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JP2002108979A - 情報処理装置および情報処理方法、品質管理システム、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、品質管理システム、並びに記録媒体

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Publication number
JP2002108979A
JP2002108979A JP2000296688A JP2000296688A JP2002108979A JP 2002108979 A JP2002108979 A JP 2002108979A JP 2000296688 A JP2000296688 A JP 2000296688A JP 2000296688 A JP2000296688 A JP 2000296688A JP 2002108979 A JP2002108979 A JP 2002108979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
input
information processing
processing device
selecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000296688A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Murakami
義昭 村上
Wataru Takeda
渉 武田
Teruhiko Watanabe
照彦 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000296688A priority Critical patent/JP2002108979A/ja
Publication of JP2002108979A publication Critical patent/JP2002108979A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部門間で情報を授受して管理し、一貫した品
質管理を行う。 【解決手段】 メインコンピュータ1は、製造部門のパ
ーソナルコンピュータ2、技術部門のパーソナルコンピ
ュータ6、もしくは、品質保証部門のパーソナルコンピ
ュータ8から、各種情報の入力を受け、社内データベー
スサーバ5から検索した情報を基に、問題抽出処理など
を行い、結果を表示し、トレンドデータベース3に記録
したり、他部門に、必要な情報を出力する。技術部門の
パーソナルコンピュータ6は、社内LAN4を介して入
力された情報を基に、問題点を整理し、問題解決のため
の支援処理を行う。品質保証部門のパーソナルコンピュ
ータ8は、社内LAN4を介して入力された情報を基
に、問題点を整理し、検査方法の変更内容の決定や、変
更履歴の保存などを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、品質管理システム、並びに記録媒体に
関し、特に、品質管理のための要因の変化を、製造部門
から収集し、整理して問題を抽出したり、それらの情報
を基に、原因を解明するための支援処理を行ったり、試
験方法の変更が必要であるか否かを判断したり、問題発
生を予測する処理を行って、関係部門に通知することが
できるようにすることにより、一貫した品質管理システ
ムの構築を実現する、情報処理装置および情報処理方
法、品質管理システム、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】製造物の品質を管理するために、技術部
門、品質保証部門、および製造部門などの、製造物の品
質に関わるそれぞれの部門において、例えば、QC(Qu
alityControl)手法に基づいて、品質管理が行われ、問
題が発生した場合には、それぞれの部門において、適切
な統計的手法を用いて、問題に対する対処・改善が行わ
れている。
【0003】そして、発生した問題およびその対処方法
を、トラブル事例として、データベースなどに蓄積し、
それぞれの部門において、問題発生を防止するための歯
止め策などが検討され、実行されることにより、顧客に
対する出荷製品の品質安定のための取り組みが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しなしながら、技術部
門、品質保証部門、および製造部門における品質管理の
ための取り組みは、それぞれの部門における個別の責務
処理であり、問題事象に対して、それぞれの部門が担当
する範囲内においては、個々に改善および是正がなされ
ているが、製造プロセス全体として、一貫した品質管理
を行うための、情報授受や、データ管理などの手法は確
立されていない。
【0005】製造部門においても、例えば製造ラインや
製造する商品毎に製造過程が管理されていたり、それぞ
れの製造ラインによって管理系統が異なる場合、他の製
造ラインで発生した問題の波及を予測することが困難で
ある。また、問題発生を未然に防ぐための歯止め検査
(もしくは検査水準の引き上げ)や、対応・対策の実施
が、管理・監督者の経験的判断を基に行われている場合
も多く、判断者によるばらつきが、品質ばらつきに大き
く影響を与えるような場合もある。
【0006】また、品質管理のための要因は刻々と変化
するが、多部門にわたって発生する様々な問題の発生要
因の変化を整理し、リアルタイムで関係部門に知らせ、
その要因変化に関わる各種処理および判断を行わせるの
は困難であった。
【0007】このような状況では、製造プロセス全体と
しての多角的判断は困難であり、問題発生を防ぐため
の、迅速、かつ、的確な判断を行うことはできないた
め、それぞれの部門において、独立して、事後改善型の
対処を行うしかなかった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、品質管理のための要因の変化を、製造部門
から収集し、整理して問題を抽出したり、それらの情報
を基に、技術部門、および品質保証部門において、原因
を解明するための支援処理を行ったり、試験方法の変更
が必要であるか否かを判断したり、問題発生を予測する
処理を行って、関係部門に通知することができるように
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、複数の他の情報処理装置から第1の情報の入力
を受ける入力手段と、入力手段により入力された第1の
情報を基に、ネットワークにより接続されたデータベー
スから、第2の情報を検索する検索手段と、入力手段に
より入力された第1の情報、および、検索手段により検
索された第2の情報を条件別に組み合わせ、品質管理に
おける問題点を示す第3の情報を抽出する抽出手段と、
抽出手段により抽出された第3の情報の記録を制御する
記録制御手段と、第3の情報の内容に基づいて、複数の
他の情報処理装置から、第3の情報を通知するべき情報
処理装置を選択する選択手段と、選択手段により選択さ
れた情報処理装置に、抽出手段により抽出された第3の
情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の第1の情報処理方法は、複数の他
の情報処理装置から第1の情報の入力を受ける入力ステ
ップと、入力ステップの処理により入力された第1の情
報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
から、第2の情報を検索する検索ステップと、入力ステ
ップの処理により入力された第1の情報、および、検索
ステップの処理により検索された第2の情報を条件別に
組み合わせ、品質管理における問題点を示す第3の情報
を抽出する抽出ステップと、抽出ステップの処理により
抽出された第3の情報の記録を制御する記録制御ステッ
プと、第3の情報の内容に基づいて、複数の他の情報処
理装置から、第3の情報を通知するべき情報処理装置を
選択する選択ステップと、選択ステップの処理により選
択された情報処理装置に、抽出ステップの処理により抽
出された第3の情報を出力する出力ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の第1の記録媒体に記録されている
プログラムは、複数の他の情報処理装置から第1の情報
の入力を受ける入力ステップと、入力ステップの処理に
より入力された第1の情報を基に、ネットワークにより
接続されたデータベースから、第2の情報を検索する検
索ステップと、入力ステップの処理により入力された第
1の情報、および、検索ステップの処理により検索され
た第2の情報を条件別に組み合わせ、品質管理における
問題点を示す第3の情報を抽出する抽出ステップと、抽
出ステップの処理により抽出された第3の情報の記録を
制御する記録制御ステップと、第3の情報の内容に基づ
いて、複数の他の情報処理装置から、第3の情報を通知
するべき情報処理装置を選択する選択ステップと、選択
ステップの処理により選択された情報処理装置に、抽出
ステップの処理により抽出された第3の情報を出力する
出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】本発明の第2の情報処理装置は、複数の他
の情報処理装置から第1の情報の入力を受ける入力手段
と、入力手段により入力された第1の情報を基に、ネッ
トワークにより接続されたデータベースから、第2の情
報を検索する検索手段と、入力手段により入力された第
1の情報、および、検索手段により検索された第2の情
報を基に、所定の部門に対する指示を示す第3の情報の
生成を支援する情報生成支援手段と、複数の他の情報処
理装置から、第3の情報を通知するべき情報処理装置を
選択する選択手段と、選択手段により選択された情報処
理装置に、第3の情報を出力する出力手段と、第3の情
報の記録を制御する記録制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0013】本発明の第2の情報処理方法は、複数の他
の情報処理装置から第1の情報の入力を受ける入力ステ
ップと、入力ステップの処理により入力された第1の情
報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
から、第2の情報を検索する検索ステップと、入力ステ
ップの処理により入力された第1の情報、および、検索
ステップの処理により検索された第2の情報を基に、所
定の部門に対する指示を示す第3の情報の生成を支援す
る情報生成支援ステップと、複数の他の情報処理装置か
ら、第3の情報を通知するべき情報処理装置を選択する
選択ステップと、選択ステップの処理により選択された
情報処理装置に、第3の情報を出力する出力ステップ
と、第3の情報の記録を制御する記録制御ステップとを
含むことを特徴とする。
【0014】本発明の第2の記録媒体に記録されている
プログラムは、複数の他の情報処理装置から第1の情報
の入力を受ける入力ステップと、入力ステップの処理に
より入力された第1の情報を基に、ネットワークにより
接続されたデータベースから、第2の情報を検索する検
索ステップと、入力ステップの処理により入力された第
1の情報、および、検索ステップの処理により検索され
た第2の情報を基に、所定の部門に対する指示を示す第
3の情報の生成を支援する情報生成支援ステップと、複
数の他の情報処理装置から、第3の情報を通知するべき
