JP2002281135A - 携帯電話 - Google Patents
携帯電話Info
- Publication number
- JP2002281135A JP2002281135A JP2001080138A JP2001080138A JP2002281135A JP 2002281135 A JP2002281135 A JP 2002281135A JP 2001080138 A JP2001080138 A JP 2001080138A JP 2001080138 A JP2001080138 A JP 2001080138A JP 2002281135 A JP2002281135 A JP 2002281135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- display
- mobile phone
- microphone
- operation button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R5/00—Stereophonic arrangements
- H04R5/02—Spatial or constructional arrangements of loudspeakers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/0202—Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
- H04M1/0206—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
- H04M1/0208—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
- H04M1/0214—Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/03—Constructional features of telephone transmitters or receivers, e.g. telephone hand-sets
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2400/00—Loudspeakers
- H04R2400/01—Transducers used as a loudspeaker to generate sound aswell as a microphone to detect sound
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2499/00—Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
- H04R2499/10—General applications
- H04R2499/11—Transducers incorporated or for use in hand-held devices, e.g. mobile phones, PDA's, camera's
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 広帯域・大音量の大口径スピーカの設置を可
能とし、音楽等の音声のステレオ再生も可能な携帯電話
を提供する。 【解決手段】ディスプレイ2と操作ボタン群4を配備し
た面と反対側の面、つまり、携帯電話1の裏面側にスピ
ーカ7とマイク9を配備することにより、スピーカ7お
よびスピーカとしての機能を備えるマイク9の大口径化
を実現し、広帯域・大音量の音声再生を達成する。ま
た、スピーカ7とマイク9を同等の平面スピーカ8(電
気信号振動変換器)によって形成し、携帯電話1が音声
再生用に使用されている状況下においてスピーカ7およ
びスピーカとしての機能を有するマイク9を協調させて
ステレオスピーカとして機能させ、音楽等の音声のステ
レオ再生を実現する。
能とし、音楽等の音声のステレオ再生も可能な携帯電話
を提供する。 【解決手段】ディスプレイ2と操作ボタン群4を配備し
た面と反対側の面、つまり、携帯電話1の裏面側にスピ
ーカ7とマイク9を配備することにより、スピーカ7お
よびスピーカとしての機能を備えるマイク9の大口径化
を実現し、広帯域・大音量の音声再生を達成する。ま
た、スピーカ7とマイク9を同等の平面スピーカ8(電
気信号振動変換器)によって形成し、携帯電話1が音声
再生用に使用されている状況下においてスピーカ7およ
びスピーカとしての機能を有するマイク9を協調させて
ステレオスピーカとして機能させ、音楽等の音声のステ
レオ再生を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話の改良、
特に、携帯電話から出力される音声の高音質化を達成す
るための改良に関する。
特に、携帯電話から出力される音声の高音質化を達成す
るための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の一般的な構成例を図8に示
す。図8に示されるように、従来の携帯電話は、携帯電
話の外装を構成する筐体100の同一面に、LCD等か
らなるディスプレイ101と操作ボタン群102および
スピーカ103とマイク104を配備するように構成さ
れていた。
す。図8に示されるように、従来の携帯電話は、携帯電
話の外装を構成する筐体100の同一面に、LCD等か
らなるディスプレイ101と操作ボタン群102および
スピーカ103とマイク104を配備するように構成さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ディスプレ
イ101や操作ボタン群102の大型化におされてスピ
ーカ103の設置スペースが減少し、十分な大きさの口
径を有するスピーカ103の使用が困難であり、広帯域
・大音量の音声再生が難しいのが実情である。また、敢
えて大口径のスピーカ103を使用した場合には、ディ
スプレイ101や操作ボタン群102の大きさが制限さ
れて使い勝手に支障を来たすといった弊害が生じる。
イ101や操作ボタン群102の大型化におされてスピ
ーカ103の設置スペースが減少し、十分な大きさの口
径を有するスピーカ103の使用が困難であり、広帯域
・大音量の音声再生が難しいのが実情である。また、敢
えて大口径のスピーカ103を使用した場合には、ディ
スプレイ101や操作ボタン群102の大きさが制限さ
れて使い勝手に支障を来たすといった弊害が生じる。
【0004】また、スピーカ103は通話用に利用する
ことを前提として1個しか配備されておらず、インター
ネットを利用してMP3等の音楽をダウンロードするよ
うな昨今の風潮にあっても、携帯電話では音楽等の音声
のステレオ再生ができないといった不都合がある。
ことを前提として1個しか配備されておらず、インター
ネットを利用してMP3等の音楽をダウンロードするよ
うな昨今の風潮にあっても、携帯電話では音楽等の音声
のステレオ再生ができないといった不都合がある。
【0005】ラジオ放送を再生可能とする携帯電話装置
として特開平10−233826号が提案されている
が、このものは、イヤホンマイクを使用してラジオ放送
をステレオ再生するものに過ぎず、スピーカを使用した
ステレオ再生を実現するものではない。
として特開平10−233826号が提案されている
が、このものは、イヤホンマイクを使用してラジオ放送
をステレオ再生するものに過ぎず、スピーカを使用した
ステレオ再生を実現するものではない。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、前記従来技術
の欠点を解消し、広帯域・大音量の大口径スピーカの設
置を可能とし、より望ましくは、音楽等の音声のステレ
オ再生も可能な携帯電話を提供することにある。
の欠点を解消し、広帯域・大音量の大口径スピーカの設
置を可能とし、より望ましくは、音楽等の音声のステレ
オ再生も可能な携帯電話を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体の一面に
ディスプレイと操作ボタン群とを配備し、この一面を基
準として、その反対側の面に、スピーカとマイクを相互
に離間して配備することにより前記目的を達成した。
ディスプレイと操作ボタン群とを配備し、この一面を基
準として、その反対側の面に、スピーカとマイクを相互
に離間して配備することにより前記目的を達成した。
【0008】ディスプレイおよび操作ボタン群と、スピ
ーカおよびマイクとを筐体の相異なる面に配備するよう
にしたので、ディスプレイおよび操作ボタン群の配置状
況に制限されることなくスピーカやマイクを大口径化す
ることができる。この結果、大口径スピーカによる広帯
域・大音量の音声再生が達成される。しかも、ディスプ
レイおよび操作ボタン群を配備した面からは、従来これ
らの構成要素と共に配備されていたスピーカおよびマイ
クが取り除かれることになるので、スピーカの大口径化
とは別に独立してディスプレイおよび操作ボタン群の大
型化も可能であり、より見易く操作性に優れた携帯電話
を提供することが可能となる。
ーカおよびマイクとを筐体の相異なる面に配備するよう
にしたので、ディスプレイおよび操作ボタン群の配置状
況に制限されることなくスピーカやマイクを大口径化す
ることができる。この結果、大口径スピーカによる広帯
域・大音量の音声再生が達成される。しかも、ディスプ
レイおよび操作ボタン群を配備した面からは、従来これ
らの構成要素と共に配備されていたスピーカおよびマイ
クが取り除かれることになるので、スピーカの大口径化
とは別に独立してディスプレイおよび操作ボタン群の大
型化も可能であり、より見易く操作性に優れた携帯電話
を提供することが可能となる。
【0009】更に、スピーカとマイクを同等の電気信号
振動変換器によって形成し、携帯電話が通話用に使用さ
れている状況下では何れか一方の電気信号振動変換器を
スピーカとして機能させ他方をマイクとして機能させる
一方、携帯電話が音声再生用に使用されている状況下で
は両方の電気信号振動変換器を協調させてステレオスピ
ーカとして機能するように構成することが可能である。
振動変換器によって形成し、携帯電話が通話用に使用さ
れている状況下では何れか一方の電気信号振動変換器を
スピーカとして機能させ他方をマイクとして機能させる
一方、携帯電話が音声再生用に使用されている状況下で
