JP2003055081A - 汚泥発酵肥料 - Google Patents
汚泥発酵肥料Info
- Publication number
- JP2003055081A JP2003055081A JP2001243760A JP2001243760A JP2003055081A JP 2003055081 A JP2003055081 A JP 2003055081A JP 2001243760 A JP2001243760 A JP 2001243760A JP 2001243760 A JP2001243760 A JP 2001243760A JP 2003055081 A JP2003055081 A JP 2003055081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- fertilizer
- fermenting
- raw material
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
効利用して安価に製造できる肥料であって、不要な雑菌
や種などが死滅するように発酵を十分に進行させた、新
規な汚泥発酵肥料を提供すること。 【解決手段】 バーク堆肥、汚泥、畜産下肥、及び土壌
改良材を必須成分とする原材料混合物に対し、必要に応
じて、腐敗性の有機物質や貝殻焼却灰を配合し、さらに
微生物を加え、発酵、熟成させた汚泥発酵肥料である。
また、上記土壌改良材としては、ヤシ殻、杉バーク、ピ
ートモス、バーミキュライト、ヤシ殻炭、木炭、粉炭等
が好適に用いられる。
Description
属する。
肥料の連用によって地力が低下することは良く知られた
ことである。このような地力の低下の主要因は、土壌有
機物および土壌有効微生物の減少によるものであり、そ
の対策として、堆肥等の有機質肥料の施用、有効微生物
活性剤の施用などが行われている。しかし、従来提案さ
れている有機質肥料等は、その植物育成効果が十分でな
かったり、コスト・パフォーマンスが十分でなかったり
して、まだ十分満足できるものではない。
物は、その量、種類ともにますます増大し、その処理が
重大な問題となっている。かかる廃棄物の有効利用の一
環として、土地開発のため伐採した木材、抜根した根、
森林育成のため間伐した間伐木材、剪定枝、あるいは木
造家屋等の解体木材等の木質廃棄物をチップ加工し、そ
れを微生物を利用して発酵、熟成させてバーク堆肥とな
し、あるいは、いわゆる生ゴミを微生物を利用して発
酵、熟成させて堆肥となし、それらを有機質肥料等とし
て有効利用することは良く知られている。しかし、その
利用量は少なく、廃棄物を十分に有効利用する方法は未
だ見出されてないのが現状であった。
植物育成効果を有し、かつ廃棄物が有効利用され安価に
製造できる肥料(土壌基盤材)を発明し、既に特許出願
を行っている(特開2001−48687号)。この発
明は、バーク堆肥、汚泥、黒土、畜産下肥および貝殻焼
却灰を必須成分とする原材料混合物に微生物を加え、該
原材料混合物を発酵、熟成させて得られる土壌基盤材で
ある。これにより、例えば、排水処理施設等から排出さ
れる汚泥や、建設残土の黒土などの有効利用を図ること
ができる。しかしながら、上記土壌基盤材は、黒土を相
当量含むことから、全体に占める微生物の相対量が小さ
くなり、すなわち微生物の密度が低下してしまい、その
ために高い発酵温度を得ることができなかった。したが
って、例えば、下水処理場の汚泥にトマトの種が含まれ
ている場合に、発酵によってその種が完全には死滅せ
ず、肥料化した段階で発芽してしまうという問題が生
じ、さらなる改良が望まれていた。
従来の状況に鑑み、優れた植物育成効果を有し、かつ廃
棄物を有効利用して安価に製造できる肥料であって、不
要な雑菌や種などが死滅するように発酵を十分に進行さ
せた、新規な汚泥発酵肥料を提供することを目的とす
る。
め、本発明の汚泥発酵肥料は、バーク堆肥、汚泥、畜産
