JP2003061494A - 動物を搾乳する装置及び方法、並びに動物の乳頭及び/または乳房を洗浄する装置 - Google Patents
動物を搾乳する装置及び方法、並びに動物の乳頭及び/または乳房を洗浄する装置Info
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- A01J5/08—Teat-cups with two chambers
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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- A01J5/00—Milking machines or devices
- A01J5/007—Monitoring milking processes; Control or regulation of milking machines
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- A01J5/013—On-site detection of mastitis in milk
- A01J5/0138—On-site detection of mastitis in milk by using temperature
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- A01J5/0175—Attaching of clusters
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乳牛等の動物を、健康に悪影響を与えること
なく管理し、効果的に搾乳する装置並びに方法を提供す
ること。 【解決手段】 乳牛等の動物を搾乳する装置には、動物
の乳頭に連結されるティートカップを備えた搾乳機械が
設けられ、該ティートカップに少なくとも1つの温度セ
ンサが設けられている。装置には、該温度センサを起動
するための起動装置が設けられている。動物の乳頭を洗
浄する装置には、少なくとも1つの温度センサが設けら
れている。乳牛等の動物を搾乳する方法は、温度測定に
よって搾乳処理及び/または動物の身体条件を管理する
管理段階を含む。該管理段階は、少なくとも乳頭の1部
及び/またはその乳頭に続く乳房の長さにわたる、特に
乳頭全体及び/または乳房全体にわたる温度の測定を含
む。
なく管理し、効果的に搾乳する装置並びに方法を提供す
ること。 【解決手段】 乳牛等の動物を搾乳する装置には、動物
の乳頭に連結されるティートカップを備えた搾乳機械が
設けられ、該ティートカップに少なくとも1つの温度セ
ンサが設けられている。装置には、該温度センサを起動
するための起動装置が設けられている。動物の乳頭を洗
浄する装置には、少なくとも1つの温度センサが設けら
れている。乳牛等の動物を搾乳する方法は、温度測定に
よって搾乳処理及び/または動物の身体条件を管理する
管理段階を含む。該管理段階は、少なくとも乳頭の1部
及び/またはその乳頭に続く乳房の長さにわたる、特に
乳頭全体及び/または乳房全体にわたる温度の測定を含
む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物の乳頭に連結
されるティートカップを備えた搾乳機械が設けられ、該
ティートカップに少なくとも1つの温度センサを設けた
乳牛等の動物を搾乳する装置に関する。本発明はまた、
温度測定によって搾乳処理及び/または動物の身体条件
を管理する管理段階を含む乳牛等の動物を搾乳する方法
にも関する。本発明はまた、乳牛等の動物の乳頭及び/
または乳房を洗浄する装置にも関する。
されるティートカップを備えた搾乳機械が設けられ、該
ティートカップに少なくとも1つの温度センサを設けた
乳牛等の動物を搾乳する装置に関する。本発明はまた、
温度測定によって搾乳処理及び/または動物の身体条件
を管理する管理段階を含む乳牛等の動物を搾乳する方法
にも関する。本発明はまた、乳牛等の動物の乳頭及び/
または乳房を洗浄する装置にも関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】このような装置及び方法は、オ
ランダ国出願第NL1012529号に記載されてい
る。上記装置及び方法は非常によく機能するが、さらな
る改良を求める要望が常にある。本発明の目的は、さら
なる改良を可能にする装置及び方法を提供することであ
る。
ランダ国出願第NL1012529号に記載されてい
る。上記装置及び方法は非常によく機能するが、さらな
る改良を求める要望が常にある。本発明の目的は、さら
なる改良を可能にする装置及び方法を提供することであ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
の第1の態様によれば、温度センサを起動するための起
動装置を設けたことを特徴とする、上記タイプの乳牛等
の動物を搾乳する装置が提供される。これにより、無駄
なエネルギー消費を防ぐことが出来る。さらに該起動装
置は、温度センサを起動する以外に、出来れば温度値を
記録し処理するために必要な他の部品を起動することも
可能である。
の第1の態様によれば、温度センサを起動するための起
動装置を設けたことを特徴とする、上記タイプの乳牛等