は両方の電気信号振動変換器を協調させてステレオスピ
ーカとして機能するように構成することが可能である。
【0010】スピーカは電気信号を振動膜の振動エネル
ギーに変換することによって音声を出力する装置、ま
た、マイクは振動膜に与えられた振動を電気エネルギー
に変換することによって電気信号を出力する装置である
から、その電気的機械的な構造は基本的に同等であり、
使用方法には相互の互換性がある。そこで、本発明にお
いては、スピーカとマイクを同等の電気信号振動変換器
によって形成し、何れか一方の電気信号振動変換器を定
常的にスピーカとして機能させる一方、他方の電気信号
振動変換器を通常の通話状態においてはマイク、また、
音声再生時にはスピーカとして機能させることにより、
スピーカとマイクを利用した通常の通話と、2つのスピ
ーカを同時に利用した音楽等の音声のステレオ再生を実
現した。
ギーに変換することによって音声を出力する装置、ま
た、マイクは振動膜に与えられた振動を電気エネルギー
に変換することによって電気信号を出力する装置である
から、その電気的機械的な構造は基本的に同等であり、
使用方法には相互の互換性がある。そこで、本発明にお
いては、スピーカとマイクを同等の電気信号振動変換器
によって形成し、何れか一方の電気信号振動変換器を定
常的にスピーカとして機能させる一方、他方の電気信号
振動変換器を通常の通話状態においてはマイク、また、
音声再生時にはスピーカとして機能させることにより、
スピーカとマイクを利用した通常の通話と、2つのスピ
ーカを同時に利用した音楽等の音声のステレオ再生を実
現した。
【0011】また、前記筐体は、ディスプレイを具備し
たディスプレイ部と操作ボタン群を具備した操作部とを
有し、ディスプレイ部と操作部を接続するヒンジにより
ディスプレイと操作ボタン群を対面させて折り畳み可能
な構成とすることができる。
たディスプレイ部と操作ボタン群を具備した操作部とを
有し、ディスプレイ部と操作部を接続するヒンジにより
ディスプレイと操作ボタン群を対面させて折り畳み可能
な構成とすることができる。
【0012】このような構成を適用した折り畳み式携帯
電話の場合、前記スピーカは、前記ディスプレイ部にお
いて、ディスプレイを配備した面を基準としてその反対
側の面(筐体を開いた状態で裏側)、また、前記マイク
は、前記操作部において、操作ボタン群を配備した面を
基準としてその反対側の面(筐体を開いた状態で裏側)
に配備されることになる。このように、ディスプレイ部
の裏側にマイク、また、操作部の裏側にスピーカを配備
することによって、スピーカとマイクとの間の離間距離
が確保され、適切な姿勢での通話が可能となる。また、
通話の前処理のためのボタン操作や表示確認の段階では
ディスプレイや操作ボタン群を使用者の顔に対面させる
一方、実際の通話に際してはスピーカやマイクを使用者
の顔に対面させる必要があるため、前処理から通話への
移行に際して携帯電話の持ち替え操作が必要となるが、
この構成によれば、携帯電話を広げた状態でその長手方
向を回転軸として携帯電話を1/2回転させればよいの
で、携帯電話の取り回し、特に、狭い場所での携帯電話
の取り回しが容易である。(ディスプレイ部の裏側にマ
イク、また、操作部の裏側にスピーカを配備した構成を
とることも可能であるが、その場合は、携帯電話の天地
を反転させる持ち替え操作が要求されるので、狭い場所
での携帯電話の取り回しに不都合を生じる場合があ
る。)
電話の場合、前記スピーカは、前記ディスプレイ部にお
いて、ディスプレイを配備した面を基準としてその反対
側の面(筐体を開いた状態で裏側)、また、前記マイク
は、前記操作部において、操作ボタン群を配備した面を
基準としてその反対側の面(筐体を開いた状態で裏側)
に配備されることになる。このように、ディスプレイ部
の裏側にマイク、また、操作部の裏側にスピーカを配備
することによって、スピーカとマイクとの間の離間距離
が確保され、適切な姿勢での通話が可能となる。また、
通話の前処理のためのボタン操作や表示確認の段階では
ディスプレイや操作ボタン群を使用者の顔に対面させる
一方、実際の通話に際してはスピーカやマイクを使用者
の顔に対面させる必要があるため、前処理から通話への
移行に際して携帯電話の持ち替え操作が必要となるが、
この構成によれば、携帯電話を広げた状態でその長手方
向を回転軸として携帯電話を1/2回転させればよいの
で、携帯電話の取り回し、特に、狭い場所での携帯電話
の取り回しが容易である。(ディスプレイ部の裏側にマ
イク、また、操作部の裏側にスピーカを配備した構成を
とることも可能であるが、その場合は、携帯電話の天地
を反転させる持ち替え操作が要求されるので、狭い場所
での携帯電話の取り回しに不都合を生じる場合があ
る。)
【0013】また、筐体を折り畳み可能な構成とする場
合には、ディスプレイと操作ボタン群とを対面させて折
り畳んだ状態からディスプレイ部と操作部を180°を
越えて展開できる構成とすることが望ましい。
合には、ディスプレイと操作ボタン群とを対面させて折
り畳んだ状態からディスプレイ部と操作部を180°を
越えて展開できる構成とすることが望ましい。
【0014】このように、ディスプレイ部と操作部を1
80°を越えて展開できる構成とすることにより、通話
状態におけるスピーカの配置面(ディスプレイ配置面の
裏側)とマイクの配置面(操作ボタン群の配置面の裏
側)の成す角を180°未満とすることが可能となり、
スピーカとマイクを使用者の頭部の輪郭に沿わせて耳お
よび口の近傍に適切に位置させることができるようにな
る。また、携帯電話を音声再生用として使用する場合に
おいては、2つのスピーカの角度調整の自由度が増大
し、また、携帯電話の側面を接地させて卓上等に置くよ
うな場合の安定度も増大する。
80°を越えて展開できる構成とすることにより、通話
状態におけるスピーカの配置面(ディスプレイ配置面の
裏側)とマイクの配置面(操作ボタン群の配置面の裏
側)の成す角を180°未満とすることが可能となり、
スピーカとマイクを使用者の頭部の輪郭に沿わせて耳お
よび口の近傍に適切に位置させることができるようにな
る。また、携帯電話を音声再生用として使用する場合に
おいては、2つのスピーカの角度調整の自由度が増大
し、また、携帯電話の側面を接地させて卓上等に置くよ
うな場合の安定度も増大する。
【0015】筐体を折り畳み可能な構成とした場合に
は、ディスプレイ部におけるディスプレイ配備面の略全
域をディスプレイによって占有させ、操作ボタン部にお
ける操作ボタン群配備面の略全域を操作ボタン群によっ
て占有させることが可能である。
は、ディスプレイ部におけるディスプレイ配備面の略全
域をディスプレイによって占有させ、操作ボタン部にお
ける操作ボタン群配備面の略全域を操作ボタン群によっ
て占有させることが可能である。
【0016】ディスプレイおよびマイクを裏側に配置し
たので、ディスプレイ配備面の略全域に亘って大型のデ
ィスプレイを配備することができ、また、操作部におけ
る操作ボタンの大型化も容易となって、より見易く操作
性に優れた携帯電話が実現される。
たので、ディスプレイ配備面の略全域に亘って大型のデ
ィスプレイを配備することができ、また、操作部におけ
る操作ボタンの大型化も容易となって、より見易く操作
性に優れた携帯電話が実現される。
【0017】前記スピーカおよびマイクの各々は平面ス
ピーカからなる電気信号振動変換器によって構成するこ
とができる。
ピーカからなる電気信号振動変換器によって構成するこ
とができる。
【0018】このように、スピーカおよびマイクを平面
スピーカによって構成することにより、ディスプレイと
スピーカの重合配置および操作ボタン群とマイクの重合
配置による携帯電話の厚みの増大を最小限度に抑制する
ことができる。
スピーカによって構成することにより、ディスプレイと
スピーカの重合配置および操作ボタン群とマイクの重合
配置による携帯電話の厚みの増大を最小限度に抑制する
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1(a)は本発明を
適用した一実施形態の折り畳み式携帯電話(以下、単に
携帯電話という)1を折り畳んだ状態で示した側面図、
図1(b)はその正面斜視図である。また、図2(a)
は同実施形態の携帯電話1を開いた状態で示した側面
図、図2(b)はその正面斜視図、図2(c)はその背
面斜視図である。
施形態について詳細に説明する。図1(a)は本発明を
適用した一実施形態の折り畳み式携帯電話(以下、単に
携帯電話という)1を折り畳んだ状態で示した側面図、
図1(b)はその正面斜視図である。また、図2(a)
は同実施形態の携帯電話1を開いた状態で示した側面
図、図2(b)はその正面斜視図、図2(c)はその背
面斜視図である。
【0020】これらの図面に示されるように、本実施形
態の携帯電話1は、概略において、電話番号の入力確認
やメール作成時の入力文字の確認等の際に使用されるデ
ィスプレイ2を備えたディスプレイ部3と、電話番号の
入力およびメール作成時の文字入力等のために使用され
る操作ボタン群4を備えた操作部5、および、ディスプ
レイ部3と操作部5を折り畳み可能に接続するヒンジ部
6によって構成される。
態の携帯電話1は、概略において、電話番号の入力確認
やメール作成時の入力文字の確認等の際に使用されるデ
ィスプレイ2を備えたディスプレイ部3と、電話番号の
入力およびメール作成時の文字入力等のために使用され
る操作ボタン群4を備えた操作部5、および、ディスプ
レイ部3と操作部5を折り畳み可能に接続するヒンジ部
6によって構成される。
【0021】このうちディスプレイ部3と操作部5は携
帯電話1の外装を形成する筐体の一部である。
帯電話1の外装を形成する筐体の一部である。
【0022】図2(b)に示されるように携帯電話1を
開いた状態では、ディスプレイ部3のディスプレイ2と
操作部5の操作ボタン群4とが携帯電話1の筐体の同一
面側に位置し、また、図1(b)に示されるようにして携
帯電話1を折り畳んだ状態では、ディスプレイ部3のデ
ィスプレイ2と操作部5の操作ボタン群4とが対面して
接する。
開いた状態では、ディスプレイ部3のディスプレイ2と
操作部5の操作ボタン群4とが携帯電話1の筐体の同一
面側に位置し、また、図1(b)に示されるようにして携
帯電話1を折り畳んだ状態では、ディスプレイ部3のデ
ィスプレイ2と操作部5の操作ボタン群4とが対面して
接する。
【0023】そして、図2(b)および図2(c)に示
されるように、ディスプレイ2の配設面を基準とするデ
ィスプレイ部3の反対側の面、つまり、ディスプレイ部
