Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2002202008A - 蒸発燃料処理装置の故障診断装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置の故障診断装置

Info

Publication number
JP2002202008A
JP2002202008A JP2001001122A JP2001001122A JP2002202008A JP 2002202008 A JP2002202008 A JP 2002202008A JP 2001001122 A JP2001001122 A JP 2001001122A JP 2001001122 A JP2001001122 A JP 2001001122A JP 2002202008 A JP2002202008 A JP 2002202008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
supply passage
purge valve
fuel supply
leak
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001001122A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Shigihama
真悟 鴫浜
Takeshi Kawashima
猛 川嶋
Katsuhiko Sakamoto
勝彦 坂本
Seiji Makimoto
成治 牧本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2001001122A priority Critical patent/JP2002202008A/ja
Publication of JP2002202008A publication Critical patent/JP2002202008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料タンクと吸気系の間の燃料供給通路にお
ける蒸発燃料のリーク及び閉塞状態(詰まり)の両方を
検出することができる蒸発燃料処理装置の故障診断装置
を提供する。 【解決手段】 本発明は、燃料タンク2内の蒸発燃料を
第1燃料供給通路6を経由してキャニスタ4に吸着さ
せ、このキャニスタに吸着された蒸発燃料をパージ弁8
を備えた第2燃料供給通路10を経由して吸気通路12
に供給する蒸発燃料処理装置1に適用される故障診断装
置14である。故障診断装置14は、エンジン停止中の
所定の故障診断条件成立時に、パージ弁を閉じると共
に、燃料タンクからパージ弁までの空間を加圧する電動
ポンプ28と、この電動ポンプによる加圧時に、電動ポ
ンプの負荷電流値Iの変化量に基づき、蒸発燃料のリー
クの有無を診断するリーク診断手段32と、電動ポンプ
による加圧時に一時的にパージ弁を開らき、このパージ
弁の開状態のときの負荷電流値の変化量に基づき、第1
燃料供給通路又は第2燃料供給通路に生じている閉塞状
態を検出する閉塞状態検出手段32と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸発燃料処理装置
の故障診断装置に係り、特に、燃料タンク内の蒸発燃料
をキャニスタに吸着させ、このキャニスタに吸着された
蒸発燃料をパージさせて吸気系に供給する蒸発燃料処理
装置の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からエンジン(内燃機関)の蒸発燃
料処理装置では、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャ
ニスタに一時的に吸着させ、この吸着した蒸発燃料を所
定のエンジン運転条件で離脱(パージ)させてパージ用
空気と混合したパージ混合気を、パージ弁で流量制御し
ながら、エンジンの吸気系(吸気通路)に吸引させるこ
とにより、蒸発燃料の大気中への放出を防止するように
している。一方、蒸発燃料供給装置の配管の途中に万一
亀裂が生じたり、配管の接合部のシール不良が生じる
と、これらの箇所から蒸発燃料がリークすると、蒸発燃
料が大気中に放出され、蒸発燃料処理装置の本来の機能
が奏されないので,好ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来は、例え
ば、特開平11−336620号公報に記載されている
ように、このような蒸発燃料のリークを防止するため
に、エンジン停止後に、燃料タンクから吸気系に至る蒸
発燃料供給通路を密閉した状態でこの蒸発燃料供給通路
内部を加圧し、この加圧時にリークの有無によって変化
するパラメータを検出することにより、リークの有無を
診断するようにした蒸発燃料処理装置の故障診断装置が
知られている。しかしながら、この公報記載の従来の故
障診断装置は、蒸発燃料供給通路に発生した蒸発燃料の
リークの有無を診断するのには、有効であるが、燃料タ
ンクとキャニスタの間、及び、キャニスタから吸気系の
間において、閉塞状態(詰まり)が発生した場合、この
閉塞状態を検出することはできない。そこで、蒸発燃料
処理装置に対して、蒸発燃料のリークの有無を検出する
以外に、燃料タンクとキャニスタの間、及び、キャニス
タから吸気系の間における閉塞状態(詰まり)を検出で
きる故障診断装置が要請されている。