情報処理装置を選択する選択ステップと、選択ステップ
の処理により選択された情報処理装置に、第3の情報を
出力する出力ステップと、第3の情報の記録を制御する
記録制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の第3の情報処理装置は、複数の他
の情報処理装置から第1の情報の入力を受ける入力手段
と、入力手段により入力された第1の情報を基に、ネッ
トワークにより接続されたデータベースから、第2の情
報を検索する検索手段と、入力手段により入力された第
1の情報、および、検索手段により検索された第2の情
報を基に、出荷検査の変更が必要か否かを判断する判断
手段と、判断手段により、出荷検査の変更が必要である
と判断された場合、その変更内容を示す第3の情報を通
知するべき第1の他の情報処理装置を選択する第1の選
択手段と、第1の選択手段により選択された第1の他の
情報処理装置に、第3の情報を出力する第1の出力手段
と、第3の情報の記録を制御する第1の記録制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0016】本発明の第3の情報処理装置には、入力手
段により入力された第1の情報、および、検索手段によ
り検索された第2の情報を基に、所定の部門に対する指
示を示す第4の情報の生成を支援する情報生成支援手段
と、複数の他の情報処理装置から、第4の情報を通知す
るべき第2の他の情報処理装置を選択する第2の選択手
段と、第2の選択手段により選択された第2の他の情報
処理装置に、第4の情報を出力する第2の出力手段と、
第4の情報の記録を制御する第2の記録制御手段とを更
に備えさせることができる。
【0017】本発明の第3の情報処理方法は、複数の他
の情報処理装置から第1の情報の入力を受ける入力ステ
ップと、入力ステップの処理により入力された第1の情
報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
から、第2の情報を検索する検索ステップと、入力ステ
ップの処理により入力された第1の情報、および、検索
ステップの処理により検索された第2の情報を基に、出
荷検査の変更が必要か否かを判断する判断ステップと、
判断ステップの処理により、出荷検査の変更が必要であ
ると判断された場合、その変更内容を示す第3の情報を
通知するべき第1の他の情報処理装置を選択する選択ス
テップと、選択ステップの処理により選択された第1の
他の情報処理装置に、第3の情報を出力する出力ステッ
プと、第3の情報の記録を制御する記録制御ステップと
を含むことを特徴とする。
【0018】本発明の第3の記録媒体に記録されている
プログラムは、複数の他の情報処理装置から第1の情報
の入力を受ける入力ステップと、入力ステップの処理に
より入力された第1の情報を基に、ネットワークにより
接続されたデータベースから、第2の情報を検索する検
索ステップと、入力ステップの処理により入力された第
1の情報、および、検索ステップの処理により検索され
た第2の情報を基に、出荷検査の変更が必要か否かを判
断する判断ステップと、判断ステップの処理により、出
荷検査の変更が必要であると判断された場合、その変更
内容を示す第3の情報を通知するべき第1の他の情報処
理装置を選択する選択ステップと、選択ステップの処理
により選択された第1の他の情報処理装置に、第3の情
報を出力する出力ステップと、第3の情報の記録を制御
する記録制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】本発明の品質管理システムは、第1の情報
処理装置が、ユーザから品質管理のための第1の情報の
入力を受ける第1の入力手段と、第1の入力手段により
入力された第1の情報を基に、第2の情報を生成する生
成手段と、生成手段により生成された第2の情報の記録
を制御する第1の記録制御手段と、第2の情報を第2の
情報処理装置に出力する第1の出力手段と、第2の情報
処理装置から第3の情報の入力を受ける第2の入力手段
と、第2の入力手段により入力された第3の情報の表示
を制御する表示制御手段とを備え、第2の情報処理装置
が、第1の情報処理装置、第3の情報処理装置、もしく
は第4の情報処理装置から第4の情報の入力を受ける第
3の入力手段と、第2の入力手段により入力された第4
の情報を基に、ネットワークにより接続されたデータベ
ースから、第5の情報を検索する第1の検索手段と、第
2の入力手段により入力された第4の情報、および、第
1の検索手段により検索された第5の情報を条件別に組
み合わせ、品質管理における問題点を示す第6の情報を
抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された第6の
情報の記録を制御する第2の記録制御手段と、第6の情
報の内容に基づいて、第1の情報処理装置、第3の情報
処理装置、もしくは第4の情報処理装置から、第6の情
報を通知するべき情報処理装置を選択する第1の選択手
段と、第1の選択手段により選択された情報処理装置
に、抽出手段により抽出された第6の情報を出力する第
2の出力手段とを備え、第3の情報処理装置が、第1の
情報処理装置、第2の情報処理装置、もしくは第4の情
報処理装置から第7の情報の入力を受ける第4の入力手
段と、第3の入力手段により入力された第7の情報を基
に、ネットワークにより接続されたデータベースから、
第8の情報を検索する第2の検索手段と、第3の入力手
段により入力された第7の情報、および、第2の検索手
段により検索された第8の情報を基に、所定の部門に対
する指示を示す第9の情報の生成を支援する情報生成支
援手段と、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、
もしくは第4の情報処理装置から、第9の情報を通知す
るべき情報処理装置を選択する第2の選択手段と、第2
の選択手段により選択された情報処理装置に、第9の情
報を出力する第3の出力手段と、第9の情報の記録を制
御する第3の記録制御手段とを備え、第4の情報処理装
置が、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、もし
くは第3の情報処理装置から第10の情報の入力を受け
る第5の入力手段と、第4の入力手段により入力された
第10の情報を基に、ネットワークにより接続されたデ
ータベースから、第11の情報を検索する第3の検索手
段と、第4の入力手段により入力された第10の情報、
および、第3の検索手段により検索された第11の情報
を基に、出荷検査の変更が必要か否かを判断する判断手
段と、判断手段により、出荷検査の変更が必要であると
判断された場合、その変更内容を示す第12の情報を通
知するべき情報処理装置を選択する第3の選択手段と、
第3の選択手段により選択された情報処理装置に、第1
2の情報を出力する第4の出力手段と、第12の情報の
記録を制御する第4の記録制御手段とを備えることを特
徴とする。
【0020】本発明の第1の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体においては、複数の他の情報処理装
置から第1の情報が入力され、入力された第1の情報を
基に、ネットワークにより接続されたデータベースか
ら、第2の情報が検索され、第1の情報、および、第2
の情報を条件別に組み合わせ、品質管理における問題点
を示す第3の情報が抽出され、抽出された第3の情報の
記録が制御され、第3の情報の内容に基づいて、複数の
他の情報処理装置から、第3の情報を通知するべき情報
処理装置が選択され、選択された情報処理装置に、抽出
された第3の情報が出力される。
【0021】本発明の第2の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体においては、複数の他の情報処理装
置から第1の情報が入力され、第1の情報を基に、ネッ
トワークにより接続されたデータベースから、第2の情
報が検索され、第1の情報、および、第2の情報を基
に、所定の部門に対する指示を示す第3の情報の生成が
支援され、複数の他の情報処理装置から、第3の情報を
通知するべき情報処理装置が選択され、選択された情報
処理装置に、第3の情報が出力され、第3の情報の記録
が制御される。
【0022】本発明の第3の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体においては、複数の他の情報処理装
置から第1の情報が入力され、入力された第1の情報を
基に、ネットワークにより接続されたデータベースか
ら、第2の情報が検索され、第1の情報、および、第2
の情報を基に、出荷検査の変更が必要か否かが判断さ
れ、出荷検査の変更が必要であると判断された場合、そ
の変更内容を示す第3の情報を通知するべき第1の他の
情報処理装置が選択され、選択された第1の他の情報処
理装置に、第3の情報が出力され、第3の情報の記録が
制御される。
【0023】本発明の品質管理システムにおいては、第
1の情報処理装置で、ユーザから品質管理のための第1
の情報が入力され、入力された第1の情報を基に、第2
の情報が生成され、生成された第2の情報の記録が制御
され、第2の情報が第2の情報処理装置に出力され、第
2の情報処理装置から第3の情報が入力され、入力され
た第3の情報の表示が制御され、第2の情報処理装置
で、第1の情報処理装置、第3の情報処理装置、もしく
は第4の情報処理装置から第4の情報が入力され、第4
の情報を基に、ネットワークにより接続されたデータベ
ースから、第5の情報が検索され、第4の情報、およ
び、第5の情報を条件別に組み合わせ、品質管理におけ
る問題点を示す第6の情報が抽出され、抽出された第6
の情報の記録が制御され、第6の情報の内容に基づい
て、第1の情報処理装置、第3の情報処理装置、もしく
は第4の情報処理装置から、第6の情報を通知するべき
情報処理装置が選択され、選択された情報処理装置に、
第6の情報が出力され、第3の情報処理装置で、第1の
情報処理装置、第2の情報処理装置、もしくは第4の情
報処理装置から第7の情報が入力され、入力された第7
の情報を基に、ネットワークにより接続されたデータベ
ースから、第8の情報が検索され、第7の情報、およ
び、第8の情報を基に、所定の部門に対する指示を示す
第9の情報の生成が支援され、第1の情報処理装置、第
2の情報処理装置、もしくは第4の情報処理装置から、
第9の情報を通知するべき情報処理装置が選択され、選
択された情報処理装置に、第9の情報が出力され、第9
の情報の記録が制御され、第4の情報処理装置で、第1
の情報処理装置、第2の情報処理装置、もしくは第3の
情報処理装置から第10の情報が入力され、入力された
第10の情報を基に、ネットワークにより接続されたデ
ータベースから、第11の情報が検索され、第10の情
報、および、第11の情報を基に、出荷検査の変更が必
要か否かが判断され、出荷検査の変更が必要であると判
断された場合、その変更内容を示す第12の情報を通知
するべき情報処理装置が選択され、選択された情報処理
装置に、第12の情報が出力され、第12の情報の記録
が制御される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0025】図1を用いて、社内ネットワークシステム
について説明する。
【0026】メインコンピュータ1は、製造部門のパー
ソナルコンピュータ2−1乃至パーソナルコンピュータ
2−nから、品質管理のための要因の変化を示す情報で
