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JP2002291765A - 外科用処置具用の保持具 - Google Patents

外科用処置具用の保持具

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Publication number
JP2002291765A
JP2002291765A JP2001101701A JP2001101701A JP2002291765A JP 2002291765 A JP2002291765 A JP 2002291765A JP 2001101701 A JP2001101701 A JP 2001101701A JP 2001101701 A JP2001101701 A JP 2001101701A JP 2002291765 A JP2002291765 A JP 2002291765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
section
surgical treatment
retainer
arm
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001101701A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kimura
健一 木村
Toshihiko Suzuta
敏彦 鈴田
Katsumi Sasaki
勝巳 佐々木
Yasushi Ogoshi
泰 大越
Koji Yamauchi
幸治 山内
Tsutomu Okada
勉 岡田
Keiichi Arai
敬一 荒井
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001101701A priority Critical patent/JP2002291765A/ja
Publication of JP2002291765A publication Critical patent/JP2002291765A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細かい処置を行なうときの操作の確実性を向
上させることができるように、外科用処置具を保持する
保持具を提供する。 【解決手段】 外科用処置具2を保持するための保持具
4は、外科用処置具2の挿入部12(第1の部位)を保
持する挿入部保持部18(第1の保持部)と、操作部1
4(第2の部位)を保持する操作部保持部20(第2の
保持部)とを備えている。挿入部保持部18には、第1
の保持アーム28(第1のアーム)の一端が連結され、
操作部保持部には、第2の保持アーム30(第2のアー
ム)の一端が連結されている。また、この第2の保持ア
ーム30の他端は、第1の保持アーム28から分岐され
ている。第1の保持アーム28の他端は、第1および第
2の保持アーム28,30の可撓性を変更するためのレ
バー50(変更手段)に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外科用処置具を保
持するための保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】外科手術を行なう外科用処置具として、
例えば、特願2000−128265号の明細書に、操
作部のハンドルの開閉および回動操作によって処置部を
操作する処置具が示されている。
【0003】これは、挿入部の先端に、生体組織を把持
する一対の把持部と、この把持部を開閉する開閉機構と
を備えた処置部と、この処置部の向きを真直ぐに向けた
状態から横向きに首振りさせる処置部の回動機構とが設
けられている。また、この挿入部の基端には、処置部の
開閉機構を操作するハンドルと、処置部の回動機構を操
作する回動操作部とを備えた操作部が設けられている。
さらに、処置部と操作部との間には、操作部側の開閉操
作および回動操作による操作力を処置部側に伝える伝達
機構が設けられている。この伝達機構によって、処置部
を開閉および首振り動作させる。
【0004】また、特開平7−136173号公報に
は、生体内組織部位を観察しながら遠隔操作によって手
術を行なう手術用のマニピュレータが示されている。
【0005】このマニピュレータは、基端が床に固定さ
れた支持部が設けられ、この支持部は回転可能となって