の動物を搾乳する装置が提供される。これにより、無駄
なエネルギー消費を防ぐことが出来る。さらに該起動装
置は、温度センサを起動する以外に、出来れば温度値を
記録し処理するために必要な他の部品を起動することも
可能である。
【0004】起動装置をティートカップ内の乳頭の存在
を検出するための検出装置により構成すると、乳頭がテ
ィートカップに侵入する瞬間に温度測定を開始すること
が出来る。
を検出するための検出装置により構成すると、乳頭がテ
ィートカップに侵入する瞬間に温度測定を開始すること
が出来る。
【0005】無駄なエネルギー消費を防ぐために、上記
起動装置はまた、温度センサを不作動とするようにもな
っている。例えば、乳頭が完全にティートカップに挿入
された瞬間に、不作動となるようにしてもよい。
起動装置はまた、温度センサを不作動とするようにもな
っている。例えば、乳頭が完全にティートカップに挿入
された瞬間に、不作動となるようにしてもよい。
【0006】好適には装置に、動物と、関連する乳頭及
び/または関連する乳房を識別するための識別装置が設
けられる。
び/または関連する乳房を識別するための識別装置が設
けられる。
【0007】農夫が温度値を分析することも出来るが、
測定温度値を記録したり処理または分析するためのコン
ピュータ処理ユニットに、温度センサを接続可能である
のが好ましい。正確な分析を可能にするため、上記コン
ピュータ処理ユニットが、基準温度値を記憶するための
メモリと、測定された温度値を基準温度値と比較し、比
較結果信号を発するための比較ユニットを含むことが好
ましい。
測定温度値を記録したり処理または分析するためのコン
ピュータ処理ユニットに、温度センサを接続可能である
のが好ましい。正確な分析を可能にするため、上記コン
ピュータ処理ユニットが、基準温度値を記憶するための
メモリと、測定された温度値を基準温度値と比較し、比
較結果信号を発するための比較ユニットを含むことが好
ましい。
【0008】これに代えて或いはこれに加えて、上記コ
ンピュータ処理ユニットは、動物の異なる乳頭から生じ
る測定された温度値を比較し、比較結果信号を発するた
めの比較ユニットを含む。このような比較は、乳頭及び
/または乳房の温度相互間の一定の差異を示す。偏差の
大小に基づき、所定の信号(警告信号及び/または制御
信号)を出すことも出来る。
ンピュータ処理ユニットは、動物の異なる乳頭から生じ
る測定された温度値を比較し、比較結果信号を発するた
めの比較ユニットを含む。このような比較は、乳頭及び
/または乳房の温度相互間の一定の差異を示す。偏差の
大小に基づき、所定の信号(警告信号及び/または制御
信号)を出すことも出来る。
【0009】従って、本発明はまた、動物の乳頭に連結
されるティートカップを備えた搾乳機械が設けられ、該
ティートカップに少なくとも1つの温度センサを設けた
乳牛等の動物を搾乳する装置において、上記温度センサ
がコンピュータ処理ユニットに接続可能であること、並
びに該コンピュータ処理ユニットが、動物の異なる乳頭
から生じる測定された温度値を比較し、比較結果信号を
発するための比較ユニットを含むことを特徴とする装置
にも関する。
されるティートカップを備えた搾乳機械が設けられ、該
ティートカップに少なくとも1つの温度センサを設けた
乳牛等の動物を搾乳する装置において、上記温度センサ
がコンピュータ処理ユニットに接続可能であること、並
びに該コンピュータ処理ユニットが、動物の異なる乳頭
から生じる測定された温度値を比較し、比較結果信号を
発するための比較ユニットを含むことを特徴とする装置
にも関する。
【0010】動物の健康に悪影響を及ぼさないで適正な
搾乳を行うには、一般に乳頭及び/または乳房を刺激す
る事前刺激装置による事前刺激が必要である。その結果
良好な血液循環が実現される。事前刺激装置が少なくと
も部分的に上記比較結果信号に基づき制御されると、正
確な事前刺激が得られ、温度測定により良好な血液循環
の表示が提供される。
搾乳を行うには、一般に乳頭及び/または乳房を刺激す
る事前刺激装置による事前刺激が必要である。その結果
良好な血液循環が実現される。事前刺激装置が少なくと
も部分的に上記比較結果信号に基づき制御されると、正
確な事前刺激が得られ、温度測定により良好な血液循環
の表示が提供される。
【0011】ティートカップは必ずしも機能的ティート
カップである必要はなく、いわゆる洗浄用ティートカッ
プであってもよい。本発明は特に、動物を自動的に搾乳
するためのティートカップを搭載するロボットアームを
備えた搾乳ロボットに適用されるようになっている。
カップである必要はなく、いわゆる洗浄用ティートカッ
プであってもよい。本発明は特に、動物を自動的に搾乳
するためのティートカップを搭載するロボットアームを
備えた搾乳ロボットに適用されるようになっている。
【0012】本発明はさらに、洗浄装置としてティート
カップを有する以外に、本発明をブラシ、ローラ等の他
の洗浄装置にも適用出来るという洞察に基づく。従って
本発明は、少なくとも1つの温度センサを設けたことを
特徴とする、乳牛等の動物の乳頭及び/または乳房を洗
浄する装置にも関する。
カップを有する以外に、本発明をブラシ、ローラ等の他
の洗浄装置にも適用出来るという洞察に基づく。従って
本発明は、少なくとも1つの温度センサを設けたことを
特徴とする、乳牛等の動物の乳頭及び/または乳房を洗