ある製造個別情報の入力を受け、また、社内LAN(Lo
cal Area Network)4を介して、技術部門のパーソナル
コンピュータ6、もしくは、品質保証部門のパーソナル
コンピュータ8から、例えば、市場不良情報、部品不良
情報などの、トラブル情報の入力を受ける。
【0027】メインコンピュータ1は、社内LAN4を
介して、社内データベースサーバ5にアクセスし、必要
な情報を検索して読み出し、検索した情報と、それぞれ
の部門から入力された情報を基に、図11および図12
を用いて後述する所定の処理を行い、その処理結果を表
示し、トレンドデータベース3に記録する。また、メイ
ンコンピュータ1は、必要に応じて、製造部門のパーソ
ナルコンピュータ2−1乃至パーソナルコンピュータ2
−n、技術部門のパーソナルコンピュータ6、もしく
は、品質保証部門のパーソナルコンピュータ8に、必要
な情報を出力する。
【0028】図2は、図1のメインコンピュータ1の構
成を示すブロック図である。
【0029】CPU(Central Processing Unit)21
は、入出力インターフェース22および内部バス23を
介して、ユーザが、入力部24を用いて入力した各種指
令に対応する信号や、ネットワークインターフェース3
0を介して、他のパーソナルコンピュータ(例えば、パ
ーソナルコンピュータ6など)が送信した制御信号の入
力を受け、入力された信号に基づいた各種処理を実行す
る。ROM(Read Only Memory)25は、CPU21が
使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本
的に固定のデータを格納する。RAM(Random Access
Memory)26は、CPU21の実行において使用するプ
ログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ
を格納する。CPU21、ROM25、およびRAM2
6は、内部バス23により相互に接続されている。
【0030】内部バス23は、入出力インターフェース
22とも接続されている。入力部24は、例えば、キー
ボードやマウスからなり、ユーザがCPU21に各種の
指令を入力するとき操作される。表示部27は、例え
ば、CRT(Cathode Ray Tube)等からなり、各種情報
をテキスト、あるいはイメージなどで表示する。表示部
27には、製造システム全体における品質管理情報を表
示するための、全体集中集計ボードが表示され、図11
および図12を用いて後述する処理により、品質管理情
報が表示されるようになされている。
【0031】HDD(hard disk drive)28は、ハー
ドディスクを駆動し、それらにCPU21によって実行
するプログラムや情報を記録または再生させる。ドライ
ブ29には、必要に応じて磁気ディスク41、光ディス
ク42、光磁気ディスク43、および半導体メモリ44
が装着され、データの授受を行う。
【0032】ネットワークインターフェース30は、製
造部門のパーソナルコンピュータ2−1乃至2−n、ト
レンドデータベース3、および社内LAN4に接続され
ており、製造部門のパーソナルコンピュータ2−1乃至
2−n、並びに、社内LAN4に接続されるパ―ソナル
コンピュータ6、もしくはパーソナルコンピュータ8と
の情報の授受を行ったり、トレンドデータベース3や、
社内LAN4に接続される社内データベースサーバ5に
アクセスし、必要な情報を検索して、読み込んだり、新
たなデータを登録したり、登録されているデータの更新
を行う。
【0033】これらの入力部24乃至ネットワークイン
ターフェース30は、入出力インターフェース22およ
び内部バス23を介してCPU21に接続されている。
【0034】また、製造部門のパーソナルコンピュータ
2−1乃至パーソナルコンピュータ2−n、技術部門の
パーソナルコンピュータ6、および、品質保証部門のパ
ーソナルコンピュータ8の構成も、図2のメインコンピ
ュータ1の構成と、基本的に同様であるので、その説明
は省略する。
【0035】製造部門のパーソナルコンピュータ2−1
乃至2−nは、製造物の品質管理のための管理項目の入
力を受け、製造個別情報を生成してメインコンピュータ
1に出力したり、メインコンピュータ1から入力された
各種情報を、セル別個別管理ボードに表示するために、
例えば、製造部門の各セクション、もしくは、製造物の
ライン毎に設置されている。
【0036】セル別個別管理ボードとは、パーソナルコ
ンピュータ2−1乃至2−nが設置されているそれぞれ
のセクション、あるいは製造ライン別の品質管理情報を
表示するものである。セル別個別管理ボードには、技術
部門から出される製造指示、品質管理部門から出される
製造通達もしくは検査内容(水準)変更情報、あるい
は、直接関係しないトラブルが、対応するセクション、
もしくは製造ラインが担当する製造物に波及する可能性
がある場合に、技術部門もしくは品質管理部門のいずれ
かから出される波及可能性情報が表示される。
【0037】パーソナルコンピュータ2−1乃至2−n
に、セクション、もしくは製造ライン毎に入力される管
理項目として、結果(この場合は、製造物の品質)に対
して、支配的な影響を及ぼす要因を抽出する必要があ
り、例えば、QC手法などを用いることにより、科学的
根拠に基づいて抽出される。
【0038】問題の要因を抽出するためには、図3に示
される特性要因図が用いられる。特性要因図とは、要因
(原因系)とその結果としての特性との関係を系統的に
まとめた図のことであり、別名「魚の骨」ともいわれ、
品質の特性(結果)とその原因(要因)を大骨、小骨で
関連付けして整理していくために作成される図である。
【0039】図3の特性要因図を用いて、抽出された要
因を列挙し、それらの要因について、それぞれ、外的要
因で変化するものであるか否かの事実検証を行う。その
結果、顕在化した要因について、品質管理への影響度を
求め、図4のパレート図を用いることにより、管理項目
を決定する。
【0040】パレート図は、品質管理における重要項目
を見いだすために用いられる図で、項目ごとに割合(も
しくは件数)の多い順に並べた棒グラフと、その割合
(もしくは件数)の累積を示した折れ線グラフを重ねて
表示し、管理するべき要因を、累積指数等の情報を基
に、科学的根拠に基づいて決定するための複合グラフあ
る。例えば、要因A乃至要因Gが、品質管理に影響する
要因として挙がった場合、図4に示されるように、パレ
ート図を用いて、ある品質特性に対して、全体の結果へ
の影響度のうち80%を占める上位項目を抽出すること
により、要因A、要因C、および要因Eの3つの要因
を、管理項目として決定することができる。
【0041】このようにして求められる管理項目は、変
化項目として、「人」「生産品目」「製造品質」「プロセス」を
用いた「重点管理項目」と、変化要因として、「計画」
「生産」「評価」を用いた「日常変化管理項目」に2分され
る。
【0042】重点管理項目の一例を図5に示す。「人」に
関する管理項目として、例えば、新規作業配置比率、作
業代行者比率、および欠勤者比率などがある。これらの
管理項目は、それぞれの比率により、3水準で認定され
る。「生産品目」に関する管理項目として、例えば、生
産経過日数およびモデル変化回数などがある。これらの
管理項目は、それぞれの日数もしくは回数により、3水
準で認定される。
【0043】「製造品質」に関する管理項目として、例
えば、工程不良率(歩留り)および出荷ロット不良件数
などがある。これらの管理項目は、それぞれの比率、も
しくは件数により、2水準で認定される。「プロセス」
に関する管理項目として、例えば、製造工程監査結果、
製造工程変更の度合、製造設備変更の有無、部品変更の
有無、および部品テストランの有無などがある。これら
の管理項目は、それぞれのレベルにより3水準で認定さ
れる。
【0044】日常変化管理項目の一例を図6に示す。
「計画」に関する管理項目として、例えば、変更指示の
時期、並びに、切替モデルの有無および類似性などがあ
る。製品の製造においては、市場販売状況や部品調達状
況により、生産計画の修正が頻繁に発生する。生産計画
の修正により発生するトラブルを防止するために、例え
ば、3日毎に生産計画を確認する事が社内(もしくは工
場内)で定められているものとする。このような場合、
管理項目における「変更指示の時期」とは、変更指示の
有無のみならず、変更指示が3日前までに出されたか、
もしくは、それ以降に出されたかを管理するものであ
る。これらの管理項目は、2値化(すなわち○か×で判
定)され、2水準で判定される。
【0045】「生産」に関する管理項目として、例え
ば、製造進度・進捗(製造ラインへの投入数および完成
数)、並びに、仕掛り状況などがあり、「評価」に関す
る管理項目として、例えば、テストラン結果などがあ
る。これらの管理項目は、2値化され、2水準で判定さ
れる。
【0046】製造部門の品質管理責任者(担当者)は、
それぞれのセクション、もしくは製造ラインにおいて、
図5を用いて説明した重点管理項目情報を、それぞれの
認定水準に従い、また、図6を用いて説明した日常変化
管理項目を、それぞれの設定水準に従って、例えば、毎
始業時、あるいは、何らかの変化が発生した場合に、製
造部門のパーソナルコンピュータ2−1乃至2−nに入
力する。パーソナルコンピュータ2−1乃至2−nは、
これらの管理項目情報から、製造個別情報を生成し、メ
インコンピュータ1に供給する。以下、パーソナルコン
ピュータ2−1乃至2−nを個々に区別する必要がない
場合、単にパーソナルコンピュータ2と総称する。
【0047】トレンドデータベース3は、メインコンピ
ュータ1と接続されており、メインコンピュータ1が実
行した処理結果を記録するためのデータベースである。
【0048】社内データベースサーバ5は、社内の各部
門が共有する技術情報などを記録しておくためのデータ
ベースサーバであり、社内LAN4に接続され、必要に
応じて、メインコンピュータ1、パーソナルコンピュー
タ6、もしくはパーソナルコンピュータ8からアクセス
を受ける。社内データベースサーバ5は、例えば、図7
に示されるように、製造内容データベース51、労務構
成・人事情報データベース52、生産計画データベース
53、および製造部品データベース54などで構成され
ている。
【0049】製造内容データベース51には、例えば、
製造物のアッセイ(組み立て)図面、各種スペック、あ
るいは、適応規格の内容など、最終的な製造物に関する
情報が登録されている。労務構成・人事情報データベー
ス52には、例えば、製造ラインや出荷検査のために配
置される人員の予定数および人員の投入スケジュール、
関係部門の管理・命令系統、並びに、各セクションの責
任者などが登録される。生産計画データベース53に
は、生産立ち上げから生産終結までの生産予定数(日
産、週産、月産、あるいは年産計画)、計画の変更履
歴、あるいは計画に対する生産実績などが登録される。
製造部品データベース54には、例えば、部品毎の設計
図面や、構成部品が自社設計品ではなく他社からの購入
品である場合は、その部品のデータシートなどが登録さ
れる。
【0050】技術部門のパーソナルコンピュータ6は、
社内LAN4に接続され、メインコンピュータ1、社内
データベースサーバ5、および品質保証部門のパーソナ
ルコンピュータ8と情報の授受を行うとともに、それら
の情報に従って、図13および図14を用いて後述する
処理を行う。また、パーソナルコンピュータ6は、技術
情報サーバ7に接続され、必要に応じて、情報を検索し
て読み出したり、新たな情報を書き込む処理を行う。
【0051】技術情報サーバ7は、図8に示されるよう
に、作業標準書情報データベース61、製造部品変更情
報データベース62、製造方法変更情報データベース6
3、製品規格情報管理データベース64、および品質履
歴情報管理データベース65で構成されている。
【0052】作業標準書情報データベース61には、例
えば、社内規準として制定されている作業標準書が登録
される。製造部品変更情報データベース62には、例え
ば、トラブルの改善や、購入部品の生産終結などに伴う
製造部品の変更内容や、変更部品のテストラン結果など
が登録される。製造方法変更情報データベース63に
は、例えば、作業性の改善や、アッセイ方法の変更など
に伴う製造方法の変更履歴などが登録される。製品規格
情報管理データベース64には、例えば、製品の規格情
報が、それぞれの製品毎に登録されている。品質履歴情
報管理データベース65には、図13および図14を用
いて後述する処理の処理結果が登録される。
【0053】なお、図1においては、技術部門のパーソ
ナルコンピュータ6を1つだけ図示して説明している
が、複数の技術部門が存在する場合、それぞれの技術部
門に同様のパーソナルコンピュータ6を備えるようにし
ても良いし、技術部門の技術者それぞれが、パーソナル
コンピュータ6を保有し、利用可能なようにしても良い
ことはもちろんである。
【0054】品質保証部門のパーソナルコンピュータ8
は、社内LAN4に接続され、メインコンピュータ1、
社内データベースサーバ5、および技術部門のパーソナ
ルコンピュータ6と情報の授受を行うとともに、それら
の情報に従って、図15および図16を用いて後述する
処理を行う。また、パーソナルコンピュータ8は、検査
情報サーバ9に接続され、必要に応じて、情報を検索し
て読み出したり、新たな情報を書き込む処理を行う。
【0055】検査情報サーバ9は、図9に示されるよう
に、検査基準書情報データベース71、検査水準変更情
報データベース72、検査結果情報データベース73、
および品質履歴情報管理データベース74で構成されて
いる。検査基準書情報データベース71には、例えば、
社内標準として制定されている検査基準書が登録されて
いる。検査水準変更情報データベース72には、例え
ば、出荷検査などにおける各種規制値に対するマージ
ン、その他の検査水準の変更履歴や変更理由などが、検
査方法ごと、もしくは機種毎に登録されている。検査結
果情報データベース73には、例えば、部品毎のテスト
ラン、各種品質保証検査、出荷検査、および抜き取り検
査などの検査結果が登録されている。品質履歴情報管理
データベース74には、図15および図16を用いて後
述する処理の処理結果が登録される。
【0056】なお、図1においては、品質保証部門のパ
ーソナルコンピュータ8を1つだけ図示して説明してい
るが、複数の品質保証部門が存在する場合、それぞれの
品質保証部門に同様のパーソナルコンピュータ8を備え
るようにしても良いし、品質保証部門の担当者それぞれ
が、パーソナルコンピュータ8を保有し、利用可能なよ
うにしても良いことはもちろんである。
【0057】次に、図10のフローチャートを参照し
て、製造部門のパーソナルコンピュータ2の処理につい
て説明する。
【0058】パーソナルコンピュータ2のCPU21
(図2は、メインコンピュータ1のみならず、パーソナ
ルコンピュータ2、パーソナルコンピュータ6、および
パーソナルコンピュータ8の構成も示すものである。以
下同様)は、ステップS1において、入出力インターフ
ェース22、および内部バス23を介して、入力部24
を用いて入力された重点管理項目、もしくは、日常変化
管理項目の入力を受け、ステップS2において、入力さ
れた情報から、製造個別情報を生成し、内部バス23、
および入出力インターフェース22を介して、HDD2
8に出力し、ハードディスクに記録する。製造個別情報
は、入力された重点管理項目、もしくは、日常変化管理
項目を、図5および図6を用いて説明した所定の水準に
基づいて数値化した結果を示す情報である。
【0059】ステップS3において、パーソナルコンピ
ュータ2のCPU21は、製造個別情報を、内部バス2
3、入出力インターフェース22、およびネットワーク
インターフェース30を介して、メインコンピュータ1
に出力する。
【0060】ステップS4において、パーソナルコンピ
ュータ2のCPU21は、メインコンピュータ1から、
ネットワークインターフェース30、入出力インターフ
ェース22、および内部バス23を介して、製造通達、
製造指示、波及可能性情報、もしくは出荷検査方法変更
情報の入力を受けたか否かを判断する。
【0061】製造通達は、品質保証部門から製造部門に
出される製造方法等に関する指示のことであり、後述す
る図16のステップS77において、品質保証部門のパ
ーソナルコンピュータ8から、社内LAN4を介して、
メインコンピュータ1に出力され、後述する図11のス
テップS16において、メインコンピュータ1から、製
造部門のパーソナルコンピュータ2−1乃至2−nのう
ち、対応するパーソナルコンピュータに出力される。
【0062】製造指示は、技術部門から、製造部門に出
される製造方法等に関する指示のことであり、後述する
図14のステップS51において、技術部門のパーソナ
ルコンピュータ8から、社内LAN4を介して、メイン
コンピュータ1に出力され、後述する図11のステップ
S16において、メインコンピュータ1から、製造部門
のパーソナルコンピュータ2−1乃至2−nのうち、対
応するパーソナルコンピュータに出力される。
【0063】波及可能性情報は、技術部門、もしくは品
質保証部門から製造部門に出される情報である。例え
ば、発生した、もしくは予測されたトラブルの原因が、
ある型番で示される部品である場合、同一の部品を用い
ている他機種や、その部品と同等のスペックを有する他
の部品を、同様の使用方法で用いている他機種にも、同
様のトラブルが発生する可能性があるため、該当する他
機種の製造に関わる製造部門に対して、技術部門、もし
くは品質保証部門は、波及可能性情報を出す必要があ
る。
【0064】波及可能性情報は、後述する図14のステ
ップS53において、技術部門のパーソナルコンピュー
タ8から、もしくは、後述する図15のステップS69
において、品質保証部門のパーソナルコンピュータ8か
ら、社内LAN4を介して、メインコンピュータ1に出
力され、後述する図12のステップS25において、メ
インコンピュータ1から、製造部門のパーソナルコンピ
ュータ2−1乃至2−nのうち、対応するパーソナルコ
ンピュータに出力される。
【0065】出荷検査方法変更情報は、品質保証部門か
ら製造部門および技術部門に出される情報であり、発生
したトラブルに対する改善効果の確認、もしくは、トラ
ブル発生を未然に防ぐために、出荷検査方法の変更が必
要であった場合に、その変更内容を関係部門に通知する
ものであり、後述する図16のステップS74におい
て、品質保証部門のパーソナルコンピュータ8から、社
内LAN4を介して、メインコンピュータ1および技術
部門のパーソナルコンピュータ8に出力され、後述する
図12のステップS28において、メインコンピュータ
1から、製造部門のパーソナルコンピュータ2−1乃至
2−nのうち、対応するパーソナルコンピュータに出力
される。
【0066】ステップS4において、これらの情報の入
力を受けていないと判断された場合、処理が終了され
る。ステップS4において、これらの情報の入力を受け
たと判断された場合、ステップS5において、パーソナ
ルコンピュータ2のCPU21は、入力された情報を、
内部バス23、および入出力インターフェース22を介
して、HDD28に出力し、ハードディスクに記録し、
かつ、表示部27に出力し、セル別個別管理ボードに表
示させ、処理が終了される。
【0067】図10を用いて説明した処理により、製造
部のパーソナルコンピュータ2は、入力された管理項目
に関する情報から、製造個別情報を生成してメインコン
ピュータ1に出力し、メインコンピュータ1から入力さ
れた、品質管理に関わる各種情報を、セル別個別管理ボ
ードに表示させて、製造担当者に注意を促すことができ
る。
【0068】次に、図11および図12のフローチャー
トを参照して、メインコンピュータ1の処理について説
明する。
【0069】ステップS11において、CPU21は、
製造部門のパーソナルコンピュータ2から、ネットワー
クインターフェース30、入出力インターフェース2
2、および内部バス23を介して、製造個別情報の入力
を受ける。
【0070】ステップS12において、CPU21は、
内部バス23、入出力インターフェース22、ネットワ
ークインターフェース30、および社内RAN4を介し
て、社内データベースサーバ5にアクセスし、社内デー
タベースサーバ5から、入力された製造個別情報に関連
する必要な電子情報を読み込む。例えば、重要管理項目
の「人」の要因において、いずれかの管理項目基準以下で
あった場合、CPU21は、社内データベースサーバ5
の労務構成・人事情報データベース52から、対応する
製品の製造に関わる人事情報を検索して読み込む。
【0071】ステップS13において、CPU21は、
品質保証部門のパーソナルコンピュータ8、もしくは技
術部門のパーソナルコンピュータ6から、市場不良や部
品トラブルなどのトラブル情報を受けたか否かを判断す
る。ステップS13において、トラブル情報の入力を受
けていないと判断された場合、処理は、ステップS15
に進む。
【0072】ステップS13において、トラブル情報の
入力を受けたと判断された場合、ステップS14におい
て、CPU21は、入力されたトラブル情報に基づい
て、ステップS11において入力された製造個別情報、
もしくは、ステップS12において読み込んだ電子情報
から、トラブル情報の原因となりうる変化要因を抽出
し、その内容毎に整列して整理する処理を行う。
【0073】例えば、入力されたトラブル情報が部品ト
ラブルであった場合、CPU21は、ステップS11に
おいて入力された製造個別情報のうちの、部品変更の有
無や部品テストランの有無といった管理項目を抽出し、
社内データベースサーバ5の製造部品データベース54
に登録されているデータから、トラブルが発生した部品
に関するデータを抽出して、その内容毎に整列して整理
する。
【0074】ステップS13において、トラブル情報の
入力を受けていないと判断された場合、もしくはステッ
プS14の処理の終了後、ステップS15において、C
PU21は、技術部門のパーソナルコンピュータ6か
ら、後述する図14のステップS51において出力され
る製造指示、もしくは品質保証部門のパーソナルコンピ
ュータ8から、後述する図16のステップS77におい
て出力される製造通達の入力を受けたか否かを判断す
る。ステップS15において、製造指示および製造通達
の、いずれの情報の入力も受けていないと判断された場
合、処理はステップS17に進む。
【0075】ステップS15において、製造指示もしく
は製造通達のいずれかの情報の入力を受けたと判断され
た場合、ステップS16において、CPU21は、対応
する製造部門のパーソナルコンピュータ2−1乃至パー
ソナルコンピュータ2−nのうち、対応するパーソナル
コンピュータに、製造指示、もしくは製造通達を出力
し、そのパーソナルコンピュータ2の表示部27に表示
されているセル別個別管理ボードに、製造指示、もしく
は製造通達を表示させる。
【0076】ステップS15において、製造指示および
製造通達の、いずれの情報の入力も受けていないと判断
