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JP2002245536A - 自動販売システム - Google Patents

自動販売システム

Info

Publication number
JP2002245536A
JP2002245536A JP2001043495A JP2001043495A JP2002245536A JP 2002245536 A JP2002245536 A JP 2002245536A JP 2001043495 A JP2001043495 A JP 2001043495A JP 2001043495 A JP2001043495 A JP 2001043495A JP 2002245536 A JP2002245536 A JP 2002245536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
blending
vending machine
user
vending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001043495A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Ota
通博 太田
Hiroaki Shinada
裕昭 品田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Conlux Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conlux Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Conlux Co Ltd filed Critical Nippon Conlux Co Ltd
Priority to JP2001043495A priority Critical patent/JP2002245536A/ja
Publication of JP2002245536A publication Critical patent/JP2002245536A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料を利用者の好みに組み合わせてオリジナ
ルの商品を作成、販売することのできる自動販売機を含
む自動販売システムにおいて、利用者は、当該自動販売
機で一度作成して購入した商品を、再度配合の設定を行
う手間をかけることなく当該自動販売システムに含まれ
る自動販売機であればいずれの自動販売機からでも購入
することができ、かつ、当該利用者が作成した商品を他
の利用者も自由に購入することができるようにする。 【解決手段】 利用者の好みに原料を配合して商品を作
成することのできる自動販売機10(10−1乃至10
−n)を、ネットワーク20に接続し、販売商品の配合
に関する情報(配合情報)をその登録名とともに管理セ
ンタ30で一括して記憶管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、利用者が好みの
商品を作成できる自動販売システムに関し、特に、一度
作成した商品をもう一度作成する手間をかけずに購入す
ることのできる自動販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品を利用者の好みに応じて作
成、販売する自動販売機として、名刺自動販売機、シー
ル自動販売機等が実用されている。
【0003】かかる自動販売機は、予め記憶している所
定のデザイン、字体等のサンプルを利用者に提示し、利
用者は、提示されたサンプルを見ながらタッチパネル等
を介してデザイン、字体等を選択することにより、好み
のデザインの名刺、シール等を作成して購入できるよう
にしたものである。
【0004】この種の自動販売機は、気軽にオリジナル
な名刺、シール等が作成できるため、遊び感覚も加わっ
て高い人気を得ている。
【0005】また、飲料用自動販売機にも、この種の自
動販売機が実用されており、例えば、カップ式コーヒー
飲料自動販売機では、一般に、添加する砂糖、ミルク、
氷等の調味料の量を利用者の好みに調整可能な自動販売
機が多く実用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動販売機では、以前に作成、購入して気に入った
商品を再度購入したい、という場合にも、利用者は、再
度始めから提示されるサンプルの選択や、調味料の調整
を行わなければならないという煩わしさがあった。
【0007】また、以前に作成して購入した商品と同一
の商品を購入したいが、利用者が作成方法(つまり、サ
ンプルの組み合わせ、調味料の量等)を忘れてしまった
場合、同じ商品を購入することができないという欠点も
あった。
【0008】そこで、この発明は、上記の問題を解決す
るとともに、自動販売機間および利用者間で商品の作成
方法を共有できるようにした自動販売システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、利用者の操作に基づいて複数
