、より低挿入力にて位置ズレ修正を行なうこと
ができる。なお、他の構成は第1実施形態と同様である
ため説明を省略する。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ジョンクションボックスの内部回路として短
冊形状の縦バスバーを用いているため、導電性金属板の
歩留まりを100%に出来ると共にフォーミング加工を
省略できる。また、電線を縦バスバーにコネクタレスで
接続することができ、電線のコネクタ接続作業を無くす
ことが出来ると共に部品点数の削減を図ることができ
る。さらに、回路変更の際にも、上記電線と上記縦バス
バーとの接続位置さえ変更すれば容易に対応することが
できる。
によれば、ジョンクションボックスの内部回路として短
冊形状の縦バスバーを用いているため、導電性金属板の
歩留まりを100%に出来ると共にフォーミング加工を
省略できる。また、電線を縦バスバーにコネクタレスで
接続することができ、電線のコネクタ接続作業を無くす
ことが出来ると共に部品点数の削減を図ることができ
る。さらに、回路変更の際にも、上記電線と上記縦バス
バーとの接続位置さえ変更すれば容易に対応することが
できる。
【0039】上記バスバーの縦バスバー接続用端子部に
圧接スロットを設けると、上記バスバーを縦バスバーと
接続する際に中継端子等を用いずに直接ワンタッチで接
続すること可能になる。また、バスバーを挿入保持する
ケースの溝は、上記バスバーの縦バスバー接続用端子部
の圧接スロットと接続させる部分の溝はガタつきのある
寸法とすることで、ヒューズ・リレーモジュールをベー
スモジュールに組み付ける際に、上記圧接スロットの中
心から縦バスバーがズレている場合でも、その寸法のズ
レを修正するように縦バスバーが動き、圧接スロットに
正しく挿入できる。よって、上記圧接スロットの中心と
縦バスバーとがズレている際の挿入力の増加および圧接
スロットの変形等を防ぐことができる。また、上記圧接
スロットと接続させる縦バスバーの近傍に薄肉部あるい
は屈曲部を設けて縦バスバーが左右に撓み易くすると、
上記位置ズレ修正がさらに低挿入力にて簡単に行なわれ
る。
圧接スロットを設けると、上記バスバーを縦バスバーと
接続する際に中継端子等を用いずに直接ワンタッチで接
続すること可能になる。また、バスバーを挿入保持する
ケースの溝は、上記バスバーの縦バスバー接続用端子部
の圧接スロットと接続させる部分の溝はガタつきのある
寸法とすることで、ヒューズ・リレーモジュールをベー
スモジュールに組み付ける際に、上記圧接スロットの中
心から縦バスバーがズレている場合でも、その寸法のズ
レを修正するように縦バスバーが動き、圧接スロットに
正しく挿入できる。よって、上記圧接スロットの中心と
縦バスバーとがズレている際の挿入力の増加および圧接
スロットの変形等を防ぐことができる。また、上記圧接
スロットと接続させる縦バスバーの近傍に薄肉部あるい
は屈曲部を設けて縦バスバーが左右に撓み易くすると、
上記位置ズレ修正がさらに低挿入力にて簡単に行なわれ
る。
【0040】また、上記のようにジャンクションボック
スがモジュール分割されていると、仕様変更が行なわれ
る際には、該当するモジュールのみを変更すればよいの
で、ジャンクションボックス全体を作り直さずに済み、
フレキシブルに対応することができる。
スがモジュール分割されていると、仕様変更が行なわれ
る際には、該当するモジュールのみを変更すればよいの
で、ジャンクションボックス全体を作り直さずに済み、
フレキシブルに対応することができる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係るジャンクション
ボックスの上方側から見た斜視図である。
ボックスの上方側から見た斜視図である。
【図2】 ジャンクションボックスの分解斜視図であ
る。
る。
【図3】 ジャンクションボックスの断面図である。
【図4】 電線端末の端子と縦バスバーの接続状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】 アッパーケースの内面に縦バスバーを取り付
けた状態の要部平面図である。
けた状態の要部平面図である。
【図6】 バスバーと縦バスバーとの接続状態を下方側
から見た要部斜視図である。
から見た要部斜視図である。
【図7】 (A)は電線が接続されたコネクタの斜視
図、(B)はコネクタをコネクタ収容部に嵌合した状態
の断面図である。
図、(B)はコネクタをコネクタ収容部に嵌合した状態
の断面図である。
【図8】 第2実施形態のアッパーケースの内面に縦バ
スバーを取り付けた状態の要部平面図である。
スバーを取り付けた状態の要部平面図である。
【図9】 第3実施形態のアッパーケースの内面に縦バ
スバーを取り付けた状態の要部平面図である。
スバーを取り付けた状態の要部平面図である。
【図10】 従来のジャンクションボックスの斜視図で
ある。
ある。
【図11】 (A)は別の従来のジャンクションボック
スの平面図、(B)は縦バスバーの斜視図である。
