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JP2003055175A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JP2003055175A
JP2003055175A JP2001238549A JP2001238549A JP2003055175A JP 2003055175 A JP2003055175 A JP 2003055175A JP 2001238549 A JP2001238549 A JP 2001238549A JP 2001238549 A JP2001238549 A JP 2001238549A JP 2003055175 A JP2003055175 A JP 2003055175A
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modified silicone
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紫陽 七里
Kenichi Morita
健一 森田
Kenzo Koike
謙造 小池
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)空気酸化型染料、(B)ラッカー
ゼ及び(C)フェノール類又はキノン類を含有する毛髪
化粧料。 【効果】 使用場所、使用方法における煩わしさが無
く、簡単に徐々に白髪を目立たなくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は簡便な使用法により
徐々に白髪を目立たなくする効果に優れる毛髪化粧料に
関する。
【0002】
【従来の技術】白髪を染めるには、一般にヘアマニキュ
アや、ヘアカラー等の染毛剤を使用するのが主である
が、これら染毛剤を使用した染毛は、使用場所が限定さ
れ、使用方法が複雑で、また染った色の急激な変化があ
って、伸びてきた白髪の対処が難しい問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、日常
の簡便な使用方法により徐々に毛髪を染めることで、使
用場所、使用方法における煩わしさを無くして、簡単に
伸びてきた白髪を目立たなく染めることができる毛髪化
粧料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、空気酸化型
染料及びラッカーゼに加えてフェノール類又はキノン類
を組み合せると、白髪を目立たなくする効果が顕著に向
上し、この組成物は連用することでさらに効果が高まる
ことを見出した。
【0005】すなわち、本発明は、次の成分(A)、
(B)及び(C): (A)空気酸化型染料、(B)ラッカーゼ、(C)フェ
ノール類又はキノン類を含有する毛髪化粧料を提供する
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で使用する成分(A)の空
気酸化型染料としてはインドール類又はインドリン類が
好ましく、当該インドール類又はインドリン類として
は、次の一般式(1)
【0007】
【化2】
【0008】で表わされる化合物が挙げられる。
【0009】一般式(1)中、R1としては水素が好ま
しい。R2としては水素又はカルボキシル基が好まし
い。R3としては水素が好ましい。R4及びR5としては
水素が好ましい。
【0010】一般式(1)で表わされるインドール類又
はインドリン類としては、5,6−ジヒドロキシインド
リン、5,6−ジヒドロキシインドール、5,6−ジヒ
ドロキシインドリン−2−カルボン酸、5,6−ジヒド
ロキシインドール−2−カルボン酸が特に好ましい。
【0011】本発明の毛髪化粧料中に成分(A)は、
0.01〜15重量%(以下単に%と記載する)、さら
には0.01〜10.0%、特に0.1〜5.0%含有
するのが好ましい。
【0012】本発明で使用する成分(B)のラッカーゼ
は、ポリフェノールオキシダーゼの1種であって、植
物、特にウルシ樹液又は細菌、黴、酵母、担子菌等の微
生物から得られる。具体的な例としては、Biochim. Bio
phys. Acta. 205巻,35−47頁、あるいは同誌、1292
巻,303−311頁に記載されているようなラッカーゼが使
用できる。これらは、粗酵素のまま、あるいは精製して
用いても良く、さらには遺伝子工学的手法による生産物
であってもよい。例えばポリポラス ピンシタス(Polyp
orus pinsitus)、リゾクトニア ソラニ(Rhizoctonia
solani)、ミセリオフソラ サーモヒラ(Myceliophtho
ra thermophila)、シタリディウム サーモフィラム
(Scytalidium thermophilum)等の微生物から産生され
る。ウルシ樹液から得られた「ラッカーゼ(E.C.1.1
0.3.2)」(シグマ社)は市販されている。
【0013】本発明の毛髪化粧料中にラッカーゼは、次
の活性測定法で測定した酵素活性量(U)として1〜1
000U/g(毛髪化粧料)含有するのがよい。ラッカ
ーゼは2種以上を併用してもよい。
【0014】酵素活性測定法 2mM 5,6−ジヒドロキシインドリン、25mMリン酸
一ナトリウム緩衝液(pH7)、20%エタノール及びラ
ッカーゼを含む反応液を3mL調製し、1cm厚セルを用い
て色素の生成反応における吸光度(485nm)の増加を
分光光度計で1〜30分間(好ましくは、5分間)、2
5℃で測定する。酵素活性(U)は、5分間の485nm
における吸光度変化(Abs)から次式により算出し
た。 (数1) 酵素単位(U)=(Abs×3)/0.3/5
【0015】本発明で使用する成分(C)のフェノール
類又はキノン類としては、芳香環上に水酸基を1〜数個
有する化合物であればよく、1〜3個の水酸基を有する
炭素数6〜14の芳香族炭化水素(ただし、水酸基以外
の置換基を有していてもよい)が好ましい。基本骨格と
しては、フェノール類、多価フェノール類、ナフタレン
ジオール類、アントラセンジオール類が挙げられる。フ
ェノール類又はキノン類の具体例としては、カテコー
ル、レゾルシノール、ヒドロキノン、ピロガロール、ク
ロログルシノール、没食子酸プロピル、アルブチン、ジ
ブチルヒドロキシトルエン、ジュグロン、ナフトキノ
ン、フチオコール、ビタミンK1、ビタミンK2、ビタミ
ンK3、アントラキノン、アントラキノンカルボン酸、
アントラキノンスルホン酸、アントラキノン染料などが
挙げられる。これらのうち、ヒドロキノン、カテコー
ル、ジブチルヒドロキシトルエン、アルブチンが特に好
ましい。
【0016】本発明の毛髪化粧料中に成分(C)は0.