浄する装置にも関する。
【0013】本発明の第2の態様によれば、上記タイプ
の方法において、管理段階が、少なくとも乳頭の1部及
び/またはその乳頭に続く乳房の長さにわたる、特に乳
頭及び/または乳房全体にわたる温度の測定を含む。動
物の適正な搾乳のためには、規則的で良好な血液循環が
望ましい。乳頭の1部及び/またはその乳頭に続く乳房
の長さにわたって、特に乳頭及び/または乳房全体にわ
たって温度が測定されるという事実により、乳頭及び/
または乳房の血液循環に関する表示が得られる。その上
本発明の温度測定に基づき、温度測定がただ1点で行わ
れる場合と比べて、動物の健康に関してより良好な表示
が得られる。こうして特に乳腺炎のより正確な検出が可
能である。
の方法において、管理段階が、少なくとも乳頭の1部及
び/またはその乳頭に続く乳房の長さにわたる、特に乳
頭及び/または乳房全体にわたる温度の測定を含む。動
物の適正な搾乳のためには、規則的で良好な血液循環が
望ましい。乳頭の1部及び/またはその乳頭に続く乳房
の長さにわたって、特に乳頭及び/または乳房全体にわ
たって温度が測定されるという事実により、乳頭及び/
または乳房の血液循環に関する表示が得られる。その上
本発明の温度測定に基づき、温度測定がただ1点で行わ
れる場合と比べて、動物の健康に関してより良好な表示
が得られる。こうして特に乳腺炎のより正確な検出が可
能である。
【0014】管理段階により得られた測定データの処理
は瞬間測定値に基づき行われるが、上記方法が測定され
た温度値を記録する段階を含むのが好ましい。こうし
て、乳頭及び/または乳房の温度の推移、例えば、乳分
泌期間中または乳腺炎になる前の期間の温度の変化を記
録することが可能である。
は瞬間測定値に基づき行われるが、上記方法が測定され
た温度値を記録する段階を含むのが好ましい。こうし
て、乳頭及び/または乳房の温度の推移、例えば、乳分
泌期間中または乳腺炎になる前の期間の温度の変化を記
録することが可能である。
【0015】本発明による方法は、個々の動物に関係な
く、群れまたはグループに適用してもよい。しかし、動
物を識別し、該動物の関連する乳頭及び/または関連す
る乳房を識別する段階を含むのが好ましい。このように
して動物毎の測定値が得られ、その動物に関する以前の
測定、或いはその動物の基準値との比較が可能になる。
こうして好適な実施例では、本発明の方法は、動物の関
連する乳頭または乳房の基準温度値の記録を含む。
く、群れまたはグループに適用してもよい。しかし、動
物を識別し、該動物の関連する乳頭及び/または関連す
る乳房を識別する段階を含むのが好ましい。このように
して動物毎の測定値が得られ、その動物に関する以前の
測定、或いはその動物の基準値との比較が可能になる。
こうして好適な実施例では、本発明の方法は、動物の関
連する乳頭または乳房の基準温度値の記録を含む。
【0016】上記基準温度値は、特に過去の温度値を含
む。こうして温度の推移を記録することが可能である。
特に、上記過去の温度値が所定数の管理段階にわたる平
均温度値により構成されることを意味する、いわゆる累
進的平均が有効である。実際に、10回毎の過去の測定
が多数あれば、充分に正確な分析結果が提供されるよう
に思われる。
む。こうして温度の推移を記録することが可能である。
特に、上記過去の温度値が所定数の管理段階にわたる平
均温度値により構成されることを意味する、いわゆる累
進的平均が有効である。実際に、10回毎の過去の測定
が多数あれば、充分に正確な分析結果が提供されるよう
に思われる。
【0017】基準温度値は固定値であってもよいが、場
合によっては、基準温度値が継続的に更新されるのが効
果的である。
合によっては、基準温度値が継続的に更新されるのが効
果的である。
【0018】本発明による方法の1実施例は、測定され
た温度値を基準温度値と比較する段階を含む。これに代
えて或いはこれに加えて、動物の異なる乳頭及び/また
は乳房から出る温度値を相互比較してもよい。特に、比
較段階の結果に基づき信号が発せられる。比較により、
測定された温度値と基準温度値の間、及び/または温度
値相互の間に許容し難い大きな差異があることが示され
た時は、上記信号が警告信号であってもよい。
た温度値を基準温度値と比較する段階を含む。これに代
えて或いはこれに加えて、動物の異なる乳頭及び/また
は乳房から出る温度値を相互比較してもよい。特に、比
較段階の結果に基づき信号が発せられる。比較により、
測定された温度値と基準温度値の間、及び/または温度
値相互の間に許容し難い大きな差異があることが示され
た時は、上記信号が警告信号であってもよい。
【0019】上記信号が、処理段階を管理するために使
用可能なフィードバック信号である場合特に、処理段階
におけるフィードバックが可能であるように、搾乳処理
の処理段階後に管理段階が実行されると有利である。上
記処理段階が、適正な搾乳に必要な、乳頭及び/または
乳房に良好な血液循環を与えるための事前刺激段階を含
む場合、該事前刺激が所望の結果を生んだかどうかを管
理段階によって確認することが出来る。
用可能なフィードバック信号である場合特に、処理段階
におけるフィードバックが可能であるように、搾乳処理
の処理段階後に管理段階が実行されると有利である。上
記処理段階が、適正な搾乳に必要な、乳頭及び/または
乳房に良好な血液循環を与えるための事前刺激段階を含
む場合、該事前刺激が所望の結果を生んだかどうかを管
理段階によって確認することが出来る。
【0020】管理段階は独立した段階として実行しても
よいが、搾乳処理の迅速化のために、管理段階を、搾乳
処理の他の段階例えばティートカップを乳頭に連結中、
或いは動物の乳頭及び/または乳房の洗浄中に行うのが
好ましい。
よいが、搾乳処理の迅速化のために、管理段階を、搾乳
処理の他の段階例えばティートカップを乳頭に連結中、
或いは動物の乳頭及び/または乳房の洗浄中に行うのが
好ましい。
【0021】乳頭及び/または乳房の温度測定は、例え
ば赤外線等を利用することにより、それ自体既知のノン
タッチ測定として行われる。
ば赤外線等を利用することにより、それ自体既知のノン
タッチ測定として行われる。
【0022】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明をさ
らに詳細に説明する。図1は、搾乳ロボット(図示せ
ず)のロボットアーム構造1の1部を示す。ロボットア
ーム構造1は、少なくとも1個のティートカップ3を搭
載するキャリア2を含む。本実施例ではティートカップ
3は1個のみ示している。しかし搾乳される動物の種類
により、2個以上のティートカップがキャリア2に搭載
されることもあり、数個の乳頭を搾乳するために1個の
ティートカップを使用することも可能である。ティート
カップ3は、乳頭5を受け入れる開口4を含む。乳頭受
け入れ口4の直近に、温度センサ6が配置されている。
らに詳細に説明する。図1は、搾乳ロボット(図示せ
ず)のロボットアーム構造1の1部を示す。ロボットア
ーム構造1は、少なくとも1個のティートカップ3を搭
載するキャリア2を含む。本実施例ではティートカップ
3は1個のみ示している。しかし搾乳される動物の種類
により、2個以上のティートカップがキャリア2に搭載
されることもあり、数個の乳頭を搾乳するために1個の
ティートカップを使用することも可能である。ティート
カップ3は、乳頭5を受け入れる開口4を含む。乳頭受
け入れ口4の直近に、温度センサ6が配置されている。
【0023】図示の実施例では、温度センサ6は環状
で、乳頭5の全周にわたって温度を決定するため多数の
個別の副センサが並置されている。しかし本発明はこれ
に限定されることはなく、乳頭5の周囲の1部のみ測定
する温度センサにも関する。後者の場合、乳頭5の長手
方向に延びる部分10(図5参照)の温度が測定され
る。センサを適当に配置することにより、その乳頭につ
ながる乳房の少なくとも1部の温度を測定することも可
能である。以下で「乳頭」という用語は、その動物の関
連する乳房をも含むことは明らかである。
で、乳頭5の全周にわたって温度を決定するため多数の
個別の副センサが並置されている。しかし本発明はこれ
に限定されることはなく、乳頭5の周囲の1部のみ測定
する温度センサにも関する。後者の場合、乳頭5の長手
方向に延びる部分10(図5参照)の温度が測定され
る。センサを適当に配置することにより、その乳頭につ
ながる乳房の少なくとも1部の温度を測定することも可
能である。以下で「乳頭」という用語は、その動物の関
連する乳房をも含むことは明らかである。
【0024】温度センサ6は、乳頭5がティートカップ
3内に存在するかどうかを検出する検出手段として、或
いは乳頭5がティートカップ3に入った時または逆に出
た時を検出する検出手段として利用してもよい。勿論、
ティートカップ内の乳頭の存在を検出するために、他の
手段も同様に設けてもよい。ティートカップ3の他の部
分については、当業者には既知であるので、これ以上詳
細に説明しない。
3内に存在するかどうかを検出する検出手段として、或
いは乳頭5がティートカップ3に入った時または逆に出
た時を検出する検出手段として利用してもよい。勿論、
ティートカップ内の乳頭の存在を検出するために、他の
手段も同様に設けてもよい。ティートカップ3の他の部
分については、当業者には既知であるので、これ以上詳
細に説明しない。
【0025】図1は、乳頭受け入れ口4に乳頭が入りか
けている位置を示している。一方図2に示す位置では、
乳頭5はティートカップ3に部分的に挿入されている。
図3は、乳頭5が完全にティートカップ3内に挿入され
た位置を示す。
けている位置を示している。一方図2に示す位置では、
乳頭5はティートカップ3に部分的に挿入されている。
図3は、乳頭5が完全にティートカップ3内に挿入され
た位置を示す。
【0026】センサが乳頭5の全長にわたって環状であ
る図示の状態では、乳頭5をティートカップ3内に挿入
する間に、温度センサ6が乳頭5の全長にわたって温度
を測定する。
る図示の状態では、乳頭5をティートカップ3内に挿入
する間に、温度センサ6が乳頭5の全長にわたって温度
を測定する。
【0027】測定された温度値は、管理者または農夫が
測定値に基づきそれらが正確かどうかを確認出来るよう
に、例えばディスプレイ(図示せず)に表示される。表
示された数値が管理者または農夫が期待していたものか
ら外れていれば、彼は介入するか処置をとる。
測定値に基づきそれらが正確かどうかを確認出来るよう
に、例えばディスプレイ(図示せず)に表示される。表
示された数値が管理者または農夫が期待していたものか
ら外れていれば、彼は介入するか処置をとる。
【0028】搾乳処理を出来得る最高の程度まで自動化
