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JP2002214313A - ホール効果測定装置及び測定方法 - Google Patents

ホール効果測定装置及び測定方法

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Publication number
JP2002214313A
JP2002214313A JP2001370161A JP2001370161A JP2002214313A JP 2002214313 A JP2002214313 A JP 2002214313A JP 2001370161 A JP2001370161 A JP 2001370161A JP 2001370161 A JP2001370161 A JP 2001370161A JP 2002214313 A JP2002214313 A JP 2002214313A
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JP
Japan
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hall
constant current
voltage
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001370161A
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English (en)
Inventor
Yasushi Nagamune
靖 永宗
Suk-Hwan Chung
石 煥 鄭
Geun-Taek Lee
根 宅 李
Hoon Kim
勳 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Evergreen Korea Corp
Original Assignee
Evergreen Korea Corp
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Publication date
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Application filed by Evergreen Korea Corp filed Critical Evergreen Korea Corp
Publication of JP2002214313A publication Critical patent/JP2002214313A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/12Measuring magnetic properties of articles or specimens of solids or fluids
    • G01R33/1253Measuring galvano-magnetic properties

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ホール効果を利用して半導体の移
動度、キャリアの濃度及び抵抗率等のホール効果関連値
を測定する。 【解決手段】 本発明は、液体窒素を容易に注入し収納
できる断熱框体の内部に固定されているICソケット又
はそれと類似しているターゲットにホール効果を測定す
るサンプルを装着し、断熱框体の外側に一対の永久磁石
を簡便に移動させる移動部材を備えてホール効果の関連
値を測定するもので、測定装置が簡素化し、測定工程を
容易に実施することができ、ホール電圧測定手段の定電
流供給部がサンプルに供給する定電流によるサンプルの
入力電圧のレベルを測定し、測定した入力電圧のレベル
でサンプルの測定エラーを検出して表示する測定エラー
検出部を含め、ホール効果を測定する前に測定エラーを
検出して測定誤差を排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホール効果測定装
置及び測定方法に関し、より詳しくは、断熱框体のサン
プル収納容器内にサンプルホルダーを設置し、そのサン
プルホルダーにホール効果を測定するホール素子などの
サンプルを固定し、永久磁石が装着された永久磁石サポ
ータをサンプルホルダーと結合し、サンプルに磁場を印
加してサンプルのホール効果を測定するホール効果測定
装置及び測定方法に関する。
【0002】さらに本発明は、サンプル収納容器に簡単
に液体窒素を注入させて極低温の雰囲気を具現すること
で、サンプルのホール効果を測定するホール効果測定装
置及び測定方法に関する。
【0003】
【従来の技術】一般的に、ホール素子はホール効果を利
用して磁界や電流の測定検出又は演算を実施するための
素子として、ホール係数が大で温度係数が小であるゲル
マニウム、インジュウムとアンチモンの化合物(InSb)、
及びガリウムと砒素の化合物(GaAs)等を使用し、厚さの
薄い板状で製造したものである。
【0004】ホール素子のホール効果は導体又は半導体
を通じて流れる電流の方向に対して直角方向の成分を持
つ磁場内に位置させ、電流と磁場に直角方向に発生する
電位差(ホール電圧)により電流が流れる現象であって、
ホール電圧は導体(又は半導体)内のキャリア(電子又は
ホール)密度が磁界により偏向されながら発生するもの
である。
【0005】このようなホール素子のホール効果を測定
する従来の測定装置は、通常的に液体窒素を収納できる
特殊製作の真空容器又は冷凍機の内部にホール効果を測
定するサンプルをセッティングし、大型電磁石を使用し
て測定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の測定装
置は次のような問題点があった。第一に、特殊真空容器
又は冷凍機及び大型電磁石を具備しなければならないの
で、設備投資費用が大きくなる。第二に、装備の構成要
素などの大きさが大きいため、測定作業を実施する工程
が難しくて複雑になる。第三に、プローブを使用してサ
ンプルに定電流を印加し、ホール電圧等を測定するため
装備が大型化し、同じサンプルでは他の装備で使用し難
いだけでなく、連続測定し難く、測定時間が多く必要と
される。
【0007】よって、本発明の目的は、簡単な構造で装
備の投資費用を著しく低減できるホール効果測定装置及
び測定方法を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、サンプルのホール効
果を簡便に測定できるホール効果測定装置及び測定方法
を提供することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、複数のサンプ
ルのホール効果を連続的に測定できるホール効果測定装
置及び測定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面によれ
ば、サンプルがセッティングされるサンプルホルダー;
サンプルホルダーが装着されるサンプル収納容器;サン