【0004】本発明は、従来からの要請を満たすために
なされたものであり、燃料タンクと吸気系の間の燃料供
給通路における蒸発燃料のリーク及び閉塞状態(詰ま
り)の両方を検出することができる蒸発燃料処理装置の
故障診断装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、燃料タンク内の蒸発燃料を第1燃料供給通路を経
由してキャニスタに吸着させ、このキャニスタに吸着さ
れた蒸発燃料をパージ弁を備えた第2燃料供給通路を経
由して吸気系に供給する蒸発燃料処理装置の故障診断装
置であって、所定の故障診断条件成立時に、パージ弁を
閉じると共に、燃料タンクからパージ弁までの空間を加
圧する加圧手段と、この加圧手段による加圧時に、蒸発
燃料のリークに関係するパラメータの変化量に基づき、
蒸発燃料のリークの有無を診断するリーク診断手段と、
加圧手段による加圧時に一時的にパージ弁を開らき、こ
のパージ弁の開状態のときのパラメータの変化量に基づ
き、第1燃料供給通路又は第2燃料供給通路に生じてい
る閉塞状態を検出する閉塞状態検出手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0006】このように構成された本発明においては、
所定の故障診断条件成立時に、加圧手段が、パージ弁を
閉じると共に、燃料タンクからパージ弁までの空間を加
圧し、この加圧手段による加圧時に、リーク診断手段
が、蒸発燃料のリークに関係するパラメータの変化量に
基づき、蒸発燃料のリークの有無を診断する。さらに、
閉塞状態検出手段が、加圧手段による加圧時に一時的に
パージ弁を開らき、このパージ弁の開状態のときのパラ
メータの変化量に基づき、第1燃料供給通路又は第2燃
料供給通路に生じている閉塞状態を検出する。
【0007】また、本発明において、好ましくは、閉塞
状態検出手段が、パラメータの変化量が第1設定値以下
のとき第2燃料供給通路の閉塞状態を検出し、パラメー
タの変化量が第1設定値より大きな第2設定値以上のと
き第1燃料供給通路の閉塞状態を検出する。
【0008】本発明は、燃料タンク内の蒸発燃料を第1
燃料供給通路を経由してキャニスタに吸着させ、このキ
ャニスタに吸着された蒸発燃料をパージ弁を備えた第2
燃料供給通路を経由して吸気系に供給する蒸発燃料処理
装置の故障診断装置であって、所定の故障診断条件成立
時に、パージ弁を閉じると共に燃料タンクからパージ弁
までの空間を加圧する加圧手段と、この加圧手段による
加圧時に、蒸発燃料のリークに関係するパラメータの変
化量に基づき、蒸発燃料のリークの有無を診断するリー
ク診断手段と、加圧手段による加圧時にパラメータの変
化量が所定の判定値よりも大きいとき第1燃料供給通路
の閉塞状態を検出する閉塞状態検出手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0009】このように構成された本発明においては、
所定の故障診断条件成立時に、加圧手段が、パージ弁を
閉じると共に燃料タンクからパージ弁までの空間を加圧
し、リーク診断手段が、この加圧手段による加圧時に、
蒸発燃料のリークに関係するパラメータの変化量に基づ
き、蒸発燃料のリークの有無を診断し、閉塞状態検出手
段が、加圧手段による加圧時にパラメータの変化量が所
定の判定値よりも大きいとき第1燃料供給通路の閉塞状
態を検出する。
【0010】本発明は、好ましくは、更に、燃料タンク
内の燃料残量を検出する燃料残量検出手段と、この燃料
残量検出手段により検出された燃料残量に基づき燃料タ
ンク内の空間容積を算出し、この空間容積に基づき、所
定の判定値を設定する判定値設定手段と、を有する。本
発明は、好ましくは、加圧手段が、電動ポンプであり、
リーク診断手段のパラメータは、電動ポンプの電流及び
回転数の少なくとも1つである。本発明は、好ましく
は、リーク診断手段のパラメータが、蒸発燃料処理装置
内の圧力である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。先ず、図1及び図2により、本
発明の第1実施形態による蒸発燃料処理装置の故障診断
装置を説明する。図1は、本発明の第1実施形態による
蒸発燃料処理装置の故障診断装置を示す全体構成図であ
り、図2は、第1実施形態による故障診断の内容を示す
タイムチャートである。先ず、図1に示すように、符号
1は、蒸発燃料処理装置であり、この蒸発燃料処理装置
1は、燃料タンク2内で発生した蒸発燃料を活性炭など
の吸着剤に吸着捕集させるキャニスタ4を備えている。
ここで、燃料タンク2とキャニスタ4は、第1燃料供給
通路6で接続され、キャニスタ4は、パージ弁8を備え
て第2燃料供給通路10により、吸気系である吸気通路
12に接続されている。
【0012】さらに、蒸発燃料処理装置1には、後述す
るリーク及び閉塞状態を検出するための故障診断装置1
4が以下のように設けられている。まず、キャニスタ4
の底部には、第1空気通路16が設けられ、この第1空
気通路16の上流側が、第2空気通路18、第3空気通
路20、第4空気通路22の3つの通路に分岐してい
る。第2空気通路18の上流側には、エアフィルタ24
が設けられており、このエアフィルタ24を介して、外
部から大気(空気)を導入できるようになっている。第
4空気通路22は、基準口径、例えば、0.02インチ
(約0.5mm)口径の基準オリフィス26が設けられ
ており、その上流側は、第3空気通路と合流している。
