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JP2002223003A - パッケージ成形体とその製造方法及び発光装置 - Google Patents

パッケージ成形体とその製造方法及び発光装置

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JP2002223003A
JP2002223003A JP2001018508A JP2001018508A JP2002223003A JP 2002223003 A JP2002223003 A JP 2002223003A JP 2001018508 A JP2001018508 A JP 2001018508A JP 2001018508 A JP2001018508 A JP 2001018508A JP 2002223003 A JP2002223003 A JP 2002223003A
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JP
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lead electrode
positive
light emitting
negative lead
resin
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JP2001018508A
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Ikuya Arai
育也 新居
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Nichia Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Nichia Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製造歩留まりを向上させることができるパッ
ケージ成形体とその製造方法及びそのパッケージを用い
た発光装置を提供する。 【解決手段】 発光素子チップを収納する凹部14と正
と負のリード電極21,22とを有し、凹部の底面にお
いて正のリード電極の一方の主面21f1と負のリード
電極の一方の主面22f1がそれぞれ露出しかつ正のリ
ード電極の一端面21efと負のリード電極の一端面2
2efとが所定の間隔を隔てて対向して配置され、正の
リード電極の一端面と負のリード電極の一端面の間に成
形樹脂10が充填されるように、正のリード電極と負の
リード電極とが一体成形されてなるパッケージ成形体で
あって、正と負のリード電極はそれぞれ、一方の主面と
一端面との交わる端部21h,22hの角が鋭角になる
ように盛りあがっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光装置用のパッ
ケージ成形体とその製造方法及びそのパッケージ成形体
を用いた発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型・薄型化を目的として、表面
実装タイプの発光装置がリードタイプの発光装置に代え
て多く使用されるようになって来ている。この面実装タ
イプの発光装置は、パッケージ成形体の内部に発光素子
チップが設けられ、そのパッケージは、発光素子チップ
の正負の電極がそれぞれ接続される正及び負のリード電
極が一体成形されてなる。尚、このパッケージにおい
て、正及び負のリード電極は、発光素子チップを収納す
るパッケージの凹部の底面において、互いに樹脂によっ
て分離されてそれぞれ露出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パッケージ成形体は、成形時に正のリード電極と負のリ
ード電極の間に充填すべき樹脂が、発光素子チップを載
置するパッケージの凹部の底面に位置する電極リード上
にまで流出し、発光素子のダイボンディング不良やワイ
ヤボンディング不良が発生するという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、成形時における樹脂の
正のリード電極と負のリード電極上への流出を防止で
き、製造歩留まりを向上させることができるパッケージ
成形体とその製造方法及びそのパッケージを用いた発光