種類の原料を配合して商品を作成する自動販売機を含む
自動販売システムにおいて、前記自動販売機は、ネット
ワークに接続してセンタ装置との通信を可能にする通信
制御手段を有し、前記通信制御手段は、前記作成・販売
した商品の配合に関する配合情報の前記センタ装置への
送信処理および前記センタ装置が記憶管理する配合情報
の呼び出し処理を行い、前記センタ装置は、前記通信制
御手段により送信された前記配合情報を記憶管理すると
ともに、前記通信制御手段の要求に応じて該記憶管理す
る配合情報のうちの所定の配合情報を前記通信制御手段
に送信し、前記自動販売機は、前記通信制御手段により
前記センタ装置から呼び出した配合情報に基づいて商品
を作成することを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記自動販売機は、前記配合情報に名前情報
を付加して前記センタ装置に送信し、前記センタ装置
は、前記自動販売機により送信された配合情報を該配合
情報に付加された名前情報に対応させて記憶管理するこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記名前情報は、前記利用者によって設定さ
れることを特徴とする。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項2の発明
において、前記センタ装置は、前記名前情報の二重使用
を禁止することを特徴とする。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項1の発明
において、前記自動販売機は、前記配合情報に値段情報
を付加して前記センタ装置に送信することを特徴とす
る。
【0014】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、前記値段情報は、前記利用者によって設定さ
れることを特徴とする。
【0015】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、前記値段情報に基づく値段の一部を、前記配
合情報を設定した利用者の利益とすることを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる自動販売
システムの実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明
する。
【0017】なお、カップ式コーヒー飲料自動販売機を
例に、この発明に係わる自動販売システムについて説明
する。
【0018】図1は、この発明に係わる自動販売システ
ムの一例を示すシステム構成図である。
【0019】図1において、この自動販売システムは、
屋外または屋内に配置される自動販売機10(10−1
乃至10−n)、および、管理センタ30が、それぞれ
ネットワーク20に接続されて構成される。
【0020】自動販売機10は、利用者が好みのコーヒ
ー豆を選択することにより、選択されたコーヒー豆を配
合してオリジナルのブレンドコーヒーを作成するカップ
式コーヒー飲料自動販売機である。そして、この自動販
売機10は、利用者の要望に応じて、作成したオリジナ
ルのブレンドコーヒーの配合に関する情報(以下、配合
情報という)を管理センタ30に送信して記憶管理させ
るとともに、管理センタ30が記憶管理する配合情報を
呼び出し、呼び出した配合情報に基づいてブレンドコー
ヒーを作成、販売することができる。
【0021】管理センタ30は、自動販売機10から送
信された配合情報を記憶管理するとともに、記憶管理す
る配合情報を、要望に応じて自動販売機10に提供す
る。
【0022】また、ネットワーク20は、公衆網、無線
通信等の手段を利用して構成される。
【0023】まず、図1に示した自動販売機10の構成
について説明する。図2は、自動販売機10の一例を示
す概略外観図である。
【0024】図2において、自動販売機10は、サンプ
ル若しくは絵柄等によって「モカ」、「ブルーマウンテ
ン」等の各種ストレートコーヒーが展示される商品展示
部11、商品選択ボタン12、液晶、CRT等で構成さ
れ各種のガイド画面を表示するとともにタッチパネルと
しての機能を有して利用者の入力手段ともなる入力表示
部13、硬貨を投入する硬貨投入口141、紙幣を投入
する紙幣投入口142、釣り銭返却のための返却レバー
143、カードを投入するカード投入口144、硬貨返
却口15、商品の取り出し口となる商品搬出口16を具
備して構成される。
【0025】なお、入力表示部13は、キーボード端末
等の入力手段とCRT等の表示手段とを別個に設けて構
成することももちろん可能である。
【0026】図3は、自動販売機10の制御回路の一例
を示すブロック図である。
【0027】図3に示すように、自動販売機10は、主
制御部100、貨幣処理部101、カード処理部10
2、配合設定部103、通信制御部106、商品作成部
104、商品搬送処理部105、商品格納部107(1
