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JP2002219999A - 自動車用ドアミラの車体取付け構造 - Google Patents

自動車用ドアミラの車体取付け構造

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JP2002219999A
JP2002219999A JP2001019839A JP2001019839A JP2002219999A JP 2002219999 A JP2002219999 A JP 2002219999A JP 2001019839 A JP2001019839 A JP 2001019839A JP 2001019839 A JP2001019839 A JP 2001019839A JP 2002219999 A JP2002219999 A JP 2002219999A
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door
mirror
belt line
door mirror
mounting
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Katsutoshi Arai
克利 荒井
Taizo Matsuo
泰三 松尾
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定窓を有するドアにドアミラを取付ける場
合の外形意匠を損なうことなく取付け剛性を高めること
ができ、ひいては外力によるぐらつきや鏡面びびりを防
止できる自動車用ドアミラの車体取付け構造を提供す
る。 【解決手段】 ドアアウタパネル10とドアインナパネ
ル11とを接合してなるドア本体4aにウインド開口4
cを形成するとともに、該ドア本体4aのウインド開口
4cの前コーナ部に固定窓31を形成し、上記ドア本体
4aのベルトラインl部にドアミラ35を取付けるよう
にした自動車用ドアミラの車体取付け構造において、上
記ドアインナパネル11の前コーナ部にドアミラ取付け
座36を形成し、該取付け座36の上半部36aを上記
ベルトラインLより上方の固定窓31側に位置させると
ともに、下半部36bを上記ベルトラインLより下方の
ドア本体4a内に位置させ、上記上半部36aに2つの
ドアミラ取付け孔37を形成し、下半部36bに1つの
ドアミラ取付け孔39を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定窓を有するフ
ロントドアのベルトライン部にドアミラを取付けるよう
にした自動車用ドアミラの車体取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、固定窓を有するフロントドアに
ドアミラを取付ける場合、ドア表面の外形意匠を損なう
ことのないように、ドアアウタパネルのベルトライン部
にミラベースを前後2点でボルト締め固定する場合があ
る(例えば特開平8−142753号公報参照)。とこ
ろが、ミラベースを前後2点でボルト締め固定する構造
とした場合には、外力によりぐらついたり,走行中に鏡
面びびりが発生したりし易くなるという懸念がある。
【0003】このような外力によるぐらつきや鏡面びび
りを防止するために、従来、ミラベースをドアアウタパ
ネルのベルトラインと、該ベルトライン上部のフランジ
部との3点でボルト締め固定したものが提案されている
(例えば実開平5−44640号公報参照)。また、ド
アインナパネルのコーナピースにミラベースを3点で固
定したものが提案されている(例えば特開平11−54
44号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来公
報のドアアウタパネルのベルトラインとこれの上部のフ
ランジ部との3点で固定する構造とした場合には、各固
定点のスパンを取り難く、取付け剛性を充分に確保でき
ない場合がある。
【0005】ここで、上記取付け剛性を高めるには、1
つの固定点をベルトライン下方に設定してスパンを確保
することが考えられるが、このようにした場合にはドア
表面の外形意匠が損なわれるという問題が生じる。
【0006】また上記従来公報のドアインナパネルのコ
ーナピースにミラベースを3点で固定する場合には、取
付け剛性は確保し易いものの、固定窓を有するフロント
ドアには採用できないという問題がある。
【0007】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、固定窓を有するドアにドアミラを取付ける場