プルに磁場を印加するための一対の永久磁石が対向し設
置され、サンプルが一対の永久磁石の間に位置するよう
にサンプル収納容器と着脱可能に結合される永久磁石サ
ポート;及び、サンプル側に電流を印加し、サンプルよ
り出力されるホール電圧を測定するホール電圧測定手段
を含むことを特徴とするホール効果測定装置が開示され
る。
【0011】望ましくは、サンプル収納容器には液体窒
素などのような熱交換物質を供給する供給穴が形成され
る。
【0012】さらに、サンプルホルダーは一度に複数の
サンプルが装着可能なICソケットを含む。
【0013】一実施例として、サンプル収納容器は、サ
ンプルホルダーが装着される上部ケースと上部ケースに
結合される下部ケースとを含み、下部ケースの下面の一
部は支持台によって支持されており、下部ケースの残り
の部分には永久磁石サポートの移動をガイドする一対の
ガイドレールが支持台の底面断部より延長形成される。
【0014】永久磁石サポートは、永久磁石が個々固定
された一対の固定部と、固定部間の間隔を一定に維持し
ながら固定部に連結される連結部とを含む。
【0015】下部ケースの内側に断熱材が設置されてい
る。
【0016】他の実施例として、サンプル収納容器は前
記サンプルホルダーが装着され、熱交換物質を供給する
穴が形成された上部カバーと、熱交換物質が収納される
ように収納ホームが形成される熱交換物質収納框体と、
熱交換物質収納框体の両側に設置されるガイド板と、熱
交換物質収納框体とガイド板を支持する支持台とを含
む。
【0017】本実施例において、永久磁石サポートは支
持台上でガイド板の間に熱交換物質収納框体を囲むよう
に移動する。
【0018】熱交換物質収納框体は断熱材で形成され、
収納ホームを横切り下段部が収納ホームの底面と所定間
隔をおいて離隔される隔壁が設置され、収納ホームの内
部には、その一端が熱交換物質供給穴と連通され、他段
にはサンプルの位置するU字型断熱材管が挿入される。
【0019】本発明によれば、ホール電圧測定手段は、
サンプルの複数端子の中で選択された一対の第1端子に
定電流を供給し、定電流のレベルを可変できる定電流供
給部;定電流供給部が定電流を供給する一対の第1端子
以外の一対の第2端子より出力されるホール電圧を検出
し出力するホール電圧検出部;作業者の操作により、定
電流供給部の出力電流が第1端子に印加されるととも
に、第2端子のホール電圧がホール電圧検出部に出力さ
れるようにスイッチングするスイッチング部;定電流供
給部がサンプルに出力する定電流レベルを検出する電流
検出部;及び、定電流供給部がサンプルに出力する定電
流によるサンプルの印加電圧を検出する入力電圧検出部
を含む。
【0020】望ましくは、ホール電圧測定手段は、サン
プルに出力する定電流によるサンプルの入力電圧のレベ
ルにて、サンプルの測定エラーを検出する測定エラー検
出部をさらに含む。
【0021】測定エラー検出部は、定電流供給部が前記
サンプルに出力する定電流によるサンプルの入力電圧の
レベルを検出する電圧検出部;及び、電圧検出部の出力
電圧を既設定の基準電圧と比較して、測定エラーの可否
を判断する比較器を含む。
【0022】より望ましくは、ホール電圧測定手段は、
ホール電圧検出部、入力電圧検出部及び電流検出部の出
力信号をデジタル信号に個々変換させるアナログ/デジ
タル変換器;スイッチング部のスイッチング動作を制御
し、電流検出部より出力されてアナログ/デジタル変換
器にてデジタル変換された信号により、定電流供給部の
出力電流を判断しながら、設定の定電流が出力されるよ
うに調節するとともに、定電流の極性を調節しホール電
圧検出部及び入力電圧検出部より出力されてアナログ/
デジタル変換器にてデジタル変換された信号により、ホ
ール係数の関連値を計算し表示することを制御するマイ
クロプロセッサ;作業者の操作によりマイクロプロセッ
サに動作命令を入力させるキー入力部;及び、マイクロ
プロセッサの制御によりホール効果の計算値を表示する
表示部をさらに含む。
【0023】また、前記ホール電圧測定手段は、マイク
ロプロセッサを制御して定電流を設定し、ホール電圧及
び入力電圧を測定し、測定したホール電圧及び入力電圧
を入力してホール効果の関連値を計算するパーソナルコ
ンピュータ;及び、マイクロプロセッサとパーソナルコ
ンピュータとの間に位置し、互いにデータをインターフ
ェースするインターフェース部をさらに含む。
【0024】本発明の他の側面によれば、ホール効果を
測定するサンプルに印加する定電流、磁束密度及びサン
プルの厚さを入力する第1段階;第1段階で入力した定
電流がサンプルに供給されるようにレベルを調節する第
2段階;第2段階で定電流調節が完了した場合、サンプ
ルの4個の端子はそれぞれ2個ずつ入力端子及び出力端
子に順次設定し、定電流の極性を調節してサンプルに印
加しながらサンプルより出力されるホール電圧とサンプ
ルの入力電圧を測定する第3段階;第3段階で測定完了
した場合、永久磁石サポートを正方向に挿入するように
した後、サンプルの入力端子及び出力端子に順次設定
し、定電流に極性を調節してサンプルに印加しながらサ
ンプルより出力されるホール電圧とサンプルの入力電圧
を測定する第4段階;第4段階で測定完了した場合、永
久磁石サポートを逆方向に挿入するようにした後、サン
プルの入力端子及び出力端子に順次設定し、定電流の極
性を調節してサンプルに印加しながらサンプルより出力
されるホール電圧とサンプルの入力電圧を測定する第5
段階;及び、第5段階で測定完了した場合、第3段階乃
至第5段階で測定した値を既設定の数式に代入してホー
ル係数関連値を計算し表示する第6段階をさらに含む。
【0025】望ましくは、第6段階の後、作業者の操作
によって磁束密度及びサンプルの厚さを修正入力し、計
算スタートを命令した場合、その修正入力した磁束密度
及びサンプルの厚さと前記測定値とにより、ホール係数
関連値を再度計算し表示する第7段階をさらに含む。
【0026】また、ホール効果測定を手動で設定する場
合、ホール効果を測定するサンプルに印加した定電流、
磁束密度及びサンプルの厚さと、作業者が手動で測定し
たサンプルより出力されるホール電圧及びサンプルの入
力電圧とを入力し、ホール係数関連値を計算し表示でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明のホ
ール効果測定装置及び測定方法の好適な実施例を詳細に
説明する。
【0028】図1は本発明のホール効果測定装置の一実
施例の構成を示す斜視図である。なお、符号1はホール
効果を測定する測定装置本体である。測定装置本体1の
前面上部には、ホール効果を測定するサンプルに供給さ
れる定電流により、サンプルの入力端子に印加される入
力電圧を測定し表示する入力電圧表示器2と、サンプル
に供給される定電流を測定し表示する入力電流表示器3
と、サンプルに定電流を印加することによりそのサンプ
ルで発生するホール電圧を測定し表示するホール電圧表
示器4とが設置される。そして、測定装置本体1の前面
下部には、電源スイッチ5と、測定エラーを表示する測
定エラー表示用発光ダイオード6と、サンプルに印加す
