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JP2002374675A - 電源アダプタ - Google Patents

電源アダプタ

Info

Publication number
JP2002374675A
JP2002374675A JP2001178114A JP2001178114A JP2002374675A JP 2002374675 A JP2002374675 A JP 2002374675A JP 2001178114 A JP2001178114 A JP 2001178114A JP 2001178114 A JP2001178114 A JP 2001178114A JP 2002374675 A JP2002374675 A JP 2002374675A
Authority
JP
Japan
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output
voltage
power supply
power
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001178114A
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English (en)
Inventor
Takashi Wada
貴志 和田
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の電子機器にそれぞれ一つずつ必要であっ
た電源アダプタを一つにまとめる。 【解決手段】電源アダプタの電源ユニット2と出力コー
ド3を分離して、出力コード3を交換出来るように構成
する。各出力コード3に、使用する電子機器25に適合
したプラグ6と、電子機器25に適合した電源電圧を出
力するための電圧設定回路もしく電圧設定情報を所有さ
せることで、使用する電子機器25との接続時にその都
度適合した出力コード3を電源ユニット2と接続すれば
自動的に電子機器25に適合した電源電圧が出力される
ので、一台の電源ユニットで様々な電子機器25に対応
することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に直流電
源を供給する電源アダプタ、及びこれを構成する出力コ
ード、バッテリーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】直流電源を使用する各種電子機器は、そ
の電源を、ACコンセントに接続して交流電圧から使用
機器に適合した直流電圧にAC/DC変換する電源アダ
プタから供給されている。またはバッテリー手段を用い
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、出張などで
カバンにパソコン、ビデオカメラ、携帯電話など複数の
電子機器を持ち運ぶ際には、それぞれの電子機器専用の
電源アダプタを一緒に持ち運ぶ必要がある。これは各電
子機器に接続されるプラグの形状や極性、使用電圧など
がそれぞれで異なるためである。そのために、電源アダ
プタの量がかさばると共にそれぞれの線がからみあった
り、良く似ているためどれがどれかわかりにくかった
り、必要な電源アダプタを忘れたりした。
【0004】また例えばAC電源が供給されない場所に
いるときに、バッテリーを所有しない電子機器は全く使
用できなかった。同じくバッテリーを所有する機器でも
例えば携帯電話のバッテリーが切れた場合、使用してい
ないビデオカメラのバッテリーがフル充電されていたと
しても、それを流用することが出来なかった。
【0005】もしここで所有している他の電子機器のバ
ッテリーを流用出来れば使用可能となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
点を解決するべく、複数の電子機器にそれぞれ一つずつ
必要であった電源アダプタを一つにまとめると共に、出
力電圧設定などの操作を不要にするものである。
【0007】電源アダプタを一つにまとめる手段とし
て、まず電源アダプターの電源ユニットと電源ユニット
からの出力電圧を外部に供給するためにある出力コード
を分離して、出力コードを交換可能な構造にする。出力
コードは使用する各電子機器用に一つずつ専用品を用意
する。
【0008】出力コードにはその出力コードの対象電子
機器が何であるかわかる認識票、あるいは使用者が自ら