合の外形意匠を損なうことなく取付け剛性を高めること
ができ、ひいては外力によるぐらつきや鏡面びびりを防
止できる自動車用ドアミラの車体取付け構造を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ドア
アウタパネルとドアインナパネルとを接合してなるドア
本体にウインド開口を形成するとともに、該ドア本体の
ウインド開口の前コーナ部に固定窓を形成し、上記ドア
本体のベルトライン部にドアミラを取付けるようにした
自動車用ドアミラの車体取付け構造において、上記ドア
インナパネルの前コーナ部にドアミラ取付け座を形成
し、該取付け座の上部を上記ベルトラインより上方の固
定窓側に位置させるとともに、下部を上記ベルトライン
より下方のドア本体内に位置させ、上記取付け座の上部
に2つのドアミラ取付け孔を形成し、下部に1つのドア
ミラ取付け孔を形成したことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、上
記取付け座には、上記ドア本体内のベルトラインに沿っ
て配設されたベルトラインリインホースの延長部が重ね
合わされていることを特徴としている。
【0010】
【発明の作用効果】本発明に係るドアミラの車体取付け
構造によれば、ドアインナパネルの前コーナ部にドアミ
ラ取付け座を形成し、該取付け座の上部をベルトライン
より上方に位置させるとともに、下部をベルトラインよ
り下方のドア本体内に位置させ、上記取付け座の上部に
2つの取付け孔を形成し、下部に1つの取付け孔を形成
したので、下部の取付け孔は外方から見えないことか
ら、外形意匠を損なうことなく充分なスパンを確保する
ことができ、それだけドアミラの取付け剛性を向上でき
る。その結果、外力によるぐらつきや走行中の鏡面びび
りを防止できる。
【0011】請求項2の発明では、上記取付け座にベル
トラインリインホースの延長部重ね合わせたので、ミラ
ベースの取付け剛性をさらに高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】図1ないし図8は、本発明の一実施形態に
よる自動車用ドアミラの車体取付け構造を説明するため
の図であり、図1,図2は外側方から見たドア本体の側
面図,分解斜視図、図3はドア本体のヒンジ取付け部の
断面平面図(図1のIII-III線断面図)、図4はドア本
体のドアミラ取付け部の断面背面図(図1のIV-IV 線断
面図)、図5はドア本体の断面背面図(図1のV-V 線断
面図)、図6はドア本体の断面平面図(図1のVI-VI 線
断面図)、図7はドア本体のドアミラ取付け部の側面
図、図8はドアミラが配設された自動車の車体の側面図
である。
【0014】図において、1は自動車の車体側部を示し
ており、これは左,右のサイドパネル2,2の上端間に
ルーフパネル3を接合するとともに、下端間にフロアパ
ネル(不図示)を配設して車室を形成するとともに、上
記各サイドパネル2の車室に臨む部分にフロントドア開
口2a,リヤドア開口2bを形成し、該各ドア開口2
a,2bにフロントドア4,リヤドア5を開閉可能に配
設した概略構造となっている。
【0015】また上記左,右のサイドパネル3の前端に
は車両前方に延びるフェンダエプロン6が一体形成され
ており、該フェンダエプロン6は車両前後方向に延びる
エプロンメンバ7に結合されている。
【0016】上記フロントドア4は、ドアアウタパネル
10とドアインナパネル11とを結合することにより最
中状のドア本体4aとウインドフレーム4bとを一体形
成した構造のものである。このドア本体4aとウインド
フレーム4bとでウインド開口4cが形成されており、
該ウインド開口4cは昇降可能に配設されたドアガラス
12により開閉可能となっている。
【0017】上記ドアアウタパネル10とドアインナパ
ネル11との外周縁部同士はヘミング加工により接合さ
れている。また上記ドア本体4aの上縁にはドアガラス
12が挿通可能な大きさを有するドアガラス開口4dが
形成されており、該ドアガラス開口4dとドアガラス1
2との間は不図示のウェザストリップによりシールされ
ている。
【0018】上記ドアインナパネル11の前端部には前
壁部11aが車幅方向外側に屈曲形成されており、該前
壁部11aには上下一対のヒンジ取付け座11b,11
bが形成されている。この上側のヒンジ取付け座11b
は上記エプロンメンバ7の後方に臨む部分に位置してい
る。
【0019】上記各ヒンジ取付け座11bにはドア側ヒ
ンジ部材16がボルト締め固定されており、該ドア側ヒ
ンジ部材16は、上記フロントドア開口2aの前縁部を
