JP2002354127A - 応答メッセージ通知システム - Google Patents
応答メッセージ通知システムInfo
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- JP2002354127A JP2002354127A JP2001160796A JP2001160796A JP2002354127A JP 2002354127 A JP2002354127 A JP 2002354127A JP 2001160796 A JP2001160796 A JP 2001160796A JP 2001160796 A JP2001160796 A JP 2001160796A JP 2002354127 A JP2002354127 A JP 2002354127A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者に電話機自体の交換等の過剰な負担を
強いることなく、受信側電話機端末の状況を発信側電話
機端末に適切に通知して、発信側電話機端末の利用者が
適切な対応を図れるようにする。 【解決手段】 電話局の交換管理サーバ2に、各種メッ
セージ通知モードの識別情報とこれらのメッセージ通知
モードに対応した応答メッセージとを対応付けて記憶す
るモードデータベース13bと、着信側電話機端末の識
別情報とこの着信側電話機端末に設定されたメッセージ
通知モードの識別情報とを対応付けて記憶するモード管
理データベース13cとを設ける。そして、メッセージ
通知モード設定中の着信側電話機端末に対して発信側電
話機端末からの発信があると、これらモードデータベー
ス13b及びモード管理データベース13cが参照され
て、所定の応答メッセージが発信側電話機端末に通知さ
れる。
強いることなく、受信側電話機端末の状況を発信側電話
機端末に適切に通知して、発信側電話機端末の利用者が
適切な対応を図れるようにする。 【解決手段】 電話局の交換管理サーバ2に、各種メッ
セージ通知モードの識別情報とこれらのメッセージ通知
モードに対応した応答メッセージとを対応付けて記憶す
るモードデータベース13bと、着信側電話機端末の識
別情報とこの着信側電話機端末に設定されたメッセージ
通知モードの識別情報とを対応付けて記憶するモード管
理データベース13cとを設ける。そして、メッセージ
通知モード設定中の着信側電話機端末に対して発信側電
話機端末からの発信があると、これらモードデータベー
ス13b及びモード管理データベース13cが参照され
て、所定の応答メッセージが発信側電話機端末に通知さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信側電話機端末
に設定されたモードに対応した応答メッセージを発信側
電話機端末に通知する応答メッセージ通知システムに関
する。
に設定されたモードに対応した応答メッセージを発信側
電話機端末に通知する応答メッセージ通知システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、固定電話システムにおいて、着信
側電話機端末で発信側電話機端末からのアクセスを拒否
する場合には、電話機の電源をオフしたり、呼び出し音
を解除したり、電話機の本体から受話器を外して強制的
に通話中の状態にするといったようなことが一般的に行
われている。
側電話機端末で発信側電話機端末からのアクセスを拒否
する場合には、電話機の電源をオフしたり、呼び出し音
を解除したり、電話機の本体から受話器を外して強制的
に通話中の状態にするといったようなことが一般的に行
われている。
【0003】このような場合、現状では、発信者側電話
機端末には特定の信号音が送信されるのみとなっている
ので、発信側電話機端末では、着信側電話機端末の状
況、例えば、利用者が不在中であるのか、或いは、何ら
かの理由により電話に出ることができない状況にあるの
かといったことを確認することができない。このため、
発信側電話機端末の利用者は、その後の対応を適切に図
ることが困難となっている。
機端末には特定の信号音が送信されるのみとなっている
ので、発信側電話機端末では、着信側電話機端末の状
況、例えば、利用者が不在中であるのか、或いは、何ら
かの理由により電話に出ることができない状況にあるの
かといったことを確認することができない。このため、
発信側電話機端末の利用者は、その後の対応を適切に図
ることが困難となっている。
【0004】このような問題を解決する手法として、例
えば特開2000−92190号公報においては、着信
側電話機端末で複数の不在通知モードを設定できるよう
にし、着信側電話機端末が不在通知モードに設定されて
いる間に、この着信側電話機端末に対する発信側電話機
端末からの発信があった場合には、着信側電話機端末が
これに自動的に応答して、設定されている不在通知モー
ドに対応した応答メッセージを発信側電話機端末に通知
する方法が提案されている。
えば特開2000−92190号公報においては、着信
側電話機端末で複数の不在通知モードを設定できるよう
にし、着信側電話機端末が不在通知モードに設定されて
いる間に、この着信側電話機端末に対する発信側電話機
端末からの発信があった場合には、着信側電話機端末が
これに自動的に応答して、設定されている不在通知モー
ドに対応した応答メッセージを発信側電話機端末に通知
する方法が提案されている。
【0005】この方法によれば、発信側電話機端末の利
用者が、着信側電話機端末の利用者がどのような状況に
あるのかを的確に把握することができるので、例えば、
所定時間経過後に改めて電話をするとか、外出先の電話
機端末に電話するといったように、状況に応じた適切な
対応を図ることが可能となる。
用者が、着信側電話機端末の利用者がどのような状況に
あるのかを的確に把握することができるので、例えば、
所定時間経過後に改めて電話をするとか、外出先の電話
機端末に電話するといったように、状況に応じた適切な
対応を図ることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開2000−92190号公報にて提案される方法
では、着信側電話機端末自体に、不在通知モードを設定
するための機能や各モードに対応したメッセージを記憶
させる機能等を特別に設ける必要がある。このため、電
話機自体の交換や電話機に付加機能を追加させるといっ
た過剰な負担を利用者に強いることになる。
た特開2000−92190号公報にて提案される方法
では、着信側電話機端末自体に、不在通知モードを設定
するための機能や各モードに対応したメッセージを記憶
させる機能等を特別に設ける必要がある。このため、電
話機自体の交換や電話機に付加機能を追加させるといっ
た過剰な負担を利用者に強いることになる。
【0007】また、上述した方法では、メッセージを記
憶させるためのメモリの容量を、コストとの関係からあ
まり大きくできないことから、メッセージの数、すなわ
ち、設定可能な不在通知モードの種類が制限されるとい
った問題もある。
憶させるためのメモリの容量を、コストとの関係からあ
まり大きくできないことから、メッセージの数、すなわ
ち、設定可能な不在通知モードの種類が制限されるとい
った問題もある。
【0008】更に、上述した方法では、着信側電話機端
末は、不在通知モードに設定されている場合でも発信側
電話機端末からの発信に応答するようになっているの
で、着信側電話機端末の利用者が、着信側電話機端末を
不在通知モードに設定した上で、例えば乳幼児を寝かし
つけているような場合に着信があると、呼び出し音によ
って乳幼児が目を覚ましてしまうといったような不都合
が生じることも想定される。
末は、不在通知モードに設定されている場合でも発信側
電話機端末からの発信に応答するようになっているの
で、着信側電話機端末の利用者が、着信側電話機端末を
不在通知モードに設定した上で、例えば乳幼児を寝かし
つけているような場合に着信があると、呼び出し音によ
って乳幼児が目を覚ましてしまうといったような不都合
が生じることも想定される。
【0009】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て創案されたものであって、利用者に電話機自体の交換
等の過剰な負担を強いることなく、受信側電話機端末の
状況を発信側電話機端末に適切に通知して、発信側電話
機端末の利用者が適切な対応を図れるようにした応答メ
ッセージ通知システムを提供することを目的としてい
る。
て創案されたものであって、利用者に電話機自体の交換
等の過剰な負担を強いることなく、受信側電話機端末の
状況を発信側電話機端末に適切に通知して、発信側電話
機端末の利用者が適切な対応を図れるようにした応答メ
ッセージ通知システムを提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電話局の交換管理サーバに発信側電話機端末と着信
側電話機端末とがそれぞれ接続されてなる応答メッセー
ジ通知システムであって、前記電話局の交換管理サーバ
が、各種メッセージ通知モードの識別情報とこれらのメ
ッセージ通知モードに対応した応答メッセージとを対応
付けて記憶するモードデータベースと、前記着信側電話
機端末の識別情報とこの着信側電話機端末に設定された
メッセージ通知モードの識別情報とを対応付けて記憶す
るモード管理データベースと、当該交換管理サーバにお
ける交換処理を制御する制御手段とを備え、この制御手