下肥、及び土壌改良材を必須成分とする原材料混合物に
対し、必要に応じて、腐敗性の有機物質や貝殻焼却灰を
配合し、さらに微生物を加え、発酵、熟成させたことを
特徴とする。
たバーク堆肥や、施設等から排出される各種汚泥、及び
貝殻焼却灰などの有効利用が図られるとともに、70〜
80℃程度の高い発酵温度が得られ、雑菌等が死滅す
る。
本発明の汚泥発酵肥料は、バーク堆肥、汚泥、畜産下
肥、及び土壌改良材を必須成分とする原材料混合物に対
し、微生物を加え、発酵、熟成させて概略構成される。
堆肥を適宜選択して用いることができる。バーク堆肥
は、一般に、土地開発のため伐採した木材、抜根した
根、森林育成のため間伐した間伐木材、剪定枝、あるい
は木造家屋等の解体木材等の木質廃棄物をチップ加工
し、その一部を微生物を利用して発酵、熟成させて製造
される。バーク堆肥を用いることは、木質廃棄物の有効
利用をなしたこととなる。このバーク堆肥は、市販品を
適宜選択して用いても良いし、本発明の原材料用に木質
廃棄物から常法により製造しても良い。なお、チップ化
した一部を木炭、粉炭に加工したものは、後述の土壌改
良材として本発明の原材料に利用することができる。
として、従来知られたものを適宜選択して用いることが
でき、一般に、放線菌、光合成菌、乳酸菌、糸状菌、酵
母等から選ばれた少なくとも一種が用いられるが、中で
も、抗酸性で乳酸を生産し酪酸を生産せず病原性を有さ
ずかつ拮抗価50以上である有効微生物群(Effec
tive Micro−orgamisms:以下
「EM菌」と略称する)が好ましく用いられる。このE
M菌は、自然界に存在する微生物の内の農業生産などに
有用な放線菌、光合成菌、乳酸菌、糸状菌、酵母などの
5科10属80余種の嫌気性と好気性の微生物を含むも
のである。このEM菌中の放線菌の例として、Stre
pto−myces sp.(ATCC 3004)、
Streptoverticillium sp.(A
TCC 23654)、Nocardia sp.(A
TCC 19247)、Micromonospora
sp.(ATCC 12452)、Rhodococ
cussp.等が挙げられ、光合成菌の例として、Rh
odopseudomonas sp.(R.spha
eroldes)、Rhodosplrillum s
p.(R.fulum)、Chromatium s
p.(C.okenii)、Chlorobium s
p.(C.limicola)等が挙げられ、乳酸菌
(乳酸生成菌)の例として、Lactobacillu
s sp. (IFO 3070)、Propioni
bacterium sp.(P.freudenre
ichii)、Pediococcus sp.(P.
halophilus)、Streptococcus
sp.(S.lactis、S.faecalis)
等が挙げられ、糸状菌の例として、Aspergill
us sp.(RIFY 5770、RIFY 502
4)、Mucor sp.(IFO 8567)等が挙
げられ、酵母の例として、Saccharomyces
sp.(NRRL 1346、Y977)、Cand
ida sp.(C.utilis)等が挙げられる。
また、このEM菌には、各種市販品があり、各種市販品
を適宜選択して用いることもできる。
わる浄水処理施設、下水処理施設、あるいは工場その他
の排水に関わる排水処理施設等の諸施設から排出される
各種汚泥を適宜用いることができる。一般に、汚泥は、
水分が多く、腐敗して異臭を発散し、その有効利用がな
かなか難しい廃棄物であるが、本発明によれば、かかる
汚泥を、肥料として好適に有効利用することができる。
本発明の原材料として用いるに当たり、汚泥の水分含有
量は、特に制限する必要なく適宜設定することができ、
必要に応じて脱水ないし乾燥して適宜調整することがで
きるが、一般には、75〜90重量%が適当である。
た牛肥、豚肥、鶏糞等の畜産下肥を適宜選択して用いる
ことができ、必要に応じて複数種の畜産下肥を併用する