形成するフロントピラー17にボルト締め固定された車
体側ヒンジ部材18にピン19を介して回動可能に連結
されている。
【0020】上記ドアアウタパネル10の内面にはドア
アウタリインホース15がベルトラインLに沿うように
配設されており、該ドアアウタリインホース15はマス
チック接着剤等により上記ドアアウタパネル10に結合
されている。これによりドアアウタパネル10の上記ベ
ルトラインL部及びドアガラス開口4d部の剛性を高め
ている。
【0021】また上記ドア本体4a内には前後方向に延
びるインパクトビーム14が配設されており、該インパ
クトビーム14の前端部は上記ドア本体4aの上,下ヒ
ンジ取付け座11bの中間部に結合され、後端部は下側
のヒンジ取付け座11bの後方に臨む部分に結合されて
いる。
【0022】上記ドア本体4a内にはベルトラインリイ
ンホース20がベルトラインLに沿って配設されてお
り、該ベルトライン補強構造は、以下の構造となってい
る。
【0023】上記ベルトラインリインホース20は、縦
断面ハット状のアウタリインホース21とインナリイン
ホース22とを最中状をなすように上縁部21b,22
b同士及び下縁部21c,22c同士を接合したもので
あり、これにより車両前後方向に延びる閉断面が形成さ
れている。
【0024】上記ベルトラインリインホース20の上縁
部21b,22bはドアインナパネル11のドアガラス
開口縁部11cに3枚重ねてスポット溶接されており、
下縁部21c,22cはドアインナパネル11の内壁に
3枚重ねてスポット溶接されている。このようにして上
記ドア本体4aのベルトラインL部には、ベルトライン
リインホース20による単独の第1閉断面Aと、ドアイ
ンナパネル11とインナリインホース22とによる第2
閉断面Bとが前後方向全長に渡って連続するように形成
されている。
【0025】また上記ベルトラインリインホース20
は、外側方から見て、車両前側が後側より上下寸法が大
きくなるように下側が前下方になだらかに傾斜してお
り、該ベルトライン20の前端面は上記エプロンメンバ
7の後方に対向している。
【0026】上記インナリインホース22は、車両前後
方向の全長に渡って略同一断面形状をなすように形成さ
れている。このインナリインホース22の前端部にはフ
ランジ部22aが車幅方向外側に屈曲形成されており、
該フランジ部22aは上側のヒンジ取付け座11bの後
面にドア側ヒンジ部材16とともに結合されている。ま
た上記アウタリインホース21の前端部には接合部21
aが外側に屈曲形成され、該接合部21aは上記フラン
ジ部22aのヒンジ取付け座11bの車内側近傍に接合
されている。
【0027】上記インナリインホース22の後端部に
は、図6に示すように、車外側に屈曲形成された後横壁
部22dと、該後横壁部22dに続いて後方に屈曲して
延びる後フランジ部22eとが形成されている。この後
フランジ部22eはドアインナパネル11とドアアウタ
リインホース15とに挟まれた状態で3枚重ねて接合さ
れている。
【0028】また上記アウタリインホース21の後端部
には後接合部21dが車外側に屈曲形成されており、該
接合部21dは上記後縦壁部22dの車幅方向中央部に
接合されている。なお、25は上記アウタリインホース
21とインナリインホース22との間に配設されたドア
ロックリインホースであり、26は上記フロンドドア開
口2aの後縁部及びリヤドア開口2bの前縁部を形成す
るセンタピラーである。
【0029】上記ウインドフレーム4bの前部にはドア
ガラス12の前縁部を昇降可能に支持する横断面H形状
のデビジョン30が配設されている。このデビジョン3
0と上記ウインドフレーム4b及びドア本体4aの前コ
ーナ部とで固定窓31が形成されており、該固定窓31
には窓ガラス32が装着されている。
【0030】上記固定窓31のベルトラインL部にドア
ミラ35が配設されており、該ドアミラ35の車体取付
け構造は、以下の構造となっている。
【0031】上記ドアインナパネル11のドア本体4a
とウインドフレーム4bとの前コーナ部にはドアミラ取
付け座36が一体形成されている。このドアミラ取付け
座36の上半部36aはベルトラインLより上方の固定
窓31側に位置するように張り出しており、外側方から
見てドアアウタパネル10の上縁から上方に露出してい
る。また上記ドアミラ取付け座36の下半部36bはベ
ルトラインLより下方のドア本体4a内に位置してお
り、上記ドアアウタパネル10により覆われている。
【0032】上記ドアミラ取付け座36の上半部36a
には前後一対のドアミラ取付け孔37,37が、また両
取付け孔37の中間部にはハーネス挿通孔38がそれぞ
