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JP2002322777A - 軒先構造 - Google Patents

軒先構造

Info

Publication number
JP2002322777A
JP2002322777A JP2001127278A JP2001127278A JP2002322777A JP 2002322777 A JP2002322777 A JP 2002322777A JP 2001127278 A JP2001127278 A JP 2001127278A JP 2001127278 A JP2001127278 A JP 2001127278A JP 2002322777 A JP2002322777 A JP 2002322777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves
eave
ceiling
cover member
gutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001127278A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Takeda
國浩 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001127278A priority Critical patent/JP2002322777A/ja
Publication of JP2002322777A publication Critical patent/JP2002322777A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒天井の位置に因らず、下方から建築躯体
が見えることのない軒先構造を提供する。 【解決手段】 軒先における軒天井4よりも前方突出の
建築躯体前面51を覆うものであって軒樋吊下げの軒樋
吊具2を取着固定する機能を備えたカバー部材11が建
築躯体前面51に取付けられ、カバー部材11から後方
へ後片部12が長手方向にわたり軒天井4より下方へ所
定距離空けた位置へ突設され、さらに後片部12に突起
部13が長手方向にわたり形成されており、突起部13
が軒天井4前面へ略当接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒先構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の軒先樋支持構造にあっては、建築
躯体前面151を覆うカバー部111の下端111aに
後方へ突設の後片部112に、軒天井104の下面14
1が略当接している。この構造により、野地板や垂木等
の建築躯体105が下方から見え難くなっている(図4
(a))。
【0003】ところで、建築躯体前面下端151aと軒
天井下面141の高さの距離s104は屋根構造によって
は区々である。よってこの区々な距離s104に略対応で
きるように、前記カバー部111の高さ方向の長さを十
分にとり、前記カバー部111の下端111aに存する
前記後片部112と、前記建築躯体前面下端151aと
の間に、所定距離s101を設ける必要がある。また、軒
天井104が野縁153により支持されており、軒天井
104の前面142が建築躯体前面151よりも後方に
位置している場合がある。この場合軒天井下端141と
前記後片部112との間の隙間が発生し、図4(b)に
示すように下方から建築躯体が見えることがあり、見映
えが悪い状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解消しようとするものであり、軒天井の位置に因ら
ず、下方から建築躯体が見えることのない軒先構造を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の軒先構造にお
いては、軒先における軒天井よりも前方突出の建築躯体
前面を覆うものであって軒樋吊下げの軒樋吊具を取着固
定する機能を備えたカバー部材が前記建築躯体前面に取
付けられ、該カバー部材から後方へ後片部が長手方向に
わたり軒天井より下方へ所定距離空けた位置へ突設さ
れ、さらに該後片部に突起部が長手方向にわたり形成さ
れており、該突起部が軒天井前面へ略当接されているこ
とを特徴とする。
【0006】このものにあっては、軒天井より下方へ所
定距離空けた位置に存する前記後片部と、前記軒天井前
面近傍へ同後片部から突出している前記突起部が、鼻板
や鼻板が取り付けられている建築躯体を覆い隠す。した
がって下方から、鼻板や鼻板が取り付けられている建築
躯体が見えることは無いので、見映えが悪くなることは
ない。
【0007】請求項2においては、請求項1記載の軒先
構造において、前記突起部には前記カバー部材と架設さ