07−1乃至107−n)を具備して構成される。
【0028】主制御部100は、自動販売機10の各部
を制御して商品の作成や販売を統括制御する。貨幣処理
部101は、商品の対価となる貨幣の受け入れや釣り銭
の返却等の処理を行う。カード処理部102は、プリペ
イドカード等のカードからの情報の読み出しおよびカー
ドへの情報の書き込み等の処理を行う。
【0029】配合設定部103は、主制御部100から
の制御信号に基づいてブレンドの配合を設定し、この配
合設定部103で設定された配合情報は、入力表示部1
3で可視情報として表示される。
【0030】通信制御部106は、インターネット等の
ネットワークに接続され、売り上げ情報等の管理情報や
配合情報を管理センタ30に送信するとともに、管理セ
ンタ30から各種情報を受信する。
【0031】商品作成部104は、主制御部100から
通知される配合情報に基づいて、商品格納部107に格
納されている各種コーヒー豆の配合を行う。
【0032】商品搬送処理部105は、商品作成部10
4で配合されたコーヒー豆を抽出して商品搬出口16に
セットされた紙コップ等の容器にブレンドコーヒーを注
入する。
【0033】商品格納部107は、各種コーヒー豆を各
々に格納している。
【0034】ここで、図4を参照して自動販売機10の
動作を説明する。
【0035】自動販売機10は、 (1)新規にブレンドの設定を行いオリジナルのブレン
ドコーヒーを作成する新規作成販売モード401 (2)管理センタ30で記憶管理されている配合情報に
基づいてコーヒーを配合する登録情報呼出販売モード4
02 (3)押下された商品選択ボタン12に対応する商品を
そのまま販売する通常販売モード403 の3つの販売モードを有し、利用者の選択に従ってこの
うちの1つの販売モードによる商品販売処理を行う。
【0036】詳細は後述するが、新規作成販売モード4
01若しくは登録情報呼出販売モード402が選択され
た場合、自動販売機10はコーヒー豆を配合して(ステ
ップ404)ブレンドコーヒーを販売する(ステップ4
05)。
【0037】一方、通常販売モード403が選択された
場合は、一般的な自動販売機と同様に、商品選択ボタン
12の押下により選択された商品をそのまま販売する。
つまり、特にコーヒー豆を配合することなく、押下され
た商品選択ボタン12に対応するコーヒー豆をそのまま
抽出して販売する。
【0038】なお、自動販売機10において、ストレー
トコーヒー以外にも、予め配合された所定のブレンドコ
ーヒーを単品の商品として用意しておいてもよい。
【0039】次に、新規作成販売モードによる商品販売
処理について、図5に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0040】新規作成販売モードによる商品販売処理
は、主制御部100からの制御信号に基づいて配合設定
部103において配合の設定が行われ、商品作成部10
4が配合設定部103で設定された配合情報に基づいて
実際に各種コーヒー豆を配合することによって行われ
る。
【0041】主制御部100は、入力表示部13に後に
詳述する配合設定画面を表示し、商品選択ボタン12お
よび入力表示部13から送信される入力信号を制御信号
として配合設定部103に送信する。
【0042】配合設定部103は、主制御部100から
の制御信号に基づいて、配合の設定処理を行う(ステッ
プ501)。そして、決定した配合情報を主制御部10
0に送信する。
【0043】主制御部100は、配合設定部103から
配合情報を受信すると、入力表示部13を介してこの配
合情報を登録するか否かの選択を利用者に求め(ステッ
プ502)、登録することが選択されると(ステップ5
02でYES)当該配合情報の登録処理を行う(ステッ
プ503)。この登録処理についての詳細は後述する。
【0044】さて、主制御部100は、商品格納部10
7に各々に格納されている各種コーヒー豆の単価を記憶
しており、配合情報の登録を行わないことが選択された
場合(ステップ502でNO)若しくは配合情報の登録
処理を終了すると、当該配合情報によって作成されるブ
レンドコーヒーの販売価格を算出し(ステップ50
4)、算出した販売価格を入力表示部13に表示して、
収金信号の受信を待つ。
【0045】ここで、収金信号とは、商品の販売に伴っ
て貨幣処理部101若しくはカード処理部102が販売
商品の対価を収容したことを示す信号であり、この収金
信号を受信すると、主制御部100は、商品作成部10
4に配合情報を送信する。
【0046】商品作成部104は、主制御部100から
配合情報を受信すると、当該配合情報で設定されたコー
ヒー豆を設定された量だけ商品格納部107から取り出
し、コーヒー豆の配合を行う(ステップ505)。
【0047】商品搬送処理部105は、商品作成部10
4で配合されたコーヒー豆からコーヒーを抽出し、商品
搬出口16にセットされた紙コップ等の容器に抽出した
コーヒーを注入する(ステップ506)。
【0048】ここで、新規作成販売モードによる商品販
売処理の具体例として、「ブラジル」40%+「コロン
ビア」30%+「キリマンジャロ」30%のブレンドコ