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明に係るパッケージ成形体は、発光素子チッ
プを収納する凹部と正と負のリード電極とを有し、上記
凹部の底面において上記正のリード電極の一方の主面と
上記負のリード電極の一方の主面がそれぞれ露出しかつ
上記正のリード電極の一端面と上記負のリード電極の一
端面とが所定の間隔を隔てて対向して配置され、上記正
のリード電極の一端面と上記負のリード電極の一端面の
間に成形樹脂が充填されるように、上記正のリード電極
と上記負のリード電極とが一体成形されてなるパッケー
ジ成形体であって、上記正と負のリード電極はそれぞ
れ、上記一方の主面と上記一端面との交わる端部の角が
鋭角になるように盛りあがっていることを特徴とする。
以上のように構成された本発明に係る発光装置用のパッ
ケージ成形体は、上記正と負のリード電極はそれぞれ、
上記一方の主面と上記一端面との交わる端部の角が鋭角
になるように盛りあがっているので、成形時において、
凹部の底面に位置する正のリード電極と負のリード電極
上への樹脂の流出を防止できる。また、本発明に係る発
光装置用のパッケージ成形体において、上記正と負のリ
ード電極はそれぞれ、他方の主面と上記一端面との交わ
る端部の角が鈍角になるように形成されていることが好
ましい。このようにすると、成形時に、その角が鈍角に
なるように形成された、上記正と負のリード電極の他方
の主面と上記一端面との交わる端部側から成形樹脂を注
入することにより、樹脂の流れを阻害することなく、上
記正のリード電極の一端面と上記負のリード電極の一端
面の間に成形樹脂を注入することができる。これによ
り、成形時において、凹部の底面に位置する正のリード
電極と負のリード電極上への樹脂の流出を防止でき、し
かも容易に上記正のリード電極の一端面と上記負のリー
ド電極の一端面の間に隙間なく成形樹脂を注入すること
ができるので、パッケージ成形体の製造歩留まりを向上
させることができる。
【0006】また、本発明に係る発光装置は、本発明に
係るパッケージ成形体と、該パッケージ成形体の上記凹
部に設けられて発光素子チップとを備え、該発光素子チ
ップが上記凹部内で透光性樹脂によってモールドされて
なることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明に係るパッケージの製造方
法は、発光素子チップを収納する凹部を有し、該凹部の
底面において正のリード電極と負のリード電極が互いに
所定の間隔を隔ててそれぞれ露出するパッケージ成形体
の製造方法において、金属板をプレスにより打ち抜いて
互いに分離された正のリード電極と負のリード電極とを
形成するプレス加工工程と、上記正のリード電極と上記
負のリード電極とが上記凹部の底面において互いに所定
の間隔を隔ててそれぞれ露出するように上記正のリード
電極と上記負のリード電極とを樹脂により一体成形する
成形工程とを含み、上記プレス加工工程における打ち抜
き方向と上記成形工程における樹脂の注入方向とを一致
させたことを特徴とする。以上のように構成された本発
明に係る発光装置用のパッケージ成形体の製造方法は、
上記プレス加工工程における打ち抜き方向と上記成形工
程における樹脂の注入方向とを一致させているので、上
記正と負のリード電極はそれぞれ、上記一方の主面と上
記一端面との交わる端部の角が鋭角になるように盛りあ
がるように形成され、成形工程において、凹部の底面に
位置する正のリード電極と負のリード電極上への樹脂の
流出を防止できる。また、本発明に係る発光装置用のパ
ッケージ成形体の製造方法は、上記プレス加工工程にお
ける打ち抜き方向と上記成形工程における樹脂の注入方
向とを一致させているので、上記正と負のリード電極は
それぞれ、他方の主面と上記一端面との交わる端部の角
が鈍角になるように形成される。これにより、上記正の
リード電極の一端面と上記負のリード電極の一端面の間
に成形樹脂を注入する際に、鈍角になるように形成され
た端部側から成形樹脂を注入することになるので、樹脂
の流れを阻害することなく、上記正のリード電極の一端
面と上記負のリード電極の一端面の間に成形樹脂を注入
することができる。すなわち、本製造方法では、凹部の
底面に位置する正のリード電極と負のリード電極上への
樹脂の流出を防止でき、かつ容易に、上記正のリード電
極の一端面と上記負のリード電極の一端面の間に隙間な
く成形樹脂を注入することができるので、パッケージ成