る定電流のレベルを調節するための電流調節ノブ7と、
サンプルの入力端子及び出力端子を設定するための複数
のスイッチ調節ノブ8と、電源スイッチ5の‘オン’状
態における電源及び条件点検後にホール効果の測定スタ
ート及びリセットを実施するためのスタート/停止ボタ
ン9と、段階別にサンプルの抵抗及びホール電圧を確認
するためのタブ選択ボタン10と、正方向及び逆方向の
電流によるホール濃度及び移動度を確認するための電流
方向スイッチ11とが設置される。
【0029】図1及び図2を参照すれば、サンプル収納
容器40は上部ケース41とこれに結合された下部ケー
ス42とからなる。サンプル収納容器40は、図2に示
すように、上部ケース41の下面一側部にサンプルホル
ダーのICソケット20にホール効果を測定する複数の
サンプルSが装着される。ICソケット20は印刷回路
基板(図示せず)に固定されているもので、ICソケット
20は印刷回路基板と導線30を通じて測定装置本体1
に電気的に連結される。
【0030】望ましくは、上部ケース41のICソケッ
ト20が設置される部分と離隔されて熱交換物質の液体
窒素をサンプル収納容器40の内部に供給するための熱
交換物質供給穴43が穿孔されている。
【0031】下部ケース42の内面には流入された液体
窒素の断熱のための断熱材、例えばスチロポール44が
設置される。
【0032】サンプル収納容器40の下部ケース42
は、長さ方向に1/2程度支持台50によって支持さ
れ、残り1/2に該当する部分は支持台50の下段部か
ら一対のガイドレール51、52が延長形成されてい
る。
【0033】本発明では、測定対象物であるサンプルS
に磁場を形成するために一対の永久磁石M1、M2が上
下に装着される永久磁石サポート60を備え、永久磁石
M1、M2の直径は最大測定可能な5mm以内で形成さ
れるのが望ましい。
【0034】永久磁石サポート60は、一対の永久磁石
M1、M2を個々固定させるための上下部固定部61、
62と、上下部固定部61、62が一定間隔をおいて離
隔されるように連結する連結部63とからなる。
【0035】上下部固定部61、62の互いに対向する
側面には個々磁石ホルダー64、65が備えられ、磁石
ホルダー64、65の表面に平板状の永久磁石M1、M
2が設置される。さらに上下部固定部61、62の磁石
ホルダーが設置される反対側面にはガイドレール51、
52の挟まれるガイドホーム61A、62Aが個々長さ
方向に形成され、連結部63の外側には取手66が備え
られる。
【0036】ここで、永久磁石M1、M2は互いに向か
い合う面が反対方向の極性、即ち図2において、永久磁
石M1の外面がN極の場合に永久磁石M2の上面がS極
になるように設置される。
【0037】このように構成された本発明のホール効果
測定装置の一実施例によるサンプルSのホール効果測定
動作を説明する。
【0038】まず、サンプルSを測定可能な状態でセッ
ティングさせるための動作を、図3の(A)及び(B)
を参照して説明すれば、一つ又は複数のサンプルSをI
Cソケット20に装着した状態で、図3の(A)に示す
ように、上部ケース41を下部ケース42に結合させ
る。このとき、下部ケース42に上部ケース41が結合
されると、外部の光が遮断されてサンプルSに入らな
い。
【0039】次に、永久磁石サポート60をサンプル収
納容器40側に移動させると、永久磁石サポート60は
下部固定部のガイドホーム62Aが支持台50のガイド
レール51、52にガイドされてサンプル収納容器40
側に移動する。
【0040】永久磁石サポート60が完全に移動される
と、図3の(B)に示すように、上部側永久磁石M1と
永久磁石M2が上部ケース41に設置されたサンプルS
を中心に、上下側で互いに向かい合う状態になり、サン
プルSには一対の永久磁石M1、M2によって均一な磁
束密度が形成される。
【0041】このように、サンプルSを磁場領域にセッ
ティングさせ、電源スイッチを‘オン’させた後に測定
をスタートするが、サンプルSの接触抵抗の高い場合、
測定エラー表示用発光ダイオード6が点灯されるので、
サンプルSを正確に装着して接触抵抗が設定された許容
値以下になるようにする。
【0042】ここで、サンプルSの接触抵抗の高い場
合、測定エラー表示用発光ダイオード6が点灯される動
作は後述する。
【0043】測定エラー表示用発光ダイオード6が非点
灯の場合は、サンプルSの接触抵抗が許容値以下にな
り、次の順序に従って測定作業を行う。
【0044】第一に、入力電流表示器3を確認しながら
電流調節ノブ7を調節してサンプルSに所定レベルの定
電流が正確に供給できるようにする。
【0045】第二に、複数のスイッチ調節ノブ8を選択
的に操作してサンプルSの入力端子及び出力端子を設定
する。
【0046】第三に、入力電圧表示器2に供給する定電
流により設定されたサンプルSの入力端子に印加される
電圧を確認するとともに、ホール電圧表示器4にサンプ
ルSより発生するホール電圧を確認する。
【0047】このように、サンプルSの入力電圧及びホ
ール電圧が確認されると、第二及び第三の動作を繰り返
し遂行しながら、サンプルSの入力端子及び出力端子を
可変設定し、その可変設定したサンプルSの入力端子及
び出力端子により各々出力される入力電圧及びホール電
圧をすべて測定する。
【0048】上述したように、ホール電圧の測定は室温
雰囲気(約300°K)で実施した場合であり、極低温雰
囲気(約77°K)でホール素子の特性を測定する場合
は、上部ケース41を下部ケース42に結合させた後、
熱交換物質供給穴43を通して液体窒素をサンプル収納
容器40の内部に注入させ、注入された液体窒素により
サンプル収納容器40の内部温度を極低温に下降した
後、上述した手順のとおり測定を実施すればよい。液体
窒素は、例えば漏斗などを通して注入することができ、
過注入によって溢れる液体窒素は大気中へ迅速に蒸発す
る。
【0049】さらに、永久磁石による磁場が非印加の状
態で測定しようとする場合、永久磁石サポート60を支
持台50のガイドレール51、52の外側に引出した状
態で測定を実施する。
【0050】また、永久磁石サポート60を移動させ測
定した後、再度永久磁石サポート60を180°回転さ
せることで、永久磁石M1、M2の位置を変えた形状に
なって永久磁石の極性変化(N極→S極、S極→N極)を
招くことができる。このように簡単に極性変化効果を加
えることで、ホール係数を正確に測定することができ
る。
【0051】一方、上述したように、測定装置は暗(dar
k)状態におけるホール電圧の変化を測定する手順を説明
したもので、明(light)状態におけるホール電圧の変化
を測定する場合は、上部ケース41を一時的に開放させ
てサンプルSを外部光に一時的に露出させた後、再度上
部ケース41を下部ケース42に結合させて測定を実施
すれば、明(light)状態における測定と同様なデータが
得られる。
【0052】本発明によるサンプル収納容器及び永久磁
石のサポートの他の実施例を、図4及び図5を参照して
説明する。
【0053】サンプルSがセラミックパッケージに一つ
又は複数個装着された状態で、サンプルホルダーである