された場合、もしくはステップS16の処理の終了後、
ステップS17において、CPU21は、各部門から受
けた情報を、条件別に組み合わせ、問題抽出処理を行
う。
【0077】例えば、製造部門において、現在、製品A
乃至製品Eが製造されているものとする。ステップS1
1において、製品Aの製造工程の変更、並びに、製品B
および製品Dの部品Fの変更が入力され、ステップS1
2において、製品Bに用いられている部品Gの市場トラ
ブル事例が検索され、部品Gを用いている製品として、
製品Aが検索されたとする。また、ステップS13にお
いて、製品Aおよび製品Bの市場不良情報が入力され、
製品Dの市場不良情報は入力されなかったものとする。
【0078】このような場合、製品Aの市場不良の原因
としては、製造工程の変更および部品Gの不良が考えら
れ、製品Bの市場不良の原因としては、部品Fもしくは
部品Gの不良が考えられる。また、製品Dは、現在、市
場不良が発生していないが、製品Bの市場不良の原因が
部品Fである場合、製品Dにおいても、同様の市場不良
が発生する可能性がある。
【0079】ステップS18において、CPU21は、
ステップS17の問題抽出処理において、何らかの問題
が発見されたか否かを判断する。ステップS18におい
て、問題が発見されなかったと判断された場合、処理
は、ステップS26に進む。
【0080】ステップS18において、問題が発見され
たと判断された場合、ステップS19において、CPU
21は、発見された問題は、製造LOT別に発生した異
常などの、品質保証に関わるものであるか否かを判断す
る。ステップS19において、発見された問題が、品質
保証に関係するものではないと判断された場合、処理
は、ステップS21に進む。
【0081】ステップS19において、発見された問題
が、品質保証に関係するものであると判断された場合、
ステップS20において、CPU21は、対応する品質
保証部門のパーソナルコンピュータ8に、社内LAN4
を介して、異常アラームを出力する。また、出力される
異常アラームには、例えば、問題の内容、ステップS1
9において対応する問題が品質保証に関係するものであ
ると判断された判断理由等の情報を含ませるようにして
も良い。
【0082】ステップS19において、発見された問題
が、品質保証に関係するものではないと判断された場
合、もしくは、ステップS20の処理の終了後、ステッ
プS21において、CPU21は、発見された問題は、
製造機種別に発生した異常などの、製造技術に関わるも
のであるか否かを判断する。ステップS21において、
発見された問題が、製造技術に関係するものではないと
判断された場合、処理は、ステップS23に進む。
【0083】ステップS21において、発見された問題
が、製造技術に関係するものであると判断された場合、
ステップS22において、CPU21は、対応する技術
部門のパーソナルコンピュータ6に、社内LAN4を介
して、異常アラームを出力する。また、出力される異常
アラームには、例えば、問題の内容、ステップS21に
おいて対応する問題が製造技術に関係するものであると
判断された判断理由等の情報を含ませるようにしても良
い。
【0084】ステップS21において、発見された問題
が、製造技術に関係するものではないと判断された場
合、もしくは、ステップS22の処理の終了後、ステッ
プS23において、CPU21は、パーソナルコンピュ
ータ2−1乃至2−nのうち、発見された問題に対応す
る製造部門のパーソナルコンピュータ2に、セル別アラ
ームを出力する。対応する製造部門のパーソナルコンピ
ュータ2は、複数である場合もある。また、出力される
セル別アラームには、問題の内容に関するデータや、関
連する情報などを含ませるようにしても良い。
【0085】ステップS24において、CPU21は、
社内LAN4を介して、技術部門のパーソナルコンピュ
ータ6により、後述する図14のステップS53におい
て出力された、発生した問題の波及可能性範囲情報、も
しくは、品質保証部門のパーソナルコンピュータ8によ
り、後述する図15のステップS69において出力され
た、発生した問題の波及可能性範囲情報が入力されたか
否かを判断する。ステップS24において、発生した問
題の波及可能性範囲情報が入力されていないと判断され
た場合、処理は、ステップS26に進む。
【0086】ステップS24において、発生した問題の
波及可能性範囲情報が入力されたと判断された場合、ス
テップS25において、CPU21は、パーソナルコン
ピュータ2−1乃至2−nのうち、波及可能性範囲に対
応する製造部門のパーソナルコンピュータにセル別アラ
ームを出力する。また、出力されるセル別アラームに
は、波及可能性の詳細を示すデータや、その可能性を数
値化したデータなどを含ませるようにしても良い。
【0087】ステップS18において、問題が発見され
なかったと判断された場合、ステップS24において、
発生した問題の波及可能性範囲情報が入力されていない
と判断された場合、もしくは、ステップS25の処理の
終了後、ステップS26において、CPU21は、ステ
ップS11乃至ステップS25の処理結果を、内部バス
23、および入出力インターフェース22を介して、表
示部27に出力し、全体集中集計ボードに表示させ、か
つ、ネットワークインターフェース30を介して、トレ
ンドデータベース3に出力して記録させる。
【0088】ステップS27において、CPU21は、
品質保証部門のパーソナルコンピュータ8から、社内L
AN4を介して、出荷検査内容もしくは検査水準の変更
の通知を受けたか否かを判断する。ステップS27にお
いて、出荷検査内容もしくは検査水準の変更の通知を受
けていないと判断された場合、処理が終了される。
【0089】ステップS27において、出荷検査内容も
しくは検査水準の変更の通知を受けたと判断された場
合、ステップS28において、CPU21は、検査水準
の変更内容を、パーソナルコンピュータ2−1乃至2−
nのうち、対応する製造部門のパーソナルコンピュータ
に出力し、かつ、ネットワークインターフェース30を
介して、トレンドデータベース3に出力して記録させ、
処理が終了される。
【0090】次に、図13および図14のフローチャー
トを参照して、技術部門のパーソナルコンピュータ6の
処理について説明する。
【0091】技術部門のパーソナルコンピュータ6のC
PU21は、ステップS41において、メインコンピュ
ータ1、もしくは品質保証部門のパーソナルコンピュー
タ8から、社内LAN4、ネットワークインターフェー
ス30、入出力インターフェース22、および内部バス
23を介して、各種データの入力を受け、ステップS4
2において、メインコンピュータ1から、異常アラーム
の入力を受けたか否かを判断する。ステップS42にお
いて、異常アラームの入力を受けていないと判断された
場合、処理は終了される。
【0092】ステップS42において、異常アラームの
入力を受けたと判断された場合、ステップS43におい
て、CPU21は、異常アラームの内容を、内部バス2
3および入出力インターフェース22を介して、表示部
27に出力して表示させる。表示部27の表示を確認し
た技術部門の技術者は、異常アラームの原因が、製造技
術に関わるものであるか否かを確認し、入力部24を用
いて入力する。
【0093】ステップS44において、CPU21は、
入出力インターフェース22、および内部バス23を介
して、入力部24から入力された信号を元に、異常アラ
ームの原因は、製造技術に関わるものであるか否かを判
断する。ステップS44において、異常アラームの原因
が製造技術に関わるものではないと判断された場合、処
理は終了される。
【0094】ステップS44において、異常アラームの
原因が製造技術に関わるものであると判断された場合、
ステップS45において、CPU21は、機種別、もし
くは内容別に、発生した異常内容を整列する処理を行
う。
【0095】ステップS46において、CPU21は、
ステップS45において整列された異常内容に従って、
社内データベースサーバ、および技術情報サーバから、
必要なデータ(異常内容や異常発生機種に関連するデー
タ、および関連する過去の不具合事例など)を検索し、
読み込む。
【0096】ステップS47において、CPU21は、
ステップS45において整列された異常内容、およびス
テップS46において検索されたデータを用いて、問題
の原因解明を支援する処理を行う。CPU21は、例え
ば、入力され、整理されたデータから、発生したトラブ
ルが、固有の部品に関わるものであるのか、ある機種に
特定されたものであるのか、あるいは、シリーズ化さ
れ、ある程度の共通部分を有する一連の機種に発生しや
すいものであるのかなどを判別し、その原因と考えられ
る事象を整列して、表示部27に表示させる。表示部2
7の表示を確認した技術部門の技術者は、その内容を確
認し、必要に応じて、実験や調査などを行い、必要な対
応策を、入力部24を用いて入力する。
【0097】ステップS48において、CPU21は、
品質保証部門のパーソナルコンピュータ8に緊急検査指
示を出す必要があるか否かを判断する。
【0098】発生した問題が、例えば、組み立て不良な
どの製造中に発見可能な問題ではなく、例えば、EMC
(ElectroMagnetic Compatibility)やEMM(Electro
Magnetic interference)に代表される電波障害のよう
に、特別の検査をしなければ発見できない問題であるよ
うな場合や、その問題が、非常に重要なものであるよう
な場合、技術部門から品質保証部門に緊急検査指示を出
す必要がある。
【0099】品質保証部門に緊急検査指示を出す必要が
あるか否かの判断は、問題の種類によって判断すること
が可能である。例えば、電波障害や、消費電力のスペッ
クオーバーなどの、発見のために特別の測定が必要な問
題が発生、もしくは予測された場合は、品質保証部門に
緊急検査指示を出すようにしたり、問題事象を、その重
要度によって、予めグループ分けしておくことにより、
重要度の高いグループに分類された問題が発生した場
合、CPU21は、品質保証部門のパーソナルコンピュ
ータ8に、緊急検査指示を出力するようにする。
【0100】ステップS48において、品質保証部門に
緊急検査指示を出す必要がないと判断された場合、処理
は、ステップS50に進む。ステップS48において、
品質保証部門に緊急検査指示を出す必要があると判断さ
れた場合、ステップS49において、CPU21は、社
内LAN4を介して、品質保証部門のパーソナルコンピ
ュータ8に緊急検査指示を出力し、メインコンピュータ
1に緊急検査指示内容を出力する。
【0101】ステップS48において、品質保証部門に
緊急検査指示を出す必要がないと判断された場合、もし
くは、ステップS49の処理の終了後、ステップS50
において、CPU21は、対応する製造部門に製造指示
を出す必要があるか否かを判断する。
【0102】例えば、ある電子機器の出荷検査におい
て、VCCI(Voluntary Control Council for Interf
erence by Information Technology Equipment )の自
主規制値以上の放射雑音が測定され、その原因が、ある
ワイヤーハーネスの引き回し位置にあることが判明した
ものとする。その場合、技術部門から、製造部門に、対
応するワイヤーハーネスの引き回し位置の指示、製造工
程の変更、もしくは改善指示などを出す必要が生じる。
【0103】ステップS50において、対応する製造部