こともできる。これら畜産下肥は、市販品を適宜選択し
て用いても良いし、本発明の原材料用に畜産動物の排泄
物から常法により製造しても良い。また、これら畜産下
肥は、一般に、その使用量を増減させて、本発明の肥料
を所定の有機成分含有量とするための有機成分調節材と
して機能させることができる。また、その使用量を増減
させて、発酵、熟成処理に付す原材料混合物を所定の水
分含有量とするための水分含有量調節材として機能させ
ることもできる。
た土壌改良材を適宜選択して用いることができるが、具
体的には、ヤシ殻、杉バーク、ピートモス、バーミキュ
ライト、ヤシ殻炭、木炭、粉炭等が好ましく用いられ
る。これらの土壌改良材は、一種配合することもできる
し、二種以上配合することもできる。特に、杉バーク又
はピートモスと、ヤシ殻(ヤシ殻炭を含む)との組み合
わせは、発酵が効率よく進み、良質の肥料を得やすいた
め最も好ましく採用される。
ーク堆肥、汚泥、畜産下肥、及び土壌改良材を必須成分
として用い、これら各原材料を混合した原材料混合物に
微生物を加え、それを発酵、熟成させることにより製造
される。その際、各原材料の配合割合は、各原材料の性
状、特性等によって一概にはいえないが、一般に、バー
ク堆肥を25〜35重量部、汚泥を20〜30重量部、
畜産下肥を25〜35重量部、土壌改良材を8〜15重
量部程度とすることが適当である。特に、土壌改良材と
して、上述したような、杉バーク又はピートモスとヤシ
殻とを併用する場合は、杉バーク又はピートモスを4〜
6重量部、ヤシ殻を4〜9重量部とすることが好まし
い。
上記必須成分に加え、さらに腐敗性の有機物質を配合す
ることができる。この腐敗性有機物質の例として、米
糠、油粕、魚粉、糖蜜、生ゴミ等が挙げられる。これら
の腐敗性有機物質は一種配合することもできるし、二種
以上配合することもできる。また、腐敗性有機物質の配
合量は、それらの種類、性状等によって一概にはいえな
いが、一般に、必須成分の各原材料の合計を100重量
部としたとき、1〜13重量部が適当である。
て、上記必須成分に加え、貝殻焼却灰を配合することが
できる。貝殻焼却灰としては、貝殻を焼却し粉砕してあ
るいは粉砕し焼却して得られた貝殻焼却灰が用いられ
る。原料の貝殻はその由来は問うことなく任意である
が、この原料貝殻として、例えば発電所、工場等におけ
る海水と接触する諸設備、例えば冷却用海水の配管等に
付着していた貝であって、その諸設備の機能保全メンテ
ナンスにおいて廃棄物として取り出された貝を用いれ
ば、この貝殻焼却灰の使用も廃棄物の有効利用に他なら
ない。この貝殻焼却灰は、発酵、熟成処理に付す原材料
混合物の酸性度を調整する機能を有する。すなわち、上
記汚泥は酸性であることが多いので、貝殻焼却灰がその
中和剤として機能する。本発明において、発酵、熟成処
理に付す原材料混合物のpHは、一般に6.5〜7.3
が適当である。また、貝殻焼却灰は、汚泥発酵肥料を土
壌に施用したときに、その土壌を中和し、かつカルシウ
ム源としても機能するものである。なお、上記貝殻焼却
灰は、予め原材料混合物に配合する代わりに、本発明の
汚泥発酵肥料を土壌に施用する際に一緒に施用しても良
い。
は、上述の、木質廃棄物からのバーク堆肥の製造の際と
同様の微生物を用いることができる。すなわち、従来知
られた微生物を適宜選択して用いることができ、一般
に、放線菌、光合成菌、乳酸菌、糸状菌、酵母等から選
ばれた少なくとも一種が用いられ、中でも、EM菌が好
ましく用いられる。微生物の添加量は、添加される微生
物の形態、原材料混合物の組成等によって異なり一概に
はいえないが、微生物が、いわゆるボカシ(有機物質を
EM菌などの微生物で予め発酵させたもの)の形態であ
るとすれば、一般に、原材料混合物を100重量部とし
たとき、1.0〜3.0重量部が適当である。
態で加える場合、そのボカシは、例えば米糠、油粕、魚
粉、糖蜜などの有機物質と微生物とを混合し発酵させた
ものであるが、特に、糖蜜を、ボカシ全体に対して0.