段が、前記着信側電話機端末に所定のメッセージ通知モ
ードが設定されている間にこの着信側電話機端末に対す
る前記発信側電話機端末からの発信があったときに、前
記モードデータベースと前記モード管理データベースと
を参照して、この着信側電話機端末に設定されたメッセ
ージ通知モードに対応した応答メッセージを前記発信側
電話機端末に通知することを特徴とするものである。
は、電話局の交換管理サーバに発信側電話機端末と着信
側電話機端末とがそれぞれ接続されてなる応答メッセー
ジ通知システムであって、前記電話局の交換管理サーバ
が、各種メッセージ通知モードの識別情報とこれらのメ
ッセージ通知モードに対応した応答メッセージとを対応
付けて記憶するモードデータベースと、前記着信側電話
機端末の識別情報とこの着信側電話機端末に設定された
メッセージ通知モードの識別情報とを対応付けて記憶す
るモード管理データベースと、当該交換管理サーバにお
ける交換処理を制御する制御手段とを備え、この制御手
段が、前記着信側電話機端末に所定のメッセージ通知モ
ードが設定されている間にこの着信側電話機端末に対す
る前記発信側電話機端末からの発信があったときに、前
記モードデータベースと前記モード管理データベースと
を参照して、この着信側電話機端末に設定されたメッセ
ージ通知モードに対応した応答メッセージを前記発信側
電話機端末に通知することを特徴とするものである。
【0011】この請求項1に係る応答メッセージ通知シ
ステムでは、着信側電話機端末からの要求に応じてこの
着信側電話機端末に所定のメッセージ通知モードが設定
されると、電話局の交換管理サーバにおいて、制御手段
による制御のもとで、着信側電話機端末の識別情報とこ
の着信側電話機端末により選択されたメッセージ通知モ
ードの識別情報とが対応付けられて、モード管理データ
ベースに記憶される。
ステムでは、着信側電話機端末からの要求に応じてこの
着信側電話機端末に所定のメッセージ通知モードが設定
されると、電話局の交換管理サーバにおいて、制御手段
による制御のもとで、着信側電話機端末の識別情報とこ
の着信側電話機端末により選択されたメッセージ通知モ
ードの識別情報とが対応付けられて、モード管理データ
ベースに記憶される。
【0012】そして、着信側電話機端末に所定のメッセ
ージ通知モードが設定されている間に、この着信側電話
機端末に対する発信側電話機端末からの発信があると、
交換管理サーバの制御手段により、モードデータベース
とモード管理データベースとが参照され、着信側電話機
端末に設定されているメッセージ通知モードに対応した
応答メッセージが認識されて、この応答メッセージが発
信側電話機端末に通知される。
ージ通知モードが設定されている間に、この着信側電話
機端末に対する発信側電話機端末からの発信があると、
交換管理サーバの制御手段により、モードデータベース
とモード管理データベースとが参照され、着信側電話機
端末に設定されているメッセージ通知モードに対応した
応答メッセージが認識されて、この応答メッセージが発
信側電話機端末に通知される。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の応答メッセージ通知システムにおいて、前記電
話局の交換管理サーバが、前記着信側電話機端末に所定
のメッセージ通知モードが設定されている間にこの着信
側電話機端末に対する前記発信側電話機端末からの発信
があったときに、その情報を履歴情報として記憶する履
歴データベースを更に備え、前記交換管理サーバの制御
手段が、前記着信側電話機端末からの要求に応じてこの
着信側電話機端末に設定されたメッセージ通知モードを
解除したときに、前記履歴データベースに記憶された履
歴情報を前記着信側電話機端末に通知することを特徴と
するものである。
に記載の応答メッセージ通知システムにおいて、前記電
話局の交換管理サーバが、前記着信側電話機端末に所定
のメッセージ通知モードが設定されている間にこの着信
側電話機端末に対する前記発信側電話機端末からの発信
があったときに、その情報を履歴情報として記憶する履
歴データベースを更に備え、前記交換管理サーバの制御
手段が、前記着信側電話機端末からの要求に応じてこの
着信側電話機端末に設定されたメッセージ通知モードを
解除したときに、前記履歴データベースに記憶された履
歴情報を前記着信側電話機端末に通知することを特徴と
するものである。
【0014】この請求項2に係る応答メッセージ通知シ
ステムでは、着信側電話機端末からメッセージ通知モー
ドを解除する要求があると、電話局の交換管理サーバに
おいて、制御手段による制御のもとで、モード管理デー
タベースに対応付けられて記憶された着信側電話機端末
の識別情報とメッセージ通知モードの識別情報とが削除
され、着信側電話機端末に設定された所定のメッセージ
通知モードが解除される。
ステムでは、着信側電話機端末からメッセージ通知モー
ドを解除する要求があると、電話局の交換管理サーバに
おいて、制御手段による制御のもとで、モード管理デー
タベースに対応付けられて記憶された着信側電話機端末
の識別情報とメッセージ通知モードの識別情報とが削除
され、着信側電話機端末に設定された所定のメッセージ
通知モードが解除される。
【0015】そして、着信側電話機端末に所定のメッセ
ージ通知モードが設定されている間にこの着信側電話機
端末に対する発信側電話機端末からの発信があり、その
情報が履歴情報として履歴データベースに記憶されてい
る場合には、交換管理サーバの制御手段により、着信側
電話機端末に設定されたメッセージ通知モードが解除さ
れたときに、この履歴データベースから履歴情報が読み
出されて着信側電話機端末に通知される。
ージ通知モードが設定されている間にこの着信側電話機
端末に対する発信側電話機端末からの発信があり、その
情報が履歴情報として履歴データベースに記憶されてい
る場合には、交換管理サーバの制御手段により、着信側
電話機端末に設定されたメッセージ通知モードが解除さ
れたときに、この履歴データベースから履歴情報が読み
出されて着信側電話機端末に通知される。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の応答メッセージ通知システムにおいて、前記履
歴データベースが、必要に応じて前記発信側電話機端末
からのメッセージを記憶し、前記交換管理サーバの制御
手段が、前記着信側電話機端末からの要求に応じてこの
着信側電話機端末に設定されたメッセージ通知モードを
解除したときに、前記履歴データベースに記憶された履
歴情報に加えて、前記発信側電話機端末からのメッセー
ジを前記着信側電話機端末に通知することを特徴とする
ものである。
に記載の応答メッセージ通知システムにおいて、前記履
歴データベースが、必要に応じて前記発信側電話機端末
からのメッセージを記憶し、前記交換管理サーバの制御
手段が、前記着信側電話機端末からの要求に応じてこの
着信側電話機端末に設定されたメッセージ通知モードを
解除したときに、前記履歴データベースに記憶された履
歴情報に加えて、前記発信側電話機端末からのメッセー
ジを前記着信側電話機端末に通知することを特徴とする
ものである。
【0017】この請求項3に係る応答メッセージ通知シ
ステムでは、着信側電話機端末に所定のメッセージ通知
モードが設定されている間にこの着信側電話機端末に対
する発信側電話機端末からの発信があり、その情報が履
歴情報として履歴データベースに記憶されていると共
に、発信側電話機端末からのメッセージが履歴データベ
ースに記憶されている場合には、交換管理サーバの制御
手段により、着信側電話機端末に設定されたメッセージ
通知モードが解除されたときに、この履歴データベース
から履歴情報及び発信側電話機端末からのメッセージが
読み出されて着信側電話機端末に通知される。
ステムでは、着信側電話機端末に所定のメッセージ通知
モードが設定されている間にこの着信側電話機端末に対
する発信側電話機端末からの発信があり、その情報が履
歴情報として履歴データベースに記憶されていると共
に、発信側電話機端末からのメッセージが履歴データベ
ースに記憶されている場合には、交換管理サーバの制御
手段により、着信側電話機端末に設定されたメッセージ
通知モードが解除されたときに、この履歴データベース
から履歴情報及び発信側電話機端末からのメッセージが
読み出されて着信側電話機端末に通知される。
【0018】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3の何れかに記載の応答メッセージ通知システムに
おいて、前記交換管理サーバの制御手段が、前記着信側
電話機端末に所定のメッセージ通知モードが設定されて
いる間に前記発信側電話機端末から強制接続要求があっ
たときに、この発信側電話機端末を前記着信側電話機端
末に接続することを特徴とするものである。
乃至3の何れかに記載の応答メッセージ通知システムに
おいて、前記交換管理サーバの制御手段が、前記着信側
電話機端末に所定のメッセージ通知モードが設定されて
いる間に前記発信側電話機端末から強制接続要求があっ
たときに、この発信側電話機端末を前記着信側電話機端
末に接続することを特徴とするものである。
【0019】この請求項4に係る応答メッセージ通知シ
ステムでは、着信側電話機端末に所定のメッセージ通知
モードが設定されている間に発信側電話機端末から強制
接続要求があると、交換管理サーバの制御手段により、
発信側電話機端末が着信側電話機端末に接続される。