また、第3空気通路20の上流側は、第2空気通路と合
流すると共に回転数が一定の電動ポンプ28が設けられ
ている。
【0013】また、第2空気通路18と、第3吸気通路
20及び第4空気通路22とを、切替えるための、電磁
式の切替弁30が設けられている。図1において、実線
が切替弁30の開状態を示し、破線が閉状態を示してい
る。後述するように、エンジン始動中の開状態で本来の
蒸発燃料の処理を行ない、エンジン停止中の閉状態で故
障診断を行なう。一方、燃料タンク2には、燃料タンク
2内の燃料残量を検出する燃料残量検出センサ31が設
けられており、この燃料残量検出センサ31により検出
された燃料残量に基づき燃料タンク2内の空間容積が算
出されるようになっている。さらに、符号32は、コン
トロールユニットを示し、このコントロールユニット3
2が、パージ弁8、電動ポンプ28及び切替弁30に制
御信号を送り、後述する蒸発燃料のリーク及び第1燃料
供給通路6及び第2燃料供給通路10の閉塞状態(詰ま
り)を検出するようになっている。
【0014】次に、図2により、故障診断内容を説明す
る前に、通常の蒸発燃料の処理を説明する。先ず、所定
のエンジン運転状態において、切替弁30を開状態(図
2において実線で示す)とし、外部から、エアフィルタ
24を介して第2空気通路18及び第1空気通路16を
経由してキャニスタ4内にパージ用空気を導入する。こ
のとき、キャニスタ4は、燃料タンク2で発生する蒸発
燃料を一時的に吸着させ、この吸着した蒸発燃料をパー
ジ用空気と混合してパージ混合気とし、このパージ混合
気を、パージ弁8で流量制御しながら、エンジンの吸気
通路12に吸引させる。このようにして、燃料タンク2
内の蒸発燃料を処理することにより、蒸発燃料の大気中
への放出を防止するようにしている。
【0015】次に、図2により、第1実施形態による故
障診断内容、特に、第1燃料供給通路6の閉塞状態(詰
まり)を検出する内容、及び、第1燃料供給通路6及び
第2燃料供給通路10における蒸発燃料のリークを検出
する内容を説明する。この第1実施形態による故障診断
は、パージ弁8を閉じた状態で行う。まず、エンジン停
止後(時間t0)に、切替弁30を開き(図2において
実線で示す状態)、この開状態で、パージ弁8を閉じる
と共に電動ポンプ28を始動させ、第4空気通路22に
向けて外気を導入する。その際、電動ポンプ28からの
吐出空気は第4空気通路22に併設された所定値の直径
を有する穴を備えた基準オリフィス26を通過する。こ
のときの基準オリフィス26を通過する導入空気の抵抗
を電気モータの負荷電流として測定し、時間t0と所定
時間t1 の間の負荷電流の平均値で、リーク診断時にお
いて漏れ(リーク)の基準となる負荷電流の基準値(I
ref)を決定する。
【0016】次に、図2に示すように、この基準値(I
ref)より所定値だけ大きな値である基準閾値(Is1
を設定する。次に、この状態、即ち、パージ弁8が閉じ
た状態で、切替弁30を閉状態(図2において破線で示
す)に切り替え(時間t1 )、電動ポンプ28の運転を
続ける。電動ポンプ28の運転により、燃料タンク2か
らパージ弁8までの蒸発燃料供給通路である第1燃料供
給通路6及び第2燃料供給通路10内が加圧され、この
加圧状態に伴って、電動ポンプ28の負荷電流値(I)
も上昇する。なお、時間t1 における負荷電流値はI0
であり、大気圧近傍の圧力となっている。
【0017】時間(t2)以降、第1燃料供給通路6及
び第2燃料供給通路10内の圧力に対応する負荷電流値
(I)は、図2において、ケース1、ケース2、ケース
3、ケース4及びケース5として示されているように変
化する。
【0018】まず、ケース1の場合は、時間(t1)か
ら所定時間(T(1))経過後の時間(t2)におい
て、時間(t2)における負荷電流値Iと時間(t1)に
おける負荷電流値I0との差である負荷電流値(I−
0)が、第1閾値(f1(ftl))より大きけれ
ば、燃料タンク2内の空間が利用されていないためこの
ような急激な圧力上昇が生じていると推定し、燃料タン
ク2とキャニスタ4の間の第1燃料供給通路6が閉塞状
態であると判定する。
【0019】なお、この第1閾値(f1(ftl))
は、上述した燃料残量検出センサ31により検出された
燃料残量に基づき算出された燃料タンク2内の空間容積
に基づいて設定される値である。また、後述する他の閾
値である、第2閾値(f2(ftl))、第3閾値(f
3(ftl))、第4閾値(f4(ftl))及び第5
閾値(f5(ftl))も同様に、燃料タンク2内の空
間容積に基づいて設定される値である。これらの閾値
は、空間容積が大きいほど、小さな値に設定される。
【0020】次に、ケース2の場合は、時間(t1)か
ら所定時間(T(2))経過後の時間(t3)におい
て、時間(t2)における負荷電流値Iと時間(t1)に
おける負荷電流値I0との差である負荷電流値(I−
0)が第2閾値(f2(ftl))よりも小さく、且
つ、時間(t3)における負荷電流値Iと時間(t1)に
おける負荷電流値I0との差である負荷電流値(I−
0)が第3閾値(f3(ftl))より小さいとき、
第1燃料供給通路6及び第2燃料供給通路10内の圧力
がほとんど上昇していないため、第1燃料供給通路6及
び第2燃料供給通路10の両方又は何れか1方に蒸発燃
料のリーク(ラージリーク)が発生していると判定す
る。
【0021】次に、ケース3の場合は、時間(t1)か
ら所定時間(T(2))経過後の時間(t3)におい