スの平面図、(B)は縦バスバーの斜視図である。
100 ジャンクションボックス
10 ベースモジュール
11 ヒューズモジュール
12 アッパーケース
12a 溝
13、13’、13” 縦バスバー
13a’ 薄肉部
13a” 屈曲部
14 ロアケース
15 電線接続ブロック
16 キャビティ
17 コネクタ収容部
18 ECUケース
19 収容部
20 端子
22 ヒューズ・リレーモジュール設置部
25 ケース
30 コネクタ
30b バスバー挿通溝
40 ヒューズ・リレー用バスバー
40a 縦バスバー接続用端子部
40a−1 圧接スロット
40b 端子部
w1、w2 電線
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 角田 達哉
三重県四日市市西末広町1番14号 住友電
装株式会社内
Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FA14 FB02 FB20
FC30 FC38 JA08
5E023 AA04 AA09 AA16 AA26 BB12
BB22 CC22 DD17 DD18 EE03
HH08 HH19
5G361 BA02 BB01 BC01
Claims (3)
- 【請求項1】 ジャンクションボックスを、外部回路と
接続されるベース回路部と、ヒューズ接続回路部あるい
は/およびリレー接続回路部に分割し、ベース回路部を
備えたベースモジュールと、上記ヒューズ接続回路部あ
るいは/およびリレー接続回路部を備えたヒューズ・リ
レーモジュールを設け、上記ベースモジュールのケース
の一側に上記ヒューズ・リレーモジュールを搭載してジ
ャンクションボックスを組み立てており、 上記ベースモジュールのケース内部に形成した溝に、X
方向の短冊状の縦バスバーを平行配列して収容している
と共に、該縦バスバーの配置位置のケース外面に、外部
電線端末接続用のキャビティをY方向に多数並設した電
線接続ブロックを複数列突設し、直交方向に配列される
上記縦バスバーと電線接続ブロックのキャビティとをX
−Y方向の格子状として、縦バスバーと電線とを所要の
交差位置で接続して所要の回路を形成している一方、 上記ヒューズ・リレーモジュールの絶縁板上に平置き固
定したバスバーの先端を屈折させ、その先端に形成した
圧接スロットに、上記ベースモジュールの縦バスバーの
長さ方向の一端上部を挿入して圧接接続させ、 上記縦バスバーを挿入保持するケースに設ける溝は、上
記圧接スロットとの接続側ではガタつきを持たせて縦バ
スバーを保持する寸法としていると共に、上記キャビテ
ィに挿入する電線と接続させる部分はガタつきなく位置
決め保持できる寸法としているジャンクションボック
ス。 - 【請求項2】 上記圧接スロットと接続させる側の縦バ
スバーの近傍に薄肉部を設け、縦バスバーに可撓性を付
与している請求項1に記載のジャンクションボックス。 - 【請求項3】 上記圧接スロットと接続させる側の縦バ
スバーの近傍に円弧状に屈曲させた部分を設け、該屈曲
部により縦バスバーに可撓性を付与している請求項1に
記載のジャンクションボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001251185A JP2003070129A (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | ジャンクションボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001251185A JP2003070129A (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | ジャンクションボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003070129A true JP2003070129A (ja) | 2003-03-07 |
Family
ID=19079870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001251185A Abandoned JP2003070129A (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | ジャンクションボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003070129A (ja) |
-
2001
- 2001-08-22 JP JP2001251185A patent/JP2003070129A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040426 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070116 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070316 |