ステムでは、着信側電話機端末に所定のメッセージ通知
モードが設定されている間に発信側電話機端末から強制
接続要求があると、交換管理サーバの制御手段により、
発信側電話機端末が着信側電話機端末に接続される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。なお、ここでは、
発信側電話機端末及び着信側電話機端末として固定電話
機を用いた場合を例に挙げて具体的に説明するが、本発
明は、ここで挙げる例に限定されるものではなく、発信
側電話機端末及び着信側電話機端末として携帯電話機を
用いた場合にも有効に適用可能である。
て、図面を参照して詳細に説明する。なお、ここでは、
発信側電話機端末及び着信側電話機端末として固定電話
機を用いた場合を例に挙げて具体的に説明するが、本発
明は、ここで挙げる例に限定されるものではなく、発信
側電話機端末及び着信側電話機端末として携帯電話機を
用いた場合にも有効に適用可能である。
【0021】本発明を適用した応答メッセージ通知シス
テムの概略構成を図1に示す。この図1に示す応答メッ
セージ通知システム1は、電話局に設置された交換管理
サーバ2と、この交換管理サーバ2に電話回線3を介し
てそれぞれ接続され、例えば一般家庭内等に設置された
複数の固定電話機4,5を備えて構成される。これらの
固定電話機4,5は、電話局の交換管理サーバ2におい
て交換処理がなされることで、双方向での通話が可能と
なっている。なお、以下では、説明の便宜上、固定電話
機4から固定電話機5に対して発信があるものとし、固
定電話機4を発信側電話機端末、固定電話機5を着信側
電話機端末として説明する。
テムの概略構成を図1に示す。この図1に示す応答メッ
セージ通知システム1は、電話局に設置された交換管理
サーバ2と、この交換管理サーバ2に電話回線3を介し
てそれぞれ接続され、例えば一般家庭内等に設置された
複数の固定電話機4,5を備えて構成される。これらの
固定電話機4,5は、電話局の交換管理サーバ2におい
て交換処理がなされることで、双方向での通話が可能と
なっている。なお、以下では、説明の便宜上、固定電話
機4から固定電話機5に対して発信があるものとし、固
定電話機4を発信側電話機端末、固定電話機5を着信側
電話機端末として説明する。
【0022】本発明を適用した応答メッセージ通知シス
テム1において、電話局の交換管理サーバ2は、通常の
交換処理を行う機能に加えて、着信側電話機端末5から
の要求に応じて、この着信側電話機端末5にメッセージ
通知モードを設定する機能を備えている。ここで、メッ
セージ通知モードとは、例えば着信側電話機端末5の利
用者が電話に出られない理由等を応答メッセージとして
発信側電話機端末4に通知するものである。そして、電
話局の交換管理サーバ2は、着信側電話機端末5にメッ
セージ通知モードが設定されている間に発信側電話機端
末4から着信側電話機端末5に対する発信があったとき
は、発信側電話機端末4を着信側電話機端末5に接続す
ることなく、応答メッセージを発信側電話機端末4に通
知するようになっている。
テム1において、電話局の交換管理サーバ2は、通常の
交換処理を行う機能に加えて、着信側電話機端末5から
の要求に応じて、この着信側電話機端末5にメッセージ
通知モードを設定する機能を備えている。ここで、メッ
セージ通知モードとは、例えば着信側電話機端末5の利
用者が電話に出られない理由等を応答メッセージとして
発信側電話機端末4に通知するものである。そして、電
話局の交換管理サーバ2は、着信側電話機端末5にメッ
セージ通知モードが設定されている間に発信側電話機端
末4から着信側電話機端末5に対する発信があったとき
は、発信側電話機端末4を着信側電話機端末5に接続す
ることなく、応答メッセージを発信側電話機端末4に通
知するようになっている。
【0023】このような交換管理サーバ2について更に
具体的に説明すると、交換管理サーバ2は、例えば図2
に示すように、通信制御部11と、プログラムメモリ1
2と、データベース13と、CPU(Central Processi
ng Unit)14と、ROM(Read Only Memory)15及
びRAM(Random Access Memory)16とを備え、これ
らが内部バス17によって相互に接続された構造となっ
ている。
具体的に説明すると、交換管理サーバ2は、例えば図2
に示すように、通信制御部11と、プログラムメモリ1
2と、データベース13と、CPU(Central Processi
ng Unit)14と、ROM(Read Only Memory)15及
びRAM(Random Access Memory)16とを備え、これ
らが内部バス17によって相互に接続された構造となっ
ている。
【0024】通信制御部11は、発信側電話機端末4や
着信側電話機端末5との間での通信状態を制御するもの
である。発信側電話機端末4や着信側電話機端末5から
の情報は、この通信制御部11を介して交換管理サーバ
2内に供給されることになる。
着信側電話機端末5との間での通信状態を制御するもの
である。発信側電話機端末4や着信側電話機端末5から
の情報は、この通信制御部11を介して交換管理サーバ
2内に供給されることになる。
【0025】プログラムメモリ12は、着信側電話機端
末5にメッセージ通知モードを設定して発信側電話機端
末4に応答メッセージを通知する一連の処理を行うため
の応答メッセージ通知プログラムを記憶するものであ
る。応答メッセージ通知プログラムは、モード設定機能
を実現するプログラムと、応答メッセージ通知機能を実
現するプログラムと、モード解除機能を実現するプログ
ラムとにより構成され、これらの各プログラムが、プロ
グラムメモリ12にそれぞれ格納されるようになってい
る。
末5にメッセージ通知モードを設定して発信側電話機端
末4に応答メッセージを通知する一連の処理を行うため
の応答メッセージ通知プログラムを記憶するものであ
る。応答メッセージ通知プログラムは、モード設定機能
を実現するプログラムと、応答メッセージ通知機能を実
現するプログラムと、モード解除機能を実現するプログ
ラムとにより構成され、これらの各プログラムが、プロ
グラムメモリ12にそれぞれ格納されるようになってい
る。
【0026】データベース13は、顧客管理データベー
ス13aと、モードデータベース13bと、モード管理
データベース13cと、履歴データベース13dとから
構成されている。
ス13aと、モードデータベース13bと、モード管理
データベース13cと、履歴データベース13dとから
構成されている。
【0027】顧客管理データベース13aには、本発明
を適用した応答メッセージ通知システム1に加入してい
る全ての電話機に関する各種情報が格納されている。具
体的には、この顧客管理データベース13aには、例え
ば図3に示すように、応答メッセージ通知システム1に
加入している電話機の登録電話番号、利用者の氏名又は
名称、利用者の住所又は居所、利用者の区分等の各種情
報が、各電話機毎に区別されて格納されている。
を適用した応答メッセージ通知システム1に加入してい
る全ての電話機に関する各種情報が格納されている。具
体的には、この顧客管理データベース13aには、例え
ば図3に示すように、応答メッセージ通知システム1に
加入している電話機の登録電話番号、利用者の氏名又は
名称、利用者の住所又は居所、利用者の区分等の各種情
報が、各電話機毎に区別されて格納されている。
【0028】モードデータベース13bには、例えば図
4に示すように、各種メッセージ通知モードの識別情報
であるモードIDと、これらのメッセージ通知モードに
対応した応答メッセージとが、それぞれ対応付けられて
格納されている。すなわち、交換管理サーバ2において
は、状況に応じた多様な応答メッセージを通知できるよ
うに各種のメッセージ通知モードが用意されており、こ
れらの各種メッセージ通知モードのモードIDと応答メ
ッセージとの対応関係が、モードデータベース13bに
記憶されている。なお、これら各種メッセージ通知モー
ドの中には、着信側電話機端末5の利用者による録音メ
ッセージを応答メッセージとして通知できるモードも用
意されている。
4に示すように、各種メッセージ通知モードの識別情報
であるモードIDと、これらのメッセージ通知モードに
対応した応答メッセージとが、それぞれ対応付けられて
格納されている。すなわち、交換管理サーバ2において
は、状況に応じた多様な応答メッセージを通知できるよ
うに各種のメッセージ通知モードが用意されており、こ
れらの各種メッセージ通知モードのモードIDと応答メ
ッセージとの対応関係が、モードデータベース13bに
記憶されている。なお、これら各種メッセージ通知モー
ドの中には、着信側電話機端末5の利用者による録音メ
ッセージを応答メッセージとして通知できるモードも用
意されている。
【0029】モード管理データベース13cには、例え
ば図5に示すように、着信側電話機端末5の識別情報と
しての登録電話番号と、この着信側電話機端末5からの
要求に応じてこの着信側電話機端末5に設定されたメッ
セージ通知モードの識別情報であるモードIDとが、そ
れぞれ対応付けられて格納されている。すなわち、着信
側電話機端末5にメッセージ通知モードを設定する場
合、着信側電話機端末5は、上述した各種メッセージ通
知モードの中から所望のモードを選択できるようになっ
ており、このようにしてメッセージ通知モードが設定さ
れた着信側電話機端末5の登録電話番号と、この着信側
電話機端末5により選択されたメッセージ通知モードの
モードIDとの対応関係が、モード管理データベース1
3cに記憶されるようになっている。なお、このモード
管理データベース13cの内容は、着信側電話機端末5
によるメッセージ通知モードの設定や解除が行われる度
に随時更新されることになる。
ば図5に示すように、着信側電話機端末5の識別情報と
しての登録電話番号と、この着信側電話機端末5からの
要求に応じてこの着信側電話機端末5に設定されたメッ
セージ通知モードの識別情報であるモードIDとが、そ
れぞれ対応付けられて格納されている。すなわち、着信
側電話機端末5にメッセージ通知モードを設定する場
合、着信側電話機端末5は、上述した各種メッセージ通
知モードの中から所望のモードを選択できるようになっ
ており、このようにしてメッセージ通知モードが設定さ
れた着信側電話機端末5の登録電話番号と、この着信側
電話機端末5により選択されたメッセージ通知モードの
モードIDとの対応関係が、モード管理データベース1
3cに記憶されるようになっている。なお、このモード
管理データベース13cの内容は、着信側電話機端末5
によるメッセージ通知モードの設定や解除が行われる度
に随時更新されることになる。
【0030】履歴データベース13dには、着信側電話
機端末5にメッセージ通知モードが設定されている間に
なされた発信側電話機端末4からの発信に関する各種情
報が履歴情報として格納される。具体的には、この履歴
データベース13dには、例えば図6に示すように、メ
ッセージ通知モードが設定されている着信側電話機端末
5の登録電話番号、この着信側電話機端末5に対して発
信した発信側電話機端末4の登録電話番号、発信日及び
発信時刻等の情報が、履歴情報として格納される。ま
た、この履歴データベース13dには、発信側電話機端
末4の利用者による録音メッセージが、必要に応じて格
納されるようになっている。
機端末5にメッセージ通知モードが設定されている間に
なされた発信側電話機端末4からの発信に関する各種情
報が履歴情報として格納される。具体的には、この履歴
データベース13dには、例えば図6に示すように、メ
ッセージ通知モードが設定されている着信側電話機端末
5の登録電話番号、この着信側電話機端末5に対して発
信した発信側電話機端末4の登録電話番号、発信日及び
発信時刻等の情報が、履歴情報として格納される。ま
た、この履歴データベース13dには、発信側電話機端
末4の利用者による録音メッセージが、必要に応じて格
納されるようになっている。
【0031】CPU14は、交換管理サーバ2における
処理を司るものであり、RAM16をワークエリアとし
て利用して、ROM15に格納されたシステムプログラ
ムを実行することにより、交換管理サーバ2全体の動作
を制御する。また、CPU14は、RAM16をワーク
エリアとして利用して、プログラムメモリ12に格納さ
れた応答メッセージ通知プログラムを実行することで、
交換管理サーバ2に、モード設定機能、応答メッセージ
通知機能、モード解除機能の各機能をそれぞれ実現させ
る。
処理を司るものであり、RAM16をワークエリアとし
て利用して、ROM15に格納されたシステムプログラ
ムを実行することにより、交換管理サーバ2全体の動作
を制御する。また、CPU14は、RAM16をワーク
エリアとして利用して、プログラムメモリ12に格納さ
れた応答メッセージ通知プログラムを実行することで、
交換管理サーバ2に、モード設定機能、応答メッセージ
通知機能、モード解除機能の各機能をそれぞれ実現させ
る。
【0032】ここで、本発明を適用した応答メッセージ
通知システム1おいて、着信側電話機端末5にメッセー
ジ通知モードを設定する処理の一例について、図7のフ
ローチャートを参照して具体的に説明する。この処理
は、プログラムメモリ12に格納された応答メッセージ
通知プログラムのモード設定機能を実現するプログラム
に基づいて行われる。
通知システム1おいて、着信側電話機端末5にメッセー
ジ通知モードを設定する処理の一例について、図7のフ
ローチャートを参照して具体的に説明する。この処理
は、プログラムメモリ12に格納された応答メッセージ
通知プログラムのモード設定機能を実現するプログラム
に基づいて行われる。
【0033】着信側電話機端末5にメッセージ通知モー
ドを設定する場合、まず、ステップS1−1において、
着信側電話機端末5によりメッセージ通知モードを設定
する旨の指示入力及びモード選択番号の入力がなされ
る。具体的には、例えば着信側電話機端末5の「#」ボ
タンが押下されることでメッセージ通知モードを設定す
る旨の指示入力がなされ、それに続いて各メッセージ通
知モードに割り当てられた選択番号が押下されること
で、各種メッセージ通知モードの中から特定のモードが
選択される。なお、この選択番号は、予め着信側電話機
端末5の利用者に通知されている。この着信側電話機端
末5からの情報は、電話線3を介して電話局の交換管理
サーバ2に供給される。
ドを設定する場合、まず、ステップS1−1において、
着信側電話機端末5によりメッセージ通知モードを設定
する旨の指示入力及びモード選択番号の入力がなされ
る。具体的には、例えば着信側電話機端末5の「#」ボ
タンが押下されることでメッセージ通知モードを設定す
る旨の指示入力がなされ、それに続いて各メッセージ通
知モードに割り当てられた選択番号が押下されること
で、各種メッセージ通知モードの中から特定のモードが
選択される。なお、この選択番号は、予め着信側電話機
端末5の利用者に通知されている。この着信側電話機端
末5からの情報は、電話線3を介して電話局の交換管理
サーバ2に供給される。
【0034】交換管理サーバ2では、着信側電話機端末
5からメッセージ通知モードを設定する旨の指示を含む
情報が供給されると、CPU14により応答メッセージ
通知プログラムのモード設定機能を実現するプログラム
が実行され、ステップS1−2において、着信側電話機
端末5により指定された選択番号及びこの着信側電話機
端末5の登録電話番号が取得される。そして、ステップ
S1−3において、CPU14によりモード管理データ
ベース13cが参照され、着信側電話機端末5に、選択
されたメッセージ通知モードとは異なる他のメッセージ
通知モードが設定されているかどうかが判断される。
5からメッセージ通知モードを設定する旨の指示を含む
情報が供給されると、CPU14により応答メッセージ
通知プログラムのモード設定機能を実現するプログラム
が実行され、ステップS1−2において、着信側電話機
端末5により指定された選択番号及びこの着信側電話機
端末5の登録電話番号が取得される。そして、ステップ
S1−3において、CPU14によりモード管理データ
ベース13cが参照され、着信側電話機端末5に、選択
されたメッセージ通知モードとは異なる他のメッセージ
通知モードが設定されているかどうかが判断される。
【0035】ここで、着信側電話機端末5に他のメッセ
ージ通知モードが設定されていると判断されたときは、
ステップS1−4において、着信側電話機端末5に設定
されているメッセージ通知モードを変更するかどうかの
確認メッセージが、着信側電話機端末5に通知される。
ージ通知モードが設定されていると判断されたときは、
ステップS1−4において、着信側電話機端末5に設定
されているメッセージ通知モードを変更するかどうかの
確認メッセージが、着信側電話機端末5に通知される。
【0036】交換管理サーバ2からの確認メッセージが
着信側電話機端末5に通知されると、ステップS1−5
において、着信側電話機端末5によりメッセージ通知モ
ードを変更するかどうかを指示する指示入力がなされ、
その情報が交換管理サーバ2に供給される。具体的に
は、着信側電話機端末5では、例えば「1」ボタンが押
下されることでメッセージ通知モードを変更する旨の指
示入力がなされ、「2」ボタンが押下されることでメッ
セージ通知モードを変更しない旨の指示入力がなされ
て、これらの情報が交換管理サーバ2に供給される。
着信側電話機端末5に通知されると、ステップS1−5
において、着信側電話機端末5によりメッセージ通知モ
ードを変更するかどうかを指示する指示入力がなされ、
その情報が交換管理サーバ2に供給される。具体的に
は、着信側電話機端末5では、例えば「1」ボタンが押
下されることでメッセージ通知モードを変更する旨の指
示入力がなされ、「2」ボタンが押下されることでメッ
セージ通知モードを変更しない旨の指示入力がなされ
て、これらの情報が交換管理サーバ2に供給される。
【0037】ここで、着信側電話機端末5によりメッセ
ージ通知モードを変更しない旨の指示入力がなされ、そ
の情報が交換管理サーバ2に供給されたときは、着信側
電話機端末5に新たにメッセージ通知モードを設定する
ことなく、一連の処理が終了する。
ージ通知モードを変更しない旨の指示入力がなされ、そ
の情報が交換管理サーバ2に供給されたときは、着信側
電話機端末5に新たにメッセージ通知モードを設定する
ことなく、一連の処理が終了する。
【0038】一方、着信側電話機端末5によりメッセー
ジ通知モードを変更する旨の指示入力がなされ、その情
報が交換管理サーバ2に供給されたとき、或いは、ステ
ップS1−3において着信側電話機端末5にメッセージ
通知モードが設定されていないと判断されたときは、次
に、ステップS1−6において、CPU14によりモー
ドデータベース13bが参照され、着信側電話機端末5
により選択されたメッセージ通知モードが、着信側電話
機端末5の利用者による録音メッセージを通知するモー
ドであるかどうかが判断される。
ジ通知モードを変更する旨の指示入力がなされ、その情
報が交換管理サーバ2に供給されたとき、或いは、ステ
ップS1−3において着信側電話機端末5にメッセージ
通知モードが設定されていないと判断されたときは、次
に、ステップS1−6において、CPU14によりモー
ドデータベース13bが参照され、着信側電話機端末5
により選択されたメッセージ通知モードが、着信側電話
機端末5の利用者による録音メッセージを通知するモー
ドであるかどうかが判断される。
【0039】ここで、着信側電話機端末5により選択さ
れたメッセージ通知モードが着信側電話機端末5の利用
者による録音メッセージを通知するモードであると判断
されたときは、ステップS1−7において、着信側電話
機端末5にメッセージの録音を開始する旨が通知され、
ステップS1−8において、着信側電話機端末5の利用
者によるメッセージが録音される。この着信側電話機端
末5の利用者による録音メッセージは、モードデータベ
ース13bに、録音メッセージを通知するモードのモー
ドIDと対応付けられて記憶される。
れたメッセージ通知モードが着信側電話機端末5の利用
者による録音メッセージを通知するモードであると判断
されたときは、ステップS1−7において、着信側電話
機端末5にメッセージの録音を開始する旨が通知され、
ステップS1−8において、着信側電話機端末5の利用
者によるメッセージが録音される。この着信側電話機端
末5の利用者による録音メッセージは、モードデータベ
ース13bに、録音メッセージを通知するモードのモー
ドIDと対応付けられて記憶される。
【0040】次に、ステップS1−9において、着信側
電話機端末5の識別情報である登録電話番号と、この着
信側電話機端末5により選択されたメッセージ通知モー
ドの識別情報であるモードIDとが、それぞれ対応付け
られてモード管理データベース13cに記憶される。そ
して、ステップS1−10において、交換管理サーバ2
から着信側電話機端末5に対して、メッセージ通知モー
ドの設定が完了した旨の通知がなされ、着信側電話機端
末5にメッセージ通知モードを設定するための一連の処
理が終了する。
電話機端末5の識別情報である登録電話番号と、この着
信側電話機端末5により選択されたメッセージ通知モー
ドの識別情報であるモードIDとが、それぞれ対応付け
られてモード管理データベース13cに記憶される。そ
して、ステップS1−10において、交換管理サーバ2
から着信側電話機端末5に対して、メッセージ通知モー
ドの設定が完了した旨の通知がなされ、着信側電話機端
末5にメッセージ通知モードを設定するための一連の処
理が終了する。
【0041】次に、本発明を適用した応答メッセージ通
知システム1おいて、着信側電話機端末5に対して発信
側電話機端末4からの発信がなされた場合の処理の一例
について、図8のフローチャートを参照して具体的に説
明する。この処理は、プログラムメモリ12に格納され
た応答メッセージ通知プログラムの応答メッセージ通知
機能を実現するプログラムに基づいて行われる。
知システム1おいて、着信側電話機端末5に対して発信
側電話機端末4からの発信がなされた場合の処理の一例
について、図8のフローチャートを参照して具体的に説
明する。この処理は、プログラムメモリ12に格納され
た応答メッセージ通知プログラムの応答メッセージ通知
機能を実現するプログラムに基づいて行われる。
【0042】着信側電話機端末5に対して発信側電話機
端末4からの発信がなされると、交換管理サーバ2にお
いて、CPU14により応答メッセージ通知プログラム
の応答メッセージ通知機能を実現するプログラムが実行
される。そして、まず、ステップS2−1において、発
信側電話機端末4からの発信内容に基づいて着信側電話
機端末5の登録電話番号が取得され、ステップS2−2
において、CPU14によりモード管理データベース1
3cが参照され、着信側電話機端末5に、この着信側電
話機端末5により選択された所定のメッセージ通知モー
ドが設定されているかどうかが判断される。
端末4からの発信がなされると、交換管理サーバ2にお
いて、CPU14により応答メッセージ通知プログラム
の応答メッセージ通知機能を実現するプログラムが実行
される。そして、まず、ステップS2−1において、発
信側電話機端末4からの発信内容に基づいて着信側電話
機端末5の登録電話番号が取得され、ステップS2−2
において、CPU14によりモード管理データベース1
3cが参照され、着信側電話機端末5に、この着信側電
話機端末5により選択された所定のメッセージ通知モー
ドが設定されているかどうかが判断される。
【0043】ここで、着信側電話機端末5に所定のメッ
セージ通知モードが設定されていると判断されたとき
は、ステップS2−3において、モード管理データベー
ス13cから着信側電話機端末5に設定されているメッ
セージ通知モードのモードIDが取得され、モードデー
タベース13bからこのモードIDに対応した応答メッ
セージが取得される。そして、ステップS2−4におい
て、取得された応答メッセージが、発信側電話機端末4
に通知される。
セージ通知モードが設定されていると判断されたとき
は、ステップS2−3において、モード管理データベー
ス13cから着信側電話機端末5に設定されているメッ
セージ通知モードのモードIDが取得され、モードデー
タベース13bからこのモードIDに対応した応答メッ
セージが取得される。そして、ステップS2−4におい
て、取得された応答メッセージが、発信側電話機端末4
に通知される。
【0044】着信側電話機端末5に設定されたメッセー
ジ通知モードに対応した応答メッセージが発信側電話機
端末4に通知されると、次に、ステップS2−5におい
て、発信側電話機端末4により着信側電話機端末5に対
する強制接続を指示する旨の指示入力がなされたかどう
かが判断される。具体的には、例えば、所定の時間内に
発信側電話機端末4により予め指定された番号が押下さ
れたかどうかによって、強制接続を指示する旨の指示入
力がなされたかどうかが判断される。
ジ通知モードに対応した応答メッセージが発信側電話機
端末4に通知されると、次に、ステップS2−5におい
て、発信側電話機端末4により着信側電話機端末5に対
する強制接続を指示する旨の指示入力がなされたかどう
かが判断される。具体的には、例えば、所定の時間内に
発信側電話機端末4により予め指定された番号が押下さ
れたかどうかによって、強制接続を指示する旨の指示入
力がなされたかどうかが判断される。
【0045】ここで、発信側電話機端末4により着信側
電話機端末5に対する強制接続を指示する旨の指示入力
がなされたと判断されたとき、或いは、ステップS2−
2において着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知
モードが設定されていると判断されたときは、ステップ
S2−6において、CPU14による制御のもとで交換
処理が行われ、発信側電話機端末4と着信側電話機端末
5とが電話線3を介して接続される。これにより、発信
側電話機端末4と着信側電話機端末5とで双方向の通話
が可能となる。
電話機端末5に対する強制接続を指示する旨の指示入力
がなされたと判断されたとき、或いは、ステップS2−
2において着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知
モードが設定されていると判断されたときは、ステップ
S2−6において、CPU14による制御のもとで交換
処理が行われ、発信側電話機端末4と着信側電話機端末
5とが電話線3を介して接続される。これにより、発信
側電話機端末4と着信側電話機端末5とで双方向の通話
が可能となる。
【0046】一方、ステップS2−5において発信側電
話機端末4により着信側電話機端末5に対する強制接続
を指示する旨の指示入力がなされていないと判断された
ときは、次に、ステップS2−7において、発信側電話
機端末4により着信側電話機端末5に対するメッセージ
を録音する旨の指示入力がなされたかどうかが判断され
る。具体的には、例えば、所定の時間内に発信側電話機
端末4により予め指定された番号が押下されたかどうか
によって、メッセージの録音を指示する旨の指示入力が
なされたかどうかが判断される。
話機端末4により着信側電話機端末5に対する強制接続
を指示する旨の指示入力がなされていないと判断された
ときは、次に、ステップS2−7において、発信側電話
機端末4により着信側電話機端末5に対するメッセージ
を録音する旨の指示入力がなされたかどうかが判断され
る。具体的には、例えば、所定の時間内に発信側電話機
端末4により予め指定された番号が押下されたかどうか
によって、メッセージの録音を指示する旨の指示入力が
なされたかどうかが判断される。
【0047】ここで、発信側電話機端末4により着信側
電話機端末5に対するメッセージを録音する旨の指示入
力がなされたと判断されたときは、ステップS2−8に
おいて、発信側電話機端末4にメッセージの録音を開始
する旨が通知され、ステップS2−9において、発信側
電話機端末4の利用者によるメッセージが録音される。
電話機端末5に対するメッセージを録音する旨の指示入
力がなされたと判断されたときは、ステップS2−8に
おいて、発信側電話機端末4にメッセージの録音を開始
する旨が通知され、ステップS2−9において、発信側
電話機端末4の利用者によるメッセージが録音される。
【0048】一方、ステップS2−7において発信側電