て、負荷電流値(I−I0)が、第2閾値(f2(ft
l))より大きく、さらに、時間(t1)から所定時間
(T(3))経過後の時間(t4)において、負荷電流
値(I−I0)が、第3閾値(f3(ftl))より大
きく且つ基準閾値(Is1)に到達することがなければ、
第1燃料供給通路6及び第2燃料供給通路10内の圧力
がケース2の場合よりも上昇しているが時間(t4)に
おいても未だに基準閾値(Is1)に到達していないた
め、第1燃料供給通路6及び第2燃料供給通路10の両
方又は何れか1方に蒸発燃料のリーク(スモールリー
ク)が発生していると判定する。
【0022】ケース4及びケース5の場合は、時間(t
2)から時間(t4)の間で、負荷電流値(I−I0
が、基準閾値(Is1)に到達しているため、第1燃料供
給通路6及び第2燃料供給通路10内の圧力は所定の速
度で上昇しており、第1燃料供給通路6及び第2燃料供
給通路10内において蒸発燃料のリークは無いと判定す
る。
【0023】このようにして、第1実施形態では、燃料
タンク2とキャニスタ4の間の第1燃料供給通路6の閉
塞状態(詰まり)を検出し、さらに、第1燃料供給通路
6及び第2燃料供給通路10における蒸発燃料のラージ
リーク及びスモールリークを検出している。
【0024】次に、図3により、第2実施形態による故
障診断内容、特に、第1燃料供給通路6及び第2燃料供
給通路10における閉塞状態(詰まり)を検出する内容
を説明する。まず、第1実施形態の場合と同様に、エン
ジン停止後(時間t0)に、切替弁30を開き(図2に
おいて実線で示す状態)、この開状態で、パージ弁8を
閉じると共に電動ポンプ28を始動させ、第4空気通路
22に向けて外気を導入する。その際、電動ポンプ28
からの吐出空気は第4空気通路22に併設された所定値
の直径を有する穴を備えた基準オリフィス26を通過す
る。このときの基準オリフィス26を通過する導入空気
の抵抗を電気モータの負荷電流として測定し、時間t0
と所定時間t1 の間の負荷電流の平均値で、リーク診断
時において漏れ(リーク)の基準となる負荷電流の基準
値(Iref)を決定する。次に、この状態、即ち、パー
ジ弁8が閉じた状態で、切替弁30を閉状態(図2にお
いて破線で示す)に切り替え(時間t1 ) 、電動ポン
プ28の運転を続ける。電動ポンプ28の運転により、
燃料タンク2からパージ弁8までの燃料供給通路である
第1燃料供給通路6及び第2燃料供給通路10内が加圧
され、この加圧状態に伴って、電動ポンプ28の負荷電
流値(I)も上昇する。なお、時間t1 における負荷電
流値はI0であり、大気圧近傍の圧力となっている。
【0025】次に、図3に示すように、基準値(Ire
f)より所定値だけ大きな値である基準閾値(Is1)を
設定する。負荷電流値(I)がこの基準閾値(Is1)を
超えた時間(t2)の負荷電流値(I)をImとし、こ
のとき、パージ弁8を開らく。さらに、この時間
(t2)から所定時間(Tb)経過後の時間(t3)にお
ける負荷電流値(I)をIcpとする。時間(t2)に
おいてパージ弁8を開らくことにより、時間(t2)以
降、第1燃料供給通路6及び第2燃料供給通路10内の
圧力に対応する負荷電流値(I)は、図3において、ケ
ース1、ケース2、ケース3及びケース4として示され
ているように変化する。
【0026】まず、ケース1の場合は、時間(t2)に
おいてパージ弁8を開いたにも係わらず、その後、依然
として負荷電流値(I)が上昇しているので、これによ
り、ケース1は、第2燃料供給通路10が完全な閉塞状
態であると判定する。また、ケース2の場合は、時間
(t2)の後、負荷電流値(I)はわずかに減少してい
るのみであるので、これにより、ケース2は、第2燃料
供給通路10の断面の一部が閉塞状態であると判定す
る。具体的には、負荷電流値(Im)と所定時間(T
b)経過後の時間(t3)における負荷電流値(Ic
p)との差(Im−Icp)が第4閾値(f4(ft
l))より小さければ、ケース1又はケース2であると
判定する。
【0027】次に、ケース4の場合は、時間(t2)に
おいてパージ弁8を開らき、その後、負荷電流値(I)
が急激に減少しているので、これにより、ケース4は、
第1燃料供給通路6が閉塞状態であると判定する。具体
的には、負荷電流値(Im)と所定時間(Tb)経過後
の時間(t3)における負荷電流値(Icp)との差
(Im−Icp)が第5閾値(f5(ftl))より大
きければ、ケース4であると判定する。
【0028】さらに、ケース3の場合は、時間(t2
においてパージ弁8を開らき、その後、負荷電流値
(I)が普通に減少しているので、これにより、ケース
3は、第1燃料供給通路6及び第2燃料供給通路10の
両方において閉鎖状態が無く正常であると判定する。具
体的には、負荷電流値(Im)と所定時間(Tb)経過
後の時間(t3)における負荷電流値(Icp)との差
(Im−Icp)が第4閾値(f4(ftl))より大
きく且つ第5閾値(f5(ftl))より小さければ、
ケース3であると判定する。
【0029】このようにして、第1燃料供給通路6及び
第2燃料供給通路10における閉塞状態(詰まり)を検
出した後、ケース3及びケース4の場合、パージ弁8
は、加圧空気放出時のHCの大気流出を防ぐため、負荷
電流値がI0となるまで開状態とし、加圧空気は、吸気
通路12に放出され、負荷電流値がI0となったとき閉
じられる(ケース4の場合は時間t4で閉じられ、ケー
ス3の場合は時間t5で閉じれれる)。ケース1及びケ
ース2の場合は、所定時間(T(4))が経過しても負
荷電流値がI0とならないため、所定時間(T(4))
の時間(t6)でパージ弁10を閉じる。
【0030】次に、図4乃至図6により、コントールユ
ニット32により実行される上述した第1実施形態及び
第2実施形態の両方を含む故障診断内容を説明する。な
お、図4乃至図6において、Sはステップを示す。これ
らの図4及び図5に示されたフローチャートのS1〜S
31が第1実施形態(図2参照)に相当し、図6に示さ
れたフローチャートのS32〜S48が第2実施形態
(図3参照)に相当する。
【0031】まず、図4及び図5に示すように、S1に
おいて、車両状態を検出する。具体的には、エンジンが
停止している状態を検出する。S2において、所定の故
障診断条件が成立しているか否かを判定する。具体的に
は、エンジンの停止直前の運転状態が記憶されており、
例えば、所定時間又は所定距離が走行された場合には、
その後に、1日に一度故障診断を行うような条件が設定
されている。S2においてYESの場合は、S3で故障
判定タイマーTmを0にセットし、S4で電動ポンプを
始動する。S5で、負荷電流値の基準値(Iref)を測
定する。その後、S6で、切替弁30を開状態から閉状
態にし、そのときの負荷電流値I0を検出する。S7
で、故障判定タイマーTmが判定閾値T(1)であるか
否かを判定し、NOであれば、S8で、故障判定タイマ
ーTmを1だけ加算し、YESであれば、S9で、負荷
電流値Iを検出する。
【0032】S10で、負荷電流値Iと負荷電流値I0
の差である負荷電流値(I−I0)が第1閾値f1(f
tl)より小さいか否かを判定する。NOであれば、S
11に進み、燃料タンクとキャニスタの間(第1燃料供
給通路6)に閉塞故障(閉塞状態)が発生していると判
定し、S12で、切替弁を閉状態から開状態にして、電
動ポンプを停止して、故障診断を終了する。
【0033】S10でYESの場合、S13に進み、燃
料タンクとキャニスタの間(第1燃料供給通路6)に閉
塞故障(閉塞状態)が無いと判定し、S14で、負荷電
流値(I−I0)が第2閾値f2(ftl)(ラージリ
ーク用閾値)より大きいか否かを判定する。NOであれ
ば、S15に進み、故障判定タイマーTmが所定値T
(2)以上か否かを判定し、NOであれば、S15で、
故障判定タイマーTmに1加算する。YESの場合に
は、S17で負荷電流値Iを検出し、S18で、負荷電
流値Iと負荷電流値I0の差である負荷電流値(I−
0)が、第2閾値f2(ftl)(スモールリーク用
閾値)より大きいか否かを判定する。NOであれば、S
19に進み、ラージリーク発生を判定する。その後、S
20で、切替弁を閉状態から開状態にして、電動ポンプ
を停止し、故障診断を終了する。
【0034】S14でYES又はS18でYESの場合
には、スモールリークの可能性があるので、S21で車
両状態、例えば、燃料残量が所定値以上であることを検
出する。次に、S22で、スモールリーク診断条件、例
えば、燃料残量が所定値以上か否かを判定し、NOの場
合には、S20に進んで、故障診断を終了し、YESの
場合には、S23に進み、基準閾値Is1を「Iref
*所定値」と設定し、S24で故障判定タイマーTmに
1を加算し、S25で負荷電流値Iを検出する。次に、
S26に進み、負荷電流値Iと負荷電流値I0の差であ
る負荷電流値(I−I0)が、基準閾値Is1以上であ
るか否かを判定し、NOであれば、S27に進み、故障
判定タイマーTmが所定値T(3)以上であるか否かを
判定し、YESであれば、S28に進み、スモールリー
ク発生を判定する。その後、S29で、切替弁を閉状態
から開状態にして、電動ポンプを停止し、故障診断を終
了する。
【0035】S26でYESの場合には、S30に進
み、ラージリーク及びスモールリークの何れも発生して
おらず、正常であると判定する。その後、S31で、リ
ーク判定をクリアする。
【0036】次に、図6に示すように、S32で閉塞判
定タイマーThを0と設定する。S33でS25で検出
された負荷電流値IをImとセットする。S34でパー
ジ弁を閉状態から開らく。S35で閉塞判定タイマーT
hに1を加算する。S36で閉塞判定タイマーThが所
定値Tb以上か否かを判定し、NOの場合には、さら
に、1を加算し、YESの場合には、S37に進み、負
荷電流値Icpを検出する。
【0037】次に、S38で、Th=0のときの負荷電
流値ImとTh=Tbのときの負荷電流値Icpとの差
が、閉塞判定閾値(第4閾値f4(ftl)より大きい
か否かを判定する。NOであれば、S39でキャニスタ
と吸気通路の間の第2燃料供給通路10が閉塞状態であ
ると判定し、YESであれば、S40で第2燃料供給通
路10は閉塞状態でないと判定する。
【0038】次に、S41で、負荷電流値Imと負荷電
流値Icpとの差が、閉塞判定閾値(第5閾値f5(f
tl))より小さいか否かを判定する。NOであれば、
S42で燃料タンクとキャニスタの間の第1燃料供給通
路6が閉塞状態であると判定し、YESであれば、S4
3で第1燃料供給通路6は閉塞状態でないと判定する。
【0039】次に、S44で閉塞判定タイマーThに1
加算し、S45で負荷電流値Iを検出し、S46で負荷
電流値Iが負荷電流値I0と等しいか否かを判定し、N
Oであれば、S47に進む。S47で故障判定タイマー
Thが所定値T(4)以上であるか否かを判定する。N
Oであれば、S44に戻り、さらに1加算し、YESで
あれば、S48に進み、バージ弁を開状態から閉じる。
S49で、切替弁を閉状態から開状態にして、電動ポン
プを停止し、故障診断を終了する。
【0040】上述した実施形態では、電動ポンプが、回
転数が一定で、第1燃料供給通路6及び第2燃料供給通
路10の内部圧力の変化により負荷電流値が変化するよ
うになっているが、これに限らず、例えば、電流及び電
圧が一定で、内部圧力の変化により電動ポンプの回転数
が変化するようにしてもよい。この場合には、電動ポン
プの回転数の変化により、第1燃料供給通路6及び第2
燃料供給通路10の閉塞状態及び蒸発燃料のリークを検
出する。さらに、上述した実施形態とは、異なり、電動
ポンプの負荷電流値の代わりに、燃料タンク等の蒸発燃
料処理装置に内部圧力を検出するセンサを設け、この内
部圧力の測定値から、蒸発燃料のリーク及び燃料供給通
路の閉鎖状態を検出するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蒸発燃料
処理装置の故障診断装置によれば、燃料タンクと吸気系
の間の燃料供給通路における蒸発燃料のリーク及び閉塞
状態(詰まり)の両方を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による蒸発燃料処理装置
の故障診断装置を示す全体構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態による故障診断内容を示
すタイムチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態による故障診断内容を示
すタイムチャートである。
【図4】本発明の第1及び第2実施形態により実行され
る故障診断内容を示すフローチャート(第1部分)であ
る。
【図5】本発明の第1及び第2実施形態により実行され
る故障診断内容を示すフローチャート(第2部分)であ
る。
【図6】本発明の第1及び第2実施形態により実行され
る故障診断内容を示すフローチャート(第3部分)であ
る。
【符号の説明】 1 蒸発燃料処理装置 2 燃料タンク 4 キャニスタ 6 第1燃料供給通路 8 パージ弁 10 第2燃料供給通路 12 吸気通路(吸気系) 14 故障診断装置 16 第1空気通路 18 第2空気通路 20 第3空気通路 22 第4空気通路 24 エアフィルタ 26 基準オリフィス 28 電動ポンプ 30 切替弁 31 燃料残量検出センサ 32 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 勝彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 牧本 成治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3G044 BA22 CA02 DA02 DA07 EA18 EA33 FA20 FA23 FA39 FA40 GA26 GA28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の蒸発燃料を第1燃料供給
    通路を経由してキャニスタに吸着させ、このキャニスタ
    に吸着された蒸発燃料をパージ弁を備えた第2燃料供給
    通路を経由して吸気系に供給する蒸発燃料処理装置の故
    障診断装置であって、 所定の故障診断条件成立時に、パージ弁を閉じると共
    に、燃料タンクからパージ弁までの空間を加圧する加圧
    手段と、 この加圧手段による加圧時に、上記蒸発燃料のリークに
    関係するパラメータの変化量に基づき、上記蒸発燃料の
    リークの有無を診断するリーク診断手段と、 上記加圧手段による加圧時に一時的に上記パージ弁を開
    らき、このパージ弁の開状態のときの上記パラメータの
    変化量に基づき、上記第1燃料供給通路又は第2燃料供
    給通路に生じている閉塞状態を検出する閉塞状態検出手
    段と、 を有することを特徴とする蒸発燃料処理装置の故障診断
    装置。
  2. 【請求項2】 上記閉塞状態検出手段は、上記パラメー
    タの変化量が第1設定値以下のとき上記第2燃料供給通
    路の閉塞状態を検出し、上記パラメータの変化量が上記
    第1設定値より大きな第2設定値以上のとき上記第1燃
    料供給通路の閉塞状態を検出する請求項1記載の蒸発燃
    料処理装置の故障診断装置。
  3. 【請求項3】 燃料タンク内の蒸発燃料を第1燃料供給
    通路を経由してキャニスタに吸着させ、このキャニスタ
    に吸着された蒸発燃料をパージ弁を備えた第2燃料供給
    通路を経由して吸気系に供給する蒸発燃料処理装置の故
    障診断装置であって、 所定の故障診断条件成立時に、パージ弁を閉じると共に
    燃料タンクからパージ弁までの空間を加圧する加圧手段
    と、 この加圧手段による加圧時に、上記蒸発燃料のリークに
    関係するパラメータの変化量に基づき、上記蒸発燃料の
    リークの有無を診断するリーク診断手段と、 上記加圧手段による加圧時に上記パラメータの変化量が
    所定の判定値よりも大きいとき上記第1燃料供給通路の
    閉塞状態を検出する閉塞状態検出手段と、 を有することを特徴とする蒸発燃料処理装置の故障診断
    装置。
  4. 【請求項4】 更に、上記燃料タンク内の燃料残量を検
    出する燃料残量検出手段と、この燃料残量検出手段によ
    り検出された燃料残量に基づき燃料タンク内の空間容積
    を算出し、この空間容積に基づき、上記所定の判定値を
    設定する判定値設定手段と、を有する請求項3記載の蒸
    発燃料処理装置の故障診断装置。
  5. 【請求項5】 上記加圧手段は、電動ポンプであり、上
    記リーク診断手段の上記パラメータは、電動ポンプの電
    流及び回転数の少なくとも1つである請求項1乃至4記
    載の何れか1項に記載の蒸発燃料処理装置の故障診断装
    置。
  6. 【請求項6】 上記リーク診断手段のパラメータは、蒸
    発燃料処理装置内の圧力である請求項1乃至3の何れか
    1項に記載の蒸発燃料処理装置の故障診断装置。
JP2001001122A 2001-01-09 2001-01-09 蒸発燃料処理装置の故障診断装置 Pending JP2002202008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001122A JP2002202008A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 蒸発燃料処理装置の故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001122A JP2002202008A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 蒸発燃料処理装置の故障診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002202008A true JP2002202008A (ja) 2002-07-19

Family

ID=18869794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001122A Pending JP2002202008A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 蒸発燃料処理装置の故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002202008A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002364463A (ja) * 2001-06-01 2002-12-18 Mazda Motor Corp 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP2004245112A (ja) * 2003-02-13 2004-09-02 Suzuki Motor Corp 内燃機関の蒸発燃料制御装置
US9303600B2 (en) 2012-10-11 2016-04-05 Denso Corporation Fuel vapor leakage detection method
KR101651500B1 (ko) * 2015-07-23 2016-08-26 주식회사 리한 차량용 증발 제어 시스템
JP2017166470A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 愛三工業株式会社 車両用ガス処理装置
WO2017159227A1 (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 愛三工業株式会社 車両用ガス処理装置
JP2018080597A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 マツダ株式会社 蒸発燃料処理システムの異常検出装置
CN113417767A (zh) * 2021-07-30 2021-09-21 安徽江淮汽车集团股份有限公司 基于燃油箱泄露诊断模块的正压式脱附管路流量诊断方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10508357A (ja) * 1994-11-03 1998-08-18 ジーメンス エレクトリック リミテッド 蒸発ガス装置の漏れ検出ポンプを作動させる手段および作動方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10508357A (ja) * 1994-11-03 1998-08-18 ジーメンス エレクトリック リミテッド 蒸発ガス装置の漏れ検出ポンプを作動させる手段および作動方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002364463A (ja) * 2001-06-01 2002-12-18 Mazda Motor Corp 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP4538989B2 (ja) * 2001-06-01 2010-09-08 マツダ株式会社 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP2004245112A (ja) * 2003-02-13 2004-09-02 Suzuki Motor Corp 内燃機関の蒸発燃料制御装置