いる。また、この支持部の先端には、マニピュレータ本
体が設けられ、このマニピュレータ本体の先端には、生
体内に挿入可能な挿入部を有する。マニピュレータ本体
は、挿入部を進退自在に連結し、この挿入部の位置決め
を行なう位置決め手段と、屈曲自在な屈曲部とを備えて
いる。また、挿入部の先端には、生体内組織部位の観察
および処置を行なう作業部が設けられている。このマニ
ピュレータは、挿入部を所望の位置に位置決めし、進退
自在な挿入部を直線的に患部にアプローチし、その後、
作業部を屈曲させて、安全かつ確実に観察および処置を
しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな外科用処置具を使用する場合、使用者(術者)によ
る操作時の僅かな手の動き(振動)が処置部の先端に直
接伝わってしまうため、微小径の血管の吻合など、細か
い操作を行なう場合、熟練を要している。
【0007】また、外科用処置具の先端に設けられた処
置部の首振り動作を行なうためには、操作部全体を左
右、上下などに傾けなければならないので、処置部先端
の操作がし難かった。
【0008】また、手術用マニピュレータは、支持部が
床に固定されているので、患者の周りに大きなスペース
を必要とし、この手術用マニピュレータ周りの操作者の
動きが制限される場合があった。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
になされ、微小径の血管の吻合など、細かい処置を行な
うときの操作の確実性を向上させることができるよう
な、外科用処置具を保持する外科用処置具用の保持具を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、前記外科用処置具の第1の部位を保持す
る第1の保持部と、この第1の保持部に連結する第1の
アームと、前記外科用処置具の第2の部位を保持する第
2の保持部と、この第2の保持部に連結し、前記第1の
アームから分岐する第2のアームと、前記第1および第
2のアームの可撓性を変更するための変更手段とを有す
る、保持具を提供するものである。
【0011】このような構成にすると、挿入部と操作部
とを所望の状態に保持することができ、術者の操作によ
る外科用処置具の振動を防止することができるので、特
に、細かい処置を行なう場合に都合が良い。
【0012】また、前記第1および第2のアームは、複
数の管状部材を連結してなるとともに、前記変更手段
は、前記複数の管状部材の内部を挿通し、緊張すること
で、これら管状部材の個々の部材間の当接状態を変化さ
せるワイヤを有する、保持具であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0014】[第1の実施の形態]まず、第1の実施の
形態について図1ないし図3を用いて説明する。
【0015】図1には、外科用処置具(多自由度鉗子)
2用の保持具4の使用状態が示されている。この保持具
4は、外科的処置を行なう場合に、外科用処置具2を保
持して使用される。
【0016】外科用処置具2は、図1に示すように、挿
入部12と、この挿入部12の先端に設けられた図示し
ない処置部と、挿入部12の基端に設けられた操作部1
4とを備えている。操作部14は、挿入部12に連結さ
れた第1のハンドル14aと、第2のハンドル14bと
がピン16を介して連結されている。第2のハンドル1
4bは、第1のハンドル14aに対してピン16を支点
として開閉可能である。また、これらハンドル14a,
14bを操作すると、処置部を操作できるように構成さ
れている。この外科用処置具2は、ベッド6に寝かされ
た患者8に穿刺したトロッカー10を介して体腔内に挿
入部12が挿入されている。
【0017】図1に示すように、ベッド6の側方には、
レール22が設けられている。このレール22には、保
持具4のベース部26が着脱可能に取り付けられてい
る。このベース部26は、レール22に取り付けるため
に、確実に固定できるねじ部材24が設けられている。
【0018】図1および図2に示すように、外科用処置
具2用の保持具4は、挿入部12(第1の部位)を保持
する挿入部保持部18(第1の保持部)と、操作部14
(第2の部位)を保持する操作部保持部20(第2の保
持部)とを備えている。挿入部保持部18は、挿入部1
2を挿入可能な開口を有する保持部材34と、挿入部1
2を挿入した状態で保持する固定ねじ36とを有する。
また、操作部保持部20は、挿入部保持部18の構成と
同様に、第1のハンドル14aを挿入可能な開口を有す
る保持部材38と、第1のハンドル14aを挿入した状
態で保持する固定ねじ40とを有する。
【0019】図1に示すように、このベース部26と挿
入部保持部18とは、第1の保持アーム28(第1のア
ーム)で連結され、第1の保持アーム28と操作部保持
部20とは、第2の保持アーム30(第2のアーム)で
連結されている。図2に示すように、これら第1および
第2の保持アーム28,30には、瓢箪型で貫通孔44
を有する関節部材46が複数並設されている。互いに隣
接する各関節部材46間は、中空の連結部材42が配設
されている。これら関節部材46および連結部材42の
外側は、変形可能で柔軟な管体49で被覆されている。
【0020】さらに、各関節部材46には、柔軟なワイ
ヤ48が挿通され、このワイヤ48の一端は、ベース部
26に延びている。また、このワイヤ48は、第1の保
持アーム28と第2の保持アーム30との連結部分で分
岐されて延びている。このワイヤ48の他端は、挿入部
保持部18および操作部保持部20にそれぞれ接続され
ている。
【0021】また、図1および図3に示すように、ベー
ス部26には、調節部32が設けられ、この調節部32
は、ワイヤ48巻取用の軸部52を備え、この軸部52
は、レバー50(変更手段)によって回転可能となって
いる。さらに、軸部52には、ベース部26に延びたワ
イヤ48の一端が接続されている。
【0022】次に、保持具4を用いて外科用処置具2を
保持した状態について説明する。
【0023】図1に示すように、保持具4は、外科用処
置具2の挿入部12と操作部14とをそれぞれ挿入部保
持部18と操作部保持部20とで保持した状態で使用さ
れる。ここで、図1および図3に示すように、レバー5
0を軸部52を中心に、所定の方向(ワイヤ48を巻き
取る方向)に回転させると、ワイヤ48の張力が増大す
るのに伴って、連結部材42と関節部材46との間の摩
擦が増大する。このため、第1および第2の保持アーム
28,30の制動力が増大する。また、この状態からレ
バー50を軸部52を中心に、反対方向に回転させる
と、ワイヤ48の張力が減少するのに伴って、第1およ
び第2の保持アーム28,30の制動力が減少し、第1
および第2のアーム28,30が僅かな力量で変形可能
な状態に戻る。
【0024】従って、レバー50を操作することによ
り、第1および第2の保持アーム28,30の制動力
(可撓性)を調節することができる。このとき、外科用
処置具2の操作は、自由に行なうことができる。術者の
僅かな手の動き(振動)は、第1および第2の保持アー
ム28,30の制動力を調節して、第1および第2のア
ーム28,30を構成する関節部材46と連結部材42
との間、各関節部材46間、並びに各連結部材42間に
よって吸収され、図示しない処置部に殆ど伝わらないよ
うにすることができる。ここで、レバー50による制動
力の調節を容易にするため、図3に示すように、予め設
定された制動力にするためのレバー50の回転位置を示
す指標54が設けられていることが好ましい。
【0025】このような保持具を外科用処置具に装着す
ることによって、例えば、内視鏡下の処置具操作の確実
性を向上させることができる。特に、微小血管の吻合な
ど、細かい処置を行なう際の操作性を向上させることが
できる。
【0026】ここでは、保持アームを分岐して用いた
が、この保持アームは、挿入部保持部もしくは操作部保
持部のみを保持するように設けられていてもよい。ま
た、挿入部保持部と操作部保持部とをそれぞれ独立して
保持するように設けられていてもよい。
【0027】以下、第2ないし第5の実施の形態では、
外科用処置具の変形例について説明する。
【0028】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
ついて、図4を用いて説明する。
【0029】外科用処置具(多自由度鉗子)60は、図
4の(a)に示すように、体腔内に挿入する挿入部62
を備えている。この挿入部62の先端には、処置部72
が、基端には、操作部88がそれぞれ設けられている。
【0030】処置部72には、第1および第2のジョー
66,68が設けられ、これらジョー66,68は、ピ
ン64によって開閉可能に枢支されている。また、処置
部72には、これら第1および第2のジョー66,68
を横向きに回動する回動機構70が設けられている。
【0031】挿入部62には、剛性を有する支持部80
と、この支持部80に挿通され、支持される第1ないし