3の裏面側には、スピーカ7を構成する1つ目の電気信
号振動変換器が配備され、また、操作ボタン群4の配設
面を基準とする操作部5の反対側の面、つまり、操作部
5の裏面側には、マイク9を構成する2つ目の電気信号
振動変換器が配備され、更に、操作部5の裏面側には、
前記マイク9と並んで、電源となるバッテリー10が着
脱可能に装着されている。
されるように、ディスプレイ2の配設面を基準とするデ
ィスプレイ部3の反対側の面、つまり、ディスプレイ部
3の裏面側には、スピーカ7を構成する1つ目の電気信
号振動変換器が配備され、また、操作ボタン群4の配設
面を基準とする操作部5の反対側の面、つまり、操作部
5の裏面側には、マイク9を構成する2つ目の電気信号
振動変換器が配備され、更に、操作部5の裏面側には、
前記マイク9と並んで、電源となるバッテリー10が着
脱可能に装着されている。
【0024】このように、ディスプレイ2および操作ボ
タン群4を配備した側の面からスピーカ7およびマイク
9を取り除いて筐体の裏面側に移設した結果、図2
(b)に示される通り、ディスプレイ部3におけるディ
スプレイ配備面の略全域を占有する程度にまでディスプ
レイ2を大型化することができ、また、操作部5におけ
る操作ボタン群配備面の略全域を占有する程度にまで、
操作ボタン群4の各種ボタンの大型化、あるいは、ボタ
ンの配設ピッチの拡張が可能となった。
タン群4を配備した側の面からスピーカ7およびマイク
9を取り除いて筐体の裏面側に移設した結果、図2
(b)に示される通り、ディスプレイ部3におけるディ
スプレイ配備面の略全域を占有する程度にまでディスプ
レイ2を大型化することができ、また、操作部5におけ
る操作ボタン群配備面の略全域を占有する程度にまで、
操作ボタン群4の各種ボタンの大型化、あるいは、ボタ
ンの配設ピッチの拡張が可能となった。
【0025】これにより、ディスプレイと操作ボタン群
およびスピーカとマイクを同一面に纏めて配備した従来
の携帯電話に比べ、ディスプレイの視認性やボタンの操
作性が大幅に向上する。ディスプレイおよび操作ボタン
の大きさに関連して、従来の携帯電話と本実施形態の携
帯電話1の比較を図7に示す。図7(a)が従来の携帯
電話、図7(b)が本実施形態の形態電話1である。共
にディスプレイの数が1枚、また、操作ボタンの数は7
行3列の21個であるが、ディスプレイおよび操作ボタ
ン共に実施形態の携帯電話1において大型化されている
ことが分かる。
およびスピーカとマイクを同一面に纏めて配備した従来
の携帯電話に比べ、ディスプレイの視認性やボタンの操
作性が大幅に向上する。ディスプレイおよび操作ボタン
の大きさに関連して、従来の携帯電話と本実施形態の携
帯電話1の比較を図7に示す。図7(a)が従来の携帯
電話、図7(b)が本実施形態の形態電話1である。共
にディスプレイの数が1枚、また、操作ボタンの数は7
行3列の21個であるが、ディスプレイおよび操作ボタ
ン共に実施形態の携帯電話1において大型化されている
ことが分かる。
【0026】次に、スピーカ7およびマイク9を構成す
る電気信号振動変換器の構成の概略を図6(a)の平面
図および図6(b)の組立図に示す。
る電気信号振動変換器の構成の概略を図6(a)の平面
図および図6(b)の組立図に示す。
【0027】本実施形態の電気信号振動変換器は、図6
(b)に示される通り、支持枠11と加振器12および
振動膜13とから成る大口径の平面スピーカ8によって
構成される。この平面スピーカ8の加振器12を電気信
号により励磁して振動膜13を振動させればスピーカと
しての機能が達成され、また、これとは逆に、振動膜1
3に向かって話し掛けるようにして振動膜13を音圧で
振動させ、この音圧の変化に応じて加振器12から電気
信号を出力させれば、この平面スピーカ8をマイクとし
て利用することができる。
(b)に示される通り、支持枠11と加振器12および
振動膜13とから成る大口径の平面スピーカ8によって
構成される。この平面スピーカ8の加振器12を電気信
号により励磁して振動膜13を振動させればスピーカと
しての機能が達成され、また、これとは逆に、振動膜1
3に向かって話し掛けるようにして振動膜13を音圧で
振動させ、この音圧の変化に応じて加振器12から電気
信号を出力させれば、この平面スピーカ8をマイクとし
て利用することができる。
【0028】そこで、本実施形態においては、このよう
な構成を有する平面スピーカ8を2組用意し、その一方
を図6(b)に示されるような取付金具14とタッピン
グネジ15,15によって図2(c)に示されるような
スピーカ7の位置に内側から装着し、この1つ目の平面
スピーカ8を定常的にスピーカ7として利用する。ま
た、これとは別の2つ目の平面スピーカ8を前記と同様
にして取付金具14とタッピングネジ15,15によっ
て図2(c)に示されるようなマイク9の位置に内側か
ら装着し、この2つ目の平面スピーカ8を、スピーカ機
能を兼ね備えたマイク9として利用するようにしてい
る。
な構成を有する平面スピーカ8を2組用意し、その一方
を図6(b)に示されるような取付金具14とタッピン
グネジ15,15によって図2(c)に示されるような
スピーカ7の位置に内側から装着し、この1つ目の平面
スピーカ8を定常的にスピーカ7として利用する。ま
た、これとは別の2つ目の平面スピーカ8を前記と同様
にして取付金具14とタッピングネジ15,15によっ
て図2(c)に示されるようなマイク9の位置に内側か
ら装着し、この2つ目の平面スピーカ8を、スピーカ機
能を兼ね備えたマイク9として利用するようにしてい
る。
【0029】つまり、スピーカ7を構成する平面スピー
カ8は、携帯電話1を通話用として利用する場合におい
ても音声再生用として利用する場合においてもスピーカ
として機能し、また、マイク9を構成する平面スピーカ
8は、携帯電話1を音楽等の音声再生用として利用する
場合にはスピーカとして機能する一方、携帯電話1を通
話用として利用する場合においてはマイクとして機能す
ることになる。
カ8は、携帯電話1を通話用として利用する場合におい
ても音声再生用として利用する場合においてもスピーカ
として機能し、また、マイク9を構成する平面スピーカ
8は、携帯電話1を音楽等の音声再生用として利用する
場合にはスピーカとして機能する一方、携帯電話1を通
話用として利用する場合においてはマイクとして機能す
ることになる。
【0030】この携帯電話1は、FM曲からのラジオ放
送を受信するためのチューナー機能や、インターネット
経由でサーバのライブラリからダウンロードされたMP
3ファイルをストリーミング再生する機能等を備え、音
楽等の音源となるアナログ信号あるいはディジタルデー
タは、FM曲からのラジオ放送、あるいは、インターネ
ット経由でダウンロードされるMP3ファイル等として
取得することが可能である。
送を受信するためのチューナー機能や、インターネット
経由でサーバのライブラリからダウンロードされたMP
3ファイルをストリーミング再生する機能等を備え、音
楽等の音源となるアナログ信号あるいはディジタルデー
タは、FM曲からのラジオ放送、あるいは、インターネ
ット経由でダウンロードされるMP3ファイル等として
取得することが可能である。
【0031】また、マイク9の機能の切替は携帯電話1
に内蔵された回路(CPU)によって自動的に行われ、
携帯電話1が通話モードで利用されている場合にはマイ
ク9がマイクとして機能する一方、携帯電話1が音声再
生モードで利用されている場合にはマイク9がスピーカ
として機能するようになっている。なお、音声再生モー
ドにおいて利用されるアナログ信号あるいはディジタル
データがモノラル仕様の場合にはスピーカ7とマイク9
から同一の音声が出力され、また、音声再生モードにお
いて利用されるアナログ信号あるいはディジタルデータ
がステレオ仕様の場合には、例えば、スピーカ7が右チ
ャンネルの音声を出力し、マイク9が左チャンネルの音
声を出力することになる(無論、その逆であってもよ
い)。
に内蔵された回路(CPU)によって自動的に行われ、
携帯電話1が通話モードで利用されている場合にはマイ
ク9がマイクとして機能する一方、携帯電話1が音声再
生モードで利用されている場合にはマイク9がスピーカ
として機能するようになっている。なお、音声再生モー
ドにおいて利用されるアナログ信号あるいはディジタル
データがモノラル仕様の場合にはスピーカ7とマイク9
から同一の音声が出力され、また、音声再生モードにお
いて利用されるアナログ信号あるいはディジタルデータ
がステレオ仕様の場合には、例えば、スピーカ7が右チ
ャンネルの音声を出力し、マイク9が左チャンネルの音
声を出力することになる(無論、その逆であってもよ
い)。
【0032】このように、スピーカ7およびマイク9を
ディスプレイ2および操作ボタン群4から独立させて携
帯電話1の裏面側に配備したことにより、スピーカ7お
よびスピーカ機能を有するマイク9の大口径化が容易に
達成され、通話時および音声再生時におけるスピーカ出
力の広帯域化と大音量化および音質の向上が実現され
る。
ディスプレイ2および操作ボタン群4から独立させて携
帯電話1の裏面側に配備したことにより、スピーカ7お
よびスピーカ機能を有するマイク9の大口径化が容易に
達成され、通話時および音声再生時におけるスピーカ出
力の広帯域化と大音量化および音質の向上が実現され
る。
【0033】また、これらのスピーカ7およびマイク9
は図6(a)および図6(b)に示される通りの薄型の
平面スピーカ8によって構成されているので、スピーカ
7とディスプレイ2、および、マイク9と操作ボタン群
4を携帯電話1の厚み方向に重合して配備した構成であ
るにも関わらず、携帯電話1の厚みが無闇に増大すると
いった弊害を生じずに済む。
は図6(a)および図6(b)に示される通りの薄型の
平面スピーカ8によって構成されているので、スピーカ
7とディスプレイ2、および、マイク9と操作ボタン群
4を携帯電話1の厚み方向に重合して配備した構成であ
るにも関わらず、携帯電話1の厚みが無闇に増大すると
いった弊害を生じずに済む。
【0034】図3(a)は携帯電話1が音声再生状態で
取り得る姿勢の一例を示した平面図、図3(b)はその
斜視図である。
取り得る姿勢の一例を示した平面図、図3(b)はその
斜視図である。
【0035】本実施形態の携帯電話1は、図3(a)に
示されるように、ディスプレイ部3のディスプレイ2と
操作部5の操作ボタン群4とを対面させて携帯電話1を
折り畳んだ図1(b)の状態からディスプレイ2と操作
ボタン群4を離間させる方向に180°を越えてディス