形体の製造歩留まりを向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態の
発光装置について説明する。本発明に係る実施の形態の
発光装置は、以下のように構成される。本実施の形態の
発光装置において、パッケージ成形体1は、例えば図1
(a)に示すように、正のリード電極21と負のリード
電極22とが成形樹脂10によって一体成形されて作製
される。詳細に説明すると、パッケージ成形体1の上面
には、発光素子チップ30を収納する凹部14が形成さ
れ、その凹部14の底面には、正のリード電極21と負
のリード電極22とが互いに分離されてそれぞれの一方
の主面が露出するように設けられる。尚、本明細書にお
いて、パッケージ成形体1の上面とは、発光素子チップ
が載置される側の面をいい、下面とは実装基板に対向す
る面のことをいう。
【0009】また、正のリード電極21の一端と負のリ
ード電極22の一端とは凹部14の底部において互いに
対向するように設けられ、正のリード電極21の一端と
負のリード電極22の一端との間には成形樹脂が充填さ
れ、凹部14の底面が形成される。また、パッケージ成
形体1において、正のリード電極21の他端と負のリー
ド電極22の他端とは、パッケージ成形体1の端面から
突き出すように設けられ、その突き出した部分が図1
(b)に示すようにパッケージ成形体1の下面である接
合面の内側に折り曲げられて正負の接続端子部が構成さ
れる。
【0010】ここで、特に本実施の形態の発光装置で
は、パッケージ成形体1の接合面において、折り曲げら
れた正のリード電極21の他端に沿って第1凸部11が
成形樹脂10と一体で形成され、折り曲げられた負の電
極リード22の他端に沿って第2凸部12が成形樹脂1
0と一体で形成されたことを特徴とし、これにより実施
の形態の発光装置を基板上に実装する際のはんだ付け不
良を低減している。また、本実施の形態の発光装置にお
いて、第1凸部11と第2凸部12は互いに同一形状で
かつ断面形状が方形又は台形になるように形成すること
が好ましい。さらに、正負の電極リードの実装基板に対
向する外表面と第1凸部11及び第2凸部12の実装基
板の外表面とは、それぞれが実装基板と接触するよう
に、実質的に同一平面上に位置するように構成されるこ
とが好ましい。以上のように構成されたパッケージ成形
体1の凹部14に、発光素子チップが設けられれ、凹部
14内に発光素子チップを覆うように透光性樹脂が充填
されて実施の形態の発光装置は構成される。
【0011】次に、本実施の形態の発光装置の製造方法
について説明する。 (ステップ1)本製造方法において、ステップ1ではま
ず、例えば、0.15mm厚の鉄入り銅からなる長尺金
属板をプレスを用いた打ち抜き加工により各パッケージ
成形体の正負のリード電極となる複数の部分を形成す
る。ここで、本実施の形態において、プレスの打ち抜き
方向(ダイに対してポンチを移動させる方向)は、後述
の射出成形において、成形樹脂を流す方向と一致させ
る。
【0012】プレス加工後の長尺金属板の各パッケージ
成形体に対応する部分において、正のリード電極21
は、成形後の凹部14の底面においてその一端面が負の
リード電極22の一端面と対向するように負のリード電
極22とは分離されている。また、正のリード電極21
には、成形樹脂との結合強度を強くするために、正のリ
ード電極21の一端面に垂直な中心線を軸とする開口部
が形成され、負のリード電極22には、成形樹脂との結
合強度を強くするために、負のリード電極22の一端面
に垂直な中心線を軸とする開口部が形成されている。こ
の開口部はパッケージ成形体の端部の内側と外側に跨っ
て位置するように設けられ、正と負のリード電極21,
22と成形樹脂との結合強度を強くするとともに、パッ
ケージ成形体1の端面から突き出した正のリード電極2
1と負のリード電極22とを、パッケージ樹脂に大きな
力がかからないように端子構造がJ−ベンド(Ben
d)構造になるように曲げることができる。さらに、正
のリード電極21にはその一端面に垂直な中心線に対し
て左右対称の位置に2つの切り込み又は開口部が形成さ
れ、負のリード電極22にはその一端面に垂直な中心線
に対して左右対称の位置に2つの切り込み又は開口部が
形成されている。この正の電極リード及び負の電極リー
ドにおいて左右対称の位置に形成された切り込み又は開
口部は、射出成形後にそれぞれ切り込みの先端部分又は
開口部が凹部14の底面に位置するような深さ又は位置