01〜1%、さらに0.05〜0.5%含有するのが、
染毛効果の点で好ましい。
【0017】本発明の毛髪化粧料に造膜性ポリマーを含
有させれば、毛髪化粧料にスタイリング効果を付与する
ことができる。かかる造膜性ポリマーとしては、ノニオ
ンポリマー、カチオンポリマー、アニオンポリマー又は
両性ポリマーが挙げられ、2種以上を併用してもよい。
これらの造膜性ポリマーのうち、アクリル酸エステル/
メタアクリル酸エステル共重合体(例えば、プラスサイ
ズL−75CB、プラスサイズL−9540B)等のア
クリル系ポリマー又はN−メタクリロイルN,N−ジメ
チルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン
・メタクリル酸アルキルエステル共重合体(例えば、ユ
カフォーマーM−75)が好ましい。
【0018】本発明の毛髪化粧料中に造膜性ポリマー
は、0.01〜40%、特に0.5〜10%含有するの
が好ましい。
【0019】本発明の組成物には、塗布時及び乾燥後の
感触向上の点でシリコーン類を組成物中に0.05〜2
0%、好ましくは0.1〜10%、特に0.5〜5%含
有するのが好ましい。またシリコーン類は2種以上を併
用してもよい。
【0020】シリコーン類としては、ジメチルポリシロ
キサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリ
コーン、カルボキシ変性シリコーン、メチルフェニルポ
リシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性
シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキ
シ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコ
ーン、アルキル変性シリコーン等が例として挙げること
ができる。なかでも、ポリメチルシロキサン、ポリエー
テル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンが好まし
い。ポリメチルシロキサンを併用した場合には、毛髪に
良好な潤滑性を付与することができ、また、ポリエーテ
ル変性シリコーンは、なめらかさを付与することがで
き、更にアミノ変性シリコーンはしっとり感を付与する
ことができる。ポリメチルシロキサンとしては、求める
感触に応じて5mm2/sの粘度(25℃)のものから、エ
マルションとして供給される場合が多い1000万mm2
/sのものが使用できる。好ましくは5000〜100
0万mm2/s、特に5万〜1000万mm2/sのものが好ま
しい。ポリエーテル変性シリコーンは、ポリオキシエチ
レン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエ
チレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重
合体の総称であり、種々のHLBを有するものが知られ
ているが、例としては、信越化学工業(株)製のシリコ
ーンKF351A、同KF353A、同KF6008、
同KF6016、同KF6011、同KF6012や、
東レ・ダウコーニング(株)製のSH3771C、同3
773C、同3775C等が挙げられる。ポリエーテル
変性シリコーンとしてはGriffin法のHLBが4〜1
8、更には7〜11のものが好ましい。アミノ変性シリ
コーンとしては、アモジメチコーンオイル又はエマルシ
ョンが用いることができ、例としては東レ・ダウコーニ
ング(株)製のアモジメチコーンエマルションSM87
04Cや、東芝シリコーン(株)製のXF−42B19
89等が挙げられる。
【0021】更に、油剤の可溶化等から界面活性剤を組
成物中に0.1〜10%、好ましくは0.5〜8%、特
に1〜5%含有するのが好ましい。また界面活性剤は2
種以上併用してもよい。
【0022】界面活性剤としては、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、
アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸
塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、
アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−ス
ルホン脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リ
ン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸
エステル等のアニオン性界面活性剤;イミダゾリン系、
カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン
系、ヒドロキシスルホベタイン系又はアミドスルホベタ
イン系両性界面活性剤等の両性界面活性剤;ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンア
ルケニルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノエタノールア
ミド又はジエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ア
ルキルサッカライド系界面活性剤、アルキルアミンオキ
サイド、アルキルアミドアミンオキサイド等の非イオン
性界面活性剤;イミダゾリン開環型第四級アンモニウム