ーヒーを新規に作成する場合について説明する。
【0049】なお、通常、配合する豆は3〜4種類とい
ったところが妥当なので、ここでは、自動販売機10に
おいて一度に配合できる豆の種類の上限を5種類とし、
各豆の配合率を10%単位で設定できるものとする。
【0050】さて、自動販売機10において、利用者
は、まず、商品展示部11に展示される各種ストレート
コーヒーの中から、「ブラジル」に対応する商品選択ボ
タン12を押下し、入力表示部13に表示される配合設
定画面上でその配合量を「40%」と設定する。この配
合設定画面については、後に詳述する。
【0051】続いて、「コロンビア」に対応する商品選
択ボタン12を押下して、配合設定画面上でその配合量
を「30%」と設定する。
【0052】さらに、「キリマンジャロ」に対応する商
品選択ボタン12を押下して、配合設定画面上でその配
合量を「30%」と設定する。
【0053】最後に、配合設定画面上に表示される決定
ボタンに触れることによって、「ブラジル」40%+
「コロンビア」30%+「キリマンジャロ」30%の配
合を決定する。
【0054】ここで、自動販売機10は、格納している
各種コーヒー豆の単価を記憶しており、記憶した単価に
基づいて「ブラジル」40%+「コロンビア」30%+
「キリマンジャロ」30%のブレンドコーヒーの販売価
格を算出して、入力表示部13に表示する。
【0055】利用者は、入力表示部13に表示される販
売価格を確認して、硬貨投入口141若しくは紙幣投入
口142若しくはカード投入口144から、表示された
価格以上の貨幣若しくはプリペイドカード等の価値を有
するカードを投入することにより、所望のブレンドコー
ヒーを購入することができる。
【0056】ここで、上記の配合設定画面の具体例を、
図6を参照して説明する。
【0057】図6において、配合設定画面は、コーヒー
豆の銘柄とその配合率とを表示する配合情報表示領域6
1、配合率を設定するための入力キー部62、決定ボタ
ン63、取消ボタン64を表示して構成される。
【0058】配合設定画面において、配合情報表示領域
61の左欄には、押下された商品選択ボタン12に対応
するコーヒー豆の銘柄が表示され、配合情報表示領域6
1の右欄には、入力キー部62から入力された配合率が
表示される。
【0059】なお、配合情報表示領域61は、反転表示
等によって、現在どの欄が入力欄(入力キー部62から
の入力情報が反映される欄)であるかを利用者が認識で
きるように構成されている。例えば、図6の配合設定画
面では、「キリマンジャロ」の欄が反転表示されている
ので、入力キー部62を操作すると、この「キリマンジ
ャロ」の配合率が入力される。
【0060】また、利用者は、配合情報表示領域61の
所望の欄に触れることによって、触れた欄を入力欄する
ことができる。例えば、一度設定した配合率を訂正する
場合、訂正したい配合率が表示されている欄に触れてこ
の欄を入力欄とした後、取消ボタン64に触れることに
よって、設定されていた配合率はリセットされるので、
再度、入力キー部62で配合率を設定し直すことができ
る。
【0061】所望の配合が設定されたら、利用者は、決
定ボタン63に触れて配合を決定する。
【0062】さて、自動販売機10は、利用者の要望に
応じて、オリジナルの配合情報を管理センタ30に記憶
管理させる(管理センタ30に登録する)ことができる
ものである。次に、配合情報の登録処理について、図7
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0063】まず、主制御部100は、入力表示部13
に、後に詳述する登録画面を表示する。
【0064】利用者は、入力表示部13に表示される登
録画面上で、登録する配合情報に名前(登録名)を設定
し(ステップ701)、主制御部100は、登録する配
合情報に利用者が設定した登録名を付加して通信制御部
106を介して管理センタ30に送信する。
【0065】管理センタ30は、自動販売機10から配
合情報とともに送信された登録名が、記憶管理する他の
配合情報の登録名として使用済みであるか否かを判定し
(ステップ702)、未使用であれば(ステップ702
でYES)、受信した配合情報を当該登録名に対応させ
て記憶管理する(ステップ703)。
【0066】一方、自動販売機10から送信された登録
名が、記憶管理する他の配合情報の登録名として使用済
みであれば(ステップ702でNO)、管理センタ30
は、通信制御部106を介して主制御部100にその旨
を通知し、主制御部100は、入力表示部13にその旨
を表示して、利用者に他の登録名を設定するよう要求す
る(ステップ701に戻る)。
【0067】さて、このように管理センタ30に登録さ
れた配合情報は、登録名を入力するだけでいずれの自動
販売機10(10−1乃至10−n)からでも呼び出す
とができ、利用者は、登録した配合情報に基づくブレン
ドコーヒーを再度配合の設定を行う手間をかけることな
く購入することができる(登録情報呼出販売モード)。
【0068】この、登録情報呼出販売モードによる商品