US9303600B2 (en) 2012-10-11 2016-04-05 Denso Corporation Fuel vapor leakage detection method
KR101651500B1 (ko) * 2015-07-23 2016-08-26 주식회사 리한 차량용 증발 제어 시스템
WO2017159227A1 (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 愛三工業株式会社 車両用ガス処理装置
JP2017166470A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 愛三工業株式会社 車両用ガス処理装置
CN108700001A (zh) * 2016-03-15 2018-10-23 爱三工业株式会社 车辆用气体处理装置
US20190072061A1 (en) * 2016-03-15 2019-03-07 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle gas processing device
US10697408B2 (en) 2016-03-15 2020-06-30 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle gas processing device
CN108700001B (zh) * 2016-03-15 2020-08-11 爱三工业株式会社 车辆用气体处理装置
JP2018080597A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 マツダ株式会社 蒸発燃料処理システムの異常検出装置
CN113417767A (zh) * 2021-07-30 2021-09-21 安徽江淮汽车集团股份有限公司 基于燃油箱泄露诊断模块的正压式脱附管路流量诊断方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6508028B2 (ja) 燃料蒸発ガスパージシステム
JP6015935B2 (ja) 燃料蒸発ガス排出抑止装置
US7441549B2 (en) Fuel supply apparatus for and pressure control method of internal combustion engine
US20090266147A1 (en) Flow diagnosis apparatus for fuel vapor purge system
US7204239B2 (en) Failure diagnostic apparatus and failure diagnostic method for in-tank canister system
WO2015182249A1 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2005098125A (ja) 空気供給装置の診断装置
US9850855B2 (en) Fuel evaporative gas emission control apparatus
JP2002202008A (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP4538989B2 (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
KR20110009236A (ko) 모터 차량의 내연 기관용 탱크 환기 시스템의 압력 스위치의 기능 시험 방법 및 장치
JP2009036155A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2016217359A (ja) 異常検出装置
JP6711465B2 (ja) 燃料蒸発ガス排出抑制装置
JP5804268B2 (ja) 燃料蒸発ガス排出抑止装置
JP2005330923A (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP3899857B2 (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP4538988B2 (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP2005330924A (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP2002349364A (ja) パージシステムの故障診断装置
US12092057B2 (en) Method and device for diagnosing a ventilation line of an internal combustion engine fuel tank
JP2000282973A (ja) 蒸発燃料処理系圧力検出手段の故障診断装置
JP4352945B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP2005155322A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JPH11326110A (ja) 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100603