に形成される。ここで、本実施の形態では、正のリード
電極21の一端面に垂直な中心線と負のリード電極22
の一端面に垂直な中心線は互いに一致させ、その中心線
が凹部14の縦軸(本明細書において、凹部14の直交
する2つの軸のうちの上記中心軸と一致させる一方の軸
を便宜上、縦軸と称し、他方の軸を横軸と称する。)と
一致するように樹脂成形される。
【0013】(ステップ2)ステップ2では、ステップ
1で打ち抜き加工した長尺金属板を、Agメッキを施し
た後、成形金型内にセットして、射出成形により各パッ
ケージ成形体に対応する部分にそれぞれ成形樹脂部10
を形成する。
【0014】本実施の形態において、成形樹脂部10を
成形するための成形金型は、(1)成形樹脂部10にお
いて、ゲートの両側の接合面に峰状の第1凸部11と第
2凸部12が形成されるように、(2)成形樹脂部10
において、接合面と反対側の面に、発光素子チップを収
納するための凹部14がパッケージ成形体の縦軸に対し
て対称に形成されるように、(3)凹部14の底面に、
互いに分離された正のリード電極21と負のリード電極
22が露出し、かつ正のリード電極21と負のリード電
極22の間に成形樹脂が充填されるように、(4)凹部
14の底面に位置する正のリード電極21において、凹
部14の縦軸に対して対称に2つの樹脂露出部21aが
形成され、凹部14の底面に位置する負のリード電極2
2において、凹部14の縦軸に対して対称に2つの樹脂
露出部22aが形成されるように、作製される。
【0015】また、本実施の形態において、成形金型の
ゲートは、樹脂がパッケージ成形体1の接合面側から注
入されるように接合面における第1凸部11と第2凸部
12の間の位置に設けられ、成形金型において、プレス
加工された長尺金属板は、プレスの打ち抜き方向と成形
金型内に樹脂を注入する方向とが一致するように設けら
れる。このように、本実施の形態では、パッケージ成形
体1を作製する時に、プレスの打ち抜き方向と樹脂を注
入する方向を一致させることにより、正及び負のリード
電極21,22の一端面21ef,22efにより形成
される空間に隙間なく充填することができ、注入される
成形樹脂の一方の主面21f1,22f1上への流出を
阻止することができる。
【0016】すなわち、プレス打ち抜き加工において、
受側の金型であるダイを正及び負のリード電極21,2
2の一方の表面21f1,22f1に接するように長尺
金属板201をセットし、ポンチを正及び負のリード電
極21,22の他方の表面21f2,22f2側から移
動させて打ち抜いているので、正と負のリード電極2
1,22はそれぞれ、他方の主面21f2,22f2と
一端面21ef,22efとの交わる端部21e,22
eの内角θが鈍角になる(図4(a))。これにより、
図4(a)において矢印で示す方向から注入される成形
樹脂は、端部21e,22eにおいて流れが阻害される
ことがないので、底面14fに対応して形成された成形
金型の面と正及び負のリード電極21,22の一端面2
1ef,22efにより形成される空間に隙間なく充填
することができる。また、プレス打ち抜き加工におい
て、上述のようにポンチを正及び負のリード電極21,
22の他方の表面21f2,22f2側から移動させて
打ち抜いているので、正と負のリード電極21,22は
それぞれ、一方の主面21f1,22f1と一端面21
ef,22efとの交わる端部にバリ21h,22hが
形成される(図4(a))。このように、一方の主面2
1f1,22f1と一端面21ef,22efとの交わ
る端部の内角が鋭角になるように盛りあがったバリ21
h,22hが形成されるので、注入される成形樹脂の一
方の主面21f1,22f1上への流出を、バリ21
h,22hにより阻止することができ、発光素子のダイ
ボンディング不良及びワイヤボンディング不良を防止で
きる。さらに、バリ21h,22hの先端部は、内側に
曲がって形成される傾向があり、この内側に曲った先端
部により正負のリード電極と成形樹脂とはより強く密着
するようにでき、正負のリード電極と成形樹脂との間の
剥がれをより効果的に防止できる。ここで、バリ21
h,22hの先端部が、内側に曲がるとは、バリ21h
の先端部が負の電極リード22に向かう方向に曲がり、
バリ22hの先端部が正の電極リード21に向かう方向
に曲がることをいう。また、本発明において、一端面2
1ef,22efにより形成される空洞に注入される樹
脂は、その注入された樹脂の上面が一方の主面21f
1,22f1と略同一平面上に位置するようにすること
が好ましい。このようにすると、透光性樹脂41を形成
したときに、その透光性樹脂41にバリ21h,22h
がくい込むような状態にでき、これにより、透光性樹脂
41とパッケージ成形体1との接合を強くできる。
【0017】これに対して、プレスの打ち抜き方向と樹
脂を注入する方向を逆にした場合には、図4(b)にお
いて矢印で示す方向から注入される成形樹脂は、バリ2
1h,22hが形成された端部において樹脂の流れが阻
害され、バリ21h,22hの近傍に空洞21g,22
gが形成され、正負の電極リードと成形樹脂とが剥がれ
やすくなる等の問題が生じる。さらに、端部21e,2
2eの角θが鈍角になるので、図4(b)において矢印
で示す方向から注入される成形樹脂は、凹部の底面にお
いて端部21e,22eから表面21f2,22f2上
に流出し易くなり、図4(b)に示すように、凹部14
の底面において、正の電極リード21の表面21f1上
と負の電極リード22の表面22f1上とに成形樹脂が
流出するという問題があり、ボンディング不良の原因と
なるという問題がある。
【0018】(ステップ3)ステップ3では、図2
(a)(b)に示すように、凹部14の底面に露出した
負のリード電極22上に、発光素子チップ30を設け、
そのn電極33と負のリード電極22とをワイヤボンデ
ィングにより接続し、p電極34と正のリード電極21
とをワイヤボンディングにより接続する。ここで、発光
素子チップ30は、例えば、青色の発光が可能な窒化ガ
リウム系化合物半導体素子であり、該素子は、例えばサ
ファイア基板31上にn型層、活性層及びp型層を含む
窒化物半導体層32が形成され、活性層及びp型層の一
部を除去して露出させたn型層の上にn電極33が形成
され、p型層の上にp電極34が形成されてなる。
【0019】(ステップ4)ステップ4では、凹部14
に、発光素子チップ30を覆うように透光性樹脂41が
充填される。本実施の形態では、パッケージ成形体1の
凹部14の底面14fに、正のリード電極21に形成さ
れた切り込みの先端部又は開口部を介して成形樹脂が凹
部14の底面14fに露出し、負のリード電極22に形
成された切り込みの先端部又は開口部を介して成形樹脂
が凹部14の底面14fに露出しているので、露出した
成形樹脂と透光性樹脂とが強固に接合され、透光性樹脂
41とパッケージ成形体1との接合を強くできる。特
に、本実施の形態においては、凹部14の底面14fに
位置する正のリード電極21にパッケージの縦軸に対し
て左右対称に2つの樹脂露出部21aが形成され、凹部
14の底面14fに位置する負のリード電極22にパッ
ケージの縦軸に対して左右対称に2つの樹脂露出部22
aが形成されているので、左右対称の配置をとらない場
合に比較して、透光性樹脂41とパッケージ成形体1と
の接合をより強くできる。また、本実施の形態において
は、凹部14の縦軸に対して左右対称に2つの樹脂露出
部21aが形成され、凹部14の縦軸に対して左右対称
に2つの樹脂露出部22aが形成されているので、左右
対称の指向特性が得られる。
【0020】(ステップ5)ステップ5では、個々の素
子に分離する。 (ステップ6)ステップ6では、図1(b)に示すよう
に、パッケージ成形体1の端面から突き出した正のリー
ド電極21と負のリード電極22とを、図1(b)に示
すようにパッケージ成形体1の接合面の内側に折り曲げ
て、J−ベンド(Bend)型の正負の接続端子部を構
成する。尚、本発明の接続端子部の構造は、J−ベンド
(Bend)型に限られるものではなく、ガルウィング
型等の他の構造であってもよい。以上のようなステップ
で本実施の形態の発光装置は作製される。
【0021】以上のようにして作製された実施の形態の
発光装置は、図3に示すように、実装基板60の上に以
下のようにして面実装される。最初に、本実施の形態の
発光装置において、接合面における第1凸部11と第2
凸部12の間に仮固定用の熱硬化性樹脂52をディスペ
ンサーにより塗布し、実装基板60上に、正のリード電
極21と正の電極パターン61とが対向し、負のリード
電極22と負の電極パターン62とが対向するように、
本実施の形態の発光装置を載置する。次に、棒状ヒータ
ー又はパネルヒーター等により予備加熱を行い、熱硬化
性樹脂52を硬化させることにより仮固定する(予備加
熱工程)。そして、実装基板60を発光装置が仮固定さ