話機端末4により着信側電話機端末5に対するメッセー
ジを録音する旨の指示入力がなされていないと判断され
たとき、或いは、ステップS2−9において発信側電話
機端末4の利用者によるメッセージが録音されたとき
は、次に、ステップS2−10において、発信側電話機
端末4からの発信に関する各種情報、具体的には、例え
ば、発信側電話機端末4の登録電話番号や発信日、発信
時刻等の情報が、履歴情報として履歴データベース13
dに格納される。また、ステップS2−9において発信
側電話機端末4の利用者によるメッセージが録音された
ときは、この発信側電話機端末4の利用者による録音メ
ッセージが、履歴情報と共に履歴データベース13dに
格納される。
話機端末4により着信側電話機端末5に対するメッセー
ジを録音する旨の指示入力がなされていないと判断され
たとき、或いは、ステップS2−9において発信側電話
機端末4の利用者によるメッセージが録音されたとき
は、次に、ステップS2−10において、発信側電話機
端末4からの発信に関する各種情報、具体的には、例え
ば、発信側電話機端末4の登録電話番号や発信日、発信
時刻等の情報が、履歴情報として履歴データベース13
dに格納される。また、ステップS2−9において発信
側電話機端末4の利用者によるメッセージが録音された
ときは、この発信側電話機端末4の利用者による録音メ
ッセージが、履歴情報と共に履歴データベース13dに
格納される。
【0049】履歴データベース13dに履歴情報が記憶
されると、ステップS2−11において、発信側電話機
端末4と交換管理サーバ2との接続状態が遮断され、発
信側電話機端末4から着信側電話機端末5に対する発信
がなされた場合の一連の処理が終了する。
されると、ステップS2−11において、発信側電話機
端末4と交換管理サーバ2との接続状態が遮断され、発
信側電話機端末4から着信側電話機端末5に対する発信
がなされた場合の一連の処理が終了する。
【0050】次に、本発明を適用した応答メッセージ通
知システム1おいて、着信側電話機端末5に設定された
メッセージ通知モードを解除する処理の一例について、
図9のフローチャートを参照して具体的に説明する。こ
の処理は、プログラムメモリ12に格納された応答メッ
セージ通知プログラムのモード解除機能を実現するプロ
グラムに基づいて行われる。
知システム1おいて、着信側電話機端末5に設定された
メッセージ通知モードを解除する処理の一例について、
図9のフローチャートを参照して具体的に説明する。こ
の処理は、プログラムメモリ12に格納された応答メッ
セージ通知プログラムのモード解除機能を実現するプロ
グラムに基づいて行われる。
【0051】着信側電話機端末5に設定されたメッセー
ジ通知モードを解除する場合、まず、ステップS3−1
において、着信側電話機端末5によりメッセージ通知モ
ードを解除する旨の指示入力がなされる。具体的には、
例えば着信側電話機端末5の「*」ボタンが押下される
ことでメッセージ通知モードを解除する旨の指示入力が
なされる。
ジ通知モードを解除する場合、まず、ステップS3−1
において、着信側電話機端末5によりメッセージ通知モ
ードを解除する旨の指示入力がなされる。具体的には、
例えば着信側電話機端末5の「*」ボタンが押下される
ことでメッセージ通知モードを解除する旨の指示入力が
なされる。
【0052】交換管理サーバ2では、着信側電話機端末
5からメッセージ通知モードを解除する旨の指示が供給
されると、CPU14により応答メッセージ通知プログ
ラムのモード解除機能を実現するプログラムが実行さ
れ、ステップS3−2において、着信側電話機端末5の
登録電話番号が取得される。そして、ステップS3−3
において、CPU14によりモード管理データベース1
3cが参照され、着信側電話機端末5に、所定のメッセ
ージ通知モードが設定されているかどうかが判断され
る。
5からメッセージ通知モードを解除する旨の指示が供給
されると、CPU14により応答メッセージ通知プログ
ラムのモード解除機能を実現するプログラムが実行さ
れ、ステップS3−2において、着信側電話機端末5の
登録電話番号が取得される。そして、ステップS3−3
において、CPU14によりモード管理データベース1
3cが参照され、着信側電話機端末5に、所定のメッセ
ージ通知モードが設定されているかどうかが判断され
る。
【0053】ここで、着信側電話機端末5にメッセージ
通知モードが設定されていないと判断されたときは、ス
テップS3−4において、着信側電話機端末5にメッセ
ージ通知モードが設定されていない旨のメッセージが、
この着信側電話機端末5に通知される。
通知モードが設定されていないと判断されたときは、ス
テップS3−4において、着信側電話機端末5にメッセ
ージ通知モードが設定されていない旨のメッセージが、
この着信側電話機端末5に通知される。
【0054】一方、ステップS3−3において着信側電
話機端末5に所定のメッセージ通知モードが設定されて
いると判断されたときは、次に、ステップS3−5にお
いて、CPU14により履歴データベース13dが参照
され、履歴データベース13dに履歴情報が格納されて
いるかどうかが判断される。
話機端末5に所定のメッセージ通知モードが設定されて
いると判断されたときは、次に、ステップS3−5にお
いて、CPU14により履歴データベース13dが参照
され、履歴データベース13dに履歴情報が格納されて
いるかどうかが判断される。
【0055】ここで、履歴データベース13dに履歴情
報が格納されていると判断されたときは、ステップS3
−6において、履歴データベース13dから履歴情報が
読み出され、この履歴情報が着信側電話機端末5に通知
される。このとき、発信側電話機端末4の利用者による
録音メッセージが履歴情報と共に履歴データベース13
dに格納されているときは、この録音メッセージも着信
側電話機端末5に通知される。
報が格納されていると判断されたときは、ステップS3
−6において、履歴データベース13dから履歴情報が
読み出され、この履歴情報が着信側電話機端末5に通知
される。このとき、発信側電話機端末4の利用者による
録音メッセージが履歴情報と共に履歴データベース13
dに格納されているときは、この録音メッセージも着信
側電話機端末5に通知される。
【0056】そして、履歴データベース13dに格納さ
れた履歴情報が着信側電話機端末5に通知されると、ス
テップS3−7において、この履歴情報が履歴データベ
ース13dから削除される。また、発信側電話機端末4
の利用者による録音メッセージも同様に、着信側電話機
端末5に通知された後、履歴データベース13dから削
除される。
れた履歴情報が着信側電話機端末5に通知されると、ス
テップS3−7において、この履歴情報が履歴データベ
ース13dから削除される。また、発信側電話機端末4
の利用者による録音メッセージも同様に、着信側電話機
端末5に通知された後、履歴データベース13dから削
除される。
【0057】履歴データベース13dに格納された履歴
情報が削除され、或いは、ステップS3−5において履
歴データベース13dに履歴情報が格納されていないと
判断されたときは、次に、ステップS3−8において、
モード管理データベース13cに記憶された情報、具体
的には、例えば、着信側電話機端末5の登録電話番号と
この着信側電話機端末5の登録電話番号に対応付けられ
て記憶されたメッセージ通知モードのモードIDとが、
モード管理データベース13cから削除される。
情報が削除され、或いは、ステップS3−5において履
歴データベース13dに履歴情報が格納されていないと
判断されたときは、次に、ステップS3−8において、
モード管理データベース13cに記憶された情報、具体
的には、例えば、着信側電話機端末5の登録電話番号と
この着信側電話機端末5の登録電話番号に対応付けられ
て記憶されたメッセージ通知モードのモードIDとが、
モード管理データベース13cから削除される。
【0058】そして、ステップS3−9において、交換
管理サーバ2から着信側電話機端末5に対して、メッセ
ージ通知モードの解除が完了した旨の通知がなされ、着
信側電話機端末5に設定されたメッセージ通知モードを
解除するための一連の処理が終了する。
管理サーバ2から着信側電話機端末5に対して、メッセ
ージ通知モードの解除が完了した旨の通知がなされ、着
信側電話機端末5に設定されたメッセージ通知モードを
解除するための一連の処理が終了する。
【0059】以上説明したように、本発明を適用した応
答メッセージ通知システム1においては、電話局の交換
管理サーバ2が、着信側電話機端末5からの要求に応じ
てこの着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知モー
ドを設定し、着信側電話機端末5にメッセージ通知モー
ドが設定されている間に、この着信側電話機端末5に対
する発信側電話機端末4からの発信があったときは、発
信側電話機端末4を着信側電話機端末5に接続すること
なく、着信側電話機端末5に設定されたメッセージ通知
モードに対応した応答メッセージを発信側電話機端末4
に通知するようにしている。したがって、交換管理サー
バ2に多様なメッセージ通知モード及びこれに対応した
応答メッセージを用意しておき、着信側電話機端末5で
状況に応じて最適なメッセージ通知モードを選択して、
このメッセージ通知モードに対応した応答メッセージが
発信側電話機端末4に通知されるようにしておけば、発