するために、温度センサ6は、例えばロボットアーム構
造1に配置されるものとして図面に概略的に示した、コ
ンピュータ処理ユニット7に接続可能である。この接続
は、ワイヤレス接続またはケーブル接続等であってもよ
い。コンピュータ処理ユニット7は、一方で測定値を記
憶し、他方で基準温度値を記憶するメモリ8を含む。そ
のため、別々のメモリを同様に使用してもよい。
するために、温度センサ6は、例えばロボットアーム構
造1に配置されるものとして図面に概略的に示した、コ
ンピュータ処理ユニット7に接続可能である。この接続
は、ワイヤレス接続またはケーブル接続等であってもよ
い。コンピュータ処理ユニット7は、一方で測定値を記
憶し、他方で基準温度値を記憶するメモリ8を含む。そ
のため、別々のメモリを同様に使用してもよい。
【0029】温度値を動物グループ或いは動物の群毎に
記憶してもよいが、搾乳処理を正確に遂行するために、
動物と、関連する乳頭及び/または関連する乳房を識別
するための識別装置を設けるのが好ましい。このような
識別装置はそれ自体既知であり、これ以上詳しく述べる
必要はない。こうして測定された温度値並びに基準温度
値が動物毎に記録される。
記憶してもよいが、搾乳処理を正確に遂行するために、
動物と、関連する乳頭及び/または関連する乳房を識別
するための識別装置を設けるのが好ましい。このような
識別装置はそれ自体既知であり、これ以上詳しく述べる
必要はない。こうして測定された温度値並びに基準温度
値が動物毎に記録される。
【0030】コンピュータ処理ユニット7は、測定され
た温度値を基準温度値と比較し、比較結果の信号を発す
るための比較ユニット9を含む。比較ユニットは、その
動物の異なる乳頭から生じる温度値を相互比較すること
も出来る。この比較結果信号は、管理者または農夫への
警告信号として役立つが、さらに、動物を搾乳する装置
の別の部品を操作または調節するために役立ててもよ
い。比較結果信号は、絶対値または相対値等をもつ比較
閾値に基づくものでもよい。
た温度値を基準温度値と比較し、比較結果の信号を発す
るための比較ユニット9を含む。比較ユニットは、その
動物の異なる乳頭から生じる温度値を相互比較すること
も出来る。この比較結果信号は、管理者または農夫への
警告信号として役立つが、さらに、動物を搾乳する装置
の別の部品を操作または調節するために役立ててもよ
い。比較結果信号は、絶対値または相対値等をもつ比較
閾値に基づくものでもよい。
【0031】上記別の部品とは、特に搾乳前に乳頭を刺
激する事前刺激装置によって構成される。この事前刺激
装置により、乳頭の血液循環が促進され、搾乳が適正に
行われる一方、動物には有害とならない。
激する事前刺激装置によって構成される。この事前刺激
装置により、乳頭の血液循環が促進され、搾乳が適正に
行われる一方、動物には有害とならない。
【0032】測定された温度値は、動物の正確な血液循
環を示す基準温度値と比較され、測定温度値が基準温度
値に相当していることが比較によって示されると、動物
は搾乳される。しかし、測定温度値と基準温度値の間に
許容不能な差異があることが比較によって示されると、
ティートカップの連結を中止し、おそらく別の操作パラ
メータで事前刺激装置を再度起動するために、比較結果
信号が使用される。こうして比較結果信号に基づき少な
くとも部分的に刺激装置が制御される。
環を示す基準温度値と比較され、測定温度値が基準温度
値に相当していることが比較によって示されると、動物
は搾乳される。しかし、測定温度値と基準温度値の間に
許容不能な差異があることが比較によって示されると、
ティートカップの連結を中止し、おそらく別の操作パラ
メータで事前刺激装置を再度起動するために、比較結果
信号が使用される。こうして比較結果信号に基づき少な
くとも部分的に刺激装置が制御される。
【0033】図4は、乳頭の自由端から乳頭が乳房に続
く部位である乳頭の根元まで延びる、乳頭の周囲にわた
って平均化された温度の概略曲線を示す。実線は当該動
物の基準温度曲線を示し、良好な血液循環を表してい
る。測定された温度値が破線による曲線を描く時、平均
温度が高すぎることが判る。これは乳房の感染の兆候で
あるかも知れない。予め設定された許容可能な差に基づ
き、比較装置はt2の時点で警告信号を発してもよい。
く部位である乳頭の根元まで延びる、乳頭の周囲にわた
って平均化された温度の概略曲線を示す。実線は当該動
物の基準温度曲線を示し、良好な血液循環を表してい
る。測定された温度値が破線による曲線を描く時、平均
温度が高すぎることが判る。これは乳房の感染の兆候で
あるかも知れない。予め設定された許容可能な差に基づ
き、比較装置はt2の時点で警告信号を発してもよい。
【0034】一点鎖線による測定温度曲線の場合は、低
い平均温度値を示しており、これは事前刺激が不足して
いることを示している。予め設定された許容差に基づ
き、比較装置はt1の時点で信号を発してもよい。これ
によりティートカップの連結が中止されるか、ティート
カップが乳頭から取り外される。
い平均温度値を示しており、これは事前刺激が不足して
いることを示している。予め設定された許容差に基づ
き、比較装置はt1の時点で信号を発してもよい。これ
によりティートカップの連結が中止されるか、ティート
カップが乳頭から取り外される。
【0035】信号はまた、事前刺激装置を、例えば前回