書き込んで識別可能になるタグ類を付加可能にする。
【0009】出力コードと各電子機器を接続するプラグ
は、それぞれの対象電子機器に合わせた形状、極性で構
成する。
【0010】また、出力コードには、電源ユニットから
使用機器に供給する出力電圧の電圧値を決定する電圧設
定素子あるいは電圧設定回路を内蔵させる。
【0011】電源ユニットの出力コードとの接続部に
は、電源ユニットからの出力電圧を外部に供給するため
に従来から存在する電圧出力端子に加え、出力コード3
に内蔵している電圧設定素子・回路との接続手段(端
子)を追加する。
【0012】出力コードの電圧設定素子手段として、ツ
ェナーダイオードやシャントレギュレータなどの電子部
品がある。その電子部品を電源ユニット内の電圧コンバ
ータの出力電圧設定回路の一部分として接続する。他に
抵抗を用いた分圧回路や、それら素子を複数組み合わせ
た電圧設定回路の使用も可能である。
【0013】あるいは出力コードに、前記の素子・回路
の代わりもしくは追加で、使用機器の出力電圧の電圧値
を決定する電圧設定情報を持たせると共に、電源ユニッ
トにその電圧設定情報を読み出す読み取り手段を追加す
る方法も可能である。
【0014】出力コードに持たせる電圧設定情報手段と
して、電子記憶素子に情報を記憶させる手段や、電子回
路を用いてデジタルあるいはアナログ値の情報を保持さ
せる手段がある。
【0015】電源ユニットは読み取り手段を用いて前記
情報を電気的に読み出して、その情報を元に電圧コンバ
ータの出力電圧値を設定する。その場合、対象電子機器
に対する最大電流値の制限や、対象電子機器内のバッテ
リーの充電特性などの情報の設定・読み取りも可能にな
る。
【0016】電気的手段の代用として、光学的手段もし
くは磁気的手段を用いる事も可能である。出力コードに
バーコードもしくはそれに準じた光学的手段もしくは磁
気メモリ等の磁気的手段で設定電圧や電流を記録させ、
光学読み取り手段もしくは磁気読み取り手段を用いて読
み出して、出力電圧を設定する手段も有効である。
【0017】以上の手段を用いる事で、対象機器に適合
した出力コードを選択するだけで自動で出力電圧が設定
される。
【0018】また本電源アダプタに、バッテリー手段と
バッテリー充電回路手段・給電回路手段を付加すれば、
不意の停電やACコンセントが見つからない時にも使用
機器に適合した電圧値の給電が可能となる。
【0019】さらにそのバッテリー手段を着脱自在にす
ることで、例えば充電済みの電子機器Aのバッテリーを
取り付ければ、そのバッテリーにチャージされた電力を
流用して異なる電子機器Bに給電できるようにする。
【0020】
【作用】本発明による電源アダプタは、電源ユニット
と、使用する電子機器にそれぞれ適合した出力コード
(対象電子機器に適合するプラグと、適合する電圧値の
設定素子・回路あるいは設定情報を保持する)を用意・
接続することで、出力コード内の電圧設定値に基づいて
電源ユニット内の電圧コンバータの出力電圧値を自動で
適合させることが出来るので、使用する電子機器に適合
した出力コードをその都度選択すれば一台の電源ユニッ
トで各種の電子機器に対応可能となる。
【0021】また本電源アダプタにバッテリーを付加す
れば、不意の停電やAC電源が見つからない時の使用を
可能にすると共に、そのバッテリーを着脱自在にするこ
とで、使う予定の無い電子機器Aのバッテリーを用い
て、異なる電子機器Bに給電できるように構成出来る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の各種実施例を説明していく。
【0023】図1は従来の電源アダプタの全体図を示す
斜視図である。1はACコンセントに接続するためのコ
ンセントプラグと電源コード、2は内部に電圧コンバー
タ手段を有する電源ユニット、3は出力コードを示す。
この電源アダプタはコンセントプラグ1を商用交流電源
コンセントに接続してAC電源を入力する。
【0024】図2は各種電子機器に応じて、出力コード
3を交換する実施例の斜視図である。4は電源ユニット
2の出力コード3との接続部、5は出力コード3の電源
ユニット2との接続部、6は各電子機器に接続されるた
め形状・極性などが各々異なるプラグを示す。
【0025】25は各電子機器の例、26はどの電子機
器用なのか明確にするための認識票を示す。認識票26
あるいは使用者が自ら書き込んで識別可能になるタグ類
は、必要に応じて出力コード3に付加可能にする。
【0026】このように電源ユニット2と出力コード3
を構成して、使用する各種電子機器25にそれぞれ適合
したプラグ6を所有する出力コード3を、接続部4・5
にて電源ユニットとその都度接続することで、様々な電
子機器への対応が機構的に可能となる。
【0027】次に使用する電子機器に適合した電源電圧
を出力コード3を交換することで作成する電気的手段を
説明する。
【0028】図3は実施例の内部構成図である。3a・
3bは出力コードの一例で、説明上、出力コード3aは
出力電圧5V用、3bは出力電圧8V用とする。
【0029】7a・7bは電源ユニット2の接続部4に
位置する電子機器に給電するための電源出力用端子、7
c・7dは同じく接続部4に位置する電圧設定回路接続
用端子、8a・8bは出力コード3の接続部5に位置す
る電源出力接続用端子、8c・8dは同じく接続部5に
位置する電圧設定回路出力端子を示す。
【0030】9は電源ユニット2内部に位置するAC/
DC電圧コンバータ、10は電圧設定素子(ツェナーダ
イオード)を示し、10aの電圧設定値は5V、10b
は8Vである。
【0031】図4は図3の実施例を、フライバック方式
を用いたスイッチング式AC/DCコンバータで展開し
た概略回路図である。11は全波整流用ブリッジ、12
は絶縁トランス、13はスイッチング素子、14はスイ
ッチング制御回路、15はホトカプラ、16は2次側電
圧の平滑回路を示す。
【0032】回路動作を概略で説明すると、まずAC電
源1からの交流入力を全波整流するブリッジ11で平滑
した1次側から絶縁トランス12を経由して2次側へ電
力が伝わるように構成している。その後、以下の動作を
繰り返す。
【0033】(a)スイッチング素子13をONにする
と、2次側へ電力が供給され、2次側の出力電圧が増加
する。その結果ツェナーダイオード10a両端の電圧値
がそのツェナーダイオードの降伏電圧を超えるとツェナ
ーダイオードに電流が流れて、ホトカプラ15出力がO
Nとなり、その信号をスイッチング制御回路14が受け
取ってスイッチング素子13をOFFにする。
【0034】(b)スイッチング素子13がOFFする
と2次側への電力が停止し、2次側の出力電圧が減少す
る。その結果ツェナーダイオード10a両端の電圧値が
そのツェナーダイオードの降伏電圧未満となるとツェナ
ーダイオードに電流が流れなくなり、ホトカプラ15出
力がOFFとなり、その信号をスイッチング制御回路1
4が受け取ってスイッチング素子13をONにする。
【0035】スイッチング式AC/DCコンバータは、
この(a)(b)の繰り返し(スイッチング)で2次側
の出力電圧を生成し平滑回路16で安定させている。
(a)(b)の切替は2次側の電圧がツェナーダイオー
ド10aの降伏電圧を超える/超えないといった2次側
電圧の微小な変動で制御されており、その結果AC/D
Cコンバータは安定した出力電圧値を生成することが可
能となっている。
【0036】よって2次側の出力電圧値はツェナーダイ
オード10の降伏電圧値で決定されている。図3・4に
示す出力電圧設定値5V用のツェナーダイオード10a
は、電圧設定値の5Vから直列で接続されているホトカ
プラ15の入力電圧降下(仮に1Vとする)を差し引い
た約4Vの降伏電圧値の物を使用することで対応出来
る。出力電圧設定値8V用のツェナーダイオード10b
(降伏電圧値7V)に交換すれば、出力電圧値が5Vか
ら8Vに変動する。
【0037】本発明では、そのツェナーダイオード10
を出力コード3側に分離して取り付けることを特徴とす
る。このように構成する事で、それぞれ異なる降伏電圧
値のツェナーダイオード10を内蔵した出力コード3を
変更するだけで、出力電圧を変更することが出来る。例
えば、図3・4の出力コード3aを3bに交換すれば、
自動的に出力電圧が5Vから8Vに変動する。
【0038】実施例として、フライバック方式以外の方
式を用いたコンバータにも適用可能である。
【0039】また電圧設定素子もツェナーダイオードだ
けではなく、コンバータの各種方式や出力電圧の精度に
合わせて、シャントレギュレータや、素子を組み合わせ
て作った電圧設定回路、抵抗を用いた分圧回路等の使用
が可能である。
【0040】また、電源入力源を直流にしたDC/DC
コンバータでも可能であり、接続部の端子数や配置など
も記述した以外に色々考えることが出来る。
【0041】図5は別の実施例の内部構成図である。1
7は電圧設定情報を示し、17aの電圧設定値は10
V、17bは3Vとする。18は電圧設定情報読み取り
装置を示す。
【0042】この実施例では図3・図4の実施例と異な
り、出力コード3内の電圧設定情報17を直接出力電圧
調整回路の一部分とせず、その情報をデジタルもしくは
アナログ情報として読み出して、出力電圧を調整する手
段を用いる。その場合、電圧値のみならず最大電流値
や、対象電子機器内のバッテリーの充電特性に応じた給
電停止などの電圧コンバータ9の各種制御情報を設定す
ることも考えられる。
【0043】電圧設定情報17の実施例の一つとして、
必要なデータをROM等の電子記憶部品に格納した実装
が考えられる。そのROM等のデータを読み取り装置1
8で読み取り、その値に応じて出力電圧値、最大電流値
などの制御信号を電圧コンバータ9に与えて出力を制御
する。
【0044】他に、抵抗値や定電圧回路、定電流回路、
周波数発生回路などを電圧設定情報17として用いるこ
とも考えられるし、可変抵抗器やDIPスイッチ等を取
り付ける事で出力コード3の出力電圧の設定値を調整す
る事も考えられる。
【0045】また、光学的手段・磁気的手段を用いる事
も考えられる。出力コード3の接続部5にバーコード印
刷もしくはそれに準じた光学的手段で設定電圧値等を記
録させ、光学読み取り装置18を用いて読み出して、出
力電圧を設定する手段や、同じく出力コード3の接続部
5に磁気印刷もしくはそれに準じた磁気的手段で設定電
圧値等を記録させ、磁気読み取り装置18を用いて読み
出して、出力電圧を設定する手段も有効である。
【0046】以上述べた電圧設定情報17と読み取り装
置18は、図3・4で述べた電圧設定素子・回路10の
代用あるいは追加として実装可能である。
【0047】いずれの実施例も、電圧設定素子・回路1
0または電圧設定情報17を出力コード3側に設けるこ
とで、予定していなかった新たな使用電圧の電子機器が
登場しても、電源ユニット2を交換することなくその都
度新しい出力コード3を用意すれば対応出来る。
【0048】図6は出力保護回路を加えた実施例の内部
構成図である。19は電圧アブソーバ(短絡保護用ツェ
ナーダイオード類を含む)を示し、19aの電圧設定値
は10aの5Vに余裕マージンを加えた値、同じく19
bは10bの8Vに余裕マージンを加えた値にする。
【0049】本発明による電源アダプタの何らかの異常
により設定電圧以上の電圧が出力されたときに、外部機
器を損傷する可能性がある。設定電圧以上の電圧を出力
した時、あるいは最大電流値以上の電流が流れた時に、
それを保護するための回路を付加することで、外部機器
の損傷を防ぐことが可能になる。
【0050】直接その過大電圧を短絡する手段や、間接
的に検知して電源ユニット2の出力を停止させる等の手
段が考えられるが、その短絡手段もしくは検知手段を出
力コード3に内蔵させることで、各出力電圧に適合した
出力保護回路が実現できる。
【0051】短絡手段の一例として、図6の出力コード
3内の電源出力間8a−8b間に、電圧アブソーバ19
を挿入することで最大電圧以上かかるとその両端間に短
絡電流が流れて外部機器への過大電圧がかかることの防
止が行える。
【0052】検知手段の一例として、同様に出力コード
3内の電源出力間8a−8b間に、過電圧検知用ツェナ
ーダイオードを含む検知回路を加える手段も有効であ
る。過電圧検知用ツェナーダイオードの両端に降伏電圧
以上の電圧がかかると短絡電流が流れるので、それを検
知して電源ユニット2側で出力カットするといった回路
を構成する事が可能である。
【0053】短絡保護用ツェナーダイオードや電圧アブ
ソーバ19が動作する電圧設定値は、正規の出力電圧値
を少し超えるあたりに設定すればよい。例えば出力電圧
設定値が5Vなら電圧アブソーバ19aは7V、出力電
圧設定値が8Vなら電圧アブソーバ19bは10V、と
いったように各出力コード3にそれぞれ実装可能であ
る。
【0054】また、本発明による電源アダプタは、その
出力コード3を電源ユニット2に接続するまでは、出力
を何Vにしたらよいかわからないため、そのまま接続す
ると最初に不定な電圧が出力される可能性がある。そこ
で、接続部4・5のコネクタ及び端子に工夫をすること
で、外部に供給する電源出力の配線部が接続される前に
電圧設定回路が接続されるようにすれば、正常に設定さ
れた電圧を最初から供給可能になる。
【0055】図7はその出力端子への接続を遅延させる
工夫を加えた実施例である。
【0056】図7に示すように、出力コード3の接続部
5の電源出力用端子である8a・8bを短くして内側に
配置させ、出力電圧設定素子接続用端子である8c・8
dを長くして外側に配置させる。このように構成する事
で電源ユニット2の接続部4の電源出力用端子である7
a・7bと接続されて出力電圧が外部供給される前に、
出力コード3のツェナーダイオード10が電源ユニット
2の接続部4の端子7c・7dを経由してAC/DCコ
ンバータに先に接続され、出力電圧を正しく設定する時
間の余裕を得る事が出来る。他に差し込んだ後で回転や
折り返し、2段階の差込等の遅延機構を設けて時間の余
裕を得る方法も考えられる。
【0057】電源出力を遅延させる手段として他に、出
力コード3を電源ユニット2に接続する前と接続直後は
電源出力回路を遮断して電源出力を行わず、その後、手
動あるいは出力までの遅延時間に到達あるいは出力電圧
値が最適値に到達したことを電圧比較手段で判断して電
源出力を開始する手段も考えられる。
【0058】図11は出力まで遅延時間を発生させる手
段の一例を示す内部構成図である。29はリレーコイ
ル、30はリレー接点、31は出力コード3による短絡
用端子である。接続部4・5に新たに設けた短絡用端子
31を通して、リレーコイル29が通電されてリレーが
駆動され、その結果リレー接点30で遮断されていた電
源出力回路が接続されることで電源出力を外部供給する
ことが出来る。この時にリレー駆動するまでに発生する
時間遅延によって、出力電圧値が安定した頃に外部機器
に電源出力することが出来るし、タイマーリレーなどの
時間遅延回路を加える事でさらに時間遅延を加える事も
可能である。
【0059】他に出力電圧値が最適値に到達したことを
コンパレータ等の電圧比較回路を用いて検出し、出力電
圧値が設定電圧と同じなら遮断されていた電源出力回路
を接続して外部供給を開始する方法も考えられる。
【0060】また手動のスイッチを別に用意して、電源
ユニット2と出力コード3の接続後、そのスイッチを押
すと初めて電源出力が外部機器に出力出来るようにも構
成できる。
【0061】図8は本発明にバッテリーを加えた実施例
の斜視図で、図9はその内部構成図である。図8の
(a)はバッテリーを分離した時の斜視図、(b)はバ
ッテリーを接続した時の斜視図である。
【0062】図9の(a)はAC電源が有効な時の動作
を示しており、破線の細線は動作無効部を示す。図9の
(b)はAC電源が無効でバッテリーからの電力で動作
している状態である。
【0063】20はバッテリー、21は電源ユニットと
バッテリーの接続部、22はバッテリー充電回路、23
はバッテリーからの給電回路(DC/DCコンバータ)
を示す。
【0064】電源アダプタに、脱着可能なバッテリー2
0と、そのバッテリーへの充電回路22、給電回路23
を加えることで、AC電源など供給電源が存在しないと
きにも電子機器が使用可能になる。
【0065】図9(a)は通常のAC電源が投入されて
いる状態で、AC/DCコンバータ9により電源出力さ
れると同時に充電回路22に電源を供給し、接続された
バッテリー20を充電する。
【0066】図9(b)はAC電源が得られない状態
で、バッテリー20から給電回路(DC/DCコンバー
タ)に給電する。DC/DCコンバータの出力電圧は出
力コード3の接続部5に位置する電圧設定素子接続端子
8e・8fに接続されたDC/DCコンバータ用電圧設
定素子(ツェナーダイオード等)24によって設定され
るので、AC/DCコンバータ9の出力電圧値を設定す
るように、出力コード3を交換すればバッテリーからの
出力電圧値を変更出来る。
【0067】また図9のような構成を取ると、AC電源
が有効なときは電圧設定素子10の出力電圧値を6V、
バッテリー駆動の時は電圧設定素子24の出力電圧値を
4Vといったように、電源状況に合わせて出力電圧を変
更する事も可能となる。その結果、例えばバッテリー駆
動の時は電子機器の動作速度を低下させる代わりに電池
寿命を長くするといった工夫も実現可能となる。
【0068】もちろん図5で示した電圧設定情報17
(ROM等)に前記の出力電圧値等をきめ細かく設定し
て保存し、それを読み出して設定する事も可能である。
【0069】バッテリーと接続される給電回路(DC/
DCコンバータ)23は昇圧あるいは降圧コンバータの
いずれも使用可能であり、バッテリーの電圧に対して電
圧を上げることも下げることも可能である。出力コード
3の接続部5にその切替端子等を加える事も考えられ
る。
【0070】また、出力コード3の接続部5だけを単体
で用意し、使用者が配線作業を行える構成にすれば、所
有している従来の電源アダプタを加工して流用すること
が可能となる。
【0071】図10は従来の電源アダプタを加工して流
用する説明図である。27は従来の電源アダプタ、28
は電源アダプタ27からの配線固定用ビスを示す。
【0072】図10(a)は従来の電源アダプタの斜視
図、図10(b)は切断した電源アダプタの配線を固定
する方法を示す図である。所有する従来のACアダプタ
27と適合する出力電圧値の接続部5を用意し、ACア
ダプタ27からの配線をプラグ側を残す形で切断する。
切断したコードから電源出力用の配線を引き出して、接
続部5の端子8a・8bにつなぎこむ。
【0073】このようにすることで従来の電源アダプタ
を本発明の電源アダプタの出力コード3として作り変え
て使用することが可能になる。さらに接続部5の端子8
c・8dに接続されている電圧設定素子10を交換可能
な構成にすることも考えられる。電圧設定素子10の代
わりに電圧設定情報17を持つことも可能であるし、電
圧設定情報17として前記した可変抵抗器等をそこに実
装すれば、使用者が出力コード3の出力電圧値を調整・
変更する事も可能である。
【0074】以上各種実施例を説明してきたが、各部の
構成などは多様な変形例が考えられる。接続部4、5に
は必要に応じて各種信号用端子の追加が可能であるし、
また端子数を削減する事も可能である。例えば図3にお
いて接続用端子は8aから8dまで4本の構成で記述し
ているが、図4の回路例で実施するなら8bと8dは同
一の回路ネットなのでまとめることが可能であり、その
場合端子数は3本になる。
【0075】電源ユニット2内のAC/DCコンバータ
9と接続部4を複数用意して、電圧出力部を2つ以上に
増やすことももちろん可能であるし、AC/DCコンバ
ータ9の2次側回路を2つ以上用意して、電圧値が固定
された専用の電圧出力部を別に用意する事も簡単に実現
できる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各種電子
機器に必要な電源アダプタの内、電源ユニットを共通化
することが可能であり、出張などでカバンに数種類の電
子機器を持ち運びするときの省スペースを実現する。
【0077】また、将来予想しなかった電圧を使用する
機器が登場しても、その使用電圧と使用電流の範囲が電
源ユニットの最大スペック内に収まるなら、電源ユニッ
トを交換する必要がない。仮に電源ユニット側で用意さ
れた複数の出力電圧値の中から出力コード側を交換・選
択する方式で可変する方法を取るならば、その限られた
設定数の中でしか電圧値を選択できないが、本発明のよ
うに出力コード側に電圧設定値の情報を有すれば、新た
に必要となった出力電圧値を設定する素子もしくは回路
を収めた出力コードを用意するだけで柔軟に対応でき
る。
【0078】また、同時に複数の電子機器に給電が必要
になるときは、本発明による電源ユニットを必要数用意
することで最もムダのない構成が可能になる。例えば出
張でノートパソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラ、
外付けDVD−ROM装置、プリンタ、携帯電話と6種
類の電子機器を運ぶ場合、最大同時使用数が3つまでな
ら本発明の電源ユニットを3台用意すればよい。使用す
る電子機器がバッテリー駆動を利用するならさらに数を
減らすことも可能である。電源ユニットの直流電圧出力
部を2つ以上に増やして対応することももちろん可能で
ある。
【0079】また、本発明の電源アダプタにバッテリー
とそのバッテリーの充電・給電回路を加えることで、不
意の停電やAC電源が見つからない時にも使用機器に給
電を可能にする。さらにそのバッテリーを着脱自在にし
て、電子機器Aのバッテリーから、異なる電子機器Bに
給電できるようにも出来る。例えば、着脱自在のバッテ
リーをビデオカメラに使用するものと共通にすれば、本
電源アダプタでビデオカメラのバッテリーを充電できる
と同時に、AC電源がない環境ではその充電されたバッ
テリーを本電源アダプタに取り付けることで、他の電子
機器に給電することが可能になる。
【0080】また、本発明による電源アダプタの入力電
源はAC電源のみならず、他の電子機器用のAC電源ア
ダプタを使用して、そこから出力されるDC電源を受け
取ってDC/DCコンバータで出力電圧を作成する構成
にも出来る。例えば、パソコンとその電源アダプタを常
に持ち歩くような場合、その電源アダプタからの出力を
本発明による電源アダプタの入力電源とすることで、形
状の小型化やコストダウンを計ることが可能となる。