プレイ部3と操作部5を展開できるようになっている。
示されるように、ディスプレイ部3のディスプレイ2と
操作部5の操作ボタン群4とを対面させて携帯電話1を
折り畳んだ図1(b)の状態からディスプレイ2と操作
ボタン群4を離間させる方向に180°を越えてディス
プレイ部3と操作部5を展開できるようになっている。
【0036】この結果、図3(b)に示されるように、
携帯電話1を音声再生用として使用する際に、スピーカ
として機能するマイク9とスピーカ7とが成す角を18
0°未満に設定した状態で、卓上等に安定的に載置する
ことが可能となる。また、このような姿勢を適用した場
合、スピーカとして機能するマイク9の法線とスピーカ
7の法線とが図3(b)の紙面厚み方向の手前側の所定
位置(携帯電話1の載置場所に比較的近い位置)で交差
することになるので、携帯電話1を使用者の近傍に載置
して音楽等の音声のステレオ再生を楽しむ場合に便利で
ある。
携帯電話1を音声再生用として使用する際に、スピーカ
として機能するマイク9とスピーカ7とが成す角を18
0°未満に設定した状態で、卓上等に安定的に載置する
ことが可能となる。また、このような姿勢を適用した場
合、スピーカとして機能するマイク9の法線とスピーカ
7の法線とが図3(b)の紙面厚み方向の手前側の所定
位置(携帯電話1の載置場所に比較的近い位置)で交差
することになるので、携帯電話1を使用者の近傍に載置
して音楽等の音声のステレオ再生を楽しむ場合に便利で
ある。
【0037】図4(a)は携帯電話1が音声再生状態で
取り得る姿勢の他の一例を示した平面図、図4(b)は
その斜視図である。
取り得る姿勢の他の一例を示した平面図、図4(b)は
その斜視図である。
【0038】このように、ディスプレイ部3と操作部5
の成す角を180°未満とした場合には、スピーカとし
て機能するマイク9の法線とスピーカ7の法線が外側に
広がるようなかたちとなり、音楽等の音声のステレオ再
生の音の広がりを楽しむ場合に便利である。図3(a)
および図3(b)で示した場合と同様、安定した状態で
携帯電話1を卓上等に載置することができる。
の成す角を180°未満とした場合には、スピーカとし
て機能するマイク9の法線とスピーカ7の法線が外側に
広がるようなかたちとなり、音楽等の音声のステレオ再
生の音の広がりを楽しむ場合に便利である。図3(a)
および図3(b)で示した場合と同様、安定した状態で
携帯電話1を卓上等に載置することができる。
【0039】図5(a)は通話状態における携帯電話1
の姿勢を示した側面図、図5(b)はその斜視図であ
る。
の姿勢を示した側面図、図5(b)はその斜視図であ
る。
【0040】図5(a)および図5(b)に示すように
してディスプレイ部3と操作部5を180°を越えて展
開させることにより、スピーカ7の作用面とマイク9の
作用面とが成す角は180°未満となり、スピーカ7お
よびマイク9を携帯電話1の裏面側に配備しているにも
関わらず、スピーカと7マイク9を使用者の頭部の輪郭
に沿わせて耳および口の近傍に適切に位置させることが
可能となる。これにより、使用者は快適な姿勢で通話を
実施することができる。
してディスプレイ部3と操作部5を180°を越えて展
開させることにより、スピーカ7の作用面とマイク9の
作用面とが成す角は180°未満となり、スピーカ7お
よびマイク9を携帯電話1の裏面側に配備しているにも
関わらず、スピーカと7マイク9を使用者の頭部の輪郭
に沿わせて耳および口の近傍に適切に位置させることが
可能となる。これにより、使用者は快適な姿勢で通話を
実施することができる。
【0041】また、通話のために必要とされる前処理、
つまり、ボタン操作やディスプレイ表示の確認操作は、
図2(a),図2(b)に示されるように操作ボタン群
4の配置面とディスプレイ2の配置面との成す角を18
0°前後として携帯電話1を開き、操作ボタン群4の配
置面とディスプレイ2の配置面を使用者の顔に対面させ
た状態で行われ、その後、実際の通話に移る際に携帯電
話1を1/2回転させて表裏を反転させ、スピーカ7お
よびマイク9の配置面を使用者の顔に向けるように持ち
替える必要がある。本実施形態においては、ディスプレ
イ2の裏面側にスピーカ7、また、操作ボタン群4の裏
面側にマイク9を配備するようにしているので、図2
(a),図2(b)のボタン操作状態から図5(a),
図5(b)の通話状態への携帯電話1の姿勢変更は、携
帯電話1の長手方向を軸として携帯電話1を1/2回転
させるだけでよく、携帯電話1の上下方向の反転操作を
必要としないので、携帯電話1の取り回し操作、特に、
狭い場所での取り回し操作が容易である。
つまり、ボタン操作やディスプレイ表示の確認操作は、
図2(a),図2(b)に示されるように操作ボタン群
4の配置面とディスプレイ2の配置面との成す角を18
0°前後として携帯電話1を開き、操作ボタン群4の配
置面とディスプレイ2の配置面を使用者の顔に対面させ
た状態で行われ、その後、実際の通話に移る際に携帯電
話1を1/2回転させて表裏を反転させ、スピーカ7お
よびマイク9の配置面を使用者の顔に向けるように持ち
替える必要がある。本実施形態においては、ディスプレ
イ2の裏面側にスピーカ7、また、操作ボタン群4の裏
面側にマイク9を配備するようにしているので、図2
(a),図2(b)のボタン操作状態から図5(a),
図5(b)の通話状態への携帯電話1の姿勢変更は、携
帯電話1の長手方向を軸として携帯電話1を1/2回転
させるだけでよく、携帯電話1の上下方向の反転操作を
必要としないので、携帯電話1の取り回し操作、特に、
狭い場所での取り回し操作が容易である。
【0042】
【発明の効果】本発明の携帯電話は、ディスプレイと操
作ボタン群を配備した面と反対側の面、つまり、携帯電
話の裏面側にスピーカとマイクを配備することにより、
ディスプレイおよび操作ボタン群の配置状況に制限され
ることなくスピーカやマイクの大口径化を達成したの
で、大口径スピーカによる広帯域・大音量の音声再生が
可能となった。しかも、ディスプレイおよび操作ボタン
群を配備した面からは、従来これらの構成要素と共に配
備されていたスピーカおよびマイクが取り除かれること
になるので、スピーカの大口径化とは別に独立してディ
スプレイおよび操作ボタン群の大型化が可能であり、よ
り見易く操作性に優れた携帯電話を提供することができ
る。
作ボタン群を配備した面と反対側の面、つまり、携帯電
話の裏面側にスピーカとマイクを配備することにより、
ディスプレイおよび操作ボタン群の配置状況に制限され
ることなくスピーカやマイクの大口径化を達成したの
で、大口径スピーカによる広帯域・大音量の音声再生が
可能となった。しかも、ディスプレイおよび操作ボタン
群を配備した面からは、従来これらの構成要素と共に配
備されていたスピーカおよびマイクが取り除かれること
になるので、スピーカの大口径化とは別に独立してディ
スプレイおよび操作ボタン群の大型化が可能であり、よ
り見易く操作性に優れた携帯電話を提供することができ
る。
【0043】更に、スピーカとマイクを同等の電気信号
振動変換器によって形成し、携帯電話が通話用に使用さ
れている状況下では何れか一方の電気信号振動変換器を
スピーカとして機能させ他方をマイクとして機能させる
一方、携帯電話が音声再生用に使用されている状況下で
は両方の電気信号振動変換器を協調させてステレオスピ
ーカとして機能するように構成しているので、スピーカ
とマイクを利用した通常の通話に加え、スピーカおよび
スピーカとしての機能を有するマイクからなる2つのス
ピーカを同時に利用した音楽等の音声のステレオ再生
(立体音響)も実現できる。
振動変換器によって形成し、携帯電話が通話用に使用さ
れている状況下では何れか一方の電気信号振動変換器を
スピーカとして機能させ他方をマイクとして機能させる
一方、携帯電話が音声再生用に使用されている状況下で
は両方の電気信号振動変換器を協調させてステレオスピ
ーカとして機能するように構成しているので、スピーカ
とマイクを利用した通常の通話に加え、スピーカおよび
スピーカとしての機能を有するマイクからなる2つのス
ピーカを同時に利用した音楽等の音声のステレオ再生
(立体音響)も実現できる。
【0044】また、携帯電話の筐体をディスプレイ部と
操作部とに分けてヒンジ部を介して折り畳み可能な構成
とし、ディスプレイ部の裏面側にスピーカ、操作部の裏
面側にマイクを配備するようにしたので、ディスプレイ
および操作ボタン群を手前に向けて行うボタン操作や表
示確認の状態からスピーカおよびマイクを手前に向けて
行う実際の通話状態への携帯電話の姿勢切り替えは、携
帯電話を広げた状態でその長手方向を回転軸として携帯
電話を1/2回転させるだけで済み、携帯電話の天地方
向の反転操作が必要ないので、携帯電話の取り回し操
作、特に、狭い場所での携帯電話の取り回し操作が容易
である。
操作部とに分けてヒンジ部を介して折り畳み可能な構成
とし、ディスプレイ部の裏面側にスピーカ、操作部の裏
面側にマイクを配備するようにしたので、ディスプレイ
および操作ボタン群を手前に向けて行うボタン操作や表
示確認の状態からスピーカおよびマイクを手前に向けて
行う実際の通話状態への携帯電話の姿勢切り替えは、携
帯電話を広げた状態でその長手方向を回転軸として携帯
電話を1/2回転させるだけで済み、携帯電話の天地方
向の反転操作が必要ないので、携帯電話の取り回し操
作、特に、狭い場所での携帯電話の取り回し操作が容易
である。
【0045】しかも、ディスプレイと操作ボタン群とを
対面させて折り畳んだ状態からディスプレイ部と操作部
を180°を越えて展開できるようにしているので、通
話状態におけるスピーカの配置面とマイクの配置面の成
す角を180°未満とすることが可能となり、スピーカ
とマイクを使用者の頭部の輪郭に沿わせて耳および口の
近傍に適切に位置させて楽な姿勢で通話を行うことがで
きる。
対面させて折り畳んだ状態からディスプレイ部と操作部
を180°を越えて展開できるようにしているので、通
話状態におけるスピーカの配置面とマイクの配置面の成
す角を180°未満とすることが可能となり、スピーカ
とマイクを使用者の頭部の輪郭に沿わせて耳および口の
近傍に適切に位置させて楽な姿勢で通話を行うことがで
きる。
【0046】また、スピーカおよびマイクの各々は平面
スピーカからなる電気信号振動変換器で構成されている
ので、ディスプレイとスピーカおよび操作ボタン群とマ
イクとを携帯電話の厚み方向に重合した構成であって
も、携帯電話の厚みの増大を最小限度に抑制することが
できる。
スピーカからなる電気信号振動変換器で構成されている
ので、ディスプレイとスピーカおよび操作ボタン群とマ
イクとを携帯電話の厚み方向に重合した構成であって
も、携帯電話の厚みの増大を最小限度に抑制することが
できる。
【図1】図1(a)は本発明を適用した一実施形態の携
帯電話を折り畳んだ状態で示した側面図、図1(b)は
その斜視図である。
帯電話を折り畳んだ状態で示した側面図、図1(b)は
その斜視図である。
【図2】図2(a)は同実施形態の携帯電話をボタン操
作時あるいは通話時の使用状態で示した側面図、図2
(b)はその正面斜視図、図2(c)は背面斜視図であ
る。
作時あるいは通話時の使用状態で示した側面図、図2
(b)はその正面斜視図、図2(c)は背面斜視図であ
る。
【図3】図3(a)は同実施形態の携帯電話が音声再生
状態で取り得る姿勢の一例を示した平面図、図3(b)
はその斜視図である。
状態で取り得る姿勢の一例を示した平面図、図3(b)
はその斜視図である。
【図4】図4(a)は同実施形態の携帯電話が音声再生
状態で取り得る姿勢の他の一例を示した平面図、図4
(b)はその斜視図である。
状態で取り得る姿勢の他の一例を示した平面図、図4
(b)はその斜視図である。
【図5】図5(a)は同実施形態の携帯電話が通話状態
で取り得る姿勢の一例を示した側面図、図5(b)はそ
の斜視図である。
で取り得る姿勢の一例を示した側面図、図5(b)はそ
の斜視図である。
【図6】図6(a)は同実施形態の携帯電話のスピーカ
およびマイクを構成する電気信号振動変換器(平面スピ
ーカ)を示した平面図、図6(b)は同電気信号振動変
換器(平面スピーカ)の構成の概略を示した組立図であ
る。
およびマイクを構成する電気信号振動変換器(平面スピ
ーカ)を示した平面図、図6(b)は同電気信号振動変
換器(平面スピーカ)の構成の概略を示した組立図であ
る。
【図7】図7(a)は従来の携帯電話におけるディスプ
レイと操作ボタンの大きさを示した斜視図、図7(b)
は実施形態の携帯電話におけるディスプレイと操作ボタ
ンの大きさを示した斜視図である。
レイと操作ボタンの大きさを示した斜視図、図7(b)
は実施形態の携帯電話におけるディスプレイと操作ボタ
ンの大きさを示した斜視図である。
【図8】携帯電話の一般的な構成例を示した斜視図であ
る。(従来例)
る。(従来例)
1 折り畳み式携帯電話 2 ディスプレイ 3 ディスプレイ部 4 操作ボタン群 5 操作部 6 ヒンジ部 7 スピーカ 8 平面スピーカ(電気信号振動変換器) 9 マイク 10 バッテリー 11 支持枠 12 加振器 13 振動膜 14 取付金具 15 タッピングネジ 100 筐体 101 ディスプレイ 102 操作ボタン群 103 スピーカ 104 マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 1/02 107 H04R 1/02 107
Claims (6)
- 【請求項1】 筐体の一面にディスプレイと操作ボタン
群とを配備した携帯電話であって、前記一面を基準とし
て、その反対側の面に、スピーカとマイクが相互に離間
して配備されていることを特徴とする携帯電話。 - 【請求項2】 前記スピーカとマイクが同等の電気信号
振動変換器によって形成され、前記携帯電話が通話用に
使用されている状況下では何れか一方の電気信号振動変
換器がスピーカとして機能し他方がマイクとして機能す
る一方、前記携帯電話が音声再生用に使用されている状
況下では両方の電気信号振動変換器が協調してステレオ
スピーカとして機能するように構成されていることを特
徴とする請求項1記載の携帯電話。 - 【請求項3】 前記筐体は、前記ディスプレイを具備し
たディスプレイ部と前記操作ボタン群を具備した操作部
とを有し、前記ディスプレイ部と前記操作部を接続する
ヒンジにより前記ディスプレイと前記操作ボタン群を対
面させて折り畳み可能に構成され、前記スピーカと前記
マイクが、前記ディスプレイと前記操作ボタン群を配備
した面を基準として前記ディスプレイ部と前記操作部の
反対側の面に配備されていることを特徴とする請求項1
または請求項2記載の携帯電話。 - 【請求項4】 前記筐体が、前記ディスプレイ部のディ
スプレイと前記操作部の操作ボタン群とを対面させて折
り畳んだ状態から180°を越えて展開可能に構成され
ていることを特徴とする請求項3記載の携帯電話。 - 【請求項5】 前記ディスプレイが前記ディスプレイ部
におけるディスプレイ配備面の略全域を占有し、前記操
作ボタン群が前記操作部における操作ボタン群配備面の
略全域を占有していることを特徴とする請求項3または
請求項4記載の携帯電話。 - 【請求項6】 前記スピーカおよびマイクを構成する電
気信号振動変換器が平面スピーカによって構成されてい
ることを特徴とする請求項2,請求項3,請求項4また
は請求項5記載の携帯電話。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001080138A JP2002281135A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 携帯電話 |
US10/097,404 US6819939B2 (en) | 2001-03-21 | 2002-03-15 | Cellular phone with high-quality sound reproduction capability |
DE10211943A DE10211943B4 (de) | 2001-03-21 | 2002-03-18 | Mobiltelefon mit hochqualitativer Tonwiedergabefähigkeit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001080138A JP2002281135A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 携帯電話 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002281135A true JP2002281135A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18936476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001080138A Pending JP2002281135A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 携帯電話 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6819939B2 (ja) |
JP (1) | JP2002281135A (ja) |
DE (1) | DE10211943B4 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7187958B2 (en) | 2003-04-30 | 2007-03-06 | Nec Corporation | Folding mobile communications apparatus |
US7203513B2 (en) | 2003-05-22 | 2007-04-10 | Fujitsu Limited | Portable terminal devices |
US7433704B2 (en) | 2004-02-17 | 2008-10-07 | Nec Corporation | Portable communication terminal |
US8036722B2 (en) | 2006-11-02 | 2011-10-11 | Motorola Mobility, Inc. | Mobile communication device with dedicated speakerphone microphone |
US8233944B2 (en) | 2003-05-13 | 2012-07-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Speaker apparatus and method in a wireless telephone |
US9317198B2 (en) | 2012-10-10 | 2016-04-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display device and control method thereof |
US9335887B2 (en) | 2012-10-10 | 2016-05-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display device and method of providing tool therefor |
US9348504B2 (en) | 2012-10-10 | 2016-05-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi-display apparatus and method of controlling the same |
US9417784B2 (en) | 2012-10-10 | 2016-08-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display apparatus and method of controlling display operation |
US9571734B2 (en) | 2012-10-10 | 2017-02-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display device and method of photographing thereof |
US9696899B2 (en) | 2012-10-10 | 2017-07-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display apparatus and multi display method |
US11360728B2 (en) | 2012-10-10 | 2022-06-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Head mounted display apparatus and method for displaying a content |