門に製造指示を出す必要がないと判断された場合、処理
はステップS52に進む。ステップS50において、対
応する製造部門に製造指示を出す必要があると判断され
た場合、ステップS51において、CPU21は、社内
LAN4を介して、対応する製造部門のパーソナルコン
ピュータ2に、製造指示を出すための制御信号を、メイ
ンコンピュータ1に出力する。
【0104】ステップS50において、対応する製造部
門に製造指示を出す必要がないと判断された場合、もし
くは、ステップS51の処理の終了後、ステップS52
において、CPU21は、他機種に問題が波及する可能
性があるか否かを判断する。
【0105】例えば、ある電子機器の組み立て不良の原
因が、フレームを構成する複数の板金の累積公差による
ものであったとする。他機種が該当するフレームを共通
部品として用いていた場合、それらの機種にも、同様の
組み立て不良が起こる可能性がある。
【0106】ステップS52において、他機種に問題が
波及する可能性がないと判断された場合、処理は、ステ
ップS54に進む。ステップS52において、他機種に
問題が波及する可能性があると判断された場合、ステッ
プS53において、CPU21は、社内LAN4を介し
て、波及可能性情報を、メインコンピュータ1および品
質保証部門のパーソナルコンピュータ8に出力する。
【0107】ステップS52において、他機種に問題が
波及する可能性がないと判断された場合、もしくは、ス
テップS53の処理の終了後、ステップS54におい
て、CPU21は、以上の処理結果を、内部バス23お
よび入出力インターフェース22を介して、表示部27
に出力して表示させ、内部バス23、入出力インターフ
ェース22、およびネットワークインターフェース30
を介して、技術情報サーバ7に出力し、品質履歴情報管
理データベース65に記録させて、処理が終了される。
【0108】次に、図15および図16のフローチャー
トを参照して、品質保証部門のパーソナルコンピュータ
8の処理について説明する。
【0109】品質保証部門のパーソナルコンピュータ8
のCPU21は、ステップS61において、社内LAN
4、ネットワークインターフェース30、入出力インタ
ーフェース22、および内部バス23を介して、メイン
コンピュータ1、もしくは技術部門のパーソナルコンピ
ュータ6から、各種データの入力を受け、ステップS6
2において、技術部門のパーソナルコンピュータ6か
ら、緊急検査指示の入力を受けたか否かを判断する。ス
テップS62において、緊急検査指示の入力を受けてい
ないと判断された場合、処理は、ステップS65に進
む。
【0110】ステップS62において、緊急検査指示の
入力を受けたと判断された場合、ステップS63におい
て、CPU21は、緊急検査指示の内容を、内部バス2
3および入出力インターフェース22を介して、表示部
27に出力して表示させ、内部バス23、入出力インタ
ーフェース22、およびネットワークインターフェース
30を介して、検査情報サーバ9に出力し、品質履歴情
報管理データベース74に記録させる。
【0111】ステップS64において、CPU21は、
入力部24を用いて入力された緊急検査結果を、検査情
報サーバ9の品質履歴情報管理データベース74に出力
し、必要に応じて、緊急検査結果を、社内LAN4を介
して技術部門のパーソナルコンピュータ6およびメイン
コンピュータ1に出力する。
【0112】ステップS62において、緊急検査指示の
入力を受けていないと判断された場合、もしくは、ステ
ップS64の処理の終了後、ステップS65において、
CPU21は、メインコンピュータ1から異常アラーム
の入力を受けたか否かを判断する。ステップS65にお
いて、異常アラームの入力を受けていないと判断された
場合、処理は終了される。
【0113】ステップS65において、異常アラームの
入力を受けたと判断された場合、CPU21は、ステッ
プS66において、機種別、もしくは内容別に、異常内
容を整列する処理を行い、ステップS67において、ス
テップS66の整列処理結果に基づいて、社内LAN4
を介して、社内データベースサーバ5から、必要なデー
タを検索し、読み込む。
【0114】ステップS68において、CPU21は、
ステップS66の整列処理結果およびステップS67に
おいて検索されたデータを基に、他機種に問題が波及す
る可能性があるか否かを判断する。
【0115】例えば、電子機器の製造において、発生し
た問題が、所定の数値異常の騒音の発生であり、その騒
音の原因が、対応する電子機器に組み込まれているモー
タのうちのひとつであり、更に、対応する電子機器全て
に、所定の数値異常の騒音が発生しているのではなく、
ある製造ロットのモータを用いた電子機器にのみ問題が
発生している(すなわち、製造技術に関わる問題ではな
く、品質保証に関わる問題であった)ことが判明したと
する。その場合、他の機器において、同一のモータが用
いられている場合、同様の問題が発生する可能性があ
る。同一のモータが用いられている機器の製造にかかわ
る他の部門においては、同一の製造ロットのモータが部
品として用いられているか否かを確認する必要が生じ
る。
【0116】ステップS68において、他機種に問題が
波及する可能性がないと判断された場合、処理は、ステ
ップS70に進む。ステップS68において、他機種に
問題が波及する可能性があると判断された場合、ステッ
プS69において、CPU21は、波及可能性情報を、
社内LAN4を介して、メインコンピュータ1および技
術部門のパーソナルコンピュータ6に出力する。
【0117】ステップS68において、他機種に問題が
波及する可能性がないと判断された場合、もしくは、ス
テップS69の処理の終了後、CPU21は、ステップ
S70において、市場不良データベース10から、類似
の市場不良を検索し、ステップS71において、社内デ
ータベースサーバ5、および検査情報サーバ9から、ス
テップS70において検索された市場不良に関連するデ
ータを検索し、読み込む。
【0118】ステップS72において、CPU21は、
以上の処理によって収集したデータを基に、発生した、
もしくは予測される問題に対処するための抜き取り検査
の検査水準を判断して、表示部27に出力して表示させ
る。品質保証部門の担当者は、表示部27に表示された
内容を基に、抜き取り検査を実施する。
【0119】ステップS73において、CPU21は、
以上の処理によって収集したデータを基に、出荷検査の
内容、もしくは検査水準を変更する必要があるか否かを
判断する。ステップS73において、出荷検査の内容、
もしくは検査水準を変更する必要がないと判断された場
合、処理は、ステップS76に進む。
【0120】ステップS73において、出荷検査の内
容、もしくは検査水準を変更する必要があると判断され
た場合、CPU21は、ステップS74において、その
変更内容を、社内LAN4を介して、技術部門のパーソ
ナルコンピュータ6およびメインコンピュータ1に出力
し、ステップS75において、検査情報サーバ9の検査
水準変更情報データベース72の内容を更新する。
【0121】ステップS73において、出荷検査の内
容、もしくは検査水準を変更する必要がないと判断され
た場合、もしくは、ステップS75の処理の終了後、ス
テップS76において、CPU21は、対応する製造部
門に、製造通達を出力する必要があるか否かを判断す
る。ステップS76において、対応する製造部門に、製
造通達を出力する必要がないと判断された場合、処理
は、ステップS78に進む。
【0122】ステップS76において、対応する製造部
門に、製造通達を出力する必要があると判断された場
合、ステップS77において、CPU21は、社内LA
N4を介して、対応する製造部門に、製造通達を出力す
るための制御信号をメインコンピュータ1に出力する。
【0123】ステップS76において、対応する製造部
門に、製造通達を出力する必要がないと判断された場
合、もしくは、ステップS77の処理の終了後、ステッ
プS78において、CPU21は、以上の処理結果を、
内部バス23および入出力インターフェース22を介し
て、表示部27に出力して表示させ、内部バス23、入
出力インターフェース22、およびネットワークインタ
ーフェース30を介して、検査情報サーバ9に出力し、
品質履歴情報管理データベース74に記録して、処理が
終了される。
【0124】以上説明した処理により、メインコンピュ
ータ1は、品質管理のための要因の変化を、製造部門に
設置されたパーソナルコンピュータ2から収集し、整理
して問題を抽出し、技術部門および品質保証部門に設置
されたパーソナルコンピュータ6およびパーソナルコン
ピュータ8にそれらの情報を供給する。パーソナルコン
ピュータ6およびパーソナルコンピュータ8は、供給さ
れた情報を基に、原因を解明するための支援処理を行っ
たり、試験方法の変更が必要であるか否かを判断した
り、問題発生を予測する処理を行って、関係部門に通知
し、製造プロセスにおいて一貫した品質管理システムを
構築することができる。
【0125】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0126】この記録媒体は、図2に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク41(フロッピー(登録商標)ディスクを含む)、光
ディスク42(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memor
y),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気デ
ィスク43(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導
体メモリ44などよりなるパッケージメディアなどによ
り構成される。
【0127】また、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0128】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0129】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置、情報処理
方法、および記録媒体によれば、複数の他の情報処理装
置から第1の情報を入力し、入力された第1の情報を基
に、ネットワークにより接続されたデータベースから、
第2の情報を検索し、第1の情報、および、第2の情報
を条件別に組み合わせ、品質管理における問題点を示す
第3の情報を抽出し、抽出された第3の情報の記録を制
御し、第3の情報の内容に基づいて、複数の他の情報処
理装置から、第3の情報を通知するべき情報処理装置を
選択し、選択された情報処理装置に、抽出された第3の
情報を出力するようにしたので、品質管理のための要因
の変化を、製造部門から収集し、整理して問題を抽出
し、関係部門に通知することができる。
【0130】本発明の第2の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体によれば、複数の他の情報処理装置
から第1の情報を入力し、第1の情報を基に、ネットワ
ークにより接続されたデータベースから、第2の情報を
検索し、第1の情報、および、第2の情報を基に、所定
の部門に対する指示を示す第3の情報の生成を支援し、
複数の他の情報処理装置から、第3の情報を通知するべ
き情報処理装置を選択し、選択された情報処理装置に、
第3の情報を出力し、第3の情報の記録を制御するよう