れ形成されており、下半部36bには1つのドアミラ取
付け孔39が形成されている。
【0033】上記ドアミラ取付け座36にはドアミラリ
インホース40が配設されている。このドアミラリイン
ホース40は上記ドアミラ取付け座36に当接するミラ
取付け部40aと該ミラ取付け部40aの前縁からウイ
ンドフレーム4bに沿って上方に延びるサッシ部40b
とからなり、該サッシ部40bは上記ウインドフレーム
4bに閉断面をなすように接合されている。
【0034】また上記ミラ取付け部40aの上縁には支
持部40cが外側に屈曲形成されており、該支持部40
cと上記ドアミラ取付け座36の上縁36cとで上記固
定窓31の下縁部が形成されている。この下縁部に嵌装
されたシール部材41により上記窓ガラス32の下縁部
が挟持されている。
【0035】上記アウタリインホース21の前端部には
上記ドアミラ取付け座36に延びる延長部21fが一体
形成されている。この延長部21fは上記のミラ取付け
部40aとともにドアミラ取付け座36に3枚重合わせ
て接合されており、該接合部に上記ドアミラ35が取付
けられている。
【0036】上記ドアミラ35は、ミラベース44にミ
ラ本体45を使用位置と格納位置との間で回動可能に連
結した概略構造のものであり、該ミラ本体45には反射
鏡46が不図示の電動モータにより位置調整可能に装着
されている。
【0037】上記ミラベース44は上記ドアミラ取付け
座36の上半部36aを覆うベース本体44aと、該ベ
ース本体44aに続いて下方に延び上記下半部36bに
対向する下部44bとからなり、上記ベース本体44a
には上側の各取付け孔37に対応する上側ボス部44
c,44cが、下部44bには下側の取付け孔39に対
応する下側ボス部44dがそれぞれ形成されている。
【0038】上記ミラベース44には上記シール部材4
1に係合する係合片44eが形成されており、これによ
りドア本体4a内に雨水等が入り込むのを防止してい
る。また上記ミラベース44の外側の下縁部44fはド
アアウタパネル10の上縁部10aに緩衝材50を介在
させて支持されている。
【0039】そして上記ドアミラ35は、外側方からミ
ラベース44をドアガラス開口4d内に差し込みととも
に取付け座36に対向させ、この状態で車室側から各取
付け孔37,39にボルト48,49を挿入し、各ボル
ト48,49をそれぞれ上記ボス部44c,44d内に
螺子込むことにより上記アウタリインホース21,ドア
ミラリインホース40とともにドアインナパネル11に
固定されている。
【0040】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。
【0041】本実施形態のドアミラの取付け構造によれ
ば、ドアインナパネル11の前コーナ部に取付け座36
を形成し、該取付け座36の上半部36aをベルトライ
ンLより上方の固定窓31内に露出するように位置さ
せ、下半部36bをベルトラインLより下方のドア本体
4aに位置させ、ミラベース44のベース本体44aを
上半部36aにボルト締め固定し、下部44bを上記下
半部36bにボルト締め固定したので、ミラベース44
の下部44bはドア本体4a内に隠れて外方から見えな
いことから、外形意匠を損なうことなく充分なスパンを
とることができ、ドアミラ35の取付け剛性を向上でき
る。その結果、外力によるぐらつきや走行中の鏡面びび
りを防止できる。
【0042】また上記取付け座36にドアミラリインホ
ース40を配設するとともに、アウタリインホース21
の延長部21fを配設したので、ドアミラ取付け部の剛
性を向上でき、ミラベース44の取付け剛性をさらに高
めることができる。
【0043】ここで、上記ミラベース44の取付け位置
にデビジョン30の締結ブラケット(不図示)を延長さ
せ、ミラベース44を締結ブラケットとともにドアイン
ナパネル11に共締め固定してもよい。このようにした
場合には、ミラベース44の取付け強度をさらに向上で
きる。
【0044】本実施形態のベルトライン補強構造によれ
ば、ベルトラインリインホース20をアウタリインホー
ス21とインナリインホース22とを最中状に接合する
ことにより単独の閉断面を有するものとし、該ベルトラ
インリインホース20とドアインナパネル11とでドア
本体4aの前後方向全長に渡って延びる第1,第2閉断
面A,Bを形成したので、従来の1つの閉断面を通す場
合に比べてベルトラインL部における剛性を高めること
ができ、オフセット衝突時の断面崩れを防止できる。
【0045】これによりエプロンメンバ7からの入力を
上側ヒンジ部材16を介してベルトラインリインホース
20に効率良く伝達することができ、衝突時のドア変形