れる架設部が設けられていることを特徴とする。
【0008】このものにあっては、前記架設部により前
記突起部は前記カバー部に支持されるので、該突起部の
強度が確保される。
【0009】請求項3においては、請求項1又は2記載
の軒先構造において、前記カバー部材に前方へ突設し軒
樋の底板部後端に近接する前片部が設けられていること
を特徴とする。
【0010】このものにあっては、前記軒樋の下面に略
当接する前片部が、軒樋吊具の軒樋吊具取付装置への支
持部を隠すので、下方から該支持部が見えることはな
い。
【0011】請求項4においては、請求項1乃至3のい
ずれかに記載の軒先構造において、前記カバー部材の前
面には前記軒樋吊具が係合位置決めされて取着固定され
る取付レール部が長手方向に渡り一体に形成されている
ことを特徴とする。
【0012】このものにあっては、前記取付レール部に
前記軒樋吊具を所望の位置に適宜位置決めして取着固定
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】野地板6上に屋根下地シート7を介して屋
根材8が葺設された屋根の軒先部分下側の建築躯体5の
下方に軒天井4が設置されている。ここで建築躯体5
は、垂木52や、複数の垂木52の前面端部に渡るよう
に架設されるものであって、垂木52と後述の軒樋吊具
取付装置1のカバー部11との隙間を調整するための調
整材54である。そして軒天井4の前方部43は垂木5
2下面に設置の野縁53に取り付けられ支持されてい
る。そして軒天井4の前面42は建築躯体前面51から
距離s3後方に位置しており、下面41は建築躯体前面
下端51aから距離s4下方に位置している(図3)。
【0015】建築躯体5の前面51の略全体を覆うよう
に、実施形態の軒樋吊具取付装置1のカバー部11が前
面51にネジ等の固定具17により取り付けられてい
る。
【0016】カバー部11の前面には上下で対向するよ
う断面略L字状に屈曲突出した係止片部16が長手方向
に沿って一体に突設されており、この係止片部16は後
述の軒樋3を支持する軒樋吊具2の後端の略長方形状の
結合板部23を係止するものである。
【0017】カバー部11の下端11a位置は、建築躯
体下端51aから距離s1下方にある。なお距離s1は距
離s4よりも大きいものである。また下端11aには、
前方へ突出の前片部15と、後方へ突出の後片部12と
が、面一状に連続するよう一体に突設されている。後片
部12は、水平方向においてカバー部下端11aより軒
天井4の前面42から距離s2後方の位置まで突設され
るものである。また前片部15は後述の軒樋3の底板部
33後端に略同一高さで近接する。なお前片部15及び
後片部12には、夫々カバー部11の長手方向に連設さ
れている。
【0018】ここで距離s1は、特に限定される物では
ないが、家屋により区々な軒天井下面41と建築躯体前
面下端51aとの距離を十分に包含できる長さであるこ
とが望ましい。
【0019】後片部12には軒天井4の前面42の近傍
に向かって突起部13が後片部12に対して略垂直に突
出しており、この突起部上端13aの高さは軒天井下面
41の高さよりも高い状態である。そしてこの突起部上
端13aとカバー部11を架橋する架設部14が設けら
れている。
【0020】ここでカバー部11、前片部15、後片部
12、突起部13、架設部14、及び係止片部16は一
体に形成されている。
【0021】軒樋吊具取付装置1の素材としては強固で
あれば良く、例えば、アルミニウムその他の金属或いは
合成樹脂で一体に押出成形されたもの等が採用される。
以上が軒樋吊具取付装置1の構成である。
【0022】軒樋吊具2においては結合板部23の短辺
側寸法l1が前記両係止片部17間の開口巾寸法L1よ
りも短く設定されており、同結合板部23の長辺側寸法
l2が前記両係止片部17間の内巾寸法L2と略等しく
設定されており、同結合板部23の相対向する角部分に
面取り状に湾曲したR状縁23aが形成されているもの
である。そして、図2(a)に示すように、前記結合板
部23を横長状態で前記両係止片部16間の開口から同
両係止片部16間の内部スペースSに差し入れ、前記軒
樋吊具2と共に同結合板部23を前記R状縁23aで摺
接ガイドさせて略90度回動させる。そうすることで、
図3(b)に示す如く、結合板部23が縦長状態となっ
て、該縦長状態にある同結合板部23の上下両短辺側縁
部分は両係止片部16に係止される。こうして軒樋吊具
2は軒樋吊具取付装置1に係止される。
【0023】軒樋3は合成樹脂或いは合成樹脂樹脂被覆
金属板等で形成され、底板部33と該底板部33の前後
に立設される前板部31及び後板部32とでなり、該前
板部31及び後板部32の上端縁部分に各々中空形状の
前耳部31a、後耳部32aが一体に形成されている。
【0024】軒樋吊具2は合成樹脂で一体に形成された
ものであり、その前後に前耳保持部21、後耳保持部2