にしたので、他部門から入力された情報を基に、発生し
た、もしくは予測された問題の原因を解明するための支
援処理を行って、関係部門に通知することができる。
【0131】本発明の第3の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体によれば、複数の他の情報処理装置
から第1の情報を入力し、入力された第1の情報を基
に、ネットワークにより接続されたデータベースから、
第2の情報を検索し、第1の情報、および、第2の情報
を基に、出荷検査の変更が必要か否かを判断し、出荷検
査の変更が必要であると判断された場合、その変更内容
を示す第3の情報を通知するべき第1の他の情報処理装
置を選択し、選択された第1の他の情報処理装置に、第
3の情報を出力し、第3の情報の記録を制御するように
したので、他部門から入力された情報を基に、検査また
は試験方法の変更が必要であるか否かを判断して、関係
部門に通知することができる。
【0132】本発明の品質管理システムによれば、第1
の情報処理装置で、ユーザから品質管理のための第1の
情報を入力し、入力された第1の情報を基に、第2の情
報を生成し、生成された第2の情報の記録を制御し、第
2の情報を第2の情報処理装置に出力し、第2の情報処
理装置から第3の情報を入力し、入力された第3の情報
の表示を制御し、第2の情報処理装置で、第1の情報処
理装置、第3の情報処理装置、もしくは第4の情報処理
装置から第4の情報を入力し、第4の情報を基に、ネッ
トワークにより接続されたデータベースから、第5の情
報を検索し、第4の情報、および、第5の情報を条件別
に組み合わせ、品質管理における問題点を示す第6の情
報を抽出し、抽出された第6の情報の記録を制御し、第
6の情報の内容に基づいて、第1の情報処理装置、第3
の情報処理装置、もしくは第4の情報処理装置から、第
6の情報を通知するべき情報処理装置を選択し、選択さ
れた情報処理装置に、第6の情報を出力し、第3の情報
処理装置で、第1の情報処理装置、第2の情報処理装
置、もしくは第4の情報処理装置から第7の情報を入力
し、入力された第7の情報を基に、ネットワークにより
接続されたデータベースから、第8の情報を検索し、第
7の情報、および、第8の情報を基に、所定の部門に対
する指示を示す第9の情報の生成を支援し、第1の情報
処理装置、第2の情報処理装置、もしくは第4の情報処
理装置から、第9の情報を通知するべき情報処理装置を
選択し、選択された情報処理装置に、第9の情報を出力
し、第9の情報の記録を制御し、第4の情報処理装置
で、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、もしく
は第3の情報処理装置から第10の情報を入力し、入力
された第10の情報を基に、ネットワークにより接続さ
れたデータベースから、第11の情報を検索し、第10
の情報、および、第11の情報を基に、出荷検査の変更
が必要か否かを判断し、出荷検査の変更が必要であると
判断された場合、その変更内容を示す第12の情報を通
知するべき情報処理装置を選択し、選択された情報処理
装置に、第12の情報を出力し、第12の情報の記録を
制御するようにしたので、品質管理のための要因の変化
を、製造部門から収集し、整理して問題を抽出したり、
それらの情報を基に、技術部門、および品質保証部門に
おいて、原因を解明するための支援処理を行ったり、試
験方法の変更が必要であるか否かを判断したり、問題発
生を予測する処理を行って、関係部門に通知することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】社内ネットワークシステムを説明するための図
である。
【図2】図1のメインコンピュータの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】特性要因図について説明するための図である。
【図4】パレート図について説明するための図である。
【図5】重点管理項目について説明するための図であ
る。
【図6】日常変化管理項目について説明するための図で
ある。
【図7】図1の社内データベースサーバについて説明す
るための図である。
【図8】図1の技術情報サーバについて説明するための
図である。
【図9】図1の検査情報サーバについて説明するための
図である。
【図10】製造部門のパーソナルコンピュータの処理に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図11】メインコンピュータの処理について説明する
ためのフローチャートである。
【図12】メインコンピュータの処理について説明する
ためのフローチャートである。
【図13】技術部門のパーソナルコンピュータの処理に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図14】技術部門のパーソナルコンピュータの処理に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図15】品質保証部門のパーソナルコンピュータの処
理について説明するためのフローチャートである。
【図16】品質保証部門のパーソナルコンピュータの処
理について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 メインコンピュータ、 2 パーソナルコンピュー
タ、 3 トレンドデータベース、 4 社内LAN、
5 社内データベースサーバ、 6 パーソナルコン
ピュータ、 7 技術情報サーバ、 8 パーソナルコ
ンピュータ、9 検査情報サーバ、 10 市場不良デ
ータベース、 21 CPU, 24入力部、27 表
示部、 30 ネットワークインターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 照彦 愛知県額田郡幸田町大字坂崎字雀ヶ入1番 地 ソニー幸田株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB07 CC21 CC23 DD01 EE05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の他の情報処理装置と接続され、情
    報を授受する情報処理装置において、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力手段と、 前記入力手段により入力された前記第1の情報を基に、
    ネットワークにより接続されたデータベースから、第2
    の情報を検索する検索手段と、 前記入力手段により入力された前記第1の情報、およ
    び、前記検索手段により検索された前記第2の情報を条
    件別に組み合わせ、品質管理における問題点を示す第3
    の情報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記第3の情報の記録を
    制御する記録制御手段と、 前記第3の情報の内容に基づいて、複数の前記他の情報
    処理装置から、前記第3の情報を通知するべき情報処理
    装置を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記情報処理装置に、前
    記抽出手段により抽出された前記第3の情報を出力する
    出力手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の他の情報処理装置と接続され、情
    報を授受する情報処理装置の情報処理方法において、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
    から、第2の情報を検索する検索ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報、および、前記検索ステップの処理により検索された
    前記第2の情報を条件別に組み合わせ、品質管理におけ
    る問題点を示す第3の情報を抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理により抽出された前記第3の情
    報の記録を制御する記録制御ステップと、 前記第3の情報の内容に基づいて、複数の前記他の情報
    処理装置から、前記第3の情報を通知するべき情報処理
    装置を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記情報処理
    装置に、前記抽出ステップの処理により抽出された前記
    第3の情報を出力する出力ステップとを含むことを特徴
    とする情報処理方法。
  3. 【請求項3】 複数の他の情報処理装置と接続され、情
    報を授受する情報処理装置用のプログラムであって、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
    から、第2の情報を検索する検索ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報、および、前記検索ステップの処理により検索された
    前記第2の情報を条件別に組み合わせ、品質管理におけ
    る問題点を示す第3の情報を抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理により抽出された前記第3の情
    報の記録を制御する記録制御ステップと、 前記第3の情報の内容に基づいて、複数の前記他の情報
    処理装置から、前記第3の情報を通知するべき情報処理
    装置を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記情報処理
    装置に、前記抽出ステップの処理により抽出された前記
    第3の情報を出力する出力ステップとを含むことを特徴
    とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録
    されている記録媒体。
  4. 【請求項4】 複数の他の情報処理装置と接続され、情
    報を授受する情報処理装置において、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力手段と、 前記入力手段により入力された前記第1の情報を基に、
    ネットワークにより接続されたデータベースから、第2
    の情報を検索する検索手段と、 前記入力手段により入力された前記第1の情報、およ
    び、前記検索手段により検索された前記第2の情報を基
    に、所定の部門に対する指示を示す第3の情報の生成を
    支援する情報生成支援手段と、 複数の前記他の情報処理装置から、前記第3の情報を通
    知するべき情報処理装置を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記情報処理装置に、前
    記第3の情報を出力する出力手段と、 前記第3の情報の記録を制御する記録制御手段とを備え
    ることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の他の情報処理装置と接続され、情
    報を授受する情報処理装置の情報処理方法において、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
    から、第2の情報を検索する検索ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報、および、前記検索ステップの処理により検索された