信側電話機端末4の利用者が、着信側電話機端末5の状
況を的確に把握して、状況に応じた最適な対応を図るこ
とが可能となる。
答メッセージ通知システム1においては、電話局の交換
管理サーバ2が、着信側電話機端末5からの要求に応じ
てこの着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知モー
ドを設定し、着信側電話機端末5にメッセージ通知モー
ドが設定されている間に、この着信側電話機端末5に対
する発信側電話機端末4からの発信があったときは、発
信側電話機端末4を着信側電話機端末5に接続すること
なく、着信側電話機端末5に設定されたメッセージ通知
モードに対応した応答メッセージを発信側電話機端末4
に通知するようにしている。したがって、交換管理サー
バ2に多様なメッセージ通知モード及びこれに対応した
応答メッセージを用意しておき、着信側電話機端末5で
状況に応じて最適なメッセージ通知モードを選択して、
このメッセージ通知モードに対応した応答メッセージが
発信側電話機端末4に通知されるようにしておけば、発
信側電話機端末4の利用者が、着信側電話機端末5の状
況を的確に把握して、状況に応じた最適な対応を図るこ
とが可能となる。
【0060】また、この応答メッセージ通知システム1
では、交換管理サーバ2における処理により、着信側電
話機端末5で選択された応答メッセージが発信側電話機
端末4に通知されることになるので、着信側電話機端末
5の利用者に電話機の交換や付加機能の追加等の過剰の
負担を強いることなく、発信側電話機端末4の利用者に
着信側電話機端末5の状況を通知することができる。
では、交換管理サーバ2における処理により、着信側電
話機端末5で選択された応答メッセージが発信側電話機
端末4に通知されることになるので、着信側電話機端末
5の利用者に電話機の交換や付加機能の追加等の過剰の
負担を強いることなく、発信側電話機端末4の利用者に
着信側電話機端末5の状況を通知することができる。
【0061】また、この応答メッセージ通知システム1
では、着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知モー
ドが設定されている間は、通常、着信側電話機端末5は
発信側電話機端末4に接続されないようになっているの
で、例えば、着信側電話機端末5の利用者が会議中であ
るとか、乳幼児を寝かしつけている最中であるとかいっ
たように、着信自体を受け付けたくない場合に非常に有
効である。
では、着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知モー
ドが設定されている間は、通常、着信側電話機端末5は
発信側電話機端末4に接続されないようになっているの
で、例えば、着信側電話機端末5の利用者が会議中であ
るとか、乳幼児を寝かしつけている最中であるとかいっ
たように、着信自体を受け付けたくない場合に非常に有
効である。
【0062】また、この応答メッセージ通知システム1
では、着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知モー
ドが設定されている間に、この着信側電話機端末5に対
する発信側電話機端末4からの発信があった場合に、そ
の情報が履歴情報として履歴データベース13dに格納
され、メッセージ通知モードを解除したときにその履歴
情報が着信側電話機端末5に通知されるようになってい
るので、着信側電話機端末5の利用者は、メッセージ通
知モード設定中における発信側電話機端末4からの発信
状況を的確に把握することができる。
では、着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知モー
ドが設定されている間に、この着信側電話機端末5に対
する発信側電話機端末4からの発信があった場合に、そ
の情報が履歴情報として履歴データベース13dに格納
され、メッセージ通知モードを解除したときにその履歴
情報が着信側電話機端末5に通知されるようになってい
るので、着信側電話機端末5の利用者は、メッセージ通
知モード設定中における発信側電話機端末4からの発信
状況を的確に把握することができる。
【0063】また、この応答メッセージ通知システム1
では、着信側電話機端末5のメッセージ通知モードが解
除されたときに、履歴情報に加えて発信側電話機端末4
の利用者による録音メッセージも通知できるようになっ
ているので、着信側電話機端末5の利用者は、発信側電
話機端末4の利用者による録音メッセージを聞くことも
可能である。
では、着信側電話機端末5のメッセージ通知モードが解
除されたときに、履歴情報に加えて発信側電話機端末4
の利用者による録音メッセージも通知できるようになっ
ているので、着信側電話機端末5の利用者は、発信側電
話機端末4の利用者による録音メッセージを聞くことも
可能である。
【0064】また、この応答メッセージ通知システム1
では、着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知モー
ドが設定されている間であっても、発信側電話機端末4
により強制接続を行う旨の指示がなされた場合には、発
信側電話機端末4が着信側電話機端末5に接続されるよ
うになっているので、例えば、緊急の連絡が必要な場合
等にも適切に対応することができる。
では、着信側電話機端末5に所定のメッセージ通知モー
ドが設定されている間であっても、発信側電話機端末4
により強制接続を行う旨の指示がなされた場合には、発
信側電話機端末4が着信側電話機端末5に接続されるよ
うになっているので、例えば、緊急の連絡が必要な場合
等にも適切に対応することができる。
【0065】なお、以上は、本発明を適用した応答メッ
セージ通知システムの具体的な一例を示したものであ
り、要求されるサービス内容等に応じて種々の変更が可
能である。例えば、以上の例では、着信側電話機端末5
からの指示入力を待ってこの着信側電話機端末5に設定
されたメッセージ通知モードを解除するようになされて
いるが、メッセージ通知モードの内容によっては、着信
側電話機端末5に設定されたメッセージ通知モードを交
換管理サーバ2において自動的に解除するようにしても
よい。また、所定時間経過後に、交換管理サーバ2から
着信側電話機端末5に対して、メッセージ通知モードを
解除するかどうかの確認メッセージを通知するようにし
てもよい。
セージ通知システムの具体的な一例を示したものであ
り、要求されるサービス内容等に応じて種々の変更が可
能である。例えば、以上の例では、着信側電話機端末5
からの指示入力を待ってこの着信側電話機端末5に設定
されたメッセージ通知モードを解除するようになされて
いるが、メッセージ通知モードの内容によっては、着信
側電話機端末5に設定されたメッセージ通知モードを交
換管理サーバ2において自動的に解除するようにしても
よい。また、所定時間経過後に、交換管理サーバ2から
着信側電話機端末5に対して、メッセージ通知モードを
解除するかどうかの確認メッセージを通知するようにし
てもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る応答メッセージ
通知システムによれば、電話局の交換管理サーバにおけ
る処理により、着信側電話機端末の状況に応じた応答メ
ッセージが発信側電話機端末に通知されることになるの
で、着信側電話機端末の利用者に電話機の交換や付加機
能の追加等の過剰の負担を強いることなく、発信側電話
機端末の利用者に着信側電話機端末の状況を的確に把握
させ、それに応じた最適な対応を促すことができる。
通知システムによれば、電話局の交換管理サーバにおけ
る処理により、着信側電話機端末の状況に応じた応答メ
ッセージが発信側電話機端末に通知されることになるの
で、着信側電話機端末の利用者に電話機の交換や付加機
能の追加等の過剰の負担を強いることなく、発信側電話
機端末の利用者に着信側電話機端末の状況を的確に把握
させ、それに応じた最適な対応を促すことができる。
【0067】また、この応答メッセージ通知システムに
よれば、発信側電話機端末と着信側電話機端末とを接続
することなく、着信側電話機端末の状況に応じた応答メ
ッセージを発信側電話機端末に通知することができるの
で、着信側電話機端末が着信自体を受け付けたくない状
況にある場合に非常に有効である。
よれば、発信側電話機端末と着信側電話機端末とを接続
することなく、着信側電話機端末の状況に応じた応答メ
ッセージを発信側電話機端末に通知することができるの
で、着信側電話機端末が着信自体を受け付けたくない状
況にある場合に非常に有効である。
【0068】また、本発明の請求項2に係る応答メッセ
ージ通知システムによれば、着信側電話機端末に所定の
メッセージ通知モードが設定されている間の発信側電話
機端末からの情報が履歴情報として履歴データベースに
格納され、メッセージ通知モードを解除したときにその
履歴情報が着信側電話機端末に通知されるようになって
いるので、着信側電話機端末の利用者は、メッセージ通
知モード設定中における発信側電話機端末からの発信状
況を的確に把握することができる。
ージ通知システムによれば、着信側電話機端末に所定の
メッセージ通知モードが設定されている間の発信側電話
機端末からの情報が履歴情報として履歴データベースに
格納され、メッセージ通知モードを解除したときにその
履歴情報が着信側電話機端末に通知されるようになって
いるので、着信側電話機端末の利用者は、メッセージ通
知モード設定中における発信側電話機端末からの発信状