を防止でき、室内への影響を防止できる。
【0046】また上記ベルトラインリインホース20の
断面形状を前後方向に連続させたので、ベルトラインリ
インホース20の全長に渡って段点をなくすことがで
き、途中で断面形状を変化させる場合の断面崩れを防止
でき、ベルトラインL部での剛性をさらに高めることが
できる。
【0047】本実施形態では、上記ベルトラインリイン
ホース20を単独の閉断面形状とするとともに、前側を
後側より上下方向に拡大した閉断面構造とし、かつ前後
方向になだらかに傾斜させ、この前端面をエプロンメン
バ7の後方に対向させたので、エプロンメンバ7からの
衝撃力をベルトラインリインホース20に確実に伝達す
ることができ、車室への影響を確実に防止できる。
【0048】また上記インナリインホース22の縦断面
形状を全長に渡って略同一断面形状としたので、上記ベ
ルトラインリインホース20の前側閉断面を拡大する場
合の断面変化による段点をなくすことができ、断面崩れ
を確実に防止できる。
【0049】本実施形態では、上記インナリインホース
22の前端部にフランジ部22aを形成し、該フランジ
部22aをヒンジ取付け部11bに結合したので、部品
点数を増やすことなく取付け強度,剛性を高めることが
できる。
【0050】なお、上記実施形態では、ベルトラインリ
インホース20単独による第1閉断面Aと、ドアインナ
パネル11とインナリインホース22とによる第2閉断
面Bとの2つの閉断面を形成した場合を説明したが、本
発明は3つ以上の閉断面を形成してもよい。例えば、ド
アミラリインホース40に下方に延びる補強部を一体形
成し、該補強部の延長下端部を上記ベルトラインリイン
ホース20の下縁部21c,22cに接合し、上記補強
部とインナリインホース22とで第3の閉断面を形成し
てもよい。この場合には、ドア前部にて3つの閉断面を
形成でき、剛性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動車用ドアミラの
車体取付け構造を説明するためのドア本体の側面図であ
る。
【図2】上記ドア本体の分解斜視図である。
【図3】上記ドア本体のヒンジ取付け部の断面平面図
(図1のIII-III 線断面図)である。
【図4】上記ドア本体のドアミラ取付け部の断面背面図
(図1のIV-IV 線断面図)である。
【図5】上記ドア本体の断面背面図(図1のV-V 線断面
図)である。
【図6】上記ドア本体の断面平面図(図1のVI-VI 線断
面図)である。
【図7】上記ドア本体のドアミラ取付け部の側面図であ
る。
【図8】上記ドアミラが配設された自動車の車体側面図
である。
【符号の説明】
4 フロントドア 4a ドア本体 4c ウインド開口 10 ドアアウタパネル 11 ドアインナパネル 20 ベルトラインリインホース 21f 延長部 31 固定窓 35 ドアミラ 36 ドアミラ取付け座 36a 上半部 36b 下半部 37,39 ドアミラ取付け孔 L ベルトライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアウタパネルとドアインナパネルと
    を接合してなるドア本体にウインド開口を形成するとと
    もに、該ドア本体のウインド開口の前コーナ部に固定窓
    を形成し、上記ドア本体のベルトライン部にドアミラを
    取付けるようにした自動車用ドアミラの車体取付け構造
    において、上記ドアインナパネルの前コーナ部にドアミ
    ラ取付け座を形成し、該取付け座の上部を上記ベルトラ
    インより上方の固定窓側に位置させるとともに、下部を
    上記ベルトラインより下方のドア本体内に位置させ、上
    記取付け座の上部に2つのドアミラ取付け孔を形成し、
    下部に1つのドアミラ取付け孔を形成したことを特徴と
    する自動車用ドアミラの車体取付け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記取付け座には、
    上記ドア本体内のベルトラインに沿って配設されたベル
    トラインリインホースの延長部が重ね合わされているこ
    とを特徴とする自動車用ドアミラの車体取付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012056496A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Suzuki Motor Corp 車両のドア構造
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