15〜0.25重量%程度含むことが好ましい。これに
より、微生物が速やかに繁殖し、活動が活発になる。そ
のため、例えば、仮に原材料の一つであるバーク堆肥の
熟成が不十分(いわゆる半生状態)であったとしても本
発明に使用することができ、原材料の選択の幅、利用範
囲が広がる。また、高い発酵温度を得やすくなるという
顕著な効果を奏する。
させるには、従来知られた堆肥等の有機質肥料を製造す
る際の方法に準じて行うことができる。例えば、原材料
混合物に微生物の固形培養物を添加混合し、それを密封
容器に入れて所定温度に、所定時間保持して行うことが
でき、また微生物の固形培養物に代えて微生物の培養液
を用いることもできる。また、発酵、熟成の処理条件
は、原材料混合物の組成、用いた微生物の種類等必要に
応じて適宜設定することができるが、一般に、原材料混
合物の水分含有量は10〜40重量%が好ましく、その
pHは6.5〜7.3程度であることが好ましい。ま
た、本発明においては、発酵温度が80℃程度にまで上
昇するため、雑菌、不要な種などが死滅し、より上質な
肥料が得られる。なお、発酵、熟成期間は、処理温度に
もよるが、一般に2〜8ヶ月で完熟して、目的の汚泥発
酵肥料が得られる。
効果を有し、かつ安価に製造できる等の優れた特性を有
していて、種々の用途に幅広く用いることができる。そ
の例として、樹木の植栽用土ないしその有機質肥料、家
庭園芸用土ないしその有機質肥料、鉢植用土、稲作ある
いは畑作の有機質肥料等が挙げられる。
明するが、これらに限定されるものではない。 (実施例1)バーク堆肥(間伐材木から微生物として市
販のEM菌を用いて製造したもの)30重量部、下水処
理施設から排出された汚泥(脱水ケーキ)25重量部、
牛肥30重量部、ヤシ殻8重量部、及び杉バーク5重量
部から原材料混合物を構成した。原材料混合物は、水分
含有量が75重量%で、pHは6.8であった。この原
材料混合物に、ボカシ2重量部を加えて撹拌混合した。
なお、ボカシとしては、米糠20kg、油粕7.0k
g、魚粉7.0kg、糖蜜0.05kgにEM菌を加え
て発酵させたものを用いた。続いて、攪拌混合したもの
をビニール袋に充填して密閉し、2.5ヶ月間保持して
発酵、熟成を行い、目的の汚泥発酵肥料を製造した。
る、こまつな(ツケナ類)の発芽、及び発芽後の生育へ
の支障の有無・程度を調べるため、幼植物試験を実施し
た。また、対照肥料として、市販のバーク堆肥を用い、
同様の試験を行った。(表1)に供試肥料(汚泥発酵肥
料)及び対照肥料の分析成績、(表2)に供試土壌の土
性及び沖積土又は洪積土の別、(表3)に試験区及び施
肥の設計内容、(表4)に栽培方法及び管理の状況、そ
して試験結果として、(表5)に発芽及び生育調査成績
並びに異常症状の有無を示す。
値で2%以下であるため、通達の試験方法に基づき、供
試及び対照の両肥料の試験区の施肥量は、それぞれの肥
料の乾物重量を基準として設定した。また、上記(表
3)に記載した供試及び対照肥料のすべての試験区並び
に供試及び対照の両肥料の無施肥として設けた無機基礎
量区に、N、P2O5、及びK2Oとしてそれぞれ25m
gに相当する量の硫酸アンモニア、過リン酸石灰、及び
塩化カリを施肥した。なお、上記(表3)の施用量欄中
の括弧内数値は、有姿(現物)の量を示す。
に、供試肥料区は、無機基礎量区に比べて、発芽につい
ては、発芽開始日及び発芽率とも同等程度の成績を示
し、また発芽後の生育においては、同等以上の成績を示
して、有害物によると考えられる植物の生育上の異常症
状は認められなかった。
植物育成効果を有し、かつ廃棄物の有効利用に資するも
のであり、また製造コストも安価に抑えることができ
る。さらに高い発酵温度が得られるので、雑菌等が死滅
して良質の肥料が得られる。本発明の汚泥発酵肥料は、
上記の優れた特性から、幅広い用途において有用であ
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 バーク堆肥、汚泥、畜産下肥、及び土壌
改良材を必須成分とする原材料混合物に対し、微生物を
加え、発酵、熟成させてなる汚泥発酵肥料。 - 【請求項2】 請求項1記載の汚泥発酵肥料において、
土壌改良材が、ヤシ殻、杉バーク、ピートモス、バーミ
キュライト、ヤシ殻炭、木炭、粉炭から選ばれる一種以
上であることを特徴とする汚泥発酵肥料。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の汚泥発酵肥料にお
いて、必須成分の配合割合が、バーク堆肥25〜35重
量部、汚泥20〜30重量部、畜産下肥25〜35重量
部、土壌改良材8〜15重量部であることを特徴とする
汚泥発酵肥料。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか記載の汚泥発酵
肥料において、原材料混合物に、さらに腐敗性の有機物
質を配合することを特徴とする汚泥発酵肥料。 - 【請求項5】 請求項4記載の汚泥発酵肥料において、
腐敗性の有機物質が、米糠、油粕、魚粉、糖蜜、及び生
ゴミから選ばれる一種以上であることを特徴とする汚泥
発酵肥料。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか記載の汚泥発酵
肥料において、原材料混合物に、さらに貝殻焼却灰を配
合することを特徴とする汚泥発酵肥料。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか記載の汚泥発酵
肥料において、微生物が、抗酸性で乳酸を生産し酪酸を
生産せず病原性を有さずかつ拮抗価50以上である有効
微生物群であることを特徴とする汚泥発酵肥料。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか記載の汚泥発酵
肥料において、原材料混合物に加える微生物が、ボカシ
の形態であり、前記ボカシは糖蜜を0.15〜0.25
重量%含むことを特徴とする汚泥発酵肥料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243760A JP4875809B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 汚泥発酵肥料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243760A JP4875809B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 汚泥発酵肥料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003055081A true JP2003055081A (ja) | 2003-02-26 |