第3の駆動棒74,76,78がそれぞれ平行に配設さ
れている。
【0032】操作部88には、第1および第2のハンド
ル84,86が設けられ、これらハンドル84,86
は、ピン82によって開閉可能に枢支されている。ま
た、第1のハンドル84は、支持部80の基端とピン9
0を介して横方向(図4の(a)の紙面に対して上下方
向)に回動可能に連結されている。
【0033】第1の駆動棒74の基端は、第1の連結部
材92がピン94を支点として横方向に回動可能に連結
されている。また、この第1の連結部材92は、第2の
連結部材96とピン97を支点として縦方向(図4の
(a)の第1および第2のジョー66,68の開閉方
向)に回動可能に連結されている。さらに、この第2の
連結部材96は、第2のハンドル86とピン98を支点
として縦方向に回動可能に連結されている。
【0034】図4の(a)および(b)に示すように、
第2の駆動棒76の基端は、連結棒99とピン100を
支点として横方向に回動可能に連結され、第3の駆動棒
78の基端は、連結棒102とピン104を支点として
横方向に回動可能に連結されている。これら連結棒9
9,102は、第2のハンドル86の先端側と後端側と
にスライド可能に装着されたスライダ106に固定され
ている。また、このスライダ106の下端には、手術者
の指が挿入可能なリング108が設けられている。
【0035】また、支持部80の先端には、第1の連結
部材120がピン122を介して横方向に回動可能に連
結されている。この第1の連結部材120は、ピン12
4を介して処置部72を縦方向に回動可能に連結されて
いる。
【0036】第1の駆動棒74の先端は、第2の連結部
材126がピン128を介して横方向に回動可能に連結
されている。この第2の連結部材126は、ピン130
を介して処置部72を縦方向に回動可能、および第2の
ジョー68を第1のジョー66に対して開閉可能に連結
されている。
【0037】第2の駆動棒76の先端は、第3の連結部
材132がピン134を介して横方向に回動可能に連結
されている。この第3の連結部材132は、ピン136
を介して処置部72を縦方向に回動可能、および第1の
ジョー66を第2のジョー68に対して開閉可能に連結
されている。
【0038】同様に、第3の駆動棒78の先端は、第3
の連結部材132が図示しないピンを介して横方向に回
動可能に連結されている。
【0039】次に、この外科用処置具60の動作につい
て説明する。
【0040】図4の(a)の実線で示す状態から、第2
のハンドル86をピン82を支点として第1のハンドル
84に対して開くと、第2の連結部材96、第1の連結
部材92を介して第1の駆動棒74が前方に移動する。
第1の駆動棒74の移動によって、第2の連結部材12
6を前方に押出し、第2のジョー68が第1のジョー6
6に対して開く。
【0041】また、図4の(a)の実線で示す状態か
ら、第1および第2のハンドル84,86を閉じた状態
で、ピン90を支点として紙面に対して下側に回動させ
ると、連結棒99を介して第2の駆動棒76が操作部8
8の後端側に移動するとともに、連結棒102を介して
第3の駆動棒78が処置部72側に移動する。第2およ
び第3の駆動棒76,78の移動によって、第3の連結
部材132が回動し、処置部72が紙面に対して上側に
回動する。この逆の操作も可能である。
【0042】さらに、図4の(a)の実線で示す状態か
ら、スライダ106を第2のハンドル86に対して図4
の(a)の2点鎖線に示すように、第2のハンドル86
の後端に向かってスライドさせると、連結棒99,10
2を介して第2および第3の駆動棒76,78が後側に
移動する。これら第2および第3の駆動棒76,78の
移動によって、第3の連結部材132が後方に牽引さ
れ、第1および第2のジョー66,68が閉じた状態で
処置部72が、図4の(a)の2点鎖線に示すようにピ
ン124を支点として回動する。
【0043】従って、スライダ106を用いることによ
って、外科用処置具の操作性を向上させることができ
る。
【0044】[第3の実施の形態]次に、第3の実施の
形態について、図5を用いて説明する。
【0045】本実施の形態は、第2の実施の形態の変形
例であり、同一の部材については同一の参照符号を用
い、詳しい説明は省略する。
【0046】外科用処置具(多自由度鉗子)150は、
図5の(a)に示すように、体腔内に挿入する挿入部6
2を備えている。この挿入部62の先端には、処置部7
2が、基端には、操作部160がそれぞれ設けられてい
る。
【0047】挿入部62には、剛性を有する支持部15
4と、この支持部154に挿通され、支持される第1な
いし第3の駆動棒152,76,78がそれぞれ平行に
配設されている。
【0048】操作部160は、第1および第2のハンド
ル156,158が設けられ、これらハンドル156,
158は、ピン82によって回動(開閉)可能に枢支さ
れている。また、第1のハンドル156は、支持部15
4と一体的に形成されている。第2のハンドル158に
は、このハンドル158の先端側と後端側とにスライド
可能に装着されたスライダ176が設けられている。こ
のスライダ176の下側には、回転部材170が軸部1
78を介して回転可能に枢設されている。また、この回
転部材170は、手術者の指が挿入可能なリング状に形
成されている。
【0049】第1の駆動棒152の基端は、第1の連結
部材162がピン164を支点として縦方向に回動可能
に連結されている。また、この第1の連結部材162
は、第2のハンドル158とピン98を支点として縦方
向に回動可能に連結されている。
【0050】図5の(a)および(b)に示すように、
第2の駆動棒76の基端は、連結棒166とピン100
を支点として横方向に回動可能に連結され、第3の駆動
棒78の基端は、連結棒168とピン104を支点とし
て横方向に回動可能に連結されている。これら連結棒1
66,168の基端は、スライダ176の下側に設けら
れた回転部材170にピン172,174を用いて回動
可能に枢支されている。
【0051】また、支持部154の先端には、第1の連
結部材120がピン122を介して横方向に回動可能に
連結されている。この第1の連結部材120は、ピン1
24を介して処置部72を縦方向に回動可能に連結され
ている。
【0052】第1の駆動棒152の先端は、第2の連結
部材126がピン128を介して横方向に回動可能に連
結されている。この第2の連結部材126は、ピン13
0を介して処置部72を縦方向に回動可能、および第2
のジョー68を第1のジョー66に対して開閉可能に連
結されている。
【0053】次に、この外科用処置具150の動作につ
いて説明する。
【0054】図5の(a)の実線で示す状態から、第2
のハンドル158をピン82を支点として第1のハンド
ル156に対して開くと、第1の連結部材162を介し
て第1の駆動棒152が前方に移動する。第1の駆動棒
152の移動によって、第2の連結部材126を前方に
押出し、第2のジョー68が第1のジョー66に対して
開く。
【0055】また、図5の(a)の実線および図5の
(b)で示す状態から、回転部材170を軸部178を
中心としてスライダ176に対して時計回りに回転させ
る。この回転によって、連結棒166を介して第2の駆
動棒76が操作部160の後端側に移動するとともに、
連結棒168を介して第3の駆動棒78が処置部72側
に移動する。第2および第3の駆動棒76,78の移動
によって、第3の連結部材132が回動し、処置部72
が紙面に対して上側に回動する。この逆の操作も可能で
ある。
【0056】さらに、図5の(a)の実線で示す状態か
ら、スライダ176を第2のハンドル158の後端に向
かってスライドさせると、連結棒166,168を介し
て第2および第3の駆動棒76,78が後側に移動す
る。これら第2および第3の駆動棒76,78の移動に
よって、第3の連結部材132が後方に牽引され、第1
および第2のジョー66,68が閉じた状態で処置部7
2が、図5の(a)の2点鎖線に示すようにピン124
を支点として回動する。
【0057】従って、本実施の形態は、第2の実施の形
態と同様な効果を有する。
【0058】[第4の実施の形態]次に、第4の実施の
形態について、図6を用いて説明する。
【0059】本実施の形態は、第3の実施の形態の変形
例であり、同一の部材については同一の参照符号を用
い、詳しい説明は省略する。
【0060】外科用処置具(多自由度鉗子)180は、
図6に示すように、体腔内に挿入する挿入部62を備え
ている。この挿入部62の先端には、処置部72が、基
端には、操作部181がそれぞれ設けられている。
【0061】挿入部62には、剛性を有する支持部18
4と、この支持部184に挿通され、支持される屈曲可
能なワイヤ182と、第2および第3の駆動棒76,7
8とがそれぞれ平行に配設されている。
【0062】操作部181は、手術者が手の平で保持す
る把握部186が設けられ、この把握部186には、ワ
イヤ182の基端が接続された軸体188が設けられて