ICソケット20にセッティングされ、ICソケット2
0は測定装置本体1と連結した印刷回路基板Pと電気的
に連結した状態で上部カバー70の下面中央に設置され
ている。
【0054】上部カバー70の上面には導線30が連結
しており、中央には取手71が具備されており、一側に
は熱交換物質供給穴72が穿孔されている。
【0055】支持台80の上面には熱交換物質収納框体
90が固定設置されており、両側端部には上部カバー7
0を支持するガイド板100が設置されており、永久磁
石サポート110はガイド板100の両側開口よりガイ
ド板100の内部にスライド可能に移動されるように設
置する。
【0056】熱交換物質収納框体90には収納ホーム9
1が形成されており、上部カバー70を覆蓋すると、サ
ンプルSが収納ホーム91に収納される熱交換物質であ
る液体窒素に浸る状態になるように収納ホーム91は所
定の深さを持つ。
【0057】ガイド板100は左側ガイド部101と右
側ガイド部102とからなる。
【0058】永久磁石サポート110は、一対の永久磁
石M1、M2が設置される左側固定部111と、右側固
定部112と、左右側固定部111、112が一定間隔
をおいて離隔されるように連結する連結部113とから
なり、連結部113には取手114が備えられ、左右側
固定部111、112の互いに対向する面に設置される
永久磁石M1、M2は熱交換物質収納框体90の収納ホ
ーム91よりサンプルSの位置と対応する高さに設置さ
れている。
【0059】このように構成される本発明装置におい
て、永久磁石サポートがサンプルの位置に移動される動
作を、図6の(A)、(B)及び図7の(A)、(B)
の平面図を参照して説明する。
【0060】図6の(A)に示すように、サンプルSに
磁場を非印加の状態でホール素子の測定が実施され、サ
ンプルSに磁場を印加しようとすれば、図6の(B)に
示すように、永久磁石サポート110を図面において右
側に移動させて永久磁石サポート110の連結部113
が熱交換物質収納框体90の先端部に規制される位置ま
で移動するようにし、左右側固定部111、112に設
置された一対の永久磁石M1、M2がサンプルSの左右
側に位置した状態でサンプルSに均一な磁束密度、例え
ば0.3Tが印加される。望ましくは、一対の永久磁石
は25mm内でサンプルSを向かい合う状態に位置す
る。
【0061】さらに、図7(A)及び(B)に示すよう
に、永久磁石サポート110を反対側面、即ち右側から
左側に移動させることにより永久磁石の極性変化を招く
ことができる。
【0062】図8の(A)乃至(C)は本発明による熱
交換物質収納框体の多様な変形例を示す。
【0063】図8の(A)を参照すると、熱交換物質収
納框体90に長方形の収納ホーム91が形成された状態
を示したもので、上部カバー70が覆蓋された状態で、
熱交換物質供給穴72を通じて投入される液体窒素によ
ってサンプルSは容易に極低温状態に温度が下降する。
【0064】一方、図8の(B)は、熱交換物質収納框
体90の収納ホーム91の中間部に隔壁92を形成する
が、隔壁92の下段部が収納ホーム91の底面と所定間
隔だけ離隔された状態で隔壁92が形成されている。こ
のような熱交換物質収納框体は隔壁92を中心に、一側
にはサンプルSが設置され、他側には液体窒素が供給さ
れる構造なので、液体窒素の供給時にサンプルSがすぐ
極低温状態に変化することはなく、供給される液体窒素
が収納ホーム91の底面より徐々に水位が上昇しながら
一定時間差をもって温度が下降する。従って、液体窒素
にすぐ接触しないので、急速な熱偏差によってサンプル
に衝撃を加えることを緩和する効果を持つ。
【0065】図8の(C)では、収納ホーム91の内部
にU字型断熱材管93を設置した構成が開示されてい
る。このような構造は図8の(B)の変形例のように、
サンプルSが直接的に液体窒素と接触しないで所定時間
だけ遅延される状態で接触されることで、サンプルSが
短時間内に熱交換されてサンプルに衝撃を加えて測定値
にエラーを発生させるという問題を防止する効果を持
ち、さらに断熱材管93によって外部に熱が放出される
ことを遮断する効果も持つ。
【0066】図9は、本発明のホール効果測定装置に適
用されるホール電圧測定手段の実施例を示す回路図であ
る。
【0067】同図に示すように、本発明はサンプルSの
端子A、B、C、Dの中で選択された二つの端子に定電
流を供給し、その定電流のレベルを可変できる定電流供
給部200と、定電流供給部200が定電流を供給する
二つの端子以外に残りの二つの端子で出力されるホール
電圧を検出し出力するホール電圧検出部210と、作業
者の操作によって定電流供給部200の出力電流がサン
プルSの端子A、B、C、Dの中で選択された二つの端
子に印加させるとともに、残り二つの端子のホール電圧
がホール電圧検出部210に出力されるようにスイッチ
ングする入力/出力端子切換部220と、定電流供給部
200がサンプルSに出力する定電流のレベルを検討す
る電流検出部230と、定電流供給部200がサンプル
Sに出力する定電流によるサンプルSの印加電圧を検出
する入力電圧検出部240と、定電流供給部200がサ
ンプルSに出力する定電流によるサンプルSの印加電圧
でサンプルSの測定エラーを検出する測定エラー検出部
250とからなる。
【0068】定電流供給部200は、定電流を出力し、
出力した定電流のレベルを調整できる定電流回路201
と、定電流回路201の出力電流の極性を切換え入力/
出力端子切換部220を通してサンプルSの選択された
二つの端子に出力する極性切換部202とからなる。
【0069】ホール電圧検出部210は、サンプルSの
選択された二つの端子より出力されるホール電圧を入力
/出力端子切換部220を通して検出する電圧検出部2
11と、電圧検出部211の出力電圧を緩衝増幅するバ
ッファ212と、バッファ212の出力電圧を補正増幅
し出力する補正/増幅器213とからなる。
【0070】入力/出力端子切換部220はスイッチン
グ部221及びリレーコイル駆動部222からなる。
【0071】図10に示すように、リレーコイル駆動部
222は、作業者が複数のスイッチ調節ノブ8を調節す
ることによって接続されるスイッチSW1〜SW5と、
スイッチSW1〜SW5が接続されることによって個々
駆動されるリレーコイルRY1〜RY5とからなる。ス
イッチング部221は、リレーコイルRY1〜RY5の
駆動によってスイッチングされる複数の接点(RY11a〜RY
14a、RY11b〜RY14b)(RY21a〜RY24a,RY21b〜RY24b)(RY31
a,RY32a,RY31b,RY32b)(RY41a, RY42a,RY41b,RY42b)(RY5
1a,RY52a,RY51b,RY52b)からなり、サンプルSの端子
A、B、C、Dを入力端子IN1、IN2及び出力端子
OUT1、OUT2に選択的に連結するように構成され
る。
【0072】リレーコイルRY1〜RY5の複数の接点(RY11a
〜RY14a、RY11b〜RY14b)(RY21a〜RY24a,RY21b〜RY24b)