Families Citing this family (78)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4716238B2 (ja) * | 2000-09-27 | 2011-07-06 | 日本電気株式会社 | 携帯端末装置の音響再生システム及び方法 |
US7466992B1 (en) | 2001-10-18 | 2008-12-16 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US7107081B1 (en) | 2001-10-18 | 2006-09-12 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US7127271B1 (en) | 2001-10-18 | 2006-10-24 | Iwao Fujisaki | Communication device |
JP3553916B2 (ja) * | 2001-10-19 | 2004-08-11 | 松下電器産業株式会社 | 携帯電話機 |
US20040203995A1 (en) * | 2002-04-10 | 2004-10-14 | Mr. Platonov | Overturnable phone |
US20030222846A1 (en) * | 2002-05-31 | 2003-12-04 | Huy Nguyen | Multi-functional handheld device having moveable segments |
US20040198324A1 (en) * | 2002-06-03 | 2004-10-07 | Cheng-Shing Lai | Mobile communication device with a repeated reading function |
US10721066B2 (en) | 2002-09-30 | 2020-07-21 | Myport Ip, Inc. | Method for voice assistant, location tagging, multi-media capture, transmission, speech to text conversion, photo/video image/object recognition, creation of searchable metatags/contextual tags, storage and search retrieval |
US6996251B2 (en) | 2002-09-30 | 2006-02-07 | Myport Technologies, Inc. | Forensic communication apparatus and method |
JP2004135177A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Sharp Corp | 携帯電話機 |
JP4073296B2 (ja) * | 2002-11-14 | 2008-04-09 | 京セラ株式会社 | 重ね型携帯電話機 |
US7483543B2 (en) * | 2003-01-06 | 2009-01-27 | Motorola, Inc. | Stereo imaging manifold and method for use in a portable electronic device |
KR100504141B1 (ko) * | 2003-01-22 | 2005-07-27 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 단말기에서 삼차원 서라운드 효과를 가지는 장치및 방법 |
US8229512B1 (en) | 2003-02-08 | 2012-07-24 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US7010330B1 (en) | 2003-03-01 | 2006-03-07 | Theta Microelectronics, Inc. | Power dissipation reduction in wireless transceivers |
US8241128B1 (en) | 2003-04-03 | 2012-08-14 | Iwao Fujisaki | Communication device |
USD491906S1 (en) | 2003-04-23 | 2004-06-22 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Mobile phone |
US7194099B2 (en) * | 2003-06-10 | 2007-03-20 | Motorola, Inc. | Handheld electronics devices with multiple user sensory transducers and methods |
US7460074B2 (en) * | 2003-06-20 | 2008-12-02 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Communication terminals having integrated antenna and speaker assemblies |
ATE551780T1 (de) * | 2003-07-23 | 2012-04-15 | Lg Electronics Inc | Interne antenne und ein mobilendgerät mit dieser internen antenne |
US7167130B2 (en) * | 2003-08-01 | 2007-01-23 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Internal antenna and flat panel speaker assemblies and mobile terminals including the same |
US8090402B1 (en) | 2003-09-26 | 2012-01-03 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US20060034481A1 (en) * | 2003-11-03 | 2006-02-16 | Farhad Barzegar | Systems, methods, and devices for processing audio signals |
US7450570B1 (en) | 2003-11-03 | 2008-11-11 | At&T Intellectual Property Ii, L.P. | System and method of providing a high-quality voice network architecture |
US8019449B2 (en) * | 2003-11-03 | 2011-09-13 | At&T Intellectual Property Ii, Lp | Systems, methods, and devices for processing audio signals |
KR100617700B1 (ko) * | 2003-11-17 | 2006-08-28 | 삼성전자주식회사 | 통신 단말기를 위한 3차원 입체음향 재생 장치 및 방법 |
US8121635B1 (en) | 2003-11-22 | 2012-02-21 | Iwao Fujisaki | Communication device |
JP2005167909A (ja) | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯型電話装置 |
US20050136848A1 (en) * | 2003-12-22 | 2005-06-23 | Matt Murray | Multi-mode audio processors and methods of operating the same |
ATE453287T1 (de) * | 2004-01-29 | 2010-01-15 | Sony Ericsson Mobile Comm Ab | Schallwiedergabe für tragbares elektronisches gerät |
US8041348B1 (en) | 2004-03-23 | 2011-10-18 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US20050215295A1 (en) * | 2004-03-29 | 2005-09-29 | Arneson Theodore R | Ambulatory handheld electronic device |
US7095867B2 (en) * | 2004-04-30 | 2006-08-22 | Altec Lansing Technologies, Inc. | Portable audio reproduction system |
US20050245240A1 (en) * | 2004-04-30 | 2005-11-03 | Senaka Balasuriya | Apparatus and method for storing media during interruption of a media session |
US20050254661A1 (en) * | 2004-05-14 | 2005-11-17 | Motorola, Inc. | Wireless device for capturing multiple channel audio |
JP4611306B2 (ja) * | 2004-08-27 | 2011-01-12 | パナソニック株式会社 | 情報端末、イベント報知方法及びプログラム |
US7148789B2 (en) * | 2004-09-09 | 2006-12-12 | Motorola, Inc. | Handheld device having multiple localized force feedback |