JP4875809B2 JP4875809B2 (ja) | 2012-02-15 |
Family
ID=19073801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001243760A Expired - Lifetime JP4875809B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 汚泥発酵肥料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4875809B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006074618A1 (en) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Lubos Hajek | Sludge from sewage treatment plants |
KR100887711B1 (ko) | 2007-05-31 | 2009-03-12 | 청화산영농조합법인 | 블루베리 재배용 상토 및 그 제조방법 |
CN102101797A (zh) * | 2009-12-22 | 2011-06-22 | 孙健 | 有机废弃物生产有机肥生产工艺 |
CN102153393A (zh) * | 2011-05-06 | 2011-08-17 | 陈景河 | 海洋生物钙多元素肥料 |
CN104258808A (zh) * | 2014-09-02 | 2015-01-07 | 中国科学院城市环境研究所 | 一种提高污泥生物炭比表面积的方法及系统 |
CN105417690A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-03-23 | 仇颖超 | 一种好氧活性污泥的培养方法 |
CN106927977A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-07-07 | 农业部规划设计研究院 | 一种炭基有机肥及其制备方法 |
CN109250883A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-01-22 | 内蒙古济世源环保生物科技有限公司 | 污泥处理方法 |
CN112608193A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-06 | 北矿城生态科技集团有限公司 | 一种用于沙化土壤的高有机质肥料及制备方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53107974A (en) * | 1977-03-02 | 1978-09-20 | Meiji Milk Prod Co Ltd | Method for producing compost containing bacteria genus trichoderma |
JPS593089A (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-09 | 三機工業株式会社 | 有機肥料の製造方法 |
JPH0267392A (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-07 | Matsui Kasei:Kk | 複合土壌改良材 |
JPH08283087A (ja) * | 1995-04-13 | 1996-10-29 | Yuji Tanaka | 食用廃油の処理装置と油かすの製法 |
JPH09286684A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-04 | Central Green Kk | 土壌改良材 |
JPH10174582A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Isami Fukunaga | 活性混合微生物およびその利用 |
JP2001048687A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-20 | Futaba Green Doboku Kk | 土壌基盤材 |
-
2001
- 2001-08-10 JP JP2001243760A patent/JP4875809B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53107974A (en) * | 1977-03-02 | 1978-09-20 | Meiji Milk Prod Co Ltd | Method for producing compost containing bacteria genus trichoderma |
JPS593089A (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-09 | 三機工業株式会社 | 有機肥料の製造方法 |
JPH0267392A (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-07 | Matsui Kasei:Kk | 複合土壌改良材 |
JPH08283087A (ja) * | 1995-04-13 | 1996-10-29 | Yuji Tanaka | 食用廃油の処理装置と油かすの製法 |
JPH09286684A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-04 | Central Green Kk | 土壌改良材 |
JPH10174582A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Isami Fukunaga | 活性混合微生物およびその利用 |