(RY31a,RY32a,RY31b, RY32b)(RY41a,RY42a,RY41ba,RY42
b)(RY51a,RY52a,RY51b,RY52b)の中で、a接点(RY11a〜R
Y14a)(RY21a〜RY24a)(RY31a,RY32a)(RY41a,RY42a)(RY51
a, RY52a)はそのリレー(RY1〜RY5)が駆動される場合に
接続し、b接点(RY11b〜RY14b)(RY21b〜RY24b)(RY31b,R
Y32b)(RY41b,RY42b)(RY51b, RY52b)はそのリレー(RY1〜
RY5)が駆動しない場合に個々接続される。
【0073】入力電圧検出部240は定電流供給部20
0の出力電流によるサンプルSの印加電圧を順次緩衝増
幅させて出力するバッファ241、242からなる。
【0074】測定エラー検出部250は、バッファ24
1の出力電圧レベルを検出する電圧検出部251と、電
圧検出部251の出力電圧を既設定の基準電圧と比較し
て測定エラーを判断する比較器252とからなる。
【0075】このように構成された本発明のホール電圧
測定手段は、電源(B+)が印加された状態でサンプルS
のホール電圧を測定する場合、先に作業者は電流調節ノ
ブ7で可変抵抗(VR)を可変させて定電流回路201よ
り出力される定電流を正確に調節し、定電流回路201
より出力される定電流は極性切換部202で極性が切換
されて入力端子IN1,IN2に出力される。
【0076】このような状態で、スイッチSW1〜SW
5を全部接続させないと、リレーコイルRY1〜RY5が全部
駆動されないため、接点(RY11a〜RY14a)(RY21a〜RY24a)
(RY31a,RY32a)(RY41a,RY42a)(RY51a,RY52a)は全部接続
されず、接点(RY11b〜RY14b)(RY21b〜RY24b)(RY31b, RY
32b)(RY41b, RY42b)(RY51b, RY52b)は全部接続される。
【0077】ここで、極性切換部202より入力端子I
N1にプラス定電流が出力され、入力端子IN2にマイ
ナス定電流が出力されるとすれば、入力端子IN1のプ
ラス定電流は順次的に接点(RY31b,RY21b,RY11b)を通し
てサンプルSの端子Aに供給され、入力端子IN2のマ
イナス定電流は順次的に接点(RY41b,RY32b,RY22b,RY12
b)を通してサンプルSの端子Bに印加される。即ちサン
プルSの入力端子Aにはプラス定電流が印加され、サン
プルSの入力端子Bにはマイナス定電流が印加される。
【0078】すると、サンプルSは印加した定電流によ
る所定レベルのホール電圧を発生させて端子C、Dに出
力する。
【0079】このとき、永久磁石サポート210を移動
させることによってサンプルSに印加される磁場及び液
体窒素の注入の可否による温度変化によってサンプルS
が発生するホール電圧は相違する。
【0080】このように、サンプルSの端子Cに出力さ
れるホール電圧は順次的に接点(RY14b,RY24b,RY52b)を
通して出力端子OUT1に出力され、サンプルSの端子
Dに出力されるホール電圧は順次的に接点(RY13b,RY23
b,RY51b,RY42b)を通して出力端子OUT2に出力され
る。
【0081】このように、出力端子OUT1、OUT2
に出力されるホール電圧はホール電圧検出部210に入
力されるもので、ホール電圧検出部210は入力された
ホール電圧を電圧検出部211で検出し、バッファ21
2を通して緩衝増幅させて補正/増幅器213に入力さ
せ、補正/増幅器213は入力されるホール電圧を補正
し増幅させて出力する。
【0082】このとき、入力電圧検出部240は、定電
流供給部200が出力して入力/出力端子切換部220
を通してサンプルSに印加される定電流によるサンプル
Sの端子A、Bの入力電圧をバッファ241を通して
検出し、検出した入力電圧をバッファ242を通して出
力することになる。
【0083】さらに、測定エラー検出部250は、入力
電圧検出部240のバッファ241が検出した入力電圧
のレベルを電圧検出部251で検出し、検出した入力電
圧を比較器252が既設定の基準電圧と比較してサンプ
ルSの測定エラーを判断し、判断した測定エラーの信号
を測定エラー表示用発光ダイオード6に出力して測定エ
ラーの有無を表示する。
【0084】例えば、サンプルSをICソケット20に
装着する場合、装着状態の不良などによって接続抵抗の
レベルが高い場合、サンプルSのホール電圧を正確に測
定できない。従って、本発明では、サンプルSの入力電
圧を検出し、検出した入力電圧が既設定の基準電圧以上
の場合、測定エラーを判断し、測定エラー表示用発光ダ
イオード6を点灯させて測定エラーが発生したことを通
知する。
【0085】このようにサンプルSの端子A、Bに所定
レベルの定電流を印加しながら、サンプルSの端子C、
Dに出力されるホール電圧の測定が完了すれば、極性切
換部202を操作して出力される定電流の極性を変換さ
せた後、サンプルSの端子C、Dに出力されるホール電
圧を測定する。
【0086】次はスイッチSW1〜SW5でリレーコイ
ルRY1〜RY5を選択的に駆動させながらサンプルSの端子
(A、C)(A、D)(B、C)(B、D)(C、D)を順次的に
入力端子で設定するとともに、サンプルSの端子(B、
D)(B、C)(A、D)(A、C)(A、B)を出力端子で設
定しながら、前記のような方法にてホール電圧をそれぞ
れ測定する。
【0087】ここで、リレーコイルRY1〜RY5の選択的駆
動により、入力端子及び出力端子で設定されるサンプル
の端子A、B、C、Dを図表で示すと次の通りである。
【表1】
【0088】このようにしてサンプルSの端子A、B、
C、Dの中で選択された二つの端子を入力端子に定電流
を印加しながら残り二つの端子より出力されるホール電
圧を測定するとともに、サンプルSに供給する定電流及
びその定電流によるサンプルSの入力電圧が測定される
と、その測定値でサンプルSに関連された各種データ、
例えばホール係数及びホール移動度などを計算できる。
【0089】例えば、ホール係数及びホール移動度を計
算する場合、まず磁場を印加せず、サンプルSの端子
(A、C)に定電流IACを供給しながらサンプルSの端子
(B、D)に出力されるホール電圧VBDを測定し、次の数
式1のように比を計算する。
【0090】
【数1】
【0091】次はサンプルSに垂直に磁場を印加し、サ
ンプルSの端子(B、D)に出力されるホール電圧VfBD
を測定した後、次の数式2のように比を計算する。
【0092】
【数2】
【0093】なお、△RAC、BD = RfAC、BD−R
AC、BD とすれば、ホール係数RHは次の数式3のように
求められる。
【0094】
【数3】 なお、dは薄膜の厚さであり、ρは比抵抗である。そし
て、ホール移動度 μHは次の数式 4のように計算す
る。
【0095】
【数4】 なお、Bは磁場である。
【0096】図11は本発明のホール効果測定装置にお
いて、ホール係数及びホール移動度などを自動で測定
し、計算するホール電圧測定手段の他の実施例を示す回
路図である。同図に示すように、本発明のホール電圧測
定手段の他の実施例は、スイッチSW1〜SW5と並列