いる。この軸体188は、ワイヤ巻取部材190が設け
られ、軸体188を中心として回転可能である。また、
支持部184の基端は、把握部186に固定されてい
る。この支持部184の基端側には、ほぼ直線状のスラ
イダ受部192が形成され、このスライダ受部192に
は、把握部186の基端部に近接および離隔するように
スライド可能にスライダ176が設けられている。
【0063】また、挿入部62の先端では、ワイヤ18
2の先端が、第2の連結部材126がピン128を介し
て横方向に回動可能に連結されている。
【0064】次に、この外科用処置具180の動作につ
いて説明する。
【0065】図6の2点鎖線に示すように、手術者は、
把握部186を把握した状態で、親指でワイヤ巻取部材
190を操作する。このワイヤ巻取部材190を軸体1
88を中心として回転させることにより、ワイヤ182
が前後動する。
【0066】ワイヤ巻取部材190を操作し、ワイヤ1
82の張力を減少させると、ワイヤ182が処置部72
側に移動する。この移動によって、このワイヤ182の
先端に接続された第2の連結部材126を処置部72側
に押出し、第2のジョー68が第1のジョー66に対し
て開く。
【0067】逆に、ワイヤ巻取部材190を操作し、ワ
イヤ182を巻き取ると、ワイヤ182が把握部186
側に移動する。この移動によって、このワイヤ182の
先端に接続された第2の連結部材を把握部186側に牽
引し、第2のジョー68が第1のジョー66に対して閉
じる。
【0068】従って、本実施の形態は、第2および第3
の実施の形態と同様な効果を有する。
【0069】[第5の実施の形態]次に、第5の実施の
形態について、図7ないし図9を用いて説明する。
【0070】外科用処置具(湾曲鉗子)200は、図7
に示すように、体腔内に挿入する管状の挿入部202を
備えている。この挿入部202の先端には、処置部20
4が、基端には、操作部206がそれぞれ設けられてい
る。
【0071】処置部204には、一対のジョー216が
設けられ、これらジョー216は、ピン217によって
回動(開閉)可能に枢支されている。また、これらジョ
ー216の基端には、処置部保持部材214が設けら
れ、これらジョー216を支持している。
【0072】図8に示すように、挿入部202は、湾曲
部218と、ジョー216を開閉する湾曲可能な駆動ワ
イヤ213とを備えている。この湾曲部218は、それ
ぞれリング状の湾曲駒220がそれぞれピン222によ
って回動可能に並設されている。さらに、これら湾曲駒
220の内部には、対向した一対の湾曲ワイヤ224が
挿通され、それぞれ一端が処置部保持部材214に固定
されている。
【0073】操作部206は、挿入部202に装着され
た固定ハンドル208と、この固定ハンドル208に対
して開閉可能な可動ハンドル210とを備えている。ま
た、固定ハンドル208は、図9に示すように、軸部2
26を備え、この軸部226は、回転湾曲つまみ228
を用いて回転可能となっている。この軸部226には、
湾曲ワイヤ224の他端が固定されている。さらに、固
定ハンドル208には、駆動軸212が挿通され、この
駆動軸212の基端は、可動ハンドル210に当設され
ている。この駆動軸212の先端は、駆動ワイヤ213
に接続され、この駆動ワイヤ213の先端は、処置部2
04に設けられたジョー216に接続されている。
【0074】次に、この外科用処置具200の動作につ
いて説明する。
【0075】図7に示す固定ハンドル208に対し、可
動ハンドル210を開閉操作すると、駆動軸212が前
後動し、この駆動軸212の先端に設けられた駆動ワイ
ヤ213の牽引および解放によって、ジョー216が開
閉する。
【0076】また、回転湾曲つまみ228を軸部226
を中心として回転させると、一方の湾曲ワイヤ224が
牽引され、他方の湾曲ワイヤ224の緊張が緩和され
て、湾曲部218がジョー216の開閉方向に対して垂
直方向に湾曲する。
【0077】従って、挿入部が大きく湾曲可能であるた
め、今までアプローチの難しかった臓器の側面や裏面と
いった部位へのアプローチが容易になる。
【0078】[第6の実施の形態]次に、第6の実施の
形態について、図10を用いて説明する。
【0079】この手術用のマニピュレータ240は、図
10に示すように、天井242から支柱244が下方に
向かって配設され、この支柱244から側方に支持部2
46が配設されている。この支持部246は、回転可能
で、この支持部246の先端には、マニピュレータ本体
248が設けられている。このマニピュレータ本体24
8の先端には、生体内に挿入可能な挿入部250が設け
られている。マニピュレータ本体248は、挿入部25
0を進退自在に連結し、この挿入部250の位置決めを
行なう位置決め手段252と、屈曲自在な屈曲部254
とを備えている。また、挿入部250の先端には、生体
内組織部位の観察および処置を行なう作業部256が設
けられている。
【0080】このマニピュレータ240は、挿入部25
0を所望の位置に位置決めし、進退自在な挿入部を直線
的にベッド258に寝かされた患者260にアプローチ
し、その後、作業部256を屈曲させて、安全かつ確実
に観察および処置を行なう。
【0081】従って、このマニピュレータ240は、天
井242に配設された状態にあるので、患者260の周
りに十分なスペースが確保されるとともに、このマニピ
ュレータ240周りの操作者(図示せず)が移動するス
ペースを確保することができるので、マニピュレータ2
40の操作性を向上させることができる。
【0082】これまで、いくつかの実施の形態について
図面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上
述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。上
記説明によれば、下記の事項の発明が得られる。また、
各項の組み合わせも可能である。
【0083】[付記] 1.外科用処置具を保持するための保持具において、前
記外科用処置具の第1の部位を保持する第1の保持部
と、この第1の保持部に連結する第1のアームと、前記
外科用処置具の第2の部位を保持する第2の保持部と、
この第2の保持部に連結し、前記第1のアームから分岐
する第2のアームと、前記第1および第2のアームの可
撓性を変更するための変更手段とを有することを特徴と
する保持具。
【0084】2.前記第1および第2のアームは、複数
の管状部材を連結してなるとともに、前記変更手段は、
前記複数の管状部材の内部を挿通し、緊張することで、
これら管状部材の個々の部材間の当接状態を変化させる
ワイヤを有することを特徴とする付記項1に記載の保持
具。
【0085】3.前記変更手段は、適宜の箇所に固定さ
れていることを特徴とする付記項1もしくは2に記載の
保持具。
【0086】4.挿入部の先端に、一対のジョーを開閉
する開閉機構と、これらジョーの向きを横向きに回動さ
せる回動機構とが設けられた処置部と、前記挿入部の基
端に、枢支部を介してそれぞれ回動可能な第1および第
2のハンドルを備え、前記処置部の開閉および回動機構
を操作する操作部と、前記処置部と操作部との間に、前
記操作部の操作による力を伝達する第1ないし第3の駆
動体とを接続した外科用処置具において、前記第2のハ
ンドルは、このハンドルの先端側と後端側とに所定の距
離スライド可能なスライド部を備え、前記第2および第
3の駆動体の基端は、回動可能な連結部材を介してそれ
ぞれ前記スライド部と接続されていることを特徴とする
外科用処置具。
【0087】5.前記スライド部は、このスライド部回
りに回転する回転部材が設けられ、この回転部材は、そ
れぞれ第2および第3の駆動体の基端と回動可能に接続
されているとともに、この回転部材と回動可能に接続さ
れている連結部材とを具備したことを特徴とする付記項
4に記載の外科用処置具。
【0088】6.前記第1ないし第3の駆動体は、棒状
体であることを特徴とする付記項4もしくは5に記載の
外科用処置具。
【0089】7.挿入部の先端に、一対のジョーを開閉
する開閉機構と、これらジョーの向きを横向きに回動さ
せる回動機構とが設けられた処置部と、前記挿入部の基
端に、把握部を備え、前記処置部の開閉および回動機構
を操作する操作部と、前記処置部と操作部との間に、前
記操作部の操作による力を伝達する第1ないし第3の駆
動体とを接続した外科用処置具において、前記挿入部の
基端には、スライド受部が設けられ、このスライド受部
には、前記処置部側と把握部側とに所定の距離スライド
可能なスライド部を備え、前記第2および第3の駆動体
の基端は、回動可能な連結部材を介して前記スライド部
と接続されたことを特徴とする外科用処置具。
【0090】8.前記スライド部は、このスライド部回
りに回転する回転部材が設けられ、この回転部材は、そ
れぞれ第2および第3の駆動体の基端と回動可能に接続
されているとともに、この回転部材と回動可能に接続さ
れている連結部材とを具備したことを特徴とする付記項