JP2001048687A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-20 | Futaba Green Doboku Kk | 土壌基盤材 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006074618A1 (en) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Lubos Hajek | Sludge from sewage treatment plants |
CZ308871B6 (cs) * | 2005-01-07 | 2021-07-28 | K.R.K. Hájek s. r. o. | Kal z čistíren odpadních vod |
KR100887711B1 (ko) | 2007-05-31 | 2009-03-12 | 청화산영농조합법인 | 블루베리 재배용 상토 및 그 제조방법 |
CN102101797A (zh) * | 2009-12-22 | 2011-06-22 | 孙健 | 有机废弃物生产有机肥生产工艺 |
CN102153393A (zh) * | 2011-05-06 | 2011-08-17 | 陈景河 | 海洋生物钙多元素肥料 |
CN104258808A (zh) * | 2014-09-02 | 2015-01-07 | 中国科学院城市环境研究所 | 一种提高污泥生物炭比表面积的方法及系统 |
CN105417690A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-03-23 | 仇颖超 | 一种好氧活性污泥的培养方法 |
CN106927977A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-07-07 | 农业部规划设计研究院 | 一种炭基有机肥及其制备方法 |
CN109250883A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-01-22 | 内蒙古济世源环保生物科技有限公司 | 污泥处理方法 |
CN112608193A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-06 | 北矿城生态科技集团有限公司 | 一种用于沙化土壤的高有机质肥料及制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4875809B2 (ja) | 2012-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101054552B (zh) | 一种微生物复合菌剂及其制备方法与应用 | |
TWI410394B (zh) | Fermented Fertilizers Containing Bamboo Active Ingredients and Their Manufacturing Methods | |
KR101774548B1 (ko) | 가축분뇨 혐기소화액을 이용한 병해 방제용 또는 비료용 산성액상 조성물의 제조방법 및 산성 액상 비료 조성물 | |
JPH0442355B2 (ja) | ||
Ahmad et al. | Potential of compost for sustainable crop production and soil health | |
JP4875809B2 (ja) | 汚泥発酵肥料 | |
KR100391102B1 (ko) | 분뇨 비료 | |
JP3378412B2 (ja) | 有機質肥料の製造方法 | |
KR100413299B1 (ko) | 유기질비료의제조방법 | |
WO1999055834A1 (fr) | Moisissure pouvant degrader la dioxine, degradation de la dioxine au moyen de celle-ci, procede de production de composts pouvant degrader la dioxine et procede de culture de plantes | |
JP4230788B2 (ja) | 堆肥浸出液およびその製造方法、並びに植物成長促進資材 | |
JP2002001260A (ja) | 植物発生材の発酵方法 | |
JP3441565B2 (ja) | 発酵促進材 | |
JP3510160B2 (ja) | 土壌基盤材の製造方法 | |
Sarangi et al. | Compost from Sugar mill press mud and distillery spent wash for sustainable agriculture | |
JP3365527B2 (ja) | 有機質肥料の製造方法 | |
JP3406100B2 (ja) | 有機質肥料およびその製造方法 | |
JPH0322921A (ja) | バーク処理物 | |
KR102430672B1 (ko) | 토착 미생물을 활용한 비료 제조방법 | |
JP2002212560A (ja) | 高密度対抗微生物基礎材料の調製方法 | |
CN111943770A (zh) | 一种杀线虫微生物有机肥的生产方法 | |
JPS60137887A (ja) | パルプスラツジ肥およびその製造法 | |
CN114031461B (zh) | 一种用于降低稻米中铬和砷含量的有机硅肥及其制备方法和应用 | |
Tleuova et al. | Stabilization of organic municipal solid waste by composting | |
Sari et al. | Effect of Decomposer Agent on C/N Ratio, N and P Content of Empty Palm Oil Bunches Palm (Elaeis Guenensis Jaq) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080418 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110816 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111128 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4875809 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |