JP2002258046A - 粘着型偏光フィルム及びその製造方法 - Google Patents
粘着型偏光フィルム及びその製造方法Info
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Abstract
の少なくとも片方の保護フィルムの表面にディスコティ
ック液晶層及び感圧粘着剤層がこの順に積層されている
粘着型偏光フィルムであって、粘着剤の接着性、接着耐
久性がよく、しかもリワーク性に優れた粘着型偏光フィ
ルムを提供すること。 【解決手段】 偏光子の少なくとも片面に保護フィルム
を有し、かつその保護フィルムの少なくとも一方の表面
にディスコティック液晶層及び感圧粘着剤層がこの順に
積層されている粘着型偏光フィルムにおいて、ディスコ
ティック液晶層と感圧粘着剤層側の界面となるディスコ
ティック液晶層表面の表面自由エネルギーが、40mN
/m以上であることを特徴とする粘着型偏光フィルム。
Description
ス基板に貼着するための粘着剤層が、偏光フィルムの片
面に設けられている粘着型偏光フィルム、およびその製
造方法に関する。さらには前記粘着型偏光フィルムを用
いた液晶表示装置に関する。
する)は、その画像形成方式から液晶パネルの最表面を
形成する液晶セル(ガラス基板)の両側に偏光素子を配
置することが必要不可欠であり、一般的には偏光フィル
ムが液晶パネルの最表面に貼着されている。
せは、粘着剤を介して行われるが、液晶セルとの接着性
が不良であると表示不良を起こすおそれがあるため、こ
の粘着剤には良好な接着性が要求される。また、液晶セ
ルへの貼り合わせ後には、加熱や加湿によって偏光フィ
ルムが部分的に剥がれない接着の安定性(接着耐久性)
が要求される。一方、前記粘着剤には偏光フィルムの貼
合せ位置を誤ったり、貼合せ面に異物が噛み込んだよう
な不具合が生じた場合にも偏光フィルムを液晶パネル最
表面から剥離し、張り替えを可能とするような剥離の簡
便性(リワーク性)が要求される。このように、LCD
用偏光フィルムに用いる粘着剤には、接着耐久性とリワ
ーク性の2つの特性を持つことが要求される。
の転換によって、光の透過率を変化させて表示を行うた
め、LCDを視認する方向によって見かけの液晶分子の
配置が変わって、LCDに必要な特性が得られないとい
う問題点がある。このようなLCDの表示品位に係わる
問題を向上させるために、液晶パネルの最表面には偏光
フィルムと液晶層の間に液晶ポリマー等により形成され
る光学補償層が設けられる。
ィルムにおいては、液晶ポリマー層はその光学補償機能
を生かすために、偏光フィルムの保護フィルムと粘着剤
層の間に設けられる。そのため、液晶ポリマー層の表面
物性が前記粘着特性に大きな影響を与える。しかし、従
来、粘着型偏光フィルムに使用されていた粘着剤では、
粘着剤層と液晶ポリマー層の接着性がよくないためリワ
ーク性に欠け、リワーク時に光学フィルムの剥離を行う
と、粘着剤層の一部が液晶パネル最表面に残るという問
題点があった。
なくとも片面に保護フィルムを有し、かつその保護フィ
ルムの少なくとも一方の表面にディスコティック液晶層
及び感圧粘着剤層がこの順に積層されている粘着型偏光
フィルムであって、粘着剤の接着性、接着耐久性がよ
く、しかもリワーク性に優れた粘着型偏光フィルムを提
供することを目的とする。さらには当該粘着型偏光フィ
ルムの製造方法を提供することを目的とする。
を解決すべく鋭意検討した結果、以下に示す粘着型偏光
フィルムにより前記目的を達成できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
片面に保護フィルムを有し、かつその保護フィルムの少
なくとも一方の表面にディスコティック液晶層及び感圧
粘着剤層がこの順に積層されている粘着型偏光フィルム
において、ディスコティック液晶層と感圧粘着剤層側の
界面となるディスコティック液晶層表面の表面自由エネ
ルギーが、40mN/m以上であることを特徴とする粘
着型偏光フィルム、に関する。
に保護フィルムを有し、かつその保護フィルムの少なく
とも一方の保護フィルムの表面にディスコティック液晶
層を有する偏光フィルムのディスコティック液晶層表面
を、コロナ処理して、ディスコティック液晶層表面の表
面自由エネルギーを40mN/m以上とした後、感圧粘
着剤層を形成することを特徴とする粘着型偏光フィルム
の製造方法、に関する。
粘着剤層の界面となるディスコティック液晶層表面の表
面自由エネルギーを前記のように高くしており、ディス
コティック液晶層と感圧粘着剤層の接着性がよい。その
ため、リワークの際の剥離が、液晶パネル最表面と感圧
粘着剤層の間で行われ、リワーク性が良好である。ディ
スコティック液晶層表面の表面自由エネルギーが40m
N/m未満では前記層間の接着性を十分に保てない。ま
た前記粘着型偏光フィルムのアクリル系粘着剤層はLC
D表面との、接着性、接着耐久性も良好である。
能を有する光学補償フィルムとして機能するものであ
り、N型液晶等で液晶分子の配向によって起こる光の異
方性とは全く逆の変化を起こすように並べることで光学
補償を行う。前記ディスコティック液晶層表面の表面自
由エネルギーは、前記層間の接着性が良好なことから4
0mN/m以上であるのが好ましい。さらには50mN
/m以上であるのが好ましい。本発明の粘着型偏光フィ
ルムにおけるディスコティック液晶層表面の表面自由エ
ネルギーは、たとえば、コロナ処理により、前記範囲の
ものとすることができる。なお、前記表面自由エネルギ
ーは高いほど好ましいが、コロナ処理により前記表面自
由エネルギーを高くするには自ずから限界があり、ま
た、あまり高くなると基材が破壊されるおそれがあるた
め、前記表面自由エネルギーは基材が破壊されないよう
な範囲とするのが好ましい。
用いた液晶表示装置、に関する。前記粘着型偏光フィル
ムは、液晶パネル最表面のガラス基板に貼り合わせて用
いられる。
図1に示すように、偏光子1の少なくとも片面に保護フ
ィルム2を有し、かつその保護フィルム2の少なくとも
一方の表面にディスコティック液晶層3及び感圧粘着剤
層4がこの順に積層されている。また、前記粘着剤層4
には離型シート5を設けることができる。なお、図1で
は偏光子1の両面に保護フィルム2を有する場合の例で
ある。また図1では、一方の保護フィルム2の表面にデ
ィスコティック液晶層3等を積層しているが、ディスコ
ティック液晶層3等は保護フィルム2の両面に積層され
ていてもよい。
のものを使用できる。偏光子としては、たとえば、ポリ
ビニルアルコール系フィルムや部分ホルマール化ポリビ
ニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重
合体系部分ケン化フィルムの如き親水性高分子フィルム
にヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて延伸
したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩
化ビニルの脱塩酸処理物の如きポリエン系配向フィルム
等があげられる。偏光子の厚さも特に制限されないが、
5〜80μm程度が一般的である。これらのなかでもポ
リビニルアルコール系フィルムを延伸して二色性材料
(沃素、染料)を吸着・配向したものが好適に用いられ
る。
用いうるが、透明性や機械的強度、熱安定性や水分遮断
性などに優れる透明ポリマーが好ましく用いられる。保
護フィルム2の厚さは特に制限されないが、25〜30
0μm程度が一般的である。前記保護フィルム2を形成
する透明ポリマーとしては、例えばポリエチレンテレフ
タレートやポリエチレンナフタレート等のポリエステル
系ポリマー、二酢酸セルロースや三酢酸セルロース等の
セルロース系ポリマー、ポリメチルメタクリレート等の
アクリル系ポリマー、ポリスチレンやアクリロニトリル
・スチレン共重合体(AS樹脂)等のスチレン系ポリマ
ー、ポリカーボネート系ポリマーなどがあげられる。ま
た、ポリエチレン、ポリプロピレン、シクロ系ないしは
ノルボルネン構造を有するポリオレフィン、エチレン・
プロピレン共重合体の如きポリオレフィン系ポリマー、
塩化ビニル系ポリマー、ナイロンや芳香族ポリアミド等
のアミド系ポリマー、イミド系ポリマー、スルホン系ポ
リマー、ポリエーテルスルホン系ポリマー、ポリエーテ
ルエーテルケトン系ポリマー、ポリフェニレンスルフィ
ド系ポリマー、ビニルアルコール系ポリマー、塩化ビニ
リデン系ポリマー、ビニルブチラール系ポリマー、アリ
レート系ポリマー、ポリオキシメチレン系ポリマー、エ
ポキシ系ポリマー、あるいは前記ポリマーのブレンド物
なども前記基材フィルム1を形成するポリマーの例とし
てあげられる。これら基材フィルム1を形成する透明ポ
リマーのなかでも、三酢酸セルロースが好ましい。前記
偏光子1と保護フィルム2とは通常、粘着剤等を介して
密着している。
えば、前記保護フィルム2上の配向処理面に紫外線硬化
型のディスコティック液晶性モノマーを展開し、熱処理
して配向させた後、紫外線照射により硬化せる方法、デ
ィスコティック液晶ポリマーの溶液を展開し、熱処理し
て液晶ポリマーを配向させる方法により行われる。ディ
スコティック液晶層3の厚さは、0.5〜3μm程度が
好ましい。
ルギーを40mN/m以上とする方法は特に制限されな
いが、たとえば、コロナ処理する方法があげられる。コ
ロナ処理条件は、ディスコティック液晶層3の種類に応
じて適宜に調整することができるが、たとえば、前記デ
ィスコティック液晶層3の表面にコロナ放電電極を近づ
けて処理することにより、電極全ての部位で均一な放電
現象が見られ、前記表面自由エネルギーとすることがで
きる。
ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤
等の各種の各種の感圧粘着剤を使用できるが一般的には
アクリル系粘着剤が用いられる。アクリル系粘着剤とし
ては、そのベースポリマーの重量平均分子量が、30万
〜250万程度であるのが好ましい。
アクリル系重合体に使用されるモノマーとしては、各種
(メタ)アクリル酸アルキル{(メタ)アクリル酸アル
キルとはアクリル酸アルキルおよび/またはメタクリル
酸アルキルをいい、以下(メタ)とは同様の意味であ
る。}を使用できる。かかる(メタ)アクリル酸アルキ
ルの具体例としては、たとえば、(メタ)アクリル酸メ
チル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸
ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等を例
示でき、これらを単独もしくは組合せて使用できる。こ
れらのなかでもベースポリマーのモノマーユニットとし
て、アクリル酸ブチルを30重量%以上用いたものが、
ベースポリマーの緩和弾性率を調整してベースポリマー
が粘着性を示すように設定することができ好ましい。
付与するために前記(メタ)アクリル酸アルキルの一部
に代えて(メタ)アクリル酸を少量使用することが好ま
しい。さらに、架橋性単量体として(メタ)アクリル酸
グリシジル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等も併用し
うる。更に所望により、アクリル系重合体の粘着特性を
損なわない程度において他の共重合可能な単量体、たと
えば酢酸ビニル、スチレン等を併用しうる。
の方法により製造でき、たとえば、バルク重合法、溶液
重合法、懸濁重合法等のラジカル重合法を適宜選択でき
る。ラジカル重合開始剤としては、アゾ系、過酸化物系
の各種公知のものを使用できる。前記製造法のなかでも
溶液重合法が好ましく、アクリル系重合体の溶媒として
は一般に酢酸エチル、トルエン等の極性溶剤が用いられ
る。
たとえば、天然ゴム、イソプレン系ゴム、スチレン−ブ
タジエン系ゴム、再生ゴム、ポリイソブチレン系ゴム、
さらにはスチレン−イソプレン−スチレン系ゴム、スチ
レン−ブタジエン−スチレン系ゴム等があげられる。シ
リコーン系粘着剤のベースポリマーとしては、たとえ
ば、ジメチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサ
ン等があげられる。
が好ましい。架橋剤としては、ポリイソシアネート化合
物、ポリアミン化合物、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポ
キシ樹脂等があげられる。さらに、前記粘着剤には、必
要に応じて、粘着付与剤、可塑剤、充填剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、シランカップリング剤を等を本発明
の目的を逸脱しない範囲で各適宜に使用することもでき
る。
記ディスコティック液晶層3に粘着剤(溶液)を塗布し
乾燥する方法、粘着剤層4を設けた離型シート5により
偏光フィルムのディスコティック液晶層3に転写する方
法等があげられる。粘着層4(乾燥膜厚)は厚さ、特に
限定されないが、10〜40μm程度とするのが好まし
い。
紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレ
フタレート等の合成樹脂フィルム等があげられる。離型
シート5の表面には、粘着剤層4からの剥離性を高める
ため、必要に応じてシリコーン処理、長鎖アルキル処
理、フッ素処理な剥離処理が施されていても良い。
て行うことができる。前記粘着型偏光フィルムをは晶パ
ネルの片側又は両側に設置することができる。また、液
晶表示装置には、照明システムにバックライトあるいは
反射板を用いたものなどを適宜に形成することができ
る。
施例等について説明する。
ニルアルコールフィルムを浸漬し膨潤させた後延伸、乾
燥して、ヨウ素系偏光子(20μm)を得た。当該偏光
子の片面には、保護フィルムとして、トリアセチルセル
ロースフィルム(富士写真フイルム製,TD80U,8
0μm)、その反対側の片面には支持フィルム(トリア
セチルセルロースフィルム,100μm)上に、ディス
コティック液晶層(2μm)を設けたディスコティック
液晶フィルム(富士写真フイルム製,ワイドビューA,
102μm)を、支持フィルム(保護フィルム)が偏光
子側になるように、粘着剤にて貼り合せて偏光フィルム
を作成した。前記偏光フィルムのディスコティック液晶
層の表面の表面自由エネルギーを測定したところ、3
8.2mN/mであった。前記ディスコティック液晶層
の表面にコロナ放電電極を近づけ、表面処理を行った。
表面処理後のディスコティツク液晶層表面の表面自由エ