に制御信号によってスイッチングされるアナログスイッ
チASW1〜ASW5を備える。
【0097】そして、補正/増幅器213、電流検出部
230及びバッファ242の出力信号をそれぞれデジタ
ル信号に変換するアナログ/デジタル変換器300、3
10、320と、アナログスイッチASW1〜ASW5
の動作を制御してアナログ/デジタル変換器320の出
力信号を確認しながら定電流回路201で設定された定
電流が正確に出力されるようにし、極性切換部202の
極性切換を制御するとともにアナログ/デジタル変換器
300、320の出力信号にホール係数及びホール移動
度などのホール効果を計算し表示することを制御するマ
イクロプロセッサ330と、マイクロプロセッサ330
が出力する定電流制御信号をアナログ信号に変換させて
定電流供給部200の定電流回路201に印加するデジ
タル/アナログ変換器340と、作業者の操作によって
マイクロプロセッサ330に動作命令を入力させるキー
入力部350と、マイクロプロセッサ330の制御によ
ってホール効果の計算を表示する表示部360とを備え
る。
【0098】このように構成された本発明のホール電圧
測定手段の他の実施例の動作を、図12、図13、図1
4を参照して説明する。
【0099】作業者が電源スイッチ5を操作して電源を
オンする場合、マイクロプロセッサ330は段階400
で電源オンを判断し、段階402で初期化動作を行う。
【0100】次の段階404では、作業者がキー入力部
350を操作してホール効果測定を自動或いは手動で設
定するかを判断し、自動設定の場合は段階406でキー
入力部350を通してサンプルSに印加する定電流値、
永久磁石M1、M2によりサンプルSに印加される磁束
密度及びサンプルSの厚さを入力する。
【0101】段階406で定電流値、磁束密度及び厚さ
の入力が完了され、段階408で作業者が測定開始を命
令すれば、マイクロプロセッサ330は定電流回路20
1で制御して設定の定電流を正確に出力するようにす
る。即ち、マイクロプロセッサ330は所定の定電流制
御信号を出力し、出力した定電流制御信号はデジタル/
アナログ変換器340にてアナログ信号に変換されて定
電流回路201に印加されるもので、定電流回路201
はマイクロプロセッサ330の定電流制御信号によるレ
ベルの定電流を出力することになる。そして、定電流回
路201の出力する定電流は電流検出部230及びアナ
ログ/デジタル変換器320を通してマイクロプロセッ
サ330に入力されるもので、マイクロプロセッサ33
0はアナログ/デジタル変換器320の出力信号で定電
流回路201より出力される定電流のレベルを確認しな
がら定電流制御信号を可変出力して定電流回路201が
設定された定電流を正確に出力するように調節する。
【0102】このように、定電流の調節が完了すれば、
マイクロプロセッサ330は段階412で入力/出力端
子切換部220のリレーコイル駆動部222のアナログ
スイッチASW1〜ASW5を制御してリレーコイルR
Y1〜RY5を選択的に駆動させながらサンプルSの端
子A、B、C、Dが入力端子IN1、IN2と出力端子
嗚OUT1、OUT2に選択的に連結するようにする。
例えば、サンプルSの端子A、Bが入力端子IN1、I
N2に連結し、サンプルSの端子C、Dが出力端子OU
T1、OUT2に連結するようにする。
【0103】そして、次の段階414で極性切換部20
2を制御して定電流の極性を調節する。
【0104】すると、定電流回路201より出力されて
極性切換部202で極性が切換された定電流がサンプル
Sの設定された入力端子A、Bに供給され、供給された
定電流によってサンプルSの端子C、Dより出力される
ホール電圧が出力端子OUT1、OUT2へ出力される
もので、この出力されるホール電圧をホール電圧検出部
210及びアナログ/デジタル変換器300を通してマ
イクロプロセッサ330が入力されてホール電圧を測定
する。
【0105】次の段階418では、ホール電圧の測定が
完了されたかを判断し、ホール電圧の測定が完了されて
いない場合、段階412に復帰してサンプルSの端子
A、B、C、Dを選択的に入力端子及び出力端子で設定
して定電流の極性を切換しながら発生するホール電圧の
測定を繰り返す。
【0106】即ち、段階412、414、416、41
8では、サンプルSの端子(A、B)(A、C)(A、D)
(B、C)(B、D)(C、D)を入力端子で設定し、その入
力端子の設定によってサンプルSの端子(C、D)(B、
D)(B、C)(A、D)(A、C)(A、B)を出力端子で設
定するとともに、極性切換部202を制御して定電流の
極性を正、逆に調節しながらサンプルSで出力されるホ
ール電圧を測定即ち12種類のホール電圧を測定する。
前記の測定は磁場を形成しない状態でホール電圧を測定
したもので、段階418で測定が完了された場合、マイ
クロプロセッサ330は段階420で永久磁石サポート
110をサンプル収納容器40の正方向への挿入を指示
するメッセージを表示部360に表示する。
【0107】このような状態で作業者が永久磁石サポー
ト110をサンプル収納容器40に正方向に挿入した
後、段階422で測定開始を命令する場合、マイクロプ
ロセッサ330は段階424〜430でサンプルSの入
力及び出力端子を設定し、定電流の極性を調節しながら
ホール電圧を測定する。
【0108】前記の段階424〜430は、永久磁石サ
ポート110をサンプル収納容器40に正方向に挿入し
た状態でホール電圧を測定したもので、段階430でホ
ール電圧の測定が完了した場合、段階432で永久磁石
サポート110をサンプル収納容器40の逆方向への挿
入を指示するメッセージを表示部360に表示する。
【0109】このような状態で作業者が永久磁石サポー
ト110をサンプル収納容器40に逆方向に挿入した
後、段階434で測定開始を命令した場合、マイクロプ
ロセッサ330は段階436〜442で再度サンプルS
の入力及び出力端子を設定し、定電流の極性を調節しな
がらホール電圧を測定する。
【0110】このようにして、永久磁石サポート110
を挿入していない状態、永久磁石サポート110を正方
向に挿入した状態、及び永久磁石サポート110を逆方
向に挿入した状態におけるホール電圧測定動作が全部完
了すると、マイクロプロセッサ330は段階444で格
納の全体測定値、前記入力の定電流、磁束密度及びサン
プルSの厚さ値を所定の数式に代入してホール係数及び
ホール移動度などのホール係数関連値を算出し、その算
出したホール係数関連値を表示する。
【0111】次の段階446で作業者が磁束密度及びサ
ンプルの厚さを修正入力し、段階448で計算開始を命
令する場合、マイクロプロセッサ330は段階450で
その修正入力の磁束密度及びサンプルの厚さによりホー
ル係数関連値を再度計算して表示する。
【0112】一方、段階404で作業者が手動設定した
場合、作業者が前記の一実施例のようにホール電圧を測
定した後に手動で入力させるもので、段階452で作業
者の操作によってサンプルSのホール電圧を測定した定
電流値、磁束密度及びサンプルの厚さとホール電圧の測