よりも長時間、再起動するためにも役立つ。管理段階よ
り前に行われた他の処理段階もまた、比較装置9から発
せられるフィードバック信号によって調節してもよいこ
とは明らかである。所定の出来れば調節可能な時間中
に、予め設定された許容差を越えた場合、信号の発生が
行われてもよい。
よりも長時間、再起動するためにも役立つ。管理段階よ
り前に行われた他の処理段階もまた、比較装置9から発
せられるフィードバック信号によって調節してもよいこ
とは明らかである。所定の出来れば調節可能な時間中
に、予め設定された許容差を越えた場合、信号の発生が
行われてもよい。
【0036】不必要なエネルギーを使わないため、また
不必要な温度データを記憶しないために、温度センサ6
を起動する起動装置が装置に設けられる。このような起
動装置は、オランダ国出願第1012529号に記載の
ように、ティートカップ内の乳頭の存在を検出する検出
装置により構成してもよい。この検出装置はまた、特に
該検出装置がティートカップ内にもはや乳頭を検出しな
くなった瞬間に、温度センサ6を不作動とするようにな
っている。
不必要な温度データを記憶しないために、温度センサ6
を起動する起動装置が装置に設けられる。このような起
動装置は、オランダ国出願第1012529号に記載の
ように、ティートカップ内の乳頭の存在を検出する検出
装置により構成してもよい。この検出装置はまた、特に
該検出装置がティートカップ内にもはや乳頭を検出しな
くなった瞬間に、温度センサ6を不作動とするようにな
っている。
【0037】メモリ8に記憶される基準温度値として、
管理者または農夫によって入力されるデータを使用して
もよい。これに代えてまたはこれに加えて、温度センサ
が基準温度値自体を決定することも出来る。特に過去の
温度値、即ち、以前の管理段階で測定された温度値を使
用してもよい。特に累進的平均、即ち所定数(例えば1
0)の管理段階にわたる平均温度値が、基準温度値とし
て使用されるのに非常に適しているように思われる。こ
のようにして、基準温度値は継続的に更新される。温度
値を更新する他の方法も、適用可能であることは勿論で
ある。
管理者または農夫によって入力されるデータを使用して
もよい。これに代えてまたはこれに加えて、温度センサ
が基準温度値自体を決定することも出来る。特に過去の
温度値、即ち、以前の管理段階で測定された温度値を使
用してもよい。特に累進的平均、即ち所定数(例えば1
0)の管理段階にわたる平均温度値が、基準温度値とし
て使用されるのに非常に適しているように思われる。こ
のようにして、基準温度値は継続的に更新される。温度
値を更新する他の方法も、適用可能であることは勿論で
ある。
【0038】上記実施例においては、温度センサはティ
ートカップ内に配置されているが、乳頭がその中で洗浄
されるいわゆる洗浄用ティートカップ、或いは他の洗浄
装置に配置してもよい。温度センサ6は、例えば赤外線
センサ等のノンタッチセンサで構成するのが好ましい。
ートカップ内に配置されているが、乳頭がその中で洗浄
されるいわゆる洗浄用ティートカップ、或いは他の洗浄
装置に配置してもよい。温度センサ6は、例えば赤外線
センサ等のノンタッチセンサで構成するのが好ましい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装置によ
れば、温度センサを起動したり不作動とするための起動
装置が設けられているので、無駄なエネルギーの消費を
防ぐことが出来る。
れば、温度センサを起動したり不作動とするための起動
装置が設けられているので、無駄なエネルギーの消費を
防ぐことが出来る。
【0040】また温度センサがコンピュータ処理ユニッ
トに接続可能であり、該コンピュータ処理ユニットが、
測定された温度値を基準温度値と比較し、或いは動物の
異なる乳頭から生じる測定された温度値を相互比較し、
比較結果信号を発するための比較ユニットを含む。事前
刺激装置が少なくとも部分的に上記比較結果信号に基づ
き制御されることにより、正確な事前刺激が得られ、温
度測定により良好な血液循環の表示が提供される。
トに接続可能であり、該コンピュータ処理ユニットが、
測定された温度値を基準温度値と比較し、或いは動物の
異なる乳頭から生じる測定された温度値を相互比較し、
比較結果信号を発するための比較ユニットを含む。事前
刺激装置が少なくとも部分的に上記比較結果信号に基づ
き制御されることにより、正確な事前刺激が得られ、温
度測定により良好な血液循環の表示が提供される。
【0041】また本発明による方法は、温度測定によっ
て搾乳処理及び/または動物の身体条件を管理する管理
段階を含み、該管理段階は、少なくとも乳頭の1部及び
/またはその乳頭に続く乳房の長さにわたる、特に乳頭
全体及び/または乳房全体にわたる温度の測定を含むの
で、動物の健康に関して良好な表示が得られる。
て搾乳処理及び/または動物の身体条件を管理する管理
段階を含み、該管理段階は、少なくとも乳頭の1部及び
/またはその乳頭に続く乳房の長さにわたる、特に乳頭
全体及び/または乳房全体にわたる温度の測定を含むの
で、動物の健康に関して良好な表示が得られる。
【図1】乳頭がティートカップに入りかけている位置に
おける、温度センサを備えたティートカップを有する搾
乳ロボットアームの1部を示す概略図である。
おける、温度センサを備えたティートカップを有する搾