KR20060031551A (ko) * | 2004-10-08 | 2006-04-12 | 삼성전자주식회사 | 스테레오 단말기 및 스테레오 단말기를 이용한 음성 통화방법 |
US7536200B2 (en) * | 2004-10-22 | 2009-05-19 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Combination wireless communications device and portable stereo |
US20060168097A1 (en) * | 2004-11-02 | 2006-07-27 | Pittelli Stephen J | Internet radio receiver |
JP5210855B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2013-06-12 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | プログラム動作を修正するためのタグの使用 |
US8208954B1 (en) | 2005-04-08 | 2012-06-26 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US7446674B2 (en) * | 2005-05-16 | 2008-11-04 | Mckenna Louis H | Emergency warning system for approach of right of way vehicle |
US7538687B2 (en) * | 2005-09-01 | 2009-05-26 | Mckenna Louis H | Emergency warning system for approach of right of way vehicle |
US20070072654A1 (en) * | 2005-09-27 | 2007-03-29 | Cosgrove Steven J | Multi speaker two part electronics device |
FR2895617A1 (fr) * | 2005-12-26 | 2007-06-29 | Jacques Gerald Foin | Systeme d'appel detenus audio gere par micro automates sur reseau lon et matrice audio. exploitation en alternat audio par haut parleurs reversibles commutes par les micros automates |
KR101128170B1 (ko) * | 2006-05-10 | 2012-03-23 | 엘지전자 주식회사 | 음향 트랜스듀서를 갖는 휴대 단말기 및 그 제어방법 |
US8559983B1 (en) | 2007-05-03 | 2013-10-15 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US7890089B1 (en) | 2007-05-03 | 2011-02-15 | Iwao Fujisaki | Communication device |
EP2007167A3 (en) * | 2007-06-21 | 2013-01-23 | Funai Electric Advanced Applied Technology Research Institute Inc. | Voice input-output device and communication device |
US8676273B1 (en) | 2007-08-24 | 2014-03-18 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US8639214B1 (en) | 2007-10-26 | 2014-01-28 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US8472935B1 (en) | 2007-10-29 | 2013-06-25 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US8744720B1 (en) | 2007-12-27 | 2014-06-03 | Iwao Fujisaki | Inter-vehicle middle point maintaining implementer |
US20090174571A1 (en) * | 2008-01-07 | 2009-07-09 | Mckenna Louis H | Navigation apparatus having emergency warning system |
JP4539750B2 (ja) * | 2008-04-08 | 2010-09-08 | ソニー株式会社 | 記録媒体 |
CN101562671A (zh) * | 2008-04-18 | 2009-10-21 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 音频设备的音量控制方法及通信装置 |
US8543157B1 (en) | 2008-05-09 | 2013-09-24 | Iwao Fujisaki | Communication device which notifies its pin-point location or geographic area in accordance with user selection |
US8340726B1 (en) | 2008-06-30 | 2012-12-25 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US8452307B1 (en) | 2008-07-02 | 2013-05-28 | Iwao Fujisaki | Communication device |
US8054200B1 (en) | 2008-12-11 | 2011-11-08 | Neva Products, Llc | Control apparatus, method, and algorithm for turning on warning in response to strobe |
US20110228950A1 (en) * | 2010-03-19 | 2011-09-22 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Headset loudspeaker microphone |
US9407984B2 (en) * | 2011-02-24 | 2016-08-02 | Htc Corporation | Method and apparatus for adjusting sound quality |
JP5702251B2 (ja) * | 2011-08-29 | 2015-04-15 | 京セラ株式会社 | 携帯電子機器、音声出力方法及び音声出力プログラム |
EP2574015B1 (en) * | 2011-09-22 | 2018-05-23 | BlackBerry Limited | Mobile communication device with receiver speaker |
US8699963B2 (en) | 2011-09-22 | 2014-04-15 | Blackberry Limited | Mobile communication device with receiver speaker |
KR101429251B1 (ko) * | 2012-09-05 | 2014-08-19 | 주식회사 팬택 | 리시버 및 이를 포함한 이동통신단말기 |
DE102012021014A1 (de) * | 2012-10-28 | 2014-04-30 | Herwig Borr | Mobiltelefon mit besonderer Anordnung von elektronischen Komponenten |
EP2806424A1 (en) * | 2013-05-20 | 2014-11-26 | ST-Ericsson SA | Improved noise reduction |
CN103929182A (zh) * | 2014-04-13 | 2014-07-16 | 郭昊 | 音频处理装置、音频播放设备及音频控制方法 |
GB2540673B (en) * | 2015-06-26 | 2019-04-17 | Cirrus Logic Int Semiconductor Ltd | Audio enhancement |
US9990173B2 (en) * | 2016-04-14 | 2018-06-05 | Cirrus Logic, Inc. | Mixing of single-bit and multi-bit audio signals for simultaneous output |
JP7007358B2 (ja) * | 2016-08-09 | 2022-02-10 | エフ ホフマン-ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | 携帯型注入装置 |
CN109891859B (zh) * | 2016-10-11 | 2021-02-19 | 夏普株式会社 | 电子设备、电子设备的控制方法、程序 |
US9980023B1 (en) | 2017-08-07 | 2018-05-22 | James J. Fallon | Recording high output power levels of sound at low sound pressure levels |
EP3834432A4 (en) | 2018-08-09 | 2022-05-04 | James J. Fallon | SOUND GENERATION USING A SPEAKER CASE WITH REDUCED INTERNAL PRESSURE |