販売処理について、図8に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0069】登録情報呼出販売モードによる商品販売処
理は、通信制御部106が管理センタ30にアクセスし
て目的の配合情報を呼び出し、この配合情報を主制御部
100を介して商品作成部104に通知し、商品作成部
104が通知された配合情報に基づいて実際に各種コー
ヒー豆を配合することにより行われる。
【0070】主制御部100は、入力表示部13に、後
に詳述する登録情報呼出画面を表示し、利用者は、この
登録情報呼出画面上で呼び出したい配合情報の登録名を
入力する(ステップ801)。登録名が入力されると、
主制御部100は、入力された登録名を通信制御部10
6を介して管理センタ30に問い合わせる(ステップ8
02)。
【0071】管理センタ30は、問い合わせのあった登
録名が実在するか否かを確認し(ステップ803)、実
在すれば(ステップ803でYES)、当該登録名に対
応して記憶管理されている配合情報を通信制御部106
を介して主制御部100に送信する。一方、問い合わせ
の登録名が実在しない場合(ステップ803でNO)、
その旨を主制御部100に通知し、登録名の入力をやり
直すよう要求する(ステップ801に戻る)。
【0072】主制御部100は、問い合わせた登録名に
対応する配合情報を管理センタ30から受信した場合、
受信した配合情報を可視情報としてその販売価格ととも
に入力表示部13に表示し、収金信号の受信を待つ(ス
テップ804)。
【0073】なお、この販売価格は、配合情報の登録の
際に配合情報とともに管理センタ30に登録しておいて
もよいし、配合情報を呼び出した際に配合情報に基づい
て主制御部100が算出してもよい。
【0074】さて、収金信号を受信すると(ステップ8
04でYES)、主制御部100は、商品作成部104
に配合情報を送信する。
【0075】商品作成部104は、主制御部100から
通知された配合情報に基づいて、商品格納部107に各
々格納される各種コーヒー豆から必要なコーヒー豆を選
択して必要量取り出して配合する(ステップ805)。
【0076】商品搬送処理部105は、商品作成部10
4で配合されたコーヒー豆からコーヒーを抽出し、商品
搬出口16にセットされた紙コップ等の容器にブレンド
コーヒーを注入する(ステップ806)。
【0077】ここで、登録情報呼出販売モードによる商
品販売処理の具体例として、登録名「AYAKO」の配
合情報を呼び出したい場合について説明する。
【0078】図9は、登録情報呼出画面の一例であり、
アルファベットや数字等の文字を入力するための入力キ
ー部91、入力された文字を表示する入力文字表示部9
2、決定ボタン93、取消ボタン94を表示して構成さ
れる。
【0079】利用者は、入力文字表示部92を確認しな
がら入力キー部91を操作して「AYAKO」と入力
し、決定ボタン93に触れ、「AYAKO」で登録され
た配合情報が実在するか否かの判定を待つ。
【0080】「AYAKO」で登録された配合情報が実
在し、入力表示部13に「AYAKO」の配合情報と販
売価格とが表示されると、利用者は、その配合情報およ
び販売価格を確認し、自動販売機10に販売価格以上の
貨幣若しくはプリペイドカードを投入することによっ
て、ブレンドコーヒー「AYAKO」を購入することが
できる。
【0081】一方、入力表示部13に、「AYAKO」
で登録された配合情報が存在しない旨が表示された場
合、利用者は、登録名を入力し直すか、若しくは登録情
報呼出販売モードを終了する。
【0082】このように、好みに配合したブレンドコー
ヒーの配合情報を名前を付けて登録しておくことで、利
用者は、再度このブレンドコーヒーを購入したい場合、
登録名を入力するだけで再度配合の設定を行う手間をか
けることなく購入することができる。
【0083】また、登録名を公開すれば、他の利用者も
当該登録名で登録された配合情報に基づいたブレンドコ
ーヒーを自由に購入することができ、利用者間で配合情
報を共有することができる。
【0084】さらに、管理センタ30が一括して配合情
報の記憶管理を行うため、ネットワーク20に接続する
自動販売機10のいずれからでも登録された配合情報を
呼び出すことができ、自動販売機間で配合情報を共有す
ることができる。
【0085】また、利用者が、登録する配合情報に任意
の値段を設定できるようにしても良い。この場合、設定
された値段の一部を、当該配合情報を登録した利用者の
利益として還元することも可能である。
【0086】また、この実施の形態では、カップ式コー
ヒー飲料自動販売機を例に説明したが、もちろん、他の
自動販売機、例えば、香水自動販売機、ハーブティー自
動販売機、シール自動販売機等にもこの発明を適用する
ことができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の自動販
売システムによれば、利用者の操作に基づいて複数種類
の原料を配合して商品を作成する複数の自動販売機を含
む自動販売システムにおいて、前記自動販売機は、前記
作成・販売した商品の配合に関する配合情報をセンタ装