乳ロボットアームの1部を示す概略図である。
【図2】乳頭が部分的にティートカップに挿入された位
置における、温度センサを備えたティートカップを有す
る搾乳ロボットアームの1部を示す概略図である。
置における、温度センサを備えたティートカップを有す
る搾乳ロボットアームの1部を示す概略図である。
【図3】乳頭が完全にティートカップに挿入された位置
における、温度センサを備えたティートカップを有する
搾乳ロボットアームの1部を示す概略図である。
における、温度センサを備えたティートカップを有する
搾乳ロボットアームの1部を示す概略図である。
【図4】測定された温度値と基準温度値のグラフであ
る。
る。
【図5】温度が測定された、乳頭の長手方向に延びる部
分を示す乳頭の概略図である。
分を示す乳頭の概略図である。
1 ロボットアーム構造
2 キャリア
3 ティートカップ
4 乳頭受け入れ口
5 乳頭
6 温度センサ
7 コンピュータ処理ユニット
8 メモリ
9 比較ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ルシアン エリザ ニールズ フート
オランダ国、4143 エイチジー リアダ
ム、シャイクスヴェーク 32エー
Claims (38)
- 【請求項1】 動物の乳頭に連結されるティートカップ
を備えた搾乳機械が設けられ、該ティートカップに少な
くとも1つの温度センサを設けた乳牛等の動物を搾乳す
る装置において、該温度センサを起動するための起動装
置を設けたことを特徴とする乳牛等の動物を搾乳する装
置。 - 【請求項2】 上記起動装置を、ティートカップ内の乳
頭の存在を検出するための検出装置により構成したこと
を特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 上記起動装置が、温度センサを不作動と
するようにもなっていることを特徴とする請求項1また
は2記載の装置。 - 【請求項4】 動物と、関連する乳頭及び/または関連
する乳房を識別するための識別装置を設けたことを特徴
とする請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 上記温度センサがコンピュータ処理ユニ
ットに接続可能であることを特徴とする請求項1から4
のいずれか記載の装置。 - 【請求項6】 上記コンピュータ処理ユニットが、基準
温度値を記憶するためのメモリを含むことを特徴とする
請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 上記コンピュータ処理ユニットが、測定
された温度値を基準温度値と比較し、比較結果信号を発
するための比較ユニットを含むことを特徴とする請求項
6記載の装置。 - 【請求項8】 上記コンピュータ処理ユニットが、動物
の異なる乳頭から生じる測定された温度値を比較し、比
較結果信号を発するための比較ユニットを含むことを特
徴とする請求項6または7記載の装置。 - 【請求項9】 乳頭を刺激するための刺激装置を設け、
該刺激装置が少なくとも部分的に上記比較結果信号に基
づき制御されることを特徴とする請求項7または8記載
の装置。 - 【請求項10】 上記ティートカップを洗浄用ティート
カップで構成したことを特徴とする請求項1から9のい
ずれか記載の装置。 - 【請求項11】 動物を自動的に搾乳するためのティー
トカップを搭載するロボットアームを備えた、搾乳ロボ
ットを含むことを特徴とする請求項1から10のいずれ
か記載の装置。 - 【請求項12】 少なくとも1個の温度センサを設けた
ことを特徴とする乳牛等の動物の乳頭を洗浄する装置。 - 【請求項13】 上記温度センサを起動するための起動
装置を設けたことを特徴とする請求項12記載の装置。 - 【請求項14】 上記起動装置を、ティートカップ内の
乳頭の存在を検出するための検出装置により構成したこ
とを特徴とする請求項13記載の装置。 - 【請求項15】 上記起動装置が、温度センサを不作動
とするようにもなっていることを特徴とする請求項13
または14記載の装置。 - 【請求項16】 動物と、関連する乳頭及び/または関
連する乳房を識別するための識別装置を設けたことを特
徴とする請求項15記載の装置。 - 【請求項17】 上記温度センサがコンピュータ処理ユ
ニットに接続可能であることを特徴とする請求項13か
ら16のいずれか記載の装置。 - 【請求項18】 上記コンピュータ処理ユニットが、基
準温度値を記憶するためのメモリを含むことを特徴とす
る請求項17記載の装置。 - 【請求項19】 上記コンピュータ処理ユニットが、測
定された温度値を基準温度値と比較し、比較結果信号を
発するための比較ユニットを含むことを特徴とする請求
項18記載の装置。 - 【請求項20】 乳頭を刺激するための刺激装置を設
け、該刺激装置が少なくとも部分的に上記比較結果信号
に基づき制御されることを特徴とする請求項19記載の
装置。 - 【請求項21】 動物を自動的に搾乳するためのティー
トカップを搭載する、ロボットアームを備えた、搾乳ロ
ボットを含むことを特徴とする請求項12から20のい
ずれか記載の装置。 - 【請求項22】 動物の乳頭に連結されるティートカッ
プを備えた搾乳機械が設けられ、該ティートカップに少
なくとも1つの温度センサを設けた乳牛等の動物を搾乳