ネルギーを測定したところ、51.1mN/mであっ
た。表面自由エネルギーの測定は、接触角測定より、拡
張Forksの式を用いて(媒体として水、ヨウ化メチ
レン、α−ブロモナフタレンを使用)行った。
に、感圧粘着剤(アクリル酸ブチル/メタクリル酸/ヒ
ドロキシエチルアクリレートの共重合体,分子量200
万,イソシアネート系架橋剤を0.3%含む)の溶液を
塗布し、乾燥させ、厚み25μmの粘着剤層を有する粘
着型偏光フィルムを作成した。
光フィルム(サンプル)の耐久性を確認した。耐久性
は、サンプルを試験用ガラス板(無アルカリガラス板、
厚み1.1mm)にローラーにて貼り合せ、その後、オ
ートクレーブ(50℃,5atm×15分間)投入し
た。次いで、90℃(加熱)及び60℃の/90%RH
(加湿)の条件にて24時間投入した後の、サンプルの
ガラス板との接着界面の状態をそれぞれ目視にて観察し
た。その結果、いずれも接着界面には特に不具合(発
泡、界面剥離)はみられなかった。
に貼り付け、リワーク試験を行った。リワーク試験は、
サンプル(粘着型偏光フィルム)を、試験用ガラスセル
にローラーにて貼り合わせた。試験用ガラスセルには、
無アルカリガラス板(厚み0.7mm、サイズ300m
m×220mm)を2μmのスペーサーを介して貼り合
せたものを使用した。貼り合せ前に試験用ガラスセルの
表面を、メチルアルコールなどを含ませたやわらかい布
でよく拭き、その後、空拭きしてよく洗浄した。貼り合
せ後、サンプルをオートクレーブに投入(50℃、5a
tm×15分間)した。その後、リワーク試験を行っ
た。リワ−クの際は、サンプルのコーナー部分にカッタ
ーにてきっかけを作り、ガラスセルを割らないように注
意しながらゆっくりとガラスセルからサンプルを引き剥
がした。その後、ガラスセル表面の粘着剤の付着具合を
目視にて観察した。ガラスセル表面に粘着剤の付着は見
られず、リワーク性は良好であった。
晶層表面(表面自由エネルギー:38.2mN/m)に
コロナ放電処理を行うことなく接着層を形成した粘着型
偏光フィルムを作成した。粘着型偏光フィルムについ
て、実施例1と同様に耐久性試験を行ったところ接着界
面には特に不具合(発泡、界面剥離)は認められなかっ
た。実施例1と同様にリワーク試験を行ったところ、粘
着剤が液晶セル表面に残り、リワークの簡便性に欠けて
いた。
Claims (3)
- 【請求項1】 偏光子の少なくとも片面に保護フィルム
を有し、かつその保護フィルムの少なくとも一方の表面
にディスコティック液晶層及び感圧粘着剤層がこの順に
積層されている粘着型偏光フィルムにおいて、ディスコ
ティック液晶層と感圧粘着剤層側の界面となるディスコ
ティック液晶層表面の表面自由エネルギーが、40mN
/m以上であることを特徴とする粘着型偏光フィルム。 - 【請求項2】 偏光子の少なくとも片面に保護フィルム
を有し、かつその保護フィルムの少なくとも一方の保護
フィルムの表面にディスコティック液晶層を有する偏光
フィルムのディスコティック液晶層表面を、コロナ処理
して、ディスコティック液晶層表面の表面自由エネルギ
ーを40mN/m以上とした後、感圧粘着剤層を形成す
ることを特徴とする粘着型偏光フィルムの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の粘着型偏光フィルムを用
いた液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058422A JP2002258046A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 粘着型偏光フィルム及びその製造方法 |
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JP2001058422A JP2002258046A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 粘着型偏光フィルム及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002258046A true JP2002258046A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18918146
Family Applications (1)
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JP2001058422A Pending JP2002258046A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 粘着型偏光フィルム及びその製造方法 |
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