塩、第四級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキル第四級ア
ンモニウム塩、ジ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩等
のカチオン性界面活性剤などが挙げられる。これらの界
面活性剤のアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリ
ウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、カルシウム、
マグネシウム等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウ
ムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個
有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリ
イソプロパノールアミンなど)を挙げることができる。
またカチオン性残基の対イオンとしては、塩素、臭素、
沃素等のハロゲンイオン及びメトサルフェート、サッカ
リネートイオンを挙げることができる。これらの界面活
性剤のうち、特にポリオキシエチレン(平均25〜8
0)硬化ヒマシ油、イミダゾリン系両性界面活性剤、ポ
リオキシアルキレン(平均4〜30)アルキル(平均炭
素数12〜18)エーテル、モノ長鎖アルキル(平均炭
素数16〜22)第四級アンモニウム塩が好ましい。
【0023】組成物中には、乾燥後の感触向上の点で油
剤を0.1〜20%、好ましくは0.5〜5%含有させ
てもよく、油剤は2種以上併用してもよい。
【0024】油剤としては、スクワレン、スクワラン、
流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィ
ン等の炭化水素類;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、ア
ボガド油、オゾーブ油等のグリセリド類;ミツロウ、鯨
ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ類;セチルア
ルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコー
ル、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノ
ール、プロピレングリコール、グリセリン等のアルコー
ル類;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプ
ロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘ
キシル、乳化セチル、モノステアリン酸プロピレングリ
コール、オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘ
キサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸ト
リデシル等のエステル類;カプリン酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン
酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イ
ソパルミチン酸等の高級脂肪酸類、その他イソステアリ
ルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエ
ーテルなどが挙げられる。油剤としては、エステル類が
好ましく、特に2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イ
ソノナン酸イソノニル、パルミチン酸イソプロピル等が
好ましい。なお、これらは、酵素が失活しない量含有さ
せることが好ましい。
【0025】本発明の毛髪化粧料は、上記成分を水性溶
媒中に配合して製造されるが、水性溶媒としては水、エ
タノール、イソプロパノール等が挙げられる。
【0026】本発明の毛髪化粧料の形態としては、例え
ば液剤、ローション、クリーム、ワックス、ジェル、エ
アゾールスプレー、エアゾールフォーム等が挙げられ
る。特にポンプスプレー、ポンプフォーム等の容器に充
填して使用するのが簡便であるが、最も好ましくは、エ
アゾールスプレー、エアゾールフォームの形態として使
用するのがよい。エアゾールスプレーの噴射剤として
は、例えば、トリクロルモノフルオロメタン、ジクロル
ジフルオロメタン等のフロンガスも使用できるが、液化
石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、炭
酸ガス、窒素ガス又はこれらの混合物等を使用するのが
好ましく、特に、LPG、DME又はLPGとDMEの
混合ガスが好ましい。噴射剤は、毛髪化粧料/噴射剤の
混合重量比率で、99.5〜40/0.5〜60:特に
95〜80/5〜20で使用するのが好ましい。また毛
髪化粧料/噴射剤が5〜70/95〜30、特に20〜
60/80〜40の比率で噴射剤を多量に含有するヘア
スプレーとして使用してもよい。
【0027】
【実施例】実施例1 表1に示す組成物を製造した。得られた組成物を白髪の
モニターに塗布(ショートヘアで5.0g)してもら
い、塗布前後の毛髪の色差(ΔE)を以下の評価基準で
評価した。結果を表1に示す。なお、ΔEは色彩色差計
ミノルタカメラ(株)CR−200を用いて測定した。