定値を入力し、段階454で計算開始を命令する場合、
段階456で作業者が入力した値によりホール効果関連
値を計算して表示する。
【0113】図15は本発明のホール電圧測定手段のま
た他の実施例を示す図である。同図に示すように、本発
明のまた他の実施例は前記の他の実施例のホール構成に
おいてマイクロプロセッサ330を制御して定電流を設
定し、ホール電圧及び入力電圧を測定するようにし、測
定したホール電圧及び入力電圧を入力してホール効果の
関連値を計算するパーソナルコンピュータ370と、マ
イクロプロセッサ330とパーソナルコンピュータ37
0との間に位置して互いにデータをインターフェースす
るインターフェース部380とを含む。
【0114】このような構成を持つ本発明のまた他の実
施例は、作業者がパーソナルコンピュータ370を操作
してマイクロプロセッサ330にホール電圧及び入力電
圧の測定を命令し測定し、測定値はパーソナルコンピュ
ータ370がインターフェース部380を通してホール
効果の関連値を計算する。
【0115】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によるホ
ール効果測定装置は、熱交換物質である液体窒素を小型
の断熱框体に注入してセットし、サンプルに磁場を形成
するための磁性体として小型の永久磁石を使用すること
で、簡素な構造でホール電圧の測定が可能になり、投資
費用を著しく節減できる効果がある。
【0116】さらに、本発明では液体窒素を注入する工
程が簡便であり、永久磁石をサンプルの装着される断熱
框体側に移動させる動作が容易なので、全体測定作業が
簡便になる効果がある。
【0117】また、本発明ではサンプルが一つ以上の複
数個セッティング可能なICソケットを使用してサンプ
ルとホール電圧測定手段を電気的に連結するため、複数
のサンプルを連続的に測定できるという利点がある。こ
のようにサンプルのセッティングされるサンプルホルダ
ーはICソケットに限らず、これと類似している種類の
ターゲットは全部適用できることは勿論のことである。
【0118】一方、本発明のホール電圧測定手段は、定
電流供給部がサンプルに出力する定電流によるサンプル
の入力電圧レベルでサンプルの測定エラーを検出する測
定エラー検出部が含まれており、ホール電圧を測定する
前の状態での測定エラーを検出することで、測定誤差を
排除できる格別な効果を持つ。
【0119】そして、作業者は自分の便宜により手動及
び自動でホール効果を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホール効果測定装置の一実施例構成を
示す斜視図である。
【図2】 本発明のホール効果測定装置の一実施例でサ
ンプル収納容器及び永久磁石サポートの構成を示す斜視
図である。
【図3】本発明のホール効果測定装置の一実施例で永久
磁石サポートの動作を説明するための側面図である。
【図4】本発明のホール効果測定装置の他の実施例構成
を示す斜視図である。
【図5】本発明のホール効果測定装置の他の実施例でサ
ンプル収納容器及び永久磁石サポートを分解して示す斜
視図である。
【図6】本発明のホール効果測定装置の他の実施例で永
久磁石サポートの動作を説明するための平面図である。
【図7】本発明のホール効果測定装置の他の実施例で永
久磁石サポートの動作を説明するための平面図である。
【図8】本発明のホール効果測定装置の他の実施例で熱
交換物質収納框体の多様な変形例を示す断面図である。
【図9】本発明のホール効果測定装置に適用されるホー
ル電圧測定手段の一実施例を示す回路図である。
【図10】図9のスイッチング部の実施例を示す回路図
である。
【図11】本発明のホール効果測定装置に適用されるホ
ール電圧測定手段の他の実施例を示す回路図である。
【図12】本発明のホール電圧測定方法による図11の
マイクロプロセッサの動作を示すフロチャートである。
【図13】本発明のホール電圧測定方法による図11の
マイクロプロセッサの動作を示すフロチャートである。
【図14】本発明のホール電圧測定方法による図11の
マイクロプロセッサの動作を示すフロチャートである。
【図15】本発明のホール電圧測定手段のまた他の実施
例を示す回路図である。
【符号の説明】
201 定電流回路 202 極性切換部 211 電圧検出部 212 バッファ 213 補正/増幅器 220 入力/出力端子切換部 221 スイッチング部 222 リレーコイル駆動部 230 電流検出部 251 電圧検出部 252 比較器 340 デジタル/アナログ変換器 350 キー入力部 360 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 根 宅 大韓民国ソウル市龍山区山泉洞193 リバ ーフィル三星アパート111−304 (72)発明者 金 勳 大韓民国ソウル市江南区逸院洞 常緑樹ア パート104−303 Fターム(参考) 2G017 AA02 AC08 AD52 CA13 CB00 CB02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプルがセッティングされるサンプル
    ホルダー;前記サンプルホルダーが装着されるサンプル
    収納容器;前記サンプルに磁場を印加するための一対の
    永久磁石が対向し設置され、前記サンプルが前記一対の
    永久磁石の間に位置するように前記サンプル収納容器と
    着脱可能に結合される永久磁石サポート;及び、 前記サンプル側に電流を印加し、前記サンプルより出力
    されるホール電圧を測定するホール電圧測定手段を含む
    ことを特徴とするホール効果測定装置。
  2. 【請求項2】 前記サンプル収納容器には熱交換物質を
    供給する供給穴が形成されることを特徴とする請求項1
    に記載のホール効果測定装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプルホルダーは複数個のサンプ
    ルが装着可能なICソケットを含むことを特徴とする請
    求項1に記載のホール効果測定装置。
  4. 【請求項4】 前記サンプル収納容器は、前記サンプル
    ホルダーが装着される上部ケースと前記上部ケースに結
    合される下部ケースとを含み、前記下部ケースの下面の
    一部は支持台によって支持されており、前記下部ケース
    の残りの部分には前記永久磁石サポートの移動をガイド
    する一対のガイドレールが前記支持台の底面断部より延
    長形成されることを特徴とする請求項1に記載のホール
    効果測定装置。
  5. 【請求項5】 前記永久磁石サポートは、前記永久磁石
    が個々固定された一対の固定部と、前記固定部間の間隔
    を一定に維持しながら前記固定部に連結される連結部と
    を含むことを特徴とする請求項4に記載のホール効果測
    定装置。
  6. 【請求項6】 前記下部ケースの内側に断熱材が設置さ
    れることを特徴とする請求項4に記載のホール効果測定
    装置。
  7. 【請求項7】 前記サンプル収納容器は前記サンプルホ