置へ送信する送信処理および前記センタ装置が記憶管理
する配合情報を呼び出す呼び出し処理を行い、前記セン
タ装置は、前記自動販売機から送信された配合情報を記
憶管理するとともに、前記自動販売機からの要求に応じ
て記憶管理する配合情報のうちの所定の配合情報を該自
動販売機に送信し、前記自動販売機は、前記センタ装置
から呼び出した配合情報に基づいて商品を作成すること
ができるので、利用者は、当該自動販売機で一度作成し
て購入した商品を、再度配合の設定を行う手間をかける
ことなく当該自動販売システムに含まれる自動販売機で
あればいずれの自動販売機からでも購入することがで
き、また、配合情報の登録名を公開することにより、当
該利用者が作成、登録した商品を、他の利用者も自由に
購入することができるようになり、利用者間で配合情報
を共有できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる自動販売システムの一例を示
すシステム構成図である。
【図2】この発明のに係わる自動販売機の外観の一例を
示す図である。
【図3】図2に示す自動販売機の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】この発明に係わる自動販売機の商品販売処理の
一例について説明するフローチャートである。
【図5】新規作成販売モードによる販売処理の流れを説
明するフローチャートである。
【図6】新規作成販売モードにおける配合設定画面の一
例を示す図である。
【図7】配合情報の登録処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図8】登録情報呼出販売モードによる販売処理の流れ
を説明するフローチャートである。
【図9】登録情報呼出販売モードにおける登録情報呼出
画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 自動販売機 11 商品展示部 12 商品選択ボタン 13 入力表示部 141 硬貨投入口 142 紙幣投入口 143 返却レバー 144 カード投入口 15 硬貨返却口 16 商品搬出口 20 ネットワーク 30 管理センタ 61 配合情報表示領域 62 入力キー部 63 決定ボタン 64 取消ボタン 91 入力キー部 92 入力文字表示部 93 決定ボタン 94 取消ボタン 100 主制御部 101 貨幣処理部 102 カード処理部 103 配合設定部 104 商品作成部 105 商品搬送処理部 106 通信制御部 107 商品格納部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作に基づいて複数種類の原料
    を配合して商品を作成する自動販売機を含む自動販売シ
    ステムにおいて、 前記自動販売機は、ネットワークに接続してセンタ装置
    との通信を可能にする通信制御手段を有し、 前記通信制御手段は、前記作成した商品の配合に関する
    配合情報を前記センタ装置へ送信する送信処理および前
    記センタ装置が記憶管理する配合情報を呼び出す呼び出
    し処理を行い、 前記センタ装置は、前記通信制御手段により送信された
    前記配合情報を記憶管理するとともに、前記通信制御手
    段の要求に応じて記憶管理する配合情報のうちの所定の
    配合情報を前記通信制御手段に送信し、 前記自動販売機は、前記通信制御手段により前記センタ
    装置から呼び出した配合情報に基づいて商品を作成する
    ことを特徴とする自動販売システム。
  2. 【請求項2】 前記自動販売機は、 前記配合情報に名前情報を付加して前記センタ装置に送
    信し、 前記センタ装置は、 前記自動販売機により送信された配合情報を該配合情報
    に付加された名前情報に対応させて記憶管理することを
    特徴とする請求項1記載の自動販売システム。
  3. 【請求項3】 前記名前情報は、前記利用者によって設
    定されることを特徴とする請求項2記載の自動販売シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記センタ装置は、 前記名前情報の二重使用を禁止することを特徴とする請
    求項2記載の自動販売システム。
  5. 【請求項5】 前記自動販売機は、 前記配合情報に値段情報を付加して前記センタ装置に送
    信することを特徴とする請求項1記載の自動販売システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記値段情報は、前記利用者によって設
    定されることを特徴とする請求項5記載の自動販売シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記値段情報に基づく値段の一部を、前
    記配合情報を設定した利用者の利益とすることを特徴と
    する請求項6記載の自動販売システム。
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