7に記載の外科用処置具。
【0091】9.前記第1の駆動体は、ワイヤであるこ
とを特徴とする付記項7に記載の外科用処置具。
【0092】10.天井から下方に向かって配設された
支柱と、この支柱から側方に回転可能な支持部が配設さ
れ、この支持部の先端には、屈曲可能な本体が配設さ
れ、この本体の先端には、この本体によって位置決めが
行なわれる挿入部が設けられ、この挿入部の先端には、
生体内組織部位の観察および/もしくは処置を行なう作
業部が設けられたことを特徴とする手術用のマニピュレ
ータ。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
微小径の血管の吻合など、細かい処置を行なうときの操
作の確実性を向上させることができる外科用処置具のた
めの保持具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる、外科用処置具に装
着した外科用処置具用の保持具の全体構成を示す説明
図。
【図2】第1の実施の形態にかかる操作部保持部、挿入
部保持部、第1および第2の保持アームを拡大し、第1
および第2の保持アームの部分断面を示す説明図。
【図3】第1の実施の形態にかかる外科用処置具の図1
の矢印A方向から見たベース部を示す説明図。
【図4】第2の実施の形態を示し、(a)は外科用処置
具の側面図、(b)は(a)に示す外科用処置具の矢印
B方向から見た第2および第3の駆動棒、連結部材、並
びにスライダの下面図。
【図5】第3の実施の形態を示し、(a)は外科用処置
具の側面図、(b)は(a)に示す外科用処置具の矢印
C方向から見た第2および第3の駆動棒、連結部材、並
びにスライダの下面図。
【図6】第4の実施の形態にかかる外科用処置具の側面
図。
【図7】第5の実施の形態にかかる外科用処置具の側面
図。
【図8】第5の実施の形態にかかる外科用処置具の図7
の矢印D方向から見た挿入部および処置部の部分断面
図。
【図9】第5の実施の形態にかかる外科用処置具の図7
の矢印E方向から見た固定ハンドルの断面図。
【図10】第6の実施の形態にかかる手術用のマニピュ
レータの説明図。
【符号の説明】
4…保持具、12…挿入部(第1の部位)、14…操作
部(第2の部位)、18…挿入部保持部(第1の保持
部)、20…操作部保持部(第2の保持部)、26…ベ
ース部、28…第1の保持アーム、30…第2の保持ア
ーム、32…調節部、50…レバー(変更手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 勝巳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大越 泰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山内 幸治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 勉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 荒井 敬一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS35 BS17 CY31 HT04 HT07 HT35 MT01 MT05 4C060 GG16 GG28 GG29 GG30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外科用処置具を保持するための保持具に
    おいて、 前記外科用処置具の第1の部位を保持する第1の保持部
    と、 この第1の保持部に連結する第1のアームと、 前記外科用処置具の第2の部位を保持する第2の保持部
    と、 この第2の保持部に連結し、前記第1のアームから分岐
    する第2のアームと、 前記第1および第2のアームの可撓性を変更するための
    変更手段とを有することを特徴とする保持具。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のアームは、複数の
    管状部材を連結してなるとともに、 前記変更手段は、前記複数の管状部材の内部を挿通し、
    緊張することで、これら管状部材の個々の部材間の当接
    状態を変化させるワイヤを有することを特徴とする請求
    項1に記載の保持具。
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