【0081】また、出力コードの接続部だけを単体で用
意し、使用者が簡単に配線作業が出来るように構成する
ことで、過去に製造されたACアダプタの流用も可能で
ある。様々な出力電圧値に対応した接続部を用意してお
けば、所有しているACアダプタと適合する出力電圧値
の接続部を入手後、そのACアダプタの配線を切断して
接続部につなぎこめば、過去の製品も本発明による電源
アダプタでの使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電源ユニットの斜視図である。
【図2】実施例の斜視図である。
【図3】実施例の内部構成図である。
【図4】実施例の概略回路図である。
【図5】第2の実施例の内部構成図である。
【図6】出力保護回路を加えた実施例の内部構成図であ
る。
【図7】出力遅延の機構を加えた実施例の説明図であ
る。
【図8】本発明にバッテリーを加えた実施例の斜視図で
ある。
【図9】本発明にバッテリーを加えた実施例の内部構成
図である。
【図10】従来の電源アダプタを流用する説明図であ
る。
【図11】遅延時間を発生させる手段を加えた内部構成
図である。
【符号の説明】
1 コンセントプラグ 2 電源ユニット 3 出力コード 3a 出力コード(5V用) 3b 出力コード(8V用) 4 電源ユニットの接続部 5 出力コードの接続部 6 プラグ 7a〜7f 端子 8a〜8f 端子 9 電圧コンバータ(AC/DCコンバータ) 10 電圧設定素子 10a 電圧設定素子(5V用) 10b 電圧設定素子(8V用) 11 全波整流ブリッジ 12 絶縁トランス 13 スイッチング素子 14 スイッチング制御回路 15 ホトカプラ 16 平滑回路 17 電圧設定情報 17a 電圧設定情報(10V用) 17b 電圧設定情報(3V用) 18 電圧設定情報読み取り装置 19 電圧アブソーバ 20 バッテリー 21 バッテリー接続端子 22 バッテリーへの充電回路 23 バッテリーからの給電回路(DC/DCコンバー
タ) 24 DC/DCコンバータ用電圧設定素子 25 各種電子機器 26 認識票 27 電源アダプタ 28 配線固定用ネジ 29 リレーコイル 30 リレー接点 31 短絡用端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源入力手段と、交換可能な構造にした出
    力電圧を外部機器に供給するための出力コード手段と、
    電源入力手段から入力された入力電圧から1又は複数の
    出力電圧を生成し、各出力電圧を出力コード手段を通し
    て外部に供給する電圧コンバータ手段と、を有し、前記
    出力コード手段に電圧コンバータ手段の一部として出力
    電圧の設定値を決定する素子もしくは複数の素子で構成
    される電子回路を設けたことを特徴とする電源アダプ
    タ。
  2. 【請求項2】前記出力電圧の設定値を決定する素子・電
    子回路の代わりあるいは追加で、出力コード手段に出力
    電圧値などの情報をデジタルあるいはアナログ信号にし
    て電気的手段あるいは光学的手段あるいは磁気的手段を
    用いて保持させ、電源ユニット本体側にそれを読み取っ
    て出力電圧値を設定する電圧設定手段を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の電源アダプタ。
  3. 【請求項3】出力コード手段からの電源出力端間に発生
    した過大電圧をクランプする保護素子もしくは回路を出
    力コード手段に付加した請求項1に記載の電源アダプ
    タ。
  4. 【請求項4】出力コード手段を通して外部に供給する電
    源出力の端子部よりも先に、電圧設定回路の端子部が接
    続されるよう出力コードの接合部を構成した請求項1に
    記載の電源アダプタ。
  5. 【請求項5】出力コード手段を電源ユニットに接続した
    直後は電源出力を行わず、手動、あるいは時間遅延手段
    を用いて一定時間経過後、あるいは最適電圧に到達した
    ことを電圧比較手段で判断して、電源出力を開始する請
    求項1に記載の電源アダプタ。
  6. 【請求項6】脱着可能なバッテリー手段と、そのバッテ
    リーへの充電手段と、バッテリーからの給電手段と、を
    加えた請求項1に記載の電源アダプタ。
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