    前記第2の情報を基に、所定の部門に対する指示を示す
    第3の情報の生成を支援する情報生成支援ステップと、 複数の前記他の情報処理装置から、前記第3の情報を通
    知するべき情報処理装置を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記情報処理
    装置に、前記第3の情報を出力する出力ステップと、 前記第3の情報の記録を制御する記録制御ステップとを
    含むことを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 複数の他の情報処理装置と接続され、情
    報を授受する情報処理装置用のプログラムであって、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
    から、第2の情報を検索する検索ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報、および、前記検索ステップの処理により検索された
    前記第2の情報を基に、所定の部門に対する指示を示す
    第3の情報の生成を支援する情報生成支援ステップと、 複数の前記他の情報処理装置から、前記第3の情報を通
    知するべき情報処理装置を選択する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記情報処理
    装置に、前記第3の情報を出力する出力ステップと、 前記第3の情報の記録を制御する記録制御ステップと を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な
    プログラムが記録されている記録媒体。
  7. 【請求項7】 複数の他の情報処理装置と接続され、情
    報を授受する情報処理装置において、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力手段と、 前記入力手段により入力された前記第1の情報を基に、
    ネットワークにより接続されたデータベースから、第2
    の情報を検索する検索手段と、 前記入力手段により入力された前記第1の情報、およ
    び、前記検索手段により検索された前記第2の情報を基
    に、出荷検査の変更が必要か否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により、前記出荷検査の変更が必要である
    と判断された場合、その変更内容を示す第3の情報を通
    知するべき第1の他の情報処理装置を選択する第1の選
    択手段と、 前記第1の選択手段により選択された前記第1の他の情
    報処理装置に、前記第3の情報を出力する第1の出力手
    段と、 前記第3の情報の記録を制御する第1の記録制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段により入力された前記第1
    の情報、および、前記検索手段により検索された前記第
    2の情報を基に、所定の部門に対する指示を示す第4の
    情報の生成を支援する情報生成支援手段と、 複数の前記他の情報処理装置から、前記第4の情報を通
    知するべき第2の他の情報処理装置を選択する第2の選
    択手段と、 前記第2の選択手段により選択された前記第2の他の情
    報処理装置に、前記第4の情報を出力する第2の出力手
    段と、 前記第4の情報の記録を制御する第2の記録制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の情報処
    理装置。
  9. 【請求項9】 複数の他の情報処理装置と接続され、情
    報を授受する情報処理装置の情報処理方法において、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
    から、第2の情報を検索する検索ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報、および、前記検索ステップの処理により検索された
    前記第2の情報を基に、出荷検査の変更が必要か否かを
    判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、前記出荷検査の変更が
    必要であると判断された場合、その変更内容を示す第3
    の情報を通知するべき第1の他の情報処理装置を選択す
    る選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記第1の他
    の情報処理装置に、前記第3の情報を出力する出力ステ
    ップと、 前記第3の情報の記録を制御する記録制御ステップと を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 複数の他の情報処理装置と接続され、
    情報を授受する情報処理装置用のプログラムであって、 複数の前記他の情報処理装置から第1の情報の入力を受
    ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報を基に、ネットワークにより接続されたデータベース
    から、第2の情報を検索する検索ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記第1の情
    報、および、前記検索ステップの処理により検索された
    前記第2の情報を基に、出荷検査の変更が必要か否かを
    判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、前記出荷検査の変更が
    必要であると判断された場合、その変更内容を示す第3
    の情報を通知するべき第1の他の情報処理装置を選択す
    る選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記第1の他
    の情報処理装置に、前記第3の情報を出力する出力ステ
    ップと、 前記第3の情報の記録を制御する記録制御ステップとを
    含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプ
    ログラムが記録されている記録媒体。
  11. 【請求項11】 複数の情報処理装置がネットワークに
    よって接続されて構築される品質管理システムにおい
    て、 第1の情報処理装置は、 ユーザから品質管理のための第1の情報の入力を受ける
    第1の入力手段と、 前記第1の入力手段により入力された前記第1の情報を
    基に、第2の情報を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された前記第2の情報の記録を
    制御する第1の記録制御手段と、 前記第2の情報を第2の情報処理装置に出力する第1の
    出力手段と、 前記第2の情報処理装置から第3の情報の入力を受ける
    第2の入力手段と、 前記第2の入力手段により入力された前記第3の情報の
    表示を制御する表示制御手段とを備え、 前記第2の情報処理装置は、 前記第1の情報処理装置、第3の情報処理装置、もしく
    は第4の情報処理装置から第4の情報の入力を受ける第
    3の入力手段と、 前記第2の入力手段により入力された前記第4の情報を
    基に、ネットワークにより接続されたデータベースか
    ら、第5の情報を検索する第1の検索手段と、 前記第2の入力手段により入力された前記第4の情報、
    および、前記第1の検索手段により検索された前記第5
    の情報を条件別に組み合わせ、品質管理における問題点
    を示す第6の情報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記第6の情報の記録を
    制御する第2の記録制御手段と、 前記第6の情報の内容に基づいて、前記第1の情報処理
    装置、前記第3の情報処理装置、もしくは前記第4の情
    報処理装置から、前記第6の情報を通知するべき情報処
    理装置を選択する第1の選択手段と、 前記第1の選択手段により選択された前記情報処理装置
    に、前記抽出手段により抽出された前記第6の情報を出
    力する第2の出力手段とを備え、 前記第3の情報処理装置は、 前記第1の情報処理装置、前記第2の情報処理装置、も
    しくは前記第4の情報処理装置から第7の情報の入力を
    受ける第4の入力手段と、 前記第3の入力手段により入力された前記第7の情報を
    基に、ネットワークにより接続されたデータベースか
    ら、第8の情報を検索する第2の検索手段と、 前記第3の入力手段により入力された前記第7の情報、
    および、前記第2の検索手段により検索された前記第8
    の情報を基に、所定の部門に対する指示を示す第9の情
    報の生成を支援する情報生成支援手段と、 前記第1の情報処理装置、前記第2の情報処理装置、も
    しくは前記第4の情報処理装置から、前記第9の情報を
    通知するべき情報処理装置を選択する第2の選択手段
    と、 前記第2の選択手段により選択された前記情報処理装置
    に、前記第9の情報を出力する第3の出力手段と、 前記第9の情報の記録を制御する第3の記録制御手段と
    を備え、 前記第4の情報処理装置は、 前記第1の情報処理装置、前記第2の情報処理装置、も
    しくは前記第3の情報処理装置から第10の情報の入力
    を受ける第5の入力手段と、 前記第4の入力手段により入力された前記第10の情報
    を基に、ネットワークにより接続されたデータベースか
    ら、第11の情報を検索する第3の検索手段と、 前記第4の入力手段により入力された前記第10の情
    報、および、前記第3の検索手段により検索された前記
    第11の情報を基に、出荷検査の変更が必要か否かを判
    断する判断手段と、 前記判断手段により、前記出荷検査の変更が必要である
    と判断された場合、 その変更内容を示す第12の情報を通知するべき情報処
    理装置を選択する第3の選択手段と、 前記第3の選択手段により選択された前記情報処理装置
    に、前記第12の情報を出力する第4の出力手段と、 前記第12の情報の記録を制御する第4の記録制御手段
    とを備えることを特徴とする品質管理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009076024A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Fuminori Okazaki 事例情報管理方法
JP2011227604A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Optim Corp 消費電力を補正する電化製品、サーバ、方法及びプログラム
CN105917217A (zh) * 2014-02-06 2016-08-31 欧姆龙株式会社 品质管理系统
JP2021189466A (ja) * 2020-05-25 2021-12-13 株式会社日立製作所 要因推定システムおよび装置

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