【0028】染色力評価方法 ΔE10以上(かなり染色力あり):○ ΔE5以上10未満(染色力あり):△ ΔE5未満(染色力ない) :×
【0029】
【表1】
【0030】実施例2 表2に示す組成物を製造した。得られた組成物を白髪の
人毛5gに1g塗布し、室温放置15分後、水洗い、シ
ャンプー/コンディショナー処理をし、ドライヤーで乾
燥した。その後染色力を実施例1と同様の方法で染色力
(ΔE)を測定した。結果を表2に示す。また同様の操
作を5回及び10回くりかえした後に同様の測定をし
た。その結果も表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】実施例3 以下に示す組成のヘアスプレーを常法により製造した。
得られたヘアスプレーは、簡単に白髪を隠ぺいするのに
優れたものであった。 (成分) 毛髪セット用ポリマー*3 3.0g 5,6−ジヒドロキシインドール 0.1g ラッカーゼ(ミセリオフソラ サーモヒラ由来) 2U エチルアルコール 適量 カテコール 0.1g 香料 0.05g イオン交換水 10.0g 水酸化ナトリウム (pH6.5に調整) 液化石油ガス 50.0g 合計 100.0g *3 プラスサイズL−75CB(互応化学社製)
【0033】実施例4 以下に示す組成のヘアフォームを常法により製造した。
得られたヘアフォームは、簡単に白髪を徐々に染色する
のに優れたものであった。 (成分) 5,6−ジヒドロキシインドール 0.1g ラッカーゼ(ミセリオフソラ サーモヒラ由来) 2U エチルアルコール 10.0g ポリオキシエチレントリデシルエーテル*4 0.5g ヒドロキノン 0.1g 香料 0.05g イオン交換水 適量 水酸化ナトリウム (pH6.5に調整) 液化石油ガス 10.0g 合計 100.0g *4 ソフタノール90(日本触媒社製)
【0034】実施例5 以下に示す組成のヘアクリームを常法により製造した。
得られたヘアクリームは、簡単に白髪を目立たなくする
のに優れたものであった。 (成分) POE(40.E.O)硬化ヒマシ油*5 3.0g ポリグリセリン脂肪酸エステル*6 5.0g 5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸 2.0g 軽質流動イソパラフィン*7 2.0g セルロース誘導体*8 1.5g POEステアリルエーテルリン酸ナトリウム*9 0.4g ラッカーゼ(ミセリオフソラ サーモヒラ由来) 2U ジブチルヒドロキシトルエン 0.2g セタノール 2.5g エタノール 0.5g 香料 0.1g 水酸化ナトリウム (pH6.5に調整) 精製水 適量 合計 100.0g *5 エマルゲン320P(花王製) *6 エキセパールDG−MI(花王製) *7 パームリーム4(日本油脂製) *8 ポリマーJR400(ユニオンカーバイド社製) *9 SPE−104NB(花王製)
【0035】実施例6 以下に示す組成のヘアジェルを常法により製造した。得
られたヘアジェルは、簡単に白髪を目立たなくするのに
優れたものであった。 (成分) 毛髪セット用ポリマー1*10 4.8g 5,6−ジヒドロキシインドドリン臭素酸塩 0.5g ラッカーゼ(ミセリオフソラ サーモヒラ由来) 15U エチルアルコール 10.0g カルボキシビニルポリマー*11 0.5g ポリオキシエチレントリデシルエーテル*12 0.5g 没食子酸プロピル 0.5g 香料 0.2g イオン交換水 適量 水酸化ナトリウム (pH6.5に調整) 合計 100.0g *10 プラスサイズL−9540B(三菱油化社製) *11 カーボポール981(B.F.GOODRICH社製) *12 ソフタノール90(日本触媒社製)
【0036】実施例7 以下に示す組成のヘアフォームを常法により製造した。
得られたヘアフォームは簡単に白髪を徐々に染色するの
に優れたものであった。 5,6−ジヒドロキシインドリン−2−カルボン酸塩酸塩 3.0g ラッカーゼ(ミセリオフソラ サーモヒラ由来) 2U エチルアルコール 10g ポリオキシエチレントリデシルエーテル 1g アルブチン 0.5g 香料 0.05g イオン交換水 適量 水酸化ナトリウム (pH6.5に調整) 液化石油ガス 10g 合計 100.0g
【0037】
【発明の効果】簡便な処理で白髪を染めることができ、
使用場所、使用方法における煩わしさが無く、簡単に徐
々に白髪を目立たなくすることができる。
フロントページの続き (72)発明者 小池 謙造 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB032 AB082 AC012 AC072 AC102 AC182 AC392 AC422 AC432 AC471 AC472 AC491 AC492 AC851 AC852 AC902 AD092 AD262 AD352 AD392 AD471 AD472 BB21 CC36 DD08 DD31 DD41 EE05 EE26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)、(B)及び(C): (A)空気酸化型染料、(B)ラッカーゼ、(C)フェ
    ノール類又はキノン類を含有する毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(A)が、次の一般式(1) 【化1】 で表されるインドール類又はインドリン類である請求項
    1記載の毛髪化粧料。
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