況を的確に把握することができる。
【0069】また、本発明の請求項3に係る応答メッセ
ージ通知システムによれば、着信側電話機端末のメッセ
ージ通知モードが解除されたときに、履歴情報に加えて
発信側電話機端末の利用者による録音メッセージも通知
されるので、着信側電話機端末の利用者は、発信側電話
機端末4の利用者による録音メッセージを聞くことがで
きる。
ージ通知システムによれば、着信側電話機端末のメッセ
ージ通知モードが解除されたときに、履歴情報に加えて
発信側電話機端末の利用者による録音メッセージも通知
されるので、着信側電話機端末の利用者は、発信側電話
機端末4の利用者による録音メッセージを聞くことがで
きる。
【0070】また、本発明の請求項4に係る応答メッセ
ージ通知システムによれば、着信側電話機端末に所定の
メッセージ通知モードが設定されている間であっても、
発信側電話機端末から強制接続要求があったときには、
発信側電話機端末が着信側電話機端末に接続されるよう
になっているので、例えば、緊急の連絡が必要な場合等
にも適切に対応することができる。
ージ通知システムによれば、着信側電話機端末に所定の
メッセージ通知モードが設定されている間であっても、
発信側電話機端末から強制接続要求があったときには、
発信側電話機端末が着信側電話機端末に接続されるよう
になっているので、例えば、緊急の連絡が必要な場合等
にも適切に対応することができる。
【図1】本発明を適用した応答メッセージ通知システム
の概略構成を示す図である。
の概略構成を示す図である。
【図2】電話局に設置される交換管理サーバの概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】前記交換管理サーバが備える顧客管理データベ
ースを説明する図である。
ースを説明する図である。
【図4】前記交換管理サーバが備えるモードデータベー
スを説明する図である。
スを説明する図である。
【図5】前記交換管理サーバが備えるモード管理データ
ベースを説明する図である。
ベースを説明する図である。
【図6】前記交換管理サーバが備える履歴データベース
を説明する図である。
を説明する図である。
【図7】前記応答メッセージ通知システムにおいて、着
信側電話機端末にメッセージ通知モードを設定する処理
の流れを示すフローチャートである。
信側電話機端末にメッセージ通知モードを設定する処理
の流れを示すフローチャートである。
【図8】前記応答メッセージ通知システムにおいて、着
信側電話機端末に対して発信側電話機端末からの発信が
なされた場合の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
信側電話機端末に対して発信側電話機端末からの発信が
なされた場合の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図9】前記応答メッセージ通知システムにおいて、着
信側電話機端末に設定されたメッセージ通知モードを解
除する処理の流れを示すフローチャートである。
信側電話機端末に設定されたメッセージ通知モードを解
除する処理の流れを示すフローチャートである。
1 応答メッセージ通知システム 2 交換管理サーバ 4 発信側電話機端末 5 着信側電話機端末 12 プログラムメモリ 13b モードデータベース 13c モード管理データベース 13d 履歴データベース 14 CPU
Claims (4)
- 【請求項1】 電話局の交換管理サーバに発信側電話機
端末と着信側電話機端末とがそれぞれ接続されてなり、 前記電話局の交換管理サーバが、 各種メッセージ通知モードの識別情報とこれらのメッセ
ージ通知モードに対応した応答メッセージとを対応付け
て記憶するモードデータベースと、 前記着信側電話機端末の識別情報とこの着信側電話機端
末に設定されたメッセージ通知モードの識別情報とを対
応付けて記憶するモード管理データベースと、 当該交換管理サーバにおける交換処理を制御する制御手
段とを備え、 前記制御手段が、前記着信側電話機端末に所定のメッセ
ージ通知モードが設定されている間にこの着信側電話機
端末に対する前記発信側電話機端末からの発信があった
ときに、前記モードデータベースと前記モード管理デー
タベースとを参照して、この着信側電話機端末に設定さ
れたメッセージ通知モードに対応した応答メッセージを
前記発信側電話機端末に通知することを特徴とする応答
メッセージ通知システム。 - 【請求項2】 前記電話局の交換管理サーバが、前記着
信側電話機端末に所定のメッセージ通知モードが設定さ
れている間にこの着信側電話機端末に対する前記発信側
電話機端末からの発信があったときに、その情報を履歴
情報として記憶する履歴データベースを更に備え、 前記交換管理サーバの制御手段が、前記着信側電話機端
末からの要求に応じてこの着信側電話機端末に設定され
たメッセージ通知モードを解除したときに、前記履歴デ
ータベースに記憶された履歴情報を前記着信側電話機端
末に通知することを特徴とする請求項1に記載の応答メ
ッセージ通知システム。 - 【請求項3】 前記履歴データベースは、必要に応じて
前記発信側電話機端末からのメッセージを記憶し、 前記交換管理サーバの制御手段は、前記着信側電話機端
末からの要求に応じてこの着信側電話機端末に設定され
たメッセージ通知モードを解除したときに、前記履歴デ
ータベースに記憶された履歴情報に加えて、前記発信側
電話機端末からのメッセージを前記着信側電話機端末に
通知することを特徴とする請求項2に記載の応答メッセ
ージ通知システム。 - 【請求項4】 前記交換管理サーバの制御手段は、前記
着信側電話機端末に所定のメッセージ通知モードが設定
されている間に前記発信側電話機端末から強制接続要求
があったときに、この発信側電話機端末を前記着信側電
話機端末に接続することを特徴とする請求項1乃至3の
何れかに記載の応答メッセージ通知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001160796A JP2002354127A (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 応答メッセージ通知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001160796A JP2002354127A (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 応答メッセージ通知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002354127A true JP2002354127A (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=19004160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001160796A Pending JP2002354127A (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 応答メッセージ通知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002354127A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004093422A1 (ja) * | 2003-04-18 | 2004-10-28 | Nec Corporation | マルチメディアrbt/bt送出システムおよび方法 |
JP2007006306A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Hitachi Ltd | セッション中継装置、端末装置およびセッション確立方法 |
US8467771B2 (en) | 2007-12-27 | 2013-06-18 | Ntt Docomo, Inc. | Server apparatus and message transmission method |
-
2001
- 2001-05-29 JP JP2001160796A patent/JP2002354127A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004093422A1 (ja) * | 2003-04-18 | 2004-10-28 | Nec Corporation | マルチメディアrbt/bt送出システムおよび方法 |
JPWO2004093422A1 (ja) * | 2003-04-18 | 2006-07-13 | 日本電気株式会社 | マルチメディアrbt/bt送出システムおよび方法 |
JP2007006306A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Hitachi Ltd | セッション中継装置、端末装置およびセッション確立方法 |
US8467771B2 (en) | 2007-12-27 | 2013-06-18 | Ntt Docomo, Inc. | Server apparatus and message transmission method |
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