CN111078178B (zh) * | 2018-10-19 | 2023-09-01 | 青岛海信移动通信技术有限公司 | 弯折角度的确定方法、装置、设备及存储介质 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1063710A (en) * | 1976-08-31 | 1979-10-02 | Erazm A. Willy | Electromagnetic transducer |
JPH056958U (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-29 | 日本ビクター株式会社 | ヘツドホンステレオ付携帯電話機 |
JPH10233826A (ja) | 1997-02-19 | 1998-09-02 | Sony Corp | 携帯電話装置 |
JPH10276250A (ja) * | 1997-03-27 | 1998-10-13 | Sony Corp | 携帯端末装置 |
JP3037217B2 (ja) * | 1997-07-08 | 2000-04-24 | 埼玉日本電気株式会社 | 折り畳み式携帯型電子機器 |
JP3586089B2 (ja) * | 1997-12-26 | 2004-11-10 | 松下電器産業株式会社 | 携帯端末機器 |
US6608993B1 (en) * | 2000-06-21 | 2003-08-19 | Hughes Electronics Corporation | Vehicular audio data file handling apparatus system and method |
JP4716238B2 (ja) * | 2000-09-27 | 2011-07-06 | 日本電気株式会社 | 携帯端末装置の音響再生システム及び方法 |
JP3542955B2 (ja) * | 2000-10-11 | 2004-07-14 | 埼玉日本電気株式会社 | 携帯電話機 |
DE60202397T2 (de) * | 2001-05-08 | 2005-06-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Lautsprecher und Mobilendgerät |
US7050835B2 (en) * | 2001-12-12 | 2006-05-23 | Universal Display Corporation | Intelligent multi-media display communication system |
KR100605885B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2006-08-01 | 삼성전자주식회사 | 이동통신 단말기의 음향신호 출력장치 및 방법 |
-
2001
- 2001-03-21 JP JP2001080138A patent/JP2002281135A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-15 US US10/097,404 patent/US6819939B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-03-18 DE DE10211943A patent/DE10211943B4/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7187958B2 (en) | 2003-04-30 | 2007-03-06 | Nec Corporation | Folding mobile communications apparatus |
US8233944B2 (en) | 2003-05-13 | 2012-07-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Speaker apparatus and method in a wireless telephone |
US7203513B2 (en) | 2003-05-22 | 2007-04-10 | Fujitsu Limited | Portable terminal devices |
US7970432B2 (en) | 2003-05-22 | 2011-06-28 | Fujitsu Limited | Portable terminal devices |
US7433704B2 (en) | 2004-02-17 | 2008-10-07 | Nec Corporation | Portable communication terminal |
US8036722B2 (en) | 2006-11-02 | 2011-10-11 | Motorola Mobility, Inc. | Mobile communication device with dedicated speakerphone microphone |
US9317198B2 (en) | 2012-10-10 | 2016-04-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display device and control method thereof |
US9335887B2 (en) | 2012-10-10 | 2016-05-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display device and method of providing tool therefor |
US9348504B2 (en) | 2012-10-10 | 2016-05-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi-display apparatus and method of controlling the same |
US9417784B2 (en) | 2012-10-10 | 2016-08-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display apparatus and method of controlling display operation |
US9571734B2 (en) | 2012-10-10 | 2017-02-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display device and method of photographing thereof |
US9696899B2 (en) | 2012-10-10 | 2017-07-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi display apparatus and multi display method |
US11360728B2 (en) | 2012-10-10 | 2022-06-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Head mounted display apparatus and method for displaying a content |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10211943B4 (de) | 2009-10-29 |
DE10211943A1 (de) | 2002-11-07 |
US20020137478A1 (en) | 2002-09-26 |
US6819939B2 (en) | 2004-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002281135A (ja) | 携帯電話 | |
JP4716238B2 (ja) | 携帯端末装置の音響再生システム及び方法 | |
TWI314427B (ja) | ||
JP4853029B2 (ja) | 携帯端末、スピーカ、及び携帯端末のスピーカ取付構造 | |
EP1978778B1 (en) | Electronic device and sound reproducing method | |
EP2238769B1 (en) | Acoustic reconfiguration devices and methods | |
JP3542955B2 (ja) | 携帯電話機 | |
JP2003032351A (ja) | クレードル装置およびその音声再生方法 | |
US20100062713A1 (en) | Headset distributed processing | |
US20180115847A1 (en) | Mobile terminal with at least two transducers | |
KR20070082580A (ko) | 스피커 장치 | |
CN112422721B (zh) | 电子设备以及音频输出方法 | |
US7957545B2 (en) | Stereo speaker system having acoustic filter for improving low frequency characteristic | |
CN218336091U (zh) | 可折叠的电子设备 | |
JPH0888841A (ja) | テレビ携帯電話 | |
JP3631119B2 (ja) | 無線情報端末機 | |
CN100596149C (zh) | 具有立体音响功能的移动通信终端 | |
JP2004096573A (ja) | 折り畳み式携帯電話機 | |
JP4438649B2 (ja) | 折畳み機構を備えた電子機器 | |
JP2002027029A (ja) | 通信端末装置 | |
JP2002057768A (ja) | 携帯型の電話装置 | |
JP2005101988A (ja) | 立体音再生用ヒンジスピーカ及び立体音再生用携帯電話 | |
KR200377170Y1 (ko) | 회전식 스피커 세트를 구비한 이동통신 단말기 | |
JP2011147140A (ja) | 携帯端末装置の音響再生システム及び方法 | |
JP2003101618A (ja) | 携帯電話端末充電システム、携帯電話端末及びそれに用いる携帯電話端末充電方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100223 |