2が配設形成され、その後端には前記略長方形状の結合
板部23が一体に形成されている。そして、前耳保持部
21は前方へ傾倒するように立設されている。
【0025】前耳保持部21の内側にその上方から前耳
部31aを係止し、該係止仮支持状態で軒樋3の後部を
押し上げるようにして後耳部32aの内側を後耳保持部
22に係止させることで、軒樋吊具2に同軒樋3が簡単
に取り付け支持される。その際、後耳保持部22の下側
に傾斜ガイド面24が形成されているので、該傾斜ガイ
ド面24に後耳部32aは摺接ガイドされ、該後耳部3
2aは同後耳保持部22へとスムーズに係止される。
【0026】軒樋吊具取付装置1の前片部15は前述の
ように軒樋3の底板部33後端に略同一高さで近接する
ものであるので、前片部15は、下方から、後述の軒樋
吊具2と軒樋吊具取付装置1との結合部を見ることを防
止する役割をする。
【0027】カバー部11の下端11a位置は、前述の
ように建築躯体下端51aから、距離s4よりも大きい
距離s1下方にある。そして下端11aに存する後片部
12が、水平方向においてカバー部下端11aより軒天
井4の前面42から距離s2後方の位置まで突設してお
り、同後片部12に軒天井4の前面42の近傍に向かっ
て突起部13が後片部12に対して略垂直に、軒天井下
面41の高さよりも高い状態にて突出している。従っ
て、軒天井4と建築躯体前面下端51aとの隙間が、後
片部12及び突起部13により覆われる為、下方から、
建築躯体5における軒天井4と建築躯体前面下端51a
との隙間の領域が見えることは防がれる。また軒天井下
面41の高さが、距離s1と距離s4の差の範囲内で変わ
っても、下方から建築躯体5が見えることはない。
【0028】従って、軒樋吊具取付装置1と軒天井4と
の隙間、及び軒樋吊具取付装置1と軒樋3との隙間を軒
先の下方から見ることが防止されるので、軒先の下方か
ら見た外観意匠性は向上する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の軒先樋支
持構造により、軒天井の位置に因らず、下方から建築躯
体が見えることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る軒先樋支持構造を示す
縦断面図である。
【図2】同軒先樋支持構造において軒樋吊具を施工する
状態を示すものであり、(a)は該軒樋吊具の結合板部
を取り付ける前の状態を示す概略正面図、(b)は同結
合板部を取り付けた後の状態を示す概略正面図である。
【図3】同軒先樋支持構造において要部を示す縦断面図
である。
【図4】従来の同軒先樋支持構造において要部を示すも
のであり、(a)は軒天井が後片部に当接している状
態、(b)は軒天井前面が建築躯体前面から後方に位置
し且つ軒天井が後片部に当接していない状態を示す縦断
面図である。
【符号の説明】 2 軒樋吊具 3 軒樋 4 軒天井 5 建築躯体 11 カバー部材(カバー部) 12 後片部 13 突起部 14 架設部 15 前片部 33 底板部 42 軒天井前面 51 建築躯体前面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒先における軒天井よりも前方突出の建
    築躯体前面を覆うものであって軒樋吊下げの軒樋吊具を
    取着固定する機能を備えたカバー部材が前記建築躯体前
    面に取付けられ、該カバー部材から後方へ後片部が長手
    方向にわたり軒天井より下方へ所定距離空けた位置へ突
    設され、さらに該後片部に突起部が長手方向にわたり形
    成されており、該突起部が軒天井前面へ略当接されてい
    ることを特徴とする軒先構造。
  2. 【請求項2】 前記突起部には前記カバー部材と架設さ
    れる架設部が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の軒先構造。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材に前方へ突設し軒樋の底
    板部後端に近接する前片部が設けられていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の軒先構造。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材の前面には前記軒樋吊具
    が係合位置決めされて取着固定される取付レール部が長
    手方向に渡り一体に形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の軒先構造。
JP2001127278A 2001-04-25 2001-04-25 軒先構造 Pending JP2002322777A (ja)

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