    ルダーが装着され、熱交換物質を供給する穴が形成され
    た上部カバーと、前記熱交換物質が収納されるように収
    納ホームが形成される熱交換物質収納框体と、前記熱交
    換物質収納框体の両側に設置されるガイド板と、前記熱
    交換物質収納框体とガイド板を支持する支持台とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のホール効果測定装
    置。
  8. 【請求項8】 前記永久磁石サポートは、前記支持台上
    で前記ガイド板の間に前記熱交換物質収納框体を囲むよ
    うに移動することを特徴とする請求項7に記載のホール
    効果測定装置。
  9. 【請求項9】 前記熱交換物質収納框体は断熱材で形成
    されることを特徴とする請求項7に記載のホール効果測
    定装置。
  10. 【請求項10】 前記収納ホームを横切り下段部が前記
    収納ホームの底面と所定間隔をおいて離隔される隔壁が
    設置されることを特徴とする請求項7に記載のホール効
    果測定装置。
  11. 【請求項11】 前記収納ホームの内部には、その一端
    が前記熱交換物質供給穴と連通され、他段には前記サン
    プルの位置するU字型断熱材管が挿入されることを特徴
    とする請求項7に記載のホール効果測定装置。
  12. 【請求項12】 前記ホール電圧測定手段は、 前記サンプルの複数端子の中で選択された一対の第1端
    子に定電流を供給し、前記定電流のレベルを可変できる
    定電流供給部;前記定電流供給部が定電流を供給する一
    対の第1端子以外の一対の第2端子より出力されるホー
    ル電圧を検出し出力するホール電圧検出部;作業者の操
    作により、前記定電流供給部の出力電流が前記第1端子
    に印加されるとともに、前記第2端子のホール電圧が前
    記ホール電圧検出部に出力されるようにスイッチングす
    るスイッチング部;前記定電流供給部が前記サンプルに
    出力する定電流レベルを検出する電流検出部;及び、 前記定電流供給部が前記サンプルに出力する定電流によ
    るサンプルの印加電圧を検出する入力電圧検出部を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のホール効果測定装
    置。
  13. 【請求項13】 前記サンプルに出力する定電流による
    サンプルの入力電圧のレベルにて、サンプルの測定エラ
    ーを検出する測定エラー検出部をさらに含むことを特徴
    とする請求項12に記載のホール効果測定装置。
  14. 【請求項14】 前記測定エラー検出部は、 前記定電流供給部が前記サンプルに出力する定電流によ
    るサンプルの入力電圧のレベルを検出する電圧検出部;
    及び、 前記電圧検出部の出力電圧を既設定の基準電圧と比較し
    て、測定エラーの可否を判断する比較器を含むことを特
    徴とする請求項13に記載のホール効果測定装置。
  15. 【請求項15】 前記ホール電圧測定手段は、 前記ホール電圧検出部、入力電圧検出部及び電流検出部
    の出力信号をデジタル信号に個々変換させるアナログ/
    デジタル変換器;前記スイッチング部のスイッチング動
    作を制御し、前記電流検出部より出力されて前記アナロ
    グ/デジタル変換器にてデジタル変換された信号によ
    り、前記定電流供給部の出力電流を判断しながら、設定
    の定電流が出力されるように調節するとともに、定電流
    の極性を調節し前記ホール電圧検出部及び入力電圧検出
    部より出力されて前記アナログ/デジタル変換器にてデ
    ジタル変換された信号により、ホール係数の関連値を計
    算し表示することを制御するマイクロプロセッサ;作業
    者の操作により前記マイクロプロセッサに動作命令を入
    力させるキー入力部;及び、 前記マイクロプロセッサの制御によりホール効果の計算
    値を表示する表示部をさらに含むことを特徴とする請求
    項12に記載のホール効果測定装置。
  16. 【請求項16】 前記ホール電圧測定手段は、 前記マイクロプロセッサを制御して定電流を設定し、ホ
    ール電圧及び入力電圧を測定し、測定したホール電圧及
    び入力電圧を入力してホール効果の関連値を計算するパ
    ーソナルコンピュータ;及び、 前記マイクロプロセッサと前記パーソナルコンピュータ
    との間に位置し、互いにデータをインターフェースする
    インターフェース部をさらに含むことを特徴とする請求
    項15に記載のホール効果測定装置。
  17. 【請求項17】 ホール効果を測定するサンプルに印加
    する定電流、磁束密度及びサンプルの厚さを入力する第
    1段階;前記第1段階で入力した定電流がサンプルに供
    給されるようにレベルを調節する第2段階;前記第2段
    階で定電流調節が完了した場合、サンプルの4個の端子
    はそれぞれ2個ずつ入力端子及び出力端子に順次設定
    し、定電流の極性を調節してサンプルに印加しながらサ
    ンプルより出力されるホール電圧とサンプルの入力電圧
    を測定する第3段階;前記第3段階で測定完了した場
    合、永久磁石サポートを正方向に挿入するようにした
    後、サンプルの入力端子及び出力端子に順次設定し、定
    電流に極性を調節してサンプルに印加しながらサンプル
    より出力されるホール電圧とサンプルの入力電圧を測定
    する第4段階;前記第4段階で測定完了した場合、永久
    磁石サポートを逆方向に挿入するようにした後、サンプ
    ルの入力端子及び出力端子に順次設定し、定電流の極性
    を調節してサンプルに印加しながらサンプルより出力さ
    れるホール電圧とサンプルの入力電圧を測定する第5段
    階;及び、 前記第5段階で測定完了した場合、前記第3段階乃至第
    5段階で測定した値を既設定の数式に代入してホール係
    数関連値を計算し表示する第6段階をさらに含むことを
    特徴とするホール係数測定方法。
  18. 【請求項18】 前記第6段階の後、作業者の操作によ
    って磁束密度及びサンプルの厚さを修正入力し、計算ス
    タートを命令した場合、その修正入力した磁束密度及び
    サンプルの厚さと前記測定値とにより、ホール係数関連
    値を再度計算し表示する第7段階をさらに含むことを特
    徴とする請求項17に記載のホール係数測定方法。
  19. 【請求項19】 ホール効果測定を手動で設定する場
    合、ホール効果を測定するサンプルに印加した定電流、
    磁束密度及びサンプルの厚さと、作業者が手動で測定し
    たサンプルより出力されるホール電圧及びサンプルの入
    力電圧とを入力し、ホール係数関連値を計算し表示する
    ことを特徴とする請求項17に記載のホール係数測定方
    法。
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