する装置において、上記温度センサがコンピュータ処理
ユニットに接続可能であること、並びに該コンピュータ
処理ユニットが、動物の異なる乳頭から生じる測定され
た温度値を比較し、比較結果信号を発するための比較ユ
ニットを含むことを特徴とする装置。 - 【請求項23】 温度測定によって搾乳処理及び/また
は動物の身体条件を管理する管理段階を含む乳牛等の動
物を搾乳する方法において、該管理段階が、少なくとも
乳頭の1部及び/またはその乳頭に続く乳房の長さにわ
たる、特に乳頭及び/または乳房全体にわたる温度の測
定を含むことを特徴とする上記方法。 - 【請求項24】 測定された温度値を記憶する段階を含
むことを特徴とする請求項23記載の方法。 - 【請求項25】 動物を識別すると共に、該動物の関連
する乳頭及び/または関連する乳房を識別する段階を含
むことを特徴とする請求項23または24記載の方法。 - 【請求項26】 動物の関連する乳頭及び/または乳房
の基準温度値の記録を含むことを特徴とする請求項25
記載の方法。 - 【請求項27】 上記基準温度値が過去の温度値を含む
ことを特徴とする請求項26記載の方法。 - 【請求項28】 上記過去の温度値を、所定数の管理段
階にわたる平均温度値により構成したことを特徴とする
請求項26または27記載の方法。 - 【請求項29】 基準温度値が継続的に更新されること
を特徴とする請求項26、27または28記載の方法。 - 【請求項30】 測定された温度値を基準温度値と比較
する段階を含むことを特徴とする請求項27、28また
は29記載の方法。 - 【請求項31】 異なる乳頭及び/または乳房の測定温
度値を比較する段階を含むことを特徴とする請求項23
から30のいずれか記載の方法。 - 【請求項32】 比較段階の結果に基づき信号を発する
段階を含むことを特徴とする請求項30または31記載
の方法。 - 【請求項33】 上記信号が警告信号であることを特徴
とする請求項32記載の方法。 - 【請求項34】 上記管理段階が搾乳処理の処理段階後
に実行され、上記信号が、該処理段階を管理するために
使用可能なフィードバック信号であることを特徴とする
請求項33記載の方法。 - 【請求項35】 上記処理段階が事前刺激段階を含むこ
とを特徴とする請求項34記載の方法。 - 【請求項36】 搾乳処理が、動物の乳頭にティートカ
ップを連結することを含み、該ティートカップの連結中
に、上記管理段階が実行されることを特徴とする請求項
23から35のいずれか記載の方法。 - 【請求項37】 搾乳処理が、動物の乳頭及び/または
乳房の洗浄を含み、該洗浄中に、上記管理段階が実行さ
れることを特徴とする請求項23まら36のいずれか記
載の方法。 - 【請求項38】 乳頭及び/または乳房の温度測定が、
ノンタッチ測定として実行されることを特徴とする請求
項23から37のいずれか記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
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NL1018649 | 2001-07-27 | ||
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---|---|
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---|---|
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NL1025818C2 (nl) * | 2004-03-26 | 2005-10-03 | Lely Entpr Ag | Inrichting en werkwijze voor het melken van een melkdier. |
US7699024B2 (en) * | 2006-09-20 | 2010-04-20 | Rysewyk Terry P | Milk temperature monitor with ambient temperature compensation |
US7926449B2 (en) | 2007-06-25 | 2011-04-19 | Delaval Holding Ab | Fluid application systems and methods and milking systems and methods |
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NL1012529C2 (nl) * | 1999-07-07 | 2001-01-09 | Lely Res Holding | Inrichting voor het melken van dieren, zoals koeien. |
-
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- 2002-07-26 US US10/202,895 patent/US20030019432A1/en not_active Abandoned
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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