れた面を下にして、その面を加熱溶融した半田浴に浸漬
させることにより半田付けを行う。半田付け後、冷却す
る。
【0022】以上のように構成された実施の形態の発光
装置は、パッケージ成形体1の接合面に第1凸部11と
第2凸部12を設けているので、仮固定用の樹脂52を
ディスペンサーにより塗布して実装基板に仮固定したと
きに、はんだ付け部分に樹脂52が付着することを防止
でき、実装時におけるはんだ付け不良を防止できる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るパッケージ成形体は、製造歩留まり良く製造すること
ができるので、安価に製造することができる。また、本
発明に係る発光装置は、安価に製造することができる本
発明に係る発光装置用のパッケージ成形体を備えている
ので安価にできる。
【0024】また、本発明に係るパッケージ成形体の製
造方法によれば、上記プレス加工工程における打ち抜き
方向と上記成形工程における樹脂の注入方向とを一致さ
せているので、パッケージ成形体の製造歩留まりを向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明に係る実施の形態の発光装置
の斜め上方向から見た斜視図であり、(b)は本発明に
係る実施の形態の発光装置の斜め下方向から見た斜視図
である。
【図2】 (a)は、パッケージ成形体の凹部14に発
光素子チップを設け、その凹部14に透光性樹脂を充填
した後の実施の形態の発光装置の平面図であり、(b)
は(a)のB−B’線についての断面図である。
【図3】 本実施の形態の発光装置を基板上に実装した
ときの断面図である。
【図4】 図1(a)のA−A’線についての断面の一
部を示す断面図である。
【符号の説明】
1…パッケージ成形体、 10…成形樹脂、 11…第1凸部、 12…第2凸部、 14…凹部、 14f…底面、 21…正のリード電極、 22…負のリード電極、 21a,22a…切り込み、 21b,22b…開口部、 30…発光素子チップ、 41…透光性樹脂、 52…仮固定用の樹脂、 60…実装基板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子チップを収納する凹部と正と負
    のリード電極とを有し、上記凹部の底面において上記正
    のリード電極の一方の主面と上記負のリード電極の一方
    の主面がそれぞれ露出しかつ上記正のリード電極の一端
    面と上記負のリード電極の一端面とが所定の間隔を隔て
    て対向して配置され、上記正のリード電極の一端面と上
    記負のリード電極の一端面の間に成形樹脂が充填される
    ように、上記正のリード電極と上記負のリード電極とが
    一体成形されてなるパッケージ成形体であって、 上記正と負のリード電極はそれぞれ、上記一方の主面と
    上記一端面との交わる端部の角が鋭角になるように盛り
    あがっていることを特徴とするパッケージ成形体。
  2. 【請求項2】 上記正と負のリード電極はそれぞれ、他
    方の主面と上記一端面との交わる端部の角が鈍角になる
    ように形成されている請求項1記載のパッケージ成形
    体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のパッケージ成形体
    と、該パッケージ成形体の上記凹部に設けられて発光素
    子チップとを備え、該発光素子チップが上記凹部内で透
    光性樹脂によってモールドされてなる発光装置。
  4. 【請求項4】 発光素子チップを収納する凹部を有し、
    該凹部の底面において正のリード電極と負のリード電極
    が互いに所定の間隔を隔ててそれぞれ露出するパッケー
    ジ成形体の製造方法において、 金属板をプレスにより打ち抜いて互いに分離された正の
    リード電極と負のリード電極とを形成するプレス加工工
    程と、 上記正のリード電極と上記負のリード電極とが上記凹部
    の底面において互いに所定の間隔を隔ててそれぞれ露出
    するように上記正のリード電極と上記負のリード電極と
    を樹脂により一体成形する成形工程とを含み、 上記プレス加工工程における打ち抜き方向と上記成形工
    程における樹脂の注入方向とを一致させたことを特徴と
    するパッケージ成形体の製造方法。
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